JP7066075B1 - 光測定装置 - Google Patents

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Abstract

本発明の光測定装置(100)は、光を用いて対象物(14)までの距離を測定する測距装置であって、光を参照光と測定光とに分岐する分岐部(4)と、参照光を各々光路長の異なる複数の参照光に分岐する調整部(9)と、測定光を対象物(14)に照射して反射した反射光と複数の参照光との中から2つを合波して干渉光を得る干渉部(9)と、干渉光の周波数より光路長差を算出する処理部(13)とを備え、複数の参照光の光路長差を算出することで、対象物(14)までの距離が大きく変動する場合でも対象物(14)までの距離を測定することができる。

Description

本開示は、光測定装置に関する。
パルス伝播方式、三角測距方式、共焦点方式、白色干渉方式、又は波長走査干渉方式等の方式により、対象物までの距離を測定する光測距方法がある。これらの方式のうち、白色干渉方式、および波長走査干渉方式等は、光の干渉現象を用いる干渉方式である。干渉方式は、光源から出射された光を測定光と参照光とに分岐し、測定光が対象物上で反射した光である反射光と参照光とを干渉させ、反射光と参照光とが強め合う条件に基づいて、対象物までの距離を測定するものである。
例えば、特許文献1に記載の光学的測定装置は、光の干渉現象を用いたものである。周波数変調した半導体レーザの出力光をビームスプリッタにより2分し、一方は参照光とし、他方をプローブ光とする。プローブ光は光サーキュレータを介して、対象物に照射する。対象物からの散乱光を、光サーキュレータを介して、ビームスプリッタに導き、散乱光と参照光とを合波して、光検出器により受光する。周波数変調された参照光と散乱光との間には、対象物までの距離に応じた時間差が存在するため、周波数差を生じる。光検出器の出力には、周波数差に対応したビート信号が発生する。
特開2020-85723号公報(第8頁0053、図1)
特許文献1に記載の光学的測定装置は、散乱光と参照光とを合波してビート信号を発生させている。しかしながら、対象物までの距離が大きく変動する場合に、参照光と散乱光との光路長差が大きくなるため、ビート信号が発生せず、測距できないという課題があった。
上述のような課題を解決するためになされたもので、対象物までの距離が大きく変動する場合でも対象物までの距離を測定できることを目的とする。
光測定装置は、光を参照光と測定光とに分岐する分岐部と、参照光を各々光路長の異なる複数の参照光に分岐する調整部と、測定光が対象物に照射して反射された反射光と複数の参照光のいずれか2つの参照光のうちの一方とが合波された第1の干渉光と、対象物に照射される前の測定光と2つの参照光のうちの他方とが合波された第2の干渉光と、2つの参照光が合波された第3の干渉光と、を得る干渉部と、第1の干渉光の周波数より、反射光と一方の参照光との光路長差を算出し、かつ第2の干渉光の周波数より、対象物に照射される前の測定光と他方の参照光との光路長差を算出し、かつ第3の干渉光の周波数より、2つの参照光の光路長差を算出する処理部とを備え、処理部により算出された各光路長差に基づいて、対象物までの距離を測定する。
対象物までの距離が大きく変動する場合でも、対象物までの距離を測定できる。
実施の形態1に係る光測定装置100を用いて測距する場合の一例を示す構成図である。 参照光および測定光の周波数に関する説明図である。 干渉光の周波数スペクトルを示す図である。 実施の形態1に係る調整部の異なる一例を示す。 実施の形態1の変形例1に係る光測定装置101を用いて測距する場合の一例を示す構成図である。
実施の形態1.
以下、実施の形態1に係る光測定100について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下の実施の形態1は、一具体例を示すものである。したがって、各構成要素の形状、配置および材料などは一例であり、限定する趣旨はない。また、各図は模式図であり、厳密に図示されたものではない。また、各図において、同じ構成要素については同じ符号を付している。
図1は、実施の形態1に係る光測定装置100を用いて測距する場合の一例を示す構成図である。光測定装置100から光を対象物14に照射し、反射光を受光して、対象物14までの距離を測定する。
<光測定装置100の構成>
光測定装置100は、送信部1、調整部9、および受信部10を備える。光測定装置100は、処理部13を備えてもよい。
≪送信部1≫
送信部1は、分岐部4を備える。送信部1は、光源2、掃引部3、サーキュレータ5、および照射部6を備えても良い。送信部1は光を出射し、反射光を受光する。
≪光源2≫
光源2は、光を出射する。光源2は、例えば、レーザ光を出射する。光源2は、例えば、連続光を出射する。光源2は、例えば、所定の周波数のレーザ光を出射する。
≪掃引部3≫
掃引部3は、光の波長を連続的に変化する。掃引部3は、入力された光を波長掃引して、掃引光として出力する。
≪分岐部4≫
分岐部4は、光を分岐する。分岐部4は、例えば、光カプラ等により構成される。
≪サーキュレータ5≫
サーキュレータ5は、光の進む方向を制限する。サーキュレータ5は、例えば、3ポート光サーキュレータである。3ポート光サーキュレータは、ポート1に入射した光をポート2に出射し、ポート2に入射した光をポート3で出射する。
≪照射部6≫
照射部6は、光を対象物14に照射する。照射部6は、コネクタ7、およびレンズ8を備えてもよい。
≪コネクタ7≫
コネクタ7は、例えば、光ファイバの末端に装着するコネクタである。
≪レンズ8≫
レンズ8は、光を集光する。レンズ8は、透過レンズ、または反射レンズなどを1つ以上用いて構成される。
≪調整部9≫
調整部9は、光経路を切り替える。調整部9は、例えば、光スイッチ、またはVOA(Variable Optical Attenuator)などにより構成される。調整部9の詳細については、後述する。なお、調整部9は干渉光を生成するため、干渉部でもある。
≪受信部10≫
受信部10は、光を受光する。受信部10は、光を光電変換して電気信号を出力する。受信部10は、光電変換部11、およびデジタル変換部12を備えてもよい。
≪光電変換部11≫
光電変換部11は、光を光電変換して電気信号を出力する。光電変換部11は、例えば、光電変換器である。
≪デジタル変換部12≫
デジタル変換部12は、アナログ信号をA/D変換して、デジタル信号を出力する。デジタル変換部12は、例えば、A/D変換器である。
≪処理部13≫
処理部13は、干渉波の周波数スペクトルから距離を算出する。処理部13は、例えば、プロセッサおよびメモリなどを備える。処理部13は、例えば、PCである。
≪光ファイバ≫
光源2と掃引部3との間、掃引部3と分岐部4との間、分岐部4とサーキュレータ5との間、分岐部4と調整部9との間、サーキュレータ5とコネクタ7との間、サーキュレータ5と調整部9との間、および調整部9と光電変換部11との間は、例えば、光ファイバにより接続される。レーザ光は、光ファイバを介して導かれる。
<その他の構成>
≪対象物14≫
対象物14は、距離を測定する対象である。対象物14は、光を反射するものであれば、何でもよい。
<光測定装置100の動作>
次に、光測定装置100の動作について説明する。
送信部1内の光源2より出射された光は、掃引部3に入射される。なお、光源2は光測定装置100の外部に設けられてもよい。
掃引部3は、入射された光を波長掃引して、掃引光として出力する。掃引光は、例えば、連続波のレーザ光であり、連続的に周波数が変化する。なお、掃引部3は、光測定装置100の外部に設けられてもよい。
掃引部3から出力された掃引光は、分岐部4へ入力される。分岐部4は、掃引光を2つに分岐する。分岐した2つの掃引光は、それぞれサーキュレータ5と調整部9とへ入力される。サーキュレータ5へ入力される掃引光を測定光とする。調整部9へ入力される掃引光を参照光とする。
サーキュレータ5は、分岐部4から入力された測定光を照射部6へ出力する。サーキュレータ5は、分岐部4から入力された測定光を調整部9へ出力しない。
照射部6は、サーキュレータ5より入力された測定光をコネクタ7より出射する。コネクタ7は、測定光の一部を反射して、サーキュレータ5へ出力してもよい。レンズ8は、コネクタ7より出射された測定光をコリメートして集光したあとで、対象物14に照射する。または、レンズ8を介さずに、コネクタ7より出射された測定光を対象物14に直接照射する。そのため、照射部6は、対象物14に測定光を照射する。
対象物14で反射した測定光(反射光とする)は、照射部6に入射する。照射部6に入射した反射光は、コネクタ7を介してサーキュレータ5へ出力される。照射部6は、反射光をサーキュレータ5へ出力する。
サーキュレータ5は、照射部6から入力される対象物14で反射した測定光(反射光)を調整部9へ出力する。つまり、サーキュレータ5は、分岐部4からの測定光を照射部6へ出力し、照射部6からの測定光を調整部9へ出力する。また、サーキュレータ5は、コネクタ7で反射した測定光も合わせて調整部9へ出力してもよい。
調整部9は、分岐部4からの参照光の光路長を計算することができる。調整部9は、サーキュレータ5からの測定光と分岐部4からの参照光とを干渉させて干渉光を出力することができる。調整部9は、光路長の異なる2つの参照光を干渉させて干渉光を出力することができる。光を干渉させることでビート信号が発生する。そのため、調整部9は干渉部でもある。
調整部9は、例えば、切替部20,21,22を備える。図1において、切替部20,21,22のスイッチが、それぞれ、下側、下側、両方を選択することで、調整部9は参照光と測定光とを干渉させることができる。また、切替部20,21,22のスイッチが、それぞれ、上側、上側、両方を選択することで、調整部9は測定光と光路長を変更した参照光とを干渉させることができる。さらに、切替部20,21,22のスイッチが、それぞれ、両方、両方、下側を選択することで、調整部9は光路長の異なる2つの参照光を干渉させることができる。
受信部10は、調整部9より出力される干渉波を受け取る。受信部10において、光電変換部11は、干渉光を光電変換して、干渉光を示すアナログ信号を出力する。デジタル変換部12は、光電変換部11からのアナログ信号をA/D変換してからデジタル信号として受信信号を出力する。
処理部13は、受信信号に基づいて、干渉光の周波数スペクトルから測定距離を算出する。より具体的には、例えば、処理部13は、受信信号をフーリエ変換することにより、干渉光の周波数スペクトルを測定する。測定距離は測定光と参照光の光路長差によって決まる。分岐部4からの両者の光路長差が0のとき得られる周波数は0となり、光路長差に比例して干渉光の周波数は大きくなる。干渉光の周波数を測定することで、測定対象の測距を行う。このとき、干渉光の周波数スペクトルが得られる光路長差は、コヒーレンス長によって制限される。
測定光と参照光との光路長が光源のコヒーレンス長以内の範囲にあるときに、光干渉が検出される。一度の測定で測定可能な範囲を決定するコヒーレンス長は光源の仕様によって異なる。式(1)により、コヒーレンス長lcを求めることができる。
lc=(c/Δv)×(2ln2/π) (1)このうち、cは光速、Δνは光源の線幅を示す。
式(1)より、コヒーレンス長は光源の線幅に反比例する。一般的に狭い線幅を持つ光源ほどコストが高い。低コスト光源で広い測定範囲をもつためには、参照光の遅延長を調整する機構を設け、光路長を変化させることで、実質的な測定範囲を拡大する。
次に、実施の形態1に係る光測定装置100が対象物14の位置を測定する方法について説明する。図2A~図2Cは、参照光および測定光の周波数に関する説明図である。図2Aは参照光および反射光の周波数の時間変化を示している。図2Bは干渉光の強度の時間変化を示している。図2Cは干渉光に対しフーリエ変換を施した後の周波数スペクトルの例を示している。
測定光は、対象物14との間の距離に応じて、光路長が変化する。図2Aは、測定光Sの光路長が、2種類の参照光R1,R2の光路長より長い例を示す。掃引部3から調整部9までの光路長は、測定光S>参照光R2>参照光R1の順に長いものとする。参照光R1は、例えば、切替部20の下側を通過する光路である。参照光R2は、例えば、切替部20の上側を通過する光路である。
測定光S、参照光R2、参照光R1は、掃引部3により挿入される周波数が時間とともに上昇する。そのため、調整部9において、測定光Sの周波数が最も低い。また、ある特定の周波数の光が調整部9に到達するのが最も遅いのは、測定光Sとなる。図2Aにおいて、周波数の軌跡は、参照光R1、参照光R2、測定光Sの順で右側にずれている、つまり遅れている。対象物14との距離がさらに離れれば、測定光Sの周波数の軌跡はさらに右側にずれる。さらに、測定光Sは参照光R1,R2との周波数差が大きくなる。
図2Bは、参照光R1と測定光S、参照光R2と測定光Sとが調整部9で合波することで得られる干渉光の時間に対する強度信号Xを表す。このとき、参照光と測定光の光路長差が小さい場合は、コヒーレンス長に従って強い振幅をもつ干渉光が得られる。一方、参照光と測定光の光路長差が大きい場合は、コヒーレンス長に従って弱い振幅をもつ干渉光が得られる。図2Bにおいて、参照光R1と測定光Sとの干渉光が弱い振幅、参照光R2と測定光Sと干渉光が強い振幅をもつ。
図2Cは、図2Bの干渉光の周波数スペクトルを示す図である。図2Cにおいて、横軸は周波数fを、縦軸は干渉光の強度Yを示している。周波数スペクトルの強度Yは、参照光と測定光との光路長差が大きくなるほど低下する。このとき、最大値に対して3dB低下する値(強度が1/2になる値)をコヒーレンス長と定義されている。
コヒーレンス長は式(1)に示すように、光源の線幅に反比例する。例えば、光源2の線幅が小さい場合でも、コヒーレンス長は数十mm程度に限定される。参照光R2は強い強度を持つ周波数スペクトルが得られ、参照光R2は弱い周波数スペクトルが得られる。このように、測定光と参照光との光路長差を利用して周波数スペクトルの位置から測距する場合、対象とする測定光と光路長差が小さい参照光の方が、より正確な測定が可能となる。
実施の形態1に係る光測定装置100における、2つの参照光を用いた測距方法について説明する。図3A~3Cは、干渉光の周波数スペクトルを示す図である。図3Aは対象物14周辺に測定レンジを調整した場合の周波数スペクトルを示している。図3Bはコネクタ7周辺に測定レンジを調整した場合の周波数スペクトルを示している。図3Cは2つの参照光による干渉波の周波数スペクトルを示している。
実施の形態1に係る調整部9は、切替部20,21,22を備えている。測定光に係る周波数スペクトルは、対象物14表面からの反射光に由来するものと、コネクタ7の端面反射に由来するものの二つが存在する。実施の形態1に係る両方のスペクトルはコヒーレンス長で限定される単一の測定範囲では精度よく測定することが出来ないものとする。
図3A~3Cにおいて、参照光R1,R2の分岐部4から調整部9までの光路長をそれぞれLR1,LR2とする(LR1<LR2)。測定光Sの分岐部4から対象物14で反射して調整部9まで至る光路長をLとする。また、測定光Sの分岐部4からコネクタ7で反射して調整部9まで至る光路長をLとする。この場合、L>Lとなる。
図3Aは、参照光R2と対象物14で反射した測定光Sとを干渉させた例である。このとき、調整部9の切替部20,21,22は、それぞれ、上側、上側、両方を選択している。測定光Sと参照光R2との光路長差Lは、式(2)のように表される。
A=-LR2 (2)
図3Aに示すように、干渉波の周波数スペクトルは、参照光R2のコヒーレンス長の対象となる中心から右へLだけ離れた位置に発生する。同時に中心から左側に発生した干渉波の周波数スペクトルは、コネクタ7の端面反射に由来するものである。
図3Bは、参照光R1とコネクタ7で反射した測定光Sとを干渉させた例である。このとき、調整部9の切替部20,21,22は、それぞれ、下側、下側、両方を選択している。測定光Sと参照光R1との光路長差Lは、式(3)のように表される。
=L-LR1 (3)
図3Bに示すように、干渉波の周波数スペクトルは、参照光R1のコヒーレンス長の対象となる中心から右へLだけ離れた位置に発生する。同時に中心から大きく左側に離れて発生した干渉波の周波数スペクトルは、対象物14の反射に由来するものである。
上記のように測距の対象とする反射点が二つ存在する場合を考える。レーザ光が伝搬する光ファイバなどの経路は、環境温度の変化や長手方向の温度分布といった外乱によって、その光路長が変動する。そのため、対象物14とコネクタ7の測距値の差分を得ることで、光路長の変動を抑制できる。
参照光の光路長が変えられない従来の方法では、LR1=LR2となる。コネクタ7から対象物14までの距離を測定値とすると、従来の測定によって得られる測定値Lmea sure1は、式(4)のように表される。
measure1=(L―L)/2=(L-L)/2 (4)
従来の方法では、対象物14とコネクタ7との二つの反射点間の距離がコヒーレンス長に比べて大きい場合は、十分な強度の周波数スペクトルが得らえない。さらにこのとき、LR1とLR2も他の光路とは異なる温度分布と変動を持つ。そのため、両者の差分も測定することで、測定に対する温度分布と変動の影響を排除できる。
実施の形態1では、調整部9において、2つの参照光R1,R2を干渉させることで、参照光R1と参照光R2との光路長差Lを得ることができる。
=LR2-LR1 (5)
実施の形態1により、得られる測定値Lmeasure2は、式(6)のように表される。
measure2=(L―L)/2=(L-L+L)/2 (6)
式(6)においては、光路長差L、光路長差L、光路長差Lの3つの計測を行う必要がある。3つの計測素早く切り替えて行うことで、温度変化などによる光路長の変動を抑制することができる。温度変動による変動速度はum/minオーダであり、一般的な波長掃引光源の掃引周期は1kHzを超える。そのため、一回の測定時間は100usec程度と短く、一回の測定ごとに測定対象を切り替えることで、充分に光路長の変動を抑制できる。
このとき、光路長差L、光路長差L、光路長差Lの計測頻度の比率を均等に1:1:1としてもよい。また、計測頻度を不均等にしてもよい。周波数スペクトルの強度が未知である対象物14からの反射光の計測を複数回得ることで充分な平均化回数を得られるようにしてもよい。また、周波数スペクトルの強度に応じて能動的に比率を変えてもよい。
以上のように、対象物までの距離が大きく変動する場合でも、光路長の異なる2つの参照光を用いることで対象物までの距離を測定できる。また2つの参照光の光路長差を測定するようにしたので、光ファイバ部分の光路長を相殺でき、コネクタ7から対象物14までの距離を計測できる。これによって、温度変化などによる光ファイバ部分の光路長の変動の影響を抑えることができる。
対象物14の反射とコネクタ7の端面反射とを用いて距離を測定する例を示したが、レンズ8で反射が発生する場合は、レンズ8の反射と対象物14の反射を用いて距離を測定してもよい。
次に、光路長の異なる参照光の数を増やした例を示す。図4は、実施の形態1に係る調整部の異なる一例を示す。
調整部9Aは、切替部20A,21A,22を備える。切替部20A,21Aは、切替部20,21と比べて、切替経路が2つから5つに増えたものである。これによって、光路長の異なる5通りの参照光を作り出せる。参照光の光路長の短いものから、参照光R1,R2,R3,R4,R5とし、それそれの光路長はLR1,LR2,LR3,LR4,LR5とする。切替経路がk種類とする場合には、光路長はLR1~LRkとなる。n番目の参照光Rnとn+1番目の参照光Rn+1との光路長差Lcnは、参照光Rnのコヒーレンス長の範囲内に存在する。
参照光R1,R2,R3,R4,R5を使用することによって、式(5)のLがコヒーレンス長の範囲外となった場合でも、式(7)のLCsumを用いて式(6)を算出することができる。
Lcn=LR2-LR1
Lcn=LR3-LR2
Lcn=LR4-LR3
Lcn=LR5-LR4
Csum=LR5-LR1 (7)
このように、光路長の異なる参照光を多数用いることで測定可能な範囲を拡大することができる。
また、対象物14の反射光を含む測定光の光路長が参照光R3の光路長よりわずかに長い場合には、参照光R1,R2,R3を用いることで、測定値を算出することができる。このように、対象物14までの距離が大きく変動する場合でも、使用する参照光の数を変更することで対象物14までの距離を測定できる。
≪変形例1≫
ミラーを用いて参照光の光路長を変更する例を示す。図5は、実施の形態1の変形例1に係る光測定装置101を用いて測距する場合の一例を示す構成図である。
光測定装置101は、光測定装置100と同様に参照光の光路長を調整して、対象物14までの距離を測定する。図1と同様の構成要素の説明は省略する。
<光測定装置101の構成>
光測定装置101は、送信部31、調整部39、および受信部40を備える。光測定装置101は、処理部44を備えてもよい。
≪送信部31≫
送信部31は、ビームスプリッタ34を備える。送信部31は、光源32、集光部33、シャッタ35、および照射部36を備えても良い。送信部31は光を出射し、反射光を受光する。
≪光源32≫
光源32は、光を出射する。光源32は、例えば、白色光を出射する。光源32は、例えば、連続光を出射する。光源32は、例えば、所定の周波数の白色光を出射する。
≪集光部33≫
集光部33は、線状に光を集光する。集光部33は、例えば、レンズおよびスリットなどにより構成される。
≪ビームスプリッタ34≫
ビームスプリッタ34は、光を分岐する。ビームスプリッタ34は、所定の分岐比で光を分岐する。ビームスプリッタ34は、例えば、ハーフミラーなどにより構成される。
≪シャッタ35≫
シャッタ35は、光を通過もしくは遮断する。シャッタ35は、例えば、光を透過しない部材で構成され、開閉することができる。
≪照射部36≫
照射部36は、光を対象物14に照射する。照射部36は、レンズ38を備えてもよい。
≪レンズ38≫
レンズ38は、光を集光する。レンズ38は、透過レンズ、または反射レンズなどを1つ以上用いて構成される。
≪調整部39≫
調整部39は、光路長を切り替える。調整部9は、例えば、二つ以上のミラー50,51を用いて構成される。ミラー50,51は、透過率と反射率とが制御可能なものである。ミラー50,51は、例えば、透過率と反射率が電気的に制御可能な光学結晶を用いて構成されてもよい。もしくは、ミラー50,51は、機械的に角度を変化させることで、透過率と反射率と制御できるものでもよい。
≪受信部40≫
受信部40は、光を受光する。受信部40は、光を光電変換して電気信号を出力する。受信部40は、分光部41、光電変換部42、およびデジタル変換部43を備えてもよい。
≪分光部41≫
分光部41は、光を所定の波長で空間に分光する。分光部41は、例えば、回折格子などにより構成される。
≪光電変換部42≫
光電変換部42は、光を光電変換して電気信号を出力する。光電変換部42は、二次元の分光を光電変換して、干渉縞を示すアナログ信号を出力する。光電変換部42は、例えば、CMOS素子などで構成される。
≪デジタル変換部43≫
デジタル変換部43は、アナログ信号をA/D変換して、デジタル信号を出力する。デジタル変換部43は、例えば、A/D変換器である。
≪処理部44≫
処理部44は、干渉波の周波数スペクトルから距離を算出する。処理部44は、例えば、プロセッサおよびメモリなどを備える。処理部44は、例えば、PCである。
≪その他の構成≫
光源32と集光部33との間、集光部33とビームスプリッタ34との間、ビームスプリッタ34と照射部36との間、ビームスプリッタ34と調整部9との間、ビームスプリッタ34と分光部41との間、および分光部41と光電変換部42との間は、例えば、光学ステージ類によって光が空間を伝番するように設計される。これによって、白色光は空間を介して導かれる。
<光測定装置101の動作>
次に、光測定装置101の動作について説明する。
送信部31内の光源32より出射された白色光は、集光部33に入射される。なお、光源32は光測定装置101の外部に設けられてもよい。
集光部33は、光源32からの白色光を線状に集光する。ビームスプリッタ34は、集光部33で集光された白色光を分岐する。ビームスプリッタ34は、白色光を所定の分岐比で測定光及び参照光として分岐する。ビームスプリッタ34から出力される測定光は、シャッタ35を通過して照射部36に入射する。ビームスプリッタ34から出力される参照光は、調整部39に入射する。
照射部36は、測定光を対象物14に照射する。例えば、照射部36は、レンズ38により測定光をコリメートして線状に集光して、対象物14に照射する。ビームスプリッタ34などによって、測定光が線状なっていれば、照射部36を備えなくてもよい。あるいは、照射部36はレンズ38を備えずに、ビームスプリッタ34から出力される測定光を
対象物14に直接照射してもよい。対象物14で反射した測定光は、照射部36からビームスプリッタ34へ導かれる。
調整部39は、ビームスプリッタ34から出力される参照光を反射し、再びビームスプリッタ34へ導く。調整部39は、各種ミラーの透過もしくは反射の制御を行い、参照光の光路長を調整する。
ビームスプリッタ34は、照射部36から出力された測定光と、調整部39から出力された参照光とを干渉させて、干渉光を出力する。ビームスプリッタ34は、例えば図5のように、集光部33からの白色光を、ハーフミラーで反射させた参照光とハーフミラーを透過させた測定光に分岐する。そして、ビームスプリッタ34は、照射部36からの測定光をハーフミラーで反射させ、調整部39からの参照光をハーフミラーで透過させる。これによって、参照光と測定光とを同一方向に向け、干渉することができる。
受信部40は、ビームスプリッタ34から出力された干渉光を受信し、分光部41へ出力する。分光部41は、干渉光を所定の波長で空間に分光する。光電変換部42は、分光部41より出力された二次元の分光を光電変換して、干渉縞を示すアナログ信号を出力する。そしてデジタル変換部43は、アナログ信号をA/D変換して、デジタル信号を受信信号として出力する。このように、受信部40は、ビームスプリッタ34から出力された干渉光を受けて、干渉縞を示す受信信号を出力する。
処理部44は、受信信号に基づいて、干渉縞の周波数スペクトルから対象物の距離分布を出力する。具体的には、例えば、処理部44は、受信信号を各点ごとにフーリエ変換することにより、対象物の各点の周波数スペクトルを測定する。対象物の距離分布は測定光と参照光の光路長差によって決まる。ビームスプリッタ34で参照光と測定光とに分岐してからの両者の光路長差が0のとき得られる周波数は0となり、光路長差に比例して周波数は大きくなる。この値を測定することで、測定対象の距離分布の測定を行う。このとき,周波数スペクトルが得られる距離はコヒーレンス長によって制限される。
実施の形態1の変形例1に係る光測定装置101が対象物14の位置を測定する方法について説明する。
光源32からビームスプリッタ34に導かれる白色光は、集光部33によって線状に形成されている。また、対象物14に照射される際の光形状もビームスプリッタ34上で干渉する際の光形状も、線状の光形状を維持し続ける。例えば図5において、照射部36から出射される測定光は、右方向に向かっている。この場合、右方向と垂直な方向、例えば、上下方向に線状の光形状を形成する。上下方向に細長く伸びた光は、上下方向の各点で反射と干渉とが生じる。そのため、上下方向の各点の光は対象物の距離分布に応じて参照光と反射光の距離に応じて異なる干渉成分を持つ。この干渉光を分光部において空間で分光すると、白色光の帯域に応じて各点の距離に応じた異なる干渉縞が生じる。この干渉縞を二次元受光部にて受光し、各点の干渉縞をデジタル変換した後フーリエ変換することで、各点の距離を示すスペクトルを得ることが出来る。
実施の形態1と同様に、各点のスペクトルはコヒーレンス長によって測定可能な範囲が制限される。変形例1に係る白色光は、線幅が大きく、コヒーレンス長は数μmに限定される。
変形例1に係る光測定装置101における参照光の光路長の調整方法について説明する。変形例1に係るミラー50,51およびシャッタ35の機能は、実施の形態1の調整部9の切替部20,21,22の機能に相当する。ミラー50で反射した参照光の光路長は、ミラー50を透過してミラー51で反射した参照光の光路長より短い。
ビームスプリッタ34は、ミラー50で反射した参照光と、対象物14で反射して開放されたシャッタ35を通過した測定光とを干渉させることで、実施の形態1の参照光R1と対象物14で反射した測定光Sとを干渉させた例と同様の効果を得ることができる。また、ミラー50を透過してミラー51で反射した参照光と、対象物14で反射して開放されたシャッタ35を通過した測定光とを干渉させることで、実施の形態1の参照光R2と対象物14で反射した測定光Sとを干渉させた例と同様の効果を得ることができる。さらに、ミラー50で一定の比率で参照光を透過と反射し、ミラー51で一定の比率で参照光を反射し、シャッタ35を閉鎖して照射部36からの測定光を止めることで、実施の形態1の参照光R1と参照光R2とを干渉させた例と同様の効果を得ることができる。この際、実施の形態1においてコネクタ7で反射する測定光Sと参照光R1,R2とを干渉させた例と同様の効果も得ることができる。
ビームスプリッタ34とシャッタ35は、干渉光を生成するため、干渉部でもある。
実施の形態1で説明した式(1)~式(7)に係る説明は、変形例1においても同様である。さらに、光路長差LA、光路長差LB、光路長差LCの計測頻度の比率を均等に1:1:1としてもよい。また、計測頻度を不均等にしてもよい。周波数スペクトルの強度が未知である対象物14からの反射光の計測を複数回得ることで充分な平均化回数を得られるようにしてもよい。また、周波数スペクトルの強度に応じて能動的に比率を変えてもよい。
なお、上述の各実施の形態において、製造上の公差や組立て上のばらつきなどを考慮した範囲を含んでいる。このため、請求の範囲に部品間の位置関係もしくは部品の形状を示す記載をした場合には、製造上の公差又は組立て上のばらつき等を考慮した範囲を含むことを示している。
また、以上のように本発明の実施の形態について説明したが、本発明はこれらの実施の形態に限るものではない。
1 送信部、2 光源、3 掃引部、4 分岐部、5 サーキュレータ、6 照射部、7 コネクタ、8 レンズ、9 調整部、10 受信部、11 光電変換部、12 デジタル変換部、13 処理部、14 対象物、20,21,22 切替部、31 送信部、32 光源、33 集光部、34 ビームスプリッタ、35 シャッタ、36 照射部、38 レンズ、39 調整部、40 受信部、41 分光部、42 光電変換部、43 デジタル変換部、44 処理部、50,51 ミラー、100,101 光測定装置。

Claims (5)

  1. 光を参照光と測定光とに分岐する分岐部と、
    前記参照光を各々光路長の異なる複数の参照光に分岐する調整部と、
    前記測定光が対象物に照射して反射された反射光と前記複数の参照光のいずれか2つの参照光のうちの一方とが合波された第1の干渉光と、前記対象物に照射される前の前記測定光と前記2つの参照光のうちの他方とが合波された第2の干渉光と、前記2つの参照光が合波された第3の干渉光と、を得る干渉部と、
    前記第1の干渉光の周波数より、前記反射光と前記一方の参照光との光路長差を算出し、かつ前記第2の干渉光の周波数より、前記対象物に照射される前の前記測定光と前記他方の参照光との光路長差を算出し、かつ前記第3の干渉光の周波数より、前記2つの参照光の光路長差を算出する処理部と
    を備え、
    前記処理部により算出された各光路長差に基づいて、前記対象物までの距離を測定する光測定装置。
  2. 前記複数の参照光を、光路長の短い順に、1以上の整数であるm番目の参照光を第mの参照光とした場合に、第mの参照光と第m+1の参照光との光路長差はコヒーレンス長の範囲内である請求項記載の光測定装置。
  3. 前記第mの参照光の光路長を、第1の参照光の光路長と、前記第1の参照光から前記第mの参照光までのそれぞれの光路長差とを用いて算出する請求項記載の光測定装置。
  4. 前記光は、連続的に周波数が変化する光である請求項1からのいずれか1項に記載の光測定装置。
  5. 白色光を線状に集光し、前記分岐部へ出力する集光部を備える請求項1からのいずれか1項に記載の光測定装置。
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