JP5659535B2 - 光照射装置及び光照射方法 - Google Patents

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Description

本発明は光照射装置及び光照射方法に関し、例えば時差ぼけを解消させるために使用される場合に適用して好適なものである。
通常4〜5時間以上の時差がある地域にジェット機などで移動した場合、一過性の心身不調和の状態、いわゆる時差ぼけを生じることがある。時差ぼけを生じた場合、不眠、眠気、疲労感、食欲不振などの症状になる。
また睡眠障害、うつ病、アルツハイマー病などの患者のなかには、生体リズムが崩れている、すなわち広義に定義される時差ぼけの症状を生じている場合がある。これらの時差ぼけは、生体リズムを整えることにより改善されることが知られている。
ところで、人の体内時計の周期は25時間程度といわれており、地球の周期である24時間に対して1時間程度のずれが生じているが、例えば太陽の光など高照度の光を浴びることにより、このずれをリセットして一日の体内時計を24時間に同調させることができる。
このように高照度の光を照射されると人は生体リズムが調整される。そこで、生体リズムを整える方法として、太陽光に近い高照度の光を照射する光照射装置を用いて、被治療者における生体リズムの異常に応じた時刻及び照射時間で光を被治療者に照射する光療法が用いられる。
光治療に用いられる光照射装置の中には、小型化の観点を鑑みて、光を照射する照射部をヘッドバンドで装着者の眼前に固定するようになされたもの(例えば、特許文献1参照)や、メガネのレンズフレームに光源を設けたもの(例えば、特許文献2参照)などが提案されている。
特開平9−213101号公報 特開2002−350790公報
ところで上述した光照射装置では、光源から出射された光を直接又は間接的に装着者の眼全体に均一な光として照射する。
従って、このような光照射装置では、装着者の視野内における視線方向に対しても高照度の光を照射することになり、該高照度の光を直視することにより装着者の眼に負担を与えたり、眼の健康を害する恐れがある。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、安全性の優れた光照射装置及び光照射方法を提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明においては、光照射装置であって、ユーザの眼に光を照射する光源部と、ユーザの眼周辺に上下方向及び左右方向の異なる位置に配される2つの電極と、基準とされる電位を測定する基準電極と、電極と基準電極との電位差からユーザの視線方向を検出する視線検出部と、視線検出部により検出された視線方向に対応する領域の光量を制限しつつ、当該視線方向に対応する領域から遠ざかるにつれて光量を大きくするように光源から照射する光を制御する光源制御部とを有する。
また本発明においては、光照射方法であって、ユーザの眼周辺に上下方向及び左右方向の異なる位置に配される2つの電極と、基準とされる電位を測定する基準電極との電位差からユーザの視線方向を検出する視線検出ステップと、視線検出ステップで検出した視線方向に対応する領域の光量を制限しつつ、当該視線方向に対応する領域から遠ざかるにつれて光量を大きくするように、ユーザの眼に光を照射する光源部を制御する光源制御ステップとを有する。
これにより、高照度の光をユーザの眼に照射しながらも視線方向に対する光量を制限するので、生体リズムを調整するための光を確実にユーザの眼に照射しながらも眼に対する負担や健康を害する恐れを軽減することができる。
以上のように本発明によれば、ユーザの眼周辺に上下方向及び左右方向の異なる位置に配される2つの電極と、基準とされる電位を測定する基準電極との電位差からユーザの視線方向を検出し、当該検出した視線方向に対応する領域の光量を制限しつつ、当該視線方向に対応する領域から遠ざかるにつれて光量を大きくするように、ユーザの眼に光を照射する光源部を制御するようにしたことにより、高照度の光をユーザの眼に照射しながらも視線方向に対する光量を制限することができ、その結果、生体リズムを調整するための光を確実にユーザの眼に照射しながらも眼に対する負担や健康を害する恐れを軽減することができ、かくして安全性の優れた光照射装置及び光照射方法を実現できる。
光照射装置の外観構成を示す概略図である。 LEDの照射領域を示す概略図である。 視界全体に対する照射領域を示す概略図である。 光照射装置の回路構成を示す概略図である。 LEDの光量制御を示す概略図である。 マイクロコントローラの機能的構成を示す概略図である。 視線方向による電位差の変化を示す概略図である。 視線方向に対する光量制限の割合を示す概略図である。 光照射処理手順を示すフローチャートである。 他の実施の形態における光照射装置(1)を示す概略図である。 他の実施の形態における光照射装置(2)を示す概略図である。
以下、発明を実施するための形態について説明する。なお、説明は以下の順序とする。
<1.実施の形態>
<2.他の実施の形態>
<1.実施の形態>
[1−1.光照射装置の外観構成]
図1において、本一実施の形態によるゴーグル型の光照射装置1を示す。光照射装置1は、図1(A)及(B)に示したように、光を装着者の眼に対して照射する光照射部2と、該光照射部2の両側に該照射部2を支持する支持部3A及び3Bが設けられる。
支持部3A及び3Bは、その一端が光照射部2の両端にそれぞれ連結され、他端側が装着者の耳に掛かるように該耳の付け根の形状に沿って曲げられた形状とされる。
光照射部2には、内部に空間が形成されるよう所定幅を有し、装着者の両眼がその内側に入る程度の大きさに形成されたフレーム11が設けられる。フレーム11は、装着者に光照射装置1が装着された際に該装着者と対向する所定幅の当接部11Aが設けられており、断面が略L字型に形成される。
またフレーム11は、その中央下方部分が装着者の鼻の形状に合わせるように湾曲されて装着時にその部分が装着者の鼻にかかることにより光照射部2が係止される係止部11Bが形成される。
光照射部2は、図1(C)に示したように、フレーム11における当接部11Aとは反対側(前方側)の内周面に光を反射する反射板12が嵌合されている。
また光照射部2は、反射板12より当接部11A側(後方側)に反射板12と略平行にフレーム11の内周面に嵌合され、入射された光を均一な光に拡散する拡散板13が設けられる。
フレーム11の当接部11Aにおける装着者の顔に当接する面(以下、これを当接面とも呼ぶ)11Cには、左上部分に電極14が取り付けられており、右下部分に電極15が取り付けられる。電極14及び15は、例えば金属材の導電体でなり、光照射装置1が装着された際に装着者の左眼の左上部分(大よそ左眉毛の眉尻周辺)及び右眼の右下部分(大よそ右目尻下方)に当接される。
また支持部3Aの他端側における光照射装置1が装着された際に耳の付け根に当接される面側に金属材の導電体でなる基準電極16が取り付けられており、光照射装置1が装着された際に基準電極16が装着者の耳付け根付近に当接される。
フレーム11の当接部11Aにおける当接面11Cとは反対側の面(以下、これを光源配置面とも呼ぶ)11Dには、左右それぞれに9つのLED17A〜17I及びLED17J〜17Rが取り付けられる。
具体的に、LED17A〜17Cが光源配置面11Dにおける左上側に並ぶようにして配置される。またLED17D〜17F及びLED17G〜17Iは、上下2列に並ぶようにして光源配置面11Dにおける左下側に配置される。
LED17A〜17Cは、図2(A)及び(B)に示すように、拡散板13における左側半分の所定範囲の領域(以下、これを左照射領域とも呼ぶ)LIAにおける左上の領域LLU、上中央の領域LCU及び右上の領域LRUに光を照射する。
LED17D〜17Fは、左照射領域LIAにおける左中央の領域LLC、正面(中央)の領域LCC及び右中央の領域LRCに光を照射する。LED17G〜17Iは、左照射領域LIAにおける左下の領域LLD、下中央の領域LCD及び右下の領域LRDに光を照射する。
LED17A〜17Iは、領域LLU、LCU、LRU、LLC、LCC、LRC、LLD、LCD及びLRDがそれぞれ左照射領域LIAの約1/9に相当する面積となるように拡散板13に光を照射するようになされている。従って左照射領域LIAは、LED17A〜17Iから出射された光が拡散板13により拡散されて装着者の左眼に光を照射し得る領域である。
一方、LED17J〜17Lは、光源配置面11Dにおける右上側に並ぶようにして配置される。またLED17M〜17O及びLED17P〜17Rは、上下2列に並ぶようにして光源配置面11Dにおける右下側に配置される。
LED17J〜17Lは、拡散板13における右側半分の所定範囲の領域(以下、これを右照射領域とも呼ぶ)RIAにおける左上の領域RLU、上中央の領域RCU及び右上の領域RRUに光を照射する。
LED17M〜17Oは、右照射領域RIAにおける左中央の領域RLC、正面の領域RCC及び右中央の領域RRCに光を照射する。LED17P〜17Rは、右照射領域RIAにおける左下の領域RLD、下中央の領域RCD及び右下の領域RRDに光を照射する。
LED17J〜17Rは、領域RLU、RCU、RRU、RLC、RCC、RRC、RLD、RCD及びRRDがそれぞれ右照射領域RIAの約1/9に相当する面積となるように拡散板13に光を照射するようになされている。従って右照射領域RIAは、LED17J〜17Rから出射された光が拡散板13により拡散されて装着者の右眼に光を照射し得る領域である。
因みに、左照射領域LIAと右照射領域RIAとを特に区別せずに説明する場合、単に照射領域IAとも呼ぶ。また領域LLUと領域RLUとを特に区別せずに説明する場合、単に領域LUと呼ぶ。同様に、領域LCUと領域RCU、領域LRUと領域RRU、領域LLCと領域RLC、領域LCCと領域RCC、領域LRCと領域RRC、領域LLDと領域RLD、領域LCDと領域RCD、領域LRDと領域RRDを特に区別せずに説明する場合、単に領域CU、領域RU、領域LC、領域CC、領域RC、領域LD、領域CD、領域RDとも呼ぶ。
光照射装置1は、図3に示すように、光照射装置1を装着した装着者の視界全体SAがほぼカバーされるようになされた照射領域IAに対してLED17A〜17Rから光を照射するようになされている。
ところでLED17A〜17Rは、マイクロコントローラ21(図4)の制御に基づいて電力供給部(図示せず)からの電力供給を受けて光を出射するようになされている。
なおLED17A〜17Rは、拡散板13により拡散されて装着者の眼に照射される光が生体リズムを調整するために十分である高照度の光を出射し得るものである。
また光照射部2には、所定の位置にユーザの操作入力を受け付ける操作子等でなる操作入力部24(図4)が設けられている。
[1−2.光照射装置の回路構成]
次に光照射装置1の回路構成について説明する。光照射装置1は、図4に示すように、電力供給部からの電力供給を受けて各部が動作し、マイクロコントローラ21が全体を統括制御するようになされている。因みに、マイクロコントローラ21及び電力供給部は光照射装置1の内部に設けられる。
マイクロコントローラ21は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、CPUのワークメモリとなるRAM(Random Access Memory)、タイマー及び演算回路などを含むコンピュータとされる。
アンプ22Aは、電極14と基準電極16との電位差を左電位差として増幅し、該左電位差をマイクロコントローラ21に与える。アンプ22Bは、電極15と基準電極16との電位差を右電位差として増幅し、該右電位差をマイクロコントローラ21に与える。
操作入力部24は、操作子に対する操作入力に応じて、光の照射を開始する時刻及び光の照射を終了する時刻が示されたデータ(以下、これを照射時刻データとも呼ぶ)をマイクロコントローラ21に与える。
マイクロコントローラ21は、詳しくは後述するように、取得した左電位差及び右電位差に基づいてLED17A〜17Rを所定の光量で発光させるための制御信号をそれぞれアンプ23A〜23Rを介してLED17A〜LED17Rに供給する。
ここでLED17A〜17Rは、図5に示すように、例えば数10[kHz]以上の周波数のパルス信号が供給される場合、1周期における電圧が供給されている時間Tonと電圧が供給されていない時刻Toffとの比に応じて光量が決まる。
従ってマイクロコントローラ21は、数10[kHz]以上の周波数のパルス信号でなる制御信号をLED17A〜17Rに供給することにより、該LED17A〜17Rがそれぞれ発光する光量を制御し得るようになされている。
[1−3.光照射処理]
マイクロコントローラ21は、LED17A〜17Rから出射する光量を制御するプログラム(以下、これを光照射プログラムとも呼ぶ)がROMに格納されている。マイクロコントローラ21は、光照射プログラムを実行する指示を受けた場合、該光照射プログラムをRAMに展開して光照射処理を実行する。
マイクロコントローラ21は、図6に示すように、光照射処理を実行する際、視線検出部31、光源制御部32、記憶部33及び時計部34として機能する。
視線検出部31は、操作入力部24を介して入力されて記憶部33に記憶された照射時刻データ33Aを読み出す。視線検出部31は、時計部34から所定間隔ごとに供給される時刻が照射時刻データ33Aに示された照射開始時刻になった時点から、アンプ22A及び22Bから左電位差及び右電位差を所定間隔(例えば数10kHz)ごとに取得して装着者の視線を検出する。
ここで、左耳の耳朶に基準電極を配置し、左眼の左上及び右眼の右下に電極を配置し、様々な方向に視線を移動させた際の、各電極と基準電極との電位差、及び電極間の電位差を測定した実験結果を図7に示す。なお図7において、左眼の左上に配置された電極を左検出電極とも呼び、右眼の右下に配置された電極を右検出電極とも呼ぶ。
この測定では、視線を正面から左上、右下、上中央、下中央、右上、左下、右中央、左中央、正面の順に移動させ、それぞれの位置で所定時間だけ視線を停止させる。このとき、図7に示したように、それぞれの方向で視線が停止している際、左検出電極と基準電極との電位差、右検出電極と基準電極との電位差、及び左検出電極と右検出電極との電位差は、視線を停止させている方向によって符号及び大きさが異なる。
すなわち、少なくとも左検出電極と基準電極との電位差、右検出電極と基準電極との電位差を測定することにより、それぞれの電位差の符号及び大きさに基づいて視線方向を検出することができる。
なお図7において視線を移動させている際にそれぞれの電位差が大きく変化しているのは、視線を移動させているときの筋電位が測定されるためである。ここで筋電位は眼電位に対して約1000倍の大きさであるため、筋電位と眼電位とは容易に区別がつくものである。
そこで視線検出部31は、アンプ22A及び22Bから左電位差及び右電位差を所定間隔ごとに取得し、該左電位差及び右電位差が筋電位とされる閾値以上の値であった場合、筋電位が測定されており視線が移動していると判断する。
視線検出部31は、左電位差及び右電位差が閾値未満であった場合、左電位差及び右電位差が、例えば9種類の視線方向を検出するために設定された3段階の大きさである「大」、「中」及び「小」のいずれであるかをそれぞれ判断する。因みに9方向とは、「正面」、「上中央」、「下中央」、「右中央」、「左中央」、「右上」、「右下」、「左上」、「左下」である。
そして視線検出部31は、左電位差及び右電位差の符号及び大きさと、図7に示したような9方向の視線方向での符号及び大きさを示したテーブルとを比較して装着者の視線方向を検出する。
視線検出部31は、検出した視線方向又は視線が移動していることを示すデータ(以下、これを視線データとも呼ぶ)を検出するたびに光源制御部32に送出する。
光源制御部32は、視線データを取得すると、該視線データに示された視線方向に応じた照射パターンが示されたデータ(以下、これを照射パターンデータとも呼ぶ)33Bを記憶部33から読み出す。
ここで記憶部33には、9種類の視線方向にそれぞれ応じた照射パターンが記憶されている。具体的には、視線方向が「正面」である場合の照射パターンは、図8(A)に示すように、中央CCに照射する光の光量を0%、中央CCの上下左右に隣接する上中央CU、下中央CD、左中央LC、右中央RCに照射する光の光量を50%、中央CCに斜めに隣接する左上LU、右上RU、左下LD、右下RDに照射する光の光量を90%とするパターンである。
また視線方向が「左中央」である場合の照射パターンは、図8(B)に示すように、左中央LCに照射する光の光量を0%、左中央LCの上下及び右に隣接する左上LU、左下LD、中央CCに照射する光の光量を50%、左中央LCに斜めに隣接する上中央CU、下中央CDに照射する光の光量を75%、それ以外の右上RU、右中央RC、右下RDに照射する光の光量を100%とするパターンである。
さらに視線方向が「左上」である場合の照射パターンは、図8(C)に示すように、左上LUに照射する光の光量を0%、左上LUの右及び下に隣接する上中央CU、左中央LCに照射する光の光量を50%、左上LUに斜めに隣接する中央CCに照射する光の光量を75%、それ以外の右上RU、右中央RC、右下RD、下中央CD、左下LDに照射する光の光量を100%とするパターンである。
なお、視線方向が「上中央」、「下中央」及び「右中央」である場合の照射パターンについては、視線方向が「左中央」の場合と同様に、視線方向の領域に照射する光の光量を0%、視線方向の領域に対して上下左右に隣接する領域に照射する光の光量を50%、視線方向の領域に対して斜めに隣接する領域に照射する光の光量を75%、これら以外の領域に照射する光の光量を100%とするパターンである。
また視線方向が「左下」、「右上」及び「右下」である場合の照射パターンについては、視線方向が「左上」の場合と同様に、視線方向の領域に照射する光の光量を0%、視線方向の領域に対して上下左右に隣接する領域に照射する光の光量を50%、視線方向の領域に対して斜めに隣接する領域に照射する光の光量を75%、これら以外の領域に照射する光の光量を100%とするパターンである。
光源制御部32は、視線データに示された視線方向に応じた照射パターンデータ33Bを記憶部33から読み出すと、読み出した照射パターンに応じた光量でLED17A〜17Rからそれぞれの領域に光を出射させる制御信号をアンプ23A〜23Rに送出する。
ところで光源制御部32は、視線が移動していることを示す視線データが視線検出部31から供給された場合、すべてのLED17A〜17Rから光を出射しないよう、光量が0%となる制御信号をアンプ23A〜23Rに送出する。
これにより光照射装置1は、装着者の視線方向に対応する領域に照射する光の光量を制限し、該視線方向に対応する領域から遠ざかるにつれて光量が大きくなるようにした光を装着者の眼に照射することができる。
視線検出部31及び光源制御部32は、照射開始時刻になった時点から照射終了時刻になるまでの間、上述した視線検出及び照射制御を繰り返し行い、装着者の視線方向に応じて光量を変化させた光をLED17A〜17Rから出射させる。
[1−4.光照射処理手順]
次に上述した光照射処理の手順について図9に示すフローチャートを用いて説明する。マイクロコントローラ21は、ルーチンRT1の開始ステップから入って次のステップSP1に移り、操作入力部24を介して照射開始時刻及び照射終了時刻を取得して照射時刻データとして記憶部33に記憶し、次のステップSP2に移る。
ステップSP2においてマイクロコントローラ21は、記憶部33から照射時刻データを読み出し、照射時刻データに示された照射開始時刻になったか否かを判断し、照射開始時刻になるまでこのステップSP2を繰り返す。
ステップSP2で肯定結果が得られる、すなわち照射開始時刻になった時点で、マイクロコントローラ21はステップSP3に移り、アンプ22A及び22Bを介して電極14と基準電極16との左電位差、及び電極15と基準電極16との右電位差を取得する。
そしてマイクロコントローラ21は、左電位差及び右電位差に基づいて装着者の視線方向を検出し、次のステップSP4に移る。ステップSP4においてマイクロコントローラ21は、検出した視線方向に応じた照射パターンを記憶部33から読み出し、該照射パターンに応じた光量の光をLED17A〜17Rから出射させ、次のステップSP5に移る。
ステップSP5においてマイクロコントローラ21は、照射時刻データに示された照射終了時刻になったか否かを判断し、否定結果が得られると、ステップSP3に戻って肯定結果が得られるまでステップSP3〜SP5を繰り返す。
ステップSP5において肯定結果が得られると、マイクロコントローラ21は次のステップに移って処理を終了する。
[1−5.動作及び効果]
以上の構成において光照射装置1は、装着者の眼周辺における上下方向及び左右方向に異なる位置である左眼の左上及び右眼の右下に配される電極14及び15、及び耳の付け根に配される基準電極16が設けられる。また光照射装置1は、装着者のほぼ視界全体SAに対して光を照射するLED17A〜17Rが設けられる。
そして光照射装置1は、電極14と基準電極16との左電位差、及び電極15と基準電極16との右電位差から装着者の視線方向を検出し、該視線方向に対する光量を制限するようにLED17A〜17Rから出射する光の光量を制御するようにした。
これにより光照射装置1は、高照度の光をユーザの眼に照射しながらも視線方向に対する光量を制限するので、装着者の網膜における分解能が高い黄斑に高照度の光を照射せずに、網膜における他の領域に対して高照度の光を照射することができる。
従って光照射装置1は、生体リズムを調整するための十分な光を装着者の眼に照射しながらも眼に対する負担や健康を害する恐れを軽減することができる。
また光照射装置1は、左眼及び右眼の視野を分割した小領域に対して光をそれぞれ照射する複数の光源であるLED17A〜17I及び17J〜17Rを設けるようにした。
これにより光照射装置1は、視線方向に応じて細かく光量を制御することができるので、分解能が高い黄斑に対する照射光量を確実に制限しながらもそれ以外の領域に対しては高照度の光を簡易な構成で照射することができる。
また光照射装置1は、電極14と基準電極16との左電位差、及び電極15と基準電極16との右電位差が所定閾値以上であった場合、筋電位を測定している、すなわち視線が移動しているものと判断し、LED17A〜17Rから光を出射しないようにした。
これにより光照射装置1は、装着者が視線を移動させている際に視線方向に対して高照度の光を照射することを確実に防止することができるので、よりいっそう安全性を向上することができる。
以上の構成によれば、装着者の視線方向を検出するための電極14、15及び該装着者の視界に対して光を照射するLED17A〜17Rが設けられ、電極14、15と基準電極16との電位差から装着者の視線方向を検出し、該視線方向に対応する領域の光量を制限する。
これにより光照射装置1は、高照度の光をユーザの眼に照射しながらも視線方向に対する光量を制限するので、生体リズムを調整するための光を確実にユーザの眼に照射しながらも眼に対する負担や健康を害する恐れを軽減することができる。
<2.他の実施の形態>
上述の実施の形態においては、光照射部2の光源配置面11DにLED17A〜17I及びLED17J〜17Rが設けられ、該LED17A〜17Rから出射された光が拡散板13に拡散されて装着者の目に対して光を照射するようにした場合についてのべた。本発明はこれに限らない。
一例として図1との対応部分に同一符号を付した図10に示すように、光照射装置100は、光照射装置1における反射板12及び拡散板13と同じ位置に透明板112及び拡散板113が設けられる。
また光照射装置100は、透明板112における拡散板113とは反対側の面に、左右それぞれに9つのLED117A〜117I及びLED117J〜117Rが取り付けられる。
LED117A〜117Iは、光照射装置1のLED17A〜17Iと同様に、拡散板113における領域LLU、LCU、LRU、LLC、LCC、LRC、LLD、LCD及びLRDにそれぞれ光を照射し得るようになされている。
またLED117J〜117Rは、光照射装置1のLED17J〜17Rと同様に、拡散板113における領域RLU、RCU、RRU、RLC、RCC、RRC、RLD、RCD及びRRDをそれぞれ照射し得るようになされている。
このようにして光照射装置100は、LED117A〜117Rから出射した光が拡散板113に拡散されて装着者の眼に対して光を照射するようになされている。
また別例として図1との対応部分に同一符号を付した図11に示すように、光照射装置200は、光照射装置1における反射板12及び拡散板13に代えて高屈折率材212A、低屈折率材212B及び拡散板213が設けられる。
高屈折率材212Aと低屈折率材212Bとの間はそれぞれの面で光が反射を繰り返しながら進行していく導波路として機能する。また低屈折率材212Bには微小な傷が多数つけられており、低屈折率材212Bにおける傷に到達した光は該傷から拡散板213へと導かれる。
光照射装置200は、高屈折率材212Aと低屈折率材212Bとの間の左上側及び右上側にそれぞれLED217A〜217C及びLED217J〜217Lが設けられる。また高屈折率材212Aと低屈折率材212Bとの間の左下側及び右下側にそれぞれLED217D〜217I及びLED217M〜217Rが設けられる。
LED217A〜217Iは、光照射装置1のLED17A〜17Iと同様に、拡散板213における領域LLU、LCU、LRU、LLC、LCC、LRC、LLD、LCD及びLRDにそれぞれ光を照射し得るようになされている。
またLED217J〜217Rは、光照射装置1のLED17J〜17Rと同様に、拡散板213における領域RLU、RCU、RRU、RLC、RCC、RRC、RLD、RCD及びRRDにそれぞれ光を照射し得るようになされている。
このようにして光照射装置200は、該LED217A〜217Rが照射した光が高屈折率材212Aと低屈折率材212Bとの間の導波路を経由して拡散板213に拡散されて装着者の目に対して光を照射するようになされている。
上述した実施の形態においては、照射領域IAを9つの小領域である領域LU、CU、RU、LC、CC、RC、LD、CD及びRDに分割し、それぞれの小領域に対して光を照射するLED17A〜17I及び17J〜17Rが設けられるようにした場合について述べた。
本発明はこれに限らず、照射領域IAの分割数はいくつでもよく、また分割された小領域を照射する光源の数もいくつでもよい。すなわち、より細かく照射領域IAを分割し、分割された領域をそれぞれ照射する光源を設けるようにすれば、より細かく装着者の視線方向に合わせて光量を制御することができる。
上述した実施の形態においては、視線方向を9方向のいずれかから検出するようにした場合について述べた。本発明はこれに限らず、視線方向を検出できるのであればその方向の数は問わない。
上述した実施の形態においては、左電位差及び右電位差の符号及び大きさと、9方向の視線方向での符号及び大きさを示したテーブルとを比較して視線方向を検出するようにした場合について述べた。本発明はこれに限らず、左電位差及び右電位差の符号及び大きさから視線方向を検出できるのであればその他の方法を用いて検出するようにしてもよい。
上述した実施の形態においては、光照射装置1が装着者に装着された際、該装着者の左眼の左上及び右眼の右下に電極14及び15が当接されるように、当接面11Aの左上及び右下に電極14及び15を設けるようにした場合について述べた。
本発明はこれに限らず、上下方向及び左右方向の視線が検出できるように、上下方向及び左右方向がそれぞれ異なる位置に電極14及び15が配置できるのであれば、その位置は問わない。
上述した実施の形態においては、照射開始時刻及び照射終了時刻を操作入力部24を介して入力させるようにした場合について述べた。本発明はこれに限らず、例えばジェット機内で使用される場合、到着先の現地時刻に合わせて時差ぼけを解消するように設定された照射開始時刻及び照射終了時刻をジェット機から光照射装置1に所定の通信手段により送信することにより入力させてもよい。
さらに上述した実施の形態においては、マイクロコントローラ21がROMに格納されているプログラムに従い、上述した光照射処理を行うようにした場合について述べた。本発明はこれに限らず、記憶媒体からインストールしたり、インターネットからダウンロードしたプログラムに従って上述した光照射処理を行うようにしても良い。またその他種々のルートによってインストールしたプログラムに従って上述した光照射処理を行うようにしても良い。
さらに上述した実施の形態においては、光源部としてLED17A〜17R、視線検出部として視線検出部31、光源制御部として光源制御部32が設けられるようにした場合について述べた。本発明はこれに限らず、その他種々の構成でなる光源、視線検出部、光源制御部を設けるようにしても良い。
本発明は、時差ぼけを調整するなどの光治療に用いられる場合に適応することができる。
1、100、200……光照射装置、2……光照射部、3A、3B……支持部、11……フレーム、11A……当接部、11B……係止部、11C……当接面、11D……光源配置面、12……反射板、13……拡散板、14……電極、15……電極、16……基準電極、17A〜17R、117A〜117R、217A〜217R……LED、21……マイクロコントローラ、22A〜22B、23A〜23R……アンプ、31……視線検出部、32……光源制御部、33……記憶部、34……時計部。

Claims (5)

  1. ユーザの眼に光を照射する光源部と、
    上記ユーザの眼周辺に上下方向及び左右方向の異なる位置に配される2つの電極と、
    基準とされる電位を測定する基準電極と、
    上記電極と上記基準電極との電位差から上記ユーザの視線方向を検出する視線検出部と、
    上記視線検出部により検出された上記視線方向に対応する領域の光量を制限しつつ、当該視線方向に対応する上記領域から遠ざかるにつれて光量を大きくするように上記光源から照射する上記光を制御する光源制御部と
    を有する光照射装置。
  2. 上記視線検出部は、
    上記電位差と上記ユーザの視線が移動しているとされる閾値とを比較することにより上記ユーザの上記視線の移動を検出し、
    上記光源制御部は、
    上記視線検出部により上記ユーザの上記視線の移動が検出された場合、上記光源部から上記光を照射しないよう制御する
    請求項1に記載の光照射装置。
  3. 上記電極は、上記ユーザの上記眼周辺に上下方向及び左右方向が異なる位置に配される
    請求項1に記載の光照射装置。
  4. 上記ユーザの視界とされる位置に配置される拡散板
    を有し、
    上記光源部は、
    上記拡散板において上記ユーザの視界とされる領域が複数に分割された小領域に対して上記光をそれぞれ照射する複数の上記光源からなる
    請求項1に記載の光照射装置。
  5. ユーザの眼周辺に上下方向及び左右方向の異なる位置に配される2つの電極と、基準とされる電位を測定する基準電極との電位差から上記ユーザの視線方向を検出する視線検出ステップと、
    上記視線検出ステップで検出された上記視線方向に対応する領域の光量を制限しつつ、当該視線方向に対応する上記領域から遠ざかるにつれて光量を大きくするように、上記ユーザの眼に光を照射する光源部を制御する光源制御ステップと
    を有する光照射方法。
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