JP5662989B2 - 電動式流量調節弁 - Google Patents

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本発明は、給湯用熱交換器に連なる給水路等に介設する電動式流量調節弁に関し、更に詳細には、内部に弁室と弁室に面する弁座とを有する弁筐と、モータと、モータの正逆転により送りねじ機構を介して軸方向に進退される弁軸と、弁軸の進退で弁座に接近する閉じ方向と弁座から離隔する開き方向とに移動する弁体とを備える電動式流量調節弁に関する。
この種の電動式流量調節弁は、弁軸が軸方向に摺動自在に挿通される軸摺動部を有するガイド部材を備えている。そして、従来、軸摺動部に潤滑剤を補給するため、弁軸に軸摺動部に連通する潤滑剤封入孔を形成し、この封入孔の基端を弁筐内に流れる流体の圧力が作用する流体圧導入口とし、軸摺動部での潤滑剤の減少に伴い流体圧によって封入孔内の潤滑剤が軸摺動部に補給されるようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
然し、上記従来例は、流体圧のみによって潤滑剤を補給するものであるため、流体圧が低くなると潤滑剤を補給できなくなる不具合がある。
特開2007−40422号公報
本発明は、以上の点に鑑み、流体圧が低くても軸摺動部に確実に潤滑剤を補給できるようにした電動式流量調節弁を提供することをその課題としている。
上記課題を解決するために、本発明は、内部に弁室と弁室に面する弁座とを有する弁筐と、モータと、モータの正逆転により送りねじ機構を介して軸方向に進退される弁軸と、弁軸の進退で弁座に接近する閉じ方向と弁座から離隔する開き方向とに移動する弁体とを備える電動式流量調節弁であって、弁軸が軸方向に摺動自在に挿通される軸摺動部を有するガイド部材を備えるものにおいて、ガイド部材に、軸摺動部に連通路を介して接続される潤滑剤溜りと、潤滑剤溜りに潤滑剤を封入する蓋パッキンとが設けられ、弁体に、所定の開弁位置を超えて開き方向に移動したときに、蓋パッキンを押圧する押圧部が設けられ、蓋パッキンの押圧で潤滑剤溜りから軸摺動部に潤滑剤が押し出されるようにしたことを特徴とする。
本発明によれば、弁体を所定の開弁位置を超えて開き方向に移動させると、押圧部が蓋パッキンを押圧するため、流体圧が低くても軸摺動部に潤滑剤を確実に補給できる。そして、所定の開弁位置を流量調節のための上限開度位置とすれば、通常使用時に押圧部が蓋パッキンを押圧することはなく、潤滑剤が無駄に補給されることを防止できる。
また、本発明においては、弁軸の移動量を把握し、この移動量が所定量に達する度に、蓋パッキンを押圧部で押圧する位置まで弁体を移動させて、潤滑剤を補給することが望ましい。尚、弁軸の移動回数をカウントし、移動回数が所定数に達する度に潤滑剤を補給することも可能であるが、軸摺動部での潤滑剤の消耗量は弁軸の移動回数ではなく移動量に比例するから、移動量が所定量に達する度に潤滑剤を補給した方が合理的である。
ここで、弁軸の移動量はモータの回転量に比例する。そして、モータがステッピングモータである場合、モータ回転量はステッピングモータに入力された駆動パルスの数に比例する。そのため、弁軸の移動量を表すパラメータとしてステッピングモータに入力された駆動パルスの数を用いてもよい。これによれば、弁軸の移動量を直接検出するストロークセンサ等のセンサが不要となり、コスト的に有利である。
本発明の実施形態の電動式流量調節弁を示す断面図。 実施形態の電動式流量調節弁の要部の拡大断面図。 他の実施形態の電動式流量調節弁の要部の拡大断面図。
図1を参照して、1は、給湯用熱交換器に連なる給水路等に介設する本発明の実施形態の電動式流量調節弁を示している。この流量調節弁1は、内部に弁室21と弁室21に面する弁座22とを有する弁筐2と、ステッピングモータから成るモータ3と、モータ3の正逆転により送りねじ機構4を介して軸方向に進退される弁軸5と、弁軸5の進退で弁座22に接近する閉じ方向(図面で左方)と弁座22から離隔する開き方向(図面で右方)とに移動する弁体6とを備えている。
弁筐2の外面には、弁室21に連通する流入口23と、弁座22に形成した弁孔22aに連通する流出口24とが開設されている。また、弁筐2内には、弁軸5が軸方向に摺動自在に挿通される軸摺動部71を有する、弁筐2に固定のガイド部材7が設けられており、流入口23には、流量センサ8が装着されている。
送りねじ機構4は、ガイド部材7の尾端部(右端部)に突設した雌ねじ部材41と、雌ねじ部材41に螺挿した雄ねじ部材42と、雄ねじ部材42が軸方向に摺動自在に且つ相対回転不能に嵌合するスプラインスリーブ43とで構成されており、雄ねじ部材42に弁軸5の尾端部が挿通固定されている。そして、モータ3によりスプラインスリーブ43を介して雄ねじ部材42を正逆転させることにより、雄ねじ部材42、即ち、これに固定の弁軸5が軸方向に進退するようにしている。
弁体6は、弁軸5に移動自在に外挿した状態で弁室21に収納されており、ガイド部材7に対しばね61で閉じ方向(左方)に付勢されている。弁軸5の先端(左端)には、Eリング62が装着されており、弁体6の先端がEリング62に当接することでばね61の付勢力が受けられ、弁軸5と一緒に弁体6が移動するようにしている。
また、ガイド部材7には、弁体6の尾端部(右端部)が内挿される筒部72が設けられ、弁体6とガイド部材7との間に筒部72によって弁室21から仕切られたキャンセル室73が画成されている。このキャンセル室73は、弁体6に挿通される弁軸5の周囲のクリアランスを介して弁孔22a側に連通している。そして、弁体6の先端面に作用する弁孔22a側の二次圧による開き方向への押圧力がキャンセル室73に導入される二次圧による閉じ方向への押圧力によって相殺されるようにしている。
ところで、軸摺動部71は、図2に示す如く、ガイド部材7の内周面に形成した弁軸5より大径の段付き孔71aにOリング71bとワッシャ71cとを装着して構成されている。そして、軸摺動部71にグリス等の潤滑剤を補給するため、ガイド部材7に、軸摺動部71、即ち、段付き孔71aに連通路74を介して連通する潤滑剤溜り75を形成している。
潤滑剤溜り75は、段付き孔71aの径方向外方に、一端がキャンセル室73に面するように形成した環状溝で構成されており、この環状溝と段付き孔71aを結ぶ単一又は複数の径方向の孔で連通路74を構成している。尚、ガイド部材7の外周には、弁室21のシール用Oリング77が装着されており、連通路74となる径方向の孔は、Oリング77用の装着溝78から径方向内方にのびるように形成されている。そして、装着溝78に対する連通路74の開口端をOリング77で閉塞している。
潤滑剤溜り75のキャンセル室73側の端部には、潤滑剤溜り75に潤滑剤を封入するOリング等から成る蓋パッキン76が設けられている。そして、弁体6の尾端(右端)に、弁体6が所定の開弁位置を超えて開き方向に移動したときに、蓋パッキン76を押圧する押圧部63を突設し、蓋パッキン76の押圧で潤滑剤溜り75から軸摺動部71に潤滑剤が押し出されるようにしている。尚、所定の開弁位置は、流量調節のための上限開度位置に設定されており、通常使用時に押圧部63が蓋パッキン76を押圧することはない。
本実施形態によれば、弁体6を所定の開弁位置を超えて開き方向に移動させると、押圧部63が蓋パッキン76を押圧するため、弁筐1内の水圧が低くても軸摺動部71に潤滑剤を確実に補給できる。また、通常使用時に押圧部63が蓋パッキン76を押圧することはなく、潤滑剤が無駄に補給されることを防止できる。
尚、図3に示す実施形態の如く、潤滑剤溜り75の内周側のガイド部材7の部分をガイド部材7の他の部分とは別体の短筒体7aで構成し、この短筒体7aの尾端(右端)に形成した径方向の溝で連通路74を構成してもよい。上記実施形態では、連通路74となる孔をOリング用装着溝78から形成しているため、潤滑剤溜り75と装着溝78との間に孔が残り、この孔に無駄に潤滑剤が流入して、潤滑剤の使用量が増加する。これに対し、図3の実施形態では、潤滑剤溜り75とOリング用装着溝78との間に孔が存在せず、潤滑剤の使用量を低減できる。
ところで、弁軸5の移動回数をカウントし、移動回数が所定数に達する度に潤滑剤を補給することも可能である。然し、軸摺動部71での潤滑剤の消耗量は弁軸5の移動回数ではなく移動量に比例するから、移動量が所定量に達する度に蓋パッキン76を押圧部63で押圧する位置まで弁体6を移動させて、潤滑剤を補給した方が合理的である。
ここで、弁軸5の移動量はモータ3の回転量に比例する。そして、モータ3が本実施形態の如くステッピングモータである場合、モータ回転量はステッピングモータ3に入力された駆動パルスの数に比例する。そのため、弁軸の移動量を表すパラメータとしてステッピングモータ3に入力された駆動パルスの数を用いてもよい。即ち、ステッピングモータ3に入力された駆動パルスの数をカウントし、この数が所定数に達する度に蓋パッキン76を押圧部63で押圧する位置まで弁体6を移動させて、潤滑剤を補給すればよい。これによれば、弁軸6の移動量を直接検出するストロークセンサ等のセンサが不要となり、コスト的に有利である。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、上記実施形態では、送りねじ機構4を、雄ねじ部材42が出力部材となるように構成しているが、ガイド部材7とは別体で軸方向に移動自在な雌ねじ部材を設けて、この雌ねじ部材にモータで正逆転される雄ねじ部材を螺合させ、雌ねじ部材が軸方向に進退する出力部材となるように送りねじ機構を構成することも可能である。
また、上記実施形態では、弁軸5に対し弁体6を軸方向に移動可能としているが、弁体6を弁軸5に固定することも可能である。
1…電動式流量調節弁、2…弁筐、21…弁室、22…弁座、3…モータ、4…送りねじ機構、5…弁軸、6…弁体、63…押圧部、7…ガイド部材、71…軸摺動部、74…連通路、75…潤滑油溜り、76…蓋パッキン。

Claims (3)

  1. 内部に弁室と弁室に面する弁座とを有する弁筐と、モータと、モータの正逆転により送りねじ機構を介して軸方向に進退される弁軸と、弁軸の進退で弁座に接近する閉じ方向と弁座から離隔する開き方向とに移動する弁体とを備える電動式流量調節弁であって、
    弁軸が軸方向に摺動自在に挿通される軸摺動部を有するガイド部材を備えるものにおいて、
    ガイド部材に、軸摺動部に連通路を介して接続される潤滑剤溜りと、潤滑剤溜りに潤滑剤を封入する蓋パッキンとが設けられ、
    弁体に、所定の開弁位置を超えて開き方向に移動したときに、蓋パッキンを押圧する押圧部が設けられ、蓋パッキンの押圧で潤滑剤溜りから軸摺動部に潤滑剤が押し出されるようにしたことを特徴とする電動式流量調節弁。
  2. 前記弁軸の移動量を把握し、この移動量が所定量に達する度に、前記蓋パッキンを前記押圧部で押圧する位置まで前記弁体を移動させることを特徴とする請求項1記載の電動式流量調節弁。
  3. 前記モータはステッピングモータであり、前記弁軸の移動量を表すパラメータとしてステッピングモータに入力された駆動パルスの数を用いることを特徴とする請求項2記載の電動式流量調節弁。
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