JP5147020B2 - 非接触入力処理システム、その制御方法及び制御プログラム - Google Patents

非接触入力処理システム、その制御方法及び制御プログラム Download PDF

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ディスプレイに非接触で、かつマウスを用いずにマウスによる処理動作を実行可能な入力処理システムに関する。
通常、コンピュータへの入力操作は、キーボードやマウス等のポインティングデバイスを用いて行われる。特に、マウスの操作性は非常にシンプルであり、現在においても構成及び仕様態様に特段の改良はなされていない。
しかしながら、このようなキーボードやマウスは、机上にない場合には安定性に欠け、これを操作するにはユーザは必要以上に慎重となり困難を要していた。そのため、従来では、RFIDを用いて、ユーザに複数装着した各ICタグからの発信情報に応じて、文字等の入力を識別可能な発明が提案されている(特許文献1参照)。
特開2006−293942号公報
ところで、上記のような従来技術では、ICタグの識別情報とそれを読み取る情報読取部の識別情報の数に応じてバリエーションが決まるため、入力可能な情報は下記の通り、制限されたものにある。すなわち、例えば、ICタグの識別情報が2種類で情報読取部の識別情報が2種類である場合には、両者を乗算した4種類の入力となり、また、ICタグの識別情報が3種類で情報読取部の識別情報が2種類の場合は、6種類の入力となる。
そのため、入力のバリエーションを増やすには、複数のICタグ及び情報読取部を設ける必要が生じるため、コスト面で負担を要すると共に、ユーザも入力と識別情報の組み合わせを認識し難い側面がある。
特に、この発明では、マウスを用いずに非接触で、当該マウスにより行われる種々の入力動作までは考慮されておらず、マウス動作に相当する入力処理を実行するには、実際にマウスに持ち代え、操作する必要が生じた。
本発明は、上記のような課題を解消するために提案されたものであって、その目的は、マウスによる動作入力を、マウスを用いずに簡易に実現可能な非接触入力処理システム、その制御方法及び制御プログラムを提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明は、固有の識別情報を有し、当該識別情報を含む情報を発信する人体に装着された入力部と、前記入力部との間で通信可能な電界領域を形成する複数本のアンテナを備えた受信部と、前記受信部を通じて受信した前記入力部からの発信情報に基づいて、当該入力部の移動操作に対応する入力処理を実現するデータ処理部と、から構成される非接触入力処理システムであって、前記データ処理部は、前記受信部を通じて受信した前記入力部からの固有の識別情報と、移動操作された前記入力部と前記受信部間で生成される電界強度と、に基づいて、識別情報を有する前記入力部毎に、3次元座標上における位置座標を演算する位置座標演算手段と、前記位置座標演算手段により演算された各入力部の位置座標と前記識別情報との関係に基づいて、種々のマウス動作を識別するマウス動作識別手段と、前記マウス動作識別手段により識別されたマウス動作を実行処理する情報処理手段と、を有することを特徴とする。
特に、本発明は、人差し指に装着される第1の前記入力部と、中指に装着される第2の前記入力部と、を有し、前記マウス動作識別手段が、第2の前記入力部の位置座標を基準とした第1の前記入力部の位置座標の、3次元座標上z軸方向におけるクリック動作に相当する所定量の変化を検出し、かつ、その状態がクリック動作に相当する所定時間維持されたことを検出した場合に、第1及び2の前記入力部の移動操作がクリック動作であると識別し、第1の前記入力部の位置座標を基準とした第2の前記入力部の位置座標の、3次元座標上z軸方向における右クリック動作に相当する所定量の変化を検出し、かつ、その状態が右クリック動作に相当する所定時間維持されたことを検出した場合に、第1及び2の前記入力部の移動操作が右クリック動作であると識別し、ダブルクリック動作に相当する所定時間内に、第2の前記入力部の位置座標を基準とした第1の前記入力部の位置座標の、3次元座標上z軸方向におけるクリック動作に相当する所定量の変化を検出し、かつ、その状態がクリック動作に相当する所定時間維持されたことを2度検出した場合に、第1及び2の前記入力部の移動操作がダブルクリック動作であると識別し、前記マウス動作識別手段は、第2の前記入力部の位置座標を基準とした第1の前記入力部の位置座標の、3次元座標上z軸方向におけるドラッグ動作に相当する所定量の変化を検出し、かつ、その状態がドラッグ動作に相当する所定時間維持されたことを検出した場合に、第1及び2の前記入力部の移動操作がドラッグ動作であると識別し、前記マウス動作識別手段は、第1の前記入力部の位置座標を基準とした第2の前記入力部の位置座標の、3次元座標上z軸方向におけるスクロール動作に相当する所定量の変化及び3次元座標上x軸方向における変化を検出し、かつ、その状態がスクロール動作に相当する所定時間維持されたことを検出した場合に、第1及び2の前記入力部の移動操作がスクロール動作であると識別することを特徴とする。
以上のような本発明によれば、キーボードによる入力作業中に、マウスに持ち替えることなく、かつ、ディスプレイに対して非接触で、クリック等の種々のマウス動作を入力することが可能な非接触入力処理システム、その制御方法及び制御プログラムを提供することができる。これにより、マウスに持ち替える必要がないので、入力作業効率が向上し、さらには、ディプレイに対しても非接触であるため、当該ディスプレイが指紋等で汚れることなく快適に利用できる。
本発明の実施形態に係る非接触入力処理システムの全体構成例を示すブロック図 本発明の実施形態に係るICタグの装着例を示す図 本発明の実施形態に係るアンテナによる電界生成例を示す図 本発明の実施形態に係るデータ処理部のマウス識別手段の構成例を示す図 本発明の実施形態に係るICタグの移動操作に対応する位置座標の表示手順を示すフローチャート 本発明の実施形態に係るICタグの移動操作に対応するマウス動作の識別及び実行手順を示すフローチャート 本発明の実施形態に係るICタグの移動操作に対応するクリック動作の識別及び実行手順を示すフローチャート 本発明の実施形態に係るICタグの移動操作に対応する右クリック動作の識別及び実行手順を示すフローチャート 本発明の実施形態に係るICタグの移動操作に対応するダブルクリック動作の識別及び実行手順を示すフローチャート 本発明の実施形態に係るICタグの移動操作に対応するドラッグ動作の識別及び実行手順を示すフローチャート 本発明の実施形態に係るICタグの移動操作に対応するスクロール動作の識別及び実行手順を示すフローチャート
[本実施形態]
次に、本発明を実施するための最良の実施の形態(以下、「本実施形態」という。)を、図1〜5を参照して説明する。
[1.構成]
[1.1.全体構成]
本実施形態に係る入力処理装置はRFIDを用いて実現され、図1に示す通り、ユーザに2本の指に装着される2つのICタグ110と、このICタグ110からの発信情報を受信する4本のRFID用アンテナ120と、当該アンテナ120を介して受信したICタグ110からの発信情報を読み取り、当該発信情報に基づいて、このICタグ110の操作に対応する3次元座標エリア上で適正座標を演算し、また、種々のマウス動作を識別し、さらに、識別されたマウス動作を実行処理するデータ処理装置130と、から構成されている。また、このデータ処理装置130により演算された適正座標が表示出力される表示部140と、を備えている。
このICタグ110は、図2に示す通り、片手の2本の指それぞれに装着されており(ここでは、右手の人差し指にICタグ110a、中指にICタグ110bが装着されている。)、各ICタグ110a、110bは識別情報として固有のIDを有している。ここで、2つのICタグ110a、110bを設けているのは、当該ICタグ110a、110bの2つの識別情報を使い分けることで、クリック、右クリック、ドラッグ等のマウス動作を実現するためであり、詳細は後述する。
なお、ICタグ110には、電源を有し自ら電波を発信するアクティブ型と、電源はなく、アンテナ120からの電波により電力をチャージして当該アンテナ120に送信するパッシブ型があるが、本実施形態ではどちらも使用可能である。
ICタグ110からの発信情報を受信するアンテナ120は、表示部140のディスプレイ上のコーナー4箇所に設置され、図3に示すような電界を生成する。このアンテナ120は、各ICタグ110からの発信情報である電界強度と識別情報を受信する。また、各アンテナ120には、固有の識別情報が設定されている。なお、図3の例では、4本のアンテナ120が設置されているが、これは、後述するICタグ110の3次元座標エリア上における位置検出の精度を向上させるためであり、アンテナ120の本数は当該4本に限定するものではなく、3次元座標エリアを実現できればよいので3本あれば構わない。
データ処理装置130は、図1に示す通り、ICタグ110からアンテナ120を介して受信した当該ICタグ110の識別情報を取得するICタグ識別情報取得手段131と、アンテナ120の識別情報を取得するアンテナ識別情報取得手段132と、ICタグ110からアンテナ120を介して受信した電界強度を上記識別情報と対応付けて取得する電界強度取得手段133と、を備えている。なお、この電界強度取得手段133は、アンテナ120が生成する電界による送信波をICタグ110で受信し、当該ICタグ110からの発信情報である反射波を再び4本のアンテナ120を通じて取得することで、当該反射波に基づく電界強度を得る。
データ処理装置130は、4本のアンテナ120の設置箇所と表示部140のディスプレイ中心の位置関係と、各アンテナ120を通じて電界強度取得手段133により取得されるICタグ110からの電界強度と、を関連付けて3次元座標エリア情報として登録する座標情報登録手段134を備えている。具体的には、この3次元座標エリア情報登録手段134は、4本のアンテナ120の設置箇所と表示部140のディスプレイ中心との計5箇所に対して、それぞれ、指に装着したICタグ110を合わせ、後述するクリック動作を実行することで、その際に電界強度取得手段133により取得された電界強度に基づいて、3次元座標を演算することにより3次元座標軸を決定し、3次元座標エリア情報として登録する。
なお、上述した通り、ICタグ110には、電源を有し自ら電波を発信するアクティブ型と、電源はなく、アンテナ120からの電波により電力をチャージして当該アンテナ120に送信するパッシブ型と、があるので、座標情報登録手段134は、ICタグ110の種類に応じた電力強度に基づいて、3次元座標軸を決定し、3次元座標エリア情報を登録する。
さらに、データ処理装置130は、アンテナ120を通じて取得するICタグ110の識別情報及び電界強度と、時間との関係に基づいて、クリック、右クリック、ドラッグ等の各種マウス動作を識別する上で基準となるマウス動作情報を登録するマウス情報登録手段135を備えている。
また、上記3次元座標エリア情報、マウス動作情報が登録されているかを判定する登録情報判定手段136を有している。登録情報判定手段136により3次元座標エリア情報、マウス動作情報が登録されていないと判定された場合には、上述した座標情報登録手段134及びマウス情報登録手段135による登録処理が実行される。
データ処理装置130は、また、表示部140に設置された4本のアンテナ120を通じて電界強度取得手段133により取得したICタグ110の電界強度から、座標情報登録手段134で登録された3次元座標エリアに基づいて、当該3次元座標エリア上におけるICタグ110の適正座標を演算する適正座標演算手段137を備えている。なお、適正座標演算手段137による3次元座標の演算方法には、3角測量、3辺測位、3次元測位などが挙がるが、本実施形態は特に限定するものではなく、いずれの方法で座標演算を行っても構わない。
さらに、データ処理装置130は、アンテナ120を通じて、ICタグ識別情報取得手段131により取得したICタグ110の識別情報と、電界強度取得手段133により取得した電界強度と、その状態の維持時間と、の関係を、マウス情報登録手段135により登録された所定のマウス動作情報と照合することで、マウス動作を識別するマウス動作識別手段138を備えている。このマウス動作識別手段138による種々のマウス動作の識別処理について後述する。
また、データ処理装置130は、マウス動作識別手段138により識別されたクリック、右クリック等の各種マウス動作を実行処理する情報処理手段139を備えている。なお、表示部140では、適正座標演算手段137により演算されたICタグ110の操作に対応する3次元座標エリア上における適正座標を表示するだけでなく、情報処理手段139において実行される各種マウス動作も表示する。
[1.2.マウス動作識別手段の具体的な構成]
次に、マウス動作識別手段138の具体的な構成について、図4を参照して以下に説明する。
このマウス動作識別手段138は、ICタグ110の識別情報、電界強度、及び維持時間を、マウス情報登録手段135により登録されたマウス動作情報と照合することにより、クリック動作を識別するクリック識別手段138aと、右クリックを識別する右クリック識別手段138bと、ダブルクリック動作を識別するダブルクリック識別手段138cと、ドラッグ動作を識別するドラッグ識別手段138dと、スクロール操作を識別するスクロール識別手段138eと、を備えている。
クリック識別手段138aは、人差し指に装着されたICタグ110aと中指に装着されたICタグ110bのそれぞれに対して、ICタグ識別情報取得手段131により取得した識別情報と、適正座標演算手段137により演算されたz軸方向の座標をもとに、ICタグ110aのz軸座標が、ICタグ110bのz軸座標(基準座標)と比べてクリック動作に相当する所定量(例えば、10mm)変化したことを検出し、かつ、その状態がクリック時間(例えば、0.1sec)維持されていることを検出した場合に、クリック動作であると識別する。
右クリック識別手段138bは、ICタグ110bのz軸座標が、ICタグ110aのz軸座標(基準座標)と比べて所定量(例えば、10mm)変化したことを検出し、かつ、その状態がクリック時間(右クリック時間とも言う。)(例えば、0.1sec)維持されていることを検出した場合に、右クリック動作であると識別する。なお、クリック動作及び右クリック動作に相当するz軸方向の所定量及びクリック時間は、マウス情報登録手段135を通じて自由に設定することが可能である。
ダブルクリック識別手段138cは、人差し指に装着されたICタグ110aと中指に装着されたICタグ110bのそれぞれに対して、ICタグ識別情報取得手段131により取得した識別情報と、適正座標演算手段137により演算されたz軸方向の座標をもとに、ダブルクリック時間内(例えば、0.4sec)に、ICタグ110aのz軸座標が、ICタグ110bのz軸座標(基準座標)と比べて所定量(例えば、10mm)変化し、かつ、その状態がクリック時間(例えば、0.1sec)維持されていることを、2度検出した場合に、ダブルクリック動作であると識別する。
ここで、ダブルクリック動作に相当するz軸方向の所定量及びダブルクリック時間は、マウス情報登録手段135を通じて自由に設定することが可能であるが、ダブルクリック動作に相当するz軸方向の所定量は、通常、クリック動作に相当するz軸方向の所定量と同様とし、また、ダブルクリック時間は、クリック時間の2倍の時間よりも長く設定する必要がある。
ドラッグ識別手段138dは、人差し指に装着されたICタグ110aと中指に装着されたICタグ110bのそれぞれに対して、ICタグ識別情報取得手段131により取得した識別情報と、適正座標演算手段137により演算されたz軸方向の座標をもとに、ICタグ110aのz軸座標が、ICタグ110bのz軸座標(基準座標)と比べて所定量(例えば、10mm)変化し、かつ、その状態がドラッグ時間(例えば、0.3sec)維持されていることを検出した場合に、ドラッグ動作であると識別する。
ここで、ドラッグ動作に相当するz軸方向の所定量及びドラッグ時間は、マウス情報登録手段135を通じて自由に設定することが可能であるが、ドラッグ動作に相当するz軸方向の所定量は、通常、クリック動作に相当するz軸方向の所定量と同様に設定し、また、ドラッグ時間は、クリック時間よりも長く設定する必要がある。
スクロール識別手段138eは、人差し指に装着されたICタグ110aと中指に装着されたICタグ110bのそれぞれに対して、ICタグ識別情報取得手段131により取得した識別情報と、適正座標演算手段137により演算されたz軸方向の座標をもとに、
ICタグ110bのz軸座標が、ICタグ110aのz軸座標(基準座標)と比べて所定量(例えば、10mm)変化し、かつ、ICタグ110bのx軸座標が、ICタグ110aのx軸座標(基準座標)と比べて変化した場合に、その状態がスクロール時間(例えば、0.5sec)維持されたことを検出すると、スクロール動作であると識別する。
ここで、スクロール動作に相当するz軸方向の所定量及びスクロール時間は、マウス情報登録手段135を通じて自由に設定することが可能であるが、スクロール動作に相当するz軸方向の所定量は、通常、クリック動作に相当するz軸方向の所定量と同様に設定し、また、スクロール時間は、クリック時間よりも長く設定する必要がある。なお、x軸方向の変化は、変化が検出できればよいので小さい値に設定される。
[2.作用]
次に、上記のような構成を有する本実施形態の作用について、図5〜12を参照して、以下に説明する。
[2.1.適正座標表示フロー]
まず、本実施形態に係る入力処理装置におけるICタグ110の操作に対応する表示部140への適正座標の演算及び表示手順を図5を参照して、以下に説明する。図5は、ICタグ110の操作に対応する3次元座標エリア上の適正座標の演算及び表示部140への出力手順を示すフローチャートである。
まず、図5に示す通り、登録情報判定手段136が、基準となる3次元座標エリアが登録されているかを判定し(S501)、登録されていない場合には(S501のNO)、座標情報登録手段134を通じて、4本のアンテナ120の設置箇所と表示部140のディスプレイ中心の位置関係と、各アンテナ120を通じて電界強度取得手段133により取得されるICタグ110からの電界強度と、を関連付けて3次元座標エリア情報として登録する(S502)。
具体的には、座標情報登録手段134は、次のように、3次元座標エリア情報を登録する。すなわち、座標情報登録手段134は、4本のアンテナ120の設置箇所である表示部140のディスプレイ上のコーナ4点に加え、当該ディスプレイの中心位置を決定し、この5点の位置関係と、ユーザの人差し指と中指に装着されたICタグ110a、110bの各アンテナ120を通じて電界強度取得手段133により取得される電界強度と、を関連付けて3次元座標エリア情報として登録する。
そして、上記のように、3次元座標エリア情報の登録が行われるか(S502)、あるいは、登録情報判定手段136により、基準となる3次元座標エリアが登録されていると判定されていれば(S501のYES)、下記の通り、ICタグ110の操作に対応する3次元座標エリア上への適正座標の演算及び表示処理が行われる。
まず、データ処理装置130のICタグ識別情報取得手段131が、ICタグ110からアンテナ120を介して受信した当該ICタグ110の識別情報を取得する(S503)。また、電界強度取得手段133は、アンテナ120を介して受信したICタグ110の電界強度を上記識別情報に対応付けて取得する(S504)。なお、この際、アンテナ識別情報取得手段132では、ICタグ110の電界強度を受信したアンテナ120の識別情報を取得しておく。
そして、データ処理装置130の適正座標演算手段137は、座標情報登録手段134で登録された3次元座標エリアを基に、表示部140に設置された4本のアンテナ120を通じてICタグ識別情報取得手段131により取得したICタグ110の識別情報(110a、110bの識別情報)と、電界強度取得手段133により取得した各ICタグ110の電界強度と、から当該3次元座標エリア上におけるICタグ110の適正座標を演算する(S505)。すなわち、識別情報に対応するICタグ110a、110bの各々に対して、3次元座標エリア上における適正座標を演算する。
適正座標演算手段137によりICタグ110毎の適正座標が演算されると、これを表示部140に出力することで表示される(S506)。
[2.2.マウス動作実行フロー]
次に、本実施形態に係る入力処理装置におけるICタグ110の操作に対応するマウス動作の識別及び実行手順を図6を参照して、以下に説明する。図6は、ICタグ110の操作に対応するクリック等のマウス動作の識別及び実行手順を示すフローチャートである。
図6に示す通り、前記図5のS501及び502と同様に、まず、登録情報判定手段136が、基準となる3次元座標エリアが登録されているかを判定し(S601)、登録されていない場合には(S601のNO)、座標情報登録手段134を通じて、4本のアンテナ120の設置箇所と表示部140のディスプレイ中心の位置関係と、各アンテナ120を通じて電界強度取得手段133により取得されるICタグ110からの電界強度と、を関連付けて3次元座標エリア情報として登録する(S602)。
そして、登録情報判定手段136は、また、各種マウス動作を識別する上での基準となるクリック動作、右クリック動作、ダブルクリック動作、ドラッグ動作及びスクロール動作等の動作条件が登録されているかを判定する(S603)。登録情報判定手段136によりクリック等のマウス動作に相当する動作条件が登録されていないと判定された場合には(S603のNO)、マウス情報登録手段135は、クリック動作、右クリック動作、ダブルクリック動作、ドラッグ動作及びスクロール動作等の各種マウス動作情報に相当する条件を次のように登録する(S604)。
