JP5658650B2 - 圧力調整装置並びにこれを用いた圧力測定装置 - Google Patents
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Description
所定方向に沿って互いに繋がっている太管体と細管体とから構成されたシリンダユニットと、
前記シリンダユニット内に前記所定方向に沿って往復摺動可能に配置されているピストンユニットとを備えている圧力調整装置であって、
前記太管体の横断面開口は、前記細管体の横断面開口より広くなっており、
前記細管体及び前記太管体の、前記所定方向において互いに反対するそれぞれの自由端近くに、第1の開口と第2の開口とがそれぞれ設けられており、
前記ピストンユニットは、前記所定方向に沿って延伸し、第1の端が前記細管体内に、第2の端が前記太管体内にあるように配置されているプランジャと、
前記所定方向と直交するように前記細管体の管内を水密、気密的に仕切ると共に、前記プランジャの前記第1の端に設けられた第1の水密手段と、前記所定方向と直交するように前記太管体の管内を水密、気密的に仕切ると共に、前記プランジャの前記第2の端に設けられた第2の水密手段とを備えていることにより、
前記細管体内における前記第1の水密手段は、前記細管体の自由端側に面している第1の受圧面を有し、該第1の受圧面から該細管体の自由端までの空間を第1圧力チャンバとして画成し、前記太管体における前記第2の水密手段は、前記太管体の自由端側に面している第2の受圧面を有し、該第2の受圧面から該太管体の自由端までの空間を第2圧力チャンバとして画成し、
この構成により、前記第1の開口を圧力測定手段に、前記第2の開口を被測定流体に繋げると、被測定流体の圧力を前記第2圧力チャンバに導入し、導入した被測定流体の圧力を前記ピストンユニットにより増大して前記第1圧力チャンバ内に伝えて圧力測定手段で測定することができ、また、前記第2の開口を圧力測定手段に、前記第1の開口を被測定流体に繋げると、被測定流体の圧力を前記第1圧力チャンバに導入し、導入した被測定流体の圧力を前記ピストンユニットにより減小して前記第2圧力チャンバ内に伝えて圧力測定手段で測定できることを特徴とする圧力調整装置を提供する。
前記圧力調整装置と、
前記細管体の自由端近くの第1の開口または前記太管体の自由端近くの第2の開口に選択的に取り付けて前記第1圧力チャンバまたは前記第2圧力チャンバの圧力を測定できる圧力測定手段とを有している圧力測定装置をも提供する。
図1は本発明に係る圧力調整装置の第1の実施例を示しており、シリンダユニット2、シリンダユニット2内を往復摺動可能に嵌合するように配置されているピストンユニット3を備えている。
A1=1cm2
A2=100cm2
P1=1000kg/cm2
とした場合、プランジャ32が受ける作用力F、第2圧力チャンバ25内の圧力P2はそれぞれ
F=1000kg×1cm2=1000kg
P2=1000kg÷100cm2=10kg/cm2
となり、この時、圧力測定手段4が受ける圧力は10kg/cm2となる。これに変圧係数A2÷A1、つまりこの例においては100cm2÷1cm2=100を乗算すれば、P1の値である1000kg/cm2を導き出すことができ、これにより被測定流体1の圧力の値が1000kg/cm2であると測定することができる。
2 シリンダユニット
3 ピストンユニット
4 圧力測定手段
21 細管体
22 太管体
23 第1圧力チャンバ
24 常圧チャンバ
25 第2圧力チャンバ
26 圧力伝達流体
30 第1の水密手段
31 第2の水密手段
32 プランジャ
33 ガスケットリング
34 固定ねじ
41 表示手段
211 第1の開口
212 自由端
213 第1のフランジ
214 ナット状部材
215 第2のフランジ
216 大槽部
217 小槽部
218 周槽部
221 第2の開口
222 通気孔
223 第2桶状壁
224 第1桶状壁
225 連結孔
226 小径管部
311 プレート体
312 弾性シート
313 固定孔
321 第1の端
322 第2の端
323 窪み
331 第1の受圧面
332 第2の受圧面
A1 第1の受圧面の面積
A2 第2の受圧面の面積
D プランジャ32の圧力測定時における移動方向
h ピストンユニット3の移動距離
P1 第1圧力チャンバ内の圧力
P2 第2圧力チャンバ内の圧力
Claims (8)
- 所定方向に沿って互いに繋がっている太管体と細管体とから構成されたシリンダユニットと、
前記シリンダユニット内に前記所定方向に沿って往復摺動可能に配置されているピストンユニットとを備えている圧力調整装置であって、
前記太管体の横断面開口は、前記細管体の横断面開口より広くなっており、
前記細管体及び前記太管体の、前記所定方向において互いに反対するそれぞれの自由端近くに、第1の開口と第2の開口とがそれぞれ設けられており、
前記ピストンユニットは、
前記所定方向に沿って延伸し、第1の端が前記細管体内に、第2の端が前記太管体内にあるように配置されているプランジャと、
前記所定方向と直交するように前記細管体の管内を水密、気密的に仕切ると共に、前記プランジャの前記第1の端に設けられた第1の水密手段と、
前記所定方向と直交するように前記太管体の管内を水密、気密的に仕切ると共に、前記プランジャの前記第2の端に設けられた第2の水密手段とを備えており、
前記細管体内における前記第1の水密手段は、前記細管体の自由端側に面している第1の受圧面を有し、該第1の受圧面から該細管体の自由端までの空間を第1圧力チャンバとして画成し、前記太管体における前記第2の水密手段は、前記太管体の自由端側に面している第2の受圧面を有し、該第2の受圧面から該太管体の自由端までの空間を第2圧力チャンバとして画成し、
この構成により、前記第1の開口を圧力測定手段に、前記第2の開口を被測定流体に繋げると、被測定流体の圧力を前記第2圧力チャンバに導入し、導入した被測定流体の圧力を前記ピストンユニットにより増大して前記第1圧力チャンバに伝えて圧力測定手段で測定することができ、また、前記第2の開口を圧力測定手段に、前記第1の開口を被測定流体に繋げると、被測定流体の圧力を前記第1圧力チャンバに導入し、導入した被測定流体の圧力を前記ピストンユニットにより減小して前記第2圧力チャンバに伝えて圧力測定手段で測定できることを特徴とする圧力調整装置。 - 前記細管体と前記太管体とはそれぞれ前記所定方向を中軸線として形成された円管体であり、
前記細管体における自由端の端面に前記第1の開口が形成されており、
前記太管体における自由端の端面に、該太管体より窄まって延伸する小径管部が設けられ、該小径管部の自由端の端面に前記第2の開口が形成されており、
前記細管体の前記自由端近くの形状と、前記小径管部の自由端近くの形状とが対応しあっており、同一の圧力測定手段が前記細管体の自由端または前記小径管部の自由端に選択的に取り付けられて反対側の前記第1圧力チャンバまたは前記第2圧力チャンバから伝わる圧力を測定できることを特徴とする請求項1に記載の圧力調整装置。 - 前記第2の水密手段は、前記プランジャの前記第2の端に当接しているプレート体と、前記プレート体の前記プランジャに当接していない面に固定されている弾性シートとを備えていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の圧力調整装置。
- 前記太管体は、
第1桶状壁と、
前記第1桶状壁の前記細管体に臨む一端に取り付けられている第2桶状壁とから構成され、
前記第2桶状壁には連結孔が形成されており、前記細管体が前記連結孔に挿し込まれるように前記太管体と繋がっており、
更に、前記細管体の前記連結孔に挿し込まれている部分の内壁面にはガスケットリングが設けられており、該ガスケットリングが前記プランジャを周りから支持していることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の圧力調整装置。 - 前記細管体の管内空間の横断面と、前記プランジャの横断面とがほぼ一致しており、
更に、前記第1の水密手段は、前記プランジャと一体的に形成されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の圧力調整装置。 - 前記細管体は、自由端に近い一部分において管内空間の横断面が、前記プランジャの横断面より広くなっており、
更に、前記第1の水密手段は、前記プランジャの前記第1の端を包み込むように固定されると共に、前記細管体との間に隙間を残すように設けられていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の圧力調整装置。 - 前記プランジャの前記第2の端に窪みが形成されており、
前記第2の水密手段の前記プランジャに当接している部分に固定孔が形成されており、
前記固定孔から前記窪みに向かって固定手段が挿し込まれることにより、前記プランジャと前記第2の水密手段が固着されることを特徴とする請求項5に記載の圧力調整装置。 - 請求項2および請求項2に従属する請求項3から請求項7のいずれか一項に記載の圧力調整装置と、
前記細管体の自由端または前記小径管部の自由端に選択的に取り付けられて前記第1圧力チャンバまたは前記第2圧力チャンバの圧力を測定できる圧力測定手段とを有している圧力測定装置。
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