JP5655853B2 - 情報処理装置、情報処理プログラム及び情報処理方法 - Google Patents

情報処理装置、情報処理プログラム及び情報処理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5655853B2
JP5655853B2 JP2012505414A JP2012505414A JP5655853B2 JP 5655853 B2 JP5655853 B2 JP 5655853B2 JP 2012505414 A JP2012505414 A JP 2012505414A JP 2012505414 A JP2012505414 A JP 2012505414A JP 5655853 B2 JP5655853 B2 JP 5655853B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cursor
function
instruction
change
display
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012505414A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2011114517A1 (ja
Inventor
橋本 仁志
仁志 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Publication of JPWO2011114517A1 publication Critical patent/JPWO2011114517A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5655853B2 publication Critical patent/JP5655853B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/048Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI]
    • G06F3/0481Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI] based on specific properties of the displayed interaction object or a metaphor-based environment, e.g. interaction with desktop elements like windows or icons, or assisted by a cursor's changing behaviour or appearance
    • G06F3/04812Interaction techniques based on cursor appearance or behaviour, e.g. being affected by the presence of displayed objects
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/03Arrangements for converting the position or the displacement of a member into a coded form
    • G06F3/033Pointing devices displaced or positioned by the user, e.g. mice, trackballs, pens or joysticks; Accessories therefor

