JP5672896B2 - アンテナシステム、リレー局、および無線通信システム - Google Patents

アンテナシステム、リレー局、および無線通信システム Download PDF

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Description

本発明は、無線通信における通信特性の改善技術に関し、特に、無線通信に利用されるアンテナの性能向上に有効な技術に関する。
基地局と端末が通信する無線通信では、基地局から端末の距離に応じて無線信号が減衰するため、基地局より遠い位置の端末では通信特性が劣化する。また、第1の基地局と第2の基地局の中間に位置する端末が第1の基地局の送信する無線信号を受信する場合には、第2の基地局が送信する無線信号も干渉信号として受信してしまうため、この場合も通信特性が劣化する。これらの課題を解決するため、リレー局を配置することが検討されている。
リレー局は元となる基地局(以下、ドナー局と呼ぶ)が送信した信号を受信し、その信号をもとに新たに信号を生成し、その生成した信号を端末に向けて送信する。リレー局の通信相手はドナー局と端末の両方となり、両者はリレー局から見て異なる方向に位置する。
従って、通信相手に応じてリレー局のアンテナ指向性を切り替えることで、リレー局とドナー局間やリレー局と端末間の通信性能を向上させることが可能である。
この種のリレー局における指向性アンテナの通信性能を向上させる技術しては、たとえば、基地局との間で電波を送受信する基地局側アンテナを水平スタックアンテナにて構成し、該基地局側アンテナを、携帯端末との間で電波を送受信する端末側アンテナに比べて、アンテナ利得が高く、指向性の鋭いアンテナとするもの(たとえば、特許文献1参照)や、複数のアンテナ部のうちの任意の1以上のアンテナ部をそれぞれ選択し、選択したアンテナ部に対して任意のアンテナ指向性を設定するもの(たとえば特許文献2参照)などがある。
特開2009−239874号公報 特開平11−261474号公報
ところが、上記のようなリレー局を用いたアンテナの指向性切り替えによる通信特性の向上化技術では、次のような問題点があることが本発明者により見い出された。
すなわち、上述したように、ドナー局と端末とは、リレー局から見て異なる方向に位置するために、ドナー局と通信するアンテナと端末と通信するアンテナとをそれぞれ個別に用意する必要がある。
これにより、リレー局に設置されるアンテナ数が増加してしまうことになり、コストが大幅に上昇してしまうという問題がある。
本発明の目的は、アンテナ数を増加させることなく、低コストで無線通信特性を改善することのできる技術を提供することにある。
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴については、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。
本発明は、複数のアンテナ素子からなるアンテナ部と、複数のアンテナ素子が受信した信号を1つの信号組とし、複数のアンテナ素子が受信した信号組の経路をm組に分岐する信号分岐器と、該信号分岐器が分岐した信号の位相を位相変化量データに基づいてそれぞれ変化させるm個の移相器と、該移相器から出力されるm個の信号を1つの信号に合成する電力分配/合成器とを備え、該電力分配/合成器から出力される信号を、通信先に対応したアンテナ指向性パターンの形状に形成するものである。
また、本発明は、基地局が送信した信号を受信し、その信号をもとに新たに信号を生成し、生成した信号を通信先の端末に送信するリレー局であって、該リレー局は、アンテナシステムを有し、該アンテナシステムは複数のアンテナ素子からなるアンテナ部と、複数のアンテナ素子が受信した信号を1つの信号組とし、複数のアンテナ素子が受信した信号組の経路をm組に分岐する信号分岐器と、該信号分岐器が分岐した信号の位相を位相変化量データに基づいてそれぞれ変化させるm個の移相器と、該移相器から出力されるm個の信号を1つの信号に合成する電力分配/合成器とを備え、アンテナシステムは、電力分配/合成器から出力される信号を、通信先に対応したアンテナ指向性パターンの形状に形成するものである。
さらに、本発明は、信号の送受信元となる基地局と、該基地局が送信した信号を受信し、その信号をもとに新たに信号を生成し、生成した信号を通信先の端末に送信するリレー局とを有する無線通信システムであって、リレー局は、アンテナシステムを有し、該アンテナシステムは、複数のアンテナ素子からなるアンテナ部と、複数のアンテナ素子が受信した信号を1つの信号組とし、複数のアンテナ素子が受信した信号組の経路をm組に分岐する信号分岐器と、該信号分岐器が分岐した信号の位相を位相変化量データに基づいてそれぞれ変化させるm個の移相器と、該移相器から出力されるm個の信号を1つの信号に合成する電力分配/合成器とを備え、アンテナシステムは、電力分配/合成器から出力される信号を、通信先に対応したアンテナ指向性パターンの形状に形成するものである。
さらに、本願のその他の発明の概要を簡単に示す。
本発明は、複数のアンテナ素子と、信号分岐器と、複数の移相器でアンテナを構成し、該信号分岐器がアンテナ素子それぞれに接続される信号経路を複数に分岐し、これら移相器が複数信号経路を通る信号の位相を変化させることにより、通信相手に対応した指向性切り替えを実現するものである。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以下のとおりである。
(1)アンテナ数を増加させることなく、通信相手にそれぞれ対応した指向性の切り替えを行うことができる。
(2)上記(1)により、アンテナ数の削減や、アンテナの設置面積の低減が期待できるため、アンテナシステムの設置コストを低減することができる。
(3)また、適切な信号の指向性を形成することによって、通信速度を高速化し、通信品質を安定化することができる。
本発明の実施の形態1によるアンテナシステムの一例を示すブロック図である。 図1のアンテナシステムをセルラ無線通信に適用した一例を示す説明図である。 図1のアンテナシステムをセルラ無線通信に適用した他の例を示す説明図である。 本発明の実施の形態2によるアンテナシステムの一例を示すブロック図である。 図5は、本発明の実施の形態3によるアンテナシステムの一例を示すブロック図である。 図5のアンテナシステムを周波数変換再送へ適用した際の一例を示す説明図である。 本発明の実施の形態4によるアンテナシステムの一例を示すブロック図である。 図7のアンテナシステムを周波数分割複信で動作するリレー局へ適用した一例を示す説明図である。 本発明の実施の形態5によるアンテナシステムの一例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態6によるアンテナシステムの一例を示すブロック図である。 図10のアンテナシステムにおけるスイッチ切り替え制御の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一の部材には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1によるアンテナシステムの一例を示すブロック図、図2は、図1のアンテナシステムをセルラ無線通信に適用した一例を示す説明図、図3は、図1のアンテナシステムをセルラ無線通信に適用した他の例を示す説明図である。
本実施の形態1において、アンテナシステム1は、図1に示すように、アンテナ2、信号分岐器3、移相器41〜4m、電力分配/合成器51〜5mから構成されている。アンテナ部となるアンテナ2は、セルラ無線基地局用アンテナに見られるように、複数のアンテナ素子21〜2nからなる。ただし、n個のアンテナ素子21〜2nは、同一位置に設置される必要はなく、離れた位置に設置されたアンテナ素子を組として1つのアンテナ2を構成するようにしてもよい。n個の信号を組として信号組とし、アンテナ2は1つの信号組を出力する。
信号分岐器3は、アンテナ2の信号組をm個の信号組に分岐する。移相器41〜4mは、n個のアンテナ素子21〜2nに対応する信号組中の信号に、それぞれ異なる位相変化を与える。電力分配/合成器51〜5mは、1つの信号をn個の信号に分配して信号組を生成、あるいは信号組中のn個の信号を1つの信号に合成する。
移相器41〜4mは、たとえば、電力分配/合成器、分波器、方向性結合器、またはスイッチのように信号を分岐する部品からなる。電力分配/合成器51〜5mの電力分配比は等電力分配である必要はなく、任意に設計してよい。
図1のアンテナシステム1からは、m個の信号線が得られるが、たとえば、信号分岐器を用いて、より少ない数の信号線にまとめてもよい。
アンテナシステム1を図1に示したように構成することで、信号分岐器3によって信号の経路を変更し、移相器41〜4mが適用する位相変化量を変更することができる。移相器41〜4mが信号組中のn個の信号にそれぞれ異なる位相変化を与えることで、アンテナ2の指向性パターンを変化させることができる。
移相器41〜4mの位相変化量は、予め位相変化量データなどによって設定される。典型的な移相器は信号伝達経路の経路長によって信号の位相を変化させるため、位相変化量の設定は信号伝達経路の長さの調整となる。位相変化量データは、アンテナ2のアンテナ指向性パターンが所望のパターンとなるように、設計等によって予め計算された位相変化量である。
以上により、電力分配/合成器51〜5mから出力される信号は、移相器41〜4mに設定された位相変化量に対応するアンテナ指向性パターンのアンテナ2で受信した信号となり、電力分配/合成器51〜5mへ入力される信号は、移相器41〜4mに設定された位相変化量に対応するアンテナ指向性パターンのアンテナ2で送信される。
図2は、アンテナシステム1をセルラ無線通信に適用した一例を示す説明図である。
図2は、基地局となるドナー局6、およびリレー局7からなる無線通信システム、および端末81〜83の無線通信を表している。図2の左側には、ドナー局6が設けられており、図2の右側には、リレー局7が設けられている。
リレー局7は、元となる基地局であるドナー局6が送信した信号を受信し、その信号をもとに新たに信号を生成し、その生成した信号を、たとえば、携帯電話などの端末81〜83に向けて送信する。リレー局の通信相手はドナー局と端末の両方となり、両者はリレー局から見て異なる方向に位置する。
ドナー局6の上部には、アンテナシステム1が設置されており、リレー局7の上部には、アンテナシステム1aが設置されている。ここで、アンテナシステム1aは、アンテナシステム1(図1)と同じ構成からなる。
また、図2において、ドナー局6のアンテナシステム1の下方、および右側に点線で示した扇状のパターンは、アンテナシステム1における指向性パターン9,10をそれぞれ示している。
また、リレー局7のアンテナシステム1aの下方、および左側に点線で示した扇状のパターンは、アンテナシステム1aにおける指向性パターン11,12をそれぞれ示している。
ドナー局6とリレー局7が任意の端末と通信する場合には、端末位置がアンテナシステム1,1aの位置より低い可能性が高いため、指向性パターン10や指向性パターン12のように指向性パターンを下に向けるのがよい。
ドナー局6とリレー局7が互いに通信する場合には、互いのアンテナ位置が高いため、指向性パターン9,11のように指向性パターンを水平に向けるのがよい。
以上の2つの指向性パターンを実現するように、移相器41〜4mの位相変化量と電力分配/合成器51〜5mの電力分配比を設計した図1のアンテナシステム1を用いることで、通信速度の高速化、および通信品質の安定化を図ることができる。
図3は、図1のアンテナシステム1をセルラ無線通信に適用した他の例を示す説明図である。
図3は、ドナー局6、リレー局7からなる無線通信システム、および端末81,82の無線通信を表したものであり、水平方向の位置関係を示している。また、リレー局7の右側、および左側に示す点線の扇状のパターンは、リレー局7のアンテナの指向性パターン12,13をそれぞれ表している。
図示するように、リレー局7と通信する端末81,82が、ドナー局6とは反対の方向に位置する場合には、通信相手に応じてリレー局7は、水平方向の指向性パターン12、または指向性パターン13を切り替えることによって、通信性能を向上させることができる。
これら指向性パターン12,13を実現するように、移相器41〜4mの位相変化量と電力分配/合成器51〜5mの電力分配比を設計したアンテナシステム1(図1)を用いることにより、通信速度の高速化、および通信品質の安定化を図ることができる。
以上ではセルラ無線通信を例にとって説明したが、本発明はそれに限定されるものではない。たとえばテレビ放送のような無線通信にも適用できる。
(実施の形態2)
図4は、本発明の実施の形態2によるアンテナシステムの一例を示すブロック図である。
本実施の形態2において、アンテナシステム1は、図4に示すように、アンテナ2、方向性結合器14、移相器41,42、電力分配/合成器51,52、および信号処理器15から構成されている。
アンテナ2は、前記実施の形態1の図1と同様に、複数のアンテナ素子21〜2nから構成されている。アンテナ2は、無線信号を受信する。方向性結合器14は、アンテナ2で受信した信号組を移相器41へ伝達する。
移相器41は、受信時の指向性パターンが方向1(図4の’direction-1’)に対応するように信号の位相を回転する。電力分配/合成器51は、移相器41から出力される信号組中のn個の出力信号を合成する。
信号処理器15は、電力分配/合成器51の出力信号を処理し、さらに送信信号を生成して出力する。電力分配/合成器52は、信号処理器15の出力信号をn個に分配して信号組を出力する。移相器42は、送信時の指向性パターンが方向2(図4の’direction-2’)に対応するように信号の位相を回転する。
方向性結合器14は、移相器42の出力信号組をアンテナ2に伝達する。そして、アンテナ2は、方向性結合器14より伝達された信号を送信する。
このような構成を用いれば、方向性結合器14の動作によって信号伝達の向きの違い、つまり送受信の違いによって経路が切り替わるため、1つのアンテナ2を用いながら受信時の指向性パターンと送信時の指向性パターンを別個に設計することが可能となる。これは、たとえば、無線通信による放送への適用に適している。
ここで、前記実施の形態1で示した図3において、ドナー局6が放送電波を送信しており、リレー局7が端末81(,82)へ向けて再送すると仮定する。この場合、端末81(,82)からリレー局7への通信、該リレー局7からドナー局6への通信は発生しない。
すると、リレー局7が受信するのは、ドナー局6から送信された電波のみであり、またリレー局7が送信するのは、端末81(,82)へ向けた電波のみである。従って、図4における方向1(図4の’direction-1’)をリレー局7からドナー局6への方向とし、受信時の指向性パターンを指向性パターン12に対応させる。
さらに、図4の方向2(図4の’direction-2’)をリレー局7から端末81(,82)への方向とし、送信時の指向性パターンを指向性パターン13に対応させる。この構成により、アンテナシステム1は、動的な制御を必要としない、指向性切り替えアンテナを実現することができる。
信号処理器15での処理内容には、空間伝搬によって減衰した信号の増幅や、空間伝搬によって歪んだ信号波形を復元する信号等化、リレー局7の受信信号に混入するリレー局7自身の送信信号の除去といった機能を含めることで、伝送特性を向上させることができる。
また、デジタル信号処理による誤り訂正復号によって干渉信号や雑音を除去し、信号を再構成して送信することも可能である。
(実施の形態3)
図5は、本発明の実施の形態3によるアンテナシステムの一例を示すブロック図、図6は、図5のアンテナシステムを周波数変換再送へ適用した際の一例を示す説明図である。
本実施の形態3において、アンテナシステム1は、図5に示すように、複数のアンテナ素子21〜2nからなるアンテナ2、分波器16、移相器41,42、電力分配/合成器51,52、および信号処理器15から構成されている。
分波器16は、アンテナ2の信号組から、一方のキャリア周波数freq1の信号組を抽出して移相器41に接続し、他方のキャリア周波数freq2の信号組を抽出して移相器42に接続する。
移相器41は、キャリア周波数freq1の信号の指向性パターンが第1の方向direction−1に対応するように信号の位相を回転する。
移相器42は、キャリア周波数freq2の信号の指向性パターンが第2の方向direction−2に対応するように信号の位相を回転する。
電力分配/合成器51,52は、1つの信号をn個の信号にそれぞれ分配して信号組を生成、あるいは信号組中のn個の信号を1つの信号に合成する。信号処理器15は、電力分配/合成器51,52の出力信号を処理し、さらに送信信号を生成して出力する。
このような構成を用いれば、分波器16の動作によって、信号のキャリア周波数の違いによって経路が切り替わるため、同一のアンテナを用いながら異なるキャリア周波数の信号の指向性パターンを別個に設計することが可能となる。これは、たとえば、無線通信における周波数変換再送への適用に適している。
図6は、図5のアンテナシステム1を周波数変換再送へ適用した例を示す説明図である。
図6の左側から右側にかけては、ドナー局6、リレー局7、リレー局7a、および端末8がそれぞれ配置されている。これらドナー局6、リレー局7、およびリレー局7aによって無線通信システムが構成されている。
ドナー局6がキャリア周波数freq1で信号を送信し、リレー局7が受信する。リレー局7は、受信したキャリア周波数freq1の信号をキャリア周波数freq2の信号に変換して送信し、リレー局7aが受信する。そして、リレー局7aは、受信したキャリア周波数freq2の信号をキャリア周波数freq1の信号に変換して送信し、端末8が受信する。
ここで、リレー局7,7aは、2つのキャリア周波数freq1,freq2の信号に対して相違なる指向性パターンを形成するのが望ましく、本実施の形態3に示したアンテナシステム1の構成によってそれを達成することができる。
信号処理器15の処理内容には、キャリア周波数変換の他に、空間伝搬によって減衰した信号の増や、空間伝搬によって歪んだ信号波形を復元する信号等化を含めることで、伝送特性を向上させることができる。
また、デジタル信号処理による誤り訂正復号によって干渉信号や雑音を除去し、信号を再構成して送信することも可能である。図5では、分波器16が、2つのキャリア周波数の信号を分離しているが、3つ以上のキャリア周波数の信号に分離する構成も同様に考えられる。
(実施の形態4)
図7は、本発明の実施の形態4によるアンテナシステムの一例を示すブロック図、図8は、図7のアンテナシステムを周波数分割複信で動作するリレー局へ適用した一例を示す説明図である。
本実施の形態4において、アンテナシステム1は、図7に示すように、複数のアンテナ素子21〜2nからなるアンテナ2、分波器16、方向性結合器171,172、移相器41〜44、電力分配/合成器51〜54から構成されている。
分波器16は、アンテナ2の信号組から、キャリア周波数freq1の信号組を抽出して方向性結合器171に接続し、キャリア周波数freq2の信号組を抽出して方向性結合器172に接続する。
方向性結合器171は、分波器16から伝達される信号組を移相器41へ伝達し、移相器42から伝達される信号組を分波器16に伝達する。また、方向性結合器172は、分波器16から伝達される信号組を移相器43へ伝達し、移相器44から伝達される信号組を分波器16に伝達する。
移相器41〜44は、指向性パターンが方向direction−1,direction−2,direction−3,direction−4にそれぞれ対応するように信号の位相を回転する。
電力分配/合成器51,53は、それぞれ移相器41,43の出力信号組中のn個の出力信号を合成して出力する。また、電力分配/合成器52,54は、それぞれ入力信号をn個に分配して出力して信号組を生成し、移相器42,44へ入力する。
このような構成を用いることにより、分波器16と方向性結合器171,172の動作によって信号のキャリア周波数の違いと、送受信の違いによって経路が切り替わるため、同一のアンテナを用いながらキャリア周波数と送受信の違いに応じて信号の指向性パターンを別個に設計することが可能となる。
これは、たとえば、周波数分割複信の無線通信におけるリレー局への適用に適している。図8は、図7のアンテナシステム1を周波数分割複信で動作するリレー局へ適用した一例を示す説明図である。
図8において、左側から右側にかけて、ドナー局6、リレー局7、ならびに端末8がそれぞれ示されている。ドナー局6が送信した信号をリレー局7が中継し、端末8が受信する。逆に、端末8が送信した信号をリレー局7が中継し、ドナー局6が受信する。
ここで、ドナー局6から端末8へ向かう通信の向きをダウンリンク、端末8からドナー局6へ向かう通信の向きをアップリンクと呼ぶ。周波数分割複信では、ダウンリンクとアップリンクにおいて異なるキャリア周波数(それぞれf_down,f_upとする)の電波を用いる。
図8において、キャリア周波数f_downは、ダウンリンクにおけるキャリア周波数を示しており、キャリア周波数f_upは、アップリンクにおけるキャリア周波数を示している。
リレー局7がドナー局6から受信する信号のキャリア周波数は、キャリア周波数f_downであり、受信信号は移相器41と電力分配/合成器51を通過する。従って、方向direction−1(図7)をリレー局7からドナー局6への向きとして指向性パターンを形成するのがよい。
同様に考えれば、方向direction−1と方向direction−4(図7)とをリレー局7からドナー局6への向き、方向direction−2(図7)と方向direction−3(図7)をリレー局7から端末8への向きに設定すればよい。
それにより、本実施の形態によれば、アンテナ本数を増加させずに、周波数分割複信におけるリレー局アンテナの指向性パターンを切り替えることが可能になり、通信特性を向上させることができる。
また、図7の分波器16は、2つのキャリア周波数freq1,freq2の信号を分離しているが、3つ以上のキャリア周波数の信号に分離する構成も同様に考えられる。さらに、上記した説明では方向direction−1と方向direction−4、および方向direction−2と方向direction−3とをそれぞれ同じ方向に定めたが、本発明は指向性パターンの方向について限定するものではない。
(実施の形態5)
図9は、本発明の実施の形態5によるアンテナシステムの一例を示すブロック図である。
本実施の形態5において、アンテナシステム1は、図9に示すように、複数のアンテナ素子21〜2nからなるアンテナ2、分波器16,19、方向性結合器17,18、移相器41,42、ならびに電力分配/合成器51,52から構成されている。
分波器16は、アンテナ2の信号組を、キャリア周波数freq1,freq2の信号組に分岐して方向性結合器17に接続する。方向性結合器17は、分波器16と移相器41,42から入力される信号組を、方向に応じて相互に伝達する。
移相器41,42は、それぞれ指向性パターンが方向direction−1,direction−2に対応するように信号の位相を回転する。電力分配/合成器51,52は,それぞれ移相器41,42の出力信号組中のn個の出力信号を合成し、あるいは1つの信号をn個の信号に分配して信号組を生成する。
方向性結合器18は、分波器19と電力分配/合成器51,52から入力される信号を、方向に応じて相互に伝達する。分波器16は、外部からの入力信号を、キャリア周波数freq1とキャリア周波数freq2との信号に分岐して方向性結合器18に接続する。
前記実施の形態4に示したアンテナシステム1を周波数分割複信で動作するリレー局に適用する場合、前記実施の形態4の図7における方向direction−1と方向direction−4、および方向direction−2と方向direction−3とが同じになり、対応する移相器41〜44や電力分配/合成器51〜54で同じ特性の部品を準備する必要があった。
それに対して、図9に示すアンテナシステム1では、同じ特性となる移相器41,42や電力分配/合成器51,52の重複を回避し、部品点数を減らす効果を得ることができる。
また、方向性結合器18と分波器19とは、外部とのインターフェースを1つの信号線にまとめる役割を果たす。特に、リレー局の制御装置がアンテナから遠く離れた箇所に設置される場合には、信号線1本のみを設置すればよいため、設置コストを削減することができる。
(実施の形態6)
図10は、本発明の実施の形態6によるアンテナシステムの一例を示すブロック図、図11は、図10のアンテナシステムにおけるスイッチ切り替え制御の一例を示すフローチャートである。
本実施の形態6において、アンテナシステム1は、図10に示すように、複数のアンテナ素子21〜2nからなるアンテナ2、スイッチ20,21、移相器41〜4m、および電力分配/合成器51〜5mから構成されている。
また、アンテナシステム1には、リレー局の制御装置22に接続されている。この制御装置22は、信号処理部23、同期部24、ならびに制御部25によって構成される。
スイッチ20は、制御装置22からの制御信号に応じてアンテナ2の信号組とm個の移相器41〜4mとの接続を切り替える。移相器41〜4mは、アンテナ素子21〜2nに対応する信号に、それぞれ異なる位相変化を与える。
電力分配/合成器51〜5mは、1つの信号をn個の信号に分配して信号組を生成、あるいは信号組中のn個の信号を1つの信号に合成する。スイッチ21は、制御装置22からの制御信号に応じて電力分配/合成器51〜5mへのm個の信号と制御装置22への信号の接続を切り替える。
制御装置22において、信号処理部23は、受信信号の復元と送信信号の生成を行い、同期部24は、制御装置22と無線通信システムとの同期処理を行い、制御部25でスイッチ20,21用の制御信号の生成と信号処理部23の送信/受信動作の切り替え制御を行う。
このような構成を用いれば、スイッチ20,21の切り替えによって信号経路が切り替わるため、同一のアンテナ2を用いながら信号の指向性パターンを別個に設計することが可能となる。
たとえば、制御装置22において切り替え制御を行うことにより、能動的に指向性パターンを切り替えることができる。時分割複信の無線通信を採用したリレー局は、分波器や方向性結合器を用いた分岐による指向性パターン切り替えが困難であるが、本実施の形態6に示したようにスイッチ20,21を用いた構成では、時間による指向性パターンの切り替えによって対応できる。
図11は、図10に示したアンテナシステム1におけるスイッチ切り替え制御の一例を示すフローチャートである。
無線通信システムでは、各無線局が同期して動作する必要があるため、基地局(ドナー局)からは同期信号、または同期チャネルと呼ばれる信号が送信される。リレー局は、この信号に基づいて、動作をドナー局に同期させる(ステップS101)。
この同期処理を行うのが、図10の同期部24である。同期が確立したら、スイッチ20,21を切り替えるタイミングを取得する必要がある。このタイミングは、リレー局の通信相手をドナー局と端末の間で切り替えるタイミングに対応する。このタイミングの決め方は、無線通信の標準仕様ごとに異なる。
たとえば、上述した同期信号の時刻を基準に固定された時間で決まる場合には、制御部25(図10)が、該同期時刻から時間をカウントして当該の時刻に到達する直前にスイッチ20,21の切り替え信号を生成すればよい。
あるいは、ドナー局より制御信号の一部として切り替えタイミングが通知される場合には、信号処理部23(図10)にて制御信号を復元して切り替えタイミングを取得し、その情報をもとに制御部25がスイッチ20,21の切り替え制御信号を生成すればよい。
上記のような技術により、ドナー局より取得した同期信号、あるいは切り替えタイミング情報を含む制御信号を取得し、その情報から切り替えタイミングを取得する(ステップS102)。その後は、ドナー局からのデータ信号を受信して再生信号を生成し(ステップS103)、取得したタイミングに応じてスイッチ20,21を切り替えることで指向性を切り替え(ステップS104)、端末へ向けてデータ信号を送信する。
さらに、端末からのデータ信号を受信して再生信号を生成し(ステップS105)、取得したタイミングに応じてスイッチ20,21を切り替えることで指向性を切り替え(ステップS106)、ドナー局へデータ信号を送信する。以後は繰り返し動作となる。
図10では、スイッチ20,21のみを用いて指向性パターンを切り替える構成を示したが、該スイッチだけでなく、分波器や方向性結合器とスイッチを組み合わせて指向性パターンを切り替える構成も、同様に構成することができる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
本発明は、リレー局や基地局に用いられるアンテナシステムにおける無線通信特性の改善技術に適している。
1 アンテナシステム
1a アンテナシステム
2 アンテナ
1〜2n アンテナ素子
3 信号分岐器
1〜4m 移相器
1〜5m 電力分配/合成器
6 ドナー局
7 リレー局
7a リレー局
8 端末
1〜83 端末
9 指向性パターン
10 指向性パターン
11 指向性パターン
12 指向性パターン
13 指向性パターン
14 方向性結合器
15 信号処理器
16 分波器
17 方向性結合器
171,172 方向性結合器
18 方向性結合器
19 分波器
20 スイッチ
21 スイッチ
22 制御装置
23 信号処理部
24 同期部
25 制御部

Claims (7)

  1. n個のアンテナ素子からなるアンテナ部と、
    前記n個のアンテナ素子が受信した信号を1つの信号組とし、複数の前記アンテナ素子が受信した前記信号組の経路をm組に分岐する信号分岐器と、
    前記信号分岐器が分岐したm組の信号組の位相を位相変化量データに基づいてそれぞれ変化させるm個の移相器と、
    前記移相器から出力されるm組の信号組から、信号組内のn個の信号を1つの信号に合成する電力分配/合成器とを備え、
    通信先との送信信号と受信信号が同一の移相器を経由することで、前記電力分配/合成器の入出力信号に対して、通信先に対応したアンテナ指向性パターンの形状に形成し、
