JP5673198B2 - ナビゲーション装置およびナビゲーション装置用のプログラム - Google Patents
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Description
に関するものである。
目的地に設定する車両用ナビゲーション装置が知られている。
に目的地に設定してしまう。発明者の検討によれば、このような目的地設定では、直接辿
り着けない位置を目的地としてしまう可能性がある。例えば、富士山山頂で撮影された画
像を用い、この画像の撮影位置情報が示す位置(すなわち、富士山山頂)を目的地として
も、車両では目的地に到達できない。また、日本国外で撮影された画像を用い、この画像
の撮影位置情報が示す位置を目的地としても、車両では目的地に到達できない。
ナビゲーション装置において、実際に駐車する場所とは大きく離れた目的地を設定してし
まう可能性を低減することを目的とする。
が目的地に設定されるので、実際に駐車する場所とは大きく離れた目的地を設定してしま
う可能性を低減することができる。
した後で、その施設が利用不可能であったことがわかるという事態が発生する可能性を低
減することができる。
性が高い。したがって、撮影日時が特別期間内である撮影画像を用いて目的地設定を行う
ユーザは、その景観を目的に目的地に向かいたい可能性が高い。これを利用して、上記の
ように、撮影日時が特別期間内に入る場合は、その特別期間内に該当施設に到着できるか
否かに応じた処理を行い、撮影日時が特別期間内に入らない場合は、景観とは無関係に目
的地に向かいたい可能性が高いので、その特別期間内に該当施設に到着できるか否かに関
わらず目的地設定を行う。このようにすることで、景観を目的とするユーザとそうでない
ユーザとを区別した目的地設定を行うことができる。
また、請求項11に記載の発明は、位置範囲と、その位置範囲に訪れるための車両の目的地として適した施設と、の対応関係を示す対応関係データが記録された記憶媒体(16)を備えると共に設定された目的地までの経路を算出して案内する車両用ナビゲーション装置に用いるプログラムであって、撮影画像データから、前記撮影画像データの撮影位置を示す撮影位置情報を読み出す読み出し手段(210、310)、前記対応関係データを用いて、読み出された前記撮影位置情報が示す位置を含む位置範囲を検索し、検索の結果見つかった位置範囲に対応付けられた施設(以下、該当施設という)を特定する検索手段(220)、および、前記検索手段(220)によって特定された前記該当施設を目的地として設定する設定手段(140、232〜240、332〜334、245、260)として、前記ナビゲーション装置の制御回路を機能させ、前記読み出し手段(210、310)は更に、前記撮影画像データから、前記撮影画像データの撮影日時を示す撮影日時情報を読み出し、前記設定手段は、前記該当施設周辺の景観が良好となる特別期間を示す特別期間情報が前記該当施設に設定されている場合、前記撮影日時情報の示す撮影日時が前記特別期間情報の示す特別期間に含まれているか否かを判定し、含まれていると判定した場合、前記特別期間情報の示す特別期間と現在日時との関係に基づいて、前記該当施設に向けて現在出発した場合に前記車両が前記特別期間内に前記該当施設に到着するか否かを判定し、前記特別期間内に到着しないと判定した場合、前記該当施設に前記特別期間内に到着しない旨の警告を行い、含まれていないと判定した場合、前記特別期間内に前記車両が前記該当施設に到着するか否かに関わらず、前記該当施設を目的地として設定することを特徴とするプログラムである。
このように、請求項1、3に記載の発明の特徴は、プログラムの発明の特徴としても捉えることができる。
施設を含む所定範地理囲内または前記該当施設までの経路を含む所定範囲内に、所定の高
評価の評価情報を含む撮影画像データの撮影位置情報を前記対応関係データに適用するこ
とで得られる施設がある場合、前記得られる施設を追加の目的地または経由地とする経路
を表示する追加表示手段(180)を備えたことを特徴とする請求項1ないし5および7のいずれか1つに記載の車両用ナビゲーション装置である。
た用語と後述の実施形態に記載される当該用語を例示する具体物等との対応関係を示すも
のである。
以下、本発明の第1実施形態について説明する。図1に、本実施形態に係る車両用ナビ
ゲーション装置1の構成を示す。この車両用ナビゲーション装置1は、デジタルカメラ等
によって撮影された撮影画像データに含まれる撮影位置情報に基づいて、自車両が到達可
能な目的地を設定することを特徴とする。
12、操作部13、スピーカ14、撮影画像取得部15、地図データ取得部16、および
制御回路17を有している。
センサ、車速センサ、およびGPS受信機等のセンサを有しており、これらセンサの各々
の性質に基づいた、車両の現在位置、向き、および速度を特定するための情報を制御回路
17に出力する。
表示する。操作部13は、車両用ナビゲーション装置1に設けられた複数のメカニカルス
イッチ、タッチパネル等の入力装置から成り、ユーザがこれら入力装置に対して行う操作
に応じた信号を制御回路17に出力する。
。撮影画像データは、デジタルカメラ等の撮影機器によって撮影された画像を表すデータである。図2に、撮影画像取得部15が取得する撮影画像データ30の構成を示す。この図に示すように、撮影画像データ30は、撮影された映像(風景等)を表すデータの他に、付加情報31を含んでいる。付加情報31は、撮影位置情報32、撮影時日時情報33等から成る。
機器が存在した位置(緯度、経度)を示す情報、すなわち、撮影画像データの撮影位置を
示す情報である。撮影時日時情報33は、撮影画像データが撮影された時点の日時、すな
わち、撮影画像データの撮影日時を示す情報である。付加情報31は、例えばexif(
登録商標)フォーマットの撮影画像データ中におけるメタデータとして実現可能である。
できる。具体的には、撮影機器2の撮影部21が被写体(風景等)を撮影して撮影画像3
0を生成すると共に、GPS受信機22から出力される現在位置(緯度、経度)の情報を
撮影位置情報32として付加情報31中に含め、それと同時に、現在の日時を示す情報を
撮影時日時情報33として付加情報31中に含め、その結果の撮影画像データ30を記憶
部23に記録する。
のできる装置である。例えば、撮影画像取得部15は、USBインターフェースおよびU
SBホストコントローラを含んでいてもよい。撮影機器2で撮影された撮影画像データ3
0をUSBインターフェースおよびUSBホストコントローラを用いて取得する方法とし
ては、撮影機器2によって撮影された撮影画像データ30をUSBメモリ等の外部記憶装
置にコピーし、この外部記憶装置をUSBインターフェースに接続させ、USBホストコ
ントローラに外部記憶装置中の撮影画像データ30を読み取らせればよい。あるいは、U
SBインターフェースを介して車両用ナビゲーション装置1と撮影機器2とを接続させ、
USBホストコントローラに記憶部23中の撮影画像データ30を読み取らせてもよい。
ト、携帯電話通信の基地局)に無線接続することができる無線通信装置を含んでいてもよ
い。撮影画像データ30を無線通信装置を用いて取得する方法としては、撮影者がコンピ
ュータ等を用いて、撮影画像データ30を広域ネットワーク(例えばインターネット)に
接続されたサーバにアップロードしておき、その後、車両用ナビゲーション装置1が、撮
影画像取得部15に、無線通信の基地局と無線接続させ、さらにこの基地局から広域ネッ
トワークを介してサーバにアクセスし、サーバから撮影画像データ30をダウンロードし
て地図データ取得部16の記憶媒体に記録するようになっていてもよい。
てデータの読み出しおよび書き込みを行う装置から成る。当該記憶媒体は、制御回路17
が実行するプログラム、経路案内用の地図データ等を記憶している。
置情報、種別情報、ノードの位置情報、種別情報、および、ノードとリンクとの接続関係
の情報等を含んでいる。施設データは、施設(例えば、駐車場、レストラン、旅行会社)
毎のレコードを複数有しており、各レコードは、対象とする施設の名称情報、所在位置範
囲の情報、土地地番情報、施設種類情報、等を示すデータを有している。以下では、この
ように地図データに記録されている施設を、POI(Point of Interes
t)という。また、地図データ取得部16の記憶媒体には、後述する対応関係データも記
録されている。
する装置である。CPUは、ROMまたは地図データ取得部16から読み出した車両用ナ
ビゲーション装置1の動作のためのプログラムを実行し、その実行の際にはRAM、RO
M、および地図データ取得部16から情報を読み出し、RAMおよび地図データ取得部1
6の記憶媒体に対して情報の書き込みを行い、位置検出器11、画像表示装置12、操作
部13、スピーカ14、および撮影画像取得部15と信号の授受を行う。
置特定処理、地図表示処理、目的地設定処理、誘導経路算出処理、経路案内処理等がある
。
等の技術を用いて車両の現在位置や向きを特定する処理である。地図表示処理は、車両の
現在位置の周辺等の特定の領域の地図を、画像表示装置12に表示させる処理である。こ
の際、地図表示のために用いる情報は、地図データから取得する。
該目的地までの最適な誘導経路を算出する処理である。経路案内処理は、算出された誘導
経路に沿った走行を案内する処理であり、誘導経路と自車位置との位置関係を逐次監視し
、誘導経路上の右左折交差点等の案内ポイントの手前に自車両が到達したときに、右折、
左折等を指示する案内音声をスピーカ14に出力させ、当該案内ポイントの拡大図を画像
表示装置12に表示させることで、誘導経路に沿った車両の運転を案内する処理である。
は、目的地設定処理において、操作部13に対するユーザの目的地指定操作を受け付け、
受け付けた操作に応じた目的地を設定する。また、制御回路17は、目的地設定処理にお
いて、ユーザが操作部13に対して特定の撮影画像データを指定する操作を行うと、制御
回路17は、撮影画像取得部15を用いてその撮影画像データを取得し、取得した撮影画
像データ中の付加情報31に基づいて、目的地を設定する。
て、詳細に説明する。図4に、当該処理のフローチャートを示す。
を撮影画像取得部15を用いて取得し、続いてステップ120で、当該撮影画像データ中
に撮影位置情報が含まれているか否かを判定する。撮影位置情報が含まれていなければそ
のまま当該処理を終了し、含まれていれば続いてステップ130を実行する。
報に応じて目的地候補を抽出し、続いてステップ140で、図5に示すような確認画面を
画像表示装置12に表示させる。この確認画面には、抽出された目的地候補の表示と、そ
の目的地候補を目的地として設定するか否かを問い合わせる表示を含める。
の操作を行った場合は、当該目的地候補を目的地として設定し、「目的地として設定しな
い」旨の操作を行った場合は、目的地を設定せず処理を終了する。このようにして設定さ
れた目的地は、上述の通り、誘導経路算出処理に用いられる。
それら複数の目的地候補のうち1つを選択するようユーザに促す表示を行い、操作部13
の選択操作に応じて、それら複数の目的地候補のうち1つを目的地として設定するように
なっていてもよい。
、目的地抽出処理においては、まずステップ210で、取得した撮影画像データから、撮
影位置情報を読み出す。
影位置に対応したPOI(以下、該当POIという)を検索する。この検索には、地図デ
ータに含まれている対応関係データを用いる。
、各レコードにおいては、1つの位置範囲(緯度、経度で表される地点の範囲)と、その
位置範囲に訪れるための車両の目的地として最も適したPOIとが、互いに対応付けられ
ている。
」というPOIに対応付けている。つまり、車両が直接到達できる目的地であり、かつ、
その山に登るために最も適した目的地として、その山の登山口にある駐車場を割り当てて
いる。
」というPOIに対応付けている。つまり、車両が直接到達できる目的地であり、かつ、
その遊園地を利用するために最も適した目的地として、その遊園地に付属する駐車場を割
り当てている。候補の駐車場が複数ある場合は、ユーザに候補を選択させても良い。
の店舗そのもの」というPOIに対応付けている。つまり、その店舗内にまで車両を到達
させることはできないが、遊園地や山のように占める範囲が広くない店舗については、そ
の店舗そのもののPOIを、その店舗を利用するために最も適した目的地として割り当て
ても、その店舗から実際の駐車位置までの距離はそう遠くないので問題ない。
に最も適した目的地を適宜決定して作成するようになっていてもよいし、あるいは、車両
用ナビゲーション装置1の無線通信機能を利用して広域ネットワーク上のサーバからダウ
ンロードするようになっていてもよい。
プ210で読み出された撮影位置情報が示す撮影位置を含む位置範囲のレコードを検索し
、検索の結果見つかったレコードにおいて当該位置範囲に対応付けられたPOIを特定す
る。例えば、撮影画像データが富士山の山頂で撮影されたものであるならば、富士山の登
山口駐車場のPOIが特定される。
で、検索の結果1つもレコードが見つからなかった場合は、該当POIが存在しないこと
になり、レコードが見つかった場合は、該当POIが存在することになる。
を目的地候補として抽出し、目的地候補抽出処理を終了する。
プ210で読み出した撮影位置情報の示す撮影位置に最も近い道路上の地点を、地図デー
タから読み出し、読み出した地点を目的地として設定する。このようにすることで、該当
POIが存在しない場合でも、道路を使って撮影位置に最も近づける位置まで、車両を走
行させることができる。
ら、撮影画像データの撮影位置を示す撮影位置情報を読み出し(ステップ210)、対応
関係データを用いて、当該撮影位置情報が示す位置を含む位置範囲を検索し、検索の結果
見つかった位置範囲に対応付けられた該当POIを特定し(ステップ220)、特定され
た該当施設を目的地として設定する(ステップ240、140)。
が目的地に設定されるので、実際に駐車する場所とは大きく離れた目的地を設定してしま
う可能性を低減することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について説明する。本実施形態の車両用ナビゲーション装
置1は、第1実施形態の作動に加え、該当POIの有効期間を勘案した目的地設定を行う
ようになっている。これは、例えば、飲食店のPOIを目的地に設定したとしても、その
結果、当該飲食店の営業時間外や定休日に飲食店に着いてしまうのでは、飲食店での食事
を目的としているユーザにとって不都合であるという問題に対処するためである。
形態の施設データ中のレコードには、対象とするPOIの有効期間情報を有しているもの
がある点のみである。
1時から15時まで、および、17時から22時まで営業しているPOIの有効期間は、
日(月、曜日)を特定しない11時から15時まで、および、17時から22時までの期
間である。また例えば、7月から10月までの期間のみ登山が許される山の登山口駐車場
の有効期間は、7月1日の0時から10月30日の24時までの期間である。
形態の制御回路17が実行する目的地候補抽出処理の内容が、図6に示したものではなく
図8に示すものになることである。
ものであり、ここではそれらの詳細についての説明は省略する。
た場合、続いてステップ232で、施設データ中の該当POIのレコードに、有効期間情
報が含まれているか否かを判定する。つまり、該当POIに有効期間情報が設定されてい
るか否かを判定する。該当POIに有効期間情報が設定されていなければ、第1実施形態
と同様に、ステップ240で該当POIを目的地候補として抽出する。
OIに向けて出発した場合、自車両が当該有効期間内に該当POIに到着するか否かを判
定する。具体的には、自車両の現在位置から該当POIまでの最適な経路をダイクストラ
法等によって算出し、算出した経路に沿った走行に要する時間を現在の日時に加えた結果
の日時、すなわち到着予想日時を算出する。そして、この到着予想日時が当該有効期間内
に入っていれば、自車両が当該有効期間内に該当POIに到着すると判定してステップ2
40に進み、入っていなければ、自車両が当該有効期間内に該当POIに到着しないと判
定してステップ235に進む。
る。続いてステップ236では、画像表示装置12およびスピーカ14を用いて、映像お
よび音声で、該当POIに有効期間内に到着しない旨の警告を行い、目的地候補抽出処理
を終了する。
有効期間情報が該当POIに設定されている場合(ステップ232)、有効期間情報の示
す有効期間、現在の日時、および、現在位置から該当POIまでの走行に要する時間に基
づいて、有効期間内に車両が該当施設に到着するか否かを判定し(ステップ234)、有
効期間内に到着すると判定した場合、上記警告を行わないまま、該当POIを目的地とし
て設定する(ステップ240)。
る(ステップ235)と共に、上記警告を行う(ステップ236)。このようになってい
ることで、今から該当POIまで走行して該当POIに到着しても、その施設が利用不可
能であったという事態が発生する可能性が高いことを、ユーザは認識することができる。
そして、その警告を受けた上で、図4のステップ140で、その該当POI(目的地候
補)を目的地に敢えて設定するか否かを、ユーザが選択できる。
した後で、その施設が利用不可能であったことがわかるという事態が発生する可能性を低
減することができる。例えば、飲食店内で撮影された料理の撮影画像を用いて、飲食店の
POIを目的地に設定したとしても、その結果、当該飲食店の営業時間外や定休日に飲食
店に着いてしまい、ユーザが落胆してしまう、という事態が発生する可能性を低減するこ
とができる。
が該当POI(目的地候補)を目的地として設定しなかった場合、上記有効期間内に車両
が該当POIに到着できる(判定方法はステップ234と同じでよい)主発日時まで待ち
、当該主発日時が訪れたときに、その旨をユーザに報知し、該当POIを目的地として設
定するか否かをユーザに問い合わせ、設定する旨の応答があった場合にのみ、該当POI
を目的地として設定するようになっていてもよい。
出処理を行い、その結果ステップ236で、当該山の登山口駐車場(すなわち該当POI
)について警告を行い、ステップ140でユーザが当該山の登山口駐車場を目的地として
設定しない旨の操作を行った場合、その該当POIおよび有効期間を地図データ取得部1
6の記憶媒体に記憶しておき、7月1日以降で最初に車両用ナビゲーション装置1が起動
したときに、当該山に登山できる期間が訪れた旨を報知し、該当POIを目的地として設
定するか否かをユーザに問い合わせる。このようになっていることで、該当POIに到着
したときに確実に当該施設を利用できるようになる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態について説明する。本実施形態の車両用ナビゲーション装
置1は、第1実施形態の作動に加え、該当POIの特別期間を勘案した目的地設定を行う
ようになっている。
処理を行う場合、ユーザは、その紅葉を観るために当該観光地に向かいたいと考えている
可能性が高い。そのような場合に、紅葉のない夏や春に当該観光地を目的地に設定してし
まっては、ユーザの意図に反することになるという問題がある。
したものか否かを判定することは困難であるので、本実施形態では、撮影画像に撮影時日
時情報が含まれていることを利用して、この問題を解決する。
形態の施設データ中のレコードには、対象とする施設の特別期間情報を有しているものが
ある点のみである。
別期間という)を示す情報をいう。例えば、10月15日から11月20日までの期間の
み紅葉が綺麗であると予想される山の登山口駐車場の特別期間は、10月15日の0時か
ら11月20日の24時までの期間である。また例えば、見下ろした街の夜景が綺麗な山
の登山口駐車場の特別期間は日(月、曜日)を特定しない20時から24時まである。
形態の制御回路17が実行する目的地候補抽出処理の内容が、図6に示したものではなく
図9に示すものになることである。
ものであり、ここではそれらの詳細についての説明は省略する。
の付加情報から、撮影位置情報に加え、撮影時日時情報も読み出し、続いてステップ22
0を実行する。
で、施設データ中の該当POIのレコードに、特別期間情報が含まれているか否かを判定
する。つまり、該当POIに特別期間情報が設定されているか否かを判定する。該当PO
Iに特別期間情報が設定されていなければ、第1実施形態と同様に、ステップ240で該
当POIを目的地候補として抽出する。
ップ310で読み出した撮影時日時情報の示す撮影日時が、当該特別期間情報の示す特別
期間に含まれているか否かを判定し、含まれていれば続いてステップ334を実行し、含
まれていなければ、第1実施形態と同様に、ステップ240で該当POIを目的地候補と
して抽出する。
したものである可能性が高いか低いかを判定するものである。したがって、撮影日時が特
別期間内に入っていなければ、すなわち、撮影画像データが紅葉を撮影したものでなけれ
ば、ユーザは紅葉を目的とするわけではないので、通常通り該当POIを目的地候補とし
て抽出すればよい。
Iに出発した場合に自車両が当該特別期間内に該当POIに到着するか否かを、第2実施
形態のステップ234と同様の方法で判定する。そして、この到着予想日時が当該特別期
間内に入っていれば、自車両が当該特別期間内に該当POIに到着すると判定してステッ
プ240に進み、入っていなければ、自車両が当該特別期間内に該当POIに到着しない
と判定してステップ335に進む。
る。続いてステップ336では、画像表示装置12およびスピーカ14を用いて、映像お
よび音声で、該当POIに特別期間内に到着しない旨の警告を行い、目的地候補抽出処理
を終了する。
期間を示す特別期間情報が該当POIに設定されている場合(ステップ332)、撮影日
時情報の示す撮影日時が特別期間情報の示す特別期間に含まれているか否かを判定する(
ステップ333)。
期間と、現在日時と、現在位置から該当POIまでの走行に要する時間に基づいて、特別
期間内に車両が該当POIに到着するか否かを判定し(ステップ334)、特別期間内に
到着すると判定した場合、上記警告を行わないまま、該当POIを目的地として設定する
(ステップ240)。そして、特別期間内に到着しないと判定した場合、該当POIを目
的地として設定する(ステップ335)と共に、上記警告を行う(ステップ336)。
性が高い。したがって、撮影日時が特別期間内である撮影画像を用いて目的地設定を行う
ユーザは、その景観を目的に目的地に向かいたい可能性が高い。したがって、上記のよう
になっていることで、今から該当POIまで走行して該当POIに到着しても、目的の景
観を観ることができないという事態が発生する可能性が高いことを、ユーザは認識するこ
とができる。そして、その警告を受けた上で、図4のステップ140で、その該当POI
(目的地候補)を目的地に敢えて設定するか否かを、ユーザが選択できる。
当POIに到着するか否かに関わらず、上記警告を行わないまま、該当POIを目的地と
して設定する(ステップ240)。
きるか否かに応じた処理を行い、撮影日時が特別期間内に入らない場合は、景観とは無関
係に目的地に向かいたい可能性が高いので、その特別期間内に該当施設に到着できるか否
かに関わらず、上記警告を行わないまま目的地設定を行う。このようにすることで、景観
を目的とするユーザとそうでないユーザとを区別した目的地設定を行うことができる。
(第4実施形態)
次に、本発明の第4実施形態について説明する。本実施形態の車両用ナビゲーション装
置1は、第1実施形態の作動に加え、撮影画像の撮影位置が日本国外であった場合を勘案
する目的地設定を行うようになっている。
形態の地図データには、日本国内に該当する位置範囲を示す日本国内範囲データも含まれ
ている点のみである。
本実施形態の制御回路17が実行する目的地候補抽出処理の内容が、図6に示したもので
はなく図10に示すものになることである。なお、図6と図10において同一の符号が付
されたステップは、互いに同一の処理を行うものであり、ここではそれらの詳細について
の説明は省略する。
テップ245で、ステップ210で読み出した撮影位置情報の示す撮影位置が、日本国外
であるか否かを、上述の国内範囲データを用いて判定する。そして、撮影位置が日本国外
であれば続いてステップ260を実行し、撮影位置が日本国外でなければ、続いてステッ
プ250を実行する。
港でもよい)のPOIを、地図データに基づいて特定し、特定したPOIを、目的地候補
として抽出する。
(または空港)を目的地とすることで、車両が辿り着けないような海外の目的地を設定し
てしまう可能性を低減することができると共に、日本国外に行きたいというユーザの希望
に応じた目的地設定ができる。
該当する位置範囲を示す各国の国内範囲データも含まれていてもよい。更に地図データに
は、日本国内の各空港について、当該空港からどの国への直行便が運行されているかを示
す運行データを含んでいてもよい。
情報の示す撮影位置が、日本以外のどの国の範囲内であるかを、各国の国内範囲データに
基づいて特定し、特定した国への直行便を有する空港のPOIを、運行データに基づいて
特定し、特定したPOIを、目的地候補として抽出するようになっていてもよい。なお、
運行データは、車両用ナビゲーション装置1の無線通信機能を用いて外部のサーバ(例え
ば、FM−VICS放送局)から受信するようになっていてもよい。
(第5実施形態)
次に、本発明の第5実施形態について説明する。本実施形態は、上記第1〜第4実施形態のそれぞれに対して、図11に示すように、撮影画像30の付加情報31として、撮影位置情報32、撮影時日時情報33等に加え、ユーザの評価情報34が含まれるようにし、さらに、車両用ナビゲーション装置1がこの評価情報34を目的地の設定時に利用するようにしたものである。
(第6実施形態)
次に、本発明の第6実施形態について説明する。本実施形態は、第5実施形態に対して、車両用ナビゲーション装置1が経路案内終了後に撮影画像データ30に評価情報34を含める技術を追加するものである。
(第7実施形態)
次に、本発明の第7実施形態について説明する。本実施形態は、上記第1〜第6実施形態のそれぞれに対して、撮影画像30の付加情報31に対してジャンル情報が関連付けられ、さらに、このジャンル情報と自車両の訪問地点履歴に基づいたデータを使用して、ユーザに経由地点または目的地(すなわち、最終目的地)を提案する技術を追加したものである。
例えば、図26に示すように、設定した経由地71および目的地72のPOIがそれぞれABCレストラン(ジャンルは飲食店)および遊園地D(ジャンルは家族向けレジャー施設)であったとする。この場合、設定した経路のジャンルの組み合わせは、「自宅(出発地ジャンル:POIは自宅)」→「飲食店(経由地ジャンル:POIはABCレストラン)」→「家族向けレジャー施設(目的地ジャンル:POIは遊園地D)」となる。
