JP5657155B1 - 大型炉筒式バイオマス蒸気発電方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】軟水器を使用しない横長大型炉筒パイプボイラーで、省水循環型蒸気発電方法を提供する。【解決手段】蒸気発電に関するもので、その構成は、横長大型炉筒パイプを適宜サイズのパイプ2重層とし、そのパイプ2重層の内側が蒸気発生層でこの発生する蒸気をノズルで放射し蒸気発電に利用、2層目の外側を温水発生層としお湯に利用、発電に放射した蒸気は復水器を経由し温水にして、高圧ポンプで内側の蒸気発生に戻す設計で、2重層内の浄化ブラシも設置した大型炉筒式バイオマス蒸気発電方法を提供できる。【選択図】図1

Description

本願発明は、蒸気発電機で、その構成は横長大型炉筒パイプのボイラーで適宜サイズの大
型パイプ2重層とし、その2重層の内側が蒸気発生層で、これを大型炉筒蒸気発生ボイラ
ー部とし、この発生する蒸気をノズルで放射し蒸気発電に利用、この横長大型炉筒パイプ
の2重層の内側の層の上部一部を切除、横長大型炉筒パイプの内側の層のパイプより小径
のパイプを同横長大型炉筒パイプのこの切除部分に溶接付で蒸気溜りとし、上部にはフラ
ンジ締で、その中に小穴が開いたステンレス円盤を装着、蒸気分離板とし、この上部に水
位計と水圧計を設け、更に安全弁で安全を確保、ここから蒸気を小パイプで取り出し煙突
の中を経由して、横長大型炉筒パイプ内を複数回往復、再度煙突を経由して蒸気発電機の
蒸気タービンへ蒸気を放出、回転を減速機で減速、回転力を増幅させ発電させる設計で、
この放出した蒸気は復水器で温水となり、この温水を高圧ポンプで横長大型炉筒パイプの
内側の蒸気発生層に戻し、省水循環型ボイラーとし、パイプ外側2層目を、温水発生層と
し、お湯に利用、この部分を温水発生パイプボイラー部とし、その大型2重層パイプの下
部を横長に一部カットし、炉内の下方部の両サイトに薄い長方形の段差棚を設け、燃焼炉
部の搬送用モーター付キャタピラと長方形焼却網が、横長大型炉筒パイプ内で焼却する燃
焼物により火炎の位置を調整できる設計とし、炉筒内には薄型平鉄板の長尺物を等間隔で
溶接、火炎温度を向上させ焼却灰は下の集灰箱に落下、排煙は横長大型炉筒パイプの内側
層パイプ奥に適宜サイズの煙突を設け、途中送風ファンで強制排煙、燃焼物は右側上部に
燃料自動送り装置を配置、2から3種類の異なる燃料が、横長大型炉筒パイプ内の炉筒内
の搬送用キャタピラー上部に落下する作りで、又、横長大型炉筒パイプの2重層の内側と
外側のパイプ層内に前もって差し引き可能なステンレス丸鋼付ステンレスワイヤブラシを
装着して置く設計で、それぞれのパイプ層内の浄化洗浄、汚水の排水を可能とし同パイプ
2重層への当初の給水も3重濾過シートを要した給水ボックスを利用、汚水を除去する特
殊な作りや、軟水装置を使用する事なく、長期にボイラーの性能を維持、保守管理が容易
な構造を特徴とする大型炉筒式バイオマス蒸気発電方法に関するものである。
地球上において、現在全世界で工業用でも生活用においてでも、バイオマスエネルギーの利用度は、全エネルギー必要量の、平均して10%も利用されていない。
ここ数年は、バイオ燃料は特に、石油の値段の上昇で見直され、主にアメリカ、オーストラリア、ブラジルの大型農産地では、食料用をエタノールの原料に回し、バイオ燃料の生産が活発化、その為食糧不足が問題視されている。
地球上には、食料用ではない木材、竹材、雑草、食用植物の廃材、建築用の廃材を含めて、人類が生活の為に必要とする熱エネルギーの数倍は、自然に生育しているとの統計もあり、これらを利用してボイラー温水給湯が安定利用でき、その上発電も十分利用できる装置を開発し、地域地域で利用できるバイオマスエネルギーの循環利用システムが構築できれば、石油、原子力の利用は不要で、風力、ソーラー発電は補助的に利用する程度でよく、クリーンエネルギーの確立で地球温暖化を防止の為にも開発が急務である。
