JP5642249B2 - コリオリ流量計の力の釣合を取る方法及び装置 - Google Patents
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Description
の振動だけである。ここでいうZ方向とは、流管を振動させて変位させる方向のことである。その他の方向、即ち、パイプラインの延在方向であるX方向と、Z方向及びX方向の双方に対して垂直な方向であるY方向とに関しては、釣合の取れていない振動になる。この基準座標系が重要な意味を持つのは、コリオリ流量計においては、Y方向に作用する正弦波状に変化する二次的な力が発生するからである。このY方向の二次的な力のために、コリオリ流量計は釣合の取れていないY方向の振動を発生し、その振動がコリオリ流量計に誤差を生じさせる。
少なくとも1本の流管と、
前記少なくとも1本の流管に取付けられた駆動機構と、
前記少なくとも1本の流管に取付けられた釣合機構とを備え、
前記釣合機構の駆動運動に直交する方向の運動量と前記駆動機構の運動量とが、互いに大きさが等しく、互いに逆向きになるように、前記釣合機構の大きさ及び取付位置が選定されている、
ことを特徴とするコリオリ流量計である。
前記少なくとも1本の流管に駆動機構を取付けるステップと、
前記少なくとも1本の流管に釣合機構を取付けるステップと、
前記釣合機構の運動量と前記駆動機構の運動量とが、互いに大きさが等しく、互いに逆向きになるように、前記釣合機構の取付位置及び大きさを選定するステップと、
を含むことを特徴とする方法である。
り低くなるように、前記板ばねの剛性及び前記釣合質量の大きさを選定するステップを含むものとすることが好ましい。
前記釣合機構を前記少なくとも1本の流管の前記駆動機構と反対側の側面に取付けるステップと、
前記釣合機構を前記少なくとも1本の流管の中心線を含む平面に対して約45°の角度で延在させるステップと、
から成るものとすることが好ましい。
3Bの中とへ、分かれて流入する。流管103Aを通過した物質と、流管103Bを通過した物質とは、いずれも流出側マニホルド102’へ流入し、そして、この流出側マニホルド102’からフランジ101’を通って流出することで、流量計アセンブリ10から出て行く。
錘401の質量中心CMb1とコイル・アセンブリの質量中心CMcとの合成質量中心CC
M1が、流管103Aの中心線を含むXY平面上に位置するように、釣合錘401の大き
さ及び取付位置を選定してある。また、図中のCMb2は、釣合錘402の質量中心である。釣合錘402に関しては、この釣合錘402の質量中心CMb2とマグネット・アセンブリの質量中心CMmとの合成質量中心CCM2が、流管103Bの中心線を含むXY平面上に位置するように、釣合錘402の大きさ及び取付位置を選定してある。これら釣合錘の特性は、各流管において、その流管に取付けられている釣合錘の質量にその釣合錘のY方
向の速度成分を乗じた積と、その流管に取付けられている駆動機構構成部品の質量にその駆動機構構成部品のY方向の速度成分を乗じた積とが、互いに大きさが等しく、互いに逆向きになるというものであり、これを数式で表すと下記の(3)式になる。
発生するフランジの振動が、駆動機構構成部品の質量中心がオフセットしていることに起因して発生する振動と位相が異なる場合には、釣合錘の質量を減少させればよい。
Claims (14)
- 少なくとも1本の流管と、
前記少なくとも1本の流管に取付けられた駆動機構と、
前記少なくとも1本の流管に取付けられた釣合機構とを備え、
前記釣合機構の駆動運動に直交する方向の運動量と前記駆動機構の運動量とが、互いに大きさが等しく、互いに逆向きになるように、前記釣合機構の質量及び取付位置が選定され、前記駆動機構と前記釣合機構との合成質量中心が、前記少なくとも1本の流管の中心線を含む平面の近傍に位置するように、前記釣合機構のサイズ及び取付位置が選定され、前記中心線を含む平面は前記駆動運動に直交し、前記少なくとも1本の流管は、前記駆動機構により振動させられたときに、前記中心線を含む平面外に振動する、ことを特徴とするコリオリ流量計。 - 前記釣合機構が、釣合質量から成ることを特徴とする請求項1記載のコリオリ流量計。
- 前記釣合機構が、前記少なくとも1本の流管に取付けられた板ばねおよび前記板ばねに取付けられた釣合質量を有する、ことを特徴とする請求項1記載のコリオリ流量計。
- 前記釣合機構の固有振動周波数が前記コリオリ流量計の駆動振動周波数より低くなるように、前記板ばねの剛性及び前記釣合質量の大きさが選定されていることを特徴とする請求項3記載のコリオリ流量計。
- 前記釣合機構が、前記少なくとも1本の流管とは異なった位相で振動するようにしてあることを特徴とする請求項1記載のコリオリ流量計。
- 前記釣合機構が、前記少なくとも1本の流管の前記駆動機構と反対側の側面に取付けられており、且つ、前記少なくとも1本の流管の前記中心線を含む平面に対して約45°の角度で延在していることを特徴とする請求項1記載のコリオリ流量計。
- 前記釣合機構が、前記少なくとも1本の流管の前記駆動機構と反対側の側面に取付けられていることを特徴とする請求項1記載のコリオリ流量計。
- 少なくとも1本の流管を備えたコリオリ流量計の力の釣合を取る方法において、
前記少なくとも1本の流管に駆動機構を取付けるステップと、
前記少なくとも1本の流管に釣合機構を取付けるステップと、
前記釣合機構の駆動運動に直交する方向の運動量と前記駆動機構の運動量とが、互いに大きさが等しく、互いに逆向きになるように、前記釣合機構の取付位置及び質量を選定するステップと、
を含み、前記駆動機構と前記釣合機構との合成質量中心が、前記少なくとも1本の流管の中心線を含む平面の近傍に位置するように、前記釣合機構のサイズ及び取付位置が選定され、前記中心線を含む平面は前記駆動運動に直交し、前記少なくとも1本の流管は、前記駆動機構により振動させられたときに、前記中心線を含む平面外に振動する、ことを特徴とする方法。 - 前記釣合機構を釣合質量で構成するステップを含むことを特徴とする請求項8記載の方法。
- 前記少なくとも1本の流管に釣合機構を取付ける前記ステップが、前記少なくとも1本の流管に板ばねを取付け、前記板ばねに釣合質量を取付けるステップを有する、ことを特徴とする請求項8記載の方法。
- 前記釣合機構の固有振動周波数が前記コリオリ流量計の駆動振動周波数より低くなるように、前記板ばねの剛性及び前記釣合質量の大きさを選定するステップを含むことを特徴とする請求項10記載の方法。
- 前記釣合機構を前記少なくとも1本の流管とは異なった位相で振動させるステップを含むことを特徴とする請求項8記載の方法。
- 前記少なくとも1本の流管に釣合機構を取付ける前記ステップが、
前記釣合機構を前記少なくとも1本の流管の前記駆動機構と反対側の側面に取付けるステップと、
前記釣合機構を前記少なくとも1本の流管の前記中心線を含む平面に対して約45°の角度で延在させるステップと、
から成ることを特徴とする請求項8記載の方法。 - 前記釣合機構を前記少なくとも1本の流管の前記駆動機構と反対側の側面に取付けるステップを含むことを特徴とする請求項8記載の方法。
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JP2014041152A JP2014041152A (ja) | 2014-03-06 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2017525947A (ja) * | 2014-07-01 | 2017-09-07 | マイクロ モーション インコーポレイテッド | 流体モメンタム検出方法及び関連装置 |
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JP2017525947A (ja) * | 2014-07-01 | 2017-09-07 | マイクロ モーション インコーポレイテッド | 流体モメンタム検出方法及び関連装置 |
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