JP5677052B2 - 放送コンテンツサービスの送信装置、受信装置、及びそのプログラム - Google Patents

放送コンテンツサービスの送信装置、受信装置、及びそのプログラム Download PDF

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Description

本発明は、放送局から配信される放送コンテンツの番組表用のデータを受信してコンテンツ表を作成し、このコンテンツ表から所望のコンテンツを得る技術に関し、特に放送コンテンツサービスの送信装置、受信装置、及びそのプログラムに関する。
に関する。
従来から、受信装置が放送局から配信される放送コンテンツに関するデータを受信してコンテンツ表を作成し、このコンテンツ表から所望のコンテンツを得るシステムとしてEPG(Electric Program Guide)を用いたシステムが知られている(特許文献1,2参照)。
通常、EPGを用いたシステムには、受信装置側でコンテンツ表に基づいて所望のコンテンツを専用のコンテンツサーバから取得して表示するものと、受信装置側でコンテンツ表に基づいて放送日時を管理して放送されるコンテンツを蓄積するものとがある。
コンテンツのソースがデジタル放送である場合、各チャンネル(サービスID)が順次選局されるように、受信周波数、トランスポートストリーム識別(TSID)が一定周期で切り替えられ、TSデータはパケット単位で伝送され、パケットの先頭部分には、PID(Packet Identification)が付加されている。受信装置は、復調部でトランスポートストリーム(TS)信号に変換し、映像用データ、音声用データ、データ放送のデータ、及び字幕用データ等の各データを復号し、このTSデータ中のPAT(Program Association Table),PMT(Program Map Table)等のPSI(Program Specific Information)データに基づいて各データのPIDを検出し、このPIDを読み取ることで、映像データ、音声データ、EPGデータの識別を行う。
EPGを構成するのに必要なデータは、社団法人電波産業会(通称ARIB)における標準規格「デジタル放送に使用する番組陳列情報」等で規定されるデータ構造で伝送される。主要な構成データとして、編成チャンネルの名称、放送事業者の名称など、編成チャンネルに関する情報を伝送するSDT(Service Description Table)、ブーケ(編成チャンネルの集合)の名称、含まれる編成チャンネルなど、ブーケに関する情報を伝送するBAT(Bouquet Association Table)、放送されるコンテンツの名称、放送開始日時、コンテンツの説明など、コンテンツに関する情報を伝送するEIT(Event Information Table)、現在の日付、時刻の情報を伝送するTDT(Time Date Table)等が挙げられる。尚、EITに関しては、「ARIB TR−B14 第四編 地上デジタルテレビジョン放送 PSI/SI運用規定」に記載されている。
即ち、受信装置側でコンテンツ表に基づいて放送日時を管理して放送されるコンテンツを蓄積するシステムでは、送信側では、放送するコンテンツに関するデータ及びコンテンツを、TSに変換し、生成したTSをデジタル放送の放送波で伝送する。受信装置は、この放送波を復調してTSを復号し、TSからEITを抽出し、このEITを用いて電子プログラムガイド(EPG)を作成し、EPGを画面に表示する。
また、EITに関連付けられた複数のコンテンツについて、選局した放送ストリームから抽出したDII/DDB情報を用いてコンテンツごとに切り替えて取得することができる(例えば、特許文献3参照)。
特開2007−36726号公報 特開2001−136495号公報 特開2005−197992号公報
受信装置側でコンテンツ表に基づいて放送日時を管理して放送されるコンテンツを蓄積する、従来からのEPGを用いたシステムでは、時刻を基準にしてコンテンツ蓄積の制御を行うために、コンテンツの蓄積ができなかった場合には再放送時刻を特定することができず、受信できなかったコンテンツ(コンテンツの一部分を含む)を補完することができない。例えば、受信装置が携帯電話などでは、移動中であったり、地下鉄に乗車中であったりすると、受信不良が生じて所望のコンテンツの蓄積ができないことがよくある。
この問題を解決するために、所望のコンテンツを専用のコンテンツサーバから取得して蓄積可能にするシステムもあるが、この場合、システム事業者は、EPGのデータとコンテンツサーバの連携を確保しなければならずサービス提供の管理が煩雑になる。更に、受信装置側においても、当該専用のコンテンツサーバに対して通信ネットワークを確立して、EPGと関連付けられた所望のコンテンツの蓄積を行う仕組みを設けねばならず、利便性の点で改善の余地がある。
そこで、本発明の目的は、上述の問題を鑑みて為されるものであり、デジタル放送の放送波で複数のコンテンツを送信する際に、該複数のコンテンツを受信側で蓄積予約させるのに必要とされるコンテンツスケジュールテーブル(CST)を送信する送信装置、CSTを受信する受信装置、及びプログラムを提供することにある。
本発明では、受信装置側でコンテンツ表に基づいて放送日時を管理して放送されるコンテンツを蓄積するシステムにおいて、コンテンツ指向の別情報を新たに提供し、受信装置側でコンテンツの蓄積予約(映像等の場合、予約録画を含む)に必要な情報を得られるようにする。この新たな別情報は、コンテンツスケジュールテーブル(CST:後述するContent_Schedule_Sectionから構成されるテーブル)として構成される。コンテンツスケジュールテーブル(CST)は、コンテンツの蓄積予約のためのコンテンツ表の作成を可能とし、このCSTに基づいて生成されるコンテンツ表を用いれば、コンテンツを一定のデータブロック単位で蓄積可能とし、さらに受信不良が生じても所望のコンテンツの再取得のための蓄積待機も可能とする。
即ち、本発明の送信装置は、デジタル放送の放送波で複数のコンテンツを送信する際に、該複数のコンテンツを受信側で蓄積予約させるのに必要とされるコンテンツスケジュールテーブル(CST)を送信する送信装置であって、前記CSTは、各コンテンツの本放送及び再放送の開始時刻及び放送持続時間、並びに放送回数を表す「放送時刻識別情報」と、コンテンツごとに割り当てられた固有の識別子(CRID)と、各コンテンツの記述内容を表す記述子とを含み、該「放送時刻識別情報」は、各コンテンツに対して放送時刻に応じて複数設けられており、前記CSTを所定間隔で送信するCST送信手段と、前記CSTで関連付けられたコンテンツを前記CRIDで関連付けたデータブロックにてカルーセル伝送方式で送信するコンテンツ送信手段と、前記CSTに従って、前記コンテンツを前記CRIDで関連付けたデータブロックにて再放送するコンテンツ再放送手段と、を備えることを特徴とする
また、本発明の送信装置において、前記CSTで関連付けられたコンテンツに関する情報に変更が生じた場合に、前記CSTの記述内容との差分情報を表すコンテンツスケジュールテーブル(CSCT)を所定間隔で送信するCSCT送信手段を更に備えることを特徴とする。
更に、本発明の受信装置は、デジタル放送の放送波で複数のコンテンツを受信する際に、該複数のコンテンツを受信側で蓄積予約させるのに必要とされるコンテンツスケジュールテーブル(CST)を受信する受信装置であって、前記CSTは、各コンテンツの本放送及び再放送の開始時刻及び放送持続時間、並びに放送回数を表す「放送時刻識別情報」と、コンテンツごとに割り当てられた固有の識別子(CRID)と、各コンテンツの記述内容を表す記述子とを含み、該「放送時刻識別情報」は、各コンテンツに対して放送時刻に応じて複数設けられており、前記CSTを受信して、該CSTで関連付けられたコンテンツを蓄積予約するためのコンテンツ表を生成するコンテンツ生成手段と、前記コンテンツ表で蓄積予約するべく規定されたコンテンツを、前記開始時刻で蓄積予約の開始を制御するコンテンツ蓄積予約制御手段と、前記開始時刻で蓄積予約したコンテンツの蓄積をデータブロック単位で実行するコンテンツ蓄積実行手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の受信装置において、前記コンテンツ蓄積予約制御手段は、前記CSTで関連付けられたコンテンツを、前記開始時刻で受信すべく蓄積予約する際に、該開始時刻の所定時間前に前記コンテンツに関するCSTを再取得して、蓄積予約する開始時刻を更新する手段を有することを特徴とする。
また、本発明の受信装置において、前記コンテンツ蓄積予約制御手段は、前記コンテンツ蓄積実行手段によるコンテンツの蓄積時に未蓄積のデータブロックが生じた場合に、カルーセル伝送方式で伝送される前記CRIDで関連付けられたデータブロックを識別して蓄積するか、又は、再放送で伝送される前記CRIDで関連付けられたデータブロックを識別して蓄積し、該未蓄積のデータブロックを補完する手段を有することを特徴とする。前記コンテンツ蓄積予約制御手段は、1つのコンテンツに対する本放送及び再放送の開始時刻の情報を蓄積予約管理表に登録して蓄積予約を制御することができる。
また、本発明の受信装置において、前記コンテンツ蓄積予約制御手段は、前記コンテンツ蓄積実行手段によるコンテンツの蓄積時に未蓄積のデータブロックが生じた場合に、前記放送持続時間の情報から、カルーセル伝送方式で伝送される前記CRIDで関連付けられたデータブロックを別のカルーセル又は放送時間で取得するように中断するか、又は該別のカルーセル又は放送時間で取得不可として中止する手段を有することを特徴とする。
また、本発明の受信装置において、前記コンテンツ蓄積予約制御手段は、前記CSTで関連付けられたコンテンツを、前記開始時刻で受信すべく蓄積予約する際に、前記CSTで関連付けられたコンテンツに関する情報に変更が生じた場合に前記CSTの記述内容との差分情報を表すものとして伝送されるコンテンツスケジュールテーブル(CSCT)を受信して、蓄積予約するコンテンツに関する情報を前記差分情報の内容に更新する手段を有することを特徴とする。
また、本発明は、デジタル放送の放送波で複数のコンテンツを受信する際に、該複数のコンテンツを受信側で蓄積予約させるのに必要とされるコンテンツスケジュールテーブル(CST)を用いてコンテンツの蓄積予約を制御する装置として構成するコンピュータに、前記CSTは、各コンテンツの本放送及び再放送の開始時刻及び放送持続時間、並びに放送回数を表す「放送時刻識別情報」と、コンテンツごとに割り当てられた固有の識別子(CRID)と、各コンテンツの記述内容を表す記述子とを含み、該「放送時刻識別情報」は、各コンテンツに対して放送時刻に応じて複数設けられており、前記CSTで関連付けられたコンテンツを蓄積予約するためのコンテンツ表を生成するステップと、前記コンテンツ表で蓄積予約するべく規定されたコンテンツを、前記開始時刻で蓄積予約の開始を制御するステップと、前記開始時刻で蓄積予約したコンテンツの蓄積をデータブロック単位で実行するステップと、を実行させるためのプログラムとしても特徴付けられる。
放送波のみでコンテンツを再取得可能にする本発明に係るシステムでは、受信装置側では受信状況が不安定な環境(例えば、地下鉄乗車時にあるときなど)にある場合においても、再度の蓄積動作を自動的に行う仕組みが提供されるため、安定したコンテンツ蓄積を実現することができる。
本発明に係る受信装置側でコンテンツ表に基づいて放送日時を管理して放送されるコンテンツを蓄積するシステム例を示す図である。 本発明による一実施例の放送局側送信装置1の概略図である。 本発明による一実施例の受信装置の概略図である。 コンテンツの各データの多重伝送を示す例である。 本発明による一実施例の受信装置における蓄積予約管理表の例を示す図である。 本発明による一実施例の受信装置における蓄積コンテンツ管理表の例を示す図である。 本発明に係る受信装置側でコンテンツ表に基づいて放送日時を管理して放送されるコンテンツを蓄積するシステムの動作フロー例である。 本発明による一実施例の受信装置の概略形態図である。 本発明による一実施例の受信装置におけるコンテンツ蓄積予約制御部のブロック図である。 本発明による一実施例の受信装置におけるコンテンツ蓄積予約制御部の動作フロー図である。 本発明に係るコンテンツスケジュールテーブル(CST)の例である。 本発明に係るコンテンツスケジュールテーブル(CST)に基づく記述子の例である。 本発明に係るコンテンツスケジュールテーブル(CST)に基づくコンテンツの表示例である。 本発明に係るコンテンツスケジュールテーブル(CST)の別の例である。 本発明に係るコンテンツスケジュールテーブル(CST)に基づく別の記述子の例である。 本発明に係るコンテンツスケジュール変更テーブル(CSCT)の例である。 本発明に係るコンテンツスケジュール変更テーブル(CSCT)の適用例である。 本発明に係るコンテンツスケジュールテーブル(CST)の更に別の例である。
以下、本発明に係る受信装置側でコンテンツ表に基づいて放送日時を管理して放送されるコンテンツを蓄積するシステムにおける放送局側送信装置及び受信装置の実施例について説明する。
[システム構成]
図1は、本発明に係る受信装置側でコンテンツ表に基づいて放送日時を管理して放送されるコンテンツを蓄積するシステム例を示す図である。放送局側送信装置1は、コンテンツ指向のコンテンツ表作成のためのコンテンツスケジュールテーブル(CST)と、このCSTに対応するコンテンツの映像用データ、音声用データ、データ放送のデータ、及び字幕用データ等の各データをデジタル放送で各受信装置2−1,2−2,・・・,2−N(Nは、ゼロを除く自然数)に向けて配信する。尚、後述するように、本発明の一態様として、放送局側送信装置1は、CSTとは別に、このCSTの変更内容(差分情報)を示すコンテンツスケジュール変更テーブル(CSCT)を伝送するように構成することも可能である。
CSTは、詳細に後述するが、主に、CSTの種別を表す「テーブル識別子」と、CSTの伝送識別情報を表す「伝送識別情報」と、コンテンツごとに割り当てられた固有の識別子を表す「CRID」と、各コンテンツの放送時の開始時刻、放送持続時間、及び放送回数を表す「放送時刻識別情報」と、各コンテンツの記述内容を表す「各種記述子」からなる。また、コンテンツスケジュールテーブル(CST)は、コンテンツの放送開始までの時間で分類されており、例えば、放送開始までの時間が1時間以内のコンテンツに関するCST、6時間以内のコンテンツに関するCSTなどに分類される。
図2は、本発明による一実施例の放送局側送信装置1の概略図である。放送局側送信装置1は、コンテンツ編成部11と、カルーセル処理部12と、PSI/SI生成符号化部13と、多重化部14と、OFDM変調部15と、送信部16とを備える。コンテンツ編成部11は、コンテンツ配信用データ生成部111と、CST/CSCT生成部112と、CST/CSCT送信周期設定部113とを備える。コンテンツ配信用データ生成部111は、映像符号化部121と、音声符号化部122と、データ放送用データ符号化部123と、字幕データ符号化部124と、PSI符号化部125と、パッケージ部(多重化部)126とを備える。
コンテンツ編成部11は、放送波で配信するためのコンテンツを生成するとともに、CSTで関連付けられたコンテンツを受信側で蓄積予約させるための基礎データとなるコンテンツスケジュールテーブル(CST)(及びコンテンツスケジュール変更テーブル(CSCT))を生成するように構成される。CSTは、従来のEITと比較して極めて小容量のデータで構成することができ、コンテンツに関する情報の受信又は更新の負担を大きく低減したものとなっている。
より具体的には、コンテンツ配信用データ生成部111は、放送波で配信するためのコンテンツを生成し、特に、映像符号化部121、音声符号化部122、データ放送用データ符号化部123、字幕データ符号化部124及びPSI符号化部125によって、コンテンツを編成する要素である映像、音声、データ、字幕、PSIを生成して符号化し、パッケージ部(多重化部)126によって多重化(パッケージ化)を施し、TSを生成する。尚、PSIは、このTSを受信側で再生する際に必要なPAT及びPMT等の情報である。
CST/CSCT生成部112は、コンテンツ指向の蓄積予約のためのコンテンツスケジュールテーブル(CST)(及びコンテンツスケジュール変更テーブル(CSCT))を生成する。
CST/CSCT送信周期設定部113は、CST(及びCSCT)を一定頻度で送信するための送信周期を設定する。送信周期は、コンテンツ別に設定可能であり、例えば、5分〜120分の間で設定することができる。
カルーセル処理部12は、コンテンツ配信用データ生成部111で生成したコンテンツの符号化及び多重化したTSを、カルーセル化する。
例えば、図4に示すように、コンテンツ配信のサービスIDを表すチャンネル(Ch)にて、コンテンツデータは、コンポーネントタグ(component_tag:ESm〜ESn)で識別できるように多重化され、コンテンツデータは、CST内のCRIDで関連付けられた複数のコンテンツについて、選局した放送ストリームから抽出したDII/DDB(ダウンロードインフォインディケーション/ダウンロードデータブロック)情報を用いてコンテンツごとにデータブロック(DDB)を切り替えて取得することができる。尚、コンテンツは、1つ又は複数のモジュールで構成して伝送することもできる。
PSI/SI生成符号化部13は、受信機で放送波を受信するために必要なPSI/SIを生成し、CST/CSCT生成部112と合わせて符号化する。尚、配信頻度は、CST/CSCT送信周期設定部113によって随意、設定される。
多重化部14は、上記生成したコンテンツデータやPSI/SI等を、チャンネル(サービスID)ごとに多重化して、TSを形成し、OFDM変調部15に送出する。
OFDM変調部15は、多重化部14を経て得られるTSを、デジタル放送のOFDM方式に従う変調方式で変調を施して、送信部16を介して外部に放送波として伝送する。
このように、放送局側送信装置1は、コンテンツスケジュールテーブル(CST)を一定頻度で送信するとともに、コンテンツスケジュールテーブル(CST)に基づいてコンテンツをカルーセル伝送方式で送信する。尚、詳細に後述するが、放送局側送信装置1は、CSTに従って、各コンテンツをCRIDで関連付けたデータブロックにて再放送することが可能であり、受信装置2−Nは、再放送の回数をCSTから知ることができる。
図3は、本発明による一実施例の受信装置2−Nの概略図である。受信装置2−Nは、受信部21と、OFDM復調部22と、コンテンツ蓄積制御部23と、ユーザインターフェース28と、再生制御部29と、表示部30と、スピーカ31とを備える。コンテンツ蓄積制御部23は、CST/CSCT復号制御部24と、コンテンツ表記憶部25と、コンテンツ復号制御部26と、コンテンツ記憶部27とを備える。CST/CSCT復号制御部24は、CST/CSCT復号部241と、コンテンツ表生成部242と、コンテンツ蓄積予約制御部243とを備える。コンテンツ復号制御部26は、コンテンツ復号部261と、コンテンツ蓄積実行部262と、蓄積コンテンツ管理部263と、蓄積コンテンツ一覧表生成部264とを備える。
受信部21は、送局側送信装置1によって放送された放送波を受信してOFDM復調部22に送出する。
OFDM復調部22は、CST(及びCSCT)のデータを復調してTSをCST/CSCT復号制御部24に送出するとともに、このCSTに対応するコンテンツデータを受信してOFDM復調部22を介してコンテンツ復号制御部26に送出する。デジタル放送では、TSデータ中のPIDを検出し、このPIDを読み取ることで、コンテンツデータ、CSTデータの識別を行うことができ、或いは又、ES番号(component_tag)を検出し、このES番号を読み取ることで、所望するデータの識別ができる。
コンテンツ蓄積制御部23は、CST/CSCT復号制御部24によって、CST(及びCSCT)を復号してコンテンツ表を作成し、コンテンツ表記億部25に記憶するとともに、コンテンツ復号制御部26によって、生成したコンテンツ表に従ってユーザが所望するコンテンツの蓄積予約を制御して所望のコンテンツを取得して復号し、コンテンツ記憶部27に蓄積する。
より具体的には、CST/CSCT復号部241は、OFDM復調部22を介して得られるCST(及びCSCT)を復号して、復号したデータをコンテンツ表生成部242に送出する。
コンテンツ表生成部242は、CST/CSCT復号部241から得られるデータを基にCRID、放送時間、タイトル、シリーズ、及びジャンルを特定し、コンテンツを軸とするコンテンツ表を生成し、コンテンツ表記億部25に記憶する。ユーザは、ユーザインターフェース28を介してコンテンツ表記億部25に記憶したコンテンツ表の読出しの指定が可能であり、コンテンツ表記億部25に記憶したコンテンツ表は、再生制御部29によって再生制御が為され、ユーザに対して、表示部30を介して知得させ、又はスピーカ31を介して聴音させることができる。
コンテンツ蓄積予約制御部243は、ユーザによってコンテンツ表で指定されたコンテンツの蓄積予約の動作を制御する。コンテンツ蓄積予約制御部243の詳細は後述するが、指定されたコンテンツの蓄積予約状態を管理するために、蓄積予約管理表を生成し、コンテンツごとに蓄積予約待ちであるか否かを示すマーキングをして、コンテンツの蓄積予約の制御を管理する(図5参照)。
コンテンツ復号部261は、ユーザによって指定されたコンテンツの蓄積予約の実行にあたり、OFDM復調部22を介して得られるコンテンツを復号して、復号したデータをコンテンツ記憶部27に送出する。
コンテンツ蓄積実行部262は、ユーザによって指定されたコンテンツの蓄積予約を実行する。このコンテンツの蓄積予約の実行は、カルーセル伝送方式で伝送される「本放送(1回目の放送)」のコンテンツの取得と、カルーセル伝送方式で伝送される「再放送(2回目以降の放送)」のコンテンツの取得を伴い、詳細に後述するコンテンツ蓄積予約制御部243によって蓄積予約の動作が制御される。
蓄積コンテンツ管理部263は、ユーザによって指定されたコンテンツの蓄積が完了されたか否かを管理する。コンテンツの蓄積は、データブロック(DDB)単位で可能であり、蓄積コンテンツ管理部263によって、蓄積完了又は未完了のコンテンツの情報(及び未蓄積のデータブロックの情報)は、コンテンツ蓄積予約制御部243に伝えられ、蓄積済のコンテンツは、コンテンツ記憶部27に記憶される。例えば、蓄積コンテンツ管理部263は、ユーザによって指定されたコンテンツが蓄積済みであるか否かを示す「蓄積コンテンツ管理表」を生成して管理するのが好適である(図6参照)。
蓄積コンテンツ一覧表生成部264は、蓄積済のコンテンツと関連付けて蓄積済のコンテンツの一覧表を生成する。生成したコンテンツの一覧表(以下、「コンテンツ一覧表」と称する)は、コンテンツ記憶部27に記憶される。コンテンツ記億部27に記憶したコンテンツ及びコンテンツ一覧表は、ユーザがユーザインターフェース28を介して読み出しを指定することができる。ユーザは、ユーザインターフェース28を介してコンテンツ表記億部27に記憶したコンテンツ一覧表の読出しの指定が可能であり、コンテンツ記億部27に記憶したコンテンツは、再生制御部29によって再生制御が為され、ユーザに対して、表示部30を介して知得させ、又はスピーカ31を介して聴音させることができる。
このように、受信装置2−Nは、コンテンツ指向の蓄積予約(映像等の場合、予約録画を含む)に必要な情報をコンテンツスケジュールテーブル(CST)から取得することができる。詳細に後述するが、このコンテンツスケジュールテーブル(CST)は、コンテンツの蓄積予約のためのコンテンツ表の作成を可能とし、このCSTに基づいて生成されるコンテンツ表を用いれば、コンテンツを一定のデータブロック単位で蓄積可能とし、さらに所望のコンテンツの再取得のための蓄積待機も可能とする。
次に、放送局側送信装置1と受信装置2−Nとを含むシステムの代表的な動作について説明する。
[システム動作]
図7は、本発明に係る受信装置側でコンテンツ表に基づいて放送日時を管理して放送されるコンテンツを蓄積するシステムの動作例を示す図である。
