JP5642267B2 - 遅延に敏感なアプリケーションのために認知マルチ中継システムに於いてバッファを活用する方法 - Google Patents

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Description

[優先権の主張]
本出願は、2010年6月9日出願、米国仮特許出願番号61/352,942「遅延に敏感なアプリケーションのための認知マルチ中継システムに於いてバッファを最大限に活用する方法」及び、2011年5月25日出願、米国特許出願番号13/115、650「遅延に敏感なアプリケーションのための認知マルチ中継システムに於いてバッファを最大限活用する方法」に関して優先権を主張する。前記出願のすべては引用することにより本明細書の一部となすものとする。
[発明の分野]
本開示はワイヤレスネットワークに於ける認知及び協調送信を備える(但し、これに限定する訳ではない)ワイヤレスネットワークに関する。
認知及び協調技術は、次世代ワイヤレスネットワークの設計に於いて2つの核となる要素である。認知送信の核となるアイデアは、1次ユーザ(PUs)の通常送信を干渉することなく、時間、周波数、スペクトル領域に於いて主たる通信システムが残した未活用のスペクトルの穴を2次ユーザ(SUs)が活用することを許可するというアイデアである。
認知無線(CR)システムの問題の1つは、1次システムと共有する非効率的なスペクトルである。例えば、大距離で分離されている2次ユーザの間での直接送信は、典型的には、非常に大きな電力消費を要求し、その結果、それに応じてアクセス数が減少し、スペクトル共有効率も低くなる。スペクトル共有効率を高める魅力的な解決策は、認知マルチ中継(CMR)システムなどの中継ステーション(RSs)と組み合わせた認知無線である。
認知マルチ中継システムは、現在、次の調査領域に大体分類することができる研究課題である:遅延に敏感なアプリケーション、認知マルチ中継システムに於ける1次ユーザの空間バースト性を最大限活用すること、緩衝された認知マルチ中継システムに於ける両面空間ダイバーシティーの利点などである。遅延に敏感なアプリケーションに対する大部分の研究は、マルチホップ認知メッシュネットワークの選択基準や、認知中継システムの停止作業(outage performance)などのこの問題の物理層の局面に絞られてきた。これらの研究は、遅延非感受性アプリケーションを前提としており、平均スループットやエルゴード能力などの物理層(PHY)の能力に絞られてきた。しかし、アプリケーションの観点から判断すると、サービス品質(QoS)が保証されたリアルタイムサービスは、もっと評価されるだろうし、それは、物理層及びより上位の層の性能に関する同時考察の動機となる。特に、遅延に敏感なアプリケーションについて考察する時、安定領域やエンドツーエンドの平均パケット遅延などのその他のパフォーマンス測定が重要になり、これには、待ち行列理論(遅延の力学)や情報理論(PHYの力学)などが含まれる。強引なアプローチは、認知マルチ中継システムに於ける待ち行列の複雑な相互作用のために、実行可能な解決策を提供することはできない。
認知マルチ中継システムに於ける1次ユーザの空間バースト性を活用するという状況に於いて、認知マルチアクセスネットワーク遅延や、認知無線ネットワークに於ける遅延最小限日和見的スケジューリングや、1次送信者と2次送信者における待ち行列の力学の分野で分析が行われてきたのと同時に、それらの相互作用がモデル化されてきた。しかしながら、これらの研究は、1次ユーザの受信可能範囲は2次システムよりもずっと広いというシナリオに着目してきた。このシナリオでは、1次ユーザが特定のチャンネルでアクティブな時はいつでも、すべての2次ユーザはサイレントでいるか、他のあいている周波数にホップしなければならず、この場合、1次ユーザの空間バースト性は活用することができない。
緩衝された認知マルチ中継システムに於ける両面の空間ダイバーシティーの利点に関して、様々な調査によると、中継を選択することによって、分散された時空間符号化と同じダイバーシティ次数ははるかに複雑さが減少された状態で達成することができることが明らかにされてきた。N個の中継ステーションを有する従来の認知マルチ中継システムでは、中継ステーションノードに於ける緩衝は考慮されていない。その結果、標準の復号転送法(DF)プロトコルは、中継選択スキームと同様に、1つのサイド(情報源―中継リンクや中継―送信先リンク)のN次の空間ダイバーシティーの達成しかできない。
上記の欠陥は従来のシステムや技術上のいくつかの問題点の概観を提示することが単に意図されており、網羅することが意図されているわけではない。。従来のシステムや技術のその他の問題や、本明細書に記された様々な非限定的な実施態様の利益は以下の記述を考察すればさらに明らかになるだろう。
以下の記述は、ここに記述したいくつかの局面の基本的理解を提供するために簡単な概要を提示する。この概要は、開示された発明主題の広範な概観ではない。開示された発明主題の重要なあるいは決定的な要素を識別する意図ではないし、開示主題の範囲を記述する意図でもない。その唯一の目的は、以下に提供するより詳細な記述の前段として、開示された発明主題のいくつかのコンセプトを簡単な形式で提示することである。
様々な実施形態によれば、本出願は、認知マルチ中継の受信可能範囲は、1次ユーザの受信可能範囲(例えば、パート74の装置)よりはるかに大きいというシナリオに関し、それ自体、認知マルチ中継システムで共有する効果的なスペクトルのために1次ユーザの行動の空間バースト性を活用することは非常に重要なことになり得る。例えば、1次ユーザが中継ステーションリンクに対する情報源に影響を与えている時でも、送信先リンクに対するその中継ステーションは有効であり得る。そして、それは空間領域に於ける送信の穴に類似している。更に、認知マルチ中継システムの待ち行列を活用することによって、2次受信器リンクへの中継リンクと同様に中継ステーションリンクに対する2次送信器の信頼性を同時に強化するための中継ステーション選択のダイバーシティを達成することができる。
前述した内容に従って、本出願は、認知マルチ中継で緩衝された復号転送法(CMF−BDF)システム、方法、及びプロトコルに就いて記述する。本願で開示した認知マルチ中継で緩衝した復号転送システムは、両面選択ダイバーシティーの利益を享受しながら、空間1次ユーザバースト性を活用するために認知送信を動的に調整することができる。それ故に、実質的利得は、中継ステーションの能力を緩衝しない認知マルチ中継復号転送スキームと同様に、従来の復号転送及び直接送信スキーム以上の安定性/遅延性能で得られる。
1つ以上の様々な実施形態によれば、本出願は、第1の隣接中継ステーションから2次受信器に延びる通信リンク又は1セットの通信リンクの評価に少なくとも部分的に基づいて第1の隣接中継ステーションを選択するステップと、2次送信器及び第2の隣接中継ステーションから延びる通信リンクの評価に少なくとも部分的に基づいて第2の隣接中継ステーションを選択するステップとを備える方法であって、第1の隣接中継ステーションは、2次送信器と通信するために、2次受信器によって採用され、第2の隣接中継ステーションは、2次受信器と通信するために2次送信器によって使用されることを特徴とする方法に就いて記述する。
加えて、1つ以上の更なる実施形態によると、本出願は、第1の隣接中継ステーションから2次受信器に延びる通信リンクの評価に少なくとも部分的に基づいて第1の隣接中継ステーションを選択する2次受信器と、2次送信器と第2の隣接中継ステーションから延びる通信リンクの評価に少なくとも部分的に基づいて第2の隣接中継ステーションを選択する2次送信器とを備え、第1の隣接中継ステーションは、2次送信器と通信するために、2次受信器によって採用され、第2の隣接中継ステーションは、2次受信器と通信するために2次送信器によって使用されることを特徴とするシステムを開示している。
更に別の実施形態によれば、本出願は、コンピュータに命令を実行させるコンピュータ実行可能命令を記憶するコンピュータ読込可能媒体であって、前記コンピュータ実行可能命令は:第1の隣接中継ステーションから2次受信器に延びる通信リンクの評価に少なくとも部分的に基づいて第1の隣接中継ステーションを選択するコードと、2次送信器と第2の隣接中継ステーションから延びる通信リンクの評価に少なくとも部分的に基づいて第2の隣接中継ステーションを選択するコードとを含むコンピュータ実行可能な命令であって、第1の隣接中継ステーションは、2次送信器と通信するために2次受信器によって採用され、第2の隣接中継ステーションは、2次受信器と通信するために2次送信器によって使用されることを特徴とするコンピュータ実行可能な命令を記憶するコンピュータ読込可能媒体に就いて記述する。
更に別の実施態様によれば、本出願は、非空中継ステーションのセットと2次受信器の間のリンク又は2次送信器と非空中継ステーションのセットとの間のリンクに基づいて、非空中継ステーションのセットから最良の中継ステーションを特定するステップと、非空中継ステーションのセットと2次受信器の間のリンクに基づいた非空中継ステーションのセットから、最良の中継ステーションが選択された時、制御チャンネル上の選択された中継ステーションのインデックスを同報通信するステップを含むことを特徴とする方法に就いて開示する。
更なる実施形態によれば、本出願は、非空中継ステーションのセットと2次受信器の間のリンク又は2次送信器と非空中継ステーションのセットの間のリンクに基づいて、非空中継ステーションのセットから最良の中継ステーションを特定する部品を備え、その部品は、非空中継ステーションと2次受信器との間のリンクに基づいた非空中継ステーションのセットから選択された最良の中継ステーションに応答して、制御チャンネル上の選択された中継ステーションのインデックスを同報通信することを特徴とするシステムに就いて記述する。
更なる実施形態によれば、本出願は、コンピュータに命令を実行させるためのコンピュータ実行可能命令を記憶するコンピュータ読込可能媒体であって、記コンピュータ実行可能命令は、非空中継ステーションのセットと2次受信器の間のリンク、又は2次送信器と非空中継ステーションのセットとの間のリンクに基づいて、非空中継ステーションのセットから最良の中継ステーションを識別するためのコードと;非空中継ステーションのセットと2次受信器の間のリンクに基づいた非空中継ステーションのセットから、最良の中継ステーションが選択された時、制御チャンネル上の選択された中継ステーションのインデックスを同報通信するためのコードとを含むことを特徴とするコンピュータ読込可能命令を記憶するコンピュータ読込可能媒体に就いて記述する。
加えて、さらに別の実施態様によれば、本出願は、2次受信器から肯定応答パケットを受信するステップと;先入れ先出し方法で、無限長のバッファからパケットを消去するステップを含む方法であって、バッファは、中継ステーションと2次受信器の間の非1次ユーザがブロックされたリンクともう一つ別の中継ステーションと2次受信器の間の他の非1次ユーザがブロックされたリンクと関連したチャンネル利得を上回るチャンネル利得を提示する非1次ユーザがブロックされたリンクに少なくとも部分的に基づいて、2次受信器によって選択された中継ステーションに関連していることを特徴とする方法に就いて記述する。
さらに別の実施形態によれば、本出願は、システムと2次受信器の間の非1次ユーザがブロックされたリンクと、その他の中継ステーションと2次受信器との間のその他の非1次ユーザがブロックされたリンクにより示されたチャネルゲインを超過するチャネルゲインを有する非1次ユーザがブロックされたリンクとに少なくとも部分的に基づいてシステムを選択した2次受信器から、肯定応答が受信されたかどうかを確認する肯定応答アセッサと、肯定応答が2次受信器から受信されたことを確認する肯定応答アセッサに応答して、先入れ先出し方法で、バッファからパケットを除去するためパケット消去部品とを備えることを特徴とするシステムに就いて開示する。
本出願はまた、コンピュータに命令を実行させるためのコンピュータ実行可能命令を記憶するコンピュータ読込可能媒体であって、コンピュータ実行可能命令は、2次受信器から肯定応答パケットを受信するためのコードと、先入れ先出し方法で無限長のバッファからパケットを消去するコートとを含み、中継ステーションと2次受信器の間の非1次ユーザがブロックされたリンクと、別の中継ステーションと2次受信器の間のその他の非1次ユーザがブロックされたリンクに関連したチャネルゲインを上回るチャネルゲインを提示する非1次ユーザがブロックされたリンクとに少なくとも部分的に基づいて2次受信器によって選択された中継ステーションと、バッファが関連することを特徴とするコンピュータ読込可能命令を記憶するコンピュータ読込可能媒体を開示する。
また別の実施形態によれば、本出願はまた、選択された中継ステーションから2次送信器に送られた肯定応答パケットを得るステップであって、選択された中継ステーションは、2次送信器と選択された中継ステーションの間の非1次ユーザがブロックされた通信リンクに基づいて好ましい中継ステーションであると識別されたのであり、非1次ユーザがブロックされた通信リンクは、2次送信器とその他の選択されない中継ステーションからのその他の非1次ユーザがブロックされた通信リンクに関連したチャネルゲインを上回るチャネルゲインを有し、選択された中継ステーションは、2次送信器が通信している2次受信器と関連する選択された中継ステーションではない、ステップと、肯定応答パケットを得ることに応答して、2次送信器に関係する待ち行列からパケットを除去するステップとを備えることを特徴とする方法に就いて記述する。
加えて、本出願は、選択された中継ステーションから2次送信器に送信された肯定応答パケットと否定応答パケットを識別する肯定応答決定器であって、選択された中継ステーションは、2次送信器と選択された中継ステーションの間の非1次ユーザがブロックされた通信リンクに基づく好ましい中継ステーションであるとして特定されたのであり、非1次ユーザがブロックされた通信リンクは、2次送信器とその他の選択されない中継ステーションからのその他の非1次ユーザがブロックされた通信リンクに関係したチャネルゲインを上回るチャネルゲインを有し、選択された中継ステーションは、2次送信器が通信している2次受信器と関連する選択された中継ステーションではない、肯定応答決定器と、肯定応答パケットの受信に基づいて2次送信器に関連した待ち行列からパケットを除去するパケット除去部品とを含むことを特徴とするシステムに就いて記述する。
更に、本出願はまた、コンピュータに命令を実行させるためのコンピュータ実行可能命令を記憶するコンピュータ読込可能媒体であって、前記コンピュータ実行可能命令は、選択された中継ステーションから2次送信器に送られた肯定応答パケットを得るためのコードであって、選択された中継ステーションは、2次送信器と選択された中継ステーションの間の非1次ユーザがブロックされた通信リンクに基づいて好ましい中継ステーションであると特定されたものであり、非1次ユーザがブロックされた通信リンクは、2次送信器とその他の選択されない中継ステーションからのその他の非1次ユーザがブロックされた通信リンクに関連したチャネルゲインを上回るチャネルゲインを有し、選択された中継ステーションは、2次送信器が通信している2次受信器と関連する選択された中継ステーションではないコードと、肯定応答パケットを得ることに応答して、2次送信器に関連する待ち行列からパケットを除去するためのコードとを含むことを特徴とするコンピュータ読込可能命令を記憶するコンピュータ読込可能媒体に就いて記述する。
次に掲げる記述及び付属する図面は、開示された発明主題の実例となる局面を詳細に説明する。しかし、これらの局面は、本出願の原理が適用される様々な方法のほんの数例しか示していない。開示された発明主題は、それらの局面とその均等物のすべてを包含することを意図している。開示された発明主題の他の利点や特有の特徴は、図面と一緒に考察した時、様々な実施形態の下記の詳細な記述から明らかになるはずである。
本題の開示の非限定的、非包括的な実施形態を次の図面を参考に記述するが、断り書きがない以上、様々な図面に於いて、同じ参照番号は同じ部分について言及している。
ランダムに分散、分配された小領域1次ユーザシステムの認可されたスペクトルに日和見的にアクセスできる大領域認知マルチ中継(CMR)システムのブロック図である。 実施形態によって、2次送信器及び/又は2次受信器と共に具備されるか又は結合される2次無線通話器のブロック図である。 2次ユーザ装置の利益の為に、1次ユーザ装置による通信を過度に干渉することなく、1次通信システムによって残されたスペクトルの穴を日和見的に活用することができる実施形態に基づく2次中継ステーションのブロック図を示す。 実施形態に基づく認知部品の実例のブロック図を示す。 実施形態に基づく知覚部品の実例のブロック図を示す。 実施形態に基づく、2次送信器と中継ステーション、及び中継ステーションと2次受信器の間に確率されたリンクを図示している。 実施形態に基づく、1次ユーザ装置及び/又は2次ユーザ装置から、また1次ユーザ装置及び/又は2次ユーザ装置に対して、それぞれ発散する通信パケットの一般的流れと相互作用を図示している。 ワイヤレス地域エリアネットワークを占有する複数の1次ユーザ装置による送信及び/又は受信を干渉しないで、時間、周波数、又は空間領域に於ける1次通信システムによって残された未使用のスペクトルの穴を活用することに関した様々なプロセスを図示している。 ワイヤレス地域エリアネットワークを占有する複数の1次ユーザ装置による送信及び/又は受信を干渉しないで、時間、周波数、又は空間領域に於ける1次通信システムによって残された未使用のスペクトルの穴を活用することに関した様々なプロセスを図示している。 ワイヤレス地域エリアネットワークを占有する複数の1次ユーザ装置による送信及び/又は受信を干渉しないで、時間、周波数、又は空間領域に於ける1次通信システムによって残された未使用のスペクトルの穴を活用することに関した様々なプロセスを図示している。 ワイヤレス地域エリアネットワークを占有する複数の1次ユーザ装置による送信及び/又は受信を干渉しないで、時間、周波数、又は空間領域に於ける1次通信システムによって残された未使用のスペクトルの穴を活用することに関した様々なプロセスを図示している。 ワイヤレス地域エリアネットワークを占有する複数の1次ユーザ装置による送信及び/又は受信を干渉しないで、時間、周波数、又は空間領域に於ける1次通信システムによって残された未使用のスペクトルの穴を活用することに関した様々なプロセスを図示している。 実施形態に基づく、開示されたシステムや方法を実施するために稼働可能なコンピュータシステムのブロック図を図示している
本明細書に提示するシステム、方法、装置の様々な限定されない実施形態は、2次ユーザ装置の利益のために、1次ユーザ装置による通信を過度に干渉しないで、1次通信システムによって残されたスペクトルの穴を日和見的に活用する。
以下の記述では、これらの実施形態の完全な理解のために、多くの具体的な詳細が記述される。しかし、当業者は、ここに記述された技術は、そのような具体的詳細なしに、あるいはその他の方法や、部品、材料などを用いて実施可能であることを理解するだろう。その他の例では、ある局面が明確でなくなるのを避けるために、公知の構造、材料、又は操作を示さないか、または詳細には記述しない。
この明細書を通して、「1つの実施形態」又は「ある実施形態」を言及した場合、実施形態に関連して記述されるある特定の特徴、構造、特性は、少なくとも1つの実施形態が備えているという意味である。 従って、この明細書を通して様々な場所で述べられる「1つの実施形態で」又は「ある実施形態で」という表現が現れても、必ずしも、同一の実施態様に関して言及している訳ではない。更に、特定の性格、構造、特性は、1つ以上の実施形態に於いて、適する方法で組み合わされる。
この明細書で使われているように、「部品」、「システム」、「インターフェース」等の用語は、コンピュータに関する全体、ハードウエア、ソフトウエア(例えば、実行中)、及び/又はファームウエアに言及することを意図している。例えば、部品は、プロセッサ、プロセッサで稼働するプロセス、対象物、実行ファイル、プログラム、記憶装置、及び/又はコンピュータである。実例として、サーバで稼働するアプリケーション及びサーバは部品となり得る。1つ以上の部品は、1つのプロセスの中に存在可能で、1つの部品は1つのコンピュータに局在させることができ、及び/又は2つ以上のコンピュータの間に分散させることも可能である。
更に、これらの部品は、記憶された様々なデータ構造を有する様々なコンピュータ読込可能な媒体から実行することが可能である。部品は、1つ以上のデータパケット(例えば、ローカルシステム、分散システムにおいて他の部品と相互作用する1つの部品からのデータ、及び/又は、例えば、インターネット、ローカルエリアネットワーク、広域エリアネットワーク等のネットワークにわたって、信号を介して他のシステムと相互作用する1つの部品からのデータ)を有する信号に従ってローカル及び/又はリモート処理を通してコミュニケートすることができる。
別の例として、部品は、電気又は電子回路によって作動する機械部品によって提供される具体的機能性を有した装置であり、電気又は電子回路は、1つ以上のプロセッサによって実行されるソフトウエアアプリケーション又はファームウエアアプリケーションによって作動され、1つ以上のプロセッサは、装置に対して内部又は外部に存在してもよく、ソフトウエア又はファームウエアアプリケーションの少なくとも一部を実行することができる。更に別の例として、部品は、機械部品無しで、電子部品を介して具体的な機能性を提供する装置であり、電子部品は、電子部品の機能性を、少なくとも部分的に与えるソフトウエア及び/又はファームウエアを実行するために1つ以上のプロセッサを備えることができる。ある局面では、部品は、例えば、クラウドコンピューティングシステム内の仮想的機械を介して、電子部品をエミュレートすることができる。
「典型的な」及び/又は「例証的な」という言葉は、ここでは、例、事例、又は実例という意味で使われる。疑念を避けるために述べると、この明細書に開示された発明主題は、そのような例に限定されない。加えて、ここに「典型的」及び/又は「例証的」として記述された局面や設計は、その他の局面や設計より好ましいかあるいは有利であるとは必ずしも解釈されないし、また当業者にとって公知である均等で典型的な構造や技術を排除する意味ではない。更に、「含む」(includes)、「有する」(has)、「含む」(contains)、及びその他の類似の言葉を詳細な説明又は請求の範囲で使用する限り、その様な用語は、付加的あるいはその他の要素を排除することなく、オープン移行用語としての「備える」(comprising)という用語と同様な方法で、包括的な意図を持っている。
人工知能に基づくシステムを、例えば、明示的及び/又は暗黙に教育された分類子を使用することは、ここに記述されるように、開示された発明主題の1つ以上の局面に従って、推測及び/又は確率的決定及び/又は統計に基づく決定を行うことの関連で採用することができる。例えば、人工知能システムは、認知無線ネットワーク内にランダムに位置している2次送信器や2次受信器のための適切な中継ステーションを選択するために使用でき、この認知無線ネットワークでは、2次受信器と2次送信器は、どの中継ステーションが、中継ステーションと2次受信器の間のリンク、及び2次送信器と中継ステーションの間のリンクの少なくとも一部分に於いて最適な中継ステーションであるか判断することができる。
ここで使われているように、「推測する」又は「推測」という言葉は、一般的に、イベント及び/又はデータを通して獲得した一組の観察から、システム、環境、ユーザ、及び/又は意図について推測するプロセス又は、それらを推測する状態に関して言及している。獲得したデータ及びイベントは、ユーザデータ、装置データ、環境データ、センサから送られたデータ、センサデータ、アプリケーションデータ、暗黙のデータ、明示的なデータなどを含むことができる。推測は、具体的な内容や行動を特定することができ、また、例えば、データやイベントの考察に基づく関心の状態に関して確率分布を生成することができる。
推測はまた、一組のイベント及び/又はデータから高度のイベントを構成するために採用された技術でもある。複数のでき事が時間的に非常に近い関係にあっても、及び、そのイベントやデータが1つ乃至複数のイベント源やデータ源から発生してしていようと、そのような推測が、一組の観察されたイベント及び/又は記憶されたイベントデータから新しいイベントや行動を構成することにつながる。様々な分類スキーム及び/又はシステム(例えば、サポートベクターマシーン、ニューラルネットワーク、エキスパートシステム、ベイジアンネットワーク、ファジー理論、及びデータ融合エンジン)は、ここに開示された発明主題に関して、自動的及び/又は推測される行動を行うことに関して使用することができる。
加えて、開示された発明主題は、その開示された発明主題を実施するためにコンピュータを制御するためのソフトウエア、ファームウエア、ハードウエア、又はそれらの組み合わせを作るための方法、装置、あるいはそのための標準的なプログラム及び/又はエンジニアリング技術を使用した製造品として実現される。ここで使われている「製造品」という言葉は、コンピュータ読込可能装置、コンピュータ読込可能搬送波、又はコンピュータ読込可能メディアからアクセス可能なコンピュータプログラムを包含することを目的とする。例えば、コンピュータ読込可能メディアは、これに限る訳ではないが、磁気記憶装置、例えば、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストライプ(複数)、光ディスク(例えば、コンパクトディスク(CD)、デジタルビデオディスク(DVD)、ブルーレイディスク(登録商標)(BD))、スマートカード、フラッシュメモリ装置(例えば、カード、スティック、キードライブ)、及び/又は、記憶装置及び/又は上記のコンピュータ読込可能メディアのうちのどれかをエミュレートする仮想的装置などを含むことができる。
