JP5660635B2 - 帯域拡張性を支援するセルラー無線通信システムにおいて、保護帯域が構成されたダウンリンク信号の送受信方法および装置 - Google Patents

帯域拡張性を支援するセルラー無線通信システムにおいて、保護帯域が構成されたダウンリンク信号の送受信方法および装置 Download PDF

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Description

本発明は、帯域拡張性を支援するセルラー(cellular)無線通信システムに関し、特に帯域拡張性を支援するセルラー無線通信システムにおいて各帯域間の保護帯域(guard band)が構成されたダウンリンク信号の送受信方法および装置に関する。
最近、放送および移動通信システムの技術として、直交周波数分割多重化(Orthogonal Frequency Division Multiplexing:OFDM)技術が広く適用されている。
OFDM技術は、無線通信チャネルに存在する多重経路信号成分の間の干渉を除去し、多重接続ユーザの間の直交性を保障する長所があり、周波数資源の効率的使用を可能とする。それによって、直接数列コード分割多重接続(DS−CDMA:Direct Sequence CDMA)技術に比べて、高速データ伝送および広帯域システムに有用な技術である。
図1は、OFDM基盤ダウンリンクフレームの構造を示す図である。
図1に3GPP(3rdGeneration Partnership Project)の次世代移動通信技術の標準であるEUTRA(Enhanced Universal Terrestrial Radio Access)のOFDM基盤ダウンリンクフレームの構造を示した。
図1を参照すると、20MHzのシステム帯域幅101の内に総100個の資源ブロック102(Resource Block;以下、RB)が存在する。一つのRBは、12個の副搬送波103からなり、各連続された副搬送波間の周波数間隔は15kHzである。14個のOFDMシンボル区間104を有し、各OFDMシンボル区間104内で副搬送波103毎にダウンリンクチャネルの変調シンボルが載せられて伝送される。上記したように一つのOFDMシンボル区間内の一つの副搬送波の区間を資源要素106(Resource Element;以下、RE)といい、図1では一つのRB内に総14(OFDMシンボル)×12(副搬送波)=168個のREが存在する。一つのOFDMシンボル区間104内で一つのダウンリンクデータチャネルは、伝送データ率によって一つあるいは一つ以上のRBが割り当てられて伝送される。
図2は、LTEシステムダウンリンクにおいて、システム帯域幅による同期チャネルとシステム情報伝送共通制御チャネルの周波数領域マッピングを示す図である。
セルラー無線通信システムにおいて高速の無線データサービスを提供するために重要なものの一つは、拡張性帯域幅(scalable bandwidth)の支援である。その一例として、LTE(Long Term Evolution)システムは、図2のように20/15/10/5/3/1.4MHz等の多様な帯域幅を有することが可能である。サービス事業者は、前記帯域幅から選択してサービスを提供することができ、端末もまた最大20MHz帯域幅を支援できるものをはじめ、最小1.4MHz帯域幅だけを支援するもの等、様々な種類が存在する。また、IMT−Advanced要求水準のサービスを提供することを目標とするLTE−Advanced(以下、LTE−A)システムでは、LTEキャリアの結合(carrier aggregation)によって、100MHz帯域幅に至る広帯域のサービスを提供することができる。
前記拡張性帯域幅基盤システムの下では、最初にシステムに接続する端末は、システム帯域幅に関する情報がない状態でセル探索(cell search)に成功しなければならない。端末は、前記セル探索によって、データおよび制御情報の復調のための送信機と受信機との間の同期(synchronization)およびセルIDを取得することができる。前記システム帯域幅は、同期チャネル(SCH、Synchronization Channel)から前記セル探索ステップで得たり、セル探索後にシステム情報伝送共通制御物理チャネル(Broadcasting Channel、以下、BCH)の復調によって得ることができる。前記BCHは、端末が接続するセルのシステム情報を伝送するチャネルであって、端末がセル探索を終了すると、最初に復調するチャネルである。端末は、前記共通制御チャネルを受信することによって、セル毎にシステム帯域幅、SFN(System Frame Number)と一部物理チャネルの設定などの情報を得ることができる。
図2にこのような帯域幅によるSCHおよびBCHの伝送例を示した。端末は、前記SCHによってセル探索を行い、セル毎に成功的なセル探索後に前記BCHの受信によって前記セルに対する前記システム情報を得るようになる。
図2を参照すると、横軸200は周波数を示し、SCH204とBCH206はシステム帯域幅に関係なく、1.08MHzの帯域幅でシステム帯域の中間から伝送される。したがって、上記のような場合に、端末はシステム帯域幅に関係なく、RF搬送波202を探して前記RF搬送波202を中心に1.08MHzの帯域に対して前記SCH204に対するセル探索を行うことによって、システムに対する初期同期を取得する。また、前記セル探索後に同一の1.08MHz帯域幅に伝送される前記BCH206を復調してシステム情報を得るようになる。
図3は、LTEシステムにおいて、同期チャネルとシステム情報伝送共通制御チャネルが無線フレーム内で伝送される構造を示す図である。
図3にSCHとBCHが10ms無線フレーム306(radio frame)内で伝送される構造を示した。SCHは、PSS(Primary Synchronization Signal)300と、SSS(Secondary Synchronization Signal)301に分かれて、0番サブフレーム(subframe#0)と5番サブフレーム(subframe#5)毎から伝送される。PSS300とSSS301は、それぞれ一つのOFDMシンボル長さ308を有し、全体システム帯域幅303内で図2のように中央1.08MHz帯域に伝送される。BCH302は、0番サブフレーム(subframe#0)で四つのOFDMシンボルの間に伝送される。
LTE−Aシステムは、LTEシステムよりも高速のデータ伝送のために広帯域を必要とする。それと同時に、LTE端末に対する「backward compatibility」も重要であり、LTE端末もLTE−Aシステムに接続してサービスを受けるべきである。
これのためにLTE−Aシステムのダウンリンクでは、全体システム帯域をLTE端末が受信できる帯域幅のサブバンド帯域に分けて、高い受信帯域幅のLTE−A端末は、前記全てのサブバンドにかけてデータを受信することができる。
このように、複数のLTEキャリアが結合されて構成されたLTE−Aシステムの場合、基地局OFDM送信機で一つのIFFT(Inverse Fast Fourier Transformer)だけを用いて、前記複数のLTEキャリア有効帯域信号を伝送できるようにするための中間保護帯域幅の設定方法が要求されている。
したがって、上述した従来の要求を考慮した本発明の目的は、搬送波結合(carrier aggregation)によって広帯域を構成する無線通信システムにおいて、中間保護帯域が構成されたダウンリンク信号を送受信する方法および装置を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、特に、中間保護帯域を構成するにあたり、低い複雑度で送信機と受信機を実現し、各有効帯域から伝送される同期チャネル(SCH)を端末がセル探索に利用できるようにすることにある。
上述した目的を達成するための本発明の好ましい実施例に係る帯域拡張性を支援するセルラー無線通信システムにおいて、基地局の少なくとも2つのサブバンド間の保護帯域を構成してダウンリンク信号を伝送する方法は、前記少なくとも2つのサブバンドのうち隣接する2つのサブバンド間の中間保護帯域を除いた有効バンドに該当するIFFT入力に信号をマッピングするステップと、前記マッピングされた信号を伝送するステップとを含み、前記中間保護帯域の帯域幅は、中心周波数間の間隔が副搬送波間隔の倍数であるとともに、周波数ラスター基本値の倍数であることを特徴とする。
前記中間保護帯域は、次の数式「中間保護帯域の帯域幅=m×G+G−MOD(A+B+D,G)」によって導出され、前記mは0または正の整数であり、前記Gは副搬送波間隔と周波数ラスター基本値の最小公倍数であり、前記AおよびBは前記隣接する各サブバンドの有効帯域の半値であり、前記DはDC副搬送波帯域幅であることを特徴とする。
上述した目的を達成するための本発明の好ましい実施例に係る帯域拡張性を支援するセルラー無線通信システムにおいて、端末の少なくとも2つのサブバンド間の保護帯域が構成されたダウンリンク信号を受信する方法は、前記少なくとも2つのサブバンドのうち隣接する2つのサブバンド間の中間保護帯域を除いた有効バンドに該当する受信信号をFFT出力にマッピングするステップと、前記マッピングされた信号を受信するステップとを含み、前記中間保護帯域の帯域幅は、中心周波数間の間隔が副搬送波間隔の倍数であるとともに、周波数ラスター基本値の倍数であることを特徴とする。
前記中間保護帯域の帯域幅は、次の数式「中間保護帯域の帯域幅=m×G+G−MOD(A+B+D,G)」によって導出され、前記mは0または正の整数であり、前記Gは副搬送波間隔と周波数ラスター基本値の最小公倍数であり、前記AおよびBは前記隣接する各サブバンドの有効帯域の半値であり、前記DはDC副搬送波帯域幅であることを特徴とする。
前記中間保護帯域の帯域幅は、基地局から中間保護帯域の帯域幅システムパラメータである前記mおよび前記隣接する各サブバンドの帯域幅を取得し、前記数式によって算出されることを特徴とする。
上述した目的を達成するための本発明の好ましい実施例に係る帯域拡張性を支援するセルラー無線通信システムにおいて、少なくとも2つのサブバンド間の保護帯域を構成してダウンリンク信号を伝送する基地局の送信装置は、送信信号の入力を受け、IFFTを行って出力するIFFT器と、前記少なくとも2つのサブバンドのうち隣接する2つのサブバンド間の中間保護帯域を除いた有効バンドに該当する信号をIFFT器の入力にマッピングする副搬送波シンボルマッパ(symbol mapper)と、前記隣接する2つのサブバンド間の中心周波数間の間隔が副搬送波間隔の倍数であるとともに、周波数ラスター基本値の倍数となるように中間保護帯域の帯域幅を決定する制御機と、を含む。
前記中間保護帯域は、次の数式「中間保護帯域の帯域幅=m×G+G−MOD(A+B+D,G)」によって導出され、前記mは0または正の整数であり、前記Gは副搬送波間隔と周波数ラスター基本値の最小公倍数であり、前記AおよびBは前記隣接する各サブバンドの有効帯域の半値であり、前記DはDC副搬送波帯域幅であることを特徴とする基地局の保護帯域が構成されたダウンリンク信号送信装置。
上述した目的を達成するための本発明の好ましい実施例に係る帯域拡張性を支援するセルラー無線通信システムにおいて、少なくとも2つのサブバンド間の保護帯域が構成されたダウンリンク信号を受信する端末の受信装置は、受信信号をFFTして出力するFFT器と、前記FFTの出力を対応するチャネル別に入力され、復号するシンボル受信機の前記少なくとも2つのサブバンドのうち隣接する2つのサブバンド間の中間保護帯域を除いた有効バンドに該当する信号を前記FFT器の出力にマッピングし、マッピングされた前記FFT器の出力を前記シンボル受信機に入力する副搬送波シンボルデマッパ(demapper)と、前記中間保護帯域の帯域幅を中心周波数間の間隔が副搬送波間隔の倍数であるとともに、周波数ラスター基本値の倍数に設定する制御機と、を含む。
前記制御機は、前記中間保護帯域の帯域幅を次の数式「中間保護帯域の帯域幅=m×G+G−MOD(A+B+D,G)」によって導出し、前記mは0または正の整数であり、前記Gは副搬送波間隔と周波数ラスター基本値の最小公倍数であり、前記AおよびBは前記隣接する各サブバンドの有効帯域の半値であり、前記DはDC副搬送波帯域幅であることを特徴とする。
前記制御機は、前記中間保護帯域の帯域幅を基地局から中間保護帯域の帯域幅システムパラメータである前記mおよび前記隣接する各サブバンドの帯域幅を取得し、前記数式によって算出することを特徴とする。
上述したように本発明は、搬送波結合を通じて広帯域を構成するLTE−Aシステムにおいて、各LTEサブバンドに属する信号を一つのIFFT/FFTで送受信できるようにして、基地局と端末の送受信機の複雑度を低くする効果がある。また、本発明は、各サブバンドから伝送されるSCHを受信可能にしてセル探索に利用できるようにする。
OFDM基盤ダウンリンクフレームの構造を示す図である。 LTEシステムダウンリンクにおいてシステム帯域幅による同期チャネルと、システム情報伝送共通制御チャネルとの周波数領域マッピングを示す図である。 LTEシステムにおいて、同期チャネルとシステム情報伝送共通制御チャネルとが10ms無線フレーム内で伝送される構造を示す図である。 本発明の実施例に係るダウンリンクフレームの一例を説明するための図である。 本発明の一実施例に係る中間保護帯域の帯域幅設定方法を説明するための図である。 本発明の一実施例に係る中間保護帯域の帯域幅設定方法を説明するための図である。 本発明の一実施例に係る中間保護帯域の帯域幅設定方法を説明するための図である。 本発明の一実施例に係る中間保護帯域の帯域幅設定方法を説明するための図である。 本発明の一実施例に係る中間保護帯域の帯域幅設定方法を説明するための図である。 本発明の実施例に係る基地局の送信方法を説明するための図である。 本発明の実施例に係る端末の受信方法を説明するための図である。 本発明の実施例に係るダウンリンク信号を送信するための基地局送信機の構造を説明するための図である。 本発明の実施例に係るダウンリンク信号を受信するための端末受信機の構造を説明するための図である。
下記で本発明を説明するにあたり、関連公知機能または構成についての具体的な説明が本発明の要旨を不明確にすると判断される場合には、その詳細な説明を省略する。以下、添付された図面を参照して本発明の実施例を説明する。
以下、本発明の実施例を添付した図面を参照して詳細に説明する。また、本発明を説明するにあたり、関連公知機能あるいは構成についての具体的な説明が本発明の要旨を不明確にすると判断された場合、その詳細な説明は省略する。また、後述する用語は、本発明における機能を考慮して定義された用語であって、ユーザ、運用者の意図または慣例などによって変わることもある。したがって、その用語は、本明細書全般にかけた内容に基づいて定義されるべきである。
また、本発明の実施例を具体的に説明するにおいて、OFDM基盤の無線通信システム、特に、3GPP EUTRA標準を主な対象とするが、本発明の主要な要旨は、類似する技術的背景およびチャネル形態を有するその他の通信システムにも、本発明の範囲を大きく外れない範囲で若干変形して適用可能であり、これは本発明の技術分野で通常の技術的知識を有する者の判断によって適用可能である。
本発明の主要な要旨は、搬送波結合によって広帯域を構成する無線通信システムにおいて、中間保護帯域を構成する方法を提供することにある。特に、本発明は、前記中間保護帯域を構成するにおいて、低い複雑度で基地局の送信機と端末の受信機とを実現し、各有効帯域から伝送されるSCHを端末がセル探索に利用できるようにすることにある。
図4は、本発明の実施例に係るダウンリンクフレームの一例を説明するための図である。
図4は、20MHz帯域幅のLTEキャリア(carrier)2つを結合することで、40MHz帯域幅のLTE−Aシステム帯域を構成したものである。サブバンド#1 401とサブバンド#2 405は、前記各20MHzのLTEキャリアの有効帯域(useful band)であって、前記帯域内でダウンリンク信号が伝送される。そうして、参照番号402と406は、各有効帯域に対して端末がセル探索を実行できるようにするために伝送されるSCHであり、参照番号403と407はDC副搬送波(DC subcarrier)であって、何の信号も伝送されない。参照番号400と408は保護帯域であり、参照番号404は有効帯域401,405間の中間保護帯域(middle guardband)であって、有効帯域401,405間の干渉を防止するか、前記有効帯域から伝送される信号間の周波数差を調節するために使用されてもよい。
特に、図4のように複数のLTEキャリアが結合されて構成されたLTE−Aシステムの場合、基地局のOFDM送信機において、一つのIFFTだけを利用して前記複数のLTEキャリア有効帯域信号を伝送できるようにするためには、中間保護帯域404の幅を副搬送波間隔の整数倍となるように設定すればよい。
仮に、中間保護帯域の帯域幅が副搬送波間隔の整数倍にならないと、図4の場合、基地局送信機は20MHz帯域幅に該当するIFFT2つを使用して有効帯域401,405のチャネルをそれぞれ送信しなければならない。
したがって、本発明の実施例によれば、中間保護帯域404の幅を副搬送波間隔の整数倍となるように設定し、図4の場合、40MHz帯域幅に該当するIFFTを使用して有効帯域401,405に属する全てのダウンリンクチャネル信号を伝送することができる。
基地局および端末の送受信機の複雑度を低くする方法として、上述したように中間保護帯域の帯域幅が副搬送波間隔の整数倍となるようにする。これによって、基地局では、全体システム帯域内の各LTEサブバンドに属するダウンリンクチャネル信号を一つのIFFTを利用して伝送することができ、端末の受信機は、前記信号を全体システム帯域幅に該当する一つのFFT(Fast Fourier Transformer)を使用して受信できるようになる。
また、各サブバンドから伝送されるSCHを端末が受信してセル探索に利用できるようにするためには、SCHの中心周波数が規格で定義した周波数ラスター(frequency raster)上に存在しなければならない。3GPP規格で周波数ラスターは100kHz間隔に設定されており、例えば、図4に示されたSCH402,406を端末が受信してセル探索に利用できるようにするためには、前記SCH402,406の中心周波数に該当するDC搬送波403,407の周波数は、100kHzの整数倍の値を有しなければならない。
そうして、本発明では前記の2つの条件、すなわち、基地局送信機において一つのIFFTだけで各サブバンドから伝送されるチャネル信号を伝送できるようにすること、各サブバンド内のSCHの中心周波数が周波数ラスター値100kHzの整数倍となるようにするための中間保護帯域の設計方法を提案する。このとき、LTEシステムの場合、図2に示したように、多様なシステム帯域幅が可能であるので、隣接するサブバンドの帯域幅によって中間保護帯域の設計が異なってもよい。一方、提案する設計方法は、アップリンクで搬送波結合を通じて帯域拡張をする場合にも、同様に適用することができる。
下記の実施例によって、本発明で提案する中間保護帯域の設計方法並びに、それによる送受信方法及び装置を説明する。
[第1実施例]
図5は、本発明の一実施例に係る中間保護帯域の帯域幅設定方法を説明するための図である。
図5は、30MHz帯域幅の20MHzと10MHz帯域幅のLTEキャリア2つを結合することで、LTE−Aシステム帯域を構成したものである。
サブバンド#1とサブバンド#2で参照番号501と505は、20MHzと10MHz LTEキャリアの有効帯域であって、前記帯域内でダウンリンク信号が伝送される。そうして、参照番号502と506は、各有効帯域に対して端末がセル探索を実行できるようにするために伝送されるSCHであり、503と507はDC副搬送波であって、何の信号も伝送されない。
参照番号500と508は保護帯域であり、参照番号504は有効帯域501,505間の中間保護帯域であって、有効帯域501,505間の干渉を防止するか、前記有効帯域501,505から伝送される信号間の周波数差を調節するために使用される。
特に、図5のように複数のLTEキャリアが結合されて構成されたLTE−Aシステムの場合、基地局OFDM送信機で一つのIFFTだけを利用して前記複数のLTEキャリア有効帯域信号を伝送できるようにするために、中間保護帯域504の幅を副搬送波間隔の整数倍となるように設定する。例えば、図5の場合、30MHz帯域幅に該当するIFFTを使用して有効帯域501,505に属する全てのダウンリンクチャネル信号を伝送することができる。中間保護帯域504の帯域幅は、副搬送波間隔が15kHzであり、周波数ラスター基本値が100kHzと仮定して次の数1のように求めることができる。
[数1]
中間保護帯域の帯域幅
=m×300kHz+300kHz−MOD(9MHz+4.5MHz+15kHz,300kHz)
=m×300kHz+285kHz
数1において、mは0または正の整数であり、300kHzは、副搬送波間の間隔15kHzと周波数ラスター基本値である100kHzの最小公倍数値である。
中間保護帯域504を除いた2つのDC副搬送波503,507間の帯域幅あるいは中心周波数間の間隔(=9MHz+4.5MHz+15kHz)が300kHzの倍数にならないので、数1による中間保護帯域504の帯域幅値が要求される。
2つの中心周波数間の帯域幅は、中間保護帯域、各サブバンドの有効帯域の半分の和と、2つのDC副搬送波帯域幅の半分の和とを加えた値である。この中心周波数間の帯域幅が300kHzの倍数となるようにするためには、各サブバンドの有効帯域の半分の和と、2つのDC副搬送波帯域幅の半分の和とを300kHzで割った余りを300kHzから差し引いた値を、中間保護帯域の帯域幅として決めればよい。モジュロ演算は、これのためのものである。
数1において、285kHzは、モジュロ演算(MOD)によって4515kHzを300kHzで割った値の余り(15kHz)を300kHzから差し引いた値である。
このとき、前記mの最も大きな用途は、隣接する有効帯域間の干渉量により適切なm値を設定することによって、2つの隣接する有効帯域間の干渉を防止することである。前記m値は、隣接するキャリアの帯域幅によって固定されてもよく、あるいはシステムが端末にシグナリングしてもよい。
数1において各サブバンドの中心周波数が周波数ラスター上に存在するためには、2つの中心周波数間の間隔が副搬送波間隔の倍数であるとともに、周波数ラスター基本値の倍数でなければならない。
これは、2つの中心周波数間の間隔が副搬送波間隔と周波数ラスター基本値の最小公倍数である300kHzの倍数であることを意味する。ここで、2つの中心周波数間の間隔は、正確に2つのサブバンドの15kHz DC副搬送波503,507の真ん中の間隔である。すなわち、中間保護帯域504を除いた2つの中心周波数503,507間の帯域幅は、左側帯域のDC副搬送波503間隔の半分、左側帯域の有効帯域の帯域幅501の半分、右側帯域の有効帯域の帯域幅505の半分、および右側帯域のDC副搬送波505間隔の半分の和である。
ここで、左側と右側帯域のDC副搬送波503,507間隔の半分を加えて一つのDC副搬送波間隔になるので、数1においてDC副搬送波間隔である15kHzが考慮されたものである。前記中間保護帯域504を除いた2つの中心周波数間の帯域幅が300kHzの倍数となるようにするための追加値(285kHz)を、300kHzの倍数である中間保護帯域の帯域幅値に加えて最終的に前記式を得た。
結果的に、数1から得られた値を中間保護帯域の帯域幅に設定すれば、2つのLTEキャリアのSCHが周波数ラスター上に存在するようになり、適切なm値の設定によって2つのLTEキャリアの隣接する有効帯域間の干渉を防止することができる。
数1は、2つのLTEキャリアの各有効帯域幅の半値がいずれも300kHzの倍数である場合に同一に利用される。しかし、一つあるいは2つのLTEキャリアの有効帯域幅の半値が300kHzの倍数ではない場合、中間保護帯域を除いた2つの中心周波数間の帯域幅が300kHzの倍数となるようにするための追加値が変わるようになり、前記式で考慮された値が異ならなければならない。このような場合を次の実施例でそれぞれ取り扱う。
[第2実施例]
図6は、本発明の一実施例に係る中間保護帯域の帯域幅設定方法を説明するための図である。
図6は、25MHz帯域幅の20MHzと5MHz帯域幅のLTEキャリア2つを結合することで、LTE−Aシステム帯域を構成したものである。サブバンド#1とサブバンド#2で参照番号601と605は、それぞれ20MHzと5MHzのLTEキャリアの有効帯域であって、前記帯域内でダウンリンク信号が伝送される。そうして、参照番号602と606は各有効帯域に対して端末がセル探索を実行できるようにするために伝送されるSCHであり、603と607はDC副搬送波であって、何の信号も伝送されない。参照番号600と608帯域は保護帯域であり、参照番号604は有効帯域601,605間の中間保護帯域である。
図6のように構成されたシステム帯域において、2つのDC副搬送波603,607間の間隔(または、中心周波数間の間隔)を副搬送波間隔の倍数であるとともに、周波数ラスター基本値の倍数として設定するための中間保護帯域の帯域幅は、副搬送波間隔を15kHzと仮定し、周波数ラスター基本値を100kHzと仮定して次の数2のように求められる。
[数2]
中間保護帯域の帯域幅
=m×300kHz+300kHz−MOD(9MHz+2.25MHz+15kHz,300kHz)
=m×300kHz+135kHz
数2において、mは0または正の整数であり、300kHzは副搬送波間隔15kHzと周波数ラスター基本値である100kHzの最小公倍数値である。中間保護帯域604を除いた2つのDC副搬送波603,607間の帯域幅(=9MHz+2.25MHz+15kHz)が300kHzの倍数とならないので、数2による中間保護帯域の帯域幅値が要求される。
数2において、135kHzは、モジュロ演算(MOD)によって11265kHzを300kHzで割った値の余り(165kHz)を300kHzから差し引いた値である。
第2実施例は、2つのLTEキャリアのうち、一つの有効帯域幅の半値が300kHzの倍数であり、他の一つの有効帯域幅の半値は300kHzの倍数でない場合であって、第1実施例で2つのLTEキャリアの有効帯域幅の半値がいずれも300kHzの倍数である場合と区分される。数2が第1実施例の式と異なる理由は、2つのLTEキャリアのうち、一つのLTEキャリアの有効帯域幅の半値が300kHzの倍数でないので、これを300kHzの倍数となるようにする追加値(135KHz)を第1実施例の式に加えなければならないからである。
したがって、前記式の135kHzは、2.25MHzを300kHzの倍数(2250KHz+150KHz)となるようにするための150kHzと、DC副搬送波間隔の15kHzを300kHzの倍数(15KHz+285KHz)となるようにするための285kHzとを加えた435kHzを、300kHzで割って得られた余りである。また、このステップを簡単に式で表わしたのが数2の一番目の等式である。
第2実施例から各LTEキャリアの有効帯域幅の半値が300kHzの倍数でない場合に、その有効帯域幅の半値を300kHzの倍数となるようにする追加値は、該当有効帯域幅の半値によって変化することが分かる。したがって、拡張性帯域幅の支援による多様な帯域幅を有するLTEキャリアの結合によって構成されたLTE−Aシステムに対して前記中間保護帯域の帯域幅は、支援される帯域幅の多様な組合に対して相違する値を有する。
[第3実施例]
図7は、本発明の一実施例に係る中間保護帯域の帯域幅設定方法を説明するための図である。
図7は、2.8MHz帯域幅の1.4MHzと1.4MHz帯域幅のLTEキャリア2つを結合することで、LTE−Aシステム帯域を構成したものである。参照番号701と705は、サブバンド#1とサブバンド#2の1.4MHz LTEキャリアの有効帯域であり、前記帯域内でダウンリンク信号が伝送される。そうして、参照番号702と706は、各有効帯域701,705に対して端末がセル探索を実行できるようにするために伝送されるSCHであり、参照番号703と707はDC副搬送波であって、何の信号も伝送されない。参照番号700と708帯域は保護帯域であり、参照番号704は有効帯域701,705間の中間保護帯域である。
図7のように構成されたシステム帯域において、副搬送波間隔を15kHzと仮定し、周波数ラスター基本値を100kHzと仮定すれば、2つのDC副搬送波703,707間の間隔を副搬送波間隔の倍数であるとともに、周波数ラスター基本値の倍数として設定するために、中間保護帯域の帯域幅は次の数3のように求められる。
[数3]
中間保護帯域の帯域幅
=m×300kHz+300kHz−MOD(0.54MHz+0.54MHz+15kHz,300kHz)
=m×300kHz+105kHz
数3において、mは0または正の整数であり、300kHzは、副搬送波間隔15kHzと周波数ラスター基本値である100kHzの最小公倍数値である。中間保護帯域704を除いた2つのDC副搬送波間の帯域幅(=0.54MHz+0.54MHz+15kHz)が300kHzの倍数にならないので、数3のような中間保護帯域の帯域幅値が要求される。
数3において、105kHzは、モジュロ演算(MOD)によって1095kHzを300kHzで割った値の余り(195kHz)を300kHzから差し引いた値である。
第3実施例は、2つのLTEキャリアのいずれも有効帯域幅の半値が300kHzの倍数でない場合であって、前記の第1、第2実施例と区分される。数3が第1、第2実施例の式と異なる理由は、2つのLTEキャリアのいずれも有効帯域幅の半値が300kHzの倍数ではないので、これを300kHzの倍数となるようにする追加値(105KHz)を第1実施例の式に加えなければならないからである。したがって、前記式の105kHzは、1.08MHz(=0.54MHz+0.54MHz)を300kHzの倍数(540KHz+540KHz+120KHz)となるようにするための120kHzと、DC副搬送波間隔の15kHzを300kHzの倍数(15KHz+285KHz)となるようにするための285kHzとを加えた405kHzを、300kHzで割って得られた余りである。また、このステップを簡単に式で表わしたものが数3の一番目の等式である。
第1、第2、および第3実施例では、各LTEキャリアの有効帯域幅の半値が300kHzの倍数になるための中間保護帯域の帯域幅を提示した。ここで、中間保護帯域の帯域幅を決定する重要なパラメータは300kHzであって、この値は副搬送波間隔と周波数ラスター基本値の最小公倍数である。すなわち、副搬送波間隔あるいは周波数ラスター基本値が相違するシステムでは、上記で提供した中間保護帯域の帯域幅が異なる。
[第4実施例]
図8は、本発明の一実施例に係る中間保護帯域の帯域幅設定方法を説明するための図である。
図8は、前記の第1、第2、第3実施例に基づき一般化して任意の帯域幅のLTEキャリア2つを結合することで、LTE−Aシステム帯域を構成したものである。サブバンド#1とサブバンド#2の参照番号801と805は、各LTEキャリアの有効帯域であって、前記サブバンド内でダウンリンク信号が伝送される。参照番号802と806は、各有効帯域801,805に対して端末がセル探索を実行できるようにするために伝送されるSCHであり、参照番号803と807はDC副搬送波であって、何の信号も伝送されない。参照番号800と808は保護帯域であり、参照番号804は有効帯域801,805間の中間保護帯域である。
各LTEキャリアの有効帯域801,805の幅は、それぞれ2A MHzと2B MHzであり、DC副搬送波15kHz帯域幅を考慮してそれぞれ参照符号812の(2A MHz+15kHz)と、参照符号813の(2B MHz+15kHz)になる。
ここで、参照番号810のA MHzと811のB MHzは、各LTEキャリアの有効帯域幅の半値を意味する。参照番号802と806は各有効帯域に対して端末がセル探索を実行できるようにするために伝送されるSCHであり、803と807はDC副搬送波であって、何の信号も伝送されない。参照番号800と808帯域は保護帯域であり、804は有効帯域801,805間の中間保護帯域である。
図8のように構成されたシステム帯域において、副搬送波間隔をD kHzと仮定し、周波数ラスター基本値をE kHzと仮定する。このとき、2つのDC副搬送波803,807間の間隔を副搬送波間隔の倍数であるとともに、周波数ラスター基本値の倍数として設定するために、中間保護帯域の帯域幅は次の数4のように求められる。
[数4]
中間保護帯域の帯域幅
=m×GkHz+GkHz−MOD(A MHz+B MHz+D kHz,G kHz)
数4において、mは0または正の整数であり、G kHzは副搬送波間隔D kHzと、周波数ラスター値であるE kHzの最小公倍数値である。中間保護帯域を除いた2つのDC副搬送波間(中心周波数間)の帯域幅(=A MHz+B MHz+D kHz)がG kHzの倍数となるようにするために数4の中間保護帯域の帯域幅値が要求される。
LTEシステムは、20/15/10/5/3/1.4MHzの多様なシステム帯域幅を有し、この多様なシステム帯域幅による有効帯域幅は、それぞれ18/13.5/9/4.5/2.7/1.08MHzである。したがって、A MHzあるいはB MHzに該当する有効帯域幅の半値は、それぞれ9/6.75/4.5/2.25/1.35/0.54MHzである。下記の表1は、上述した多様なシステム帯域幅を有するLTEキャリアに対して追加される中間保護帯域の帯域幅を示す。ここで、副搬送波間隔D=15kHzと、周波数ラスター基本値E=100kHzを考慮して、AあるいはBは、下記の表1で示される有効帯域の帯域幅の半値である。すなわち、1.4MHz帯域幅のLTEキャリアの場合、有効帯域幅の半値が0.54MHzであるので、この値を15kHzと100kHzの最小公倍数である300kHzの倍数となるようにするためには、中間保護帯域の帯域幅に60kHzの追加帯域幅が必要である。他のシステム帯域幅に対しても、このように中間保護帯域の帯域幅に追加される帯域幅を次の表1のようにして得た。
表1は、LTEキャリアの多様なシステム帯域幅に対して追加される中間保護帯域の帯域幅を説明するためのものである。
Figure 0005660635
表1のLTEキャリアの多様なシステム帯域幅による中間保護帯域の帯域幅を利用すれば、多様なシステム帯域幅を有する2つのLTEキャリアの多様な組合に対する中間保護帯域の帯域幅を簡単に得ることができる。これを下記の表2に開示した。
次の表2は、多様なシステム帯域幅を有する2つのLTEキャリアの多様な組合に対する中間保護帯域の帯域幅を設定する方法を説明する。
Figure 0005660635
表1および表2を参照すると、LTEキャリア1と2のシステム帯域幅がそれぞれ5MHzと15MHzであれば、表1から各LTEキャリアに対して追加される中間保護帯域の帯域幅は、それぞれ150kHzと150kHzであり、総追加される中間保護帯域の帯域幅は300kHzになる。したがって、中間保護帯域の帯域幅は、DC副搬送波15kHzが300kHzの倍数となるために必要な285kHzと前記300kHzとを加えた後、300kHzで割った余りである285kHzを利用して得られる。この場合は、総追加される中間保護帯域の帯域幅が300kHzの倍数であるので、中間保護帯域の帯域幅は、2つのLTEキャリアの有効帯域幅の半値がいずれも300kHzである場合の中間保護帯域の帯域幅と同一になる。
他の例として、LTEキャリア1と2のシステム帯域幅がそれぞれ5MHzと1.4MHzであれば、表1から各LTEキャリアに対して追加される中間保護帯域の帯域幅はそれぞれ150kHzと60kHzであり、総追加される中間保護帯域の帯域幅は210kHzになる。したがって、中間保護帯域の帯域幅は、DC副搬送波15kHzが300kHzの倍数になるために必要な285kHzと前記210kHzとを加えた後、300kHzで割った余りである195kHzを利用して得られる。
前記結果を利用して各LTEキャリアのシステム帯域幅によって中間保護帯域の帯域幅を決定することができる。このとき、m値はシステムで固定された値として設定されるか、基地局が決めてシステム情報(System Information、以下「SI」)あるいは共通制御物理チャネル(Physical Broadcast CHannel、以下「PBCH」)を通じて端末に知らせることができる。
前記中間保護帯域の帯域幅計算式と前記表の結果は、2つの隣接するLTEキャリアに対してその間の中間保護帯域の帯域幅を決定することで、2つのLTEキャリアが結合されたシステムだけでなく、複数のLTEキャリアが結合されたシステムでも同一に適用される。複数のLTEキャリアが結合されたシステムの場合、各隣接する2つのLTEキャリアの間の中間保護帯域の帯域幅を決定するm値が同一であってもよく、異なってもよい。
[第5実施例]
図9は、本発明の一実施例に係る中間保護帯域の帯域幅設定方法を説明するための図である。
図9は、20MHz帯域幅のLTE−Aシステム帯域において、10MHz、5MHz、5MHz帯域幅のLTEキャリア3つを結合して構成したものである。図9で決定された2つの中間保護帯域の帯域幅である435kHz 904と285kHz 908は、前記表2でLTEキャリア1と2のシステム帯域幅がそれぞれ10MHzと5MHzであることと、それぞれ5MHzと5MHzであることの中間保護帯域の帯域幅結果を利用した。
このとき、m値はそれぞれ1と0に設定した。前記決定された2つの中間保護帯域の帯域幅は、各サブバンドのSCH903,907,911が副搬送波帯域幅15kHzと周波数ラスター値100kHzの倍数となるようにして、各サブバンドのSCHを受信可能とする。また、一つのIFFTだけを利用して各サブバンドの有効帯域901,905,909に属する全てのダウンリンクチャネル信号を伝送できるようにする。
図9において、各中間保護帯域904,908の帯域幅決定に利用されたm値は、それぞれ1と0であり、サブバンド#1とサブバンド#2との間の中間保護帯域904の帯域幅は、サブバンド間の干渉を考慮してできる限り最小中間保護帯域の帯域幅135kHzよりも大きな435kHz(=300+135kHz)904に決定する。一方、サブバンド#2とサブバンド#3の間の中間保護帯域908の帯域幅は、サブバンド間の干渉が可能である最小中間保護帯域の帯域幅285kHzで防止可能と判断し、285kHz908にそのまま決定する。
このように、各サブバンド間の干渉程度を考慮し、基地局はm値を決定して中間保護帯域の帯域幅を調節することができる。
次に、上述したような中間保護帯域の帯域幅を割り当てて通信を行う方法について説明する。図10は、本発明の実施例に係る基地局の送信方法を説明するための図である。
図10を参照すると、基地局は、ステップS1000で各サブバンドの帯域幅および第4実施例の表2あるいは上述した数式を用いて、各中間保護帯域の帯域幅を決定する。すなわち、基地局は、少なくとも2つのキャリアを用いて通信を行う場合、それぞれ隣接する2つのキャリアの2つの中心周波数間の間隔が、副搬送波間隔と周波数ラスター基本値の最小公倍数の倍数になるように、中間保護帯域の帯域幅を決定する。また、中間保護帯域の帯域幅システムパラメータのm値を決定する。このとき、基地局は、隣接する有効帯域間の干渉量によってシステムパラメータのm値を決定する。
次に、基地局は、ステップS1001で前記中間保護帯域に該当する送信IFFT入力は除いて、有効サブバンドに該当するIFFT入力にダウンリンク信号をマッピングする。次いで、基地局は、ステップS1002でIFFT処理後に信号を端末に伝送する。
一方、前記伝送されるダウンリンク信号のPAPR(Peak−to−Average Power Ratio)を減少させるために、ステップS901で中間保護帯域の一部あるいは全ての副搬送波に該当するIFFT入力に特定信号を追加的にマッピングすることができる。
続いて、上述した方法によって中間保護帯域を設定し伝送した信号を受信する方法について説明する。図11は、本発明の実施例に係る端末の受信方法を説明するための図である。
図11を参照すると、端末は、ステップS1100で受信されたSCHを利用してセル探索を実行し、セルIDおよび同期を取得する。
その次に、端末は、ステップS1101で同期取得したサブバンドに対するシステム情報をPBCHおよびSIから取得する。次いで、端末は、ステップS1102で全体システム帯域内の各サブバンドの帯域幅および中間保護帯域の帯域幅システムパラメータを取得する。ここで、中間保護帯域の帯域幅システムパラメータはmを意味する。
そうすると、端末は、ステップS1103で取得した中間保護帯域の帯域幅システム情報を用いて各中間保護帯域の帯域幅を計算する。その次に、端末は、ステップS1104で前記取得したサブバンド構成情報によって受信FFT出力マッピングを設定し、ダウンリンク信号を受信する。すなわち、中間保護帯域の帯域幅を除いた有効バンドに受信FFT出力をマッピングし、マッピングされるダウンリンク信号を受信する。
上述した図10と図11の場合、基地局は、端末が中間保護帯域の帯域幅を分かるように、全体システム帯域内の各サブバンドの帯域幅とm値を端末に伝送し、端末はその値を利用して中間保護帯域の帯域幅を計算する。
ここで、伝送されるシステム情報を簡素化して端末の中間保護帯域の帯域幅の計算ロードをなくすために、第4実施例の表2で中間保護帯域の帯域幅を決定するm値を各組合に対して特定値にそれぞれ設定し、基地局および端末間に共有することができる。このような場合、端末は、全体システム帯域内の各サブバンドの帯域幅の情報だけを取得し、各サブバンド間に固定された中間保護帯域の帯域幅をそれぞれ得ることができる。
このとき、基地局は、全体システム帯域内の各サブバンドの帯域幅の情報を全部伝送せずに、隣接するサブバンドの帯域幅の情報だけを伝送することによって、端末が隣接するLTEキャリアとの中間保護帯域を設定できるようにしてもよい。
仮に、全体システム帯域内の各サブバンドの帯域幅があらかじめ固定されており、各サブバンド間の中間保護帯域の帯域幅は可変できる場合であれば、端末は、自分のDC副搬送波周波数値を用いて隣接するLTEキャリアの帯域幅が分かるので、基地局から中間保護帯域の帯域幅システムパラメータm値だけを取得すると、表2あるいは計算式を用いて中間保護帯域の帯域幅を得ることができる。
この場合よりもさらに単純な場合は、全体システム帯域内の各サブバンドの帯域幅が予め固定されており、各サブバンド間の中間保護帯域の帯域幅が前記表2および計算式によって予め求められて固定されている場合である。この場合に、端末は、DC副搬送波の周波数値だけで中間保護帯域の帯域幅が分かる。このように、様々な可能である中間保護帯域の帯域幅の決定方法は、端末の性能とシステム運用の効率性を勘案して決定される。
次に、上述した中間保護帯域の帯域幅を割り当てて通信を行う基地局および端末の構成について説明する。
まず、本発明の実施例によって、ダウンリンク信号を送信する基地局の構造を説明する。図12は、本発明の実施例に係るダウンリンク信号を送信するための基地局の送信機構造を説明するための図である。
図12を参照すると、本発明の実施例に係る基地局の送信機は、IFFT器1200、副搬送波シンボルマッパ1201、制御機(ダウンリンク物理チャネルシンボル生成/マッピング/IFFT制御機)1202、放送チャネルシンボルジェネレータ(BCH副搬送波シンボルジェネレータ)1203、同期チャネルシンボルジェネレータ(SCH副搬送波シンボルジェネレータ)1204、制御チャネルシンボルジェネレータ(PDCCH副搬送波シンボルジェネレータ)1205、およびデータチャネルシンボルジェネレータ(PDSCH副搬送波シンボルジェネレータ)1206を含む。
放送チャネルシンボルジェネレータ1203、同期チャネルシンボルジェネレータ1204、制御チャネルシンボルジェネレータ1205、およびデータチャネルシンボルジェネレータ1206は、それぞれBCH、SCH、PDCCH、PDSCHチャネルの副搬送波(subcarrier)シンボルを生成する。このような放送チャネルシンボルジェネレータ1203、同期チャネルシンボルジェネレータ1204、制御チャネルシンボルジェネレータ1205、およびデータチャネルシンボルジェネレータ1206を通称して「シンボルジェネレータグループ」と称することにする。
副搬送波シンボルマッパ1201は、前記生成されたBCH、SCH、PDCCH、PDSCHチャネルの副搬送波シンボルを前記各チャネルのシンボルがマッピングされてこそ、副搬送波によって適切なIFFT器1200の入力にマッピングする。
このとき、制御機1202は、各中間保護帯域の帯域幅を決定する。すなわち、制御機1202は、前記少なくとも2つのサブバンドのうちそれぞれ互いに相違する隣接するサブバンドの中心周波数間の間隔が、副搬送波間隔と周波数ラスター基本値の最小公倍数の倍数となるように、前記隣接するサブバンド間の中間保護帯域の帯域幅を決定する。
次に、制御機1202は、中間保護帯域に該当するIFFT入力を除いて有効サブバンドに該当するIFFT器1200の入力に、前記シンボルマッピングされた副搬送波がマッピングされるようにする。制御機1202は、決定された中間保護帯域に対応する信号を、対応するIFFT器1200の入力から除外し、有効バンドに該当する信号を対応するIFFT器1200の入力に副搬送波シンボルがマッピングされるように、前記副搬送波シンボルマッパ1201を制御する。
また、制御機1202は、該当サブフレームあるいはサブバンドにおいて、前記チャネルのシンボルが正確なIFFT1100の入力端にマッピングされるようにする。例えば、制御機1202は、図4のサブバンド#1とサブバンド#2に該当するIFFT器1200の入力端には、SCHがそれぞれのサブバンド内にマッピングされるように制御する。
一方、制御機1202は、基地局から伝送されるダウンリンク信号のPAPRを減少させるために、中間保護帯域の一部あるいは全ての副搬送波に特定信号が追加的にマッピングされ、ダウンリンク信号が送信されるようにしてもよい。
次に、本発明の実施例によってダウンリンク信号を受信する端末の構造を説明する。図13は、本発明に係るダウンリンク信号を受信するための端末の受信機構造を説明するための図である。
図13を参照すると、本発明の実施例に係る端末の受信機は、RF/IF受信部1310、RF/IF制御機1311、FFT器1300、副搬送波シンボルデマッパ1301、データチャネルシンボルデコーダ(PDSCH副搬送波シンボルデコーダ)1302、制御チャネルシンボルデコーダ(PDCCH副搬送波シンボルデコーダ)1303、同期チャネルシンボル受信機(SCH副搬送波シンボル受信機)1304、放送チャネルシンボルデコーダ(BCH副搬送波シンボルデコーダ)1305、および制御機(ダウンリンク物理チャネルシンボル生成/マッピング/IFFT制御機)1306を含む。
RF/IF受信部1310は、RF/IF制御機1311の制御によって、端末がキャンプ(Camping)しているサブバンドに対してダウンリンク信号を受信できるように帯域幅および中心周波数を設定する。
FFT器1300は、受信されるダウンリンクOFDM信号にフーリエ変換を行い、各副搬送波受信シンボルを出力する。
副搬送波シンボルデマッパ1301は、副搬送波受信シンボルを該当チャネルのデコーダ(1302〜1305)に入力する。
データチャネルシンボルデコーダ1302、制御チャネルシンボルデコーダ1303、および放送チャネルシンボルデコーダ1305は、該当チャネルの副搬送波受信シンボルに復号を行い、所望のデータを得る。
また、同期チャネルシンボル受信機1304は、端末がセル探索時に受信PSS(Primary Synchronized Signal)/SSS(Secondary Synchronized Signal)信号と可能なPSS/SSSシーケンスの間に相関を行い、現在のセルに適用されたPSS/SSSシーケンスを探して同期を取得する。
上述したデータチャネルシンボルデコーダ1302、制御チャネルシンボルデコーダ1303、同期チャネルシンボル受信機1304、および放送チャネルシンボルデコーダ1305を通称して「シンボル受信機グループ」と称することにする。
制御機1306は、放送チャネルシンボルデコーダ1305またはデータチャネルシンボルデコーダ1302を通じて受信したシステム情報を用いて各中間保護帯域の帯域幅を計算することで、FFT器1300の出力マッピングを設定し、前記チャネルそれぞれの該当OFDMシンボル受信時に該当FFT器1300の出力でデマッピングして復調できるように制御する。
すなわち、制御機1306は、少なくとも2つのサブバンドに対して同期を取得すると、前記同期取得したサブバンドに対するサブバンドの帯域幅および中間保護帯域の帯域幅システムパラメータmを用いて、中間保護帯域の帯域幅を算出する。その次に、制御機1306は、中間保護帯域の信号を除いた有効帯域の信号に対するシンボルを利用できるように、前記算出した中間保護帯域の帯域幅によって前記FFT器1300の出力マッピングを設定し、対応するシンボル受信機に入力されるように前記副搬送波シンボルデマッパ1301を制御する。
以上、いくつかの好ましい実施例を使用して本発明を説明したが、これら実施例は例示的なもので、限定的なものではない。このように、本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者であれば、本発明の思想と添付する特許請求の範囲に提示された権利範囲から外れず、均等論によって多様な変化および修正が可能であることは理解できるはずである。
101 システム帯域幅
102 資源ブロック
103 副搬送波
104 OFDMシンボル区間
106 資源要素

Claims (10)

  1. 帯域拡張性を支援するセルラー無線通信システムで基地局の少なくとも2つのサブバンド間の保護帯域を構成してダウンリンク信号を伝送する方法において、
    前記少なくとも2つのサブバンドのうち隣接するサブバンド間の中間保護帯域を除いた有効バンドに該当するIFFT入力に信号をマッピングするステップと、
    前記マッピングされた信号を伝送するステップとを含み、
    前記中間保護帯域の帯域幅は、前記隣接する各サブバンドの干渉量により決定されたシステムパラメータ、DC副搬送波帯域幅、前記隣接する各サブバンドの有効帯域幅、副搬送波間隔及び周波数ラスター基本値に基づいて決定され、
    前記隣接する2つのサブバンドの中心周波数間の間隔が前記副搬送波間隔の倍数であるとともに、前記周波数ラスター基本値の倍数となるように前記中間保護帯域の帯域幅が設定されることを特徴とする基地局の保護帯域が構成されたダウンリンク信号の送信方法。
  2. 前記中間保護帯域は、次の数式
    前記中間保護帯域の帯域幅=m×G+G−MOD(A+B+D,G)によって導出され、
    前記mは0または正の整数であり、前記Gは前記副搬送波間隔と前記周波数ラスター基本値の最小公倍数であり、前記AおよびBは前記隣接する各サブバンドの有効帯域の半値であり、前記Dは前記DC副搬送波帯域幅であること特徴とする請求項1に記載の基地局の保護帯域が構成されたダウンリンク信号の送信方法。
  3. 帯域拡張性を支援するセルラー無線通信システムで端末の少なくとも2つのサブバンド間の保護帯域が構成されたダウンリンク信号を受信する方法において、
    前記少なくとも2つのサブバンドのうち隣接するサブバンド間の中間保護帯域を除いた有効バンドに該当する受信信号をFFT出力にマッピングするステップと、
    前記マッピングされた信号を受信するステップとを含み、
    前記中間保護帯域の帯域幅は、前記隣接する各サブバンドの干渉量により決定されたシステムパラメータ、DC副搬送波帯域幅、前記隣接する各サブバンドの有効帯域幅、副搬送波間隔及び周波数ラスター基本値に基づいて決定され、
    前記隣接する2つのサブバンドの中心周波数間の間隔が前記副搬送波間隔の倍数であるとともに、前記周波数ラスター基本値の倍数となるように前記中間保護帯域の帯域幅が設定されることを特徴とする端末の保護帯域が構成されたダウンリンク信号の受信方法。
  4. 前記中間保護帯域の帯域幅は、次の数式
    前記中間保護帯域の帯域幅=m×G+G−MOD(A+B+D,G)によって導出され、
    前記mは0または正の整数であり、前記Gは前記副搬送波間隔と前記周波数ラスター基本値の最小公倍数であり、前記AおよびBは前記隣接する各サブバンドの有効帯域の半値であり、前記Dは前記DC副搬送波帯域幅であることを特徴とする請求項3に記載の端末の保護帯域が構成されたダウンリンク信号の受信方法。
  5. 前記中間保護帯域の帯域幅は、
    基地局から前記中間保護帯域の帯域幅システムパラメータである前記mおよび前記隣接する各サブバンドの帯域幅を取得し、前記数式によって算出されることを特徴とする請求項4に記載の端末の保護帯域が構成されたダウンリンク信号の受信方法。
  6. 帯域拡張性を支援するセルラー無線通信システムで少なくとも2つのサブバンド間の保護帯域を構成してダウンリンク信号を伝送する基地局における送信装置において、
    送信信号の入力を受けてIFFTを行い、出力するIFFT器と、
    前記少なくとも2つのサブバンドのうち隣接するサブバンド間の中間保護帯域を除いた有効バンドに該当する信号をIFFT器の入力にマッピングする副搬送波シンボルマッパと、
    中間保護帯域の帯域幅を決定する制御機と、を含み、
    前記中間保護帯域の帯域幅は、前記隣接する各サブバンドの干渉量により決定されたシステムパラメータ、DC副搬送波帯域幅、前記隣接する各サブバンドの有効帯域幅、副搬送波間隔及び周波数ラスター基本値に基づいて決定され、
    前記制御機は、前記隣接する2つのサブバンドの中心周波数間の間隔が前記副搬送波間隔の倍数であるとともに、前記周波数ラスター基本値の倍数となるように前記中間保護帯域の帯域幅を設定することを特徴とする基地局の保護帯域が構成されたダウンリンク信号の送信装置。
  7. 前記中間保護帯域は、次の数式
    前記中間保護帯域の帯域幅=m×G+G−MOD(A+B+D,G)によって導出され、
    前記mは0または正の整数であり、前記Gは前記副搬送波間隔と前記周波数ラスター基本値の最小公倍数であり、前記AおよびBは前記隣接する各サブバンドの有効帯域の半値であり、前記Dは前記DC副搬送波帯域幅であることを特徴とする請求項6に記載の基地局の保護帯域が構成されたダウンリンク信号の送信装置。
  8. 帯域拡張性を支援するセルラー無線通信システムで少なくとも2つのサブバンド間の保護帯域が構成されたダウンリンク信号を受信する端末における受信装置において、
    受信される信号にFFTを行って出力するFFT器と、
    前記FFTの出力を対応するチャネル別に入力され、復号するシンボル受信機と、
    前記少なくとも2つのサブバンドのうち隣接するサブバンド間の中間保護帯域を除いた有効バンドに該当する信号を前記FFT器の出力にマッピングし、マッピングされた前記FFT器の出力を前記シンボル受信機に入力する副搬送波シンボルデマッパと、
    制御機と、を含み、
    前記中間保護帯域の帯域幅は、前記隣接する各サブバンドの干渉量により決定されたシステムパラメータ、DC副搬送波帯域幅、前記隣接する各サブバンドの有効帯域幅、副搬送波間隔及び周波数ラスター基本値に基づいて決定され、
    前記制御機は、前記隣接する2つのサブバンドの中心周波数間の間隔が前記副搬送波間隔の倍数であるとともに、前記周波数ラスター基本値の倍数となるように前記中間保護帯域の帯域幅を設定することを特徴とする端末の保護帯域が構成されたダウンリンク信号の受信装置。
  9. 前記制御機は、
    前記中間保護帯域の帯域幅を次の数式
    前記中間保護帯域の帯域幅=m×G+G−MOD(A+B+D,G)によって導出され、
    前記mは0または正の整数であり、前記Gは前記副搬送波間隔と前記周波数ラスター基本値の最小公倍数であり、前記AおよびBは前記隣接する各サブバンドの有効帯域の半値であり、前記Dは前記DC副搬送波帯域幅であることを特徴とする請求項8に記載の端末の保護帯域が構成されたダウンリンク信号の受信装置。
  10. 前記制御機は、
    前記中間保護帯域の帯域幅を基地局から前記中間保護帯域の帯域幅システムパラメータである前記mおよび前記隣接する各サブバンドの帯域幅を取得し、前記数式によって算出することを特徴とする請求項9に記載の端末の保護帯域が構成されたダウンリンク信号の受信装置。
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