JP5650806B2 - 光通信システムにおける予等化およびポスト等化の方法および装置 - Google Patents

光通信システムにおける予等化およびポスト等化の方法および装置 Download PDF

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Description

本特許文書は、2012年6月6日に出願された米国仮特許出願第61/656,491号の利益を請求する。上記特許出願の全内容は、参照により本願開示の一部として組み込まれる。
本発明は、光通信システムに関する。
インターネットその他の通信ネットワーク上におけるビデオのようなマルチメディアコンテンツの伝送が出現したことにより、通信ネットワーク上におけるデータレート容量を増やすことに対する要求がかつてないほど生じている。通信ネットワークのバックボーンのための光ネットワークにおいては、ネットワークエッジにおけるトラフィック増加は、数ギガビットのネットワークトラフィックへ集約される。したがって、通信ネットワークデータ容量の要求を満たす光通信技術に対するニーズが増加している。しかし、光ファイバのような光伝送媒体を設置するためには大量の資本支出が必要になり、必要経費その他の規制問題により、必ずしも適切な選択肢ではない場合がある。
向上した光トランシーバ技術
この文書は特に、予等化およびポスト等化を実施して光通信システムにおける持続帯域幅スループットを増加させる、光伝送器および受信器を実装するために用いることができる技術を記載している。
ナイキスト波長分割多重化技術により、長距離伝送システムにおける高スペクトル効率を実現することができる。偏波分割多重直交位相シフトキーイングと比較して、さらには偏波分割多重のような高レベル変調方式と比較しても、16直交振幅変調は、ナイキスト波長分割多重によって生じるチャネル内ノイズおよびチャネル間クロストークからの影響を受ける程度がかなり大きい。本発明者等は、エルビウム添加ファイバ増幅器を用いて、7.47b/s/Hzのネットスペクトル効率(SE)で、1200kmシングルモードファイバ(SMF)−28上で、6×128Gb/sのナイキスト波長分割多重16直交振幅変調信号を、実験的に生成し伝送した。このSEは、本発明者等が知るところによれば、偏波分割多重16直交振幅変調フォーマットを用いる100Gb/s超の信号についての最高SEである。この実験は、デジタル信号プロセッサ(DSP)を用いて送信側障害を予等化し、DSPを用いてチャネル障害および受信側障害をポスト等化することにより、成功させることができた。ナイキストバンドを予等化において考慮して、偏波分割多重16直交振幅変調の許容範囲を、積極的スペクトル形成まで向上させる。6チャンネルそれぞれについてのビットエラーレートは、1200kmSMF−28伝送の後における3.8×10−3の前方エラー訂正制限よりも小さい。
1側面において、光通信のための方法、システム、および装置を開示する。第1光変調フォーマットを用いて、テスト信号を光通信媒体上で送信する。テスト信号に基づく受信レポートを受信する。受信した受信レポートに基づき、予等化方式を判定する。送信側において予等化方式を送信するデータに対して適用し、予等化データを生成する。受信レポートに基づく第2光変調フォーマットを用いて、光通信媒体上で予等化データを送信する。
これら側面およびその他の側面、さらにはその実装と変形例は、以下の図面、実施形態、および特許請求の範囲に記載されている。
以下の略語を用いて予等化を実装するためのアーキテクチャブロック図を示す。AWG:任意波形生成器、LPF:低域通過フィルタ、EA:電気的増幅器、WSS:波長選択スイッチ、CW:連続光波、LO:局所発振器、ADC:アナログーデジタルコンバータ、I:同相、Q:直交。 予等化の場合における16GbaudPDM−16QAMの光スペクトル(0.02nm解像度)を示す。’ナイキストバンド’:12GHzのパスバンドを有するWSS。 ’ナイキストバンド’を考慮した場合およびしなかった場合における、予等化16Gbaud4レベル(16QAM同相)の電気的スペクトルを示す。 6×128Gb/s N−WDM PDM−16QAMの信号を生成し送信するための実験設備のブロック図である。以下の略語を用いる。AWG:任意波形生成器、PM−OC:偏波維持光カプラ、PM−EDFA:偏波維持エルビウム添加ファイバ増幅器、EA:電気的増幅器、IM:強度変調器、WSS:波長選択スイッチ、LO:局所発振器、TOF:調整可能光ファイバ、BOF:バンドパス光フィルタ、ADC:アナログーデジタルコンバータ。 16GbaudPDM−16QAMの隣り合わせBER性能を、OSNRの関数として示す。BW:帯域幅。 EDFA増幅のみを用いた1200kmSMF−28伝送の前後における光スペクトル例を示す。伝送前後において取得した信号コンスタレーションを、それぞれ(a)(b)として挿入している。 1550.10nmにおけるN−WDMチャネルのBER性能と、1200kmSMF−28上の伝送後におけるパワーとの変化を示す。 1550.1nmにおけるN−WDMチャネルのBER性能と、伝送距離との変化を示す。 最適入力パワーにおいて1200kmSMF−28上で伝送した後における6チャネルそれぞれについてのBER例を示す。 光通信処理のフローチャートである。 無線通信のための装置のブロック図である。 光通信システムのブロック図を示す。
各図面における同様の符号は、同様の要素を示す。
本文書に記載する方法、システム、および装置は、1側面において、従来の光通信システムよりも高い帯域幅スループットを実現する際に有用である。1側面において、送信側において光信号を予等化するために用いることができる予等化技術を開示する。予等化の有利な側面の1つは、光通信チャネルの伝達関数による歪みを部分的に克服できることである。
以下の説明において、特定の変調方式その他の物理層パラメータ値を参照して、複数の実施形態を説明する。しかし当業者は、当該原理を一般的に適用できることを理解するであろう。
100Gイーサネットの商用化により、スペクトル効率(SE)を向上させて帯域幅要件を満たすことは、次世代光伝送システムおよびネットワークにおける良好な技術手段となっている。近年、偏波分割多重(PDM)直交位相シフトキーイング(PDM−QPSK)を採用した伝送システムが、4ビット/s/Hzの最大SEを得られることが、実験的に示された。したがってスペクトル効率をさらに向上させるため、偏波分割多重と組み合わせて、シンボル当たり4ビット以上を搬送可能な多レベル変調フォーマットを利用することができる。例えば16直交振幅変調(16QAM)、32QAM、64QAMなどである。しかし、多レベル変調は大きな光信号対ノイズ比(OSNR)が必要であるのみならず、非線形伝搬障害およびレーザ位相ノイズの影響を受けやすいことがよく知られている。したがって、トレードオフとして、シンボル当たり8ビットを搬送するPDM−16QAMを、SE向上のための有望な候補とすることができる。研究により、PDM16−QAMはシミュレーションと実験の双方を通じて、その有用性を示している。
これまでのところ、PDM−16QAMの変調フォーマットを用いて非常に高いSEを実現する2つの方式が提案されている。第1方式は、コヒーレント光直交周波数分割多重(CO−OFDM)技術を採用する。PDM−16QAM変調フォーマットを用いた485Gb/s CO−OFDMチャネルが、1600km超広域ファイバ(ULAF)上および標準シングルモードファイバ(SSMF)ベースリンク上の伝送を実験的に実現したことが報告されている。第2方式の候補は、ナイキスト波長分割多重(N−WDM)技術である。これは、ボーレートに等しい理想帯域幅でほぼ矩形のスペクトルを有する光パルスを用いることに基づいている。近年、より高いSEを有するN−WDM PDM−16QAM信号が、実験的に生成および伝送された。上記2つの方式は同等の性能を有する見込みがあるものの、N−WDMと比較して、CO−OFDMはチャネル間を同期することおよび受信器のADコンバータ(ADC)の帯域幅を大きくすることを必要とする。したがってN−WDMは、実際の実装において、受信器制約に対してよりロバストである。その結果、N−WDMとPDM−16QAMの組み合わせは、将来における大容量高SE伝送システムおよびネットワークの有望な選択肢となる。
従来の方向検出受信器において、光ドメインのファイバ色分散(CD)に起因する線型歪みは、電気ドメインの非線形歪みに変換される。したがって、ベースバンド受信信号1つのみに基づく線型ベースバンドイコライザを採用すると、限定的な性能改善しか実現できない。一方で、コヒーレント検出受信器において、コヒーレント検出(CD)に起因する歪みは、電気ドメインへ線型変換される。このことは、CDのみを考慮した場合、部分的に間隙を空けた複素係数を有する等化器が、システム到達可能距離を等化器タップの個数によってのみ制約される距離まで拡張する理由を説明している。しかし、CDが理想的に補償された場合において、PDM−16QAMが多大な影響を受ける非線形伝搬障害およびレーザ位相ノイズにより、最大伝送距離についての制約が生じる。コヒーレント受信器において等化器を構築することに代えて、データが未だ破損していない送信器において予等化を採用することにより、ほとんどの困難な問題を回避することができる。
