JP5673019B2 - 鋼帯切断片のスクラップ処理方法および鋼帯切断片スクラップ処理装置 - Google Patents

鋼帯切断片のスクラップ処理方法および鋼帯切断片スクラップ処理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5673019B2
JP5673019B2 JP2010262334A JP2010262334A JP5673019B2 JP 5673019 B2 JP5673019 B2 JP 5673019B2 JP 2010262334 A JP2010262334 A JP 2010262334A JP 2010262334 A JP2010262334 A JP 2010262334A JP 5673019 B2 JP5673019 B2 JP 5673019B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steel strip
cut piece
cut
chute
piece
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010262334A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012111002A (ja
Inventor
正樹 平井
正樹 平井
聡 渋谷
聡 渋谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
JFE Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JFE Steel Corp filed Critical JFE Steel Corp
Priority to JP2010262334A priority Critical patent/JP5673019B2/ja
Publication of JP2012111002A publication Critical patent/JP2012111002A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5673019B2 publication Critical patent/JP5673019B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Description

本発明は、例えば冷延鋼板などを製造するときに用いられる鋼帯切断片のスクラップ処理方法および同方法に用いられる鋼帯切断片スクラップ処理装置に関するものである。
一般に、冷間圧延後の鋼帯を連続ラインで焼鈍するときには、図9に示すように、ペイオフリール11aから払い出された鋼帯12(先行材)の後端部とペイオフリール11bから払い出された鋼帯12(後行材)の先端部とを溶接機などの鋼帯接続機13により接続してから連続ラインへの通板が行われる。そして、鋼帯12の端部同士を接続するときには、鋼帯端部の形状不良部を除去するために、鋼帯接続機13の入側に配置されたシャー14により鋼帯12の端部を切断してから端部同士の接続が行われ、端部同士が接続された鋼帯はルーパー等の鋼帯貯留設備を経て図示しない連続焼鈍炉に送られるようになっている。
このような鋼帯の連続処理ラインでは、鋼帯の端部を切断したときに鋼帯切断片が発生し、この鋼帯切断片がシャーの近傍に滞留すると鋼帯を連続的に処理することができなくなる可能性がある。そこで、特許文献1には、鋼帯切断片をパスライン切換えテーブルから受けて斜め下方に搬送するローラコンベアと、このローラコンベアの先端側に傾動自在に設けられた端板受シュートと、この端板受シュートから落下する鋼帯切断片を受けるスクラップ受箱とを備えた端板処理装置を用いて鋼帯切断片をスクラップ処理する方法が開示されている。
実開昭61−195918号公報
特許文献1に開示された方法によると、鋼帯切断片がシャーの近傍に滞留することを防止することが可能である。しかしながら、シャーにより切断される鋼帯端部の切断長さが長い場合には、鋼帯切断片がスクラップ受箱に引っ掛かる可能性がある。このため、鋼帯の端部をシャーにより切断する際に鋼帯切断片がスクラップ受箱に引っ掛からない程度の長さに鋼帯の端部を切断する必要がある。さらに、鋼帯切断片を搬送用コンベアに一旦載せてスクラップ処理設備に搬送する場合、鋼帯切断片が長いとコンベアに落下した際にコンベア内に収まらず、その後の搬送処理が滞り、生産性が低下してしまう。特に、処理に供される鋼帯がベル型のボックス焼鈍炉で焼鈍された後の鋼帯である場合には、鋼帯端部の形状不良部が広範囲にわたって存在しているため、鋼帯端部の切断回数が増加し、これに伴って鋼帯切断片のスクラップ処理時間も長時間を要してしまうなどの問題があった。
本発明は上述した問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、鋼帯の端部に形状不良部が広範囲に存在している場合でも鋼帯切断片を比較的短時間でスクラップ処理することのできる鋼帯切断片のスクラップ処理方法および鋼帯切断片スクラップ処理装置を提供しようとするものである。
上記課題を解決するため、請求項1に係る本発明は、鋼帯の端部同士を接続する鋼帯接続機の入側に配置されたシャーにより前記鋼帯の端部を切断したときに発生する鋼帯切断片をスクラップ処理する方法であって、前記鋼帯切断片をスクラップ処理するスクラップ処理装置として、前記鋼帯切断片を斜め下方に排出する切断片排出シュートと、該切断片排出シュートの上を滑り落ちた鋼帯切断片をスクラップ処理設備に搬送する切断片搬送用コンベアと、前記切断片排出シュートの高さを調整するシュート高さ調整機構と、前記切断片排出シュートの傾斜角度を調整するシュート角度調整機構とを備えたスクラップ処理装置を用い、前記シュート高さ調整機構により前記切断片排出シュートの高さを前記鋼帯切断片の長さに応じて調整した後、前記シュート角度調整機構により前記切断片排出シュートの傾斜角度を前記鋼帯切断片の反り量に応じて調整するか、あるいは前記シュート角度調整機構により前記切断片排出シュートの傾斜角度を前記鋼帯切断片の反り量に応じて調整した後、前記シュート高さ調整機構により前記切断片排出シュートの高さを前記鋼帯切断片の長さに応じて調整し、その後、前記鋼帯切断片をスクラップ処理するものであり、前記シュート高さ調整機構により前記切断片排出シュートの高さを前記鋼帯切断片の長さに応じて調整するに際しては、前記鋼帯切断片の先端部が前記切断片搬送用コンベアの上に落下する前に前記鋼帯切断片の後端部が前記切断片排出シュートから離れるように、前記切断片排出シュートの高さを前記鋼帯切断片の長さに応じて調整することを特徴とする。
請求項に係る発明は、請求項に記載の鋼帯切断片のスクラップ処理方法において、記切断片搬送用コンベアの上に落下した鋼帯切断片が前記切断片搬送用コンベアの幅方向に回転しないように、前記切断片排出シュートの傾斜角度を前記鋼帯切断片の反り量に応じて調整することを特徴とする。
請求項に係る発明は、鋼帯の端部同士を接続する鋼帯接続機の入側に配置されたシャーにより前記鋼帯の端部を切断したときに発生する鋼帯切断片をスクラップ処理する装置であって、前記鋼帯切断片を斜め下方に排出する切断片排出シュートと、該切断片排出シュートの上を滑り落ちた鋼帯切断片をスクラップ処理設備に搬送する切断片搬送用コンベアと、前記切断片排出シュートの高さを調整するシュート高さ調整機構と、前記切断片排出シュートの傾斜角度を調整するシュート角度調整機構とを備え、前記シュート高さ調整機構は、前記鋼帯切断片の先端部が前記切断片搬送用コンベアの上に落下する前に前記鋼帯切断片の後端部が前記切断片排出シュートから離れるように、前記切断片排出シュートの高さを前記鋼帯切断片の長さに応じて調整することを特徴とする。
発明によれば、切断片搬送用コンベアの上に落下した鋼帯切断片が切断片搬送用コンベアの搬送方向に対して斜めに傾いた状態で搬送されることを防止するために、鋼帯切断片の長さ短くし、鋼帯の端部を複数回に分けて切断する必要がない。従って、鋼帯の端部を切断したときに鋼帯切断片が大量に発生することがないので、鋼帯の端部に形状不良部が広範囲に存在している場合でも鋼帯切断片を比較的短時間でスクラップ処理することができる。
発明によれば、鋼帯切断片が反り量の大きい鋼帯の後端部であっても切断片搬送用コンベアの側端部から落下することがないので、鋼帯切断片をスクラップ処理設備へ確実に搬送することができる。
本発明に係る鋼帯切断片のスクラップ処理方法を実施するときに用いられるスクラップ処理装置の一例を示す図である。 本発明に係る鋼帯切断片のスクラップ処理方法を実施するときに用いられるスクラップ処理装置の切断片排出シュートを示す平面図である。 本発明に係る鋼帯切断片のスクラップ処理方法を実施するときに用いられるスクラップ処理装置の切断片搬送用コンベアの終端部を示す図である。 本発明に係る鋼帯切断片のスクラップ処理方法を実施するときに用いられるスクラップ処理装置の一部を示す図である。 切断片排出シュートの高さをシュート高さ調整機構により調整した状態を示す図である。 切断片排出シュートの傾斜角度をシュート角度調整機構により調整した状態を示す図である。 切断片排出シュートの高さを鋼帯切断片の長さに応じて調整した場合の作用効果を説明するための図である。 切断片排出シュートの傾斜角度を鋼帯切断片の反り量に応じて調整した場合の作用効果を説明するための図である。 ペイオフリールから払い出された鋼帯の端部同士を接続する鋼帯接続機とその入側に配置されたシャーを示す図である。
以下、図1〜図8を参照して本発明に係る鋼帯切断片のスクラップ処理方法について説明する。なお、図9に示したものと同一の部分には同一符号を付し、その部分の詳細な説明は割愛する。
本発明に係る鋼帯切断片のスクラップ処理方法は、例えば図1に示すスクラップ処理装置15を用いて鋼帯切断片16をスクラップ処理する方法であって、図1に示すスクラップ処理装置15は、切断片排出シュート17、切断片搬送用コンベア19、シュート高さ調整機構23及びシュート角度調整機構28を備えている。
切断片排出シュート17は鋼帯切断片16を斜め下方に排出するものであって、上面部を傾斜させてシャー14の下方位置に配置されている。従って、シャー14で発生した鋼帯切断片16は切断片排出シュート17の上に落下し、この切断片排出シュート17の上を滑って斜め下方に排出されるようになっている。
また、切断片排出シュート17は水平方向に突出する左右一対の枢軸18a,18b(図2参照)を有し、これらの枢軸18a,18bは切断片排出シュート17の上端部に設けられている。
切断片搬送用コンベア19は切断片排出シュート17により斜め下方に排出された鋼帯切断片16をスクラップ処理設備に搬送するものであって、この切断片搬送用コンベア19の終端部には、図3に示すように、スクラップ台車22の上に搭載された切断片収容バック21の中に鋼帯切断片16を投入するコンベアシュート20が設けられている。
シュート高さ調整機構23は切断片排出シュート17の高さを調整するものであって、例えば枢軸18a,18bを介して切断片排出シュート17の上端部を水平な軸回りに回動自在に支持する左右一対の支持板24a,24b(図2参照)と、これらの支持板24a,24bを切断片排出シュート17の両側に支持する支持台25と、この支持台25を介して切断片排出シュート17を上下方向に昇降駆動する油圧ジャッキ26とを含んで構成されている。
シュート角度調整機構28は切断片排出シュート17の傾斜角度を調整するものであって、例えばシュート高さ調整機構23の支持台25から切断片排出シュート17の下面部に向かって突出する油圧ジャッキ29と、この油圧ジャッキ29の先端部と切断片排出シュート17の下面部との間に水平に配置された棒状のリンク部材30と、このリンク部材30の先端部を切断片排出シュート17の下面部に回動自在に連結する連結ピン31(図4参照)とを有している。また、シュート角度調整機構28はリンク部材30の後端部を油圧ジャッキ29の先端部に回動自在に連結する連結ピン32(図4参照)を有し、油圧ジャッキ29のピストンロッドが伸縮動作することによって切断片排出シュート17の傾斜角度が変化するようになっている。
なお、シャー14の入側には上下一対のピンチロール34a,34bが配置され、ペイオフリールから払い出された鋼帯12はピンチロール34a,34bによってシャー14に送り込まれるようになっている。また、鋼帯接続機13とシャー14との間にはゲート35が設けられ、鋼帯12の端部をシャー14により切断するときにはゲート35が上昇するようになっている。
次に、このようなスクラップ処理装置を用いて鋼帯切断片16をスクラップ処理する場合の方法について、図5〜図8を参照して説明する。
上述したスクラップ処理装置15を用いて鋼帯切断片16をスクラップ処理する場合は、まず、シュート高さ調整機構23の油圧ジャッキ26を作動させ、切断片排出シュート17の高さをシュート高さ調整機構23により調整する。具体的には、図5に示すように、鋼帯切断片16の先端部が切断片搬送用コンベア19の上に落下する前に鋼帯切断片16の後端部が切断片排出シュート17から離れるように、切断片排出シュート17の高さを鋼帯切断片16の長さ(シャー14により切断される鋼帯端部の切断長さ)に応じて調整する。
切断片排出シュート17の高さを鋼帯切断片16の長さに応じて調整したならば、次に、シュート角度調整機構28の油圧ジャッキ29を作動させ、切断片排出シュート17の傾斜角度をシュート角度調整機構28により調整する。具体的には、図6に示すように、切断片搬送用コンベア19の上に落下した鋼帯切断片16が切断片搬送用コンベア19の幅方向に回転しないように、切断片排出シュート17の傾斜角度を鋼帯切断片16の反り量(湾曲量)に応じて調整する。
このようにして切断片排出シュート17の高さと傾斜角度を調整したならば、ペイオフリール11aまたは11b(図9参照)から払い出された鋼帯12の端部をシャー14により所定の長さだけ切断する。このとき、シャー14により切断された鋼帯12の端部は、鋼帯切断片16となって切断片排出シュート17の上に落下し、切断片排出シュート17の上を滑り落ちる。そして、切断片排出シュート17の上を滑り落ちた鋼帯切断片16は切断片搬送用コンベア19の上に落下し、切断片搬送用コンベア19によりスクラップ処理設備に搬送される。
ここで、切断片排出シュート17の高さを鋼帯切断片16の長さに応じて調整しない場合は、図7に示すように、切断片搬送用コンベア19の動きにより鋼帯切断片16の先端部が切断片搬送用コンベア19の上で回転することによって、鋼帯切断片16が切断片搬送用コンベア19の搬送方向に対して斜めに傾いた状態で搬送されてしまう可能性がある。そして、このような状態で鋼帯切断片16が搬送されると、鋼帯切断片16の角部がコンベアシュート20に突っ掛かり、切断片収容バック21の中に正常に落下させることができなくなる可能性があるため、切断片排出シュート17の高さを調整しない場合は鋼帯切断片16の角部がコンベアシュート20に突っ掛からないようにするために、シャー14によって切断される鋼帯端部の切断長さを出来るだけ短くし、鋼帯12の端部を複数回に分けて切断する必要がある。
また、切断片排出シュート17の傾斜角度を鋼帯切断片16の反り量に応じて調整しない場合は、図8に示すように、切断片搬送用コンベア19の上に落下した鋼帯切断片16が切断片搬送用コンベア19の幅方向に回転し、スクラップ処理設備に搬送される前に切断片搬送用コンベア19の側端部から落下してしまう可能性がある。特に、鋼帯切断片16が鋼帯12の後端部である場合は、反り量が鋼帯12の先端部よりも大きいため、切断片搬送用コンベア19の側端部から落下しやすい。
これに対し、上述した本実施形態のように、鋼帯切断片16の先端部が切断片搬送用コンベア19の上に落下する前に鋼帯切断片16の後端部が切断片排出シュート17から離れるように、シュート高さ調整機構23により切断片排出シュート17の高さを鋼帯切断片16の長さに応じて調整すると、切断片排出シュート17から切断片搬送用コンベア19の上に落下した鋼帯切断片16が切断片搬送用コンベア19の搬送方向に対して斜めに傾いた状態で搬送されることを防止することができ、鋼帯切断片16の角部がコンベアシュート20に突っ掛かることを防ぐために、シャー14によって切断される鋼帯の端部長さを短くする必要がない。従って、鋼帯12の端部を複数回に分けて切断する必要がなく、鋼帯12の端部を切断したときに鋼帯切断片16が大量に発生することがないので、鋼帯12の端部に形状不良部が広範囲に存在している場合でも鋼帯切断片16を比較的短時間でスクラップ処理することができる。
また、上述した本実施形態のように、切断片搬送用コンベア19の上に落下した鋼帯切断片16が切断片搬送用コンベア19の幅方向に回転しないように、シュート角度調整機構28により切断片排出シュート17の傾斜角度を鋼帯切断片16の反り量に応じて調整すると、鋼帯切断片16が鋼帯12の後端部であっても切断片搬送用コンベア19の側端部から落下することがないので、鋼帯切断片16をスクラップ処理設備へ確実に搬送することができる。
上述した本実施形態では、切断片排出シュート17の高さを鋼帯切断片16の長さに応じて調整した後、切断片排出シュート17の傾斜角度を鋼帯切断片16の反り量に応じて調整したが、切断片排出シュート17の傾斜角度を鋼帯切断片16の反り量に応じて調整した後、切断片排出シュート17の高さを鋼帯切断片16の長さに応じて調整してもよい。
11a,11b…ペイオフリール
12…鋼帯
13…鋼帯接続機
14…シャー
15…スクラップ処理装置
16…鋼帯切断片
17…切断片排出シュート
19…切断片搬送用コンベア
20…コンベアシュート
21…切断片収容バック
22…スクラップ台車
23…シュート高さ調整機構
28…シュート角度調整機構