以下の開示を具体的に説明するために、単に解説の目的のために、基本的な認知マルチ中継システムは2次送信器と、2次受信器と、K個の半二重中継ステーションを備えていると仮定する。2次送信器と中継ステーションの間のリンクは「T−Rリンク」と呼び、中継ステーションと2次受信器の間のリンクを「R−Rリンク」と呼ぶことができる。2次ユーザ送信が原因の干渉領域を減らすために、ビーム幅θラヂアン(rad)、送信器アンテナゲインGでビーム形成するために、アンテナ配列を、2次送信器と中継ステーションの両方に備えると仮定することができる。中継ステーションと2次送信器の両方で信号を受信する時、無指向性アンテナを仮定する。更に、認知マルチ中継システムの送信時間をスロット区分すると仮定する。どのスロットでも、リンクijで(標準化された信号エネルギと共に)信号Xを送信するために、電力Pijを使用した場合、受信器jで受信する信号は、次の様に表現できる:
Figure 0005642267
ここで、a(Pij)は指示変数であり、Pijの関数である。電力Pijを使用したiからjへの送信が1次ユーザによってブロックされたかどうかを示し、a(Pij)=0は、その送信がブロックされたことを示し、a(Pij)=1はそうではないことを示す。hijはチャンネルフェージング係数を示し、そのチャンネルフェージング係数は、リンクij(すなわち、Hij=|hij)の電力利得がパラメータ1と共に指数関数的に分散されるようにフラットレイリーと仮定されている。Hijは1つのスロットの中では準静的であるが、完全に同じようにかつ独立して異なるスロットの間に分散されていると仮定される。
Figure 0005642267
は、iとjの間の大規模伝送路損失である。ここで、κとαはそれぞれ、伝送路損失係数と指数である。
Figure 0005642267
はノードiの近隣のアクティブな1次ユーザすべてから受信した合計信号を意味する。1次ユーザの受信可能範囲ははるかに小さく、2次受信器はいかなるアクティブな1次ユーザの受信可能範囲サービスエリア内にもないと仮定されるので、
Figure 0005642267
は、電力
Figure 0005642267
を有するホワイトノイズは、
Figure 0005642267
と仮定した場合に、受信器j(すなわち、
Figure 0005642267
)のホワイトガウスノイズであるとして取り扱うことができる。更に、リンクijに於ける同時受信された信号対干渉とノイズ比(SINR)は、
Figure 0005642267
は送信器電力に関係なく一定であるという条件の下で、
Figure 0005642267
として規定できる。
更にまた、1次ユーザは密度ρの2次元平面の上に均等に及び/又はランダムに分散していると仮定する。S=1がON状態(例えば、1次ユーザはアクティブ)を示し、逆にS=0がOFF状態(例えば、1次ユーザがアイドル状態)を示す条件の下で、i番目の1次ユーザのアクティビティはON−OFF状態変数St=0,1によって提供することができる。N番目の1次ユーザ(S,…,S)のアクティビティ状態は、完全に同じようにかつ独立して分散されたランダムな変数と仮定することができる。更に、1次ユーザアクティビティ状態は、1つのスロットの中では静的(例えば、
Figure 0005642267
)であって、異なるスロット間では完全に同じようにかつ独立して分散されている。
指示変数a(Pij)を使うことによって、リンクijに於ける受信信号対干渉対ノイズ比に対する1次ユーザのアクティビティのインパクトを関係づけることが可能である。電力Pijで送信している時、距離DSP離れた位置の1次ユーザによって受信された平均的干渉は、
Figure 0005642267
として表現することができる。干渉レベルが閾値γthよりも高い場合、1次ユーザの送信に対する干渉は、1つの結果となる。
Figure 0005642267
を設定することによって、最大干渉領域の半径は
Figure 0005642267
である。ビーム幅θラヂアン(rad)を有する指向性ビームは、角度
Figure 0005642267
を有するセクターによって近似することができるので、干渉領域のエリアは、
Figure 0005642267
で表すことが可能な角度
Figure 0005642267
と半径D SPを有するセクター領域によって近似させることが可能である。従って、均一分散の仮定によれば、干渉領域の1次ユーザの数は次のように計算することができる:
Figure 0005642267
N(Pij)の1次ユーザのどれかがアクティブであって、a(PPij)=0の場合、リンクijの2次ユーザの送信は、「ブロック」される。電力Pijを有する2次ユーザの送信がブロックされない確率は、次のように表現することができる:
Figure 0005642267
ここで、
Figure 0005642267
は、送信電力Pijに関係ない定数であるが、1次ユーザ密度ρとアクティビティ密度πに直接関係する。ステップ(1)は、異なる1次ユーザのための完全に同じようにかつ独立して分散された仮定から発生する。
加えて、2次ユーザシステムからのデータは、各々Rビットを有する小さなパケットの中に格納されると更に仮定する。各タイムスロットのために、Rよりも大きいことを必要とする最大でも1つのパケットを送信することができる。ノードiとjの間でシャノンの定理を使うことは、γijが受信器jに於ける信号対干渉対ノイズ比である条件に於いて、Iij=log(1+γij)と表現される。psucc,ijと表される、リンクij間のパケット送信が成功する確率は、次のように決定される:
Figure 0005642267
ここで、
Figure 0005642267
は、送信電力Pijに関係なく、パケットサイズRとリンクDijの2つの端部間の距離に直接関係する定数である。ステップ(1)は、式(2)の結果を適用する。
従って、dij,R,ρ,πの所与の一組のために、リンクij(すなわち、
Figure 0005642267
)間の送信が成功する確率を最大にする
Figure 0005642267
である特異な送信電力が存在する。従って、最適な送信電力は、以下のように表現される:
Figure 0005642267
また、リンクij間の送信が成功する対応する最適な確率は、次のように表わされる:
Figure 0005642267
ここに、
Figure 0005642267
は、aに関係する定数である。
図面を参照すると、図1は、ランダムに分散配置された小規模受信可能範囲1次ユーザシステムの認可されたスペクトルに日和見的にアクセスできる大規模受信可能範囲認知マルチ中継(CMR)システム100を表している。大規模受信可能範囲認知マルチ中継システム100は、郊外の大学キャンパスや町、ほどよい広さの田舎のエリアのためのワイヤレス通信を提供することが可能なワイヤレス地域エリアネットワーク(WRAN)システム102を含むことができる。典型的には、ワイヤレス地域エリアネットワークシステム102の受信可能範囲エリア又はセルの半径は、2キロメートル以下から10キロメートルを超す領域が可能である。ワイヤレス地域エリアネットワーク102は、この受信可能範囲エリア全体に於ける及び/又はワイヤレス地域エリアネットワークシステム102のセル半径内にランダムに位置する多くの1次ユーザ装置(例えば、1次ユーザ装置104A−104H)を備えている。加えて、ワイヤレス地域エリアネットワーク102はまた、多くの中継ステーション108Xと108Zと共に2次ユーザ送信器106と2次ユーザ受信器110を備えている。図1は1つの2次送信器106と1つの2次受信器を表しているが、多数の2次送信器と2次受信器をワイヤレス地域エリアネットワークシステム102で提供される受信可能範囲エリア全体にランダムに分散することができる。同様に、中継ステーション108Xと108Zに関して、2つの中継ステーションのみが、ワイヤレス地域エリアネットワークシステム102のセル半径内に存在しているように描かれているが、多くの中継ステーション(例えば、中継ステーション108Xと中継ステーション108Z)は、ワイヤレス地域エリアネットワークシステム102の内部に位置することができる。
1次ユーザ装置104A−104Hは、時間領域、周波数領域、又は空間領域のいずれかに於いて、1つ以上の無線通信事業者又は1次通信システムと結合することが可能である。一般的に述べて、その1つ以上の無線通信事業者または1次通信システムは、ワイヤレススペクトルの特定帯域またはサブ帯域の専用使用を保有するか、または、例えば、規制組織によってその専用使用を割り当てられる。従って、1次ユーザ装置104A−104Hは、典型的には、1つ以上の無線通信事業者または1次通信システムによって提供された資源(例えば、スペクトル)と緊密に結合しているか、及び/又はその資源を排他的に利用する。当業者には理解されるだろうが、1次ユーザ装置104A−104Hによって排他的に割り当てられたワイヤレススペクトルの使用は、割り当てられたワイヤレススペクトルのすべてがいつも完全に利用される必要はないので、非常にムダであり非効率的になる可能性がある。事実、ワイヤレススペクトルがどの程度、現在、使われているか調べるために行った調査では、ある無線チャンネルは、時間の1パーセント以下しか使われず、すべての周波数帯域に於ける平均占有率は、単に5.2パーセントであることが分かった。また、その調査によれば、1つの測定期間内の、例えば、30−300MHzのサブ帯域に於けるニューヨーク市の最大トータルスペクトル占有率は、驚くべきではあるが、たった13.1パーセントであり、使用のピーク時間でも、公共帯域のスペクトルに複数の空き領域が発見されることが明らかになった。
1次ユーザ装置104A、1次ユーザ装置104D及び1次ユーザ装置104Hは、網掛表示されており、これらの1次ユーザ装置は、特定の無線通信事業者又は特定の1次通信システムに排他的に関係しているが、現在、非活性となることが可能で、それ故に、無線通信事業者または1次通信システムによって提供される施設を使用してはいない。例えば、1次ユーザ装置104A、1次ユーザ装置104D、及び/又は1次ユーザ装置104Hは、一時的非活性ユーザ(例えば、電源を切っている装置及び/又は1次通信システムによって提供されたスペクトル資源を使用して現在、受信/送信していない装置)に結合することができる。
2次送信器106と2次受信器110は、1次ユーザ装置104A−104Hによる通常の送信を干渉することなく、時間領域、周波数領域、または空間領域のいずれかに於いて1次通信システム又は1つ以上の無線通信事業者によって残された未使用のスペクトルの穴を日和見的に活用する装置になることが可能である。それ故に、2次送信器106及び/又は2次受信器110は、スペクトルスプール処理及び/又は日和見的スペクトルアクセス(OSA)などの実際的なダイナミックスペクトルアクセススキームを採用することができる。
中継ステーション108X、108Zは1つ以上の1次ユーザ装置104A−104H及び/又は2次送信器(例えば、2次送信器106)からの信号及び/又はパケットを受信し、受信した信号及び/又はパケットを同じ周波数又は異なる周波数のいずれかで、
2次受信器110又は1つ以上の1次ユーザ装置104A−104Hのような受信装置に
再同報通信するする装置であり得る。典型的には、中継ステーション108X、108Zは、有線/無線通信ネットワークのセグメント間でパケット、フレーム及び/又は信号を移動させる又は転送する相互接続装置であり、通常、1つの形式でパケット、フレーム及び/又は信号を受信することができ、その後、異なる形式で、受信したパケット、フレーム及び/又は信号を再送信することができる。一般的に、中継ステーション108Xと中継ステーション108Zは、2次送信器106のような送信器からのパケット、フレーム及び/又は信号を受信し、受信した信号を増幅して、信号の周波数をシフトし、周波数をシフトした信号を再同報通信する。再同報通信された周波数をシフトした信号は、別の中継ステーションで受信することができ、その別の中継ステーションでは、必要ならば、信号の更なる増幅、周波数シフト、再同報通信を行うことができ、あるいは、周波数シフトした信号は、2次受信器110のような2次受信器で受信され得る。