放送局側送信装置1は、一定間隔でコンテンツスケジュールテーブル(CST)を配信する(ステップS1)。
受信装置2−Nは、コンテンツスケジュールテーブル(CST)を受信して(ステップS2)、このコンテンツスケジュールテーブル(CST)に基づいてコンテンツ表を作成し、受信装置のユーザに提示可能にする(表示部30で表示する)(ステップS3)。
受信装置2−Nは、ユーザによって指定されたコンテンツを蓄積予約として設定し、蓄積予約管理表に登録する(ステップS4)。
受信装置2−Nは、蓄積予約管理表に登録された放送されるコンテンツの予約時間数分前にCSTを再取得する(ステップS5)。これは、放送されるコンテンツに関する情報に変更があるか否かを判定するためである。変更がある場合には、受信装置2−Nは、コンテンツ表及び蓄積予約管理表の登録内容を自動更新する。
受信装置2−Nは、蓄積予約管理表の登録内容に従って、コンテンツの蓄積予約の制御を行い、放送時間になると、該当エレメンタリストリーム (ES)のDIIを取得し、DIIに記載されたCRIDをもとに、該当するモジュール内のデータブロック(DDB)列を受信してコンテンツの蓄積を実行する(ステップS7)。該当コンテンツが、モジュールリンクされている場合には、対応する複数のモジュール内のデータブロック(DDB)列を受信して蓄積する。尚、受信装置2−Nは、蓄積予約したコンテンツが放送開始時刻(start_time)に従って放送中であれば、受信して蓄積動作を実行し、放送開始時刻(start_time)外であれば(蓄積予約したコンテンツが放送中ではなければ)、蓄積管理予約表に登録して放送時間まで待機することになる。受信不良が原因で一度にコンテンツを構成する全てのデータが受信できない場合にも、コンテンツは、DDB単位で伝送されているために、カルーセル伝送方式で伝送されるカルーセル回数内で再取得可能であれば、受信に失敗したDDB単位で蓄積を行うことができ、カルーセル回数内で受信に失敗した場合には、再放送時に取得可能である。この再放送日時の情報は、予めCST内に埋め込まれているために、受信装置2−Nは、蓄積予約管理表の登録内容に従って自動的に再取得が可能である。
受信装置2−Nは、蓄積が完了したコンテンツについては、蓄積予約管理表の登録を削除するとともに、蓄積コンテンツ管理表に登録して蓄積状況を管理する(ステップS8)。例えば、コンテンツの蓄積が完了したら、蓄積コンテンツ管理表に登録し、蓄積予約管理表からマーキングを削除して再放送時の再取得を実行しないように制御する。更に、1サイクル(カルーセルサイクル)内で完全に蓄積できなかった場合は、次のサイクル(カルーセルサイクル)で再度取得する。ただし、蓄積できたデータ(DDB単位)は破棄せずに保存(一時保存)しておく。また、放送の持続時間(duration)の情報を利用して、蓄積未完了のまま当該サイクルの放送時間が終了した際に、再放送がある場合は予約蓄積の中断として判断し、再放送がない場合は予約蓄積の中止として判断する。
受信装置2−Nは、シリーズやジャンル別に蓄積したコンテンツの一覧表を作成して、ユーザに提示可能にするのが好適である(ステップS9)。ユーザは、所定の操作で、蓄積したコンテンツの一覧表から不要なコンテンツを削除することもできる。シリーズのコンテンツで、放送間隔の短いものは、古いものから削除するように構成することができる。(シリーズ予約時にユーザに保存数や、上書きするか否かを指定することができる)また、シリーズ単位やカテゴリ単位で複数のコンテンツを1グループとしたパターンで蓄積することも可能である。
受信装置2−Nは、ユーザの指定された蓄積済みのコンテンツについて、表示部30等で再生可能である(ステップS10)。例えば、受信装置2−Nが携帯電話512で構成される場合には、図8に示すように、ユーザインターフェース514を介して、画面513に表示されるコンテンツのタイトル「NHKいつでもニュース」に含まれる複数のコンテンツを指定して、情報を得ることができる。当該コンテンツに映像、音声、データ放送、字幕のデータが関連付けられている場合には、これらのデータを再生することができる。例えば、コンテンツのデータ放送には、コンテンツのサムネイル画像を伝送して、受信装置側でコンテンツ表の表示の際に利用可能する。
このように、受信装置2−Nは、送信されるコンテンツスケジュールテーブル(CST)を受信して、コンテンツ表を作成し、このコンテンツ表で蓄積予約を行い、コンテンツを受信して自動蓄積する。特に、受信装置2−Nが移動受信装置(例えば、携帯電話)の場合、カルーセル伝送方式でコンテンツを完全に受信して蓄積しきれない場合も、放送局側送信装置1からの再放送のタイミングで再度の蓄積動作を自動的に行うことができる。
ここで、コンテンツ蓄積予約制御部243の構成及び動作について、図9及び図10を参照して更に詳細に説明する。
図9に示すように、コンテンツ蓄積予約制御部243は、蓄積予約管理表生成部2431と、蓄積予約時刻判定部2432と、現在時刻発生部2433と、CST取得指示部2434と、CST内容判定部2435と、コンテンツ表更新部2436と、コンテンツ取得指示部2437と、未蓄積DDB判定部2438と、カルーセルサイクル/放送時刻判定部2439と、未蓄積DDB取得指示部2440と、蓄積状況判定部2441と、蓄積予約管理表記憶部2442と、蓄積予約中断・中止判定部2443とを備える。
図10に示すように、コンテンツ蓄積予約制御部243は、コンテンツの蓄積予約の開始にあたって、蓄積予約管理表生成部243により、蓄積するコンテンツに関するCSTに記載された情報をコンテンツ表から取得して、蓄積予約管理表に登録し、蓄積予約管理表記憶部2442に記憶する(ステップS21)。
蓄積予約時刻判定部2432は、蓄積予約管理表記憶部2442に記憶される蓄積予約管理表を参照して、蓄積するコンテンツの時刻を判定し、蓄積予約時刻の数分前に達した場合には、CSTの再取得を行うためにCST取得指示部2434にその旨を知らせる(ステップS23)。尚、現在の日時に関する情報(分単位)は、現在時刻発生部2433によって発生させることができる。
CST取得指示部2434は、CST/CSCT復号部241に指示して、該当するコンテンツのCSTを再取得する(ステップS24)。
CST内容判定部2435は、再取得したCSTから、コンテンツの予約蓄積の情報(放送時刻や放送内容)に変更があるか否かを判定し(ステップS25)、変更があれば蓄積予約管理表の内容を変更して、蓄積予約管理表記憶部2442に記憶する(ステップS26)。変更内容が放送の中止や所定時間(例えば、60分)を超えるような変更の場合には、ステップS22の処理から再度実行するように構成することができる。また、再取得したCSTの内容は、コンテンツ表更新部2436によってコンテンツ表を更新してコンテンツ表記憶部25に記憶する。以下では、例えば変更内容が所定時間(例えば、60分)以内であった場合を想定し、変更後のCSTに基づくコンテンツ管理表に従って蓄積予約を実行するものとする。また、コンテンツの本放送から取得する例について説明するが、再放送時から取得する場合も、CSTでは、放送時刻が記述されているため、本放送であるか再放送であるかを意識することなく同様に取得することができる。
蓄積予約管理表(図5)には、コンテンツ表更新部2436によって、蓄積予約待ちのコンテンツにはマーキングされており、コンテンツ取得指示部2437は、当該コンテンツの放送時刻に達すると、マーキングされた蓄積予約のコンテンツの蓄積実行をDDB単位で行う旨をコンテンツ復号制御部26(コンテンツ蓄積実行部262)に指示して(ステップS27)、コンテンツ復号制御部26(蓄積コンテンツ管理部263)から得られる未蓄積のDDBの有無の情報を未蓄積DDB判定部2438によって取得する。
未蓄積DDB判定部2438は、未蓄積のDDBの有無の情報を判定し、未蓄積のDDBがないと知得するときは、蓄積予約の動作を終了させる(蓄積予約管理表のマーキングをはずす)。一方、未蓄積DDB判定部2438は、未蓄積のDDBがあると知得するときは、その旨をカルーセルサイクル/放送時刻判定部2439に送出する(ステップS28)。尚、蓄積コンテンツ管理部263では、蓄積済みのDDBについては一時保存している(ステップS29)。
カルーセルサイクル/放送時刻判定部2439は、現在時刻情報及び蓄積予約管理表の情報に基づいて、まず、蓄積すべきDDBがカルーセル内で再取得可能であるか否かを判別し(ステップS30)、再取得可能であればCRIDに基づいてDIIを特定してDDBを再取得し、全てのDDBが取得できていれば、蓄積予約の動作を終了させる(蓄積予約管理表のマーキングをはずす)。この場合のDDBの再取得に失敗したときは、再度ステップ30の動作を実行させる(図示せず)。
カルーセルサイクル/放送時刻判定部2439は、カルーセル内で再取得可能でないと判定した場合に、現在時刻情報及び蓄積予約管理表の情報に基づいて、次の放送時刻でコンテンツの取得が可能であるか否かを判別し(ステップS32)、再取得が可能でない場合や、オプションとしてユーザ指定で設定される蓄積予約中断・中止判定部2443によってコンテンツの放送時間が長いと判定され、次回の放送まで蓄積予約の中断とするか、又は蓄積予約を中止する(ステップS33,S34)。中止される場合には、蓄積予約管理表のマーキングははずされる。
カルーセルサイクル/放送時刻判定部2439は次の放送時刻でコンテンツの取得が可能であると判定した場合に、その旨を未蓄積DDB取得指示部2440に伝え、未蓄積DDB取得指示部2440は、当該コンテンツの再放送時刻に達すると、マーキングされた蓄積予約のコンテンツの蓄積実行をDDB単位で行うようコンテンツ復号制御部26(コンテンツ蓄積実行部262)に指示して(ステップS35)、コンテンツ復号制御部26(蓄積コンテンツ管理部263)から得られる未蓄積のDDBの有無の情報を蓄積状況判定部2441によって取得する。
蓄積状況判定部2441は、当該コンテンツの全てのDDBを取得したか否かを判別し(ステップS36)、取得できていない場合には、再度ステップS30の動作からCSTに基づく再放送が予定されているときまで繰り返させる。蓄積状況判定部2441は、当該コンテンツの全てのDDBを取得したと判別した場合には、蓄積予約管理表のマーキングを除去して(蓄積予約のコンテンツの情報を削除して)、蓄積予約の動作を終了させる。
このように、受信装置2−Nは、コンテンツスケジュールテーブル(CST)を受信して、このコンテンツスケジュールテーブル(CST)に基づいてコンテンツ表を作成し、受信装置のユーザに提示可能にする(表示する)。ユーザは、コンテンツ表から、希望するコンテンツの蓄積予約を選択する。受信装置は、コンテンツの蓄積予約の時刻が近づいたとき(例えば、数分前)に、自動的に起動し、再度コンテンツスケジュールテーブル(CST)を受信して、送信時刻に変更がないか否かを確認する。コンテンツの蓄積予約の時刻に達すると、コンテンツスケジュールテーブル(CST)内のCRIDに従うカルーセル伝送方式のESからDIIを検出し、希望するコンテンツに対応するコンテンツ識別子(CRID)が見つかった後、このCRIDに付随するコンテンツをデータブロック(DDB)単位で復号して蓄積する。即ち、CST内のCRIDは、DIIに埋め込まれている。
受信装置2−Nは、受信不良等でコンテンツの蓄積が正常終了できなかった場合、カルーセルの終了時刻まで当該データブロック受信のリトライを実行する。カルーセルの終了時刻までに正常終了できなかった場合には、再放送時刻に再度コンテンツの蓄積予約の制御を実行し、リトライする。コンテンツの蓄積が正常終了した場合は、再放送時刻ではこのリトライを行わない。コンテンツの蓄積が正常終了していないコンテンツは、再放送時刻まで一時保存し、リトライ時に誤りなく取得したデータをデータブロック単位で差し替えることができる。これにより、蓄積予約の動作を大幅に高効率化することができる。
[コンテンツスケジュールテーブル(CST)]
図11(a)は、コンテンツスケジュールテーブル(CST)に示される情報の概要であり、図11(b)は、コンテンツスケジュールテーブル(CST)の記述例(content_schedule_section)である。CSTの種別を表す「テーブル識別子」と、CSTの伝送識別情報を表す「伝送識別情報」と、コンテンツごとに割り当てられた固有の識別子を表す「CRID」と、各コンテンツの放送時の開始時刻、放送持続時間、及び放送回数を表す「放送時刻識別情報」と、各コンテンツの記述内容を表す「各種記述子」からなる。また、コンテンツスケジュールテーブル(CST)は、1つのCSTに含まれる複数のコンテンツについて、所定回数の「放送時間の情報」とEITで運用されるものと同一の各種記述子である、コンテンツのコピーを制限する制御する旨を表す「デジタル制御記述子」、コンテンツのタイトルを表す「短形イベント記述子」、番組内容を表す「コンテント記述子」、ジャンル及びシリーズ番組である旨を表す「シリーズ記述子」を記述している。尚、「伝送識別情報」は、各サービス態様で随意決定することができ、その一例を以下に示す。
「table_id (8bits)」は、セクションが属するテーブルの識別のために使用する値であり、カルーセル伝送方式で伝送されるコンテンツのストリーム(自ストリーム又は他ストリーム)、及び、1時間以内,6時間以内,12時間以内,1日以内,1日以降の放送時間のコンテンツの組合せで種別化されたテーブル識別子である。尚、for()は、所定数分、繰り返し記述されていることを意味している。
「section_syntex_indicator (1bit)」は、セクション形式は通常形式と拡張形式の2種類があり、その種別を識別するための値である。通常形式は0、拡張形式は1であり、本例では「1」に固定しており、伝送識別情報の1つである。
「reserved_future_use (1bit)」は、符号化ビットストリームを定義する項の中で使用する場合、その値が将来、例えば所定のビット(B10)が定義する拡張子として使用可能であることを表す。本例では未定義(全ビット1)とする。即ち、拡張子を表す伝送識別情報の1つである。別途、「reserved」を設けることができ、符号化ビットストリームを定義する中で使用する場合、その値が将来ISOで定義される拡張子として使用可能であることを表す。本例では未定義(全ビット1)とする。
「section_length(12bits)」は、セクション長フィールドの直後からCRC(Cyclic Redundancy Check)を含むセクションの最後までのセクションのバイト数を規定する。即ち、CSTの長さを表す伝送識別情報の1つである。
「service_id(16bits)」は、当該トランスポートストリーム内の他のサービスからこのサービスを識別するための値である。即ち、CSTにおけるコンテンツのチャンネル(サービスID)を表す伝送識別情報の1つである。
「version_number(5bits)」は、サブテーブルのバージョン番号を表す伝送識別情報の1つである。尚、サブテーブルは、table_idとservice_idとtransport_stream_idとversion_numberが同じセクションであることを表す。
「current_next_indicator(1bit)」は、サブテーブルが現在使用可能である場合は「1」。サブテーブルが現在使用不可であり次に有効となることを示す場合は「0」であり、CST自体の連番を表す伝送識別情報の1つである。
「section_number(8bits)」は、セクションの番号を表す。サブテーブル中の最初のセクション番号は0x00である。セクション番号は同一のtable_idとservice_idとtransport_stream_id、original_network_idを持つセクションの追加毎に1加算される。即ち、CST内の現セクション番号を表す伝送識別情報の1つである。
「last_section_number(8bits)」は、そのセクションが属するサブテーブルの最後のセクションの番号である。即ち、CST内の全セクション番号を表す伝送識別情報の1つである。
「transport_stream_id(16bits)」は、EITと同様にCSTが示すこのトランスポートストリームをその分配システム内の他の多重から識別するための値である。即ち、CSTを伝送するTSIDを表す伝送識別情報の1つである。
「original_network_id(16bits)」は、元の分配システムのネットワーク識別を表す伝送識別情報の1つである。
「segment_last_section_number(8bits)」は、サブテーブルをコンテンツ数や放送開始時間などで複数のセグメントに分け、このセクションが属するセグメントの中で最後のセクションの番号を記載することもできる。CSTを伝送するセグメント最終セクション番号を表す伝送識別情報の1つである。尚、サブテーブルをある単位で区切ったものをセクションとする。例えば200個のコンテンツを10個のコンテンツ毎に分けた場合、セグメント数は20となる。尚、「Last_table_id」を設けて、使用されている最終のテーブル識別を示すようにすることもできる。使用されるテーブルが1個のみの場合は、このフィールドにはこのテーブルのテーブル識別が設定される。
「crid_length(8 bits)」は、コンテンツごとに割り当てられた固有の識別子(CRID)の長さを表す。
「CRID(256Bytes)」は、コンテンツごとに割り当てられた固有の識別子を表す。
「broadcast_count(4bits)」は、コンテンツの放送回数を表す。
「component_tag(8bits)」は、CRIDごとの多重伝送するデータ列を表すタグ情報である。
「start_time(40bits)」は、CRIDごとのコンテンツの放送開始時刻を表す。
「duration(24bits)」は、CRIDごとのコンテンツの持続時間を表す。
「descriptor_loop_length(12bits)」は、以下に続く記述子の長さを表す。各種記述子は、運用されるEITの記述子をそのまま採用することができる。各種記述子は、蓄積コンテンツの管理に役立つ。例えば、図12(a),(b)に示すように、CRIDごとに関連付けられた「短形イベント記述子」及び「シリーズ記述子」を利用することで、受信装置は、「ニュース19時」のコンテンツについては、同日内に複数話数が編成されていることを知りえることができ、例えば、図13(a)のように「ニュース19時」について表示されるシリーズ番組「NHKいつでもニュース」に関して、図13(b)ユーザが上書きを選択する場合と上書きを選択しない場合とで表示形態を変えることができる。
例えば、シリーズのコンテンツで、放送間隔の短いものは、古いものから削除するように構成することができる。(シリーズ予約時にユーザに保存数や、上書きするか否かを指定することができる)また、シリーズ単位やカテゴリ単位で複数のコンテンツを1グループとしたパターンで蓄積することも可能である。
また、図14に示すように、CSTを用いて、シリーズ、シリーズ内の大分類、シリーズ内の中分類ごとに、蓄積数の推奨値を放送波で伝送するように構成することもできる。
(1)シリーズコンテンツ(図示するシリーズ分類タイトル「NHKニュースクリップ」)全体で推奨値が「50個まで」のときは、save_count_level0(14bits)は“50”として設定されている。
(2)「NHKニュースクリップ」内の大分類(図示するシリーズ内大分類タイトル「スポーツ」)で推奨値が「10個まで」のときは、save_count_level(6bits)は“10”として設定されている。
(3)「NHKニュースクリップ」内の大分類「スポーツ」内の中分類(図示するシリーズ内中分類タイトル「野球」)で推奨値が「3個まで」のときは、save_count_level(4bits)は“3”として設定されている。
「シリーズ記述子」のprogram_patternの未定義値を用いて、上書きを推奨する旨(蓄積数1)を放送波で伝送する。
(例1−1)program_pattern=0x6のとき、シリーズ単位で上書き。
(例1−2)program_pattern=0x7のとき、シリーズの中分類で上書き。
(例2)コンテンツスケジュールテーブル(CST)内に、記述子として、シリーズ、シリーズ内の大分類、シリーズ内の中分類ごとに、update_leve0(1bit), update_leve1(1bit), update_leve2(1bit)を用意し、“1”の場合に、対応する分類で上書きを推奨する。
また、図15(a)の記述子(図示A〜F)と組み合わせて、図15(b)のようなカテゴリ単位又はシリーズ単位の表示形態を選択することができる。
蓄積済みのコンテンツを再生しながらでも、蓄積可能であることに留意する。
また、放送局側送信装置1は、コンテンツのデータを伝送する際に、コンテンツスケジュールテーブル(CST)に規定される時間以外にも、視聴解禁時間外に、当該コンテンツのデータの大部分(最後のDDBのデータを除く部分)を放送し(例えば、10個のDDBで伝送するものとすれば、先頭から9個分のDDB)、残りの1個を視聴解禁時間内に放送することもできる。また、放送局側送信装置は、コンテンツのデータを伝送する際に、コンテンツスケジュールテーブル(CST)に規定される時間以外にも、リアルタイム放送休止中(例えば、深夜)のOFDMセグメントを利用して当該コンテンツのデータの大部分を放送することも可能である。これにより、例えばコンテンツによっては長時間の伝送を要することもあるため、受信装置は、夜中に当該コンテンツの大部分を予約蓄積しておき、コンテンツスケジュールテーブル(CST)に規定される時間では残りの数DDBを蓄積すればよい。
[コンテンツスケジュール変更テーブル(CSCT)]
また、(table_id)に基づいてコンテンツスケジュールテーブル(CST)を分けて伝送する場合のほかに、コンテンツスケジュールテーブル(CST)に対する差分情報(例えば、図16参照)を表すコンテンツスケジュール変更テーブル(CSCT)を送信するように構成することもできる。これにより、コンテンツスケジュールテーブル(CST)を分けて伝送する場合(図17(a)の711,712参照)と比較して情報量のサイズを小さくすることができることから、実質的にコンテンツスケジュールテーブル(CST)内の伝送情報の送信周期を短くすることができるため(図17(b)の711,713参照)、受信装置は、蓄積予約を実行する時刻の直前に、コンテンツスケジュールテーブル(CST)の変更があった場合にも直ちに対応することができるようになる。
このコンテンツスケジュール変更テーブル(CSCT)のバージョン(version_number)には、対応するコンテンツスケジュールテーブル(CST)のバージョン(version_number)が示される。受信装置は、コンテンツスケジュールテーブル(CST)に示される放送時間の数分前に、コンテンツスケジュール変更テーブル(CSCT)を取得し、蓄積予約の内容に変更があると検知した場合には蓄積予約管理表の登録を変更する。コンテンツスケジュール変更テーブル(CSCT)用のバージョン(version_number)も設ける場合には(図示せず)、更なる変更があったか否かの判定に利用することができる。
受信状態が悪く、コンテンツの取得に失敗した場合、蓄積動作を所定時間(例えば、1時間)強制的に停止する機能や、GPS情報を利用して、常時受信状態が悪い場所(地下など)では、蓄積動作を行わないように制限することも可能である。
[コンテンツスケジュールテーブル(CST)の更に別の例]
図18は、コンテンツスケジュールテーブル(CST)の更に別の記述例(content_schedule_section)である。本例においても、CSTの種別を表す「テーブル識別子」と、CSTの伝送識別情報を表す「伝送識別情報」と、コンテンツごとに割り当てられた固有の識別子を表す「event_id(即ち、前述のCRIDである)」と、各コンテンツの放送時の開始時刻、放送持続時間、及び放送回数を表す「放送時刻識別情報」と、各コンテンツの記述内容を表す「各種記述子」からなる。また、本例のコンテンツスケジュールテーブル(CST)は、1つのCSTに含まれる複数のコンテンツについて、所定回数の「放送時間の情報」とEITで運用されるものと同一の各種記述子である、コンテンツのコピーを制限する制御する旨を表す「デジタル制御記述子」、コンテンツのタイトルを表す「短形イベント記述子」、番組内容を表す「コンテント記述子」、ジャンル及びシリーズ番組である旨を表す「シリーズ記述子」を記述している。尚、「伝送識別情報」は、各サービス態様で随意決定することができ、その一例を以下に示す。
「table_id (8bits)」は、セクションが属するテーブルの識別のために使用する値であり、カルーセル伝送方式で伝送されるコンテンツのストリーム(自ストリーム又は他ストリーム)、及び、1時間以内,6時間以内,12時間以内,1日以内,1日以降の放送時間のコンテンツの組合せで種別化されたテーブル識別子である。尚、for()は、所定数分、繰り返し記述されていることを意味している。
「section_syntex_indicator (1bit)」は、セクション形式は通常形式と拡張形式の2種類があり、その種別を識別するための値である。通常形式は0、拡張形式は1であり、本例では「1」に固定しており、伝送識別情報の1つである。
「reserved_future_use (1bit)」は、符号化ビットストリームを定義する項の中で使用する場合、その値が将来、例えば所定のビット(B10)が定義する拡張子として使用可能であることを表す。本例では未定義(全ビット1)とする。即ち、拡張子を表す伝送識別情報の1つである。別途、「reserved」を設けることができ、符号化ビットストリームを定義する中で使用する場合、その値が将来ISOで定義される拡張子として使用可能であることを表す。本例では未定義(全ビット1)とする。
「section_length(12bits)」は、セクション長フィールドの直後からCRC(Cyclic Redundancy Check)を含むセクションの最後までのセクションのバイト数を規定する。即ち、CSTの長さを表す伝送識別情報の1つである。
「service_id(16bits)」は、当該トランスポートストリーム内の他のサービスからこのサービスを識別するための値である。即ち、CSTにおけるコンテンツのチャンネル(サービスID)を表す伝送識別情報の1つである。
「version_number(5bits)」は、サブテーブルのバージョン番号を表す伝送識別情報の1つである。尚、サブテーブルは、table_idとservice_idとtransport_stream_idとversion_numberが同じセクションであることを表す。
「current_next_indicator(1bit)」は、サブテーブルが現在使用可能である場合は「1」。サブテーブルが現在使用不可であり次に有効となることを示す場合は「0」であり、CST自体の連番を表す伝送識別情報の1つである。
「section_number(8bits)」は、セクションの番号を表す。サブテーブル中の最初のセクション番号は0x00である。セクション番号は同一のtable_idとservice_idとtransport_stream_id、original_network_idを持つセクションの追加毎に1加算される。即ち、CST内の現セクション番号を表す伝送識別情報の1つである。
「last_section_number(8bits)」は、そのセクションが属するサブテーブルの最後のセクションの番号である。即ち、CST内の全セクション番号を表す伝送識別情報の1つである。
「transport_stream_id(16bits)」は、EITと同様にCSTが示すこのトランスポートストリームをその分配システム内の他の多重から識別するための値である。即ち、CSTを伝送するTSIDを表す伝送識別情報の1つである。
「original_network_id(16bits)」は、元の分配システムのネットワーク識別を表す伝送識別情報の1つである。
「segment_last_section_number(8bits)」は、サブテーブルをコンテンツ数や放送開始時間などで複数のセグメントに分け、このセクションが属するセグメントの中で最後のセクションの番号を記載することもできる。CSTを伝送するセグメント最終セクション番号を表す伝送識別情報の1つである。尚、サブテーブルをある単位で区切ったものをセクションとする。例えば200個のコンテンツを10個のコンテンツ毎に分けた場合、セグメント数は20となる。
「last_table_id(8 bits)」は、使用されている最終のテーブル識別を示す。使用されるテーブルが1個のみの場合は、このフィールドにはこのテーブルのテーブル識別が設定される。
「event_id (16bits)」は、コンテンツごとに割り当てられた固有の識別子を表す。この固有の識別子(event_id)は、上述のCRIDに対応するものであり、最大256Bytesまで設定可能とするように構成してもよい。
「file_type_value (16bits)」は、コンテンツファイルの内容を識別させるための「ファイル種別情報」であり、例えばTSファイル、STD−B3などのファイルを識別するのに用いる。
「content_type_value1 (8bits)」は、コンテンツ種別を識別するための情報であり、例えば、映像、音声、データなどを識別するのに用いる。
「content_type_value2 (4bits)」は、コンテンツが更新されるような場合に、その更新の有無を識別できるようにするコンテンツ更新種別情報である。
「content_type_value3 (4bits)」は、コンテンツの本編や補足情報の種別を識別するのに用いる。
「file_version_number (4bits)」は、同じevent_idのコンテンツで内容の変更の有無を識別するのに用いる。
「broadcast_count(8bits)」は、コンテンツの放送回数を表す。
「component_tag(8bits)」は、event_idごとの多重伝送するデータ列を表すタグ情報である。
「start_time(40bits)」は、event_idごとのコンテンツの放送開始時刻を表す。
「duration(24bits)」は、event_idごとのコンテンツの持続時間を表す。
「running_status(3bits)」は、既存のEITと同様、“0”が挿入されて当該イベントが有効と判断するが、未定義であり、通常、受信側では、“0”以外の場合でも“0”とみなす運用が為されている。
「free_CA_mode(1bits)」は、既存のEITと同様、無料コンテンツ/有料コンテンツを識別するのに用いる。
「descriptor_loop_length(12bits)」は、各記述子の長さを表す。
「CRC_32(3bits)」は、既存のEITと同様、巡回冗長検査を表し、32ビット整数などの固定サイズの値を出力する関数であり、連続する誤りを検出するための誤り検出符号である。
なお、サービス内で一つのESしか使用せずコンテンツの伝送で使用されるESの番号が既知となる運用をする場合は、本例で示すように、CST内のcomponent_tagを省略することも可能である。また、上述した各CSTまたはCSCTの例における全てのbit値又はByte値は随意定めることができ、単なる参考値であることは勿論である。
更に、本発明の一態様として、コンテンツ蓄積予約制御部をコンピュータとして構成させることができる。コンピュータに、前述したコンテンツ蓄積予約制御部を実現させるためのプログラムは、コンピュータの内部又は外部に備えられる記憶部に記憶される。そのような記憶部は、外付けハードディスクなどの外部記憶装置、或いはROM又はRAMなどの内部記憶装置で実現することができる。コンピュータに備えられる制御部は、中央演算処理装置(CPU)などの制御で実現することができる。即ち、CPUが、各構成要素の機能を実現するための処理内容が記述されたプログラムを、適宜、記憶部から読み込んで、各構成要素の機能をコンピュータ上で実現させることができる。ここで、各構成要素の機能をハードウェアの一部で実現しても良い。
