JP2014520492A - 多入力多出力信号伝送方法及び多入力多出力信号伝送装置 - Google Patents

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Abstract

本発明は多入力多出力信号の伝送システム、装置及び方法を開示し、前記システムは、フィーダー分配システム、アクティブアクセスホスト及び複数のアクティブアクセススレーブを含み、前記システムは、N経路のアップ・ダウンリンク信号を並列伝送するために用いられ、ダウンリンク信号を伝送する時に、前記アクティブアクセスホストは、N−1経路のダウンリンク信号を周波数が互いに異なる信号に周波数変換させて、屋内分配システムにより前記アクティブアクセススレーブに送信し、前記アクティブアクセススレーブは、当該ダウンリンク信号を周波数復元変換してから送信し、アップリンク信号を伝送する時に、前記アクティブアクセスホストはN−1経路のアップリンク信号を周波数変換させて、前記屋内分配システムにより前記アクティブアクセスホストに送信し、前記アクティブアクセスホストは、当該アップリンク信号を周波数復元変換してから基地局又はRRUに送信する。そのうち、Nは2以上の整数である。本発明の技術案では独立なフィーダー分配信号を利用して多入力多出力信号の伝送を行え、取り付けコストを低減できる。
【選択図】図3

Description

本発明は無線通信技術分野に関し、特に多入力多出力(MIMO)信号の伝送方法、装置及びシステムに関する。
多入力多出力(multi−input−multi−output,MIMO)技術は、送信端及び受信端においてそれぞれ複数の送信アンテナ及び複数の受信アンテナを使用し、無線電波信号を送信端及び受信端にある複数のアンテナによって送信及び受信し、これによって各ユーザのサービス品質(ビット誤り率又はデータレート)を改善することである。MIMOアンテナシステムは従来の単一入力単一出力(single−input−single−output,SISO)アンテナシステムに比べて、スペクトル利用率を向上でき、アンテナシステムが限られる無線周波数帯域下でレートがより高いデータサービスを伝送できるようになる。
3G移動通信技術進化バージョンとする長期進化(Long Term Evolution,LTE)技術も信号カバレッジの面でMIMO技術を導入した。LTE技術は二重モードによって周波数分割複信(FDD)及び時分割複信(TDD)の2種類に分けられる。そのうち、FDD−LTEは、分離した2つの対称する周波数チャンネルにおいて受信と送信を行い、ガードバンドで受信と送信チャンネルを分離する。FDDはペアになる周波数を採用しなければならず、周波数に基づいてアップリンクとダウンリンクを区別し、その単一方向のリソースが時間的に連続する。FDDは、対称サービスをサポートする時に、アップ・ダウンリンク周波数スペクトルを十分に利用できるが、非対称サービスをサポートする時に、周波数スペクトルの利用率が大幅に降下する。一方、TDDは時間で受信と送信チャンネルを分離する。TD−LTEシステムにおいて、同一の周波数キャリアを用いる異なる時間スロットを受信及び送信してチャンネルのベアラーとし、その単一方向のリソースは時間的に連続せず、時間リソースは2つの方向で割り当てられる。ある時間帯において基地局から移動局に信号を送信し、別の時間において移動局から基地局に信号を送信し、基地局と移動局の間が一致協調してこそ順調に作動できる。
LTEシステムの屋内分配(indoor-distribution)場面を例として、図1はSISO技術のみに適用する従来の屋内カバレッジシステムの構造を示し、従来技術が独立な配線設計を採用し、屋内信号分配システム(フィーダー分配システム、feeder distribution system)11及び単一の屋内カバレッジアンテナ12で従来の屋内カバレッジシステムを構成し、LTEリモート無線ユニット(Remote RF Unit,RRU)からのダウンリンク信号及び屋内カバレッジアンテナが受信したアップリンク信号はいずれも屋内信号分配システムによって伝送されることが分かる。
LTEシステムの屋内カバレッジシステムにMIMOアンテナ技術を導入することでシステム容量を大幅に向上させることができる。屋内分配場面下で、隣接する領域の干渉が比較的に小さいため、信号と干渉雑音との比(Signal to Interference plus Noise Ratio,SINR)はより高いレベルに達し、屋内環境の豊かな散乱、屈折条件のため、SISOアンテナシステムに比べてより高い伝送レートを有することができる。2経路のシステムとなるMIMOアンテナシステムを例とし、図2は従来の2経路のMIMO屋内カバレッジシステムのシステムブロック図を示す。図2に示すように、前記システムは2つのLTE RRUポートを含み、それぞれが2経路の独立する屋内信号分配システム21及び22に接続され、屋内信号分配システム21及び22はそれぞれ異なるアンテナ23及び24に接続され、これにより、2経路の独立するMIMOチャンネル及び独立するアンテナ23、24によって屋内カバレッジの2経路のMIMOの送受信を実現させる。
現在、LTEシステムにおけるMIMOアンテナシステム構築モードの大部分は既存の屋内カバレッジシステムに基づいて改造されたものであるが、既存の屋内カバレッジシステムはほとんどSISOアンテナシステムを採用するため、従来の2経路のシステムの構築形態は、具体的に、下記の2つの方式を含む。
方式一では、LTEシステムにおいて2経路の屋内カバレッジシステムを独立に新設し、そのうち、2経路のシステムにおけるアンテナの実現形態は2本の単極性アンテナ又は1本の双極性アンテナであってもよく、アンテナは2本の単極性アンテナと1本の双極性アンテナのどちらかを採用することにかかわらず、いずれも2セットのフィーダー分配システムを新設する必要がある。
方式二では、LTEシステムにおいて1経路の屋内カバレッジシステムを新設し、結合器によって既存の屋内カバレッジシステムを別の1経路の屋内カバレッジシステムとして使用する。既存の単極性アンテナを双極性アンテナに交換しても、1セットのフィーダー分配システムを新設する必要がある。
したがって、従来の2経路のシステムの構築形態では、上記のいずれの方式を採用するかにかかわらず、双極性アンテナを採用したとしても、少なくとも1セットのフィーダー分配システムを新設する必要があり、また新しい設備を追加する必要があり、且つ少なくとも1セットのフィーダー分配システムを新設することの実現過程は比較的に複雑で、2経路のシステムの構築コストが比較的に高くなり且つ実現も複雑となり、MIMOアンテナシステムがM経路のシステム(Mは整数で且つ2より大きい)であれば、2経路のシステムに比べて構築コストがより高くなり且つ実現も更に複雑となる。
本発明は独立する1経路のフィーダー分配システムを利用して多入力多出力信号を伝送する信号伝送システム、装置及び方法を提供することを目的とする。
本発明は多入力多出力信号伝送方法を開示し、当該方法は、
N経路の周波数が同じダウンリンク信号をN経路の周波数が互いに異なるダウンリンク信号に変調すること、及び
変調後のN経路の周波数が互いに異なるダウンリンク信号を結合させてから、同一のフィーダー分配システムに送信して伝送させることを含み、
前記Nは正整数で、且つNは2以上であることを特徴とする。
好ましくは、前記方法は更に、
フィーダー分配システムによって伝送された前記N経路の周波数が互いに異なるダウンリンク信号を分割してから、N経路の周波数が同じ信号に復調し、前記N経路の周波数が同じ信号をそれぞれ多入力多出力MIMOアンテナアレイにおけるN個のアレイ素子に送信して外部に送信させることを含む。
本発明は更に、多入力多出力信号伝送方法を開示し、当該方法は、
多入力多出力MIMOアンテナアレイにおけるN本のアレイ素子によってそれぞれ送信されたN経路の周波数が同じアップリンク信号を受信すること、
受信されたN経路の周波数が同じアップリンク信号をN経路の周波数が互いに異なるアップリンク信号に変調すること、及び
変調後のN経路の周波数が互いに異なるアップリンク信号を結合させてから、同一のフィーダー分配システムに送信して伝送させることを含み、
前記Nは正整数で、且つNは2以上であることにあることを特徴とする。
好ましくは、前記方法は更に、
同一のフィーダー分配システムによって伝送された周波数が互いに異なるN経路のアップリンク信号を受信すること、及び
受信された周波数が互いに異なるN経路のアップリンク信号を分割した後、N経路の周波数が同じ信号に復調し、前記N経路の周波数が同じ信号をそれぞれ基地局に送信することを含む。
本発明は更に、多入力多出力信号伝送装置を開示し、少なくともN−1経路の第1ミキサ回路及び1つのマルチバンド結合器(multi-band combiner)を含み、そのうち、
各経路の第1ミキサ回路は、それぞれ基地局が送信したN経路の周波数が同じダウンリンク信号における1経路を変調するために用いられ、異なる第1ミキサ回路によって変調されて得られるN経路のダウンリンク信号の周波数が互いに異なり、
マルチバンド結合器は、前記少なくともN−1経路の第1ミキサ回路によって変調されて得られるN経路の周波数が互いに異なるダウンリンク信号を結合した後、同一のフィーダー分配システムに送信して伝送させるために用いられ、
前記Nは正整数で、且つNは2以上である。
本発明は更に、多入力多出力信号伝送装置を開示し、当該装置は、少なくともN−1経路の第2ミキサ回路及び1つのマルチバンド結合器を含み、そのうち、
マルチバンド結合器は、同一のフィーダー分配システムによって伝送されたN経路の周波数が互いに異なるアップリンク信号を受信し、受信されたN経路の周波数が互いに異なるアップリンク信号を分割し、分割後のN経路の周波数が互いに異なるアップリンク信号における少なくともN−1経路のアップリンク信号をそれぞれ前記少なくともN−1経路の第2ミキサ回路における異なる第2ミキサ回路に対応して送信するために用いられ、
各経路の第2ミキサ回路は、前記マルチバンド結合器から送信された1経路のアップリンク信号を復調し、復調後のアップリンク信号を基地局にアクセスさせるために用いられ、異なる第2ミキサ回路によって復調されて得られるN経路のアップリンク信号の周波数が同じであり、
前記Nは正整数で、且つNは2以上であることを特徴とする。
本発明は更に、多入力多出力信号伝送装置を開示し、当該装置は、少なくともN−1経路の第1ミキサ回路及び1つのマルチバンド結合器を含み、そのうち、
マルチバンド結合器は、同一のフィーダー分配システムによって伝送されたN経路の周波数が互いに異なるダウンリンク信号を受信し、受信されたN経路の周波数が互いに異なるダウンリンク信号を分割し、分割後のN経路の周波数が互いに異なるダウンリンク信号における少なくともN−1経路のダウンリンク信号をそれぞれ前記少なくともN−1経路の第1ミキサ回路における異なる第1ミキサ回路に対応して送信するために用いられ、
各経路の第1ミキサ回路は、前記マルチバンド結合器から送信された1経路のダウンリンク信号を復調し、復調後のダウンリンク信号を多入力多出力MIMOアンテナアレイにおける1つのアレイ素子にアクセスさせるために用いられ、異なる第1ミキサ回路によって復調されて得られるN経路のダウンリンク信号の周波数が同じであり、
前記Nは正整数で、且つNは2以上であることを特徴とする。
本発明は更に、多入力多出力の信号伝送装置を開示し、当該装置は、少なくともN−1経路の第2ミキサ回路及び1つのマルチバンド結合器を含み、そのうち、
各経路の第2ミキサ回路は、MIMOアンテナアレイにおける1つのアレイ素子が送信したN経路の周波数が同じアップリンク信号における1経路のアップリンク信号を変調するために用いられ、異なる第2ミキサ回路によって変調されて得られるN経路のアップリンク信号の周波数が互いに異なり、
マルチバンド結合器は、前記少なくともN−1経路の第2ミキサ回路によって変調されて得られるN経路の周波数が互いに異なるアップリンク信号を結合した後、同一のフィーダー分配システムに送信して伝送させるために用いられ、
前記Nは正整数で、且つNは2以上であることを特徴とする。
本発明は更に、多入力多出力信号伝送装置を開示し、N−1経路のホスト周波数変換モジュール及び1つのマルチバンド結合分割器を含み、
前記ホスト周波数変換モジュールは、RRUポートに対応して入力されたダウンリンク信号を他の各経路の信号の周波数と互いに異なる信号に周波数変換してマルチバンド結合分割器に送信するとともに、マルチバンド結合分割器からの他の各経路のアップリンク信号の周波数と互いに異なるアップリンク信号を周波数が同じ信号に周波数復元、変換してRRUポートに送信するために用いられ、
そのうち、異なるホスト周波数変換モジュールは異なる周波数変換の周波数に対応し、それが出力する周波数変換した後のダウンリンク信号が互いに異なる周波数を有し、それが処理するアップリンク信号が互いに異なる周波数を有し、
前記マルチバンド結合分割器は、N−1経路の周波数が互いに異なるダウンリンク信号及び周波数変換されないダウンリンク信号を1経路の信号に結合してフィーダー分配システムに入力してアクティブアクセススレーブに伝送させるとともに、更にフィーダー分配システムからのアップリンク信号を周波数で分割してから対応するホスト周波数変換モジュールに出力して処理させるために用いられ、
前記Nは正整数で、且つNは2以上である。
本発明は更に、多入力多出力信号伝送装置を開示し、マルチバンド結合分割器、N−1経路のスレーブ周波数変換モジュール及びN経路のアンテナを含み、
そのうち、各スレーブ周波数変換モジュールは異なる信号周波数に対応し、
マルチバンド結合分割器は、フィーダー分配システムからの信号を周波数で分割してから対応するスレーブ周波数変換モジュールに出力して処理させるとともに、N−1経路のスレーブ周波数変換モジュール及びアンテナからの異なる周波数を有する1経路のアップリンク信号を1経路に結合してRF分配システムに出力して伝送させるために用いられ、
スレーブ周波数変換モジュールは、マルチバンド結合分割器からの他の各経路の信号の周波数と異なるダウンリンク信号を周波数が同じダウンリンク信号送信周波数に周波数復元、変換してアンテナ53に送信させるとともに、更にアンテナが受信した同じ周波数を有するアップリンク信号を対応する他の各経路の信号と異なる周波数を有するアップリンク信号に周波数変換してマルチバンド結合分割器に出力して結合させるために用いられ、
前記Nは正整数で、且つNは2以上である。
本発明は更に、多入力多出力信号伝送システムを開示し、当該システムは1つのフィーダー分配システム、基地局と当該フィーダー分配システムにそれぞれ接続するアクティブアクセスホスト、及び当該フィーダー分配システムと多入力多出力MIMOアンテナアレイと接続するアクティブアクセススレーブを含み、そのうち、
前記アクティブアクセスホストは、基地局が送信したN経路の周波数が同じダウンリンク信号をN経路の周波数が互いに異なるダウンリンク信号に変調し、変調後のN経路の周波数が互いに異なるダウンリンク信号を結合してから、前記フィーダー分配システムに送信して伝送させ、当該フィーダー分配システムによって伝送されたN経路の周波数が互いに異なるアップリンク信号を受信し、前記N経路の周波数が互いに異なるアップリンク信号を分割してから、N経路の周波数が同じアップリンク信号に復調し、復調して得られるN経路の周波数が同じアップリンク信号を基地局にアクセスさせるために用いられ、
前記フィーダー分配システムは、前記アクティブアクセスホストとアクティブアクセススレーブとの間で信号伝送を行うために用いられ、
前記アクティブアクセススレーブは、当該フィーダー分配システムによって伝送されたN経路の周波数が互いに異なるダウンリンク信号を受信し、前記N経路の周波数が互いに異なるダウンリンク信号を分割してから、N経路の周波数が同じダウンリンク信号に復調し、復調して得られるN経路の周波数が同じダウンリンク信号をそれぞれMIMOアンテナアレイにおける異なるアレイ素子にアクセスさせ、MIMOアンテナアレイにおけるN本のアレイ素子が受信したN経路の周波数が同じアップリンク信号をN経路の周波数が互いに異なるアップリンク信号に変調し、変調後のN経路の周波数が互いに異なるアップリンク信号を結合してから、前記フィーダー分配システムに送信して伝送させるために用いられ、
前記Nは正整数で、且つNは2以上であることを特徴とする。
本発明はLTEネットワークに基づいて、従来の屋内カバレッジシステムにアクティブアクセスホストを増設し、従来の屋内カバレッジアンテナをアクティブアクセススレーブに取り換えることにより、従来の屋内カバレッジシステムの配線に対して何の変更も行わずに、簡単、便利にFDD−LTE及びTD−LTEのMIMO技術を実現でき、LTE技術の優位性を十分に発揮することができる。また、屋内信号分配の品質を大幅に向上させ、構築コストを低減させることができる。
従来技術においてSISO技術に基づく屋内信号分配システムを示すシステムブロック図である。 従来技術において2経路のMIMO技術に基づく屋内信号分配システムを示すシステムブロック図である。 本発明の第1の実施例に係るMIMO信号伝送システムを示すシステムブロック図である。 本発明の第1の実施例に係るMIMO信号伝送システムにおけるアクティブアクセスホストを示すブロック図である。 本発明の第1の実施例に係るMIMO信号伝送システムにおけるアクティブアクセススレーブを示すブロック図である。 本発明の第2の実施例に係るTD−LTEに基づくMIMO信号伝送システムのアクティブアクセスホストを示すブロック図である。 本発明の第2の実施例に係るTD−LTEに基づくMIMO倍号伝送システムのアクティブアクセスホストを示すブロック図である。 本発明の第3の実施例に係るFDD−LTEに基づく2経路のMIMO信号伝送システムを示すシステムブロック図である。 本発明の第4の実施例に係るダウンリンクMIMO信号伝送方法を示すフローチャートである。 本発明の第4の実施例に係るアップリンクMIMO信号伝送方法を示すフローチャートである。
以下、図面を参照しながら、具体的な実施形態により本発明の技術案をさらに説明する。
図3は、本発明の第1の実施例に係るMIMO信号伝送システムを示すシステムブロック図である。図3に示すように、前記MIMO信号伝送システムは、1つのフィーダー分配システム32、基地局と当該フィーダー分配システムにそれぞれ接続するアクティブアクセスホスト31、及び当該フィーダー分配システム32と多入力多出力MIMOアンテナアレイに接続するアクティブアクセススレーブ33を含み、そのうち、既存システムにおける屋内分配アンテナの機能の代わりにアクティブアクセススレーブ33を採用し、本願書類において、前記アクティブアクセススレーブ33をアクティブアンテナ33とも称する。
前記アクティブアクセスホスト31は、基地局が送信したN経路の周波数が同じダウンリンク信号をN経路の周波数が互いに異なるダウンリンク信号に変調し、変調後のN経路の周波数が互いに異なるダウンリンク信号を結合してから、前記フィーダー分配システムに送信して伝送させ、及び当該フィーダー分配システムによって伝送されたN経路の周波数が互いに異なるアップリンク信号を受信し、前記N経路の周波数が互いに異なるアップリンク信号を分割してから、N経路の周波数が同じアップリンク信号に復調し、復調して得られたN経路の周波数が同じアップリンク信号をRRUにアクセスし、更にRRUによって基地局にアクセスされるために用いられる。
前記フィーダー分配システム32は、前記アクティブアクセスホストとアクティブアクセススレーブとの間で信号伝送を行うために用いられる。
前記アクティブアクセススレーブ33は、当該フィーダー分配システムによって伝送されたN経路の周波数が互いに異なるダウンリンク信号を受信し、前記N経路の周波数が互いに異なるダウンリンク信号を分割してから、N経路の周波数が同じダウンリンク信号に復調し、復調して得られたN経路の周波数が同じダウンリンク信号をそれぞれMIMOアンテナアレイにおける異なるアレイ素子にアクセスさせ、MIMOアンテナアレイにおけるN本のアレイ素子が受信したN経路の周波数が同じアップリンク信号をN経路の周波数が互いに異なるアップリンク信号に変調し、変調後のN経路の周波数が互いに異なるアップリンク信号を結合してから、前記フィーダー分配システムに送信して伝送するために用いられ、前記Nは正整数で、且つNは2以上である。
前記アクティブアクセスホストは更に、同期ユニット及び同期送信ユニットを含み、そのうち、
前記同期ユニットは、同期信号を取得し、当該同期信号を利用して当該アクティブアクセスホストアップリンク信号又はダウンリンク信号の処理を同期起動するために用いられ、
同期送信ユニットは、前記同期ユニットが取得した同期信号をアクティブアクセススレーブに送信するために用いられ、
前記アクティブアクセスホストは更に、同期受信ユニットを含み、
同期受信ユニットは、アクティブアクセスホストが送信した同期信号を受信し、当該同期信号を利用して当該アクティブアクセススレーブのアップリンク信号又はダウンリンク信号の処理を同期起動するために用いられる。
前記アクティブアクセスホストは更に、局部発振ユニット及び局部発振送信ユニットを含み、そのうち、
局部発振ユニットは、局部発振信号を取得し、当該局部発振信号を当該アクティブアクセスホストが信号変調及び復調を行う時の周波数基準として用いるためのものであり、
局部発振送信ユニットは、前記局部発振ユニットが取得した局部発振信号をアクティブアクセススレーブに送信するために用いられ、
前記アクティブアクセススレーブは更に、局部発振受信ユニットを含み、
局部発振受信ユニットは、アクティブアクセスホストが送信した局部発振信号を受信し、当該局部発振信号を当該アクティブアクセススレーブが信号変調及び復調を行う時の周波数基準として用いるためのものである。
本実施例では、アクティブアクセスホスト及びアクティブアクセススレーブはいずれも標準的なN型RFポートによってフィーダー分配システムと接続することができる。
アクティブアクセスホストにアクセスされた信号はTD−LTEシステムからのものであってもよく、FDD−LTEシステム又は他のMIMO技術をサポートする移動通信システムからのものであってもよい。前記他のシステムは任意の移動通信システム、例えば、GSM(登録商標)、TD−SCDMA、CDMA、WCDMA(登録商標)システムなどであってもよい。
本実施例では、前記システムは1つのアクティブアクセスホスト、1つのフィーダー分配システム及び複数のアクティブアクセススレーブを含んでもよい。
図4は本発明の第1の実施例に係るMIMO信号伝送システムにおけるアクティブアクセスホストを示すブロック図である。図4に示すように、前記アクティブアクセスホスト31は少なくともN−1経路のホスト周波数変換モジュール41及び1つのマルチバンド結合分割器42を含んでもよい。
ホスト周波数変換モジュール41は、LTE RRUポートに対応して入力したダウンリンク信号を、他の各経路の信号の周波数と異なるRF信号に周波数変換して、マルチバンド結合分割器に送信するとともに、マルチバンド結合分割器からのアップリンク信号を、LTE RRUポートに対応して受信可能な周波数のRF信号に周波数変換して、LTE RRUポートに送信する。異なる経路のホスト周波数変換モジュール41は、異なる周波数変換の周波数に対応し、それが出力するダウンリンク信号は互いに異なる周波数を有する。これにより、N−1経路のホスト周波数変換モジュール41は、LTE RRUポート1〜N−1からの周波数が同じ信号を、N−1経路の周波数が互いに異なるダウンリンク信号に変調して、周波数変換を行っていないLTE RRUポートNが出力した信号と共にN経路の周波数が互いに異なるダウンリンク信号を構成して、マルチバンド結合分割器42に入力する。この実施例では、更に、他のシステムのダウンリンク信号を独立に1経路としてマルチバンド結合分割器42に入力することができる。
マルチバンド結合分割器42は、N経路の周波数が互いに異なるダウンリンク信号を1経路の信号に結合してフィーダー分配システムに入力してアクティブアクセススレーブに伝送させるとともに、更にフィーダー分配システムからのアップリンク信号を周波数で分割してから対応するホスト周波数変換モジュール41に出力して処理させるために用いられる。
図5は、本発明の第1の実施例に係るMIMO信号伝送システムにおけるアクティブアクセススレーブを示すブロック図である。アクティブアクセススレーブ33は図5に示す通りである。
図6は、本発明の第2の実施例が提供するTD−LTEに基づく多入力多出力の信号伝送システムのアクティブアクセスホストを示すブロック図である。図6に示すように、図6において、TDD MIMOに基づく信号がTD−LTEシステムからのものであることを例として説明し、TD−LTEシステムはリモート無線ユニット(Radio Remote Unit,RRU)ポートによって信号伝送を行うことができ、結合器を利用して伝送しようとする信号に対して減衰処理を行うことができる。もちろん、図3に示すように、当該セットのフィーダー分配システムで伝送された信号は他のシステムからのものであってもよく、前記他のシステムは、グローバル移動通信システム(Global System of Mobile communication,GSM)、時分割複信−同期符号分割多元接続(TimeDivision−Synchronous Code Division Multiple Access,TD−SCDMA)、符号分割多元接続(Code DivisionMultiple Access,CDMA)、広帯域符号分割多元接続(Wideband Code Division Multiple Access,WCDMA)システム等の任意の移動通信システムであってもよい。各システムに使用される周波数が異なるため、TD−LTEシステムに伝送しようとする少なくともN−1経路の周波数が同じ信号に対して周波数変換処理を行った後、マルチバンド結合器が複数のシステムからの信号に対して同時に結合処理を行うことができる。当該アクティブアクセスホストは少なくともN−1経路の第1ミキサ回路611及び1つのマルチバンド結合器612を含んでもよい。
各経路の第1ミキサ回路611は、それぞれ基地局がRRUによって送信したN経路の周波数が同じダウンリンク信号における1経路を変調するために用いられ、異なる第1ミキサ回路によって変調されて得られるN経路のダウンリンク信号の周波数が互いに異なり、マルチバンド結合分割器62は、前記少なくともN−1経路の第1ミキサ回路によって変調されて得られるN経路の周波数が互いに異なるダウンリンク信号を結合した後、同一のフィーダー分配システムに送信して伝送させるために用いられ、前記Nは正整数で、且つNは2以上である。
前記装置は更に、少なくともN−1個の第2増幅器615を含み、そのうち各経路の第1ミキサ回路611は1つの第2増幅器615によってRRUと接続され、
各第2増幅器615は、基地局が送信したN経路の周波数が同じダウンリンク信号における1経路のダウンリンク信号を増幅して、当該経路のダウンリンク信号の電力を一定に保つために用いられ、
各経路の第1ミキサ回路611は、具体的に、自身に接続する第2増幅器615が増幅処理した後の1経路のダウンリンク信号を変調するために用いられる。
当該装置は更に、少なくともN−1本の第2ミキサ回路613を含み、
マルチバンド結合分割器62は更に、同一のフィーダー分配システムによって伝送されたN経路の周波数が互いに異なるアップリンク信号を受信し、受信されたN経路の周波数が互いに異なるアップリンク信号を分割し、分割後のN経路の周波数が互いに異なるアップリンク信号における少なくともN−1経路のアップリンク信号をそれぞれ前記少なくともN−1経路の第2ミキサ回路における異なる第2ミキサ回路に対応して送信するために用いられ、
各経路の第2ミキサ回路613は、前記マルチバンド結合器から送信された1経路のアップリンク信号を復調し、復調後のアップリンク信号を基地局にアクセスするために用いられ、異なる第2ミキサ回路によって復調されて得られるN経路のアップリンク信号の周波数は同じである。
前記装置は更に、少なくともN−1個の第1増幅器614を含み、各経路の第2ミキサ回路613は1つの第1増幅器614によってRRUと接続され、各々の第1増幅器614は、自身に接続する第2ミキサ回路によって変調された後のアップリンク信号を増幅してからRRUにアクセスする。
前記装置は、少なくとも2N−2個の高速スイッチ610を含み、各高速スイッチは、第1ミキサ回路611と第2増幅器615からなるダウンリンク信号周波数変換リンク、及び第2ミキサ回路613と第1増幅器614からなるアップリンク信号周波数変換リンクの両端に接続される。TD−LTEが時分割複信方式でアップ・ダウンリンク信号の二重伝送を実現し、高速スイッチ610がアップ・ダウンリンク信号の占める時間スロットによって切替を行うために用いられる故、アップ・ダウンリンク信号を異なる時間スロットにおいて、それぞれ対応するアップリンク信号周波数変換リンク又はダウンリンク信号周波数変換リンクに入らせて周波数変換処理を行う。
前記装置は更に、同期ユニット63を含んでもよく、
前記同期ユニット63は同期信号を取得し、当該同期信号を利用して当該装置のアップリンク信号又はダウンリンク信号の処理を同期起動するために用いられる。
各経路の第1ミキサ回路611は、それぞれ具体的に、前記同期信号に基づいて、基地局が送信したN経路の周波数が同じダウンリンク信号における1経路に対しての変調を同期起動するために用いられる。
各経路の第2ミキサ回路613は、具体的に、前記同期信号を利用して、前記マルチバンド結合器から送信された1経路のアップリンク信号に対しての復調を同期起動するために用いられる。
前記装置は更に、同期送信ユニット64を含み、
同期送信ユニット64は、前記同期ユニットが取得した同期信号を他の多入力多出力の信号伝送実現装置に送信するために用いられる。
同期送信ユニット64は、具体的に、前記同期ユニットが取得した同期信号を変調してから他の多入力多出力の信号伝送実現装置に送信するために用いられる。
前記装置は更に、局部発振ユニット65を含み、
局部発振ユニット65は、局部発振信号を取得し、当該局部発振信号を当該アクティブアクセスホストが信号変調及び復調を行う時の周波数基準として用いるためのものである。
各経路の第1ミキサ回路611は、それぞれ具体的に、前記局部発振信号を信号変調を行う周波数の基準として用い、基地局が送信したN経路の周波数が同じダウンリンク信号における1経路に対して変調を行うために用いられる。
各経路の第2ミキサ回路613は、具体的に、前記局部発振信号を信号復調を行う周波数の基準として用い、前記マルチバンド結合器から送信された1経路のアップリンク信号を復調するために用いられる。
前記装置は更に、局部発振送信ユニット66を含み、
局部発振送信ユニット66は、前記局部発振ユニットが取得した局部発振信号を他の多入力多出力の信号伝送実現装置に送信するために用いられる。
局部発振送信ユニット66は、具体的に、前記局部発振ユニットが取得した局部発振信号を増幅、フィルタリングしてから他の多入力多出力の信号伝送実現装置に送信するために用いられる。
図6に示すように、前記装置は更に、監視ユニット67を含んでもよく、監視ユニットは統合ネットワーク管理プラットフォームと接続され、北向きインターフェースが関連装置の各種の監視情報を報告でき、南向きインターフェースが統合ネットワーク管理プラットフォームから下された制御命令を受信して、関連装置に対して相応する設定を行うことができる。
図7は本発明の第2の実施例に係るTD−LTEに基づく多入力多出力の信号伝送システムのアクティブアクセススレーブを示すブロック図である。図7に示すように、当該装置は、少なくともN−1経路の第1ミキサ回路721及び1つのマルチバンド結合器722を含み、
マルチバンド結合器722は、同一のフィーダー分配システムによって伝送されたN経路の周波数が互いに異なるダウンリンク信号を受信し、受信されたN経路の周波数が互いに異なるダウンリンク信号を分割し、分割後のN経路の周波数が互いに異なるダウンリンク信号における少なくともN−1経路のダウンリンク信号をそれぞれ前記少なくともN−1経路の第1ミキサ回路における異なる第1ミキサ回路に対応して送信するために用いられ、各経路の第1ミキサ回路21は前記マルチバンド結合器から送信された1経路のダウンリンク信号を復調し、復調後のダウンリンク信号を多入力多出力MIMOアンテナアレイにおける1つのアレイ素子にアクセスするために用いられ、異なる第1ミキサ回路によって復調されて得られたN経路のダウンリンク信号の周波数が同じであり、前記Nは正整数で、且つNは2以上である。
前記装置は更に、少なくともN−1個の第1電力増幅器724を含み、各経路の第1ミキサ回路721は1つの第1電力増幅器724によってMIMOアンテナアレイの1つのアレイ素子と接続され、
各々の第1電力増幅器724は、自身に接続する第1ミキサ回路によって復調された後のダウンリンク信号を増幅してからMIMOアンテナアレイにおける1つのアレイ素子にアクセスするためのものである。
当該装置は更に、少なくともN−1経路の第2ミキサ回路723を含み、
各経路の第2ミキサ回路723は、MIMOアンテナアレイにおける1つのアレイ素子が送信したN経路の周波数が同じアップリンク信号における1経路のアップリンク信号を変調するために用いられ、異なる第2ミキサ回路によって変調されて得られるN経路のアップリンク信号の周波数が互いに異なり、
マルチバンド結合器722は更に、前記少なくともN−1経路の第2ミキサ回路によって変調されて得られるN経路の周波数が互いに異なるアップリンク信号を結合してから、同一のフィーダー分配システムに送信して伝送するために用いられる。
前記装置は更に、少なくともN−1個の低雑音増幅器728を含み、各経路の第2ミキサ回路23は1つの低雑音増幅器728によってMIMOアンテナアレイの1つのアンテナアレイ素子と接続され、
各々の低雑音増幅器728は、自身に接続する1つのアンテナアレイ素子が受信した1経路のアップリンク信号を増幅し、当該ルートのアップリンク信号の電力を設定値に調整するために用いられ、
各経路の第2ミキサ回路723は、具体的に、自身に接続する低雑音増幅器が増幅処理した後のアップリンク信号を変調するために用いられる。
前記装置は更に、少なくともN−1個の第2電力増幅器727を含み、各経路の第2ミキサ回路723は1つの第2電力増幅器727によってマルチバンド結合器と接続され、
各々の第2電力増幅器727は、自身に接続する第2ミキサ回路によって変調されて得られたアップリンク信号を増幅するために用いられ、異なる第2電力増幅器によってそれぞれ増幅されて得られたN経路の周波数が互いに異なるアップリンク信号における任意2経路のアップリンク信号間の電力差の値が設定値より小さく、
マルチバンド結合器722は、具体的に、前記少なくともN−1経路の第2電力増幅器によって増幅されて得られたN経路の周波数が互いに異なるアップリンク信号を結合してから、同一のフィーダー分配システムに送信して伝送させるために用いられる。
本実施例では、低雑音増幅器及び第2電力増幅器が協同に電力調整を行うと見なすことができ、限定されたゲイン範囲内にゲイン調整によって出力電力の調整を実現し、増幅後に前記N経路の調整信号における任意2経路の間の電力差の値を設定値より小さくする。
前記MIMOアンテナアレイ729は、前記装置に集積できる。MIMOアンテナアレイにおけるアレイ素子は複数のアンテナで実現でき、単一のアンテナに集積することで実現することもできる。
前記装置は、他の多入力多出力の信号伝送実現装置とともに同一の所定の同期信号源から同期信号を取得でき、具体的に、前記装置は更に、同期受信ユニット725を含み、
同期受信ユニット725は、他の多入力多出力の信号伝送実現装置が送信した同期信号を受信し、当該同期信号を利用して当該装置のアップリンク信号又はダウンリンク信号の処理を同期起動するために用いられる。
同期受信ユニット725は、具体的に、他の多入力多出力の信号伝送実現装置が送信した同期信号を受信して復調し、当該復調後の同期信号を利用して当該装置のアップリンク信号又はダウンリンク信号の処理を同期起動するために用いられる。
各経路の第1ミキサ回路721は、具体的に、前記同期信号を利用して、前記マルチバンド結合器から送信された1経路のダウンリンク信号に対しての復調を同期起動するために用いられる。
各経路の第2ミキサ回路723は、具体的に、前記同期信号を利用して、MIMOアンテナアレイにおける1つのアレイ素子が送信したN経路の周波数が同じアップリンク信号における1経路のアップリンク信号に対しての変調を同期起動するために用いられる。
前記装置は、他の多入力多出力の信号伝送実現装置とともに同一の所定の局部発振信号源から局部発振信号を取得することができ、具体的に、前記装置はさらに局部発振受信ユニット726を含み、
局部発振受信ユニット726は、他の多入力多出力の信号伝送実現装置が送信した局部発振信号を受信し、当該局部発振信号を当該装置が信号変調及び復調を行う時の周波数の基準として用いる。
局部発振受信ユニット726は、具体的に、他の多入力多出力の信号伝送実現装置が送信した局部発振信号を受信し、当該局部発振信号をフィルタリングしてから増幅処理し、当該処理後の局部発振信号を当該装置が信号変調及び復調を行う時の周波数の基準として用いるためのものである。
各経路の第1ミキサ回路721は、具体的に、前記局部発振信号を信号復調を行う周波数の基準として用い、前記マルチバンド結合器から送信された1経路のダウンリンク信号を復調するために用いられる。
各経路の第2ミキサ回路723は、具体的に、前記局部発振信号を信号変調を行う周波数の基準として用いて、MIMOアンテナアレイにおける1つのアレイ素子が送信したN経路の周波数が同じアップリンク信号における1経路のアップリンク信号を変調するために用いられる。
図7に示すように、本発明の実施例4の装置には、MIMOアンテナアレイを内蔵することができ、内蔵されるMIMOアンテナアレイの装置の寸法は従来のMIMOアンテナの寸法に相当してもよく、もちろん、応用場面に応じて、図7の破線で示すように、MIMOアンテナアレイは装置と独立して設置できる。
図7に示すように、アップリンク信号又はダウンリンク信号の処理を同期起動することは、アップ・ダウンリンク切替えスイッチ720(例えば、図6におけるアップ・ダウンリンク切替えスイッチ10)で実現することができ、前記アップ・ダウンリンク切替えスイッチの設置は、図6又は図7に示すような2つのアップ・ダウンリンク切替えスイッチが一本の第1ミキサ回路と一本の第2ミキサ回路との間の切替えを制御することに限らず、2つのアップ・ダウンリンク切替えスイッチが全てのN本の第1ミキサ回路と全てのN本の第2ミキサ回路との間の切替えを制御する形態等になるように設置することもできる。
図8は、本発明の第3の実施例に係るFDD−LTEに基づく2経路のMIMO信号伝送システムを示す構造ブロック図であり、説明の便宜のために、本実施例に関連する部分のみを示す。
本実施例では、本発明の第1の実施例のアクティブアクセスホスト及びアクティブアクセススレーブにおける周波数変換モジュールを、FDD−LTE技術に基づいて洗練させる。図8に示すように、前記システムはFDD−LTEアクティブアクセスホスト、分配システム及びFDD−LTEアクティブアクセススレーブを含む。そのうち、当該FDD−LTE屋内カバレッジシステムは、第1伝送線路及び第2伝送線路を有し、2経路のアップリンク・ダウンリンクの信号を同時に伝送でき、そのうち、第1伝送線路は、従来の屋内カバレッジシステム信号伝送経路、即ち「信号源側 <―> 屋内分配システム <―> 屋内カバレッジアンテナ」の伝送経路であるが、第2伝送線路において、本実施例の屋内カバレッジシステムは、モジュールの中に相応する周波数変換処理を加えることで、それが伝送する信号と第1伝送線路で伝送する信号に対して物理的分離を行って、2経路の信号の同時入力及び同時出力を実現する。
具体的に、従来の分配システムを含む以外に、当該屋内カバレッジシステムは更に、
分配システムの一端と接続されるアクティブアクセスホストと、
分配システムの他端と接続され、従来の屋内カバレッジアンテナに取って替わるために用いられるアクティブアクセススレーブとを含み、アクティブアクセススレーブの取り付け寸法が従来の屋内カバレッジアンテナに相当して、システムの互換性を実現する。
アクティブアクセスホスト及びアクティブアクセススレーブには、いずれも第1伝送線路及び第2伝送線路を含む。アクティブアクセスホスト及びアクティブアクセススレーブは、2経路のアップ・ダウンリンク信号を並列伝送するために用いられ、ダウンリンク信号を伝送する時に、アクティブアクセスホストはそのうちの1経路のダウンリンク信号を周波数変換させ、屋内分配システムによってアクティブアクセススレーブに送信し、アクティブアクセススレーブは、当該ダウンリンク信号を周波数復元変換してから送信し、アップリンク信号を伝送する時に、アクティブアクセススレーブはそのうちの1経路のアップリンク信号を周波数変換させ、屋内分配システムによってアクティブアクセスホストに送信し、アクティブアクセスホストは当該アップリンク信号を周波数復元変換してからRRUに送信する。
アクティブアクセスホストは、第1送受信ポート81、第2送受信ポート82、周波数変換モジュール83及び第1結合分割フィルター84を含み、そのうち、
第1送受信ポート81及び第2送受信ポート82は互いに独立し、それぞれ信号源端FDD−LTE RRUポート1及びポート2からの2経路のダウンリンク信号を並列受信するために用いられ、ローカルからの2経路のアップリンク信号を信号源端の相応するFDD−LTE RRUポートに並列送信するために用いられる。
第1周波数変換モジュール83は、第2送受信ポート82と第1結合分割フィルター84との間に接続され、第2伝送線路におけるダウンリンク信号を周波数変換させ、及び第2伝送線路におけるアップリンク信号を周波数復元、変換し、アクティブアクセスホストにおいて、並列する2経路のアップ・ダウンリンク信号が物理的に分離できるようにする。
第1送受信ポート81は、直接に第1結合分割フィルター84と接続され、第1結合分割フィルター84は、並列伝送された2経路のダウンリンク信号を結合フィルタリングして分配システムに送信するために用いられ、更に分配システムからのアップリンク信号を分割フィルタリングして2経路のアップリンク信号を生成し、それぞれ第1周波数変換モジュール83及び第1送受信ポート81に送信するために用いられる。
アクティブアクセススレーブ(アクティブアンテナとも称する)は、第1アンテナ87、第2アンテナ88、第2周波数変換モジュール85及び第2結合分割フィルター86を含み、
第1アンテナ87及び第2アンテナ88は、互いに独立し、伝送しようとする2経路のダウンリンク信号をそれぞれ送信するために用いられ、アップリンク伝送を行う必要がある2経路の信号をそれぞれ受信するために用いられる。
第2周波数変換モジュール86は、第2アンテナ88と第2結合分割フィルター85との間に接続され、第1周波数変換モジュール83によって周波数変換された第2伝送線路におけるダウンリンク信号を周波数復元変換し、第2伝送線路におけるアップリンク信号を周波数変換し、アクティブアクセススレーブにおいて、並列する2経路のアップ・ダウンリンク信号が物理的に分離できるようにする。
第1アンテナ87は、直接に第2結合分割フィルター85と接続され、第2結合分割フィルター85は、並列伝送された2経路のアップリンク信号を結合フィルタリングして分配システムに送信するために用いられ、更に分配システムからのダウンリンク信号を分割フィルタリングして2経路のダウンリンク信号を生成し、それぞれ第1アンテナ87及び第2周波数変換モジュール86に送信するために用いられる。
以下、アクティブアクセスホスト及びアクティブアクセススレーブの具体的構造について更に説明する。
アクティブアクセスホストの第1周波数変換モジュール83は、第1周波数変換回路、第2周波数変換回路、及び第1周波数変換回路と第2周波数変換回路の両端に接続される第1、第2デュプレクサ831及び832を含む。FDD−LTEが周波数分割二重モードで二重通信を行い、即ち、FDD−LTEのアップ・ダウンリンク信号が異なるキャリア周波数を有するため、デュプレクサを利用してアップ・ダウンリンク信号を区別する。
第1増幅器833及び第1ミキサ回路834からなる第1周波数変換回路は、ダウンリンク信号を周波数変換して、第1伝送線路における2経路の並列するダウンリンク信号との物理的分離を実現するために用いられる。
第2周波数変換回路は、第2ミキサ回路836及び第2増幅器835からなり、フィーダー分配システムからの周波数変換を経た第2伝送線路におけるアップリンク信号を周波数復元、変換し、第2送受信ポート82に伝送して送信させる。
第1デュプレクサ831及び第2デュプレクサ832は、それぞれ第1周波数変換回路及び第2周波数変換回路の両端に接続され、信号周波数に基づいてダウンリンク信号を第1周波数変換回路に送信し、アップリンク信号を第2周波数変換回路に送信するために用いられる。
同時に、アクティブアクセススレーブにおける第2周波数変換モジュールは、第3周波数変換回路、第4周波数変換回路、及び第3周波数変換回路と第4周波数変換回路の両端に接続される第3、第4デュプレクサ861及び862を含み、
第3周波数変換回路は、第3ミキサ回路864及び第3増幅器863からなり、第1周波数変換回路によって周波数変換されたダウンリンク信号を周波数復元変換し、第2アンテナ88から外部に送信するために用いられる。
第4周波数変換回路は第1低雑音増幅器867、第4ミキサ回路866及び第4増幅器865からなり、第2アンテナ88が受信したアップリンク信号を周波数変換することで、第1伝送線路において2経路の並列するアップリンク信号の物理的分離を実現するために用いられる。
第3デュプレクサ861及び第4デュプレクサ862は、それぞれ第3周波数変換回路及び第4周波数変換回路の両端に接続され、信号周波数に基づいてダウンリンク信号を第3周波数変換回路に送信し、アップリンク信号を第4周波数変換回路に送信するために用いられる。
図9は、本発明の第4の実施例に係るダウンリンクMIMO信号伝送方法を示すフローチャートである。図9は、信号ダウンリンク伝送、即ち信号が基地局から基地局MIMOアンテナアレイに伝送されることを例として説明し、図9に示すように、当該方法は以下のステップ901〜ステップ904を含む。
ステップ901では、N経路の周波数が同じ信号を変調する。
信号がダウンリンク伝送を行う時に、前記N経路の周波数が同じ信号は基地局から送信されてもよい。
本ステップの作動本体は各種の装置、例えば増幅器等であってもよい。具体的に、本ステップでは、N経路の周波数が同じ信号における少なくともN−1経路を変調でき、もちろん、N経路の周波数が同じ信号の全てに対して調整を行って、N経路の周波数が互いに異なる信号を取得することができる。前記Nは正整数で、且つNは2以上である。
周波数変換技術は低電力信号で実現しなければならないため、結合器を利用して基地局から送信された少なくともN−1経路の周波数が同じ信号を減衰し、減衰後の信号の電力が周波数変換技術の要求を満たすようにする。もちろん、他の設備、例えば固定減衰器、調整可能減衰器等を利用して基地局から送信された少なくともN−1経路の周波数が同じ信号を減衰してもよく、減衰後の信号の電力が周波数変換技術の要求を満たすようにする。
好ましくは、信号を変調する時に信号の電力を一定に確保するために、信号を変調する前に、1段の増幅器を設置して信号を調整することによって変調時に信号の電力を一定に確保することができる。
ステップ902では、変調後のN経路の周波数が互いに異なる信号を同一のフィーダー分配システムに送信して伝送させる。
変調後のN経路の周波数が互いに異なる信号は、ステップ901においてN経路の周波数が同じ信号を変調して得られるN経路の周波数が互いに異なる信号であってもよい。ステップ901においてN−1経路の周波数が同じ信号を変調し、得られた変調されない1経路の信号及び変調後のN−1経路の信号であってもよい。もちろん、変調後のN−1経路の信号と変調されない1経路の信号は任意2つの周波数が互いに異なる。
変調後のN経路の信号の周波数が互いに異なるので、当該N経路の信号を結合してから同一のフィーダー分配システムによって伝送することができる。
ステップ903では、当該フィーダー分配システムによって伝送されたN経路の信号を復調する。
本ステップの作動本体は各種の装置、例えば増幅器等であってもよい。
フィーダー分配システムによって伝送されたN経路の信号をMIMOアンテナアレイにおけるN本のアレイ素子に送信する前に、ステップ901の変調方式に対応して、当該フィーダー分配システムによって伝送されたN経路の信号に対して復調操作を行う必要がある。
ステップ901においてN−1経路の信号を変調した場合、本ステップにおいて当該N−1経路の信号を復調し、復調して得られたN−1経路の信号及び変復調されない1経路の信号を復調後のN経路の信号とし、もちろん、復調後のN−1経路の信号と変復調されない1経路の信号は任意2つの周波数が互いに同じである。
復調の精度を確保し、周波数の誤差を減少するために、復調過程において変調過程と同じ局部発振信号を利用してもよい。具体的に、本発明の実施例では、変調操作を行う設備に局部発振ユニットを設置し、当該局部発振信号を周波数基準として周波数変換操作を行うことができる。また、局部発振ユニットが取得した局部発振信号を増幅、フィルタリングしてフィーダー分配システムのケーブルによって復調操作を行う設備に伝送され、復調操作を行う設備は受信された局部発振信号をフィルタリングして増幅処理し、当該局部発振信号を周波数基準として用いて周波数変換操作を行うことができる。
ステップ904では、前記N経路の周波数が同じ信号をそれぞれMIMOアンテナアレイにおけるN本のアレイ素子に送信する。
復調を通して、N経路の周波数が同じ信号を取得した後、前記N経路の周波数が同じ信号をそれぞれMIMOアンテナアレイにおけるN本のアレイ素子に送信する。これによって、1つのフィーダー分配システムを利用してMIMOアンテナシステムでの信号伝送を実現できる。
好ましくは、ステップ903とステップ904との間に、更にステップ903’を含むことができる。
ステップ903’では、得られたN経路の周波数が同じ信号を増幅する。
周波数変換技術は低電力信号で実現しなければならないため、MIMOアンテナアレイにおけるN本のアレイ素子が受信する信号電力を確保するために、復調後の信号を増幅し、具体的に、N−1経路の信号を復調する時に、当該N−1経路の周波数変換を行って得られた周波数が同じ信号を増幅し、ステップ104において増幅後のN−1経路の信号及び増幅されない1経路の信号をそれぞれMIMOアンテナアレイにおけるN本のアレイ素子に送信することができる。
本発明の第3の実施例の1つの補足として、アクティブアクセスホストにおいて更に局部発振信号発生器が設けられ、それが局部発振信号を発生した後に、アクティブアクセススレーブに送信して、アクティブアクセスホスト及びアクティブアクセススレーブにおけるミキサ回路が共同利用するようにし、従来方案においてアクティブアクセスホスト及びアクティブアクセススレーブにそれぞれ1つの局部発振発生器を設けることで引き起こされる周波数の差を避け、且つアクティブアクセススレーブの回路を大幅に簡素化させることができる。
図10は、本発明の第4の実施例のアップリンクMIMO信号伝送方法を示すフローチャートであり、信号アップリンク伝送、即ち信号が基地局MIMOアンテナアレイから基地局に伝送されることを例として説明し、図10に示すように、当該方法は以下のステップ1001〜ステップ1004を含む。
ステップ1001では、N経路の周波数が同じ信号を変調する。
信号がアップリンク伝送を行う時に、前記N経路の周波数が同じ信号はMIMOアンテナアレイによって送信されてもよい。
本ステップの作動主体は各種の装置、例えば増幅器等であってもよい。
実施中に、変調しようとする信号の信号雑音比が要求に満たすことを確保するために、信号変調前に、1段の低雑音増幅器を設置してもよい。
具体的な変調操作は実施例1のステップ901と類似しているので、ここでは贅言しないこととする。
ステップ1002では、変調後のN経路の周波数が互いに異なる信号を同一のフィーダー分配システムに送信して伝送させる。
信号がアップリンク伝送される過程において、変調後のN経路の周波数が互いに異なる信号の電力バランスを確保するために、信号を結合して同一のフィーダー分配システムに送信して伝送させる前に、限定されるゲイン範囲内にゲイン調整で出力電力の調整を実現し、前記N経路の信号の電力の任意2つの値の差が設定値より小さくする。具体的に、本発明の実施例では、前記設定値が2dBに達せる。
ステップ1003では、当該フィーダー分配システムによって伝送されたN経路の信号を復調する。
本ステップの作動本体は各種の装置、例えば増幅器等であってもよい。
具体的な復調操作は実施例2のステップ1003と類似しているので、ここでは贅言しないこととする。
ステップ1004では、前記N経路の周波数が同じ信号をそれぞれ基地局に送信する。
好ましくは、ステップ1003とステップ1004と間に、更にステップ1003’を含んでもよく、
ステップ1003’では、得られたN経路の周波数が同じ信号を増幅する。
ステップ1003’の具体的な内容がそれぞれ対応する実施例1のステップ903’と類似しているので、ここでは贅言しないこととする。
第4の実施例に係る方法は、TD−LTEシステムに適用するだけではなくFDD−LTEシステム又は他のMIMO技術を利用して屋内分配を行うことができる無線通信システムにも適用できる。TD−LTEシステムは、同期信号で制御して対応するアップリンク又はダウンリンク処理チャンネルに切替えて処理することができる。FDD−LTEシステムは、デュプレクサを利用して周波数でアップリンク及びダウンリンク信号を自動的に分離することができる。本発明の明細書で言及される変調・復調は、信号に対して周波数変換及び周波数逆変換を行うこと、即ち、信号キャリア周波数を元の周波数から異なる周波数に変換すること、及び信号キャリア周波数を変換後の周波数から元の周波数に復元することを指す。
本発明の実施例は、LTEネットワークに基づいて、従来の屋内カバレッジシステムにアクティブアクセスホストを増設し、従来の屋内カバレッジアンテナをアクティブアクセススレーブに取り換えることにより、従来の屋内カバレッジシステムの配線を何の変更を行わずに、簡単、便利にFDD−LTE及びTD−LTEのMIMO技術を実現し、LTE技術の優位性を十分に発揮する。また、屋内信号分配の品質を大幅に向上させ、構築コストを低減させる。
上記は本発明の好ましい実施例に過ぎず、本発明を限定するものではなく、当業者にとって、本発明はさまざまな修正又は変更することが可能である。本発明の趣旨と原理を逸脱せずに行う任意の変更、等価置換、改良等は、いずれも本発明の保護範囲に含まれる。

Claims (36)

  1. 多入力多出力信号伝送方法であって、
    N経路の周波数が同じダウンリンク信号をN経路の周波数が互いに異なるダウンリンク信号に変調すること、及び
    変調後のN経路の周波数が互いに異なるダウンリンク信号を結合した後、同一のフィーダー分配システムに送信して伝送させることを含み、
    前記Nは正整数で、且つNは2以上であることを特徴とする多入力多出力信号伝送方法。
  2. フィーダー分配システムによって伝送された前記N経路の周波数が互いに異なるダウンリンク信号を分割した後、N経路の周波数が同じ信号に復調し、前記N経路の周波数が同じ信号をそれぞれ多入力多出力MIMOアンテナアレイにおけるN個のアレイ素子に送信して外部に送信させることを更に含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. N経路の周波数が同じダウンリンク信号をN経路の周波数が互いに異なる信号に変調する前に、更に、
    N経路の周波数が同じダウンリンク信号を増幅することで、N経路の周波数が同じダウンリンク信号における各経路のダウンリンク信号の電力を一定に保つことを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 前記ダウンリンク信号は、TD−LTEダウンリンク信号またはFDD−LTEダウンリンク信号であることを特徴とする請求項1または2に記載の方法。
  5. 前記ダウンリンク信号は、TD−LTEダウンリンク信号であり、前記N経路の周波数が同じダウンリンク信号をN経路の周波数が互いに異なるダウンリンク信号に変調することは、
    所定の同期信号源から取得される同期信号に従って、基地局から送信されるN経路の周波数が同じダウンリンク信号の、N経路の周波数が互いに異なるダウンリンク信号への変調を同期起動することを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  6. 前記N経路の周波数が同じ信号をそれぞれMIMOアンテナアレイにおけるN本のアレイ素子に送信する前に、更に、
    復調して得られたN経路の周波数が同じ信号を増幅することを含み、
    前記N経路の周波数が同じ信号をそれぞれMIMOアンテナアレイにおけるN本のアレイ素子に送信することは、具体的に、
    増幅後の前記N経路の周波数が同じ信号をそれぞれMIMOアンテナアレイにおけるN本のアレイ素子に送信することを含むことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  7. 分割後のN経路のダウンリンク信号をN経路の周波数が同じ信号に復調することは、具体的に、
    所定の局部発振信号源から取得される局部発振信号を、信号復調を行う周波数基準として用い、分割後のN経路のダウンリンク信号をN経路の周波数が同じ信号に復調することを含むことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  8. 分割後のN経路のダウンリンク信号をN経路の周波数が同じ信号に復調することは、具体的に、
    所定の同期信号源から取得される同期信号に従って、分割後のN経路のダウンリンク信号の、N経路の周波数が同じ信号への復調を同期起動することを含むことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  9. 多入力多出力信号伝送方法であって、
    多入力多出力MIMOアンテナアレイにおけるN本のアレイ素子がそれぞれ送信したN経路の周波数が同じアップリンク信号を受信すること、
    受信されたN経路の周波数が同じアップリンク信号をN経路の周波数が互いに異なるアップリンク信号に変調すること、及び
    変調後のN経路の周波数が互いに異なるアップリンク信号を結合した後、同一のフィーダー分配システムに送信して伝送させることを含み、
    前記Nは正整数で、且つNは2以上であることを特徴とする多入力多出力信号伝送方法。
  10. 同一のフィーダー分配システムによって伝送された周波数が互いに異なるN経路のアップリンク信号を受信すること、及び
    受信された周波数が互いに異なるN経路のアップリンク信号を分割した後、N経路の周波数が同じ信号に復調し、前記N経路の周波数が同じ信号をそれぞれ基地局に送信することを更に含むことを特徴とする請求項9に記載の方法。
  11. 受信されたN経路の周波数が同じアップリンク信号をN経路の周波数が互いに異なるアップリンク信号に変調する前に、更に、
    それぞれ受信されたN経路の周波数が同じアップリンク信号における各経路のアップリンク信号の電力を設定値に調整することを含むことを特徴とする請求項9に記載の方法。
  12. 変調後のN経路の周波数が互いに異なる信号をそれぞれ同一のフィーダー分配システムに送信して伝送させる前に、更に、
    変調して得られたN経路の周波数が互いに異なるアップリンク信号を増幅することで、前記N経路の周波数が互いに異なるアップリンク信号における任意の2経路のアップリンク信号の間の電力値の差を設定値より小さくなるように調整することを含み、
    変調後のN経路の周波数が互いに異なるアップリンク信号を結合した後、同一のフィーダー分配システムに送信して伝送させることは、具体的に、
    増幅後のN経路の周波数が互いに異なるアップリンク信号を結合した後、同一のフィーダー分配システムに送信して伝送させることを含むことを特徴とする請求項9に記載の方法。
  13. 前記アップリンク信号は、TD−LTEダウンリンク信号またはFDD−LTEダウンリンク信号であることを特徴とする請求項9または10に記載の方法。
  14. 前記アップリンク信号は、TD−LTEアップリンク信号であり、前記受信されたN経路の周波数が同じアップリンク信号をN経路の周波数が互いに異なるアップリンク信号に変調することは具体的に、
    所定の同期信号源から取得される同期信号に従って、受信されたN経路の周波数が同じアップリンク信号の、N経路の周波数が互いに異なるアップリンク信号への変調を同期起動することを含むことを特徴とする請求項9または10に記載の方法。
  15. 前記N経路の周波数が同じ信号をそれぞれ基地局に送信する前に、更に、
    復調して得られたN経路の周波数が同じ信号を増幅することを含み、
    前記N経路の周波数が同じ信号をそれぞれ基地局に送信することは、具体的に、
    増幅後の前記N経路の周波数が同じ信号をそれぞれ基地局に送信することを含むことを特徴とする請求項10に記載の方法。
  16. 多入力多出力信号伝送装置であって、少なくともN−1経路の第1ミキサ回路及び1つのマルチバンド結合器を含み、そのうち、
    各経路の第1ミキサ回路は、それぞれ基地局が送信したN経路の周波数が同じダウンリンク信号における1経路を変調するために用いられ、異なる第1ミキサ回路によって変調されて得られるN経路のダウンリンク信号の周波数が互いに異なり、
    マルチバンド結合器は、前記少なくともN−1経路の第1ミキサ回路によって変調されて得られるN経路の周波数が互いに異なるダウンリンク信号を結合した後、同一のフィーダー分配システムに送信して伝送させるために用いられ、
    前記Nは正整数で、且つNは2以上であることを特徴とする多入力多出力信号伝送装置。
  17. 前記装置が更に少なくともN−1個の第2増幅器を含み、そのうち、各経路の第1ミキサ回路が1つの第2増幅器によって基地局と接続され、
    各々の第2増幅器が、基地局が送信したN経路の周波数が同じダウンリンク信号における1経路のダウンリンク信号を増幅し、当該経路のダウンリンク信号当該ダウンリンク信号の電力を一定に保つために用いられ、
    各経路の第1ミキサ回路が、具体的に、自身に接続される第2増幅器で増幅処理された後の1経路のダウンリンク信号を変調するために用いられることを特徴とする請求項16に記載の装置。
  18. 前記アップリンク信号は、TD−LTEダウンリンク信号またはFDD−LTEダウンリンク信号であることを特徴とする請求項16に記載の装置。
  19. 前記ダウンリンク信号は、TD−LTEダウンリンク信号であり、当該装置は更に、1つの同期ユニットを含み、
    前記同期ユニットは所定の同期信号源から同期信号を取得するために用いられ、
    各経路の第1ミキサ回路は、それぞれ前記同期信号に従って、基地局が送信したN経路の周波数が同じダウンリンク信号における1経路に対する変調を同期起動するために用いられることを特徴とする請求項18に記載の装置。
  20. 多入力多出力信号伝送装置であって、少なくともN−1経路の第2ミキサ回路及び1つのマルチバンド結合器を含み、そのうち、
    マルチバンド結合器は、同一のフィーダー分配システムによって伝送されたN経路の周波数が互いに異なるアップリンク信号を受信し、受信されたN経路の周波数が互いに異なるアップリンク信号を分割し、分割後のN経路の周波数が互いに異なるアップリンク信号における少なくともN−1経路のアップリンク信号をそれぞれ前記少なくともN−1経路の第2ミキサ回路における異なる第2ミキサ回路に対応して送信するために用いられ、
    各経路の第2ミキサ回路は、前記マルチバンド結合器から送信された1経路のアップリンク信号を復調し、復調後のアップリンク信号を基地局にアクセスさせるために用いられ、異なる第2ミキサ回路によって復調されて得られたN経路のアップリンク信号の周波数が同じであり、
    前記Nは正整数で、且つNは2以上であることを特徴とする多入力多出力信号伝送装置。
  21. 前記装置は更に、少なくともN−1個の第1増幅器を含み、各経路の第2ミキサ回路が1つの第1増幅器によって基地局と接続され、
    各々の第1増幅器は、自身に接続される第2ミキサ回路によって変調された後のアップリンク信号を増幅してから基地局にアクセスさせるために用いられることを特徴とする請求項20に記載の装置。
  22. 多入力多出力信号伝送装置であって、少なくともN−1経路の第1ミキサ回路及び1つのマルチバンド結合器を含み、そのうち、
    マルチバンド結合器は、同一のフィーダー分配システムによって伝送するN経路の周波数が互いに異なるダウンリンク信号を受信し、受信されたN経路の周波数が互いに異なるダウンリンク信号を分割し、分割後のN経路の周波数が互いに異なるダウンリンク信号における少なくともN−1経路のダウンリンク信号をそれぞれ前記少なくともN−1経路の第1ミキサ回路における異なる第1ミキサ回路に対応して送信するために用いられ、
    各経路の第1ミキサ回路は、前記マルチバンド結合器から送信された1経路のダウンリンク信号を復調し、復調後のダウンリンク信号を多入力多出力MIMOアンテナアレイにおける1つのアレイ素子にアクセスさせるために用いられ、異なる第1ミキサ回路によって復調されて得られるN経路のダウンリンク信号の周波数が同じであり、
    前記Nは正整数で、且つNは2以上であることを特徴とする多入力多出力信号伝送装置。
  23. 前記装置は更に、少なくともN−1個の第1電力増幅器を含み、各経路の第1ミキサ回路が1つの第1電力増幅器によってMIMOアンテナアレイの1つのアレイ素子と接続され、
    各々の第1電力増幅器は、自身に接続される第1ミキサ回路によって復調された後のダウンリンク信号を増幅してからMIMOアンテナアレイにおける1つのアレイ素子にアクセスさせることを特徴とする請求項22に記載の装置。
  24. 多入力多出力信号伝送装置であって、少なくともN−1経路の第2ミキサ回路及び1つのマルチバンド結合器を含み、そのうち、
    各経路の第2ミキサ回路は、MIMOアンテナアレイにおける1つのアレイ素子が送信したN経路の周波数が同じアップリンク信号における1経路のアップリンク信号を変調するために用いられ、異なる第2ミキサ回路によって変調されて得られるN経路のアップリンク信号の周波数が互いに異なり、
    マルチバンド結合器は、前記少なくともN−1経路の第2ミキサ回路によって変調されて得られるN経路の周波数が互いに異なるアップリンク信号を結合した後、同一のフィーダー分配システムに送信して伝送させるために用いられ、
    前記Nは正整数で、且つNは2以上であることを特徴とする多入力多出力の信号伝送装置。
  25. 前記装置は更に、少なくともN−1個の低雑音増幅器を含み、各経路の第2ミキサ回路が1つの低雑音増幅器によってMIMOアンテナアレイの1つのアンテナアレイ素子と接続され、
    各々の低雑音増幅器は、自身に接続される1つのアンテナアレイ素子が受信した1経路のアップリンク信号を増幅し、当該経路のアップリンク信号の電力を設定値に調整するために用いられ、
    各経路の第2ミキサ回路は、具体的に、自身に接続される低雑音増幅器で増幅処理した後のアップリンク信号を変調するために用いられることを特徴とする請求項24に記載の装置。
  26. 前記装置は更に、少なくともN−1個の第2電力増幅器を含み、各経路の第2ミキサ回路が1つの第2電力増幅器によってマルチバンド結合器と接続され、
    各々の第2電力増幅器は、自身に接続される第2ミキサ回路によって変調されて得られるアップリンク信号を増幅するために用いられ、異なる第2電力増幅器によってそれぞれ増幅されて得られるN経路の周波数が互いに異なるアップリンク信号における任意2経路のアップリンク信号間の電力値の差が設定値より小さく、
    マルチバンド結合器は、前記少なくともN−1経路の第2電力増幅器によって増幅されて得られるN経路の周波数が互いに異なるアップリンク信号を結合した後、同一のフィーダー分配システムに送信して伝送させるために用いられることを特徴とする請求項25に記載の装置。
  27. 多入力多出力信号伝送装置であって、N−1経路のホスト周波数変換モジュール及び1つのマルチバンド結合分割器を含み、
    前記ホスト周波数変換モジュールは、RRUポートに対応して入力するダウンリンク信号を他の各経路の信号の周波数と互いに異なる信号に周波数変換して、マルチバンド結合分割器に送信するとともに、マルチバンド結合分割器からの、他の各経路のアップリンク信号の周波数と互いに異なるアップリンク信号を周波数が同じ信号に周波数復元変換してRRUポートに送信するために用いられ、
    そのうち、異なるホスト周波数変換モジュールは、異なる周波数変換の周波数に対応し、それが出力する周波数変換した後のダウンリンク信号が互いに異なる周波数を有し、それが処理するアップリンク信号が互いに異なる周波数を有し、
    前記マルチバンド結合分割器は、N−1経路の周波数が互いに異なるダウンリンク信号及び周波数変換されないダウンリンク信号を1経路の信号に結合してフィーダー分配システムに入力してアクティブアクセススレーブに伝送させるとともに、フィーダー分配システムからのアップリンク信号を周波数で分割してから対応するホスト周波数変換モジュールに出力して処理させるために用いられ、
    前記Nは正整数で、且つNは2以上であることを特徴とする多入力多出力信号伝送装置。
  28. 前記多入力多出力信号は、TD−LTE信号またはFDD−LTE信号であることを特徴とする請求項27に記載の装置。
  29. 前記ホスト周波数変換モジュールは、第1周波数変換回路、第2周波数変換回路、及び第1周波数変換回路と第2周波数変換回路の両端に接続される第1、第2アップ・ダウンリンク信号分離装置を含み、
    前記第1周波数変換回路は、第1増幅器(833)及び第1ミキサ回路(834)を含み、ダウンリンク信号に対して周波数変換を行うために用いられ、
    前記第2周波数変換回路は、第2ミキサ回路(836)及び第2増幅器を含み、アップリンク信号を周波数復元変換するために用いられ、
    前記第1、第2アップ・ダウンリンク信号分離装置は、アップ・ダウンリンク信号を分離して、ダウンリンク信号を第1周波数変換回路に送信して出力し、アップリンク信号を第2周波数変換回路に送信して出力するために用いられることを特徴とする請求項27に記載の装置。
  30. 前記第1、第2アップ・ダウンリンク信号分離装置は、高速スイッチまたはデュプレクサであることを特徴とする請求項29に記載の装置。
  31. 多入力多出力信号伝送装置であって、マルチバンド結合分割器、N−1経路のスレーブ周波数変換モジュール及びN経路のアンテナを含み、
    そのうち、各スレーブ周波数変換モジュールは異なる信号周波数に対応し、
    マルチバンド結合分割器は、フィーダー分配システムからの信号を周波数で分割してから対応するスレーブ周波数変換モジュールに出力して処理させるとともに、N−1経路のスレーブ周波数変換モジュール及びアンテナからの異なる周波数を有する1経路のアップリンク信号を1経路に結合してRF分配システムに出力して伝送させるために用いられ、
    スレーブ周波数変換モジュールは、マルチバンド結合分割器からの他の各経路の信号周波数と異なるダウンリンク信号を周波数が同じダウンリンク信号送信周波数に周波数復元変換してアンテナ(53)に送信させるとともに、更にアンテナが受信した同じ周波数を有するアッリンク信号を対応する他の各経路の信号と異なる周波数を有するアップリンク信号に周波数変換してマルチバンド結合分割器に出力して結合させるために用いられ、
    前記Nは正整数で、且つNは2以上であることを特徴とする多入力多出力信号伝送装置。
  32. 前記多入力多出力信号は、TD−LTE信号またはFDD−LTE信号であることを特徴とする請求項31に記載の装置。
  33. 前記スレーブ周波数変換モジュールは第3周波数変換回路、第4周波数変換回路、及び第3周波数変換回路と第4周波数変換回路の両端に接続される第3、第4アップ・ダウンリンク信号分離装置を含み、
    前記第3周波数変換回路は、第3ミキサ回路及び第3増幅器を含み、ダウンリンク信号を周波数復元変換するために用いられ、
    前記第4周波数変換回路は、低雑音増幅器、第4ミキサ回路及び第4増幅器を含み、アンテナアレイ素子に対応して受信するアップリンク信号に対して周波数変換を行うために用いられ、
    前記第3、第4アップ・ダウンリンク信号分離装置はダウンリンク信号を第3周波数変換回路に伝送して出力し、アップリンク信号を第4周波数変換回路に伝送して出力するために用いられることを特徴とする請求項31に記載の装置。
  34. 前記第3、第4アップ・ダウンリンク信号分離装置は、高速スイッチまたはデュプレクサであることを特徴とする請求項33に記載の装置。
  35. 多入力多出力信号伝送システムであって、1つのフィーダー分配システム、基地局と当該フィーダー分配システムにそれぞれ接続するアクティブアクセスホスト、及び当該フィーダー分配システムと多入力多出力MIMOアンテナアレイに接続されるアクティブアクセススレーブを含み、そのうち、
    前記アクティブアクセスホストは、基地局が送信したN経路の周波数が同じダウンリンク信号をN経路の周波数が互いに異なるダウンリンク信号に変調し、変調後のN経路の周波数が互いに異なるダウンリンク信号を結合してから、前記フィーダー分配システムに送信して伝送させ、当該フィーダー分配システムによって伝送されたN経路の周波数が互いに異なるアップリンク信号を受信し、前記N経路の周波数が互いに異なるアップリンク信号を分割してから、N経路の周波数が同じアップリンク信号に復調し、復調して得られたN経路の周波数が同じアップリンク信号を基地局にアクセスさせるために用いられ、
    前記フィーダー分配システムは、前記アクティブアクセスホストとアクティブアクセススレーブとの間で信号伝送を行うために用いられ、
    前記アクティブアクセススレーブは、当該フィーダー分配システムによって伝送されたN経路の周波数が互いに異なるダウンリンク信号を受信し、前記N経路の周波数が互いに異なるダウンリンク信号を分割してから、N経路の周波数が同じダウンリンク信号に復調し、復調して得られたN経路の周波数が同じダウンリンク信号をそれぞれMIMOアンテナアレイにおける異なるアレイ素子にアクセスさせ、MIMOアンテナアレイにおけるN本のアレイ素子が受信したN経路の周波数が同じアップリンク信号をN経路の周波数が互いに異なるアップリンク信号に変調し、変調後のN経路の周波数が互いに異なるアップリンク信号を結合してから、前記フィーダー分配システムに送信して伝送させるために用いられ、
    前記Nは正整数で、且つNは2以上であることを特徴とする多入力多出力信号伝送システム。
  36. 多入力多出力信号伝送システムであって、フィーダー分配システム、それぞれ前記フィーダー分配システムの両端に接続されるアクティブアクセスホスト及び複数のアクティブアクセススレーブを含み、前記アクティブアクセスホスト及び前記アクティブアクセススレーブはN経路の多入力多出力アップ・ダウンリンク信号を並列伝送するために用いられ、
    ダウンリンク信号を伝送する時に、前記アクティブアクセスホストはN−1経路のダウンリンク信号を周波数が互いに異なる信号に周波数変換し、前記フィーダー分配システムによって前記アクティブアクセススレーブに送信し、前記アクティブアクセススレーブが周波数変換された後のダウンリンク信号を同じ周波数に周波数復元変換してから送信し、
    アップリンク信号を伝送する時に、前記アクティブアクセススレーブはN−1経路のアップリンク信号を周波数が互いに異なる信号に周波数変換し、前記フィーダー分配システムによって前記アクティブアクセスホストに送信し、前記アクティブアクセスホストが当該アップリンク信号を同じ周波数に周波数復元変換してから基地局に送信することを特徴とする多入力多出力信号伝送システム。
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