JP5660984B2 - アイアンゴルフクラブヘッドおよびアイアンゴルフクラブ - Google Patents

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Description

本発明は、アイアンゴルフクラブヘッドおよびアイアンゴルフクラブに関するものである。
アイアンゴルフクラブでは、正確なショットが重視される。正確なショットを実現するためには、ボールがグリーンなどに落下した後の転がり(ラン)を減らすことが求められる。ランを減らすためにはボールのバックスピン量を増やすことが重要である。
バックスピン量を増やす方法として、フェース面にスコアラインを設ける方法が採用されている。このフェース面にスコアラインを設ける方法では、スコアラインによってフェース面の摩擦係数を大きくすることでバックスピン量が増える。しかし、近年、スコアラインに対する規制が厳格化されている。そのため、フェース面のスコアラインによってバックスピン量を増やすことは困難になってきている。
他方、バックスピン量を増やす方法として、ギア効果を高める方法も採用されている。たとえば、特開2006−149478号公報(特許文献1)には、ソール面と接する水平面からヘッドの重心位置までの高さの距離をボールの半径より大きく形成したゴルフクラブが提案されている。この公報には、ショット時においてヘッドの重心をボールの中心より上方に配置することで、ボールの打撃時にその衝撃によってフェース面が下向き方向に回動し、このフェース面の回動によるギア効果によってボールのバックスピンを加速させることができると記載されている。
特開2006−149478号公報
しかしながら、ゴルファは、より多くのバックスピンを掛けることのできるアイアンゴルフクラブを求めており、上記公報に記載された従来のゴルフクラブ以上にギア効果を高めることのできるアイアンゴルフクラブが求められている。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、その目的は、ギア効果を増大させることによってボールのバックスピン量を増やすことができるアイアンゴルフクラブヘッドおよびアイアンゴルフクラブを提供することである。
本発明のアイアンゴルフクラブヘッドは、フェース部と、フェース部の後方に位置するバック部と、フェース部とバック部とを接続するソール部とを備えている。重心深度が5mm以上7mm以下であり、フェース部とソール部とが接する部分に位置するリーディングエッジ部とスイートスポットとの距離が30.3mm以上38.4mm以下である。
ここで重心深度とは、アイアンゴルフクラブヘッドの重心からフェース部のフェース面上のスイートスポットまでの距離である。またスイートスポットとは、スイートスポットを通るスコアラインに垂直な断面上における、アイアンゴルフクラブヘッドの重心からフェース部のフェース面に伸びる法線がフェース面と交差する点である。そしてリーディングエッジ部とスイートスポットとの距離とは、リーディングエッジ部からフェース部のフェース面に垂直な方向に伸びる仮想線とスイートスポットからフェース部のフェース面に垂直な方向に伸びる仮想線との距離である。
一般的に、平均的ゴルファはフェース面のスイートスポットよりリーディングエッジ部側(下側)の領域でボールを打つ傾向がある。つまり、フェース面のスイートスポットよりリーディングエッジ部側(下側)の領域に平均的ゴルファの現実的な打点が位置している。この傾向は、ロフト角が大きいアイアンゴルフクラブにおいて多く見られる。
重心深度がフェース面よりバック部側に位置する場合、スイートスポットより下側の領域でボールが打撃される際、アイアンゴルフクラブヘッドは、重心回りにリーディングエッジ部がバック部側に移動する方向に回転する。このため、ボールには摩擦力によってアイアンゴルフクラブの回転とは逆方向に回転する力が加わる。これにより、ボールのバックスピン量が増加する。この効果はギア効果と呼ばれる。
本発明者等は、ギア効果を増大させることで平均的ゴルファの現実的な打点でのバックスピン量を増やすことができることに着目した。そして、本発明者等が鋭意検討したところ、アイアンゴルフクラブヘッドの重心深度が5mm以上7mm以下であり、フェース部とソール部とが接する部分に位置するリーディングエッジ部とスイートスポットとの距離が30.3mm以上38.4mm以下であることにより、ボールのバックスピン量を増やすことができるという知見を得た。
