JP5645731B2 - リモコン送信機 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の機器を遠隔制御するコマンドコードを送信するリモコン送信機に関するものであり、特にコマンドコードの到達範囲の制御に関するものである。
例えばデジタルテレビ等の放送受信表示装置や、デジタルディスクレコーダやハードディスクレコーダ等の放送番組記録再生装置など、複数の機器をコントロール可能なコマンドコードを送信するリモコン送信機が知られている。
また複数の送信部を制御してコマンドコードの到達範囲を広げることが可能なリモコン送信機が提案されている(下記の特許文献1,2)。例えば特許文献1のリモコン送信機は、リモコン送信機のボタンを押す時間が所定の長さに満たない場合は1つの送信部からコマンドコードが送信されるが、ボタンを所定時間以上押し続けると複数の送信部からコマンドコードが送信されるように構成されている。
また特許文献2のリモコン送信機では、ボタン入力と音声入力が可能となっており、ボタン入力の場合と音声入力の場合とで、使用する送信部を切り換えることにより、コマンドコード到達範囲が拡大される構成となっている。
特開2008−270944号公報 特開2003−111164号公報
リモコン送信機に複数の送信部を搭載させると、それに伴う消費電力の増大が懸念される。リモコン送信機は電池(バッテリー)で駆動されるものが殆どであるため、消費電力の削減は重要な課題である。
特許文献1のリモコン送信機では、必要なとき(ユーザがボタンを長く押したとき)にだけ複数の送信部が使用されるので消費電力の増大が抑制される。しかし通常、使用者はリモコン送信機のボタンを押すとすぐに制御対象機器が反応することを期待するものである。ボタンを長く押した後にコマンドコードの到達範囲を拡大しても、制御対象機器の反応が遅れることもあるため、使用者による使い勝手という課題が残されている。
特許文献2のリモコン送信機は、音声入力手段が必要なため、その機能を持たない一般的なリモコン送信機への適用は不可能である。また音声入力手段を搭載することによるコストの増大も問題となる。
本発明は以上のような課題を解決するためになされたものであり、複数の送信部を備えるリモコン送信機において、制御の対象となる機器や操作内容に適したコマンドコードの到達範囲を得ることを第1の目的とし、消費電力の削減と使用者による使い勝手向上の両立を図ることを第2の目的とする。
本発明の第1の局面に係るリモコン送信機は、操作部と、前記操作部の操作に応じたコマンドコードを生成するコマンドコード生成部と、前記コマンドコード生成部が生成したコマンドコードを外部へ送信可能な第1および第2送信部と、第1および第2送信部を組み合わせて制御し、前記コマンドコード生成部が生成したコマンドコードを外部へ送信させる送信制御部と、前記操作部の操作のうちの文字入力操作を検出する文字入力操作検出部とを備え、前記コマンドコード生成部は、第1の機器を制御するための第1コマンドコードおよび第2の機器を制御するための第2コマンドコードを生成し、前記送信制御部は、前記第1コマンドコードを送信する場合と前記第2コマンドコードを送信する場合とで、前記第1送信部の出力強度と前記第2送信部の出力強度との組み合わせパターンを切り替えるとともに、前記文字入力操作に対応する文字入力コマンドコードを送信する場合とそれ以外のコマンドコードを送信する場合とで、前記第1送信部の出力強度と前記第2送信部の出力強度との組み合わせパターンを切り替えるものである。
本発明の第2の局面に係るリモコン送信機は、操作部と、前記操作部の操作に応じたコマンドコードを生成するコマンドコード生成部と、前記コマンドコード生成部が生成したコマンドコードを外部へ送信可能な第1および第2送信部と、第1および第2送信部を組み合わせて制御し、前記コマンドコード生成部が生成したコマンドコードを外部へ送信させる送信制御部と、前記操作部の操作のうちの文字入力操作を検出する文字入力操作検出部とを備え、前記送信制御部は、前記文字入力操作に対応する文字入力コマンドコードを送信する場合とそれ以外のコマンドコードを送信する場合とで、前記第1送信部の出力強度と前記第2送信部の出力強度との組み合わせパターンを切り替えるものである。
本発明に係るリモコン送信機によれば、制御対象機器や操作内容に応じて、コマンドコードの送信範囲(角度)、送信方向、出力強度の最適化を図ることが可能になる。また送信する必要性の低い方向への出力強度を小さくする(または送信を行わない)ことにより、消費電力の削減を図ることも可能である。
実施の形態1に係るリモコン送信機の構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係るリモコン送信機の動作を示すフローチャートである。 実施の形態2に係るリモコン送信機の構成を示すブロック図である。 実施の形態2に係るリモコン送信機の動作を示すフローチャートである。
<実施の形態1>
図1は、実施の形態1に係るリモコン送信機を示すブロック図である。当該リモコン送信機100は、マイクロコンピュータ10、テレビ操作ボタン群11、レコーダ操作ボタン群12、バッテリー13、第1および第2送信部14,15を備えている。
テレビ操作ボタン群11は、テレビジョン受信機であるデジタルテレビ110(第1の機器)を遠隔操作するための操作部であり、レコーダ操作ボタン群12は、映像音声録画再生機であるデジタルレコーダ120(第2の機器)を遠隔操作するための操作部である。例えば、テレビ操作ボタン群11には、デジタルテレビ110の電源ボタンや、チャンネル切り替えボタン、入力切り替えボタン等が割り当てられている。一方、レコーダ操作ボタン群12には、デジタルレコーダ120の電源ボタンや録画ボタン、再生ボタン等が割り当てられている。本実施の形態では、テレビ操作ボタン群11とレコーダ操作ボタン群12は、リモコン送信機100の筐体(不図示)の同一面に並べて配設されているものとする。
マイクロコンピュータ10は、コマンドコード生成部10a、送信制御部10bを備えている。これらはマイクロコンピュータ10のプログラムによって実現された機能ブロックでよい。
コマンドコード生成部10aは、テレビ操作ボタン群11およびレコーダ操作ボタン群12のキースキャンを行うことで、使用者によりテレビ操作ボタン群11およびレコーダ操作ボタン群12のボタンが操作(押下)されたか否かを監視し、それらの操作に応じたコマンドコードを生成する。コマンドコード生成部10aは、テレビ操作ボタン群11とレコーダ操作ボタン群12のどちらが操作されたかに応じて、デジタルテレビ110を制御するためのコマンドコード(第1コマンドコード)と、デジタルレコーダ120を制御するためのコマンドコード(第2コマンドコード)を生成することができる。以下、デジタルテレビ110を制御するためのコマンドコードを「テレビ用コマンドコード」、デジタルレコーダ120を制御するためのコマンドコードを「レコーダ用コマンドコード」と称す。
送信制御部10bは、第1および第2送信部14,15を組み合わせて制御し、コマンドコード生成部10aが生成した各種のコマンドコードを第1および第2送信部14,15から外部へ送信させる。そのとき送信制御部10bは、テレビ用コマンドコードを送信する場合とレコーダ用コマンドコードを送信する場合とで、第1送信部14の出力強度と第2送信部15の出力強度との組み合わせパターンを切り替える。なお、第1および第2送信部14,15としては例えば赤外線用の発光ダイオード(LED)などが使用可能である。
バッテリー13は乾電池等であり、マイクロコンピュータ10に電源を供給している。またバッテリー13からの電力は、マイクロコンピュータ10を通して第1および第2送信部14,15にも供給される。
一般的に、デジタルテレビ110等の表示装置は、使用者のほぼ正面に設置されるが、デジタルレコーダ120等の録画再生機器は、表示装置よりも下方に設置される。その配置を考慮すれば、使用者は、リモコン送信機100でデジタルテレビ110を操作するときはリモコン送信機100を正面に向けて構え、デジタルレコーダ120を操作するときはリモコン送信機100を斜め下に向けて構えるべきである。
しかし使用者は、デジタルレコーダ120の操作のときもデジタルテレビ110の画面を見ながらリモコン送信機100を操作することが多いため、無意識のうちに、デジタルテレビ110およびデジタルレコーダ120のどちらの操作の場合もリモコン送信機100をデジタルテレビ110へ向けてしまいがちである。従来のリモコン送信機では、それが原因で、リモコン送信機100からのレコーダ用コマンドコードが、デジタルレコーダ120に届きにくくなることがあった。この問題を解決するためには、テレビ用コマンドコードよりもレコーダ用コマンドコードを下方向に広角に送信することが有効である。
本実施の形態では、第1送信部14は、リモコン送信機100の通常使用状態(テレビ操作ボタン群11およびレコーダ操作ボタン群12を上向きにした状態)でほぼ水平方向に向くように配設され、第2送信部15は、その状態でやや下向きになるように配設される。そして送信制御部10bは、リモコン送信機100からテレビ用コマンドコードを送信するときは、第1送信部14のみを用いて送信し、レコーダ用コマンドコードを送信するときは、第1および第2送信部14,15の両方を用いて送信する。
その結果、テレビ用コマンドコードは水平方向に向けて送信され、レコーダ用コマンドコードは水平方向と斜め下方向に向けて送信されるので、レコーダ用コマンドコードの到達範囲(角度)が下方向に拡大される。よって、使用者がリモコン送信機100を正面のデジタルテレビ110へ向けて構えた状態でも、レコーダ用コマンドコードが斜め下のデジタルレコーダ120へ到達しやすくなる。レコーダ用コマンドコードは第2送信部15だけでなく、第1送信部14からも送信されているので、もちろんリモコン送信機100をデジタルレコーダ120へ向けて操作してもレコーダ用コマンドコードはデジタルレコーダ120へ到達しやすい。
一方、テレビ用コマンドコードは、第1送信部14だけから送信され、第2送信部15からは送信されない。それにより、2つの送信部を有することによるリモコン送信機100の消費電力の増大が抑制され、バッテリー13の寿命を延ばすことができる。また使用者は、自然とリモコン送信機100をデジタルテレビ110へ向けて操作するため、水平方向への送信を行うだけで充分にテレビ用コマンドコードはデジタルテレビ110へ到達しやすい。
このように本実施の形態に係るリモコン送信機100では、テレビ用コマンドコードを送信する場合とレコーダ用コマンドコードを送信する場合とで、第1および第2送信部14,15の出力強度の組み合わせパターンが切り替わる。つまりテレビ用コマンドコードを送信する場合は、第1送信部14の出力強度は大きさを持つが第2送信部15の出力強度はゼロとなる組み合わせパターンになり、レコーダ用コマンドコードを送信する場合には、第1および第2送信部14,15の出力強度の両方が大きさを持つ組み合わせパターンになる。
図2は、本発明の実施の形態1に係るリモコン送信機100のマイクロコンピュータ10の動作を示すフローチャートである。以下、同図に基づいて実施の形態1のリモコン送信機100の動作を説明する。
マイクロコンピュータ10が動作を開始すると(ステップS201)、テレビ操作ボタン群11およびレコーダ操作ボタン群12の操作(ボタンの押下)の有無を監視する(ステップS202,ステップS203)。
マイクロコンピュータ10は、テレビ操作ボタン群11およびレコーダ操作ボタン群12のいずれかのボタンが操作されたことを検出すると、操作されたボタンがテレビ操作ボタン群11に属するものか、レコーダ操作ボタン群12に属するものかを判定する(ステップS204)。
操作されたボタンがテレビ操作ボタン群11のものであった場合、コマンドコード生成部10aがその操作に応じたテレビ用コマンドコードを生成する。そして送信制御部10bが、そのテレビ用コマンドコードを、第1送信部14のみを用いて外部へ送信する(ステップS205)。その後、マイクロコンピュータ10は、操作監視のステップ(ステップS202)へと戻る。
一方、操作されたボタンがレコーダ操作ボタン群12のものであった場合、コマンドコード生成部10aがその操作に応じたレコーダ用コマンドコードを生成する。そして送信制御部10bが、そのレコーダ用コマンドコードを、まず第2送信部15を用いて外部へ送信し(ステップS206)、その後さらに第1送信部14から外部へ送信する(ステップS205)。その後、マイクロコンピュータ10は、操作監視のステップ(ステップS202)へと戻る。
なお、図2のフローチャートでは、リモコン送信機100がレコーダ用コマンドコードを送信するとき、第2送信部15からの送信(ステップS206)を先に行い、その後に第1送信部14からの送信(ステップS205)を行う流れになっているが、第1および第2送信部14,15の両方から同時に送信するようにしてもよい。
レコーダ用コマンドコードが第1および第2送信部14,15の両方から同時に送信される構成にすると、デジタルレコーダ120の反応遅れを最小限にでき、使用者によるリモコン送信機100の使い勝手がさらに向上する。例えばデジタルレコーダ120の位置が、リモコン送信機100の第1送信部14からのレコーダ用コマンドコードは到達するが第2送信部15からのレコーダ用コマンドコードは到達しない位置であるケースも考えられ、その場合に第1送信部14からの送信を遅らせると、デジタルレコーダ120の反応が遅れるためである。
またレコーダ用コマンドコードを送信する場合、第1および第2送信部14,15の出力強度に差をつけてもよい。例えば、第2送信部15は到達範囲を拡大するための補助的な役割であるため、第2送信部15の方を低出力にしてもよい。それにより消費電力を削減することができる。あるいは逆に、デジタルテレビ110とデジタルレコーダ120の配置関係によっては、第1送信部14の方を低出力にし、第2送信部15の方は高出力にする構成にしてもよい。
また、本実施の形態では、テレビ操作ボタン群11とレコーダ操作ボタン群12は、リモコン送信機100の筐体の同一面に並べて配設されるものとしたが、筐体の異なる面、例えば表面にテレビ操作ボタン群11、裏面にレコーダ操作ボタン群12を配設したリモコン送信機100に応用することもできる。その場合、レコーダ操作ボタン群12を上向きにした状態で、第1送信部14はほぼ水平方向を向くように配設され、第2送信部15はやや下向きになるように配設される。使用者がデジタルレコーダ120を操作したときに、第1および第2送信部14,15の両方を用いてコマンドコードを送信することで、コマンドコードの到達範囲を広げることができる。
一方、テレビ操作ボタン群11を上向きにした状態では、第1送信部14はほぼ水平方向を向くが、第2送信部15は上方向を向くことになる。従って、使用者がデジタルテレビ110を操作するときは、第2送信部15から出力されるコマンドコードは斜め上方向に向けて送信され、デジタルテレビ110には到達しにくくなるため、第1送信部14のみからコマンドコードを送信する方が消費電力を削減できて効率的である。
以上のように本実施の形態に係るリモコン送信機100によれば、送信するコマンドコードの制御対象機器に応じて、複数の送信部の出力強度の組み合わせパターンを切り替えることにより、コマンドコードの送信範囲(角度)、送信方向、出力強度の最適化を図ることが可能になる。また送信する必要性の低い方向への出力強度を小さくする(または送信を行わない)ことにより、消費電力の削減を図ることも可能である。また本実施の形態では2つの送信部を制御する構成としたが、さらに多くの送信部を組み合わせて制御する構成としてもよい。
<実施の形態2>
図3は、実施の形態2に係るリモコン送信機の構成を示すブロック図である。同図において、図1に示したものと同様の機能を有する要素には同一符号を付してあるので、ここではそれらの説明は省略する。
図3の如く、実施の形態2のリモコン送信機100は、操作部として、テレビ操作ボタン群11およびレコーダ操作ボタン群12に加え、文字入力操作に用いられる文字入力ボタン群16を備えている。文字入力ボタン群16には、英数字や五十音、記号等の文字を入力するための文字ボタンの他、カーソル移動ボタン(上下左右ボタン)、文字変換ボタン、決定ボタンなどが割り当てられている。
本実施の形態では、文字入力ボタン群16は、テレビ操作ボタン群11およびレコーダ操作ボタン群12と同じく、リモコン送信機100の筐体(不図示)の同一面に並べて配設されているものとする。
文字入力ボタン群16は、テレビ操作ボタン群11およびレコーダ操作ボタン群12と組み合わせて使用され、それを用いて入力した文字情報は、テレビ用コマンドコードとしてデジタルテレビ110へ送られる場合もあれば、レコーダ用コマンドコードとしてデジタルレコーダ120へ送られる場合もある。つまり、使用者が文字入力ボタン群16を操作したときに送信制御部10bによって生成されるコマンドコード(「文字入力用コマンドコード」と称す)は、テレビ用コマンドコードである場合とレコーダ用コマンドコードである場合とがある。
例えば、使用者が文字入力ボタン群16を用いて、デジタルテレビ110が取得した電子番組表から目的の番組を検索するためのキーワードを入力する場合、その文字入力用コマンドコードは、テレビ用コマンドコードとしてはデジタルテレビ110へと送信される。また文字入力ボタン群16を用いてデジタルレコーダ120で録画した番組のタイトルを編集する場合には、その文字入力用コマンドコードは、レコーダ用コマンドコードとして文字はデジタルレコーダ120へと送信される。
また本実施の形態のマイクロコンピュータ10は、キースキャンの結果に基づいて文字入力ボタン群16が操作されたことを検出する特定操作検出部10cを備えている。つまり特定操作検出部10cは、リモコン送信機100に対して文字入力操作(特定操作)が行われたことを検出するように機能する。
通常、使用者がリモコン送信機100に対して文字入力操作を行うとき、操作しやすいように、あるいはボタンに刻印された文字を確認しながら操作できるように、リモコン送信機100をやや立てた状態(文字入力ボタン群16を手前に向けた状態)に構えることが多い。第1送信部14は、リモコン送信機100を水平に構えたときに水平方向を向くように配設されているため、リモコン送信機100をやや立てた状態では、第1送信部14がやや上方を向くことになる。
よって使用者が文字入力ボタン群16を操作したときに送信されるコマンドコード(「文字入力用コマンドコード」と称す)を、デジタルテレビ110およびデジタルレコーダ120へ到達させるには、斜め下向きに配設された第2送信部15から送信するのが効率的である。
そこで本実施の形態では、送信制御部10bは、リモコン送信機100からテレビ用コマンドコードを送信するときと、レコーダ用コマンドコードを送信するときと、文字入力用コマンドコードを送信するときとで、第1および第2送信部14,15の出力強度の組み合わせパターンを切り替える。
具体的には、リモコン送信機100がテレビ用コマンドコードを送信する場合は、使用者が自然とリモコン送信機100をデジタルテレビ110へ向けて構えるため、第1送信部14のみを用いた送信を行う。
一方、リモコン送信機100がレコーダ用コマンドコードを送信する場合は、使用者がリモコン送信機100をデジタルテレビ110へ向けて構える可能性を考慮し、第1および第2送信部14,15の両方から送信することで送信範囲を下方向へ広げる。この場合、第2送信部15は補助的な役割を担うため、第2送信部15の方を低出力にして消費電力を抑える。
またリモコン送信機100が文字入力用コマンドコードを送信する場合は、その送信先がデジタルテレビ110であるかデジタルレコーダ120であるかを問わず、使用者がリモコン送信機100を立てて構える可能性が高いため、第1および第2送信部14,15の両方から送信することで送信範囲を下方向へ広げる。この場合、第1送信部14の方が補助的な役割を担うため、第1送信部14の方を低出力にして消費電力を抑える。
図4は、本発明の実施の形態2に係るリモコン送信機100のマイクロコンピュータ10の動作を示すフローチャートである。以下、同図に基づいて実施の形態2のリモコン送信機100の動作を説明する。
マイクロコンピュータ10が動作を開始すると(ステップS401)、テレビ操作ボタン群11およびレコーダ操作ボタン群12の操作(ボタンの押下)の有無を監視する(ステップS402,ステップS403)。
マイクロコンピュータ10は、テレビ操作ボタン群11、レコーダ操作ボタン群12、文字入力ボタン群16のいずれかのボタンが操作されたことを検出すると、操作されたボタンがどれに属するかを判定する(ステップS404,S406)。
操作されたボタンがテレビ操作ボタン群11のものであった場合、コマンドコード生成部10aがその操作に応じたテレビ用コマンドコードを生成する。そして送信制御部10bが、そのテレビ用コマンドコードを、第1送信部14のみを用いて外部へ送信する(ステップS405)。その後、マイクロコンピュータ10は、操作監視のステップ(ステップS402)へと戻る。
一方、操作されたボタンがレコーダ操作ボタン群12のものであった場合、コマンドコード生成部10aがその操作に応じたレコーダ用コマンドコードを生成する。そして送信制御部10bが、そのレコーダ用コマンドコードを、まず第2送信部15を用いて外部へ低出力で送信し(ステップS407)、その後さらに第1送信部14から外部へ高出力で送信する(ステップS405)。その後、マイクロコンピュータ10は、操作監視のステップ(ステップS402)へと戻る。
また、操作されたボタンが文字入力ボタン群16のものであった場合、コマンドコード生成部10aがその操作に応じた文字入力用コマンドコード(テレビ用コマンドコードである場合とレコーダ用コマンドコードの場合がある)を生成する。そして送信制御部10bが、そのレコーダ用コマンドコードを、まず第2送信部15を用いて外部へ高出力で送信し(ステップS408)、その後さらに第1送信部14から外部へ低出力で送信する(ステップS409)。その後、マイクロコンピュータ10は、操作監視のステップ(ステップS402)へと戻る。
このように本実施の形態では、文字入力用コマンドコードが、第2送信部15から高出力で送信される。その結果、使用者がリモコン送信機100をやや立てた状態で文字入力ボタン群16を操作した場合でも、文字入力用コマンドコードがデジタルテレビ110またはデジタルレコーダ120へ到達しやすくなるため、リモコン送信機100の使用者による使い勝手が向上する。
図4のフローチャートでは、リモコン送信機100が文字入力用コマンドコードを送信するとき、第2送信部15からの送信(ステップS408)を先に行い、その後に第1送信部14からの送信(ステップS409)を行う流れになっているが、第1および第2送信部14,15の両方から同時に送信するようにしてもよい。同様に、リモコン送信機100がレコーダ用コマンドコードを送信するときも、第1および第2送信部14,15の両方から同時に送信するようにしてもよい。
また本実施の形態は、文字入力操作が行われるときに第2送信部15からの出力を高くしたが、リモコン送信機100をやや立てて行う他の操作にも応用できる。例えばリモコン送信機100が液晶表示画面を搭載している場合、使用者がその画面表示を見ながら行う必要がある操作は、リモコン送信機100をやや立てた状態で行われるであろう。そのような操作を、特定操作検出部10cが検出する特定操作に含ませれば、本実施の形態と同様の効果が得られる。
また、本実施の形態では、テレビ操作ボタン群11とレコーダ操作ボタン群12および文字入力ボタン群16は、リモコン送信機100の筐体の同一面に並べて配設されるものとしたが、筐体の異なる面に配設しても構わない。
また、実施の形態1と実施の形態2では、第1および第2送信部14,15に供給する電力は、マイクロコンピュータ10を通して供給されるものとしたが、バッテリー13から電力供給回路を経由して供給するように構成してもよい。その場合、マイクロコンピュータ10は、電力供給回路を制御することにより、第1および第2送信部14,15の出力強度を変更する、もしくは出力を止めることができる。
100 リモコン送信機100、110 デジタルテレビ110、120 デジタルレコーダ120、10 マイクロコンピュータ10、10a コマンドコード生成部10a、10b 送信制御部10b、10c 特定操作検出部10c、11 テレビ操作ボタン群11、12 レコーダ操作ボタン群12、13 バッテリー13、14 第1送信部14、15 第2送信部15、16 文字入力ボタン群16。

Claims (7)

  1. 操作部と、
    前記操作部の操作に応じたコマンドコードを生成するコマンドコード生成部と、
    前記コマンドコード生成部が生成したコマンドコードを外部へ送信可能な第1および第2送信部と、
    第1および第2送信部を組み合わせて制御し、前記コマンドコード生成部が生成したコマンドコードを外部へ送信させる送信制御部と
    前記操作部の操作のうちの文字入力操作を検出する文字入力操作検出部とを備え、
    前記コマンドコード生成部は、第1の機器を制御するための第1コマンドコードおよび第2の機器を制御するための第2コマンドコードを生成し、
    前記送信制御部は、前記第1コマンドコードを送信する場合と前記第2コマンドコードを送信する場合とで、前記第1送信部の出力強度と前記第2送信部の出力強度との組み合わせパターンを切り替えるとともに、前記文字入力操作に対応する文字入力コマンドコードを送信する場合とそれ以外のコマンドコードを送信する場合とで、前記第1送信部の出力強度と前記第2送信部の出力強度との組み合わせパターンを切り替える
    ことを特徴とするリモコン送信機。
  2. 前記送信制御部は、
    前記第1コマンドコードを送信する場合は前記第1送信部からのみ送信させ、
    前記第2コマンドコードを送信する場合は前記第1および第2送信部の両方から送信させ、
    前記文字入力コマンドコードを送信する場合は当該文字入力コマンドコードが前記第1コマンドコードに属するか前記第2コマンドコードに属するかに関わらず、前記第1および第2送信部の両方から送信させる
    請求項1記載のリモコン送信機。
  3. 前記送信制御部は、前記文字入力コマンドコードを送信する場合、前記第1送信部の出力強度と前記第2送信部の出力強度とに差をつける
    請求項2記載のリモコン送信機。
  4. 前記送信制御部は、前記文字入力コマンドコードを送信する場合、前記第1送信部の出力強度よりも前記第2送信部の出力強度を高くする
    請求項3記載のリモコン送信機。
  5. 操作部と、
    前記操作部の操作に応じたコマンドコードを生成するコマンドコード生成部と、
    前記コマンドコード生成部が生成したコマンドコードを外部へ送信可能な第1および第2送信部と、
    第1および第2送信部を組み合わせて制御し、前記コマンドコード生成部が生成したコマンドコードを外部へ送信させる送信制御部と、
    前記操作部の操作のうちの文字入力操作を検出する文字入力操作検出部とを備え、
    前記送信制御部は、前記文字入力操作に対応する文字入力コマンドコードを送信する場合とそれ以外のコマンドコードを送信する場合とで、前記第1送信部の出力強度と前記第2送信部の出力強度との組み合わせパターンを切り替える
    ことを特徴とするリモコン送信機。
  6. 前記送信制御部は、前記文字入力コマンドコードを送信する場合、前記第1および第2送信部の両方から送信させる
    請求項5記載のリモコン送信機。
  7. 前記送信制御部は、前記文字入力コマンドコードを送信する場合、前記第1送信部の出力強度と前記第2送信部の出力強度とに差をつける
    請求項6記載のリモコン送信機。
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