JP3520873B2 - 情報提供装置および方法、並びに記録媒体 - Google Patents

情報提供装置および方法、並びに記録媒体

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JP3520873B2
JP3520873B2 JP2003290768A JP2003290768A JP3520873B2 JP 3520873 B2 JP3520873 B2 JP 3520873B2 JP 2003290768 A JP2003290768 A JP 2003290768A JP 2003290768 A JP2003290768 A JP 2003290768A JP 3520873 B2 JP3520873 B2 JP 3520873B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【技術分野】
【0001】本発明は、情報提供装置および方法、並び
に記録媒体に関し、特に、番組の個別情報と共通情報と
でEPG情報を形成することにより、より効率的に情報を
提供することができるようにした、情報提供装置および
方法、並びに記録媒体に関する。
【背景技術】
【0002】最近、デジタルテレビジョン放送がわが国
においても開始され、100チャンネル以上の番組が視
聴者に提供されるようになってきた。このように、番組
の数が多くなると、その中から所望の番組を選択する操
作も複雑となる。また、チャンネル数が多くなると、そ
の情報量が増加することに加えて、視聴者が、より計画
的に番組を見る上で、1日分の番組表だけでなく、1週
間程度先までの番組表が必要となる。このため、番組表
のデータ量が膨大となり、従来のように、新聞を中心と
した紙媒体により番組表を提供することが困難になる。
また、番組の放送予定の変更などがあった場合におい
て、紙媒体の番組表を変更することは困難である。
【0003】そこで、番組の選択を支援するEPG(Elect
iric Program Guide)(電子番組ガイド)を、番組提供
者側から、視聴者に伝送することが提案されている。こ
のEPGの国際標準として、DVD_SI(Digital Video Broad
cast Service Information)のフォーマットが定められ
ている。
【0004】番組表をEPGとしてデータ化し、視聴者に
提供するようした場合、受信装置においては、EPGデー
タを受信したとき、これを抽出することで、番組のタイ
トル、番組表、チャンネルロゴなどをディスプレイ上に
表示し、所望の番組を、迅速かつ確実に、選択すること
ができる。また、番組の放送時刻が変更された場合にお
ける対応も容易となり、視聴者は、所望の番組を確実に
予約録画したり、視聴したりすることが可能となる。
【0005】図16は、従来のEPGを構成する各種のテ
ーブルの例を示している。NIT(Network_Information_T
able)は、ネットワーク全体の構成および受信に必要な
情報を記述しており、1つのネットワークに1つのNIT
が存在する。このNITには、SDT(Service_Description_
Table)が記述されている。
【0006】SDTは、ストリーム毎に存在する。例え
ば、衛星を介して、このEPGが伝送される場合、SDTは、
各搬送波(各トランスポンダ)毎に規定される。SDTに
は、その搬送波で送信するチャンネルの情報が記述され
ており、各チャンネルの情報は、pfEIT,gEIT,dEITに
より記述されている。pfEIT(present_following_Event
_Information_Table)には、そのチャンネルで、現在放
送されている番組と次の番組が記述されている。dEIT
(detail-Event_Information_Table)には、イベント
(番組)の概要に関する文書が記述されており、gEIT
(general-Event_Information_Table)には、番組に関
する概要文書以外の情報が記述されている。
【0007】一方、NVOD(near video on demand)サー
ビスが行われている場合には、そのSDTに、実際に番組
情報を送出しているチャンネル(ch)以外に、ダミー
チャンネル(d−ch)が設けられる。ダミーチャンネ
ルのdEITとgEITには、それぞれNVODで放送されている番
組の概要文書と、それ以外の情報が記述される。これに
対して、NVODの画像情報が実際に放送されているチャン
ネルのdEITとgEITには、ダミーチャンネルのdEITまたは
gEITがそれぞれ記述され、それを参照するようになされ
ている。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】このような、従来のEPG提供方法において
は、次のような課題があった。
【0009】(1) 情報量が膨大となり、伝送しきれ
なくなる。 デジタル衛星放送の場合、チャンネル数は、100乃至
200となり、番組表の期間は、1週間乃至2週間とな
る。各番組には、全角で200文字乃至400文字の番
組概要が記述される。これらを総合すると、EPGとして
伝送するデータ量は10Mbyte乃至20Mbyteとなる。こ
のデータ量を新聞のページ数に換算すると、140ペー
ジ乃至200ページとなる。衛星放送の場合、1個のト
ランスポンダの容量は34Mbpsであり、EPGのデータ量
を10Mbyte(=80Mbit)としても、このデータをす
べて送るのに、約3秒(=80Mbit/30Mbps)かかる
ことになる。
【0010】EPGは、もともと番組に付随する情報であ
り、画像情報と音声情報を主に伝送する中で、その一部
を利用して伝送するものであるため、トランスポンダを
全部使用することは困難である。仮に、トランスポンダ
の10%をEPG伝送のために使用するものとすると、8
0MbitのEPGデータを全部送るのに、30秒近くかかる
ことになる。
【0011】(2) アクセス速度が遅い。 EPG情報を、受信装置側においてすべて記憶し、アクセ
スするようにすれば、視聴者が番組表を見たいとき、直
ちに、これをディスプレイ上に表示させることができ
る。しかしながら、このようにすると、受信装置側に
は、大容量のメモリを設ける必要があり、回路規模が大
きくなるばかりでなく、コスト高となる。受信装置は、
一般的に民生用機器であり、なるべく低コストであるこ
とが望まれる。仮に、メモリを登載するものとすると、
それだけで、受信装置のコストは2倍になってしまう。
【0012】そこで、EPGデータを受信装置において記
憶せず、必要となったとき、伝送波から適宜抽出するよ
うにすれば、メモリは、さほど大きな容量のものを必要
としなくなる。この場合、受信装置において、必要な情
報をできるだけ早く取り込めるようにするには、送信側
において、比較的短い周期でEPG情報を繰り返し送信す
ることが必要となる。しかしながら、限られた周波数帯
域を利用して多くのデータを伝送することはできないの
で、伝送周期はおのずと長くなってしまう。その結果、
受信装置側においては、EPGデータを取り込もうとした
とき、なかなか目的とするデータを受信することができ
ず、番組表が表示されるまでの時間が長くなる課題があ
った。
【0013】(3) 送信装置側におけるEPG情報の管
理が面倒である。 受信装置が、目的とする情報をアクセスしやすくするた
めに、送信側においては、1日分(24時間分)の番組
表を、チャンネル毎に3時間単位で8分割し、送出する
ようにしている。従って、1週間分の番組表を送出する
場合、3時間単位の番組表が、1チャンネルで56(=
8×7)個必要となり、200チャンネル分の番組表の
数は、11200(=56×200)となる。
【0014】(4) 3時間単位の番組表の送出効率が
悪い。 上述したように、1サービス(1チャンネル)あたり、
1週間で56個の3時間単位の番組表が必要となるが、
この番組表は、MPEG2のトランスポートストリームのフ
ォーマットで伝送する場合に無駄が発生する。すなわ
ち、MPEG2のトランスポートストリームの1個のパケッ
トの容量は188byteとされている。1番組の番組表は
70byteで記述することができるが、3時間の間に放送
される番組数が1個である場合、70バイトの容量しか
存在しない番組表が、188byteで送出される結果、差