Claims (3)

  1. 鋼帯の端部同士を接続する鋼帯接続機の入側に配置されたシャーにより前記鋼帯の端部を切断したときに発生する鋼帯切断片をスクラップ処理する方法であって、
    前記鋼帯切断片をスクラップ処理するスクラップ処理装置として、前記鋼帯切断片を斜め下方に排出する切断片排出シュートと、該切断片排出シュートの上を滑り落ちた鋼帯切断片をスクラップ処理設備に搬送する切断片搬送用コンベアと、前記切断片排出シュートの高さを調整するシュート高さ調整機構と、前記切断片排出シュートの傾斜角度を調整するシュート角度調整機構とを備えたスクラップ処理装置を用い、前記シュート高さ調整機構により前記切断片排出シュートの高さを前記鋼帯切断片の長さに応じて調整した後、前記シュート角度調整機構により前記切断片排出シュートの傾斜角度を前記鋼帯切断片の反り量に応じて調整するか、あるいは前記シュート角度調整機構により前記切断片排出シュートの傾斜角度を前記鋼帯切断片の反り量に応じて調整した後、前記シュート高さ調整機構により前記切断片排出シュートの高さを前記鋼帯切断片の長さに応じて調整し、その後、前記鋼帯切断片をスクラップ処理するものであり、
    前記シュート高さ調整機構により前記切断片排出シュートの高さを前記鋼帯切断片の長さに応じて調整するに際しては、前記鋼帯切断片の先端部が前記切断片搬送用コンベアの上に落下する前に前記鋼帯切断片の後端部が前記切断片排出シュートから離れるように、前記切断片排出シュートの高さを前記鋼帯切断片の長さに応じて調整することを特徴とする鋼帯切断片のスクラップ処理方法。
  2. 請求項に記載の鋼帯切断片のスクラップ処理方法において、前記切断片搬送用コンベアの上に落下した鋼帯切断片が前記切断片搬送用コンベアの幅方向に回転しないように、前記切断片排出シュートの傾斜角度を前記鋼帯切断片の反り量に応じて調整することを特徴とする鋼帯切断片のスクラップ処理方法。
  3. 鋼帯の端部同士を接続する鋼帯接続機の入側に配置されたシャーにより前記鋼帯の端部を切断したときに発生する鋼帯切断片をスクラップ処理する装置であって、
    前記鋼帯切断片を斜め下方に排出する切断片排出シュートと、該切断片排出シュートの上を滑り落ちた鋼帯切断片をスクラップ処理設備に搬送する切断片搬送用コンベアと、前記切断片排出シュートの高さを調整するシュート高さ調整機構と、前記切断片排出シュートの傾斜角度を調整するシュート角度調整機構とを備え
    前記シュート高さ調整機構は、前記鋼帯切断片の先端部が前記切断片搬送用コンベアの上に落下する前に前記鋼帯切断片の後端部が前記切断片排出シュートから離れるように、前記切断片排出シュートの高さを前記鋼帯切断片の長さに応じて調整することを特徴とする鋼帯切断片スクラップ処理装置。
JP2010262334A 2010-11-25 2010-11-25 鋼帯切断片のスクラップ処理方法および鋼帯切断片スクラップ処理装置 Expired - Fee Related JP5673019B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010262334A JP5673019B2 (ja) 2010-11-25 2010-11-25 鋼帯切断片のスクラップ処理方法および鋼帯切断片スクラップ処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010262334A JP5673019B2 (ja) 2010-11-25 2010-11-25 鋼帯切断片のスクラップ処理方法および鋼帯切断片スクラップ処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012111002A JP2012111002A (ja) 2012-06-14
JP5673019B2 true JP5673019B2 (ja) 2015-02-18

Family

ID=46495768

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010262334A Expired - Fee Related JP5673019B2 (ja) 2010-11-25 2010-11-25 鋼帯切断片のスクラップ処理方法および鋼帯切断片スクラップ処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5673019B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5954282B2 (ja) * 2013-09-10 2016-07-20 Jfeスチール株式会社 鋼帯切断片移送シュート及び鋼帯切断片の移送方法
JP6402729B2 (ja) * 2016-02-09 2018-10-10 Jfeスチール株式会社 スクラップ回収設備
JP6846183B2 (ja) * 2016-12-13 2021-03-24 株式会社エンビジョンAescジャパン 電極端材の回収装置
JP6984627B2 (ja) * 2019-02-27 2021-12-22 Jfeスチール株式会社 鋼帯の切断設備

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55147212U (ja) * 1979-04-11 1980-10-23
DE3042717A1 (de) * 1980-11-13 1982-07-15 C. Behrens Ag, 3220 Alfeld Schneidpresse zur bearbeitung plattenfoermiger bauteile
JPS61159320A (ja) * 1984-12-29 1986-07-19 Kawasaki Steel Corp ストリツプの先端部および尾端部リジエクト装置
JPS61141016U (ja) * 1985-02-21 1986-09-01
JP2963291B2 (ja) * 1993-01-08 1999-10-18 新日本製鐵株式会社 クロップの処理装置
JP2000327115A (ja) * 1999-05-18 2000-11-28 Amada Co Ltd 製品搬出集積システム
JP2001096422A (ja) * 1999-09-27 2001-04-10 Amada Co Ltd シャーリングマシンにおけるシュータおよびそれを用いた製品仕分け方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012111002A (ja) 2012-06-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5673019B2 (ja) 鋼帯切断片のスクラップ処理方法および鋼帯切断片スクラップ処理装置
JP3195489U (ja) パネルの折割装置
JP5954282B2 (ja) 鋼帯切断片移送シュート及び鋼帯切断片の移送方法
KR102277726B1 (ko) 프레스용 제품 적재 자동화 장비
JP2015217603A (ja) ブレイク方法並びにブレイク装置
JP5088054B2 (ja) 尾端クロップの切断方法
JP2009102100A (ja) ガラス板の搬送仕分け装置
JP4980742B2 (ja) 棒材用搬送装置
KR101722647B1 (ko) 평형유지 스크랩 이송장치
KR200459440Y1 (ko) 단조 프레스용 트랜스퍼의 핑거 틸팅장치
JP2003034426A (ja) スクレーパ装置
JP2013063824A (ja) 厚鋼板剪断により生じたスクラップの搬送方法及び搬送装置
KR102100792B1 (ko) 절단 장치 및 절단 방법
JPS63188420A (ja) 材料の高温・低温抽出可能な冷却設備
JP5823301B2 (ja) コンベア設備
US1954123A (en) Cooling bed
CN218949616U (zh) 罐体下料装置
JP5974807B2 (ja) 尾端クロップ残り払い出し方法
JP2003311313A (ja) 圧延材先端位置決定装置
CN215880920U (zh) 一种用于轴承棒料切断设备的自动下料装置
CN111792338B (zh) 一种压纸机用出板设备
JPH0663525U (ja) 搬送板状体の取り入れ取り出し装置
CN207346645U (zh) 一种带有脱壳装置的转子输送轨道
JP2008133088A (ja) 棒材結束の再整形装置
JP2024008061A (ja) ブランキング用金型、ブランキング集積装置及びブランキング方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130823

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140424

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140430

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140625

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20141202

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20141215

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5673019

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees