JP5649287B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、感光体に光を照射する画像形成装置に関する。
近年、複写機、レーザビームプリンタ等の電子写真方式の画像形成装置においては、高画質かつ高精度に画像を形成することが求められている。一般的に、このような画像形成装置は、レーザビームを偏向走査するための回転多面鏡(ポリゴンミラー)を駆動する駆動モータを用いた走査光学系を有し、レーザビームが感光体を走査することによって形成される静電潜像をトナーによって現像する。そのトナー像を記録媒体上に転写、定着することによって画像が形成される。
上記の走査光学系には、感光体上においてレーザビームが走査される速度を一定にするためのfθレンズや光源から出射されたレーザ光を感光体上まで導くための反射ミラー等の光学部品が備えられている。上記のレンズの透過率や反射ミラーの反射率はレーザビームが走査される方向において均一ではないので、感光体上の各照射位置におけるレーザ光量は不均一となり、画像に濃度ムラが発生するといった問題があった。
そのため、従来から上記の濃度ムラの発生を抑制するために感光体上でのレーザ光量を均一にする補正(以下、シェーディング補正)を行っている。シェーディング補正技術の中でも、より簡易な構成でシェーディング補正を行う技術として、補正光量に応じてPWM信号(パルス幅変調信号)を生成し、このPWM信号を平滑化して得られた電圧をもとに、シェーディング補正量を制御する方式が知られている。この方式では、PWM信号のデューティ比(Duty)を制御することで光量制御が可能となり、安価で簡易な構成でシェーディング補正制御を行うことができる。
特許文献1には、PWM信号の周波数設定および平滑化回路のカットオフ周波数設定の方法が記載されている。平滑化回路のカットオフ周波数は、PWM信号の周波数より低く、かつ、光量ムラの空間周波数より高くなるように設定される。この方法では、平滑化回路によってPWM信号の周波数成分のみが平滑化されるようにカットオフ周波数が設定される。
また、特許文献2には、レーザの光量に応じた基準電圧によって、PWM信号の電圧レベルを設定する方法が記載されている。この方法では、レーザの駆動電流に応じてPWM信号のハイレベル、ローレベルを設定することで、レーザ特性に応じて光量制御を行うことができ、シェーディング補正時の補正光量を高精度に設定することができる。
特開2005−66827号公報 特開2004−347844号公報
しかしながら、上記従来の画像形成装置では、つぎのような問題があった。PWM信号を平滑化する方式では、平滑化回路でPWM信号の周波数成分を除去しきれないと、PWM信号のハイ、ローの切り替わりで光量差が発生し、画像にPWM信号のスイッチングに起因する濃度ムラが発生するという問題がある。
一方、PWM信号の周期の濃度ムラを除去するために、平滑化回路の時定数を大きくすると、補正データの設定周期に対してシェーディング補正回路の応答が遅くなり、任意のプロファイルになるように光量制御を行うことができなくなるという問題があった。
このような問題を回避するためには、PWM信号の周波数成分のみを除去するような周波数選択性の高い平滑化回路を用いる必要がある。この周波数選択性の高いフィルタとして、アクティブフィルタが知られている。アクティブフィルタを用いた場合、入力されるPWM信号の電圧レベルを、アクティブフィルタが動作可能な電圧範囲に設定する必要がある。
しかしながら、レーザチップの個体差や温度環境変動により、レーザの駆動電流特性が大きくばらつくことがあるため、アクティブフィルタへの入力電圧がアクティブフィルタの動作可能な電圧範囲を外れる可能性がある。この場合、アクティブフィルタの速度応答特性や、PWM信号のDutyに対する出力電圧のリニアリティが低下し、シェーディング補正動作が不安定になるという問題が発生した。
一方、PWM信号のDutyに対する光量制御量は、前述したレーザ素子のばらつき、シェーディング補正回路のばらつき、装置本体内での濃度制御によるレーザチップ面光量の変化などの要因によって、ばらついてしまうという問題があった。この問題に対し、従来、装置内に光量検出部および演算部を設け、異なる駆動電流で発光させた場合の光量検出結果から、光量の変化率を算出し、光量を一定に制御する方法が知られている。しかし、装置内に検出部および演算部を設けた場合、回路や制御の複雑化を招くとともに、コストアップの要因となってしまう。
本発明の目的は、露光位置に対応したパルス信号の平滑化動作を安定化させ、シェーディング動作による光量段差等の弊害の発生を防ぐことができる画像形成装置を提供することにある
上記目的を達成するために、本発明の画像形成装置は、感光体と、前記感光体に潜像を形成するためにレーザ光を出射するレーザ光源と、前記レーザ光が前記感光体上を走査するように前記レーザ光を偏向する偏向手段と、前記レーザ光を前記感光体に導く光学手段と、前記レーザ光源から前記レーザ光を出射させるために前記レーザ光源に駆動電流を供給する駆動手段と、前記レーザ光を前記レーザ光の走査方向における前記レーザ光の露光位置に応じた光量に制御するために、前記露光位置に応じて前記レーザ光源に供給する前記駆動電流の値を補正する補正手段と、を有し、前記補正手段は、前記露光位置に対応したデューティー比のパルス信号を出力する信号出力手段と、前記信号出力手段から所定の電圧範囲内に含まれる電圧のパルス信号が入力されることによって、設定されたカットオフ周波数に基づいて前記パルス信号の周波数成分を除去し、当該周波数成分が除去された前記パルス信号を平滑化するアクティブフィルタと、前記信号出力手段から前記アクティブフィルタに入力される前記パルス信号の電圧を前記所定の電圧範囲内に変換する電圧変換手段と、前記信号出力手段から出力される前記パルス信号のデューティー比を前記電圧変換手段による電圧変換量に応じて調整する調整手段と、を備え、前記補正手段は、前記アクティブフィルタにより平滑化された信号によって前記駆動電流の値を補正することを特徴とする。
本発明によれば、露光位置に対応したパルス信号の平滑化動作を安定化させ、シェーディング動作による光量段差等の弊害の発生を防ぐことができる
第1の実施形態における画像形成装置の全体構成を示す図である。 レーザ露光部101の構成を示す図である。 シェーディング補正を行うレーザ駆動回路300の構成を示す図である。 一走査中におけるシェーディング動作シーケンスを示すタイミングチャートである。 有効入力電圧範囲に対する平滑化回路312への入力信号を示すタイミングチャートである。 レーザ光量とPWM信号のデューティ比(Duty)の関係を示すグラフである。 シェーディング補正係数Kの書き込み処理手順を示すフローチャートである。 PWM信号のシェーディング補正係数KおよびDuty設定値の設定手順を示すフローチャートである。 工場出荷時の光量P0に対し、濃度調整により光量P1となるようにレーザ発光光量を切り替えた場合のレーザ駆動電流とレーザ発光光量の関係を示すグラフである。
本発明の画像形成装置および露光装置の実施の形態について図面を参照しながら説明する。本実施形態の画像形成装置は、PWM信号(パルス幅変調信号、駆動信号)を平滑化することによってシェーディング補正を行う電子写真方式の画像形成装置に適用される。
[第1の実施形態]
(画像形成装置全体の構成)
図1は第1の実施形態における画像形成装置の全体構成を示す図である。画像形成装置は、スキャナ部100、レーザ露光部101、作像部103、定着部104、給紙搬送部105、およびこれらを制御するプリンタ制御部(図示せず)から構成される。
スキャナ部100は、原稿台に置かれた原稿に対し照明からの光を当て、原稿からの反射光を光学的に読み取り、その反射光を電気信号に変換して画像データを作成する。
レーザ露光部101は、画像データに応じて変調されたレーザ光などの光線(光ビーム)を等角速度で回転する偏向走査手段であるところの回転多面鏡(ポリゴンミラー)に入射させ、反射走査光として感光ドラム(感光体)に照射する。
作像部103は、回転軸を中心に感光ドラム102を回転駆動させるとともに、帯電器によって帯電させ、レーザ露光部101によって感光ドラム102に形成された潜像をトナーで現像する。その後、作像部103は、トナー像をシートに転写し、その際に転写されずに感光ドラム102に残った微小トナーを回収する。作像部103は、これら一連の電子写真プロセスを行う現像ユニット(現像ステーション)を4連持つ。
4連の現像ユニットは、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(Bk)の順に並べられ、シアンステーションの作像開始から所定時間経過後、マゼンタ、イエロー、ブラックの作像動作を順次実行していく。各ステーションにおける作像タイミングを制御することによって、シートに色ずれのないフルカラートナー像が転写される。
定着部104は、ローラやベルトの組み合わせによって構成され、ハロゲンヒータ等の熱源を内蔵し、作像部103によってトナー像が転写されたシート上のトナーを、熱と圧力によって溶解、定着させる。
給紙搬送部105は、シートカセット107や外部のペーパデッキ108に代表されるシート収納庫を1つ以上有し、プリンタ制御部の指示に従って、シート収納庫に収納された複数枚のシートの中から1枚分離し、作像部103および定着部104に搬送する。
搬送されたシートには、前述した現像ステーションによって、各色のトナー像が転写され、最終的にフルカラートナー像がシートに形成される。また、シートの両面に画像を形成する場合、プリンタ制御部は、定着部104を通過したシートを、再度、作像部103に搬送する搬送経路を通るように制御する。
プリンタ制御部は、MFP全体を制御するMFP制御部と通信し、その指示に応じた制御を実行すると共に、画像の読み取り、レーザ露光、作像、定着、給紙搬送の各状態を管理しながら、全体が調和を保って円滑に動作できるように指示を行う。
(露光部の構成)
図2はレーザ露光部101の構成を示す図である。レーザ露光部101では、レーザ301(光源)から発せられたレーザビームは、コリメ−タレンズ202および絞り203により平行光となり、所定のビ−ム径でポリゴンミラー205に入射する。
ポリゴンミラー205は、図中矢印の方向に等角速度の回転を行っている。このポリゴンミラー205の回転に伴い、入射した光ビームは、連続的に角度を変え、偏向ビームとなって反射される。偏向ビームとなった光は、fθ(エフ・シータ)レンズ206により集光作用を受け、感光ドラム102上に照射される。
また同時に、fθレンズ206は、走査の時間的な直線性を保証するように、歪曲収差の補正を行う。従って、光ビームは、感光ドラム102上に、図中矢印a の方向に等速で結合・走査される。
また、BD(Beam Detect)センサ316は、ポリゴンミラー205からの反射光の一部を、BDミラー209を介して検出する。このBDセンサ316の検出信号は、ポリゴンミラー205の回転とデータの書き込みとの同期をとるための同期信号として用いられる。
(レーザ駆動回路におけるAPC動作)
図3はシェーディング補正を行うレーザ駆動回路300の構成を示す図である。レーザ駆動回路300は、BDセンサ316の出力タイミングを基準として、非画像領域でレーザ光量制御(Auto Power Control、以下、APCとする)を行い、画像領域において各走査位置(照射位置)に応じてシェーディング補正を行う。
APCの動作では、レーザ(LD)301を発光させたときの発光光量を検出手段であるところのPD(フォトダイオード)302で検出し、この検出光量が所定の光量(目標光量値)となるようにレーザ301に供給するレーザ駆動電流の調整(制御)が行われる。PD302は、レーザ301の光量に応じてモニタ電流を発生する。このモニタ電流は、電流電圧変換回路303によって電圧値(モニタ電圧)に変換される。
モニタ電圧は、予め設定された基準電圧と比較器304で比較される。APC回路305(光量制御手段)は、この比較結果に応じてAPC制御電圧Vapcを制御する。LD駆動部311は、APC制御電圧Vapcに従って、レーザ301の駆動電流ILDを発生させる。レーザ駆動電流ILDは、抵抗317(抵抗値をRとする)を流れる電流によって決まる。APC動作時のレーザ駆動電流ILD は数式(1)で表される。また、シェーディング動作時のレーザ駆動電流ILD は数式(2)で表される。
LD=(Vapc−Vbias)÷R …… (1)
LD= (Vapc−Vshd)÷R
Vshd=PWM Duty×(Vapc−Vbias)+Vbias …… (2)
ここで、Vshdは、シェーディング回路によって制御されるシェーディング電圧であり、レーザ駆動電流の補正量に相当する。なお、シェーディング回路は、PWM信号生成部309、電圧スイッチ314、バイアス印加回路313および平滑化回路312から主に構成される。
シェーディング電圧Vshdは、APC動作中、バイアス印加回路313(電圧印加手段)で印加されるバイアス電圧Vbiasに固定される。前述したように、APC動作では、発光光量が目標値となるように制御されるので、レーザ駆動電流ILDは、バイアス電圧Vbiasのレベルによらず決定される。つまり、バイアス電圧Vbiasのレベルの増減により、APC制御電圧Vapcも同じ量だけ増減する。そして、抵抗317の端子間電圧はAPC動作により一定に保たれる。
このAPC動作によって、レーザ(LD)301の発光光量が所定の値となるように、レーザ301の駆動電流ILDが自動調整される。APC動作タイミングは、APCシーケンスコントローラ306によって制御される。CPU307は、APCシーケンスコントローラ306に対し、APC制御のタイミングを設定する。
APCシーケンスコントローラ306は、BD信号の入力タイミングを基準に内部クロックのカウント動作を行い、CPU307によって設定されたカウント値に基づき、APCのタイミングを制御する。APC動作が非画像領域中に行われるように、APC動作タイミングの設定が行われる。
このような動作によって、非画像領域中においてレーザ光を検知し、レーザ光が画像領域を走査する前にAPCが実行され、レーザ発光光量は前述した基準電圧に応じた光量に制御される。
つぎに、レーザ駆動電流ILDについて説明する。前述したように、APC動作において、レーザ駆動回路300は、シェーディング回路の出力をバイアス電圧Vbiasに固定し、APC回路305によりAPC制御電圧Vapcを制御し、レーザ駆動電流ILDを制御する。
一方、画像領域中におけるシェーディング動作において、レーザ駆動回路300は、シェーディング回路の出力電圧Vshdを露光位置に応じて設定し、各露光位置においてレーザ駆動電流ILDを可変し、シェーディング動作時のレーザ発光光量を制御する。つまり、感光体ドラムの回転軸方向(主走査方向とする)の各位置によってVshdを変更することによってレーザ駆動電流ILDを制御する。
(シェーディング回路の動作)
シェーディング回路の動作について説明する。CPU307は、メモリ308から各露光位置(照射位置)に対応した光量データ(シェーディングデータ、シェーディング補正光量)を読み出し、PWM信号生成部309(信号出力手段)が出力するPWM信号(補正信号)のデューティ比(Duty)の設定を行う。ここで、シェーディングデータは走査中に切り替えられ、回転軸方向における各照射位置に対応するデューティ比(Duty)が設定される。
メモリ308には、画像領域を予め決められた数に分割し、分割された各ブロック(以降、シェーディングブロックという)に対応したシェーディングデータが記録されている。
PWM信号生成部309は、BDセンサ316の出力信号を基準に、内部の基準クロックをカウントし、所定のカウント値において各シェーディングブロックの切り替えを行う。
PWM信号は、電圧スイッチ314をON/OFFに切り替える。電圧スイッチ314のON/OFFによって変化する電圧信号は平滑化回路312で平滑化される。
このような動作により、シェーディングブロック毎にPWM信号のDutyの設定を行い、平滑化回路312の出力電圧Vshdを制御することで、レーザ光量が制御される。
図4は一走査中におけるシェーディング動作シーケンスを示すタイミングチャートである。このシーケンスでは、画像領域を複数ブロック(Block1、Block2、……)に分割し、各ブロックにおける光量補正量(シェーディングデータ)に対応するPWM信号のデューティ比(Duty)が設定される。
前述したように、レーザ駆動電流ILDは、数式(1)、(2)に示すように制御される。例えばPWM信号のDutyが大きい場合、平滑化回路312のシェーディング電圧Vshdは大きくなり、レーザ駆動回路300は、レーザ発光光量が少なくなるように動作する。
平滑化回路312は、PWM信号を平滑化し、前述したシーケンスの中で、ブロック間の光量を滑らかに変化させる。すなわち、平滑化回路312は、PWM信号によって電圧スイッチ314がON/OFFすることで変化する入力電圧を平滑化する。
本実施形態では、平滑化回路312は、オペアンプを使用したアクティブフィルタ回路で構成され、このアクティブフィルタ回路によりPWM信号から周波数成分を除去し、PWM信号を平滑化処理する。アクティブフィルタのカットオフ周波数(遮断周波数)は、PWM信号の周波数をカットし、シェーディングブロックの周期となる空間周波数をパスするように設定される。平滑化回路312は、この動作によって、PWM信号のONあるいはOFFタイミングで光量が極端に変化することを抑制し、画像上で筋(スジ)やムラが発生することを防ぐ。
ここで、平滑化回路312は、所定の電圧範囲に入った信号に対し、平滑化動作を行う。即ち、平滑化可能な電圧未満、あるいは平滑化可能な電圧以上の電圧に対しては平滑化動作を行うことができない。平滑化回路312のような、オペアンプを使用したアクティブフィルタ回路では、オペアンプの電源電圧と入力電圧範囲によって、動作可能な電圧レベルが規定される。
そこで、本実施形態では、レーザ駆動回路300は、平滑化回路の入力電圧に対してバイアス電圧を印加し、アクティブフィルタが安定的に動作する範囲(動作可能範囲)に入力電圧が含まれるように(平滑化可能な電圧以上に含まれるように)、PWM信号の電圧レベル変換を行う。
(バイアス印加回路)
つぎに、バイアス印加回路313の設定方法を示す。図5は有効入力電圧範囲に対する平滑化回路312への入力信号を示すタイミングチャートである。
本実施形態のシェーディング回路は、PWM信号のレベル変換を行い、レベル変換された信号を平滑化し、シェーディング補正の補正量を制御する。
平滑化回路312の入力電圧は、電圧スイッチ314がONした時にAPC制御電圧Vapcとなり、電圧スイッチ314がOFFした時にバイアス電圧Vbiasとなる。
本実施形態のバイアス印加回路313は、抵抗の分圧によって電圧レベルVbiasを設定する。バイアス電圧Vbiasは、アクティブフィルタの動作可能な電圧範囲(有効入力電圧範囲)に入るような電圧レベルに設定される。
一方、レーザ駆動電流ILDが大きい場合、抵抗317に流れる電流が多くなり、抵抗317の端子間電圧が大きくなってしまう。本実施形態では、APC動作、シェーディング動作において、オペアンプの出力電圧がそれぞれ数式(1)、(2)の関係を満たす必要がある。ここで、電圧レベルVbiasは、レーザ駆動電流ILDが最大となった場合に発生する抵抗317の端子間電圧よりも、高い電圧となるように設定される。
(PWMのDuty補正方法)
レーザ駆動電流ILDは、前述したように、レベル変換が行われた電圧値と、PWM信号のデューティ比(Duty)とによって制御される。
一方、本方式によるシェーディング補正では、光量制御量につぎのような誤差が生じてしまう。その要因の1つとして、レーザ駆動電流に対する発光光量には、レーザ素子毎にばらつきがある。また、レベル変換動作や平滑化回路312の動作では、回路素子のばらつきが積み重なると、最終的なシェーディング電圧Vshdのレベルに誤差が生じてしまう。これらの要因によって、シェーディング補正光量に誤差が生じる。
そこで、本実施形態のシェーディング回路は、バイアス電圧Vbiasの電圧レベルに応じてPWM信号のDuty補正を行い、シェーディング補正光量を制御する。
具体的に、シェーディング回路は、PWM信号のDuty変化量に対する光量変化量を測定し、この測定された光量変化量からDutyに対する光量の補正係数(シェーディング補正係数K)を算出し、この補正係数をもとにDuty補正を行う。
ここで、Dutyに対する光量の測定と光量変化率(シェーディング補正係数K)の算出は、予め工場で行われ、メモリ308に記録されて出荷される。また、光量変化率は、画像形成時にメモリ308からCPU307によって読み出され、PWM信号生成部309に設定される。シェーディング補正係数Kは、数式(3)で表わされる。
シェーディング補正係数K = ΔDuty ÷ Δ光量
=(Duty1−Duty2)÷(P1−P2)……(3)
ここで、P1は、PWM信号のDutyをDuty1に設定した場合のレーザ光量である。同様に、P2は、PWM信号のDutyをDuty2に設定した場合のレーザ光量である。
図6はレーザ光量とPWM信号のデューティ比(Duty)の関係を示すグラフである。Duty1に設定した場合のレーザ光量P1は、Duty1よりデューティ比の大きいDuty2に設定した場合のレーザ光量P2に比べて大きい。
図7はシェーディング補正係数Kの書き込み処理手順を示すフローチャートである。このシェーディング補正係数Kの書き込み処理は、CPU307内の記憶媒体に格納されており、CPU307によって予め工場で実行される。この処理によって演算されたシェーディング補正係数Kはメモリ308に記録される。
CPU307は、PWM信号生成部309に対し、PWM信号のDutyをDuty1に設定し、レーザ301によるレーザ発光を開始する(ステップS1)。CPU307は、レーザ光量P1を測定する(ステップS2)。
CPU307は、PWM信号生成部309に対し、PWM信号のDutyをDuty2に設定し、レーザ301によるレーザ発光を開始する(ステップS3)。CPU307は、レーザ光量P2を測定する(ステップS4)。
CPU307は、測定値であるレーザ光量P1、P2からシェーディング補正係数Kを算出する(ステップS5)。CPU307は、算出されたシェーディング補正係数Kをメモリ308に書き込む(ステップS6)。この後、CPU307は本処理を終了する。
メモリ308に書き込まれたシェーディング補正係数Kは、シェーディング動作時、メモリ308から読み出され、PWM信号のDuty補正に用いられる。このメモリ308からのデータの読み出しとDuty補正は、CPU307によって行われる。
図8はPWM信号のシェーディング補正係数KおよびDuty設定値の設定手順を示すフローチャートである。このDuty設定値の設定処理プログラムは、CPU307内の記憶媒体に格納されており、CPU307によって画像形成前に実行される。
CPU307は、シェーディング補正開始後、まず、メモリ308からシェーディング補正係数Kを読み出す(ステップS11)。
ここで、各走査位置でのシェーディング補正光量は、工場で測定され、メモリ308に記録されている。この工場の工程では、被走査面上の光量分布プロファイルから、各シェーディングブロックのシェーディング補正光量の値が決定され、ブロック毎に割り当てられたアドレスにデータとして書き込まれる。
CPU307は、各ブロックのシェーディング補正光量をメモリ308から読み出す(ステップS12)。CPU307は、シェーディング補正係数Kとシェーディング補正光量とから、数式(4)に従って、Duty設定値を算出する(ステップS13)。
Duty設定値 = シェーディング補正係数K × 補正光量 …… (4)
CPU307は、算出された各シェーディングブロックのDuty設定値を、PWM信号生成部309に設定する(ステップS14)。この後、CPU307は本処理を終了する。
第1の実施形態の画像形成装置によれば、PWM信号にバイアス電圧を印加することで、アクティブフィルタが安定して動作する範囲に入力電圧をシフトさせることができる。これにより、平滑化動作を安定化させ、シェーディング動作による光量段差等の弊害の発生を防ぐことができる。また、入力電圧の制御量に対する出力電圧のリニアリティを確保することができ、PWM信号に対して光量を線形(リニア)に制御することが可能となる。
このように、PWM信号のデューティ比を制御することによりシェーディング補正を行う際、PWM信号のスイッチングに起因する濃度ムラの発生を防ぐとともに、安定的かつ高精度にシェーディング補正を行うことができる。また、簡単な回路構成で実現することができる。
また、レベル変換、平滑化などの回路素子やレーザ素子のばらつきにより発生する光量補正量のずれに対し、PWM信号のDutyを補正することで、所望の光量補正量に制御することができる。このDuty補正によって、レーザおよび回路の素子のばらつきに対し、シェーディング補正における補正光量を高精度に設定することができる。
すなわち、予め測定された光量変化率を用いて、PWM信号のデューティ比(Duty)を補正することで、例えばレーザ素子の特性や回路上の素子のばらつきに起因するシェーディング補正光量の誤差を簡易な方法で補正することができる。
また、バイアス電圧を印加するバイアス電圧回路によりPWM信号の電圧レベルをシフトするので、簡易な回路構成で電圧レベルの変換を行うことが可能となる。
なお、本実施形態では、PWM信号の電圧レベルを変換するものとして、バイアス電圧を印加する回路(バイアス電圧回路)について説明したが、増幅器等の振幅制御回路によってアクティブフィルタへの入力電圧の振幅を増減させるように調整してもよい。また、バイアス電圧回路および振幅制御回路(振幅調整手段)を併用してもよい。このように、PWM信号の振幅を増減させてレベル調整を行い、平滑化回路への入力電圧の振幅を一定にすることで、平滑化回路を安定的に動作させることができる。
[第2の実施形態]
第2の実施形態では、前記第1の実施形態のシェーディング補正回路において、画像濃度の検出結果を基にレーザ光量の調整を行う際、PWM信号のデューティ比(Duty)を補正する方法を示す。第2の実施形態の画像形成装置は、画像濃度の検出結果に基づき、レーザ光量を調整することにより画像濃度を一定に制御する機能を有する。
なお、第2の実施形態の画像形成装置の構成は前記第1の実施形態と同様であるので、その説明を省略する。画像形成装置(図1参照)は、中間転写体である感光ドラム102上(感光体上)で濃度検出を行う濃度検知センサ(図示せず)を備えており、この濃度検知センサの出力を用いて画像領域全体の光量を調整する。
レーザ光量の調整は、APCの目標光量の設定を変更することにより行われる。レーザ駆動回路300は、PD302の検出出力(発光光量検出量)と基準電圧を比較器304で比較し、この検出出力が基準電圧と一致するように、レーザ駆動電流を制御する。即ち、所定の光量でレーザ光が出射されるようにレーザ駆動電流を制御する。
本実施形態では、レーザ駆動回路300は、濃度検知センサによる濃度検出結果に基づき、発光光量検出量との比較が行われる基準電圧を設定することで、APC時のレーザ発光光量の目標値を設定する。このように、APCの目標光量を制御することによって、画像領域内の光量のオフセット量を制御することができる(オフセット量設定手段)。
ここで、上記光量制御によりレーザ光量が調整された場合、シェーディング補正の割合が変化するという問題があった。その要因の1つは、レーザ発光光量が変わることにより、APC制御電圧Vapcの値が変わることである。数式(2)から明らかなように、APC制御電圧Vapcが変わると、シェーディング補正電圧Vshdの値が変わるので、シェーディング補正量が変化してしまう。
図9は工場出荷時の光量P0に対し、濃度調整により光量P1となるようにレーザ発光光量を切り替えた場合のレーザ駆動電流とレーザ発光光量の関係を示すグラフである。ここで、工場出荷時に調整された光量をP0、APC制御電圧をVapc0とする。また、濃度調整時の光量をP1、APC制御電圧をVapc1とする。なお、レーザ駆動電流は数式(1)に示すように電圧(Vapc − Vbias)に対応する。
このとき、APC制御電圧Vapcの工場調整時に対する変化量ΔVapcは、数式(5)で表わされる。
Δ(Vapc−Vbias) = (P0−P1)×(Δレーザ駆動電流ILD / Δ光量) …… (5)
そこで、本実施形態のレーザ駆動回路300は、APC制御電圧Vapcの変化に応じてPWM信号のDutyを補正する。前述したように、シェーディング補正電圧Vshd、APC制御電圧Vapcおよびバイアス電圧Vbiasの関係は、数式(2)で表わされる。
レーザ駆動回路300は、APC制御電圧Vapcの変化量を算出し、この変化量に応じてデューティ比(Duty)を補正することで、シェーディング補正光量を一定に保つように制御する。
ここで、数式(5)で表わされるAPC制御電圧Vapcの変化量は、数式(6)で示されるシェーディング補正係数Kを代入すると、数式(7)で示されるようになる。
シェーディング補正係数K = Δレーザ駆動電流ILD / Δ光量 ……(6)
Δ(Vapc−Vbias) = (P0−P1)× シェーディング補正係数K ……(7)
ここで、数式(6)に示すシェーディング補正係数Kは、数式(3)に示すシェーディング補正係数Kと同じ測定で得られる係数である。数式(3)では、Dutyの変化率と光量の変化率との比率が計算されているが、本シェーディング回路の動作では、Dutyの変化率はレーザ駆動電流ILDの変化率と等しい。従って、数式(3)のシェーディング補正係数Kは、数式(6)のシェーディング補正係数Kの計算値と等しくなる。
また、もう1つの問題として、設定光量が変わることによって、シェーディング補正光量とAPC光量の比率が変化することである。本実施形態におけるシェーディング補正では、露光装置のレンズやミラーに起因する光量ムラを補正するので、補正光量はAPC光量に対して所望の比率になるように設定される必要がある。
図9に示すように、あるシェーディングブロックの光量がシェーディング補正率A%となるように設定された場合、レーザ駆動電流の制御量を光量P0、P1の比率に合わせて制御する必要がある。
前述したシェーディング補正係数Kに、光量P0、P1の比率を掛け合わせると、数式(8)に示すように、シェーディング補正係数K2が得られる。
シェーディング補正係数K2 = (P1/P0) × 1/Δ(Vapc−Vbias) × シェーディング補正係数K …… (8)
さらに、数式(8)で算出された補正係数K2を、Dutyにかけ合わせることで、Duty補正が行われる。従って、最終的なDuty設定値は、数式(9)で表わされる。
Duty設定値 = シェーディング補正係数K2 × 補正光量 …… (9)
上記演算は、前述した図8のステップS13における演算処理で行われ、この演算結果に基づき、PWM信号のDutyの設定が行われる。
第2の実施形態の画像形成装置によれば、装置内の濃度検出結果に基づき、光量の設定を変更する際、光量の変化量に対してDutyの補正を行うことで、シェーディング補正比率を一定に保つことができる。つまり、APC光量に対するシェーディング補正光量の比率が変わらないようにすることができる。また、この方式では、新たに光量検出回路や光量補正回路を追加することなく、補正が可能となる。
このように、光量のオフセット量が初期値から変化しても、常に一定の比率でシェーディング補正を行うことができる。また、PWM信号のデューティ比(Duty)を補正することで、複雑な回路を追加することなく、一定の比率でシェーディング補正が可能となる。
なお、本発明は、上記実施形態の構成に限られるものではなく、特許請求の範囲で示した機能、または本実施形態の構成が持つ機能が達成できる構成であればどのようなものであっても適用可能である。
例えば、上記実施形態では、オフセット量を設定する際、濃度検知センサによって感光ドラム上の画像の濃度を検知し、その検知結果を用いたが、画像の濃度の代わりに、感光ドラム上の電位を検知し、その検知結果を用いるようにしてもよい。
また、本発明の画像形成装置として、本来の印刷装置、印刷機能を有するファクシミリ装置、印刷機能、コピー機能、スキャナ機能等を有する複合機(MFP)であってもよいことは勿論である。
また、上記実施形態では、電子写真方式の画像形成装置として、カラー画像形成装置について説明したが、モノクロ画像形成装置に適用されてもよい。
上記実施形態では、画像形成装置として、YMCBk各色に対応する感光ドラムを使用し、この感光ドラム上に坦持された各色のトナー像を順次記録媒体に重ねて転写する画像形成装置を例示している。しかし、この転写方式に限定されるものではなく、中間転写体を使用し、この中間転写体に各色のトナー像を順次重ねて転写し、この中間転写体に担持されたトナー像を記録媒体に一括して転写する画像形成装置であってもよい。
また、上記実施形態に記載されている構成部品の形状、それらの相対配置などは、本発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものであり、本発明の範囲は上記例示するもののみに限定されものではない。
また、本発明は、露光装置として、画像形成装置に限らず、種々の電子機器に適用可能である。
本発明は、電子写真方式のプリンタや複写機などに利用可能である。
300 レーザ駆動回路
302 フォトダイオード
304 比較器
305 APC回路
309 PWM信号生成部
312 平滑化回路
313 バイアス印加回路

Claims (5)

  1. 感光体と、
    前記感光体に潜像を形成するためにレーザ光を出射するレーザ光源と、
    前記レーザ光が前記感光体上を走査するように前記レーザ光を偏向する偏向手段と、
    前記レーザ光を前記感光体に導く光学手段と、
    前記レーザ光源から前記レーザ光を出射させるために前記レーザ光源に駆動電流を供給する駆動手段と、
    前記レーザ光を前記レーザ光の走査方向における前記レーザ光の露光位置に応じた光量に制御するために、前記露光位置に応じて前記レーザ光源に供給する前記駆動電流の値を補正する補正手段と、を有し、
    前記補正手段は、
    前記露光位置に対応したデューティー比のパルス信号を出力する信号出力手段と、
    前記信号出力手段から所定の電圧範囲内に含まれる電圧のパルス信号が入力されることによって、設定されたカットオフ周波数に基づいて前記パルス信号の周波数成分を除去し、当該周波数成分が除去された前記パルス信号を平滑化するアクティブフィルタと、
    前記信号出力手段から前記アクティブフィルタに入力される前記パルス信号の電圧を前記所定の電圧範囲内に変換する電圧変換手段と、
    前記信号出力手段から出力される前記パルス信号のデューティー比を前記電圧変換手段による電圧変換量に応じて調整する調整手段と、を備え、
    前記補正手段は、前記アクティブフィルタにより平滑化された信号によって前記駆動電流の値を補正することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記パルス信号のデューティー比を前記走査方向における前記露光位置に応じて制御する制御データを複数の前記露光位置に記憶する記憶手段を備え、
    前記信号出力手段は、前記記憶手段に記憶された前記制御データに基づいて前記パルス信号のデューティー比を前記複数の露光位置夫々に応じて制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記電圧変換手段は、前記アクティブフィルタに入力される前記パルス信号の振幅を増減させる振幅調整回路を備えることを特徴とする請求項1は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記レーザ光源からのレーザ光の光量を検知する検知手段と、
    前記検知手段によって検知される前記レーザ光の光量が目標光量となるように前記レーザ光の光量を制御するための光量制御電圧を制御し、当該光量制御電圧に基づいて前記駆動電流を制御する電流制御手段と、
    前記電流制御手段と前記アクティブフィルタの間に配置され、前記パルス信号に応じてオン/オフされるスイッチと、を備え、
    前記パルス信号に応じて前記スイッチがオンされることによって、前記光量制御電圧は前記電圧変換手段によって電圧が変換されて前記アクティブフィルタに入力されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記調整手段は、前記電圧変換手段による電圧変換量に対応した、前記走査方向における前記感光体上の露光位置夫々における前記レーザ光の光量が、前記目標光量から乖離しないように前記パルス信号のデューティー比を調整することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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