JP5646976B2 - 光パケット交換装置および光パケット交換システム - Google Patents

光パケット交換装置および光パケット交換システム Download PDF

Info

Publication number
JP5646976B2
JP5646976B2 JP2010274289A JP2010274289A JP5646976B2 JP 5646976 B2 JP5646976 B2 JP 5646976B2 JP 2010274289 A JP2010274289 A JP 2010274289A JP 2010274289 A JP2010274289 A JP 2010274289A JP 5646976 B2 JP5646976 B2 JP 5646976B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical
packet
density
relay
optical packet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010274289A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012124731A (ja
Inventor
森 昌太
昌太 森
佐藤 玲子
玲子 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Telecom Networks Ltd
Original Assignee
Fujitsu Telecom Networks Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Telecom Networks Ltd filed Critical Fujitsu Telecom Networks Ltd
Priority to JP2010274289A priority Critical patent/JP5646976B2/ja
Priority to US13/046,599 priority patent/US8705958B2/en
Publication of JP2012124731A publication Critical patent/JP2012124731A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5646976B2 publication Critical patent/JP5646976B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q11/00Selecting arrangements for multiplex systems
    • H04Q11/0001Selecting arrangements for multiplex systems using optical switching
    • H04Q11/0005Switch and router aspects
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J14/00Optical multiplex systems
    • H04J14/02Wavelength-division multiplex systems
    • H04J14/0227Operation, administration, maintenance or provisioning [OAMP] of WDM networks, e.g. media access, routing or wavelength allocation
    • H04J14/0254Optical medium access
    • H04J14/0272Transmission of OAMP information
    • H04J14/0275Transmission of OAMP information using an optical service channel
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q11/00Selecting arrangements for multiplex systems
    • H04Q11/0001Selecting arrangements for multiplex systems using optical switching
    • H04Q11/0062Network aspects
    • H04Q11/0066Provisions for optical burst or packet networks
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q11/00Selecting arrangements for multiplex systems
    • H04Q11/0001Selecting arrangements for multiplex systems using optical switching
    • H04Q11/0005Switch and router aspects
    • H04Q2011/0037Operation
    • H04Q2011/0039Electrical control
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q11/00Selecting arrangements for multiplex systems
    • H04Q11/0001Selecting arrangements for multiplex systems using optical switching
    • H04Q11/0005Switch and router aspects
    • H04Q2011/0037Operation
    • H04Q2011/0049Crosstalk reduction; Noise; Power budget

Description

本発明は、光パケット信号に付与された方路情報に従って光スイッチを切り替えることにより、光パケット単位でのパケット交換を可能とする光パケット交換方式に関する。
波長分割多重(WDM:Wavelength Division Multiplexing)を用いた光伝送システムにおいて、波長選択スイッチ(WSS:wavelength selective switch)等を用いることで、波長単位のパス切替を行う技術が実用化されている。その次の技術として、切替を行う単位を例えばIPパケット(10GEther(10 Gigabit Ethernet(登録商標))信号等)一つ一つという細かい単位とし、各々を光パケットという形式に変換して、超高速の光スイッチで方路切り替えを行う光パケット交換方式が検討されている(例えば、特許文献1参照)。
IPパケットはデータが存在しない間は有意な情報が転送されておらず、その分だけ帯域が無駄になっているが、光パケット交換方式が実現すれば、データが存在しない時間帯を別のパケットが占有できることになる。従って、光パケット交換方式は、伝送路の帯域利用効率を飛躍的に高める可能性があり、将来の技術として有望視されている。
特開2008−235986号公報
ところで、エルビウム添加光ファイバ増幅器(EDFA:Erbium Doped Fiber Amplifier)はWDMシステムにおいては必須の光デバイスである。光パケット伝送システムにおいても、伝送距離やスイッチ段数を増やした場合には、光パケットスイッチの入力側や出力側にEDFAを設け、損失を補償する必要がある。
図1(a)(b)は、光パス伝送における光信号と、光パケット伝送における光パケット信号とを比較するための図である。図1(a)は、光パス伝送における光信号を示し、図1(b)は、光パケット伝送における光パケット信号を示す。光パス伝送の場合には、伝送される光信号は常時マーク率50%の状態が保証されているので、光パワーは一定である。これに対し、光パケット信号の場合、パケット毎にパケット長が変わるので、光信号が存在する時間帯と、存在しない時間帯とがある。本明細書では、光パケットが存在する比率を表す指標として、「パケット密度」を定義する。パケット密度は、パケット長/パケット間隔で定義される。光パス伝送における光信号は、パケット密度100%となる。
パケット密度が下がっていくと、光パワーの平均値は下がっていくこととなる。このとき、EDFAの利得がパケット密度に依存して変動する、という現象が発生する。EDFAは励起光のパワーが誘導放出を通じて信号光に乗り移ることで増幅利得を得ているため、信号光の平均光パワーが高くなると、励起光のパワーが不足してきて利得が減少するのである。
このような現象が生ずる結果、入力光パケット信号のピークパワーは一定であるが、パケット密度が時間的に変動するという状況において、EDFAの光利得が変動し、出力光パケット信号のピークパワーが変動するという事象が発生する。同様なEDFAを多段通過すれば、その変動は単純累積する。例えば、EDFA1段あたり1dBの変動であれば、10段通過すると10dBという大きな変動となり得る。このような大きなピークパワーの変動は、光パケット信号を受信する光受信器のエラーレート特性に悪影響を与える可能性がある。
通常、光パス伝送ではこのような事象が起こらないよう、EDFAの入出力パワーを測定し、増幅利得が一定になるように励起光パワーを自動調整する利得一定制御(AGC:Automatic Gain Control)が行われる。しかし、光パケット伝送の場合は、パケット密度が、例えば0.01%〜100%といった様に変化した場合を考えると、それだけで10000倍(40dB)ものダイナミックレンジとなってしまう。この広いダイナミックレンジに渡って光モニタ回路の精度を確保することは困難であり、光パス伝送と同じ技術を適用するのは容易ではない。
EDFAのキャリア緩和時間は、数ms程度である。光パケットは、可変長であるため一概には言えないが、ns〜us程度とそれよりも短時間であるため、パケット一つ一つではなく、ms程度のオーダで観測したときのパケット密度に依存して利得が変動するといえる。
ここまで、EDFAの利得変動特性について述べてきたが、同様な光利得が変動する事象は、別の動作原理で光増幅を行う半導体光増幅器(SOA:Semiconductor Optical Amplifier)においても発生する。半導体光増幅器は、半導体レーザと同じく半導体の活性層に電流注入し、電子とホールが再結合する際に発生する誘導放出を利用して信号光を増幅するという原理を用いている。半導体レーザでは反射鏡等によって共振器を形成するが、半導体光増幅器では無反射処理とアイソレータによって入力ポートから出力ポートに通過する単一伝搬のみを許容する構造となっている。
半導体活性層は、駆動電流が増加するとその発熱によって利得が減少するという事象が発生する。実際にはペルチェクーラを用いて冷却を行うため、その影響は低減されるものの、駆動電流オンの状態が連続した場合と、殆どの時間はオフで時々オンになるという場合とでは、同じ駆動電流であったとしても増幅利得に差が発生する。
光パス伝送の場合は、半導体光増幅器の入出力パワーを測定し、利得一定制御を行うことができる。しかし、光パケット伝送の場合には、EDFAの場合と同じく利得一定制御を行うことは容易ではない。
駆動電流のオンとオフの比率とは、すなわちパケット密度である。パケット密度と利得の関係は、図2と類似した関係となる。ただし、半導体光増幅器の応答時間は、活性領域の温度応答時間で決まるため、EDFAとは異なる。応答時間は、実際には駆動電流や、ペルチェ冷却駆動能力、放熱構造等の設計に依存するため一概には言えないが、一般には温度応答なので秒〜分程度の値になると考えられる。但し、応答特性については省電力、低発熱、小型のデバイスが開発され、熱容量が小さくなれば、もっと早い特性となることも考えられる。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、光増幅器を有する光パケット交換装置において、光パケット信号のピークパワーを安定化できる技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の光パケット交換装置は、入力された光パケット信号の方路を切り替えて出力する光パケットスイッチと、光パケットスイッチに入力される光パケット信号のパケット密度および/または光パケットスイッチから出力される光パケット信号のパケット密度を検出するパケット密度監視部と、光パケットスイッチの入力側および/または出力側に設けられた光増幅器と、光増幅器の前段または後段に設けられた可変光減衰器と、光増幅器が有するパケット密度に対する利得特性を記憶する記憶部と、パケット密度および利得特性に基づいて、光増幅器におけるパケット密度変動による利得変動を補償するように可変光減衰器の減衰量を制御する制御部とを備える。
光増幅器および可変光減衰器は、当該光パケット交換装置の入力ポートおよび/または出力ポートごとに設けられており、パケット密度監視部は、入力ポートおよび/または出力ポートごとにパケット密度を検出し、制御部は、入力ポートおよび/または出力ポートごとに可変光減衰器の減衰量を制御してもよい。
パケット密度監視部は、光パケット信号の入力および/または出力回数と、パケット長とに基づいて、パケット密度を算出してもよい。
光増幅器はEDFAであり、該EDFAにおける励起光のパワーは一定に設定されてもよい。また、光増幅器は半導体光増幅器であり、該半導体光増幅器の駆動電流は一定に設定されてもよい。
本発明の別の態様もまた、光パケット交換装置である。この装置は、入力された光パケット信号の方路を切り替えて出力する光パケットスイッチと、光パケットスイッチに入力される光パケット信号のパケット密度および/または光パケットスイッチから出力される光パケット信号のパケット密度を検出するパケット密度監視部と、光パケットスイッチの入力側および/または出力側に設けられたEDFAと、EDFAが有するパケット密度に対する利得特性を記憶する記憶部と、パケット密度および利得特性に基づいて、EDFAの利得が一定となるように励起光のパワーを制御する制御部とを備える。
本発明のさらに別の態様もまた、光パケット交換装置である。この装置は、入力された光パケット信号の方路を切り替えて出力する光パケットスイッチと、光パケットスイッチに入力される光パケット信号のパケット密度および/または光パケットスイッチから出力される光パケット信号のパケット密度を検出するパケット密度監視部と、光パケットスイッチの入力側および/または出力側に設けられた半導体光増幅器と、半導体光増幅器が有するパケット密度に対する利得特性を記憶する記憶部と、パケット密度および利得特性に基づいて、半導体光増幅器の利得が一定となるように駆動電流を制御する制御部と、を備える。
本発明のさらに別の態様もまた、光パケット交換装置である。この装置は、入力された光パケット信号の方路を切り替えて出力する光パケットスイッチと、光パケットスイッチに入力される光パケット信号のパケット密度および/または光パケットスイッチから出力される光パケット信号のパケット密度を検出するパケット密度監視部と、光パケットスイッチの入力側および/または出力側に設けられたEDFAと、EDFAの前段または後段に設けられた可変光減衰器と、EDFAが有するパケット密度に対する利得特性と、パケット密度に対する利得の波長特性とを記憶する記憶部と、パケット密度および利得の波長特性に基づいて、EDFAにおけるパケット密度変動による利得の波長特性変動を補償するように励起光のパワーを制御すると共に、パケット密度および利得特性に基づいて、EDFAにおけるパケット密度変動による利得変動を補償するよう可変光減衰器の減衰量を制御する制御部とを備える。
本発明のさらに別の態様は、光パケット交換システムである。この光パケット交換システムは、上述の光パケット交換装置と、光パケット交換装置からの光パケット信号を中継増幅する光パケット中継装置とを備える。光パケット交換装置は、パケット密度監視部により検出されたパケット密度を光パケット中継装置に転送する転送部をさらに備える。光パケット中継装置は、入力された光パケット信号を増幅する中継用光増幅器と、中継用光増幅器の前段または後段に設けられた中継用可変光減衰器と、中継用光増幅器が有するパケット密度に対する利得特性を記憶する中継用記憶部と、光パケット交換装置からのパケット密度および利得特性に基づいて、中継用光増幅器におけるパケット密度変動による利得変動を補償するように中継用可変光減衰器の減衰量を制御する中継用制御部とを備える。
転送部は、光パケット信号とは波長の異なる監視制御信号を用いて、パケット密度情報を転送してもよい。
当該光パケット交換システムは、複数の光パケット中継装置を備えてもよい。光パケット中継装置は、受信したパケット密度情報を後段の光パケット中継装置に転送するための転送部をさらに備えてもよい。
本発明のさらに別の態様もまた、光パケット交換システムである。この光パケット交換システムは、上述の光パケット交換装置と、光パケット交換装置からの光パケット信号を中継増幅する光パケット中継装置とを備える。光パケット交換装置は、パケット密度監視部により検出されたパケット密度情報を光パケット中継装置に転送する転送部をさらに備える。光パケット中継装置は、入力された光パケット信号を増幅する中継用EDFAと、中継用EDFAが有するパケット密度に対する利得特性を記憶する中継用記憶部と、光パケット交換装置からのパケット密度および利得特性に基づいて、中継用EDFAの利得が一定となるように励起光のパワーを制御する中継用制御部とを備える。
本発明のさらに別の態様もまた、光パケット交換システムである。この光パケット交換システムは、光パケット交換装置と、光パケット交換装置からの光パケット信号を中継増幅する光パケット中継装置とを備える。光パケット交換装置は、パケット密度監視部により検出されたパケット密度情報を光パケット中継装置に転送する転送部をさらに備える。光パケット中継装置は、入力された光パケット信号を増幅する中継用半導体光増幅器と、中継用半導体光増幅器が有するパケット密度に対する利得特性を記憶する中継用記憶部と、光パケット交換装置からのパケット密度および利得特性に基づいて、中継用半導体光増幅器の利得が一定となるように駆動電流を制御する中継用制御部とを備える。
本発明のさらに別の態様もまた、光パケット交換システムである。この光パケット交換システムは、上述の光パケット交換装置と、光パケット交換装置からの光パケット信号を中継増幅する光パケット中継装置とを備える。光パケット交換装置は、パケット密度監視部により検出されたパケット密度情報を光パケット中継装置に転送する転送部をさらに備える。光パケット中継装置は、入力された光パケット信号を増幅する中継用EDFAと、中継用EDFAの前段または後段に設けられた中継用可変光減衰器と、中継用EDFAが有するパケット密度に対する利得特性と、パケット密度に対する利得の波長特性とを記憶する中継用記憶部と、パケット密度および利得の波長特性に基づいて、EDFAにおけるパケット密度変動による利得の波長特性変動を補償するように励起光のパワーを制御すると共に、パケット密度および利得特性に基づいて、中継用EDFAにおけるパケット密度変動による利得変動を補償するよう中継用可変光減衰器の減衰量を制御する中継用制御部とを備える。
本発明のさらに別の態様は、光パケット交換装置からの光パケット信号を中継増幅する光パケット中継装置である。この光パケット中継装置は、入力された光パケット信号を増幅する中継用光増幅器と、中継用光増幅器の前段または後段に設けられた中継用可変光減衰器と、中継用光増幅器が有するパケット密度に対する利得特性を記憶する中継用記憶部と、光パケット交換装置からのパケット密度情報を受信する受信部と、パケット密度および利得特性に基づいて、中継用光増幅器におけるパケット密度変動による利得変動を補償するように中継用可変光減衰器の減衰量を制御する中継用制御部とを備える。
光パケット中継装置は、受信したパケット密度情報を後段の光パケット中継装置に転送するための転送部をさらに備えてもよい。
本発明のさらに別の態様もまた、光パケット交換装置からの光パケット信号を中継増幅する光パケット中継装置である。この光パケット中継装置は、入力された光パケット信号を増幅する中継用EDFAと、中継用EDFAが有するパケット密度に対する利得特性を記憶する中継用記憶部と、光パケット交換装置からのパケット密度情報を受信する受信部と、パケット密度および利得特性に基づいて、中継用EDFAの利得が一定となるように励起光のパワーを制御する中継用制御部とを備える。
本発明のさらに別の態様もまた、光パケット交換装置からの光パケット信号を中継増幅する光パケット中継装置である。この光パケット中継装置は、光パケット交換装置からの光パケット信号を中継増幅する光パケット中継装置であって、入力された光パケット信号を増幅する中継用半導体光増幅器と、中継用半導体光増幅器が有するパケット密度に対する利得特性を記憶する中継用記憶部と、光パケット交換装置からのパケット密度情報を受信する受信部と、パケット密度および利得特性に基づいて、中継用半導体光増幅器の利得が一定となるように駆動電流を制御する中継用制御部とを備える。
本発明のさらに別の態様もまた、光パケット交換装置からの光パケット信号を中継増幅する光パケット中継装置である。この光パケット中継装置は、入力された光パケット信号を増幅する中継用EDFAと、中継用EDFAの前段または後段に設けられた中継用可変光減衰器と、中継用EDFAが有するパケット密度に対する利得特性と、パケット密度に対する利得の波長特性とを記憶する中継用記憶部と、光パケット交換装置からのパケット密度情報を受信する受信部と、パケット密度および利得の波長特性に基づいて、EDFAにおけるパケット密度変動による利得の波長特性変動を補償するように励起光のパワーを制御すると共に、パケット密度および利得特性に基づいて、中継用EDFAにおけるパケット密度変動による利得変動を補償するよう中継用可変光減衰器の減衰量を制御する中継用制御部とを備える。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を装置、方法、システム、プログラム、プログラムを格納した記録媒体などの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、光増幅器を有する光パケット交換装置において、光パケット信号のピークパワーを安定化できる。
図1(a)(b)は、光パス伝送における光信号と、光パケット伝送における光パケット信号とを比較するための図である。 本発明の第1の実施形態に係る光パケット交換装置を示す図である。 パケット密度に対する利得特性の一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る光パケット交換装置を示す図である。 EDFAの利得の波長特性とパケット密度の関係の一例を示す図である。 本発明の第3の実施形態に係る光パケット交換装置を示す図である。 本発明の第4の実施形態に係る光パケット交換システムを示す図である。 光パケット交換システムの構成を説明するための図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形態に係る光パケット交換装置について説明する。
(第1の実施形態)
図2は、本発明の第1の実施形態に係る光パケット交換装置10を示す。図2に示すように、光パケット交換装置10は、光パケットスイッチ12と、光スイッチ制御部14と、第1光カプラ16と、第2光カプラ18と、第1光遅延線20と、第2光遅延線22と、第1入力側光増幅器24と、第2入力側光増幅器26と、第1入力側可変光減衰器(VOA:Variable Optical Attenuator)28と、第2入力側可変光減衰器30と、第1出力側光増幅器32と、第2出力側光増幅器34と、第1出力側可変光減衰器36と、第2出力側可変光減衰器38と、入力側パケット密度監視部66と、出力側パケット密度監視部70と、入力側VOA制御部68と、出力側VOA制御部72と、記憶部74とを備える。
本実施形態に係る光パケット交換装置10は、2入力×2出力の光パケット交換装置である。光伝送路を経由して第1入力部40に入射した光パケット信号は、第1入力側光増幅器24で増幅された後、第1入力側光増幅器24の後段に設けられた第1入力側可変光減衰器28を通過し、第1光カプラ16に入力される。第1光カプラ16は、光パケット信号を2つに分岐する。分岐された一方の光パケット信号は、第1光遅延線20を介して光パケットスイッチ12の第1入力ポート12aに入力される。他方の光パケット信号は、光スイッチ制御部14に入力される。
また、別の光伝送路を経由して第2入力部42に入射した光パケット信号は、第2入力側光増幅器26で増幅された後、第2入力側光増幅器26の後段に設けられた第2入力側可変光減衰器30を通過し、第2光カプラ18に入力される。第2光カプラ18は、光パケット信号を2つに分岐する。分岐された一方の光パケット信号は、第2光遅延線22を介して光パケットスイッチ12の第2入力ポート12bに入力される。他方の光パケット信号は、光スイッチ制御部14に入力される。
光スイッチ制御部14は、入力された光パケット信号から方路情報を抽出し、該方路情報に応じて光パケットスイッチ12に対して制御信号を出力する。図2に示すように、光スイッチ制御部14は、第1光電変換部56と、第2光電変換部58と、第1解析部60と、第2解析部62と、出力競合判定部64とを備える。
第1光電変換部56は、第1光カプラ16から受信した光パケット信号を電気信号に変換する。また、第2光電変換部58は、第2光カプラ18から受信した光パケット信号を電気信号に変換する。
第1解析部60は、第1光電変換部56から受信したパケット信号のヘッダを解析し、方路情報を検出する。また、第2解析部62は、第2光電変換部58から受信したパケット信号のヘッダを解析し、方路情報を検出する。
出力競合判定部64は、第1解析部60および第2解析部62の解析結果に基づいて光パケットの通過・破棄を判定し、該判定結果に基づいて光パケットスイッチ12に光スイッチ制御信号を出力する。例えば、第1入力ポート12aと第2入力ポート12bにそれぞれ光パケットが入力され、それら2つの光パケットを第1出力ポート12cに出力する場合を考える。この場合、出力競合判定部64は、2つの光パケットが競合しているか否かを判定する。言い換えると、2つの光パケットが時間的に重なっているか否かを判定する。2つの光パケットが競合している場合、先に到着した光パケットを通過させ、後の光パケットを破棄する。
光パケットスイッチ12は、2×2の光スイッチである。本実施形態において、光パケットスイッチ12は、半導体光増幅器を用いた光ゲートスイッチを使用している。光パケットスイッチとしては、他にPLZT(チタン酸ジルコン酸鉛(PZT)にランタンをドープした薄膜)を用いたもの等を使用できる。光パケットスイッチ12は、光スイッチ制御部14からの光スイッチ制御信号によりオン/オフを制御され、入力された光パケット信号の方路を切り替えて出力する。
第1光遅延線20、第2光遅延線22は、光スイッチ制御部14が光スイッチ制御信号を生成するのに要する時間だけ、分岐した一方の光パケット信号を遅延させる。第1光遅延線20、第2光遅延線22により、光パケット信号が光パケットスイッチ12に到着するタイミング合わせて、光パケットスイッチ12のオン/オフを制御できる。
光パケットスイッチ12の第1出力ポート12cから出力された光パケット信号は、第1出力側光増幅器32で増幅された後、第1出力側光増幅器32の後段に設けられた第1出力側可変光減衰器36を通過し、第1出力部48から光伝送路に出力される。また、光パケットスイッチ12の第2出力ポート12dから出力された光パケット信号は、第2出力側光増幅器34で増幅された後、第2出力側光増幅器34の後段に設けられた第2出力側可変光減衰器38を通過し、第2出力部50から別の光伝送路に出力される。
本実施形態では、第1入力側光増幅器24、第2入力側光増幅器26、第1出力側光増幅器32および第2出力側光増幅器34として、EDFAを用いている。各EDFAの励起光のパワーは、それぞれのEDFAについて設けられた第1入力側励起パワー設定部44、第2入力側励起パワー設定部46、第1出力側励起パワー設定部52、第2出力側励起パワー設定部54により一定に設定される。このように、本実施形態では、光増幅器の制御方法として、利得一定制御(AGC:Automatic Gain Control)や出力レベル一定制御(ALC:Automatic Level Control)ではなく、励起光のパワーを所定値の固定する制御方法をとっている。これは、光パケット信号の場合、パケット密度が変動するので光パワーモニタを正確に行うことが難しいためである。
また、本実施形態では、第1入力側可変光減衰器28、第2入力側可変光減衰器30、第1出力側可変光減衰器36および第2出力側可変光減衰器38として、磁気光学型の可変光減衰器を用いている。各可変光減衰器としては、ms程度の応答速度を持つものであれば、原理を問わず用いることができる。例えば、磁気光学型の他に、熱光学型やMEMS型などの可変光減衰器も適用できる。
入力側パケット密度監視部66は、光パケットスイッチ12の第1入力ポート12aに入力する光パケット信号のパケット密度を検出する。また、入力側パケット密度監視部66は、光パケットスイッチ12の第2入力ポート12bに入力する光パケット信号のパケット密度を検出する。入力側パケット密度監視部66には、第1解析部60および第2解析部62から光パケット信号のヘッダ解析の結果得られる光パケットの入力回数およびパケット長の情報が入力される。入力側パケット密度監視部66は、光パケットの入力回数およびパケット長を基にパケット密度を算出する。このようにして、光パケットスイッチ12の入力ポートごとに独立してパケット密度が検出される。
出力側パケット密度監視部70は、光パケットスイッチ12の第1出力ポート12cから出力される光パケット信号のパケット密度を検出する。また、出力側パケット密度監視部70は、光パケットスイッチ12の第2出力ポート12dから出力される光パケット信号のパケット密度を検出する。出力側パケット密度監視部70には、出力競合判定部64から通過可とされた光パケットの出力回数およびパケット長の情報が入力される。出力側パケット密度監視部70は、光パケットの出力回数およびパケット長を基にパケット密度を算出する。このようにして、光パケットスイッチ12の出力ポートごとに独立してパケット密度が検出される。
パケットの入力回数、出力回数をカウントするために、入力ポート、出力ポートごとに累積パケットバイト数カウンタが用意される。入力パケットについては、パケットを受信する都度、そのパケットのバイト数を入力ポートの累積パケットバイト数カウンタに加算する。出力パケットについては、光パケットスイッチを通過してその出力ポートに転送される度に、その出力ポートの累積パケットバイト数カウンタに加算する。このとき、破棄されたパケットについては加算を行わない。そして、利得補償したい光増幅器の応答時間と同等程度の時間(EDFAの場合は5ms程度)その値を保持すると共に、累積カウンタはリセットして次の時間のカウントを再開する。
以下に、パケット密度を算出するための式を示す。
パケット密度=カウンタ値[Byte]/(保持時間[s]×ビットレート[bit/s]/8)
例えば、カウンタ値150000[Byte]、保持時間5ms、ビットレート10Gbpsならば、パケット密度=150000/(5*10-3*10*109/8)=0.024=2.4%となる。
記憶部74は、第1入力側光増幅器24、第2入力側光増幅器26、第1出力側光増幅器32および第2出力側光増幅器34が有する、パケット密度に対する利得特性を記憶する。
図3は、パケット密度に対する利得特性の一例を示す。図3において、横軸はEDFAに入力される光パケット信号のパケット密度を表し、縦軸はEDFAの光利得を表す。図3の利得特性において、励起光のパワーは一定である。図3に示すように、EDFAの光利得は、パケット密度が低い場合にはある一定のレベルで飽和するが、パケット密度が高くなると徐々に減少する。
記憶部74に記憶される各光増幅器の利得特性は、例えば装置起動時などに予め測定される。各光増幅器の利得特性のばらつきが小さい場合には、一つの光増幅器について利得特性が測定されてもよい。また、光増幅器ごとに利得特性のばらつきが大きい場合には、各光増幅器について利得特性が測定されることが好ましい。
入力側VOA制御部68は、入力側パケット密度監視部66で検出されたパケット密度情報と、記憶部74に記憶されたパケット密度に対する利得特性とに基づいて、第1入力側光増幅器24、第2入力側光増幅器26におけるパケット密度変動による利得変動を補償するよう第1入力側可変光減衰器28、第2入力側可変光減衰器30の減衰量を制御する。これにより、第1入力側光増幅器24、第2入力側光増幅器26におけるパケット密度変動による利得変動が補償されるので、光パケット信号のピークパワーを、パケット密度によらず安定化することができる。
例えば、第1入力部40に入力する光パケット信号のパケットの密度がA%であり、そのときの第1入力側光増幅器24の利得がXdBであったとする。その後、パケット密度がB%に上昇して利得がYdBに低下したとすると、第1入力側光増幅器24の利得は、X−YdB低下している。入力側VOA制御部68は、この利得の低下分をパケット密度情報と利得特性とから求め、該利得低下分が相殺されるように第1入力側可変光減衰器28の減衰量を低下させる。これにより、光パケット信号のピークパワーを、パケット密度によらず一定とすることができる。
出力側VOA制御部72は、出力側パケット密度監視部70で検出されたパケット密度情報と、記憶部74に記憶されたパケット密度に対する利得特性とに基づいて、第1出力側光増幅器32、第2出力側光増幅器34におけるパケット密度変動による利得変動を補償するよう第1出力側可変光減衰器36、第2出力側可変光減衰器38の減衰量を制御する。これにより、第1出力側光増幅器32、第2出力側光増幅器34におけるパケット密度変動による利得変動が補償されるので、光パケット信号のピークパワーを、パケット密度によらず安定化することができる。
通常、可変光減衰器の減衰量は入出力の光パワーをモニタで検出して行われるが、上述したように、光パケット信号の場合は光パワーを検出するのが困難である。そこで、各可変光減衰器の減衰量の初期値は、予め可変光減衰器の制御電圧もしくは制御電流に対する減衰量の特性を測定しておき、設定したい減衰量を実現すると推定される制御電圧もしくは制御電流に設定することで決定する。
上述の第1の実施形態では、各光増幅器としてEDFAを用いたが、EDFAに代えて半導体光増幅器を用いてもよい。この場合、半導体光増幅器に与える駆動電流を一定とする。また、記憶部74は、半導体光増幅器のパケット密度に対する利得特性を記憶する。
光増幅器をEDFAとした場合、EDFAのキャリア緩和時間は数ms程度であるため、可変光減衰器の減衰量の制御周期は同程度とすればよい。この速度は現在入手可能な可変光減衰器で実現可能なものである。また、半導体光増幅器の温度特性の応答はEDFAよりも遅いので、半導体光増幅器を用いた場合も現在入手可能な可変光減衰器で実現可能である。
光パケット交換装置10においては、パケット交換が行われることによって、例えば第1入力ポート12aから第2出力ポート12dに抜ける光パケットもあれば、第2入力ポート12bから第1出力ポート12cに抜ける光パケットもある。また、一つの出力ポートに輻輳して破棄される光パケットもある。従って、各ポートを通過する光パケット信号のパケット密度は独立に変化する。よって、本実施形態にように、各入出力ポートごとにパケット密度を検出し、対応するVOAを制御する構成とすることが望ましい。
上述の第1の実施形態では、各可変光減衰器を各光増幅器の後段に設けた。このような構成することで、光増幅器への入力パワーを極力高い状態に維持できるので、信号対雑音比の観点で有利である。しかしながら、可変光減衰器は光増幅器の前段に設けられてもよい。この場合も、パケット密度情報と利得特性とに基づいて後段の光増幅器におけるパケット密度変動による利得変動を補償するように可変光減衰器の減衰量を制御することで、光増幅器から出力される光パケット信号のピークパワーを、パケット密度によらず安定化することができ、高品質な光パケット交換機能を提供できる。
(第2の実施形態)
図4は、本発明の第2の実施形態に係る光パケット交換装置10を示す。本実施形態において、第1の実施形態に係る光パケット交換装置と同一または対応する構成要素については、同一の符号を付し、詳細な説明を適宜省略する。
本実施形態に係る光パケット交換装置10において、第1入力側光増幅器24、第2入力側光増幅器26、第1出力側光増幅器32および第2出力側光増幅器34は、EDFAである。また、記憶部74は、各EDFAが有するパケット密度に対する利得特性を記憶する。
本実施形態に係る光パケット交換装置10は、第1の実施形態における入力側VOA制御部68、出力側VOA制御部72に代えて、入力側光増幅器制御部69、出力側光増幅器制御部73を備える。
入力側光増幅器制御部69は、入力側パケット密度監視部66で検出されたパケット密度情報と、記憶部74に記憶された利得特性とに基づいて、第1入力側光増幅器24、第2入力側光増幅器26の利得が一定となるように励起光のパワーを制御する。また、出力側光増幅器制御部73は、出力側パケット密度監視部70で検出されたパケット密度情報と、記憶部74に記憶された利得特性とに基づいて、第1出力側光増幅器32、第2出力側光増幅器34の利得が一定となるように励起光のパワーを制御する。すなわち、パケット密度が高くなり、利得が不足する場合には励起光パワーを増加させ、パケット密度が低くなり、利得が過多になる場合には励起光パワーを減少させることで、利得が一定になるような制御を行う。これにより、各EDFAから出力される光パケット信号のピークパワーを、パケット密度によらず安定化することができる。
本実施形態に係る光パケット交換装置10は、第1の実施形態と比べて可変光減衰器が不要となるため、低コスト化が可能であるというメリットがある。但し、EDFAには、励起光のパワーを変化させると、利得の波長特性が変化するという特性がある。その結果として、全波長帯域に渡って均一な増幅利得を得ることが難しくなる場合もあるので、この点に留意して設計を行う必要がある。
上述の第2の実施形態では、各光増幅器としてEDFAを用いたが、EDFAに代えて半導体光増幅器を用いてもよい。この場合、入力側光増幅器制御部69は、パケット密度情報と利得特性とに基づいて、第1入力側光増幅器24、第2入力側光増幅器26の利得が一定となるように駆動電流を制御する。また、出力側光増幅器制御部73は、パケット密度情報と利得特性とに基づいて、第1出力側光増幅器32、第2出力側光増幅器34の利得が一定となるように駆動電流を制御する。すなわち、パケット密度が高くなり、利得が不足する場合には駆動電流を増加させ、パケット密度が低くなり、利得が過多になる場合には駆動電流を減少させることで、利得が一定になるような制御を行う。これにより、各半導体光増幅器から出力される光パケット信号のピークパワーを、パケット密度によらず安定化することができる。
(第3の実施形態)
上述したように、EDFAには、励起光のパワーを変化させると利得の波長特性が変化するという特性がある。また、励起光のパワーが同じであってもパケット密度に応じて利得の波長特性が変化する場合もある。図5は、EDFAの利得の波長特性とパケット密度の関係の一例を示す。図5において、横軸はEDFAに入力される光パケット信号の波長を表し、縦軸はEDFAの光利得を表す。図5には、パケット密度を変えたときの利得の波長特性が3つ図示されている。なお、図5に示す3つの波長特性において、励起光のパワーは一定である。
図5に示すように、EDFAは励起光のパワーが一定の場合、パケット密度が低いと短波長側の利得が増加し、逆にパケット密度が高くなると短波長側の利得が減少するといった特性を持つ。従って、図2に示す第1の実施形態の構成によって、WDM信号のトータルパワーで算出した場合の利得は一定にできたとしても、ここで述べた利得の波長特性については補償することができない場合も考えられる。そこで、第3の実施形態では、パケット密度に依存して発生する利得の波長特性を補償できる光パケット交換装置について説明する。
図6は、本発明の第3の実施形態に係る光パケット交換装置10を示す。本実施形態においても、第1の実施形態に係る光パケット交換装置と同一または対応する構成要素については、同一の符号を付し、詳細な説明を適宜省略する。
本実施形態に係る光パケット交換装置10において、第1入力側光増幅器24、第2入力側光増幅器26、第1出力側光増幅器32および第2出力側光増幅器34は、EDFAである。また、記憶部74は、各EDFAが有するパケット密度に対する利得特性を記憶する。さらに、記憶部74は、図5に示すような、各EDFAが有するパケット密度に対する利得の波長特性を記憶する。
本実施形態に係る光パケット交換装置10は、第1の実施形態における入力側VOA制御部68、出力側VOA制御部72に代えて、入力側制御部76、出力側制御部78を備える。
入力側制御部76は、入力側パケット密度監視部66で検出されたパケット密度情報と、記憶部74に記憶されたパケット密度に対する利得の波長特性に基づいて、第1入力側光増幅器24、第2入力側光増幅器26におけるパケット密度変動による利得の波長特性変動を補償するように励起光のパワーを制御する。入力側制御部76は、波長特性を均一化するように励起光のパワーを制御する。
上記の励起光のパワーの制御では、波長特性のみを均一化するよう制御するため、WDM信号のトータルパワーの利得としてはパケット密度変動に応じて変動が発生する可能性がある。そこで、入力側制御部76はさらに、入力側パケット密度監視部66からのパケット密度情報と、記憶部74に記憶されたパケット密度に対する利得特性に基づいて、第1入力側光増幅器24、第2入力側光増幅器26におけるパケット密度変動による利得変動を補償するよう第1入力側可変光減衰器28、第2入力側可変光減衰器30の減衰量を制御する。これにより、パケット密度が変動した場合であっても、EDFAにおける利得の波長特性と、EDFAにおける利得特性の両方を一定にすることができる。
出力側制御部78は、出力側パケット密度監視部70で検出されたパケット密度情報と、記憶部74に記憶されたパケット密度に対する利得の波長特性に基づいて、第1出力側光増幅器32、第2出力側光増幅器34におけるパケット密度変動による利得の波長特性変動を補償するように励起光のパワーを制御する。さらに、出力側制御部78は、出力側パケット密度監視部70からのパケット密度情報と、記憶部74に記憶されたパケット密度に対する利得特性に基づいて、第1出力側光増幅器32、第2出力側光増幅器34におけるパケット密度変動による利得変動を補償するよう第1出力側可変光減衰器36、第2出力側可変光減衰器38の減衰量を制御する。これにより、パケット密度が変動した場合であっても、EDFAにおける利得の波長特性と利得特性の両方を一定にすることができ、高品質な光パケット交換機能を提供できる。
上述の第3の実施形態では、各可変光減衰器を各光増幅器の後段に設けた。このような構成することで、光増幅器への入力パワーを極力高い状態に維持できるので、信号対雑音比の観点で有利である。しかしながら、可変光減衰器は光増幅器の前段に設けられてもよい。
(第4の実施形態)
図7は、本発明の第4の実施形態に係る光パケット交換システム100を示す。図7に示すように、第1光パケット交換装置10aと、第2光パケット交換装置10bと、第1光パケット交換装置10aと第2光パケット交換装置10bの間に設けられた光パケット中継装置80とを備える。第1光パケット交換装置10aおよび第2光パケット交換装置10bは、図2に示す光パケット交換装置10と同様の構成を有する。交換局と交換局の間の距離が遠く、光損失を補償する必要がある場合には、本実施形態のように光増幅器を有する光パケット中継装置80を設ける必要がある。
光パケット中継装置80では光パケット信号は増幅されるだけであるため、ヘッダの解析を行うためのヘッダ解析部は存在しない。しかしながら、光パケット中継装置80は光増幅器を有するため、光パケット中継装置80においてもパケット密度変動による光増幅器の利得変動という問題が発生する。
図8は、光パケット交換システム100の構成を説明するための図である。図8においては、第2光パケット交換装置10bの図示を省略している。
光パケット交換システム100において、第1光パケット交換装置10aは、第1〜第3の実施形態に係る光パケット交換装置10の構成に加えて、監視制御信号生成部82と、光カプラ84とを備える。
監視制御信号生成部82は、光パケット交換システム100に関する様々な情報を各ノード間で通信するための監視制御信号(OSC:Optical Supervisory Channel)を生成する。監視制御信号は、光パケット信号に用いられる波長とは異なる波長の信号である。本実施形態において、監視制御信号生成部82は、出力側パケット密度監視部70から通知された光パケットスイッチ12の第1出力ポートのパケット密度情報を、監視制御信号の所定のフィールドに搭載し、光パケット中継装置80に転送する。監視制御信号生成部82により生成された監視制御信号は、光カプラ84で光パケット信号と合波され、光伝送路に出力される。
図8に示すように、光パケット中継装置80は、光カプラ86および92と、中継用光増幅器88と、中継用可変光減衰器90と、監視制御信号受信部94と、中継用制御部96と、監視制御信号生成部98と、中継用記憶部99とを備える。
光伝送路を介して光パケット中継装置80に入力された光パケット信号は、光カプラ86に入力される。光カプラ86は、光パケット信号と監視制御信号を分岐する。分岐された光パケット信号は、中継用光増幅器88で増幅された後、中継用可変光減衰器90に入力される。中継用光増幅器88は、EDFAであってもよいし、半導体光増幅器であってもよい。
一方、分岐された監視制御信号は、監視制御信号受信部94で受信される。監視制御信号受信部94は、受信した監視制御信号からパケット密度情報を抽出し、中継用制御部96に出力する。中継用記憶部99は、中継用光増幅器88が有するパケット密度に対する利得特性を記憶する。
中継用制御部96は、監視制御信号受信部94からのパケット密度情報と中継用記憶部99に記憶された利得特性に基づいて、中継用光増幅器88におけるパケット密度変動による利得変動を補償するように中継用可変光減衰器90の減衰量を制御する。
また、監視制御信号受信部94で抽出されたパケット密度情報は、監視制御信号生成部98に転送される。監視制御信号生成部98は、受信したパケット密度情報を監視制御信号の所定のフィールドに搭載し、後段の光パケット中継装置に転送する。
中継用可変光減衰器90から出力された光パケット信号と監視制御信号生成部98からの監視制御信号は、光カプラ92で合波され、光伝送路に出力される。
以上説明したように、本実施形態に係る光パケット交換システム100によれば、光パケット中継装置80は、パケット密度変動による利得変動を補償できる。これにより、光パケット中継装置80から出力される光パケット信号のピークパワーを、パケット密度によらず安定化することができる。
また、本実施形態では、光パケット中継装置80は、受信したパケット密度情報を後段の光パケット中継装置に転送できる。図7の光パケット交換システム100では、光パケット中継装置80が1段の構成を示しているが、本実施形態のように受信したパケット密度情報をそのまま後段の光パケット中継装置に再度転送する構成とすれば、複数段の光パケット中継装置が接続された構成であっても各光パケット中継装置においてパケット密度変動による利得変動を補償できる。例えば、光パケット中継装置1段当たり1dBの利得変動が生じた場合、光パケット中継装置を10段通過すると利得変動は10dBという大きな値となる。本実施形態によれば、このような大きな利得変動を回避または抑制できる。
本実施形態において、パケット密度情報は数ms程度の速度の信号であるため、10Mbps程度以上の速度を持つ監視制御信号であれば、十分に追従可能である。
本実施形態に係る光パケット交換システム100においては、光パケット交換装置として図2で示したものを用いたが、特に限定されず、図4や図6で示した光パケット交換装置を用いることもできる。
また、本実施形態では、中継用制御部96が中継用可変光減衰器90の減衰量を制御する構成としたが、これに限定されない。例えば、光パケット中継装置80の中継用光増幅器88をEDFAとし、中継用制御部96がパケット密度および利得特性に基づいてEDFAの利得が一定となるようにEDFAの励起光パワーを制御する構成としてもよい。この場合、中継用可変光減衰器90が不要となるので、コストを削減できる。
また、光パケット中継装置80の中継用光増幅器88を半導体光増幅器とし、中継用制御部96がパケット密度および利得特性に基づいて半導体光増幅器の利得が一定となるように駆動電流を制御する構成としてもよい。この場合も、中継用可変光減衰器90が不要となるので、コストを削減できる。
また、光パケット中継装置80の中継用光増幅器88をEDFAとし、中継用記憶部99は、該EDFAが有するパケット密度に対する利得特性と、パケット密度に対する利得の波長特性とを記憶してもよい。そして、中継用制御部96は、パケット密度および利得の波長特性に基づいて、EDFAにおけるパケット密度変動による利得の波長特性変動を補償するように励起光のパワーを制御すると共に、パケット密度および利得特性に基づいて、EDFAにおけるパケット密度変動による利得変動を補償するよう中継用可変光減衰器90の減衰量を制御する。この場合、パケット密度が変動した場合であっても、EDFAにおける利得の波長特性と利得特性の両方を安定化することができ、高品質な光パケット交換機能を提供できる。
以上、本発明を実施の形態をもとに説明した。この実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せによりいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
上述の実施形態では、光パケットスイッチの入力側および出力側に光増幅器を備える光パケット交換装置を例示したが、光増幅器は、光パケット交換装置の入力側および出力側のいずれか一方に設けられていてもよい。また、各入力ポートおよび出力ポートの全てについて光増幅器が設けられていなくてもよい。
10 光パケット交換装置、 12 光パケットスイッチ、 14 光スイッチ制御部、 16 第1光カプラ、 18 第2光カプラ、 20 第1光遅延線、 22 第2光遅延線、 24 第1入力側光増幅器、 26 第2入力側光増幅器、 28 第1入力側可変光減衰器、 30 第2入力側可変光減衰器、 32 第1出力側光増幅器、 34 第2出力側光増幅器、 36 第1出力側可変光減衰器、 38 第2出力側可変光減衰器、 66 入力側パケット密度監視部、 68 入力側VOA制御部、 70 出力側パケット密度監視部、 72 出力側VOA制御部、 74 記憶部、 76 入力側制御部、 78 出力側制御部、 80 光パケット中継装置、 82、98 監視制御信号生成部、 88 中継用光増幅器、 90 中継用可変光減衰器、 94 監視制御信号受信部、 96 中継用制御部、 99 中継用記憶部、 100 光パケット交換システム。

Claims (7)

  1. 光パケット信号に付与された方路情報に基づいて光パケット単位でのパケット交換を行う光パケット交換装置において、
    入力された光パケット信号の方路を切り替えて出力する光パケットスイッチと、
    前記光パケットスイッチに入力される光パケット信号のパケット密度および/または前記光パケットスイッチから出力される光パケット信号のパケット密度を検出するパケット密度監視部であって、前記パケット密度は単位時間あたりのパケットが存在する時間の割合である、パケット密度監視部と、
    前記光パケットスイッチの入力側および/または出力側に設けられたEDFAと、
    前記EDFAの前段または後段に設けられた可変光減衰器と、
    前記EDFAが有するパケット密度に対する利得特性と、パケット密度に対する利得の波長特性とを記憶する記憶部と、
    前記パケット密度および前記利得の波長特性に基づいて、前記EDFAにおけるパケット密度変動による利得の波長特性変動を補償するように励起光のパワーを制御すると共に、前記パケット密度および前記利得特性に基づいて、前記EDFAにおけるパケット密度変動による利得変動を補償するよう前記可変光減衰器の減衰量を制御する制御部と、
    所定の保持時間内に当該光パケット交換装置の入力ポートに入力される、および/または出力ポートから出力される光パケット信号の累積バイト数をカウントするカウンタと、
    を備え、
    前記パケット密度監視部は、パケット密度=累積バイト数[Byte]/(保持時間[s]×ビットレート[bit/s]/8)という式に基づいて、前記パケット密度を算出する
    ことを特徴とする光パケット交換装置。
  2. 請求項1に記載の光パケット交換装置と、
    前記光パケット交換装置からの光パケット信号を中継増幅する光パケット中継装置と、
    を備える光パケット交換システムであって、
    前記光パケット交換装置は、前記パケット密度監視部により検出されたパケット密度を前記光パケット中継装置に転送する転送部をさらに備え、
    前記光パケット中継装置は、
    入力された光パケット信号を増幅する中継用光増幅器と、
    前記中継用光増幅器の前段または後段に設けられた中継用可変光減衰器と、
    前記中継用光増幅器が有するパケット密度に対する利得特性を記憶する中継用記憶部と、
    前記光パケット交換装置からのパケット密度および前記利得特性に基づいて、前記中継用光増幅器におけるパケット密度変動による利得変動を補償するように前記中継用可変光減衰器の減衰量を制御する中継用制御部と、
    を備えることを特徴とする光パケット交換システム。
  3. 前記転送部は、前記光パケット信号とは波長の異なる監視制御信号を用いて、パケット密度情報を転送することを特徴とする請求項に記載の光パケット交換システム。
  4. 当該光パケット交換システムは、複数の前記光パケット中継装置を備え、
    前記光パケット中継装置は、受信したパケット密度情報を後段の光パケット中継装置に転送するための転送部をさらに備えることを特徴とする請求項またはに記載の光パケット交換システム。
  5. 請求項1に記載の光パケット交換装置と、
    前記光パケット交換装置からの光パケット信号を中継増幅する光パケット中継装置と、
    を備える光パケット交換システムであって、
    前記光パケット交換装置は、前記パケット密度監視部により検出されたパケット密度情報を前記光パケット中継装置に転送する転送部をさらに備え、
    前記光パケット中継装置は、
    入力された光パケット信号を増幅する中継用EDFAと、
    前記中継用EDFAが有するパケット密度に対する利得特性を記憶する中継用記憶部と、
    前記光パケット交換装置からのパケット密度および前記利得特性に基づいて、前記中継用EDFAの利得が一定となるように励起光のパワーを制御する中継用制御部と、
    を備えることを特徴とする光パケット交換システム。
  6. 請求項1に記載の光パケット交換装置と、
    前記光パケット交換装置からの光パケット信号を中継増幅する光パケット中継装置と、
    を備える光パケット交換システムであって、
    前記光パケット交換装置は、前記パケット密度監視部により検出されたパケット密度情報を前記光パケット中継装置に転送する転送部をさらに備え、
    前記光パケット中継装置は、
    入力された光パケット信号を増幅する中継用半導体光増幅器と、
    前記中継用半導体光増幅器が有するパケット密度に対する利得特性を記憶する中継用記憶部と、
    前記光パケット交換装置からのパケット密度および前記利得特性に基づいて、前記中継用半導体光増幅器の利得が一定となるように駆動電流を制御する中継用制御部と、
    を備えることを特徴とする光パケット交換システム。
  7. 請求項1に記載の光パケット交換装置と、
    前記光パケット交換装置からの光パケット信号を中継増幅する光パケット中継装置と、
    を備える光パケット交換システムであって、
    前記光パケット交換装置は、前記パケット密度監視部により検出されたパケット密度情報を前記光パケット中継装置に転送する転送部をさらに備え、
    前記光パケット中継装置は、
    入力された光パケット信号を増幅する中継用EDFAと、
    前記中継用EDFAの前段または後段に設けられた中継用可変光減衰器と、
    前記中継用EDFAが有するパケット密度に対する利得特性と、パケット密度に対する利得の波長特性とを記憶する中継用記憶部と、
    前記パケット密度および前記利得の波長特性に基づいて、前記EDFAにおけるパケット密度変動による利得の波長特性変動を補償するように励起光のパワーを制御すると共に、前記パケット密度および前記利得特性に基づいて、前記中継用EDFAにおけるパケット密度変動による利得変動を補償するよう前記中継用可変光減衰器の減衰量を制御する中継用制御部と、
    を備えることを特徴とする光パケット交換システム。
JP2010274289A 2010-12-09 2010-12-09 光パケット交換装置および光パケット交換システム Expired - Fee Related JP5646976B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010274289A JP5646976B2 (ja) 2010-12-09 2010-12-09 光パケット交換装置および光パケット交換システム
US13/046,599 US8705958B2 (en) 2010-12-09 2011-03-11 Optical packet switching apparatus, optical packet switching system, and optical packet in-line amplifier apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010274289A JP5646976B2 (ja) 2010-12-09 2010-12-09 光パケット交換装置および光パケット交換システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012124731A JP2012124731A (ja) 2012-06-28
JP5646976B2 true JP5646976B2 (ja) 2014-12-24

Family

ID=46199489

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010274289A Expired - Fee Related JP5646976B2 (ja) 2010-12-09 2010-12-09 光パケット交換装置および光パケット交換システム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8705958B2 (ja)
JP (1) JP5646976B2 (ja)

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2337372B1 (en) * 2009-12-18 2012-02-08 Alcatel Lucent High capacity switching system
JP5588374B2 (ja) * 2011-02-08 2014-09-10 富士通テレコムネットワークス株式会社 光パケット交換システム、光パケット交換装置、および光パケット送信装置
JP2012165267A (ja) * 2011-02-08 2012-08-30 Fujitsu Telecom Networks Ltd 光パケット交換システムおよび光パケット交換装置
JP5439408B2 (ja) * 2011-02-09 2014-03-12 富士通テレコムネットワークス株式会社 光パケット交換システムおよび光パケット送信装置
JP5688346B2 (ja) * 2011-09-02 2015-03-25 富士通テレコムネットワークス株式会社 光パケット交換システムおよびピークパワー制御方法
JP5838827B2 (ja) * 2012-01-23 2016-01-06 富士通株式会社 光伝送装置、及び光伝送方法
JP6028517B2 (ja) * 2012-10-19 2016-11-16 富士通株式会社 光伝送装置および光伝送方法
JP6244674B2 (ja) 2013-06-04 2017-12-13 富士通株式会社 光通信装置及び光通信装置制御方法
US10050416B2 (en) 2014-09-11 2018-08-14 Sumitomo Electric Device Innovations, Inc. Method of controlling variable optical attenuator and semiconductor optical amplifier, and optical amplifying unit implementing the same
JP6485901B2 (ja) * 2015-01-30 2019-03-20 住友電工デバイス・イノベーション株式会社 光装置の制御方法
US10033161B2 (en) 2014-09-11 2018-07-24 Sumitomo Electric Device Innovations, Inc. Optical amplifying unit comprising a semiconductor optical amplifier and a variable optical attenuator and method to control the same
JP6485189B2 (ja) * 2015-04-23 2019-03-20 富士通株式会社 光伝送システムおよび光伝送装置
CN117882355A (zh) * 2021-09-16 2024-04-12 日本电信电话株式会社 光通信系统、管理控制装置及控制信号传输方法

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3628206B2 (ja) * 1999-04-01 2005-03-09 京セラ株式会社 光ファイバー増幅器
JP2002350791A (ja) * 2001-05-30 2002-12-04 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 光パワー等化装置
WO2005046092A1 (ja) * 2003-11-11 2005-05-19 Fujitsu Limited Wdmシステム
JP4142658B2 (ja) * 2005-02-28 2008-09-03 古河電気工業株式会社 光バースト信号及び光パケット信号伝送装置、光バースト信号及び光パケット信号伝送方法、光送信装置、及び光増幅方法
JP4717602B2 (ja) * 2005-11-16 2011-07-06 富士通株式会社 光増幅器
JP4633664B2 (ja) * 2006-03-24 2011-02-16 富士通株式会社 光スイッチシステム
JP5476576B2 (ja) * 2007-03-12 2014-04-23 独立行政法人情報通信研究機構 バーストモードエルビウム添加ファイバ増幅器
JP4745998B2 (ja) 2007-03-16 2011-08-10 富士通株式会社 光パケットスイッチング装置および光スイッチ制御方法
JP2010045606A (ja) * 2008-08-13 2010-02-25 Fujitsu Ltd 伝送装置および光伝送装置

Also Published As

Publication number Publication date
US8705958B2 (en) 2014-04-22
US20120148239A1 (en) 2012-06-14
JP2012124731A (ja) 2012-06-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5646976B2 (ja) 光パケット交換装置および光パケット交換システム
US5392154A (en) Self-regulating multiwavelength optical amplifier module for scalable lightwave communications systems
JP2008148286A (ja) 受動光ネットワークで使用するための光増幅器を制御する方法および装置
JP2004535073A (ja) 光増幅器の制御アーキテクチャおよび制御方法
JP2012242619A (ja) 光遅延装置、光回路および光遅延方法
JP5545753B2 (ja) 光パケット交換システム
WO2013063936A1 (zh) 波分复用光网络扩容调测的方法及控制器
Srivastava et al. Design analysis of optical loop memory
US7151895B2 (en) Method and system for automatically setting gain for an amplifier in an optical network
JP3449316B2 (ja) 光ファイバ増幅装置
US8054524B2 (en) Optical amplifier
JP5545752B2 (ja) 光パケット交換システム
Michie et al. An adjustable gain-clamped semiconductor optical amplifier (AGC-SOA)
US8854727B2 (en) Optical amplifier and transmission system
US8922880B2 (en) Method, apparatus, and system for amplifying a burst optical signal
Ding et al. Bidirectional optical amplifier for time transfer using bidirectional WDM transmission
JP2006166478A (ja) 光増幅器
Feng et al. Methods for stabilizing the gain of EDFAs in burst switching optical networks
EP3000195B1 (en) Adaptive network optimization in an optical communications system
JPWO2004040719A1 (ja) 光増幅器の制御装置及び制御方法
White et al. Demonstration and system analysis of the HORNET architecture
Chang et al. Suppression of transient phenomena in hybrid Raman/EDF amplifier
Liu et al. The dynamic gain modulation performance of adjustable gain-clamped semiconductor optical amplifiers (AGC-SOA)
JP6051483B2 (ja) 光増幅器
Ishii et al. Experimental investigation of transients in six cascaded AGC EDFAs and their suppression using a high-speed VOA

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130326

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131217

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140213

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140513

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140702

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20141104

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20141106

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5646976

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees