JP5644713B2 - 内燃機関の制御装置 - Google Patents
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Description
てば、稼働状態と機関停止状態が繰り返されることになり、機関停止状態では、上述した燃料噴射装置からの漏出燃料に起因したエミッション悪化が生じやすくなる。特に、ハイブリッド車両では、内燃機関が機関停止状態にありながらも走行が可能であるため、内燃機関しか備えない車両と比べても、漏出燃料によるエミッション悪化が生じやすい状況にあると言える。そこで、本発明に係る内燃機関の制御装置を、ハイブリッド車両に備えられた内燃機関に適用することで、より効果的なエミッション悪化の抑制を図ることができる。
関が冷間始動する前の時点で、漏出燃料を前もって、目標加熱温度に加熱された電気加熱式触媒に送り込むことができ、エミッションの悪化を抑制することが可能となる。
して、モータ11a、11bに供給するとともに、モータ11a、11bによって発電された交流電力を直流電力に変換してバッテリ22に供給するように構成された電力制御ユニットである。詳細には、モータ11aおよび11bは、交流同期型の電動機で構成され、励磁電流が印加されるとトルクを発生するとともに、外部からトルクが加えられると、例えば前記内燃機関1から動力分割機構12を介して運動エネルギーが入力されると、その運動エネルギーを電気エネルギーに変換することによって電力を発生させる。発生した電力は、PCU21を介してバッテリ22へ供給される。また、モータ11bは、車両の減速時に発電機として作用し、駆動輪18からドライブシャフト17及び減速機16を介して動力伝達軸15に伝達される運動エネルギーを電気エネルギーに変換する、いわゆる回生発電を行うことができ、それによって発生した電力もPCU21を介してバッテリ22へ供給される。また、図1に示すハイブリッド車両10は、いわゆるプラグインハイブリッド車両であり、外部電源30からの電力供給が可能となるように充電プラグ23が設けられている。
射弁2からの燃料噴射は停止されるが、実際には、燃料噴射弁2内には比較的高い圧力がかかった燃料が溜め込まれていることから、燃料噴射弁2内の圧力バランスによって、意図せずして燃料が燃焼室内に漏出してしまう場合がある。そこで、図3に、燃料噴射弁2からの燃料の漏出量の推移を示す。なお、図3の横軸は内燃機関1のソーク時間、すなわちHV走行からEV走行に切り替わった際に内燃機関1が機関停止してからの経過時間を表わし、縦軸のうち点線で示される左側縦軸は燃料噴射弁2からの瞬間的な漏出量、すなわち燃料噴射弁2の弁体が開弁するごとの漏出量の推移を表し、縦軸のうち実線で示される右側縦軸は燃料噴射弁2から漏出した燃料の積算量を表わしている。このように、機関停止直後(ソーク時間が比較的短い時期)は、燃料噴射弁2からの瞬間的な漏出量は比較的大きいが、時間の経過とともにその瞬間的な漏出量は減衰していく。そのため、漏出燃料の積算量としては、ソーク時間がある程度の時間を超えると積算量の増加率は比較的緩やかとなる。
また、上記実施例は、ハイブリッド車両10に搭載されるハイブリッドシステムに関するものであるが、図4に示すプレヒート処理は、内燃機関のみが搭載される車両においても適用可能である。例えば、車両10が停止している際に、内燃機関1における燃料噴射を停止するフューエルカット制御を行う場合、その際には内燃機関1は機関停止状態になるため、当該プレヒート処理を有用に適用できる。
図4に示すプレヒート処理に関し、図6に基づいてその変形例を説明する。本出願人は、燃料噴射弁2からの燃料の漏出量は、燃料噴射弁2が使用されてからの通算の燃料噴射回数が多くなるに従い、減少していく傾向にあることを把握した。すなわち、当該燃料の漏出量には、経時的な変動が存在する。そこで、この燃料の漏出量の経時的な変動を考慮して、電気加熱式触媒4の目標加熱温度を補正することでより的確なプレヒート処理が実現し得る。具体的には、図6に示すように、上記プレヒート処理のS104の処理において、燃料の漏出量と目標加熱温度の相関が、燃料噴射弁2における通算の積算噴射回数が多くなるに従い、目標加熱温度が低くなるように補正を行う。この結果、積算噴射回数が多くなるほど、仮に推定された燃料の漏出量が同じであったとしても、最終的に決定される目標加熱温度の値が低くなる。このようにすることで、実際に燃料噴射弁2から漏出する燃料の量に応じた、電気加熱式触媒4のプレヒートが実現される。
し状態を形成する。
始動の有無にかかわらず、電気加熱式触媒4のプレヒート処理とともに強制モータリングが行われることで、前もって漏出燃料の浄化を完了させてしまう。上記のとおり、所定時間T1の時点で、燃料噴射弁2からの燃料の漏出量の増加率は極めて小さくなっていることから、所定時間T1の時点をもって漏出燃料の浄化を行っておけば、その後、ソーク時間が延びたとしても燃料噴射弁2からの燃料の漏出量はさほど増えない。そのため、漏出燃料の浄化を完了させて後に、内燃機関1が冷間始動したとしても、電気加熱式触媒4に求められる排気浄化能は、本来的に求められる冷間始動時の排気を浄化する程度でよく、過大な排気浄化能が要求されるのを回避することができる。その結果、冷間始動時のエミッション悪化を確実に抑制することができる。
2・・・・燃料噴射弁
3・・・・排気通路
4・・・・電気加熱式触媒
10・・・・ハイブリッド車両
11a、11b・・・・モータ(モータジェネレータ)
20・・・ECU
21・・・PCU
22・・・バッテリ
Claims (5)
- 吸気通路又は燃焼室に燃料を供給する燃料噴射装置を有する内燃機関の制御装置であって、
前記内燃機関の排気通路に設けられ、電力の供給により発熱する担体に酸化能を有する触媒を担持させた電気加熱式触媒と、
少なくとも前記内燃機関の機関停止してからの経過時間に従い、前記燃料噴射装置から漏出する燃料量を推定する推定手段と、
前記推定手段によって推定された燃料漏出量に従って前記内燃機関の機関停止後に前記電気加熱式触媒に電力を供給し加熱する手段であって、該燃料漏出量が多くなるに従い該電気加熱式触媒の目標加熱温度を高く調整する加熱調整手段と、
前記燃料噴射装置が使用されてから通算の該燃料噴射装置からの燃料噴射回数を積算する積算手段と、
を備え、
前記加熱調整手段は、前記積算手段によって積算された燃料噴射回数が多くなるに従い、前記目標加熱温度が低くなるように補正する、
内燃機関の制御装置。 - 吸気通路又は燃焼室に燃料を供給する燃料噴射装置を有する内燃機関の制御装置であって、
前記内燃機関の排気通路に設けられ、電力の供給により発熱する担体に酸化能を有する触媒を担持させた電気加熱式触媒と、
少なくとも前記内燃機関の機関停止してからの経過時間に従い、前記燃料噴射装置から漏出する燃料量を推定する推定手段と、
前記推定手段によって推定された燃料漏出量に従って前記内燃機関の機関停止後に前記電気加熱式触媒に電力を供給し加熱する手段であって、該燃料漏出量が多くなるに従い該電気加熱式触媒の目標加熱温度を高く調整する加熱調整手段と、
前記燃料噴射装置が使用されてから通算の該燃料噴射装置からの燃料噴射回数を積算する積算手段と、
を備え、
前記推定手段は、前記積算手段によって積算された燃料噴射回数が多くなるに従い、前記燃料漏出量が少なくなるように補正する、
内燃機関の制御装置。 - 前記内燃機関は、該内燃機関と、電源からの供給電力によって駆動されるモータとを動力源とするハイブリッド車両に搭載され、
前記加熱調整手段は、前記モータが駆動し、且つ前記内燃機関が機関停止した状態において、前記電気加熱式触媒を前記目標加熱温度に加熱する、
請求項1又は請求項2に記載の内燃機関の制御装置。 - 前記内燃機関は、前記ハイブリッド車両の速度が第一所定速度を超えると、前記燃料噴射装置からの燃料噴射が行われない状態で前記モータの駆動に連れ回される連れ回し状態となり、
前記加熱調整手段は、前記ハイブリッド車両の速度が、前記第一所定速度より低い第二所定速度を超えると、前記電気加熱式触媒を前記目標加熱温度に加熱する、
請求項3に記載の内燃機関の制御装置。 - 前記内燃機関は、該内燃機関と、電源からの供給電力によって駆動されるモータとを動力源とするハイブリッド車両に搭載され、
前記内燃機関が機関停止してから経過した時間が所定時間を超えると、又は前記燃料漏出量の積算値が所定量を超えると、前記加熱調整手段が前記電気加熱式触媒を前記目標加熱温度に加熱した後に、該内燃機関を、前記燃料噴射装置からの燃料噴射が行われない状態で前記モータによって強制的に駆動する強制駆動手段を、更に備える、
請求項1又は請求項2に記載の内燃機関の制御装置。
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