JP5659940B2 - 熱処理金型 - Google Patents
熱処理金型 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5659940B2 JP5659940B2 JP2011098203A JP2011098203A JP5659940B2 JP 5659940 B2 JP5659940 B2 JP 5659940B2 JP 2011098203 A JP2011098203 A JP 2011098203A JP 2011098203 A JP2011098203 A JP 2011098203A JP 5659940 B2 JP5659940 B2 JP 5659940B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- heat treatment
- cartridge
- main body
- string
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
- Knitting Of Fabric (AREA)
Description
機械特性に優れた多孔質中空糸膜としては、例えば図6に示すような、例えばポリエステル等からなる糸を丸組みした円筒状組紐14からなる組紐支持体15の外周面に、多孔質膜層を設けたものが知られている。この多孔質中空糸膜は、組紐支持体15を環状ノズルに連続的に通す際に、環状ノズルから製膜原液を吐出し、組紐支持体15の外周面に製膜原液を塗布した後、製膜原液が塗布された支持体を凝固浴槽内に通し、凝固浴層内の凝固液で製膜原液を凝固させることにより製造される。
このような問題を解決するために、特許文献1では、図7に示す円筒状編紐12を丸編により編成した後、熱処理金型に形成された挿通路に通して材料の溶融温度未満の温度で加熱処理を施すことにより、円筒状編紐12の伸縮性(外径変化)が抑えられた紐状物が得られる多孔質中空糸膜用の編紐支持体13の製造装置を提案している。
一般に、加熱処理に使用される熱処理金型の挿通路には、編紐を形成するポリエステル糸等の繊維に付着している油剤が、加熱処理により油剤劣化物となって固着する。しかし、特許文献1の熱処理金型の場合には、油剤劣化物を除去するために熱処理金型全体を取り外して挿通路を洗浄したり、熱処理金型を交換したりしてメンテナンスを行う必要がある。したがって、製造条件によっては、油剤劣化物が頻繁に付着することがあり、その場合、金型全体および加熱ヒータの着脱も頻繁に行うため再稼動に時間を要し生産効率が低下する。
さらに、所望の外径を有する多孔質中空糸膜用支持体を形成する場合には、所望の外径に対応した熱処理金型に交換する必要がある。しかし、熱処理金型を複数用意する必要があるため金型コストが高くなる。
また、所望の直径に形成された縮径部を有するカートリッジ部に交換するだけで、所望の外径を有する編紐支持体を形成できる。したがって、外径の異なる編紐支持体を形成する場合であっても、熱処理金型のコストを抑制できる。
また、所望の直径に形成された縮径部を有するカートリッジ部に交換するだけで、所望の外径を有する編紐支持体を形成できる。したがって、外径の異なる編紐支持体を形成する場合であっても、熱処理金型のコストを抑制できる。
以下では、編紐支持体について図7を用いて説明した後、本実施形態の編紐支持体の製造装置および熱処理金型について説明をする。
(編紐支持体)
図6は、組紐支持体15の側面図である。
図7は、編紐支持体13の側面図である。
編紐支持体13は、糸を丸編みした円筒状編紐12に、後述する熱処理金型により熱処理が施されたものである。
糸の形態としては、マルチフィラメント、モノフィラメント、紡績糸等が挙げられる。 糸の材料としては、合成繊維、半合成繊維、再生繊維、天然繊維が挙げられる。糸は、複数種類の繊維を組み合わせたものであってもよい。
再生繊維の例としては、ビスコース法、銅‐アンモニア法、有機溶剤法により得られるセルロース系再生繊維(レイヨン、キュプラ、ポリノジック等。)が挙げられる。天然繊維の例としては、亜麻、黄麻等が挙げられる。
本実施形態では、後述の(b)工程の熱処理による効果が発揮されやすい点から、ポリエステル糸が使用される。
編目の数の上限は、円筒状編紐12の外径、糸の繊度、編目の大きさに等により決まる。編目が大きい場合、製膜原液を編紐支持体13に塗布する際に、製膜原液が編紐支持体13の内部に流入して中空部が閉塞するおそれがある。従って、同じ外径の円筒状編紐12を製造する場合、糸の繊度が高いと編目の数は少なく、繊度が低いと編目の数は多く設定する必要がある。編目の数の上限は、円筒状編紐12の外径が5.0mm、糸の繊度が200dtexのとき最大となり、その数は28である。
Tm−80℃≦t<Tm ・・・(1)
式中、Tmは、糸の材料の溶融温度(℃)である。糸の材料の溶融温度は、JIS−L−1013の方法で測定する。
図1は、編紐支持体13の製造に用いられる支持体製造装置20の説明図である。
支持体製造装置20は、複数のボビン22と、ボビン22から引き出されたポリエステル糸16を丸編する丸編機24と、丸編機24によって編成された円筒状編紐12を一定の張力で引っ張る張力調整装置26と、円筒状編紐12を熱処理する熱処理金型40と、熱処理された円筒状編紐12を引き取る引取装置30と、円筒状編紐12を編紐支持体13として収納する収納装置32とを具備する。
丸編機24は、不図示の駆動モータによって、フィードバック制御により駆動される。丸編機24の最大回転数は、4000rpmとなっている。なお、駆動モータとしては、高回転および、後述するフィードバック制御に対応するため、ブラシレスDCモータや、ACサーボモータを使用することが好ましい。
またフリーガイドロール26cの位置の変化量が、予め設定された量より大きいことを検知した場合は、該検出結果に基づいて、シリンダの回転数を増大または低減させて丸編機24の製紐速度を制御するフィードバック制御手段(不図示)が設けられている。
具体的には、フリーガイドロール26cの位置が上方に移動した場合は、丸編機24のシリンダ回転数が増大されて製紐速度が速くなり、フリーガイドロール26cの位置が下方に移動した場合は、丸編機24のシリンダ回転数が低減されて製紐速度が遅くなるように管理、制御されている。これにより丸編機24の製紐速度(排出速度)と熱処理金型40への導入速度との差が常に小さく抑えられる。
図2は、中心軸Oを含む熱処理金型40の側面断面図である。
熱処理金型40は、金型本体部41と、金型本体部41の内方に配置されるカートリッジ部45と、カートリッジ部45の移動を規制する固定手段50と、金型本体部41の外方に配置される加熱ヒータ49等の加熱手段と、により構成されている。
熱処理金型40は略円筒形状に形成されており、熱処理金型40の略中央には、熱処理金型40の長手方向に沿って上流側と下流側とを貫通する編紐挿通路43が形成されている。熱処理金型40の長さ(すなわち編紐挿通路43の長さ)Lは、引取速度(熱処理金型40の通過時間)によっても変わるが、110mm〜520mm程度が望ましい。
予熱部43aは、編紐挿通路43の上流側に形成されており、具体的には、金型本体部41の上流側端面41bと、金型本体部41に形成された凹部42の底面42aとを貫通するように形成され、さらにカートリッジ部45の上流側端面45bから若干下流側の領域にわたって形成されている。予熱部43aの長さL3は、100mm〜400mmが望ましい。また、予熱部43aの直径d1は、円筒状編紐12の外径以上に形成されており、3mm〜10mmが望ましい。
テーパ部43cは、予熱部43aと縮径部43bとを接続するように、予熱部43aよりも下流側に形成され、内径が上流側から下流側に向かって漸次縮径するように形成されている。
本実施形態の固定手段50は、平板状の規制部材51と、規制部材51を金型本体部41に固定するボルト52とにより構成されている。
規制部材51の直径は、金型本体部41の直径と略同一か、若干大径に形成されている。規制部材51には、熱処理金型40の中心軸Oと同軸の中心軸を有し、規制部材51の下流側端面51aと上流側端面51bとを貫通する貫通孔51cが形成されている。
貫通孔51cの直径は、縮径部43bの直径よりも若干大径に形成されている。これにより、縮径部43bから導出された編紐支持体13は、規制部材51に干渉することがない。
図3に示すように、規制部材51を固定しているボルト52を緩めることで、カートリッジ部45の固定が解除される。そして、中心軸Oに沿ってカートリッジ部45を下流側に移動させることにより、カートリッジ部45を金型本体部41から離脱させることができる。このように、カートリッジ部45は、金型本体部41に対して着脱可能に形成されているので、カートリッジ部45の交換や、カートリッジ部45の編紐挿通路43に固着した油剤劣化物の洗浄が簡単にできる。したがって、熱処理金型40のメンテナンスが容易にできる。
ここで、図3に示すように、カートリッジ部45は、加熱ヒータ49を取り外すことなく金型本体部41から離脱させることができる。したがって、カートリッジ部45の交換や油剤劣化物の洗浄が簡単にでき、熱処理金型40のメンテナンスが容易にできる。
引取装置30としては、ネルソンロール、ニップロール、カレンダーロール等が挙げられる。ニップロールは編紐支持体13をつぶす恐れがある。つぶれると中空部が閉塞し、中空状膜多孔質膜用の支持体としての用を成さない。従って、引取装置30にはネルソンロールまたはカレンダーロールが好ましい。これらのロールを用いて編紐支持体13を引取るには、ロールと編紐支持体13との接触面積をある程度大きくする必要がある。カレンダーロールの場合、編紐支持体13との接触面積を確保するためにロール本数を多くする必要がある。ネルソンロールは、2本のロールに編紐支持体13を複数回巻き付けることで接触面積を確保できる点でより好ましい。本実施形態では、ネルソンロールを用いている。
収納装置32内の収納容器32aは、ターンテーブル32b上で回転可能となっており、ターンテーブル32bが回転することで収納容器32aが回転し、円筒状編紐12が収納されるようになっている。
次に、本装置による編紐支持体13の製造工程を説明する。
編紐支持体13は、下記(a)工程、および下記(b)工程により製造される。
(a)ポリエステル糸16を丸編みして円筒状編紐12を編成する工程。
(b)円筒状編紐12を、熱処理金型40を通過させて加熱処理する工程。
円筒状編紐12は、丸編機24を用いて編成される。
丸編機24の製紐速度は円筒状編紐12の形状により若干変わるが、シリンダの回転数を変化させることによって制御できる。本発明における丸編機24の製紐速度とは、丸編機24から排出される円筒状編紐12の排出速度を意味する。
シリンダの回転数は引取装置30の引取り速度に応じて設定される。引取り速度が6〜200m/hrの範囲の場合、シリンダ回転数はおよそ100〜4000rpmであることが好ましい。
円筒状編紐12は、その構造上、伸縮性を有しているが、加熱処理を施すことによって、円筒状編紐12の伸縮性(外径変化)を抑制することができる。
円筒状編紐12は、予熱部43aにより予熱された後、熱処理金型40の縮径部43bを通過することで、材料として用いたポリエステル糸16の溶融温度未満の温度で加熱処理される。具体的には、(1)式で表される温度で加熱処理を行う。なお、ポリエステル糸16の溶融温度未満の温度で加熱処理を行うのは、編紐支持体13の表面が溶融すると、編目が閉塞し、処理水が通過できなくなり、濾過膜としての性能を発揮できなくなるためである。
加熱処理より円筒状編紐12は熱収縮を起こし、伸縮性が抑制されるとともに、編目が緻密になる。さらに、図2に示すように、縮径部43bにおいて円筒状編紐12の外径が縮径部43bの直径d2に規制され、円筒状編紐12は所望の直径d2を有する編紐支持体13に成型される。
一般に、編紐挿通路43のうち漸次縮径するテーパ部43cおよび円筒状編紐12の直径よりも小径に形成された縮径部43bには、円筒状編紐12に付着している油剤が油剤劣化物となって固着しやすい。しかし、本実施形態によれば、少なくとも予熱部43aよりも下流側のテーパ部43cおよび縮径部43bをカートリッジ部45に形成し、金型本体部41に対して着脱可能としている。ここで、本実施形態では、円筒状編紐12に付着している油剤が油剤劣化物となって固着しやすいテーパ部43cおよび縮径部43bをカートリッジ部45に形成しているので、油剤劣化物が固着したテーパ部43cおよび縮径部43bだけを簡単に取り外すことができる。特に、カートリッジ部45のみを取り外す構造としているので、熱処理金型40を加熱する加熱ヒータ49を取り外す必要がない。したがって、カートリッジ部45の交換や油剤劣化物の洗浄が簡単にできるので、熱処理金型40のメンテナンスが容易にできる。これにより、編紐支持体13の製造コストを低く抑えることができるとともに、編紐支持体13の製造不良を抑制できる。
また、所望の直径に形成された縮径部43bを有するカートリッジ部45に交換するだけで、所望の外径を有する編紐支持体13を形成できる。したがって、外径の異なる編紐支持体13を形成する場合であっても、熱処理金型40のコストを抑制できる。
続いて、実施形態の第1変形例の固定手段50について説明する。
図4は、実施形態の第1変形例の固定手段50の説明図である。
上述した実施形態の固定手段50は、図2に示すように、金型本体部41に平板状の規制部材51をボルト52で固定し、規制部材51がカートリッジ部45の下流側端面45a、および金型本体部41の下流側端面41aに当接して配置されることで、カートリッジ部45と金型本体部41とを固定していた。
これに対して、本実施形態の第1変形例の固定手段50は、図4に示すように、カートリッジ部45に形成された雄ネジ部45cと、金型本体部41に形成された雌ネジ部41cとにより構成されている点で、実施形態とは異なっている。以下に、実施形態の第1変形例の固定手段50について説明する。なお、実施形態と同様の構成については、説明を省略する。
金型本体部41の凹部42にカートリッジ部45を挿入した後、カートリッジ部45を回転させ、カートリッジ部45の雄ネジ部45cと金型本体部41の雌ネジ部41cとを螺合することで、カートリッジ部45が金型本体部41に固定される。
また、カートリッジ部45を回転させ、カートリッジ部45の雄ネジ部45cと金型本体部41の雌ネジ部41cとを螺合状態から緩めることで、カートリッジ部45の金型本体部41への固定を解除できる。
このように、カートリッジ部45の雄ネジ部45cおよび金型本体部41の雌ネジ部41cを固定手段50とすることにより、カートリッジ部45は、金型本体部41に着脱可能となっている。
実施形態の第1変形例によれば、カートリッジ部45の雄ネジ部45cと金型本体部41に形成された凹部42の雌ネジ部41cとを螺合することで固定しているので、確実にカートリッジ部45を固定できるとともに、簡単にカートリッジ部45の着脱ができる。また、この固定手段50は、カートリッジ部45と金型本体部41とにネジ加工を施すだけで形成でき、他部品を必要としないので低コストである。
続いて、実施形態の第2変形例の固定手段50について説明する。
図5は、実施形態の第2変形例の固定手段50の説明図である。
上述した実施形態の固定手段50は、図2に示すように、金型本体部41に平板状の規制部材51をボルト52で固定し、規制部材51がカートリッジ部45の下流側端面45a、および金型本体部41の下流側端面41aに当接して配置されることで、カートリッジ部45と金型本体部41とを固定していた。
これに対して、第2変形例の固定手段50は、図5に示すように、金型本体部41に形成された固定ネジ孔部41dに挿通された固定ネジ53である点で、実施形態とは異なっている。以下に、実施形態の第2変形例の固定手段50について説明する。なお、実施形態と同様の構成については、説明を省略する。
また、固定ネジ53を螺合状態から緩めることで、固定ネジ53の先端がカートリッジ部45の外周面45dから離脱し、カートリッジ部45の金型本体部41への固定を解除できる。
このように、金型本体部41の外周面から挿入されて螺合される固定ネジ53を固定手段50とすることにより、カートリッジ部45は、金型本体部41に着脱可能となっている。
実施形態の第2変形例によれば、固定ネジ53を締めることでカートリッジ部45を固定でき、固定ネジ53を緩めることでカートリッジ部45を金型本体部41から離脱可能とすることができるので、簡単にカートリッジ部45を着脱できる。また、この固定手段50は、金型本体部41にネジ加工を施すだけでよいので、加工費が低コストである。
なお、この発明の技術範囲は上記実施の形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
ただし、予熱部43aとテーパ部43cとの境界部分を、金型本体部41とカートリッジ部45との境界部分に形成すると、ポリエステル糸の繊維に付着している油剤が金型本体部41とカートリッジ部45との境界部分から漏れるおそれがある。しかし、本実施形態、第1変形例および第2変形例のように、予熱部43aとテーパ部43cとの境界部分をカートリッジ部45に形成することで、予熱部43aとテーパ部43cとの境界部分からの油分の漏れを確実に防止できる。
したがって、カートリッジ部45の上流側にわたって予熱部43aを形成し、予熱部43aとテーパ部43cとの境界部分をカートリッジ部45に形成した本実施形態、第1変形例および第2変形例に優位性がある。
13 編紐支持体
40 熱処理金型
41 金型本体部
41a 金型本体部の下流側端面
41c 雌ネジ部
41d 固定ネジ孔部
42 凹部
43 編紐挿通路
43a 予熱部
43b 縮径部
43c テーパ部
45 カートリッジ部
45a カートリッジ部の下流側端面
45c 雄ネジ部
45d 外周面(周面)
50 固定手段
51 規制部材
53 固定ネジ
Claims (6)
- 編紐を通過させて加熱処理し、編紐支持体を形成するための熱処理金型であって、
前記編紐の通過方向の上流側に配置される金型本体部と、前記通過方向の下流側に配置されるカートリッジ部とを備え、
前記金型本体部と前記カートリッジ部とに連通され、前記編紐が通過する編紐挿通路が形成され、
前記編紐挿通路は、
前記上流側に形成され、内径が前記編紐の直径以上に形成された予熱部と、
前記下流側に形成され、内径が前記編紐の直径よりも小径に形成された縮径部と、
前記予熱部と前記縮径部とを接続するように形成され、内径が前記上流側から前記下流側に向かって漸次縮径するテーパ部と、
を有し、
前記編紐挿通路のうち、少なくとも前記予熱部よりも前記下流側が、前記カートリッジ部に形成されており、
前記カートリッジ部が前記金型本体部に対して着脱可能に形成されていることを特徴とする熱処理金型。 - 請求項1に記載の熱処理金型であって、
前記カートリッジ部は、前記金型本体部の下流側端面に形成された凹部に挿入され、
前記カートリッジ部と前記金型本体部とが、固定手段を介して着脱可能に取り付けられることを特徴とする熱処理金型。 - 請求項2に記載の熱処理金型であって、
前記固定手段は、前記カートリッジ部を前記凹部に挿入した後、前記カートリッジ部の下流側端面および前記金型本体部の下流側端面に当接して前記金型本体部に固定され、前記カートリッジ部および前記金型本体部の相対移動を規制する規制部材であることを特徴とする熱処理金型。 - 請求項3に記載の熱処理金型であって、
前記規制部材は、断熱部材により形成されていることを特徴とする熱処理金型。 - 請求項2に記載の熱処理金型であって、
前記カートリッジ部の外周面には、雄ネジ部が形成され、
前記凹部には、前記雄ネジ部に対応した雌ネジ部が形成され、
前記雄ネジ部と前記雌ネジ部とが螺合されることにより、前記カートリッジ部が前記金型本体部に装着され、
前記固定手段は、前記雄ネジ部と前記雌ネジ部とであることを特徴とする熱処理金型。 - 請求項2に記載の熱処理金型であって、
前記金型本体部には、前記通過方向と交差する方向に沿って形成され前記金型本体部の外面と前記凹部とを連通する固定ネジ孔部が形成され、
前記固定手段は、前記カートリッジ部を前記凹部に挿入した後、前記固定ネジ孔部に螺合されて先端部が前記カートリッジ部の周面に当接する固定ネジであることを特徴とする熱処理金型。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011098203A JP5659940B2 (ja) | 2011-04-26 | 2011-04-26 | 熱処理金型 |
CN 201220183585 CN202576746U (zh) | 2011-04-26 | 2012-04-26 | 热处理模具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011098203A JP5659940B2 (ja) | 2011-04-26 | 2011-04-26 | 熱処理金型 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012229505A JP2012229505A (ja) | 2012-11-22 |
JP5659940B2 true JP5659940B2 (ja) | 2015-01-28 |
Family
ID=47246175
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011098203A Active JP5659940B2 (ja) | 2011-04-26 | 2011-04-26 | 熱処理金型 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5659940B2 (ja) |
CN (1) | CN202576746U (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5207220B2 (ja) * | 2006-11-07 | 2013-06-12 | 三菱レイヨン株式会社 | 中空状多孔質膜用支持体、中空状多孔質膜およびそれらの製造方法 |
JP5403964B2 (ja) * | 2007-07-31 | 2014-01-29 | 三菱レイヨン株式会社 | 紐状物製造装置 |
-
2011
- 2011-04-26 JP JP2011098203A patent/JP5659940B2/ja active Active
-
2012
- 2012-04-26 CN CN 201220183585 patent/CN202576746U/zh not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012229505A (ja) | 2012-11-22 |
CN202576746U (zh) | 2012-12-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2008114180A (ja) | 中空状多孔質膜用支持体、中空状多孔質膜およびそれらの製造方法 | |
JP6115592B2 (ja) | 中空状多孔質膜 | |
EP2448658B1 (en) | Non-braided, textile-reinforced hollow fiber membrane | |
JP5207220B2 (ja) | 中空状多孔質膜用支持体、中空状多孔質膜およびそれらの製造方法 | |
JP2008126199A (ja) | 中空状多孔質膜およびその製造方法 | |
KR20170049610A (ko) | 상용성 보강재를 가진 중공사 막 | |
CN102190211B (zh) | 纺丝卷绕设备及纺丝卷绕设备中的生头方法 | |
CN105636676B (zh) | 中空多孔膜 | |
JP5659940B2 (ja) | 熱処理金型 | |
JP5403964B2 (ja) | 紐状物製造装置 | |
JP5666502B2 (ja) | 中空状多孔質膜およびその製造方法 | |
JP5796433B2 (ja) | 細径中空状多孔質膜 | |
US9694327B2 (en) | Hollow porous membrane | |
JP5637176B2 (ja) | 中空状多孔質膜用支持体の製造方法、中空状多孔質膜およびその製造方法 | |
CN115652520A (zh) | 一种改性的钩编支撑管及加工方法 | |
JP2013128865A (ja) | 中空糸膜用支持体及び中空糸膜並びにこれらの製造方法 | |
JP6160720B2 (ja) | 編紐供給装置及び編紐供給方法 | |
JP5565621B2 (ja) | 多孔質膜用支持体の製造方法及び多孔質膜用支持体 | |
JP5458141B2 (ja) | 中空状多孔質膜の製造方法 | |
JP5197865B2 (ja) | 中空状多孔質膜用支持体、中空状多孔質膜およびそれらの製造方法 | |
JP6131430B2 (ja) | 中空糸膜モジュールの検査方法 | |
JP5009771B2 (ja) | 乾湿式紡糸装置 | |
JP2015232189A (ja) | 編機及び編機を用いた紐状物の製造方法 | |
JP5178172B2 (ja) | 凝固液中ローラおよびこれを用いた湿式または乾湿式紡糸方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140331 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20141104 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20141117 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5659940 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |