JP5662752B2 - 携帯端末、携帯通信端末、フレームレート制御プログラムおよびフレームレート制御方法 - Google Patents

携帯端末、携帯通信端末、フレームレート制御プログラムおよびフレームレート制御方法 Download PDF

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Description

この発明は、携帯端末、携帯通信端末、フレームレート制御プログラムおよびフレームレート制御方法に関し、特に動画像を撮影することが可能な、携帯端末、携帯通信端末、フレームレート制御プログラムおよびフレームレート制御方法に関する。
従来、動画像を撮影することができる、携帯端末は広く知られており、この種の装置の一例が特許文献1に開示されている。この背景技術の映像配信システムは映像配信携帯端末および映像再生携帯端末を含む。映像配信携帯端末によって撮影された映像は映像配信サーバに送信される。また、映像配信サーバは撮影された映像を映像再生携帯端末に送信する。そして、撮影された映像を受信した映像再生携帯端末は、撮影と略同時にストリーミング再生することができる。
特開2004−32228号公報[H04N 7/14, H04M 1/00, H04M 3/42, H04M 11/00]
ところが、特許文献1の映像配信携帯端末において、映像を撮影し、データ圧縮した後にサーバに送信すると、映像配信携帯端末の消費電力が大きくなる。そのため、使用者は、この映像配信携帯端末で、長時間の撮影ができない。
それゆえに、この発明の主たる目的は、新規な、携帯端末、携帯通信端末、フレームレート制御プログラムおよびフレームレート制御方法を提供することである。
この発明の他の目的は、動画像を撮影するときの消費電力を抑えることができる、携帯端末、携帯通信端末、フレームレート制御プログラムおよびフレームレート制御方法を提供することである。
この発明は、上記の課題を解決するために、以下の構成を採用した。なお、括弧内の参照符号および補足説明等は、この発明の理解を助けるために記述する実施形態との対応関係を示したものであって、この発明を何ら限定するものではない。
第1の発明は、二次電池および動画像を撮影する撮影部を有する、携帯端末であって、二次電池電池電流値を検出する検出部、および検出部によって検出した電池電流値が高い場合、撮影部によって撮影される動画像のフレームレートを低く設定する設定部を備える、携帯端末である。
第1の発明では、携帯端末(10:実施例において対応する部分を例示する参照符号。以下、同じ。)は、二次電池および動画像を撮影する撮影部(36−40)を有しており、使用者はカメラ機能を実行することで動画像を撮影することができる。検出部(46)は、二次電池電池電流値を検出する。設定部(24,336,S7)は、検出した電池電流値が高い場合、撮影部によって撮影される動画像のフレームレートを低く設定する。フレームレートが低く設定されると消費電力が抑えられる。
第1の発明によれば、二次電池が出力する電池電流値が高い場合、動画像のフレームレートを低く設定することができる。これにより、動画像を撮影するときの消費電力を抑えることができるようになる。
第2の発明は、第1の発明に従属し、電池電流値に対してフレームレートが設定されたテーブルを記憶する記憶部をさらに備え、設定部は、検出された電池電流値が高い場合、その電池電流値とテーブルとに基づいて、フレームレートを低く設定する。
の発明は、二次電池、外部と通信する通信部および動画像を撮影する撮影部を有する、携帯通信端末であって、二次電池の電池電流値を検出する検出部、および検出部によって検出した電池電流値が高い場合、撮影部によって撮影される動画像のフレームレートを低く設定する設定部を備え、通信部は、設定部によって設定されたフレームレートで撮影され動画像を外部へ送信する、携帯通信端末である。
