JP5673098B2 - サスペンション用基板 - Google Patents

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本発明は、磁気ヘッドスライダと配線との接続信頼性を向上させることができるサスペンション用基板に関する。
一般に、ハードディスクドライブ(HDD)は、データが記憶されるディスクに対してデータの書き込み及び読み出しを行う磁気ヘッドスライダが実装されたサスペンション用基板を備えている。このサスペンション用基板は、複数の配線層と、磁気ヘッドスライダが実装される実装領域の近傍に設けられた複数の接続端子とを有し、各接続端子が配線層にそれぞれ接続されている。これらの接続端子が磁気ヘッドスライダのスライダパッドにそれぞれ接続されることにより、磁気ヘッドスライダに対してデータの受け渡しを行うようになっている。
近年、HDDの大容量化や情報伝達速度の高速化に伴い、サスペンション用基板における配線の多線化、微細化、積層化が求められている。例えば、金属基板と、金属基板上に形成された第1絶縁層と、第1絶縁層上に形成された第1配線と、第1配線を覆うように形成された第2絶縁層と、第2絶縁層上に形成された第2配線とを備えるサスペンション用基板が提案されている(例えば特許文献1参照)。
このような従来のサスペンション用基板では、磁気ヘッドスライダと配線とが第1絶縁層上においてはんだ接続されていた。磁気ヘッドスライダに対向する第2絶縁層の端面は傾斜しており、第2配線は、この傾斜面に沿って第2絶縁層上から第1絶縁層上へ下降し、磁気ヘッドスライダと接続されていた。
しかし、第2絶縁層の端面を傾斜させた場合、はんだが傾斜部へ流れ、配線と磁気ヘッドスライダとの間の接続不良が発生するおそれがあった。
第1絶縁層上の第2配線(接続端子)を長くすることで、はんだが傾斜部へ流れることを防止することができる。しかし、接続端子を長くすることで、デザインルールを満たす設計が困難になるという問題があった。
特開2004−133988号公報 特開2009−129490号公報
本発明は、配線と磁気ヘッドスライダとの接続信頼性を向上させ、かつ接続端子が長くなることを防止できるサスペンション用基板を提供することを目的とする。
本発明の一態様によるサスペンション用基板は、磁気ヘッドスライダが実装される磁気ヘッドスライダ実装領域と、前記磁気ヘッドスライダ実装領域と電極パッドとを接続する配線パターンとを備えたサスペンション用基板であって、前記磁気ヘッドスライダ実装領域は、前記磁気ヘッドスライダの一側を支持する第1支持部と、前記磁気ヘッドスライダの他側を支持すると共に、前記第1支持部と離れた位置に形成された第2支持部と、を備え、前記第1支持部は金属基板上に形成され、前記金属基板上に設けられた第1絶縁層と、前記第1絶縁層上に設けられた第1配線層と、前記第1絶縁層及び前記第1配線層上に設けられた第2絶縁層と、前記第2絶縁層上に設けられ、前記磁気ヘッドスライダの一側と電気的に接続される第2配線層と、を有するものである。
本発明の一態様によるサスペンション用基板においては、前記磁気ヘッドスライダの一側は、前記第2絶縁層上で支持されることが好ましい。
本発明の一態様によるサスペンション用基板においては、前記第2配線層は、前記第2絶縁層の前記第2支持部側の端面から突出した突出部を有し、前記磁気ヘッドスライダの一側は、前記突出部により支持されることが好ましい。
本発明の一態様によるサスペンション用基板においては、前記第2支持部は、前記金属基板上に設けられた追加第1絶縁層を有することが好ましい。
本発明の一態様によるサスペンション用基板においては、前記追加第1絶縁層は、前記第1絶縁層から分離していることが好ましい。
本発明の一態様によるサスペンション用基板においては、前記第2支持部は、前記追加第1絶縁層上に設けられた追加第2絶縁層をさらに有することが好ましい。
本発明の一態様によるサスペンション用基板においては、前記第2支持部は、前記追加第1絶縁層上に設けられた追加第1配線層をさらに有することが好ましい。
本発明の一態様によるサスペンション用基板においては、前記第2支持部は、前記追加第2絶縁層上に設けられた追加第2配線層をさらに有することが好ましい。
本発明の一態様によるサスペンション用基板においては、前記金属基板と前記追加第1配線層とがビア接続され、前記追加第1配線層と前記追加第2配線層とがビア接続され、前記追加第1配線層及び前記追加第2配線層が、前記磁気ヘッドスライダに接続されるグランドパターンを形成することが好ましい。
本発明の一態様によるサスペンション用基板においては、前記第2支持部は、前記金属基板上に設けられたグランド端子を有することが好ましい。
本発明の一態様によるサスペンション用基板においては、前記金属基板には、前記第1支持部と前記第2支持部との間の領域において開口部が設けられていることが好ましい。
本発明の一態様によるサスペンション用基板においては、前記第1配線層の先端部は裏面が露出した接続端子を有することが好ましい。
本発明の一態様によるサスペンション用基板においては、前記第1配線層の先端部は、前記磁気ヘッドスライダの一側の下方に位置することが好ましい。
本発明の一態様によるサスペンション用基板においては、前記接続端子が、前記磁気ヘッドスライダに搭載された素子と電気的に接続されることが好ましい。
本発明の一態様によるサスペンション用基板においては、前記素子はレーザーダイオード(LD)素子又は発光ダイオード(LED)素子であることが好ましい。
本発明によれば、配線と磁気ヘッドスライダとの接続信頼性を向上させ、かつ接続端子が長くなることを防止できる。
本発明の実施形態に係るサスペンション用基板の平面図である。 図1のA−A線に沿った断面図である。 磁気ヘッドスライダが実装された実装領域の平面図である。 図3のB−B線に沿った断面図である。 第1の比較例による磁気ヘッドスライダと配線層との接続方法を示す図である。 第2の比較例による磁気ヘッドスライダと配線層との接続方法を示す図である。 本発明の実施形態に係るサスペンションの平面図である。 本発明の実施形態に係るヘッド付サスペンションの平面図である。 本発明の実施形態に係るハードディスクドライブの斜視図である。 変形例による第2支持部の概略構成図である。 変形例による第2支持部の概略構成図である。 変形例による第2支持部の概略構成図である。 変形例による第2支持部の概略構成図である。 変形例による第2支持部の概略構成図である。 変形例による第2支持部の概略構成図である。 変形例による磁気ヘッドスライダが実装された実装領域の平面図である。 図16のC−C線に沿った断面図である。 変形例による第1支持部及び第2支持部の概略構成図である。 変形例による磁気ヘッドスライダが実装された実装領域の平面図である。 図19のD−D線に沿った断面図である。 変形例による第1配線層の概略構成図である。 変形例による第1配線層の概略構成図である。 変形例による磁気ヘッドスライダが実装された実装領域の断面図である。 変形例による磁気ヘッドスライダが実装された実装領域の断面図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るサスペンション用基板1の平面図である。図1に示すように、サスペンション用基板1は、平面からみて磁気ヘッドスライダ(図示せず)を実装する実装領域2と、電極パッド3と、実装領域2と電極パッド3とを接続する複数の配線パターンとを備えている。複数の配線パターンは、例えば、第1配線層10及び第2配線層12から構成される。図1はサスペンション用基板1を示す簡略化した平面図であり、図1において複数の配線層は1本の線で表示されている。また、図1において電極パッド3を2つ示しているが、実際には配線層に応じた数の電極パッド3が設けられる。電極パッド3は、サスペンション用基板1と外部回路との接続に用いられるものである。
図2に、図1のA−A線に沿った断面を示す。すなわち、図2に示す図1のA−A断面図において、サスペンション用基板1は、金属基板20と、金属基板20上に設けられた第1絶縁層22と、第1絶縁層22上に設けられた第1配線層10と、第1絶縁層22及び第1配線層10上に設けられた第2絶縁層24と、第2絶縁層24上に設けられた第2配線層12と、第2絶縁層24及び第2配線層12上に設けられた保護層26とを有する。
第1配線層10、第2配線層12は後述するディスク103(図9参照)に対する書き込みデータや、ディスク103からの読み出しデータを伝送することができる。図2では、第1配線層10、第2配線層12を1つずつ示しているが、2つ以上設けられていてもよい。
図3は、磁気ヘッドスライダ30が実装された実装領域2の平面図である。図3では、第2配線層12の配置を明確に示すために、第2絶縁層24及び保護層26は省略されている。図4は、図3のB−B線に沿った断面図である。図3及び図4に示すように、実装領域2は、磁気ヘッドスライダ30の一側を支持する第1支持部40と、磁気ヘッドスライダ30の他側を支持する第2支持部50とを備える。第1支持部40と第2支持部50との間には空間60が形成されている。
図4に示すように、第1支持部40は、金属基板20上に設けられた第1絶縁層22と、第1絶縁層22上に設けられた第1配線層10と、第1絶縁層22及び第1配線層10上に設けられた第2絶縁層24と、第2絶縁層24上に設けられた第2配線層12と、を有する。
第2配線層12は、先端部を除いて、保護層26で覆われている。第2配線層12の先端部(接続端子)は露出しており、はんだ41により、磁気ヘッドスライダ30の一側(の裏面)に設けられているスライダパッド(図示せず)と電気的に接続されている。
磁気ヘッドスライダ30の一側が、第2絶縁層24の上面に直接、又ははんだ41を介して接触している。これにより、磁気ヘッドスライダ30の一側が第1支持部40により支持される。なお、磁気ヘッドスライダ30の一側の直下には、第1支持部40のうち第2絶縁層24、第1絶縁層22が位置しており、第1配線層10、第2配線層12は位置していないが、第1支持部40全体として磁気ヘッドスライダ30の一側を支持していると考えることができる。磁気ヘッドスライダ30の一側の「支持」を「下から支える」と捉える場合は、第1支持部の一部(第1絶縁層22及び第2絶縁層24)が磁気ヘッドスライダ30の一側を支持することになる。