上記のアイアンゴルフクラブヘッドは、好ましくは、リーディングエッジ部とスイートスポットとの距離をyとし、重心深度をxとしたときに、y≧0.65x2−11.85x+81.40となる。これにより、ボールのバックスピン量を約500rpm以上増やすことができる。この500rpmの値は、ゴルファがバックスピン量の増加を感じることのできる回転数である。このため、アイアンゴルフクラブヘッドのスピン性能を向上することができる。
上記のアイアンゴルフクラブヘッドでは、好ましくは、バック部は、後方に突出するように設けられた第1質量部と第2質量部とを含む。第1質量部は、リーディングエッジ部側に設けられている。第2質量部は、リーディングエッジ部と反対側に位置するトップエッジ部側に設けられ、かつ第1質量部より大きい質量を有する。トップエッジ部側に第1質量部より大きい質量を有する第2質量部が設けられているため、アイアンゴルフクラブヘッドの重心よりもリーディングエッジ部側でボールを打った際に重心を中心にアイアンゴルフクラブヘッドが回転しやすい。そのため、ボールにバックスピンが生じやすくなる。
上記のアイアンゴルフクラブヘッドは、好ましくは、48°以上のロフト角を有する。本発明は、48°以上のロフト角を有するウェッジのアイアンゴルフクラブヘッドに特に有用である。
本発明のアイアンゴルフクラブは、シャフトと、シャフトの一方端に取り付けられたグリップと、シャフトのグリップと反対側の他方端に取り付けられた上記のアイアンゴルフクラブヘッドとを備えている。これにより、ボールのバックスピン量を増やすことができるアイアンゴルフクラブを得ることができる。
以上説明したように、本発明のアイアンゴルフクラブヘッドおよびアイアンゴルフクラブによれば、ギア効果を増大させることによってボールのバックスピン量を増やすことができる。
本発明の一実施の形態におけるアイアンゴルフクラブヘッドの概略正面図である。 図1のII−II線に沿う概略断面図である。 本発明の一実施の形態におけるアイアンゴルフクラブヘッドの概略背面図である。 本発明の一実施の形態におけるアイアンゴルフクラブヘッドの変形例1の概略断面図であって、図2に対応する断面位置での概略断面図である。 本発明の一実施の形態におけるアイアンゴルフクラブヘッドの変形例2の概略断面図であって、図2に対応する断面位置での概略断面図である。 本発明の一実施の形態におけるアイアンゴルフクラブヘッドの変形例3の概略断面図であって、図2に対応する断面位置での概略断面図である。 本発明の一実施の形態におけるアイアンゴルフクラブの概略背面図である。 実施例における重心深度が一定で打点位置が変化する場合のバックスピン量と打点位置との関係を示す図である。 実施例における打点位置が一定で重心深度が変化する場合のバックスピン量と重心深度との関係を示す図である。 実施例における重心深度が0.1mmの場合のバックスピン量と打点位置との関係を示す図である。 実施例における重心深度が1mmの場合のバックスピン量と打点位置との関係を示す図である。 実施例における重心深度が3mmの場合のバックスピン量と打点位置との関係を示す図である。 実施例における重心深度が5mmの場合のバックスピン量と打点位置との関係を示す図である。 実施例における重心深度が7mmの場合のバックスピン量と打点位置との関係を示す図である。 実施例における重心深度が7mmの場合のアイアンゴルフクラブヘッドの概略断面図である。 実施例における重心深度が7mmの場合の実打試験でのバックスピン量とリーディングエッジ部からの距離との関係を示す図である。 実施例における重心深度が6mmの場合の実打試験でのバックスピン量とリーディングエッジ部からの距離との関係を示す図である。 実施例における重心深度が5mmの場合の実打試験でのバックスピン量とリーディングエッジ部からの距離との関係を示す図である。 実施例におけるリーディングエッジ部とスイートスポットとの距離(SD)と、重心深度との関係を示す図である。
以下、本発明の一実施の形態について図に基づいて説明する。
最初に本発明の一実施の形態のアイアンゴルフクラブヘッドの構成について説明する。
図1および図2を参照して、アイアンゴルフクラブヘッド10は、フェース部1と、バック部2と、ソール部3と、ホーゼル部4と、スコアライン部5と、リーディングエッジ部6と、トウ部7と、ヒール部8と、トップエッジ部9とを主に有している。
フェース部1はフェース面(平面部分)1aを有している。フェース面1aが打球面を構成している。フェース部1の打球面に複数のスコアライン(溝)部5が形成されている。複数のスコアライン部5は、フェース部1の打球面を縦断する方向に略等間隔で形成されており、打球面を横断する方向に直線状に形成されている。フェース部1は、フェース面1aからリーディングエッジ部6に向かって湾曲する湾曲部分1bを有している。