の発明では、携帯通信端末は二次電池などを有し、通信部(14)によって外部と通信して、撮影部(36−40)によって撮影された動画像を他の携帯通信端末などに送信する。検出部(14)は、二次電池の電池電流値を検出する。設定部(24,S7)は、検出した電池電流値が高い場合、撮影部のフレームレートを低く設定する。フレームレートが低く設定されると消費電力が抑えられる。そして、通信部は、設定されたフレームレートで撮影された動画像を外部へ送信する。
の発明によれば、二次電池の電池電流値が高い場合、動画像のフレームレートを低く設定することができるため、携帯通信端末の消費電力を抑えることができるようになる。
の発明は、二次電池、動画像を撮影する撮影部(36−40)および二次電池電池電流値を検出する検出部(46)を有する、携帯端末(10)のプロセッサ(24)を、検出部によって検出した電池電流値が高い場合、撮影部によって撮影される動画像のフレームレートを低く設定する設定部(336,S7)として機能させる、フレームレート制御プログラムである。
の発明も、第1の発明と同様に、二次電池が出力する電池電流値が高い場合、動画像のフレームレートを低く設定することができる。これにより、動画像を撮影するときの消費電力を抑えることができるようになる。
の発明は、二次電池、動画像を撮影する撮影部(36−40)および二次電池電池電流値を検出する検出部(46)を有する、携帯端末(10)におけるフレームレート制御方法であって、携帯端末のプロセッサが、検出部によって検出した電池電流値が高い場合、撮影部によって撮影される動画像のフレームレートを低く設定する設定ステップ(336,S7)を実行する、フレームレート制御方法である。
の発明も、第1の発明と同様に、二次電池が出力する電池電流値が高い場合、動画像のフレームレートを低く設定することができる。これにより、動画像を撮影するときの消費電力を抑えることができるようになる。
この発明によれば、動画像を撮影するときの消費電力が抑えられる。
この発明の上述の目的、その他の目的、特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
図1はこの発明の一実施例の携帯電話機の電気的な構成を示す図解図である。 図2は図1に示すプロセッサ、電源回路、二次電池および電池電流検出回路の詳細を示す図解図である。 図3は図1に示すRAMに記憶される設定テーブルの構成の一例を示す図解図である。 図4は図1に示すRAMのメモリマップの一例を示す図解図である。 図5は図1に示すプロセッサのフレームレート制御処理を示すフロー図である。 図6は図1に示すRAMに記憶される、第2実施例の設定テーブルの構成の一例を示す図解図である。
<第1実施例>
図1を参照して、この実施例の携帯電話機10は、携帯端末または携帯通信端末の一種であり、CPUと呼ばれるプロセッサ24を含む。また、このプロセッサ24には、無線通信回路14、A/D16、D/A20、キー入力装置26、表示ドライバ28、フラッシュメモリ32、RAM34、カメラ制御回路36、電源回路42および電池電流検出回路46が接続される。通信部として機能する、無線通信回路14にはアンテナ12が接続され、A/D16にはマイク18が接続される。D/A20にはアンプ(図示せず)を介して、スピーカ22が接続される。表示ドライバ28には、ディスプレイ30が接続される。カメラ制御回路36には、イメージセンサ38が接続される。そして、電源回路42にはリチウムイオン電池である二次電池44が接続され、電源回路42と二次電池44とを結ぶラインには電池電流検出回路46が接続される。
RAM34は、プロセッサ24の作業領域(描画領域を含む)ないしバッファ領域として用いられる。フラッシュメモリ32には、携帯電話機10の文字、画像、音声、音および映像のようなコンテンツのデータが記録される。
A/D16は、当該A/D16に接続されたマイク18を通して入力される音声ないし音についてのアナログ音声信号を、デジタル音声信号に変換する。D/A20は、デジタル音声信号をアナログ音声信号に変換(復号)して、アンプを介してスピーカ22に与える。したがって、アナログ音声信号に対応する音声ないし音がスピーカ22から出力される。
キー入力部であるキー入力装置26は、通話キーおよび終話キーなどを備える。そして、使用者が操作したキーの情報(キーデータ)はプロセッサ24に入力される。また、キー入力装置26に含まれる各キーが操作されると、クリック音が鳴る。そのため、使用者は、クリック音を聞くことで、キー操作に対する操作感を得ることができる。
表示ドライバ28は、プロセッサ24の指示の下、当該表示ドライバ28に接続されたディスプレイ30の表示を制御する。なお、表示ドライバ28は表示する画像データを一時的に記憶するビデオメモリ(図示せず)を含む。
無線通信回路14は、CDMA方式での無線通信を行うための回路である。たとえば、使用者がキー入力装置26を用いて電話発信(発呼)を指示すると、無線通信回路14は、プロセッサ24の指示の下、電話発信処理を実行し、アンテナ12を介して電話発信信号を出力する。電話発信信号は、基地局および通信網(図示せず)を経て相手の電話機に送信される。そして、相手の電話機において着信処理が行われると、通信可能状態が確立され、プロセッサ24は通話処理を実行する。
通常の通話処理について具体的に説明すると、相手の電話機から送られてきた変調音声信号はアンテナ12によって受信される。受信された変調音声信号には、無線通信回路14によって復調処理および復号処理が施される。そして、これらの処理によって得られた受話音声信号は、D/A20によってアナログ音声信号に変換された後、スピーカ22から出力される。一方、マイク18を通して取り込まれた送話音声信号は、A/D16によってデジタル音声信号に変換された後、プロセッサ24に与えられる。デジタル音声信号に変換された送話信号には、プロセッサ24の指示の下、無線通信回路14によって符号化処理および変調処理が施され、アンテナ12を介して出力される。したがって、変調音声信号は、基地局および通信網を介して相手の電話機に送信される。
また、相手の電話機からの電話発信信号がアンテナ12によって受信されると、無線通信回路14は、電話着信(着呼)をプロセッサ24に通知する。これに応じて、プロセッサ24は、表示ドライバ28を制御して、着信通知に記述された発信元情報(電話番号)をディスプレイ30に表示する。また、これとほぼ同時に、プロセッサ24は、図示しないスピーカから着信音(着信メロディ、着信音声と言うこともある。)を出力させる。
そして、使用者が通話キーを用いて応答操作を行うと、無線通信回路14は、プロセッサ24の指示の下、電話着信処理を実行する。すると、通信可能状態が確立され、プロセッサ24は上述した通常の通話処理を実行する。
また、通話可能状態に移行した後に終話キーによって通話終了操作が行われると、プロセッサ24は、無線通信回路14を制御して、通話相手に通話終了信号を送信する。通話終了信号の送信後、プロセッサ24は通話処理を終了する。また、先に通話相手から通話終了信号を受信した場合も、プロセッサ24は通話処理を終了する。さらに、通話相手によらず、移動通信網から通話終了信号を受信した場合も、プロセッサ24は通話処理を終了する。
さらに、無線通信回路14は、パワーアンプ14aおよびモニタ14bを含む。たとえば、プロセッサ24から入力された信号は、パワーアンプ14aで増幅され、無線信号としてアンテナ12から放出される。また、モニタ14bは、パワーアンプ14aの出力(電力:単位は[dBW])を監視し、パワーモニタ信号をプロセッサ24に出力する。そして、プロセッサ24は、パワーモニタ信号によってパワーアンプ14aが所望の増幅率で動作しているかを判断する。
また、無線通信回路14は図示しない回路によって通信の電界強度を示す値(電界強度値)を検出し、その値をプロセッサ24に出力する。プロセッサ24は、無線通信回路14からの出力に基づいて、ディスプレイ30などに周囲の電波状態を表すピクト(アイコン)を表示する。
なお、無線通信回路14、モニタ14bおよび電池電流検出回路46は検出部と呼ばれることもある。
カメラ制御回路36は、携帯電話機10で静止画像または動画像を撮影するための回路である。たとえば、キー入力装置26に対してカメラ機能を実行する操作が行われると、プロセッサ24はカメラ制御回路36を起動して、カメラ機能を実行する。なお、カメラ制御回路36、イメージセンサ38およびフォーカスレンズは、まとめてカメラモジュールまたは撮影部と呼ばれる。
たとえば、被写界の光学像はイメージセンサ38に照射され、イメージセンサ38の撮像エリアには、たとえばSXGA(1280×1024画素)に対応する受光素子が配置されており、撮像エリアでは、光電変換によって、被写界の光学像に対応する電荷つまりSXGAの生画像信号が生成される。なお、使用者は、画像データのサイズを、SXGAの他に、XGA(1024×768画素)およびVGA(640×480画素)などに変更することができる。
そして、カメラ機能が実行されると、被写界のリアルタイム動画像つまりスルー画像をディスプレイ30に表示するべく、プロセッサ24は、カメラ制御回路36に内蔵されるイメージセンサドライバを起動させ、露光動作および指定された読み出し領域に対応する電荷読み出し動作を、イメージセンサドライバに命令する。
イメージセンサドライバは、イメージセンサ38の撮像面の露光と、当該露光によって生成された電荷の読み出しとを実行する。この結果、生画像信号が、イメージセンサ38から出力される。また、出力された生画像信号は、カメラ制御回路36に入力され、カメラ制御回路36は、入力された生画像信号に対して、色分離、白バランス調整、YUV変換などの処理を施し、YUV形式の画像データを生成する。そして、YUV形式の画像データはプロセッサ24に入力される。このとき、カメラ制御回路36は、フォーカスレンズ40を制御することで、被写界にピントを合わせる。
また、プロセッサ24に入力されたYUV形式の画像データは、プロセッサ24によってRAM34に格納(一時記憶)される。さらに、格納されたYUV形式の画像データは、プロセッサ24でRGBデータに変換された後に、RAM34から表示ドライバ28に与えられる。そして、RGB形式の画像データがディスプレイ30に出力される。これによって、被写界を表す低解像度(たとえば、320×240画素)のスルー画像がディスプレイ30に表示される。
ここで、キー入力装置26に対して静止画像の撮影操作が行われると、プロセッサ24は、静止画像の本撮影処理を実行する。つまり、プロセッサ24は、イメージセンサ38から出力されるSXGAの生画像信号に信号処理を施して、RAM34に一旦格納し、フラッシュメモリ32に対する記録処理を実行する。記録処理が実行されると、プロセッサ24を通してRAM34から画像データが読み出される。そして、プロセッサ24は、読み出した画像データが含まれる画像ファイルを、フラッシュメモリ32に記録する。さらに、プロセッサ24は、図示しないスピーカから、本撮影処理が実行されていること通知する音を出力させる。なお、携帯電話機10にメモリカードが接続される場合、画像ファイルはメモリカードに記憶されてもよい。
また、使用者が動画像を撮影する設定をして撮影操作を行うと、プロセッサ24は、動画像用の本撮影処理を実行する。このとき、プロセッサ24は、カメラ制御回路36に対して、VGAの生画像信号を所定のフレームレートで出力させる命令を発行する。そして、プロセッサ24は、静止画像の本撮影処理と同様、所定のフレームレートで読み出された各生画像信号に対して複数の処理を加えた後に、動画像ファイルをフラッシュメモリ32に記録する。
電源回路42は電源管理用のICであり、電源回路42は二次電池44の電圧に基づく電源をシステム全体に供給する。ここで、電源回路42が電源をシステム全体に供給している状態を、電源オン状態と言うことにする。一方、電源回路42が電源をシステム全体に供給していない状態を、電源オフ状態と言うことにする。電源回路42は、電源オフ状態で、キー入力装置26によって電源オン操作がされると起動され、電源オン状態で電源オフ操作がされると停止される。さらに、電源オフ状態であっても、電源回路42は、図示しない外部電源コネクタに外部電源が接続され、二次電池44に電力が供給(充電)されると起動し、二次電池44の満充電状態が検出されると停止する。また、「充電」とは、外部電源コネクタが外部電源と接続され外部電源から電力の供給を受け、二次電池44が電気エネルギーを蓄えることを言う。
図2は、プロセッサ24、電源回路42、二次電池44および電池電流検出回路46の詳細を示す図である。図2を参照して、二次電池44には、+端子、−端子および電池温度を示す信号を出力するT端子が設けられ、内部には電池セル部およびサーミスタなどが設けられる。また、二次電池44の内部では、+端子および−端子は電池セル部と接続され、T端子はサーミスタと接続されている。一方、二次電池44の外部では、−端子はGNDに接続され、+端子は電源回路42と図示しない外部電源に接続され、T端子は電源回路42に接続される。そして、電源回路42は、+端子およびT端子の出力を監視することで、二次電池44の充電などを制御する。
電池電流検出回路46は、アンプ52およびA/Dコンバータ54などから構成される。また、上記した+端子と電源回路42との間には抵抗50が設けられており、抵抗50の両端の電位差がアンプ52に入力される。また、抵抗50の両端電位差は、アンプ52で増幅され、A/Dコンバータ54に入力される。さらに、A/Dコンバータ54は、アンプ52の出力を、電池電流値を示すデジタル信号に変換して、プロセッサ24に出力する。つまり、電池電流検出回路46は、二次電池44の電池電流値を検出し、プロセッサ24に出力する。なお、電池電流値は、携帯電話機10の消費電力と相関しているため、消費電力相関値と呼ばれることもある。
ここで、携帯電話機10は、外部と通信するための通信機能を有しており、使用者はカメラ機能によって動画像を撮影しながら、その動画像を外部に送信することができる。そして、動画像を外部に送信する場合、電池電流値検出回路46が出力する二次電池44の電池電流値に基づいて、カメラモジュールのフレームレートが設定される。これにより、プロセッサ24は、携帯電話機10の消費電力に相関する電池電流値に基づいて、動画像のフレームレートを制御し、携帯電話機10の消費電力を抑える。
図3は、検出された電池電流値に対して設定されるフレームレートが記録される設定テーブルを示す図である。図3を参照して、設定テーブルは、電池電流値が記録される列と、各電池電流値に対応するフレームレートが記録される列とから構成される。たとえば、電池電流値の列には、n個の電池電流値(電池電流値I1[A]−電池電流値In[A])が記録されている。また、電池電流値の列には、電池電流値I1[A]が最も小さい値となり、電池電流値In[A]が最も大きい値となるように、各電池電流値が格納されている。
また、フレームレートの列では、電池電流値I1[A]に対応してフレームレートF1[fps]が記録され、電池電流値In[A]に対応してフレームレートFn[fps]が記録されている。そして、電池電流値が低いときには携帯電話機10の消費電力も小さくなり、高いときには消費電力が大きくなるため、フレームレートF1[fps]が最も高い値となり、フレームレートFn[fps]が最も低い値となる。
したがって、二次電池44の電池電流値が高い、つまり消費電力が大きいときには、フレームレートが低くなるため消費電力が抑えられる。一方、二次電池44の消費電流値が低い、つまり消費電力が小さいときには、フレームレートが高くなるため、滑らかに動く動画像が、外部に送信される。
図4は、RAM34のメモリマップ300を示す図である。RAM34のメモリマップ300には、プログラム記憶領域302およびデータ記憶領域304が含まれる。また、プログラムおよびデータの一部は、フラッシュメモリ32から一度に全部または必要に応じて部分的かつ順次的に読み出され、RAM34に記憶されてからプロセッサ24によって処理される。
プログラム記憶領域302には、携帯電話機10を動作させるためのプログラムが記憶されている。たとえば、携帯電話機10を動作させるためのプログラムは、フレームレート制御プログラム310などから構成されている。フレームレート制御プログラム310は、検出された消費電力相関値に基づいて、カメラモジュールのフレームレートを設定するためのプログラムである。
なお、図示は省略するが、携帯電話機10を動作させるためのプログラムには、電話着信状態を通知するためのプログラム、カメラ機能を実行するためのプログラム、外部と通信するためのプログラムなどが含まれる。
続いて、データ記憶領域304には、電界強度バッファ330、PA出力バッファ332、電池電流値バッファ334およびフレームレートバッファ336が設けられるとともに、設定テーブルデータ338が記憶される。
電界強度バッファ330には、無線通信回路14から出力された電界強度値が一時的に記憶される。PA出力バッファ332には、モニタ14が出力するパワーモニタ信号の値が一時的に記憶される。電池電流値バッファ334には、電池電流検出回路46が出力する二次電池46の電池電流値が一時的に記憶される。フレームレートバッファ336は、フレームレート制御プログラム310の処理によって設定されたフレームレートが一時的に記憶されるバッファである。また、フレームレートバッファ336に一時記憶されるフレームレートが更新されると、プロセッサ24は更新されたフレームレートを読み出し、カメラ制御回路36に出力する。設定テーブルデータ338は、図3に示すように、電池電流値とフレームレートとが対応付けられたデータである。
なお、図示は省略するが、データ記憶領域304には、RTCが出力するデータを一時的に記憶するバッファや、ディスプレイ30に表示される画像や文字列のデータなどが記憶されると共に、携帯電話機10の動作に必要なカウンタや、フラグも設けられる。
プロセッサ24は、Android(登録商標)およびREXなどのLinux(登録商標)ベースのOSや、その他のOSの制御下で、図5に示すフレームレート制御処理などを含む、複数のタスクを並列的に処理する。
図5はフレームレート制御処理のフロー図である。たとえば、カメラ機能によって撮影された動画像を送信する操作がされると、プロセッサ24はステップS1で、フレームレートを設定する。つまり、プロセッサ24は、カメラ制御回路36に出力されるフレームレートを初期化する。たとえば、ステップS1でフレームレートが初期化されると、フレームレートバッファ336には、フレームレートの最大値が格納される。
続いて、プロセッサ24は、ステップS3で、電池電流値を取得する。つまり、プロセッサ24は、電池電流値バッファ334から二次電池44の電池電流値を取得する。続いて、プロセッサ24は、ステップS5で、電池電流値が所定値以上であるか否かを判断する。たとえば、所定値とは閾値であり、プロセッサ24は、フレームレートを変更する必要がある電池電流値であるか否かを判断する。ステップS5で“NO”であれば、つまり取得された電池電流値が所定値未満であれば、プロセッサ24はステップS3に戻る。このように、電池電流値が閾値未満であれば、携帯電話機10の消費電力は小さいため、フレームレートは変更されない。
ステップS5で“YES”であれば、つまり電池電流値が所定値以上であれば、プロセッサ24はステップS7で、電池電流値に基づいて、フレームレートを設定する。たとえば、図3を参照して、電池電流値I1[A]が取得されると、フレームレートバッファ336にはフレームレートF1[fps]が格納される。ただし、ステップS7の処理において、設定するフレームレートが既に格納されている値と一致する場合、フレームレートバッファ336の値は更新されない。つまり、電池電流値が一定の値を維持している場合、カメラ制御回路36に対して同じ値のフレームレートが何度も出力されないようにする。これによって、プロセッサ24の処理量が削減されるため、消費電力も抑えられる。なお、ステップS7の処理を実行するプロセッサ24は設定部として機能する。
続いて、プロセッサ24は、ステップS9で、終了操作がされたか否かを判断する。たとえば、プロセッサ24は、動画像の送信を終了する操作がされたか否かを判断する。ステップS9で“NO”であれば、つまり終了操作がされなければ、プロセッサ24はステップS3に戻る。一方、ステップS9で“YES”であれば、つまり終了操作がされると、プロセッサ24は、フレームレート制御処理を終了する。
このように、第1実施例では、携帯電話機10の消費電力に相関する電池電流値に基づいて、カメラモジュールのフレームレートが制御される。
なお、他の実施例では、電池電流値が閾値以上であるか否かを判断するステップS5が省略されてもよい。つまり、検出された電池電流値に合わせて、フレームレートが変更されるようにしてもよい。
<第2実施例>
第2実施例では、電界強度値を消費電力相関値として、フレームレートを制御する。また、第2実施例では、携帯電話機10の電気的な構成、RAM34のメモリマップおよびフレームレート制御処理は、第1実施例と同じであるため、詳細な説明は省略する。
一般的に、電界強度が弱い状態では、無線通信回路14は強い信号を出力するため、無線通信回路14の消費電力が大きくなる。また、電界強度が強い状態では、無線通信回路14は強い信号を出力しなくても済むため、無線通信回路14の消費電力は小さくなる。
そこで、第2実施例では、無線通信回路14が出力する電界強度値に基づいて、フレームレートが設定されるため、携帯電話機10の消費電力が抑えられる。たとえば、電界強度が弱いと、プロセッサ24には低い電界強度値が入力されるため、プロセッサ24はフレームレートを低くする。これにより、カメラモジュールの消費電力が小さくなるため、携帯電話機10の消費電力が抑えられる。
図6は、第2実施例における設定テーブルの構成を示す図である。第2実施例の設定テーブルには、電池電流値の代わりに、複数の電界強度値が記録される。たとえば、電界強度値の列には、電界強度値E1[V/m]が最大値となり、電界強度値En[V/m]が最小値となるように、各電界強度値が格納される。また、フレームレートの列には、電界強度値E1[E/V]に対応してフレームレートF11[fps]が記録され、電界強度値En[E/V]に対応してフレームレートF1n[fps]が記録される。そして、第2実施例のフレームレートの列では、フレームレートF11[fps]が最も大きく、フレームレートF1n[fps]が最も小さい。したがって、電界強度値が高ければフレームレートが高く設定され、電界強度値が低ければフレームレートが低く設定される。
また、図5を参照して、第2実施例のフレームレート制御処理の流れは、第1実施例と同じであるが、取得される値が電池電流値から電界強度値に変更される。たとえば、ステップS3では電池電流値の代わりに、電界強度バッファ330から電界強度値が読み出される。ステップS5では、読み出された電界強度値が閾値以上であるかが判断される。そして、ステップS7では、図6に示す設定テーブルに基づいて、フレームレートが設定される。
このように、第2実施例では、無線通信回路14が出力する電界強度値に基づいて、カメラモジュールのフレームレートが制御される。
なお、第2実施例では電池電流値を利用しないため、他の実施例では、電池電流検出回路46が省略されてもよい。この場合、電池電流検出回路46を新たに追加しなくてもよくなるため、携帯電話機10の原価を下げることができる。
<第3実施例>
第3実施例では、パワーアンプ14aの出力値に基づいて、フレームレートを制御する。また、第3実施例でも、携帯電話機10の電気的な構成、RAM34のメモリマップおよびフレームレート制御処理は、第1実施例と同じであるため、詳細な説明は省略する。
たとえば、パワーアンプ14aの出力値が大きいと無線通信回路14の消費電力も大きくなる。一方、パワーアンプ14aの出力値が小さいと無線通信回路14の消費電力は小さくなる。つまり、無線通信を行う場合、パワーアンプ14aの出力値が、携帯電話機10の消費電力に相関することになる。
そこで、第3実施例では、モニタ14bが出力するパワーモニタ信号が、パワーアンプ14aの出力値が大きいことを示す場合、プロセッサ24はフレームレートを低くする。一方、パワーアンプ14aの出力値が小さいことを示す場合、プロセッサ24は、フレームレートを高くする。
このように、第3実施例では、無線通信回路14に含まれるパワーアンプ14aの出力に基づいて、カメラモジュールのフレームレートを設定することができる。
以上の説明から分かるように、携帯電話機10は、撮影している動画像を、他の携帯電話機に送ることができる。また、二次電池44が出力する電流値や、無線通信回路14が出力する電界強度値が、携帯電話機10の消費電力に相関する値として検出される。そして、プロセッサ24は、検出された消費電力相関値に基づいて、動画像のフレームレートを設定する。
これにより、プロセッサ24は、消費電力が大きくなった場合、動画像のフレームレートを低くすることで、消費電力を抑えることができる。
なお、他の実施例では、設定テーブルではなく数式を利用して、フレームレートが算出されてもよい。
また、二次電池44としてリチウムイオン電池を採用したが、鉛蓄電池、ニッケル水素電池、ナトリウムイオン電池、金属空気電池および亜鉛臭素電池などであってもよい。
また、携帯電話機10の通信方式はCDMA方式であるが、LTE(Long Term Evolution)方式、W-CDMA方式、GSM方式、TDMA方式、FDMA方式およびPHS方式などが採用されてもよい。
また、フレームレート制御プログラム310は、データ配信用のサーバのHDDに記憶され、ネットワークを介して携帯電話機10に配信されてもよい。また、CD,DVD,BD(Blu-ray Disc)などの光学ディスク、USBメモリおよびメモリカードなどの記憶媒体にこれらのプログラムを記憶させた状態で、その記憶媒体が販売または配布されてもよい。そして、上記したサーバや記憶媒体などを通じてダウンロードされた、フレームレート制御プログラム310が、本実施例と同等の構成の携帯電話機にインストールされた場合、本実施例と同等の効果が得られる。
さらに、本実施例は、携帯電話機10のみに限らず、スマートフォンおよびPDA(Personal Digital Assistant)に適用されてもよい。
そして、本明細書中で挙げた、画素数などの具体的な数値は、いずれも単なる一例であり、製品の仕様などの必要に応じて適宜変更可能である。
10 … 携帯電話機
12 … アンテナ
14 … 無線通信回路
14a … パワーアンプ
14b … モニタ
36 … カメラ制御回路
38 … イメージセンサ
40 … フォーカスレンズ
42 … 電源回路
44 … 二次電池
46 … 電池電流検出回路

Claims (5)

  1. 二次電池および動画像を撮影する撮影部を有する、携帯端末であって、
    前記二次電池電池電流値を検出する検出部、および
    前記検出部によって検出した電池電流値が高い場合、前記撮影部によって撮影される動画像のフレームレートを低く設定する設定部を備える、携帯端末。
  2. 電池電流値に対してフレームレートが設定されたテーブルを記憶する記憶部をさらに備え、
    前記設定部は、検出された電池電流値が高い場合、その電池電流値と前記テーブルとに基づいて、フレームレートを低く設定する、請求項1記載の携帯端末。
  3. 二次電池、外部と通信する通信部および動画像を撮影する撮影部を有する、携帯通信端末であって、
    前記二次電池の電池電流値を検出する検出部、および
    前記検出部によって検出した電池電流値が高い場合、前記撮影部によって撮影される動画像のフレームレートを低く設定する設定部を備え、
    前記通信部は、前記設定部によって設定されたフレームレートで撮影され動画像を外部へ送信する、携帯通信端末。
  4. 二次電池、動画像を撮影する撮影部および前記二次電池電池電流値を検出する検出部を有する、携帯端末のプロセッサを、
    前記検出部によって検出した電池電流値が高い場合、前記撮影部によって撮影される動画像のフレームレートを低く設定する設定部として機能させる、フレームレート制御プログラム。
  5. 二次電池、動画像を撮影する撮影部および前記二次電池電池電流値を検出する検出部を有する、携帯端末におけるフレームレート制御方法であって、前記携帯端末のプロセッサが、
    前記検出部によって検出した電池電流値が高い場合、前記撮影部によって撮影される動画像のフレームレートを低く設定する設定ステップを実行する、フレームレート制御方法。
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