具体的には、まず、クリック動作の条件として、人差し指に装着されたICタグ110aのz軸座標の、中指に装着されたICタグ110bのz軸座標(基準座標)を基準としたクリックに相当する変化量、及びその動作状態の維持時間(クリック時間)を設定する。例えば、クリック動作に相当するz軸方向の変化量として10mm、その状態の維持時間であるクリック時間として0.1secを設定する。
また、右クリック動作の条件として、中指に装着されたICタグ110bのz軸座標の、人差し指に装着されたICタグ110aのz軸座標(基準座標)を基準とした右クリックに相当する変化量、及びその動作状態の維持時間(右クリック時間)を設定する。例えば、右クリック動作に相当するz軸方向の変化量として10mm、その状態の維持時間である右クリック時間として0.1secを設定する。
また、ダブルクリック動作の条件として、人差し指に装着されたICタグ110aのz軸座標の、中指に装着されたICタグ110bのz軸座標(基準座標)を基準としたクリックに相当する変化量、その動作状態の維持時間(クリック時間)、及び2度のクリック動作の制限時間としてダブルクリック時間を設定する。例えば、クリック動作に相当するz軸方向の変化量として10mm、その状態の維持時間であるクリック時間として0.1sec、2度のクリック動作の制限時間であるダブルクリック時間として0.4secを設定する。
また、ドラッグ動作の条件として、人差し指に装着されたICタグ110aのz軸座標の、中指に装着されたICタグ110bのz軸座標(基準座標)を基準としたドラッグに相当する変化量、及びその動作状態の維持時間(ドラッグ時間)を設定する。例えば、ドラッグ動作に相当するz軸方向の変化量として10mm、その状態の維持時間であるドラッグ時間として0.2secを設定する。
また、スクロール動作の条件として、人差し指に装着されたICタグ110bのz軸座標の、中指に装着されたICタグ110aのz軸座標(基準座標)を基準としたスクロールに相当する変化量、ICタグ110bのx軸座標の、ICタグ110aのx軸座標(基準座標)を基準としたスクロールに相当する変化量、及びその動作状態の維持時間(スクロール時間)を設定する。例えば、スクロール動作に相当するz軸方向の変化量として10mm、x軸方向の変化量として1mm、その状態の維持時間であるスクロール時間として0.5secを設定する。
このように、マウス情報登録手段135により、クリック動作、右クリック動作、ダブルクリック動作、ドラッグ動作及びスクロール動作のマウス動作の動作条件が登録される。
次に、データ処理装置130のICタグ識別情報取得手段131が、ICタグ110からアンテナ120を介して受信した当該ICタグ110の識別情報を取得する(S605)。また、電界強度取得手段133は、アンテナ120を介して受信したICタグ110の電界強度を上記識別情報に対応付けて取得する(S606)。
そして、データ処理装置130の適正座標演算手段137は、座標情報登録手段134で登録された3次元座標エリアを基に、表示部140に設置された4本のアンテナ120を通じてICタグ識別情報取得手段131により取得したICタグ110の識別情報(110a、110bの識別情報)と、電界強度取得手段133により取得した各ICタグ110の電界強度と、から当該3次元座標エリア上におけるICタグ110の適正座標を演算する(S607)。すなわち、識別情報に対応するICタグ110a、110bの各々に対して、3次元座標エリア上における適正座標を演算する。
適正座標演算手段137によりICタグ110の適正座標が演算されると、データ処理装置130のマウス動作識別手段138は、アンテナ120を通じて、ICタグ識別情報取得手段131により取得したICタグ110の識別情報と、電界強度取得手段133により取得した電界強度と、その状態の維持時間と、の関係を、マウス情報登録手段135により登録された各種マウス動作情報と照合することで、マウス動作を識別する(S608)。なお、マウス動作識別手段138による各種マウス動作の識別処理は、図7〜11に示す通りであり、後述する。
そして、このマウス動作識別手段138により識別されたクリック等のマウス動作が、情報処理手段139により実行され、表示部140を通じて表示される(S609)。
[2.3.マウス動作識別手段138の具体的な識別処理]
ここで、上記マウス動作識別手段138による種々のマウス動作の識別手順を、図7〜11を参照して以下に説明する。なお、下記に示す、クリック、右クリック等の各種マウス動作に相当するICタグ110の識別情報に対応したz軸方向の変化量である所定量(x軸の所定量を含む)、及びその状態維持時間である所定時間(クリック時間、右クリック時間等)などのマウス動作情報は、マウス情報登録手段135により登録されているものとする。
[2.3.1.クリック動作]
まず、クリック動作の識別処理について、図7を参照して以下に説明する。クリック識別手段138aは、図7に示すように、人差し指に装着されたICタグ110aと中指に装着されたICタグ110bのそれぞれに対して、ICタグ識別情報取得手段131により取得した識別情報と、適正座標演算手段137により演算されたz軸方向の座標をもとに、ICタグ110aのz軸座標が、ICタグ110bのz軸座標(基準座標)と比べて所定量(例えば、10mm)変化しているかを検出する(S701)。
そして、クリック動作に相当するz軸方向の所定量の変化が検出されると(S701のYES)、その状態がクリック時間(例えば、0.1sec)維持されているかを検出する(S702)。この人差し指に装着されたICタグ110aがz軸方向に所定量変化した状態が、クリック時間維持されていると検出した場合には(S702のYES)、このICタグ110による操作がクリック動作であると識別し(S703)、情報処理手段139が、識別されたクリック動作を実行する(S704)。
[2.3.2.右クリック動作]
次に、右クリック動作の識別処理について、図8を参照して説明する。図8に示す通り、右クリック識別手段138bは、人差し指に装着されたICタグ110aと中指に装着されたICタグ110bのそれぞれに対して、ICタグ識別情報取得手段131により取得した識別情報と、適正座標演算手段137により演算されたz軸方向の座標をもとに、ICタグ110bのz軸座標が、ICタグ110aのz軸座標(基準座標)と比べて所定量(例えば、10mm)変化しているかを検出する(S801)。
そして、クリック動作に相当するz軸方向の所定量の変化が検出されると(S801のYES)、その状態が右クリック時間(例えば、0.1sec)維持されているかを検出する(S802)。この中指に装着されたICタグ110bがz軸方向に所定量変化した状態が、右クリック時間が維持されていると検出した場合には(S802のYES)、このICタグ110による操作が右クリック動作であると識別し(S803)、情報処理手段139が、識別された右クリック動作を実行する(S804)。
[2.3.3.ダブルクリック動作]
ダブルクリック動作の識別処理について、図9を参照して以下に説明する。図9に示す通り、ダブルクリック識別手段138cは、人差し指に装着されたICタグ110aと中指に装着されたICタグ110bのそれぞれに対して、ICタグ識別情報取得手段131により取得した識別情報と、適正座標演算手段137により演算されたz軸方向の座標をもとに、ICタグ110aのz軸座標が、ICタグ110bのz軸座標(基準座標)と比べて所定量(例えば、10mm)変化しているかを検出する(S901)。
そして、クリック動作に相当するz軸方向の所定量の変化が検出されると(S901のYES)、その状態がクリック時間(例えば、0.1sec)維持されているかを検出する(S902)。この人差し指に装着されたICタグ110aがz軸方向に所定量変化した状態が、クリック時間維持されていると検出した場合には(S902のYES)、さらに、ダブルクリック時間内(例えば、0.4sec)に、上記S901及び902に示したクリック動作に相当するz軸方向の変化及びクリック時間が2度検出されるかを判定する(S903)。
ダブルクリック時間内に、2度のクリック動作に相当するz軸変化及びクリック時間が検出された場合には(S903のYES)、このICタグ110による操作がダブルクリック動作であると識別し(S904)、情報処理手段139が、識別されたダブルクリック動作を実行する(S905)。
[2.3.4.ドラッグ動作]
ドラッグ動作の識別処理について、図10を参照して以下に説明する。図10に示す通り、ドラッグ識別手段138dは、人差し指に装着されたICタグ110aと中指に装着されたICタグ110bのそれぞれに対して、ICタグ識別情報取得手段131により取得した識別情報と、適正座標演算手段137により演算されたz軸方向の座標をもとに、ICタグ110aのz軸座標が、ICタグ110bのz軸座標(基準座標)と比べて所定量(例えば、10mm)変化しているかを検出する(S1001)。
そして、ドラッグ動作に相当するz軸方向の所定量の変化が検出されると(S1001のYES)、その状態がドラッグ動作に相当するドラッグ時間(例えば、0.3sec)維持されているかを検出する(S1002)。この人差し指に装着されたICタグ110aがz軸方向に所定量変化した状態が、ドラッグ時間維持されていると検出された場合には(S1002のYES)、このICタグ110による操作がドラッグ動作であると識別し(S1003)、情報処理手段139が、識別されたドラッグ動作を実行する(S1004)。
[2.3.5.スクロール動作]
スクロール動作の識別処理について、図11を参照して以下に説明する。図11に示す通り、スクロール識別手段138eは、人差し指に装着されたICタグ110aと中指に装着されたICタグ110bのそれぞれに対して、ICタグ識別情報取得手段131により取得した識別情報と、適正座標演算手段137により演算されたz軸方向の座標をもとに、ICタグ110bのz軸座標が、ICタグ110aのz軸座標(基準座標)と比べて所定量(例えば、10mm)変化しているかを検出する(S1101)。
そして、スクロール動作に相当するz軸方向の所定量の変化が検出されると(S1101のYES)、ICタグ110bのx軸座標が、ICタグ110aのx軸座標(基準座標)と比べて所定量変化しているかを検出する(S1102)。
スクロール動作に相当するx軸方向の所定量の変化が検出されると(S1102のYES)、この状態が、スクロール時間(例えば、0.3sec)維持されているかを検出する(S1203)。この人差し指に装着されたICタグ110bがz軸方向及びx軸方向に所定量変化した状態が、スクロール時間維持されていると検出された場合には(S1203のYES)、このICタグ110による操作がスクロール動作であると識別し(S1204)、情報処理手段139が、識別されたスクロール動作を実行する(S1205)。
[他の実施形態]
上記のように、クリック動作、右クリック動作、ダブルクリック動作、ドラッグ動作をマウス動作識別手段138により識別する際、あるいはマウス情報登録手段135により登録する際に、中指に装着したICタグ110bを基準に、人差し指に装着したICタグ110aのz軸方向の変化量を検出、又は登録しているが、これに限定するものではなく、人差し指に装着しICタグ110aを基準として、中指に装着したICタグ110bのz軸方向の変化量を検出、又は登録する実施形態も包含する。
また、スクロール動作をマウス動作識別手段138により識別する際においても、上述したように、人差し指に装着しICタグ110aを基準として、中指に装着したICタグ110bのz軸方向の変化量を検出(x方向の変化量を含む。)、又は登録する実施形態に限定するものではなく、本発明は、中指に装着しICタグ110bを基準として、人差し指に装着したICタグ110aのz軸方向及びx方向の変化量を検出(x方向の変化量を含む。)、又は登録する実施形態も包含する。
110…ICタグ
110a…人差し指装着用ICタグ
110b…中指装着用ICタグ
110b…タグ
120…アンテナ
130…データ処理装置
131…ICタグ識別情報取得手段
132…アンテナ識別情報取得手段
133…電界強度取得手段
134…座標情報登録手段
135…マウス情報登録手段
136…登録情報判定手段
137…適正座標演算手段
138…マウス動作識別手段
138a…クリック識別手段
138b…右クリック識別手段
138c…ダブルクリック識別手段
138d…ドラッグ識別手段
138e…スクロール識別手段
139…情報処理手段
140…表示部

Claims (21)

  1. 固有の識別情報を有し、当該識別情報を含む情報を発信する人体に装着された入力部と、前記入力部との間で通信可能な電界領域を形成する複数本のアンテナを備えた受信部と、前記受信部を通じて受信した前記入力部からの発信情報に基づいて、当該入力部の移動操作に対応する入力処理を実現するデータ処理部と、から構成される非接触入力処理システムであって、
    前記データ処理部は、前記受信部を通じて受信した前記入力部からの固有の識別情報と、移動操作された前記入力部と前記受信部間で生成される電界強度と、に基づいて、識別情報を有する前記入力部毎に、3次元座標上における位置座標を演算する位置座標演算手段と、
    前記位置座標演算手段により演算された各入力部の位置座標と前記識別情報との関係に基づいて、種々のマウス動作を識別するマウス動作識別手段と、
    前記マウス動作識別手段により識別されたマウス動作を実行処理する情報処理手段と、
    人差し指に装着される第1の前記入力部と、
    中指に装着される第2の前記入力部と、を有し、
    前記マウス動作識別手段は、第2の前記入力部の位置座標を基準とした第1の前記入力部の位置座標の、3次元座標上z軸方向におけるクリック動作に相当する所定量の変化を検出し、かつ、その状態がクリック動作に相当する所定時間維持されたことを検出した場合に、第1及び2の前記入力部の移動操作がクリック動作であると識別することを特徴とする非接触入力システム。
  2. 固有の識別情報を有し、当該識別情報を含む情報を発信する人体に装着された入力部と、前記入力部との間で通信可能な電界領域を形成する複数本のアンテナを備えた受信部と、前記受信部を通じて受信した前記入力部からの発信情報に基づいて、当該入力部の移動操作に対応する入力処理を実現するデータ処理部と、から構成される非接触入力処理システムであって、
    前記データ処理部は、前記受信部を通じて受信した前記入力部からの固有の識別情報と、移動操作された前記入力部と前記受信部間で生成される電界強度と、に基づいて、識別情報を有する前記入力部毎に、3次元座標上における位置座標を演算する位置座標演算手段と、
    前記位置座標演算手段により演算された各入力部の位置座標と前記識別情報との関係に基づいて、種々のマウス動作を識別するマウス動作識別手段と、
    前記マウス動作識別手段により識別されたマウス動作を実行処理する情報処理手段と、
    人差し指に装着される第1の前記入力部と、
    中指に装着される第2の前記入力部と、を有し、
    前記マウス動作識別手段は、第1の前記入力部の位置座標を基準とした第2の前記入力部の位置座標の、3次元座標上z軸方向における右クリック動作に相当する所定量の変化を検出し、かつ、その状態が右クリック動作に相当する所定時間維持されたことを検出した場合に、第1及び2の前記入力部の移動操作が右クリック動作であると識別することを特徴とする非接触入力システム。
  3. 固有の識別情報を有し、当該識別情報を含む情報を発信する人体に装着された入力部と、前記入力部との間で通信可能な電界領域を形成する複数本のアンテナを備えた受信部と、前記受信部を通じて受信した前記入力部からの発信情報に基づいて、当該入力部の移動操作に対応する入力処理を実現するデータ処理部と、から構成される非接触入力処理システムであって、
    前記データ処理部は、前記受信部を通じて受信した前記入力部からの固有の識別情報と、移動操作された前記入力部と前記受信部間で生成される電界強度と、に基づいて、識別情報を有する前記入力部毎に、3次元座標上における位置座標を演算する位置座標演算手段と、
    前記位置座標演算手段により演算された各入力部の位置座標と前記識別情報との関係に基づいて、種々のマウス動作を識別するマウス動作識別手段と、
    前記マウス動作識別手段により識別されたマウス動作を実行処理する情報処理手段と、
    人差し指に装着される第1の前記入力部と、
    中指に装着される第2の前記入力部と、を有し、
    前記マウス動作識別手段は、ダブルクリック動作に相当する所定時間内に、第2の前記入力部の位置座標を基準とした第1の前記入力部の位置座標の、3次元座標上z軸方向におけるクリック動作に相当する所定量の変化を検出し、かつ、その状態がクリック動作に相当する所定時間維持されたことを2度検出した場合に、第1及び2の前記入力部の移動操作がダブルクリック動作であると識別することを特徴とする非接触入力システム。
  4. 固有の識別情報を有し、当該識別情報を含む情報を発信する人体に装着された入力部と、前記入力部との間で通信可能な電界領域を形成する複数本のアンテナを備えた受信部と、前記受信部を通じて受信した前記入力部からの発信情報に基づいて、当該入力部の移動操作に対応する入力処理を実現するデータ処理部と、から構成される非接触入力処理システムであって、
    前記データ処理部は、前記受信部を通じて受信した前記入力部からの固有の識別情報と、移動操作された前記入力部と前記受信部間で生成される電界強度と、に基づいて、識別情報を有する前記入力部毎に、3次元座標上における位置座標を演算する位置座標演算手段と、
    前記位置座標演算手段により演算された各入力部の位置座標と前記識別情報との関係に基づいて、種々のマウス動作を識別するマウス動作識別手段と、
    前記マウス動作識別手段により識別されたマウス動作を実行処理する情報処理手段と、
    人差し指に装着される第1の前記入力部と、
    中指に装着される第2の前記入力部と、を有し、
    前記マウス動作識別手段は、第2の前記入力部の位置座標を基準とした第1の前記入力部の位置座標の、3次元座標上z軸方向におけるドラッグ動作に相当する所定量の変化を検出し、かつ、その状態がドラッグ動作に相当する所定時間維持されたことを検出した場合に、第1及び2の前記入力部の移動操作がドラッグ動作であると識別することを特徴とする非接触入力システム。
  5. 固有の識別情報を有し、当該識別情報を含む情報を発信する人体に装着された入力部と、前記入力部との間で通信可能な電界領域を形成する複数本のアンテナを備えた受信部と、前記受信部を通じて受信した前記入力部からの発信情報に基づいて、当該入力部の移動操作に対応する入力処理を実現するデータ処理部と、から構成される非接触入力処理システムであって、
    前記データ処理部は、前記受信部を通じて受信した前記入力部からの固有の識別情報と、移動操作された前記入力部と前記受信部間で生成される電界強度と、に基づいて、識別情報を有する前記入力部毎に、3次元座標上における位置座標を演算する位置座標演算手段と、
    前記位置座標演算手段により演算された各入力部の位置座標と前記識別情報との関係に基づいて、種々のマウス動作を識別するマウス動作識別手段と、
    前記マウス動作識別手段により識別されたマウス動作を実行処理する情報処理手段と、
    人差し指に装着される第1の前記入力部と、
    中指に装着される第2の前記入力部と、を有し、
    前記マウス動作識別手段は、第1の前記入力部の位置座標を基準とした第2の前記入力部の位置座標の、3次元座標上z軸方向におけるスクロール動作に相当する所定量の変化及び3次元座標上x軸方向における変化を検出し、かつ、その状態がスクロール動作に相当する所定時間維持されたことを検出した場合に、第1及び2の前記入力部の移動操作がスクロール動作であると識別することを特徴とする非接触入力システム。
  6. 前記データ処理部は、前記クリック動作、右クリック動作、ダブルクリック動作、ドラッグ動作、スクロール動作に相当する3次元座標上z軸方向の所定量及び所定時間を登録するマウス情報登録手段を有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の非接触入力システム。
  7. 前記クリック動作に相当する3次元座標上z軸方向の前記所定量及び所定時間は、前記右クリック動作と同様であることを特徴とする請求項に記載の非接触入力システム。
  8. 前記ダブルクリック動作に相当する前記所定時間は、前記クリック動作に相当する所定時間の2倍以上であることを特徴とする請求項に記載の非接触入力システム。
  9. 前記ドラッグ動作に相当する前記所定時間は、前記クリック動作に相当する所定時間を超えるものであることを特徴とする請求項に記載の非接触入力システム。
  10. 前記スクロール動作に相当する前記所定時間は、前記クリック動作に相当する所定時間を超えるものであることを特徴とする請求項に記載の非接触入力システム。
  11. 固有の識別情報を有し、当該識別情報を含む情報を発信する人体に装着された入力部と、前記入力部との間で通信可能な電界領域を形成する複数本のアンテナを備えた受信部と、前記受信部を通じて受信した前記入力部からの発信情報に基づいて、当該入力部の移動操作に対応する入力処理を実現するデータ処理部と、から構成される非接触入力処理システムの制御方法であって、
    前記データ処理部は、前記受信部を通じて受信した前記入力部からの固有の識別情報と、移動操作された前記入力部と前記受信部間で生成される電界強度と、に基づいて、識別情報を有する前記入力部毎に、3次元座標上における位置座標を演算する位置座標演算ステップと、
    前記位置座標演算ステップにより演算された各入力部の位置座標と前記識別情報との関係に基づいて、種々のマウス動作を識別するマウス動作識別ステップと、
    前記マウス動作識別ステップにより識別されたマウス動作を実行処理する情報処理ステップと、を実行し、
    人差し指に装着される第1の前記入力部と、
    中指に装着される第2の前記入力部と、を有し、
    前記マウス動作識別ステップは、第2の前記入力部の位置座標を基準とした第1の前記入力部の位置座標の、3次元座標上z軸方向におけるクリック動作に相当する所定量の変化を検出し、かつ、その状態がクリック動作に相当する所定時間維持されたことを検出した場合に、第1及び2の前記入力部の移動操作がクリック動作であると識別することを特徴とする非接触入力システムの制御方法。
  12. 固有の識別情報を有し、当該識別情報を含む情報を発信する人体に装着された入力部と、前記入力部との間で通信可能な電界領域を形成する複数本のアンテナを備えた受信部と、前記受信部を通じて受信した前記入力部からの発信情報に基づいて、当該入力部の移動操作に対応する入力処理を実現するデータ処理部と、から構成される非接触入力処理システムの制御方法であって、
    前記データ処理部は、前記受信部を通じて受信した前記入力部からの固有の識別情報と、移動操作された前記入力部と前記受信部間で生成される電界強度と、に基づいて、識別情報を有する前記入力部毎に、3次元座標上における位置座標を演算する位置座標演算ステップと、
    前記位置座標演算ステップにより演算された各入力部の位置座標と前記識別情報との関係に基づいて、種々のマウス動作を識別するマウス動作識別ステップと、
    前記マウス動作識別ステップにより識別されたマウス動作を実行処理する情報処理ステップと、を実行し、
    人差し指に装着される第1の前記入力部と、
    中指に装着される第2の前記入力部と、を有し、
    前記マウス動作識別ステップは、第1の前記入力部の位置座標を基準とした第2の前記入力部の位置座標の、3次元座標上z軸方向における右クリック動作に相当する所定量の変化を検出し、かつ、その状態が右クリック動作に相当する所定時間維持されたことを検出した場合に、第1及び2の前記入力部の移動操作が右クリック動作であると識別することを特徴とする非接触入力システムの制御方法。
  13. 固有の識別情報を有し、当該識別情報を含む情報を発信する人体に装着された入力部と、前記入力部との間で通信可能な電界領域を形成する複数本のアンテナを備えた受信部と、前記受信部を通じて受信した前記入力部からの発信情報に基づいて、当該入力部の移動操作に対応する入力処理を実現するデータ処理部と、から構成される非接触入力処理システムの制御方法であって、
    前記データ処理部は、前記受信部を通じて受信した前記入力部からの固有の識別情報と、移動操作された前記入力部と前記受信部間で生成される電界強度と、に基づいて、識別情報を有する前記入力部毎に、3次元座標上における位置座標を演算する位置座標演算ステップと、
    前記位置座標演算ステップにより演算された各入力部の位置座標と前記識別情報との関係に基づいて、種々のマウス動作を識別するマウス動作識別ステップと、
    前記マウス動作識別ステップにより識別されたマウス動作を実行処理する情報処理ステップと、を実行し、
    人差し指に装着される第1の前記入力部と、
    中指に装着される第2の前記入力部と、を有し、
    前記マウス動作識別ステップは、ダブルクリック動作に相当する所定時間内に、第2の前記入力部の位置座標を基準とした第1の前記入力部の位置座標の、3次元座標上z軸方向におけるクリック動作に相当する所定量の変化を検出し、かつ、その状態がクリック動作に相当する所定時間維持されたことを2度検出した場合に、第1及び2の前記入力部の移動操作がダブルクリック動作であると識別することを特徴とする非接触入力システムの制御方法。
  14. 固有の識別情報を有し、当該識別情報を含む情報を発信する人体に装着された入力部と、前記入力部との間で通信可能な電界領域を形成する複数本のアンテナを備えた受信部と、前記受信部を通じて受信した前記入力部からの発信情報に基づいて、当該入力部の移動操作に対応する入力処理を実現するデータ処理部と、から構成される非接触入力処理システムの制御方法であって、
    前記データ処理部は、前記受信部を通じて受信した前記入力部からの固有の識別情報と、移動操作された前記入力部と前記受信部間で生成される電界強度と、に基づいて、識別情報を有する前記入力部毎に、3次元座標上における位置座標を演算する位置座標演算ステップと、
    前記位置座標演算ステップにより演算された各入力部の位置座標と前記識別情報との関係に基づいて、種々のマウス動作を識別するマウス動作識別ステップと、
    前記マウス動作識別ステップにより識別されたマウス動作を実行処理する情報処理ステップと、を実行し、
    人差し指に装着される第1の前記入力部と、
    中指に装着される第2の前記入力部と、を有し、
    前記マウス動作識別ステップは、第2の前記入力部の位置座標を基準とした第1の前記入力部の位置座標の、3次元座標上z軸方向におけるドラッグ動作に相当する所定量の変化を検出し、かつ、その状態がドラッグ動作に相当する所定時間維持されたことを検出した場合に、第1及び2の前記入力部の移動操作がドラッグ動作であると識別することを特徴とする非接触入力システムの制御方法。
  15. 固有の識別情報を有し、当該識別情報を含む情報を発信する人体に装着された入力部と、前記入力部との間で通信可能な電界領域を形成する複数本のアンテナを備えた受信部と、前記受信部を通じて受信した前記入力部からの発信情報に基づいて、当該入力部の移動操作に対応する入力処理を実現するデータ処理部と、から構成される非接触入力処理システムの制御方法であって、
    前記データ処理部は、前記受信部を通じて受信した前記入力部からの固有の識別情報と、移動操作された前記入力部と前記受信部間で生成される電界強度と、に基づいて、識別情報を有する前記入力部毎に、3次元座標上における位置座標を演算する位置座標演算ステップと、
    前記位置座標演算ステップにより演算された各入力部の位置座標と前記識別情報との関係に基づいて、種々のマウス動作を識別するマウス動作識別ステップと、
    前記マウス動作識別ステップにより識別されたマウス動作を実行処理する情報処理ステップと、を実行し、
    人差し指に装着される第1の前記入力部と、
    中指に装着される第2の前記入力部と、を有し、
    前記マウス動作識別ステップは、第1の前記入力部の位置座標を基準とした第2の前記入力部の位置座標の、3次元座標上z軸方向におけるスクロール動作に相当する所定量の変化及び3次元座標上x軸方向における変化を検出し、かつ、その状態がスクロール動作に相当する所定時間維持されたことを検出した場合に、第1及び2の前記入力部の移動操作がスクロール動作であると識別することを特徴とする非接触入力システムの制御方法。
  16. 前記データ処理部は、前記クリック動作、右クリック動作、ダブルクリック動作、ドラッグ動作、スクロール動作に相当する3次元座標上z軸方向の所定量及び所定時間を登録するマウス情報登録ステップを実行することを特徴とする請求項1〜1のいずれか1項に記載の非接触入力システムの制御方法。
  17. 固有の識別情報を有し、当該識別情報を含む情報を発信する人体に装着された入力部と、前記入力部との間で通信可能な電界領域を形成する複数本のアンテナを備えた受信部と、前記受信部を通じて受信した前記入力部からの発信情報に基づいて、当該入力部の移動操作に対応する入力処理を実現するデータ処理部と、から構成される非接触入力処理システムの制御プログラムであって、
    前記プログラムは前記データ処理部に、
    前記受信部を通じて受信した前記入力部からの固有の識別情報と、移動操作された前記入力部と前記受信部間で生成される電界強度と、に基づいて、識別情報を有する前記入力部毎に、3次元座標上における位置座標を演算する位置座標演算処理と、
    前記位置座標演算処理により演算された各入力部の位置座標と前記識別情報との関係に基づいて、種々のマウス動作を識別するマウス動作識別処理と、
    前記マウス動作識別処理により識別されたマウス動作を実行処理する情報処理と、を実行させ、
    人差し指に装着される第1の前記入力部と、
    中指に装着される第2の前記入力部と、を有し、
    前記マウス動作識別処理は、第2の前記入力部の位置座標を基準とした第1の前記入力部の位置座標の、3次元座標上z軸方向におけるクリック動作に相当する所定量の変化を検出し、かつ、その状態がクリック動作に相当する所定時間維持されたことを検出した場合に、第1及び2の前記入力部の移動操作がクリック動作であると識別することを特徴とする非接触入力処理システムの制御プログラム。
  18. 固有の識別情報を有し、当該識別情報を含む情報を発信する人体に装着された入力部と、前記入力部との間で通信可能な電界領域を形成する複数本のアンテナを備えた受信部と、前記受信部を通じて受信した前記入力部からの発信情報に基づいて、当該入力部の移動操作に対応する入力処理を実現するデータ処理部と、から構成される非接触入力処理システムの制御プログラムであって、
    前記プログラムは前記データ処理部に、
    前記受信部を通じて受信した前記入力部からの固有の識別情報と、移動操作された前記入力部と前記受信部間で生成される電界強度と、に基づいて、識別情報を有する前記入力部毎に、3次元座標上における位置座標を演算する位置座標演算処理と、
    前記位置座標演算処理により演算された各入力部の位置座標と前記識別情報との関係に基づいて、種々のマウス動作を識別するマウス動作識別処理と、
    前記マウス動作識別処理により識別されたマウス動作を実行処理する情報処理と、を実行させ、
    人差し指に装着される第1の前記入力部と、
    中指に装着される第2の前記入力部と、を有し、
    前記マウス動作識別処理は、第1の前記入力部の位置座標を基準とした第2の前記入力部の位置座標の、3次元座標上z軸方向における右クリック動作に相当する所定量の変化を検出し、かつ、その状態が右クリック動作に相当する所定時間維持されたことを検出した場合に、第1及び2の前記入力部の移動操作が右クリック動作であると識別することを特徴とする非接触入力処理システムの制御プログラム。
  19. 固有の識別情報を有し、当該識別情報を含む情報を発信する人体に装着された入力部と、前記入力部との間で通信可能な電界領域を形成する複数本のアンテナを備えた受信部と、前記受信部を通じて受信した前記入力部からの発信情報に基づいて、当該入力部の移動操作に対応する入力処理を実現するデータ処理部と、から構成される非接触入力処理システムの制御プログラムであって、
    前記プログラムは前記データ処理部に、
    前記受信部を通じて受信した前記入力部からの固有の識別情報と、移動操作された前記入力部と前記受信部間で生成される電界強度と、に基づいて、識別情報を有する前記入力部毎に、3次元座標上における位置座標を演算する位置座標演算処理と、
    前記位置座標演算処理により演算された各入力部の位置座標と前記識別情報との関係に基づいて、種々のマウス動作を識別するマウス動作識別処理と、
    前記マウス動作識別処理により識別されたマウス動作を実行処理する情報処理と、を実行させ、
    人差し指に装着される第1の前記入力部と、
    中指に装着される第2の前記入力部と、を有し、
    前記マウス動作識別処理は、ダブルクリック動作に相当する所定時間内に、第2の前記入力部の位置座標を基準とした第1の前記入力部の位置座標の、3次元座標上z軸方向におけるクリック動作に相当する所定量の変化を検出し、かつ、その状態がクリック動作に相当する所定時間維持されたことを2度検出した場合に、第1及び2の前記入力部の移動操作がダブルクリック動作であると識別することを特徴とする非接触入力処理システムの制御プログラム。
  20. 固有の識別情報を有し、当該識別情報を含む情報を発信する人体に装着された入力部と、前記入力部との間で通信可能な電界領域を形成する複数本のアンテナを備えた受信部と、前記受信部を通じて受信した前記入力部からの発信情報に基づいて、当該入力部の移動操作に対応する入力処理を実現するデータ処理部と、から構成される非接触入力処理システムの制御プログラムであって、
    前記プログラムは前記データ処理部に、
    前記受信部を通じて受信した前記入力部からの固有の識別情報と、移動操作された前記入力部と前記受信部間で生成される電界強度と、に基づいて、識別情報を有する前記入力部毎に、3次元座標上における位置座標を演算する位置座標演算処理と、
    前記位置座標演算処理により演算された各入力部の位置座標と前記識別情報との関係に基づいて、種々のマウス動作を識別するマウス動作識別処理と、
    前記マウス動作識別処理により識別されたマウス動作を実行処理する情報処理と、を実行させ、
    人差し指に装着される第1の前記入力部と、
    中指に装着される第2の前記入力部と、を有し、
    前記マウス動作識別処理は、第2の前記入力部の位置座標を基準とした第1の前記入力部の位置座標の、3次元座標上z軸方向におけるドラッグ動作に相当する所定量の変化を検出し、かつ、その状態がドラッグ動作に相当する所定時間維持されたことを検出した場合に、第1及び2の前記入力部の移動操作がドラッグ動作であると識別することを特徴とする非接触入力処理システムの制御プログラム。
  21. 固有の識別情報を有し、当該識別情報を含む情報を発信する人体に装着された入力部と、前記入力部との間で通信可能な電界領域を形成する複数本のアンテナを備えた受信部と、前記受信部を通じて受信した前記入力部からの発信情報に基づいて、当該入力部の移動操作に対応する入力処理を実現するデータ処理部と、から構成される非接触入力処理システムの制御プログラムであって、
    前記プログラムは前記データ処理部に、
    前記受信部を通じて受信した前記入力部からの固有の識別情報と、移動操作された前記入力部と前記受信部間で生成される電界強度と、に基づいて、識別情報を有する前記入力部毎に、3次元座標上における位置座標を演算する位置座標演算処理と、
    前記位置座標演算処理により演算された各入力部の位置座標と前記識別情報との関係に基づいて、種々のマウス動作を識別するマウス動作識別処理と、
    前記マウス動作識別処理により識別されたマウス動作を実行処理する情報処理と、を実行させ、
    人差し指に装着される第1の前記入力部と、
    中指に装着される第2の前記入力部と、を有し、
    前記マウス動作識別処理は、第1の前記入力部の位置座標を基準とした第2の前記入力部の位置座標の、3次元座標上z軸方向におけるスクロール動作に相当する所定量の変化及び3次元座標上x軸方向における変化を検出し、かつ、その状態がスクロール動作に相当する所定時間維持されたことを検出した場合に、第1及び2の前記入力部の移動操作がスクロール動作であると識別することを特徴とする非接触入力処理システムの制御プログラム。
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