図3に示すように、第1配線層10は、ビア14を介して、第2絶縁層24上に設けられた第2配線層16に接続される。ビア14は、第2絶縁層24を厚さ方向に貫通する穴の内側に、例えば銅をめっきすることで形成することができる。第2配線層16は、磁気ヘッドスライダ30に接続される。従って、第1配線層10は、ビア14及び第2配線層16を介して、第2絶縁層24上で支持されている磁気ヘッドスライダ30に電気的に接続される。
図4に示すように、第2支持部50は、金属基板20上に設けられた追加第1絶縁層52を備える。磁気ヘッドスライダ30の他側は、追加第1絶縁層52の上面により支持される。追加第1絶縁層52は、第1絶縁層22と一体的に設けられていてもよいし、分離して設けられていてもよい。
空間60には、金属基板20と磁気ヘッドスライダ30の裏面とを接着して磁気ヘッドスライダ30を固定する接着部材61が設けられている。接着部材61には、接着剤、導電ペースト、はんだ等を用いることができる。接着部材61に導電性を有する材料を使用し、磁気ヘッドスライダ30裏面のグランドパッド(図示せず)に接続させることが好ましい。
このように、本実施形態では、第2絶縁層24上において第2配線層12、16と磁気ヘッドスライダ30とを接続している。
(第1の比較例)図5に第1の比較例による磁気ヘッドスライダ230と配線層との接続方法を示す。
図5に示すように、磁気ヘッドスライダ230の一側は、第1絶縁層222によって支持されている。磁気ヘッドスライダ230に対向する第2絶縁層224の端面は傾斜しており、第2配線層212は、この傾斜面に沿って第2絶縁層224の上面から第1絶縁層222の上面へ下降する。
このような実装領域において、第2配線層212と磁気ヘッドスライダ230とを接続するための溶融したはんだ241を接続端子上に塗布すると、図5に示すように、表面張力によってはんだ241が流れて濡れ広がり、はんだ241が磁気ヘッドスライダ230へと流れずに、傾斜部70に三次元的に濡れ広がって保持され、第2配線層212と磁気ヘッドスライダ230との間の接続不良が発生するおそれがあった。
しかし、上記実施形態では、図4に示すように、第2絶縁層24上において第2配線層12と磁気ヘッドスライダ30とを接続するため、第2配線層12は傾斜部がなく平坦である。従って、はんだ41が接続端子から流れることを防止し、第2配線層12と磁気ヘッドスライダ30との間の接続信頼性を向上させることができる。
(第2の比較例)図6に第2の比較例による磁気ヘッドスライダ230と配線層との接続方法を示す。なお、図6において図5と同一部分には同一番号を付して説明を省略する。
図6に示すように、第2の比較例では、図5における第2配線層212のうち第1絶縁層222上に設けられた部分の長さLを長くし、第2配線層212の傾斜部70も保護層226で覆う。このような構成にすることで、はんだ241が傾斜部70へ流れることを防止できる。
しかし、図6に示す構成では、第1絶縁層222上の第2配線層212(接続端子)を長くするため、接続端子が占有する面積が増加する。また、伝送特性を良くするために第2絶縁層224を厚膜化すると、傾斜部70の領域が大きくなる。そのため、磁気ヘッドスライダ230を実装する領域や配線を形成する領域に割り当てられる面積が小さくなり、配線自由度が低下し、デザインルールを満たす設計が困難になるという問題があった。
しかし、上記実施形態では、図4に示すように、第2絶縁層24上において第2配線層12と磁気ヘッドスライダ30とを接続するため、第2配線層12の傾斜部が無く、接続端子を長くする必要もない。そのため、磁気ヘッドスライダ30を実装する領域や配線を形成する領域に割り当てられる面積の減少を防止し、配線自由度を向上させた回路設計が可能となる。更には、第1絶縁層22上の第1配線層10を、第1絶縁層22の第2支持部50側の端面に近接する位置まで配線することができるので、磁気ヘッドスライダ30の近傍においても積層した配線層を形成することができる。
このように、本実施形態に係るサスペンション用基板1によれば、配線と磁気ヘッドスライダとの接続信頼性を向上させ、かつ接続端子が長くなることを防止できる。
次に、サスペンション用基板1の各構成部材について説明する。
電極パッド3は、例えば、各配線層10、12上に形成されたニッケル(Ni)めっき層と、このNiめっき層上に形成された金(Au)めっき層とを有する。
金属基板20の材料としては、所望の導電性、弾力性、および強度を有するものであれば特に限定されることはないが、例えば、ステンレス、アルミニウム、ベリリウム銅、またはその他の銅合金を用いることができ、ステンレスを用いることが好適である。
第1配線層10、第2配線層12、16の材料としては、所望の導電性を有する材料であれば特に限定されることはないが、銅(Cu)を用いることが好適である。銅以外にも、純銅に準ずる電気特性を有する材料であれば用いることもできる。
第1絶縁層22、第2絶縁層24、及び追加第1絶縁層52の材料としては、所望の絶縁性を有する材料であれば特に限定されることはないが、例えば、ポリイミド(PI)を用いることが好適である。
保護層26の材料としては、樹脂材料、例えば、ポリイミド(PI)を用いることが好適である。なお、保護層26の材料は、感光性材料であっても非感光性材料であっても用いることができる。
次に、図7により、本実施の形態におけるサスペンション81について説明する。図7に示すサスペンション81は、上述したサスペンション用基板1と、サスペンション用基板1の実装領域2とは反対側となる面(下面)に設けられ、上述の磁気ヘッドスライダ30を後述のディスク103(図9参照)に対して保持するためのロードビーム82とを有している。
次に、図8により、本実施の形態におけるヘッド付サスペンション91について説明する。図8に示すヘッド付サスペンション91は、上述したサスペンション81と、サスペンション用基板1の実装領域2に実装され、裏面に複数のスライダパッドが設けられた磁気ヘッドスライダ30とを有している。
次に、図9により、本実施の形態におけるハードディスクドライブ101について説明する。図9に示すハードディスクドライブ101は、ケース102と、このケース102に回転自在に取り付けられ、データが記憶されるディスク103と、このディスク103を回転させるスピンドルモータ104と、ディスク103に所望のフライングハイトを保って近接するように設けられ、ディスク103に対してデータの書き込みおよび読み出しを行う磁気ヘッドスライダ30を含むヘッド付サスペンション91とを有している。このうちヘッド付サスペンション91は、ケース102に対して移動自在に取り付けられ、ケース102にはヘッド付サスペンション91の磁気ヘッドスライダ30をディスク103上に沿って移動させるボイスコイルモータ105が取り付けられている。また、ヘッド付サスペンション101とボイスコイルモータ105との間には、アーム106が連結されている。
次に、本実施形態に係るサスペンション用基板1の製造方法について説明する。まず、第1絶縁層22(及び追加第1絶縁層52)としてのポリイミドが積層された金属基板20を準備する。
次に、第1絶縁層22上にクロム(Cr)及び銅(Cu)のスパッタリング層を形成する。そして、スパッタリング層の上面及び金属基板20の下面にレジストを形成する。そして、フォトリソグラフィ法を用いて、スパッタリング層の上面のレジストを第1配線層10に対応するパターンにパターニングする。そして、レジストの開口部に、電解銅めっき法により銅で構成された金属膜を形成し、その後、レジストを除去する。続いて、スパッタリング層のうち、表面が露出している部分を除去することで、第1配線層10を形成する。
次に、第1配線層10及び第1絶縁層22を覆うように第2絶縁層24としてのポリイミドを積層し、この第2絶縁層24を貫通するビア14を形成する。
次に、第1配線層10と同様の方法で、第2絶縁層24上に第2配線層12、16を形成する。そして、第2配線層12、16を覆うように、第2絶縁層24及び第2配線層12、16上に、保護層26を形成する。
次に、第2絶縁層24及び第1絶縁層22がエッチングされて所望の形状に外形加工され、第1支持部40及び第2支持部50が形成される。また、各配線層10、12、16の露出されている部分に、NiめっきおよびAuめっきが順次形成され、磁気ヘッドスライダ30に接続される接続端子が形成されると共に、電極パッド3が形成される。
このようにして得られたサスペンション用基板1の下面に、ロードビーム82が取り付けられて図7に示すサスペンション81が得られる。このサスペンション81の実装領域2に磁気ヘッドスライダ30が実装されて図8に示すヘッド付サスペンション91が得られる。このとき、図4に示すように、磁気ヘッドスライダ30の一側が第1支持部40に支持され、他側が第2支持部50に支持される。また、空間60に接着部材61が充填され、磁気ヘッドスライダ30が固定される。
さらに、このヘッド付サスペンション91がハードディスクドライブ101のケース102に取り付けられて、図9に示すハードディスクドライブ101が得られる。
このように、本実施形態によれば、磁気ヘッドスライダ30が、第2絶縁層24上において第2配線層12と接続されている。このことにより、はんだ41が流れることを防止し、第2配線層12と磁気ヘッドスライダ30との接続信頼性を向上させることができる。また、磁気ヘッドスライダ30に接続される接続端子(第2配線層12の先端部)が長くなることを防止し、デザインルールを満たす設計が困難になることを防止できる。
(第2支持部50の変形例)
図10〜図15に第2支持部50の変形例を示す。なお、図10〜図15に示す変形例において、図4に示す実施の形態と同一部分には同一符号を付して説明は省略する。
上記実施形態では、第2支持部50が、追加第1絶縁層22によって構成される例を示したが、図10に示すように、追加第1絶縁層52上に設けられた追加第2絶縁層54をさらに備える構成にしてもよい。追加第2絶縁層54は、第2絶縁層24と一体的に設けられていてもよいし、分離して設けられていてもよい。追加第2絶縁層54の材料としては、所望の絶縁性を有する材料であれば特に限定されることはないが、例えば、ポリイミド(PI)を用いることが好適である。
このような構成にすることで、磁気ヘッドスライダ30の他側は、追加第2絶縁層54の上面で支持される。そのため、上記実施形態と比較して、磁気ヘッドスライダ30をより水平に実装することができ、ハードディスクドライブ101において磁気ヘッドスライダ30の浮上姿勢をさらに安定させることができる。