分の118(=188−70)byteが、ダミーデータで
スタッフィングされることになる。
【0015】また、3時間の間に放送される番組数が3
個である場合には、それを記述するのに必要なデータ量
は、210(=70×3)byteとなる。これを188by
te毎にパケット化すると、1つのパケットはすべて使用
されるが、2つめのパケットは22byteしか利用され
ず、166(=188−22)byteが無駄になる。
【0016】さらに、3時間の間に放送される番組が1
つも存在しない場合、ダミーデータのみが伝送される。
たとえ伝送する情報が存在しないとしても、受信装置の
アクセス位置の検索のため、パケットを伝送する必要が
あるためである。このため、実際に伝送する情報量の3
0%乃至40%のデータは、実質的に無駄なデータとな
っている。
【0017】(5) 番組表の最初の検索が1回ででき
ない。 番組表は、3時間単位で区分して伝送されるようになさ
れている。例えば、3時00分以降に放送が開始される
番組の番組表を表示しようとする場合、最初に3時00
分乃至5時59分の時間帯の番組表が検索される。ここ
で、例えば、4時00分から開始される番組と5時00
分から開始される番組が検索されたとすると、この時間
帯の番組表は、3時00分からのものであるので、3時
00分から3時59分までの間に放送が行われる番組
も、番組表の中に表示する必要がある。3時00分乃至
5時59分の時間帯の番組表において、3時00分乃至
3時59分までの間に放送が開始される番組が記述され
ていないということは、0時00分乃至2時59分の時
間帯の番組表に番組が記述されている可能性がある。そ
こで、この時間帯の番組表が検索される。その検索によ
り、番組を検索することができなかった場合、その時間
帯で放送されている番組は、さらに前の放送開始時刻を
有する番組である可能性がある。そこで、さらに、その
前の時間帯の番組表が、再び検索されることになる。こ
のような検索動作が、番組が検索されるまで、繰り返し
実行されることになる。このため、検索結果を表示する
ことができるようになるまで、長い時間を要することに
なる。
【0018】また、例えば、そのチャンネルにおける1
日の放送開始時刻が4時00分であった場合、それより
前の時刻には番組が存在しないことになるが、そのこと
が記述できないため、前日の最後の番組までの番組表を
検索しないと、番組は存在していないことが不明のまま
となる。このことからも、番組を検索するのに時間がか
かる。
【0019】(6) 番組表の送出範囲が不明のため、
操作性が悪化する。 番組表は、チャンネル毎に、3時間単位で区分して伝送
されるため、1つの時間帯の番組表を見ただけでは、現
在時刻から何日先までの番組表が伝送されてきているの
かが不明である。そこで、これを検出するには、より先
の時間帯の番組表を順次検索し、番組を検索することが
できなかったとき、それ以上の番組表は存在しないもの
と判定することになる。このため、視聴者が、何日か先
の番組表を表示することを指令した場合、長い時間待た
された挙げ句、その指定された日にちの番組表はありま
せんといったようなメッセージが表示されることになる
ため、視聴者に、極めて不快な印象を与えることにな
る。
【0020】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、より効率的にEPG情報を伝送することがで
きるようにするものである。
【課題を解決するための手段】
【0021】本発明の情報提供装置は、ユーザによって
選択可能実チャンネルで提供する番組の識別コー
ド、番組の放送開始時刻、および第2の情報への参照情
報であって、第2の情報が配置されるセクションを特定
するセクション特定情報を含む参照情報を含む第1の情
報を生成する第1の生成手段と、実チャンネルとは異な
ダミーチャンネルを介して、セクションに配置して提
供する、参照情報によって参照される、少なくとも2つ
以上の番組の詳細情報を含む第2の情報を生成する第2
の生成手段と、第1の情報と第2の情報を合成してEP
G情報を生成する合成手段とを備えることを特徴とす
る。
【0022】番組は、実チャンネルにおいて、複数回提
供される番組とすることができる。
【0023】複数回提供される番組は、ニアビデオオン
デマンドの番組することができる。
【0024】第2の情報は、ニアビデオオンデマンドの
番組用の詳細情報であることを示すコードを含むように
することができる。
【0025】第2の情報は、複数の参照情報から参照さ
れるものとすることができる。
【0026】本発明の情報提供方法は、ユーザによって
選択可能実チャンネルで提供する番組の識別コー
ド、番組の放送開始時刻、および第2の情報への参照情
報であって、第2の情報が配置されるセクションを特定
するセクション特定情報を含む参照情報を含む第1の情
報を生成する第1の生成ステップと、実チャンネルとは
異なるダミーチャンネルを介して、セクションに配置し
て提供する、参照情報によって参照される、少なくとも
2つ以上の番組の詳細情報を含む第2の情報を生成する
第2の生成ステップと、第1の情報と第2の情報を合成
してEPG情報を生成する合成ステップとを含むことを
特徴とする。
【0027】番組は、実チャンネルにおいて、複数回提
供される番組とすることができる。
【0028】複数回提供される番組は、ニアビデオオン
デマンドの番組することができる。
【0029】第2の情報は、ニアビデオオンデマンドの
番組用の詳細情報であることを示すコードを含むように
することができる。
【0030】第2の情報は、複数の参照情報から参照さ
れるものとすることができる。
【0031】本発明の記録媒体は、ユーザによって選択
可能実チャンネルで提供する番組の識別コード、番
組の放送開始時刻、および第2の情報への参照情報であ
って、第2の情報が配置されるセクションを特定するセ
クション特定情報を含む参照情報を含む第1の情報を生
成する第1の生成ステップと、実チャンネルとは異なる
ダミーチャンネルを介して、セクションに配置して提供
する、参照情報によって参照される、少なくとも2つ以
上の番組の詳細情報を含む第2の情報を生成する第2の
生成ステップと、第1の情報と第2の情報を合成してE
PG情報を生成する合成ステップとを含む処理をコンピ
ュータに実行させるプログラムが記録されていることを
特徴とする。
【0032】本発明においては、ユーザによって選択可
実チャンネルで提供する番組の識別コード、番組
の放送開始時刻、および第2の情報への参照情報であっ
て、第2の情報が配置されるセクションを特定するセク
ション特定情報を含む参照情報を含む第1の情報が生成
されるとともに、実チャンネルとは異なるダミーチャン
ネルを介して、セクションに配置して提供する、参照情
報によって参照される、少なくとも2つ以上の番組の詳
細情報を含む第2の情報が生成され、第1の情報と第2
の情報が合成されてEPG情報が生成される。
【0033】以上の如く、本発明によれば、第1の情報
と第2の情報とから、EPG情報を合成するようにしたの
で、少ない伝送量で、効率的に、EPG情報を伝送するこ
とが可能となる。その結果、EPG情報の迅速な検索が可
能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0034】図1は、本発明を適用した情報提供システ
ムの構成例を表している。送信装置1は、番組情報にEP
G情報を多重化して、送信アンテナ2から衛星3に送信
する。衛星3は、この信号をアンテナ5で受信する。衛
星3は、複数のトランスポンダ4を有し、各トランスポ
ンダ毎に、異なる搬送波で送信装置1からの信号を、各
家庭に送信する。各家庭においては、受信アンテナ6を
介して受信装置7が、衛星3からの伝送信号を受信す
る。
【0035】図2は、送信装置1の構成例を表してい
る。エンコーダおよびマルチプレクサ11−1は、映像
エンコーダ12,14,16と音声エンコーダ13,1
5,17を有している。映像エンコーダ12,14,1
6は、それぞれ入力された映像信号をMPEG2方式でエン
コードし、マルチプレクサ18に出力するようになされ
ている。また、音声エンコーダ13,15,17は、入
力された音声信号をMPEG方式でエンコードし、マルチプ
レクサ18に出力するようになされている。
【0036】コントローラ19は、映像エンコーダ12
乃至音声エンコーダ17のエンコード処理を制御すると
ともに、マルチプレクサ18のマルチプレクス処理を制
御するようになされている。スクランブラ20は、マル
チプレクサ18より供給される多重化信号をスクランブ
ルし、モジュレータ21−1に出力するようになされて
いる。
【0037】エンコーダおよびマルチプレクサ11−
2,11−3も、エンコーダおよびマルチプレクサ11
−1と同様に構成されている。
【0038】EPG入力端末31−1乃至31−3で入力
されたEPG情報は、データベース32に素データとして
蓄積されるようになされている。EPGテーブル生成部3
3は、データベース32に蓄積された素データからEPG
テーブルを生成し、TSパケット化部35に出力するよ
うになされている。生成タイミング管理部34は、所定
のタイミング信号を生成し、EPGテーブル生成部33に
出力している。
【0039】EPGテーブル生成部33には、図3に示さ
れるような、各テーブルを生成する生成部33−1乃至
33−9が設けられている。NIT生成部33−1はNIT
を、SDT生成部33−2はSDTを、pfEIT生成部33−3
はpfEITを、ETT生成部33−4はETTを、gEMT生成部3
3−5はgEMTを、nEMT生成部33−6はnEMTを、dEMT生
成部33−7はdEMTを、rDMT生成部33−8はrDMTを、
そして、DMT生成部33−9はDMTを、それぞれ生成す
る。
【0040】EPG送出コントローラ36−1乃至36−
3は、TSパケット化部35より供給された各テーブル
のEPGデータを、対応するエンコーダおよびマルチプレ
クサ11−1乃至11−3のマルチプレクサに供給する
ようになされている。
【0041】モジュレータ21−1乃至21−3は、対
応するエンコーダおよびマルチプレクサ11−1乃至1
1−3より供給されたストリームをFEC(Forward Error
Collection)エンコードするとともにQPSK変調し、出
力増幅器22に出力している。出力増幅器22は、モジ
ュレータ21−1乃至21−3より供給された変調信号
を増幅し、送信アンテナ2を介して衛星3に向けて出力
するようになされている。
【0042】この構成例においては、エンコーダおよび
マルチプレクサ11−1乃至11−3が、それぞれ衛星
3の1個のトランスポンダ4を使用する。従って、この
構成例においては、合計3個のトランスポンダを介し
て、各家庭に画像信号が配信される。
【0043】すなわち、エンコーダおよびマルチプレク
サ11−1では、映像エンコーダ12,14,16が3
チャンネル分の映像信号をエンコードする。また、音声
エンコーダ13,15,17が各映像信号に対応する音
声信号をエンコードする。例えば、映像エンコーダ12
は、第1の映像信号をMPEG2方式でエンコードし、マル
チプレクサ18に出力する。音声エンコーダ13は、映
像エンコーダ12に入力される映像信号に対応する音声
信号をMPEG方式でエンコードし、マルチプレクサ18に
出力する。以下同様に、映像エンコーダ14,16と、
音声エンコーダ15,17も、それぞれのチャンネルの
映像信号と音声信号をエンコードし、マルチプレクサ1
8に出力する。コントローラ19は、映像エンコーダ1
2,14,16と、音声エンコーダ13,15,17の
エンコード処理を制御する。
【0044】マルチプレクサ18は、映像エンコーダ1
2乃至音声エンコーダ17の出力をコントローラ19の
制御のもと多重化する。
【0045】エンコーダ11−2,11−3において
も、上述したエンコーダ11−1と同様の処理が行われ
る。
【0046】映像信号と音声信号は、各エンコーダによ
り、デジタル圧縮されるため、伝送路の有効利用を図る
ことが可能となる。
【0047】EPG入力端末31−1乃至31−3から、N
ITに対応するネットワーク情報、SDTに対応するチャン
ネル情報、pfEIT,ETT,EMTに対応する番組情報、DMTに
対応するメッセージ情報などが入力され、データベース
32に素データとして蓄積される。EPGテーブル生成部
33は、生成タイミング管理部34より供給されるタイ
ミング信号に基づいて、生成すべきテーブル(NIT,SD
T,pfEIT,ETT,EMT,DMTなどのテーブル)の素データ
を検索し、テーブルを作成する。
【0048】作成されたテーブルは、TSパケット化部
35で、TS(Transport Stream)パケット化され、EP
G送出コントローラ36−1乃至36−3に供給され
る。
【0049】その詳細は後述するが、テーブルのうち、
dEMTは、例えば4秒を周期として同一のデータが繰り返
し供給される。その他のテーブル(NIT,SDT,pfEIT,E
TT,gEMT,nEMT,rDMT,DMT)は、1秒周期で、同一の
データが繰り返し供給される。
【0050】EPG送出コントローラ36−1は、供給さ
れた各テーブルのデータをマルチプレクサ18に供給す
る。マルチプレクサ18は、コントローラ19の制御の
もと、エンコード処理された映像信号と音声信号、さら
には、EPG送出コントローラ36−1から供給されたEPG
パケットを多重化し、シリアルに出力する。
【0051】スクランブラ20は、マルチプレクサ18
から供給されたデータをスクランブルした後、モジュレ
ータ21−1に出力する。モジュレータ21−1は、入
力されたデータをFECエンコードし、さらにQPSK変調す
る。そして、変調信号を出力増幅器22に供給する。出
力増幅器22は、入力されたデータを増幅し、送信アン
テナ2を介して衛星3に向けて送信する。
【0052】エンコーダおよびマルチプレクサ11−
2,11−3と、モジュレータ21−2,21−3にお
いても同様の処理が行われる。
【0053】エンコーダおよびマルチプレクサ11−1
より出力されたトランスポートストリームは、衛星3の
アンテナ5で受信され、トランスポンダ4のうち、第1
のトランスポンダで処理され、第1の搬送波で、アンテ
ナ5から各家庭に配信される。同様に、エンコーダおよ
びマルチプレクサ11−2,11−3より送信されたビ
ットストリームの信号は、アンテナ5で受信され、トラ
ンスポンダ4のうち、それぞれ第2のトランスポンダと
第3のトランスポンダで処理され、アンテナ5を介し
て、第2の搬送波と第3の搬送波で、各家庭に配信され
る。
【0054】図4は、受信装置7の詳細な構成例を表し
ている。周波数コンバータ41は、受信アンテナ6より
供給された所定の搬送波の信号を中間周波信号に変換
し、フロンドエンド部51に出力するようになされてい
る。フロントエンド部51は、キャリア選択部52、QP
SK復調部53、およびFECデコーダ54を有している。
キャリア選択部52は、周波数コンバータ41より入力
された中間周波信号から、所定の周波数の搬送波(キャ
リア)の信号を選択し、QPSK復調部53に出力するよう
になされている。QPSK復調部53は、キャリア選択部5
2より入力された信号をQPSK復調し、FECデコーダ54
に出力するようになされている。FECデコーダ54は、
入力された信号をFEC処理し、トランスポート部55に
出力する。
【0055】トランスポート部55は、デスクランブラ
56で、FECデコーダ54の出力をデスクランブルした
後、デマルチプレクサ57に出力するようになされてい
る。デマルチプレクサ57は、TSパケットの中に入っ
ている複数のビデオまたはオーディオデータと、EPGデ
ータとを分離する。このデマルチプレクス処理は、ホス
トプロセッサ64により制御される。デマルチプレクサ
57は、デスクランブラ56より入力された信号をデマ
ルチプレクスし、ビデオデータをビデオデコーダ60
に、オーディオデータをオーディオデコーダ61に、そ
して、EPGデータをEPG処理プロセッサ59に、それぞれ
出力するようになされている。
【0056】オーディオデコーダ61は、入力されたオ
ーディオデータをMPEG方式でデコードし、D/A変換部
63に出力するようになされている。D/A変換部63
は、オーディオデコーダ61より入力されたオーディオ
データをD/A変換し、図示せぬスピーカなどに出力す
る。
【0057】ビデオデコーダ60は、入力されたビデオ
データをMPEG2方式でデコードし、NTSCエンコーダ62
に出力する。NTSCエンコーダ62は、入力されたビデオ
データをNTSC方式の映像信号に変換して出力するように
なされている。
【0058】EPG処理プロセッサ59は、ホストプロセ
ッサ64からの指令に対応して、EPGデータの中身をホ
ストプロセッサ64に供給するとともに、オンスクリー
ン表示のためのデータを生成し、NTSCエンコーダ62に
出力するようになされている。
【0059】ICカード65には、コンディショナルア
クセスのための情報などが記録されており、ホストプロ
セッサ64は、このICカード65に記憶されている情
報に対応して、デスランブラ56を制御し、スクランブ
ル処理を実行させるようになされている。メッセージラ
ンプ66は、必要に応じてホストプロセッサ64を駆動
する。
【0060】次に、その動作について説明する。周波数
コンバータ41は、受信アンテナ6で受信した信号を、
所定の中間周波信号に変換し、フロントエンド部51に
出力する。ホストプロセッサ64は、ユーザからの指令
に対応して、キャリア選択部52を制御し、所定の周波
数の搬送波(キャリア)を選択させる。すなわち、所定
のトランスポンダが出力するキャリアの信号が、キャリ
ア選択部52で選択され、QPSK復調部53に供給され
る。QPSK復調部53は、入力された信号をQPSK復調し、
FECデコーダ54に出力する。FECデコーダ54は、入力
された信号をFEC処理し、デスクランブラ56に出力す
る。
【0061】ホストプロセッサ64は、視聴者から受信
を指令されたチャンネルの番組がスクランブルされてい
る場合、ICカード65に記憶されているコンディショ
ナルアクセスに関する情報を読み出し、その情報に対応
してデスクランブラ56を制御する。すなわち、コンデ
ィショナルアクセスが許容されている場合には、デスク
ランブラ56は、FECデコーダ54より入力される、ス
クランブルされているTSパケットをデスクランブル
し、デマルチプレクサ57に出力する。コンディショナ
ルアクセスが許容されていない場合には、ホストプロセ
ッサ64は、デスクランブラ56にデスクランブル処理
を実行させない。その結果、実質的に、視聴者は、その
番組を視聴することができない。
【0062】デマルチプレクサ57は、ホストプロセッ
サ64からの指令に対応して、1つのキャリア中に含ま
れる3つのチャンネルの番組の中から、指定された1つ
のチャンネルのビデオパケットと、それに対応するオー
ディオパケットのデータを抽出し、それぞれビデオデコ
ーダ60とオーディオデコーダ61に出力する。ビデオ
レコーダ60は、入力されたビデオパケットのデータを
MPEG2方式でデコードし、NTSCエンコーダ62に出力す
る。NTSCエンコーダ62は、入力されたビデオデータを
NTSC方式の映像信号に変換して、図示せぬディスプレイ
に供給し、表示させる。また、オーディオデコーダ61
は、入力されたオーディオデータをMPEG方式でデコード
し、D/A変換部63に出力する。D/A変換部63
は、入力されたオーディオデータをD/A変換し、図示
せぬスピーカに出力する。
【0063】デマルチプレクサ57は、デスクランブラ
56より供給されるデータにEPGデータが含まれる場
合、これを抽出し、EPG処理プロセッサ59に出力す
る。EPG処理プロセッサ59は、ホストプロセッサ64
からの指令に対応して、このEPGデータを処理し、必要
に応じてオンスクリーン表示すべきデータを生成し、NT
SCエンコーダ62に出力する。NTSCエンコーダ62は、
EPG処理プロセッサ59より入力されたオンスクリーン
データを、ビデオデコーダ60より供給されたビデオデ
ータに対応して生成したNTSC方式の映像信号に重畳し、
出力する。これにより、番組表が、必要に応じて、受信
画像に重畳して表示される。
【0064】次に、EPGを構成する各テーブルの詳細に
ついて、さらに説明する。図5は、EPGを構成する各種
のテーブルを伝送する場合におけるフォーマットを表し
ている。同図に示すように、このフォーマットにおいて
は、テーブルは、任意の数のセクションに区分して伝送
される。ここで規定される任意の数のセクションのデー
タが、1秒周期、または4秒周期で、繰り返し伝送され
ることになる。
【0065】各セクション(section)は、ヘッダ(hea
der)と任意の数の情報単位で構成される。1つのセク
ションの最大の長さは、4096byteとされる。
【0066】ヘッダの先頭には、テーブルの種類を表す
table_idが配置される。このtable_idは、NITの場合0
x40、SDTの場合0x42または0x46、pfEITの場
合0x4eまたは0x4f、ETTの場合0xA2または
0xA3、gEMTの場合0xA4、nMETの場合0xA5、
dEMTの場合0xA7、DMTの場合0x92、rDMTの場合
0x93とされる。
【0067】table_idの次には、section_lengthとし
て、このヘッダを含むセクションの長さがbyteで表され
る。テーブルの種類毎に、セクションの長さの最大値が
予め定められている。
【0068】section_lengthの次には、table_id_exten
sionが配置されている。同一のtable_idを有するテーブ
ルは、複数個生成される。例えば、SDTはストリーム毎
に、pfEITとETTはチャンネル毎に、EMTはダミーサービ
ス毎に、それぞれ生成される。そこで、これらを区別す
るために、table_id_extensionが用いられる。すなわ
ち、ここには、例えば、SDTの場合、ストリーム番号
が、pfEITとETTの場合、チャンネル番号が、記述され
る。
【0069】その次には、version_numberが配置されて
いる。ここには、テーブルが更新された場合のバージョ
ンの番号が記述される。情報単位のどこかが変更された
場合、このversion_numberをインクリメントすること
で、受信装置7に対して、内容に変更があったことが通
知される。
【0070】version_numberの次には、section_number
が配置されている。ここには、そのヘッダが属するセク
ションの番号が記述される。この番号は、そのセクショ
ンが、全体の何番目であるのかを表している。セクショ
ンは、その最大長が予め定められているので、この最大
長を越えるデータを書き込む必要がある場合、そのデー
タは、複数のセクションに分けて記述される。セクショ
ン番号は、0からスタートし、最大255まで1ずつイ
ンクリメントする。セクション分けがなされた場合、各
セクションのヘッダは、このsection_numberのみが異な
り、他は、対応するセクションと同一のものとなる。
【0071】section_numberの次には、last_section_n
umberが配置される。ここには、テーブルの一番最後のs
ection_numberが記述される。
【0072】情報記述部分の各情報単位には、SDTの場
合には1つのチャンネル情報が、pfEITとEMTの場合には
1つの番組情報が、DMTの場合には1つのメッセージ
が、ETTの場合には1日のイベント情報が、それぞれ記
述される。
【0073】図6は、EPGを構成する各テーブルの内容
と、そのデータ量を模式的に表している。NIT(Network
_Information_Table)には、ネットワーク全体の構成お
よび受信に必要な情報が記述される。NITは、ネットワ
ークに1つ設けられる。
【0074】SDT(Service_Description_Table)には、
サービス情報が記述される。このSDTは、ストリーム毎
に規定される。
【0075】pfEIT(present_following_Event_Informa
tion_Table)には、現在の番組と次の番組の情報が記述
される。このpfEITは、チャンネル毎に規定される。
【0076】ETT(Event_Time_Table)には、全番組のe
vent_id(番組の識別記号)とスタート時刻、並びに、
参照するgEMTのセクション番号が記述される。
【0077】gEMT(general-Event_Material_Table)に
は、NVOD以外のイベントの情報が記述される。このgEMT
は、ダミーサービス毎に規定される。
【0078】nEMT(near-video-on-Demand_Event_Mater
ial_Table)には、NVODのイベントの情報が記述され
