JP5659634B2 - 会議進行支援装置、会議進行支援システム、会議進行支援方法、プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、会議の進行を支援する会議進行支援装置、会議進行支援システム、会議進行支援方法及びプログラムに関する。
会議でコンピュータを活用して、ネットワークを介して端末同士を接続し、効率的に会議を運営しようという試みがある。会議では、例えば、会議を効率的に進行させ、また進行を管理することが考えられている。現在どの議事について話し合われているのか、残る議事はどのような議事なのか、議事にどのくらいの議論の時間が残されているのか等は、参加者が把握すべきだからである。
しかしながら、会議は予定通りに進行しないことが少なくない。そこで、予め設定された議事の順番通りに議事が進行されない場合や予定議事時間内に議事が終了しなかった場合でも、議事次第を再スケジューリングする技術が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1記載の会議システムは、議事次第に変更があった場合、それ以降の議事の予定議事時間を自動で調整することができる。
また、各議事に割り当てられる通常必要時間及び最低必要時間の設定を受け付け、会議のスケジュールを立案する議事進行支援装置が開示されている(例えば、特許文献2参照。)。
しかしながら、特許文献1に記載されたスケジュールリング技術では再スケジューリングした議事の予定議事時間が適切であったかどうかをフィードバックする仕組みが欠けているという問題がある。また、同様に特許文献2に開示された議事進行支援装置においても、通常必要時間及び最低必要時間から立案した会議のスケジュールが適切であったかどうかをフィードバックする仕組みがない。
本発明は、上記課題に鑑み、議事の進行結果を次回の会議に反映させることができる会議進行支援装置、会議進行支援システム、会議進行支援方法及びプログラムを提供することを目的とする。
上記課題に鑑み、本発明は、会議の進行を支援する会議進行支援装置であって、1つ以上の議事を含む会議に対応づけて前記議事の議事予定時間を記憶する議事情報記憶手段と、前記議事の開始時刻と終了時刻を記憶する進行情報記憶手段と、前記議事を開始させる操作情報を取得する操作情報取得手段と、前記操作情報取得手段が前記議事の開始操作の操作情報を取得した場合、前記進行情報記憶手段に該議事の前記開始時刻を登録し、終了した議事の前記終了時刻を登録する議事移行登録手段と、前記開始時刻と前記終了時刻から前記議事ごとの議事結果時間を計測し議事結果情報記憶手段に記憶する結果時間算出手段と、前記会議に属する前記議事ごとに前記議事結果時間と前記議事予定時間を比較可能に表示すると共に前記議事情報記憶手段に記憶された前記議事の前記議事予定時間を複製して新たに1つの前記会議に含まれる一連の前記議事の前記議事予定時間を生成する引き継ぎボタンを表示する会議結果表示手段と、前記操作情報取得手段が、前記引き継ぎボタンの操作情報を取得した場合、前記議事情報記憶手段に記憶された、前記会議に属する前記議事の前記議事予定時間の複製を生成し、複製元の前記議事と関連付けて前記議事情報記憶手段に記憶する議事情報作成手段と、を有することを特徴とする。
議事の進行結果を次回の会議に反映させることができる会議進行支援装置等を提供することができる。
会議システムの概略を説明する図の一例である。 会議システムの概略的な使用例の一例を示す図である。 会議システムの概略構成図の一例である。 情報端末機のハードウェア構成図の一例である。 会議情報の設定画面の一例を示す図である。 会議テーブル、議事テーブル、進行テーブル、議事結果テーブルのそれぞれの一例を示す図である。 進行支援メニューの一例を示す図である。 進行支援メニューの一例を示す図である。 議事インジケータを説明する図の一例である。 会議インジケータを説明する図の一例である。 会議インジケータを説明する図の一例である。 会議システムの全体的な動作を示すフローチャート図の一例である。 会議結果が表示された会議管理画面の一例を示す図である。 会議管理画面に表示する議事結果時間を算出する手順を示すフローチャート図の一例である。 会議結果表示手段が、各議事の色を決定する手順を示すフローチャート図の一例である。 ユーザが会議管理画面において「結果を引き継いで新規会議作成」ボタンを押下した場合に表示される会議管理画面の一例を示す。 会議管理画面を表示する際のシーケンス図の一例を示す。 会議情報のコピーを模式的に説明する図の一例である。 「超過/余裕時間」ボタンが押下された後の会議管理画面の一例である。 「超過/余裕時間」ボタンの押下による議事予定時間の更新手順を示すフローチャート図の一例である。 設定画面の一例を示す図である。 議事テーブルの一例を示す図である。 会議結果が表示された会議管理画面の一例を示す図である。 発表者でなく議事の種類が表示された会議管理画面の一例を示す図である。 議事テーブルの関連付け情報を説明する図の一例である。 ユーザが会議管理画面において「結果を引き継いで新規会議作成」ボタンを押下した場合に表示される会議管理画面の一例である。 メニュー一覧から「最大/最小」が選択された会議管理画面の一例である。 メニュー一覧から「平均」が選択された会議管理画面の一例である。 議事結果時間の最大時間と最小時間を特定する手順を示すフローチャート図の一例である。 会議管理画面を表示する際の議事結果時間の平均を算出する手順を示すフローチャート図の一例である。 会議システムの概略的な使用例の一例を示す図である(実施例2)。 会議システムの概略構成図の一例である(実施例2)。 会議システムの全体的な動作を示すフローチャート図の一例である。 会議情報の作成手順を示すシーケンス図の一例である。
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照しながら説明する。始めに本実施形態の会議システムの概略を説明する。
図1は、本実施形態の会議システムの概略を説明する図の一例である。
(1)会議システムは、議事毎にユーザが議事予定時間を設定できるようになっている。
(2)会議中、各議事の開始から終了までの時間が議事毎に計測され、会議が終了すると議事毎に議事結果時間が表示される。
(3)ユーザが議事結果時間を議事予定時間に反映してこの会議の議事予定時間を再設定する場合、会議システムは例えば議事予定時間と議事結果時間の差を表示する。
(4)ユーザは議事予定時間と議事結果時間の差を見て、会議の議事予定時間に反映させることができる。この場合、議事予定時間と議事結果時間の差が元の議事予定時間に加算され、新たな議事予定時間として設定される。
このように本実施例の会議システムは、会議の予定を立てた後、実際に議事にかかった時間を計測して、次回の会議の議事予定時間に反映させることができる。会議には週毎、月ごと、年ごとなどの定例会議や、不定期でも同じ一連の議事が実行される会議がある。このような会議において本実施形態の会議システムは、議事毎の議事時間をフィードバックするので議事に要する時間を正確に予想できるようになり、会議全体を予定通りに進行させることができるようになる。
本実施例では、スタンドアロン型の情報端末機100について説明する。
図2は、情報端末機100の概略的な使用例の一例を示す図である。情報端末機100は一台で特徴的な機能を提供できるので、必ずしもネットワークに接続されている必要はない。情報端末機100は有線又は無線でプロジェクタ13に接続されており、プロジェクタ13の映像はホワイトボードに投影されている。このようなスタンドアロン型の情報端末機100では、例えば次のような利用形態がある。
A.プロジェクタ13に接続された1台の情報端末機100(区別するため情報端末機1という)を一人以上のユーザが共通に利用する形態。
B.プロジェクタ13に接続された情報端末機1とは別の情報端末機100(区別するため情報端末機2という)が専用に会議の進行支援を行う形態。
Aの形態ではホワイトボードに進行支援メニュー14が表示され、Bの形態では表示されないが、情報端末機1と2の機能に変わりはない。進行支援メニュー14については後述するが、議事インジケータ18、及び、会議インジケータ17が表示される。
Aの形態の場合、ユーザは自分が進行する議事になると情報端末機1を操作して、議事の開始と終了を操作する。これを繰り返すと、バーグラフ11とマーク12が会議の進捗状況を表しながら、全ての議事の開始時刻と終了時刻が情報端末機1に登録される。議事を再開する場合には、ユーザがすでに開始時刻と終了時刻が記録された議事を再開すればよい。
Bの形態の場合、タイムキーパが情報端末機2の進行支援メニュー14を目視して各議事の進行を管理する。例えば、次の議事の指示、議事の開始と終了の入力、議事予定時間が満了したことの通知、等をタイムキーパが行う。この場合も、バーグラフ11とマーク12が会議の進捗を表しながら、最終的に全ての議事の開始時刻と終了時刻が情報端末機2に登録される。議事を再開する場合には、タイムキーパがすでに開始時刻と終了時刻が記録された議事を再開すればよい。
なお、本実施形態では発表者、タイムキーパ、会議システムの管理者を区別することなく単にユーザという。
〔会議システム500の構成〕
図3は、会議システム500の概略構成図の一例を示す。図示する会議システム500は、ネットワーク16を介して接続された複数の情報端末機100を有するが、スタンドアロン型の場合、ネットワークを介した通信は必須ではない。なお、ネットワークは、LAN、WAN、インターネット、又は、これらの組み合わせで構成され、有線か無線かは問わない。
情報端末機100は、例えばPC(Personal Computer)であるが、携帯電話、スマートフォン、PDA等、呼称はどのようなものでもよい。
情報端末機100は、制御部21、表示部22、入力部23、及び、データ格納部24を有する。これらの各機能について説明する。
まず、通信部または通信装置15は、LANカードやイーサネット(登録商標)カードと呼ばれ、CPU101からの指示によりIPネットワーク上の機器にパケットデータを送信し、他の機器から各種のパケットデータを受信する。なお、通信装置15は情報端末機内にあってもよい。
表示部22は進行支援メニューを表示するディスプレイ、又は、プロジェクタ13とのインタフェースである。入力部23は、キーボードやマウスなどであるが、ホワイトボードのタッチパネルが入力部23となることがある。
次に制御部21について説明する。図4は情報端末機100のハードウェア構成図の一例である。情報端末機100は、それぞれバスで相互に接続されているCPU101、RAM102、ROM103、記憶媒体装着部104、通信装置105、入力部23、表示制御部107及び記憶装置108を有する。CPU101は、OS、プログラム110を記憶装置108から読み出して、RAM102を作業メモリにして実行する。
プログラム110は、会議進捗時間を算出し、会議インジケータや議事インジケータを表示する処理を行う。RAM102は必要なデータを一時保管する作業メモリ(主記憶メモリ)になり、ROM103にはBIOSや初期設定されたデータ、簡単なプログラムが記憶されている。
記憶媒体装着部104はUSBケーブル等のケーブルや、可搬型の記憶媒体111を装着するインタフェースである。
表示制御部107は、プログラム110が指示する画面情報に基づき所定の解像度や色数等で表示部22の描画を制御する。記憶装置108は、HDDやフラッシュメモリなどの不揮発メモリを実体とし、OS、アプリケーション、及び、プログラム110を記憶している。
記憶媒体111は、例えば、SDカードやUSBメモリなど不揮発性のメモリである。アプリケーションやプログラム110は、記憶媒体111に記録された状態又は不図示のサーバからダウンロードされる態様で配布される。
図3に戻り、情報端末機100の各機能について説明する。制御部21は、主にCPU101が相当し、議事作成手段31、会議進行表示手段32、会議進捗算出手段33、議事移行確認手段34、及び、会議結果表示手段38を有する。これらは、CPUがプログラム110を実行することで実現される。
ユーザは、入力部23を使って会議に関する情報を入力する。議事作成手段31は、入力部23が受け付けた会議に関する情報から会議情報を生成する。
図5(a)は、会議情報の設定画面の一例を示す図である。議事作成手段31は、ユーザの操作に応じてこのような設定画面を表示する。入力は、ユーザの入力が容易になるようにGUI(Graphical User Interface)画面を用いて行われることが好ましい。設定画面には、会議名欄、会議の予定開始時刻欄、会議の予定終了時刻欄、議事追加ボタン、議事削除ボタン、議事タイトル欄、議事項目毎に分配する議事予定時間欄、トータル予定時間欄、などがある。
ユーザは入力部23を操作して、会議名や議事タイトルに所望の文字や記号を入力する。また、ユーザは会議が開始される予定開始時刻と、会議が終了される予定終了時刻とを入力部23を操作して入力する。予定開始時刻と予定終了時刻の差が会議予定時間である。なお、会議経過時間は実際に会議が開始された時刻を基準に計測される。
現実には、現在時刻が予定開始時刻の時に会議が開始されるとは限らないので、会議が開始された時、制御部が予定開始時刻←現在時刻、予定終了時刻←現在時刻+会議予定時間、のように設定することができる。こうすることで、予定開始時刻と予定終了時刻を会議が開始された現在時刻に合わせることができる。なお、会議経過時間は実際に会議が開始された時刻を基準に計測される。
なお、予定終了時刻は元の値のままとすることもできる。この場合、会議が遅れて始まっても、予定終了時刻を守ることができる。
また、ユーザは、議事予定時間を議事毎に入力することができる。入力を支援するため、議事作成手段31が、予定開始時刻と予定終了時刻の差分(会議予定時間)を議事の数で等分に割った値を議事予定時間欄に自動的に登録してもよい。自動的またはユーザの操作により会議予定時間と議事予定時間の合計は一致する。
図では6つの議事タイトル欄(議事1〜6)が表示されているが、ユーザが議事追加ボタンを押下することで、議事作成手段31は7個目の議事タイトル欄を表示する。また、ユーザが1つ以上の議事タイトル欄を選択した状態で議事削除ボタンを押下することで、議事作成手段31は選択された議事を削除する。また、ユーザが、議事予定時間欄に議事予定時間を設定すると、議事作成手段31は入力された全ての議事予定時間を合計して、トータル予定時間欄に設定する。
図5(b)は会議情報の設定画面の別の一例を示す図である。図5(a)と異なるのは、議事毎の予定開始時刻と予定終了時刻が表示されている点である。議事作成手段31は、議事1については会議の予定開始時刻を議事の予定開始時刻に、議事の予定開始時刻に議事予定時間を加えた時刻を議事の予定終了時刻に、それぞれ設定する。議事2以降は、1つ前の議事の予定終了時刻を次の議事の予定開始時刻に設定すればよい。このように表示することで、ユーザは、各議事の予定開始時刻と予定終了時刻を時計などが示す実時間と比較しやすくなる。
ユーザが設定した会議情報は、データ格納部24の会議テーブル35及び議事テーブル36に格納される。
図6(a)は会議テーブル35の一例を、図6(b)は議事テーブル36の一例を、図6(c)は進行テーブル37の一例を、図6(d)は議事結果テーブルの一例を、それぞれ示す。
会議テーブル35は会議を識別する「会議ID」、「会議名」、「予定開始時刻」、及び、「予定終了時刻」のフィールドを有する。会議IDは重複しない番号が議事作成手段31により割り当てられ、会議名、予定開始時間、及び、予定終了時間はユーザが入力部23から入力した値が設定される。
議事テーブル36は、議事を識別する「議事ID」、「議事タイトル」、「議事予定時間」、「議事番号」及び、「会議ID」のフィールドを有する。議事IDは重複しない番号が議事作成手段31により割り当てられ、議事タイトル、議事予定時間はユーザが入力部23から入力した値が設定される。議事番号は、議事タイトルの表示順を決める情報となる。
また、議事作成手段31は、同じ会議に属する議事IDには同じ会議IDを登録する。よって、会議IDから議事IDを、議事IDから会議IDを、それぞれ特定できるようになっている。
進行テーブル37は、「議事ID」、「開始時刻」及び「終了時刻」のフィールドを有する。進行テーブル37は、会議毎に生成されてもよいし、複数の会議に共通に生成されてもよい。議事IDは議事進行の対象となった議事の議事IDである。議事移行確認手段34はユーザの操作を監視して、各議事毎に議事の開始時刻及び終了時刻を進行テーブル37に格納する。ユーザが議事を中断・再開した場合、進行テーブル37には同じ議事IDが複数個登録されることになる。
なお、中断と終了に明確な区別はなく、終了後、議事が再開されることで直前の終了は中断であったと解釈される。
議事移行確認手段34は、ユーザが所定の操作(「次の議事へ」ボタンを押下)を入力すると、データ格納部24の進行テーブル37を更新する。この操作により、それまで進行していた議事はいったん終了したことになり、議事移行確認手段34は、進行テーブル37の該当する議事に終了時刻を登録する。
そして、議事移行確認手段34は、会議のスケジュールに基づき次に予定されている議事が「議事開始」されたと判断し、次の議事のID と議事進行の開始時刻を、データ格納部24の進行テーブル37に登録する。また、次の議事がない場合は、議事移行確認手段34は会議の終了処理も行う。
なお、図6(d)は議事結果テーブルを示す。議事結果テーブルには、議事毎の議事結果時間が登録される。
図3に戻り、会議進行表示手段32は、会議進捗算出手段33の算出結果に基づき、会議の進捗状況を表示部22へ表示する。この表示が上記の進行支援メニュー14に相当する。会議の進捗状況は、上記のバーグラフ11とマーク12などで表示される。
会議進捗算出手段33は、進行テーブル37から議事経過時間、議事進捗時間、会議経過時間、会議進捗時間を計算し、会議の進捗状況を数値化する。
〔進行支援メニュー〕
図7(a)は、進行支援メニュー14の一例を示す図である。ユーザは情報端末機100を操作して会議情報が設定された会議を指定して進行支援メニュー14を起動する。進行支援メニュー14は、議事タイトルのリスト(以下、議事リスト51という)が表示された状態とされない状態を有する。図7(a)は表示された状態である。
進行支援メニュー14は、OSのマルチタスク機能により他のアプリケーションとは独立に実行されるため、他のアプリケーションと共に1つの表示部22に表示される。図7(a)では例えばプレゼンテーション用のアプリケーションと共に表示されている。進行支援メニュー14は、常にユーザの手前側に表示されるように設定される。
進行支援メニュー14は、2つの議事表示欄52,53、議事インジケータ18、バーグラフ11、マーク12、「リスト非表示」ボタン54、及び、「会議開始」ボタン55を有する。「リスト非表示」ボタン54は、議事リスト51の非表示操作を受け付けるボタンである。進行支援メニュー14は、会議の進行を支援するものなので、他のアプリケーションの表示を阻害しないように、議事リスト51の表示/非表示を切り替えることができる。ユーザが「リスト非表示」ボタン54を押下すると、図7(b)に示すように議事リスト51だけを消去することができる。
また、ユーザが議事リスト51のいずれかの議事の「開始」ボタン61〜64を押下するか、又は、「会議開始」ボタン55を押下すると、会議が開始される。図8(a)は会議が開始された状態の進行支援メニュー14の一例を示す。ここでは、ユーザが議事2の「開始」ボタン62を押下したとする。すると、会議進行表示手段32は、「開始」ボタン62を「再開」ボタン66に変更し、進行支援メニュー14の議事表示欄52に進行中の議事2のタイトルを、議事表示欄53に議事2の次の議事3のタイトルをそれぞれ表示する。また、「会議開始」ボタン55を「次の議事へ」ボタン56に変更する。
また、会議が進行し全ての議事が一度は開始された状態になると、会議進行表示手段32は、「次の議事へ」ボタン56を「会議終了」ボタン57に変更する。図8(b)は全ての議事が一度は開始された状態の進行支援メニュー14の一例を示す。この場合でも、ユーザは議事リストを表示して「再開」ボタン65〜68のいずれかを押下することで所望の議事を再開できる。
〔議事インジケータ〕
次に、議事インジケータ18について説明する。図9は議事インジケータ18を説明する図の一例である。この議事インジケータ18は、バッテリの形状を模式化したアイコンであり、アイコンの色分け、点滅等により議事の進捗状況を表す。議事が開始されると、議事インジケータ18は、当該議事についての議事予定時間に対する議事経過時間が色付けされた部分の表示が減ることで示される。例えば、ある議事の開始直後、図9(a)のように議事インジケータ18の全体が一色(例えばグリーン)で表示される。そして、図9(b)に示すように、時間が経過すると徐々に、グリーンの部分が小さくなりそれまでグリーンだった部分が白色になる。図9(b)の状態は、当該の議事の議事予定時間の約半分が経過したことを示す。
さらに時間が経過して、当該の議事の議事予定時間が経過した時、議事インジケータ18は図9(c)のように全体が白色になる。この状態になる前にこの議事が終了すれば(「次の議事へ」ボタンが押下される)、議事インジケータ18は図9(d)の状態にはならない。
議事経過時間が議事予定時間と等しくなると、会議進行表示手段32は警告音を吹鳴する。例えば「チーン」「リリリ…」「ピンポーン」「決められた時間が経過しました」などである。このような警告音の出力は、例えば、ソフト的なプレーヤにサウンドファイルの実行を要求することで実現できる。
この後、議事予定時間を超過した場合、議事インジケータ18の表示態様は、図9(c)と(d)の状態が交互に入れ替わる態様になる。図9(d)では議事インジケータ18の全体が一色(例えば赤色)で表示されている。この結果、ユーザには議事インジケータ18が赤色で点滅しているように見える。
議事インジケータ18が点滅した状態でも、例えば1分ごとなど決められた間隔で、議事経過時間が警告音を吹鳴してもよい。こうすることで、ユーザは議事経過時間が議事予定時間を経過したことを思い出すことができる。
そして、「次の議事へ」ボタンが押下され、一度も進行されていない議事が開始された直後は、議事インジケータ18は図9(a) の表示状態となる。また、いったん開始された後、中断された議事を議長が再開した場合、直前の終了時の表示状態と同じになる。
なお、議事インジケータ18の形状や色は人間が視認できる限りでどのような形状や色でもよく、立体形状のインジケータとなってもよい。ただし、議事インジケータ18で使用する色に関しては、色覚障害者を考慮したものであることが望ましい。
〔会議インジケータ〕
次に、図10を用いて会議インジケータ17について説明する。会議インジケータ17は、バーグラフ11とマーク12から成り、予定通りに会議が進行した場合の進捗状況と、実際の会議の進捗状況とを表示する。予定通りに会議が進行した場合の進捗状況は、例えば、バーグラフ11の全長に対する色分け位置などで示される。
会議開始の直後、図10(a)に示すように、バーグラフ11は全体が一色(例えば、白色)で表示される。なお、バーグラフ11の始点は予定開始時刻であり、終点は予定終了時刻である。
会議インジケータ17は、議事インジケータ18と異なり、経過時間と共にグリーンの領域が徐々に大きくなっていく。バーグラフ11の斜線領域(緑色)が、予定開始時刻からの経過時間を表す。図10(b)は会議予定時間に対し半分の時間が経過したバーグラフ11である。
会議経過時間が予定終了時刻に近くなると、図10(c)のように、バーグラフ11の全体がグリーンになる。
予定終了時間を超過しても会議が終了しない場合、会議インジケータ17は図10(d)と図10(a)が切り替わる点滅状態となる。図10(d)のバーグラフ11は全体が一色(例えば赤色)で占められている。この結果、ユーザには議事インジケータ18が赤色で点滅しているように見える。予定終了時刻前に会議が終了されると(終了ボタンが押下されると)、会議インジケータ17はそれ以上変化しない。
なお、予定開始時刻や予定終了時刻を基準とした表示ではなく、実際に会議が開始された時刻をバーグラフ11の始点とし、実際に会議が開始された時刻に会議予定時間を足した時刻をバーグラフ11の終点としてもよい。この場合、会議が遅れて始まっても、会議の時間として会議予定時間を確保できる。
また、実際に会議が開始された時刻をバーグラフ11の始点とし、バーグラフ11の終点は予定終了時刻のままとすることもできる。この場合、会議が遅れて始まっても、予定終了時刻を守ることができる。
なお、会議インジケータ17で使用する色は、色覚障害者を考慮したものであることが望ましい。また、バーグラフ11の色分けではなく、数値で表示してもよい。この場合、例えば、「残りの時間/会議予定時間」のように表示される。
・「▲」の表示
バーグラフ11の色分けが予定通りに会議が進行した場合の経過時間割合を表すのに対し、「▲」のアイコン(マーク)は会議進捗時間を表す。なお「▲」でなく、「|」のような棒状のアイコンなどアイコンはどのような形状でもよい。
図10(a)に示すように、マーク12がバーグラフ11の左端を指示する場合、議事が一つも進行されていないことを示し、図10(d)に示すようにマーク12がバーグラフ11の右端を指示する場合、いくつかの議事の議事経過時間の合計が、予定会時間とほぼ等しいかそれ以上になっていることを示す。
マーク12は、バーグラフ11の長さを各議事の議事予定時間の比率に応じて区分して、経過時間とともに移動する。例えば、図11(a)のように、6つの議事があり、それぞれの議事予定時間の比率により各割合長さに区分した場合を例に説明する。実際には図11(a)のような区分線は表示されない。
まず、議事1の進行中(議事1以外から進行してもよい)、マーク12は、時間の経過と共に右に移動する。したがって、図11(b)に示すように、議事1においてはアイコンとバーグラフ11の色分け位置が同じ位置を指示する。
そして、ユーザが議事1が終了したと判断したり中断させたい場合、「次の議事へ」ボタンを押下する。この時、バーグラフ11の色分け位置は議事1と2の境界を越えている場合も超えていない場合もあるが、マーク12は割合長さを超えて移動しない。
図11(c)はバーグラフ11の色分け位置が議事1と2の境界を越えている状態の会議インジケータ17を示す。議事経過時間が議事予定時間を超過した後、マーク12は割合長さを超えて移動しないので、ユーザは会議の進捗が予定の進捗状況よりも遅れていることを把握できる。
図11(d)はバーグラフ11の色分け位置が議事1と2の境界を越えていない状態の会議インジケータ17を示す。「次の議事へ」ボタンの押下により、マーク12は割合長さの終端まで瞬間的に移動するので、ユーザは会議の進捗が予定よりも進んでいることを把握できる。
なお、会議インジケータ17の形状や色は人間が視認できる限りでどのような形状や色でもよく、立体形状のインジケータとなってもよい。ただし、会議インジケータ17で使用する色に関しては、色覚障害者を考慮したものであることが望ましい。
〔会議システム500の動作〕
図12を用いて、会議システム500の動作について説明する。図12は、情報端末機100の全体的な動作を示すフローチャート図の一例である。
まず、議事作成手段31が、図5の設定画面から会議情報を作成する(S10)。設定方法は説明したとおりである。
ユーザは、会議情報を設定した会議を開始する。これにより、会議進行表示手段32は、会議経過時間の計測を開始する(S20)。議事移行確認手段34は、入力部23が受け付けた例えば「開始」ボタンの押下を検出して、進行テーブル37に開始した議事の議事IDと開始時刻を登録する。
また、会議進行表示手段32は、図8(a)の進行支援メニュー14のように、時間と共に変化する維持インジケータや会議インジケータ17の表示を開始する(S30)。会議の進行中、会議進行表示手段32は会議進捗算出手段33の結果にしたがって、逐次、進行支援メニュー14の表示を更新する。
また、ユーザが議事変更の操作を行った場合(S40のYes)、すなわち、「次の議事へ」ボタンを押下した場合、会議進行表示手段32は、議事インジケータ18と会議インジケータ17を更新する(S30)。
これにより、次の議事が一度も進行されたことがなければ、議事インジケータ18の全体が緑色一色になり、次の議事がすでに一度以上進行されている場合、議事インジケータ18は議事経過時間に応じた色で表示される。また、次の議事が一度も進行されたことがなければ、会議インジケータ17のマーク12はそれまでの議事と次の議事の境界に移動する。次の議事がすでに一度以上進行されている場合、会議インジケータ17のマーク12は次の議事に割り当てらえる長さの始点から議事経過時間に応じた位置に表示される。
また、議事移行確認手段34は、入力部23が受け付けた「次の議事へ」ボタンの押下を検出して、進行テーブル37に終了した議事の終了時刻を登録する。
ユーザが議事変更の操作を行わない場合(S40のNo)、議事移行確認手段34はユーザが会議の「会議終了」ボタンを押下したか否かを判定する(S50)。
ユーザが「会議終了」ボタンを押下した場合(S50のYes)、会議進捗算出手段33は、会議経過時間の計測を終了する(S60)。また、議事移行確認手段34は、入力部23が受け付けた「会議終了」ボタンの押下を検出して、進行テーブル37に終了した最後の議事の終了時刻を登録する。
次に、議事作成手段31は、入力部23を介したユーザの操作を受け付けて、又は、自動的に、会議結果を表示する(S70)。会議結果の表示例については後述する。
そして、ユーザが入力部23から引き次いで会議情報を作成する操作を入力すると(S80のYes)、処理はステップS10に戻り、議事作成手段31が会議情報を作成する。具体的には、議事作成手段31は会議情報をコピーする。コピーすることで、前回の会議情報を変更することなく、次の会議の会議情報に会議の結果を反映させることができる。
<会議進捗時間の算出>
会議進捗算出処理について詳細を説明する。本実施例で使う時間を簡単に整理すると、以下のようになる。
議事経過時間=議事毎の経過時間
議事進捗時間=(進行実績があり、進行中でない議事は議事予定時間) 、進行中の議事はmin(議事経過時間,議事予定時間)、(進行実績がなければゼロ)
会議経過時間=会議が開始してからの経過時間
議事結果時間=会議管理画面に表示される議事経過時間
会議進捗時間=各議事進捗時間の合計
会議システムは同様に会議予定時間をバーグラフ11の全長に割り当て、会議予定時間に対する会議進捗時間の比率をバーグラフの全長に掛けることで、バーグラフの例えば左端からの距離により、実際の進捗状況を表示することができる。図ではバーグラフの左端からの距離にマーク12を配置している。
会議進捗算出処理においては、議事進捗時間の合計から会議進捗時間を算出する。算出式は以下のようになる。
会議進捗時間=Σ(進捗実績があり、進行中でない議事の予定時間) + min(進行中の議事の議事経過時間,進行中の議事の議事予定時間) ・・・(1)
式(1)は進行中か進行中でないかにより、議事時間の算出方法が分けられている。進捗実績がない議事の議事進捗時間はゼロであるので式(1)には現れない。
式(1)の前半部分の合計では、議論が終了した議事の進捗の合計を算出している。つまり、一度議論を終了した議事については、その議事の議論は終わったものと考えて、議事予定時間全てを使い切っていてもいなくてもその議事の議事予定時間を会議進捗時間に合算している。議事進捗時間が予定時間を超過していても、その議事で予定されていた議論以上の進捗はないと考え(10分の予定時間の議事なら12分議論しても10分以上の進捗はないと考え)、議事予定時間を会議の進捗に合算している。
また、式(1) の後半部分のmin(A,B)はA,Bのうち小さい方を会議進捗時間に加えるという意味であり、進行中の議事の議事進捗時間を会議進捗時間に足している。つまり進行中の議事については、経過した時間そのものを議事の進捗と考えることを原則に、議事予定時間を超過した場合、終了した議事同様、予定時間以上の議事の進捗がないと考え、議事予定時間のみを会議進捗時間に加算する。
議事進捗時間を式(1)のように決定することで、会議の中断・再開にも対応して、マーク12の位置により、会議予定時間に対する会議進捗時間の進捗状態を表示することができる。
〔会議結果の表示〕
図13は、会議結果が表示された会議管理画面の一例を示す図である。会議管理画面は図12のS70にて表示される。会議管理画面では、各議事毎の議事予定時間と共に議事結果時間が「結果」に表示される。したがって、ユーザは議事毎に、予定議事時間と議事結果時間を見て、予定に対し余裕があったか超過したかを把握できる。
また、会議管理画面には各議事の議事結果時間の合計としてトータル結果時間も表示される。したがって、ユーザは会議のトータル結果時間が、トータル予定時間に対し余裕があったか超過したかを把握できる。
また、会議管理画面には「結果を引き継いで新規会議作成」ボタン72が表示される。ユーザが入力部23でこのボタンを押下すると、議事作成手段31が会議情報の作成を開始する。
図14は、会議管理画面に表示する議事結果時間を算出する手順を示すフローチャート図の一例である。会議結果表示手段38は、ユーザが会議の終了操作を入力すると、進行テーブル37において当該会議の議事IDに対応づけられた「開始時刻」と「終了時刻」から各議事の議事結果時間を算出する。
まず、会議結果表示手段38は議事リストを取得する(S110)。会議進行表示手段は、終了した会議の会議IDに対応づけられた議事IDを、議事テーブル36を参照して特定する。これにより議事IDから成る議事リストが得られる。
次に、会議結果表示手段38は、議事リストから順番に議事IDを取り出し、以下の処理を実行する。まず、議事経過時間を初期化(ゼロ)する(S120)。
そして、会議結果表示手段38は、進行テーブル37から取り出した議事IDに対応づけられた開始時刻と終了時刻を読み出し、以下のようにして議事経過時間を算出する(S130)。
議事経過時間=議事経過時間+終了時刻−開始時刻
そして、会議結果表示手段38は、着目している議事IDと同じ議事IDが進行テーブル37に登録されているか否かに基づき1つの議事の議事経過時間の算出が終了したか否かを判定する(S140)。
1つの議事の議事経過時間の算出が終了していない場合(S140のNo)、会議結果表示手段38は、ステップS130の処理を繰り返す。
1つの議事の議事経過時間の算出が終了した場合(S140のYes)、会議結果表示手段38は、議事リストの全ての議事の議事経過時間を算出したか否かを判定する(S150)。
全ての議事の議事経過時間を算出していない場合(S150のNo)、会議結果表示手段38はステップS120に戻り、議事経過時間を初期化し、次の議事の議事経過時間を算出する。以上の処理で議事毎に議事結果時間が表示される。議事結果時間は図6(d)の議事結果テーブルに記憶される。
なお、会議結果表示手段38は、各議事の結果議事時間を合計し、会議管理画面のトータル結果時間を表示する。
ところで、本実施形態では、予定議事時間を超過した議事を明確にするため、議事を色分け表示する。図13の会議管理画面では、議事1が1分超過、議事3が10分超過、議事4が3分超過、している。
図13では、予定議事時間を超過した議事は、予定議事時間を超過してない議事と異なる色で表示される。そして、予定議事時間の超過の程度が大きいほど、色の濃度が高くなる。ここでは例えば予定議事時間を超過した議事は、赤色で表示されるとする。よって、図13では、議事3は最も濃い赤色で、議事4は次に濃い赤色で、議事1はその次に濃い赤色で、それぞれ表示されている。
図15は、会議結果表示手段38が、各議事の色を決定する手順を示すフローチャート図の一例である。
会議結果表示手段38は、終了した会議の会議IDに基づき着目している会議に属する全ての議事を議事テーブル36から特定する(S210)。
次に、会議結果表示手段38は、最大の超過時間を算出する(S220)。具体的には、議事テーブル36から特定した議事の議事予定時間をそれぞれ読み出す。また、図14で算出した各議事の議事結果時間を議事結果テーブルから読み出す。そして、議事毎に、予定議事時間と結果議事時間の差を算出して、最も大きい超過時間を特定する。
会議結果表示手段38は、結果議事時間が予定議事時間を超過している議事の超過時間を、最大の超過時間で除算する(S230)。
これにより、例えば、議事3の除算結果は「1」、議事1の除算結果は「0.1」、議事4の除算結果は「0.3」、となる。
会議結果表示手段38は、除算結果をR・G・Bの濃度に掛ける。純粋な赤色は(255,0,0)であるので、議事3のRの濃度は「255×1」とし、議事1のRの濃度は「255×0.1」とし、議事4のRの濃度は「255×0.3」とする。
このような処理により、超過時間が大きい議事ほど濃い赤色で表示することができる。
なお、トータル結果時間がトータル予定時間を超過している場合、会議結果表示手段38はトータル結果時間のRの濃度を「255×1」とする。
〔フィードバックを利用した会議情報の作成〕
図16は、ユーザが会議管理画面において「結果を引き継いで新規会議作成」ボタン72を押下した場合に表示される会議管理画面の一例を示す。図16において図13と同一部の説明は省略する。図16では「超過/余裕時間」ボタン73が表示されている。超過/余裕時間ボタンは、会議経過時間が会議予定時間を超過した場合は赤色の「超過時間+超過」で、会議経過時間が会議予定時間を超過していない場合は黒色の「余裕時間+余裕」で、表示される。
図17は、図16のような会議管理画面を表示する際のシーケンス図の一例を示す。
まず、入力部23が「結果を引き継いで新規会議作成」ボタン72の押下を検出して、会議情報の引き継ぎを制御部21に通知する(S310)。
制御部21の議事作成手段31は、データ格納部内で会議情報の複製を生成する(S320)。
図18(a)は会議情報のコピーを模式的に説明する図の一例である。例えば、ユーザが会議ID=1の会議の会議管理画面で「結果を引き継いで新規会議作成」ボタン72を押下したとする。議事作成手段31は、会議ID=1のレコードをコピーすると共に、新たに重複しない会議ID=4を付して会議テーブルに登録する。
また、議事作成手段31は、議事テーブル36から会議ID=1の会議に属する議事IDを特定し、各議事のレコードをコピーする。図18(b)では議事ID=1,2の議事が特定される。そして、コピーされた議事IDに新たに重複しない議事ID=4,5を付し、コピーされた会議の会議IDは"4"なので、議事作成手段31は議事ID=4,5の会議IDに4を付して、議事テーブル36に登録する。
図17に戻り、制御部21の議事作成手段31は、新たに生成された会議情報をデータ格納部から読み出す(S330)。
また、議事作成手段31はコピー元になった会議ID=1の会議の各議事の議事結果時間を議事結果テーブルから読み出す(S340)。
そして議事作成手段31は、図16のような会議管理画面を表示する(S350)。具体的には、議事作成手段31は、コピーにより生成された各議事の議事予定時間から議事結果時間を減算して、超過時間又は余裕時間を算出する。そして、超過時間を赤色で、余裕時間を黒色でそれぞれ表示する。以上の処理で、図16の会議管理画面が表示される。
〔超過時間の反映〕
ユーザは会議管理画面を見て、次に会議を行う時は議事予定時間を変更することができる。具体的には、ユーザが「超過/余裕時間」ボタン73を押下すると、制御部21は押下されたボタンに対応する議事の議事予定時間を変更する。
図19は、「超過/余裕時間」ボタン73が押下された後の会議管理画面の一例を示す。図16に対し図19では議事3の議事予定時間が「15」分になっている。よって、ユーザは、「超過/余裕時間」ボタン73を押下するだけで、前回の会議の進行結果を適切に議事予定時間に反映させることができる。
図20は、「超過/余裕時間」ボタン73の押下による議事予定時間の更新手順を示すフローチャート図の一例である。まず、議事作成手段31は、入力部23による「超過/余裕時間」ボタン73の押下を検出する(S410)。この時、「超過/余裕時間」ボタン73が押下された議事の議事IDも特定される。
次に、議事作成手段31は、「議事結果時間−議事予定時間」を算出する(S420)。したがって、議事結果時間が議事予定時間を超過していると算出結果が正値になり、超過していない算出結果が負値になる。
次に、議事作成手段31は、「議事予定時間=議事予定時間+算出結果」を算出する(S430)。したがって、議事予定時間は議事結果時間が議事予定時間を超過している分だけ大きくなり、余裕のある分だけ小さくなる。
議事作成手段31は、算出した新たな議事予定時間を議事予定時間に表示する(S440)。これにより、図18のような会議管理画面が表示される。
また、議事作成手段31は、算出した新たな議事予定時間により議事テーブル36を更新する(S450)。なお、この他、議事作成手段31はトータル予定時間を更新する。
以上のように、本実施例の情報端末機は、会議の予定を立てた後、実際に議事にかかった時間を計測して、次回の会議の議事予定時間に反映させることができる。
〔議事タイトルの変形例〕
上記では定例会議などで同じ議事が時や場所を変えて進行されることを想定したが、議の発表者や議事の種類に基づき、進行時間をフィードバックさせることが好ましい状況もあり得る。例えば、○○さんや質疑の議事は発表に時間がかかる傾向がある場合である。このような状況に対応するため、会議情報に発表者の氏名や議事の種類を登録しておくことができる情報端末機100について説明する。
図21は、設定画面の一例を示す図である。図21において図5と同一部の説明は省略する。図21では、ユーザが議事毎に発表者と議事の種類を入力できるようになっている。発表者と議事の種類の入力欄は、ユーザが選択的に表示/非表示を切り替えることができる。または、設定画面では常に表示させた状態にして、ユーザが入力するか否かを自由に選択してもよい。
