JP5642503B2 - 分岐装置およびケーブル操作機構 - Google Patents
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(実施の形態1)
最初に、本発明の実施の形態1のケーブル操作機構の構成について説明する。本実施の形態では、本発明が適用される一例として、ケーブル操作機構が車両用シートに適用される場合について説明する。
まず、分岐装置1の全体構成について説明する。操作部側コントロールケーブル11は、操作部側アウターケーシング12と、操作部側アウターケーシング12の内部に配置された操作部側インナーケーブル13と、操作部側アウターケーシング12の両端部に配置されたエンドキャップ14とを有している。
図2を参照して、この状態が操作部側コントロールケーブル11が引き操作される前の初期状態である。この状態では、連結手段3は、外枠9内の摺動可能な範囲において、第1および第2の対象側コントロールケーブル21,31側の端部に配置されている。
本実施の形態の分岐装置1は、第1の対象側コントロールケーブル21が第2の対象側コントロールケーブル31より先に牽引されるように第1および第2の対象側コントロールケーブル21,31を牽引するタイミングを異ならせる牽引手段2を備えるので、操作部側コントロールケーブル11の引き操作によって、シートクッションロック機構201と、シートバックロック機構301およびヘッドレストロック機構311とを異なるタイミングで操作することができる。これにより、シート操作装置100を操作することによりシートクッションロック機構201と、シートバックロック機構301およびヘッドレストロック機構311とを非同期に操作できる。つまり、1つの操作部を操作することにより複数の操作対象を非同期に操作できる。
本発明の実施の形態2の分岐装置は実施の形態1の分岐装置と比較して第1および第2の付勢手段のそれぞれを弾性変形させるのに必要な荷重が異なっている。つまり、第1および第2の付勢手段による付勢力が異なっている。
Claims (5)
- 操作部の操作により第1および第2の操作対象を操作するための分岐装置であって、
前記操作部に接続される操作部側コントロールケーブルと、
前記第1および第2の操作対象にそれぞれ接続される第1および第2の対象側コントロールケーブルと、
前記操作部側コントロールケーブルの引き操作によって前記第1の対象側コントロールケーブルが前記第2の対象側コントロールケーブルより先に牽引されるように前記第1および第2の対象側コントロールケーブルを牽引するタイミングを異ならせる牽引手段とを備え、
前記牽引手段は、前記第1および第2の対象側コントロールケーブルを一緒に連結する連結手段と、
前記連結手段に対して、前記第1および第2の対象側コントロールケーブルを各々の延在方向にそれぞれ付勢する第1および第2の付勢手段とを備え、
前記第1の付勢手段と前記第2の付勢手段との付勢力は、操作部側コントロールケーブルのストロークの開始に対して、第1の対象側コントロールケーブルのストロークが開始される一方、操作部側コントロールケーブルのストロークが開始されても、第2の対象側コントロールケーブルのストロークは開始されず、操作部側コントロールケーブルのストロークが継続されて、第2の対象側の作動開始位置に至ると、第2の対象側コントロールケーブルのストロークが開始され、さらに操作部側コントロールケーブルのストロークが継続されると、第1の対象側コントロールケーブルのストロークが終了し、第1の付勢手段が収縮して、第2の対象側コントロールケーブルのストロークが継続されるように構成された、分岐装置。 - 前記操作部側コントロールケーブルは、
操作部側アウターケーシングと、
前記操作部側アウターケーシングの内部に配置された操作部側インナーケーブルを含み、
前記第1の対象側コントロールケーブルは、
第1の対象側アウターケーシングと、
前記第1の対象側アウターケーシングの内部に配置された第1の対象側インナーケーブルとを含み、
前記第2の対象側コントロールケーブルは、
第2の対象側アウターケーシングと、
前記第2の対象側アウターケーシングの内部に配置された第2の対象側インナーケーブルとを含み、
前記連結手段は、前記引き操作による操作力を前記第1および第2の対象側インナーケーブルに伝達可能な連結部を含み、
前記操作部側インナーケーブルは、
前記操作部に接続される操作部側基端部と、
前記操作部側基端部とは反対側に配置され、かつ前記連結手段に連結される操作部側先端部とを有し、
前記第1の対象側インナーケーブルは、
前記第1の操作対象に接続される第1の対象側基端部と、
前記第1の対象側基端部とは反対側に配置され、かつ前記連結部に対して移動可能に前記連結手段に取り付けられる第1の対象側先端部とを有し、
前記第2の対象側インナーケーブルは、
前記第2の操作対象に接続される第2の対象側基端部と、
前記第2の対象側基端部とは反対側に配置され、かつ前記連結部に対して移動可能に前記連結手段に取り付けられる第2の対象側先端部とを有し、
前記第1の付勢手段は、前記第1の対象側先端部と前記連結部との間に配置され、前記連結部に対して前記第1の対象側先端部を付勢し、
前記第2の付勢手段は、前記第2の対象側先端部と前記連結部との間に配置され、前記連結部に対して前記第2の対象側先端部を付勢し、
前記引き操作が開始された際において、
前記連結手段の前記操作部側コントロールケーブル側への移動による前記第1の付勢手段を介しての前記連結部の押圧によって、前記第1の対象側先端部が前記操作部側コントロールケーブル側へ移動することで前記第1の操作対象が操作され、かつ
前記第2の付勢手段の弾性変形によって前記第2の対象側先端部が前記操作部側コントロールケーブル側へ移動することが抑制されることで前記第2の操作対象は操作されず、
前記引き操作がさらに継続された際において、
前記連結手段の前記操作部側コントロールケーブル側へのさらなる移動による前記第2の付勢手段を介しての前記連結部の押圧によって、前記第2の対象側先端部が前記操作部側コントロールケーブル側へ移動することで前記第2の操作対象が操作されるように構成されている、請求項1に記載の分岐装置。 - 前記第2の対象側先端部と前記連結部との間に配置されたジョイント部をさらに備え、
前記ジョイント部は前記第2の対象側インナーケーブルの延在方向に延びるように設けられ、
前記ジョイント部を介して前記連結部に対して前記第2の対象側先端部が押圧される、請求項2に記載の分岐装置。 - 前記操作部と、
前記第1および第2の操作対象と、
請求項2または3に記載の分岐装置とを備えたケーブル操作機構であって、
前記第1の付勢手段の弾性変形に必要な荷重は、前記第1の操作対象の操作に必要な荷重より大きく、かつ第2の操作対象の操作に必要な荷重より小さく、
前記第2の付勢手段の弾性変形に必要な荷重は、前記第2の操作対象の操作に必要な荷重より小さい、ケーブル操作機構。 - 前記第1の操作対象の操作に必要な荷重が前記第2の操作対象の操作に必要な荷重より小さくなるよう構成されている、請求項4に記載のケーブル操作機構。
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