指摘されるように、中継ステーション108Xと中継ステーション108Zは、解説し易くするために、2次送信器106と2次受信器110と結合され、及び通信しているように図示されている。中継ステーション108Xと中継ステーション108Zは、同様の適用性で、1次送信器と受信装置(例えば、1次ユーザ装置104A−104H)と通信状態にあることが可能である。従って、中継ステーション108X、108Zは、1次ユーザ装置104A−104Hと2次ユーザ装置(例えば、2次送信器106と2次受信器110)の両方によって、同時に採用され得る。
1次ユーザ装置(例えば、1次ユーザ装置104A−104H)と2次送信器106と2次受信器110)との関連で、これらの装置の典型的な例は、携帯機器、携帯電話、パーソナルデジタルアシスタント(PDAs)、タブレットコンピュータ/通信装置、一般ユーザ及び/又は商用の有線/無線装置、及び、有線/無線ルータ、有線/無線ハブ、有線/無線アクセスポイント、コンピュータ(例えば、デスクトップ、ラップトップ、ネットブック)などの電子部品、などを含む。
図2は、2次送信器106及び/又は2次受信器110と共に具備されているか結合している2次無線通話器202を図示している。2次無線通話器202は、送信サイドと受信サイドを備えることが可能である。2次無線通話器202の受信サイドは、受信アンテナアレイ204によって提供される複数の受信アンテナを介して、1つ以上の中継ステーション(例えば、中継ステーション108X及び/又は中継ステーション108Z)からの信号を受信する受信器208を備えることができる。受信器208は、受信アンテナアレイ204からの情報を受信することが可能で、受信した情報を復調する復調器210と動作可能に結合されている。受信器208で受信された情報を分析すること、及び/又は送信器212で送信するための情報を生成するためのプロセッサや、2次無線通話器202の1つ以上の部品を制御するプロセッサ、及び/又は受信器208が受信した情報を分析して、送信器212が送信するための情報を生成し、2次無線通話器202の1つ以上の部品を制御するプロセッサであって、中継ステーション108X又は中継ステーション108Z(又は異なる中継ステーション(図示せず))へ送信されあるいはこれらの中継ステーションから受信されるべきデータ、及び/又はこの明細書に説明した様々なアクションと機能を実施することに関係するその他の適当な情報を記憶するメモリ220に接続されているプロセッサ218によって、復調されたシンボルは分析され得る。プロセッサ218は更に、認知部品216に接続されていて、この後記述するように、認知マルチ中継システム(例えば、大規模受信可能範囲認知マルチ中継システム100)のバッファを活用して、2次ユーザ装置(例えば、2次送信器106と2次受信器110)へ、及び/又はこの2次ユーザ装置から、遅延感知アプリケーションを有益に発信及び/又は受信する。
2次無線通話器202の送信サイドは、送信アンテナアレイ206を介して1つ以上の中継ステーション(例えば、中継ステーション108X及び/又は中継ステーション108Z)に送信する送信器212を備えることができる。典型的には、送信器212は、送信器212によって、送信アンテナアレイ206を介して、中継ステーション108X及び/又は中継ステーション108Zに送信されるフレームを多重化することができる変調器214に接続されている。プロセッサ218と離れて描かれているが、認知部品216は、プロセッサ218又は多数のプロセッサ(図示せず)で一部であり得ると理解すべきである。
ワイヤレス地域アクセスネットワークの受信可能範囲エリア内あるいはセル半径内で稼働可能な複数の中継ステーションの中から最良の中継ステーション(例えば、中継ステーション108X又は中継ステーション108Z)を確認し、特定し、選択するために、認知部品216は、典型的には、連続して2次無線通話器202の受信サイド及び送信サイドに採用され得る。受信器サイド(例えば、2次受信器110によって採用されるような)から見ると、認知部品216は、非1次ユーザがブロックされたリンク(例えば、選択/特定時には、1次ユーザ装置をサービスしつつ運用上占有されていない運用可能な中継ステーション)を有するワイヤレス地域エリアネットワーク受信可能範囲エリア(例えば、図1に描かれたワイヤレス地域エリアネットワーク102)の範囲内の複数の運用可能中継ステーションの中から、最初に1つの中継ステーションを選択し、同時に、非1次ユーザをブロックするすべてのリンクの中で最も大きなチャネルゲインを提供する中継ステーションを選択することができる。この例では、認知部品216が、2次無線通話器202の受信サイドから見て最良の中継ステーションを確認、特定する場合に採用するリンクは、例えば、中継ステーション108Z及び受信器208から出るリンク、及びそれらに対するリンクである。
認知部品216が、使用する適切な中継ステーション(又は1セットの適切な中継ステーション)を確認すると、変調器214、送信器212、及び送信アンテナアレイ206が提供する施設を通して、認知部品216は、選択された中継ステーションのインデックスを制御チャンネルに同報通信することができる。この例では、制御チャンネルは、典型的には、肯定応答及び/又は否定応答(ACK/NACK)パケットと選択結果の交信を扱うことが可能な狭帯域制御チャンネルである。
2次無線通話器202(例えば、2次送信器106によって採用されるような)の送信サイドから見ると、認知部品216は、ワイヤレス地域エリアネットワークが提供するセル半径の中のすべての機能的中継ステーションの中から、受信サイドの目的のために認知部品216によって特定され選択された中継ステーションを除いて、最良の利用価値のある中継ステーションをピックアップし、選択し、又は特定することができる。それゆえ、認知部品216による送信のための適切な中継ステーションの選択は、受信のための適切な中継ステーション、例えば、非1次ユーザがブロックされた送信器212に対するリンクを有する中継ステーション及び/又は非1次ユーザがブロックされた送信器212及び中継ステーション108Zへの及びそれらからのすべてのリンクの中で最も大きなチャネルゲインを有する中継ステーションを選択する目的で、認知部品216が以前に蓄積した選択された中継ステーションのインデックスに基づくことができるし、又はインデックスの関数となることができる。これに関して後で述べるが、送信のための適切な中継ステーションを選択する観点から、認知部品216は、典型的には、受信目的のための正に最良の中継ステーションではなく、送信目的のための二番目に最良である中継ステーションを選択し、その結果、送信より受信を重視する。
前述の両面選択が完了すると、2次無線通話器202の受信サイドと送信サイドは、パケットデータの2次送信器106からの受信と、2次受信器110への送信というそれぞれの目的のために、選択された中継ステーションの間(例えば、2次受信器110と中継ステーション108Zの間のリンク、及び中継ステーション108Xと2次送信器106の間のリンク)の確立されたリンクを利用することができる。
さらに、2次無線通話器202による受信と送信のそれぞれの目的のための中継ステーションの両面選択及び/又は結合の後、認知部品216は、2次無線通話器202の送信サイドと結合する無限長のバッファ又は待ち行列からパケットを除去することの関連でさらに利用され得る。概して、無限長のバッファや2次無線通話器202の送信サイドと結合された待ち行列は、先入れ先出し法で稼働することができる。故に、肯定応答(ACK)パケットが2次無線通話器202の送信サイドと結合された選択された中継ステーションから受信された時に、認知部品216は、結合された無限長のバッファと、肯定応答又は否定応答のパケットが送信サイド(例えば、中継ステーション108X)と結合された選択された中継ステーションから受信されたかどうかを確認する部品と協同して、パケットを先入れ先出し法でバッファあるいは待ち行列を除去する。しかし、否定応答(NACK)パケットが2次無線通話器202の送信サイドと関連のある中継ステーションから受信された時、パケットは、典型的には、無限長のバッファ又は2次無線通話器202の送信サイドと関係のある待ち行列から取り除かれない。
送信器212から選択された中継ステーションまで確立されたリンクを介した送信が成功する確率を最大限にするために、認知部品216はまた、送信器212に採用されるべき最適な送信電力を確認及び/又は決定することに関係することができる。従って、1つの実施形態では、2次無線通話器202の送信器サイドと、選択された中継ステーションの間に確立されたリンクを介して送信が成功する確率を最大限にするために、認知部品216は、式(4)として上記の最適送信電力の式:
Figure 0005642267
を採用することができる。
図3は、遅延に敏感なアプリケーションを有益に発信及び/又は受信するために、図1に描かれている大規模受信可能領域認知マルチ中継システムなどの認知マルチ中継システムに於けるバッファの活用を容易及び/又は達成するシステム300を図示している。システム300は、1つ以上の1次ユーザ装置(例えば、1次ユーザ装置104A−104H)と、2次送信器106と、2次受信器110と、及び/又は受信可能範囲エリア又はワイヤレス地域エリアネットワークシステム102のセル半径内で稼働するその他の中継ステーションから、受信送信アンテナアレイ304を通して信号を受信する受信器306を有する2次中継ステーション302を備えている。2次中継ステーション302は、受信送信アンテナアレイ304を通して、1つ以上の1次ユーザ装置(例えば、1次ユーザ装置104A−104H)と、2次送信器106と、2次受信器110と、及び/又はワイヤレス地域エリアネットワークシステム102の受信可能範囲エリア内に存在するその他の中継ステーションへ送信する送信器310を備えている。受信器306は受信送信アンテナアレイ304から情報を受信することができ、受信された情報を復調する復調器308と動作可能的に結合されている。復調されたシンボルはプロセッサ314によって分析されるが、プロセッサ314は、受信器306によって受信された情報を分析すること及び/又は送信器310によって送信される情報を生成するための専用プロセッサか、2次中継ステーション302の1つ以上の部品を制御するプロセッサ及び/又は受信器306によって受信された情報を分析し、送信器310によって送信される情報を生成し、中継ステーション302の1つ以上の部品を制御するプロセッサであってもよい。そして、1つ以上の1次ユーザ装置(例えば、1次ユーザ装置104A−104H)、2次送信器106、2次受信器110、及び/又はその他の中継ステーションに送信し、またはそこから受信したりするデータ及び/又はこの明細書に説明した様々なアクションと機能を実施することに関係するその他の適切な情報を記憶するメモリ316に接続されている。プロセッサ314はさらに、知覚部品318に接続され、知覚部品は、後述のように、認知マルチ中継システムの中のバッファの活用を容易にし,及び/又はその活用を達成して、受信可能範囲エリア又はワイヤレス地域エリアネットワークのセル半径内の2次ユーザ装置へ遅延に敏感なアプリケーションを有効的に送信したり、それから受信したりする。変調器312は、受信送信アンテナアレイ304を通して、1つ以上の1次ユーザ装置、2次送信器106、2次受信器110及び/又はワイヤレス地域エリアネットワークシステムの受信可能範囲エリア内に存在するその他の中継ステーションに、送信器310によって送信されるフレームを多重化することができる。プロセッサ314から離れているように描かれているが、知覚部品318は、プロセッサ314又は多くのプロセッサ(図示せず)の一部となり得ることを理解すべきである。
知覚部品318は、現在、ワイヤレス地域エリアネットワークを占有している1次ユーザ装置の通常送信を干渉することなく、時間領域、周波数領域、又は空間領域に於いて1次通信システムが残した未使用のスペクトルの穴を活用する目的で、無限長のバッファや、2次中継ステーション302の上で実施されかつ結合された待ち行列を使用し、モニタし、制御することができる。認知部品216と同様に、知覚部品318は、無限長のバッファ又は2次中継ステーション302に結合された待ち行列と、それと共に、受信サービスエリア又はワイヤレス地域エリアネットワークによって提供されたセル半径内に存在する装置(例えば、2次ユーザ装置と1次ユーザ装置)から受信したか又はそれらに送信した肯定応答パケット及び/又は否定応答パケットの交信を扱うために採用可能な狭帯域制御チャネルを、継続的に及び/又は周期的にモニタすることができる。1つ以上の様々な実施態様によれば、先入れ先き出し待ち行列を保持するか、又は管理メカニズムを緩衝しつつ、2次ユーザ通信のために2次中継ステーション302を選択した2次受信器からの肯定応答パケット(例えば、狭帯域制御チャネルで受信する)を獲得又は特定する場合、知覚部品318は、無限長の待ち行列又は2次中継ステーション302と結合されたバッファからパケットを消去するか除去することができる。知覚部品318が、適切な中継ステーションを選択する(例えば、すべての非1次ユーザがブロックされたリンクの中から、最良の中継ステーションを特定し、その後制御チャネル上で選択された中継ステーションのインデックスを同報通信する)2次受信器に関して上述した属性に少なくとも一部基づいて、交信する2次中継ステーション302を選択又は識別した2次受信器から否定応答パケットを受信した場合、知覚部品318は一般的に、2次中継ステーション302に関係した無限長のバッファあるいは待ち行列からパケットを取り除かない。
図3に図示された2次中継ステーション302は、中継ステーション108X及び/又は中継ステーション108Z、あるいは、ワイヤレス地域エリアネットワークシステムのセル半径内のその他の中継ステーションと交信することができることは認識されるべきである。更に、上記の図2−3に関して述べたデータ記憶(例えば、メモリ220とメモリ316)に関して、データ記憶は揮発性メモリでも不揮発性メモリでもよく、あるいは揮発性、不揮発性メモリの両方を備えていてもよい。限定はしないが実例として、不揮発性メモリには、読取専用メモリ(ROM)、プログラム可能ROM(PROM),電気的プログラム可能ROM(EPROM)又はフラッシュメモリを含む。揮発性メモリは、外部キャッシュメモリとして稼働するランダムアクセスメモリ(RAM)を含む。限定はしないが実例として、RAMは多くの形のものが利用可能で、例えば、シンクロナスRAM(SRAM)、ダイナミックRAM(DRAM)、シンクロナスDRAM(SDRAM)、ダブルデータレートSDRAM(DDR SDRAM)、高度SDRAM(ESDRAM)、シンクリンクDRAM(SLDRAM)とダイレクトランバスRAM(DRRAM(登録商標))などである。本題のシステム及び方法の各々のメモリ(例えば、メモリ220、メモリ316)は、限定はしないが、これらのメモリ、及びその他の適するタイプのメモリを備えることが意図されている。
図4は、認知部品216のより完全な図400であるが、認知部品216は無限長であり得る送信サイドバッファ402とパケット除去部品404とを備えることができる。パケット除去部品404は、肯定応答決定器406が、選択され2次無線通話器202の送信サイドに結合された中継ステーションから受信したパケットが肯定応答(ACK)パケットであると確認した時、送信サイドバッファ402に於いて待ち行列に入れられるか緩衝されたパケットを連続的に及び/又は周期的に除去することができる。上記の様に、除去部品404は、先入れ先出しで、送信サイドバッファ402からパケットを除去する。よって、最初に送信サイドバッファ402に入ったパケットは、最初に送信サイドバッファ402から取り除かれる。
図示したように、認知部品216は選択部品408を備えることができる。選択部品408は、2次無線通話器202の受信及び/又は送信サイドと結合するために、適当な中継ステーションの選択を行うために採用され得る。1つ以上の様々な実施態様によれば、予期される中継ステーションが非1次ユーザがブロックされたリンクを有するか、及び推定中継ステーションと2次無線通話器(例えば、受信器208)の間のリンクは、中継ステーションから2次無線通話器202と結合された受信器までの非1次ユーザがブロックされたすべてのリンクに関連して最も大きなチャネルゲインを有しているか、を調査することによって、選択部品408は、2次無線通話器202の受信サイドで結合する中継ステーションを選択することができる。選択部品408が適切な属性を有する候補の1セットの中継ステーションを確認すると、選択部品408は中継ステーションのインデックスを同報通信できる。中継ステーションのインデックスは、一般的に、特定された1セットの中継ステーションを制御チャンネル上に含む。
選択部品408はまた、2次無線通話器202の送信サイドと結合するべく適切な中継ステーションを選択するための同様なプロセスを行うことができる。ここに、選択部品408は、次の特性を持っている中継ステーションを特定又は選択するために、例えば中継ステーションの同報通信インデックスを採用することによって、最も利用できる中継ステーションを特定することができる。上記特性を持つ中継ステーションとは、
2次無線通話器202と結合した送信器から中継ステーションに延びる非1次ユーザがブロックされたリンクを有する中継ステーションである。そのリンクは、結合された送信器と中継ステーションの間の非1次ユーザがブロックされたすべてのリンクの中で最も大きいチャネルゲインを示すリンクである。また、上記特性を持つ中継ステーションとは、2次無線通話器202の受信サイドによって選択された中継ステーションではない中継ステーションである。
例えば、認知部品216はまた、送信電力部品410と結合することができる。送信電力部品410は、2次無線通話器202と結合した送信器、及び2次ユーザ送信の目的のために選択された中継ステーションからの確立されたリンクを通した送信の成功率を最大限にするために送信電力を最適化することができる。例えば、送信電力部品410は、2次無線通話器202の送信サイドと選択された中継ステーションの間に確立されたリンクを通した送信が成功する確率を最大限にするために、式(4)として説明した
Figure 0005642267
を使うことが可能である。
図5は知覚部品318のより包括的な図示500を提供する。知覚部品318は、上記の送信サイドバッファ402のように、無限の長さが可能であり、パケットが到達する順番が、パケット消去部品504によって中継ステーションバッファ502からパケットが取り除かれる順番を決めるように稼働する中継ステーションバッファ502を具備することが可能である。従って、パケット消去部品504は、典型的には、最も早く到達したパケットを中継ステーションバッファ502から除去する。パケット消去部品504は概して、肯定応答アッセサ506によって、知覚部品318が含まれていた中継ステーションを選択した2次受信器から受信した肯定応答パケットが識別されると、中継ステーションバッファ502からパケットを除去する。肯定応答アセッサ506は、知覚部品318が含まれていた中継ステーションを選択した2次受信器から否定応答パケットの受信を識別すると、パケット消去部品502は、典型的には、中継ステーションバッファ502からパケットを除去することはしない。
前述の2次無線通話器202と2次中継ステーション302の機能性に関連して、送信時間は、典型的にはスロットに区分され、パケット送信は時間スロットの最初に開始されるということを認知すべきである。各々のスロットでは、1個のパケットだけがリンク(例えば、2次送信器から選択された中継ステーションまでのリンク及び/又は選択された中継ステーションから2次受信器までのリンク)を通しての送信を成功させる確率を最大にする送信電力を使って送信される。
図6は2次送信器と中継ステーションとの間、中継ステーションと2次受信器の間に確立されたリンクの図示600を提供する。図示の様に、2次送信器602は中継ステーション1から中継ステーションK(総合的に中継ステーション604と称す)と有効に通信することができる。ここで、Kは1以上の整数である。2次送信器602は、例えば、図2と関連して上記に概説した例を通して、2次送信器602と中継ステーション604の間に確立した中継ステーションリンク608への送信器を介して、中継ステーション604と交信することができる。
更に図示するように、中継ステーション604は、中継ステーション604と2次受信器606との間に確立されたリンク610を介して、2次受信器606と有効に交信することができる。これらの中継ステーション604から2次受信器610までのリンクは、例えば、図2との関連で以前記述した方法で、中継ステーション604と2次受信器606の間で発展することが可能である。
図7は、1次ユーザ装置及び/又は2次ユーザ装置からそれぞれ発信する通信パケットの一般的な流れと相互作用の図示700を提供する。典型的に2次送信器106と結合した無限長バッファ702は、無限長バッファ702に入る最も早いパケットが一般的に無限長バッファ702から取り除かれる最初のパケットであるように管理される。従って、最も古い時刻印を有する通信パケットは、無限長バッファ702に存在する相対的に新しいパケットに関係する通信の前に、無限長702から消去/取り除かれる。2次送信器106と結合している無限長バッファ702は、1次ユーザの通信(traffic)がワイヤレス地域エリアネットワークを通っている間に、2次送信器106によって生成されたパケットを待ち行列に入れることができる。従って、理解されるように、1次ユーザの通信がワイヤレス地域エリアネットワークを通っている時、1次ユーザ送信はなんら侵害されないこと、従って、2次送信器106に結合する無限長バッファ702の必要性を確実にするために、2次ユーザ装置に関係した送信は中止されることができる。
全体として中継ステーションバッファ704として認知される選択された中継ステーション(例えば、中継ステーション108X及び/又は108Z)各々と結合されるか具備される無限長バッファも図7に図示されている。2次送信器106と結合している無限長バッファ702に関して上記したように、ワイヤレス地域エリアネットワークで稼働する認知無線システムに於いて、1次ユーザ通信に接続された送信受信が一般的には2次ユーザ装置に関連付けられた通信の送信受信に優先されるので、2次ユーザ装置に関連付けられた通信の送信は、1次ユーザ装置に関連付けられた通信が2次ユーザ装置に関連付けられた通信に優先して取り扱われている一方で、中継ステーションバッファ704の待ち行列に入れることができる。
図8乃至12は開示された発明主題に従った方法論を図示している。説明を簡単にするために、方法論は一連の行為として図示し記述される。本出願はここに図示された行為及び/又は行為の順番に限定されないことを理解してかつ評価すべきである。例えば、行為は様々な順番及び/又は同時に、またここに提示し記載されてないその他の行為と共に起こり得る。更に、図示したすべての行為が、開示された発明手段に従って方法論を実施するために必要なわけではない。加えて、当業者は、方法論は状態図又は事象を通じた相互に関連した一連の状態として代替的に図示されていると理解するだろう。更に、これ以降この明細書を通して開示される方法論は、そのような方法論をコンピュータに移植することを容易にするための1つの製品に記憶することが可能であると理解されるべきである。ここで使われる1つの製品という用語は、すべてのコンピュータ読込可能装置、キャリア、メディアからアクセス可能なコンピュータプログラムを包含することを意図している。
図8は、例えば、図1に図示するようにワイヤレス地域エリアネットワーク内部にランダムに分散されている2次送信器と2次受信器の間の遅延に敏感なアプリケーションを通した通信を容易にするために、認知マルチ中継システムのバッファを活用するためのプロセス又は方法804のアウトラインを示すフローチャートを提供する。方法800は802からスタートする。802において、2次受信器は、受動可能範囲エリアにわたり、かつワイヤレス地域エリアネットワークシステムに囲まれているか情報提供されているセル半径の中にランダムに位置する複数又は1セットの現在存在している及び/又は機能的な中継ステーションから、適切な中継ステーション又は1セットの適する中継ステーションを特定又は選択する。802において、一般的に、一つの適切な中継ステーション又は複数セットの適切な中継ステーションの選択を行う2次受信器は、中継ステーションから2次受信器まで延びる通信リンク、又は1セットあるいは複数セットの通信リンクに少なくとも部分的に基づいて、すべての非空中継ステーションから最良の中継ステーションを特定し及び/又は選択する。最良の中継ステーションは、典型的には、中継ステーションと2次受信器の間の非1次ユーザがブロックされたリンクを有し、かつ中継ステーションと2次受信器の間に延びるすべての非空中継ステーションリンクの中で最も大きなチャネルゲインを有する中継ステーションである。1セットの又は複数セットの通信リンクお状況において、その1セットは通信リンク又は1つ以上の通信リンクを備えていることを認識すべきである。2次受信器が、適切な中継ステーション又は他の異種の2次装置との通信を行う1セットの適切な中継ステーションを特定し及び/又は選択すると、2次受信器は制御チャンネルで、選択された中継ステーションのインデックスを同報通信することができる。その制御チャンネルは肯定応答及び/又は否定応答パケットの交信及び選択結果を扱う狭帯域チャンネルである。
804に於いて、2次送信器106のような2次送信器は、ワイヤレス地域エリアネットワークシステムによって提供された限定された受信可能範囲エリアにランダムに分散された他の2次装置への送信目的で適切な中継ステーションを特定し及び/又は選択することができる。従って、2次送信器は、2次送信器の通信相手である2次受信器によって特定し及び/又は選択された中継ステーションを除いて、利用可能なすべての中継ステーションから、最良の中継ステーションを獲得できる。他の2次装置との通信を実施するのに適切な中継ステーションの特定及び/又は選択は、2次送信器から中継ステーションへの非1次ユーザがブロックされたすべてのリンクの中で最も大きなチャネルゲインを示す非1次ユーザがブロックされたリンクと、2次送信器及び中継ステーションへの又は2次送信器および中継ステーションからの非1次ユーザがブロックされたリンクに少なくとも部分的に基づくことができる。
方法800が完結すると、2次送信器と2次受信器は、それぞれ選択した中継ステーションを使って、同時に送信することができる。
図9はフローチャート形式で、遠隔の2次送信器と通信できる中継ステーションを特定又は選択するために2次受信器によって採用される方法又はプロセス900の概略を示す。方法又はプロセス900は、902から始まる。902において、非1次ユーザがブロックされたすべての中継ステーションの中の最良の中継ステーションが特定され選択され、その特定/選択は、例えば、中継ステーションに少なくとも部分的に基づくことができる。その中継ステーションは、中継ステーションと2次受信器及び/又は中継ステーションと、非1次ユーザがブロックされたリンクとして、その他のすべてに対して最も大きなチャンネ利得を提供する2次受信器の間に延びている非1次ユーザがブロックされたリンクを有する。2次受信器が、2次送信器と通信するために採用されるべき中継ステーション又は複数セットの中継ステーションを選択すると、904で、2次受信器は、特定/選択された中継ステーション又は複数セットの中継ステーションセットを備えることができるインデックスを蓄積して同報通信することができ、2次受信器は2次送信器と通信するために使用することを提案する。
図10は、認知マルチ中継システムによって情報提供を受ける限定された受信可能範囲エリア内に位置している中継ステーションの選択を実施するために2次送信器で採用することができる方法1000を図示する更なるフローチャートを示す。方法1000は1002で開始することができる。1002において、2次送信器は、2次受信器が2次送信器と通信することを提案する特定/識別された中継ステーションのインデックスを、2次受信器から受信することができる。1004に於いて、2次送信器は、2次送信器と1つ以上の中継ステーションの間に延びる非1次ユーザがブロックされたリンクの評価と共に、選択され/特定された中継ステーションのインデックスを使用することができ、2次送信器から中継ステーションリンクまでの非1次ユーザがブロックされたリンクに関する評価は、1次ユーザがブロックされたリンクすべてのうちでもっとも大きなチャネルゲインの利点を提供する中継ステーションリンクに対する2次送信器に関する評価を含むものである。
図11は、一般的に認知無線ネットワーク内での2次ユーザの通信を容易にする中継ステーションによって使用される方法1100を図示している。図1100は1102で開始される。1102において、選択された中継ステーションは、2次送信器からパケットを受信するための最良の中継ステーションであるとしてその中継ステーションを選択した2次受信器から、肯定応答パケットを受信することができる。肯定応答パケットを受信すると、1104において、中継ステーションは、無限長のバッファから又は先入れ先出し方法で中継ステーションに関係する待ち行列から、パケットを除去することができる。
図12は典型的には2次送信器で実施可能であり、認知無線ネットワーク内の2次ユーザ通信を容易にするプロセス又は方法1200を図示している。方法又はプロセス1200は1202で開始する。1202において、2次受信器と通信する目的で2次送信器によって特定され選択された中継ステーションから送信された肯定応答パケットが受信される。肯定応答パケットは、典型的には、通信されたデータパケットはいかなる送信エラーが検出されることなく受信されたことを示している。2次送信器に関連付けられた中継ステーションからの肯定応答パケットを受信すると、1204の2次送信器は、無限長の待ち行列又は2次送信器に関連付けられたバッファからパケットを消去するか取除くことができる。
本明細書で使われるように、「プロセッサ」という用語は、単一コアプロセッサ;ソフトウエア多重系実施能力を有する単一プロセッサ;マルチコアプロセッサ;ソフトウエア多重系実施能力を有するマルチコアプロセッサ;ハードウエア多重系技術を有するマルチコアプロセッサ;パラレルプラットフォーム;及び分散共有メモリを有するパラレルプラットフォームを備える(備えるという言葉に限定はしないが)実質的にあらゆる計算処理ユニット又は装置のことを指している。加えて、プロセッサは、集積回路、アプリケーション特化集積回路(ASIC)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、フィールドプログラム可能ゲートアレイ(FPGA)、プログラム可能論理コントローラ(PLC),結合プログラム可能論理デバイス(CPLD)、離散ゲート又はトランジスタ論理、離散ハードウエア要素又はここに記述した機能及び/又はプロセスを実施するために設計されたこれらの組み合わせなど指している。限定する訳ではないが、プロセッサは、空間使用を最適にし、モバイル装置の性能を強化するために分子と量子ドットベースのトランジスタ、スイッチ、ゲートなどのナノスケールのアーキテクチャを活用することができる。プロセッサもまた、計算処理装置の組み合わせとして実施することができる。
本明細書中で、「記憶する」、「データ記憶」、「データ記憶装置」、「データベース」、「記憶媒体」、及び部品及び/又はプロセスの操作及び機能性に関する実質的にすべての他の情報記憶部品という用語は、「メモリ部品」、又は「メモリ」又はメモリを備える部品に具現化した実在物を指す。ここに記載するメモリ部品は、揮発性メモリ又は非揮発性メモリであってよく、又は揮発性メモリと非揮発性メモリ両方を含むこともできる。
限定はしないが実例として、例えば、非揮発性メモリは、上記の記憶システム、非揮発性メモリ1222(下記参照)、ディスク記憶装置1324(下記参照)、及びメモリ記憶装置1346(下記参照)に具備されることが可能である。更に、非揮発性メモリは、読取専用メモリ(ROM)、プログラム可能ROM(PROM)、電気的プログラム可能ROM(EPROM)、電気的消去可能ROM(EEPROM)又はフラッシュメモリに具備されることが可能である。揮発性メモリは、外部キャッシュメモリとして稼働するランダムアクセスメモリ(RAM)を具備することが可能である。限定はしないが実例として、RAMは多くの形のものが利用可能で、例えば、シンクロナスRAM(SRAM)、ダイナミックRAM(DRAM)、シンクロナスDRAM(SDRAM)、ダブルデータレートSDRAM(DDR SDRAM)、高度SDRAM(EDDRAM)、シンクリンクDRAM(SLDRAM)とダイレクトランバスRAM(DRRAM(登録商標))などである。加えて、ここに開示したシステムのメモリ部品または方法は、備えるという用語に限定するのではないが、これらとその他すべての適するタイプのメモリを備えることが意図される。
開示された発明主題の様々な局面の内容を提供するために、図13とそれに続く議論は、その開示された発明主題の様々な局面、例えば図1乃至12に関連する様々なプロセスが実施される適切な環境に関する簡単で概観的な記述を提供することを意図している。発明主題は、1つのコンピュータ及び/又は複数のコンピュータで動くコンピュータプログラムのコンピュータ実行可能命令の一般的内容の中で上述されてきたが、当業者は、本アプリケーションも他のプログラムモデュールの組み合わせで実施可能であることを理解するだろう。概して、プログラムモデュールは、特定のタスクを実行する、又は特定の抽象的なデータタイプを実施するルーティン、プログラム、部品、データ構造等を具備している。
更に、当業者は、発明のシステムは、単一プロセッサ又はマルチプロセッサコンピュータシステム、ミニコンピューティング装置、メインフレームコンピュータ、及び、パーソナルコンピュータ、ハンドヘルドコンピューティング装置(例えば、PDA、電話、時計)、マイクロプロセッサベース又はプログラム可能民生用あるいは工業用エレクトロニクスなどを具備するその他のコンピュータシステム構成によって実施することが可能であることを理解するだろう。図示した局面は、タスクが通信ネットワークを介してリンクされた遠隔処理装置によって実施される分散されたコンピューティング環境で実施することが可能である。しかしながら、開示のすべての局面ではないにしても、いくつかの局面はスダンドアロンのコンピュータで実施することが可能である。がいくつかの局面は、分散されたコンピューティング環境では、プログラムモデュールが、ローカルとリモート双方の遠隔メモリ記憶装置にロケートさせることが可能である。
図13を参照すると、開示されたシステムと方法を実行するために稼働可能なコンピューティングシステム1300のブロック図が、一実施形態に従って図示されている。コンピュータ1312は、処理ユニット1314、システムメモリ1316、及びシステムバス1318を具備する。システムバス1318は、システムメモリ1316から処理ユニット1314までを、これに限定するのではないが、含むシステム部品を結合する。処理ユニット1314は、様々な利用可能な処理装置のうちのいずれかであることが可能である。デュアルマイクロプロセッサ及びその他のマルチプロセッサのアーキテクチャを、処理ユニット1314として採用することができる。
システムバス1318は、メモリバス又はメモリコントローラ、周辺機器用バス又は外部バス及び/又は様々な利用可能バスアーキテクチャを使用したローカルバスを具備した数種類のタイプのバス構造のうちの1つある。様々なバスアーキテクチャの中には、これらに限定するのではないが、工業標準アーキテクチャ(ISA)、マイクロチャンネルアーキテクチャ(MSA)、拡張ISA(EISA)、インテリジェント駆動エレクトロニクス(IDE)、VESAローカルバス(VLB)、周辺部品相互接続(PCI)、カードバス、ユニバーサル直列バス(USB)、高度グラフィックポート(AGP)、パーソナルコンピュータメモリカードインターナショナルアソシエーションバス(PCMCIA)、ファイアワイヤ(IEEE1194)、スモールコンピュータシステムインターフェース(SCSI)などが含まれる。
システムメモリ1316は、揮発性メモリ1320と非揮発性メモリ1322を具備する。例えばスタートアップ中にコンピュータ1312内部の要素間で情報を受け渡すためのルーチンを含む基本入力/出力システム(BIOS)を、非揮発性メモリ1322に記憶することが可能である。限定はしないが実例として、非揮発性メモリ1322は、ROM、PROM,EPROM、EEPROM、又はフラッシュメモリを具備することが可能である。揮発性メモリ1320は、外部キャッシュメモリとして動くRAMを具備する。限定はしないが実例として、RAMは多くの形のものが利用可能で、例えば、RAM、ダイナミックRAM(DRAM)、シンクロナスDRAM(SDRAM)、ダブルデータレートSDRAM(DDR SDRAM)、高度SDRAM(ESDRAM)、シンクリンクDRAM(SLDRAM)とランバスダイレクトRAM(DRRAM)、ダイレクトランバスRAM(DRDRAM)及びランバスダイナミックRAM(RDRAM)などである。
コンピュータ1312も取り外し可能/取り外し不可能記憶メディア、揮発性/非揮発性コンピュータ記憶メディア、SAN記憶装置などのネットワーク付加記憶装置(NAS)を具備する。図13は、例えば、ディスク記憶1324を図示している。ディスク記憶装置1324は、これに限定する訳ではないが、磁気ディスクドライブ、フロッピー(登録商標)ディスクドライブ、テープドライブ、Jazドライブ、Zipドライブ、LS−100ドライブ、フラッシュメモリカード又はメモリスティックなどのような装置を具備する。加えて、ディスク記憶装置1324は、他の記憶メディアと分離してあるいは組み合わせて記憶メディアを具備することが可能である。他の記憶メディアには、これらに限定する訳ではないが、コンパクトディスクROM装置(CD−ROM)、CD記録可能ドライブ(CD−Rドライブ)、CD書き換え可能ドライブ(CD−RWドライブ)又はデジタル揮発性ディスクROMドライブ(DVD−ROM)などの光学的ディスクドライブが含まれる。光学的ディスクドライブを含むそのディスク記憶装置1324をシステムバス1318に接続することを容易にするために、取り外し可能又は取り外し不可能インターフェース、例えばインターフェース1326が、典型的には使用される。
図13はユーザと、適切な動作環境1300で記述されたコンピュータ資源の間の仲介者として働くソフトウエアについて記述していると理解するべきである。そのようなソフトウエアは、オペレーティングシステム1328を含む。ディスク記憶装置1324に記憶され得るオペレーティングシステム1328は、コンピュータ1312資源を制御しアロケートするように働く。システムアプリケーション1330は、システムメモリ1316又はディスク記憶装置1324に記憶されたプログラムモデュール1332とプログラムデータ1334を通してオペレーティングシステム1328による資源管理を利用する。開示された発明主題は様々なオペレーティングシステム又は複数のオペレーティングシステムの組み合わせを利用して実施することができると理解すべきである。
ユーザは命令又は情報を入力装置1336を介してコンピュータ1312に入力することができる。入力装置1336は、これに限る訳ではないが、マウス、トラックボール、タッチペン、タッチパッド、キーボード、マイクロフォン、ジョイスティック、ゲームパッド、衛星放送パラボナアンテナ、スキャナ、TVチューナカード、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、ウェッブカメラ等を具備する。これら及びその他の入力装置は、インターフェースポート1338を介してシステムバス1318を通して処理ユニット1314に接続する。インターフェース1338は、例えば、シリアルポート、パラレルポート、ゲームポート、及びユニバーサルシリアルバス(USB)を具備する。出力装置1340は、入力装置1336と同じタイプのポートのいくつかを使用する。
従って、例えば、USBポートはコンピュータ1312に入力したり、コンピュータ1312から出力装置1340に情報を出力するために使用することができる。出力アダプタ1342は、特別なアダプタを使用するその他の出力装置1340の中に、モニタや、スピーカ、プリンターの様な出力装置1340があることを図示するために提供されている。出力アダプタ1342は、限定はしないが実例として、出力装置1340とシステムバス1318の間の結合手段を提供するビデオとサウンドカードを具備する。その他の装置及び/又は装置のシステムは、リモートコンピュータ1344などの入力と出力両方の能力を提供することに注目すべきである。
コンピュータ1312は、リモートコンピュータ1344のような1つ以上のリモートコンピュータへの論理的接続を使用してネットワーク環境で作動することができる。リモートコンピュータ1344は、パーソナルコンピュータ、サーバ、ルータ、ネットワークPC、ワークステーション、マイクロプロセッサベース装置、ピアデバイス、又はその他の共通ネットワークノードなどであることができ、典型的にはコンピュータ1312に関して述べた要素のうちの多く又はすべてを具備している。
簡潔表現のために、たった1つのメモリ記憶装置1346が、リモートコンピュータ1344と共に図示されている。リモートコンピュータ1344は、ネットワークインターフェース1348を介してコンピュータ1312に論理的に接続され、通信接続1350を介して物理的に接続されている。ネットワークインターフェース1348は、ローカルエリアネットワーク(LAN)やワイドエリアネットワーク(WAN)の様な有線及び/又は無線通信ネットワークを包含する。LAN技術は、光ファイバー分散データインターフェース(FDDI)、コッパー分散データインターフェース(CDDI)、イーサネット(登録商標)、トークンリングなどを含む。WAN技術は、これらに限定する訳ではないが、2点間リンク、統合サービスデジタルネットワーク(ISDN)やそのバリエーションの様な回路スイッチングネットワーク、パケットスイッチングネットワーク、及びデジタル加入者ライン(DSL)などを含む。
通信接続1350はネットワークインターフェース1348をバス1318に接続するために採用されたハードウエア/ソフトウエアを指す。通信接続1350は、分かり易く図示するために、コンピュータ1312内部に示してあるが、コンピュータ1312の外部であってもよい。ネットワークインターフェース1348への接続のためのハードウエア/ソフトウエアは、例えば、普通の電話用モデム、ケーブルモデム、DSLモデム、ISDNアダプタ及びイーサネット(登録商標)カードなどのモデムの様な内部、外部技術を具備することができる。
要約に記載されたことも含めて、本題の開示に関する図示した実施形態の上記の記述は、包括的であることを意図している訳でも、開示された実施形態を、開示された正確な形態に限定する意図でもない。特定の実施形態や例を例示的目的でここに記述したが、当業者が理解できるように、そのような実施形態や例の範囲であると考えられる様々な改変が可能である。
この観点から、開示された本題を、様々な実施形態とそれに対応する図面との関連で記述してきたが、適用可能な場合には、その他の同様な実施形態が使用され得るし、また本題から逸脱することなく開示された発明主題の同一の、類似の、代替の、あるいは代わりとなる機能を実施するために、記述された実施形態に改変や付加を行うことが可能であることを理解すべきである。従って、開示された本題は、ここに記述された単一の実施形態に限定されるべきではなく、添付した下記のクレームに従う広さと範囲で理解されるべきである。
尚、出願当初の特許請求の範囲は以下の通りである。
請求項1:
第1の隣接中継ステーションから2次受信器まで延びる通信リンクの第1のセットの評価に基づいて、2次送信器と通信するために、前記2次受信器によって採用される第1の隣接中継ステーションを選択するステップと、
2次送信器と第2の隣接中継ステーションから延びる通信リンクの第2のセットの評価に基づいて、前記2次受信器と通信するために、前記2次送信器によって採用される第2の隣接中継ステーションを選択するステップとを備えることを特徴とする方法。
請求項2:
前記第1の隣接中継ステーションを選択するステップは、非1次ユーザがブロックされたリンクである通信リンクの第1のセットに基づいて、前記第1の隣接中継ステーションを特定するステップを更に備えることを特徴とする請求項1の方法。
請求項3:
前記第1の隣接中継ステーションを選択するステップは、前記第1の隣接中継ステーションから前記2次受信器まで延びる通信リンクの前記第1のセットと関連付けられたチャネルゲインを最大にするステップを更に備えることを特徴とする請求項1の方法。
請求項4:
前記第1の隣接中継ステーションを選択するステップは、前記第1の隣接中継ステーションのインデックスを制御チャンネルで同報通信するステップを更に備えることを特徴とする請求項1の方法。
請求項5:
前記第2の隣接中継ステーションを選択するステップは、前記2次送信器から前記第2の隣接中継ステーションまで延びる通信リンクの前記第2のセットに基づいて、前記第2の隣接中継ステーションを特定するステップを更に備えることを特徴とする請求項4の方法。
請求項6:
前記第2の隣接中継ステーションを選択するステップは、2次無線通話器から前記第2の隣接中継ステーションまで延びるその他の通信リンクすべてに関して通信リンクの前記第2のセットのチャネルゲインを最大にするステップであって、前記第2の隣接中継ステーションと前記第1の隣接中継ステーションは異なる、ステップを更に備えることを特徴とする請求項5の方法。
請求項7:
第1の隣接中継ステーションから2次受信器まで延びる通信リンクの第1のセットの評価に基づいて、第1の隣接中継ステーションを選択するように構成されている2次受信器と、
2次送信器と第2の隣接中継ステーションから延びる通信リンクの第2のセットの評価に基づいて第2の隣接中継ステーションを選択するように構成されている2次送信器とを備え、
前記第1の隣接中継ステーションは、前記2次送信器と通信するために、前記2次受信器によって採用され、前記第2の隣接中継ステーションは、前記2次受信器と通信するために、前記2次送信器によって使用されることを特徴とするシステム。
請求項8:
コンピュータに命令を実行させるコンピュータ実行可能命令を記憶するコンピュータ読込可能媒体であって、
前記コンピュータ実行可能命令は、
第1の隣接中継ステーションから2次受信器まで延びる通信リンクの第1のセットの評価に基づいて、2次送信器と通信するために、2次受信器によって使用される第1の隣接中継ステーションを選択するためのコードと、
2次送信器と第2の隣接中継ステーションから延びる通信リンクの第2のセットの評価に基づいて、前記2次受信器と通信するために、2次送信器によって使用される第2の隣接中継ステーションを選択するためのコードとを有すること
を特徴とするコンピュータ読込可能媒体。
請求項9:
1セットの非空中継ステーションと2次受信器の間のリンク、又は2次送信器と前記1セットの非空中継ステーションの間のリンクの機能として、前記1セットの非空中継ステーションから最良の中継ステーションを特定するステップと、
前記1セットの非空中継ステーションと前記2次受信器の間のリンクの機能である前記1セットの非空中継ステーションから前記最良の中継ステーションが選択された時、選択された中継ステーションのインデックスを制御チャンネルで同報通信するステップと
を含むことを特徴とする方法。
請求項10:
前記1セットの非空中継ステーションは、非1次ユーザがブロックされたリンクに関連付けられていることを特徴とする請求項9の方法。
請求項11:
前記2次受信器によって選択された前記最良の中継ステーションは、前記2次送信器によって選択された前記最良の中継ステーションとは異なることを確認することによって前記最良の中継ステーションを採用することを更に含むことを特徴とする請求項9の方法。
請求項12:
1セットの非空中継ステーションと2次受信器の間のリンク又は2次送信器と前記1セットの非空中継ステーションの間のリンクの機能として、前記1セットの非空中継ステーションから最良の中継ステーションを特定する部品を備え、
前記部品は、前記1セットの非空中継ステーションと前記2次受信器の間のリンクである前記1セットの非空中継ステーションから最良の中継ステーションが選択されたことに応答して、選択された中継ステーションのインデックスを制御チャンネルで同報通信することを特徴とするシステム。
請求項13:
コンピュータに命令を実行させるためのコンピュータ実行可能命令を記憶するコンピュータ読込可能媒体であって、
前記コンピュータ実行可能命令は、
1セットの非空中継ステーションと2次受信器の間のリンク、又は2次送信器と前記1セットの非空中継ステーションの間のリンクに基づいて、前記1セットの非空中継ステーションから最良の中継ステーションを特定するためのコードと、
前記1セットの非空中継ステーションと前記2次受信器の間のリンクに基づいた非空中継ステーションのセットから、前記最良の中継ステーションが選択された時、選択された中継ステーションのインデックスを制御チャンネルで同報通信するためのコードとを含むことを特徴とするコンピュータ読込可能命令を記憶するコンピュータ読込可能媒体。
請求項14:
2次受信器から肯定応答パケットを受信するステップと、
先入れ先出し方法で、無限長のバッファからパケットを消去するステップとを備える方法であって、
前記バッファは、前記中継ステーションと前記2次受信器の間の非1次ユーザがブロックされたリンクに基づいて、前記2次受信器によって選択された中継ステーションに関連付けられており、前記非1次ユーザがブロックされたリンクは、他の中継ステーションと前記2次受信器の間の非1次ユーザがブロックされた他のリンクと関連付けられたチャネルゲインを上回るチャネルゲインを提示することを特徴とする方法。
請求項15:
システムと2次受信器の間の非1次ユーザがブロックされたリンクであって、他の中継ステーションと前記2次受信器の間の非1次ユーザがブロックされた他のリンクによって提示されたチャネルゲインを上回るチャネルゲインを有する非1次ユーザがブロックされたリンクに基づいて前記システムを選択した前記2次受信器から、肯定応答が受信されたかどうかを確認する肯定応答アセッサと、
肯定応答が前記2次受信器から受信されたことを確認する前記肯定応答アセッサに応答して先入れ先出し方法で、バッファからパケットを除去するパケット消去部品と
を備えることを特徴とするシステム。
請求項16:
コンピュータに命令を実行させるためのコンピュータ実行可能命令を記憶するコンピュータ読込可能媒体であって、
前記コンピュータ実行可能命令は、
2次受信器から肯定応答パケットを受信するためのコードと、
先入れ先出し方法で無限長のバッファからパケットを消去するコードとを備え、
前記中継ステーションと前記2次受信器の間の非1次ユーザがブロックされたリンクであって、他の中継ステーションと前記2次受信器の間の他の非1次ユーザがブロックされたリンクに関連付けられたチャネルゲインを上回るチャネルゲインを提示する非1次ユーザがブロックされたリンクの機能として、前記バッファは前記2次受信器によって選択された中継ステーションと関連付けられていることを特徴とするコンピュータ読込可能媒体。
請求項17:
選択された中継ステーションから2次送信器に送られた肯定応答パケットを得るステップであって、
前記選択された中継ステーションは、前記2次送信器と前記選択された中継ステーションの間の非1次ユーザがブロックされた通信リンクに基づいて好ましい中継ステーションであると特定されたのであり、
前記非1次ユーザがブロックされた通信リンクは、前記2次送信器と他の選択されない中継ステーションからの非1次ユーザがブロックされた他の通信リンクに関連付けられたチャネルゲインを上回るチャネルゲインを有し、
前記選択された中継ステーションは、前記2次送信器が通信している2次受信器に関連付けられた選択された中継ステーションではない、ステップと、
前記肯定応答パケットを得ることに応答して、前記2次送信器に関連付けられた待ち行列からパケットを除去するステップと
を備えることを特徴とする方法。
請求項18:
選択された中継ステーションから2次送信器に送信された肯定応答パケットと否定応答パケットを識別する肯定応答決定器であって、
前記選択された中継ステーションは、前記2次送信器と前記選択された中継ステーションの間の非1次ユーザがブロックされた通信リンクに基づいて好ましい中継ステーションであると特定されたのであり、
前記非1次ユーザがブロックされた通信リンクは、前記2次送信器と他の選択されない中継ステーションからの非1次ユーザがブロックされた他の通信リンクに関連付けられたチャネルゲインを上回るチャネルゲインを有し、
前記選択された中継ステーションは、前記2次送信器が通信している2次受信器と関連付けられた選択された中継ステーションではない、肯定応答決定器と、
前記肯定応答パケットの受信に基づいて前記2次送信器に関連付けられた待ち行列からパケットを除去するパケット除去部品と
を備えることを特徴とするシステム。
請求項19:
コンピュータに命令を実行させるためのコンピュータ実行可能命令を記憶するコンピュータ読込可能媒体であって、
前記コンピュータ実行可能命令は、
選択された中継ステーションから2次送信器に送られた肯定応答パケットを得るためのコードであって、
前記選択された中継ステーションは、前記2次送信器と前記選択された中継ステーションの間の非1次ユーザがブロックされた通信リンクに基づいて好ましい中継ステーションであると特定されたのであり、
前記非1次ユーザがブロックされた通信リンクは、前記2次送信器と他の選択されない中継ステーションからの非1次ユーザがブロックされた他の通信リンクに関連付けられたチャネルゲインを上回るチャネルゲインを有し、
前記選択された中継ステーションは、前記2次送信器が通信している2次受信器と関連付けられた選択された中継ステーションではない、コードと、
前記肯定応答パケットを得ることに応答して、前記2次送信器に関連付けられた待ち行列からパケットを除去するためのコードと
を備えることを特徴とするコンピュータ読込可能媒体。

Claims (8)

  1. 隣接中継ステーションから2次受信器まで延びる、1次ユーザにより占有されていない通信リンクの第1のセットの評価に基づいて、2次送信器と通信するために、前記2次受信器によって通信される第1の隣接中継ステーションを選択するステップと、
    前記第1の隣接中継ステーションを含むインデックスを制御チャネルで同報通信するステップと、
    前記2次送信器と隣接中継ステーションから延びる、1次ユーザにより占有されていない通信リンクの第2のセットの評価と、同報通信により受信した前記インデックスとに基づいて、前記2次受信器と通信するために、前記2次送信器によって通信される第2の隣接中継ステーションを選択するステップとを含み、
    前記隣接中継ステーションはバッファまたは待ち行列を備え、前記2次受信器および前記2次送信器からそれぞれ肯定応答パケットを受けると、先入れ先出し方法でバッファ又は待ち行列からパケットを削除し、前記2次受信器および前記2次送信器からそれぞれ否定応答パケットを受け取ると、バッファ又は待ち行列からパケットを削除しないよう構成され、
    前記第2の隣接中継ステーションは前記第1の隣接中継ステーションとして選択されないよう規定されている
    ことを特徴とする方法。
  2. 前記第1の隣接中継ステーションを選択するステップは、前記第1の隣接中継ステーションから前記2次受信器まで延びる通信リンクの前記第1のセットと関連付けられたチャネルゲインを最大にするステップを更に備えることを特徴とする請求項1の方法。
  3. 前記第2の隣接中継ステーションを選択するステップは、2次無線通話器から前記第2の隣接中継ステーションまで延びるその他の通信リンクすべてに関して通信リンクの前記第2のセットのチャネルゲインを最大にするステップを更に備えることを特徴とする請求項の方法。
  4. 隣接中継ステーションから2次受信器まで延びる、1次ユーザにより占有されていない通信リンクの第1のセットの評価に基づいて、第1の隣接中継ステーションを選択し、前記第1の隣接中継ステーションを含むインデックスを制御チャネルで同報通信するように構成されている2次受信器と、
    2次送信器と隣接中継ステーションから延びる、1次ユーザにより占有されていない通信リンクの第2のセットの評価と、同報通信により受信した前記インデックスとに基づいて第2の隣接中継ステーションを選択するように構成されている2次送信器とを備え、
    前記第1の隣接中継ステーションは、前記2次送信器と通信するために、前記2次受信器によって選択され、前記第2の隣接中継ステーションは、前記2次受信器と通信するために、前記2次送信器によって選択され
    前記隣接中継ステーションはバッファまたは待ち行列を備え、前記2次受信器および前記2次送信器からそれぞれ肯定応答パケットを受けると、先入れ先出し方法でバッファ又は待ち行列からパケットを削除し、前記2次受信器および前記2次送信器からそれぞれ否定応答パケットを受け取ると、バッファ又は待ち行列からパケットを削除しないよう構成され、
    前記第2の隣接中継ステーションは前記第1の隣接中継ステーションとして選択されないよう規定されている
    ことを特徴とするシステム。
  5. コンピュータに命令を実行させるコンピュータ実行可能命令を記憶するコンピュータ読込可能媒体であって、
    前記コンピュータ実行可能命令は、
    隣接中継ステーションから2次受信器まで延びる、1次ユーザにより占有されていない通信リンクの第1のセットの評価に基づいて、2次送信器と通信するために、2次受信器によって使用される第1の隣接中継ステーションを選択するためのコードと、
    選択された前記第1の隣接中継ステーションを含むインデックスを制御チャネルで同報通信するためのコードと、
    2次送信器と隣接中継ステーションから延びる、1次ユーザにより占有されていない通信リンクの第2のセットの評価と、同報通信された前記インデックスとに基づいて、前記2次受信器と通信するために、2次送信器によって使用される第2の隣接中継ステーションを選択するためのコードとを有し、
    前記隣接中継ステーションはバッファまたは待ち行列を備え、前記2次受信器および前記2次送信器からそれぞれ肯定応答パケットを受けると、先入れ先出し方法でバッファ又は待ち行列からパケットを削除し、前記2次受信器および前記2次送信器からそれぞれ否定応答パケットを受け取ると、バッファ又は待ち行列からパケットを削除しないよう構成され、
    前記第2の隣接中継ステーションは前記第1の隣接中継ステーションとして選択されないよう規定されている
    ことを特徴とするコンピュータ読込可能媒体。
  6. 1セットの1次通信システムが残した未使用のスペクトルの穴を有する中継ステーションと2次受信器の間の、1次ユーザにより占有されていないリンク、又は2次送信器と前記1セットの前記中継ステーションの間の、1次ユーザにより占有されていないリンクに基づいて、前記1セットの前記中継ステーションから最良の中継ステーションを選択するステップと、
    前記1セットの前記中継ステーションと前記2次受信器の間の前記リンクに基づいて前記1セットの前記中継ステーションから前記最良の中継ステーションが選択された時、選択された前記中継ステーションのインデックスを制御チャンネルで同報通信するステップと、
    前記2次受信器によって選択された前記最良の中継ステーションは前記2次送信器によって選択された前記最良の中継ステーションとは異なることを確認することによって、前記最良の中継ステーションを選択するステップとを含み、
    前記2次送信器と前記1セットの前記中継ステーションの間の前記リンクに基づいて前記1セットの前記中継ステーションから前記最良の中継ステーションが選択されるとき、同報通信された前記インデックスに基づいて前記最良の中継ステーションが選択され、
    前記中継ステーションはバッファまたは待ち行列を備え、前記2次受信器および前記2次送信器からそれぞれ肯定応答パケットを受けると、先入れ先出し方法でバッファ又は待ち行列からパケットを削除し、前記2次受信器および前記2次送信器からそれぞれ否定応答パケットを受け取ると、バッファ又は待ち行列からパケットを削除しないよう構成されている
    ことを特徴とする方法。
  7. 1次通信システムが残した未使用のスペクトルの穴を有する中継ステーションと2次受信器の間の1セットのリンク又は2次送信器と前記1セットの前記中継ステーションの間のリンクに基づいて、前記1セットの前記中継ステーションから最良の中継ステーションを選択する部品を備え、
    前記部品は、前記1セットの前記中継ステーションと前記2次受信器の間のリンクである前記1セットの前記中継ステーションから最良の中継ステーションが選択されたことに応答して、選択された中継ステーションのインデックスを制御チャンネルで同報通信し、
    前記2次送信器と前記1セットの前記中継ステーションの間のリンクに基づいて前記最良の中継ステーションが選択されるとき、同報通信された前記インデックスに基づいて前記最良の中継ステーションが選択され、
    前記2次受信器によって選択された前記最良の中継ステーションは前記2次送信器によって選択された前記最良の中継ステーションとは異なることを確認することによって、前記最良の中継ステーションを選択し、
    前記中継ステーションはバッファまたは待ち行列を備え、前記2次受信器および前記2次送信器からそれぞれ肯定応答パケットを受けると、先入れ先出し方法でバッファ又は待ち行列からパケットを削除し、前記2次受信器および前記2次送信器からそれぞれ否定応答パケットを受け取ると、バッファ又は待ち行列からパケットを削除しないよう構成されている
    ことを特徴とするシステム。
  8. コンピュータに命令を実行させるためのコンピュータ実行可能命令を記憶するコンピュータ読込可能媒体であって、
    前記コンピュータ実行可能命令は、
    1次通信システムが残した未使用のスペクトルの穴を有する中継ステーションと2次受信器の間の1セットのリンク、又は2次送信器と前記1セットの前記中継ステーションの間のリンクに基づいて、前記1セットの前記中継ステーションから最良の中継ステーションを選択するためのコードと、
    前記1セットの前記中継ステーションと前記2次受信器の間のリンクに基づいた前記中継ステーションのセットから、前記最良の中継ステーションが選択された時、選択された中継ステーションのインデックスを制御チャンネルで同報通信するためのコードとを含み、
    前記2次受信器によって選択された前記最良の中継ステーションは前記2次送信器によって選択された前記最良の中継ステーションとは異なることを確認することによって、前記最良の中継ステーションが選択され、
    前記2次送信器と前記1セットの前記中継ステーションの間の1セットのリンクに基づいて前記最良の中継ステーションが選択されるとき、同報通信された前記制御チャネルに基づいて前記最良の中継ステーションが選択され、
    前記中継ステーションはバッファまたは待ち行列を備え、前記2次受信器および前記2次送信器からそれぞれ肯定応答パケットを受けると、先入れ先出し方法でバッファ又は待ち行列からパケットを削除し、前記2次受信器および前記2次送信器からそれぞれ否定応答パケットを受け取ると、バッファ又は待ち行列からパケットを削除しないよう構成されている
    ことを特徴とするコンピュータ読込可能命令を記憶するコンピュータ読込可能媒体。
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