従来から、蒸気式ボイラー及発電機としては、大電力会社の設置運営する大型の火力発電機が主流であった。最近では、主に生ゴミを集めペレット化して燃焼する発電機も開発運営され、同時にボイラーや温水給湯の利用も併用された施設が建設されつつある。
しかし、前述の生ゴミのボイラーや温水給湯と発電機も基本は蒸気給湯や発電効率をあげるため、更には設備費のコスト低減を計る必要から、
(イ) 1基設置機の大型化で大資本金が必要。
(ロ) 大型化ゆえ、設置場所選定の困難さ。
(ハ) 広域より生ゴミを集める必要性あり。最近では広域市町村より、消費地から発電所まで遠距離が問題視され、又、地区での生ゴミの分別により生ゴミの量の減少もあり、発電所への生ゴミの持込みの量が大幅に少なくなっている。発電焼却や温水給湯能力の大幅利用低下になっている。
この為、大型生ゴミ温水や発電所の維持が困難となっており、一方、地域の市町村で生ゴミを焼却するのではなく、肥料や飼料化などへの転換利用なども生ゴミの焼却持込み量の減少の一因にもなっている。
従来型の生ゴミ焼却発電所は大半が高温熱化と発電設備の小型化のため、この生ゴミを高熱で熱して、急速乾燥し一定のサイズと重量に固定化した、ペレット(RDFともいう)と称されるバイオマス燃料に改造してから発電用や温水給湯の焼却炉に投入されている。
このバイオ燃料のペレットは、硬く熱効率も良く、設備の小型化や管理人が小人数でよく、無人化などの長期間の利用コントロールが容易であるなどの利点もある。
しかしこのペレット燃料の発電機や温水給湯機の欠点としては、
(イ) ペレット化する為の設備費や人件費がかかり、コスト高となる。
(ロ) 生ゴミや草などの、比較的ペレット化しやすい、軟質系のバイオ向き素材の利用で材木や竹などの硬質材は、ほとんど利用できない欠点がある。
更に、ペレットは一定の量とサイズに標準化されて、焼却の自動化はしやすいなどの利点も前述の通りであるが、木材や竹材などの硬質でサイズが大きい物や焼却材で建築廃材などサイズが不揃いな物の利用が出来ず、必ずペレット材に再加工が必要で経費もかかり、設備の大型化で各地の消費地近くにペレット用加工場と発電機及給湯の併設は困難が多く、小型で給湯や発電機設備を主力にした方法等、装置の開発が必要である。
これら、従来型の大型のバイオ燃料発電及ボイラー給湯方法ではなく、
(イ) 森林の間伐材、竹材、建築廃材など更に、オイルサンド状練炭など焼却する方法はないか、
(ロ) 草、もみがら、のこくず、竹粉、粉炭、木材を含め、チップや(荒く2〜3センチにカットしたのみの物)ペレットも焼却できること、
(ハ) 全体装置は、小規模でスペースも少なく消費地近くで容易に設置でき、投下資金も小額で出来る事。
(ニ) その上、効率のよい発電や温水給湯装置で、設置工事や定期点検、保守管理がしやすいこと。
前述した内容の排煙がクリーンな機械装置製作方法の開発で、小型でも消費地でバイオマスエネルギー利用の温水給湯や発電が年間を通じ利用できる蒸気ボイラー装置の方法が求められている。
特開2013−40753 特開2012−207838 特開2013−257048 特開2013−181688今回の発明と同一人が申請中の上記文献3の特開2013−257048の複合ボイラー型バイオマス発電機や同じく特開2013−181688のフランジ型バイオマス燃焼式温水併用発電機と今回の発明の大型炉筒式バイオマス蒸気発電方法との大きな相違点は次の通りである。 (イ) 蒸気発生室円筒部と炉の燃焼煙筒部が分かれておらず、フランジも今回の発明では使用していない。 (ロ) 蒸気発生室の円管部も分かれていない為、温水が貫流する小径貫流パイプも今回の新発明には全くない。 (ハ) その為、蒸気発生効率を向上する方法として燃焼炉を横長全体とし、炉の内側の火炎が当る箇所に均等に間隔を置き薄型平鉄板(又は平型鋼板)を溶接付けとし、燃焼炉内の燃焼伝導効率を倍加、貫流小径パイプの使用同等以上の熱効果があった。
(ニ) 蒸気発生室及貫流小径パイプが全くなく、炉内がスッキリした状態となり、長尺のサイズ不揃いの各種バイオマス燃料の焼却が最適な構造となった。
これらの特許申請には、小型であらゆるバイオマス燃料や、練炭や粘土状の燃料などすべて利用できる大型炉筒式蒸気ボイラーの開発は少ない。
本発明は、この様な従来の方式や構成が有していた問題点を解決しようとするものであり、小規模で安価な大型炉筒式蒸気ボイラー温水器付及、発電装置方法を開発し提供する事を目的としたものである。
(イ) バイオマス燃料など石炭を含み、粉状、ペレットサンド状、ネリ状、長尺物が燃料として焼却できる方法はどうするか
(ロ) ボイラーの炉筒内に小径煙管パイプや温水が貫流する小径貫流パイプを使用せず、蒸気タービン用蒸気発生を向上する方法はどうするか
(ハ) 炉内の分解ができるフランジを使用せず、又、軟水器を使用せず、横長大型炉筒パイプのボイラーの蒸気発生効率を長期に維持でき、保守、メンテナンスが容易な方法はどうすれば良いか
請求項1の発明は、蒸気発電に関するもので、その構成は横長大型炉筒パイプのボイラ
ーで適宜サイズの大型パイプ2重層とし、その2重層の内側が蒸気発生層で、これを大
型炉筒蒸気発生ボイラー部とし、この発生する蒸気をノズルで放射し蒸気発電に利用、
この横長大型炉筒パイプの2重層の内側の層の上部一部を切除、横長大型炉筒パイプの
内側の層のパイプより小径のパイプを同横長大型炉筒パイプのこの切除部分に溶接付で
蒸気溜りとし、上部にはフランジ締で、その中に小穴が開いたステンレス円盤を装着、
蒸気分離板とし、この上部に水位計と水圧計を設け、更に安全弁で安全を確保、ここか
ら蒸気を小パイプで取り出し煙突の中を経由して、横長大型炉筒パイプ内を複数回往
復、再度煙突を経由して蒸気発電機の蒸気タービンへ蒸気を放出、回転を減速機で減 速、回転力を増幅させ発電させる設計で、この放出した蒸気は復水器で温水となり、こ の温水を高圧ポンプで横長大型炉筒パイプの内側の蒸気発生層に戻し、省水循環型ボイ ラーとし、パイプ外側2層目を、温水発生層とし、お湯に利用、この部分を温水発生パ イプボイラー部とし、その大型2重層パイプの下部を横長に一部カットし、炉内の下方 部の両サイトに薄い長方形の段差棚を設け、燃焼炉部の搬送用モーター付キャタピラと 長方形焼却網が、横長大型炉筒パイプ内で焼却する燃焼物により火炎の位置を調整でき る設計とし、炉筒内には薄型平鉄板の長尺物を等間隔で溶接、火炎温度を向上させ焼却 灰は下の集灰箱に落下、排煙は横長大型炉筒パイプの内側層パイプ奥に適宜サイズの煙 突を設け、途中送風ファンで強制排煙、燃焼物は右側上部に燃料自動送り装置を配置、 2から3種類の異なる燃料が、横長大型炉筒パイプ内の炉筒内の搬送用キャタピラー上 部に落下する作りで、又、横長大型炉筒パイプの2重層の内側と外側のパイプ層内に前 もって差し引き可能なステンレス丸鋼付ステンレスワイヤブラシを装着して置く設計 で、それぞれのパイプ層内の浄化洗浄、汚水の排水を可能とし同パイプ2重層への当初 の給水も3重濾過シートを要した給水ボックスを利用、汚水を除去する特殊な作りや、 軟水装置を使用する事なく、長期にボイラーの性能を維持、保守管理が容易な構造を特 徴とする大型炉筒式バイオマス蒸気発電方法を提供するものである。
