JP5645539B2 - 記録装置及び記録方法 - Google Patents

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Description

本発明は、インクジェット式の記録装置及び記録方法に関する。
例えば、特許文献1に開示された、記録ヘッドを記録媒体に対して往復移動させながら記録動作を実行するいわゆるシリアル走査型の記録装置においては、記録装置の構造、記録ヘッドの姿勢等に起因して、走査方向に応じてインクの着弾ずれ量が異なることがある。走査方向に応じてインクの着弾ずれ量が異なると、いわゆる白スジや黒スジが発生する可能性があり、画像品質を低下させる可能性がある。
特開平8−58083号公報
ところで、上記の刊行物に開示された技術においては、走査方向に応じて走査速度を変更するため、スループットの低下を招く可能性がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、スループットの低下を抑制しつつ、走査方向に応じて異なるインクの着弾ずれ量に起因した記録画像の品質低下を抑制できる記録装置および記録方法を提供することにある。
本発明に係る記録装置は、インクを吐出するための複数の吐出口が所定方向に配列された吐出口列を有する記録ヘッドと記録媒体との前記所定方向と交差する往方向および復方向への相対的な複数回の走査を行う走査手段と、前記複数回の走査のそれぞれにおける、前記記録媒体の単位領域に形成すべき画素の数に対する当該走査にて形成する画素の数の比率である記録率を設定する設定手段と、前記走査手段による前記相対的な走査を伴って、前記設定手段により設定された前記記録率にしたがって前記記録ヘッドからインクを吐出させるように前記記録ヘッドを制御する制御手段と、前記往方向への走査において予め定められた基準の記録率にしたがってインクを吐出した場合における前記記録媒体上の前記所定方向における前記吐出口列の中央側へのインクの着弾位置のずれ量と、前記復方向への走査において予め定められた基準の記録率にしたがってインクを吐出した場合における前記記録媒体上の前記所定方向における前記吐出口列の中央側へのインクの着弾位置のずれ量と、に関する情報を取得する取得手段と、を有し、前記設定手段は、前記取得手段により取得された前記情報が示す前記往方向への走査における前記ずれ量と前記復方向への走査における前記ずれ量のうち、一方の走査における前記ずれ量が他方の走査における前記ずれ量よりも大きい場合に、前記一方の走査における前記記録率が前記一方の走査における前記基準の記録率よりも低くなるように、前記複数回の走査のそれぞれにおける記録率を設定することを特徴とする。
本発明によれば、スループットを低下させることなく、インクの着弾ずれによる画像品位の低下を防ぐことができる。
本発明が適用されるインクジェット式の記録装置の一例の外観斜視図である。 図1の記録装置の記録ヘッドを示す分解斜視図である。 図1の記録装置の記録ヘッドのインク吐出口形成面の構成を示す図である。 図1の記録装置の制御系の構成を示すブロック図である。 着弾ずれの発生原因を説明するための概念図である。 記録率の設定手順の一例を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るテストパターンの一例を示す図である。 テストパターンのドット配列を示す図である。
以下に、図面を参照して、本発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成要素はあくまで例示であり、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
図1は、本発明が適用されるインクジェット式の記録装置であるプリンタIJRAの構成を示す外観斜視図である。記録媒体Pは、自動給送部によって搬送経路上に配置された搬送ローラ5001とこれに従動するピンチローラ5002とのニップ部に給送される。その後、記録媒体Pは、搬送ローラ5001の回転によって、プラテン5003上に案内、支持されながら図中矢印A方向(副走査方向)に搬送される。ピンチローラ5002は、不図示のバネ等の押圧手段により、搬送ローラ5001に対して弾性的に付勢されている。これら搬送ローラ5001およびピンチローラ5002が記録媒体搬送方向の上流側にある第1搬送手段の構成要素をなす。