さらに、図11に示すように、追加第1絶縁層52上に追加第1配線層56を設けてもよい。第2支持部50に配線を設けることで、配線自由度をさらに高めることができる。
あるいはまた、図12(a)に示すように、第2絶縁層24の上面と同等の高さまで、めっきやはんだ等によりグランド端子120を形成し、このグランド端子120が磁気ヘッドスライダ30の他側を支持するようにしてもよい。図12(a)は図4に対応する断面図であり、図12(b)は第2支持部50の平面図である。図12(b)に示すように、平面図でみると、追加第1絶縁層52はドーナツ状になっており、グランド端子120は円形状(一部はドーナツ状)になっている。グランド端子120は、磁気ヘッドスライダ30の裏面に設けられたグランドパッド(図示せず)に接続される。グランド端子120は、追加第1絶縁層52に囲まれた領域で、金属基板20に接続されている。この時、接着剤121を用いて、金属基板20と磁気ヘッドスライダ30とを接着することが好ましい。グランド端子120があるため、接着剤121には、導電性が無く接着強度の高い接着剤を使用することができる。
このような構成にすることで、磁気ヘッドスライダ30を水平に実装することができ、ハードディスクドライブ101における磁気ヘッドスライダ30の浮上姿勢を安定させることができる。また、磁気ヘッドスライダ30をグランドに接続するため、磁気ヘッドスライダ30の静電破壊を防止できる。また、磁気ヘッドスライダ30を強固に固定することができる。
図13に示すように、追加第1絶縁層52を省略し、金属基板20及びグランド端子130により第2支持部50を構成してもよい。また、この時、接着剤131を用いて、金属基板20と磁気ヘッドスライダ30とを接着することが好ましい。グランド端子130があるため、接着剤131には、導電性が無く接着強度の高い接着剤を使用することができる。接着剤131は、空間60に設けてもよい。
あるいはまた、図14に示すように、第2支持部50を、追加第1絶縁層52上に設けられた追加第2絶縁層54と、グランドパターン140とをさらに備える構成にしてもよい。追加第1絶縁層52及び追加第2絶縁層54を含む積層体は、平面からみるとドーナツ形状に設けられており、グランドパターン140は、この積層体の上面、内側面、及びこの積層体に囲まれた領域の金属基板20上に形成されている。グランドパターン140は、第2配線層12と同じ工程で形成される。
磁気ヘッドスライダ30の他側は、追加第2絶縁層54上のグランドパターン140によって支持されている。グランドパターン140は、磁気ヘッドスライダ30の裏面に設けられたグランドパッド(図示せず)に接続されている。
また、この時、接着剤141を用いて、金属基板20と磁気ヘッドスライダ30とを接着することが好ましい。グランドパターン140があるため、接着剤141には、導電性が無く接着強度の高い接着剤を使用することができる。
このような構成にすることで、磁気ヘッドスライダ30を水平に実装することができ、ハードディスクドライブ101における磁気ヘッドスライダ30の浮上姿勢を安定させることができる。また、磁気ヘッドスライダ30の静電破壊を防止できる。また、グランドパターン140を第2配線層12と同じ工程で形成できるため、別途工程を追加する必要がない。
また、図15に示すように、第2支持部50を、追加第1絶縁層52、追加第1絶縁層52上に設けられた追加第1配線層56、追加第1絶縁層52及び追加第1配線層56を覆うように設けられた追加第2絶縁層54、及び追加第2絶縁層54上に設けられた追加第2配線層58で構成してもよい。磁気ヘッドスライダ30の他側は、追加第2配線層58によって支持される。追加第2配線層58の材料は、所望の導電性を有する材料であれば特に限定されることはないが、銅(Cu)を用いることが好適である。銅以外にも、純銅に準ずる電気特性を有する材料であれば用いることもできる。
この時、追加第1絶縁層52を貫通するビア、追加第1配線層56、追加第2絶縁層54を貫通するビア、及び追加第2配線層58が、グランドパターンを形成している。
このような構成にすることで、磁気ヘッドスライダ30を水平に実装することができ、ハードディスクドライブ101における磁気ヘッドスライダ30の浮上姿勢を安定させることができる。また、磁気ヘッドスライダ30の静電破壊を防止できる。また、グランドパターンを第1配線層10、第2配線層12と同じ工程で形成できるため、別途工程を追加する必要がない。また、接着部材61には、導電性が無く接着強度の高い接着剤を使用することができる。
図14、図15に示す変形例では、第1支持部40において、磁気ヘッドスライダ30の一側を第2配線層12が支持するようにしてもよい。このことにより、磁気ヘッドスライダ30をより水平に実装でき、磁気ヘッドスライダ30の浮上姿勢をさらに安定させることができる。
(第1支持部40の変形例)上記実施の形態では、図3、図4に示すように、磁気ヘッドスライダ30の一側が第2絶縁層24上に位置していたが、図16、図17に示すように、第2配線層12が、第2絶縁層24の第2支持部50側の端面よりも突出し、第2配線層12の突出部12Aと、磁気ヘッドスライダ30の一側(の裏面)に設けられているスライダパッド(図示せず)とがはんだ41により電気的に接続される構成にしてもよい。