また、この処理内容を記述したプログラムを、例えばDVD又はCD−ROMなどの可搬型記録媒体の販売、譲渡、貸与等により流通させることができるほか、そのようなプログラムを、例えばネットワーク上にあるサーバの記憶部に記憶しておき、ネットワークを介してサーバから他のコンピュータにそのプログラムを転送することにより、流通させることができる。
また、そのようなプログラムを実行するコンピュータは、例えば、可搬型記録媒体に記録されたプログラム又はサーバから転送されたプログラムを、一旦、自己の記憶部に記憶することができる。また、このプログラムの別の実施態様として、コンピュータが可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行することとしてもよく、更に、このコンピュータにサーバからプログラムが転送される度に、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行することとしてもよい。
本発明によれば、受信装置側では受信状況が不安定な環境(例えば、地下鉄乗車時にあるときなど)にある場合においても、再度の蓄積動作を自動的に行う仕組みが提供されるため、安定したコンテンツ蓄積を実現することができるため、特に、番組表で蓄積予約するデジタル放送のコンテンツを得る用途に有用である。
1 放送局側送信装置
11 コンテンツ編成部
12 カルーセル処理部
13 PSI/SI生成符号化部
14 多重化部
15 OFDM変調部
16 送信部
2−1,2−2,2−N 受信装置
21 受信部
22 OFDM復調部
23 コンテンツ蓄積制御部
24 CST/CSCT復号制御部
25 コンテンツ表記憶部
26 コンテンツ復号制御部
28 ユーザインターフェース
29 再生制御部
30 表示部
31 スピーカ
111 コンテンツ配信用データ生成部
112 CST/CSCT生成部
113 CST/CSCT送信周期設定部
121 映像符号化部
122 音声符号化部
123 データ放送用データ符号化部
124 字幕データ符号化部
125 PSI符号化部
126 パッケージ部(多重化部)
241 CST/CSCT復号部
242 コンテンツ表生成部
243 コンテンツ蓄積予約制御部
261 コンテンツ復号部
262 コンテンツ蓄積実行部
263 蓄積コンテンツ管理部
264 蓄積コンテンツ一覧表生成部
2431 蓄積予約管理表生成部
2432 蓄積予約時刻判定部
2433 現在時刻発生部
2434 CST取得指示部
2435 CST内容判定部
2436 コンテンツ表更新部
2437 コンテンツ取得指示部
2438 未蓄積DDB判定部
2439 カルーセルサイクル/放送時刻判定部
2440 未蓄積DDB取得指示部
2441 蓄積状況判定部
2442 蓄積予約管理表記憶部
2443 蓄積予約中断・中止判定部

Claims (9)

  1. デジタル放送の放送波でコンテンツを送信する際に、該コンテンツを受信側で蓄積予約させるのに必要とされるコンテンツスケジュールテーブル(CST)を送信する送信装置であって、
    前記CSTは、各コンテンツの本放送及び再放送の開始時刻及び放送持続時間、並びに放送回数を表す「放送時刻識別情報」と、コンテンツごとに割り当てられた固有の識別子(CRID)と、各コンテンツの記述内容を表す記述子とを含み、該「放送時刻識別情報」は、各コンテンツに対して放送時刻に応じて複数設けられており、
    前記CSTを所定間隔で送信するCST送信手段と、
    前記CSTで関連付けられたコンテンツを前記CRIDで関連付けたデータブロックにてカルーセル伝送方式で送信するコンテンツ送信手段と、
    前記CSTに従って、前記コンテンツを前記CRIDで関連付けたデータブロックにて再放送するコンテンツ再放送手段と、
    を備えることを特徴とする、送信装置。
  2. 前記CSTで関連付けられたコンテンツに関する情報に変更が生じた場合に、前記CSTの記述内容との差分情報を表すコンテンツスケジュールテーブル(CSCT)を所定間隔で送信するCSCT送信手段を更に備えることを特徴とする、請求項1に記載の送信装置。
  3. デジタル放送の放送波で複数のコンテンツを受信する際に、該複数のコンテンツを受信側で蓄積予約させるのに必要とされるコンテンツスケジュールテーブル(CST)を受信する受信装置であって、
    前記CSTは、各コンテンツの本放送及び再放送の開始時刻及び放送持続時間、並びに放送回数を表す「放送時刻識別情報」と、コンテンツごとに割り当てられた固有の識別子(CRID)と、各コンテンツの記述内容を表す記述子とを含み、該「放送時刻識別情報」は、各コンテンツに対して放送時刻に応じて複数設けられており、
    前記CSTを受信して、該CSTで関連付けられたコンテンツを蓄積予約するためのコンテンツ表を生成するコンテンツ生成手段と、
    前記コンテンツ表で蓄積予約するべく規定されたコンテンツを、前記開始時刻で蓄積予約の開始を制御するコンテンツ蓄積予約制御手段と、
    前記開始時刻で蓄積予約したコンテンツの蓄積をデータブロック単位で実行するコンテンツ蓄積実行手段と、
    を備えることを特徴とする、受信装置。
  4. 前記コンテンツ蓄積予約制御手段は、前記CSTで関連付けられたコンテンツを、前記開始時刻で受信すべく蓄積予約する際に、該開始時刻の所定時間前に前記コンテンツに関するCSTを再取得して、蓄積予約する開始時刻を更新する手段を有することを特徴とする、請求項に記載の受信装置。
  5. 前記コンテンツ蓄積予約制御手段は、前記コンテンツ蓄積実行手段によるコンテンツの蓄積時に未蓄積のデータブロックが生じた場合に、カルーセル伝送方式で伝送される前記CRIDで関連付けられたデータブロックを識別して蓄積するか、又は、再放送で伝送される前記CRIDで関連付けられたデータブロックを識別して蓄積し、該未蓄積のデータブロックを補完する手段を有することを特徴とする、請求項又はに記載の受信装置。
  6. 前記コンテンツ蓄積予約制御手段は、1つのコンテンツに対する本放送及び再放送の開始時刻の情報を蓄積予約管理表に登録して蓄積予約を制御することを特徴とする、請求項のいずれか一項に記載の受信装置。
  7. 前記コンテンツ蓄積予約制御手段は、前記コンテンツ蓄積実行手段によるコンテンツの蓄積時に未蓄積のデータブロックが生じた場合に、前記放送持続時間の情報から、カルーセル伝送方式で伝送される前記CRIDで関連付けられたデータブロックを別のカルーセル又は放送時間で取得するように中断するか、又は該別のカルーセル又は放送時間で取得不可として中止する手段を有することを特徴とする、請求項のいずれか一項に記載の受信装置。
  8. 前記コンテンツ蓄積予約制御手段は、前記CSTで関連付けられたコンテンツを、前記開始時刻で受信すべく蓄積予約する際に、前記CSTで関連付けられたコンテンツに関する情報に変更が生じた場合に前記CSTの記述内容との差分情報を表すものとして伝送されるコンテンツスケジュールテーブル(CSCT)を受信して、蓄積予約するコンテンツに関する情報を前記差分情報の内容に更新する手段を有することを特徴とする、請求項のいずれか一項に記載の受信装置。
  9. デジタル放送の放送波で複数のコンテンツを受信する際に、該複数のコンテンツを受信側で蓄積予約させるのに必要とされるコンテンツスケジュールテーブル(CST)を用いてコンテンツの蓄積予約を制御する装置として構成するコンピュータに、
    前記CSTは、各コンテンツの本放送及び再放送の開始時刻及び放送持続時間、並びに放送回数を表す「放送時刻識別情報」と、コンテンツごとに割り当てられた固有の識別子(CRID)と、各コンテンツの記述内容を表す記述子とを含み、該「放送時刻識別情報」は、各コンテンツに対して放送時刻に応じて複数設けられており、
    前記CSTで関連付けられたコンテンツを蓄積予約するためのコンテンツ表を生成するステップと、
    前記コンテンツ表で蓄積予約するべく規定されたコンテンツを、前記開始時刻で蓄積予約の開始を制御するステップと、
    前記開始時刻で蓄積予約したコンテンツの蓄積をデータブロック単位で実行するステップと、
    を実行させるためのプログラム。
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