JP5663824B2 - 距離測定装置 - Google Patents

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本発明は、光路長から距離を測定する距離測定装置に関するものである。
光を用いて距離を測定する方法として、以下に示す方法が知られている。
光源からの光を測定光と参照光の2つに分け、測定光を測定物に照射し、測定物によって反射された測定光を受信する。もう一方の参照光は、光路長調整手段によって光路長を変化させる。そして、受信した測定光と参照光とによる干渉や自己相関が起こるように、光路長調整手段を調整する。干渉や自己相関が起こるのは、測定光と参照光の光路長が一致した場合であるから、光路長調整手段によって調整した光路長の値から距離を測定することができる。
特開平8−43533
しかし、このような距離測定方法では、干渉や自己相関が起こるまで何度も光路長調整手段により光路長を調整する必要があり、距離の測定に時間がかかるという問題があった。
そこで本発明の目的は、光の干渉によって測定物までの距離を測定する距離測定装置において、距離測定にかかる時間を短縮することである。
第1の発明は、測定物までの距離を光によって測定する距離測定装置において、測定光と第1参照光とを同時に出力する光出力手段と、測定光を測定物に照射し、測定物によって反射された測定光を受光する照射受光手段と、第1参照光を、互いに光路長の異なる複数の第2参照光に分割する参照光群生成手段と、各第2参照光と測定光とを受光して、両者の干渉像を形成する観測面であって、各第2参照光が、それぞれ、観測面上の第1軸方向の異なる位置に到達し、受光した測定光が到達する観測面と、観測面に生じた測定光と第2参照光とによる干渉の第1軸方向の位置を測定し、その干渉の第1軸方向の位置によって測定物までの距離を算出する距離算出手段と、を有し、参照光群生成手段は、対向する第1面と第2面とを有し、一方の面に対して斜め方向から第1参照光を入射して、第1面と第2面との間で多重反射をさせて、多重反射点において第1面で反射して第2面に入射する第1参照光の一部を第2面の外部に透過させて、第1軸方向の各位置に対応して、直線状に配列された各第2参照光を得る手段であることを特徴する距離測定装置である。
光出力手段は、1つの光源からの光をスプリッタによって分割することで測定光と第1参照光を同時に生成するようにしてもよいし、2つの同一特性の光源を制御して、それぞれの光源から測定光と第1参照光を同時に生成するようにしてもよい。光源には、SLD(スーパールミネセントダイオード)や、短パルス光源などを用いることができる。また、コヒーレント光源であってもよいし、インコヒーレント光源であってもよい。
コヒーレント光を用いる場合に測定光と第2参照光との間で干渉が生じるのは、測定光と第2参照光の光路差がコヒーレント長より小さい場合である。光路差がゼロであれば、コヒーレント長内の波数分だけ干渉縞が発生し、光路差が大きくなるにつれて干渉縞の数が減少する。したがって、測定光と第1参照光のコヒーレント長が測定距離の分解能を決定する。ただし、干渉縞の光強度が最大となる位置を決定することで、距離測定の精度をコヒーレント長以下とすることも可能である。また、インコヒーレントであってもパルス光であれば、測定光と第2参照光との光路差によって光強度に違いが生じるので距離の測定が可能である。この場合はパルス光のパルス幅が測定距離の分解能を決定する。
各第2参照光間の光路差は、測定距離の分解能に影響する。各第2参照光間の光路差を一定とすれば、分解能は測定距離の遠近によらず一定となる。一方、光路長が短いほど第2参照光間における光路差を小さくし、光路長が長いほど第2参照光間における光路差を大きくすると、測定物が近距離である場合には分解能を高く、遠距離である場合には分解能を低くすることが可能である。また、各第2参照光間の光路差は、コヒーレント長以上とすることが望ましい。コヒーレント長より短いと、ある第2参照光との干渉と、他の第2参照光との干渉の両方が生じる可能性があり、また第2参照光間で干渉が生じる可能性もあり望ましくない。
測定光と各第2参照光の少なくとも一方は、光軸が観測面に垂直な方向から傾いた状態で観測面に到達するようにすることが望ましい。干渉縞によって容易に干渉の位置を測定することができるからである。
第2の発明は、第1の発明において、参照光群生成手段は、2枚の反射鏡を有し、第1参照光を2枚の反射鏡の間で多重反射させ、反射鏡から第1参照光の一部を透過させることで、複数の第2参照光に分割することを特徴とする距離測定装置である。