る。このnEMTは、NVODのチャンネルのダミーサービス毎
に規定される。
【0079】このように、gEMTとnEMTを区別し、それぞ
れにNVOD以外のイベントの情報、またはNVODのイベント
の情報を記述するようにしたが、両者を統一し、共通の
EMTとし、その中に、NVODのイベントを記述する場合に
は、その記述が、NVODに関する記述であることを表すフ
ラグを記述するようにしてもよい。
【0080】dEMT(detail-Event_Material_Table)に
は、イベントの概要文書が記述される。このdEMTは、ダ
ミーサービス毎に規定される。
【0081】rDMT(reference-Digital_Message_Tabl
e)には、メッセージのインデックスが記述される。そ
してDMTには、メッセージが記述される。
【0082】図6に示すように、NITのデータ量は、SDT
のデータの量に較べて小さい。pfEITとETTは、gEMTに較
べて少ないデータ量となっている。dEMTは、イベントの
概要文書を記述するものであるため、gEMTまたはnEMTに
較べて、データ量が相当多くなっている。
【0083】rDMTは、メッセージの単なるインデックス
に過ぎないため、DMTに較べてデータ量が少なく、NITよ
り若干多い程度である。DMTは、rDMTよりはデータ量が
多いが、gEMTまたはnEMTなどに較べれば小さいデータ量
となっている。
【0084】図7は、各テーブルの参照関係を表してい
る。ネットワーク全体の構成および受信に必要な情報が
記述されるNITには、参照すべき複数のSDTが記述されて
いる。このSDTは、各搬送波(トランスポンダ)毎に、
換言すれば、ストリーム毎に規定されている。SDTに
は、そのストリームに含まれるチャンネル(ch)と、
それに対応するダミーチャンネル(d−ch)が含まれ
ている。視聴者が実際に選択することができるのは、実
チャンネルだけであり、ダミーチャンネルは選択するこ
とができない。実チャンネルには、pfEITとETTが対応し
て設けられており、ダミーチャンネルには、gEMTとそれ
に対応するdEMTが設けられている。
【0085】pfEITには、そのチャンネルで現在放送さ
れている番組と、その次に放送される番組の情報が記述
される。ETT,gEMT,およびdEMT(スケジュールテーブ
ル)には、図8に示すように情報が記述される。
【0086】すなわち、図8に示すように、ETTには、
その先頭に、headerが配置され、その次には、referenc
e_service_idが配置される。service(いわゆるチャン
ネルに対応する)は、連続する複数のeventより構成さ
れ、service_idは、このserviceの識別コードであり、n
etwork_id_uniqueとなる。これは、実サービスの場合、
service_idとされるが、ダミーサービスの場合、refere
nce_service_idとされる。このETTに規定されるreferen
ce_service_idは、参照先のEMTのreference_service_id
を表す。
【0087】first_start_timeは、そのセクションに含
まれるイベントのうち、start_time(放送開始時刻)が
最も早いイベントのstart_timeをbyteで表し、last_sta
rt_timeは、そのセクションに含まれるイベントのう
ち、start_timeが最も遅いイベントのstart_timeを表
す。
【0088】ループは1日分の番組のテーブルが記述さ
れている範囲を表しており、dateは、その1日分のルー
プに含まれるイベントの放送開始の日付を表す。length
は、このループの長さを表す。
【0089】さらに、その次に、event_infoが、その1
日において放送される番組の数だけ記述される。
【0090】各event_infoの最初のevent_idは、その番
組の識別コードを表している。start_timeは、その番組
の放送開始時刻を表している。lengthは、次のEMT_sect
ion_number以降の、そのevent_infoの長さを表してい
る。
【0091】EMT_section_numberには、そのイベントの
共通情報の書かれたEMTのsection_numberが記述され
る。すなわち、ETTには番組の個別情報が記述されてい
るので、参照する共通情報の記述されているEMTのsecti
on_numberがここに記述される。reference_event_idに
は、共通情報の記述されているダミーイベントのrefere
nce_event_idが記述される。ダミーサービスは、共通サ
ービス情報の記述およびEMTを記述するための仮想サー
ビスであり、reference_service_idを有する。ダミーイ
ベントは、EMTを検出するためのダミーサービスに含ま
れる疑似イベントを意味する。reference_event_idは、
ダミーイベントのevent_idである。
【0092】すなわち、EMT_section_numberにより、参
照するgEMT(またはnEMT)のセクションが指定され、re
ference_event_idにより、そのセクションの中のダミー
イベントが指定される。
【0093】feeは、その番組(イベント)の視聴料金
を記述する。feeの次の8ビットはフラグを表し、その
うちのf1は、次の1ビットのCAが有効であるとき1
とされ、無効であるとき0とされる。次のCAは、cond
itional accessが有効であるか否かを表すフラグであ
る。次のf2は、このETTに、durationが規定されてい
るか否か、f3は、このETTに、series_idが規定されて
いるか否か、f4は、このETTに、volume_noが規定され
ているか否かを、それぞれ表す。
【0094】durationは、eventの長さを表している。s
eries_idは、そのイベントのseriesの識別記号である。
seriesは、serviceにまたがる特定のeventの集合を意味
する。
【0095】volume_noは、eventのvolumeを表す。例え
ば、eventがドラマなどであり、第1回目、第2回目、
第3回目などと、続きものとなっているeventである場
合、その何回目であるかを記述する。
【0096】このようなETTで参照されるgEMT(またはn
EMT)には、dEMTに記述される、eventの概要文書以外の
情報が記述され、gEMT(またはnEMT)で参照されるdEMT
には、そのeventの概要文書が記述される。
【0097】なお、gEMT(またはnEMT)には、そのeven
tのカテゴリも記述される。
【0098】図7に示すように、通常のチャンネルの場
合(NVODのチャンネルではない場合)、1つのチャンネ
ルにETT、gEMTおよびdEMTが1つずつ存在する。
【0099】これに対して、NVODのチャンネルにおいて
は、NVODの各タイミングの画像を配信するチャンネルに
対応してETTが規定され、各ETTは、ダミーチャンネルの
nEMTを参照する。この場合、各NVODの実チャンネルに対
応するダミーチャンネルは共通化される。そして、1つ
のダミーチャンネルに対応して、1つのnEMTとdEMTが規
定される。
【0100】図8に示すように、ETTの複数のevent_inf
oによりgEMT(またはnEMT)の共通のreference_event_i
dを参照することができる。この点、図16に示すよう
に、従来、実チャンネル毎に、個別にgEITとdEITが用意
されていたのと異なっている。従って、本実施の形態の
場合、異なるeventにより、同一のgEMTを参照すること
ができるので、その分だけ伝送するデータ量を減少させ
ることができる。特に、多チャンネル放送の場合、同じ
番組を繰り返し放送することが多い。このような場合、
異なるETTが同一のgEMTを参照することが多くなる。従
って、それだけ、伝送するデータ量が少なくてすむ。
【0101】また、本発明の実施の形態においては、図
8に示したETTにより、例えば、1週間分の番組表が、
連続した複数のセクションで伝送される。1セクション
の最大の長さは、4096byteであり、MPEG2のトラン
スポートストリームのパケット長である188byteより