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Description

この出願に開示された技術は、ポインティングデバイスの操作に応じて表示画面上にカーソルを表示する情報処理装置、情報処理プログラム及び情報処理方法に関する。
表示装置の画面上で所望の位置を特定するためにポインティングデバイスがユーザにより広く利用されている。画面上にはカーソルが表示され、ユーザによるポインティングデバイスの操作に応じてカーソルの表示位置が変更される。ユーザはポインティングデバイスを操作することで、OS(Operating System)のデスクトップ上に表示されているウィンドウを処理するための特定の位置にカーソルを位置決めすることができる。表計算ソフトが起動されている場合には、スプレッドシート上のセルを操作するための特定の位置にカーソルを位置決めすることができる。
このようなユーザの位置決め操作を補助するため、画面上の特定の位置に近づいた場合にカーソル位置をこの特定位置に自動的に位置決めする技術が知られている。また、カーソル位置の正確性を上げるために、ポインティングデバイスの運動性を制御する技術が知られている。
特開平06−295225号公報 特開2000−214980号公報
しかしながら、前述したカーソルの位置決め補助技術をもってしても所望の位置にカーソルを位置決めすることが困難な場合がある。例えば、複数の特定位置が隣接して表示されている場合、ユーザが希望する位置にカーソルが位置決めされない場合がある。特に、近年ではコンピュータの小型化に伴って表示装置の画面も小型化されている。こういった小さな画面上ではウィンドウやセルを処理するための特定位置が小さな領域に隣接することが多い。このような場合、ユーザの希望する位置の隣に表示されている特定位置にカーソルが位置決めされてしまう場合がある。
ポインティングデバイスの運動性を制御した場合であっても、表示画面が小型化されているため、ユーザがポインティングデバイスの操作に長けていなければならない場合がある。
本発明は、表示装置の画面上に表示されたカーソルを所望の位置に変更することができる情報処理装置、情報処理プログラム及び情報処理方法を提供することを目的とする。
この出願に開示される情報処理装置は、表示装置と、ポインティングデバイスと、前記ポインティングデバイスの操作に従ってカーソルを前記表示装置の画面上に表示するカーソル表示部と、ユーザインターフェイス用オブジェクトを処理する機能が割り当てられ、前記表示装置の画面上に表示された機能ハンドルの画面上の位置を示す位置情報を取得する第1取得部と、特定のスイッチを介した指示の入力に応じ、前記画面上の前記カーソルの位置が前記第1取得部により取得された前記位置情報に示される位置となるように前記カーソルの表示位置を変更する位置変更部とを含む。
開示の情報処理装置、情報処理プログラム及び情報処理方法によれば、表示装置の画面上に表示されたカーソルを所望の位置に変更することができる。
本発明の第1の実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成と、情報処理装置のメモリに保持される情報の一例を示す図。 第1の実施形態に係る中央スイッチを有するマウスの一例示す図。 第1の実施形態に係る中央スイッチを有するマウスによる送信コードを示す図。 第1の実施形態に係るディスプレイの一例示す図。 第1の実施形態に係るボタン情報テーブルの一例を示す図。 第1の実施形態に係るハンドル情報テーブルの一例を示す図。 第1の実施形態に係る情報処理装置の機能構成を示す図。 第1の実施形態に係る情報処理装置の動作を示すフローチャート。 第1の実施形態に係る機能選択処理の動作を示すフローチャート。 第1の実施形態に係る機能選択処理の動作を示すフローチャート。 カーソルの形状例を示す図。 第1の実施形態において機能選択指示に応じたカーソル位置のボタン上への移動を説明するための図。 第1の実施形態において機能選択指示に応じたカーソル位置のハンドル上への移動を説明するための図。 第1の実施形態において優先度情報を示す図。 第1の実施形態において、マウスの変形例を示す図。 変形例のマウスによる送信コードを示す図。 第1の実施形態の変形例に適用されるキーボードを示す図。 本発明の第2の実施形態に係る機能選択処理の動作を示すフローチャート。 第2の実施形態に係るカウント情報の一例を示す図。 第2の実施形態に係る第1選択処理の動作を示すフローチャート。 第2の実施形態に係る第2選択処理の動作を示すフローチャート。 本発明の第3の実施形態に係る情報処理装置の機能構成を示す図。 第3の実施形態において表示画面上に表示される機能リストの一例。 第3の実施形態に係る機能表示処理の動作を示すフローチャート。 本発明の第4の実施形態に係る機能選択処理の動作を示すフローチャート。 第4の実施形態に係る機能選択処理の動作を示すフローチャート。 本発明の第5の実施形態に係る機能表示処理の動作を示すフローチャート。 開示した技術が適用されるコンピュータシステムの一例を示す図。
以下、図面を参照してこの発明の実施形態を説明する。
(第1の実施形態)
まず、本発明の第1の実施形態に係る情報処理装置について説明する。第1の実施形態に係る情報処理装置1の構成を図1に示す。
情報処理装置1は、CPU(Central Processing Unit)2、記憶部3、メモリ4、ディスプレイ5、ディスプレイ制御部6、マウス7、キーボード8、および、入力インターフェイス9を有する。CPU2、記憶部3、メモリ4、ディスプレイ制御部6、および、入力インターフェイス9はバスを介して相互に接続されている。CPU2は情報処理装置1全体の制御を司る。記憶部3にはHDD(Hard Disk Drive)やフラッシュSSD(Solid State Drive)を適用することができ、補助記憶装置として利用される。メモリ4は情報処理装置1の主記憶装置として利用される。メモリ4は後述するようにボタン情報テーブル41およびハンドル情報テーブル42を保持する。
ディスプレイ5にはLCD(Liquid Crystal Display)を適用することができる。ディスプレイ制御部6は、CPU2の指示に基づいてディスプレイ5の画面に表示されるデータを制御する。本発明の第1の実施形態では、ポインティングデバイスとしてマウス7が適用される。マウス7およびキーボード8はユーザの指示操作を受け付ける。入力インターフェイス9は、マウス7およびキーボード8を用いたユーザの操作に応じた信号をCPU2に伝える。
ここで、マウス7の一例を図2および図3を参照して説明する。図2に示されるように、マウス7は左スイッチ71及び右スイッチ72に加えて、中央スイッチ73を有する。この中央スイッチ73は前方スイッチ731と後方スイッチ732の2つのスイッチを有する。前方スイッチ731には機能選択指示が割り当てられ、後方スイッチ732にはキャンセル指示が割り当てられている。機能選択指示、キャンセル指示については後述する。この中央スイッチ73を有するマウス7は、ユーザの操作に応じて図3に示される送信コードをCPU2へ送信する。
次に、ディスプレイ5の一例を図4を参照して説明する。図4に示されるように、ディスプレイ5は縦幅800ピクセル、横幅1280ピクセルの解像度を有する。画面上に示される機能ハンドルの位置、カーソル位置は、ディスプレイ5の解像度に準じて表示される。「機能ハンドル」は、デスクトップ上のウィンドウを操作するためのボタンや、表計算ソフトにおけるスプレッドシート上のセルのハンドル含む。また、機能ハンドルにはウィンドウやセルなどの所定のオブジェクトに対する機能が割り当てられる。
次に、メモリ4に保持されるボタン情報テーブル41およびハンドル情報テーブル42を図1、図5および図6を参照して説明する。メモリ4はボタン情報をボタン情報テーブル41の形式で記憶する。メモリ4はまたハンドル情報をハンドル情報テーブル42の形式で記憶する。ボタン情報は、カーソル及びボタンの位置、ボタンとカーソルとの距離、カーソルがボタンの位置に来た場合のカーソルの形状を示す。ハンドル情報は、カーソル及びハンドルの位置、ハンドルとカーソルとの距離、カーソルがハンドルの位置に来た場合のカーソルの形状を示す。この第1の実施形態では、カーソル、ボタン、ハンドルの位置は、ディスプレイ5上の横幅ピクセルを示すX座標及び縦幅ピクセルを示すY座標により示され、常に更新される。また、以降の説明において、ボタンとカーソルとの距離をボタン距離、ハンドルとカーソルとの距離をハンドル距離と称する。