2枚の反射鏡は平行に配置してもよいし、平行から少しずらして配置してもよい。各第2参照光間の光路差は、2枚の反射鏡の間隔に依存する。2枚の反射鏡を平行に配置すると、各第2参照光間の光路差を等しくすることができる。一方、平行から少しずらして配置すると、各第2参照光間の光路差を、第2参照光の光路長が長いほど小さく、もしくは大きくすることができる。
第3の発明は、第1の発明において、参照光群生成手段は、導光板を有し、第1参照光を導光板内部で多重反射させ、反射の毎に第1参照光の一部を透過させることで、第1参照光を複数の第2参照光に分割することを特徴とする距離測定装置である。
第4の発明は、第3の発明において、導光板は、フォトニック結晶構造を有していることを特徴とする距離測定装置である。
第5の発明は、第3の発明または第4の発明において、第1参照光を反射させる2つの反射面が角度を成した構造であることを特徴とする距離測定装置である。
第6の発明は、第3の発明または第4の発明において、導光板は、第1参照光を反射させる2つの反射面のうち、少なくとも一方が階段形状の構造であることを特徴とする距離測定装置である。
第7の発明は、第3の発明または第4の発明において、導光板は、導光板内部の第1参照光の進行方向に屈折率が変化する材料であることを特徴とする距離測定装置である。
本発明とは別に、参照光群生成手段は、第1参照光を入射させる光ファイバと、光ファイバに設けた複数の光カプラとを有し、光ファイバに入射させた第1参照光の一部を光カプラによって分割して出射させることで、第1参照光を複数の第2参照光に分割することを特徴とする距離測定装置も記載されている。
第8の発明は、第1の発明から第7の発明において、受光手段は、分光装置を有し、測定光および各第2参照光は、分光装置によって分光されたのち、観測面上の位置であって、第1軸方向に垂直な第2軸方向における、波長に応じて異なる位置に到達する、ことを特徴とする距離測定装置である。
第9の発明は、第1の発明から第7の発明において、照射受光手段は、第1分光装置と第2分光装置とを有し、測定光を第1分光装置によって分光することで、測定光の照射方向をその測定光の波長ごとに異なるようにし、測定物から反射された測定光と各第2参照光とを、第2分光装置によって分光することで、測定光と各第2参照光は、観測面上の位置であって、第1軸方向に垂直な第2軸方向における、波長に応じて異なる位置に到達することを特徴とす距離測定装置である。
第1分光装置は、測定光の照射方向が1次元的に異なるようにして、照射方向がある面内となるようにしてもよいし、2次元的に異なるようにしてもよい。
第10の発明は、第1の発明から第9の発明において、光出力手段はスーパールミネセントダイオードを有し、スーパールミネセントダイオードから測定光および第1参照光を出力することを特徴とする距離測定装置である。
第11の発明は、第1の発明から第10の発明において、光出力手段は、コヒーレントな測定光および第1参照光を出力する手段であり、距離算出手段は、観測面における干渉縞の位置を測定することで干渉の位置を測定することを特徴とする距離測定装置である。
第12の発明は、第1の発明から第9の発明において、光出力手段は、測定光および第1参照光をパルス光として出力する手段であり、距離算出手段は、観測面における光強度の最も強い位置を測定することで干渉の位置を測定することを特徴とする距離測定装置である。
第13の発明は、第1の発明から第12の発明において、観測面は、撮像装置であることを特徴とする距離測定装置である。
第14の発明は、第11の発明において、観測面は撮像装置であり、距離算出手段は、撮像装置によって得られた画像にフーリエ変換による画像処理を行うことを特徴とする距離測定装置である。
また、本発明とは別に、測定物までの距離を光の干渉によって測定する距離測定方法において、測定光と第1参照光とを同時に出力し、測定光を測定物に照射して測定物により反射された測定光を受信し、第1参照光を、互いに光路長の異なる複数の第2参照光に分割し、受光した測定光を観測面に到達させ、各第2参照光を観測面のそれぞれ異なる位置に到達させ、観測面に、測定光と第2参照光とによる干渉を生じさせ、観測面における干渉の位置によって測定物までの距離を算出する、ことを特徴とする距離測定方法が記載されている。
第1の発明では、第1参照光を光路長の異なる複数の第2参照光に分割し、各第2参照光が観測面のそれぞれ異なる位置に到達するようにすることで、第2参照光の光路長と観測面における位置とを対応付けている。干渉は測定光の光路長と第2参照光の光路長が等しいときに生じるので、観測面における干渉の位置から第2参照光の光路長、すなわち測定光の光路長がわかり、測定光の光路長から測定物までの距離を算出することができる。このように、第1の発明の距離測定装置によると、従来のように参照光の光路長を調整する必要がなく、干渉の位置により瞬時に測定物までの距離を測定することができる。
また、第2の発明のように2枚の反射鏡の間で多重反射させることで、第3の発明のように導光板内部で多重反射させることで、光路長の異なる複数の第2参照光を生成することができる。
また、第4の発明のように、導光板をフォトニック結晶構造とすると、導光板内部の光の群速度を非常に遅くすることができるので、第2参照光の光路長も非常に長くすることができ、参照光群生成手段を小型にすることができる。
また、第5〜7の発明によると、各第2参照光間の光路差を第2参照光の光路長によって変えることができる。たとえば光路長の短い第2参照光間では光路差を小さくし、光路長の長い第2参照光間では光路差を大きくすることができ、これにより近距離の測定では分解能を高く、遠距離の測定では分解能を低くすることができる。また逆に、光路長の短い第2参照光間では光路差を大きくし、光路長の長い第2参照光間では光路差を小さくすれば、近距離の測定では分解能を低く、遠距離の測定では分解能を高くすることができる。
また、参照光群生成手段として光ファイバを用いていると、各第2参照光の光路長を長くすることができ、長距離の測定に適している。
また、第8の発明によると、観測面における干渉の位置によって、測定物までの距離と同時に測定物の吸収反射特性も検出することができる。
また、第9の発明によると、観測面における干渉の位置によって、測定物までの距離と同時に測定物の角度も算出することができる。
また、第10の発明のように、測定光および第1参照光の光源としてSLD(スーパールミネセントダイオード)を用いることができる。
また、第11の発明のようにコヒーレント光を用いて干渉縞の位置によって距離を測定してもよいし、第12の発明のようにパルス光を用いて光強度の最も強い位置によって距離を測定してもよい。
また、第13の発明のように、撮像装置を観測面とすることができ、第14の発明のように、撮像装置によって得られた画像をフーリエ変換してノイズなどを除去すれば、より容易に干渉縞の位置を特定することができる。
また、第15の発明の距離測定方法によると、瞬時に測定物までの距離を測定することができる。
以下、本発明の具体的な実施例について図を参照に説明するが、本発明はそれらの実施例に限定されるものではない。
図1は、実施例1の距離測定装置の構成を模式的に示した図である。距離測定装置は、光源10と、スプリッタ11、12と、ミラー14と、スリット15と、観測面16と、参照光群生成手段17と、データ解析手段18と、分光装置19と、で構成されている。レーザ光源10、スプリッタ11が本発明の光出力手段に相当し、スプリッタ12、ミラー14、スリット15、分光装置19が本発明の照射受光手段に相当する。またデータ解析手段18が本発明の距離算出手段に相当する。
光源10は、SLD(スーパールミネセントダイオード)である。短パルス光源などを用いることも可能である。
観測面16は、撮像装置である2次元のCCDである。撮影された観測面16上の画像データはデータ解析手段18に送られる。データ解析手段18は、画像データから干渉縞の位置を決定し、測定物13までの距離と測定物の反射吸収特性を測定する手段である。
参照光群生成手段17は、2枚のミラー171、172を備えている。ミラー171とミラー172は、間隔Lで平行に配置され、互いに向き合っている。また、ミラー172は、光を一部透過する。
分光装置19は、入射した光を分散させ、出射方向を波長によって変えるものである。分光装置19には、たとえばプリズム、回折格子、フィルタなどを用いる。
次に、実施例1の距離測定装置の動作について説明する。
まず、光源10から放射された光をスプリッタ11によって分割し、一方を測定光、他方を第1参照光とする。測定光は、ミラー14によって照射方向を制御された後、測定物13に照射される。測定物13によって反射された測定光は、スリット15に通した後、スプリッタ12に入射する。
一方、第1参照光は、参照光群生成手段17によって互いに光路長の異なる複数の第2参照光に分割されたのち、スプリッタ12に入射する。
ここで、参照光群生成手段17による第2参照光生成の動作について、図2を参照により詳しく説明する。
スプリッタ11からの第1参照光は、光軸がミラー172の面に対してθを成して入射し、ミラー171とミラー172との間で多重反射する。ミラー172は、光の一部を透過するため、第1参照光がミラー172によって反射されるごとにその一部が第2参照光として透過していく。また、ミラー171とミラー172の間隔がLであるから、ミラー172によって反射された第1参照光がミラー171によって反射され、再びミラー172に到達するまでの光路長は、2L/cosθである。この光路長2L/cosθは、すなわち各第2参照光間の光路差である。これにより、光軸が互いに平行で同一面内にあり、光路長が互いに2L/cosθずつ異なる複数の第2参照光が生成される。
次に、スプリッタ12において測定光と第2参照光が合波され、分光装置19によって分光される。各第2参照光は、観測面16に直線上に一定の間隔で到達し、分光装置19によりその直線に垂直な方向に分光する。以下、図3のように、観測面16において各第2参照光が到達する直線に平行な方向をx軸、分光の方向をy軸とし、各第2参照光が到達する位置のx座標を、光路長が小さい順にx1、x2、・・・ 、xm、・・・ 、xnとして説明する。xmに到達する第2参照光は、参照光群生成手段17において第1参照光がミラー171、172にそれぞれm−1回反射されたのち、ミラー172を透過した光である。したがって、スプリッタ11から参照光群生成手段17までの光路長をL1、参照光群生成手段17から観測面16までの光路長をL2とすれば、観測面16のx座標xmに到達する第2参照光の光路長は、L1+2L(2m−1)/cosθ+L2となる。このように、観測面16における第2参照光の位置は、第2参照光の光路長と対応している。
一方、測定光はスリット15を通しているため回折し、各第2参照光が到達する直線上の全体に到達し、分光装置19によりその直線に垂直な方向に分光する。
観測面16には、測定光と、ある第2参照光とによって干渉縞が生じる。ここでは観測面16のx座標がxmの位置付近に干渉縞が生じたものとする。つまり、xmに到達した第2参照光と測定光によって干渉縞が生じたものとする。干渉縞は、測定光と第2参照光との光路差が、その測定光および第2参照光のコヒーレント長より小さい場合に生じる。したがって、測定光の光路長とxmに到達した第2参照光の光路長とは、誤差がコヒーレント長の範囲で等しい。上述のように、xmに到達した第2参照光の光路長は、L1+2L(2m−1)/cosθ+L2であるから、スプリッタ11から測定物13までの光路長と、測定物13から観測面16までの光路長との和をL4とすれば、L4=L1+2L(2m−1)/cosθ+L2+δ(δはコヒーレント長による誤差)となる。
このように、観測面16における干渉縞の位置xmから測定光の光路長L4がわかり、測定光の光路長L4から測定物13までの距離を算出することができる。
なお、各第2参照光間の光路差2L/cosθは、コヒーレント長以上とすることが望ましい。2L/cosθがコヒーレント長より短いと、xm以外の位置にも干渉縞が生じる可能性があり、位置測定の精度が低下してしまう。また、第2参照光同士による干渉縞が生じてしまう可能性もある。
また、干渉縞を観測しやすくするために、測定光と各第2参照光は、その光軸が観測面16に垂直な方向から僅かに傾いた状態で観測面16に到達するようにすることが望ましい。
また、観測面16のy軸方向には、測定光と各第2参照光が波長によって異なる位置に到達する。分光装置19によって分光されたためである。したがって、y座標は波長に対応し、y軸方向の干渉縞の有無によって測定物13の反射吸収特性がわかる。たとえば、図3ではx座標がxmの位置に生じた干渉縞において、この干渉縞のy軸方向を見ると波長がλ1からλ2の間では干渉縞が生じていない。このことから、測定物13はλ1からλ2の波長帯域は反射率が低いことが見て取れる。
観測面16における干渉縞の位置は、たとえば次のような方法によって特定する。観測面16上の各画素ごとに、明度がある第1しきい値(干渉縞の明線の明度に近い値)よりも明るい画素と、明度がある第2しきい値(干渉縞の暗線の明度に近い値)よりも暗い画素とを検出する。そして、その明るい画素と暗い画素が交互に一定数配列している領域を特定し、その領域を干渉縞の位置とする。
また、観測面16において得られる画像データをフーリエ変換し、干渉縞によるものではないノイズなどの周波数成分をフィルタによって除去し、逆フーリエ変換することで干渉縞の位置をより容易に特定することができる。
データ解析手段18は、上記方法を用いて撮像装置である観測面16によって撮影された画像データから干渉縞の位置を決定し、測定物13までの距離を算出し、測定物13の吸収反射特性を測定する。
以上のように、実施例1の距離測定装置では、観測面における干渉縞の位置によって瞬時に測定物までの距離を測定できる。また、分光装置によって測定光と各第2参照光を分光させているため、測定物の反射吸収特性も同時に測定することができる。
なお、実施例1の距離測定装置では、分光装置19を用いることで測定物13までの距離と同時に測定物13の反射吸収特性も測定できるようにしているが、もちろん、実施例1の距離測定装置から分光装置19を省き、測定物13までの距離のみを測定するようにしてもよい。
また、実施例1では、参照光群生成手段17を構成するミラー171、172は、平行に配置し、各第2参照光間の光路差が一定となるようにしているが、ミラー171とミラー172が角度を成すように配置し、第2参照光の光路長が長くなるにつれ第2参照光間の光路差が大きくなるようにしてもよい。
実施例2の距離測定装置は、実施例1の距離測定装置における参照光群生成手段17を、以下に説明する参照光群生成手段27に替えたものである。
参照光群生成手段27は、図4に示すように、長方形状の導光板271である。導光板271の長手方向側面271a、bには、金属薄膜272a、bが形成されている。金属薄膜272aは、光を一部透過する程度の厚さとする。側面271a、bが本発明の反射面に相当している。
スプリッタ11からの第1参照光は、金属薄膜272aを透過して導光板271の側面271aから導光板271内部へと入射する。このとき、第1参照光の光軸が側面271aに垂直な方向から僅かに傾いた状態で入射させる。導光板271内部に入射した第1参照光は、金属薄膜272aと金属薄膜272bとの間で多重反射する。金属薄膜272aは光を一部透過するため、第1参照光が金属薄膜272aにより反射されるごとにその一部が第2参照光として導光板271外部へと出射する。また、導光板271内部の第1参照光の光軸と側面271aの成す角をθ、導光板271の幅をL、導光板271の屈折率をnとすれば、金属薄膜272aによって反射された第1参照光が金属薄膜272bによって反射され、再び金属薄膜272aに到達するまでの光路長は、2nL/cosθである。この光路長は、各第2参照光間の光路差に相当する。したがって、この参照光群生成手段27によると、第1参照光を光路長が2nL/cosθずつ異なる複数の第2参照光に分割することができる。
なお、導光板271に替えて、フォトニック結晶構造を有した導光板を用いてもよい。図5は、フォトニック結晶構造を有した導光板271Aを備えた参照光群生成手段27Aである。導光板271Aは、シリコン基板273上に形成されたSiO2 膜である(図5(a))。導光板271Aには、円柱状の孔274が周期的に形成されている。導光板271Aに入射した第1参照光を導光板271A内部で多重反射させ、一方の反射面271Aaにおいて第1参照光が反射する毎に、第1参照光を一部透過させることで、互いに光路長が異なる複数の第2参照光が生成される(図5(b))。導光板271Aはフォトニック結晶構造を有しているため、導光板271A内部の光の群速度を非常に遅くすることができ、光路長を長くすることができる。したがって、参照光群生成手段27Aの小型化を図ることができる。
実施例2の参照光群生成手段27の変形例を以下に示す。これらの変形例はいずれも、第2参照光間の光路差を一定としないことで、近距離の測定では分解能を高くし、遠距離の測定では分解能を低くするものである。
[参照光群生成手段27の変形例1]
図6は、実施例2の参照光群生成手段27の変形例1である参照光群生成手段27Bを示す図である。参照光群生成手段27Bは、直角三角形状の導光板271Bである。直角三角形の斜辺に当たる導光板271Bの側面を側面271Ba、直角三角形の直角を成す2辺のうち長辺に当たる導光板271Bの側面を側面271Bb、短辺に当たる導光板271Bの側面を側面271Bcとする。側面271Baと側面271Bbが交わる側の側面271Baから入射した第1参照光は、側面271Baと側面271Bbとの間で多重反射し、側面271Bc側へと進行していく。第1参照光は側面271Baに反射されるごとにその一部が導光板271B外部へと透過し、第2参照光として出射する。
ここで、側面271Baに反射された第1参照光が、側面271Bbに反射されて再び側面271Baに到達するまでの光路長は、反射を繰り返して第1参照光が側面271Bc側に近づくにつれて増加する。そのため、第2参照光の光路長が長くなるにつれ、第2参照光間の光路差も増加する。第2参照光間の光路差は、距離測定の分解能に影響するものであり、光路差が小さいと分解能が高くなり、大きいと分解能が低くなる。したがって、この参照光群生成手段27Bによると、第2参照光の光路長が短いほど光路差が小さくなるので距離測定の分解能が高くなり、第2参照光の光路長が長いほど光路差が大きくなるので距離測定の分解能が低くなる。
[参照光群生成手段27の変形例2]
図7は、実施例2の参照光群生成手段27の変形例2である参照光群生成手段27Cを示す図である。参照光群生成手段27Cは、長手方向に次第に幅が大きくなる階段形状の導光板271Cである。階段形状の側面を側面271Cbとし、側面271Cbに対向する側面を側面271Caとする。側面271Caは、直線状である。導光板271Cの幅が狭い方の側面271Caから入射した第1参照光は、側面271Caと側面271Cbとの間で多重反射し、側面271Cbに到達する毎に第1参照光の一部が透過して導光板271Cの外部へと出射し、第2参照光が生成される。
ここで、側面271Cbが階段状で次第に導光板271Cの幅が広くなるため、側面271Cbに反射された第1参照光が側面271Caに反射されて再び側面271Cbに到達するまでの光路長は、反射を繰り返すにつれて増加する。したがって、第2参照光の光路長が長くなるにつれ、第2参照光間の光路差も増加する。
[参照光群生成手段27の変形例3]
図8は、実施例2の参照光群生成手段27の変形例3である参照光群生成手段27Dを示す図である。参照光群生成手段27Dは、長方形状の導光板271Dである。導光板271Dは、一端から長手方向に屈折率が段階的にn1、n2、n3、・・・ と変化する材料で構成されている。また、屈折率は、n1<n2<n3<・・・ となっている。第1参照光は、屈折率がn1の領域の側面271Daから導光板271D内部へと入射させる。このとき、第1参照光の光軸が側面271Daに対して僅かに傾いた状態で入射させる。導光板271D内部に入射した第1参照光は、側面271Daと側面271Dbとの間で多重反射し、屈折率の高い方へと進行する。第1参照光は、側面271Dbに到達するごとに一部が導光板271D外部へ透過し、第2参照光として出射する。
ここで、側面271Dbに反射された第1参照光が側面271Daに反射されて再び側面271Dbに到達するまでの幾何学的な距離は、導光板271Dが長方形状であるため等しい。しかし、屈折率が高いほど光路長は長くなるため、側面271Dbに反射された第1参照光が側面271Daに反射されて再び側面271Dbに到達するまでの光路長は、反射を繰り返して屈折率の高い方へと進行するほど長くなる。したがって、第2参照光の光路長が長くなるにつれ、第2参照光間の光路差も増加する。
なお、変形例1〜3の参照光群生成手段27B〜Dで用いた導光板271B〜Dについても、導光板271Aのようなフォトニック結晶構造を用いることができる。導光板271B〜Dにフォトニック結晶構造を用いれば、参照光群生成手段27Aと同様に照光群生成手段27B〜Dの小型化を図ることができる。
実施例3の距離測定装置は、実施例1の距離測定装置における参照光群生成手段17を、以下に説明する参照光群生成手段37に替えたものである。
参照光群生成手段37は、図9に示すように、円柱371にコイル状に巻き付けられた光ファイバ372と、光ファイバ372に設けられた複数のプリズムカプラ373と、を備えている。参照光群生成手段37は、スプリッタ11からの第1参照光を光ファイバ372に入射させ、複数のプリズムカプラ373によって第1参照光を分岐させて光ファイバ372から外部へと出射させることで、第2参照光を生成している。
この参照光群生成手段37は、光ファイバ372を用いているため第2参照光の光路長を長くすることができ、長距離の測定に適している。
実施例4の距離測定装置は、図10に示すように、実施例1の距離測定装置において、ミラー14に替えてスプリッタ11からの測定光を分光する分光装置44を備えたものである。
以下、実施例4の距離測定装置の動作について説明する。
まず、光源10から放射された光をスプリッタ11によって分割し、一方を測定光、他方を第1参照光とする。測定光は、分光装置44によって分光される。これにより、測定光の照射角度が波長によって異なるようにする。ここでは説明の簡便のため、測定光はある平面内でそれぞれ異なる4つの角度θ1〜θ4で照射され、それらの角度は測定光の波長λ1〜λ4に対応付けられているものとする。その後、それぞれ異なる4つの角度で照射された測定光のうち、角度θ1で照射された波長λ1の測定光は、測定物13によって反射され、スリット15を通った後、スプリッタ12に入射する。
一方、第1参照光は、実施例1で説明したように、参照光群生成手段17によって互いに光路長の異なる複数の第2参照光に分割されたのち、スプリッタ12に入射する。
波長λ1の測定光と各第2参照光は、スプリッタ12で合波されたのち、分光装置19によって分光される。各第2参照光は、観測面16に直線上に一定の間隔で到達し、分光装置19によりその直線に垂直な方向に分光する。ここで実施例1と同様に、観測面16において各第2参照光が到達する直線に平行な方向をx軸、分光の方向をy軸とすると、x座標は第2参照光の光路長に対応し、y座標は第2参照光の波長に対応する。
一方、波長λ1の測定光はスリット15を通しているため回折し、分光装置19により分光するため、y座標がある値(y0とする)で一定の直線状に観測面16に到達する。
観測面16のy座標がy0の位置には、測定光と、ある第2参照光とによって干渉縞が生じる。干渉縞がy座標y0の位置に生じるのは、分光によって第2参照光はy軸方向に拡がりをもって到達するが、測定光は波長λ1に応じてy座標がy0の位置近傍にのみ到達するからである。このように、干渉縞の位置のy座標は、測定光の波長に対応し、測定光の波長は測定物のある面内での角度に対応している。また、干渉縞の位置のx座標は、実施例1で説明したように測定物13までの距離に対応している。
したがって、撮像装置である観測面16によって撮影された画像データから、データ解析手段18により干渉縞の位置を決定することで、測定物13までの距離と、ある面内での測定物13の角度を測定することができる。
以上のように、実施例4の距離測定装置では、観測面における干渉縞の位置によって瞬時に測定物までの距離を測定できるだけでなく、分光装置によって測定光を分光させて波長によってある面内での照射角度が異なるようにしているため、測定物のある面内での角度も同時に測定することができる。そのため、測定物の位置を2次元的に把握することができる。
なお、分光装置44として、波長によって2次元的に照射角度が異なるようにできるものを用いてもよい。そのようにすれば、測定物までの距離と2次元的な角度を同時に測定することができるので、測定物の位置を把握することができる。
また、実施例ではいずれも1つの光源を用い、その光源から放射された光をスプリッタによって分割することで測定光と第1参照光を生成しているが、同一特性の光源を2つ用い、2つの光源から同時に光が放射されるように制御し、一方の光源からの光を測定光、他方の光源からの光を参照光としてもよい。
また、実施例ではいずれもコヒーレントな光源を用いて干渉縞によって干渉の位置を測定しているが、インコヒーレントなパルス光を用いてもよい。測定光と第2参照光の光路長が等しい場合に最も光強度が強くなるので、測定面における光強度の最も強い位置によって干渉の位置を測定することができる。この場合、測定距離の分解能はパルス光のパルス幅に依存する。
本発明は、測定物までの距離を測定するのに用いることができる。
実施例1の距離測定装置の構成について示した図。 参照光群生成手段17の動作について示した図。 観測面16について示した図。 実施例2の参照光群生成手段27の構造について示した図。 参照光群生成手段27Aの構造について示した図。 参照光群生成手段27Bの構造について示した図。 参照光群生成手段27Cの構造について示した図。 参照光群生成手段27Dの構造について示した図。 実施例3の参照光群生成手段37の構造について示した図。 実施例4の距離測定装置の構成について示した図。
10:光源
11、12:スプリッタ
13:測定物
14、171、172:ミラー
15:スリット
16:観測面
17、27、27A、27B、27C、27D、37:参照光群生成手段
18:データ解析手段
19、44:分光装置
271、271A、271B、271C、271D:導光板

Claims (14)

  1. 測定物までの距離を光によって測定する距離測定装置において、
    測定光と第1参照光とを同時に出力する光出力手段と、
    前記測定光を前記測定物に照射し、前記測定物によって反射された前記測定光を受光する照射受光手段と、
    前記第1参照光を、互いに光路長の異なる複数の第2参照光に分割する参照光群生成手段と、
    各前記第2参照光と前記測定光とを受光して、両者の干渉像を形成する観測面であって、各前記第2参照光が、それぞれ、前記観測面上の第1軸方向の異なる位置に到達し、受光した前記測定光が到達する観測面と、
    前記観測面に生じた前記測定光と前記第2参照光とによる干渉の前記第1軸方向の位置を測定し、その干渉の前記第1軸方向の位置によって前記測定物までの距離を算出する距離算出手段と、
    を有し、
    前記参照光群生成手段は、対向する第1面と第2面とを有し、一方の面に対して斜め方向から前記第1参照光を入射して、前記第1面と第2面との間で多重反射をさせて、多重反射点において前記第1面で反射して前記第2面に入射する前記第1参照光の一部を前記第2面の外部に透過させて、前記第1軸方向の各位置に対応して、直線状に配列された各前記第2参照光を得る手段である
    ことを特徴する距離測定装置。
  2. 前記参照光群生成手段の前記第1面及び前記第2面は、反射鏡から成ることを特徴とする請求項1に記載の距離測定装置。
  3. 前記参照光群生成手段は、導光板を有し、
    前記参照光群生成手段の前記第1面及び前記第2面は、前記導光板の対向する面であることを特徴とする請求項1に記載の距離測定装置。
  4. 前記導光板は、フォトニック結晶構造を有していることを特徴とする請求項3に記載の距離測定装置。
  5. 前記導光板は、前記第1面と前記第2面とが角度を成した構造であることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の距離測定装置。
  6. 前記導光板は、前記第1面と前記第2面とのうち、少なくとも一方が階段形状の構造であることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の距離測定装置。
  7. 前記導光板は、前記導光板内部の前記第1参照光の進行方向に屈折率が変化する材料であることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の距離測定装置。
  8. 前記照射受光手段は、分光装置を有し、
    前記測定光および各前記第2参照光は、前記分光装置によって分光されたのち、前記観測面上の位置であって、前記第1軸方向に垂直な第2軸方向における、波長に応じて異なる位置に到達する、ことを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載の距離測定装置。
  9. 前記照射受光手段は、第1分光装置と第2分光装置とを有し、
    前記測定光を前記第1分光装置によって分光することで、前記測定光の照射方向をその測定光の波長ごとに異なるようにし、
    前記測定物から反射された前記測定光と各前記第2参照光とを、前記第2分光装置によって分光することで、前記測定光と各前記第2参照光は、前記観測面上の位置であって、前記第1軸方向に垂直な第2軸方向における、波長に応じて異なる位置に到達する、ことを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載の距離測定装置。
  10. 前記光出力手段は、スーパールミネセントダイオードを有し、前記スーパールミネセントダイオードから前記測定光および前記第1参照光を出力することを特徴とする請求項1ないし請求項9のいずれか1項に記載の距離測定装置。
  11. 前記光出力手段は、コヒーレントな前記測定光および前記第1参照光を出力する手段であり、
    前記距離算出手段は、前記観測面における干渉縞の位置を測定することで干渉の位置を測定することを特徴とする請求項1ないし請求項10のいずれか1項に記載の距離測定装置。
  12. 前記光出力手段は、前記測定光および前記第1参照光をパルス光として出力する手段であり、
    前記距離算出手段は、前記観測面における光強度の最も強い位置を測定することで干渉の位置を測定することを特徴とする請求項1ないし請求項9のいずれか1項に記載の距離測定装置。
  13. 前記観測面は、撮像装置であることを特徴とする請求項1ないし請求項12のいずれか1項に記載の距離測定装置。
  14. 前記観測面は、撮像装置であり、
    前記距離算出手段は、前記撮像装置によって得られた画像にフーリエ変換による画像処理を行うことを特徴とする請求項11に記載の距離測定装置。
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