JP5662625B1 - リモート蛍光体及びピンクledを用いた光源 - Google Patents

リモート蛍光体及びピンクledを用いた光源 Download PDF

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Abstract

本発明は、光源10と光変換層20とを有する照明ユニットを提供する。光源10は、発光ダイオード(LED)110と、LED110の発光表面115と物理的に接触している第1の発光材料層120とを有する。第1の発光材料層120は、LED光111の少なくとも一部を、赤色成分をもつ光131に変換するように構成された第1の発光材料130を有する。光源10は、青色成分と光131の赤色成分とを持つ光を生成するように構成される。光変換層20は、光源10から非ゼロの距離dにあり、光11の少なくとも一部を光31に変換するように構成された第2の発光材料30を有する。照明ユニット100は、白色の照明ユニット光111を供給するように構成される。

Description

本発明は、光源と光源から離れた光変換層とを有する照明ユニットに関する。
光源から離れた光変換層を具備する照明ユニットは、当該技術分野において既知である。国際公開第2010/106504号は、例えば、光源及び光透過性構造を有する照明デバイスについて述べている。光源は、光源光を生成するように構成され、LED光を生成するように構成された発光デバイス(LED)と第1の発光材料を有するキャリアとを有する。キャリアは、LEDと接触しており、第1の発光材料は、LED光の少なくとも一部を第1の発光材料光に変換するように構成されている。第2の発光材料の光透過性構造は、光源から離れて構成され、LED光の少なくとも一部、又は、第1の発光材料光の少なくとも一部及び/又はLED光の少なくとも一部を変換するように構成されている。国際公開第2010/106504号は、スポット照明において、リモート発光材料系の制限を克服することを示している。さらに、国際公開第2010/106504号は、様々な(赤色−オレンジ色の)リモート発光材料と組み合わせたたった1つのタイプの白色(白っぽい色)の光源に基づいて、様々な相関色温度を可能とした光源を実現する方法について述べている。
LED光の少なくとも一部を変換する発光材料を具備するLEDベースの照明ユニットの効率を増加させることが望まれている。従来技術のシステムは、準最適な効率を持ち、及び/又は、準最適な態様の発光材料を使用しているようである。従って、好ましくは、上記欠点の1又は複数を少なくとも部分的に取り除き、改善された効率を持つ代替的な照明ユニットを供給することが本発明の一態様である。
本発明は、第1の態様において、光源と光変換層とを有する照明ユニットであって、前記光源は、発光ダイオード(LED)と、前記発光ダイオードの発光表面と物理的に接触している第1の発光材料層とを有し、前記発光ダイオードは、LED光を生成し、前記第1の発光材料層は、前記LED光の少なくとも一部を、赤色成分を持つ発光材料光に変換する第1の発光材料を有し、前記光源は、青色成分と前記発光材料光の前記赤色成分(即ち、ピンク色光)とを持つ光源光を生成し、前記光変換層は、前記光源光の少なくとも一部を第2の発光材料光に変換する第2の発光材料を有し、前記光変換層は、前記光源から非ゼロの(幾何学的な)距離にあり、前記照明ユニットは、前記光源光の青色成分及び赤色成分と前記第2の発光材料光の補色成分とを持つ白色の照明ユニット光を供給する、照明ユニットを供給する。
驚くべきことに、上記照明ユニットは、他の発光材料の1又は複数が光源の出口表面上にある、又は、全ての発光材料が光源上にあるような他の構造よりも良好な変換効率を有するようである。また、発光材料は、他の構成よりも、光源光をより効率的な態様で変換するように付与され得る。
光源なる用語は、原則として、当該技術分野において既知の任意の光源に関するが、特に、ここでは、LEDとして示される、LEDベースの光源に関する。以下の説明は、理解のため、LEDベースの光源のみについて、述べている。光源は、ピンク色光、即ち、青色光(青色成分)と赤色光(赤色成分)との組み合わせを供給するように構成されている。このことは、幾つかの態様において、得られることが可能である。
好ましい実施形態では、発光ダイオードは、青色成分を具備するLED光を生成するように構成されている。換言すれば、光源は、青色LEDを有する。この実施形態では、青色成分の少なくとも一部(又は、ある実施形態では、全ての青色成分)は、LEDによって供給される。
一般的に、この実施形態では、第1の発光材料層及び光変換層における発光材料は、青色光(の一部)を吸収し、その少なくとも一部を、少なくとも一部が青色の補色成分として用いられる他の色を持つ光に変換する。例えば、LEDは、青色光を供給する。その一部は、第1の発光材料によって吸収され、赤色光へ変換される。このようにして、光源は、ピンク色光を供給する。光変換層は、青色光の一部を、青色及び赤色の補色、例えば、例えば、緑色光及び/又は黄色光を持つ光へ変換することもできる。さらに、光変換層は、特に、光源光の一部、即ち、少なくとも青色光の一部及び赤色光の一部を透過するように構成される。このようにして、白色照明ユニットが得られる。
他の実施形態では、発光ダイオードは、UV成分を具備するLED光を生成するように構成される。第1の発光材料は、LED光の少なくとも一部を、(赤色成分に加えて)青色成分(の少なくとも一部)を追加的に持つ発光材料光へ変換するように構成され得る。
一般的に、この実施形態では、第1の発光材料層における発光材料が、UV光を吸収し、その少なくとも一部を青色光へ変換する。また、第1の発光材料層は、赤色光を供給するように構成される発光材料を有する。当該赤色光は、LEDのUV光による励起及び/又は青色光による励起によって、生成され得る。このようにして、光源は、ピンク色光を供給する。光変換層は、(もしあれば)残存しているUV、及び/又は、青色光の一部を、青色及び赤色の補色を持つ光、例えば、緑色光及び/又は黄色光に変換することができる。さらに、光変換層は、光源光の一部、即ち、少なくとも青色光の一部及び赤色光の一部を透過するように構成される。このようにして、白色照明ユニットが、得られる。この実施形態では、第1の発光材料が、光源光を赤色光及び青色光に変換可能な1又は複数の材料を有し、これにより、ピンク色の光源光を供給する光源がもたらされる。青色成分として、例えば、よく知られている材料BaMgAl1017:Eu2+が適用され、赤色成分として、ここで示される赤色発光材料が適用され得る。原則として、ある単一の発光材料(例えば、Eu2+、Mn2+共添加系)は、UV光を青色光及び赤色光に変換可能であるが、一般的に、2又はそれ以上の異なる発光材料も適用され得る。
好ましくは、光源は、動作中、200nm乃至490nmの範囲から選択される波長の光を少なくとも発する光源であり、特に、動作中、400nm乃至490nmの範囲から選択される波長の光を少なくとも発する光源であり、特に、440nm乃至490nmの範囲、より好ましくは、470nm乃至485nmの範囲から選択される。当該光は、発光材料によって部分的に使用され得る(以下参照)。特定の実施形態では、光源は、(LED又はレーザダイオードなどの)ソリッドステートLED光源を有する。「光源」なる用語は、2〜20の(ソリッドステート)LED光源などの複数の光源を示していてもよい。従って、LEDなる用語も、複数のLEDを示していてもよい。
白色光なる用語は、ここでは、当該技術分野における当業者に既知である。白色光とは、特に、約2000K〜約20000K、とりわけ2700K〜20000Kの間の相関色温度(CCT)を持つ光に関し、一般照明では、特に、約2700K〜約6500Kの範囲の光であり、バックライト目的では、特に、約7000K〜約20000Kの範囲の光であり、特に、BBL(black body locus)から約15SDCM(standard deviation of color matching)以内の光であり、特に、BBLから約10SDCM以内の光であり、さらには、BBLから約5SDCM以内の光である。
「紫色光」又は「紫色放射」なる用語は、特に、約380nm乃至約440nmの範囲にある波長を持つ光に関する。「青色光」又は「青色放射」なる用語は、特に、約440nm乃至約490nmの範囲にある波長(幾らか紫色及びシアン色の色相を含んでいる)を持つ光に関する。「緑色光」又は「緑色放射」なる用語は、特に、約490nm乃至約530nmの範囲にある波長を持つ光に関する。「黄色光」又は「黄色放射」なる用語は、特に、約530nm乃至約570nmの範囲にある波長を持つ光に関する。「オレンジ色光」又は「オレンジ色放射」なる用語は、特に、約570nm乃至約600nmの範囲にある波長を持つ光に関する。「赤色光」又は「赤色放射」なる用語は、特に、約600nm乃至約750nmの範囲にある波長を持つ光に関する。「ピンク色光」又は「ピンク色放射」なる用語は、青色成分及び赤色成分を持つ光に関する。「可視」、「可視光」、又は、「可視放射」なる用語は、約380nm乃至約750nmの範囲にある波長を持つ光に関する。
特定の実施形態では、第2の発光材料光の補色成分は、黄色成分及び緑色成分からなるグループから選択される。従って、第2の発光材料は、青色(又はUV)光の励起による黄色光を生成するように構成される材料であってもよいし、及び/又は、第2の発光材料は、青色(又はUV)光の励起による緑色光を生成するように構成される材料であってもよい。緑色及び/又は黄色のための選択は、所望の色レンダリング(CRI又はR8又はRa)に依存してもよい。
「発光材料」なる用語は、複数の異なる発光材料に関していてもよい。発光材料なる用語は、ここでは、特に、発光材料としてしばしば示される無機発光材料に関する。これらの用語は、当該技術分野における当業者に既知である。
更に他の実施形態では、第1の発光材料は、窒化発光材料を含む二価ユーロピウム、又は、窒酸化発光材料を含む二価ユーロピウムからなるグループから選択される1又は複数の発光材料を有する。
赤色発光材料は、ある実施形態において、(Ba,Sr,Ca)S:Eu、(Ba,Sr,Ca)AlSiN:Eu、及び、(Ba,Sr,Ca)Si:Euからなるグループから選択される1又は複数の材料を有していてもよい。これらの化合物では、ユーロピウム(Eu)は、実質的に二価、又は、二価のみであり、示される二価陽イオンの1又は複数と置き換わる。一般的に、Euは、陽イオンの10%よりも大きい量では存在せず、置き換わる陽イオンに対して、特に、約0.5〜約10%の範囲、特に、約0.5〜約5%の範囲にある。「:Eu」又は「:Eu2+」なる用語は、金属イオンの一部が、Eu(これらの例では、Eu2+)によって置き換わることを示す。例えば、CaAlSiN:Euにおいて、2%のEuを想定した場合、正確な式は、(Ca0.98Eu0.02)AlSiNとなる。二価ユーロピウムは、一般的に、上記二価アルカリ土類陽イオンなどの二価陽イオン、とりわけ、Ca,Sr又はBaと置き換わる。材料(Ba,Sr,Ca)S:Euは、MS:Euとしても示されることができ、ここで、Mは、バリウム(Ba)、ストロンチウム(Sr)、及び、カルシウム(Ca)からなるグループから選択される1又は複数の要素であり、Mは、この化合物において、カルシウム又はストロンチウム、あるいは、カルシウム及びストロンチウム、より具体的にはカルシウムを有する。ここで、Euは、導入されて、Mの少なくとも一部(即ち、Ba,Sr及びCaの1又は複数)と置き換わる。さらに、材料(Ba,Sr,Ca)Si:Euは、MSi:Euとしても示されることができ、ここで、Mは、バリウム(Ba)、ストロンチウム(Sr)、及び、カルシウム(Ca)からなるグループから選択される1又は複数の要素であり、Mは、この化合物において、Sr及び/又はBaを有する。更に他の実施形態では、Mは、Sr及び/又はBaを含み(Euの存在を考慮せず)、Ba1.5Sr0.5Si:Euなど(即ち、75%のBa、25%のSr)、特に50%〜100%のBa、特に50%〜90%のBa、特に50%〜0%のSr、特に50%〜10%のSrである。ここで、Euは、導入されて、Mの少なくとも一部(即ち、Ba,Sr及びCaの1又は複数)と置き換わる。同様に、材料(Ba,Sr,Ca)AlSiN:Euは、MAlSiN:Euとしても示されることができ、ここで、Mは、バリウム(Ba)、ストロンチウム(Sr)、及び、カルシウム(Ca)からなるグループから選択される1又は複数の要素であり、特に、Mは、この化合物において、カルシウム又はストロンチウム、あるいは、カルシウム及びストロンチウム、より具体的にはカルシウムを有する。ここで、Euは、導入されて、Mの少なくとも一部(即ち、Ba,Sr及びCaの1又は複数)と置き換わる。好ましくは、ある実施形態では、第1の発光材料は、(Ca,Sr,Ba)AlSiN:Eu、特にCaAlSiN:Euを有する。さらに、前の実施形態と組み合わされ得る他の実施形態では、第1の発光材料は、(Ca,Sr,Ba)Si:Eu、特に(Sr,Ba)Si:Euを有する。「(Ca,Sr,Ba)」なる用語は、対応している陽イオンが、カルシウム、ストロンチウム、又は、バリウムによって占有され得ることを示す。また、かかる用語は、上記材料において、陽イオンの位置が、カルシウム、ストロンチウム、バリウムからなるグループから選択される陽イオンで占有され得ることを示す。このように、上記材料は、例えば、カルシウム及びストロンチウム、あるいは、ストロンチウムのみ、などを有していてもよい。
従って、ある実施形態では、第1の発光材料は、MSi:Eu2+を有し、ここで、Mは、Ca,Sr及びBaからなるグループから選択され、より具体的には、Mは、Sr及びBaからなるグループから選択される。前の実施形態と組み合わせられ得る更に他の実施形態では、第1の発光材料は、MAlN:Eu2+を有し、ここで、Mは、Ca,Sr及びBaからなるグループから選択され、より具体的には、Mは、Sr及びBaからなるグループから選択される。
光変換層に含まれる光源から離れている第2の発光材料に関し、第2の発光材料は、ガーネットを含む三価セリウム、及び、窒素酸化物(及び、オプションで、(酸)窒化物を含む二価ユーロピウム)を含む三価セリウムからなるグループから選択される1又は複数の発光材料を有する。
特に、第2の発光材料は、M12:Ce3+発光材料を有し、ここで、Mは、Sc,Y,Tb,Gd及びLuからなるグループから選択され、Aは、Al及びGaからなるグループから選択される。好ましくは、Mは、Y及びLuのうち1又は複数を少なくとも有し、Aは、Alを少なくとも有する。これらのタイプの材料は、所望の色レンダリングインデックス値において、最も高い効率を与え得る。特定の実施形態では、第2の発光材料は、M12:Ce3+のタイプの少なくとも2つの発光材料を有し、ここで、Mは、Y及びLuからなるグループから選択され、Aは、Alからなるグループから選択され、YとLuとの比(Y:Lu)は、少なくとも2つの発光材料に対して異なる。例えば、それらの1つは、YAl12:Ce3+などのように、純粋にYに基づいていてもよく、(Y0.5Lu0.5Al12:Ce3+などのように、Y,Luベースの系であってもよい。
特に、M12を含むガーネットの実施形態では、Mは、イットリウム又はルテニウムを少なくとも有し、Aは、アルミニウムを少なくとも有する。かかるガーネットは、セリウム(Ce)、プラセオジミウム(Pr)、又は、セリウム及びプラセオジミウムの組み合わせでドープされてもよいが、とりわけ、Ceでドープされる。特に、Aは、アルミニウム(Al)を有するが、Aは、ガリウム(Ga)及び/又はスカンジウム(Sc)及び/又はインジウム(In)を部分的に有していてもよく、特に、最大約20%のAl、より具体的には、最大約10%のAlを有していてもよく(即ち、Aイオンは、90%以上のAlと10%以下のGa,Sc及びInのうちの1又は複数からなる)、Aは、特に、最大約10%のガリウムを有していてもよい。他の変形例では、A及びOは、Si及びNにより少なくとも部分的に置き換えられる。要素Mは、特に、イットリウム(Y),ガドリニウム(Gd),テルビウム(Tb)及びルテニウム(Lu)からなるグループから選択されてもよい。さらに、Gd及び/又はTbは、特に、最大で約20%の量のMとして存在する。特定の実施形態では、ガーネット発光材料は、(Y1−xLuAl12:Ceを有し、xは、0以上且つ1以下である。「:Ce」又は「:Ce3+」なる用語は、発光材料中の金属イオンの一部(即ち、ガーネット中の「M」イオンの一部)が、Ceによって置き換えられることを示す。例えば、(Y1−xLuAl12:Ceを想定すると、Y及び/又はLuの一部がCeによって置き換えられる。この表記法は、当該技術分野における当業者に既知である。Ceは、一般的に、多くて10%のMと置き換わり、一般的に、Ce濃度は、(Mに対して)0.1%乃至4%の範囲にあり、特に、0.1%乃至2%の範囲にある。1%のCe及び10%のYを想定すると、完全に正確な式は、(Y0.1Lu0.89Ce0.01Al12となろう。ガーネット中のCeは、当該技術分野における当業者に既知であるように、実質的に三価、又は、三価のみである。
当該技術分野における当業者には明らかであるように、第1の発光材料の組み合わせも付与されてもよい。同様に、第2の発光材料の組み合わせも付与されてもよい。さらに、当該技術分野における当業者には明らかであるように、構成要素、活性剤濃度、粒子サイズなどのうち1又は複数に関する発光材料の最適化、又は、発光材料の組み合わせに関する最適化が、照明ユニットを最適化するために適用され得る。
特定の実施形態では、特に、高い効率及び良好な色レンダリングのため、
発光ダイオードは、青色成分を具備するLED光を生成するように構成され、第1の発光材料は、MSi:Eu2+及びMAlN:Eu2+の1又は複数を有し、ここで、Mは、Sr及びBaからなるグループから選択され、第2の発光材料は、M12:Ce3+のタイプの少なくとも2つの発光材料を有し、ここで、Mは、Y及びLuからなるグループから選択され、Aは、Alからなるグループから選択され(即ち、Alである)、YとLuとの比(Y:Lu)は、上記少なくとも2つの発光材料で異なる。
上述したように、光源(即ち、第1の発光材料層を含む)と光変換層との間には、非ゼロの距離がある。光源と光変換層との間の空間は、光源及び変換層からの光を実質的に吸収しない任意の材料で満たされることができる。充填材料の例としては、空気、真空、N,O及びアルゴンなどの気体、シリコーン、水、又は、他の液体がある。ある実施形態では、光源と光変換層との間の距離dは、50μmから20mmまでの範囲にある。特に、光源と光変換層との間の距離dは、発光表面の幅の少なくとも0.5倍である。一般的に、発光表面の具体例としてのLEDダイは正方形である。正方形でない発光表面が付与される場合、有効幅が用いられてもよい。有効幅は、発光表面の面積の平方根として定義されることができる。上記距離が少なくとも200μm、より好ましくは、少なくとも600μmなどのように、少なくとも500μmの場合に、特に良好な結果が得られた。
特に、光変換層は、光源光に対して、少なくとも部分的に光透過性を有する。これは、光透過層の透過率が、斯様であり、青色成分及び赤色成分の両方が少なくとも部分的に透過されることを示している。従って、光変換層の下流では、青色光が、光源から直接的に生じたように観察され、同様に、赤色光が、光源から直接的に生じたように観察され得る。照明ユニット光には、青色成分及び赤色成分がある。特に、赤色成分の光は、光変換層において、第2の放射を励起しない。ある実施形態では、変換層光は、照明ユニット光の青色成分の吸収からのみ生成される。
ある実施形態では、照明ユニットは、各々が、青色成分と発光材料光の赤色成分とを持つ光源光を生成するように構成された複数の光源を有する。従って、この実施形態では、全ての光源が、ピンク色光を生成する。
光源は、(TiOで被覆などされた)反射壁及び透過窓を具備するチャンバ内に構成されてもよい。ある実施形態では、上記窓は、光変換層である。更なる他の実施形態では、上記窓は、光変換層を有する。この層は、上記窓の上流又は上記窓の下流に配置されてもよい。更なる他の実施形態では、光変換層は、上記窓の両側に付与される。
「上流」及び「下流」なる用語は、光生成手段(ここでは、特に、第1の光源)からの光の伝搬に対する部品又は特徴の配置に関し、光生成手段からの光のビームの範囲内にある第1の位置に対して、光のビーム内にある光生成手段により近い第2の位置が「上流」であり、光のビーム内にある光生成手段から離れる方にある第3の位置が「下流」である。
ここで、「実質的に全ての放射」又は「実質的に構成する」などにおける「実質的に」なる用語は、当該技術分野における当業者によって理解されるであろう。「実質的に」なる用語は、「全体的に」、「完全に」、「全て」などの実施形態を含んでいてもよい。従って、実施形態において、「実質的に」の形容詞が除去され得る。適用可能な場合、「実質的に」なる用語は、90%以上であり、95%以上であり、特に99%以上であり、より具体的には99.5%以上であり、100%を含むことを意味する。「有する」なる用語は、「有する」なる用語が「からなる」を意味する実施形態も含む。
さらに、本願明細書及び特許請求の範囲における第1、第2、第3などの用語は、類似の要素を区別するために用いられるのであって、順番又は時間順のために必要なものではない。用いられる用語は、適切な状況下で交換可能であり、ここで説明される本発明の実施形態は、説明又は図示された順序以外の他の順序で動作することができるであることが理解されるべきである。
ここでのデバイス又は装置は、とりわけ動作中である。当該技術分野における当業者に明らかであるように、本発明は、動作方法又は動作中のデバイスに限定されない。
上述の実施形態は、本発明を限定するというものでなく、当該技術分野における当業者は、添付の請求項の範囲を逸脱しない範囲で、多くの代替的な実施形態を設計することができるであろうことに留意すべきである。請求項において、括弧中の任意の参照符号は、請求項を限定するものとして解釈されるべきではない。「有する」なる動詞及びその活用形の使用は、請求項に記載のもの以外の要素又はステップの存在を除外しない。要素の前にある不定冠詞「a」又は「an」は、かかる要素が複数あることを除外しない。本発明は、幾つかの別個の要素を有するハードウェアにより、及び、適切にプログラムされたコンピュータにより実装されてもよい。幾つかの手段を列挙しているデバイスクレームにおいて、これらの手段の幾つかは、同一のハードウェア手段によって実現されてもよい。特定の特徴が相互に異なる従属項において言及されているという単なる事実は、これらの特徴の組み合わせが好適に用いられないということを示すものではない。
また、本発明は、本願明細書において説明される、及び/又は、添付の図面において示される特徴の1又は複数を有する装置又はデバイスに適用される。さらに、本発明は、本願明細書において説明される、及び/又は、添付の図面において示される特徴の1又は複数を有する方法又はプロセスに関する。
更なる利点を供給するために、本願において議論される様々な態様が組み合わせられ得る。さらに、特徴の幾つかは、1又は複数の分割出願の基礎を形成し得る。
本発明の実施形態が、対応している参照婦号が対応している部分を示す添付の概略図を参照して、単なる一例として、説明される。
図1a及び図1bは、照明ユニットの幾つかの実施形態を概略的に示している。 図2a〜図2dは、照明ユニットの幾つかの態様を概略的に示している。 図3a及び図3bは、照明ユニットの幾つかの例の放射スペクトルを示している。 図面は、縮尺通りである必要はない。
図1a及び図1bは、ここで説明される照明ユニット100の実施形態を概略的に示している。照明ユニット100は、光源10と、光源10から非ゼロの距離dに配置された光変換層20とを有する。光源10は、(この概略的に図示された実施形態では)発光ダイオード(LED)110と、発光ダイオード110(のLEDダイ)の発光表面115と物理的に接触している、(第1の発光材料130を有する)第1の発光材料層120とを有する。
光源10は、青色成分と赤色成分とを持つ光源光11を生成するように構成される(図2a〜図2cについてのコメント参照)。
(リモート)光変換層20は、光源光11の少なくとも一部を第2の発光材料光31に変換するように構成された第2の発光材料30を有する。
特定の実施形態では、発光材料層と離れた、照明ユニットにおける全ての表面は、TiO粒子などの反射性被覆で被覆されている。
光源光11及び第2の発光材料光31は、協働して、特に白色である光変換層20の下流に、照明ユニット光111を形成する。従って、照明ユニット100は、ある実施形態では、青色成分と光源光11の赤色成分とを持つとともに、第2の発光材料光31の補色成分を持つ白色照明ユニット光111(以下参照)を供給するように構成されてもよい。第2の発光材料30は、特に、光源光11による励起に基づく緑色光及び/又は黄色光を生成するように構成された発光材料を有していてもよい。
図1bは、複数の光源10が付与された実施形態を概略的に示しており、特に、各光源10が、ピンク色の光源光11を生成するように構成されている。
図1a及び図1bは、実施形態を概略的に示している。
照明ユニットが、光源10を囲む、又は、(それらの)発光表面115を少なくとも囲むキャビティ5を有する。さらに、光変換層は、出口窓の一部であってもよく、又は、出口窓自体であってもよい。ここで、出口窓は、光変換層を有する。ある実施形態では、これは、光透過性のセラミック材料であってもよい。更なる他の実施形態では、発光材料は、例えば、出口窓の下流又は上流に配置され得るフォイルに囲まれる。上述したように、ある実施形態では、発光材料層と離れた、キャビティ5内の全ての表面は、TiO粒子などの反射性被覆で被覆されている。例えば、出口窓を除いて、キャビティの全ての表面は、反射性材料で被覆されていてもよい。図1a及び図1bにおいて、第1の発光材料層120は、光源の下流に構成されているが、光変換層20の上流に構成され、光変換層20は、第1の発光材料層の下流に構成されることに留意すべきである。
図2a〜図2cは、光源10をより詳細に概略的に示している。光源10は、一般的に、発光表面又はダイ115(図2a)を持つ発光ダイオード(LED)を有する。発光表面115の上部には、第1の発光材料層120が配置されている。理解のために、図2bにおいて、この第1の発光材料層120は、離れて図示されている。このようにして、光線は、より良く見られることができる。発光ダイオード110は、LED光111を生成するように構成される。LED光111は、青色光及び/又はUV光であってもよいが、特に、少なくとも青色光を有する。第1の発光材料層120は、LED光111の少なくとも一部を、赤色成分を持つ発光材料光131に変換するように構成された第1の発光材料130を有する。このようして、光源10は、青色成分(一般的には、青色LED光)と発光材料光111の赤色成分とを持つ光源光11を生成するように構成される。しかしながら、原則として、LED光は、UV光であってもよく、第1の発光材料層は、その少なくとも一部を青色光(青色成分)及び赤色光(赤色成分)に変換してもよい。図2cは、図1a及び図1bに概略的に示されるように(即ち、光出口表面115と第1の発光材料層120との間に物理的な接触を有して)、一体的な光源10を概略的に示している。図2dは、幅(及び長さ)wを持つ発光表面115を具備する発光ダイオード110の上面図を概略的に示している。
特定の実施形態では、発光ダイオード110は、青色成分を具備するLED光111を生成するように構成され、第1の発光材料130は、MSi:Eu2+及びMAlN:Eu2+のうち1又は複数を有し、ここで、Mは、Sr及びBaからなるグループから選択され、第2の発光材料30は、M12:Ce3+のタイプの少なくとも2つの発光材料を有し、ここで、Mは、Y及びLuからなるグループから選択され、Aは、Alからなるグループから選択され、YとLuとの比(Y:Lu)は、当該少なくとも2つの発光材料で異なる。

多くの構成が調査された。以下の表では、色温度(CCT)、変換効率(CE)、ルーメン相当(LE)、及び、色レンダリングインデックス(CRI/Ra)が、発光材料の異なる構成に対して示されている。これらのデータは、照明ユニット光101に関する。発光材料の相対量を変化させることにより、及び/又は、層の厚さを変化させることにより、異なる色温度が得られた。(最後の表を除いて(下記コメント参照))赤色蛍光体(発光材料)が、第1の発光材料層において常に含まれ、緑色蛍光体が、リモート光変換層において常に含まれている。光源10に対するリモート光変換層の距離が、各表において示されている。
Figure 0005662625
ピンク色LEDに対する距離 600μm
赤色蛍光体 (Sr,Ca)AlN3:Eu
緑色蛍光体 Y(2.94)Ce0.006Al5O12
上記4つの異なる色温度を具備するデバイスの放射スペクトル(即ち、照明ユニット光101の放射スペクトル)は、図3aに示されている。
Figure 0005662625
ピンク色LEDに対する距離 600μm
赤色蛍光体 (Sr,Ca)AlN3:Eu
緑色蛍光体I(70体積%) Y(2.94)Ce0.006Al5O12
緑色蛍光体II(30体積%) Y(2.97)Ce0.003Al5O12
Figure 0005662625
ピンク色LEDに対する距離 200μm
赤色蛍光体 (Sr,Ca)AlN3:Eu
緑色蛍光体I(70体積%) Y(2.94)Ce0.006Al5O12
緑色蛍光体II(30体積%) Y(2.97)Ce0.003Al5O12
Figure 0005662625
ピンク色LEDに対する距離 600μm
赤色蛍光体 BaSrSi5N8:Eu(2%)
緑色蛍光体I(70体積%) Y(2.94)Ce0.006Al5O12
緑色蛍光体II(30体積%) Y(2.97)Ce0.003Al5O12
上記4つの異なる色温度を具備するデバイスの放射スペクトル(即ち、照明ユニット光101の放射スペクトル)は、図3bに示されている。
Figure 0005662625
ピンク色LEDに対する距離 600μm
赤色蛍光体 Ba0.8Sr1.2Si5N8:Eu(4%)
緑色蛍光体I(50体積%) Y(2.94)Ce0.006Al5O12
緑色蛍光体II(50体積%) Y(2.97)Ce0.003Al5O12
Figure 0005662625
ピンク色LEDに対する距離 0μm
赤色蛍光体 Ba0.8Sr1.2Si5N8:Eu(4%)
緑色蛍光体I(50体積%) Y(2.94)Ce0.006Al5O12
緑色蛍光体II(50体積%) Y(2.97)Ce0.003Al5O12
この最後の表では、光変換層は、第1の発光材料層と物理的に接触している。これから分かるように、効率は、上記の例よりも大幅に低い。
さらに、第1の発光材料と第2の発光材料との混合についても評価された。この場合、色レンダリングインデックスは、ゼロ距離の非混合の系よりも低く、非ゼロ距離の非混合の系よりも大幅に低い。特定の発光材料の組み合わせの選択では、色レンダリングインデックス値は、90.7(510μm距離)、88.4(0μm距離)、及び、85.9(混合系)であった。
上記データから分かるように、緑色(又は緑色/黄色)発光材料のために非ゼロ距離を選択することは、発光材料が全てダイ上にある場合(最後の表の場合)、より良好な効率を与える。しかしながら、驚くべきことに、緑色発光材料がダイ上に配置されるとともに、赤色発光材料がリモートに配置された場合、以下の表(この表では、LED上のYAG:Ceに基づいており、CaAlN:Euがリモート配置されている。この例は、第1の表における例との比較であるが、発光材料の他の構成を具備している)のように、効率はより低く、及び/又は、色レンダリングはより低くなるようである。
Figure 0005662625
これから分かるように、効率はより低く、色レンダリングインデックスは大幅に低い。さらに、かかる構成において用いられた発光材料は、効率に乏しいようである。

Claims (15)

  1. 光源と光変換層とを有する照明ユニットであって、
    前記光源は、発光ダイオード(LED)と、前記発光ダイオードの発光表面と物理的に接触している第1の発光材料層とを有し、前記発光ダイオードは、LED光を生成し、前記第1の発光材料層は、前記LED光の少なくとも一部を、赤色成分を持つ発光材料光に変換する第1の発光材料を有し、前記光源は、青色成分と前記発光材料光の前記赤色成分とを持つ光源光を生成し、
    前記光変換層は、前記光源光の少なくとも一部を第2の発光材料光に変換する第2の発光材料を有し、前記光変換層は、前記光源から非ゼロ距離にあり、前記第2の発光材料は、M 12 :Ce 3+ のタイプの少なくとも2つの発光材料を有し、ここで、Mは、Y及びLuからなるグループから選択され、Aは、Alからなるグループから選択され、YとLuとの比(Y:Lu)は、前記少なくとも2つの発光材料で異なり、
    前記照明ユニットは、前記光源光の青色成分及び赤色成分と前記第2の発光材料光の補色成分とを持つ白色の照明ユニット光を供給する、照明ユニット。
  2. 前記発光ダイオードは、青色成分を具備するLED光を生成する、請求項1記載の照明ユニット。
  3. 前記発光ダイオードは、UV成分を具備するLED光を生成し、前記第1の発光材料は、前記LED光の少なくとも一部を、青色成分を更に持つ発光材料光に変換する、請求項1又は2に記載の照明ユニット。
  4. 前記第2の発光材料光の前記補色成分は、黄色成分及び緑色成分からなるグループから選択される、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の照明ユニット。
  5. 前記第1の発光材料は、窒化発光材料を含む二価ユーロピウム及び窒酸化発光材料を含む二価ユーロピウムからなるグループから選択される1又は複数の発光材料を有する、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の照明ユニット。
  6. 前記第1の発光材料は、MSi:Eu2+を有し、ここで、Mは、Ca,Sr及びBaからなるグループから選択される、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の照明ユニット。
  7. Mは、Sr及びBaからなるグループから選択される、請求項6記載の照明ユニット。
  8. 前記第1の発光材料は、MAlN:Eu2+を有し、ここで、Mは、Ca,Sr及びBaからなるグループから選択される、請求項1乃至7のいずれか1項に記載の照明ユニット。
  9. 前記第2の発光材料は、ガーネットを含む三価セリウム、窒素酸化物を含む三価セリウム、及び、二価ユーロピウム窒素酸化物からなるグループから選択される1又は複数の発光材料を有する、請求項1乃至8のいずれか1項に記載の照明ユニット。
  10. 前記第2の発光材料は、M12:Ce3+発光材料を有し、ここで、Mは、Sc,Y,Tb,Gd及びLuからなるグループから選択され、Aは、Al及びGaからなるグループから選択される、請求項1乃至9のいずれか1項に記載の照明ユニット。
  11. Mは、Y及びLuのうち1又は複数を少なくとも有し、Aは、Alを少なくとも有する、請求項10記載の照明ユニット。
  12. 前記発光ダイオードは、青色成分を具備するLED光を生成し、前記第1の発光材料は、MSi:Eu2+及びMAlN:Eu2+のうち1又は複数を有し、ここで、Mは、Sr及びBaからなるグループから選択される、請求項1乃至11のいずれか1項に記載の照明ユニット。
  13. 前記光源と前記光変換層との間の距離は、50μm乃至20mmの範囲にある、請求項1乃至12のいずれか1項に記載の照明ユニット。
  14. 前記光源と前記光変換層との間の距離は、前記発光表面の幅の少なくとも0.5倍である、請求項1乃至13のいずれか1項に記載の照明ユニット。
  15. 各々が、青色成分と前記発光材料光の前記赤色成分とを持つ光源光を生成する複数の光源を有する、請求項1乃至14のいずれか1項に記載の照明ユニット。
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