第一の発明作用は、横長大型炉筒パイプボイラーは接続フランジや炉内に、蒸気発生室又は、貫流小径パイプもなく多様種のバイオマス燃料の使用が可能な作用が生じた。
第二の発明の作用は、大型ボイラーに適している横長大型炉筒パイプボイラー炉内への燃料の投入は搬送用モーター付キャタピラ回転式を使用、その上部に2から3に分離した通風口付長方形のボックスを固定し、そのボックスの2か3に分離した中に高圧ポンプか送風ポンプ又はベルトコンベアーで3種類のオイル、石炭等のサンド燃料やネリ状の燃料又は、竹や石炭の粉を分けて投入して回転し、横長ボイラー全体で燃焼させ炉内の燃焼温度を加減できる作用がある。
第三の作用は、横長大型炉筒パイプボイラーの内側層の蒸気発生層と、外側パイプの温水発生層には炉の製作加工時に、前もってステンレスワイヤブラシを挿入配置して置く事で各大型炉筒パイプ内のメンテナンスも容易で洗浄、排水も自由に出来る作用を確認できた。前述した本発明の大型炉筒式バイオマス蒸気発電方法は次の効果を発揮する。
第一の発明効果は、横長大型炉筒パイプボイラーの炉内にはフランジや貫流小径パイプがなく、炉内への燃料搬入には搬送モーター付キャタピラ方式と同搬送モーター付キャタピラを炉内から取りはずせば、長尺物の竹、丸太の燃焼も可能で多種なサイズ不揃のバイオマス燃焼に適している効果が出た。
第二の発明効果は、横長大型炉筒パイプボイラーの炉筒内に均等に薄型平鉄を溶接付し、火炎力の熱を向上させ、更に、横長大型炉筒パイプボイラーの内側の蒸気発生層の炉筒パイプの層の厚みを、半円下部を極力薄くし半月上部を若干三ケ月形として、蒸気発生の効率を向上させたため、貫流小径パイプや煙管小径パイプを使用する場合と同等以上の蒸気発生ボイラーとしての効果が生じた。
第三の発明効果は、横長大型炉筒パイプボイラー内に前もってステンレスワイヤーブラシを配置しておく事で必要に応じて、同ボイラー内の浄化、洗浄が可能となり軟水器を使用する事なく、同ボイラー内の水質を維持でき、蒸気発生も長期に安定放出、燃料も増加せず、発電も安定出来る効果があった。
以上により、竹粉、粉炭、固形物、半固形物のバイオマスや石炭サンド物、又、長尺用丸太、竹材を燃料として燃焼できる横長大型炉筒パイプボイラーを提供し、ボイラーの爆発の不安もなく、温水蒸気用、発電用として使用できる効果を発揮する。
本発明の実施例を示す大型炉筒式バイオマス蒸気発電方法平面図 外観図(以下、本発明の実施例を示す文言を省略する) 右側面部分断面図 左側面及部分断面図 図2のA−A線断面図 大型炉筒及蒸気溜り部分断面図 ボイラー内ワイヤーブラシ浄化方法図の中の41、42の符号の追加 ワイヤーブラシ拡大図
前述の通り、竹粉や粉炭から長尺木材、竹パイプなど、あらゆるバイオマスの燃料と粘土型、オイルサンドなども含めて燃焼できるボイラーが求められ、特に竹粉、粉炭、のこくず、もみがら、練り液状粉炭などが燃焼できる大き目のバイオマス蒸気ボイラーとしてメンテナンスがしやすいコンパクトなデザインにまとめた形態とした。
以下、本願発明の実施形態を図1から図8に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施例を示す大型炉筒式バイオマス蒸気発電方法の平面図で、1は基礎ベースで大型炉筒式バイオマス蒸気発電装置を固定するもので図1の上部から2は、温水を溜める温水タンクで、次に下部にあるパイプ3で、数字は前後するが、8の煙突から再加熱パイプが3に当り、右側にある4は燃料自動送り装置で、5はそのバイオマス燃料送りパイプで、図の左側で、6は大型炉筒蒸気発生パイプボイラー部、7は大型炉筒温水発生パイプボイラー部で、8は煙突、9は水位計、10は圧力計、11は当初バイオマス燃料の燃焼をしやすくする廃油タンク、12は蒸気タービンで、3の再加熱パイプから高圧蒸気(230から250度)が放射されタービンが1分間に7,000回転以上回転し、減速機併用発電機16で発電するシステムで、14はコントロールボックス、15が高圧ポンプという配置で復水器大型タンクから6の蒸気発生パイプボイラー部へ再給水する。