図16は図3に対応する平面図であり、図17は図4に対応し、図16のC−C線に沿った断面図である。なお、図16では、第2配線層12と磁気ヘッドスライダ30の位置関係が分かり易いように、はんだ41の図示を省略している。
このような構成のサスペンション用基板1は、第2絶縁層24の上面と同等の高さで第2配線層12(突出部12A)と磁気ヘッドスライダ30とを接続するため、図5に示すような第2配線層212の傾斜部70が無く、また接続端子を長くする必要もない。そのため、磁気ヘッドスライダ30を実装する領域や配線を形成する領域に割り当てられる面積の減少を防止し、配線自由度を向上させた回路設計が可能となる。また、はんだ41が第2絶縁層24に接触しないため、第2絶縁層24がはんだ41の熱により損傷することを防止できる。
このように、第2絶縁層24上の第2配線層12の突出部12A及び突出部12Aに設けられたはんだ41が磁気ヘッドスライダ30を支持するような構成にしても、上記実施の形態と同様に、配線と磁気ヘッドスライダとの接続信頼性を向上させ、かつ接続端子が長くなることを防止できる。
図17に示すような第2配線層12の突出部12Aと磁気ヘッドスライダ30とを接続する構成は、図10〜図15に示す構成にも適用することができる。
(第1支持部40及び第2支持部50の変形例)図18に示すように、第2支持部50が、追加第1絶縁層52と、追加第1絶縁層52上に設けられた追加第1配線層56と、追加第1絶縁層52及び追加第1配線層56の上に設けられた追加第2絶縁層54とを備える構成になっている場合は、第1支持部40の第1配線層10を、磁気ヘッドスライダ30の端部の下方にまで延びるように設けることが好ましい。
このように、第2支持部50に追加第1配線層56が設けられる場合に、第1支持部40の第1配線層10を磁気ヘッドスライダ30の端部の下方まで延ばすことで、第2絶縁層24の上面の高さと、追加第2絶縁層54の上面の高さとがほぼ同じになり、磁気ヘッドスライダ30を水平に実装することができ、ハードディスクドライブ101における磁気ヘッドスライダ30の浮上姿勢を安定させることができる。
(サスペンション用基板1の変形例)図19及び図20を用いて、レーザーダイオード(LD)素子又は発光ダイオード(LED)素子を搭載した、熱アシスト記録方式に対応する磁気ヘッドスライダ30を実装するサスペンション用基板1について説明する。熱アシスト記録方式とは、磁性粒子を小さくして高密度化されたハードディスクにおいて、磁気記録を行う部分を瞬間的に加熱することによって、常温では困難な、保磁力の高い記録を可能とする記録方式である。図19は、磁気ヘッドスライダ30が実装された実装領域2の平面図である。図19では、保護層26の図示は省略されている。図20は、図19のD−D線に沿った断面図である。
図19及び図20に示すように、第1支持部40は、金属基板20上に設けられた第1絶縁層22と、第1絶縁層22上に設けられた第1配線層10と、第1絶縁層22及び第1配線層10上に設けられた第2絶縁層24と、第2絶縁層24上に設けられた第2配線層12と、を有する。
第2配線層12は、先端部を除いて、保護層26で覆われている。第2配線層12の先端部(接続端子)は露出しており、はんだ41により、磁気ヘッドスライダ30の一側に設けられているスライダパッド(図示せず)と電気的に接続されている。
磁気ヘッドスライダ30の他側を支持する第2支持部50は、金属基板20上に設けられた追加第1絶縁層52と、追加第1絶縁層52上に島状に設けられた追加第1配線層56と、追加第1絶縁層52及び追加第1配線層56の上に設けられた追加第2絶縁層54と、を備えている。追加第1配線層56は電気的に接続された配線であっても、接続されていない配線(ダミー配線)であってもよい。
磁気ヘッドスライダ30の他側は、追加第絶縁層54の上面に載っている。また、磁気ヘッドスライダ30の裏面は接着部材61により金属基板20に接着されている。
金属基板20には、第1支持部40と第2支持部50との間の領域において、開口部20Aが設けられている。開口部20Aは、第1支持部40の一部分の下方まで広がっている。磁気ヘッドスライダ30の裏面にはレーザーダイオード(LD)素子又は発光ダイオード(LED)素子32(以下、単に“素子32”と称する)が搭載されており、素子32が開口部20Aを挿通するように、磁気ヘッドスライダ30が実装される。
第1配線層10は磁気ヘッドスライダ30の端部の下方まで延びており、その先端部はパッド状になっている。また、第1配線層10の先端部は、下方の第1絶縁層22が除去され、裏面が露出している。第1配線層10の先端部の裏面は、はんだ42により、素子32に設けられているパッド(図示せず)と電気的に接続されている。
また、図19に示すように、第1絶縁層22上には、島状に設けられたダミー配線としてのダミー第1配線層10Aが形成されている。ダミー第1配線層10Aは、磁気ヘッドスライダ30の一側の角部に対応する位置に形成されている。このダミー第1配線層10A及び磁気ヘッドスライダ30の下方まで延びている第1配線層10により、第2絶縁層24の上面の高さと、追加第2絶縁層54の上面の高さとがほぼ同じになる。そのため、磁気ヘッドスライダ30を水平に実装することができ、ハードディスクドライブ101における磁気ヘッドスライダ30の浮上姿勢を安定させることができる。
図19及び図20に示すように、磁気ヘッドスライダ30と第2配線層12とを第2絶縁層24上で接続することで、第1絶縁層22上(第2絶縁層24下)の第1配線層10の先端部を、磁気ヘッドスライダ30の裏面に設けられた素子32との接続端子として利用することができる。従って、図5、図6に示すような第1配線層210の先端部及び第2配線層212の先端部が同じ高さに位置するような構成と比較して、図19、図20に示す構成は、磁気ヘッドスライダ30及び素子32の各々に対して電気的に接続することを容易に実現できる。
なお、図20に示す構成では、第1配線層10の(素子32側の)端面と素子32との間に第2絶縁層24が存在していたが、図21に示すように、第1配線層10の端面と第2絶縁層24の端面とが一致している構成にしてもよい。このような構成にすることで、素子32との接続信頼性を向上させることができる。
また、図22に示すように、第1配線層10の端面が、第2絶縁層24の端面より素子32に近くなるような構成にしてもよい。このような構成は、図21に示す構成と比較して、加工が容易である。
図23に示すように、第1支持部40の第1配線層10が磁気ヘッドスライダ30の端部の下方まで延びていない場合は、磁気ヘッドスライダ30に搭載される素子32をL字型にすることが好ましい。このとき、磁気ヘッドスライダ30を水平に実装するために、第2支持部50は、追加第1絶縁層52及び追加第2絶縁層54を備え、追加第1配線層56が省略された構成にすることが好ましい。
また、図24に示すように、第2配線層12を第2絶縁層24の縁近傍まで延ばす(引き回す)ようにしてもよい。これにより、磁気ヘッドスライダ30の端面と、素子32の端面とを一致させた状態で、磁気ヘッドスライダ30と第1配線層12とを接続することができる。図23に示すような磁気ヘッドスライダ30の出っ張り部分30Aをなくすことができるため、L字型の素子32を搭載した磁気ヘッドスライダ30を容易に実装することができる。
磁気ヘッドスライダ30に搭載される素子32はレーザーダイオード(LD)素子や発光ダイオード(LED)素子に限定されず、レーザーダイオード(LD)素子又は発光ダイオード(LED)素子を搭載した光源ユニットでもよく、また、ハードディスクの磁気記録を行う部分を加熱できるものであれば、他の機能性素子でもよい。
上記変形例において、第2支持部50は追加第1配線層56を有しても有さなくても良いが、第1配線層10の先端部が磁気ヘッドスライダ30の下方に位置している場合には、第2支持部50が追加第1配線層56を有する方がより好ましく、第1配線層10の先端部が磁気ヘッドスライダ30の下方に位置していない場合には、第2支持部50が追加第1配線層56を有さない方がより好ましい。なぜなら、磁気ヘッドスライダ30をより水平に実装することができるからである。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
1 サスペンション用基板
2 実装領域
3 電極パッド
10 第1配線層
10A ダミー第1配線層
12 第2配線層
12A 突出部
14 ビア
16 第2配線層
20 金属基板
20A 開口部
22 第1絶縁層
24 第2絶縁層
26 保護層
30 磁気ヘッドスライダ
32 素子
40 第1支持部
41、42 はんだ
50 第2支持部
52 追加第1絶縁層
54 追加第2絶縁層
56 追加第1配線層
58 追加第2配線層
60 空間
61 接着部材
70 傾斜部
81 サスペンション
82 ロードビーム
91 ヘッド付サスペンション
101 ハードディスクドライブ
102 ケース
103 ディスク
104 スピンドルモータ
105 ボイスコイルモータ
106 アーム
120、130 グランド端子
131 接着剤
140 グランドパターン
141 接着剤
210 第1配線層
212 第2配線層
220 金属基板
222 第1絶縁層
224 第2絶縁層
226 保護層
230 磁気ヘッドスライダ
241 はんだ

Claims (19)

  1. 磁気ヘッドスライダが実装される磁気ヘッドスライダ実装領域と、前記磁気ヘッドスライダ実装領域と電極パッドとを接続する配線パターンとを備えたサスペンション用基板であって、
    前記磁気ヘッドスライダ実装領域は、
    前記磁気ヘッドスライダの一側を支持する第1支持部と、
    前記磁気ヘッドスライダの他側を支持すると共に、前記第1支持部と離れた位置に形成された第2支持部と、
    を備え、
    前記第1支持部は金属基板上に形成され、
    前記金属基板上に設けられた第1絶縁層と、
    前記第1絶縁層上に設けられた第1配線層と、
    前記第1絶縁層及び前記第1配線層上に設けられた第2絶縁層と、
    前記第2絶縁層上に設けられ、前記磁気ヘッドスライダの一側と電気的に接続される第2配線層と、
    を有し、
    前記第2配線層は、前記第2絶縁層の前記第2支持部側の端面から突出した突出部を有し、
    前記磁気ヘッドスライダの一側は、前記突出部により支持されることを特徴とするサスペンション用基板。