さらに、PDM−16QAMのコンスタレーションサイズが大きいことにより、システムが伝送障害から影響を受ける。例えば光変調器の非線形駆動特性および同相(I)チャネルと直交(Q)チャネルの周波数応答間の不均衡である。したがって、信号歪みが生じシステム性能を劣化させる。以下に説明するように、上記PDM−16QAMの伝送における送信器障害は、予等化技術によって予補償することができる。これは送信器のDAコンバータ(DAC)において非常に容易に実装することができる。電子的予等化の適用について集中的に検討している研究がある。これは現在においては、光通信技術でよく知られている。予等化のさらなる利点は、ナイキストバンド事前形成パルスを用いて送信スペクトルを最適化できることである。これによりチャネル間隔を狭くし、SEを高めることができる。
PDM−16QAM変調フォーマットを採用して16GHzグリッド上でN−WDMチャネルにおいて16Gbaud信号を生成する実施形態もある。本文書は予等化の原理を記載し、シングルチャネルの場合とN−WDMの場合について、ナイキストバンド予等化を実施した場合と実施しなかった場合において、ビットエラーレート(BER)性能の比較結果を示している。予等化を採用することにより、送信器障害を効果的に予補償するとともに、非線形伝搬障害およびレーザ位相ノイズの効果を減少させることができる。ナイキストバンド予等化を実装したN−WDMの向上したBER性能は、狭帯域フィルタリング効果と隣接チャネルによるクロストークを許容することを示している。さらに、7.47b/s/HzのSEでエルビウム添加ファイバ増幅器(EDFA)のみを用いて増幅した1200kmSMF−28上における6×128Gb/s N−WDM PDM−16QAMを生成および伝送するための実験設備を開示する。知る限りにおいては、これはPDM−16QAM変調フォーマットを用いた100Gb/s超のビットレートを有する信号についての最高SEである。全チャネルについてのBER(平均OSNR23.6dB)は、1200kmSMF−28伝送後における3.8×10−3の前方エラー訂正(FEC)制約よりも小さい。
図12は、本文書の主題とする技術を実装することができる光通信システム100のブロック図である。光送信器102は、光ネットワーク104を介して1以上の光トランシーバ106に対して光信号を送信する。送信した光信号は、増幅器、リピータ、スイッチなどのような中間装置を経由する場合もある。明確性のためこれら装置は図12において示していない。本開示における送信技術は、送信器102の伝送サブシステムにおいて実装することができる。本開示における受信技術は、受信器106の受信サブシステムにおいて実装することができる。
先に説明したように、受信器において等化器を構築することに代えて、実施形態によっては、予等化器を送信器において実装する。2相位相シフトキーイング(BPSK)信号と比較して、高コンスタレーションレベル信号は、制御されていない非線形効果の影響を受けやすい。これは、DA変換(DAC)、電気的増幅器(EA)、同相/直交変調器(I/Q MOD)、光フィルタ、およびAD変換(ADC)が不完全であることによる。したがって、実施形態によっては、BPSK信号はまず送信器ー受信器のみのリンク上で送信して伝達関数を計算し、この伝達関数を用いて高レベル信号を予等化してチャネル歪みを反転する。
図1は、予等化の例を示す。I/Q MODにおける並列マッハツェンダー変調器(MZM)の1つは、16Gbaudバイナリ信号を用いて駆動され、光BPSKを生成する。1.5×サンプルおよびワード長215−1のバイナリ信号が、任意波形生成器(AWG)によって生成される。7.5GHzの3dB帯域幅を有する電気的ローパスフィルタ(LPF)を採用して、BPSK信号生成前に置けるAWGの帯域外ノイズを抑制する。AWGは、24Gsa/sのサンプリングレートにおいてインターリーバモードで動作する。線幅100kHz以下および出力パワー14.5dBmの外部キャビティレーザ(ECL)によって生成された連続波長(CW)光波(CW1)は、自己ホモダインコヒーレント検出における信号源および局所発振器(LO)源として用いられる。光BPSK信号は、コヒーレント検出前に12GHzパスバンドを有する波長選択スイッチ(WSS)を通過する。16GHzの3dB帯域幅を有する実時間スコープを用いて、検出した電気信号をキャプチャする。これを用いて、周波数ドメインにおける伝送器の伝達関数を計算する。伝達関数を用いて、4レベル信号を予等化する。ワード長215−1の4レベル信号を用いて、IQ変調を介して光16QAMを生成する。ロールオフ係数0.99のraised cosine(R−C)フィルタが、4レベル信号のパルス形成のために実装されている。AWGのI出力およびQ出力についての予等化は、同様の性能を示す。したがってAWGのI出力を選択し、実験において予等化を実装する。
12GHzの3dBフィルタリング帯域幅を有する波長選択スイッチ(WSS)は、予等化のために用いられる。これは、次章においてWDMチャネルのために用いられる、10GHzの3dB帯域幅を有するWSSとは異なる。予等化とWDMチャネル形成についてWSSを異なる帯域幅でセットする理由は、予等化効果と隣接チャネルからのクロストークをバランスさせるためである。予等化を採用する場合において、EDFA増幅のみの1200kmSMF−28上で、6×128Gb/sN−WDM PDM−16QAM信号を実験的に生成および伝送した。これについてはセクションIIIで詳述する。スペクトル効率は、7.47b/s/Hz(128/16/1.07に等しい)である。
実験結果および説明
ナイキストバンド予等化を用いる場合と用いない場合における16GbaudPDM−16QAMの光スペクトルを、図2のグラフ200に示す。ナイキストバンドは、12GHzパスバンドを有するWSSである。曲線202に示すナイキストバンドを用いない予等化の場合と比較して、ナイキストバンドを考慮した予等化を用いたPDM−16QAMの光スペクトルは、ナイキスト状のフィルタリングプロファイルを有する。これにより、狭域フィルタリング効果を充分に補償することができる。10GHz WSSを通過した後ナイキストバンド予等化を用いた光PDM−16QAMの光スペクトル(206)は、12GHzの場合(204)と比較してかなり狭いことが分かる。
予等化を実施しナイキストバンドを考慮した場合(302)としなかった場合(304)における16Gbaud4レベル信号の測定した電気的スペクトルを、図3のグラフ300に示す。積極的スペクトルフィルタリングによって喪失した高周波成分が先行回復されたことが分かる。
6×128GB/S N−WDM PDM−16QAM信号の生成および送信
図4は、6×128Gbit/s N−WDM PDM−16QAM信号を生成および伝送するための実験設備を示す。2つの16Gbaud電気的16QAM信号が、AWG1とAWG2からそれぞれ生成される。周波数間隔0.384nm(48GHz)のCW1(1550.10nm)とCW2が、2つのECLから生成される。これらECLはそれぞれ、線幅100kHz以下であり、出力パワーは14.5dBmである。2つのI/Q MODを用いて、2つの光キャリア(CW1とCW2)を、4つの広帯域電気的増幅器(EA)によるパワー増幅後に64Gb/s(16Gbaud)電気16QAM信号のI成分とQ成分で変調する。16QAMを生成する動作について、I/Q MODにおける2つの平行MZMはnull点にバイアスされ、本稼働してゼロチャープ0位相変調とπ位相変調を実現する。I/Q MODの上側分岐と下側分岐との間の位相差は、π/2に制御される。偏波維持EDFA(PM−EDFA)によるパワー増加の後、各経路の偏波多重は偏波マルチプレクサによって実現される。偏波マルチプレクサは、信号を半分にする偏波維持光カプラ(PM−OC)、150シンボルの遅延を提供する光遅延ライン、および信号を再結合する偏波ビーム結合器(PBC)を備える。上側経路において、PDM−16QAM光信号は第2PM−OCによって2つの分岐に再び分かれる。上側分岐を通過する信号は強度変調器(IM1)によって処理される。強度変調器(IM1)は、16GHz正弦無線周波数(RF)信号によって駆動され、null点においてDCバイアスされている。下側分岐を通過する信号は、第2光遅延ラインによって処理される。下側経路においても同様の処理がなされる。IM1とIM2を用いて、光キャリア抑制(OCS)変調[18]を実装する。4つの分岐は、最上経路と最下経路がそれぞれ2つのサブキャリアを含んでおり、スペクトルフィルタされ、10GHzの3dBフィルタリング帯域幅を有する16GHzグリッド上でプログラム可能4チャネルWSSを用いて結合される。WSSの挿入ロスは7dBである。
N−WDM PDM−16QAM信号は、3サイクルを有する5×80kmSMF−28円状ループに対して入力される。各スパンは、光分散補償がない場合、1550nmにおいて18dBの平均損失と17ps/km/nmの色分散を有する。EDFAを用いて、各スパンの損失を補償する。各スパンに対する総入力パワー(EDFA後)は10dBmであり、これは128Gb/sにおけるチャネル毎の〜1dBmに相当する。帯域幅1.27nmを有する調整可能光バンドパスフィルタ(BOF)をループ内で用いて、再帰ループの各サークルのASEノイズを除去する。受信器において、0.35nmの3dB帯域幅を有する調整可能光フィルタ(TOF)を用いて、所望チャネルを選択する。100kHz以下の線幅を有するECLは、局所発振器(LO)として用いられる。偏波ダイバース90°ハイブリッドを用いて、LOおよびバランス検出前の受信光信号の偏波ダイバースおよび位相ダイバースコヒーレント検出を実現する。ADCは、50GSa/sのサンプリングレートおよび9GHzの電気帯域幅でデジタルスコープにおいて実現される。