図2は、外観図(本願発明の実施例を示すの文言を以下省略する)で、数字は前後するが、17は送風機で排煙を強制するもので、18は蒸気溜りで、蒸気溜りの上部フランジの中に小径穴加工ステンレス円盤を挿入しておき、蒸気の水分、分離を促進させる効果を進めるもので、19は安全弁で、20は燃料搬送モーター付キャタピラでバイオマスの燃料を種類によりボイラー炉内の奥に均等に搬送スピードを調整し火炎力を加減、蒸気発生度合と、バイオマス燃料の使用量を省力化、21は右保守点検口で丁ツガイにより手動で開閉し、搬送モーター付キャタピラ等の点検が出来る作りで、22は、蒸気排出パイプで大口径パイプを使用、13は復水器小型タンクと下部の23復水器大型タンクとを連結し、同23の復水器大型タンクで蒸気を温水に戻し、26の再給水パイプを経由し、15の高圧ポンプで6の蒸気発生ボイラー部に再給水し、省水型としてボイラー水を循環させる作りで、8から9気圧で再給水するもので、24は前部保守点検口で、20の搬入キャタピラから回転して出るバイオマス燃焼後の燃焼灰を集める箱が、25の集灰箱である。
その他の数、4,5,8,9,12は図1の通りである。
図3は、右側面及部分断面図で、27は荒目、中目、細目と3層の幕シート等を装着した濾過シート製の給水濾過ボックスで泥水も清水に替え、中心部の炉内は28の火炎は29の送風矢印からの両方向からの風により20の穴付の燃料搬送モーター付キャタピラの燃料を燃焼させ、その上、31の平形鉄板を28の火炎で加熱、炉内の高度を900度から1000度以上に引き上げ6の大型炉筒蒸気発生パイプボイラー内と7の大型炉筒温水発生ボイラー部の温水を蒸気発生と温水発生と効力を働かせるもので、これはボイラー火炎の接点の鉄材などの炉内全体の火炎による高温溶解を冷水により冷却する、水冷冷却法を利用したもので炉の下部の30も炉を高温から守る冷水タンク部で、数字は前後するが、25の集灰箱の上の炉の下の両サイドに設けた段差棚41があり、上下に高さを変更できる作りとし、その上に42の長方形の焼却金網を載せて、バイオマス燃焼後の灰を通過させ、その灰は下の25の集配箱に落下し回集排出する。その他の数2、4,5,6,7,8,17,22,23,25は図1、図2の通りである。
図5は、左側面図及部分断面図で、各部品の配置は図4の内容とほとんど変わりはないが、8の煙突の下部で、3の再加熱蒸気パイプは、8の煙突の中を経由し、31の薄型平鉄板の中にはさみ、3の再加熱蒸気パイプは3から4往復し、同パイプの蒸気で飽和蒸気を230度から260度に高温化する事で、水分を含まない再加熱蒸気にし、再度煙突の中を経由して上部に配置する蒸気タービンに放射する設計で蒸気タービンの高速回転には、蒸気の含有率をいかに少なくするかで大きく左右するもので、蒸気タービン発電には炉内再加熱方法は重要な要素である。その他の数2,4,8,17,20,22,23,28,30は図1、図2、図3の通りである。
図5は、図2のA−A線断面図である。図から新たな使用部品はないが、13の再加熱蒸気パイプの炉内の配置で3から4復するが、わかりやすく往復した図で表示しているもので、20の燃料搬送モーター付キャタピラも図の通り横に配置、火炎28も平均に炉内で燃焼するもので、20の燃料搬送モーター付キャタピラは高温用平鉄板で加工、オイルレス回転式とする為、モーターは炉の外に置き回転する設計とした。その他の数4,5,8,9,10,12,15,16,17,18,23,25は図1、図2の通りである。
図6は、大型炉筒及蒸気溜り部分断面図で、6の大型炉筒蒸気発生パイプボイラー部は、その上部に18の蒸気溜りが溶接され、その大型炉筒蒸気発生パイプボイラーの中に27の給水濾過ボックスから給水し、32のボイラー内水位まで水を給水し、その水位を9の電極水位計で調整するもので、電極水位計の下の方は、33の水位電極三針で水位を感知し、コントローラーボックスの中のコンピュータシーケンスで水位の増減をコントロールし、高圧ポンプのモーターを回転し給水(温水を入れる)し、6の大型炉筒蒸気発生パイプボイラー内の水位を安定維持できる作りである。
図7は、ボイラー内ワイヤーブラシ浄化方法図で6の大型炉筒蒸気発生パイプボイラー部と7の大型炉筒温水発生パイプボイラー部を加工製作する過程で、数字は前後するが、6の大型炉筒蒸気発生パイプボイラー内に35の小ワイヤーブラシ(4分の1)を両サイド入れておき、7の大型炉筒温水発生パイプボイラー部には半円ワイヤーブラシを挿入しておき、37のステンレスを挿入しておき、37のステンレスの丸鋼材を差し引し、中には洗浄剤等の無害薬品を入れ、前述の蒸気発生及温水発生のボイラーを洗浄し、34の排水レバーを開放し、同ボイラー内の汚水度を見ながら定期的にメンテ洗浄できる設計とした事から大型炉筒蒸気及温水両パイプボイラーの性能が維持出来るため、軟水器の使用が不要となった。数は前後するが、図7の右側炉下、31の薄型平鉄板の下に両サイドに41の段差棚を設けた図で、この41の段差棚の上に長方形の焼却金網を載せて、41の段差棚を上下する事で、炉内の火炎の位置を調整できる設計とした。その他の数8,17,18,23は図1、図2の通りである。
図8は、ワイヤーブラシ拡大図で、35の小ワイヤーブラシに37のステンレス丸鋼材の左端を巻き付け、右側の38のボイラーフタに39の溶接用丸メスネジ部品を溶接付とし、その中に37のステンレス丸鋼材の右端を丸輪に用して通しておき、その右上から、40のオスナット丸ネジ部品で締めつけておけばボイラー内の蒸気の圧力を保持して使用でき、ボイラーの中の洗浄メンテの時、40のオスナットネジをゆるめ、37のステンレス丸鋼材の右端の丸輪をつまみ出し引き出し、押し出してボイラー内の浄化が可能である。
本願発明品の大型炉筒式バイオマス蒸気発電方法の特徴としては、
(イ) 蒸気発電方法の第一の条件は、蒸気タービンの良否であるが、本願申請人が取得した特許第5467703号の、高効率、簡易蒸気流量可変型蒸気タービンエンジンを使用設置、コンパクトな蒸気発電機を提供できる。
(ロ) バイオマス燃料の通常サイズであるチップやペレットが燃焼できる自動標準機から大型木材、建築廃材など形やサイズが不揃いの20センチ〜2mの長さの燃料の利用できる大型機でも製作可。
(ハ) 燃焼炉は、密封せず、オープンであり蒸気発生部及温水発生部の各ボイラーは、安全弁を各2個以上装置しており、又、あらゆる安全センサーも装備、燃焼炉、ボイラー内などからの爆発が発生しない安全面には十分配慮し、各ボイラー内の洗浄も可で、ボイラーの性能維持が可能。
以上の製品の用途としては、
(A)山林地区の村や少人数の部落など、木材や竹材、砂糖キビ、ひまわりの種や油、種を絞った後の茎やしぼりカス、又、石炭の採炭地などの多発地区に発明品を置き、温水や電気の利用が出来る。
(B)離島の小規模部落や中規模町内でも利用でき、更に、作業従事者も、老人、婦人、軽度の身障者、身体障害者の方にも、就労の場所を提供できる。
(C)建築廃材等の処理、製材所、家具や、木材業などに単独単体で設置でき、軟水器も必要なく、省水型でお湯と電力を供給でき、山間地など、全世界で使用が可能な方法である。
1.基礎ベース
2.温水タンク
3.再加熱蒸気パイプ
4.燃料自動送り装置(又は、貯蔵タンク)
5.燃料送りパイプ
6.大型炉筒蒸気発生パイプボイラー部
7.大型炉筒温水発生パイプボイラー部(お湯部)
8.煙突
9.水位計(電極水位計ともいう)
10.圧力計
11.補助廃油タンク
12.蒸気タービン
13.復水器小型タンク
14.コントロールボックス
15.高圧ポンプ
16.発電機
17.送風機
18.蒸気溜り
19.安全弁
20.燃料搬送キャタピラー
21.右保守点検口
22.蒸気排出パイプ
23.復水器大型タンク
24.全部保守点検口
25.集灰箱
26.再給水パイプ
27.給水濾過ボックス
28.火炎
29.送風矢印
30.冷水タンク
31.薄型平鉄板(又は平鋼板)
32.ボイラー内水位
33.水位電極三針
34.排水レバー(ダスターレバーともいう)
35.小ワイヤーブラシ(4分の1)
36.半円ワイヤーブラシ
37.ステンレス丸鋼材
38.ボイラーフタ
39.溶接用丸メスネジ部品
40.オスナット丸ネジ部品
41.段差棚(又は焼却金網受棚)
42.長方形の焼却金網(又は焼却灰網)

Claims (1)

  1. 蒸気発電に関するもので、その構成は横長大型炉筒パイプのボイラーで適宜サイズの大型
    パイプ2重層とし、その2重層の内側が蒸気発生層で、これを大型炉筒蒸気発生ボイラー
    部とし、この発生する蒸気をノズルで放射し蒸気発電に利用、この横長大型炉筒パイプの
    2重層の内側の層の上部一部を切除、横長大型炉筒パイプの内側の層のパイプより小径の
    パイプを同横長大型炉筒パイプのこの切除部分に溶接付で蒸気溜りとし、上部にはフラン
    ジ締で、その中に小穴が開いたステンレス円盤を装着、蒸気分離板とし、この上部に水位
    計と水圧計を設け、更に安全弁で安全を確保、ここから蒸気を小パイプで取り出し煙突の
    中を経由して、横長大型炉筒パイプ内を複数回往復、再度煙突を経由して蒸気発電機の蒸
    気タービンへ蒸気を放出、回転を減速機で減速、回転力を増幅させ発電させる設計で、こ
    の放出した蒸気は復水器で温水となり、この温水を高圧ポンプで横長大型炉筒パイプの内
    側の蒸気発生層に戻し、省水循環型ボイラーとし、パイプ外側2層目を、温水発生層とし、お湯に利用、この部分を温水発生パイプボイラー部とし、その大型2重層パイプの下部を横長に一部カットし、炉内の下方部の両サイトに薄い長方形の段差棚を設け、燃焼炉部の搬送用モーター付キャタピラと長方形焼却網が、横長大型炉筒パイプ内で焼却する燃焼物により火炎の位置を調整できる設計とし、炉筒内には薄型平鉄板の長尺物を等間隔で溶接、火炎温度を向上させ焼却灰は下の集灰箱に落下、排煙は横長大型炉筒パイプの内側層パイプ奥に適宜サイズの煙突を設け、途中送風ファンで強制排煙、燃焼物は右側上部に燃料自動送り装置を配置、2から3種類の異なる燃料が、横長大型炉筒パイプ内の炉筒内の搬送用キャタピラー上部に落下する作りで、又、横長大型炉筒パイプの2重層の内側と外側のパイプ層内に前もって差し引き可能なステンレス丸鋼付ステンレスワイヤブラシを装着して置く設計で、それぞれのパイプ層内の浄化洗浄、汚水の排水を可能とし同パイプ2重層への当初の給水も3重濾過シートを要した給水ボックスを利用、汚水を除去する特殊な作りや、軟水装置を使用する事なく、長期にボイラーの性能を維持、保守管理が容易な構造を特徴とする大型炉筒式バイオマス蒸気発電方法。
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