JP5641944B2 - 真空バルブ - Google Patents

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Description

この発明は金属製の中間円筒の軸線方向両側に金属製の円筒状中間フランジを介して位置する絶縁筒を有する真空容器が真空封止され固定側電極及び可動側電極を内蔵する真空バルブに関するものである。
従来の真空バルブの中には、真空バルブ周辺の接地タンク等との絶縁距離を長くするために、金属円筒をアークシールドの機能を備えた真空容器とした真空バルブがある。この構造の真空バルブは、固定側電極と、先端に固定側電極が取り付けられた固定側電極棒と、固定側電極に対向する可動側電極と、先端に可動側電極が取り付けられた可動側電極棒と、可動側電極棒に取り付けられたベローズと、ベローズに取り付けられた可動側フランジと、上記固定側電極棒に取り付けられた固定側フランジと、固定側フランジと可動側フランジにそれぞれ取り付けられた絶縁筒と、それぞれの絶縁筒に取り付けられた金属からなる中間フランジと、それぞれの中間フランジに取り付けられたアークシールドと、それぞれのアークシールドの間に取り付けられた中間円筒を備えている。
真空バルブでは、容器の内部を真空に維持するため、セラミックスからなる絶縁筒と金属からなる中間フランジ、絶縁筒と金属からなる固定側フランジ、絶縁筒と金属からなる可動側フランジとの間を封止しなければならない。セラミックスからなる絶縁筒を金属からなる中間フランジ、固定側フランジ及び可動側フランジで封止するために、セラミックスからなる絶縁筒の端面にメタライズ層が設けられ、メタライズ層と中間フランジ、メタライズ層と固定側フランジ、メタライズ層と可動側フランジの端面はろう材でろう付けされている。
従来の真空バルブは、上記のように構成されているので、真空バルブの外側の電界が著しく高くなるという問題があった。真空バルブを六フッ化硫黄ガス中で使用する場合、絶縁筒と固定側フランジ、絶縁筒と可動側フランジ、絶縁筒と中間フランジの接続部では、トリプルジャンクションとして、メタライズ層、セラミックス及び六フッ化硫黄の誘電率が大きく異なり、電界が著しく高くなる。ただし、真空バルブ取付け状態では、固定側フランジと絶縁筒、可動側フランジと絶縁筒の接続部を金属の端子が覆い、電界が緩和されるので問題ない。すなわち、絶縁筒と中間フランジの接続部で電界が高くなる。特に、中間フランジの端面に設けられたメタライズ層の外縁が尖っているため、真空バルブの周囲に設けられた接地部位等の構造物との間の電界が極めて高くなり、絶縁破壊に至る可能性がある。
この課題を解決する手段として、絶縁筒と中間フランジを有し、真空封止された真空容器を備えた真空バルブにおいて、絶縁筒と中間フランジの接続部の外表面を覆い、接続部の周囲の電界を緩和する外部中間シールドを備えている。
外部中間シールドは、円筒を約半分に分けた半円筒からなる。半円筒の内周面に周方向に沿って凸状の環状部が設けられ、この環状部の最内周面に中間円筒の外側面と密に当接するようにできている。半円筒の分割面の片側に雌ネジが切られ、分割面の他の側に半円筒の外周から分割面へ貫通したネジ穴が設けられている。もう一方の半円筒にも同様に雌ネジとネジ穴が設けられている。また、環状部の両側端面はアークシールドの固定部から中間円筒の外側面に延びた端部の間に僅かなクリアランスで嵌合している。
また、上記と異なる外部中間シールドは、半円の断面形状を有したリングで構成され、中
間フランジと絶縁筒の接続部外側を覆っている。外部中間シールドはそれぞれアークシールドの外延部の外側にろう付けによって取り付けられている。
特開2003―272492号公報(図1及びその説明)
従来の円筒形状を約半分に分けた外部中間シールドでは、半円筒を合わせた接合部にずれがあると、接合部に高い電界が発生するため、組立時にずれが生じないように接合面を合わせる必要があり、作業性が悪いという問題がある。
また、外表面にネジを取り付けるためのネジ穴が設けられているため、真空遮断器やガス絶縁開閉装置を従来よりもさらに小型化する場合に、ネジ穴部の電界が高くなるという問題がある。
さらに、外部中間シールドをアークシールドの外延部にろう付けする構成では、ろう付け後、中間フランジと絶縁筒、中間フランジとアークシールドのろう付け部のろう回りを確認できないため、X線等でろう回りを確認する必要があり、作業工程が増えるといった
問題がある。
この発明は、前述のような実情に鑑みてなされたもので、金属製の中間円筒の軸線方向両側に金属製の円筒状中間フランジを介して位置する絶縁筒を有する真空容器が真空封止され固定側電極及び可動側電極を内蔵する真空バルブにおいて、上記絶縁筒と上記中間フランジとの接続部の周囲の電界を容易に緩和することを目的とするものである。
この発明に係る真空バルブは、金属製の中間円筒の軸線方向両側に金属製の円筒状中間フランジを介して位置する絶縁筒を有する真空容器が真空封止され固定側電極及び可動側電極を内蔵する真空バルブにおいて、上記絶縁筒と上記中間フランジとの接続部の外表面を覆い、軸線方向両端部の表面がその内周から外周に亘って曲面に形成され、上記接続部の周囲の電界を緩和する外部中間シールドを備え、一方の上記絶縁筒と一方の上記中間フランジとの接続部の外表面を覆う上記外部中間シールドと、他方の上記絶縁筒と他方の上記中間フランジとの接続部の外表面を覆う上記外部中間シールドとが個別に設けられ、それぞれの上記外部中間シールドが、何れもその軸線方向両端部の表面がその内周から外周に亘って曲面に形成されている真空バルブであって、上記真空容器内に上記真空容器外に露出する外延部を有するアークシールドが設けられており、上記真空容器へ上記外部中間シールドを支持する支持部が上記アークシールドの外延部に設けられ、上記外部中間シールドが上記支持部と嵌め合わせによって支持されているものである。
この発明は、金属製の中間円筒の軸線方向両側に金属製の円筒状中間フランジを介して位置する絶縁筒を有する真空容器が真空封止され固定側電極及び可動側電極を内蔵する真空バルブにおいて、上記絶縁筒と上記中間フランジとの接続部の外表面を覆い、軸線方向両端部の表面がその内周から外周に亘って曲面に形成され、上記接続部の周囲の電界を緩和する外部中間シールドを備え、一方の上記絶縁筒と一方の上記中間フランジとの接続部の外表面を覆う上記外部中間シールドと、他方の上記絶縁筒と他方の上記中間フランジとの接続部の外表面を覆う上記外部中間シールドとが個別に設けられ、それぞれの上記外部中間シールドが、何れもその軸線方向両端部の表面がその内周から外周に亘って曲面に形成されている真空バルブであって、上記真空容器内に上記真空容器外に露出する外延部を有するアークシールドが設けられており、上記真空容器へ上記外部中間シールドを支持する支持部が上記アークシールドの外延部に設けられ、上記外部中間シールドが上記支持部と嵌め合わせによって支持されているので、金属製の中間円筒の軸線方向両側に金属製の円筒状中間フランジを介して位置する絶縁筒を有する真空容器が真空封止され固定側電極及び可動側電極を内蔵する真空バルブにおいて、上記絶縁筒と上記中間フランジとの接続部の周囲の電界を容易に緩和することができる効果がある。
この発明の実施例1に係わる真空バルブの一例を示す断面図である。 この発明の実施例1のアークシールド2の一例を示す斜視図である。 この発明の実施例2に係わる真空バルブの他の例を示す断面図である。 この発明の実施例3に係わる真空バルブの他の例を示す断面図である。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施例1の真空バルブの断面図で、図1(a)は真空バルブの全体の断面図、図1(b)は図1(a)におけるA部の拡大断面図である。
真空バルブは、アークシールドの役割を果たす中間円筒1と、中間円筒1の両端にろう付けされ、電流遮断時に固定側電極8と可動側電極9の間に生じる金属蒸気からセラミックス等からなる絶縁筒6,7の内沿面が汚損されることを防止するためのアークシールド2,3と、アークシールド2,3と絶縁筒6,7の間にそれぞれろう付け接続される中間フランジ4,5と、絶縁筒6の中間フランジ4と接合された端面と反対側の端面に接合された固定側フランジ13と、絶縁筒7の中間フランジ5と接合された端面と反対側の端面に接合された可動側フランジ14と、固定側フランジ13に取付けられた固定側電極棒10と、固定側電極棒10の先端に取り付けられた固定側電極8と、可動側フランジ14に取り付けられたベローズ12と、可動側フランジ14にベローズ12を介して接続される可動側電極棒11と、可動側電極棒11の先端に取り付けられる可動側電極9から構成される。そして、中間フランジ4と絶縁筒6、中間フランジ5と絶縁筒7の接合部17,18を覆うように外部中間シールド15,16が取り付けられている。
この真空バルブの外部中間シールド15,16は、中間フランジ4,5と絶縁筒6,7の接続部17,18の外表面を覆って、接続部17,18の電界を緩和する。アークシールド2,3は、外部中間シールド15,16を嵌め込み易くするため、外延部2a,3aに一箇所以上の切り欠きを設けている。図2に、アークシールド2に設けられた切り欠き2bを示す。アークシールド3にもアークシールド2と同様な切り欠きが設けられている。切り欠きを設けることによって、外部中間シールド15,16をアークシールド2,3に軸方向に押し込むとアークシールド2,3の外周部は径方向内方(図1(b)の矢印イの方向)へ弾性的に小径化するので、外部中間シールド15,16をアークシールド2,3に嵌め込むことが可能となり、嵌め込み後、外延部2a,3aで、外部中間シールド15,16とアークシールド2,3を位置決めすることができる。
さらに、開閉動作時の振動によって外部中間シールド15,16が動かないようにするため、嵌め合わせ部以外に、軸方向に外部中間シールド15,16とアークシールド2,3がそれぞれ当接するように当接部15a,16aを設けている。以上のように、外部中間
シールド15,16とアークシールド2,3を嵌め合わせ構造とし、当接部15a,16aによって位置決めするため、外部中間シールド15,16の外表面にネジ穴を設ける必要がなく、外部中間シールド15,16の外表面は滑らかである。
外部中間シールド15,16とアークシールド2,3を嵌め合わせ構造の部分Aの詳細は、図1(b)に例示してあるように、外部中間シールド15の当接部15aは、外部中間シールド15の端部における内周面に周面全体に亘る段部を形成することで形成され、段部を形成することにより、段部の周壁面である第1の径方向当接面部15a1、および段部の周壁面である第1の軸方向当接面部15a2が形成される。
従って、外部中間シールド15をアークシールド2に軸方向に押し込むと、アークシールド2の外延部2aにおける第1の軸方向当接面部2a1に外部中間シールド15の第1の軸方向当接面部15a2が軸方向に当接すると共に、アークシールド2の外延部2aの
最外周端の第1の径方向当接面部2a2が外部中間シールド15の第1の径方向当接面部15a1に当接する。
なお、第1の径方向当接面部15a1の入り口部には、外部中間シールド15がアークシールド2に対し軸方向に移動して外部中間シールド15とアークシールド2との嵌め合いが解けるのを防止するストッパ部15a3が設けられている。
図1(b)に例示のこれらの構造は、外部中間シールド16とアークシールド3との嵌め合い部分においても同じ構造としてある。
この発明の真空バルブによれば、外部中間シールド15,16は、半円筒を嵌め合わせた構造ではなく、真空容器に外部中間シールド15,16を挿入し、ネジ等による締結作業はなく、アークシールド2,3に嵌め合わせる構造であるため、組立時にずれが生じることはなく、作業性が大幅に改善される。そして、アークシールドには外部中間シールド15,16の外延部2a,3aで位置決めする以外に、軸方向で当接できる当接部を設けているため、開閉動作時の振動によって動くことはない。また、外表面にネジ等を取り付けるための穴は設けられておらず、外表面は滑らかであるため、局所的に電界が高くなる部位はなく、真空遮断器、ガス絶縁開閉装置を従来よりも小型化することが可能となる。さらに、絶縁筒6,7と中間フランジ4,5を真空ろう付けした後、外部中間シールドを取り付けるため、ろう付け後、絶縁筒6,7と中間フランジ4,5、中間フランジ4,5
とアークシールド2,3のろう付け部を外側から確認することができるため、X線等でろ
う回りを確認する必要がなく、作業性が大幅に改善される。
実施の形態2.
図3は、この発明の実施例2の真空バルブの断面図で、図3(a)は真空バルブの全体の断面図、図3(b)は図3(a)におけるB部の拡大断面図である。本実施の形態2の前述の図1の真空バルブと異なるのは、外部中間シールドとアークシールドとの嵌め合わせ部分の形状、構造である。
本実施の形態2の真空バルブは、開閉動作時の振動によって、外部中間シールド15,16がアークシールド2,3に対して径方向と軸方向に動かないようにするため、外部中間シールド15,16とアークシールド2,3との嵌め合わせ部において径方向と軸方向に外部中間シールド15,16とアークシールド2,3とが実施の形態1に比べてより堅固に当接するように当接部15a,16aを設けてある。
つまり、実施の形態1における前記当接に加え、当接部の段部を2個(複数)とし、外部中間シールド15をアークシールド2に軸方向に押し込むと、アークシールド2の外延部2aにおける第2の軸方向当接面部2a3に外部中間シールド15の第2の軸方向当接面部15a4が軸方向に当接すると共に、アークシールド2の外延部2aの第2の径方向当接面部2a4が外部中間シールド15の第2の径方向当接面部15a5に当接する構造としてある。
図3(b)に例示のこれらの構造は、外部中間シールド16とアークシールド3との嵌め合い部分においても同じ構造としてある。
以上のような構成であるので、外部中間シールド15,16とアークシールド2,3を嵌め合わせ部と当接部15a,16aによって位置決めするため、外部中間シールド15,16の外表面にネジ穴等を設ける必要がなく、外部中間シールド15,16の外表面は滑らかである。
本実施の形態2の真空バルブによれば、外部中間シールド15,16は、半円筒を嵌め合わせた構造ではなく、真空バルブの固定側フランジ13、可動側フランジ14側から絶縁筒6,7を経て円環状の外部中間シールド15,16を挿入し、外部中間シールド15
,16をアークシールドの外延部2a,3aに嵌め合わせる構造であるため、組立時にずれが生じることはなく、ネジ等による締結作業はなく、作業性が大幅に改善される。そして、アークシールド2,3の外延部2a,3aで外部中間シールド15,16を位置決めするだけでなく、外部中間シールド15,16には外延部2a,3aに径方向および軸方向に当接できる当接部15a,16aを設けているため、開閉動作時の振動によって外部中間シールド15,16が径方向および軸方向に動くことがない。
また、外表面にネジ穴等は設けられておらず、外表面は滑らかであるため、局所的に電界が高くなる部位はなく、真空遮断器、ガス絶縁開閉装置を従来よりも小型化することが可能となる。さらに、絶縁筒6,7と中間フランジ4,5を真空ろう付け後、外部中間シールド15,16を取り付けるため、ろう付け後、絶縁筒6,7と中間フランジ4,5、中間フランジ4,5とアークシールド2,3のろう付け部を外側から確認することができる。このため、X線等でろう回りを確認する必要がなく、作業性が大幅に改善される。
実施の形態3.
図4は、この発明の実施例3の真空バルブの断面図で、図4(a)は真空バルブの全体の断面図、図4(b)は図4(a)におけるC部の拡大断面図である。本実施の形態3の前述の図3の真空バルブと異なるのは、外部中間シールドの形状、構造である。本実施の形態3においては、外部中間シールド15,16は、図3の外部中間シールド15,16よりも中間円筒1の軸方向の中央側に長くなっており、外部中間シールド15と外部中間シールド16とを嵌め合わせることができるように、それぞれ嵌合部15b、嵌合部16bが設けられている。
本実施の形態3の真空バルブは、開閉動作時の振動によって、外部中間シールド15,16が動かないようにするため、外部中間シールド15の嵌合部15b、外部中間シールド16の嵌合部16bにおいて、外部中間シールド15,16とアークシールド2,3が径方向および軸方向に当接するように構成されている。
つまり、図4(b)に明示してあるように、実施の形態2における前述の外部中間シールド15,16とアークシールド2,3の外延部2a,3aとの当接状態において、嵌合部15bの第1の径方向当接面部15b1と嵌合部16bの第1の径方向当接面部16b1とが当接し、嵌合部15bの第1の軸方向当接面部15b2と嵌合部16bの第1の軸方向当接面部16b2とが当接し、嵌合部15bの第2の軸方向当接面部15b3と嵌合部16bの第2の軸方向当接面部16b3とが当接している構成としてあり、この構成が前述の実施の形態2の構成に追加されていることにより、前述の実施の形態2より、更に堅固に、開閉動作時の振動によって外部中間シールド15,16が動かないようになる。
以上のような構成であるので、外部中間シールド15,16とアークシールド2,3を嵌め合わせ部と当接部15a,16aによって位置決めするため、外部中間シールド15,16の外表面にネジ穴等を設ける必要がなく、外部中間シールド15,16の外表面は滑らかである。
本実施の形態3の真空バルブによれば、外部中間シールド15,16は、半円筒を嵌め合わせた構造ではなく、真空バルブの固定側フランジ13、可動側フランジ14側から絶縁筒6,7を経て円環状の外部中間シールド15,16を挿入し、外部中間シールド15,16をアークシールドの外延部2a,3aに嵌め合わせる構造であるため、ネジ等による締結作業はなく、組立時にずれが生じることがなく、作業性が大幅に改善される。そして、外部中間シールド15,16とアークシールド2,3の外延部で位置決めするだけでなく、外部中間シールド15,16とアークシールド2,3と嵌合させ、嵌合部16bにおいて、外部中間シールド15,16とアークシールド2,3が径方向および軸方向に当接するように構成されているので、開閉動作時の振動によって外部中間シールド15,16が径方向および軸方向に動くことがない。
また、外表面にネジ等を取り付けるための穴は設けられておらず、外表面は滑らかであるため、局所的に電界が高くなる部位はなく、真空遮断器、ガス絶縁開閉装置を従来よりも小型化することが可能となる。
絶縁筒6,7と中間フランジ4,5、アークシールド2,3と中間フランジ4,5を真空ろう付け後、外部中間シールド15,16を取り付けるため、ろう付け後、絶縁筒6,7と中間フランジ4,5、アークシールド2,3と中間フランジ4,5のろう付け部を外側から確認することができる。このため、X線等でろう回りを確認する必要がなく、作業性が大幅に改善される。
なお、前述の実施の形態1〜3では、アークシールド2,3に外延部2a,3aを設け、外延部2a,3aに切り欠き2b,2b(2bは図示省略)を設けたが、中間フランジ4,5、もしくは中間円筒1に外延部を設け、当該外延部に切り欠きを設ける構造としてもよい。
また、前述の実施の形態1〜3の何れにおいても、真空バルブの固定側フランジ13、可動側フランジ14側から絶縁筒6,7を経て円環状の外部中間シールド15,16を挿入することができるように、固定側フランジ13、可動側フランジ14および絶縁筒6,7の各外径より外部中間シールド15,16の内径を大きくしてある。
上述の実施の形態1〜3は、以下の特徴を有している。
特徴1:金属製の中間円筒の軸線方向両側に金属製の円筒状中間フランジを介して位置する絶縁筒を有する真空容器が真空封止され固定側電極及び可動側電極を内蔵する真空バルブにおいて、上記絶縁筒と上記中間フランジとの接続部の外表面を覆い、軸線方向両端部の表面がその内周から外周に亘って曲面に形成され、上記接続部の周囲の電界を緩和する外部中間シールドを備え、一方の上記絶縁筒と一方の上記中間フランジとの接続部の外表面を覆う上記外部中間シールドと、他方の上記絶縁筒と他方の上記中間フランジとの接続部の外表面を覆う上記外部中間シールドとが個別に設けられ、それぞれの上記外部中間シールドが、何れもその軸線方向両端部の表面がその内周から外周に亘って曲面に形成されている。
特徴2:特徴1において、上記個別の外部中間シールドがそれらの端部で相互に嵌合されている。
特徴3:特徴1または特徴2において、上記真空容器内に上記真空容器外に露出する外延部を有するアークシールドが設けられており、上記真空容器へ上記外部中間シールドを支持する支持部が上記アークシールドの外延部に設けられている。
特徴4:特徴1または特徴2において、上記真空容器へ上記外部中間シールドを支持する支持部が上記中間フランジの外延部に設けられている。
特徴5:特徴1または特徴2において、上記真空容器へ上記外部中間シールドを支持する支持部が上記中間円筒の外延部に設けられている。
特徴6:特徴3〜特徴5のいずれか一において、上記真空容器へ上記外部中間シールドを支持する上記支持部の外側に、径方向に延在する切り欠きを一箇所以上設けてある。
特徴7:特徴3〜特徴6のいずれか一において、上記外部中間シールドが上記支持部と嵌め合わせによって支持されている。
特徴8:特徴3〜特徴7のいずれか一において、上記外部中間シールドと支持部との当接箇所を二箇所以上設けてある。
特徴9:絶縁筒、中間フランジ及び中間円筒を有し、真空封止された真空容器を備えた真空バルブにおいて、絶縁筒と中間フランジの接続部の外表面を覆い、滑らかな曲面を有する外表面を備え、接続部の周囲の電界を緩和する外部中間シールドを備えている。また、アークシールドに外部中間シールドを固定するための外延部を設けて、外部中間シールドを嵌め合わせる際にアークシールドの外延部を変形させて、外部中間シールドを嵌め込み易くするために、外延部に一箇所以上の切り欠きを設けている。
特徴10:外部中間シールドは、半円筒を嵌め合わせた構造ではなく、真空バルブの固定
側フランジと可動側フランジ側から軸方向に外部中間シールドを挿入し、ネジ等による締結作業はなく、アークシールドに嵌め合わせる構造であるため、組立時にずれが生じることがなく、作業性が大幅に改善される。
特徴11:外表面にネジ穴等は設けられておらず、外表面は滑らかであるため、局所的に電界が高くなる部位はなく、真空遮断器、ガス絶縁開閉装置を従来よりも小型化することが可能となる。
特徴12:絶縁筒、中間フランジ及び中間円筒を真空ろう付け後、外部中間シールドを取り付けるため、ろう付け後、絶縁筒と中間フランジ、中間フランジとアークシールドのろう付け部を外側から確認することができる。このため、X線等でろう回りを確認する必要
がなく、作業性が大幅に改善される。
なお、図1〜図4において各図中、同一符合は同一または相当部分を示す。
また、図1、図3、図4におけるA部、B部およびC部が、アークシールドの外延部に設けられ真空容器へ外部中間シールドを支持する支持部の部分である。
1 中間円筒、 2,3 アークシールド、 2a,3a 外延部、
2b 切り欠き、 2a1 外延部2aにおける第1の軸方向当接面部、
2a2 アークシールドの外延部の最外周端の第1の径方向当接面部、
2a3 アークシールドの外延部の第2の軸方向当接面部、
2a4 アークシールドの外延部の第2の径方向当接面部、
4,5 中間フランジ、 6,7 絶縁筒、 8 固定側電極、
9 可動側電極、 10 固定側電極棒、
11 可動側電極棒、 12 ベローズ、 13 固定側フランジ、
14 可動側フランジ、 15,16 外部中間シールド、
15a,16a 当接部、
15a1 外部中間シールドの第1の径方向当接面部、
15a2 外部中間シールドの第1の軸方向当接面部、
15a3 外部中間シールドのストッパ部、
15a4 外部中間シールドの第2の軸方向当接面部、
15a5 外部中間シールドの第2の径方向当接面部
15b,16b 嵌合部、
15b1 外部中間シールドの嵌合部15の第1の径方向当接面部、
15b2 外部中間シールドの嵌合部15の第1の軸方向当接面部、
15b3 外部中間シールドの嵌合部15の第2の軸方向当接面部、
16b1 外部中間シールドの嵌合部16の第1の径方向当接面部、
16b2 外部中間シールドの嵌合部16の第1の軸方向当接面部、
16b3 外部中間シールドの嵌合部16の第2の軸方向当接面部、
17,18 接合部。

Claims (12)

  1. 金属製の中間円筒の軸線方向両側に金属製の円筒状中間フランジを介して位置する絶縁筒を有する真空容器が真空封止され固定側電極及び可動側電極を内蔵する真空バルブにおいて、上記絶縁筒と上記中間フランジとの接続部の外表面を覆い、軸線方向両端部の表面がその内周から外周に亘って曲面に形成され、上記接続部の周囲の電界を緩和する外部中間シールドを備え、一方の上記絶縁筒と一方の上記中間フランジとの接続部の外表面を覆う上記外部中間シールドと、他方の上記絶縁筒と他方の上記中間フランジとの接続部の外表面を覆う上記外部中間シールドとが個別に設けられ、それぞれの上記外部中間シールドが、何れもその軸線方向両端部の表面がその内周から外周に亘って曲面に形成されている真空バルブであって
    上記真空容器内に上記真空容器外に露出する外延部を有するアークシールドが設けられており、上記真空容器へ上記外部中間シールドを支持する支持部が上記アークシールドの外延部に設けられ、
    上記外部中間シールドが上記支持部と嵌め合わせによって支持されている
    ことを特徴とする真空バルブ。
  2. 金属製の中間円筒の軸線方向両側に金属製の円筒状中間フランジを介して位置する絶縁筒を有する真空容器が真空封止され固定側電極及び可動側電極を内蔵する真空バルブにおいて、上記絶縁筒と上記中間フランジとの接続部の外表面を覆い、軸線方向両端部の表面がその内周から外周に亘って曲面に形成され、上記接続部の周囲の電界を緩和する外部中間シールドを備え、一方の上記絶縁筒と一方の上記中間フランジとの接続部の外表面を覆う上記外部中間シールドと、他方の上記絶縁筒と他方の上記中間フランジとの接続部の外表面を覆う上記外部中間シールドとが個別に設けられ、それぞれの上記外部中間シールドが、何れもその軸線方向両端部の表面がその内周から外周に亘って曲面に形成されている真空バルブであって、
    上記真空容器へ上記外部中間シールドを支持する支持部が上記中間フランジの外延部に設けられ、
    上記外部中間シールドが上記支持部と嵌め合わせによって支持されている
    ことを特徴とする真空バルブ。
  3. 金属製の中間円筒の軸線方向両側に金属製の円筒状中間フランジを介して位置する絶縁筒を有する真空容器が真空封止され固定側電極及び可動側電極を内蔵する真空バルブにおいて、上記絶縁筒と上記中間フランジとの接続部の外表面を覆い、軸線方向両端部の表面がその内周から外周に亘って曲面に形成され、上記接続部の周囲の電界を緩和する外部中間シールドを備え、一方の上記絶縁筒と一方の上記中間フランジとの接続部の外表面を覆う上記外部中間シールドと、他方の上記絶縁筒と他方の上記中間フランジとの接続部の外表面を覆う上記外部中間シールドとが個別に設けられ、それぞれの上記外部中間シールドが、何れもその軸線方向両端部の表面がその内周から外周に亘って曲面に形成されている真空バルブであって、
    上記真空容器へ上記外部中間シールドを支持する支持部が上記中間円筒の外延部に設けられて、
    上記外部中間シールドが上記支持部と嵌め合わせによって支持されている
    ことを特徴とする真空バルブ。
  4. 金属製の中間円筒の軸線方向両側に金属製の円筒状中間フランジを介して位置する絶縁筒を有する真空容器が真空封止され固定側電極及び可動側電極を内蔵する真空バルブにおいて、上記絶縁筒と上記中間フランジとの接続部の外表面を覆い、軸線方向両端部の表面がその内周から外周に亘って曲面に形成され、上記接続部の周囲の電界を緩和する外部中間シールドを備え、一方の上記絶縁筒と一方の上記中間フランジとの接続部の外表面を覆う上記外部中間シールドと、他方の上記絶縁筒と他方の上記中間フランジとの接続部の外表面を覆う上記外部中間シールドとが個別に設けられ、それぞれの上記外部中間シールドが、何れもその軸線方向両端部の表面がその内周から外周に亘って曲面に形成されている真空バルブであって、
    上記真空容器へ上記外部中間シールドを支持する支持部の外側に、径方向に延在する切り欠きが一箇所以上設けられ、
    上記外部中間シールドが上記支持部と嵌め合わせによって支持されている
    ことを特徴とする真空バルブ。
  5. 金属製の中間円筒の軸線方向両側に金属製の円筒状中間フランジを介して位置する絶縁筒を有する真空容器が真空封止され固定側電極及び可動側電極を内蔵する真空バルブにおいて、上記絶縁筒と上記中間フランジとの接続部の外表面を覆い、軸線方向両端部の表面がその内周から外周に亘って曲面に形成され、上記接続部の周囲の電界を緩和する外部中間シールドを備え、一方の上記絶縁筒と一方の上記中間フランジとの接続部の外表面を覆う上記外部中間シールドと、他方の上記絶縁筒と他方の上記中間フランジとの接続部の外表面を覆う上記外部中間シールドとが個別に設けられ、それぞれの上記外部中間シールドが、何れもその軸線方向両端部の表面がその内周から外周に亘って曲面に形成されている真空バルブであって、
    上記真空容器内に上記真空容器外に露出する外延部を有するアークシールドが設けられており、上記真空容器へ上記外部中間シールドを支持する支持部が上記アークシールドの外延部に設けられ、
    上記真空容器へ上記外部中間シールドを支持する上記支持部の外側に、径方向に延在する切り欠きを一箇所以上設けた
    ことを特徴とする真空バルブ。
  6. 金属製の中間円筒の軸線方向両側に金属製の円筒状中間フランジを介して位置する絶縁筒を有する真空容器が真空封止され固定側電極及び可動側電極を内蔵する真空バルブにおいて、上記絶縁筒と上記中間フランジとの接続部の外表面を覆い、軸線方向両端部の表面がその内周から外周に亘って曲面に形成され、上記接続部の周囲の電界を緩和する外部中間シールドを備え、一方の上記絶縁筒と一方の上記中間フランジとの接続部の外表面を覆う上記外部中間シールドと、他方の上記絶縁筒と他方の上記中間フランジとの接続部の外表面を覆う上記外部中間シールドとが個別に設けられ、それぞれの上記外部中間シールドが、何れもその軸線方向両端部の表面がその内周から外周に亘って曲面に形成されている真空バルブであって、
    上記真空容器へ上記外部中間シールドを支持する支持部が上記中間フランジの外延部に設けられ、
    上記真空容器へ上記外部中間シールドを支持する上記支持部の外側に、径方向に延在する切り欠きを一箇所以上設けた
    ことを特徴とする真空バルブ。
  7. 金属製の中間円筒の軸線方向両側に金属製の円筒状中間フランジを介して位置する絶縁筒を有する真空容器が真空封止され固定側電極及び可動側電極を内蔵する真空バルブにおいて、上記絶縁筒と上記中間フランジとの接続部の外表面を覆い、軸線方向両端部の表面がその内周から外周に亘って曲面に形成され、上記接続部の周囲の電界を緩和する外部中間シールドを備え、一方の上記絶縁筒と一方の上記中間フランジとの接続部の外表面を覆う上記外部中間シールドと、他方の上記絶縁筒と他方の上記中間フランジとの接続部の外表面を覆う上記外部中間シールドとが個別に設けられ、それぞれの上記外部中間シールドが、何れもその軸線方向両端部の表面がその内周から外周に亘って曲面に形成されている真空バルブであって、
    上記真空容器へ上記外部中間シールドを支持する支持部が上記中間円筒の外延部に設けられて、
    上記真空容器へ上記外部中間シールドを支持する上記支持部の外側に、径方向に延在する切り欠きを一箇所以上設けた
    ことを特徴とする真空バルブ。
  8. 金属製の中間円筒の軸線方向両側に金属製の円筒状中間フランジを介して位置する絶縁筒を有する真空容器が真空封止され固定側電極及び可動側電極を内蔵する真空バルブにおいて、上記絶縁筒と上記中間フランジとの接続部の外表面を覆い、軸線方向両端部の表面がその内周から外周に亘って曲面に形成され、上記接続部の周囲の電界を緩和する外部中間シールドを備え、一方の上記絶縁筒と一方の上記中間フランジとの接続部の外表面を覆う上記外部中間シールドと、他方の上記絶縁筒と他方の上記中間フランジとの接続部の外表面を覆う上記外部中間シールドとが個別に設けられ、それぞれの上記外部中間シールドが、何れもその軸線方向両端部の表面がその内周から外周に亘って曲面に形成され、
    上記個別の外部中間シールドがそれらの端部で相互に嵌合されている
    ことを特徴とする真空バルブ。
  9. 金属製の中間円筒の軸線方向両側に金属製の円筒状中間フランジを介して位置する絶縁筒を有する真空容器が真空封止され固定側電極及び可動側電極を内蔵する真空バルブにおいて、上記絶縁筒と上記中間フランジとの接続部の外表面を覆い、軸線方向両端部の表面がその内周から外周に亘って曲面に形成され、上記接続部の周囲の電界を緩和する外部中間シールドを備え、一方の上記絶縁筒と一方の上記中間フランジとの接続部の外表面を覆う上記外部中間シールドと、他方の上記絶縁筒と他方の上記中間フランジとの接続部の外表面を覆う上記外部中間シールドとが個別に設けられ、それぞれの上記外部中間シールドが、何れもその軸線方向両端部の表面がその内周から外周に亘って曲面に形成され、
    上記真空容器内に上記真空容器外に露出する外延部を有するアークシールドが設けられており、上記真空容器へ上記外部中間シールドを支持する支持部が上記アークシールドの外延部に設けられ、
    上記個別の外部中間シールドがそれらの端部で相互に嵌合されている
    ことを特徴とする真空バルブ。
  10. 金属製の中間円筒の軸線方向両側に金属製の円筒状中間フランジを介して位置する絶縁筒を有する真空容器が真空封止され固定側電極及び可動側電極を内蔵する真空バルブにおいて、上記絶縁筒と上記中間フランジとの接続部の外表面を覆い、軸線方向両端部の表面がその内周から外周に亘って曲面に形成され、上記接続部の周囲の電界を緩和する外部中間シールドを備え、一方の上記絶縁筒と一方の上記中間フランジとの接続部の外表面を覆う上記外部中間シールドと、他方の上記絶縁筒と他方の上記中間フランジとの接続部の外表面を覆う上記外部中間シールドとが個別に設けられ、それぞれの上記外部中間シールドが、何れもその軸線方向両端部の表面がその内周から外周に亘って曲面に形成され、
    上記真空容器へ上記外部中間シールドを支持する支持部が上記中間フランジの外延部に設けられ、
    上記個別の外部中間シールドがそれらの端部で相互に嵌合されている
    ことを特徴とする真空バルブ。
  11. 金属製の中間円筒の軸線方向両側に金属製の円筒状中間フランジを介して位置する絶縁筒を有する真空容器が真空封止され固定側電極及び可動側電極を内蔵する真空バルブにおいて、上記絶縁筒と上記中間フランジとの接続部の外表面を覆い、軸線方向両端部の表面がその内周から外周に亘って曲面に形成され、上記接続部の周囲の電界を緩和する外部中間シールドを備え、一方の上記絶縁筒と一方の上記中間フランジとの接続部の外表面を覆う上記外部中間シールドと、他方の上記絶縁筒と他方の上記中間フランジとの接続部の外表面を覆う上記外部中間シールドとが個別に設けられ、それぞれの上記外部中間シールドが、何れもその軸線方向両端部の表面がその内周から外周に亘って曲面に形成され、
    上記真空容器へ上記外部中間シールドを支持する支持部が上記中間円筒の外延部に設けられ、
    上記個別の外部中間シールドがそれらの端部で相互に嵌合されている
    ことを特徴とする真空バルブ。
  12. 上記外部中間シールドと支持部との当接箇所を二箇所以上設けた
    ことを特徴とする請求項1〜請求項9の何れか一に記載の真空バルブ。
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