DSPにおいて、3ステージブラインド等化方式を用いて、電気偏波回復を実現する。1番目に、2乗フィルタリング手法を用いてクロックを抽出し、回復クロックに基づいてデジタル信号をボーレートの2倍でリサンプリングする。2番目に、T/2間隔の時間ドメイン有限インパルス応答(FIR)フィルタを用いてCDを補償する。フィルタ係数は周波数ドメイン切り捨て法を用いて既知のファイバCD伝達関数から計算される。3番目に、2つの複素値13タップT/2間隔適応FIRフィルタを用いて、16QAM信号の係数を取得する。2つの適応FIRフィルタは、通常のconstant modulus algorithm(CMA)に基づいており、CMAの後に3ステージCMAが続く。これにより複数係数リカバリおよび偏波逆多重化を実現する。キャリアリカバリを後続のステップにおいて実施する。このとき4次パワーを用いて、LOと受信光信号との間の周波数オフセットを推定する。フィードフォワードおよびオフセット補償のための最小2乗(LMS)アルゴリズムによって、位相リカバリを取得する。最後に、差動デコードを用いてBERを計算する。
隣り合わせ実験結果および説明
1550.10nmのN−WDMチャネルにおける16GbaudPDM−16QAMについての隣り合わせBERを図5に示す。5つの異なるケースについてOSNRの関数として示している。スコープは9GHzの帯域幅と50GSa/sのサンプリングレートを有する。4つのケースは、隣り合わせシングルチャネルおよびN−WDM PDM−16QAMのケースを含む。各ケースはナイキストバンド予等化を考慮した場合と考慮しない場合を含む。WDMケースにおいて、6チャネル16GbaudPDM−16QAMは16GHzグリッド上にあり、4つのケースの全チャネルは10GHzパスバンドを有するWSSを通過する。ナイキストバンド予等化を考慮するシングルチャネルの場合において、3.8×10−3のBERについての要求OSNRは20.6dBであり、WDMケースに対応する要求OSNRペナルティは無視できる。予等化を採用すると、送信器障害を効果的に予補償するとともに、非線形伝搬障害効果およびレーザ位相ノイズを減少させることができるからである。一方で実験結果は、12GHzナイキストバンド予等化を実装した10GHzフィルタリング帯域幅が十分に狭く、隣接チャネルからのクロストークを回避できることを示している。ADC帯域幅16GHzでBER1×10−3において要求OSNRペナルティは1dBまで増加する。この結果は、ADCの要求帯域幅がN−WDM PDM−16QAM信号を検出することにおいて重要な役割を有するという、重要な事実を反映している。ボーレート周波数の半分のADC帯域幅は、ノイズと隣接チャネル信号を抑制する際に有利である。ナイキストバンド予等化を考慮せず10GHzWSSを通過するシングルチャネルのケースにおいては、3.8×10−3のBERについての要求OSNRは24dBである。要求OSNRペナルティは、ナイキストバンド予等化のケースと比較して4〜5dBである。PDM−16QAMは、狭小フィルタリング効果とノイズの影響を非常に受けやすいからである。ナイキストバンド予等化を考慮しないN−WDMケースにおいては、隣接チャネルからのクロストークによって生じる1.5dBOSNRペナルティが存在する。
1200km伝送後における実験結果および説明
図6は、EDFA増幅のみの1200kmSMF−28伝送前後における光スペクトルを示す。取得した対応コンスタレーションを、それぞれ図6内に(a)(b)として挿入した。1200kmSF−28上の伝送後における信号のOSNRは23.6dBである。
図7は、各スパンファイバに対する入力パワーを変化させることによる、1200kmSMF−28伝送後の1550.10nmにおけるN−WDMチャネルのBER性能の変化を示す。
図8によれば、−1dBの入力パワーのとき最高BER性能となることが分かる。図8は、入力パワーがー1dBm/チャネルである場合において、伝送距離を変化させることによる、伝送後の1550.10nmにおけるN−WDMチャネルのBER性能の変化を示す。
図9に示すように、1200kmSMF−28上における送信後、6チャネルそれぞれについてのBER(平均OSNR23.6dB)は、FEC制約3.8×10−3よりも小さい。
図10は、光通信プロセス1000のフローチャートである。プロセス1000は、例えば送信器側で実装することができる。ステップ1002において、第1光変調フォーマットを用いて、光通信媒体上でテスト信号を送信する。上述のようにテスト信号は、波長選択スイッチを通過するバイナリ位相シフトキーイング信号を含むことができる。
ステップ1004において、テスト信号の受信レポートを受信する。受信レポートは、例えば受信器が算出した伝達関数の推定結果を含むことができる。
ステップ1006において、受信した受信レポートに基づいて、予等化方式を判定する。予等化方式は例えば、推定したチャネル伝達関数(例えば、推定したチャネル関数の逆数)を補償する予等化フィルタを選択することができる。その他の予等化方式は、本文書において開示している。
ステップ1008において、決定した予等化方式を送信器側において送信データに対して適用し、予等化データを生成する。同方式を用いて、例えば逆チャネル伝達関数フィルタを介してデータをフィルタリングすることができる。先に説明したように、予等化前に16QAMその他の変調技術を用いて、データを変調することができる。
ステップ1010において、受信レポートに基づき、第2光変調フォーマットを用いて光通信媒体上で予等化データを送信する。実施形態によっては、予等化フィルタを適用する前にデータを変調することもできる。実施形態によっては、予等化技術を適用した後にデータを変調することもできる(例えばエラー訂正コードまたはフィルタ)。
図11は、光通信装置1100のブロック図である。モジュール1102は、第1光変調フォーマットを用いて光通信媒体上でテスト信号を送信するためのものである。モジュール1104は、テスト信号の受信レポートを受信するためのものである。モジュール1106は、受信した受信レポートに基づき予等化方式を判定するためのモジュールである。モジュール1108は、送信器側において送信データに対して予等化方式を適用して予等化データを生成するためのモジュールである。モジュール1110は、受信レポートに基づき第2光変調フォーマットを用いて光通信媒体上で予等化データを送信するためのモジュールである。装置1100およびモジュール1102、1104、1106、1108、1110はさらに、本文書が開示するその他の技術を実施するように構成することができる。
光通信における高データスループットを実現するための様々な技術が開示されていることが理解されるであろう。
16GHzグリッド上でEDFA増幅のみの1200kmSMF−28を介して7.47b/s/HzのネットSEで6×128Gb/s N−WDM PDM−16QAM信号を生成および送信することについて開示されていることが、理解されるであろう。これは知る限りにおいては、PDM−16QAM変調フォーマットを用いる100Gb/s超のビットレートを有する信号についての最高SEである。この実験は、送信器側障害をDSP予等化すること、および/またはチャネルおよび受信器側障害をDSPポスト等化することによって実現した。本開示におけるナイキストバンド予等化方式の利点を実験により示した。全チャネルのBERは、1200kmSMF−28伝送リンク上の3.8×10−3のFEC制約よりも小さい。
ナイキスト波長分割多重化技術が開示されていることが理解されるであろう。ナイキスト波長分割多重化技術により、長距離伝送システムにおいて高スペクトル効率を実現することができる。偏波分割多重16直交振幅変調のような高レベル変調方式を含む偏波分割多重直交位相シフトキーイングは、チャネル内ノイズとナイキスト波長分割多重によって生じるチャネル間線型クロストークの影響を受けやすい。
光変調データを予等化する技術が開示されていることが、理解されるであろう。他側面において、16QAMのような高変調編方式を用いる光通信技術が開示されている。
本文書が開示する実施形態およびその他の実施形態、モジュール、機能動作(例えばテスト信号送信器、受信レポート受信器、予等化方式判定器、予等化器、データ送信器、など)は、デジタル電子回路内、またはコンピュータソフトウェア、ファームウェア、ハードウェア内に実装することができる。これらは本文書が開示する構造およびその等価構造、さらにはこれらの1以上の組み合わせを含む。開示する実施形態およびその他の実施形態は、1以上のコンピュータプログラム製品として実装することができる。すなわち、コンピュータ読取可能媒体に記録され、データ処理装置が実行しまたはその動作を制御する、1以上のコンピュータプログラム命令のモジュールである。コンピュータ読取可能媒体は、機械読取可能記憶装置、機械読取可能記憶基板、メモリデバイス、機械読取可能伝搬信号を生成する化合物、またはこれらの1以上の組み合わせである。データ処理装置という用語は、全ての装置、デバイス、データ処理機械を包含する。これらは例えばプログラム可能プロセッサ、コンピュータ、マルチプロセッサまたはコンピュータを含む。装置は、ハードウェアに加えて、コンピュータプログラムの命令環境を生成するコードを含む。例えば、プロセッサファームウェア、プロトコルスタック、データ管理システム、オペレーティングシステム、またはこれらの1以上の組み合わせを構成するコードである。伝搬信号は、人口生成された信号である。例えば、適当な受信装置に対して送信するために情報をコード化するように生成された、機械生成による電気的、光学的、または電磁的信号である。
コンピュータプログラム(プログラム、ソフトウェア、ソフトウェアアプリケーション、スクリプト、またはコードとしても知られている)は、任意形態のプログラム言語で記述することができる。これはコンパイル言語またはインタプリタ言語を含み、任意形態で配布することができる。これはスタンドアロンプログラムまたはモジュール、コンポーネント、サブルーチン、その他のコンピュータ環境において使用するのに適したユニットを含む。コンピュータプログラムは、ファイルシステムに対応している必要はない。プログラムは、他のプログラムまたはデータ(例えば、マークアップ言語文書内に格納された1以上のスクリプト)を保持する、当該プログラム専用の単一ファイル内または複数協調ファイル(例えば、1以上のモジュール、サブプログラム、またはコードの一部を格納するファイル)内におけるファイルの一部に格納することができる。コンピュータプログラムを配布して、1サイトに配置されまたは複数サイトをまたがって通信ネットワークによって相互接続配置された1以上のコンピュータによって実行することができる。
本文書において開示するプロセスとロジックフローは、1以上のコンピュータプログラムを実行する1以上のプログラム可能プロセッサによって実施して、入力データ上で動作し出力を生成することにより機能を実施することができる。プロセスとロジックフローは例えばFPGA(field programmable gate array)やASIC(application specific integrated circuit)のような特定用途論理回路によって実施することもできる。装置はこれら回路として実装することもできる。
コンピュータプログラムを実行するのに適したプロセッサは、例えば汎用および特定用途マイクロプロセッサ、または任意タイプのデジタルコンピュータの1以上のプロセッサを含む。一般にプロセッサは、読取専用メモリまたはランダムアクセスメモリまたはこれら双方から命令とデータを受信する。コンピュータの必須要素は、命令を実施するプロセッサと、命令およびデータを格納する1以上のメモリデバイスである。一般にコンピュータはさらに、データを格納する1以上の大規模記憶デバイスを備え、またはこれらと動作可能に連結されデータを受信または送信する。例えば光磁気ディスク、または光ディスクである。しかしコンピュータはこれらデバイスを必ずしも備えなくともよい。コンピュータプログラム命令とデータを格納するのに適したコンピュータ読取可能媒体は、不揮発性メモリ、媒体、およびメモリデバイスの全ての形態を含む。これは例えば、EPROMやEEPROMのような半導体メモリデバイス、フラッシュメモリデバイス、例えば内部ハードディスクやリムーバブルディスクのような磁気ディスク、光磁気ディスク、CDROMおよびDVD−ROMディスクを含む。プロセッサとメモリは、特定用途論理回路内によって補充され、またはその内部に設けることができる。
本文書は詳細記述を含むが、これらは特許請求しまたはする可能性のある本発明の範囲に対する制約として解釈すべきではない。むしろ特定実施形態に固有の構成の記述として解釈すべきである。個々の実施形態の文脈において本文書が開示する特定要素は、単一実施形態の組み合わせにおいて実装することができる。これとは反対に、単一実施形態の文脈において開示する様々な要素は、複数の実施形態またはその任意の組み合わせにおいて個別に実装することができる。さらに、要素は特定の組み合わせにおいて動作することを説明し、そのように特許請求しているが、特許請求する組み合わせからの1以上の要素は組み合わせから除去することができる。特許請求する組み合わせは、サブ組み合わせまたはサブ組み合わせの変形物とすることができる。同様に、図面内の動作は特定順序で示したが、所望結果を実現するために、そのような動作を図示する特定順序で実施することが必要であり、また全動作を実施することが必要であると解釈すべきではない。
数個の例と実装のみを開示した。開示内容に基づき、説明した例および実装に対する変形、修正、拡張、その他の実装をすることも可能である。

Claims (12)

  1. 光通信の方法であって、
    第1光変調フォーマットを用いて光通信媒体を介してテスト信号を送信するステップ、
    前記テスト信号についての受信レポートを受信するステップ、
    前記受信した受信レポートに基づき、予等化方式を決定するステップ、
    送信器側において前記予等化方式を送信データに対して適用して予等化データを生成するステップ、
    前記受信レポートに基づき、前記第1光変調フォーマットとは異なる第2光変調フォーマットを用いて前記光通信媒体を介して前記予等化データを送信するステップ、
    を有し、
    前記テスト信号は、第1波長選択スイッチを用いて生成され、
    前記予等化データは、前記第1波長選択スイッチとは異なる帯域幅を有する第2波長選択スイッチを用いて処理される
    ことを特徴とする方法。
  2. 前記第1光変調フォーマットは、バイナリ位相シフトキーイング(BPSK)を含む
    ことを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 前記第2光変調フォーマットは、ナイキスト波長分割多重化を含む
    ことを特徴とする請求項1記載の方法。
  4. 前記第2光変調フォーマットはさらに、16直交振幅変調に基づく偏波分割多重を含む
    ことを特徴とする請求項3記載の方法。
  5. 前記受信レポートは、前記光通信媒体の伝達関数の推定結果についての情報を含む
    ことを特徴とする請求項1記載の方法。
  6. 光通信装置であって、
    第1光変調フォーマットを用いて光通信媒体を介してテスト信号を送信するように構成されたテスト信号送信器、
    前記テスト信号についての受信レポートを受信するように構成された受信レポート受信器、
    前記受信した受信レポートに基づき、予等化方式を決定するように構成された予等化方式決定器、
    送信器側において前記予等化方式を送信データに対して適用して予等化データを生成する予等化器、
    前記受信レポートに基づき、前記第1光変調フォーマットとは異なる第2光変調フォーマットを用いて前記光通信媒体を介して前記予等化データを送信するように構成されたデータ送信器、
    を備え
    前記テスト信号は、第1波長選択スイッチを用いて生成され、
    前記予等化データは、前記第1波長選択スイッチとは異なる帯域幅を有する第2波長選択スイッチを用いて処理される
    ことを特徴とする装置。
  7. 前記第1光変調フォーマットは、バイナリ位相シフトキーイング(BPSK)を含む
    ことを特徴とする請求項記載の装置。
  8. 前記第2光変調フォーマットは、ナイキスト波長分割多重化を含む
    ことを特徴とする請求項記載の装置。
  9. 前記第2光変調フォーマットはさらに、16直交振幅変調に基づく偏波分割多重を含む
    ことを特徴とする請求項記載の装置。
  10. 前記受信レポートは、前記光通信媒体の伝達関数の推定結果についての情報を含む
    ことを特徴とする請求項記載の装置。
  11. 光通信装置であって、
    命令を格納するメモリ、
    前記命令を読み取り動作を制御するプロセッサ、
    を備え、
    前記動作は、
    第1光変調フォーマットを用いて光通信媒体を介してテスト信号を送信するステップ、
    前記テスト信号についての受信レポートを受信するステップ、
    前記受信した受信レポートに基づき、予等化方式を決定するステップ、
    送信器側において前記予等化方式を送信データに対して適用して予等化データを生成するステップ、
    前記受信レポートに基づき、前記第1光変調フォーマットとは異なる第2光変調フォーマットを用いて前記光通信媒体を介して前記予等化データを送信するステップ、
    を有し、
    前記テスト信号は、第1波長選択スイッチを用いて生成され、
    前記予等化データは、前記第1波長選択スイッチとは異なる帯域幅を有する第2波長選択スイッチを用いて処理される
    ことを特徴とする装置。
  12. 請求項6記載の装置、
    前記テスト信号を受信するステップ、
    前記受信したテスト信号に基づきチャネル伝達関数を計算するステップ、
    前記受信レポートを送信するステップ、
    を含む動作を実施するように構成された光受信装置、
    を備えることを特徴とするシステム。
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