JP5534213B2 - 衛生洗浄装置 - Google Patents
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Description
図1は、本発明の実施の形態にかかる衛生洗浄装置を備えたトイレ装置を表す斜視模式図である。
なお、図2は、水路系と電気系の要部構成を併せて表している。
本実施形態にかかる衛生洗浄装置100は、水道や貯水タンクなどの図示しない給水源から供給された水を導く流路10を有する。流路10の上流側には、電磁弁440が設けられている。電磁弁440は、開閉可能な電磁バルブであり、ケーシング400の内部に設けられた制御部405からの指令に基づいて、熱交換器450への水の供給を制御する。
熱交換器450の下流側には、圧力変調装置470が設けられている。この圧力変調装置470は、流路10内の水の流れに脈動を与え、ノズル410の吐水孔411から噴射される水に脈動を与えることができる。
ノズル駆動部460は、ノズル本体420を前後方向(図1参照)に往復移動させることにより、ノズル本体420から噴射された洗浄水が着水する所定の領域を前後方向に往復移動させることができる。これにより、ノズル駆動部460は、ノズル本体420から噴射された洗浄水が着水可能な着水領域を前後方向に拡大させることができる(ムーブ洗浄)。
流量調整弁480は、水勢の調整を行うことができるとともに、ノズル410への給水の開閉や切替を行うことができる。
なお、図3(a)は、静止したノズル本体から噴射された洗浄水が着水する所定の領域を表す平面模式図であり、図3(b)は、前後方向に往復移動するノズル本体から噴射された洗浄水が着水可能な着水領域を表す平面模式図である。
本実施形態のノズル駆動部460は、図3(a)に表した矢印A4、A5のように、所定の領域540を前後方向に往復移動させることができる。これにより、ノズル駆動部460は、図3(b)に表したように、ノズル本体420から噴射された洗浄水が着水可能な着水領域550を、所定の領域540よりも前後方向に拡大させることができる。
ここで、本願明細書において「常に洗浄水が着水する」という範囲には、水が連続的に常時着水する場合だけではなく、例えば水粒などの着水が所定の時間的間隔を置いて続く場合が含まれるものとする。言い換えれば、本願明細書において「常に洗浄水が着水する」とは、常に着水範囲にあることを意味するものとする。
図4は、ワイド吐水を説明するための断面模式図である。
図5は、ノズルの吐水孔の軌跡の具体例を表すグラフ図である。
図6は、所定の領域および着水流量の表記方法を説明する概念模式図である。
また、図7は、比較例の所定の領域と着水流量との関係を表す概念模式図である。
また、図8は、本具体例の所定の領域と着水流量との関係を表す概念模式図である。
図6(a)の上段の図は、ノズル本体420から噴射された洗浄水の所定の領域540を平面的に表している。図6(a)の下段の図は、上段の図に表した所定の領域540のA−A断面における着水流量(着水水量)を表している。つまり、着水流量は、図6(a)の下段の図において高さ方向(同図の上下方向)の幅として表されている。これは、図6(b)および図6(c)に表した概念模式図においても同様である。
なお、本願明細書において「着水流量(着水水量)」とは、例えば女性局部などの所定領域において単位時間あたりに着水する水量をいうものとする。
なお、図7(a)は、洗浄水の所定の領域540の前後方向への往復移動が、着水領域550の前端から開始した場合を表しており、図7(b)は、洗浄水の所定の領域540の前後方向への往復移動が、着水領域550の中心から開始した場合を表している。また、図7(a)および図7(b)では、説明および表記方法の便宜上、着水流量および着水流量の積分量を段階的に表しているが、洗浄水の所定の領域540が断続的に往復移動することを表しているわけではない。
図10は、本具体例の所定の領域と着水流量との関係を表す概念模式図である。
なお、図9(a)は、ノズル本体420の移動速度を所定位置において変化させる場合を例示しており、図9(b)は、ノズル本体420の移動速度を連続的に変化させる場合を例示している。
本具体例では、着水領域550の着水前端領域557および着水後端領域558に所定の領域540が移動するたびに、着水前端領域557および着水後端領域558の範囲において洗浄水の着水する所定の領域540が前後方向に複数回往復移動する。具体的には、例えば図11に表したグラフ図のように、ノズル駆動部460は、制御部405からの指令に基づいて、吐水孔411から噴射された洗浄水が着水前端領域557および着水後端領域558に移動するたびに、着水前端領域557および着水後端領域558に着水する範囲においてノズル本体420を前後方向に複数回往復移動させる。
本具体例では、着水領域550の着水前端領域557および着水後端領域558において、洗浄水の所定の領域540の前後方向への往復移動が所定時間静止する。つまり、図5に関して前述した具体例では、洗浄水の所定の領域540の前後方向への往復移動は、着水領域550の前端および後端で所定時間静止する。これに対して、本具体例では、洗浄水の所定の領域540の前後方向への往復移動は、着水領域550の前端および後端だけに限定されず着水前端領域557および着水後端領域558の中のいずれかの位置において静止する。
なお、図13(a)は、流量を段階的に変化させる場合を例示しており、図13(b)は、流量を連続的に変化させる場合を例示している。
本具体例によれば、着水領域550の着水前端領域557および着水後端領域558に、噴射される洗浄水の流量を変化させない場合よりも多い流量の洗浄水を着水させることができる。あるいは、洗浄水の所定の領域540を前後方向に往復移動させて拡大させる際に、着水領域550の着水前端領域557および着水後端領域558に、噴射される洗浄水の流量を変化させない場合よりも長い時間洗浄水を着水させることができる。これにより、図5に関して前述した効果と同様の効果が得られる。
なお、図14(a)は、流速を段階的に変化させる場合を例示しており、図14(b)は、流速を連続的に変化させる場合を例示している。
本具体例によれば、着水領域550の着水前端領域557および着水後端領域558に、噴射される洗浄水の流速を変化させない場合よりも速い流速を有する洗浄水を着水させることができる。あるいは、洗浄水の所定の領域540を前後方向に往復移動させて拡大させる際に、着水領域550の着水前端領域557および着水後端領域558に、噴射される洗浄水の流速を変化させない場合よりも長い時間洗浄水を着水させることができる。これにより、図5に関して前述した効果と同様の効果が得られる。
図15は、本実施形態のノズルの具体例を例示する斜視模式図である。
また、図16は、本具体例のノズルを上方から眺めた上面模式図である。
また、図17は、図16に表した切断面B−Bにおける断面模式図である。
また、前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
Claims (7)
- 吐水孔を有し、前記吐水孔から洗浄水を噴射して女性局部に着水させるノズルを備え、
前記ノズルは、
前記吐水孔から円錐状に拡散するように前記洗浄水を噴射して前記女性局部の所定の領域に着水させる吐水手段と、
前記所定の領域を前後方向に往復移動させることにより前記所定の領域よりも拡大された領域であって前記洗浄水が着水可能な着水領域を形成する洗浄領域前後拡大手段と、
を有し、
前記洗浄領域前後拡大手段は、前記所定の領域が前後方向に往復移動する間常に前記洗浄水が着水する常時着水領域を前記着水領域の中央部に形成することを特徴とする衛生洗浄装置。 - 前記洗浄領域前後拡大手段は、前記着水領域の前端および後端に前記所定の領域が到達すると、前記往復移動を所定時間静止させることを特徴とする請求項1記載の衛生洗浄装置。
- 前記洗浄領域前後拡大手段は、前記着水領域の前端領域である着水前端領域および前記着水領域の後端領域である着水後端領域を前記所定の領域が移動するときの前記所定の領域の移動速度を、前記着水領域の中央部を前記所定の領域が移動するときの前記所定の領域の移動速度よりも遅くすることを特徴とする請求項1記載の衛生洗浄装置。
- 前記洗浄領域前後拡大手段は、
前記吐水手段を前記前後方向に移動させるノズル駆動部と、
前記ノズル駆動部を制御することにより前記吐水手段を前記前後方向に往復移動させる制御部と、
を有し、
前記制御部は、前記着水前端領域および前記着水後端領域を前記所定の領域が移動するときの前記吐水手段の移動速度を、前記着水領域の中央部を前記所定の領域が移動するときの前記吐水手段の移動速度よりも遅くさせる制御を実行することを特徴とする請求項3記載の衛生洗浄装置。 - 前記洗浄領域前後拡大手段は、前記着水領域の前端領域である着水前端領域および前記着水領域の後端領域である着水後端領域に前記所定の領域が移動するたびに、前記着水前端領域および着水後端領域の範囲において前記所定の領域を前後方向に複数回往復移動させることを特徴とする請求項1記載の衛生洗浄装置。
- 前記洗浄領域前後拡大手段は、前記着水領域の前端および後端に前記所定の領域が到達すると、前記所定の領域が前記着水領域の中央部を移動するときよりも多い流量の洗浄水を前記吐水孔から噴射させることを特徴とする請求項1記載の衛生洗浄装置。
- 前記洗浄領域前後拡大手段は、前記着水領域の前端および後端に前記所定の領域が到達すると、前記所定の領域が前記着水領域の中央部を移動するときよりも速い流速の洗浄水を前記吐水孔から噴射させることを特徴とする請求項1記載の衛生洗浄装置。
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