十分大きいので、従来の場合のように、3時間毎に区切
られた結果、実質的に番組が存在しないような番組表が
発生せず、無駄にデータを伝送する必要がなくなる。従
って、このことからも、伝送するデータ量が少なくてす
むことになる。
【0102】さらに、次のことからも、伝送データ量が
減少することになる。すなわち、上述したように、even
tが連続ものの番組である場合、例えば、図9に示すよ
うに、第1回目の番組の番組紹介文(図9(A))と、
第2回目の番組の番組紹介文(図9(B))とは、重複
している部分が多い。番組のタイトルとその紹介文は、
EMTのなかのname_descriptorとcontent_descriptorに記
述される。本発明の実施の形態においては、これに、さ
らに、add_name_descriptorとadd_content_descriptor
が追加される。そして、上述したように、実イベントの
event_idや、eventのstart_timeを記述するETT内に、vo
lume_numberが連続ものの番組のために規定されてい
る。そこで、このvolume_numberに、連続ものの番組の
回数を記述しておく。
【0103】受信装置7のEPG処理プロセッサ59は、E
TT内にvolume_numberが存在する場合、参照するEMTのna
me_descriptorに記述されているタイトルに、add_name_
descriptorの該当するvolume_numberの文を付加して表
示するように制御する。その結果、例えば図10に示す
ように記述することで、「ある恋の物語」のタイトルの
後ろに、番組放送回数を表す「(1)」または
「(2)」の文字が付加されて表示される。
【0104】同様に、EPG処理プロセッサ59は、EMTの
content_descriptorの内容に、add_content_descriptor
の対応するvolume_numberの文章を付加して表示する。
これにより、「紹介文:全8回。若い女性の心の動きを
コミカルに表現した作品。恋のゆくえははたしてどうな
るか。」の紹介文の次に、第1回目においては、「突
然、ゆきえの前に現れた男性は・・・」の文章が挿入さ
れ、第2回目においては、「ゆきえは男性と突然再開。
そのときゆきえは・・・」の文章が挿入表示される。
【0105】このようにすることで、共通する文章を2
重に伝送する必要がなくなり、伝送効率を向上させるこ
とができる。
【0106】さらに、本発明の実施の形態の場合、より
迅速な検索が可能となる。すなわち、本発明の実施の形
態の場合、番組表の時間帯を区分せずに、テーブルを、
一週間分の番組のevent_idとスタート時刻、並びに参照
すべきgEMTのセクション番号を記述したETTと、eventの
情報を記述したEMTに区分し、ETTに一週間分の番組表を
記述するようにした。ETTに含まれる番組表の時間帯は
長いが、eventの実質的な内容に関する情報はEMTに記録
されているため、ETT自体のデータ量は少なく、従っ
て、検索も迅速に行うことが可能となる。検索の結果得
られた番組の必要な情報は、EMTから適宜読み出され
る。
【0107】また、本発明においては、NVODのチャンネ
ルの情報は、nEMTに記述するようにしたので、例えば、
NVOD番組だけを検索し、表示することが可能となる。こ
の場合、EPG処理プロセッサ59は、nEMTを検索し、そ
こに記述されているeventのタイトルを読み出し、例え
ば、図11に示すように表示させる。このとき検索対象
とされるのは、nEMTだけであるから(gEMTは検索されな
いので)、高速の検索が可能となる。このとき、また、
nEMTの中に各番組のジャンルと各番組のタイトルの称呼
を記述しておくようにする。このようにすると、タイト
ルをジャンル別に検索したり、検索されたタイトルをあ
いうえお順に表示させることができる。
【0108】なお、gEMT中にも、ジャンルと番組のタイ
トルの称呼を記述しておくようにすれば、通常の番組を
ジャンル別に検索し、これをあいうえお順に表示させる
ことができる。
【0109】さらに、また、nEMT中に、NVODコードを記
述しておくことができる。このようにすると、異なる搬
送波(トランスポンダ)にまたがって、NVODのサービス
が行われているような場合においても、同一のタイトル
を2重に表示させるようなことを防止することができ
る。
【0110】すなわち、EPG処理プロセッサ59は、NVO
Dコードが記述されている場合、その番組は共通のNVOD
であるものとして、そのタイトルの表示を省略する。re
ference_event_idは、同一のキャリア内においてユニー
クであり、異なるキャリアにおいては、reference_even
t_idが同一であったとしても、基本的には異なるダミー
イベントを指定するものとなる。そこで、このNVODコー
ドにより、対応するNVODであることを指定するのであ
る。
【0111】また、本発明の実施の形態においては、nE
MTで検索したダミーイベントのreference_event_idをも
とに、ETTから所定のNVOD番組の放送開始時刻をすべて
検索することができる。図12は、この場合の表示例を
表している。この表示例は、「ジャイアンツ」というタ
イトルの番組が、18時00分から1時間毎に放送され
ている例を表している。この検索も高速に行うことがで
きる。
【0112】さらに、この場合において、nEMT中にダミ
ーイベントのstart_timeを記述する部分を設け、そこに
NVODの開始時刻のうち、最終回の開始時刻を記述するよ
うにすることができる。このようにすると、その記述か
ら最終回の放送開始時刻を検知することができる。
【0113】ETTには、feeの項目が設けられ、そこに課
金情報が記述されているので、放送時刻によって課金が
異なる場合には、これも同時に表示させることができ
る。
【0114】また、本発明の実施の形態の場合、次の理
由によっても、迅速な検索、従って迅速なアクセスが可
能となる。すなわち、ETTには、番組のスタート時刻
と、EMTのその番組情報が記述されているセクション番
号が記述されている。ETTは、EMTに較べ、情報量が2桁
近く少なくできるので、2週間分のデータを書き込んだ
としても、その容量は比較的小さくてすむ。従って、例
えば、受信装置の内部において、このETTを記憶するよ
うにしたとしても、そのメモリの容量は小さくてすむ。
また、記憶しないようにしたとしてもアクセスは容易で
ある。
【0115】本発明の実施の形態の場合、さらに、次の
理由からも、迅速に検索を行うことができるようにな
る。すなわち、再放送の番組の場合、その番組の共通情
報が、すべてEMTに記述され、個別情報がETTに記述され
る。従って、EMTは、本来のイベントをすべて記述した
場合に較べ、そのデータ量は少なくなる。また、主要な
イベント情報(EMT)を重複させずに並べることが可能
となり(同一のイベント情報が異なるテーブルから重複
して検索されることがなくなり)、より迅速な検索が可
能となる。また、再放送が重複して表示されることが防
止される。
【0116】また、この発明の実施の形態の場合、例え
ば、同一のEMTを参照する番組は、再放送番組であると
して、再放送番組だけを検出することもできる。
【0117】なお、ETTに記述した視聴料金などの情報
(CA)をEMTにも記述することができる。EPG処理プロ
セッサ59は、EMTとETTの両方にCAが記述されている
場合には、ETTの情報を優先する。
【0118】また、ジャンル情報は、gEMT(またはnEM
T)だけでなく、SDTにも記述するようにすることができ
る。多チャンネル放送の場合、例えば、スポーツ専門、
ニュース専門、音楽専門といったように、チャンネル毎
に、ある程度、放送される番組のジャンルが決められる
ことが多い。そこで、SDTに、チャンネルの付随情報と
して、いくつかのジャンルを記述するようにすること
で、ジャンル検索を行う場合、検索対象とするジャンル
と同一のジャンルのチャンネルをSDTから検索し、その
チャンネルの番組だけをさらに検索するようにすること
で、検索範囲を狭くすることができ、検索時間を大幅に
短縮することができる。
【0119】次に、図13を参照して、rDMTとDMTにつ
いて説明する。図13に示すように、DMTもセクション
単位で区分されており、そのheaderには、図5を参照し