次に、第1の実施形態に係る情報処理装置の機能構成を図7を参照して説明する。解像度取得部301は、カーソル、ボタン、ハンドルの位置の基準として、ディスプレイ5の解像度を取得する。カーソル座標取得部302はカーソルの座標を取得する。起動判断部303はウィンドウまたは特定アプリケーションが起動したかどうかを判断する。第1の実施形態において、特定アプリケーションは表計算ソフトとする。機能ハンドル座標取得部304は、機能ハンドルの座標を取得する。距離算出部305は、カーソル座標取得部302により取得されたカーソルの座標と、機能ハンドル座標取得部304により取得された機能ハンドルの座標とに基づいて、カーソルと機能ハンドルとの距離を算出する。この距離は、機能ハンドルの位置を(Xa,Ya)、カーソルの位置を(X1,Y1)とした場合、式|Xa−X1|2+|Ya−Y1|2により算出される。距離判断部306は、ハンドル距離がボタン距離以上であるかどうかを判断する。指示判断部307は、マウス7において、上述した送信コードに基づいて、機能選択指示またはキャンセル指示が割り当てられたスイッチが押下されたかどうかを判断する。機能選択部308は、機能選択指示がなされた場合、カーソルを所定の機能ハンドルの位置へ移動する。ここで移動とは、具体的にはカーソルの座標位置を変更することを示す。
解像度取得部301、カーソル座標取得部302、起動判断部303、機能ハンドル座標取得部304、距離算出部305、距離判断部306、指示判断部307、および、機能選択部308は、CPU2及びメモリ4が協働することにより機能として実現される。例えば、情報処理装置1のOS上で動作する入力デバイス用のドライバとして実現することができる。
次に、第1の実施形態に係る情報処理装置1の動作について図8〜図14を参照して説明する。
情報処理装置1の動作を図8に示す。まず、解像度取得部301は、ディスプレイの解像度を取得する(ステップS101)。次に、カーソル座標取得部302は、カーソルの座標を取得する(ステップS102)。次に、起動判断部303は、アクティブウィンドウが切り替えられたかどうかを判断する(ステップS103)。
アクティブウィンドウが切り替えられた場合(ステップS103,YES)、機能ハンドル座標取得部304は、アクティブウィンドウのボタンの座標取得を開始する(ステップS104)。次に、距離算出部305は、カーソルとボタンとの距離を算出する(ステップS105)。ここで、取得されたボタンの座標、算出されたカーソルとボタンとの距離は、上述したボタン情報としてメモリ4に記憶される。次に、起動判断部303は、アクティブウィンドウが特定アプリケーションのウィンドウであるかどうかを判断する(ステップS106)。
アクティブウィンドウが特定アプリケーションのウィンドウである場合(ステップS106,YES)、機能ハンドル座標取得部304は、処理対象領域のハンドルの座標取得を開始する(ステップS107)。次に、距離算出部305は、カーソルとハンドルとの距離を算出する(ステップS108)。ここで、取得されたハンドルの座標、算出されたカーソルとハンドルとの距離は、上述したハンドル情報としてメモリ4に記憶される。次に、情報処理装置1は、後述する機能選択処理を実行する(ステップS109)。機能選択処理の実行後、起動判断部303は、再度、アクティブウィンドウが切り替えられたかどうかを判断する(ステップS103)。
一方、アクティブウィンドウが特定アプリケーションのウィンドウでない場合(ステップS106,NO)、情報処理装置1は、機能選択処理を実行する(ステップS109)。
また、ステップS103の判断において、アクティブウィンドウが切り替えられていない場合(ステップS103,NO)、起動判断部303は、再度、アクティブウィンドウが切り替えられたかどうかを判断する(ステップS103)。
次に、第1の実施形態に係る機能選択処理の動作を図9および図10を参照して説明する。図11はカーソル各種形状を示す。図12は機能選択指示に応じたカーソル位置のボタン上への移動を示す。図13は機能選択指示に応じたカーソル位置のハンドル上への移動を示す。図14は優先度情報の一例を示す。なお、図9及び10において、機能ハンドルの選択において、機能選択指示が初回であるか否かを示す機能選択モードは、OFFに設定されているものとする。この機能選択モードにおいて、ONは機能選択指示が初回ではないことを示し、OFFは機能選択指示が初回であることを示す。
図9に示すように、まず、指示判断部307は、機能選択指示がなされたかどうかを判断する(ステップS201)。
機能選択指示がなされた場合(ステップS201,YES)、機能選択部308は、機能選択モードがONであるかどうかを判断する(ステップS202)。
機能選択モードがONではない場合(ステップS202,NO)、機能選択部308は、メモリ4上の座標情報とは異なる領域へ、カーソルの位置及び形状を記憶させる(ステップS203)。次に、機能選択部308は、機能選択モードをONにし(ステップS204)、座標情報を参照し(ステップS205)、ハンドル情報があるかどうかを判断する(ステップS206)。
ハンドル情報がある場合(ステップS206,YES)、距離判断部306は、ハンドル距離がボタン距離以上であるかどうかを判断する(ステップS207)。
ハンドル距離がボタン距離以上である場合(ステップS207,YES)、機能選択部308は、所定のボタン位置へカーソルを移動する(ステップS208)。次に、指示判断部307は、確定指示がなされたかどうかを判断する(ステップS209)。
確定指示がなされた場合(ステップS209,YES)、機能選択部308は、機能選択モードをOFFにし(ステップS210)、機能選択処理を終了する。
一方、確定指示がなされない場合(ステップS209,NO)、指示判断部307は、キャンセル指示がなされたかどうかを判断する(ステップS211)。
キャンセル指示がなされた場合(ステップS211,YES)、機能選択部308は、ステップS203においてメモリ4に記憶した位置へカーソルを移動し(ステップS212)、ステップS203においてメモリ4に記憶した形状にカーソルを変更する(ステップS213)。次に、機能選択部308は、ステップS203においてメモリ4に記憶したカーソルの位置及び形状を破棄し(ステップS214)、機能選択処理を終了する。
一方、キャンセル指示がなされない場合(ステップS211,NO)、指示判断部307は、再度、機能選択指示がなされたかどうかを判断する(ステップS201)。
また、ステップS207の判断において、ハンドル距離がボタン距離未満である場合(ステップS207,NO)、機能選択部308は、所定のハンドル位置へカーソルを移動する(ステップS215)。更に、機能選択部308は、カーソルを移動したハンドル位置に対応する形状にカーソルを変更する(ステップS216)。次に、指示判断部307は、確定指示がなされたかどうかを判断する(ステップS209)。なお、本実施の形態において、カーソルの形状は、図11に示すように、形状1〜3の3種類に変化するものとする。
また、ステップS206の判断において、ハンドル情報がない場合(ステップS206,NO)、機能選択部308は、所定のボタン位置へカーソルを移動する(ステップS208)。
また、ステップS202の判断において、機能選択モードがONである場合(ステップS202,YES)、機能選択部308は、カーソルがボタン位置にあるかどうかを判断する(ステップS217)。
カーソルがボタン位置にある場合(ステップS217,YES)、機能選択部308は、他のボタン位置へカーソルを移動し(ステップS218)、指示判断部307は、再度、確定指示がなされたかどうかを判断する(ステップS209)。
一方、カーソルがボタン位置にない場合、つまりカーソルがハンドル位置にある場合(ステップS217,NO)、機能選択部308は、他のハンドル位置へカーソルを移動する(ステップS219)。更に、機能選択部308は、カーソルを移動したハンドル位置に対応する形状にカーソルを変更し(ステップS220)、指示判断部307は、再度、確定指示が成されたかどうかを判断する(ステップS209)。
また、ステップS201の判断において、機能選択指示がなされていない場合(ステップS201,NO)、指示判断部307は、再度、機能選択指示がなされたかどうかを判断する(ステップS201)。
上述した機能選択処理によれば、カーソルの位置がアクティブウィンドウのボタンに近い場合、図12に示すように、カーソル位置は、機能選択指示に応じて各ボタン上へ移動し、キャンセル指示に応じて元の位置へ戻る。また、カーソルの位置が処理対象領域に近い場合、図13に示すように、カーソル位置は、機能選択指示に応じて各ハンドル上へ移動し、キャンセル指示に応じて元の位置へ戻る。また、カーソルの移動対象とする機能ハンドルが複数ある場合、図14に示すように、各機能ハンドルと優先度とを対応付ける優先度情報を記憶部3に格納し、この優先度情報に基づいてカーソルの移動順序を決定する。また、複数のボタンまたはハンドルがある場合、機能選択指示に基づくカーソルの移動先は、カーソルの位置からその位置が最も近いボタンまたはハンドルとする。
