JP5644061B2 - プロジェクタ - Google Patents

プロジェクタ Download PDF

Info

Publication number
JP5644061B2
JP5644061B2 JP2009092773A JP2009092773A JP5644061B2 JP 5644061 B2 JP5644061 B2 JP 5644061B2 JP 2009092773 A JP2009092773 A JP 2009092773A JP 2009092773 A JP2009092773 A JP 2009092773A JP 5644061 B2 JP5644061 B2 JP 5644061B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
threshold
threshold value
intensity
laser
light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009092773A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010243807A5 (ja
JP2010243807A (ja
Inventor
宏 西垣
宏 西垣
敦也 平野
敦也 平野
篤彦 近岡
篤彦 近岡
謙 西岡
謙 西岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Funai Electric Co Ltd filed Critical Funai Electric Co Ltd
Priority to JP2009092773A priority Critical patent/JP5644061B2/ja
Publication of JP2010243807A publication Critical patent/JP2010243807A/ja
Publication of JP2010243807A5 publication Critical patent/JP2010243807A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5644061B2 publication Critical patent/JP5644061B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
  • Projection Apparatus (AREA)
  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)

Description

本発明はプロジェクタに関する。
従来、レーザ光によって外部より入力された画像を投影するプロジェクタとして、レーザプロジェクタが知られている。そして、このプロジェクタは、総じて離れた位置に画像を投影して使用されるため、使用者が投影された画像から所望のポイントを指示するためには、使用者の位置から画像の位置まで到達する指し棒や、当該画像にレーザ照射を行うレーザポインタなどを用いる必要があった。また、当該プロジェクタに接続された他の情報機器から画像を入力する場合には、当該情報機器が有するタッチパネルやマウスなどの入力装置を介して、使用者が所望するポイントを指示していた。
また、例えば、画像を表示するためのプロジェクタと、ディスプレイ領域を撮像するCCDカメラと、CCDカメラによる撮像信号と基準値とを比較して、ディスプレイ領域に含まれるプレゼンターの指示画像の影の領域、または実像領域におけるポインティング位置を検出する処理部と、を含んだプレゼンテーションシステムにおいて、上記基準値を分割エリアごとに最適な値に設定できるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1に記載の発明によると、プレゼンターがディスプレイ領域で指し棒等を介して指示したポインティング位置を上記影の領域として検出することができる。
特開平11−345087号公報
しかしながら、特許文献1に記載の発明では、指し棒等の外部障害物によりスクリーン(ディスプレイ領域)に投影された画像を直接指示しなければならず、プロジェクタの設置環境によってはポイントを直接指示することが使用者にとって負担となる場合がある。
また、上記特許文献1に記載の発明では、外部障害物の位置検出において、CCDカメラのような高価な部品を使用しているので、コストがかかるという問題がある。
更に、上記特許文献1に記載の発明によると、基準値を分割エリアごとに最適な値に設定することによって、外部障害物の位置検出の精度を高めることが可能となるが、当該設定値はシステム起動時に設定された後、ユーザによって再設定の指示がなされない限り固定値となるため、プロジェクタの使用環境/条件次第で突然に検出精度が低下するというおそれがある。
本発明の課題は、簡易な構成で外部障害物の位置検出を行い、かつ、使用環境/条件に左右されることなく、当該位置検出の精度を維持できるプロジェクタを提供することである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、レーザ光を照射し、被投射面に画像を表示するためのプロジェクタであって、前記レーザ光を出力するレーザ光源と、前記レーザ光を走査する走査手段と、前記走査手段により走査される前記レーザ光を、第1方向と第2方向とに分割して出力するビームスプリッタと、前記走査手段により走査され、前記第1方向の前記被投射面の上方の外部障害物により反射された前記レーザ光を検出する受光センサと、前記走査の水平同期信号及び画素クロック信号に基づいて、前記受光センサの受光タイミングにより前記外部障害物の位置を算出する算出手段と、前記受光センサの強度に基づいて前記外部障害物を認識する判断手段と、前記外部障害物を認識するための閾値を算出する閾値算出手段と、前記閾値算出手段により算出された前記閾値をフレーム単位で更新する更新手段と、を備え、前記第1方向の前記被投射面に画像を表示するためのレーザ光と、前記外部障害物によって反射されて検出されるためのレーザ光とが、同一のレーザ光源によるものであることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1記載のプロジェクタにおいて、前記閾値算出手段は、1フレーム毎に、閾値を算出することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のプロジェクタにおいて、前記閾値算出手段は、前記受光センサが受光した前記レーザ光の光強度において前記閾値をこえたピーク値と、前記閾値以下の前記光強度の平均値から算出されたベース値とを用いて、新たな閾値を設定することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のプロジェクタにおいて、前記新たな閾値は、前記ピーク値と前記ベース値の中間値に設定することを特徴とする。
本発明によれば、ビームスプリッタにより走査部で走査されるレーザ光が第1の方向と第2の方向とに分割して出力されるので、分割された一方のレーザ光を使用者の近辺に投影することにより、使用者の所望するポイントを容易に指示することができる。
また、位置情報算出手段により、前記判断手段により外部障害物と判断されたタイミングと、水平同期信号及び画素クロック信号に基づいて、外部障害物の位置情報が算出できるので、外部障害物の位置検出のための特別な構成を要しない。
さらに、閾値算出手段により、特定手段により特定されたピーク値と、反射光の強度のベース値と、に基づいて新たな閾値が算出され、更新手段により、記憶部に記憶された閾値を、上記算出された閾値に更新することができる。つまり、プロジェクタの使用環境/条件が変動しても、それに応じて判断手段の判断基準となる閾値が逐次更新されるため、位置検出の精度を維持できる。
よって、本発明は、簡易な構成で外部障害物の位置検出を行い、かつ、使用環境/条件に左右されることなく、当該位置検出の精度を維持できるプロジェクタであるといえる。
本発明に係るプロジェクタが設置された状態を例示する外観図である。 本発明に係るプロジェクタの要部構成を例示するブロック図である。 本発明に係るレーザ光の投影面を説明するための図である。 本発明に係る同期信号(水平同期信号及び画素クロック信号)を説明するための図である。 本発明に係る投影部の構成と、投影部によりレーザ光が投影された状態を説明するための図である。 本発明に係るある走査線上で検出される反射光の強度分布を例示する図である。 本発明に係るある走査線上で検出される反射光の強度分布と次フレームにおける強度分布を例示する図である。 本発明に係るプロジェクタによる閾値更新処理を説明するためのフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。なお、発明の範囲は図示例に限定されない。
また、以下の説明では、図1におけるプロジェクタ100の左右方向をX方向、前後方向をY方向、高さ方向をZ方向とする。
プロジェクタ100は、例えば、図1に示すように、テーブル120上に設置され、スクリーン130に向けて出射されたレーザ光(第2のレーザ光)が、投影部380によりプレゼンテーション等に用いる表示用の画像132Aとして投影されるレーザプロジェクタである。
また、プロジェクタ100は、テーブル120の上面に対して、プロジェクタ100の使用者が参照し得るように、投影部380により分離されたレーザ光(第1のレーザ光)が、画像132Aと同様の画像122Aを投影する(画像122Aの大きさは、総じて画像132Aの大きさよりも小さい)。ここで、この画像122Aには、使用者が棒やペン等の外部障害物10を操作することで画像132Aの編集等を行うための画像122Fも含まれている。そして、上記外部障害物10からの反射光が受光センサ400により検出されて外部障害物10が識別されるように構成されている。
次いで、プロジェクタ100は、例えば、図2に示すように、フロントエンド用のFPGA310(Field Programmable Gate Array)と、レーザ出射部350と、投影部380と、操作パネル330と、バックエンドブロック340と、ビデオRAM345と、受光センサ400と、増幅部410と、変換部420と、記憶部344と、を含んで構成される。
FPGA310は、例えば、タイミングコントローラ311と、データコントローラ312と、ビットデータ変換器313と、データ/階調変換器314と、を含むプログラミングが可能なLSI(Large Scale Integration)であり、バックエンドブロック340とともに、一時的にビデオRAM345に記憶される画像信号の表示制御を行う。
タイミングコントローラ311は、バックエンドブロック340に含まれるCPU341から送られる指令に基づいてデータコントローラ312を介してビデオRAM345に一時的に記憶されている画像信号を読み出す。そして、タイミングコントローラ311では、当該画像信号に含まれる同期信号(水平同期信号(HSYNC)、画素クロック信号(PCLK)等を含む)を取得する。さらに、タイミングコントローラ311は、当該同期信号に基づいて、後述のレーザ出射部350,駆動モータ374の出射/駆動のタイミングをコントロールする命令を生成し、当該命令をビットデータ変換器313,駆動ドライバ373にそれぞれ送信する。
データコントローラ312は、ビデオRAM345より読み出した画像信号をビットデータ変換器313に送出する。
ビットデータ変換器313は、タイミングコントローラ311からの命令に基づいて、データコントローラ312から送出された画像信号を、レーザ光によって投影するための形式に適合したデータに変換した後、当該画像信号をデータ/階調変換器314に送出する。
データ/階調変換器314は、ビットデータ変換器313から出力されたデータを、R(Red)、G(Green)、B(Blue)の3色として表示するための色の階調に変換し、変換後のそれぞれのデータを、レーザ出射部350に送出する。
レーザ出射部350は、例えば、レーザ制御回路351と、LD361,362(レーザ光源)と、偏光ビームスプリッタ363と、レーザ検出器370と、レンズ371と、スキャナミラー372(走査部)と、駆動ドライバ373と、駆動モータ374と、ハーフミラー375と、ミラー検出器376と、調整部377と、を含んで構成される。
LD361(Laser Diode)は、緑色のレーザ光を出射するダイオードであり、LD362は、赤色及び青色のレーザ光を出射するダイオードであり、それぞれがレーザ制御回路351により制御される。
なお、本実施の形態に係るLD362は、赤色のレーザ光を出射するLDと青色のレーザ光を出射するLDとが一体として構成されているが、別個に構成されているものでもよい。
レーザ制御回路351は、データ/階調変換器314から送られる信号に基づいてLD361,362の出射量/タイミング等を制御する。また、レーザ制御回路351は、後述のレーザ検出器370にて検出されるレーザ光の出力量よりレーザ光の出射状態を検知し、当該出射状態に基づいてLD361,362の出射制御を行う。
偏光ビームスプリッタ363は、LD361から出射されるレーザ光の光路上に配置され、入射されたレーザ光をP偏光とS偏光とに分離する光学部材である。そして、偏光ビームスプリッタ363は、LD361から出射された緑色のレーザ光の一部をレンズ371に向けて透過させ、残りをレーザ検出器370に向けて反射させる。一方で、偏光ビームスプリッタ363は、LD362から出射された赤色及び青色のレーザ光の一部をレーザ検出器370に向けて透過させ、残りをレンズ371に向けて反射させる。
レーザ検出器370は、例えば、レーザ光の出力量を検出するセンサであり、LD362から出射されるレーザ光の光路上に配置されている。
レンズ371は、偏光ビームスプリッタ363を透過したレーザ光を集光する。
スキャナミラー372は、例えば、後述の駆動モータ374により駆動力が付与されることにより2軸方向に独立して回動可能なガルバノミラーであり、当該回動によりミラー傾斜角を調整することで、入射された光の反射方向を調整することができる。
そのため、例えば、図3のテーブル120上に形成されるレーザ光(第1のレーザ光)の投影面123に示されるように、レンズ371を透過したレーザ光の反射方向をスキャナミラー372により順次調整することで、レーザ光の走査が可能となる。
ここで、図3は、投影面123において、スキャナミラー372によるレーザ光の走査位置が、タイミングコントローラ311にて取得される画素クロック信号及び水平同期信号に応じて、P(1)、P(2)、・・・、P(k)、P(k+1)、・・・、P(2k)、・・・、と変化していくことを示している。また、上記画素クロック信号(PCLK)及び水平同期信号(HSYNC)は、例えば、それぞれが図4に示されるようなパルス波形を示す信号であり、時間ΔT1が1画素を描画する時間、時間ΔT2が1走査線を切換えるまでの時間を示すものである。
つまり、画素クロック信号の時間ΔT1の間に、スキャナミラー372がX方向に傾斜し、図3に示すレーザ光の走査位置がX方向にずれる(例えば、P(1)からP(2)へと変化する)。そして、上記X方向への走査が繰り返され、走査位置が投影面123のX方向端部(例えば、P(k))に到達したタイミングで、水平同期信号の時間ΔT2が経過して水平同期信号が検出される。スキャナミラー372は、上記時間ΔT2の間に、Y方向に傾斜し、図3に示すレーザ光の走査位置がY方向にずれる(例えば、P(k)からP(k+1)へと変化する)。
したがって、スキャナミラー372が画素クロック信号及び水平同期信号に基づいて上記走査を繰り返し、投影面123全体に亘って走査が終了した時点で1フレーム分の画像投影が完了する。
駆動ドライバ373は、例えば、タイミングコントローラ311より送信される命令に応じて、駆動モータ374に駆動周波数に対応するパルス信号を与えることで、スキャナミラー372によるレーザ光の走査を制御する。
駆動モータ374は、例えば、スキャナミラー372の2軸各々に接続された2つのパルスモータであり、それぞれが後述の駆動ドライバ373より指示される駆動周波数(共振周波数)に基づいて駆動し、スキャナミラー372を所定角回動させるように構成されている。
ハーフミラー375は、スキャナミラー372にて反射したレーザ光の一部を投影部380に向けて透過させるとともに、残りをミラー検出器376に向けて反射させる。
ミラー検出器376は、例えば、ハーフミラー375にて反射したレーザ光を受光し、スキャナミラー372の2軸方向の傾斜角(触れ角)を検出する傾斜角検出器である。このミラー検出器376にて検出された傾斜角はアナログ電気信号として調整部377に入力される。
調整部377は、例えば、図示は省略するが、四則算用の演算器、コンパレータ、アナログ信号増幅用のアンプ、A/D変換器、等を含んで構成され、ミラー検出器376より入力されるスキャナミラー372の傾斜角に関するアナログ電気信号について、増幅、四則算、比較等を介して所望の値に調整し、デジタル信号に変換してCPU341に送信するように構成されている。
つまり、スキャナミラー372は、設置環境(例えば、温度,湿度,気圧等)によって共振周波数が変動し、レーザ光の走査位置にずれが生じるおそれがあるため、ミラー検出器376及び調整部377によりスキャナミラー372の傾斜角を検出してCPU341に送信し、CPU341及びタイミングコントローラ311が駆動ドライバ373による駆動周波数を逐次調整出来る様に構成されている。
投影部380は、例えば、図5に示すように、コリメートレンズ381と、空間光変調器382と、ビームスプリッタ383と、拡大レンズ384,385と、を含んで構成され、レーザ出射部350から出射され、スキャナミラー372にて走査されるレーザ光をスクリーン130及びテーブル120上に投影させる。
コリメートレンズ381は、スキャナミラー372にて走査されるレーザ光を平行光化する。
空間光変調器382は、例えば、所定の偏光方向の光のみを透過させるライトバルブ等であり、コリメートレンズ381を透過して平行光化されたレーザ光の透過率を画像信号に応じて変調し、ビームスプリッタ383に向けて出射する。
ビームスプリッタ383は、空間光変調器382から出射されるレーザ光の一部のみが入射されるように配置され、入射されたレーザ光を、テーブル120方向(第1の方向)へ透過する第1のレーザ光と、スクリーン130方向(第2の方向)へ反射する第2のレーザ光に分離する。
したがって、ビームスプリッタ383が配置された光路上を通過するレーザ光は、ビームスプリッタ383を透過してテーブル120方向へ投影され、かつ、ビームスプリッタ383にて反射(屈折)してスクリーン130方向へ投影される。その一方で、ビームスプリッタ383が配置されていない光路上を通過するレーザ光は、ビームスプリッタ383にて反射(屈折)することなくテーブル120方向にのみ投影される。
つまり、CPU341は、プレゼンテーション用の画像132Aを表示するためのレーザ光が、ビームスプリッタ383の配置された光路上を通過するように、画像132Aの編集等を行うための専用画像122Fを表示するためのレーザ光が、ビームスプリッタ383の配置されていない光路上を通過するように、FPGA310やレーザ出射部350を制御することで、スクリーン130上に画像132A、テーブル120上に画像122A、をそれぞれ投影することが可能となる。
なお、専用画像122Fは、たとえば、現在投影中の画像132Aに対応するコメントなどを入れたものであってもよい。これによって、画像132Aの表示中に使用者のみが専用画像122Fを参照することが可能になる。つまり、使用者が、画像132Aの表示中に話すべきコメントなどを覚えていなくても、スムーズにプレゼンテーションを進めることが可能になる。
拡大レンズ384は、ビームスプリッタ383のスクリーン130方向の下流側に配置され、ビームスプリッタ383にて反射したレーザ光を拡大する。拡大レンズ385は、ビームスプリッタ383のテーブル120方向の下流側に配置され、ビームスプリッタ383を透過したレーザ光、及び、ビームスプリッタ383が配置されていない光路上を通過するレーザ光、を拡大する。
そして、上記拡大レンズ384,385により拡大されたレーザ光は、図示しないミラーやレンズを介してスクリーン130,テーブル120に照射される。
操作パネル330は、例えば、プロジェクタ100の筐体部表面あるいは側面に設けられ、操作内容を表示するためのディスプレイ装置(図示省略)と、使用者がプロジェクタ100に対する入力操作を実行するためのボタンやスイッチ(図示省略)と、を含んで構成される。そして、操作パネル330は、使用者による操作が実行されると、当該操作に応じた信号をCPU341に送信する。
バックエンドブロック340は、例えば、CPU341と、ビデオI/F342と、外部I/F343と、を含んで構成されるプロジェクタ100のバックエンド部分である。
CPU341は、記憶部344に記憶された各種処理プログラムを読み出し、当該プログラムを実行して各部に出力信号を送信することにより、プロジェクタ100の動作全般を統括制御する。
また、CPU341は、操作パネル330から送信される信号に基づいて、ビデオI/F342、外部I/F343を介してプロジェクタ100に入力された画像信号に基づく映像の投影を制御する。つまり、CPU341は、FPGA310のタイミングコントローラ311と相互に通信を行い、ビデオRAM345に一時的に保持されている画像信号に基づく映像の表示を制御する。
ビデオI/F342は、例えば、PC(Personal Computer)等の画像出力装置150と接続し、画像出力装置150から出力される画像信号を入力するためのインターフェースである。
外部I/F343は、例えば、USB(Universal Serial Bus)フラッシュメモリやSDメモリカード等のメモリカード151を装着可能な外部記憶メディア用のインターフェースであり、メモリカード151に記憶された画像信号を読み出してプロジェクタ100に入力することができる。
ビデオRAM345は、ビデオI/F342や外部I/F343を介して入力された画像信号を一時的に記憶している。そして、当該画像信号は、FPGA310による表示制御がなされる際に、タイミングコントローラ311により生成されるタイミングでデータコントローラ312により読み出されるように構成されている。
受光センサ400は、例えば、図示は省略するが、フォトダイオード等の受光素子やレンズ等を含んで構成され、投影面123から反射光を受光して、当該受光した反射光の受光量(例えば、入射した光に応じてフォトダイオード中に流れる電流量)を検出するセンサである。そして、検出された反射光の受光量はアナログ信号として増幅部410に送信される。
また、受光センサ400は、スキャナミラー372が走査を行う度(1画素を描画する度)に、つまり、図4に示されるPCLKの時間ΔT1が経過するタイミングで、反射光を受光する(センシングする)ように構成されている。
増幅部410は、例えば、入力されたアナログ信号を増幅するアナログ信号用のアンプである。したがって、増幅部410は、受光センサ400にて反射光の受光量に応じたアナログ信号を予め定められたゲインで増幅し、変換部420に送信する。
変換部420は、例えば、A/D変換、フィルタリング、入力データの圧縮/伸長などの信号処理が可能なDSP(Digital Signal Processor)等であり、入力されたアナログ信号をデジタル信号に変換する。したがって、変換部420は、増幅部410にて増幅された反射光の受光量に応じたアナログ信号をデジタル信号に変換し、当該変換されたデジタル信号をCPU341に送信する。
記憶部344は、例えば、不揮発性のメモリであり、CPU341により実行されるプログラムや当該プログラムの実行に必要な各種データ等の格納エリアを備えている。当該格納エリアには、例えば、閾値データ344a、強度算出プログラム344b(強度算出手段)、判断プログラム344c(判断手段)、位置情報算出プログラム344d(位置情報算出手段)、特定プログラム344e(特定手段)、閾値算出プログラム344f(閾値算出手段)、更新プログラム344g(更新手段)、ベース値算出プログラム344h(ベース値算出手段)、オフセットプログラム344i(オフセット手段)、等が格納されている。
閾値データ344aは、後述の判断プログラム344cの実行時に使用される、外部障害物10の存在の有無を判断するための反射光の強度の閾値のデータである。当該閾値データ344aは、初期状態で予め定められた数値が記憶されており、後述の更新プログラム344gの実行により逐次更新されるように構成されている。
強度算出プログラム344bは、受光センサ400により受光されたレーザ光(第1のレーザ光)の反射光の強度を算出する機能をCPU341に実行させるプログラムである。
具体的には、CPU341が強度算出プログラム344bを実行すると、受光センサ400により検出され、増幅部410及び変換部420を介して入力される、反射光の受光量に応じたデジタル信号に基づいて、例えば、光束の時間積分等の演算処理を行うことで取得される光量を、各々の反射位置における反射光の強度として算出する。
判断プログラム344cは、強度算出プログラム344bにより算出される強度が閾値データ344aの閾値を越えた場合に外部障害物10であると判断する機能をCPU341に実行させるプログラムである。
具体的には、CPU341が強度算出プログラム344bを実行し、例えば、投影面123のある走査線(例えば、図3の外部障害物10を通過する走査線L)上における各々の位置での、受光センサ400より受光された反射光の強度が図6のような分布を取るものとする(図6における各点が各々の反射位置に対応する)。
この場合、CPU341は判断プログラム344dを実行し、各々の反射位置での反射光の強度と閾値データ344aの閾値との比較を、受光センサ400にて反射光が受光される度に行い、最初に閾値を超えたタイミング(つまり、図6における点Q1に相当する反射光が受光センサ400にて検出されたタイミング)で外部障害物10と判断する。
位置情報算出プログラム344dは、判断プログラム344cの実行により外部障害物10であると判断されたタイミングと、画像信号の水平同期信号及び画素クロック信号に基づいて外部障害物10の位置情報を算出する機能をCPU341に実行させるプログラムである。
具体的には、CPU341が位置情報算出プログラム344dを実行すると、判断プログラム344cの実行により外部障害物10であると判断したタイミングに基づいて、受光センサ400がセンシングを開始してから上記判断を行うまでの経過時間を計数する。そして、上述のように受光センサ400は、スキャナミラー372が走査を行う度に反射光の受光を行うため、当該経過時間と、図4に示されるPCLKの時間ΔT1及びHSYNCの時間ΔT2と、の関係より、当該経過時間におけるスキャナミラー372の走査位置を特定することで、受光センサ400が外部障害物10からの反射光を受光した位置(位置情報)を算出することが出来る。
特定プログラム344eは、判断プログラム344cの実行により外部障害物10であると判断された直後に、強度算出プログラム344bの実行により算出された反射光の強度のピーク値を特定する機能をCPU341に実行させるプログラムである。
具体的には、CPU341が判断プログラム344cを実行し、外部障害物10が存在すると判断した場合、特定プログラム344eを実行し、各々の反射位置での反射光の強度が閾値を超えた時点から閾値を下回る時点まで(つまり、図6における点Q1から点Q2まで)、強度算出プログラム344bの実行により強度が算出される度に当該強度を記憶しておき、その記憶した強度からピーク値(つまり、図6における点Q4の値)を特定する。
ベース値算出プログラム344hは、所定の走査期間内に、判断プログラム344cの実行により外部障害物10であると判断されない場合の、強度算出プログラム344bの実行により算出される強度の平均よりベース値を算出する機能をCPU341に実行させるプログラムである。
具体的には、CPU341がベース値算出プログラム344hを実行すると、例えば、受光センサ400がセンシングを開始してから、判断プログラム344cの実行により外部障害物10が存在すると判断されるまで(つまり、図6における点Q1に相当する反射光が受光センサ400にて検出されるまで)の期間内に、強度算出プログラム344bの実行により各々の反射位置にて算出される強度を記憶しておき、当該記憶した強度の平均値をベース値として算出する。なお、当該ベース値は、初期状態では予め設定された値を有しており、ベース値算出プログラム344hの実行により新たなベース値が算出される都度、その算出された値に更新される。
閾値算出プログラム344fは、特定プログラム344eの実行により特定されたピーク値と、ベース値算出プログラム344hの実行により算出された反射光の強度のベース値と、に基づいて新たな閾値を算出する機能をCPU341に実現させるプログラムである。ここで、新たな閾値は、例えば、ピーク値とベース値との中間値等の値である。また、CPU341は、例えば、1フレーム毎に、閾値算出プログラム344fを実行して新たな閾値を算出する。
更新プログラム344gは、閾値データ344aの閾値を、閾値算出プログラム344fの実行により算出された新たな閾値に更新する機能をCPU341に実現させるプログラムである。
ここで、例えば、図7に示されるように、投影面123のある走査線上における強度分布A1が、次フレームにて強度分布A1と同一走査線上の強度分布A2のように変化したものとする。
この場合、次フレームにおける判断プログラム344cの実行時に、もとの閾値を基準とした場合は点Q5にて外部障害物10であると判断されていたものが、新たな閾値の基では、点Q6にて外部障害物10であると判断されるようになる。つまり、前フレームにおける反射光の強度検出の結果を反映させた外部障害物10の検出が可能となる。
したがって、プロジェクタ100に入力される画像信号の変化や当該画像信号に基づく画像を投影する環境/条件の変化等により、受光センサ400にて受光される反射光の受光量にばらつきが生じたとしても、上記のように環境/条件の変化等に応じて逐次閾値が更新されることにより、外部障害物10の検出精度を維持することができる。
オフセットプログラム344iは、投影面123上にレーザ光(第1のレーザ光)が出力されていない状態での反射光の強度のベース値を算出し、強度算出プログラム344bの実行により算出される強度を、そのベース値により所定のタイミングでオフセットする機能をCPU341に実行させるプログラムである。
具体的には、CPU341がオフセットプログラム344iを実行すると、例えば、投影部380からレーザ光が出力されていない状態で、数走査線分等の反射光の強度を受光センサ400及び強度算出プログラム344bの実行等を介して取得し、当該取得した強度の平均からベース値を算出する。そして、CPU341は、スキャナミラー372による走査が数走査線分又は1フレーム分終了したタイミング等で、強度算出プログラム344bの実行により算出される強度を、そのベース値により補正する。
つまり、このような所定のタイミングで、反射光の強度のオフセットを実行することにより、投影面123上に生じる乱反射の影響等を好適に排除することが出来る。
「閾値更新処理」
次に、図8のフローチャートを参照しながら、本実施形態のプロジェクタ100において行われるゲイン調整処理の流れについて説明する。
まず、スキャナミラー372が投影面123上の走査を行い、受光センサ400がセンシングを行う(ステップS1)。
次いで、CPU341は、強度算出プログラム344bを実行することにより、ステップS1にて受光センサ400が受光する反射光の強度を算出する(ステップS2)。
次いで、CPU341は、判断プログラム344cを実行し、ステップS2にて算出される強度と閾値データ344aの閾値とを対比して、外部障害物10であるか否かを判断する(ステップS3)。
次いで、CPU341は、外部障害物10でないと判断した場合(ステップS3;No)、スキャナミラー372による走査が1フレーム分終了しているか否かを判断する(ステップ;S4)。
そして、CPU341は、1フレーム分終了していると判断した場合(ステップS4;Yes)、本処理を終了する。
一方で、CPU341は、1フレーム分終了していないと判断した場合(ステップS4;No)、ステップS1以降の処理を繰り返す。
次いで、CPU341は、ステップS3にて外部障害物10であると判断した場合(ステップS3;Yes)、位置情報算出プログラム344dを実行し、外部障害物10の位置情報を算出する(ステップS5)。
次いで、CPU341は、特定プログラム344e及びベース値算出プログラム344hを実行し、反射光の強度のピーク値及びベース値を取得する(ステップS6)。
次いで、CPU341は、閾値算出プログラム344fを実行し、ステップS6にて取得した反射光の強度のピーク値及びベース値に基づいて、新たな閾値を算出する(ステップS7)。
次いで、CPU341は、更新プログラム344gを実行し、閾値データ344aの閾値を、ステップS7にて算出された新たな閾値に更新する(ステップS8)。
次いで、CPU341は、強度算出プログラム344bの実行により算出される強度のオフセットを行うタイミングであるか否かを判断し(ステップS9)、オフセットするタイミングであると判断した場合(ステップS9;Yes)、オフセットプログラム344iを実行してオフセットを行う(ステップS10)。
一方で、CPU341は、オフセットするタイミングでないと判断した場合(ステップS9;No)、オフセットすることなく本処理を終了する。
以上により、本発明に係るプロジェクタ100は、入力される画像信号に応じてレーザ光を供給するLD361,362と、LD361,362より供給されるレーザ光を走査するスキャナミラー372と、スキャナミラー372により走査されるレーザ光を第1の方向と第2の方向とに分割して出力するビームスプリッタ383と、ビームスプリッタ383により第1の方向に出力される第1のレーザ光の反射光を受光する受光センサ400と、第1のレーザ光の反射光の強度の閾値を閾値データ344aとして記憶する記憶部344と、受光センサ400により受光された第1のレーザ光の反射光の強度を算出する強度算出プログラム344bと、強度算出プログラム344bにより算出される強度が記憶部344に記憶された閾値を越えた場合に外部障害物10であると判断する判断プログラム344cと、判断プログラム344cにより外部障害物10と判断されたタイミングと、画像信号の水平同期信号及び画素クロック信号に基づいて当該外部障害物10の位置情報を算出する位置情報算出プログラム344dと、判断プログラム344cにより外部障害物10であると判断された直後に、強度算出プログラム344bにより算出された反射光の強度のピーク値を特定する特定プログラム344eと、特定プログラム344eにより特定されたピーク値と、反射光の強度のベース値と、に基づいて新たな閾値を算出する閾値算出プログラム344fと、記憶部344に記憶された閾値を、閾値算出プログラム344fにより算出された閾値に更新する更新プログラム344gと、を備える。
つまり、プロジェクタ100によれば、ビームスプリッタ383によりスキャナミラー372で走査されるレーザ光が第1の方向と第2の方向とに分割して出力されるので、分割された一方のレーザ光を使用者の近辺に投影する(例えば、テーブル120上に投影する)ことにより、使用者の所望するポイントを容易に指示することができる。
また、CPU341が位置情報算出プログラム344dを実行することにより、判断プログラム344cを実行することで外部障害物10と判断したタイミングと、水平同期信号及び画素クロック信号に基づいて、外部障害物10の位置情報が算出できるので、外部障害物10の位置検出のための特別な構成を要しない。
さらに、CPU341は、閾値算出プログラム344fを実行することにより、特定プログラム344eの実行により特定されたピーク値と、反射光の強度のベース値と、に基づいて新たな閾値が算出され、更新プログラム344gの実行により、記憶部344に記憶された閾値を、上記算出された閾値に更新することができる。つまり、プロジェクタ100の使用環境/条件が変動しても、それに応じて判断プログラム344cを実行する際の判断基準となる閾値が逐次更新されるため、位置検出の精度を維持できる。
よって、本発明は、簡易な構成で外部障害物の位置検出を行い、かつ、使用環境/条件に左右されることなく、当該位置検出の精度を維持できるプロジェクタであるといえる。
また、CPU341は閾値算出プログラム344fを実行することにより、1フレーム毎に閾値を算出する。
つまり、プロジェクタ100の置かれる環境/条件のフレーム毎の変化に応じて閾値が更新されることになるので、外部障害物10の検出精度を、上記環境/条件に左右されることなく維持することができる。
また、プロジェクタ100は、所定の走査期間内に、CPU341の判断プログラム344cの実行により外部障害物10であると判断されない場合の、CPU341の強度算出プログラム344bの実行により算出される強度の平均より上記ベース値を算出するベース値算出プログラム344を備える。
つまり、CPU341が閾値算出プログラム344fを実行することにより閾値を算出する際のベース値を固定値とせず、上記強度の平均から算出することにより、プロジェクタ100の置かれる環境/条件を一層反映した閾値を算出することが可能となる。
また、プロジェクタ100は、投影面123上にレーザ光(第1のレーザ光)が出力されていない状態での反射光の強度のベース値を算出し、CPU341の強度算出プログラム344bの実行により算出される強度を、そのベース値により所定のタイミングでオフセットするオフセットプログラム344iを備える。
つまり、所定のタイミングで、CPU341がオフセットプログラム344iを実行することにより、反射光の強度のオフセットをすることで、投影面123上に生じる乱反射の影響等を好適に排除することが出来る。
なお、本発明の範囲は上記実施形態に限られることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の改良並びに設計の変更を行っても良い。
例えば、上記実施形態において、CPU341が判断プログラム344cを実行する際の外部障害物10と判断するタイミングは、最初に閾値を超えたタイミングに限られるものではない。例えば、各々の反射位置での反射光の強度が閾値を超えた時点から閾値を下回る時点まで(つまり、図6における点Q1から点Q2まで)のタイミングを記憶しておき、反射光の強度が閾値を超える範囲における中間地点(つまり、図6における点Q1から点Q3までの中間地点である点Q4)を抽出し、当該中間地点におけるタイミングで外部障害物10であると判断するものであってもよい。
さらに、上記実施形態において、スキャナミラー372としてガルバノミラーを例示しているが、レーザ光を2軸方向に独立して制御可能な2次元のMEMS(Micro Electro Mechanical System)ミラーを用いてもよい。
100 プロジェクタ
361,362 LD(レーザ光源)
372 スキャナミラー(走査部)
383 ビームスプリッタ
400 受光センサ
341 CPU(強度算出手段、判断手段、位置情報算出手段、特定手段、閾値算出手段、更新手段、ベース値算出手段、オフセット手段)
344 記憶部
344a 閾値データ344a
344b 強度算出プログラム(強度算出手段)
344c 判断プログラム(判断手段)
344d 位置情報算出プログラム(位置情報算出手段)
344e 特定プログラム(特定手段)
344f 閾値算出プログラム(閾値算出手段)
344g 更新プログラム(更新手段)
344h ベース値算出プログラム(ベース値算出手段)
344i オフセットプログラム(オフセット手段)

Claims (4)

  1. レーザ光を照射し、被投射面に画像を表示するためのプロジェクタであって、
    前記レーザ光を出力するレーザ光源と、
    前記レーザ光を走査する走査手段と、
    前記走査手段により走査される前記レーザ光を、第1方向と第2方向とに分割して出力するビームスプリッタと、
    前記走査手段により走査され、前記第1方向の前記被投射面の上方の外部障害物により反射された前記レーザ光を検出する受光センサと、
    前記走査の水平同期信号及び画素クロック信号に基づいて、前記受光センサの受光タイミングにより前記外部障害物の位置を算出する算出手段と、
    前記受光センサの強度に基づいて前記外部障害物を認識する判断手段と、
    前記外部障害物を認識するための閾値を算出する閾値算出手段と、
    前記閾値算出手段により算出された前記閾値をフレーム単位で更新する更新手段と、
    を備え
    前記第1方向の前記被投射面に画像を表示するためのレーザ光と、前記外部障害物によって反射されて検出されるためのレーザ光とが、同一のレーザ光源によるものであることを特徴とするプロジェクタ。
  2. 前記閾値算出手段は、1フレーム毎に、閾値を算出することを特徴とする請求項1に記載のプロジェクタ。
  3. 前記閾値算出手段は、前記受光センサが受光した前記レーザ光の光強度において前記閾値をこえたピーク値と、前記閾値以下の前記光強度の平均値から算出されたベース値とを用いて、新たな閾値を設定することを特徴とする請求項1又は2に記載のプロジェクタ。
  4. 前記新たな閾値は、前記ピーク値と前記ベース値の中間値に設定することを特徴とする請求項3に記載のプロジェクタ。
JP2009092773A 2009-04-07 2009-04-07 プロジェクタ Active JP5644061B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009092773A JP5644061B2 (ja) 2009-04-07 2009-04-07 プロジェクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009092773A JP5644061B2 (ja) 2009-04-07 2009-04-07 プロジェクタ

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2010243807A JP2010243807A (ja) 2010-10-28
JP2010243807A5 JP2010243807A5 (ja) 2013-01-17
JP5644061B2 true JP5644061B2 (ja) 2014-12-24

Family

ID=43096885

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009092773A Active JP5644061B2 (ja) 2009-04-07 2009-04-07 プロジェクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5644061B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013065066A (ja) * 2011-09-15 2013-04-11 Funai Electric Co Ltd プロジェクタ
JP2013061598A (ja) * 2011-09-15 2013-04-04 Funai Electric Co Ltd プロジェクタおよびプロジェクタ機能を有する電子機器

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3797803B2 (ja) * 1998-09-09 2006-07-19 富士通株式会社 光走査型タッチパネル
JP2002251256A (ja) * 2001-02-23 2002-09-06 Hitachi Cable Ltd 液晶プロジェクタプレゼンテーション用指し棒及びこれを用いたプレゼンテーションシステム並びにポインタの表示方法
JP4519624B2 (ja) * 2004-12-13 2010-08-04 富士通株式会社 コンピュータ
JP4612853B2 (ja) * 2005-03-29 2011-01-12 キヤノン株式会社 指示位置認識装置及びそれを有する情報入力装置
JP2007108570A (ja) * 2005-10-17 2007-04-26 Sharp Corp プロジェクタ装置
JP4697552B2 (ja) * 2008-04-18 2011-06-08 ソニー株式会社 画像表示装置および画像表示装置の駆動方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010243807A (ja) 2010-10-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5646148B2 (ja) プロジェクタ
EP2074829B1 (en) Projection apparatus and optical ranging method
US7070283B2 (en) Projection apparatus, projection method and recording medium recording the projection method
US9667930B2 (en) Projection apparatus, projection method, and projection program medium which corrects image distortion based on pixel usage
US9723281B2 (en) Projection apparatus for increasing pixel usage of an adjusted projection area, and projection method and program medium for the same
EP2600185A1 (en) Projector
EP1569447B1 (en) Projector, range finding method, and recording medium on which range finding method is recorded
JP2008233462A (ja) プロジェクタおよびプロジェクタの投写方法
JP2011039324A (ja) レーザプロジェクタ
JP5644061B2 (ja) プロジェクタ
JP2016157141A (ja) プロジェクタ
JP4301028B2 (ja) 投影装置、角度検出方法及びプログラム
JP5932945B2 (ja) プロジェクタ
JP2011039322A (ja) レーザプロジェクタ
JP2006235073A (ja) 投影装置、投影方法及びプログラム
JP6347126B2 (ja) プロジェクター、及び、プロジェクターの制御方法
JP2008233465A (ja) プロジェクタおよびプロジェクタの投写方法
JP5875953B2 (ja) 光学装置
JP4556944B2 (ja) 投影装置、測距処理方法及びプログラム
EP2759916A2 (en) Projector
JP2007264334A (ja) 投影装置、投影方法及びプログラム
JP2016031484A (ja) スクリーン装置及び投影システムと投影方法
JP2015158644A (ja) 投影装置、投影方法及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120315

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121128

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130201

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131126

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140127

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140715

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140909

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20141007

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20141020

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5644061

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150