    前記信号分岐器は、分波器および方向性結合器を有し、キャリア周波数の異なる受信信号と送信信号を1つの移相器を経由して送受信することを特徴とするアンテナシステム。
  2. 基地局が送信した信号を受信し、その信号をもとに新たに信号を生成し、生成した前記信号を通信先の端末に送信するリレー局であって、
    前記リレー局は、アンテナシステムを有し、
    前記アンテナシステムは、
    n個のアンテナ素子からなるアンテナ部と、
    前記n個のアンテナ素子が受信した信号を1つの信号組とし、複数の前記アンテナ素子が受信した前記信号組の経路をm組に分岐する信号分岐器と、
    前記信号分岐器が分岐したm組の信号組の位相を位相変化量データに基づいてそれぞれ変化させるm個の移相器と、
    前記移相器から出力されるm個の信号組から、信号組内のn個の信号を1つの信号に合成する電力分配/合成器とを備え、
    前記アンテナシステムは、通信先との送信信号と受信信号が同一の移相器を経由することで前記電力分配/合成器の入出力信号に対して、通信先に対応したアンテナ指向性パターンの形状に形成し、
    前記信号分岐器は、分波器および方向性結合器を有し、キャリア周波数の異なる受信信号と送信信号とを1つの移相器を経由して送受信することを特徴とするリレー局。
  3. 請求項記載のリレー局において、
    前記アンテナシステムの動作を制御する制御装置を備え、
    前記制御装置は、
    受信信号の復元と送信信号の生成を行う信号処理部と、
    前記アンテナシステムの同期処理を行う同期部と、
    前記信号処理部の送信動作/受信動作の切り替え制御、および前記信号分岐器の切り替え制御を行う制御部とを備え、
    通信先との送信信号と受信信号が同一の移相器を経由することで、前記電力分配/合成器の入出力信号に対して、通信先に対応したアンテナ指向性パターンの形状に形成することを特徴とするリレー局。
  4. 請求項記載のリレー局において、
    前記信号分岐器は、
    前記制御部から出力される制御信号に基づいて、前記アンテナ部の信号とm個の前記移相器との接続を切り替えるスイッチよりなることを特徴とするリレー局。
  5. 信号の送受信元となる基地局と、前記基地局が送信した信号を受信し、その信号をもとに新たに信号を生成し、生成した前記信号を通信先の端末に送信するリレー局とを有する無線通信システムであって、
    前記リレー局は、アンテナシステムを有し、
    前記アンテナシステムは
    n個のアンテナ素子からなるアンテナ部と、
    前記n個のアンテナ素子が受信した信号を1つの信号組とし、複数の前記アンテナ素子が受信した前記信号組の経路をm組に分岐する信号分岐器と、
    前記信号分岐器が分岐したm組の信号組の位相を位相変化量データに基づいてそれぞれ変化させるm個の移相器と、
    前記移相器から出力されるm組の信号組から、信号組内のn個の信号を1つの信号に合成する電力分配/合成器とを備え、
    前記アンテナシステムは、通信先との送信信号と受信信号が同一の移相器を経由することで、前記電力分配/合成器の入出力信号に対して通信先に対応したアンテナ指向性パターンの形状に形成し、
    前記信号分岐器は、分波器と方向性結合器とを有し、キャリア周波数の異なる受信信号と送信信号を1つの移相器を経由して送受信することを特徴とする無線通信システム。
  6. 請求項記載の無線通信システムにおいて、
    前記アンテナシステムの動作を制御する制御装置を備え、
    前記制御装置は、
    受信信号の復元と送信信号の生成を行う信号処理部と、
    前記アンテナシステムの同期処理を行う同期部と、
    前記信号処理部の送信動作/受信動作の切り替え制御、および前記信号分岐器の切り替え制御を行う制御部とを備えたことを特徴とする無線通信システム。
  7. 請求項記載の無線通信システムにおいて、
    前記信号分岐器は、
    前記制御部から出力される制御信号に基づいて、前記アンテナ部の信号とm個の前記移相器との接続を切り替えるスイッチよりなることを特徴とする無線通信システム。
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