JP5677170B2 - ゴキブリ駆除用ベイト剤及びこれを用いたゴキブリ駆除方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ゴキブリ駆除用ベイト剤及びこれを用いたゴキブリ駆除方法に関する。
ゴキブリ、カ、ハエ等の害虫の駆除方法としては、ピレスロイド系、有機リン系、カーバメート系等の殺虫有効成分を油剤や乳剤、エアゾール等の製剤で噴霧する方法が知られている。
これらの駆除方法は、噴霧された殺虫有効成分を使用者が吸い込む懸念があり、噴霧する殺虫有効成分の量が多く、経済的に好ましい方法とはいいがたい。
これらの問題を解決する一つの手段として、ベイト剤を用いたゴキブリ駆除方法がある。ベイト剤とは、害虫の好む餌成分に殺虫有効成分を練りこむ等して含有させ、固形やペースト状にしたもので、駆除の対象となる害虫が活動する場所に置き、ベイト剤を害虫に摂食させて、害虫を殺虫するものである。
ベイト剤としては、例えば、フェニルピラゾール系のフィプロニル、アミジノヒドラゾン系のヒドラメチルノン、あるいはネオニコチノイド系化合物を含有するベイト剤が提案されている(例えば、特許文献1)。特許文献1の発明では、ネオニコチノイド系化合物を水溶性製剤として用いることで、殺虫効果の向上が図られている。
また、例えば、果汁と誘引物質とを含むホウ酸水溶液である、ゴキブリのホウ酸水溶液飲料殺虫剤が提案されている(例えば、特許文献2)。
特許第4214566号公報 特開2001−31512号公報
しかしながら、ベイト剤には、殺虫効果のさらなる向上が求められている。加えて、噴霧による殺虫効果が高い殺虫有効成分を単にベイト剤に用いても、摂食忌避性等により十分な殺虫効果が得られないという問題がある。
そこで、本発明は、殺虫効果の高い、ゴキブリ駆除用ベイト剤を目的とする。
本発明者らは、鋭意検討した結果、5−メトキシ−3−(2−メトキシフェニル)−1,3,4−オキサジアゾール−2(3H)−オンの水性液が、ゴキブリに対し特に高い殺虫効果を示すことを見出し、本発明に至った。
即ち、本発明のゴキブリ駆除用ベイト剤は、5−メトキシ−3−(2−メトキシフェニル)−1,3,4−オキサジアゾール−2(3H)−オンを含有する水性液であることを特徴とする。
本発明のゴキブリ駆除方法は、前記の本発明のゴキブリ駆除用ベイト剤を用いることを特徴とする。
本発明によれば、殺虫効果の高いゴキブリ駆除用ベイト剤及びゴキブリ駆除方法を提供できる。
本発明のゴキブリ駆除用ベイト剤は、5−メトキシ−3−(2−メトキシフェニル)−1,3,4−オキサジアゾール−2(3H)−オン(以下、化合物Aということがある)を含有する水性液である。本発明のゴキブリ駆除用ベイト剤は、水性液の剤形とされていることで、高い殺虫効果を発揮できる。
なお、「水性液」は、化合物Aが水に溶解した水溶液と、化合物Aが水に分散した水分散液とを含むものである。本発明のゴキブリ駆除用ベイト剤は、水溶液であることが好ましい。
化合物Aは、下記(1)式で表され、メトキサジアゾンの一般名で知られる殺虫有効成分である。従来、化合物Aは、主にゴキブリに対し卓効を示すことで知られており、燻煙剤又は残留塗布型エアゾール剤等の剤形で用いられているものである。
本発明のゴキブリ駆除用ベイト剤は、化合物Aを含有することで、摂食したゴキブリを殺虫できる。
Figure 0005677170
ゴキブリ駆除用ベイト剤中の化合物Aの含有量は、0.01〜0.1質量%が好ましく、0.05〜0.1質量%がより好ましい。化合物Aの含有量が上記下限値未満であると、ゴキブリに対する殺虫効果が不十分になるおそれがあり、化合物Aの含有量が上記上限値超であると、化合物Aが析出して、配合した化合物Aを有効に利用できず、経済的な不利が生じるおそれがある。
ゴキブリ駆除用ベイト剤中の水の含有量は、水と化合物Aと後述する任意成分との合計量が100質量%となるよう適宜調整され、例えば、90〜99.99質量%が好ましい。
ゴキブリ駆除用ベイト剤は、必要に応じ、本発明の効果を損なわない範囲で任意成分を含有していてもよい。任意成分としては、化合物A以外の殺虫有効成分(任意殺虫成分)、糖類、可溶化剤、防腐剤、香料、着色剤、誤食防止剤等が挙げられる。また、誘引剤や共力剤を含有することで、殺虫効果のさらなる向上が図れる。
任意殺虫成分としては、例えば、フェニルピラゾール系のフィプロニル、アミジノヒドラジゾン系のヒドラメチルノン、ホウ酸等が挙げられる。
糖類としては、例えば、ヘキソース、糖アルコール、二糖等が挙げられる。ゴキブリ駆除用ベイト剤は、糖類を含有することで、殺虫効果をさらに向上できる。これは、該糖類がゴキブリに対して誘引作用を示し、ゴキブリの摂食効率が向上するためと考えられる。
ヘキソースとしては、例えば、D−フルクトース(果糖)、D−グルコース(ブドウ糖)、D−ガラクトース等が挙げられる。
糖アルコールとしては、D−ソルビトール、D−マンニトール等が挙げられる。
二糖としては、マルトース、スクロース(ショ糖)等が挙げられる。
これらの糖類はいずれか1種を単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
ゴキブリ駆除用ベイト剤中の糖類の含有量は、例えば、0.1〜10質量%が好ましく、1〜5質量%がより好ましい。糖類の含有量が上記下限値以上であれば、誘引効果を十分に発揮でき、糖類の含有量が上限値以下であれば、摂食効率がさらに向上する。
可溶化剤としては、例えば、1価アルコール類、多価アルコール類、界面活性剤、N−メチル−2−ピロリドン等が挙げられる。可溶化剤を含有することで、化合物Aの含有量を多くすることができる。
1価アルコール類としては、例えば、炭素数2〜4の1価アルコールが好ましく、具体的にはエタノール、1−プロパノール、2−プロパノール等が挙げられる。
多価アルコール類としては、例えば、炭素数3〜9の多価アルコールが好ましく、具体的にはグリセリン、1,3−ブタンジオール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール等が挙げられる。
界面活性剤としては、例えば、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ポリグリセリン脂肪酸エステル等が挙げられる。
ソルビタン脂肪酸エステルとしては、例えば、ヤシ油脂肪酸ソルビタン、モノラウリン酸ソルビタン、モノオレイン酸ソルビタン等が挙げられる。
ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルとしては、例えば、ポリオキシエチレン(20)ヤシ油脂肪酸ソルビタン、モノラウリン酸ポリオキシエチレン(20)ソルビタン、モノオレイン酸ポリオキシエチレン(20)ソルビタン、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油である例えばポリオキシエチレン(40)硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレン(50)硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレン(60)硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレン(80)硬化ヒマシ油等が挙げられる。
ポリオキシエチレンアルキルエーテルとしては、例えば、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンオレイルエーテル等が挙げられる。
ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテルとしては、例えば、ポリオキシエチレン(20)ポリオキシプロピレン(4)セチルエーテル等が挙げられる。
ポリグリセリン脂肪酸エステルとしては、例えば、モノラウリン酸ポリグリセリル等が挙げられる。
なお、上記化合物中、( )内の数値は、エチレンオキサイド又はプロピレンオキサイドの平均付加モル数を示す。
これらの可溶化剤は、いずれか1種を単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
ゴキブリ駆除用ベイト剤中の可溶化剤の配合量は、その種類により適宜選択され、例えば、0.01〜10質量%が好ましく、0.03〜5質量%がより好ましく、0.05〜3質量%がさらに好ましい。
防腐剤としては、例えば、プロキセル、ブロノポール、イソチアゾリノン、パラオキシ安息香酸メチル、パラオキシ安息香酸エチル、塩化セチルピリニジウム、塩化ベンザルコニウム、トロメタモール、ソルビン酸、2−フェノキシエタノール、ペンタンジオール、ヘキサンジオール、ヘプタンジオール、オクタンジオール等が挙げられる。
これらの任意成分は、いずれか1種を単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
本発明のゴキブリ駆除用ベイト剤の製造方法は、化合物Aを水に溶解又は分散できるものであれば特に限定されず、例えば、化合物Aと、必要に応じて任意成分とを水(水道水、又はイオン交換水もしくは蒸留水等の精製水)に添加し、攪拌する方法が挙げられる。
ゴキブリ駆除用ベイト剤の使用方法、即ちゴキブリ駆除方法は、本発明のゴキブリ駆除用ベイト剤を用いるものであれば特に限定されず、従来のベイト剤の使用方法と同様の方法が挙げられる。
例えば、ゴキブリ駆除用ベイト剤を誤食防止容器に収納し、ゴキブリが活動する場所(ゴキブリ活動場所)に設置する方法が挙げられる。
あるいは、ゴキブリ駆除用ベイト剤を摂食基体に含浸させ、この摂食基体をゴキブリ活動場所に設置する方法が挙げられる。
摂食基体は、ゴキブリ駆除用ベイト剤中に直接浸漬された後、取り出されたものでもよいし、ゴキブリ駆除用ベイト剤を収容した容器内に、薬液供給体(吸液芯)を設け、この薬液供給体上に載置され(ゴキブリ駆除用ベイト剤の液面の位置は薬液供給体の上端よりも下側である)、薬液供給体を介して湿潤させたものでもよい。
摂食基体としては、ゴキブリがゴキブリ駆除用ベイト剤を摂食する際に係留する足場となり得るものであればよく、例えば、脱脂綿、天然繊維又は合成繊維の不織布もしくは織布、紙等が挙げられる。
天然繊維としては、例えば、綿、パルプ、麻等の天然セルロース系繊維、パルプより得られるビスコースレーヨン、銅アンモニウムレーヨン、溶剤紡糸されたレーヨンであるリヨセル、テンセル等の再生セルロース系繊維、キチン、アルギン酸繊維、コラーゲン繊維等の再生繊維等が挙げられる。
合成繊維としては、例えばポリオレフィン系繊維、ポリエステル系繊維、ポリアミド系繊維、ポリアクリロニトリル系繊維、ポリエステル系繊維、ポリアミド系繊維、ポリビニルアルコール系繊維、ポリウレタン系繊維等が挙げられる。
薬液供給体としては、摂食基体と同様の素材のものが挙げられる。
ゴキブリ活動場所に設置されたゴキブリ駆除用ベイト剤は、容器から直接、又は摂食基体を介してゴキブリに摂食される。ゴキブリ駆除用ベイト剤を摂食したゴキブリは、化合物Aの摂取量が任意の量に達すると致死する。
上述の通り、本発明のゴキブリ駆除用ベイト剤は、ゴキブリ活動場所に設置するだけでゴキブリを殺虫して駆除できるため、使用者が殺虫有効成分を吸引する懸念がない。
加えて、本発明のゴキブリ駆除用ベイト剤は、殺虫有効成分として化合物Aが用いられているため、ゴキブリに忌避されることなく摂食され、殺虫効果を発揮できる。
以下、実施例を示して本発明を詳細に説明するが、本発明は以下の記載によって限定されるものではない。表中の組成は、いずれも純分換算量を示す。
(使用原料)
化合物A(メトキサジアゾン):エレミック(商品名)、粉状、純度;99.0質量%以上、住友化学株式会社製
2−イソプロポキシフェニル メチルカーバメート(プロポクスル):粉状、純度;99.6質量%、日本特殊農薬製造株式会社製
(実施例1〜3、比較例3)
表1に示す組成に従い、水(精製水)に各成分を溶解して水性液のゴキブリ駆除用ベイト剤を得た。得られたゴキブリ駆除用ベイト剤について、後述する「試験方法A」により、致死率を求めた。なお、水の配合量である「バランス」とは、ゴキブリ駆除用ベイト剤の全量が組成の合計の質量となる量である。
(比較例1、4)
表1に示す組成に従い、化合物A又はプロポクスルをアセトン10mLに溶解し、このアセトン溶液をショ糖135mgに全て滴下した後、混合し、風乾した。さらに、砕いたマウス・ラット用固型試料(商品名:CE−2、日本クレア株式会社製)14.85gと混合し、固体の粉体ベイト剤とした。得られた粉体ベイト剤について、後述する「試験方法B」により、致死率を求めた。
(比較例2、5)
表1に示す組成に従い、化合物A又はプロポクスルをアセトン10mLに溶解し、液体のゴキブリ駆除用塗布剤とした。得られたゴキブリ駆除用塗布剤について、後述する「試験方法C」により、致死率を求めた。
(致死率)
[試験方法A]
底面積0.133mのコンテナ容器を用意した。餌としてマウス・ラット用固型飼料(商品名:CE−2、日本クレア株式会社製)をコンテナ容器の四隅に3gずつ置き、水を入れたシャーレをコンテナ容器の略中央に置いた。このコンテナ容器内に、ゴキブリ(チャバネゴキブリ、雌成虫:15頭、雄成虫:15頭)を入れ、2日間馴化した。
馴化後、水を入れたシャーレを取り出すと共に、各例のゴキブリ駆除用ベイト剤15gを直径4cmのシャーレに入れてベイト剤入りシャーレとし、このベイト剤入りシャーレをコンテナ容器の略中央に置いた。ベイト剤入りシャーレをコンテナ容器に入れ、その1日後、3日後、7日後、14日後に致死したゴキブリの数を数え、下記(I)式により致死率を求めた。
表中には、試験方法Aにおけるゴキブリ駆除用ベイト剤の用法を「摂食」と記載した。
なお、比較例3においては、実施例1との速効性を比較することを目的としたため、1日後の致死率のみを求めた。
致死率(%)=[致死したゴキブリの数]÷30×100 ・・・(I)
[試験方法B]
試験方法Aと同様にして、ゴキブリ(チャバネゴキブリ、雌成虫:15頭、雄成虫:15頭)を2日間馴化した。
馴化後、各例の粉体ベイト剤15gをコンテナ容器に入れ、その1日後、3日後、7日後に致死したゴキブリの数を数え、上記(I)式により致死率を求めた。
本例においては、3日後及び7日後の致死率が1日後の致死率と同じであったため、7日経過時点で試験を終了した。
表中には、試験方法Bにおけるゴキブリ駆除用ベイト剤の用法を「摂食」と記載した。
[試験方法C]
各例のゴキブリ駆除用塗布剤10mLを0.133mの濾紙に均一に塗布し、1時間風乾して、試験用濾紙とした。
試験方法Aと同様にして、ゴキブリ(チャバネゴキブリ、雌成虫:15頭、雄成虫:15頭)を2日間馴化した。馴化後、試験用濾紙をコンテナ容器の底面に敷き、その1日後に致死したゴキブリの数を数え、上記(I)式により致死率を求めた。
表中には、試験方法Cにおけるゴキブリ駆除用塗布剤の用法を「塗布」と記載した。
なお、本試験においては、実施例1との速効性を比較することを目的としたため、1日後のみの致死率を求めた。
Figure 0005677170
表1に示すように、殺虫有効成分として化合物Aを0.1質量%含有する実施例1は、1日後の致死率が76.7%と高いものであった。これに対し、殺虫有効成分としてプロポクスルを0.1質量%含有する比較例3は、1日後の致死率が23.3%と低いものであった。
これらの結果から、本発明を適用したゴキブリ駆除用ベイト剤は、プロポクスルを殺虫有効成分とするベイト剤に比べ、殺虫効果が高く、速効性に優れていることが判った。
また、化合物Aを0.05質量%含有する実施例2は、試験開始1日後の致死率が60%であった。化合物Aの含有量が0.01質量%である実施例3は、14日後に致死率が73.3%となっていた。
これらの結果から、本発明のゴキブリ駆除用ベイト剤は、化合物Aの含有量が多いほど、高い速効性を発揮することが判った。
実施例1と同量の化合物Aを、粉末ベイト剤として供した比較例1は、1日後の致死率が6.7%と低く、7日後においても致死率が向上していなかった。
加えて、ゴキブリ駆除用塗布剤、即ち、殺虫有効成分を脚から吸収させる用法である比較例2は、1日後の致死率が23.3%であった。前述のように、化合物Aは、残留塗布型エアゾールとしてゴキブリ駆除に用いられるものであるが、ゴキブリ駆除用塗布剤とした場合、比較例2の含有量では殺虫効果を十分に発揮できなかった。実施例1と比較例2との比較から、化合物Aを水性液のベイト剤(水性ベイト剤)とすることで、従来の技術では予期しえない顕著な殺虫効果を発揮できることが判った。
比較例4〜5の結果から、殺虫有効成分をプロポクスルとした粉末ベイト剤及びゴキブリ駆除用塗布剤は、いずれも致死率が低かった。
プロポクスルは、化合物Aと同様にゴキブリに対して優れた残留塗布剤用の殺虫有効成分として知られているが、比較例5の含有量では殺虫効果を十分に発揮できなかった。加えて、比較例4の結果から、プロポクスルを固形製剤としても、十分な殺虫効果を発揮できないことが判った。
プロポクスルの水性ベイト剤は、蚊に対して高い効力を発揮することが報告されている(特願2010−036450)。
しかしながら、実施例1と比較例3との比較から判るように、ゴキブリに対して高い殺虫効果を示したのは、化合物Aの水性ベイト剤である実施例1であった。
これらの結果から、従来、害虫駆除剤として実用化されている殺虫有効成分の水性液であっても、ゴキブリに対する殺虫効果が不十分であり、化合物Aの水性液は、特異的にゴキブリに対して高い殺虫効果を発揮することが判る。
以上の結果から、本発明を適用したゴキブリ駆除用ベイト剤は、高い殺虫効果を発揮できることが判った。

Claims (2)

  1. 5−メトキシ−3−(2−メトキシフェニル)−1,3,4−オキサジアゾール−2(3H)−オンを含有する水性液であるゴキブリ駆除用ベイト剤。
  2. 請求項1に記載のゴキブリ駆除用ベイト剤を用いたゴキブリ駆除方法。
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