次にステップ620で説明したように、この組み合わせと完全に一致するレコードがジャンル対応テーブルにないか照合する。ここでは一致レコードが存在する(ステップ620:yes)ものとして説明する。そして、当該一致レコードにおいて、各ジャンルと対応するPOIは、以下であったとする。つまり、「自宅(出発地ジャンル:POIは自宅)」→「飲食店(経由地ジャンル:POIはABCレストラン)」→「家族向けレジャー施設(目的地ジャンル:POIはショッピングモールE)」といった具合である。
次にステップ630で説明したように、設定した経路の目的地(経由地も含む)と、一致レコードにおける目的地(経由地も含む)との違いが1箇所のみかどうか判断する。この例では、設定した経路の目的地が遊園地Dであり、一方、一致レコードにおける目的地ジャンルに対応するPOIがショッピングモールEである。すなわち双方は、目的地だけが異なるので、ステップ630が肯定判定となる条件を満たす(ステップ630:YES)。
よって、この場合、ステップ640で、現在位置(自宅)74から一致レコードに関連付けられたPOI71、73を通る経路を画像表示装置12に表示することで、新たな経路75、76をユーザに提案する。
(第8実施形態)
次に、本発明の第8実施形態について説明する。本実施形態は、上記第7実施形態の変形例であり、第7実施形態と同様に、ジャンル対応関係テーブルを活用してユーザに新たな経路(別経路)を提案するものである。ここで本実施形態が第7実施形態と作動上異なるのは、制御回路17が実行する処理内容が、第7実施形態において説明した図25の処理ではなく、図27に示す処理となっている点である。
なお、図27において、図25と同一の処理ステップには同一符号を付与してある。この説明はすでに行っているため、以下では省略する。
さて、図27の処理で、ステップ620にて一致レコードがない(ステップ620:no)となった場合、処理をステップ700へ移す。
ステップ700では、図28に示す提案用経路探索処理を行う。そして、その探索の結果、該当経路がある場合(ステップ710:yes)には、その経路を新たな経路としてユーザに提案(ステップ720)したのち、処理を終了する。一方、該当経路がない場合(ステップ710:no)にはそのまま図27の処理を終了する。
次に、上記処理および特に図28に示す提案用経路探索処理について、具体例を交えて説明する。具体例としてたとえば図29(a)に示すように、設定した経由地71および目的地72のPOIがそれぞれABCレストラン(ジャンルは飲食店)および遊園地D(ジャンルは家族向けレジャー施設)であったとする。
すると実施形態7と同様に、設定した経路のPOIのジャンルの組み合わせは、「自宅(出発地ジャンル:POIは自宅)」→「飲食店(経由地ジャンル:POIはABCレストラン)」→「家族向けレジャー施設(目的地ジャンル:POIは遊園地D)」となる。
なお、図29(a)に示す自宅74からショッピングモールE(ジャンルは家族向けレジャー施設)73までの経路は、すでにジャンル対応関係テーブルに登録されたデータ(出発地ジャンルが自宅で目的地ジャンルが家族向けレジャー施設という組み合わせで登録されたデータ)である。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の範囲は、上記実施形態のみに限
定されるものではなく、本発明の各発明特定事項の機能を実現し得る種々の形態を包含す
るものである。
する該当POIが該当POI−Bであり、撮影位置Cに対応する該当POIが該当POI
−Cであった場合、各該当POIの有効期間を抽出し、それら各該当POIを有効期間内
に訪れることができるように、該当POI−A、該当POI−B、該当POI−Cの巡回
の順序および走行スケジュールを決める。
POI−Aの有効期間(営業時間)が18時から24時までであり、該当POI−Cの有
効期間が15時〜18時までである場合について説明する。
−Bの順に巡回するよう、該当POI−Aを第1番目の経由地に設定し、該当POI−C
を第2番目の経由地に設定し、該当POI−Bを目的地に設定する。そして、出発地(例
えば、自宅位置)から該当POI−Aまでの走行に要する時間Aを算出し、該当POI−
Aから該当POI−Cまでの走行に要する時間Cを算出し、該当POI−Cから該当PO
I−Bまでの走行に要する時間Bを算出する。
着するよう、出発地における出発時刻(例えば、12時から時間Aを減算した時刻)を決
定し、該当POI−Cの有効期間内の時間(例えば、16時)に該当POI−Cに到着す
るよう、該当POI−Aにおける出発時刻(例えば、16時から時間Cを減算した時刻)
を決定し、また、該当POI−Bの有効期間内の時間(例えば、19時)に該当POI−
Bに到着するよう、該当POI−Cにおける出発時刻(例えば、19時から時間Cを減算
した時刻)を決定する。
いる各機能は、それらの機能を有するハードウェア(例えば回路構成をプログラムするこ
とが可能なFPGA)を用いて実現するようになっていてもよい。
2 撮影機器
30 撮影画像データ
31 付加情報
32 撮影位置情報
33 撮影時日時情報
Claims (13)
- 設定された目的地までの経路を算出して案内する車両用ナビゲーション装置であって、
位置範囲と、その位置範囲に訪れるための車両の目的地として適した施設と、の対応関係を示す対応関係データが記録された記憶媒体(16)と、
撮影画像データから、前記撮影画像データの撮影位置を示す撮影位置情報を読み出す読み出し手段(210、310)と、
前記対応関係データを用いて、読み出された前記撮影位置情報が示す位置を含む位置範囲を検索し、検索の結果見つかった位置範囲に対応付けられた施設(以下、該当施設という)を特定する検索手段(220)と、
前記検索手段(220)によって特定された前記該当施設を目的地として設定する設定手段(140、232〜240、332〜334、245、260)と、を備え、
前記設定手段は、前記該当施設を利用可能な有効期間を示す有効期間情報が前記該当施設に設定されている場合、前記有効期間情報の示す有効期間と現在の日時との関係に基づいて、前記該当施設に向けて現在出発した場合に前記車両が前記有効期間内に前記該当施設に到着するか否かを判定し、前記有効期間内に到着しないと判定した場合、前記該当施設に前記有効期間内に到着しない旨の警告を行ったのち、前記該当施設が目的地として設定されなかった場合、前記有効期間内に前記車両が前記該当施設に到着できる出発日時まで待ち、当該出発日時が訪れたときに、前記該当施設を目的地として設定するか否かをユーザに報知することを特徴とする車両用ナビゲーション装置。 - 前記読み出し手段(210、310)は更に、前記撮影画像データから、前記撮影画像データの撮影日時を示す撮影日時情報を読み出し、
前記設定手段は、前記該当施設周辺の景観が良好となる特別期間を示す特別期間情報が前記該当施設に設定されている場合、前記撮影日時情報の示す撮影日時が前記特別期間情報の示す特別期間に含まれているか否かを判定し、
含まれていると判定した場合、前記特別期間情報の示す特別期間と現在日時との関係に基づいて、前記該当施設に向けて現在出発した場合に前記車両が前記特別期間内に前記該当施設に到着するか否かを判定し、前記特別期間内に到着しないと判定した場合、前記該当施設に前記特別期間内に到着しない旨の警告を行い、
含まれていないと判定した場合、前記特別期間内に前記車両が前記該当施設に到着するか否かに関わらず、前記該当施設を目的地として設定することを特徴とする請求項1に記載の車両用ナビゲーション装置。 - 設定された目的地までの経路を算出して案内する車両用ナビゲーション装置であって、
位置範囲と、その位置範囲に訪れるための車両の目的地として適した施設と、の対応関係を示す対応関係データが記録された記憶媒体(16)と、
撮影画像データから、前記撮影画像データの撮影位置を示す撮影位置情報を読み出す読み出し手段(210、310)と、
前記対応関係データを用いて、読み出された前記撮影位置情報が示す位置を含む位置範囲を検索し、検索の結果見つかった位置範囲に対応付けられた施設(以下、該当施設という)を特定する検索手段(220)と、
前記検索手段(220)によって特定された前記該当施設を目的地として設定する設定手段(140、232〜240、332〜334、245、260)と、を備え、
前記読み出し手段(210、310)は更に、前記撮影画像データから、前記撮影画像データの撮影日時を示す撮影日時情報を読み出し、
前記設定手段は、前記該当施設周辺の景観が良好となる特別期間を示す特別期間情報が前記該当施設に設定されている場合、前記撮影日時情報の示す撮影日時が前記特別期間情報の示す特別期間に含まれているか否かを判定し、
含まれていると判定した場合、前記特別期間情報の示す特別期間と現在日時との関係に基づいて、前記該当施設に向けて現在出発した場合に前記車両が前記特別期間内に前記該当施設に到着するか否かを判定し、前記特別期間内に到着しないと判定した場合、前記該当施設に前記特別期間内に到着しない旨の警告を行い、
含まれていないと判定した場合、前記特別期間内に前記車両が前記該当施設に到着するか否かに関わらず、前記該当施設を目的地として設定することを特徴とする車両用ナビゲーション装置。 - 前記設定手段は、前記該当施設を利用可能な有効期間を示す有効期間情報が前記該当施設に設定されている場合、前記有効期間情報の示す有効期間と現在の日時との関係に基づいて、前記該当施設に向けて現在出発した場合に前記車両が前記有効期間内に前記該当施設に到着するか否かを判定し、前記有効期間内に到着しないと判定した場合、前記該当施設に前記有効期間内に到着しない旨の警告を行うことを特徴とする請求項3に記載の車両用ナビゲーション装置。
- 前記設定手段は、前記車両が前記有効期間内に前記該当施設に到着しないと判定した場合、前記有効期間内に前記車両が前記該当施設に到着できる出発時刻まで待ち、当該出発時刻が訪れたときに、前記該当施設を目的地として設定することを特徴とする請求項4に記載の車両用ナビゲーション装置。
- 設定された目的地までの経路を算出して案内する車両用ナビゲーション装置であって、
撮影画像データから、前記撮影画像データの撮影位置を示す撮影位置情報を読み出す読み出し手段(210、310)と、
前記撮影位置情報の示す撮影位置が日本国外である場合、旅行会社を目的地として設定することを特徴とする車両用ナビゲーション装置。 - 前記撮影画像データから、人による評価を示す評価情報を読み出し、読み出した評価情報が所定の低評価を示している場合、前記検索手段(220)によって特定された前記該当施設が低評価である旨を通知する通知手段(160)を備えたことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載の車両用ナビゲーション装置。
- 前記検索手段(220)によって特定された前記該当施設を含む所定範地理囲内または前記該当施設までの経路を含む所定範囲内に、所定の高評価の評価情報を含む撮影画像データの撮影位置情報を前記対応関係データに適用することで得られる施設がある場合、前記得られる施設を追加の目的地または経由地とする経路を表示する追加表示手段(180)を備えたことを特徴とする請求項1ないし5および7のいずれか1つに記載の車両用ナビゲーション装置。
- 目的地または経由地を設定した後、ジャンルの情報および撮影位置情報を含む複数の画像データのうち、前記設定された目的地または経由地のジャンルと同じジャンルの情報を有する画像データの撮影位置情報に基づく施設を、前記設定された目的地または経由地の代わりに用いた経路を提案することを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1つに記載の車両用ナビゲーション装置。
- 位置範囲と、その位置範囲に訪れるための車両の目的地として適した施設と、の対応関係を示す対応関係データが記録された記憶媒体(16)を備えると共に設定された目的地までの経路を算出して案内する車両用ナビゲーション装置に用いるプログラムであって、
撮影画像データから、前記撮影画像データの撮影位置を示す撮影位置情報を読み出す読み出し手段(210、310)、
前記対応関係データを用いて、読み出された前記撮影位置情報が示す位置を含む位置範囲を検索し、検索の結果見つかった位置範囲に対応付けられた施設(以下、該当施設という)を特定する検索手段(220)、および、
前記検索手段(220)によって特定された前記該当施設を目的地として設定する設定手段(140、232〜240、332〜334、245、260)として、前記ナビゲーション装置の制御回路を機能させ、
前記設定手段は、前記該当施設を利用可能な有効期間を示す有効期間情報が前記該当施設に設定されている場合、前記有効期間情報の示す有効期間と現在の日時との関係に基づいて、前記該当施設に向けて現在出発した場合に前記車両が前記有効期間内に前記該当施設に到着するか否かを判定し、前記有効期間内に到着しないと判定した場合、前記該当施設に前記有効期間内に到着しない旨の警告を行ったのち、前記該当施設が目的地として設定されなかった場合、前記有効期間内に前記車両が前記該当施設に到着できる出発日時まで待ち、当該出発日時が訪れたときに、前記該当施設を目的地として設定するか否かをユーザに報知することを特徴とするプログラム。 - 位置範囲と、その位置範囲に訪れるための車両の目的地として適した施設と、の対応関係を示す対応関係データが記録された記憶媒体(16)を備えると共に設定された目的地までの経路を算出して案内する車両用ナビゲーション装置に用いるプログラムであって、
撮影画像データから、前記撮影画像データの撮影位置を示す撮影位置情報を読み出す読み出し手段(210、310)、
前記対応関係データを用いて、読み出された前記撮影位置情報が示す位置を含む位置範囲を検索し、検索の結果見つかった位置範囲に対応付けられた施設(以下、該当施設という)を特定する検索手段(220)、および、
前記検索手段(220)によって特定された前記該当施設を目的地として設定する設定手段(140、232〜240、332〜334、245、260)として、前記ナビゲーション装置の制御回路を機能させ、
前記読み出し手段(210、310)は更に、前記撮影画像データから、前記撮影画像データの撮影日時を示す撮影日時情報を読み出し、
前記設定手段は、前記該当施設周辺の景観が良好となる特別期間を示す特別期間情報が前記該当施設に設定されている場合、前記撮影日時情報の示す撮影日時が前記特別期間情報の示す特別期間に含まれているか否かを判定し、
含まれていると判定した場合、前記特別期間情報の示す特別期間と現在日時との関係に基づいて、前記該当施設に向けて現在出発した場合に前記車両が前記特別期間内に前記該当施設に到着するか否かを判定し、前記特別期間内に到着しないと判定した場合、前記該当施設に前記特別期間内に到着しない旨の警告を行い、
含まれていないと判定した場合、前記特別期間内に前記車両が前記該当施設に到着するか否かに関わらず、前記該当施設を目的地として設定することを特徴とするプログラム。 - 設定された目的地までの経路を算出して案内する車両用ナビゲーション装置に用いるプログラムであって、
撮影画像データから、前記撮影画像データの撮影位置を示す撮影位置情報を読み出す読み出し手段(210、310)、および、
前記撮影位置情報の示す撮影位置が日本国外である場合、旅行会社を目的地として設定する設定手段(140、232〜240、332〜334、245、260)として、前記ナビゲーション装置の制御回路を機能させるプログラム。 - 目的地または経由地を設定した後、ジャンルの情報および撮影位置情報を含む複数の画像データのうち、前記設定された目的地または経由地のジャンルと同じジャンルの情報を有する画像データの撮影位置情報に基づく施設を、前記設定された目的地または経由地の代わりに用いた経路を提案する提案手段として前記ナビゲーション装置の制御回路を機能させる請求項10ないし12のいずれか1つに記載のプログラム。
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