  2. 前記第2支持部は、前記金属基板上に設けられた追加第1絶縁層を有することを特徴とする請求項1に記載のサスペンション用基板。
  3. 前記追加第1絶縁層は、前記第1絶縁層から分離していることを特徴とする請求項に記載のサスペンション用基板。
  4. 前記第2支持部は、前記追加第1絶縁層上に設けられた追加第2絶縁層をさらに有することを特徴とする請求項又はに記載のサスペンション用基板。
  5. 前記第2支持部は、前記追加第1絶縁層上に設けられた追加第1配線層をさらに有することを特徴とする請求項に記載のサスペンション用基板。
  6. 前記第2支持部は、前記追加第2絶縁層上に設けられた追加第2配線層をさらに有することを特徴とする請求項に記載のサスペンション用基板。
  7. 前記金属基板と前記追加第1配線層とがビア接続され、
    前記追加第1配線層と前記追加第2配線層とがビア接続され、
    前記追加第1配線層及び前記追加第2配線層が、前記磁気ヘッドスライダに接続されるグランドパターンを形成することを特徴とする請求項に記載のサスペンション用基板。
  8. 前記第2支持部は、前記金属基板上に設けられたグランド端子を有することを特徴とする請求項に記載のサスペンション用基板。
  9. 前記金属基板には、前記第1支持部と前記第2支持部との間の領域において開口部が設けられていることを特徴とする請求項又はに記載のサスペンション用基板。
  10. 前記第1配線層の先端部は裏面が露出した接続端子を有することを特徴とする請求項に記載のサスペンション用基板。
  11. 前記第1配線層の先端部は、前記磁気ヘッドスライダの一側の下方に位置することを特徴とする請求項10に記載のサスペンション用基板。
  12. 前記接続端子が、前記磁気ヘッドスライダに搭載された素子と電気的に接続されることを特徴とする請求項10又は11に記載のサスペンション用基板。
  13. 前記素子はレーザーダイオード(LD)素子又は発光ダイオード(LED)素子であることを特徴とする請求項12に記載のサスペンション用基板。
  14. 磁気ヘッドスライダが実装される磁気ヘッドスライダ実装領域と、前記磁気ヘッドスライダ実装領域と電極パッドとを接続する配線パターンとを備えたサスペンション用基板であって、
    前記磁気ヘッドスライダ実装領域は、
    前記磁気ヘッドスライダの一側を支持する第1支持部と、
    前記磁気ヘッドスライダの他側を支持すると共に、前記第1支持部と離れた位置に形成された第2支持部と、
    を備え、
    前記第1支持部は金属基板上に形成され、
    前記金属基板上に設けられた第1絶縁層と、
    前記第1絶縁層上に設けられた第1配線層と、
    前記第1絶縁層及び前記第1配線層上に設けられた第2絶縁層と、
    前記第2絶縁層上に設けられ、前記磁気ヘッドスライダの一側と電気的に接続される第2配線層と、
    を有し、
    前記第2支持部は、前記金属基板上に設けられた追加第1絶縁層と、
    前記追加第1絶縁層上に設けられた追加第1配線層と、
    前記追加第1絶縁層及び前記追加第1配線層上に設けられた追加第2絶縁層と、
    前記追加第2絶縁層上に設けられた追加第2配線層と、
    を有することを特徴とするサスペンション用基板。
  15. 前記磁気ヘッドスライダの一側は、前記第2絶縁層上で支持されることを特徴とする請求項14に記載のサスペンション用基板。
  16. 前記追加第1絶縁層は、前記第1絶縁層から分離していることを特徴とする請求項14、又は15に記載のサスペンション用基板。
  17. 前記金属基板と前記追加第1配線層とがビア接続され、
    前記追加第1配線層と前記追加第2配線層とがビア接続され、
    前記追加第1配線層及び前記追加第2配線層が、前記磁気ヘッドスライダに接続されるグランドパターンを形成することを特徴とする請求項14乃至16のいずれか一項に記載のサスペンション用基板。
  18. 磁気ヘッドスライダが実装される磁気ヘッドスライダ実装領域と、前記磁気ヘッドスライダ実装領域と電極パッドとを接続する配線パターンとを備えたサスペンション用基板であって、
    前記磁気ヘッドスライダ実装領域は、
    前記磁気ヘッドスライダの一側を支持する第1支持部と、
    前記磁気ヘッドスライダの他側を支持すると共に、前記第1支持部と離れた位置に形成された第2支持部と、
    を備え、
    前記第1支持部は金属基板上に形成され、
    前記金属基板上に設けられた第1絶縁層と、
    前記第1絶縁層上に設けられた第1配線層と、
    前記第1絶縁層及び前記第1配線層上に設けられた第2絶縁層と、
    前記第2絶縁層上に設けられ、前記磁気ヘッドスライダの一側と電気的に接続される第2配線層と、
    を有し、
    前記第2支持部は、前記金属基板上に設けられたグランド端子を有することを特徴とするサスペンション用基板。
  19. 前記磁気ヘッドスライダの一側は、前記第2絶縁層上で支持されることを特徴とする請求項18に記載のサスペンション用基板。
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