て説明したような内容の事項が登録されている。但し、
そのうちのtable_id_extensionとしては、network_idが
登録される。このnetwork_idは、networkの識別コード
である。
【0120】headerの次には、messageのブロックが続
く。各messageには、メッセージの発信者を表すmesseng
er、メッセージのレベルまたは属性を表すmessage_typ
e、メッセージの識別番号であるmessage_number、並び
にメッセージの内容としてのmessageが登録されてい
る。
【0121】これに対してrDMTには、headerの次に、基
本的には、message_indexが必要な数だけ挿入される。
このmessage_indexには、メッセージの発信者としてのm
essenger、メッセージのレベルまたは属性を表すmessag
e_type、並びに、メッセージの番号であるmessage_numb
erが記録されている。さらに、このmessage_indexに
は、DMT_section_numberが挿入され、ここに、参照する
(対応するメッセージが存在する)DMTのセクション番
号が登録される。
【0122】また、message_indexには、メッセージの
発信者としての番組提供者のid_number、受信装置の提
供者のid_numberなどが記録される。
【0123】さらに、rDMTには、緊急メッセージが発信
される場合、これが挿入される。すなわち、通常のメッ
セージは、DMTに挿入されるのであるが、緊急メッセー
ジは、本来インデックスだけを登録するrDMTに登録され
る。
【0124】DMTには、全部で1024個のメッセージ
を挿入することができる。テーブルを送信するためのセ
クション数の最大値は256個であり、1セクションの
最大の長さは、4096byteであるから、メッセージの
総データ量は、1Mbyte(=4096byte×256)と
なる。そこで、1メッセージあたりの最大の容量を40
0byteとし、全部で1024個のメッセージを伝送する
ことができる。
【0125】このように、メッセージを含むDMTは、相
当大きなテーブルとなるため、図14に示すように、複
数のトランスポンダのうちの代表的な1つのトランスポ
ンダ(図14の例の場合、トランスポンダ1)に対応す
るストリームにのみ挿入する。そして、rDMTは、すべて
のトランスポンダに対応するストリームに挿入する。従
って、各受信装置は、どのトランスポンダに対応するス
トリームを受信していたとしても、rDMTに含まれている
緊急メッセージは、直ちに、これを受信することができ
る。それ以外の通常のメッセージを受信するには、トラ
ンスポンダ1のストリームを受信する必要がある。
【0126】DMTをすべてのトランスポンダのストリー
ムに挿入すると、そのデータ量が多いために、それだ
け、本来の画像信号の伝送容量が失われることになる。
そこで、このように、DMTは、予め定めた所定のトラン
スポンダのストリームにのみ挿入するようにする。
【0127】rDMTの容量は、それほど多くないので、各
トランスポンダのストリームに挿入するようにしても、
本来の画像信号の伝送容量が失われることはほとんどな
い。そして、このrDMTにメッセージが挿入されているDM
Tのインデックス情報を記録するようにしたので、視聴
者は、DMTを含まないトランスポンダのストリームを受
信中であったとしても、メッセージが発生されたことを
速やかに知ることができ、必要に応じ、適宜、これを読
み取ることができる。そして、緊急メッセージについて
は、いずれのトランスポンダのストリームを受信してい
る場合にも、直ちに、これを読み取ることができる。緊
急メッセージは、頻繁に発生されるものではないので、
通常は、本来の画像信号などの伝送容量が損なわれるこ
とがほとんどない。
【0128】このように、メッセージ伝送のために、専
用のDMTとrDMTを用意するようにしたので、ネットワー
ク管理者だけでなく、チャンネルを有する番組提供者か
らも、特別番組のアナウンス、キャンペーンの告知、番
組視聴方法の案内といったメッセージを適宜伝送するこ
とが可能となる。
【0129】また、このメッセージを利用して、受信装
置の動作ソフトを入れ替えるためのダウンロードの告
知、変更内容、方法などを、視聴者に容易に伝えること
が可能となる。
【0130】図15は、EPG処理プロセッサ59が行う
メッセージ処理の例を表している。ステップS1乃至ス
テップS4において、rDMTのmessage_indexに含まれて
いるmessage_typeが、1乃至4のいずれであるのかが判
定される。message_typeが、1乃至4のいずれでもない
と判定された場合においては、ステップS5においてエ
ラー処理が行われる。
【0131】ステップS1において、message_typeが1
であると判定された場合、ステップS6に進み、EPG処
理プロセッサ59は、受信装置7の電源がオフされてい
たとしても、これをオンし、D/A変換部63を制御
し、警告音を発生させるとともに、受信したメッセージ
をオンスクリーン表示させるためのデータを発生し、NT
SCエンコーダ62から出力させる。これにより、緊急警
報メッセージが受信された場合には、すべての視聴者
が、確実に、このメッセージを直ちに視聴することがで
きる。なお、この緊急警報メッセージは、例えば、災害
発生時などに伝送されるものである。
【0132】ステップS2において、message_typeが2
であると判定された場合、ステップS7に進み、EPG処
理プロセッサ59は、ホストプロセッサ64に、現在、
録画動作中であるか否かを問い合わせる。ホストプロセ
ッサ64は、この問い合わせに対応して、現在NTSCエン
コーダ62の出力を、図示せぬビデオテープレコーダな
どに供給し、録画動作を実行中であるか否かを判定す
る。判定結果は、EPG処理プロセッサ59に伝えられ
る。EPG処理プロセッサ59は、ホストプロセッサ64
からの通知に基づいて、現在録画動作中でないと判定し
た場合、ステップS8に進み、受信したメッセージをオ
ンスクリーン表示するデータを生成し、NTSCエンコーダ
62に出力し、画像信号に重畳して表示させる。
【0133】ステップS7において、現在録画動作中で
あると判定された場合、ステップS9に進み、EPG処理
プロセッサ59は、ホストプロセッサ64に、メッセー
ジランプの点灯を要求する。ホストプロセッサ64は、
この要求に対応して、メッセージランプ66を点灯させ
る。これにより、視聴者は、メッセージが伝送されてき
たことを知ることができる。
【0134】視聴者は、メッセージランプ66の表示か
ら、メッセージの発生を知ったとき、そのメッセージの
内容を直ちに知りたいを思ったときは、ホストプロセッ
サ64にメッセージの表示を指令する。ホストプロセッ
サ64は、この指令が入力されたとき、EPG処理プロセ
ッサ59を制御し、メッセージの表示を要求する。EPG
処理プロセッサ59は、この要求に対応して、受信した
メッセージのオンスクリーンデータを発生し、NTSCエン
コーダ62に供給し、表示させる。
【0135】以上のようにして、message_typeが2であ
る緊急メッセージも、rDMTにより伝送されるものである
が、その緊急性は、緊急警報メッセージ程ではないの
で、現在録画動作中でなければ、そのメッセージが直ち
に表示されるが、録画動作中である場合には、視聴者の
選択により、直ちに、あるいは後で、そのメッセージを
確認することができる。これにより、録画中の映像信号
中にスーパインポーズされたメッセージが重畳されてし
まい、録画した映像信号を再生した場合、その都度、そ
のスーパインポーズされたメッセージが表示されてしま
うようなことが防止される。
【0136】ステップS3において、message_typeが3
であると判定された場合、ステップS9に進み、メッセ
ージランプ表示処理が実行される。すなわち、この場合
には、message_type=2のメッセージを受信した場合に
おいて、録画動作中であるときと同様に、視聴者が、必
要に応じて直ちに、あるいは後でメッセージを読み出す
ことになる。
【0137】但し、このmessage_type=3以降のメッセ
ージは、DMTで伝送されてくるものであるため、視聴者
が、メッセージの受信をホストプロセッサ64に指令し
たとき、ホストプロセッサ64は、現在DMTを含むトラ
ンスポンダのストリームを受信中であれば、速やかにそ
のメッセージを表示させることができるが、DMTを含ま
ないトランスポンダのストリームを受信中である場合に
は、DMTを含むトランスポンダのストリームを受信する
ように、キャリア選択部52を制御する。そして、受信
したストリームからDMTが抽出され、その中のメッセー
ジが表示されることになる。
【0138】ステップS4において、message_typeが4
であると判定された場合、ステップS9の処理はスキッ
プされる。すなわち、この場合においては、メッセージ
ランプが表示されない。従って、視聴者は、メッセージ
の表示をホストプロセッサ64に指令して、メッセージ
を自発的に見に行き、メッセージの有無を確認すること
になる。
【0139】以上、本発明を衛星を介して情報を伝送す
る場合について説明したが、CATVシステムなどにおい
て、ケーブルを介して情報を伝送する場合にも、本発明
は適用することが可能である。
【0140】なお、上記したような処理を行うプログラ
ムをユーザに伝送する伝送媒体としては、磁気ディス
ク、CD-ROM、固体メモリなどの記録媒体の他、ネットワ
ーク、衛星などの通信媒体を利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0141】
【図1】本発明を適用した情報提供システムの構成例を
示す図である。
【図2】図1の送信装置の構成例を示すブロック図であ
る。
【図3】図2のEPGテーブル生成部の構成例を示すブロ
ック図である。
【図4】図1の受信装置の構成例を示すブロック図であ
る。
【図5】テーブルの伝送フォーマットを説明する図であ
る。
【図6】テーブルの容量を説明する図である。
【図7】テーブルの参照関係を説明する図である。
【図8】ETTとEMTの参照関係を説明する図である。
【図9】EPGの表示例を示す図である。
【図10】volume_numberの応用を説明する図である。
【図11】NVOD番組のタイトルの一覧の表示例を示す図
である。
【図12】NVOD番組の開始時刻の表示例を示す図であ
る。
【図13】rDMTとDMTを説明する図である。
【図14】rDMTとDMTのトランスポンダとの関係を説明
する図である。
【図15】図4のEPG処理プロセッサのメッセージ処理
を説明するフローチャートである。
【図16】従来のテーブルの参照関係を説明する図であ
る。
【符号の説明】
【0142】 1 送信装置, 3 衛星, 4 トランスポンダ,
7 受信装置, 11−1乃至11−3 エンコーダお
よびマルチプレクサ, 12 映像エンコーダ, 13
音声エンコーダ, 14 映像エンコーダ, 15
音声エンコーダ, 16 映像エンコーダ, 17 音
声エンコーダ, 18 マルチプレクサ, 19 コン
トローラ, 20 スクランブラ, 21−1乃至21
−3 モジュレータ, 33 EPGテーブル生成部,3
5 TSパケット化部, 36−1乃至36−3 EPG
送出コントローラ, 51 フロントエンド部, 52
キャリア選択部, 53 QPSK復調部, 54 FEC
デコーダ, 55 トランスポート部, 56 デスク
ランブラ, 57 デマルチプレクサ,58 MPEGデコ
ード部, 59 EPG処理プロセッサ, 60 ビデオ
デコーダ, 61 オーディオデコーダ, 62 NTSC
エンコーダ, 64 ホストプロセッサ, 65ICカ
ード, 66 メッセージランプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−200706(JP,A) 特開 平8−70451(JP,A) 特開 平8−102922(JP,A) 特開 平10−126750(JP,A) 電波産業会,デジタル放送に使用する 番組配列情報 標準規格,日本,2000年 6月,ARIB STD−B10 1. 3版,p.240−242 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 7/00 - 7/10 H04N 7/14 - 7/173 H04N 7/20 - 7/22 H04H 5/38 - 5/46 H04B 1/00 H04B 1/06 H04B 1/16 JSTPlusファイル(JOIS)

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザによって選択可能実チャンネル
    で提供する番組の識別コード、番組の放送開始時刻、
    および第2の情報への参照情報であって、前記第2の情
    報が配置されるセクションを特定するセクション特定情
    報を含む参照情報を含む第1の情報を生成する第1の生
    成手段と、前記実チャンネルとは異なる ダミーチャンネルを介し
    て、セクションに配置して提供する、前記参照情報によ
    って参照される、少なくとも2つ以上の番組の詳細情報
    を含む前記第2の情報を生成する第2の生成手段と、 前記第1の情報と前記第2の情報を合成してEPG情報
    を生成する合成手段と を備えることを特徴とする情報提供装置。
  2. 【請求項2】 前記番組は、前記実チャンネルにおい
    て、複数回提供される番組である ことを特徴とする請求項1に記載の情報提供装置。
  3. 【請求項3】 前記複数回提供される番組は、ニアビデ
    オオンデマンドの番組である ことを特徴とする請求項に記載の情報提供装置。
  4. 【請求項4】 前記第2の情報は、ニアビデオオンデマ
    ンドの番組用の詳細情報であることを示すコードを含む ことを特徴とする請求項3に記載の情報提供装置。
  5. 【請求項5】 前記第2の情報は、複数の前記参照情報
    から参照される ことを特徴とする請求項1に記載の情報提供装置。
  6. 【請求項6】 ユーザによって選択可能実チャンネル
    で提供する番組の識別コード、番組の放送開始時刻、
    および第2の情報への参照情報であって、前記第2の情
    報が配置されるセクションを特定するセクション特定情
    報を含む参照情報を含む第1の情報を生成する第1の生
    成ステップと、前記実チャンネルとは異なる ダミーチャンネルを介し
    て、セクションに配置して提供する、前記参照情報によ
    って参照される、少なくとも2つ以上の番組の詳細情報
    を含む前記第2の情報を生成する第2の生成ステップ
    と、 前記第1の情報と前記第2の情報を合成してEPG情報
    を生成する合成ステップと を含むことを特徴とする情報提供方法。
  7. 【請求項7】 前記番組は、前記実チャンネルにおい
    て、複数回提供される番組である ことを特徴とする請求項6に記載の情報提供方法。
  8. 【請求項8】 前記複数回提供される番組は、ニアビデ
    オオンデマンドの番組である ことを特徴とする請求項に記載の情報提供方法。
  9. 【請求項9】 前記第2の情報は、ニアビデオオンデマ
    ンドの番組用の詳細情報であることを示すコードを含む ことを特徴とする請求項8に記載の情報提供方法。
  10. 【請求項10】 前記第2の情報は、複数の前記参照情
    から参照される ことを特徴とする請求項6に記載の情報提供方法。
  11. 【請求項11】 ユーザによって選択可能実チャンネ
    ルで提供する番組の識別コード、番組の放送開始時
    刻、および第2の情報への参照情報であって、前記第2
    の情報が配置されるセクションを特定するセクション特
    定情報を含む参照情報を含む第1の情報を生成する第1
    の生成ステップと、前記実チャンネルとは異なる ダミーチャンネルを介し
    て、セクションに配置して提供する、前記参照情報によ
    って参照される、少なくとも2つ以上の番組の詳細情報
    を含む前記第2の情報を生成する第2の生成ステップ
    と、 前記第1の情報と前記第2の情報を合成してEPG情報
    を生成する合成ステップと を含む処理をコンピュータに実行させることを特徴とす
    るプログラムが記録されている記録媒体。
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