バック部2はフェース部1の後方(背面)に位置している。フェース部1の周囲にソール部3、ホーゼル部4、リーディングエッジ部6、トウ部7、ヒール部8、トップエッジ部9が位置している。ソール部3はフェース部1とバック部2とを接続するように設けられている。ソール部3はアイアンゴルフクラブヘッド10の底部を構成する部分である。
ホーゼル部4はシャフト(図7)に接続される部分である。リーディングエッジ部6はフェース部1とソール部3とが接する部分である。トウ部7はホーゼル部4から離れた側のトップエッジ部9とソール部3とを接続する部分である。ヒール部8はホーゼル部4の下端からソール部3に至る部分である。トップエッジ部9はホーゼル部4からトウ部7に至るアイアンゴルフクラブヘッド10の上端縁部を構成する部分である。なお図1、及び図2はそれぞれ、設定されているロフト角およびライ角をなすようにアイアンゴルフクラブヘッドを水平面に設置した状態(以下、設置状態という。)の図である。
アイアンゴルフクラブヘッド10では、重心深度GDが5mm以上7mm以下となるように構成されている。重心深度GDは、アイアンゴルフクラブヘッド10の重心COGからフェース部1のフェース面1a上のスイートスポットSSまでの距離である。またスイートスポットSSは、アイアンゴルフクラブヘッド10の重心COGからフェース部1のフェース面1aに伸びる法線がフェース面1aと交差する点である。なお、図2では重心深度GDが6mmとなるように構成されたアイアンゴルフクラブヘッド10が示されている。
アイアンゴルフクラブヘッド10では、フェース部1とソール部3とが接する部分に位置するリーディングエッジ部6とスイートスポットSSとの距離SDが30.3mm以上38.4mm以下となるように構成されている。リーディングエッジ部6とスイートスポットSSとの距離SDは、スイートスポットSSを通りスコアラインに垂直な断面のフェース面1a上における、リーディングエッジ部6からフェース部1のフェース面1aに垂直な方向に伸びる仮想線とスイートスポットSSからフェース部1のフェース面1aに垂直な方向に伸びる仮想線との距離である。
なお、図2ではリーディングエッジ部6とスイートスポットSSとの距離SDが33.7mmとなるように構成されたアイアンゴルフクラブヘッド10が示されている。また、このアイアンゴルフクラブヘッド10は、スイートスポットSSを通りスコアラインに垂直な断面におけるリーディングエッジ部6からトップエッジ部9までの距離FDが54.7mmとなるように構成されている。
図2および図3を参照して、バック部2は、第1質量部21と、第2質量部22と、中間部23とを有している。第1質量部21および第2質量部22はそれぞれ後方に突出するように設けられている。第1質量部21は、リーディングエッジ部6側に設けられている。第2質量部22は、リーディングエッジ部6と反対側に位置するトップエッジ部9側に設けられている。第2質量部22は、第1質量部21より大きい質量を有している。したがって、第2質量部22が第1質量部21と同じ材質で形成されている場合、第2質量部22は第1質量部21より大きい体積を有している。
第1質量部21と第2質量部22との間に中間部23が設けられている。中間部23によって第1質量部2と第2質量部22とは分離されている。図2および図3に示すように第1質量部21と第2質量部22と中間部23とは、スイートスポットSSを通りスコアラインに垂直な断面図において凹形状を構成している。第1質量部21と第2質量部22はそれぞれ、当該断面図において、凹部の最下点を通りフェース部1に平行な直線よりも後方に突出している領域と定義される。中間部23はバック部2の中央部に設けられている。中間部23はトウヒール方向に伸びるように設けられている。
アイアンゴルフクラブヘッド10のロフト角LOは、通常のアイアンゴルフクラブヘッド10のロフト角LOであればよい。アイアンゴルフクラブヘッド10は、たとえば16°以上64°以下のロフト角LOを有するように設定されていてもよい。アイアンゴルフクラブヘッド10は、48℃以上のロフト角LOを有するように構成されていることが好ましい。
アイアンゴルフクラブヘッド10は、たとえばJIS規格S25Cを含む素材を用いて作製することができる。また、アイアンゴルフクラブヘッド10の材料としては、ばね鋼、マレージング鋼、ステンレス鋼などが適用され得る。アイアンゴルフクラブヘッド10は、鍛造で製造されていてもよい。また、アイアンゴルフクラブヘッド10にはめっきが施されていてもよい。めっきは、たとえば、Ni(ニッケル)−Cr(クロム)めっきであってもよい。
続いて、本発明の一実施の形態のアイアンゴルフクラブヘッド10の重心深度が異なる変形例1および変形例2について説明する。
図4を参照して、本発明の一実施の形態の変形例1のアイアンゴルフクラブヘッド10では、重心深度GDが5mmである。また、リーディングエッジ部6とスイートスポットSSとの距離が38.4mmである。また、リーディングエッジ部6からトップエッジ部9までの距離FDが54.7mmである。
図5を参照して、本発明の一実施の形態の変形例2のアイアンゴルフクラブヘッド10では、重心深度GDが7mmである。また、リーディングエッジ部6とスイートスポットSSとの距離が30.3mmである。また、リーディングエッジ部6からトップエッジ部9までの距離FDが54.7mmである。
また、本発明の一実施の形態のアイアンゴルフクラブヘッド10では、第2質量部22に高比重材料が用いられていてもよい。
図6を参照して、本発明の一実施の形態の変形例3のアイアンゴルフクラブヘッド10では、第1質量部21の材料の比重より大きい比重を有する高比重材料で第2質量部22が形成されている。第2質量部22の材料は、それ以外のアイアンゴルフクラブヘッド10の材料の比重より大きい比重を有していてもよい。第2質量部22はタングステンで構成されていてもよい。第2質量部22はアイアンゴルフクラブヘッド10のバック部2側に接着剤で貼り付けられていてもよい。
第2質量部22が高比重材料で形成されているため、第2質量部22の体積を小さくすることができる。そのため、第2質量部22の形状の調整が容易である。また、第2質量部22がアイアンゴルフクラブヘッド10を構成する他の部材と別部材であるため、第2質量部22を交換することができる。
次に、上述のアイアンゴルフクラブヘッド10を備えた本発明の一実施の形態のアイアンゴルフクラブ20について説明する。
図7を参照して、アイアンゴルフクラブヘッド10にシャフト31およびグリップ32を組み合わせることでアイアンゴルフクラブ20が構成される。アイアンゴルフクラブ20は、シャフト31と、シャフト31の一方端に取り付けられたグリップ32と、シャフト31のグリップ32と反対側の他方端に取り付けられたアイアンゴルフクラブヘッド10とを有している。なお、シャフト31およびグリップ32は周知のものを採用可能である。また、アイアンゴルフクラブヘッド10のホーゼル部4に隣接するようにシャフト31にソケット33が取り付けられている。
次に、本発明の一実施の形態の作用効果について説明する。
本発明者等は、ギア効果を増大させることで平均的ゴルファの現実的な打点でのバックスピン量を増やすことができることに着目した。そして、本発明者等が鋭意検討したところ、アイアンゴルフクラブヘッド10の重心深度GDが5mm以上7mm以下であり、フェース部1とソール部3とが接する部分に位置するリーディングエッジ部6とスイートスポットSSとの距離SDが30.3mm以上38.4mm以下であることにより、ボールのバックスピン量を増やすことができるという知見を得た。
重心深度GDが5mm未満の場合、アイアンゴルフクラブヘッド10の製造は寸法上実現困難である。また重心深度GDが7mm超の場合、アイアンゴルフクラブヘッド10を作り難い。そのため、重心深度GDは5mm以上7mm以下とした。そして、重心深度GDが5mm以上7mm以下の場合に、リーディングエッジ部6とスイートスポットSSとの距離が30.3mm以上38.4mm以下であることで、ボールのバックスピン量を増やすことができることを知得した。
本発明の一実施の形態のアイアンゴルフクラブヘッド10は、リーディングエッジ部6とスイートスポットSSとの距離SDをyとし、重心深度GDをxとしたときに、y≧0.65x2−11.85x+81.40となることが好ましい。これにより、ボールのバックスピン量を約500rpm以上増やすことができる。このため、アイアンゴルフクラブヘッド10のスピン性能を向上することができる。
本発明の一実施の形態のアイアンゴルフクラブヘッド10では、第1質量部21はリーディングエッジ部6側に設けられ、第2質量部22はリーディングエッジ部6と反対側に位置するトップエッジ部9側に設けられ、かつ第1質量部21より大きい質量を有することが好ましい。トップエッジ部9側に第1質量部21より大きい質量を有する第2質量部22が設けられているため、アイアンゴルフクラブヘッド10の重心COGよりもリーディングエッジ部6側でボールを打った際に重心COGを中心にアイアンゴルフクラブヘッド10が回転しやすい。
つまり、重心COGがトップエッジ部9側に位置するため重心COGとリーディングエッジ部6との距離が大きくなる。これにより、重心COGよりもリーディングエッジ部6側(下側)でボールを打った際に重心COGを中心にアイアンゴルフクラブヘッド10が回転しやすくなる。そのため、ボールにバックスピンが生じやすくなる。
本発明の一実施の形態のアイアンゴルフクラブヘッド10は、48°以上のロフト角を有することが好ましい。フェース面1aのスイートスポットSSよりリーディングエッジ部6側(下側)の領域でボールを打つ傾向は、ロフト角LOが大きいアイアンゴルフクラブ10において多く見られる。そのため、48°以上のロフト角LOを有するウェッジではこの傾向が多く見られる。したがって、48°以上のロフト角LOを有するウェッジではギア効果が大きくなる傾向がある。このため、本発明の一実施の形態のアイアンゴルフクラブヘッド10は、48°以上のロフト角を有するウェッジのアイアンゴルフクラブヘッドに特に有用である。
本発明の一実施の形態のアイアンゴルフクラブ20は、上記のアイアンゴルフクラブヘッド10を備えている。これにより、ボールのバックスピン量を増やすことができるアイアンゴルフクラブ20を得ることができる。
以下、本発明の実施例について説明する。
まず、フェース面での打点位置とバックスピン量との関係およびアイアンゴルフクラブヘッドの重心深度とバックスピン量との関係について説明する。
発明者等は、三次元反発シミュレーションを用いてフェース面での打点位置とバックスピン量との関係およびアイアンゴルフクラブヘッドの重心深度とバックスピン量との関係について調べた。
三次元反発シミュレーションは以下のようにして行われた。
滑り係数、反発係数、インパクト角、ブロー角を入力パラメータとして所定の演算を行った。そして、スイートスポットを原点として、スイートスポットからリーディングエッジ部側およびトップエッジ部側のそれぞれに5mmの範囲で0.5mm単位で打点位置を変化させたときのボールの回転数を算出した。
図8を参照して、重心深度が一定で打点位置が変化した場合のボールのバックスピン量を説明する。重心深度は0.1mmである。このため、重心はフェース面よりバック部側に位置している。図8に示される打点位置の0がスイートスポットの位置に該当する。図8において、打点位置のマイナス側がリーディングエッジ部側の位置を示しており、プラス側がトップエッジ部側の位置を示している。スイートスポットからリーディングエッジ部側に5mm(−5mm)およびトップエッジ部側に5mm(+5mm)の範囲で0.5mmずつ打点位置(mm)を変化させた場合のボールのバックスピン量(rpm)を算出した。
シミュレーションの結果、スイートスポットではバックスピン量は、約4578rpmとなった。スイートスポットよりリーディングエッジ部側(下側)の打点位置で、スイートスポットから離れるほどバックスピン量が増加した。一方、スイートスポットよりトップエッジ部側(上側)の打点位置で、スイートスポットから離れるほどバックスピン量が減少した。これにより、スイートスポットよりリーディングエッジ部側(下側)の打点位置で、ギア効果によってバックスピン量が増加することを確認した。
続いて、図9を参照して、打点位置が一定で重心深度が変化した場合のボールのバックスピン量を説明する。打点位置はスイートスポットである。図9に示される重心深度の0がスイートスポットの位置に該当する。図9において、重心深度のマイナス側がスイートスポットの上方側(フェース面の前方側)の位置を示しており、プラス側がスイートスポットの下方側(フェース面の後方側)の位置を示している。スイートスポットから上方側に2mm(−2mm)および下方側に2mm(+2mm)の範囲で0.2mmずつ重心深度を変化させた場合のバックスピン量(rpm)を算出した。重心深度が0の場合にバックスピン量は最大となり、重心深度があるとバックスピン量は減少した。
以上より、重心深度があるとバックスピン量は減少するが、打点位置によってギア効果によりバックスピン量を増大することができることがわかった。
ところで、本発明者等が鋭意検討したところ、スイートスポットで打撃した場合と比較してバックスピン量が約500rpm増加すると、ゴルファはスピン性能が向上したと評価する傾向があることを見出した。
表1を参照して、スピン性能の向上を体感できるバックスピン量の増加量を調べるために3名のプロゴルファ(被験者A〜C)による試打試験を行った。50ヤードショットで、バックスピン量を変化させてスピン性能の向上を体感できるバックスピン量の増加量を調べた。バックスピン量の増加量は100rpmから700rpmまで100rpmずつ増加させた。
Figure 0005660984
