JP5669007B2 - 衛生洗浄装置 - Google Patents
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また、第1の距離が第3の距離よりも短いため、広い範囲に着水できる第1の移動吐水であっても股の間から洗浄水が便座に飛び散ったり、使用者の太ももに洗浄水が吐水されたりすることを防止できる。これにより、使用者は快適にビデ洗浄を行うことができるようになる。
また、第2の移動吐水において、前後方向に略同距離で洗浄することができ、局部範囲を万遍なく洗浄することができるようになる。
また、第4の発明は、吐水孔を有し、前記吐水孔から洗浄水を吐水して女性局部に着水させるノズルを備え、前記ノズルは、第1の範囲に洗浄水を吐水する第1の吐水と、前記第1の範囲よりも狭い第2の範囲に洗浄水を吐水する第2の吐水と、を切換可能であり、前記ノズルは、第1の基準位置に静止した状態で前記第1の吐水を実行する第1の静止吐水と、前後に往復移動しながら前記第1の吐水を実行する第1の移動吐水と、第2の基準位置に静止した状態で前記第2の吐水を実行する第2の静止吐水と、前後に往復移動しながら前記第2の吐水を実行する第2の移動吐水と、を実行可能であり、前記第1の移動吐水において、前記ノズルの前記第1の基準位置から前方へ移動する距離は第1の距離であり、前記ノズルの前記第1の基準位置から後方へ移動する距離は第2の距離であり、前記第2の移動吐水において、前記ノズルの前記第2の基準位置から前方へ移動する距離は第3の距離であり、前記ノズルの前記第2の基準位置から後方へ移動する距離は第4の距離であり、前記第1の移動吐水において、前記第1の距離は、前記第2の距離よりも短く、前記第1の移動吐水における前記往復移動の距離は、前記第2の移動吐水における前記往復移動の距離よりも短いことを特徴とする衛生洗浄装置である。
この衛生洗浄装置によれば、第1の移動吐水において、前方への移動である第1の距離が、後方への移動である第2の距離よりも短いため、移動吐水で股の間から洗浄水が便座に飛び散ったり、使用者の太ももに洗浄水が吐水されたりすることを抑制することができる。これにより、使用者は快適にビデ洗浄を行うことができるようになる。
また、第1の移動吐水の往復移動の距離が、第2の移動吐水の往復移動の距離よりも短いため、広い範囲に着水できる第1の移動吐水であっても股の間から洗浄水が便座に飛び散ったり、使用者の太ももに洗浄水が吐水されたりすることを防止できる。これにより、使用者は快適にビデ洗浄を行うことができるようになる。
図1は、本発明の実施の形態にかかる衛生洗浄装置を備えたトイレ装置を例示する斜視模式図である。
なお、図1ではノズル410がボウル801の後ろ側から前方に向けてボウル801内に進出する具体例を表したが、本発明はこれには限定されない。例えば、これとは異なり、ノズル410が、ボウル801の前側から後方に向けてボウル801内に進出するものも、本発明の範囲に包含される。
本実施形態のノズル410は、女性局部に洗浄水500を着水する第1の静止吐水(図2(a))、第2の静止吐水(図2(b))、第1の移動吐水(図2(c))及び第2の移動吐水(図2(d))を切り替え可能に設けられている。吐水を行う際、ノズル410は水平面に対して斜め下の前方に進出する。
ここで、図2(a)及び(c)に表したように、ノズル410から第1の範囲A1に洗浄水500を吐水する形態を、第1の吐水であるワイド吐水という。
また、図2(b)及び(d)に表したように、ノズル410から第2の範囲A2に洗浄水500を吐水する形態を、第2の吐水であるスポット吐水という。
第1の静止吐水では、使用者600の女性局部を含む着水範囲S1に洗浄水500が着水する。
第2の静止吐水では、使用者600の女性局部を含む着水範囲S2に洗浄水500が着水する。
第1の移動吐水では、使用者600の女性局部を含む着水範囲S10に洗浄水500が着水する。
第2の移動吐水では、使用者600の女性局部を含む着水範囲S20に洗浄水500が着水する。
なお、図3において、水路系と電気系の要部構成を併せて表している。
本実施形態にかかる衛生洗浄装置100は、水道や貯水タンクなどの図示しない給水源から供給された水を導く流路10を有する。流路10の上流側には、電磁弁440が設けられている。電磁弁440は、開閉可能な電磁バルブであり、ケーシング400の内部に設けられた制御部401からの指令に基づいて、熱交換器450への水の供給を制御する。
すなわち、使用者によってワイド吐水が指示された場合、制御部401は、ワイド吐水用流路427を通過する洗浄水の流量を、スポット吐水用流路428を通過する洗浄水の流量に比べて多く設定する制御を行う。また、ワイド吐水の状態で使用者によってムーブが指示された場合、制御部401はワイド吐水を行いつつ、ノズルモータ490に駆動の指示を与え、ノズル410を往復移動させる制御を行う。
図4では、ワイドムーブ吐水においてノズルが最も前方に移動しているときの吐水の状態を例示している。
図4(a)に表したように、ビデ洗浄でワイドムーブ吐水を行うと、洗浄水500は第1の範囲A1で吐水し、使用者600の女性局部を中心とした広範囲に着水する。ノズル410が最も前方に移動している状態では、女性局部の前側までしっかりと洗浄することができる。
図5〜図7においては、図中矢印の方向がノズル410の進退方向(図2に示す軸O)に対応している。なお、説明の便宜上、ノズル410の進退方向を前後方向と表記している。また、図中矢印は、軸Oに沿ったノズル410の先端の位置を表している。つまり、図中矢印の前方の先端は、ノズル410が最も前方に移動した状態でのノズル410の先端の位置を示す。また、図中矢印の後方の先端は、ノズル410が最も後方に移動した状態でのノズル410の先端の位置を示す。また、図中黒色の丸印は、ノズル410の基準位置を表している。
図5では、第1の実施形態に係る衛生洗浄装置のノズルの往復移動での移動範囲について例示している。ここで、図5(a)は、スポットムーブ吐水でのノズルの移動範囲について例示している。スポットムーブ吐水でのノズルの往復の移動範囲は、第2の基準位置P2を中心として前後に略同距離になっている。すなわち、ノズルの往復移動において、第2の基準位置P2から前方へ移動する距離d10と、第2の基準位置P2から後方へ移動する距離d20と、が略同一になっている。
図6では、第2の実施形態に係る衛生洗浄装置のノズルの往復移動での移動範囲について例示している。ここで、図6(a)は、スポットムーブ吐水でのノズルの移動範囲について例示している。また、図6(b)〜(d)は、第2の実施形態に係る衛生洗浄装置のワイドムーブ吐水でのノズルの移動範囲について例示している。
図7では、第3の実施形態に係る衛生洗浄装置のノズルの往復移動での移動範囲について例示している。ここで、図7(a)は、スポットムーブ吐水でのノズルの移動範囲について例示している。また、図7(b)〜(e)は、第3の実施形態に係る衛生洗浄装置のワイドムーブ吐水でのノズルの移動範囲について例示している。
また、上記実施形態では、衛生洗浄装置100に便蓋300が設けられた例を説明したが、便蓋300が設けられていないものであっても適用可能である。
また、前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
Claims (7)
- 吐水孔を有し、前記吐水孔から洗浄水を吐水して女性局部に着水させるノズルを備え、
前記ノズルは、第1の範囲に洗浄水を吐水する第1の吐水と、前記第1の範囲よりも狭い第2の範囲に洗浄水を吐水する第2の吐水と、を切換可能であり、
前記ノズルは、第1の基準位置に静止した状態で前記第1の吐水を実行する第1の静止吐水と、前後に往復移動しながら前記第1の吐水を実行する第1の移動吐水と、第2の基準位置に静止した状態で前記第2の吐水を実行する第2の静止吐水と、前後に往復移動しながら前記第2の吐水を実行する第2の移動吐水と、を実行可能であり、
前記第1の移動吐水において、前記ノズルの前記第1の基準位置から前方へ移動する距離は第1の距離であり、前記ノズルの前記第1の基準位置から後方へ移動する距離は第2の距離であり、
前記第2の移動吐水において、前記ノズルの前記第2の基準位置から前方へ移動する距離は第3の距離であり、前記ノズルの前記第2の基準位置から後方へ移動する距離は第4の距離であり、
前記第1の移動吐水において、前記第1の距離は、前記第2の距離よりも短く、
前記第1の距離は、前記第3の距離よりも短いことを特徴とする衛生洗浄装置。 - 吐水孔を有し、前記吐水孔から洗浄水を吐水して女性局部に着水させるノズルを備え、
前記ノズルは、第1の範囲に洗浄水を吐水する第1の吐水と、前記第1の範囲よりも狭い第2の範囲に洗浄水を吐水する第2の吐水と、を切換可能であり、
前記ノズルは、第1の基準位置に静止した状態で前記第1の吐水を実行する第1の静止吐水と、前後に往復移動しながら前記第1の吐水を実行する第1の移動吐水と、第2の基準位置に静止した状態で前記第2の吐水を実行する第2の静止吐水と、前後に往復移動しながら前記第2の吐水を実行する第2の移動吐水と、を実行可能であり、
前記第1の移動吐水において、前記ノズルの前記第1の基準位置から前方へ移動する距離は第1の距離であり、前記ノズルの前記第1の基準位置から後方へ移動する距離は第2の距離であり、
前記第2の移動吐水において、前記ノズルの前記第2の基準位置から前方へ移動する距離は第3の距離であり、前記ノズルの前記第2の基準位置から後方へ移動する距離は第4の距離であり、
前記第1の移動吐水において、前記第1の距離は、前記第2の距離よりも短く、
前記第2の移動吐水において、前記第3の距離と、前記第4の距離とは、略同一であることを特徴とする衛生洗浄装置。 - 前記第1の移動吐水における前記往復移動の距離は、前記第2の移動吐水における前記往復移動の距離よりも短いことを特徴とする請求項1または2に記載の衛生洗浄装置。
- 吐水孔を有し、前記吐水孔から洗浄水を吐水して女性局部に着水させるノズルを備え、
前記ノズルは、第1の範囲に洗浄水を吐水する第1の吐水と、前記第1の範囲よりも狭い第2の範囲に洗浄水を吐水する第2の吐水と、を切換可能であり、
前記ノズルは、第1の基準位置に静止した状態で前記第1の吐水を実行する第1の静止吐水と、前後に往復移動しながら前記第1の吐水を実行する第1の移動吐水と、第2の基準位置に静止した状態で前記第2の吐水を実行する第2の静止吐水と、前後に往復移動しながら前記第2の吐水を実行する第2の移動吐水と、を実行可能であり、
前記第1の移動吐水において、前記ノズルの前記第1の基準位置から前方へ移動する距離は第1の距離であり、前記ノズルの前記第1の基準位置から後方へ移動する距離は第2の距離であり、
前記第2の移動吐水において、前記ノズルの前記第2の基準位置から前方へ移動する距離は第3の距離であり、前記ノズルの前記第2の基準位置から後方へ移動する距離は第4の距離であり、
前記第1の移動吐水において、前記第1の距離は、前記第2の距離よりも短く、
前記第1の移動吐水における前記往復移動の距離は、前記第2の移動吐水における前記往復移動の距離よりも短いことを特徴とする衛生洗浄装置。 - 前記第2の距離は、前記第4の距離以下であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の衛生洗浄装置。
- 前記第1の基準位置は、前記第2の基準位置よりも後方であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の衛生洗浄装置。
- 前記第1の距離は、ゼロであることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載の衛生洗浄装置。
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