JP5672530B2 - ドキュメント処理プログラム及びドキュメント処理装置並びに印刷システム - Google Patents

ドキュメント処理プログラム及びドキュメント処理装置並びに印刷システム Download PDF

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Description

本発明は、ドキュメント処理プログラム及びドキュメント処理装置並びに印刷システムに関し、特に、ドキュメントの印刷を指示するプリンタドライバ及びプリンタドライバが動作可能なドキュメント処理装置並びに当該ドキュメント処理装置と画像形成装置とを含む印刷システムに関する。
プリンタ機能やスキャナ機能などを備える印刷装置(以下、画像形成装置と呼ぶ。)が普及している。この画像形成装置を利用してプリントする場合、まず、ネットワークに接続されているクライアントのコンピュータ装置でドキュメントを作成し、プリンタドライバを用いてページ記述言語(PDL:Page Description Language)形式の印刷ジョブに変換して画像形成装置に送信する。画像形成装置では、印刷ジョブを受信し、印刷ジョブをラスタライズ(ビットマップ展開)してイメージデータを生成し、このイメージデータを紙媒体に出力する。
ここで、画像形成装置では、プリンタドライバで作成した印刷ジョブに従って印刷を実行するため、例えば、余白が多かったり、文字等が用紙や印刷領域からはみ出していたり、文字サイズが小さくて読み取りづらいなど、ドキュメントが不適切に作成されている場合でも、そのまま出力してしまい、印刷が無駄になる場合がある。このような背景から、画像形成装置に印刷ジョブを送信する前に、プリンタドライバの設定画面に、ドキュメントの出力イメージ(プレビュー)を表示して、ユーザにドキュメントの適否の確認を促す方法が用いられている。
このようなプレビューに関する技術として、下記特許文献1には、処理対象画像、例えば通信インタフェースを介して外部からプリントを依頼された画像、スキャナ部で読み取って得た画像、ハードディスクに格納された画像などをディスプレイ部にプレビュー表示させるに際し、処理対象画像が機密文書であるか、ファイルのユーザ名がジョブのオーナ名と同一であるか等の条件を満たすか否かを判断し、条件を満たす場合に自動的にプレビュー表示を行うように制御する画像処理装置が開示されている。
また、印刷の制御に関する技術として、下記特許文献2には、プリンタドライバは、グラフィックスエンジンから印刷開始要求を受け付けると、OSが一般公開しているAPIを利用して印刷実行プロセスの実体元ファイルであるアプリケーションに関する情報を取得し、取得したアプリケーション情報が、外部メモリに記憶された印刷可否判断情報のアプリケーション情報のいずれかと一致しないときは、印刷を禁止する技術が開示されている。
特開2006−340220号公報 特開2006−146364号公報
上述したように、印刷ジョブの送信に先立ってプレビュー表示を行うことは、無駄な印刷を防止する上で重要であるが、常にプレビュー表示を行い、ドキュメントの内容を確認してから印刷を指示する方法では、印刷を迅速に実行することができない。
この問題に対し、特許文献1のように、処理対象画像が機密文書であるか、ファイルのユーザ名がジョブのオーナ名と同一であるかに応じてプレビュー表示を制御する方法も考えられるが、この方法では、条件を満たす文書は、余白の比率、はみ出しの有無、文字サイズといった画像の特性に関わらずプレビューは表示されず、条件を満たさない文書は、画像の特性に関わらずプレビューは表示されるため、前者では印刷の無駄を確実に防止することはできないし、後者では印刷を迅速に実行することができない。
また、特許文献2の技術を組み合わせて、アプリケーションの種別に応じてプレビュー表示を制御する方法も考えられるが、この方法でも、特定のアプリケーションであれば、画像の特性に関わらずプレビューは表示されず、特定のアプリケーションでなければ、画像の特性に関わらずプレビューは表示されるため、前者では印刷の無駄を確実に防止することはできないし、後者では印刷を迅速に実行することができない。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、その主たる目的は、無駄な印刷を未然に防止して適切に印刷を実行することができるドキュメント処理プログラム及びドキュメント処理装置並びに印刷システムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明は、ドキュメントの印刷を指示するコンピュータ装置で動作するドキュメント処理プログラムであって、前記コンピュータ装置を、前記ドキュメントを所定の印刷条件で印刷媒体に印刷する際に印刷される画像の特性を解析する画像解析部、ドキュメントを作成するアプリケーションの種別毎に、ユーザに警告を行うか否かを定める警告条件が記述されたテーブルを参照して、前記ドキュメントを作成したアプリケーションに対応付けられた警告条件を特定し、解析した前記画像の特性と特定した前記警告条件とを比較し、前記画像の特性が前記警告条件に合致するか否かを判定する警告判定部、前記画像の特性が前記警告条件に合致する場合、前記ドキュメントの印刷を指示する前に、前記ドキュメントの確認をユーザに促す警告情報を報知する報知制御部、として機能させるものであり、前記画像の特性は、前記印刷媒体における前記ドキュメントのオブジェクトが印刷されない余白領域の面積比率、前記印刷媒体の所定領域から前記ドキュメントのオブジェクトがはみ出しているか否か又は当該オブジェクトのはみ出し量、前記ドキュメントを構成する文字のサイズ、のいずれかを含み、前記警告条件は、前記余白領域の面積比率が予め設定した閾値を超えているか、前記はみ出しがあるか又は前記はみ出し量が予め設定した閾値を超えているか、前記文字のサイズが予め設定した閾値以下であるか、のいずれかを含むものである。
また、本発明は、ドキュメントの印刷を指示するドキュメント処理装置であって、ドキュメントを作成するアプリケーションの種別毎に、ユーザに警告を行うか否かを定める警告条件が記述されたテーブルを記憶する記憶部と、前記ドキュメントを所定の印刷条件で印刷媒体に印刷する際に印刷される画像の特性を解析する画像解析部と、前記テーブルを参照して、前記ドキュメントを作成したアプリケーションに対応付けられた警告条件を特定し、解析した前記画像の特性と特定した前記警告条件とを比較し、前記画像の特性が前記警告条件に合致するか否かを判定する警告判定部と、前記画像の特性が前記警告条件に合致する場合、前記ドキュメントの印刷を指示する前に、前記ドキュメントの確認をユーザに促す警告情報を報知する報知制御部と、を有し、前記画像の特性は、前記印刷媒体における前記ドキュメントのオブジェクトが印刷されない余白領域の面積比率、前記印刷媒体の所定領域から前記ドキュメントのオブジェクトがはみ出しているか否か又は当該オブジェクトのはみ出し量、前記ドキュメントを構成する文字のサイズ、のいずれかを含み、前記警告条件は、前記余白領域の面積比率が予め設定した閾値を超えているか、前記はみ出しがあるか又は前記はみ出し量が予め設定した閾値を超えているか、前記文字のサイズが予め設定した閾値以下であるか、のいずれかを含むものである。
また、本発明は、ドキュメントの印刷を指示するドキュメント処理装置と前記ドキュメントの印刷を実行する画像形成装置と、を含む印刷システムにおいて、前記ドキュメント処理装置は、所定のアプリケーションで作成したドキュメントを所定の印刷条件で印刷させる印刷ジョブを作成して前記画像形成装置に送信する制御部を備え、前記画像形成装置は、アプリケーションの種別毎に、ユーザに警告を行うか否かを定める警告条件が記述されたテーブルを記憶する記憶部と、前記印刷ジョブを解析し、前記ドキュメントを前記所定の印刷条件で印刷媒体に印刷するための画像を生成する画像処理部と、生成した前記画像の特性を解析する画像解析部と、前記テーブルを参照して、前記所定アプリケーションに対応付けられた警告条件を特定し、解析した前記画像の特性と特定した前記警告条件とを比較し、前記画像の特性が前記警告条件に合致するか否かを判定する警告判定部と、前記画像の特性が前記警告条件に合致する場合、前記ドキュメントの印刷を指示する前に、前記ドキュメントの確認をユーザに促す警告情報を報知する報知制御部と、を有し、前記画像の特性は、前記印刷媒体における前記ドキュメントのオブジェクトが印刷されない余白領域の面積比率、前記印刷媒体の所定領域から前記ドキュメントのオブジェクトがはみ出しているか否か又は当該オブジェクトのはみ出し量、前記ドキュメントを構成する文字のサイズ、のいずれかを含み、前記警告条件は、前記余白領域の面積比率が予め設定した閾値を超えているか、前記はみ出しがあるか又は前記はみ出し量が予め設定した閾値を超えているか、前記文字のサイズが予め設定した閾値以下であるか、のいずれかを含むものである。

本発明のドキュメント処理プログラム及びドキュメント処理装置並びに印刷システムによれば、無駄な印刷を未然に防止して適切に印刷を実行することができる。
その理由は、ドキュメント処理装置(プリンタドライバ)や画像形成装置では、ドキュメントを所定の印刷条件で印刷媒体に印刷する際に印刷される画像を解析して、余白領域の面積比率、はみ出しの有無やはみ出し量、文字サイズなどの画像の特性を取得し、取得した画像の特性と当該ドキュメントを作成するアプリケーションの種別に対応付けて予め記憶した警告条件とを比較し、画像の特性が警告条件に合致する場合は、ドキュメントの印刷を行う前に、プレビュー表示や警告を行って、ユーザに確認を促す制御を行うからである。
本発明の一実施例に係る印刷システムの構成を模式的に示す図である。 本発明の一実施例に係るドキュメント処理装置の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施例に係るドキュメント処理装置で動作するプリンタドライバの機能を示すブロック図である。 本発明の一実施例に係る画像形成装置の構成を示すブロック図である。 警告条件テーブルの一例を示す図である。 本発明の一実施例に係るドキュメント処理装置に表示される画面(プレビュー画面)の一例を示す図である。 本発明の一実施例に係るドキュメント処理装置に表示される画面(警告設定画面)の一例を示す図である。 本発明の一実施例に係るドキュメント処理装置に表示される画面(警告個別設定画面)の一例を示す図である。 本発明の一実施例に係るドキュメント処理装置を用いてアプリケーションから印刷を指示する時の動作を示すフローチャート図である。 本発明の一実施例に係るドキュメント処理装置を用いて警告条件を設定する動作を示すフローチャート図である。 本発明の一実施例に係るドキュメント処理装置を用いて警告条件を編集する動作を示すフローチャート図である。
背景技術で示したように、不適切な印刷を防止するために、印刷ジョブを送信する前にプリンタドライバでプレビューを表示することが行われている。しかしながら、常にプレビュー表示を行う方法では、印刷を迅速に実行することができないという問題があった。
この問題に対して、一律の基準(閾値)に基づいて、プレビュー表示や警告を行うか否かを制御することも考えられる。しかしながら、業務で出力するドキュメントには、業務システムから出力される契約書類などの余白率が大きいことを問題としない文書や、MS−Excelからの出力のようにページ設定の関係ではみ出し印刷が発生しやすい文書、PDFドキュメントのように読み込み専用で内容を編集することが不可能な文書などがあり、アプリケーションごとに無駄な印刷の発生しやすさ、発生する要素が異なるものが存在するため、一律の基準(閾値)でプレビュー表示や警告を行うと不都合が生じる。
そこで、本発明の一実施の形態では、アプリケーションの種別毎に、プレビュー表示や警告を行うか否かを判定するための条件(警告条件)を記憶しておき、ドキュメントを所定の印刷条件で印刷媒体に印刷する際に印刷される画像を解析して、余白の比率、はみ出しの有無やはみ出し量、文字サイズなどの画像の特性を取得し、取得した画像の特性と当該ドキュメントを作成するアプリケーションの種別に対応付けて記憶した警告条件とを比較し、画像の特性が警告条件に合致するページが存在する場合に、プレビュー表示や警告を行って、ユーザに確認を促すようにする。
このように、印刷を行うアプリケーションの種別に応じた警告条件でプレビュー表示や警告を制御するため、印刷するドキュメントの性質上、不要なプレビュー表示や警告を抑えることができ、印刷作業の迅速性を確保しつつ、無駄な印刷を防止することができる。
上記した本発明の一実施の形態についてさらに詳細に説明すべく、本発明の一実施例に係るドキュメント処理装置及びドキュメント処理プログラムについて、図1乃至図11を参照して説明する。図1は、本実施例の印刷システムの構成を模式的に示す図であり、図2及び図3は、ドキュメント処理装置の構成を示すブロック図、図4は、画像形成装置の構成を示すブロック図である。また、図5は、警告条件テーブルの一例を示す図であり、図6乃至図8は、ドキュメント処理装置の表示部に表示される画面の一例を示す図である。また、図9乃至図11は、本実施例のドキュメント処理装置の動作を示すフローチャート図である。
図1に示すように、本実施例の印刷システム10は、アプリケーションで作成したドキュメントの印刷を指示する1又は複数のクライアント装置(以下、ドキュメント処理装置20とする。)と、ドキュメント処理装置20からの指示に従って印刷を実行するプリンタやデジタル複合機などの1又は複数の画像形成装置40と、で構成される。ドキュメント処理装置20と画像形成装置40とは、LAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)などの通信ネットワーク50を介して接続されている。以下、各装置について詳細に説明する。
〔ドキュメント処理装置〕
図2に示すように、ドキュメント処理装置20は、制御部21と、記憶部22と、操作部23と、表示部24と、ネットワークI/F部25などを備える。
制御部21は、CPU(Central Processing Unit)21aと、ROM(Read Only Memory)21bやRAM(Random Access Memory)21cなどのメモリとで構成され、CPU21aは、OS(Operating System)やドキュメントを作成するためのアプリケーション、画像形成装置40を制御するためのデバイスドライバ(プリンタドライバ)をROM21b又は記憶部22から読み出してRAM21cに展開し実行する。
記憶部22は、HDD(Hard Disk Drive)などで構成され、プログラムやデータを記憶する。本実施例では、特に、アプリケーション毎の警告報知条件と警告基準とを規定するテーブル(以下、警告条件テーブルと呼ぶ。)などを記憶する。
図5は、警告条件テーブルの一例であり、この警告条件テーブルは、「アプリケーション名」、「警告報知条件」、「余白警告」、「はみ出し警告」、「文字サイズ警告」のメンバーを持ち、アプリケーション単位でのレコードと、初期値(Default)のレコードを保持する。「警告報知条件」は、警告報知を行うか否かを規定し、「Yes(警告条件に合致する時)」、「Yes(常に報知)」、「No」の選択肢が存在する。また、「余白警告」、「はみ出し警告」及び「文字サイズ警告」は、ドキュメントを所定の印刷条件で用紙(印刷媒体)に印刷する際に印刷される画像を解析して得られる情報(画像の特性)に基づいて警告を行うか否かの基準を規定する。「余白警告」では、用紙の面積若しくは用紙上の印刷領域の面積に対する、テキストやグラフィックス、イメージなどのオブジェクトが形成されない領域の面積の比率(余白の比率)が予め定めた閾値を超えた場合に警告を行う。「はみ出し警告」では、用紙若しくは用紙上の印刷領域外に、オブジェクトが形成される場合に警告を行う。「文字サイズ警告」では、文字サイズが予め定めた閾値以下の場合に警告を行う。
そして、「警告報知条件」が「Yes(警告条件に合致する時)」であり、「余白警告」、「はみ出し警告」又は「文字サイズ警告」のいずれかの警告条件に合致する場合に、プレビューや警告情報を表示するなど、警告の報知を行う。また、「警告報知条件」が「Yes(常に報知)」の場合には、画像の特性によらず警告の報知を行う。また、「警告報知条件」が「No」の場合には、画像の特性によらず警告の報知を行わない。
操作部23は、キーボードやマウスなどで構成され、文書の作成や印刷に関する設定操作を可能とする。
表示部24は、LCD(Liquid Crystal Display)などで構成され、プリンタドライバの設定画面や後述するプレビュー画面、警告設定画面、警告個別設定画面などを表示する。
ネットワークI/F部25は、NIC(Network Interface Card)やモデムなどで構成され、画像形成装置40や他のコンピュータ装置、サーバなどとの通信を可能とする。
また、図3に示すように、上記プリンタドライバは、ドキュメント処理装置20の制御部21を、入力部32、報知制御部33、処理部34、出力部35などとして機能させる。
入力部32は、アプリケーション31から、ユーザが作成したドキュメントのデータを受け取る。なお、このドキュメントは、アプリケーション31で作成したものに限らず、ネットワークI/F部25を介して他のコンピュータ装置やサーバなどから取得してもよい。
報知制御部33は、表示部24に各種画面を表示させる制御を行う。この報知制御部33は、プレビュー表示制御部33a、警告条件設定部33bなどを含む。
プレビュー表示制御部33aは、警告判定部34bの判定結果に従って、表示部24にプレビュー画面を表示させたり、ドキュメントの確認をユーザに促す情報(警告情報と呼ぶ。)を表示させたりする。図6は、プレビュー画面60の一例である。プレビュー画面60は、プレビュー部61、警告部62、警告部63、削除ボタン64、印刷ボタン65などを備える。プレビュー部61は、画像形成装置40で用紙上に形成される画像(出力イメージ)を表示する。警告部62は、警告条件に合致するページの情報(警告情報)を表示する。警告部63は、指定の警告条件に合致するページ数(警告情報)を表示する。削除ボタン64は、印刷ジョブをキャンセルする指示を行う。印刷ボタン65は、画像形成装置40に対して印刷ジョブを送信する指示を行う。なお、警告部62、63に表示する情報は上記に限らず、ドキュメントの確認をユーザに促す情報であればよく、また、この情報は、ポップアップ画面に表示したり、プレビュー画面とは別の画面に表示してもよい。
警告条件設定部33bは、表示部24に警告設定画面や警告個別設定画面を表示させる。図7は、警告設定画面70の一例である。警告設定画面70は、リスト部71、追加ボタン72、削除ボタン73、編集ボタン74、OKボタン75、キャンセルボタン76などを備え、アプリケーションごとの警告条件の管理を行う。リスト部71は、図5に示す警告条件テーブルの内容を表示する。追加ボタン72は、警告条件を新たに追加する指示を行う。削除ボタン73は、リストで選択している警告条件の削除の指示を行う。編集ボタン74は、リストで選択している警告条件の編集の指示を行う。OKボタン75は、警告条件テーブルの更新の指示を行う。キャンセルボタン76は、警告条件テーブルの更新をキャンセルする指示を行う。
また、図8は、警告設定画面70で追加ボタン72若しくは編集ボタン74を押下した時に表示される警告個別設定画面80の一例である。警告個別設定画面80は、アプリケーションリスト81、参照ボタン82、警告報知条件設定部83、余白警告設定部84、はみ出し警告設定部85、文字サイズ警告設定部86、OKボタン87、キャンセルボタン88などを備え、アプリケーションごとの警告条件の編集を行う。アプリケーションリスト81は、ドキュメント処理装置20内にインストールされているアプリケーションの一覧、現在使用しているアプリケーションのリストを表示する。参照ボタン82は、リストに存在しないアプリケーションの指定を行う。警告報知条件設定部83は、警告報知条件の設定を行う。この警告報知条件の設定では、「Yes(警告条件に合致する時)」、「Yes(常に報知)」、「No」が選択可能である。余白警告設定部84は、警告を行う閾値(余白の比率の上限値)の設定、余白の比率が閾値を超えた時に警告を行うか否かを設定する。はみ出し警告設定部85は、オブジェクトが用紙若しくは用紙上の印刷領域からはみ出した場合、若しくは、はみ出し量が閾値を超えた時に警告を行うか否かを設定する。文字サイズ警告設定部86は、警告を行う閾値(文字サイズの下限値)の設定、文字サイズが閾値以下の場合に警告を行うか否かを設定する。OKボタン87は、設定の保存を指示する。キャンセルボタン88は、設定の変更を破棄する指示を行う。
処理部34は、ドキュメントのデータ及び印刷条件から、ページ記述言語(PDL:Page Description Language)形式の印刷ジョブを生成したり、印刷ジョブをラスタライズして各ページの出力イメージ(プレビュー)を生成したりすると共に、印刷される画像の特性に応じて警告の制御を行う。この処理部34は、画像解析部34a、警告判定部34b、アプリ情報取得部34c、警告条件保存部34dなどを含む。
画像解析部34aは、アプリケーション31で作成したドキュメントの各ページを所定の印刷条件で用紙に印刷する際の印刷される画像を解析し、余白の比率やはみ出しの有無やはみ出し量、文字サイズなどの画像の特性を取得する。なお、画像の特性の取得方法は特に限定されず、例えば、余白の比率は、印刷ジョブの各ページをラスタライズする際に、各画素の属性情報(タグビット)を生成し、そのタグビットの値に基づいて取得することができるし、印刷ジョブで規定された用紙若しくは印刷領域の面積と、印刷ジョブに記述された各オブジェクトの面積を合算した値と、に基づいて取得することもできる。また、はみ出しの有無やはみ出し量は、印刷ジョブに記述された各オブジェクトの位置情報と印刷ジョブで規定された用紙若しくは印刷領域の外縁の位置情報とを比較することによって取得することができる。また、文字サイズは、テキストの場合は、印刷ジョブから取得することができるし、グラフィックスやイメージの場合は、公知のパターン認識技術を利用して文字を特定することにより取得することができる。
警告判定部34bは、所定のドキュメントに対して画像解析部34aで取得した画像の特性と、警告条件テーブルに記述された警告条件の中の、当該所定のドキュメントを作成したアプリケーションの種別(アプリケーション名やファイルの拡張子など)に対応付けられた警告条件とを比較し、画像の特性が警告条件に合致するか否かを判定する。
アプリ情報取得部34cは、印刷を行うアプリケーションの情報を取得する。
警告条件保存部34dは、警告条件設定部33bで設定した内容を警告条件テーブルに記述してドキュメント処理装置20内の記憶部22などに保存する。
出力部35は、処理部34で生成した印刷ジョブを画像形成装置40に送信し、画像形成装置40に印刷を指示する。
なお、図1では、ドキュメント処理装置20としてパーソナルコンピュータを示しているが、ドキュメント処理装置20は画像形成装置40を制御可能な機器であればよい。また、図3では、プリンタドライバに、入力部32、報知制御部33、処理部34、出力部35としての機能を持たせる構成としたが、これらの内の少なくとも一つはドキュメント処理装置20にハードウェアとして構成してもよい。
また、上記では、警告の方法として警告情報を表示する構成としたが、警告情報の表示に代えて、若しくは、警告情報の表示と共に、報知制御部33が、ドキュメントの確認をユーザに促す情報を音声として出力したり、所定のランプを点灯/点滅させるなど、音や光で報知することもできる。また、本実施例では、プリンタドライバに、画像の特性に応じてプレビュー表示や警告を制御する機能を持たせる構成としたが、アプリケーションに、作成したドキュメントのプレビューを表示する機能を備える場合は、当該アプリケーションに、ドキュメントの各ページの画像の特性を取得する機能、取得した画像の特性と予め設定した警告条件とを比較し、画像の特性が警告条件に合致する場合にプレビュー表示や警告を制御する機能を設けてもよい。
〔画像形成装置〕
図4に示すように、画像形成装置40は、制御部41と、記憶部42と、ネットワークI/F部43と、表示操作部44と、画像処理部45と、印刷処理部46などで構成され、これらはバスを介して接続されている。
制御部41は、CPU41aと、ROM41bやRAM41cなどのメモリとで構成され、CPU41aは各種プログラムをROM41b又は記憶部42から読み出してRAM41cに展開し実行する。
記憶部42は、HDDなどで構成され、画像形成装置40の動作を制御するプログラムやドキュメント処理装置20から取得した印刷ジョブなどを記憶する。
ネットワークI/F部43は、NICやモデムなどで構成され、ドキュメント処理装置20との通信を可能とする。
表示操作部44は、LCDなどの表示部と表示部を覆うタッチパネルなどの操作部から構成され、CPU41aからの表示信号に従って、アイコンやキーボタンなどをLCD等に表示すると共に、タッチパネル等から入力される操作信号をCPU41aに出力する。なお、表示操作部44は一体的に構成してもよいし、表示部と操作部とに分離して構成してもよい。
画像処理部45は、ドキュメント処理装置20から受信した印刷ジョブを解析し、ドキュメントの各ページのイメージデータを作成し、必要に応じて、作成したイメージデータに色変換、濃度調整等の画像処理を施す。
印刷処理部46は、電子写真方式や静電記録方式等の作像プロセスを利用した画像形成に必要な構成要素で構成され、画像処理部45で作成されたイメージデータに基づいて、指定された用紙に画像を形成する。
なお、図3は、画像形成装置40の構成の一例であり、ドキュメント処理装置20の指示に従って印刷可能であればよく、例えば、ADF(Auto Document Feeder)や原稿読取部などを追加してもよい。また、本実施例では、画像処理部45を画像形成装置40に設ける構成としているが、画像処理部45の処理を通信ネットワークに接続されるRIP(Raster Image Processor)コントローラなどで実行する構成としてもよい。
また、本実施例では、ドキュメント処理装置20側で、画像の特性に応じてプレビュー表示や警告を制御する場合について説明するが、画像形成装置40に、警告条件テーブルを記憶すると共に、報知制御部33及び処理部34としての機能を持たせ、印刷ジョブをラスタライズした画像を解析して画像の特性を取得し、画像の特性とアプリケーションの種別に対応付けて記憶した警告条件とを比較し、画像の特性が警告条件に合致する場合に、プレビュー表示や警告を行う構成とすることもできる。
以下、上記構成のドキュメント処理装置20の動作について説明する。
まず、アプリケーションから印刷を指示する時の制御部21(プリンタドライバ)の動作について、図9のフローチャート図を参照して説明する。
ユーザが操作部23を操作して所定のアプリケーションから印刷開始を指示すると、印刷開始を指示したアプリケーションの名称を取得する(S101)。
次に、記憶部22などから警告条件テーブルを読み込み(S102)、警告条件テーブルに印刷開始を指示したアプリケーションに対応する警告条件(レコード)が存在するかを確認する。
レコードが存在する場合(S103のYes)は、警告条件テーブルからアプリケーションの種別に対応するレコードを読み込み(S104)、レコードが存在しない場合(S103のNo)は、警告条件テーブルからデフォルト設定のレコードを読み込む(S105)。
次に、読み取ったレコード内の「警告報知条件」を判定し(S106)、「警告報知条件」が「Yes(警告条件に合致する時)」の場合は、各ページを所定の印刷条件で印刷する際に印刷される画像を解析して画像の特性を取得し、取得した画像の特性とレコードに記述された警告条件とを比較する(S107)。そして、警告条件に合致するページがあった場合(S108のYes)は、プレビュー画面60のプレビュー部61にプレビューや警告情報を表示するなど、警告の報知を行い(S109)、警告条件に合致するページがなかった場合(S108のNo)は、S111に遷移する。
また、「警告報知条件」が「Yes(常に警告)」の場合は、直ちに、プレビュー画面60のプレビュー部61にプレビューや警告情報を表示するなど、警告の報知を行い(S109)、「警告報知条件」が「No」の場合は、ステップS111に遷移する。
次に、プレビュー画面60にて印刷続行の指示があったかを判断し(S110)、印刷続行が指示された場合(印刷ボタン65が押下された場合)は、印刷ジョブを画像形成装置40に送信して(S111)、処理を終了する。また、印刷続行が指示されなかった場合(削除ボタン64が押下された場合)は、印刷ジョブを破棄して(S112)、処理を終了する。
なお、上述したように、画像形成装置40に、報知制御部33及び処理部34としての機能を備える場合は、画像形成装置40で、ドキュメント処理装置20から受信した印刷ジョブをラスタライズした後、上記S101〜S109の処理を実行する構成としてもよい。
次に、警告設定画面60で警告条件を設定する時の制御部21(プリンタドライバ)の動作について、図10及び図11のフローチャート図を参照して説明する。
まず、プレビュー画面60やプリンタドライバの印刷設定画面等により、警告設定画面70の表示が指示されたら、記憶部22などから警告条件テーブルを読み込み(S201)、各レコードの内容を警告設定画面70のリスト部71に表示する(S202)。
次に、ユーザの指示により警告条件の編集を行う(S203)。図11は、このステップの詳細動作を示しており、ユーザ動作が追加の指示の場合(追加ボタン72を押下した時)は、警告条件テーブルよりデフォルトのレコードを初期値の警告条件として読み込む(S302)。また、ユーザ動作が編集の指示の場合(編集ボタン74を押下した時)は、警告条件テーブルよりリスト上で選択している警告条件のレコードを読み込む(S303)。また、ユーザ動作が削除の指示の場合(削除ボタン73を押下した時)は、警告条件テーブルよりリスト上で選択している警告条件のレコードの削除を行う(S304)。
追加、編集にてレコードを読み込んだ場合は、現在、ドキュメント処理装置20内にインストールされているアプリケーションの一覧を取得し(S305)、現在、実行しているアプリケーション情報を取得する(S306)。
次に、図8の警告個別設定画面80を表示し(S307)、画面上でユーザが各種警告条件を設定した後(S308)、OKボタン87が押下された場合(S309のOK)は、警告個別設定画面80で設定された内容にて警告条件のレコードの生成を行い(S310)、警告条件テーブルを更新し(S311)、その後、警告個別設定画面80を閉じる。一方、キャンセルボタン88が押下された場合(S309のキャンセル)は、警告個別設定画面80の設定を破棄して警告個別設定画面80を閉じる。
そして、警告個別設定画面80を閉じた後、警告設定画面70のリスト部71の更新を行う(S312)。
図10に戻って、警告条件の編集後、ユーザが警告設定画面70でOKボタン75を押下したら(S204のOK)、編集した警告条件を警告条件テーブルに書き込んで(S205)、処理を終了する。一方、キャンセルボタン76を押下したら(S204のキャンセル)、編集した警告条件を警告条件テーブルに書き込むことなく、処理を終了する。
なお、画像形成装置40に、報知制御部33及び処理部34としての機能を備える場合は、画像形成装置40側で警告条件を設定したり編集したりしてもよい。
このように、ドキュメント処理装置20(プリンタドライバ)は、ドキュメントの印刷が指示された場合、ドキュメントの各ページを所定の印刷条件で用紙に印刷する際に印刷される画像を解析して余白の比率、はみ出しの有無やはみ出し量、文字サイズなどの画像の特性を取得し、ドキュメントを作成したアプリケーションの種別に対応付けて記憶した警告条件と比較し、取得した画像の特性が警告条件に合致している場合に、プレビューを表示したり警告情報を表示/報知したりしてユーザに確認を促す制御を行うため、印刷処理を迅速に行うことができると共に、不適切な形態で印刷が実行される不具合を未然に防止して適切に印刷を実行することができる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて、その構成や制御は適宜変更可能である。
例えば、上記実施例では、印刷される画像の特性として、余白の比率、はみ出しの有無やはみ出し量、文字サイズを例示したが、画像の特性はこれらに限定されるものではなく、ドキュメントの印刷状態が適切か否かを判断可能な任意の情報を利用することができる。
本発明は、クライアントのコンピュータ装置で動作するプリンタドライバなどのドキュメント処理プログラム及びドキュメント処理プログラムが実行可能なドキュメント処理装置並びに当該ドキュメント処理装置と画像形成装置とを含む印刷システムに利用可能である。
10 印刷システム
20 ドキュメント処理装置
21 制御部
21a CPU
21b ROM
21c RAM
22 記憶部
23 操作部
24 表示部
25 ネットワークI/F部
31 アプリケーション
32 入力部
33 報知制御部
33a プレビュー表示制御部
33b 警告条件設定部
34 処理部
34a 画像解析部
34b 警告判定部
34c アプリ情報取得部
34d 警告条件保存部
35 出力部
40 画像形成装置
41 制御部
41a CPU
41b ROM
41c RAM
42 記憶部
43 ネットワークI/F部
44 表示操作部
45 画像処理部
46 印刷処理部
50 通信ネットワーク
60 プレビュー画面
61 プレビュー部
62、63 警告部
64 削除ボタン
65 印刷ボタン
70 警告設定画面
71 リスト部
72 追加ボタン
73 削除ボタン
74 編集ボタン
75 OKボタン
76 キャンセルボタン
80 警告個別設定画面
81 アプリケーションリスト
82 参照ボタン
83 警告報知条件設定部
84 余白警告設定部
85 はみ出し警告設定部
86 文字サイズ警告設定部
87 OKボタン
88 キャンセルボタン

Claims (7)

  1. ドキュメントの印刷を指示するコンピュータ装置で動作するドキュメント処理プログラムであって、
    前記コンピュータ装置を、
    前記ドキュメントを所定の印刷条件で印刷媒体に印刷する際に印刷される画像の特性を解析する画像解析部、
    ドキュメントを作成するアプリケーションの種別毎に、ユーザに警告を行うか否かを定める警告条件が記述されたテーブルを参照して、前記ドキュメントを作成したアプリケーションに対応付けられた警告条件を特定し、解析した前記画像の特性と特定した前記警告条件とを比較し、前記画像の特性が前記警告条件に合致するか否かを判定する警告判定部、
    前記画像の特性が前記警告条件に合致する場合、前記ドキュメントの印刷を指示する前に、前記ドキュメントの確認をユーザに促す警告情報を報知する報知制御部、として機能させるものであり、
    前記画像の特性は、前記印刷媒体における前記ドキュメントのオブジェクトが印刷されない余白領域の面積比率、前記印刷媒体の所定領域から前記ドキュメントのオブジェクトがはみ出しているか否か又は当該オブジェクトのはみ出し量、前記ドキュメントを構成する文字のサイズ、のいずれかを含み、
    前記警告条件は、前記余白領域の面積比率が予め設定した閾値を超えているか、前記はみ出しがあるか又は前記はみ出し量が予め設定した閾値を超えているか、前記文字のサイズが予め設定した閾値以下であるか、のいずれかを含む、ことを特徴とするドキュメント処理プログラム。
  2. 前記報知制御部は、前記画像の特性が前記警告条件に合致する場合、表示部に前記画像を表示させる、ことを特徴とする請求項1に記載のドキュメント処理プログラム。
  3. 前記ドキュメント処理プログラムは、前記ドキュメントの印刷条件を設定する機能を備えたプリンタドライバである、ことを特徴とする請求項1又は2に記載のドキュメント処理プログラム。
  4. ドキュメントの印刷を指示するドキュメント処理装置であって、
    ドキュメントを作成するアプリケーションの種別毎に、ユーザに警告を行うか否かを定める警告条件が記述されたテーブルを記憶する記憶部と、
    前記ドキュメントを所定の印刷条件で印刷媒体に印刷する際に印刷される画像の特性を解析する画像解析部と、
    前記テーブルを参照して、前記ドキュメントを作成したアプリケーションに対応付けられた警告条件を特定し、解析した前記画像の特性と特定した前記警告条件とを比較し、前記画像の特性が前記警告条件に合致するか否かを判定する警告判定部と、
    前記画像の特性が前記警告条件に合致する場合、前記ドキュメントの印刷を指示する前に、前記ドキュメントの確認をユーザに促す警告情報を報知する報知制御部と、を有し、
    前記画像の特性は、前記印刷媒体における前記ドキュメントのオブジェクトが印刷されない余白領域の面積比率、前記印刷媒体の所定領域から前記ドキュメントのオブジェクトがはみ出しているか否か又は当該オブジェクトのはみ出し量、前記ドキュメントを構成する文字のサイズ、のいずれかを含み、
    前記警告条件は、前記余白領域の面積比率が予め設定した閾値を超えているか、前記はみ出しがあるか又は前記はみ出し量が予め設定した閾値を超えているか、前記文字のサイズが予め設定した閾値以下であるか、のいずれかを含む、ことを特徴とするドキュメント処理装置。
  5. 前記報知制御部は、前記画像の特性が前記警告条件に合致する場合、表示部に前記画像を表示させる、ことを特徴とする請求項4に記載のドキュメント処理装置。
  6. ドキュメントの印刷を指示するドキュメント処理装置と前記ドキュメントの印刷を実行する画像形成装置と、を含む印刷システムにおいて、
    前記ドキュメント処理装置は、
    所定のアプリケーションで作成したドキュメントを所定の印刷条件で印刷させる印刷ジョブを作成して前記画像形成装置に送信する制御部を備え、
    前記画像形成装置は、
    アプリケーションの種別毎に、ユーザに警告を行うか否かを定める警告条件が記述されたテーブルを記憶する記憶部と、
    前記印刷ジョブを解析し、前記ドキュメントを前記所定の印刷条件で印刷媒体に印刷するための画像を生成する画像処理部と、
    生成した前記画像の特性を解析する画像解析部と、
    前記テーブルを参照して、前記所定アプリケーションに対応付けられた警告条件を特定し、解析した前記画像の特性と特定した前記警告条件とを比較し、前記画像の特性が前記警告条件に合致するか否かを判定する警告判定部と、
    前記画像の特性が前記警告条件に合致する場合、前記ドキュメントの印刷を指示する前に、前記ドキュメントの確認をユーザに促す警告情報を報知する報知制御部と、を有し、
    前記画像の特性は、前記印刷媒体における前記ドキュメントのオブジェクトが印刷されない余白領域の面積比率、前記印刷媒体の所定領域から前記ドキュメントのオブジェクトがはみ出しているか否か又は当該オブジェクトのはみ出し量、前記ドキュメントを構成する文字のサイズ、のいずれかを含み、
    前記警告条件は、前記余白領域の面積比率が予め設定した閾値を超えているか、前記はみ出しがあるか又は前記はみ出し量が予め設定した閾値を超えているか、前記文字のサイズが予め設定した閾値以下であるか、のいずれかを含む、ことを特徴とする印刷システム。
  7. 前記報知制御部は、前記画像の特性が前記警告条件に合致する場合、表示部に前記画像を表示させる、ことを特徴とする請求項6に記載の印刷システム。
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