上述したように、機能選択指示に応じて、ボタンやハンドルなどの機能ハンドル上にカーソルを移動することによって、カーソルの動作を自動的に補正する必要がない。また、カーソルの動作を補正しないことによって、カーソルがユーザの意図と異なる動作をすることを防ぐことができる。
マウス7は、図15に示すように、中央スイッチ73の代わりに左側面スイッチ74および右側面スイッチ75を有するマウスであっても良い。この場合、左側面スイッチに機能選択指示、右側面スイッチにキャンセル指示が割り当てられる。この側面スイッチを有するマウス7は、図16に示すような送信コードをCPU2に送信する。なお、中央スイッチ73を有するマウス、側面スイッチを有するマウスのいずれにおいても、左スイッチ71および右スイッチ72には、前述の確定指示が割り当てられるものとする。
また、第1の実施形態において、機能選択指示及びキャンセル指示は、それぞれマウス7のスイッチに割り当てられるものとしたが、これらの指示は、図17に示すように、キーボード8の所定のキー81、82にそれぞれ割り当てられても良い。機能選択指示及びキャンセル指示がそれぞれキー81、82に割り当てられることによって、1つまたは2つのボタンのみを持つマウスに接続された情報処理装置であっても、第1の実施形態に開示した技術を適用することができる。
前述の第1の実施形態では、ポインティングデバイスとしてマウスを用いた。しかしながらこれに限られず、タッチパッドやトラックボールを適用することもできる。
前述のマウス7では中央スイッチ73が設けられていた。しかしながら、こういったスイッチが設けられていないマウスであっても前述の動作を実現することもできる。その場合、一定時間同じ場所にカーソルが位置した場合に図8のステップS101以降の処理が実行されるようにすればよい。また、機能ハンドルの選択にあたってはマウス中央部のホイールを使用するようにすればよい。
また、情報処理装置1がノートタイプのような可搬型コンピュータで実現され、可搬型コンピュータに一体に形成されたディスプレイと、このコンピュータに接続された外付けのディスプレイとの2画面でユーザが操作している場合、これらのディスプレイを区別するための情報を機能ハンドル毎に保持するように構成すればよい。
前述の第1の実施形態では、特定アプリケーションに表計算ソフトが適用されている。しかしながらこの特定アプリケーションは表計算ソフトに限られない。機能ハンドルを含む処理対象領域が含まれた画面を表示するソフトウェアプログラムであれば特定アプリケーションに適用することができる。機能ハンドルを含む処理対象領域が含まれた画面を座標取得対象として本発明を適用することができる。
(第2の実施形態)
上述した第1の実施形態において、機能選択指示に応じたカーソルの移動順序は、カーソルの位置、及び優先度情報に基づくものとしたが、第2の実施形態においては、カーソル移動順序は、ユーザによる機能の選択回数に基づくものとする。以下、第1の実施形態とは異なる情報処理装置の動作について説明する。図18は、第2の実施形態に係る機能選択処理の動作を示すフローチャートである。図19は、カウント情報を示す図である。
図18に示すように、まず、指示判断部307は、機能選択指示がなされたかどうかを判断する(ステップS301)。
機能選択指示がなされた場合(ステップS301,YES)、機能選択部308は、機能選択モードがONであるかどうかを判断する(ステップS302)。
機能選択モードがONではない場合(ステップS302,NO)、機能選択部308は、メモリ4上の座標情報とは異なる領域へ、カーソルの位置及び形状を記憶させる(ステップS303)。次に、機能選択部308は、機能選択モードをONにし(ステップS304)、座標情報を参照し(ステップS305)、後述する第1選択処理を実行する(ステップS306)。この第1選択処理は、機能選択モードがONの状態において、最も選択された回数が多い機能ハンドルを選択する処理である。第1選択処理の実行後、指示判断部307は、確定指示がなされたかどうかを判断する(ステップS307)
確定指示がなされた場合(ステップS307,YES)、機能選択部308は、第1選択処理により選択した機能ハンドルへカーソルを移動し(ステップS308)、選択した機能ハンドルのカウントをカウント情報においてインクリメントする(ステップS309)。カウント情報は、図19に示すように、機能ハンドルと選択された回数とを対応付ける。このカウント情報は、記憶部3に格納されるものとする。次に、機能選択部308は、機能選択モードをOFFにし(ステップS310)、機能選択処理を終了する。
一方、確定指示がなされない場合(ステップS307,NO)、指示判断部307は、キャンセル指示がなされたかどうかを判断する(ステップS311)。
キャンセル指示がなされた場合(ステップS311,YES)、機能選択部308は、ステップS303においてメモリ4に記憶した位置へカーソルを移動し(ステップS312)、ステップS303においてメモリ4に記憶した形状にカーソルを変更する(ステップS313)。次に、機能選択部308は、ステップS303においてメモリ4に記憶したカーソルの位置及び形状を破棄し(ステップS314)、機能選択処理を終了する。
また、ステップS302の判断において、機能選択モードがONである場合(ステップS302,YES)、機能選択部308は、後述する第2選択処理を実行する(ステップS315)。この第2選択処理は、機能選択モードがOFFの状態において、最も選択された回数が多い機能ハンドルを選択する処理である。次に、指示判断部307は、確定指示がなされたかどうかを判断する(ステップS307)。
次に、第1選択処理について説明する。図20は、第1選択処理の動作を示すフローチャートである。
図20に示すように、まず、機能選択部308は、ハンドル情報があるかどうかを判断する(ステップS401)。
ハンドル情報がある場合(ステップS401,YES)、機能選択部308は、カウント情報を参照し(ステップS402)、距離判断部306は、ハンドル距離がボタン距離以上であるかどうかを判断する(ステップS403)。
ハンドル距離がボタン距離以上である場合(ステップS403,YES)、機能選択部308は、カウント情報において選択回数が最も多いボタンを選択候補から選択する(ステップS404)。なお、第1選択処理においては、全てのボタンが選択候補に含まれるものとする。次に、機能選択部308は、選択したボタンが複数かどうかを判断する(ステップS405)。
選択したボタンが複数である場合(ステップS405,YES)、機能選択部308は、選択したボタンのうち、カーソル位置との距離が最小であるボタンを選択し(ステップS406)、第1選択処理を終了する。
一方、選択したボタンが複数ではない場合(ステップS405,NO)、機能選択部308は、第1選択処理を終了する。
また、ステップS403の判断において、ハンドル距離がボタン距離未満である場合(ステップS403,NO)、機能選択部308は、カウント情報において選択回数が最も多いハンドルを選択候補から選択する(ステップS407)。なお、第1選択処理においては、全てのボタンが選択候補に含まれるものとする。次に、機能選択部308は、選択したボタンが複数であるかどうかを判断する(ステップS408)。
選択したボタンが複数である場合(ステップS408,YES)、機能選択部308は、選択したハンドルのうち、カーソル位置との距離が最小であるハンドルを選択し(ステップS409)、第1選択処理を終了する。
また、ステップS401の判断において、ハンドル情報がない場合(ステップS401,NO)、機能選択部308は、カウント情報において、選択回数が最も多いボタンを選択候補から選択する(ステップS404)。
次に、第2選択処理の動作について説明する、図21は、第2選択処理の動作を示すフローチャートである。
図21に示すように、まず、機能選択部308は、選択中の機能ハンドルを選択候補から除外し(ステップS501)、カウント情報を参照し(ステップS502)、選択中の機能ハンドルがボタンかどうかを判断する(ステップS503)。
選択中の機能ハンドルがボタンである場合(ステップS503,YES)、機能選択部308は、カウント情報において選択回数が最も多いボタンを選択候補から選択し(ステップS504)、選択したボタンが複数であるかどうかを判断する(ステップS505)。
選択したボタンが複数である場合(ステップS505,YES)、機能選択部308は、選択したボタンのうち、カーソル位置との距離が最小であるボタンを選択し(ステップS506)、第2選択処理を終了する。
一方、選択したボタンが複数ではない場合(ステップS505,NO)、機能選択部308は、第2選択処理を終了する。
また、ステップS503の判断において、選択中の機能ハンドルがボタンではない場合(ステップS503,NO)、機能選択部308は、カウント情報において選択回数が最も多いハンドルを選択候補から選択し(ステップS507)、選択したハンドルが複数かどうかを判断する(ステップS508)。
選択したハンドルが複数である場合(ステップS508,YES)、機能選択部308は、選択したハンドルのうち、カーソル位置との距離が最小であるハンドルを選択し(ステップS509)、第2選択処理を終了する。
一方、選択したハンドルが複数ではない場合(ステップS508,NO)、機能選択部308は、第2選択処理を終了する。
上述したように、機能選択指示に対して、選択回数が多い機能順にカーソルを移動することによって、ユーザは使用頻度の高い機能を優先的に選択することができる。
(第3の実施形態)
第3の実施形態は、機能選択指示により機能が選択される際に選択される機能の一覧を表示する点が上述した第1の実施形態とは異なる。以下、第1の実施形態と異なる第3の実施形態に係る情報処理装置の機能構成及び動作について説明する。
まず、第3の実施形態に係る情報処理装置の機能構成について説明する。図22は、第3の実施形態に係る情報処理装置の機能構成を示す図である。また、図23は、機能リストを示す図である。
図22に示すように、第3の実施形態に係る情報処理装置1は、解像度取得部301、カーソル座標取得部302、起動判断部303、機能ハンドル座標取得部304、距離算出部305、距離判断部306、指示判断部307、機能選択部308に加えて、機能表示部309を有する。機能表示部309は、機能選択指示に対し、図23に示すような機能リストを表示する。この機能リストは、機能選択指示により選択可能な機能の一覧であり、機能とその説明とを対応付ける。また、機能リストにおいて、選択している機能の項目は他の機能の項目とは異なる表示がなされる。
次に、第3の実施形態に係る機能表示処理の動作について説明する。図24は、第3の実施形態に係る機能表示処理の動作を示すフローチャートである。
図24に示すように、まず、指示判断部307は機能選択指示がなされたかどうかを判断する(ステップS601)。
機能選択指示がなされた場合(ステップS601,YES)、機能表示部309は、カーソルがボタン位置かどうかを判断する(ステップS602)。
カーソルがボタン位置である場合(ステップS602,YES)、機能表示部309は、アクティブウィンドウのボタンの機能リストを表示し(ステップS603)、機能リストにおいてカーソルがあるボタンに対応する項目を選択する(ステップS604)。次に、指示判断部307は、確定指示またはキャンセル指示がなされたかどうかを判断する(ステップS605)。
確定指示またはキャンセル指示がなされた場合(ステップS605,YES)、機能表示部309は、表示している機能リストを非表示にする(ステップS606)。次に、指示判断部307は、機能選択指示があるかどうかを判断する(ステップS601)。
一方、確定指示またはキャンセル指示のいずれもなされなかった場合(ステップS605,NO)、指示判断部307は、機能選択指示がなされたかどうかを判断する(ステップS607)。
機能選択指示がなされた場合(ステップS607,YES)、指示判断部307は、機能リストにおいて、カーソルがあるボタンに対応する項目を選択する(ステップS604)。
一方、機能選択指示がなされなかった場合(ステップS607,NO)、指示判断部307は、再度、確定指示またはキャンセル指示がなされたかどうかを判断する(ステップS605)。
また、ステップS602の判断において、カーソルがボタン位置ではない場合(ステップS602,NO)、機能表示部309は、処理対象領域のハンドルの機能リストを表示し(ステップS608)、カーソルがあるハンドルに対応する項目を選択する(ステップS609)。次に、指示判断部307は、確定指示またはキャンセル指示がなされたかどうかを判断する(ステップS610)。
確定指示またはキャンセル指示がなされた場合(ステップS610,YES)、機能表示部309は、表示している機能リストを非表示にする(ステップS611)。次に、指示判断部307は、再度、機能選択指示がなされたかどうかを判断する(ステップS601)。
一方、確定指示またはキャンセル指示のいずれもなされなかった場合(ステップS610,NO)、指示判断部307は、機能選択指示がなされたかどうかを判断する(ステップS612)。
機能選択指示がなされた場合(ステップS612,YES)、機能表示部309は、カーソルがあるボタンに対応する項目を選択する(ステップS609)。
一方、機能選択指示がなされなかった場合(ステップS612,NO)、指示判断部307は、再度、確定指示またはキャンセル指示がなされたかどうかを判断する(ステップS610)。
また、ステップS601の判断において、機能選択指示がなされなかった場合(ステップS601,NO)、指示判断部307は、再度、機能選択指示がなされたかどうかを判断する(ステップS601)。
上述したように、機能選択指示に応じて、機能リストが表示されることによって、ユーザは選択している機能を確認することができる。
(第4の実施形態)
第4の実施形態は、機能リストを表示する点が上述した第3の実施形態と同様であるが、機能リストの各項目がカーソルにより選択可能である点が第3の実施形態とは異なる。以下、第3の実施形態と異なる第4の実施形態に係る情報処理装置の動作について説明する。第4の実施形態に係る情報処理装置は、上述した機能表示処理を実行せず、他の実施の形態とは機能選択処理の動作が異なる。図25及び26は、第4の実施形態に係る機能選択処理の動作を示すフローチャートである。
図25に示すように、まず、指示判断部307は、機能選択指示がなされたかどうかを判断する(ステップS701)。
機能選択指示がなされた場合(ステップS701,YES)、機能選択部308は、機能選択モードがONであるかどうかを判断する(ステップS702)
機能選択モードがONではない場合(ステップS702,NO)、機能選択部308は、メモリ4上の座標情報とは異なる領域へ、カーソルの位置及び形状を記憶させる(ステップS703)。次に、機能選択部308は、機能選択モードをONにし(ステップS704)、座標情報を参照し(ステップS705)、ハンドル情報があるかどうかを判断する(ステップS706)。
ハンドル情報がある場合(ステップS706,YES)、距離判断部306は、ハンドル距離がボタン距離以上であるかどうかを判断する(ステップS707)。
ハンドル距離がボタン距離以上である場合(ステップS707,YES)、機能表示部309は、ボタンの機能リストを表示し(ステップS708)、機能リストの項目がクリックされたかどうかを判断する(ステップS709)。
機能リストの項目がクリックされた場合(ステップS709,YES)、機能選択部308は、カーソルをクリックされた項目に対応するボタン位置へ移動する(ステップS710)。次に、機能表示部309は、ボタンの機能リストを非表示にし(ステップS711)、機能選択部308は、機能選択モードをOFFにし(ステップS712)、機能選択処理を終了する。
一方、機能リストの項目がクリックされなかった場合(ステップS709,NO)、指示判断部307は、確定指示がなされたかどうかを判断する(ステップS713)。
確定指示がなされた場合(ステップS713,YES)、機能選択部308は、機能リストにおいて選択され、確定された項目に対応するボタン位置へカーソルを移動し(ステップS714)、機能表示部309は、ボタンの機能リストを非表示にする(ステップS711)。
一方、確定指示がなされなかった場合(ステップS713,NO)、指示判断部307は、キャンセル指示がなされたかどうかを判断する(ステップS715)。
キャンセル指示がなされた場合(ステップS715,YES)、機能選択部308は、ステップS703においてメモリ4に記憶した位置へカーソルを移動し(ステップS71
6)、ステップS703においてメモリ4に記憶した形状にカーソルを変更する(ステップS717)。次に、機能選択部308は、ステップS703においてメモリ4に記憶したカーソルの位置及び形状を破棄し(ステップS718)、機能選択処理を終了する。
一方、キャンセル指示がなされなかった場合(ステップS715,NO)、指示判断部307は、機能選択指示がなされたかどうかを判断する(ステップS701)。
また、ステップS707の判断において、ハンドル距離がボタン距離未満である場合(ステップS707,NO)、機能表示部309は、ハンドルの機能リストを表示し(ステップS719)、機能リストの項目がクリックされたかどうかを判断する(ステップS720)。
機能リストの項目がクリックされた場合(ステップS720,YES)、機能選択部308は、クリックされた項目に対応するハンドル位置へカーソルを移動し(ステップS721)、機能表示部309は、ハンドルの機能リストを非表示にする(ステップS722)。次に、機能選択部308は、機能選択モードをOFFにし(ステップS723)、機能選択処理を終了する。
一方、機能リストの項目がクリックされなかった場合(ステップS720,NO)、指示判断部307は、確定指示がなされたかどうかを判断する(ステップS724)。
確定指示がなされた場合(ステップS724,YES)、機能選択部308は、機能リストにおいて選択され、確定された項目に対応するハンドル位置へカーソルを移動し(ステップS725)、機能表示部309は、ボタンの機能リストを非表示にする(ステップS722)。
一方、確定指示がなされない場合(ステップS724,NO)、指示判断部307は、キャンセル指示がなされたかどうかを判断する(ステップS715)。
上述したように、機能リストの項目に対するクリックに応じて、カーソルを項目に対応する機能ハンドル位置へ移動することにより、ユーザはより直感的に機能を選択することができる。
(第5の実施形態)
第5の実施形態は、機能リストの表示・非表示をユーザが選択できる点が上述した第3の実施形態とは異なる。以下、第3の実施形態と異なる第5の実施形態に係る機能表示処理の動作について説明する。図27は、第5の実施形態に係る機能表示処理の動作を示すフローチャートである。なお、第5の実施形態において、機能リストの表示/非表示を切り替える表示切替指示がキーボードの特定のキーに割り当てられているものとする。
図27に示すように、まず、指示判断部307は、機能選択指示がなされたかどうかを判断する(ステップS801)。
機能選択指示がなされた場合(ステップS801,YES)、指示判断部307は、表示切替指示がなされたかどうかを判断する(ステップS802)。
表示切替指示がなされた場合(ステップS802,YES)、機能表示部309は、カーソルがボタン位置かどうかを判断する(ステップS803)。
カーソルがボタン位置である場合(ステップS803,YES)、機能表示部309は、ボタンの機能リストを表示し(ステップS804)、機能リストにおいてカーソルがあるボタンに対応する項目を選択する(ステップS805)。次に、指示判断部307は、確定指示またはキャンセル指示があるかどうかを判断する(ステップS806)。
確定指示またはキャンセル指示がなされた場合(ステップS806,YES)、機能表示部309は、ボタンの機能リストを非表示にし(ステップS807)、指示判断部307は、再度、機能選択指示がなされたかどうかを判断する(ステップS801)。
一方、確定指示またはキャンセル指示のいずれもなされない場合(ステップS806,NO)、指示判断部307は、機能選択指示がなされたかどうかを判断する(ステップS808)。
機能選択指示がなされない場合(ステップS808,NO)、指示判断部307は、表示切替指示がなされたかどうかを判断する(ステップS809)。
表示切替指示がなされた場合(ステップS809,YES)、機能表示部309は、ボタンの機能リストを非表示にし(ステップS807)、指示判断部307は、再度、機能選択指示がなされたかどうかを判断する(ステップS801)。
一方、表示切替指示がなされない場合(ステップS809,NO)、指示判断部307は、再度、確定指示またはキャンセル指示があるかどうかを判断する(ステップS806)。
また、ステップS808の判断において、機能選択指示がなされた場合(ステップS808,YES)、機能リストにおいてカーソルがあるボタンに対応する項目を選択する(ステップS805)。
また、ステップS803の判断において、カーソルがボタン位置ではない場合(ステップS803,NO)、機能表示部309は、ハンドルの機能リストを表示し(ステップS810)、機能リストにおいてカーソルがあるハンドルに対応する項目を選択する(ステップS811)。次に、指示判断部307は、確定指示またはキャンセル指示があるかどうかを判断する(ステップS812)。
確定指示またはキャンセル指示のいずれかがなされた場合(ステップS812,YES)、機能表示部309は、表示されているハンドルの機能リストを非表示にし(ステップS813)、指示判断部307は、機能選択指示がなされたかどうかを判断する(ステップS801)。
一方、確定指示またはキャンセル指示のいずれもなされない場合(ステップS812,NO)、指示判断部307は、機能選択指示がなされたかどうかを判断する(ステップS814)。
機能選択指示がなされない場合(ステップS814,NO)、指示判断部307は、表示切替指示がなされたかどうかを判断する(ステップS815)。
表示切替指示がなされた場合(ステップS815,YES)、機能表示部309は、表示されているハンドルの機能リストを非表示にする(ステップS813)。
一方、表示切替指示がなされない場合(ステップS815,NO)、指示判断部307は、確定指示またはキャンセル指示がなされたかどうかを判断する(ステップS812)。
また、ステップS814の判断において、機能選択指示がなされた場合(ステップS814,YES)、機能表示部309は、機能リストにおいてカーソルがあるハンドルに対応する項目を選択する(ステップS811)。
また、ステップS802の判断において、表示切替指示がなされない場合(ステップS802,NO)、指示判断部307は、再度、機能選択指示がなされたかどうかを判断する(ステップS801)。
また、ステップS801の判断において、機能選択指示がなされない場合(ステップS801,NO)、指示判断部307は、再度、機能選択指示がなされたかどうかを判断する(ステップS801)。
上述したように、機能リストの表示/非表示を切り替え可能にすることにより、機能リストがデスクトップにおいてユーザが確認したい箇所に重なっている場合、ユーザは機能リストを一時的に非表示にしてその箇所を確認することができる。
なお、開示した技術は以下に示すようなコンピュータシステムにおいて適用可能である。図28は、開示した技術が適用されるコンピュータシステムの一例を示す図である。この図に示すコンピュータシステム900は、CPUやディスクドライブ等を内蔵した本体部901、本体部901からの指示により画像を表示するディスプレイ902、コンピュータシステム900に種々の情報を入力するためのキーボード903、ディスプレイ902の表示画面902a上の任意の位置を指定するマウス904及び外部のデータベース等にアクセスして他のコンピュータシステムに記憶されているプログラム等をダウンロードする通信装置905を有する。通信装置905は、ネットワーク通信カード、モデムなどが考えられる。
上述したような、情報処理装置を構成するコンピュータシステムにおいて上述した各ステップを実行させるプログラムを、情報処理プログラムとして提供することができる。このプログラムは、コンピュータシステムにより読み取り可能な記録媒体に記憶させることによって、情報処理装置を構成するコンピュータシステムに実行させることが可能となる。上述した各ステップを実行するプログラムは、ディスク910等の可搬型記録媒体に格納されるか、通信装置905により他のコンピュータシステムの記録媒体906からダウンロードされる。また、コンピュータシステム900に少なくとも情報処理機能を持たせる情報処理プログラムは、コンピュータシステム900に入力されてコンパイルされる。このプログラムは、コンピュータシステム900を、情報処理装置1として動作させる。また、このプログラムは、例えばディスク910等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納されていても良い。ここで、コンピュータシステム900により読み取り可能な記録媒体としては、ROMやRAM等のコンピュータに内部実装される内部記憶装置、ディスク910やフレキシブルディスク、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカード等の可搬型記憶媒体や、コンピュータプログラムを保持するデータベース、或いは、他のコンピュータシステム並びにそのデータベースや、通信装置905のような通信手段を介して接続されるコンピュータシステムでアクセス可能な各種記録媒体を含む。
本発明は、その精神または主要な特徴から逸脱することなく、他の様々な形で実施することができる。そのため、前述の実施の形態は、あらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。本発明の範囲は、特許請求の範囲によって示すものであって、明細書本文には、何ら拘束されない。更に、特許請求の範囲の均等範囲に属する全ての変形、様々な改良、代替および改質は、全て本発明の範囲内のものである。
1 情報処理装置、2 CPU、3 記憶部、4 メモリ、5 ディスプレイ、6 ディスプレイ制御部、7 マウス、8 キーボード、9 入力インターフェイス、41 ボタン情報テーブル、42 ハンドル情報テーブル、301 解像度取得部、302 カーソル座標取得部、303 起動判断部、304 機能ハンドル座標取得部、305 距離算出部、306 距離判断部、307 指示判断部、308 機能選択部、309 機能表示部。

Claims (4)

  1. 表示装置と、
    ポインティングデバイスと、
    前記ポインティングデバイスの操作に従ってカーソルを前記表示装置の画面上に表示するカーソル表示部と、
    ユーザインターフェイス用オブジェクトを処理する機能が割り当てられ、前記表示装置の画面上に表示された、アクティブな領域に含まれる複数の機能ハンドルの画面上のそれぞれの位置を示す位置情報を取得する第1取得部と、
    特定のスイッチを介した指示の入力に応じ、前記画面上の前記カーソルの位置が前記第1取得部により取得された前記位置情報に従って、前記複数の機能ハンドルの内のいずれか1つの機能ハンドルの位置を示すように前記カーソルの表示位置を変更する位置変更部と、
    前記カーソルの位置の変更後、前記ポインティングデバイスおよび前記スイッチのいずれかから変更を確定する指示を受け付けた場合、前記カーソルの位置変更を確定し、位置変更の確定に応じて前記複数の機能ハンドル毎に確定回数を累積する確定部と、を備え、
    前記位置変更部は、前記複数の機能ハンドル毎の変更が確定された回数に従って、前記カーソルが前記複数の機能ハンドルの内のいずれか1つの機能ハンドルの位置を示すように前記カーソルの表示位置を変更する、情報処理装置。
  2. インティングデバイスの操作に従ってカーソルを表示装置の画面上に表示するコンピュータに
    ユーザインターフェイス用オブジェクトを処理する機能が割り当てられ、前記表示装置の画面上に表示された、アクティブな領域に含まれる複数の機能ハンドルの画面上のそれぞれの位置を示す位置情報を取得し、
    特定のスイッチを介した指示の入力に応じ、前記画面上の前記カーソルの位置が取得された前記位置情報に従って、前記複数の機能ハンドルの内のいずれか1つの機能ハンドルの位置を示すように前記カーソルの表示位置を変更し、
    記カーソルの位置の変更後、前記ポインティングデバイスおよび前記スイッチのいずれかから変更を確定する指示を受け付けた場合、前記カーソルの位置変更を確定し、位置変更の確定に応じて前記複数の機能ハンドル毎に確定回数を累積し、
    前記複数の機能ハンドル毎の変更が確定された回数に従って、前記カーソルが前記複数の機能ハンドルの内のいずれか1つの機能ハンドルの位置を示すように前記カーソルの表示位置を変更すること
    を実行させる情報処理プログラム
  3. ポインティングデバイスの操作に従ってカーソルを表示装置の画面上に表示し
    ユーザインターフェイス用オブジェクトを処理する機能が割り当てられ、前記表示装置の画面上に表示された、アクティブな領域に含まれる複数の機能ハンドルの画面上のそれぞれの位置を示す位置情報を取得し、
    特定のスイッチを介した指示の入力に応じ、前記画面上の前記カーソルの位置が取得された前記位置情報に従って、前記複数の機能ハンドルの内のいずれか1つの機能ハンドルの位置を示すように前記カーソルの表示位置を変更し、
    前記カーソルの位置の変更後、前記ポインティングデバイスおよび前記スイッチのいずれかから変更を確定する指示を受け付けた場合、前記カーソルの位置変更を確定し、位置変更の確定に応じて前記複数の機能ハンドル毎に確定回数を累積し、
    前記複数の機能ハンドル毎の変更が確定された回数に従って、前記カーソルが前記複数の機能ハンドルの内のいずれか1つの機能ハンドルの位置を示すように前記カーソルの表示位置を変更す
    報処理方法
  4. ポインティングデバイスの操作に従ってカーソルを表示装置の画面上に表示するコンピュータに
    ユーザインターフェイス用オブジェクトを処理する機能が割り当てられ、前記表示装置の画面上に表示された、アクティブな領域に含まれる複数の機能ハンドルの画面上のそれぞれの位置を示す位置情報を取得し、
    特定のスイッチを介した指示の入力に応じ、前記画面上の前記カーソルの位置が取得された前記位置情報に従って、前記複数の機能ハンドルの内のいずれか1つの機能ハンドルの位置を示すように前記カーソルの表示位置を変更し、
    前記カーソルの位置の変更後、前記ポインティングデバイスおよび前記スイッチのいずれかから変更を確定する指示を受け付けた場合、前記カーソルの位置変更を確定し、位置変更の確定に応じて前記複数の機能ハンドル毎に確定回数を累積し、
    前記複数の機能ハンドル毎の変更が確定された回数に従って、前記カーソルが前記複数の機能ハンドルの内のいずれか1つの機能ハンドルの位置を示すように前記カーソルの表示位置を変更すること
    を実行させる情報処理プログラムを格納するコンピュータ読み取り可能な記録媒体

JP2012505414A 2010-03-19 2010-03-19 情報処理装置、情報処理プログラム及び情報処理方法 Expired - Fee Related JP5655853B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2010/054838 WO2011114517A1 (ja) 2010-03-19 2010-03-19 情報処理装置、情報処理プログラム及び情報処理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2011114517A1 JPWO2011114517A1 (ja) 2013-06-27
JP5655853B2 true JP5655853B2 (ja) 2015-01-21

Family

ID=44648643

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012505414A Expired - Fee Related JP5655853B2 (ja) 2010-03-19 2010-03-19 情報処理装置、情報処理プログラム及び情報処理方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US8970493B2 (ja)
JP (1) JP5655853B2 (ja)
WO (1) WO2011114517A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10191611B2 (en) * 2015-11-27 2019-01-29 GitSuite LLC Graphical user interface defined cursor displacement tool
CN106293325B (zh) * 2016-07-26 2019-09-03 网易(杭州)网络有限公司 自动寻窗的方法和装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS623292A (ja) * 1985-06-28 1987-01-09 ブラザー工業株式会社 カ−ソル制御装置
JPS63298429A (ja) * 1987-05-28 1988-12-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd 入力装置
JPH09114594A (ja) * 1995-10-23 1997-05-02 Sharp Corp コンピュータ等の入力装置
JP2000305685A (ja) * 1999-03-31 2000-11-02 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 予測をユーザに示す方法および記録媒体

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5461709A (en) * 1993-02-26 1995-10-24 Intergraph Corporation 3D input system for CAD systems
JPH06295225A (ja) 1993-04-08 1994-10-21 Mitsubishi Electric Corp 情報処理装置
JP3484092B2 (ja) 1999-01-25 2004-01-06 日本アイ・ビー・エム株式会社 ポインティングシステム
EP2394216A4 (en) * 2009-03-11 2013-01-02 Sony Corp ACCESSING ITEM INFORMATION FOR AN ELEMENT SELECTED FROM A DISPLAYED IMAGE

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS623292A (ja) * 1985-06-28 1987-01-09 ブラザー工業株式会社 カ−ソル制御装置
JPS63298429A (ja) * 1987-05-28 1988-12-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd 入力装置
JPH09114594A (ja) * 1995-10-23 1997-05-02 Sharp Corp コンピュータ等の入力装置
JP2000305685A (ja) * 1999-03-31 2000-11-02 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 予測をユーザに示す方法および記録媒体

Non-Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
CSND200600910001; 'Mighty Mouseを200%活用する! 細かなカスタマイズ可能な万能ドライバ' Mac Fan 第13巻 第10号 第13巻第10号, 20051001, p.33, 株式会社毎日コミュニケーションズ *
JPN6013044978; 'Mighty Mouseを200%活用する! 細かなカスタマイズ可能な万能ドライバ' Mac Fan 第13巻 第10号 第13巻第10号, 20051001, p.33, 株式会社毎日コミュニケーションズ *

Also Published As

Publication number Publication date
WO2011114517A1 (ja) 2011-09-22
US20130002546A1 (en) 2013-01-03
US8970493B2 (en) 2015-03-03
JPWO2011114517A1 (ja) 2013-06-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5430782B2 (ja) 表示入力装置および車載情報機器
KR102114312B1 (ko) 표시 장치 및 이의 화면 제어 방법
CN102439656B (zh) 基于使用历史的gui布局的定制
US9519350B2 (en) Interface controlling apparatus and method using force
CN101910989B (zh) 用于操作单指示器触敏用户界面的手持式装置和方法
JP7338184B2 (ja) 情報処理装置、情報処理システム、移動体、情報処理方法、及びプログラム
JP2012079279A (ja) 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
CN101910983A (zh) 无线通信装置和拼合式触敏用户输入表面
JPWO2011108650A1 (ja) 携帯端末装置
JPWO2019150475A1 (ja) タッチパネル装置
JP2012155675A (ja) タッチパネル装置
JP5737380B1 (ja) 情報処理装置、及びプログラム
JP5655853B2 (ja) 情報処理装置、情報処理プログラム及び情報処理方法
JP2014164368A (ja) 入力支援装置、キーボード、情報処理端末、入力支援方法、及びプログラム
US8731824B1 (en) Navigation control for a touch screen user interface
JP5147020B2 (ja) 非接触入力処理システム、その制御方法及び制御プログラム
JPWO2017141540A1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
CN103197890A (zh) 一种输入处理方法和装置
CN108572744B (zh) 文字输入方法及其系统与计算机可读取记录媒体
JP2011034455A (ja) データ入力装置及びデータ入力方法
KR20190035113A (ko) 차량용 디스플레이 장치를 제어하기 위한 장치 및 방법
JP5920841B2 (ja) 情報処理装置、方法及びプログラム
JP2019185118A (ja) プログラム、情報処理装置、ペンデバイス及びシステム
US10895978B2 (en) Numerical controller
JP2009282939A (ja) グラフィックタブレットを関連ディスプレイにマッピングする装置、方法、およびコンピュータ可読媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130910

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140422

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140620

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20141028

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20141110

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5655853

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees