JP5665294B2 - 核燃料貯蔵施設の免震構造 - Google Patents

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本発明は、核燃料貯蔵施設の免震構造に関し、特に核燃料集合体を収納した燃料貯蔵用ラックを貯蔵する貯蔵ピットの免震構造に関する。
例えば原子力発電所で発生した使用済み核燃料(使用済み核燃料棒)は、核燃料貯蔵施設に貯蔵して保管される。また、使用済み核燃料は、核燃料集合体として角管内に収容した状態で燃料貯蔵用ラックの鉛直セル中に収納し、核燃料貯蔵施設の貯蔵ピット内に貯蔵される。このとき、貯蔵ピットには、水が貯留されており、燃料貯蔵用ラック(核燃料集合体)を水中に貯蔵することにより、崩壊熱を冷却除去して臨界未満で保持し、また、放射線を遮蔽するようにしている。
さらに、従来、燃料貯蔵用ラックは、サポートを介して貯蔵ピットの側壁に固定し、サポート及び貯蔵ピットで支持した状態で貯蔵されている(例えば、特許文献1参照)。しかしながら、このように燃料貯蔵用ラックを貯蔵ピットに固設した場合には、地震発生時に水の流体付加減衰効果によってある程度免震効果を得ることが可能であるが、大地震時にはサポート荷重が大きくなって燃料貯蔵用ラックを支持しきれなくなるという問題があった。
これに対し、燃料貯蔵用ラックを貯蔵ピットの側壁や底盤に固定せずに貯蔵する核燃料貯蔵施設(免震構造)が提案、実用化されている(例えば、特許文献2参照)。この核燃料貯蔵施設1においては、例えば図5に示すように、燃料貯蔵用ラック2が貯蔵ピット3の底面(底盤)3aに相対的に滑動可能に載置され(滑り機構4を設けて相対的に滑動可能に載置され)、地震発生時に作用する水平力を水5の流体付加減衰効果とともに燃料貯蔵用ラック2の滑動によって吸収できるようにしている。
特開昭63−128293号公報 特開2006−162595号公報
しかしながら、上記従来の燃料貯蔵用ラック2を地震時に滑動させる免震構造においては、大地震が発生すると、燃料貯蔵用ラック2が大きく応答して滑動し、元の位置に戻ってこないという問題があった。このため、貯蔵ピット3に複数の燃料貯蔵用ラック2を貯蔵している場合などにおいては、地震によって燃料貯蔵用ラック2同士が衝突したり、燃料貯蔵用ラック2が貯蔵ピット3の側壁3bに衝突するおそれがある。また、地震後に燃料貯蔵用ラック2を元の位置に戻し整列し直す必要が生じてしまう。なお、図6に示すように、燃料貯蔵用ラック2と貯蔵ピット3の側壁3bの間に、地震時に作用する水平力を低減するための緩衝ブロック(流体減衰用平板)6を側壁3bに繋げて設けた免震構造もあるが、このような緩衝ブロック6を設置した場合であっても、やはり滑動した燃料貯蔵用ラック2を元の位置に戻すことはできない。
本発明は、上記事情に鑑み、地震時に滑動する燃料貯蔵用ラックを自動的に元の位置に戻すことを可能にする核燃料貯蔵施設の免震構造を提供することを目的とする。
上記の目的を達するために、この発明は以下の手段を提供している。
本発明の核燃料貯蔵施設の免震構造は、核燃料集合体を収納した燃料貯蔵用ラックを、貯蔵ピット内の水中に貯蔵するように構成された核燃料貯蔵施設の免震構造であって、前記燃料貯蔵用ラックを載置する前記貯蔵ピット内の載置面には、前記燃料貯蔵用ラックの横方向外側に、該外側から前記燃料貯蔵用ラックの横方向中央側に向かうに従い漸次下方に傾斜する傾斜面が設けられており、前記燃料貯蔵用ラックは、前記載置面における水平面状の底面に面接触する水平面状をなす下面と、該下面の外周側に該燃料貯蔵用ラックの外周から前記横方向中央に向かうに従い前記下方に傾斜する傾斜面を備えて形成され、隣り合う前記燃料貯蔵用ラックの間及び/又は前記燃料貯蔵用ラックと前記貯蔵ピットの側壁の間に前記傾斜面を備えて形成した復帰板を、前記水平面状の底面に載置して貯蔵される燃料貯蔵用ラックの外側に設置して、前記貯蔵ピットの載置面が形成されていることを特徴とする。
この発明においては、貯蔵ピット内の載置面が、少なくとも燃料貯蔵用ラックの外側に傾斜面を備えて形成されているため、地震発生時に燃料貯蔵用ラックが傾斜面上に滑動するとともに、この傾斜面によって燃料貯蔵用ラックを導いて元の位置に自動的に戻すことが可能になる。
また、貯蔵ピット内の載置面に加えて、燃料貯蔵用ラックの下面側にも傾斜面を設けることにより、地震発生時に燃料貯蔵用ラックが滑動した際に、載置面を形成する傾斜面に燃料貯蔵用ラックが滑らかに接触して、衝突することを防止できる。また、燃料貯蔵用ラックが載置面を形成する傾斜面上に滑動するとともに、燃料貯蔵用ラックが互いの傾斜面によって滑らかに導かれ、より確実に元の位置に自動的に戻すことが可能になる。
この発明においては、例えば既設の貯蔵ピットの底面上に復帰板を設置して、傾斜面を備えた載置面を形成することができる。これにより、既設の貯蔵ピット(既設の核燃料貯蔵施設)に、燃料貯蔵用ラックを自動的に元の位置に戻す機構を容易に付加することが可能になる。
また、本発明の核燃料貯蔵施設の免震構造においては、前記載置面を形成する傾斜面に球体が設けられていることがより望ましい。
この発明においては、球体によって載置面を形成する傾斜面の滑り特性を向上させることができ、すなわち傾斜面の摩擦力を低減することができ、燃料貯蔵用ラックが載置面を形成する傾斜面の球体上に滑動するとともに、この燃料貯蔵用ラックをさらに確実に元の位置に自動的に戻すことが可能になる。
本発明の核燃料貯蔵施設の免震構造によれば、貯蔵ピット内の載置面が、少なくとも燃料貯蔵用ラックの外側に傾斜面を備えて形成されているため、地震発生時に燃料貯蔵用ラックが傾斜面上に滑動するとともに、この傾斜面によって燃料貯蔵用ラックを導いて元の位置に自動的に戻すことが可能になる。これにより、地震によって隣り合う燃料貯蔵用ラックが衝突したり、燃料貯蔵用ラックが貯蔵ピットの側壁に衝突することを防止でき、また、地震後に燃料貯蔵用ラックを元の位置に戻し整列し直すことを不要にすることが可能になる。
本発明の一実施形態に係る核燃料貯蔵施設(貯蔵ピット)の免震構造を示す断面図である。 本発明の一実施形態に係る核燃料貯蔵施設(貯蔵ピット)の免震構造の変形例を示す断面図である。 本発明の一実施形態に係る核燃料貯蔵施設(貯蔵ピット)の免震構造の変形例を示す断面図である。 傾斜面に球体を備えた復帰板を示す図である。 従来の核燃料貯蔵施設(貯蔵ピット)の免震構造を示す断面図である。 従来の核燃料貯蔵施設(貯蔵ピット)の免震構造を示す断面図である。
以下、図1を参照し、本発明の一実施形態に係る核燃料貯蔵施設の免震構造について説明する。本実施形態は、例えば原子力発電所で発生した使用済み核燃料を貯蔵して保管する施設の免震構造に関し、特に核燃料集合体を収納した燃料貯蔵用ラックを貯蔵する貯蔵ピットの免震構造に関するものである。
本実施形態の核燃料貯蔵施設10は、図1に示すように、水5が貯留され、燃料貯蔵用ラック2を水中で貯蔵する貯蔵ピット3を備えている。また、貯蔵ピット3の水平面状の底面3aの上には、複数の燃料貯蔵用ラック2を整列して貯蔵した状態で、各燃料貯蔵用ラック2の横方向T1外側に復帰板11が設置されている。さらに、本実施形態では、復帰板11は、隣り合う燃料貯蔵用ラック2の間と、外側の燃料貯蔵用ラック2と貯蔵ピット3の側壁3bの間にそれぞれ設置されている。
また、復帰板11は、上面11aが所定の曲率を備えた凹曲面状に形成され、貯蔵ピット3の底面3aに載置した各燃料貯蔵用ラック2の横方向T1外側から横方向T1中央に向かうに従い漸次下方に傾斜するように形成されている。すなわち、各復帰板11は、傾斜面11aを備えて形成され、この傾斜面11aが貯蔵ピット3の水平面状の底面3aに滑らかに繋がるように設置されている。そして、本実施形態では、各復帰板11の傾斜面11aと、隣り合う復帰板11の間に露出した貯蔵ピット3の底面3aとによって、燃料貯蔵用ラック2を載置する貯蔵ピット3内の載置面12が形成されている。
燃料貯蔵用ラック2は、通常時に、隣り合う復帰板11の間の水平面状の貯蔵ピット3の底面3aに載置して貯蔵される。また、本実施形態において、燃料貯蔵用ラック2は、底部に台盤13を備えて形成されている。この台盤13は、下面13aの外周側が所定の曲率を備えて凸曲面状に形成され、燃料貯蔵用ラック2の外周から横方向T1中央に向かうに従い漸次下方に傾斜する傾斜面13bを備えて形成されている。これにより、通常時においては、台盤13の中央側の水平面状の下面13aが貯蔵ピット3の底面3aに面接触して、燃料貯蔵用ラック2が貯蔵ピット3内に貯蔵される。
ここで、本実施形態では、復帰板11と台盤13を低摩擦の滑り部材を用いて形成したり、復帰板11の傾斜面11aと台盤13の傾斜面13bを含む下面13aに低摩擦処理を施すなどし、これら復帰板11と台盤13とによって滑り機構が構成されている。また、この滑り機構と貯蔵ピット3に貯留した水5によって核燃料貯蔵施設10の免震構造Aが構成されている。
そして、このように構成した本実施形態の核燃料貯蔵施設10の免震構造Aにおいては、貯蔵ピット3内の載置面12が、燃料貯蔵用ラック2の外側に復帰板11を設置することにより傾斜面11aを備えて形成される。このため、大地震が発生して燃料貯蔵用ラック2が大きく応答し、復帰板11の傾斜面11a上に滑動すると、この傾斜面11aによって導かれて、通常時に載置されていた貯蔵ピット3の底面3a上に自動的に戻ることになる。
また、このとき、貯蔵ピット3内の載置面12(復帰板11の傾斜面11a)に加えて、燃料貯蔵用ラック2の下面13a側にも傾斜面13bが設けられているため、地震発生時に燃料貯蔵用ラック2が滑動した際に、復帰板11の傾斜面11aに燃料貯蔵用ラック2の傾斜面13bが滑らかに接触し、衝突することがない。さらに、このように燃料貯蔵用ラック2の下面13a側に傾斜面13bを設けることで、燃料貯蔵用ラック2が復帰板11の傾斜面11a上に滑動するとともに、この燃料貯蔵用ラック2が互いの傾斜面11a、13bによって滑らかに導かれて、通常時に載置されていた貯蔵ピット3の底面3a上に確実に戻ることになる。
そして、本実施形態のように燃料貯蔵用ラック2の外側に復帰板11を設置して、載置面12に傾斜面11aを設ける場合には、傾斜面11aを備えていない既設の貯蔵ピット3の底面3a上に後付けで復帰板11を設置することで、容易に燃料貯蔵用ラック2を自動的に元の位置に導く機構(滑り機構)が付加される。また、このとき、燃料貯蔵用ラック2を貯蔵した状態であっても、容易に復帰板11を設置することが可能である。
したがって、本実施形態の核燃料貯蔵施設10の免震構造Aによれば、貯蔵ピット3内の載置面12が、燃料貯蔵用ラック2の外側に復帰板11を設置することで傾斜面11aを備えて形成されている。このため、地震発生時に燃料貯蔵用ラック2が傾斜面11a上に滑動するとともに、この傾斜面11aによって燃料貯蔵用ラック2を導いて元の位置に自動的に戻すことが可能になる。これにより、地震によって隣り合う燃料貯蔵用ラック2が衝突したり、燃料貯蔵用ラック2が貯蔵ピット3の側壁3bに衝突することを防止でき、また、地震後に燃料貯蔵用ラック2を元の位置に戻し整列し直すことを不要にすることが可能になる。
また、本実施形態の核燃料貯蔵施設10の免震構造Aにおいては、隣り合う燃料貯蔵用ラック2の間や燃料貯蔵用ラック2と貯蔵ピット3の側壁3bの間に復帰板11を設置することで、燃料貯蔵用ラック2を元の位置に自動的に戻すことができる。このため、既設の貯蔵ピット3の底面3a上に復帰板11を設置するだけで、既設の貯蔵ピット3(既設の核燃料貯蔵施設10)に、燃料貯蔵用ラック2を自動的に元の位置に戻す機構を容易に付加することが可能になる。
さらに、貯蔵ピット3内の載置面12に加えて、燃料貯蔵用ラック2の下面13a側にも傾斜面13bを設けることにより、地震発生時に燃料貯蔵用ラック2が滑動した際に、載置面12を形成する傾斜面11aに燃料貯蔵用ラック2が滑らかに接触して、衝突することを防止できる。また、燃料貯蔵用ラック2が載置面12を形成する傾斜面11a上に滑動するとともに、燃料貯蔵用ラック2が互いの傾斜面11a、13bによって滑らかに導かれ、より確実に元の位置に自動的に戻すことが可能になる。
以上、本発明に係る核燃料貯蔵施設の免震構造の一実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。例えば、本実施形態では、個別に形成された複数の燃料貯蔵用ラック2が貯蔵ピット3に貯蔵され、地震時に各燃料貯蔵用ラック2を自動的に元の位置に戻すように、復帰板11(載置面12を形成する傾斜面11a)を隣り合う燃料貯蔵用ラック2の間や燃料貯蔵用ラック2と貯蔵ピット3の側壁3bの間に設置するものとした。これに対し、例えば図2に示すように、複数の燃料貯蔵用ラック2が連結されている場合には、燃料貯蔵用ラック2と貯蔵ピット3の側壁3bの間に復帰板11を設ければよく、この場合においても本実施形態と同様の効果を得ることが可能である。
また、本実施形態では、復帰板11を燃料貯蔵用ラック2の外側に設けるようにしているが、例えば図3に示すように、貯蔵ピット3内に燃料貯蔵用ラック2を貯蔵した状態(すなわち通常時の状態)で、燃料貯蔵用ラック2の一部(あるいは燃料貯蔵用ラック2の全体)が載置面12を形成する傾斜面11a上に配されるように、復帰板11(傾斜面11a)を形成してもよい。
さらに、復帰板11を設置して載置面12を形成する傾斜面11aを設けるのではなく、貯蔵ピット3の底面3a自体を、傾斜面11aを備えて形成するようにしてもよい。
また、載置面12を形成する傾斜面11aに球体14が設けられていてもよい。例えば図4に示すように、復帰板11の傾斜面11aに球体14を設ける場合には、復帰板11の上面に球面座を形成し、この球面座に回転可能に球体14を設置すればよい。そして、このように構成した場合には、球体14によって傾斜面11aの滑り特性を向上させることができ、すなわち傾斜面11aの摩擦力を低減することができ、燃料貯蔵用ラック2が傾斜面11aの球体14上に滑動するとともに、この燃料貯蔵用ラック2をさらに確実に元の位置に自動的に戻すことが可能になる。
1 従来の核燃料貯蔵施設
2 燃料貯蔵用ラック
3 貯蔵ピット
3a 底面(底盤)
3b 側壁
4 滑り機構
5 水
6 緩衝ブロック
10 核燃料貯蔵施設
11 復帰板
11a 傾斜面
12 載置面
13 台盤(滑り機構)
13a 下面
13b 傾斜面
14 球体
A 核燃料貯蔵施設の免震構造
T1 横方向

Claims (2)

  1. 核燃料集合体を収納した燃料貯蔵用ラックを、貯蔵ピット内の水中に貯蔵するように構成された核燃料貯蔵施設の免震構造であって、
    前記燃料貯蔵用ラックを載置する前記貯蔵ピット内の載置面には、前記燃料貯蔵用ラックの横方向外側に、該外側から前記燃料貯蔵用ラックの横方向中央側に向かうに従い漸次下方に傾斜する傾斜面が設けられており、
    前記燃料貯蔵用ラックは、前記載置面における水平面状の底面に面接触する水平面状をなす下面と、該下面の外周側に該燃料貯蔵用ラックの外周から前記横方向中央に向かうに従い前記下方に傾斜する傾斜面を備えて形成され
    隣り合う前記燃料貯蔵用ラックの間及び/又は前記燃料貯蔵用ラックと前記貯蔵ピットの側壁の間に前記傾斜面を備えて形成した復帰板を、前記水平面状の底面に載置して貯蔵される燃料貯蔵用ラックの外側に設置して、前記貯蔵ピットの載置面が形成されていることを特徴とする核燃料貯蔵施設の免震構造。
  2. 請求項1に記載の核燃料貯蔵施設の免震構造において、
    前記載置面を形成する傾斜面に球体が設けられていることを特徴とする核燃料貯蔵施設の免震構造。
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