このような設定画面の会議情報には、発表者と議事の種類も登録される。
図22は、議事テーブル36の一例を示す。図22では、「発表者」と「種類」が登録可能になっている。議事テーブル36に「発表者」と「種類」が登録されることで、会議の終了後、議事結果時間と共に氏名や議事の種類を表示することができる。
図23は、会議結果が表示された会議管理画面の一例を示す図である。会議管理画面は図12のS70にて表示される。図23では、議事結果時間である「結果」に加え、発表者が「氏名」に表示されている。したがって、ユーザは議事だけでなく発表者毎に、予定議事時間と議事結果時間を見て、予定に対し余裕があったか超過したかを把握できる。
図24は、発表者でなく議事の種類が表示された会議管理画面の一例を示す。図23では、議事結果時間である「結果」に加え、議事の種類が「種類」に表示されている。したがって、ユーザは議事だけでなく議事の発表者毎に、予定議事時間と議事結果時間を見て、予定に対し余裕があったか超過したかを把握できる。
図23と図24、及び、図13の会議管理画面は、ユーザが切り替えて表示することができる。また、議事結果時間、発表者、及び、議事の種類を1つの議事管理画面に表示することもできる。ユーザは、議事結果時間、発表者、及び、議事の種類からフィードバックに適当な項目を1つ以上表示して、次回の会議の議事予定時間に反映させることができる。
ユーザは、会議管理画面の「結果を引き継いで新規会議作成」ボタン72を押下して、会議情報の複製を作成し、さらに「超過/余裕時間」ボタン73を押下することで、押下されたボタンに対応する議事の議事予定時間を変更することができる。
〔議事結果時間の統計処理〕
定例会議などが何回も行われると、進行された数だけ議事結果時間が得られることになるので、これら過去の複数回の議事結果時間を次回の会議予定時間に反映させることも可能になる。
このためには、議事作成手段31が、議事テーブル36に、定例会議等の同じ会議に属する議事を互いに関連付ける関連付け情報を登録する。本実施例では、ユーザが「結果を引き継いで新規会議作成」ボタン72を押下してコピーされた議事テーブル36の議事の議事IDを、関連付け情報とする。
図25は議事テーブル36の関連付け情報を説明する図の一例である。ユーザが例えば会議ID=1の会議の会議管理画面で「結果を引き継いで新規会議作成」ボタン72を押下したとする。議事作成手段31は、会議ID=1のレコードをコピーすると共に、新たに重複しない会議ID=4を付して会議テーブル35に登録する(不図示)。
また、議事作成手段31は、議事テーブル36から会議ID=1の会議に属する議事IDを特定し、各議事のレコードをコピーする。図では議事ID=1,2の議事が特定される。そして、コピーされた議事IDに新たに重複しない議事IDを付与する。ここで、議事ID=1の議事を引き継いだことを示すため、議事作成手段31は議事ID=1の議事をコピーした議事の議事IDを「1−1」とし、議事ID=2の議事を引き継いだことを示すため、議事作成手段31は議事ID=2の議事をコピーした議事の議事IDを「2−1」とする。「m−n」の「m」が元の議事の議事IDを示し、「n」がコピーされた回数を示す。
例えば、ユーザが例えば会議ID=4の会議(会議ID=1から引き継いで生成された)の会議管理画面で「結果を引き継いで新規会議作成」ボタン72を押下した場合、議事作成手段31は、会議ID=4のレコードをコピーすると共に、新たに重複しない会議ID=5を付して会議テーブル35に登録する(不図示)。
また、議事作成手段31は、議事テーブル36から会議ID=4の会議に属する議事IDを特定し、各議事のレコードをコピーする。図では議事ID=1−1,2−1の議事が特定される。そして、コピーされた議事IDに新たに重複しない議事IDを付与する。ここで、議事ID=1−1の議事を引き継いだことを示すため、議事作成手段31は議事ID=1−1のレコードをコピーして生成したレコードの議事IDを「1−2」とし、議事ID=2−1の議事を引き継いだことを示すため、議事作成手段31は議事ID=2−1のレコードをコピーして生成したレコードの議事IDを「2−2」とする。
より正確には、この時議事作成手段31は、議事テーブル36から議事IDが1又は2で始まる議事の個数を調べ、それぞれの個数n1(IDが1で始まる議事の個数)、n2(IDが2で始まる議事の個数)を用いて、「1−n1+1」、「1−n2+1」、という議事IDを作成する。これにより、同じ議事を引き継いで複数の議事のレコードがコピーされても、複写元の議事の議事IDと紐付けて重複しない番号(=複写数)が含まれた議事IDを付与できる。
したがって、議事テーブル36の議事IDが「m−n」の議事を、定例会議等の同じ会議に属する同じ議事と関連付けることができる。
〔フィードバックを利用した会議情報の作成〕
図26は、ユーザが会議管理画面において「結果を引き継いで新規会議作成」ボタン72を押下した場合に表示される会議管理画面の一例を示す。図26において図16と同一部の説明は省略する。図16では「超過/余裕時間ボタン」の上側に、プルダウンメニュー71が表示されている。
プルダウンメニュー71には、例えば「前回」「最大/最小」「平均」の各メニューが収容されており、ユーザがプルダウンメニュー71を入力部23でクリックすることで、各メニューが一覧表示される。ユーザはメニューの一覧から所望の統計処理を選択することができる。図26では「前回」が表示されているので、図16と同様に最も最近の議事の議事結果時間から算出された「超過/余裕時間」が表示されている。よってシーケンス図は図17と同様になる。
これに対し、図27はメニュー一覧から「最大/最小」が選択された会議管理画面を、図28ではメニュー一覧から「平均」が選択された会議管理画面をそれぞれ示す。図27では、余裕時間から見た「最大時間」ボタン74が左側に「最小時間」ボタンが右側にそれぞれ表示されている。つまり、各議事について、過去のn回の議事のうち、最大の余裕時間と最小の余裕時間が表示される。
図29は図27のような会議管理画面を表示する際の議事結果時間の最大時間と最小時間を特定する手順を示すフローチャート図の一例である。図29の手順は、例えば会議管理画面が表示された状態で「最大/最小」が選択されると開始される。
まず、会議結果表示手段38は、現在の会議管理画面の会議IDに基づき、該会議に属する議事の議事IDを議事テーブル36から全て読み出し議事リストを生成する(S510)。すなわち、議事ID=1、1−1、1−2…1−n、議事ID=2、2−1、2−2…2−n、のように議事IDが特定される。
会議結果表示手段38は、議事リストに未処理の議事が登録されている場合(S520のYes)、議事結果テーブルから、関連づけられた議事IDに対応づけられた議事結果時間を1つ読み出す(S530)。
そして、会議結果表示手段38は議事予定時間に対する議事結果時間の差を数値に変換する(S540)。
算出結果が、同じ議事に関連付けられた議事リストの最初の議事の場合(S550のYes)、変数の最大値と最小値に議事予定時間と議事結果時間の差を格納する(S560)。
次に、処理はステップS520に戻り、会議結果表示手段38は、議事リストに未処理の議事が登録されている場合(S520のYes)、議事結果テーブルから1つの議事IDに対応づけられた議事結果時間を読み出す(S530)。
そして、最大値と最小値のいずれかを更新していく。現在の最大値より、議事予定時間と議事結果時間の差が大きい場合(S570のYes)、会議結果表示手段38は最大値を議事予定時間と議事結果時間の差で更新する(S580)。
この議事予定時間は、ユーザが「結果を引き継いで新規会議作成」ボタン72を押下した会議に属する議事の議事予定時間である。したがって、会議管理画面に表示されている会議に属する各議事の議事予定時間である。以下、単に「表示中の」という。会議結果表示手段38は表示中の会議を会議IDで特定しているので、議事テーブル36から表示中の議事予定時間も特定できる。
現在の最大値より、議事予定時間と議事結果時間の差が大きくない場合(S570のNo)、かつ、現在の最小値より、議事予定時間と議事結果時間の差が小さい場合(S590のYes)、会議結果表示手段38は最小値を議事予定時間と議事結果時間の差で更新する(S600)。
この処理を繰り返すことで、最大値にはある議事の議事予定時間から議事結果時間を減じた差のうち最も大きい値が、最小値には最も小さい値が、格納される。
なお、先にコピーして生成された全ての議事の議事結果時間から最大値と最小値を求め、表示中の議事予定時間との差を算出しても同じ結果がえら得る。
会議結果表示手段38は、最大値である「最大時間」ボタン74又は最小値である「最小時間」ボタン75が正値なら黒色で、「最大時間」ボタン74又は「最小時間」ボタン75が負値なら赤色で、超過/余裕時間を表示する。なお、超過/余裕時間に加え、最も小さい議事結果時間と最も大きい議事結果時間を表示してもよい。
このように表示中の議事予定時間に対し「最大時間」ボタン74又は「最小時間」ボタン75を表示することで、ユーザは議事予定時間を過不足のしにくい時間に調整することができる。例えば、「最小時間」ボタン75が10分超過しているのであれば半分の5分程度を表示中の議事予定時間に加算する(計算上は、10分超過は負値なので、表示中の議事予定時間から減じる)。
逆に、「最大時間」ボタン74が10分余裕があるのであれば半分の5分程度を表示中の議事予定時間から減算する(計算上は、10分余裕は正値なので、同じく減じる。)。
また、ユーザが「最大時間」ボタン74又は「最小時間」ボタン75を押下すると、制御部21は押下されたボタンが「最大時間」ボタン74又は「最小時間」ボタンのいずれであるかに応じて、対応する議事の議事予定時間を変更する。例えば、「最大時間」ボタン74が「1分余裕」の場合、議事作成手段31は、表示中の議事予定時間から「1分」減算して、議事テーブル36の議事予定時間を更新する。例えば、「最小時間」ボタンが「10分超過」の場合、議事作成手段31は、表示中の議事予定時間に「10分」加算して、議事テーブル36の議事予定時間を更新する。
図30は図28のような会議管理画面を表示する際の議事結果時間の平均を算出する手順を示すフローチャート図の一例である。図30の手順は、例えば会議管理画面が表示された状態で「平均」が選択されると開始される。
会議結果表示手段38は、現在の会議管理画面の会議IDに基づき、該会議に属する議事の議事IDを議事テーブル36から全て読み出し議事リストを生成する。すなわち、議事ID=1、1−1、1−2…1−n、議事ID=2、2−1、2−2…2−n、のように議事IDが特定される。そして、同じ議事に関連付けられた議事の議事リスト(例えば、議事ID=1、1−1、1−2…1−n)を生成する(S610)。
会議結果表示手段38は、変数として個数と総和をゼロに初期化する(S620)。議事リストに未処理の議事が登録されている場合(S630のYes)、会議結果表示手段38は議事リストの議事IDに基づき議事結果テーブルから議事結果時間を、議事テーブルから表示中の議事予定時間をそれぞれ読み出す(S640)。
そして、議事予定時間から議事結果時間を減じた差を算出する(S650)。総和に差を加算して、個数に1を加算する(S660)。
次にステップS630に戻り、議事リストに未処理の議事が登録されている場合(S630のYes)、ステップS640〜S660を繰り返す。
議事リストに未処理の議事が登録されていない場合(S630のNo)、個数がゼロか否かを判定する(S670)。個数がゼロの場合(S670のYes)、平均値はゼロである(S680)。
個数がゼロでない場合(S670のNo)、会議結果表示手段38は総和を個数で割って四捨五入した整数を平均値とする(S690)。
会議結果表示手段38は、平均値が正値なら黒色で、負値なら赤色で、超過/余裕時間を表示する。
なお、先にコピーして生成された全ての議事の議事結果時間の平均値を求め、表示中の議事予定時間との差を算出しても同じ結果が得られる。
このように表示中の議事予定時間に対し「平均値」を表示することで、ユーザは議事予定時間を過不足のしにくい時間に調整することができる。会議結果表示手段38は、例えば、「平均値」が1〜2分の超過なら1分程度を表示中の議事予定時間に加算して表示し(計算上は減算)、「平均値」が1〜2分の余裕なら1分を表示中の議事予定時間から減算して表示する。
また、ユーザが「超過/余裕」ボタンを押下すると、制御部21は押下されたボタンに対応する議事の議事予定時間を変更する。この場合は、「平均値」をそのまま、表示中の議事予定時間から減算する。例えば、「平均値」が「1分余裕」の場合、議事作成手段31は、表示中の議事予定時間から「1分」減算して、議事テーブル36の議事予定時間を更新する。また、例えば、「平均値」が「1分超過」の場合、議事作成手段31は、表示中の議事予定時間に「1分」加算して、議事テーブル36の議事予定時間を更新する。
また、情報端末機は発表者の氏名や議事の種類を表示することもでき、ユーザは発表者の氏名や議事の種類を参考にして、議事予定時間を調整することができる。
このように本実施例の会議システムは、会議の予定を立てた後、実際に議事にかかった時間を計測して、次回の会議の議事予定時間に反映させることができる。
本実施例では、ネットワーク型の会議システム500について説明する。
図31は、会議システム500の概略的な使用例の一例を示す図である。図31において図2と同一部には同一の符号を付しその説明は省略する。図31では、4人のユーザA〜Dが会議に参加し、そのうちユーザAが発表を行っている。
本実施例では、4つの情報端末機1〜4がネットワークを介して接続されており、4つの進行支援メニュー14が同期することが特徴の1つである。なお、4つの情報端末機1〜4には主従関係がなく、最後に操作を受け付けた情報端末機1〜4の進行支援メニュー14に他の情報端末機1〜4の進行支援メニュー14が同期するようになっている。なお、ユーザは、いずれか1つの情報端末機1〜4を議長的な端末に定め、この情報端末機1の進行支援メニュー14に対し他の情報端末機2〜4の進行支援メニュー14が同期するように設定することもできる。
同期を取ることにより、ユーザが直接、情報端末機1〜4を操作しなくても、各PCの進行支援メニュー14はほぼ同じ議事インジケータ18及び会議インジケータ17を表示することができる。なお、同期のため図31では不図示のサーバ(次述する進行支援装置200)がネットワークに接続されている。
図32は、本実施例の会議システム500の概略構成図の一例を示す。図32において図3と同一部には同一の符号を付しその説明は省略する。本実施例の会議システム500は、進行支援装置200がネットワークに接続されている。そして、進行支援装置200は、実施例1で情報端末機1〜4が持っていた制御部41及びデータ格納部24を有する。
進行支援装置200の制御部41の機能は実施例1の機能とほぼ同じであるが、進行支援メニュー14を表示するのは情報端末機1〜4であるため、進行支援装置200は、制御部41が生成した進行支援メニュー14を表示するための情報(以下、進行支援メニュー情報という)を情報端末機1〜4に送信する。情報端末機1〜4は、受信した進行支援メニュー情報を用いて進行支援メニュー14を表示する。
このような通信を実現するため、進行支援装置200の制御部41はWebアプリを実体とし、情報端末機1〜4の制御部41はクライアントアプリを実体とする。Webアプリとは、クライアント端末からのリクエストによって動的なコンテンツを提供するアプリケーションをいう。例えば、進行支援装置200の制御部41はJava(登録商標)のJ2EEや.NET(登録商標)等を開発プラットフォームとして実装されている。したがって、進行支援装置200はWebアプリのプログラム110を記憶しており、情報端末機100はクライアントアプリのプログラム110を記憶している。
また、クライアントアプリには種々の実装方法があるが、例えばAdobe社のAIRランタイム上で、HTML、JavaScript、Flash、ActionScriptなどを組み合わせたコードを記述することで実現できる。また、クライアントアプリとしてブラウザを用いてもよい。両者の通信は、例えばJSON形式のフォーマットのデータをHTTPで行う。
ユーザは、情報端末機1〜4又は進行支援装置200を直接操作して、設定画面から操作情報を入力するので、実施例1と同様に議事作成手段31が会議テーブル35と議事テーブル36に会議情報を登録する。また、会議進捗算出手段33による会議進捗時間の算出方法も実施例1と同様である。
会議進行表示手段32は、会議進捗算出手段33が算出した会議進捗時間を含め、進行支援メニュー情報を情報端末機1〜4に送信する。議事移行確認手段34は、情報端末機1〜4から受信する操作情報に基づき、議事の移行を検出し進行テーブル37を更新する。
情報端末機1〜4の会議情報操作手段42は、入力部23を介してユーザの操作を受け取ると、通信部を介して進行支援装置200に操作情報を送信する。また、会議情報操作手段42は、所定間隔毎に進行支援メニュー情報のリクエストを進行支援装置200に送信する。会議情報表示手段43は進行支援装置200から受信した進行支援メニュー情報により進行支援メニュー14を表示部22に表示する(更新する)。
図33は、会議システム500の全体的な動作を示すフローチャート図の一例である。議事作成手段31は、図5の設定画面に入力された情報に基づき会議情報を作成する(S10)。
会議に参加する各ユーザは情報端末機1〜4を操作して、例えば会議一覧を取得し、その中から参加する会議を選択する(S710)。会議一覧には少なくとも各会議IDと会議名が含まれており、この他の会議情報の一部又は全てを会議一覧に含めてもよい。選択により、各情報端末機1〜4から進行支援装置200に選択した会議IDが送信される(S720)。
進行支援装置200は、進行支援メニュー情報を各情報端末機1〜4に送信する(S730)。なお、例えば、遅れて会議に参加するようなユーザは、すでに会議が開始された状態の進行支援メニュー情報を受信することになる。
進行支援メニュー情報を受信した情報端末機1〜4の会議情報表示手段43は、図7(a)のような進行支援メニュー14を表示する(S740)。
各情報端末機1〜4のユーザの一人は、入力部23を操作して当該会議を開始する(S750)。会議情報操作手段42は、会議の開始という操作情報を進行支援装置200に送信する(S760)。開始の操作情報には、会議ID及び開始した議事の議事IDが含まれる。
これにより、会議進行表示手段32は、会議の時間計測を開始する(S20)。議事移行確認手段34は、開始という操作情報に基づき、進行テーブル37に開始した議事の議事IDと開始時刻を登録する。
また、会議進行表示手段32は、開始の操作情報を送信した情報端末機1〜4に進行支援メニュー情報を送信する(S35)。進行支援メニュー情報は、例えば、
{会議名、会議の状態(予定中、進行中、中断中、終了後)、予定開始時刻、予定終了時刻、議事ID、議事タイトル、議事予定時間、議事の状態(予定中、進行中、中断中)、議事表示順情報、議事経過時間、会議進捗時間、会議経過時間、現在進行中の議事の議事ID}である。
補足すると、会議の状態の「予定中」とは会議情報が設定されたがまだその会議のどの議事も開始されていない状態である。「進行中」とは進行テーブル37にある議事の開始時刻が登録されているが、終了時刻は登録されていない状態である。「中断中」とはこの会議の一部の議事についてだけ進行テーブル37に開始時刻と終了時刻が登録された状態である。「終了後」とはこの会議の全ての議事についてだけ進行テーブル37に開始時刻と終了時刻が登録された状態である。
「現在進行中の議事の議事ID」は、進行テーブル37に開始時刻が登録されているが終了時刻は登録されていない議事の議事IDである。議事の状態の「予定中」とは、まだ一度も進行テーブル37に議事IDが登録されていない議事の状態である。「進行行」とは進行テーブル37に開始時刻が登録されているが、終了時刻は登録されていない議事の状態である。「中断中」とは、進行テーブル37に開始時刻と終了時刻が登録された議事の状態である。
議事経過時間は実施例1と同じであり、各議事の議事経過時間である。議事表示順情報とは、議事番号である。
会議情報表示手段43は、進行支援メニュー情報を受信すると、進行支援メニュー14を表示する(S770)。なお、会議情報表示手段43は、議事経過時間、会議経過時間、会議進捗時間についてローカルの時計で独自に計時を受け継ぐ。こうすることで、進行支援装置200と通信していない間、情報端末機1〜4は会議インジケータ17や議事インジケータを時間と共に変化させることができる。
図8(a)の画面を例に説明する。まず、会議情報表示手段43は、議事表示順情報に基づき議事リストに表示する議事の順番を決定する。そして、順番に基づき、議事リストの各欄に議事タイトルを割り当てる。
また、会議情報表示手段43は、議事の状態に基づき、議事リストの右側のボタンに表示する文字を決定する。すなわち、「予定中」の議事には「開始」ボタンが、「進行中」の議事には「再開(トーンダウン)」ボタンが、「中断中」の議事には「再開」ボタンが、それぞれ割り当てられる。
また、会議情報表示手段43は、進行支援メニュー14の議事表示欄52に、議事の状態が「進行中」の議事のタイトルを表示する。また、議事表示欄53には、議事表示順情報に基づき「進行中」の議事の次の議事のタイトルを表示する。
また、会議情報表示手段43は、最後に進行支援メニュー14を表示した際に議事リストが表示されていれば「リスト非表示」ボタンを、最後に進行支援メニュー14を表示した際に議事リストが表示されていなければ「リスト表示」ボタンを、表示する。
また、会議情報表示手段43は、全ての議事の状態が「予定中」の場合、「会議開始」ボタンを表示し、議事の状態が「予定中」の議事がある場合「次の議事へ」ボタンを表示し、全ての議事の状態が「進行中」又は「中断中」の場合、「会議終了」ボタンを表示する。
また、会議情報表示手段43は、現在進行中の議事の議事IDの議事経過時間に基づき、議事インジケータ18を表示する。すなわち、議事経過時間と議事予定時間の大小関係に基づき色分けや点滅の有無などを決定する。色分け位置は、
色分け位置=(議事予定時間−議事経過時間)/議事予定時間
により算出される、議事インジケータ18の高さに「色分け位置」を掛けた値が議事インジケータ18の下を基準とする色分け位置となる。
また、会議情報表示手段43は、会議進捗時間と会議予定時間に基づき会議インジケータ17を表示する。同様に、会議情報表示手段43は、
バーの色分け位置=会議経過時間/会議予定時間
を算出し、バーグラフの長さに対する基づき色分け位置を決定する。
また、会議進行表示手段32は、
マークの位置=会議進捗時間/会議予定時間
によりマーク12の位置を決定する。
ユーザは進行支援メニュー14を操作して議事変更(次の議事へ)の操作を行うことができ、また、情報端末機1〜4は定期的にリクエストを送信する(S780)。操作情報には、例えば、会議ID、終了した議事の議事IDが含まれる。
会議進行表示手段32は、「次の議事へ」の操作情報又はリクエストを受信すると、進行支援メニュー情報を生成する。そして進行支援メニュー情報を送信する(S35)。議事移行確認手段34は、終了した議事の議事IDに基づき進行テーブル37に終了した議事の終了時刻を登録し、次の議事の議事IDと開始時刻を進行テーブル37に登録する。
ここで「次の議事へ」の操作情報が送信された場合、議事進行表示手段32は、上記の進行支援メニュー情報のうち、議事の状態(予定中、進行中、中断中)、議事経過時間、会議進捗時間、会議経過時間、及び、現在進行中の議事の議事ID、を更新する。
また、リクエストの場合、上記の進行支援メニュー情報のうち、議事経過時間、会議進捗時間、及び、会議経過時間を更新する。なお、更新は一部でも進行支援メニュー情報の全てが送信される。
これにより、「次の議事へ」ボタンの操作情報を送信した情報端末機1〜4は進行支援メニュー14の表示を更新することができる。また、その他の情報端末機1〜4は、リクエストを送信した際に進行支援メニュー14の表示を更新することができる。なお、進行支援装置200はリクエストを待たずに、操作情報の受信により進行テーブル37を更新した際は、全ての情報端末機1〜4に同報的に進行支援メニュー情報を送信してもよい。
ユーザが、所望のタイミングで「会議終了」ボタンを押下すと、会議情報操作手段42は会議終了の操作情報を進行支援装置200に送信する(S790)。この操作情報には、例えば、会議ID及び終了時の議事の議事IDが含まれる。
議事移行確認手段34は会議の終了の操作情報を受信したか否かを判定する(S55)。議事移行確認手段34は、終了した議事の議事IDに基づき進行テーブル37に終了した議事の終了時刻を登録する。
会議の終了の操作情報を受信した場合(S55のYes)、会議進捗算出手段33は、議事経過時間の計測を終了する(S65)。
次に、議事作成手段31は、入力部23を介したユーザの操作を受け付けて、又は、自動的に、会議結果の会議結果情報を送信する(S70)。情報端末機1〜4の会議情報表示手段43は、進行支援装置200から受信した会議結果情報に基づき会議管理画面を表示する。
会議結果情報は、進行支援メニュー情報とほぼ同じであるがインジケータに関する情報は不要なので、例えば{会議名、議事ID、議事タイトル、議事予定時間、予定開始時刻、予定終了時刻、議事結果時間、議事表示順情報}である。なお、この他、発表者の氏名や議事の種類を含めることができる。
そして、ユーザが入力部23から引き次いで会議情報を作成する操作を入力すると、処理はステップS10に戻り、議事作成手段31が会議情報を作成する。
図34は、本実施例の会議情報の作成手順を示すシーケンス図の一例である。ユーザが入力部23を操作して「引き継いで会議情報を作成する」ボタン72を押下すると(S1010)、会議情報操作手段42は、このボタンが押下されたという操作情報を進行支援装置200に送信する(S1020)。
会議結果表示手段38は、会議情報をコピーし(S1030)、コピーした会議の会議結果情報を情報端末機1〜4に送信する(S1040)。この会議結果情報は、コピーされた会議情報に関する上記の会議結果情報{会議名、議事ID、議事タイトル、議事予定時間、予定開始時刻、予定終了時刻、議事結果時間、議事表示順情報}に加え、「超過/余裕時間」、「最大値/最小値」、及び、「平均値」である。会議結果表示手段38は、実施例1と同様に「超過/余裕時間」、「最大値/最小値」、及び、「平均値」を算出する。
会議結果情報を受信した情報端末機1〜4の会議情報表示手段43は、図26,27,28のような会議管理画面を表示することができる(S1050)。ユーザは、プルダウンメニュー71を操作して「超過/余裕時間」、「最大値/最小値」、及び、「平均値」いずれかを選択できる。
ユーザが例えばある議事の「超過/余裕時間」ボタン73を押下すると(S1060)、会議情報操作手段42は「超過/余裕時間」ボタン73が押下された操作情報を進行支援装置200に送信する(S1070)。この操作情報には会議IDだけでなく議事を特定するための議事IDが含まれる。
会議結果表示手段38は、操作情報から「超過/余裕時間」ボタン73の押下を検知して、議事IDに基づき議事を特定し、議事予定時間から超過時間又は余裕時間を減算する(S1080)。また、議事テーブル36の議事予定時間を更新する。
そして、会議結果表示手段38は、更新された議事予定時間を含む会議結果情報を情報端末機に送信する(S1090)。
会議結果情報を受信した情報端末機1〜4の会議情報表示手段43は、会議予定時間が更新された会議管理画面を表示する(S1100)。このように、ネットワーク型の会議システムでも会議結果を引き継いだり、過去の会議結果情報に基づき議事予定時間を調整することができる。
過去の会議結果を次回の議事予定時間に反映させる上で複数の情報端末機間の進行支援メニュー14が同期する必要はないが、ネットワーク型の会議システムにおいて、各情報端末機1〜4が進行支援装置200から議事予定時間が最適化された会議情報を読み出すことができる。また、進行支援装置200が実施例1と同様に「超過/余裕時間」、「最大値/最小値」、及び、「平均値」を算出するので、各ユーザは情報端末機1〜4を利用して議事予定時間を調整することができる。
11 バーグラフ
12 マーク
13 プロジェクタ
14 進行支援メニュー
15 通信装置
16 ネットワーク
17 会議インジケータ
18 議事インジケータ
21、41制御部
22 表示部
23 入力部
24 データ格納部
31 議事作成手段
32 会議進行表示手段
33 会議進捗算出手段
34 議事移行確認手段
35 会議テーブル
36 議事テーブル
37 進行テーブル
38 会議結果表示手段
42 会議情報操作手段
43 会議情報表示手段
100 情報端末機
200 進行支援装置
500 会議システム
特開2007‐43493号公報 国際公開WO2002/103591号公報

Claims (14)

  1. 会議の進行を支援する会議進行支援装置であって、
    会議の議事を開始させる操作情報を取得する操作情報取得手段と、
    記操作情報を取得した場合、開始した前記議事の開始時刻及び該議事の終了時刻を、前記議事を含む会議に対応づけられた前記議事の議事予定時間に関連づけて記憶手段に登録する議事移行登録手段と、
    前記開始時刻と前記終了時刻から前記議事ごとの議事結果時間を算出する結果時間算出手段と、
    前記会議に対応づけられた前記議事ごとに前記議事結果時間と前記議事予定時間を比較可能に表示すると共に前記記憶手段に記憶された前記議事予定時間を複製して新たに1つの前記会議に含まれる一連の前記議事の前記議事予定時間を生成する引き継ぎボタンを表示する会議結果表示手段と、
    前記操作情報取得手段が、前記引き継ぎボタンの操作情報を取得した場合、前記記憶手段に記憶された、前記会議に属する前記議事の前記議事予定時間の複製を生成し、複製元の前記議事と関連付けて前記記憶手段に記憶させる議事情報作成手段と、を有することを特徴とする会議進行支援装置。
  2. 会議の進行を支援する会議進行支援装置であって、
    1つ以上の議事を含む会議に対応づけて前記議事の議事予定時間を記憶する議事情報記憶手段と、
    前記議事の開始時刻と終了時刻を記憶する進行情報記憶手段と、
    前記議事を開始させる操作情報を取得する操作情報取得手段と、
    前記操作情報取得手段が前記議事の開始操作の操作情報を取得した場合、前記進行情報記憶手段に該議事の前記開始時刻を登録し、終了した議事の前記終了時刻を登録する議事移行登録手段と、
    前記開始時刻と前記終了時刻から前記議事ごとの議事結果時間を計測し議事結果情報記憶手段に記憶させる結果時間算出手段と、
    前記会議に属する前記議事ごとに前記議事結果時間と前記議事予定時間を比較可能に表示すると共に前記議事情報記憶手段に記憶された前記議事の前記議事予定時間を複製して新たに1つの前記会議に含まれる一連の前記議事の前記議事予定時間を生成する引き継ぎボタンを表示する会議結果表示手段と、
    前記操作情報取得手段が、前記引き継ぎボタンの操作情報を取得した場合、前記議事情報記憶手段に記憶された、前記会議に属する前記議事の前記議事予定時間の複製を生成し、複製元の前記議事と関連付けて前記議事情報記憶手段に記憶させる議事情報作成手段と、を有することを特徴とする会議進行支援装置。
  3. 前記会議結果表示手段は、前記議事予定時間に対する前記議事結果時間の超過時間、又は、前記議事予定時間に対する前記議事結果時間の余裕時間を表示する、
    ことを特徴とする請求項2記載の会議進行支援装置。
  4. 前記会議結果表示手段は、前記操作情報取得手段が前記超過時間が選択されたという操作情報を取得した場合、前記議事予定時間に前記超過時間が加算された前記議事予定時間を表示し、
    前記操作情報取得手段が前記余裕時間が選択されたという操作情報を取得した場合、前記議事予定時間から前記余裕時間が減じられた前記議事予定時間を表示する、
    ことを特徴とする請求項3記載の会議進行支援装置。
  5. 前記会議結果表示手段は、前記議事情報記憶手段にて関連づけられている複数の前記議事の前記議事結果時間を前記議事結果情報記憶手段から読み出し、
    前記会議結果表示手段が表示している前記会議に属する前記議事の表示中議事予定時間から前記議事結果時間を減じた差を議事ごとに算出し、議事ごとの前記差の最大値及び最小値を前記表示中議事予定時間と共に表示する、
    ことを特徴とする請求項2記載の会議進行支援装置。
  6. 前記議事情報作成手段は、前記操作情報取得手段が前記最大値又は前記最小値が選択されたという操作情報を取得した場合、前記表示中議事予定時間から前記最大値又は前記最小値を減じて、前記議事情報記憶手段の前記表示中議事予定時間を更新する、
    ことを特徴とする請求項5記載の会議進行支援装置。
  7. 前記会議結果表示手段は、前記議事情報記憶手段にて関連づけられている複数の前記議事の前記議事結果時間を前記議事結果情報記憶手段から読み出し、
    前記会議結果表示手段が表示している前記会議に属する前記議事の表示中議事予定時間から前記議事結果時間を減じた差を議事ごとに算出し、議事ごとの前記差の平均を前記表示中議事予定時間と共に表示する、ことを特徴とする請求項2記載の会議進行支援装置。
  8. 前記操作情報取得手段が、前記平均値が選択されたという操作情報を取得した場合、前記議事情報作成手段は、前記表示中議事予定時間から前記平均値を減じて、前記議事情報記憶手段の前記表示中議事予定時間を更新する、
    ことを特徴とする請求項7記載の会議進行支援装置。
  9. 情報端末機とネットワークを介して接続され、会議の進行を支援する会議進行支援装置であって、
    1つ以上の議事を含む会議に対応づけて前記議事の議事予定時間を記憶する議事情報記憶手段と、
    前記議事の開始時刻と終了時刻を記憶する進行情報記憶手段と、
    前記議事を開始させる操作情報を取得する操作情報取得手段と、
    前記操作情報取得手段が前記議事の開始操作の操作情報を取得した場合、前記進行情報記憶手段に該議事の前記開始時刻を登録し、終了した議事の前記終了時刻を登録する議事移行登録手段と、
    前記開始時刻と前記終了時刻から前記議事ごとの議事結果時間を計測し議事結果情報記憶手段に記憶させる結果時間計測手段と、
    前記会議に属する前記議事ごとの前記議事結果時間、及び、前記議事予定時間を、前記議事結果時間及び前記議事予定時間を比較可能に表示すると共に前記議事情報記憶手段に記憶された前記議事の前記議事予定時間を複製して新たに1つの前記会議に含まれる一連の前記議事の前記議事予定時間を生成する引き継ぎボタンを表示する前記情報端末機に送信し、前記情報端末機から前記引き継ぎボタンの操作情報を取得する情報送信手段と、
    前記情報端末機から、前記操作情報を取得した場合、前記議事情報記憶手段に記憶された、前記会議に属する前記議事の前記議事予定時間の複製を生成し、複製元の前記議事と関連付けて前記議事情報記憶手段に記憶させる議事情報作成手段と
    を有することを特徴とする会議進行支援装置。
  10. 情報端末機と会議行支援装置がネットワークを介して接続された会議進行支援システムであって、前記会議行支援装置は、
    1つ以上の議事を含む会議に対応づけて前記議事の議事予定時間を記憶する議事情報記憶手段と、
    前記議事の開始時刻と終了時刻を記憶する進行情報記憶手段と、
    前記議事を開始させる操作情報を取得する操作情報取得手段と、
    前記操作情報取得手段が前記議事の開始操作の操作情報を取得した場合、前記進行情報記憶手段に該議事の前記開始時刻を登録し、終了した議事の前記終了時刻を登録する議事移行登録手段と、
    前記開始時刻と前記終了時刻から前記議事ごとの議事結果時間を計測する結果時間計測手段と、
    前記会議に属する前記議事ごとの前記議事結果時間、及び、前記議事予定時間を、前記情報端末機に送信する情報送信手段と、
    前記情報端末機から、ボタン操作情報を取得した場合、前記議事情報記憶手段に記憶された、前記会議に属する前記議事の前記議事予定時間の複製を生成し、複製元の前記議事と関連付けて前記議事情報記憶手段に記憶させる議事情報作成手段と、を有し、
    前記情報端末機は、前記情報送信手段から送信された前記議事結果時間と前記議事予定時間を比較可能に表示すると共に前記議事情報記憶手段に記憶された前記議事の前記議事予定時間を複製して新たに1つの前記会議に含まれる一連の前記議事の前記議事予定時間を生成する引き継ぎボタンを表示する会議情報表示手段と、
    前記引き継ぎボタンの操作を受け付け、前記会議進行支援装置に前記引き継ぎボタンが操作された旨の前記ボタン操作情報を送信する会議情報操作手段と、
    を有することを特徴とする会議進行支援システム。
  11. 1つ以上の議事を含む会議に対応づけて前記議事の議事予定時間を記憶する議事情報記憶手段と、
    前記議事の開始時刻と終了時刻を記憶する進行情報記憶手段と、を有し、会議の進行を支援する開銀進行支援装置の会議進行支援方法であって、
    操作情報取得手段が、前記議事を開始させる操作情報を取得するステップと、
    議事移行登録手段が、前記操作情報取得手段が前記議事の開始操作の操作情報を取得した場合、前記進行情報記憶手段に該議事の前記開始時刻を登録し、終了した議事の前記終了時刻を登録するステップと、
    結果時間算出手段が、前記開始時刻と前記終了時刻から前記議事ごとの議事結果時間を計測するステップと、
    会議結果表示手段が、前記会議に属する前記議事ごとに前記議事結果時間と前記議事予定時間を比較可能に表示すると共に前記議事情報記憶手段に記憶された前記議事の前記議事予定時間を複製して新たに1つの前記会議に含まれる一連の前記議事の前記議事予定時間を生成する引き継ぎボタンを表示するステップと
    前記引き継ぎボタンが操作された場合、議事情報作成手段が、前記議事情報記憶手段に記憶された、前記会議に属する前記議事の前記議事予定時間の複製を生成し、複製元の前記議事と関連付けて前記議事情報記憶手段に記憶させるステップと
    を有することを特徴とする会議進行支援方法。
  12. 1つ以上の議事を含む会議に対応づけて前記議事の議事予定時間を記憶する議事情報記憶手段と、
    前記議事の開始時刻と終了時刻を記憶する進行情報記憶手段と、を有し、会議の進行を支援する装置に、
    前記議事を開始させる操作情報を取得する操作情報取得ステップと、
    前記操作情報取得ステップにより、前記議事の開始操作の操作情報取得された場合、前記進行情報記憶手段に該議事の前記開始時刻を登録し、終了した議事の前記終了時刻を登録する議事移行登録ステップと、
    前記開始時刻と前記終了時刻から前記議事ごとの議事結果時間を計測する結果時間算出ステップと、
    前記会議に属する前記議事ごとに前記議事結果時間と前記議事予定時間を比較可能に表示すると共に前記議事情報記憶手段に記憶された前記議事の前記議事予定時間を複製して新たに1つの前記会議に含まれる一連の前記議事の前記議事予定時間を生成する引き継ぎボタンを表示する会議結果表示ステップと、
    前記引き継ぎボタンが操作された場合、前記議事情報記憶手段に記憶された、前記会議に属する前記議事の前記議事予定時間の複製を生成し、複製元の前記議事と関連付けて前記議事情報記憶手段に記憶させる議事情報作成ステップと、を実行させるプログラム。
  13. 1つ以上の議事を含む会議に対応づけて前記議事の議事予定時間を記憶する議事情報記憶手段と、
    前記議事の開始時刻と終了時刻を記憶する進行情報記憶手段と、を有し、
    情報端末機とネットワークを介して接続され、会議の進行を支援する装置に、
    前記議事を開始させる操作情報を取得する操作情報取得ステップと、
    前記操作情報取得ステップにより、前記議事の開始操作の操作情報取得された場合、前記進行情報記憶手段に該議事の前記開始時刻を登録し、終了した議事の前記終了時刻を登録する議事移行登録ステップと、
    前記開始時刻と前記終了時刻から前記議事ごとの議事結果時間を計測する結果時間算出ステップと、
    前記会議に属する前記議事ごとの前記議事結果時間、及び、前記議事予定時間を、前記議事結果時間及び前記議事予定時間を比較可能に表示すると共に前記議事情報記憶手段に記憶された前記議事の前記議事予定時間を複製して新たに1つの前記会議に含まれる一連の前記議事の前記議事予定時間を生成する引き継ぎボタンを表示する前記情報端末機に送信し、前記情報端末機から前記引き継ぎボタンのボタン操作情報を取得する情報送信ステップと、
    前記情報端末機から、前記ボタン操作情報を取得した場合、前記議事情報記憶手段に記憶された、前記会議に属する前記議事の前記議事予定時間の複製を生成し、複製元の前記議事と関連付けて前記議事情報記憶手段に記憶させる議事情報作成ステップと
    を実行させるプログラム。
  14. 前記情報端末機に、
    請求項13に記載の前記装置から、前記議事ごとの前記議事結果時間、及び、前記議事予定時間を受信するステップと、
    前記会議に属する前記議事ごとに前記議事結果時間と前記議事予定時間を比較可能に表示すると共に前記議事情報記憶手段に記憶された前記議事の前記議事予定時間を複製して新たに1つの前記会議に含まれる一連の前記議事の前記議事予定時間を生成する前記引き継ぎボタンを表示する会議結果表示ステップと、
    前記引き継ぎボタンの操作を受け付け、前記装置に前記引き継ぎボタンの前記ボタン操作情報を送信する会議情報操作ステップと、を実行させるプログラム。
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