表1の○はスピン性能の向上を体感できたとの評価を示し、△はスピン性能が向上したと思われるとの評価を示し、×はスピン性能の向上を体感できなかったとの評価を示している。被験者Aおよび被験者Bは、バックスピン量が500rpm増加するとスピン性能の向上を体感できたと評価した。また、被験者Cは、バックスピン量が400rpm増加するとスピン性能が向上したと思われると評価し、バックスピン量が500rpm増加するとスピン性能の向上を体感できたと評価した。
これより、バックスピン量が400rpmを超えて増加するとスピン性能が向上したと評価され得ることがわかった。さらに、試打試験を行った全ての被験者A〜Cはバックスピン量が500rpm増加するとスピン性能の向上を体感できたと評価したことからバックスピン量が500rpm増加するとスピン性能の向上を体感できることがわかった。したがって、バックスピン量が約500rpm増加すればスピン性能の向上を体感できると考えられる。より具体的には、バックスピン量が500rpmから−10%までの範囲で増加すればスピン性能の向上を体感できると考えられる。そして、バックスピン量が500rpm増加すると確実にスピン性能の向上を体感できると考えられる。
そこで、図10〜図14を参照して、重心深度が0.1mm、1.0mm、3.0mm、5.0mm、7.0mmのそれぞれについて、打点位置(mm)が変化した場合のバックスピン量(rpm)を算出した。そして、スイートスポットで打撃した場合と比較してバックスピン量が500rpm増加する打点位置を算出した。
図10〜図14では、打点位置のマイナス側がリーディングエッジ部側の位置を示しており、プラス側がトップエッジ部側の位置を示している。また、スイートスポットからリーディングエッジ部側に5mm(−5mm)およびリーディングエッジ部側に5mm(+5mm)の範囲で0.5mmずつ打点位置(mm)を変化させた場合のボールのバックスピン量(rpm)を示している。
図10を参照して、重心深度が0.1mmの場合、スイートスポット(打点位置0mm)ではバックスピン量は約4578rpmとなる。バックスピン量と打点位置との関係は、バックスピン量をyとして打点位置をxとすると、近似式としての次の第(1)式で表される。
y=−0.3522x+4578.2 ・・・(1)
第(1)式より、バックスピン量が500rpm増加した場合、つまりバックスピン量yが5078rpmの場合の打点位置xは、−1419mmとなる。この結果、スイートスポットからリーディングエッジ側に1419mm離れた位置が打点位置となる。このような打点位置を有するアイアンゴルフクラブヘッドは、寸法上実現困難であるため、現実的には採用されない。
図11を参照して、重心深度が1.0mmの場合、スイートスポット(打点位置0mm)ではバックスピン量は約4578rpmとなる。バックスピン量と打点位置との関係は、バックスピン量をyとして打点位置をxとすると、近似式としての次の第(2)式で表される。
y=−3.5348x+4577.6 ・・・(2)
第(2)式より、バックスピン量が500rpm増加した場合、つまりバックスピン量yが5078rpmの場合の打点位置xは、−142mmとなる。この結果、スイートスポットからリーディングエッジ側に142mm離れた位置が打点位置となる。このような打点位置を有するアイアンゴルフクラブヘッドは、寸法上実現困難であるため、現実的には採用されない。
図12を参照して、重心深度が3.0mmの場合、スイートスポット(打点位置0mm)ではバックスピン量は約4573rpmとなる。バックスピン量と打点位置との関係は、バックスピン量をyとして打点位置をxとすると、近似式としての次の第(3)式で表される。
y=−10.595x+4573 ・・・(3)
第(3)式より、バックスピン量が500rpm増加した場合、つまりバックスピン量yが5073rpmの場合の打点位置xは、−47.2mmとなる。この結果、スイートスポットからリーディングエッジ側に47.2mm離れた位置が打点位置となる。このような打点位置を有するアイアンゴルフクラブヘッドは、寸法上実現困難であるため、現実的には採用されない。
図13を参照して、重心深度が5.0mmの場合、スイートスポット(打点位置0mm)ではバックスピン量は約4564rpmとなる。バックスピン量と打点位置との関係は、バックスピン量をyとして打点位置をxとすると、近似式としての次の第(4)式で表される。
y=−17.62x+4563.6 ・・・(4)
第(4)式より、バックスピン量が500rpm増加した場合、つまりバックスピン量yが5064rpmの場合の打点位置xは、−28.4mmとなる。この結果、スイートスポットからリーディングエッジ側に28.4mm離れた位置が打点位置となる。このような打点位置を有するアイアンゴルフクラブヘッドは、寸法上実現可能である。
平均的ゴルファの打点位置は、リーディングエッジ部からスイートスポット側に約10mmの位置となることが多い。そのため、現実的な打点としては、リーディングエッジ部からスイートスポット側に約10mmの打点位置が好適である。したがって、リーディングエッジ部とスイートスポットとの距離は38.4mmに設定される。
図14を参照して、重心深度が7.0mmの場合、スイートスポット(打点位置0mm)ではバックスピン量は約4549rpmとなる。バックスピン量と打点位置との関係は、バックスピン量をyとして打点位置をxとすると、近似式としての次の第(5)式で表される。
y=−24.587x+4549.7 ・・・(5)
第(5)式より、バックスピン量が500rpm増加した場合、つまりバックスピン量yが5049rpmの場合の打点位置xは、−20.3mmとなる。この結果、スイートスポットからリーディングエッジ側に20.3mm離れた位置が打点位置となる。このような打点位置を有するアイアンゴルフクラブヘッドは、寸法上実現可能である。
現実的な打点としては、リーディングエッジ部からスイートスポット側に約10mmの打点位置が好適であるため、リーディングエッジ部とスイートスポットとの距離は30.3mmに設定される。
表2を参照して、重心深度(mm)が4mm、5mm、6mm、7mmのそれぞれについて、スイートスポットからリーディングエッジ部までの距離(mm)が変化した場合のバックスピン量(rpm)を算出した結果を示す。
Figure 0005660984
実際に本発明例のアイアンゴルフクラブを作製して実打試験を行い、バックスピン量の増加を確認した。
ミズノ株式会社製MP−T11ウェッジ(ロフト角56°)に銅製の重量体を接着してアイアンゴルフクラブを作製した。銅製の重量体の重さを調整して、重心深度が7mm、6mm、5mmのアイアンゴルフクラブヘッドを備えたアイアンゴルフクラブをそれぞれ作製した。
図15を参照して、重心深度が7mmのアイアンゴルフクラブヘッドでは、バック部2に重量体が接着されている。リーディングエッジ部とスイートスポットとの距離は30.3mmに設定されている。図示しない重心深度が6mmのアイアンゴルフクラブヘッドでは、リーディングエッジ部とスイートスポットとの距離は33.7mmに設定されている。同様に図示しない重心深度が5mmのアイアンゴルフクラブヘッドでは、リーディングエッジ部とスイートスポットとの距離は38.4mmに設定されている
株式会社ミヤマエ製メカニカルゴルファーを用いて重心深度が7mm、6mm、5mmのそれぞれのアイアンゴルフクラブでボールを打ってバックスピンの回転数毎分を計測した。具体的には、50ヤードショットでのバックスピンの回転数毎分を計測した。ボールのバックスピン回転数毎分は、Interactive Sports Games社製弾道測定器トラックマンで測定した。ボールはミズノ株式会社製MP801を使用した。
図16〜図18を参照して、図中のdeepは重量体が接着されているアイアンゴルフクラブヘッドのバックスピン量を示している。一方、図中のnormalは重量体が接着されていないアイアンゴルフクラブヘッドのバックスピン量を示している。図中のnormalは図中のdeepと比較するために示している。また、図16〜図18の各図では、図中のnormalの重心深度は−0.1mmで一定である。一方、図中のdeepの重心深度はそれぞれ7mm、6mm、5mmである。
図16〜図18の各図では、打点A(図中A)、打点B(図中B)、打点C(図中C)、スイートスポットn(図中n)、スイートスポットd(図中d)のそれぞれについてバックスピン量(rpm)が示されている。図1を再び参照して、打点A(図1中A)はリーディングエッジ部から10mmの位置である。打点B(図1中B)はリーディングエッジ部から17.2mmの位置である。打点C(図1中C)はリーディングエッジ部から24.4mmの位置である。
スイートスポットnは、図中のnormalの場合のアイアンゴルフクラブヘッドのスイートスポットからリーディングエッジ部までの距離である。具体的にはスイートスポットnはリーディングエッジ部から21.6mmの位置である。スイートスポットdは、図中のdeepの場合のアイアンゴルフクラブヘッドのスイートスポットからリーディングエッジ部までの距離である。具体的にはスイートスポットdはリーディングエッジ部から30.1mmの位置である。
図16を参照して、重心深度が7mmのアイアンゴルフクラブヘッドで実打試験を行った。図16に示される重心深度が7mmの場合、現実的な打点である打点Aでバックスピン量は7620rpmとなった。打点Aでは、スイートスポットdのバックスピン量(7100rpm)に比べてバックスピン量は520rpm増加した。また、打点Aでは、図中のnormalのバックスピン量(7122rpm)に比べて図中のdeepのバックスピン量は498rpm増加した。
図17を参照して、重心深度が6mmのアイアンゴルフクラブヘッドで実打試験を行った。図17に示される重心深度が6mmの場合、現実的な打点である打点Aでバックスピン量は7692rpmとなった。打点Aでは、スイートスポットdのバックスピン量(7110rpm)に比べてバックスピン量は582rpm増加した。また、打点Aでは、図中のnormalのバックスピン量(7122rpm)に比べて図中のdeepのバックスピン量は570rpm増加した。
図18を参照して、重心深度が5mmのアイアンゴルフクラブヘッドで実打試験を行った。図18に示される重心深度が5mmの場合、現実的な打点である打点Aでバックスピン量は7692rpmとなった。打点Aでは、スイートスポットdのバックスピン量(7102rpm)に比べてバックスピン量は590rpm増加した。また、打点Aでは、図中のnormalのバックスピン量(7122rpm)に比べて図中のdeepのバックスピン量は570rpm増加した。
以上より、実打試験によって、本発明例のアイアンゴルフクラブにおけるバックスピン量の増加を確認した。さらに、重心深度が7mm、6mm、5mmのそれぞれのアイアンゴルフクラブにおいて、打点Aではスイートスポットdのバックスピン量に比べてバックスピン量が500rpm以上増加することを確認した。
図19を参照して、リーディングエッジ部とスイートスポットとの距離(SD)と重心深度との関係を説明する。重心深度が5mm以上7mm以下の範囲でリーディングエッジ部とスイートスポットとの距離(SD)は30.3mm以上38.4mm以下となった。
リーディングエッジ部とスイートスポットとの距離(SD)と重心深度との関係は、リーディングエッジ部とスイートスポットとの距離(SD)をyとし、重心深度をxとすると、近似式として次の第(6)式で表される。なお、この場合、決定係数R2は1となる(R2=1)。
y=0.65x2−11.85x+81.40 ・・・(6)
第6式より、y≧0.65x2−11.85x+81.40の場合にバックスピン量を約500rpm増加することができる。
今回開示された実施の形態および実施例はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることを意図される。
本発明は、アイアンゴルフクラブヘッドおよびアイアンゴルフクラブに特に有利に適用され得る。
1 フェース部、1a フェース面(平面部分)、1b 湾曲部分、2 バック部、3 ソール部、4 ホーゼル部、5 スコアライン部、6 リーディングエッジ部、7 トウ部、8 ヒール部、9 トップエッジ部、10 アイアンゴルフクラブヘッド、20 アイアンゴルフクラブ、31 シャフト、32 グリップ、33 ソケット。

Claims (4)

  1. ウェッジのアイアンゴルフクラブヘッドであって、
    フェース部と、
    前記フェース部の後方に位置するバック部と、
    前記フェース部と前記バック部とを接続するソール部とを備え、
    重心深度が5mm以上7mm以下であり、
    前記フェース部と前記ソール部とが接する部分に位置するリーディングエッジ部とスイートスポットとの距離が30.3mm以上38.4mm以下であり、
    前記バック部は、
    後方に突出するように設けられた第1質量部と第2質量部とを含み、
    前記第1質量部は、前記リーディングエッジ部側に設けられ、
    前記第2質量部は、前記リーディングエッジ部と反対側に位置するトップエッジ部側に設けられ、かつ前記第1質量部より大きい質量を有し、
    前記アイアンゴルフクラブヘッドの重心が前記トップエッジ部側に位置する、アイアンゴルフクラブヘッド。
  2. 前記リーディングエッジ部と前記スイートスポットとの距離をyとし、前記重心深度をxとしたときに、y≧0.65x2−11.85x+81.40となる、請求項1に記載
    のアイアンゴルフクラブヘッド。
  3. 48°以上のロフト角を有する、請求項1または2に記載のアイアンゴルフクラブヘッド。
  4. シャフトと、
    前記シャフトの一方端に取り付けられたグリップと、
    前記シャフトの前記グリップと反対側の他方端に取り付けられた請求項1〜3のいずれかに記載のアイアンゴルフクラブヘッドとを備えた、アイアンゴルフクラブ。
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