プラテン5003は、インクジェット形式の記録ヘッド5004のインク吐出口が形成された面(吐出面)と対向する記録位置に設けられ、記録媒体Pの裏面を支持することで、記録媒体Pの表面と吐出面との距離を一定の距離に維持する。プラテン5003上に搬送されて記録が行われた記録媒体Pは、回転する排出ローラ5005とこれに従動する回転体である拍車5006との間に挟まれてA方向に搬送され、プラテン5003から排紙トレイ1004に排出される。排出ローラ5005および拍車5006が記録媒体搬送方向の下流側にある第2搬送手段の構成要素をなす。
記録ヘッド5004は、その吐出口面をプラテン5003ないし記録媒体Pに対向させた姿勢で、キャリッジ5008に着脱可能に搭載されている。キャリッジ5008は、キャリッジモータの駆動力により2本のガイドレール5009および5010に沿って往復移動され、その移動の過程で記録ヘッド5004は記録信号に応じたインク吐出動作を実行する。また、キャリッジ5008には、記録ヘッド5004より搬送方向の下流側に光学センサが搭載されており(不図示)、後述するテストパターンの光学特性を読み取る際などに用いられる。キャリッジ5008が移動する方向は、記録媒体が搬送される方向(矢印A方向)と交差する方向であり、走査方向と呼ばれる。これに対し、記録媒体搬送方向は副走査方向と呼ばれている。キャリッジ5008および記録ヘッド5004の主走査(記録を伴う移動)と、記録媒体の搬送(副走査)とを交互に繰り返すことにより、記録媒体Pに対する記録が行われる。
図2はプリンタIJRAの記録ヘッドを示す分解斜視図である。記録ヘッドは、ヒーター基板の略垂直方向に液滴を吐出するサイドシュータ型であるバブルジェット(登録商標)方式の記録ヘッドである。この記録ヘッド5004は、記録素子ユニットH1002とインク供給ユニットH1003とタンクホルダーH2000を含む。記録素子ユニットH1002は、第1の記録素子H1100、第2の記録素子H1101、第1のプレートH1200、電気配線テープH1300、電気コンタクト基板H2200、第2のプレートH1400で構成される。インク供給ユニットH1003は、インク供給部材H1500、流路形成部材H1600、ジョイントゴムH2300、フィルターH1700、シールゴムH1800から構成される。
記録素子ユニットH1002は、第1プレートと第2プレートの接合によるプレート接合体(素子基板)の形成、記録素子のプレート接合体へのマウント、電気配線テープの積層と記録素子との電気接合、該電気接続部等の封止、の順に実装される。滴の吐出方向に影響するため平面精度を要求される第1のプレートH1200は、例えば、厚さ0.5〜10mmのアルミナ(Al23)材料で構成される。第1のプレートH1200には、第1の記録素子H1100にブラックのインクを供給するためのインク供給口H1202と第2の記録素子H1101にシアン、マゼンタ、イエロー、ブラックのインクを供給するためのインク供給口1201が形成されている。
第2のプレートH1400は、厚さ0.5〜1mmの1枚の板状部材であり、第1のプレートH1200に接着固定される第1の記録素子H1100と第2の記録素子H1101の外形寸法よりも大きな窓状の開口H1401を有する。第2プレートH1400は第1プレートH1200に接着剤を介して積層固定され、プレート接合体を形成する。
第1の記録素子H1100と第2の記録素子H1101は、開口H1401内に形成された第1のプレートの表面に接着固定される。第1の記録素子H1100と第2の記録素子H1101を第1のプレートへ接着固定する際の精度や、接着剤の動きなどにより、記録素子を精度良く実装することは難しい。記録ヘッドの組み付け誤差は、後述するインクの着弾ずれの一因となりうる。
記録素子列H1104を有する記録素子H1100,H1101は、サイドシュータ型バブルジェット(登録商標)基板として公知の構造である。この記録素子H1100,H1101は、インク供給口、ヒーター列及び電極部を有する。電気配線テープ(以下、配線テープ)H1300には、TABテープが採用される。TABテープは、テープ基材(ベースフィルム)、銅箔配線、カバー層の積層体である。
記録素子の電極部に対応するデバイスホールの2つの辺(接続辺)には、接続端子としてインナーリードH1302が延出する。配線テープH1300は、カバー層の側を第2プレートの表面(テープ接着面)に熱硬化型エポキシ樹脂接着層を介して接着固定され、配線テープH1300のベースフィルムは、記録素子ユニットのキャッピング部材が当接する平滑なキャッピング面となる。
図3は、第1の記録素子H1100および第2の記録素子H1101のインク吐出口形成面の構成を示す図である。図3に示すように、インク吐出口形成面140には、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックのインクをそれぞれ吐出するための複数のインク吐出口13が所定方向に直線状に配列されたノズル列141〜144が形成されている。ノズル列141〜144は、走査方向に配列されている。
図4は、プリンタにおける制御系の構成を示すブロック図である。プリンタの制御系100は、CPU201、ROM202、受信バッファ203、第1の記録メモリ204、HV変換回路205および第2の記録メモリ206を有する。CPU201は、プリンタを総合的に制御しており、キャリッジ5008を駆動して移動させるためのキャリッジモータ、搬送ローラ5001および排出ローラ5005を駆動する搬送モータ等の各モータは、モータドライバを介してCPU310によってその回転が制御される。また、記録ヘッド5004は、CPU201が記録データに応じて対応するヘッドドライバを制御することによってインク吐出を行う。ROM202は、CPU201が実行する制御プログラムを格納する他、後述する記録制御のために、記録率の異なる複数のマスクも格納している。受信バッファ203は、ホスト200から受信したラスタ単位の記録データを格納する。受信バッファ203に格納された記録データは、ホスト200からの送信データ量を減らすために圧縮されており、展開された後に第1の記録メモリ204に格納される。第1の記録メモリ204に格納された記録データは、HV変換回路205によってHV変換処理が行われ、第2の記録メモリ206に格納される。
次に、本発明の一実施形態に係る記録方法について説明する。なお、本実施形態では、1回の往復走査、すなわち、記録媒体の単位領域への2回の記録走査(複数回走査)により、単位領域の記録を完成させる2パス記録を例に説明する。
本実施形態の記録方法は、記録ヘッドのインク吐出口13の配列方向のインクの着弾ずれ量が相対的大きい走査方向の記録率を相対的に低く、着弾ずれ量が相対的に小さい走査方向の記録率を相対的に高く設定する。このとき、記録率は、各走査方向における着弾ずれ量の差に応じて規定するのが好ましい。なお、各走査方向における着弾ずれ量の取得方法については後述する。また、記録率は、記録媒体への記録のための記録データの出力を選択的に許容するマスクにより規定する。マスクの構成については周知であるので詳細説明を省略するが、通常のマスクだけでなく、いわゆるグラデーションパターンのマスクを用いることもできる。実際の記録動作における各パスの記録率の規定は、図4におけるCPUのソフトウェアとして行うもののほか、適宜のハードウェア、例えばASICの回路構成の一部として設けておくことができる。
ここで、表1は、往方向における走査における着弾ずれ量が相対的に小さく、復方向の走査における着弾ずれ量が相対的に大きい場合の、記録率の設定例を示している。すなわち、インク吐出口13の配列方向のインクの着弾ずれ量が相対的大きい走査方向である復方向の記録率が45%と相対的に低く、着弾ずれ量が相対的に小さい走査方向である往方向の記録率が相対的に高い55%となっている。なお、各走査方向において着弾ずれが生じない場合には、記録率は往方向と復方向とでそれぞれ50%に設定される。ここで、記録率とは単位領域に含まれる画素の内、記録を許容する画素の割合である。すなわち、記録率とは、複数回の走査のそれぞれにおける、記録媒体の単位領域に形成すべき画素の数に対する当該走査にて形成する画素の数の比率である。記録率を変更する一般的な手法としては、画素ごとにインク滴の吐出または非吐出を定めた2値の記録データに対して、画素ごとにインク滴の吐出を許容するかを定めたマスクパターンを適用し、記録データを間引くことにより行われる。
Figure 0005645539
次に、本実施形態の記録方法の作用について説明する。ここで、図5は、インクの着弾ずれの発生原因を説明するための概念図である。図5(A)は、記録率が相対的に高い状態において発生する着弾ずれを示している。ここで、記録ヘッド(ノズル列)と記録媒体との距離をd1とする。図5(B)は、記録率が相対的に高い状態において、記録ヘッドと記録媒体との距離が相対的に離れた状態において発生するインクの着弾ずれを示している。ここでは、記録ヘッド(ノズル列)と記録媒体との距離が図5(A)よりも離れている状態を示しており、その距離はd2(>d1)である。
記録率が相対的に高いと、ノズル列直下の空気がインク滴によって押し退けられるため、ノズル列のインク吐出口の配列方向の中央領域(中央側)に向けて、気流が発生する。そのため、図5(A)から分かるように、ノズル列の端部領域から吐出されるインク滴は、中央領域側にずれやすくなる。このとき、ノズル列の端部インク吐出口から吐出されたインク滴のずれ量をD1とする。
また、記録ヘッドと記録媒体との距離が離れると、図5(B)に示すように、インクの着弾ずれは、図5(A)の場合よりも大きくなる。すなわち、図5(B)において、ノズル列の端部インク吐出口から吐出されたインク滴のずれ量をD2とすると、D2>D1である。このように、記録ヘッドと記録媒体との距離が変動することにより、インク吐出口の配列方向の着弾ずれ量が変化することになる。特に、往方向と復方向で、記録ヘッドと記録媒体との距離が異なる場合には、往方向と復方向で、着弾ずれ量も異なることになる。
本実施形態では、インク吐出口の配列方向の着弾ずれ量が大きい走査方向の記録率を相対的に低くすることにより、着弾ずれによる画像品位の低下を防ぐことができる。
尚、往方向と復方向で、記録ヘッド(ノズル列)と記録媒体との距離が異なる原因の1つとして、キャリッジの姿勢変動がある。図5(C)は、キャリッジ5008の走査方向の前方側が記録媒体から離れ、キャリッジ5008の走査方向の後方側が記録媒体に近づくように、キャリッジの姿勢が変化(傾斜)してしまった場合を示している。この場合、記録ヘッド5004のノズル列のうち、走査方向の前方側に位置するノズル列は記録媒体との距離が長くなり、走査方向の後方側に位置するノズル列は記録媒体との距離が短くなる。そして、キャリッジ5008をガイドレール5009,5010に沿って移動させるベルトの力の係り方に、往方向と復方向で差があったり、装置ごとに誤差が発生したりすると、キャリッジの姿勢(傾斜)が走査方向によって異なることになる。その結果、各ノズル列と記録媒体との距離が走査方向によって変化し、往方向と復方向で着弾ずれ量が異なることになる。
次に、上記した記録率の設定手順の一例について説明する。ここで、図6は、プリンタにおける記録率の設定手順の一例を示すフローチャートである。
まず、プリンタにおいて着弾ずれ量を取得するためのテスタパターンを形成する(S1)。テストパターンは、往方向の走査、復方向の走査それぞれにおける着弾ずれに関する情報を検出するためのものである。テストパターンの作成は、記録媒体の副走査方向への送り量を異ならせて複数のテストパッチを記録する。なお、テストパターンの作成方法については後述する。そして、テストパターンの各テストパッチの光学特性の差を利用することで、往方向の走査、復方向の走査それぞれにおける着弾ずれに関する情報を検出する(S2)。次に、テストパターンから取得された値をもとに往方向の走査、復方向の走査それぞれにおける着弾ずれ量の差分を算出する(S3)。さらに、算出した往方向の走査、復方向の走査それぞれにおける着弾ずれ量の差分に応じて記録率テーブルを参照する(S4)。この結果、往方向の走査、復方向の走査それぞれの記録率を取得する(S5)。表2及び表3は、記録率テーブルの例である。
Figure 0005645539
Figure 0005645539
表2から分かるように、記録率は、各走査方向における着弾ずれ量の差に応じて規定される。また、プリンタの形状に起因して往方向の走査、復方向の走査で着弾ずれ量が元々異なるような場合には、表3に示すように、着弾ずれ量の差がゼロの場合にも記録率を異ならせることも可能である。
ここで、図7にテストパターンの一例を示す。また、図8はテストパターンの形成方法を説明するための図である。以下に説明するテストパターンのデータは、ROM202に格納されており、CPU201はこのデータを読み出して、記録ヘッド5004にテストパターンを形成させる。
テストパターンは、図7(A)に示すように、例えば10個のテストパッチ401〜410から構成される。テストパッチは、以下のように形成される。図8に示すように、まず1回目の記録ヘッドの往方向の走査で、下流側64個のインク吐出口を用いて主走査方向10ドットの画像411を記録する。その後、記録媒体を搬送し、2回目の記録ヘッドの往方向の走査で、1回目の走査で記録したパターンの下段に上流側64個のインク吐出口を用いて主走査方向10ドットの画像412を記録する。これにより、テストパッチが形成される。
図7(A)において、10個のテストパッチのうち往方向の走査、復方向の走査それぞれ基準のテストパッチ403、408は、1回目の走査で記録したパターンと2回目の走査で記録したパターンが副走査方向に隣接するように配置されている。一方、テストパッチ401、402、406、407は1回目の走査で記録したパターンと2回目の走査で記録したパターンが重なるように配置されている。また、テストパッチ402よりテストパッチ401の方が重なり量は大きく、テストパッチ407よりテストパッチ406の方が重なり量は大きくなるように配置されている。一方、テストパッチ404,405、409、410は1回目の走査で記録したパターンと2回目の走査で記録したパターンが離れるように配置しており、404より405の方が離れるようになっており、409より410の方が離れるように配置されている。
図7(B)は、往方向の走査の着弾ずれが相対的に大きくなった時のテストパッチを示している。本来、テストパッチ403が1回目の走査で記録したパターンと2回目の走査で記録したパターンが副走査方向に隣接する。しかしながら、往方向の走査の着弾ずれが大きくなると、テストパッチ403では1回目の走査で記録したパターンと2回目の走査で記録したパターンが副走査方向に離れてしまい、白スジが発生する。一方、テストパッチ402において1回目の走査で記録したパターンと2回目の走査で記録したパターンが副走査方向に隣接するようになり、白スジも黒スジも発生しなくなる。
図7(C)は、復方向の走査の着弾ずれが相対的に大きくなった時のテストパッチを示している。復方向の走査の着弾ずれが大きくなると、テストパッチ408では1回目の走査で記録したパターンと2回目の走査で記録したパターンが副走査方向に離れてしまい、白スジが発生する。一方、テストパッチ407において1回目の走査で記録したパターンと2回目の走査で記録したパターンが副走査方向に隣接するようになり、白スジも黒スジも発生しなくなる。
次に、往方向の走査、復方向の走査それぞれの着弾ずれ量検出について説明する。
テストパッチ402は、図7(A)に示したように、1回目の走査で記録したパターンと2回目の走査で記録したパターンの間で副走査方向において10μmだけ重なるように記録している。そのため、往方向の走査における着弾ずれ量が標準的な着弾ずれ量より大きくなければ、テストパッチ402の1回目の走査で記録したパターンと2回目の走査で記録したパターンの隣接部において黒スジが現れる。しかし、往方向の走査における着弾ずれ量が標準的な着弾ずれ量より大きくなっているため、図7(B)に示したように、往方向の走査における着弾ずれが1回目の走査で記録したパターンと2回目の走査で記録したパターンでの本来の重なりを相殺する。このため、一様な記録濃度のテストパッチとなる。一方、復方向の走査における着弾ずれ量は標準的な着弾ずれ量と同一なため、図7(B)に示したように、テストパッチ408が一様な記録濃度のテストパッチとなる。このようにして、復方向の走査に対して往方向の走査の着弾ずれ量が10μmだけ大きいということが検出出来る。
以上のようにして、1回目と2回目の走査でそれぞれ記録したパターンの間の副走査方向のずらし量を変えて作成したテストパッチの中から、一様な記録濃度の画像を選択することにより、往方向と復方向の走査における着弾ずれ量の差を検出することができる。なお、記録濃度は、例えば、往方向の走査、復方向の走査それぞれ5つのテストパッチについて光学式センサを用いて反射光学濃度を測定することにより得られる。そして、光学式センサを用いた光学測定で、反射光学濃度の高い出力値を得ることの出来たテストパッチを選択することにより、黒スジ、白スジがなく、ドット配置が一様なテストパッチを検出することができる。また、ここでは、説明の簡略化のために、上述したようなテストパターンの作成及び往方向の走査、復方向の走査それぞれの着弾ずれ量に関する情報の検出の構成を示した。つまり、上述の説明では、単純にドット配置が最も一様なテストパッチを光学センサにより選択し、そのテストパッチを形成した際の各走査方向の着弾ずれ量を元に往方向の走査と復方向の走査における着弾ずれ量の差分を検出する構成としている。しかし、この構成に限らず、例えば各パッチの光学特性を測定し、反射光学濃度の最も高いテストパッチと2番目に高いテストパッチを選択し、この2つのテストパッチの反射光学濃度差を算出する。そして、この反射光学濃度差が所定値以上であれば反射光学濃度の最も高いテストパッチのずれ量をそのまま傾きずれに関する情報として採用し、所定値以下であれば最も高いテストパッチと2番目のテストパッチのずれ量の平均を採用するようにしても良い。また、反射光学濃度の最も高いテストパッチの左右それぞれで、各テストパッチの光学特性のデータから直線近似や多項式近似によって近似直線または近似曲線を求める。そして、これら左右2つの直線または曲線の交点から傾きずれに関する情報を検出することも可能である。
尚、各テストパッチの光学特性を測定するためのセンサを設けることは必須ではない。例えば、ユーザが目視で、ドット配置が最も一様なテストパッチを選択し、その情報をプリンタの操作部から入力することで、着弾位置ずれ量を取得する形態であってもよい。
(その他の実施形態)
上述の実施形態では、単位領域に対して記録ヘッドを2回記録走査して、単位領域の画像を完成させる2パス記録の例について説明を行った。しかし、本発明は、この2パス記録に限定されるものではなく、2パス記録よりもパス数(単位領域に対する走査の回数)の多いマルチパス記録にも適用することができる。例えば、4パス記録の場合には、往方向の走査、復方向の走査それぞれの記録率は、表2や表3に示す2パス記録のときの記録率の半分とすることができる。
また、本発明は、単位領域に対して記録ヘッドを偶数回走査させて記録を行う偶数パス記録だけでなく、単位領域に対して記録ヘッドを奇数回走査させて記録を行う奇数パス記録にも適用することができる。ここで、奇数パス記録のうち、例えば、3パス記録について考えると、3パス記録では、往方向の走査、復方向の走査、往方向の走査の順に記録が行われる単位領域Aと、復方向の走査、往方向の走査、復方向の走査の順に記録が行われる単位領域Bとが、存在することになる。そのため、単位領域Aと単位領域Bでは記録率の設定が異なり、例えば、単位領域A(往方向が2回、復方向が1回)では、表4に示す記録率テーブルに従って、着弾ずれ量の差に応じて往方向および復方向の記録率が設定される。また、単位領域B(往方向が1回、復方向が2回)では、表5に示す記録率テーブルに従って、着弾ずれ量の差に応じて往方向および復方向の記録率が設定される。
Figure 0005645539
Figure 0005645539
尚、この3パス記録の場合にも、表3で説明したように、着弾ずれ量の差がゼロの場合に往方向と復方向で記録率を異ならせてもよい。また、3パス記録に限らず、5パス記録、7パス記録などの他の奇数パス記録においても同様に、単位領域ごとに、着弾ずれ量の差に応じて往方向および復方向の記録率が設定される。 ただし、以上の説明からも明らかなように、奇数パス記録において、着弾ずれ量の差に応じて、往方向と復方向で記録率を異ならせる制御を行うと、単位領域Aと単位領域Bとで各走査の記録率が異なることになる。そして、この単位領域Aと単位領域Bは副走査方向に交互に出現することになるので、単位領域の幅で画像に濃度ムラが発生するおそれがある。そこで、偶数パス記録で記録を行う記録モード(偶数パスモード/第1の記録モード)と、奇数パス記録で記録を行う記録モード(奇数パスモード/第2の記録モード)とを実行可能な記録装置では、偶数パス記録モードのみ、着弾ずれに応じて往方向と復方向で記録率を異ならせる制御を行う。奇数パス記録モードは、往方向と復方向で記録率を一定とし、例えば、3パス記録では、往方向も復方向も記録率を33%とする。もしくは、プリンタの形状に起因して往方向の走査、復方向の走査で着弾ずれ量が元々異なるような場合には、その着弾ずれ量の差の分だけ、記録率を異ならせる。詰まりは、奇数パスモードでは、往方向と復方向の記録率の差が、偶数パスモードよりも小さくなるように、往方向と復方向の記録率が設定される。これにより、濃度ムラを抑制しつつ、着弾位置ずれの影響を軽減した画像記録を実現できる。
また、複数の偶数パス記録モードを備えるときに、その一部の偶数パス記録モードでのみ、着弾ずれ量の差に応じて往方向および復方向の記録率を設定するようにしてもよい。図5で説明したように、副走査方向(ノズル配列方向)の着弾ずれは記録率が高い場合に発生しやすいので、相対的にパス数の少ない偶数パス記録では、着弾ずれに応じて往方向と復方向で記録率を異ならせる。一方、相対的にパス数の多い偶数パス記録では、着弾ずれ量があまり大きくないため、往方向と復方向で記録率を一定とする。もしくは、プリンタの形状に起因して往方向の走査、復方向の走査で着弾ずれ量が元々異なるような場合には、その着弾ずれ量の差の分だけ、記録率を異ならせる。つまりは、相対的にパス数の少ない偶数パス記録モードでは、往方向と復方向の記録率の差が、相対的にパス数の多い偶数パス記録モードよりも大きくなるように、往方向と復方向の記録率が設定される。
また、奇数パス記録において、発生し得る濃度ムラは、パス数が少ない(記録率が高い)ときに特に発生しやすいため、相対的にパス数の少ない奇数パス記録では、往方向と復方向で記録率を一定とする。もしくは、往方向の走査、復方向の走査で着弾ずれ量が元々異なるような場合には、その着弾ずれ量の差の分だけ、記録率を異ならせる。一方、濃度ムラが目立ち難い相対的にパス数の多い奇数パス記録では、着弾ずれに応じて往方向と復方向で記録率を異ならせることで、着弾位置ずれの影響を軽減できる。これに加えて、更にパス数の多い奇数パス記録において、記録率が充分に低く、副走査方向の着弾ずれが目立たないようであれば、往方向と復方向で記録率を一定とすることもできるし、往方向の走査、復方向の走査で着弾ずれ量が元々異なるような場合には、その着弾ずれ量の差の分だけ、記録率を異ならせることもできる。
尚、上述の説明では、マルチパス記録の各走査の記録率の合計が100%の場合のみを示しているが、マルチパス記録の記録率の合計は100%より大きくても、また、小さくてもよい。
13 インク吐出口
P 記録媒体
401〜410 テストパターン

Claims (14)

  1. インクを吐出するための複数の吐出口が所定方向に配列された吐出口列を有する記録ヘッドと記録媒体との前記所定方向と交差する往方向および復方向への相対的な複数回の走査を行う走査手段と、
    前記複数回の走査のそれぞれにおける、前記記録媒体の単位領域に形成すべき画素の数に対する当該走査にて形成する画素の数の比率である記録率を設定する設定手段と、
    前記走査手段による前記相対的な走査を伴って、前記設定手段により設定された前記記録率にしたがって前記記録ヘッドからインクを吐出させるように前記記録ヘッドを制御する制御手段と、
    前記往方向への走査において予め定められた基準の記録率にしたがってインクを吐出した場合における前記記録媒体上の前記所定方向における前記吐出口列の中央側へのインクの着弾位置のずれ量と、前記復方向への走査において予め定められた基準の記録率にしたがってインクを吐出した場合における前記記録媒体上の前記所定方向における前記吐出口列の中央側へのインクの着弾位置のずれ量と、に関する情報を取得する取得手段と、を有し、
    前記設定手段は、前記取得手段により取得された前記情報が示す前記往方向への走査における前記ずれ量と前記復方向への走査における前記ずれ量のうち、一方の走査における前記ずれ量が他方の走査における前記ずれ量よりも大きい場合に、前記一方の走査における前記記録率が前記一方の走査における前記基準の記録率よりも低くなるように、前記複数回の走査のそれぞれにおける記録率を設定することを特徴とする記録装置。
  2. 前記往方向への走査における前記基準の記録率は、前記復方向への走査における前記基準の記録率と等しく、
    前記設定手段は、前記一方の走査における前記記録率が、前記他方の走査における前記記録率よりも低くなるように、前記複数回の走査のそれぞれにおける記録率を設定することを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 前記取得手段は、前記往方向走査における前記ずれ量と前記復方向走査における前記ずれ量との差に関する情報を取得し、
    前記設定手段は、前記取得手段により取得された前記情報が示す前記往方向のずれ量と前記復方向のずれ量との差に応じて、前記複数回の走査のそれぞれにおける記録率を設定することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の記録装置。
  4. 前記設定手段は、前記往方向走査における前記ずれ量と前記復方向走査における前記ずれ量との差が大きいほど、前記往方向への走査における記録率と前記復方向への走査における記録率との差が大きくなるように、前記複数回の走査のそれぞれにおける記録率を設定することを特徴とする請求項に記載の記録装置。
  5. 前記制御手段は、前記往方向走査における前記ずれ量と前記復方向走査における前記ずれ量とに関する情報を取得するためのテストパターンを前記記録ヘッドに形成させ、
    前記取得手段は、前記テストパターンに基づいて前記往方向への走査における前記ずれ量と前記復方向への走査における前記ずれ量とに関する情報を取得することを特徴とする請求項1から請求項のいずれか1項に記載の記録装置。
  6. 前記取得手段は、形成された前記テストパターンの光学特性をセンサにより測定することにより前記往方向への走査における前記ずれ量と前記復方向への走査における前記ずれ量に関する情報を取得することを特徴とする請求項に記載の記録装置。
  7. 前記取得手段は、形成された前記テストパターンに関わるユーザからの入力に基づいて前記往方向への走査における前記ずれ量と前記復方向への走査における前記ずれ量に関する情報を取得することを特徴とする請求項に記載の記録装置。
  8. 前記走査手段による前記記録ヘッドと前記記録媒体との走査を偶数回行って記録を行う第1の記録モードと、前記走査手段による前記記録ヘッドと前記記録媒体との走査を奇数回行って記録を行う第2の記録モードと、を実行可能であって、
    前記設定手段は、前記第1の記録モードにおいて、ずれ量が相対的に大きい方向への走査における前記記録率がずれ量が相対的に小さい方向への走査における前記記録率よりも低くなり、且つ、前記第2の記録モードにおける前記往方向への走査における前記記録率と前記復方向への走査における前記記録率との差が、前記第1の記録モードにおける前記往方向への走査における前記記録率と前記復方向への走査における前記記録率との差よりも小さくなるように、前記第1、第2の記録モードを実行する際の前記複数回の走査のそれぞれにおける記録率を設定することを特徴とする請求項1から請求項のいずれか1項に記載の記録装置。
  9. 前記設定手段は、前記第2の記録モードにおいて、前記往方向への走査における前記記録率と前記復方向への走査における前記記録率とがほぼ等しくなるように、前記第2の記録モードを実行する際の前記複数回の走査のそれぞれにおける記録率を設定することを特徴とする請求項に記載の記録装置。
  10. 前記設定手段は、前記第1の記録モードにおいて、前記往方向への走査におけるずれ量と前記復方向への走査におけるずれ量との差に応じて、前記複数回の走査のそれぞれにおける記録率を設定することを特徴とする請求項または請求項に記載の記録装置。
  11. 前記走査手段による前記記録ヘッドと前記記録媒体との走査を第1の回数行って記録を行う第3の記録モードと、前記走査手段による前記記録ヘッドと前記記録媒体との走査を前記第1の回数よりも多い第2の回数行って記録を行う第4の記録モードを実行可能であって、
    前記設定手段は、前記第3の記録モードにおいて、ずれ量が相対的に大きい方向への走査における前記記録率がずれ量が相対的に小さい方向への走査における前記記録率よりも低くなり、且つ、前記第4の記録モードにおける前記往方向への走査における前記記録率と前記復方向への走査における前記記録率との差が、前記第3の記録モードにおける前記往方向への走査における前記記録率と前記復方向への走査における前記記録率との差よりも小さくなるように、前記第3、第4の記録モードを実行する際の前記複数回の走査のそれぞれにおける記録率を設定することを特徴とする請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の記録装置。
  12. 前記設定手段は、前記第4の記録モードにおいて、前記往方向への走査における前記記録率と前記復方向への走査における前記記録率とがほぼ等しくなるように、前記第4の記録モードを実行する際の前記複数回の走査のそれぞれにおける記録率を設定することを特徴とする請求項11に記載の記録装置。
  13. 前記設定手段は、インクの吐出を許容する画素を定めたマスクによって、前記複数回の走査のそれぞれにおける記録率を設定することを特徴とする請求項1から請求項12のいずれか1項に記載の記録装置。
  14. インクを吐出するための複数の吐出口が所定方向に配列された吐出口列を有する記録ヘッドと記録媒体との前記所定方向と交差する往方向および復方向への相対的な複数回の走査を行う走査工程と、
    前記複数回の走査のそれぞれにおける、前記記録媒体の単位領域に形成すべき画素の数に対する当該走査にて形成する画素の数の比率である記録率を設定する設定工程と、
    前記走査工程による前記相対的な走査を伴って、前記設定工程により設定された前記記録率にしたがって前記記録ヘッドからインクを吐出させるように前記記録ヘッドを制御する制御工程と、
    前記往方向への走査において予め定められた基準の記録率にしたがってインクを吐出した場合における前記記録媒体上の前記所定方向における前記吐出口列の中央側へのインクの着弾位置のずれ量と、前記復方向への走査において予め定められた基準の記録率にしたがってインクを吐出した場合における前記記録媒体上の前記所定方向における前記吐出口列の中央側へのインクの着弾位置のずれ量と、に関する情報を取得する取得工程と、を有し、
    前記設定工程においては、前記取得工程により取得された前記情報が示す前記往方向への走査における前記ずれ量と前記復方向への走査における前記ずれ量のうち、一方の走査における前記ずれ量が他方の走査における前記ずれ量よりも大きい場合に、前記一方の走査における前記記録率が前記一方の走査における前記基準の記録率よりも低くなるように、前記複数回の走査のそれぞれにおける記録率を設定することを特徴とする記録方法。
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