JP5641844B2 - 電子機器及びその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、表示部への接触を検出可能な携帯電話機、PDA等の電子機器及びその制御方法に関する。
従来、表示部と操作部とを有する電子機器は、表示部に待受画面が表示されている状態で操作部を操作すると、操作部に割り当てられている文字を入力して、表示部に表示する。そして、携帯電子機器は、文字が入力された状態で、ユーザが所望の文字入力アプリケーションを選択すると、選択された文字入力アプリケーションに入力させた状態で起動させていた(例えば、特許文献1参照)。
一方、表示部に接触することにより所望のアプリケーションの起動や文字の入力を行う電子機器が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2007−200243号公報 特開平09−018566号公報
しかしながら、上記特許文献1及び上記特許文献2における電子機器においては、文字入力が可能な所望のアプリケーションを起動するには、複数のアプリケーションの中からユーザが所望する1つのアプリケーションを選択する必要があり、操作が煩わしい場合があった。
本発明は、表示された文字列に基づいて所望のアプリケーションを起動することが可能な電子機器及びその制御方法を提供することを目的とする。
本発明に係る電子機器は、上記課題を解決するために、文字入力領域に文字入力が可能なアプリケーションを起動する起動部と、前記アプリケーションに対応する画面を表示する表示部と、前記表示部の表面に対応して配され、前記表示部への接触を検出する検出部と、前記アプリケーションに対応する所定の文字列を記憶する記憶部と、前記検出部により検出される前記表示部への接触に応じて単数又は複数の文字を含む第1の文字列及び単数又は複数の文字を含む第2の文字列が入力され、当該第2の文字列と所定の文字列とが一致すると判断した場合に、前記起動部により前記所定の文字列に対応するアプリケーションを起動させ、前記アプリケーションの前記文字入力領域に前記第1の文字列を入力させる制御部と、を備えることを特徴とする。
また、上記電子機器では、前記制御部は、前記第1の文字列における各文字の配列方向と前記第2の文字列における各文字の配列方向とが異なる場合に、前記起動部により前記所定の文字列に対応するアプリケーションを起動させ、前記アプリケーションの前記文字入力領域に前記第1の文字列を入力させることを特徴とする。
また、上記電子機器では、前記検出部により検出される前記表示部への接触の軌跡を判定することにより手書き文字を入力させる手書き文字入力部を更に備え、前記第1の文字列及び前記所定の文字列と一致すると判断された前記第2の文字列は、前記手書き文字入力部により入力された文字列であることを特徴とする。
また、上記電子機器では、前記検出部により検出される前記表示部への接触の軌跡を判定することにより前記表示部に前記手書き文字を入力させる領域を指定する領域指定部を更に備え、前記手書き文字入力部は、前記領域指定部により指定された領域内に手書き文字を入力させることを特徴とする。
また、上記電子機器では、前記検出部により検出される前記表示部への接触に応じて変換不能な変換不能記号が入力可能である場合に、前記制御部は、入力された文字列が表示された状態において、当該入力された文字列のうち、一方の文字列と他方の文字列との間に前記変換不能記号が抽出され、前記一方の文字列と前記所定の文字列とが一致すると判断された場合に、前記他方の文字列を前記第1の文字列であると判断することを特徴とする。
また、上記電子機器では、前記制御部は、前記第1の文字列を第1態様で前記表示部に表示させると共に、前記所定の文字列と判断された前記第2の文字列を前記第1態様とは異なる第2態様で前記表示部に表示させることを特徴とする。
また、上記電子機器では、前記制御部は、前記所定の文字列に対応するアプリケーションとして、前記文字入力領域に入力された前記第1の文字列に基づいて検索を行う検索アプリケーションを前記起動部により起動させた場合に、当該検索アプリケーションに対応する画面に表示される移動可能な操作カーソルを、検索を実行させる操作位置に位置させることを特徴とする。
また、上記電子機器では、前記制御部は、初期画面を前記表示部に表示させている状態において、前記検出部により検出される前記表示部への接触に応じて前記第1の文字列及び前記第2の文字列が入力され、当該第2の文字列と前記所定の文字列とが一致すると判断した場合に、前記起動部により前記所定の文字列に対応するアプリケーションを起動し、前記アプリケーションの前記文字入力領域に前記第1の文字列を入力させることを特徴とする。
また、上記電子機器では、前記第1の文字列は、第1入力文字列及び第2入力文字列を含むことを特徴とする。
本発明に係るアプリケーションの起動方法は、上記課題を解決するために、表示部および当該表示部への接触を検出する検出部を備える電子機器の制御方法であって、文字入力領域に文字入力が可能なアプリケーションを起動するステップと、前記アプリケーションに対応する画面を前記表示部に表示するステップと、前記表示部の表面に対応して配され、前記表示部への接触を検出するステップと、前記アプリケーションに対応する所定の文字列を記憶するステップと、前記検出部により検出される前記表示部への接触に応じて単数又は複数の文字を含む第1の文字列及び単数又は複数の文字を含む第2の文字列が入力され、当該第2の文字列と所定の文字列とが一致すると判断した場合に、前記所定の文字列に対応するアプリケーションを起動させ、前記アプリケーションの前記文字入力領域に前記第1の文字列を入力させるステップと、を有することを特徴とする。
本発明によれば、表示された文字列に基づいて所望のアプリケーションを起動することが可能な電子機器及びその制御方法を提供することができる。
図1は、本発明の電子機器の一例である携帯電話機1の外観正面図である。 図2は、携帯電話機1の機能の概略構成を示す機能ブロック図である。 図3は、第1の実施形態に係る携帯電話機1の動作を説明するための説明図である。 図4は、第2の実施形態に係る携帯電話機1の動作を説明するための説明図である。 図5は、第2の実施形態に係る携帯電話機1の処理動作の一例を示すフローチャートである。 図6は、第2の実施形態に係る携帯電話機1の処理動作の一例を示すフローチャートである。 図7は、第2の実施形態に係る携帯電話機1の処理動作の一例を示すフローチャートである。 図8は、第2の実施形態に係る携帯電話機1の処理動作の一例を示すフローチャートである。 図9は、第2の実施形態に係る携帯電話機1の処理動作の一例を示すフローチャートである。 図10は、第3の実施形態に係る携帯電話機1の動作を説明するための説明図である。
以下、図面を用いて本発明を実施するための最良の形態について説明する。図1は、本発明の電子機器の一例である携帯電話機1の外観正面図である。
図1に示す通り、携帯電話機1は、筐体2を備える。筐体2には、正面部に、タッチパネル10と、マイク13と、スピーカ14とが配置される。
なお、図1は、筐体2の正面部にタッチパネル10と、マイク13と、スピーカ14とを有するストレート式の携帯電話機1の形態を示しているが、タッチパネル10を有しているものであれば、本発明に係る電子機器の形態としては特にこれに限られない。例えば、操作部を有する操作部側筐体と表示部を有する表示部側筐体を折り畳み可能にした折り畳み式や、両筐体を重ね合わせた状態から一方の筐体を一方向にスライドさせるようにしたスライド式、両筐体を重ね合わせた状態から重ね合わせ方向に沿う軸線を中心に一方の筐体を回転させるようにした回転式(ターン式)でも良い。
タッチパネル10は、表示部11と、検出部12とを備える(図2参照)。
表示部11は、液晶表示パネル又は有機EL(エレクトロルミネッセンス)表示パネル等である。なお、表示部11には、通信の待受け状態であって所定のアプリケーションが起動していない状態においては待受画面(初期画面)が表示され、所定のアプリケーションが起動している状態においては当該所定のアプリケーションに対応する画面が表示される。そして、後述の文字入力が可能なアプリケーションが起動している状態においては、当該文字入力が可能なアプリケーションに対応する画面が表示部11に表示される。
検出部12は、表示部11への携帯電話機1のユーザの指やタッチペン等の物体の接触を検出するセンサである。検出部12は、表示部11の表面に対応して配され、例えば、静電容量方式や抵抗膜方式等のセンサが利用可能である。なお、第1実施形態に係るタッチパネル10は、後述するタッチペン19(図3参照)による手書き文字の入力を検出可能な抵抗膜方式や電磁誘導方式、表面型静電容量方式であることが好ましい。
マイク13は、携帯電話機1のユーザが通話時に発した音声を入力するために用いられる。
スピーカ14は、携帯電話機1のユーザが通話する相手が発した音声を出力するために用いられる。
続いて、図2を参照しながら、携帯電話機1の機能構成について説明する。図2は、携帯電話機1の機能の概略構成を示す機能ブロック図である。
本実施形態に係る携帯電話機1は、表示部11への接触に応じて入力され、表示部11に表示されている単数又は複数の文字を含む文字列(具体的には、第1の文字列及び第2の文字列)を利用してアプリケーションを起動させる機能を有している。以下、当該機能を実行させるための構成について説明する。
図2に示す通り、携帯電話機1は、上述したタッチパネル10(表示部11及び検出部12)と、マイク13と、スピーカ14とを備える。また、携帯電話機1は、通信部15と、記憶部16と、起動部17、制御部18とを備える。
通信部15は、メインアンテナ(図示省略)とRF回路部(図示省略)とを備え、所定の連絡先に発信したり、通信したりする。通信部15が発信する連絡先は、例えば、警察や消防といった緊急連絡先である。また、通信部15が通信を行う通信先は、携帯電話機1と電話やメールの送受信を行う外部装置や、携帯電話機1がインターネットの接続を行う外部のwebサーバ等の外部装置等である。
通信部15は、所定の使用周波数帯で外部装置と通信を行う。具体的には、通信部15は、上記のメインアンテナによって受信した信号を復調処理し、処理後の信号を制御部18に供給する。また、通信部15は、制御部18から供給された信号を変調処理し、上記のメインアンテナを介して外部装置(基地局)に送信する。
記憶部16は、例えば、ワーキングメモリを含み、制御部18による演算処理に利用される。また、記憶部16は、携帯電話機1の内部で動作するアプリケーションやデータベースを単数又は複数記憶する。なお、記憶部16は、着脱可能な外部メモリを兼ねていてもよい。
また、記憶部16は、後述する文字入力が可能なアプリケーションに対応する所定の文字列を記憶する。所定の文字列は、一のアプリケーションが特定することができる文字列である。所定の文字列は、例えば、アプリケーションの名称や略称等であればよい。
より具体的な例としては、所定の文字列は、Eメールアプリケーションの場合、「Eメール」となる。また、所定の文字列は、インターネット閲覧アプリケーションを利用して電車等の乗り換え案内を調べる場合、「乗換案内」となる。さらに、所定の文字列は、インターネット閲覧アプリケーションを利用して所定の語句を検索する場合、「検索」となる。また、メモ帳アプリケーションの場合、「メモ」となり、アドレス帳アプリケーションの場合、「アドレス帳」となる。なお、所定の文字列の例は一例であって、これに限られない。
起動部17は、文字入力領域100に文字入力が可能なアプリケーションを起動する。アプリケーションには、例えば、Eメールアプリケーション、Cメールアプリケーション、インターネット閲覧アプリケーション、辞書検索アプリケーション、メモ帳アプリケーション、テレビアプリケーション、アドレス帳アプリケーション及びスケジュール帳アプリケーション等があげられる。また、文字入力領域100は、文字が入力される領域である。文字入力領域100は、例えば、Eメールアプリケーションの場合、Eメール件名が入力される領域(件名入力領域100a)や、Eメール本文が入力される領域(本文入力領域100b)である(図3参照)。
制御部18は、携帯電話機1の全体を制御しており、中央処理装置(CPU)等を用いて構成される。そして、制御部18は、検出部12により検出される表示部11への接触に応じて単数又は複数の文字を含む第1の文字列及び単数又は複数の文字を含む第2の文字列が入力され、当該第2の文字列と所定の文字列とが一致すると判断した場合に、起動部18により所定の文字列に対応するアプリケーションを起動させ、アプリケーションの文字入力領域100に第1の文字列を入力させる。
ここで、本実施形態に係る文字列とは、平仮名文字、片仮名文字列、漢字列だけでなく、数字列、英字列、記号列も含む。また、文字列とは、複数の文字だけでなく、単数の文字も含む。
また、図2に示す通り、制御部18は、手書き文字入力部181と、領域指定部182と、を備える。
手書き文字入力部181は、表示部11への接触に応じて、手書き文字を表示部11へ入力させる。具体的には、手書き文字入力部181は、タッチペン19によって描かれた軌跡を検出部12により検出する。
そして、手書き文字入力部181は、例えば、手書き文字認識用のアプリケーションによって、検出された軌跡と手書き文字認識用データベースに記憶される文字とのパターンマッチングを行い、最も認識率の高い文字をテキストデータに変換する。ここで、手書き文字認識用データベースは、記憶部16に記憶されており、手書き文字を認識するための各種情報を有している。手書き文字認識用アプリケーションは、記憶部16に記憶されており、手書き文字を認識するためのアルゴリズムを有している。また、検出された軌跡を入力された手書き文字としてそのまま表示部11に表示させても良い。かかる場合は、手書き文字として入力された文字列を画像として認識する。
領域指定部182は、表示部11への接触に応じて、表示部11に手書き文字を入力させる領域を指定する。具体的には、領域指定部182は、タッチペン19によって表示部11に描かれた軌跡を検出部12により検出する。領域指定部182は、検出された軌跡によって囲まれる領域を、手書き文字認識用アプリケーションにより手書き文字を入力可能な領域R1として指定する。なお、領域指定部182は、タッチペン19によって表示部11に描かれた軌跡が特定の領域を囲んでいない場合には、手書き文字を入力させる領域を指定しないこととしても良い。
<第1の実施形態>
図3は、第1の実施形態に係る携帯電話機1の動作を説明するための説明図であり、表示部11に表示される画面遷移例を示す図である。
図3の画面D1においては、インターネット閲覧アプリケーションが起動しており、画像F1が表示部11に表示されている。
図3の画面D1が表示された状態において、ユーザが文字入力を行うために(例えば、画面D1の左上に表示された文字キーに対して接触すると)、テンキーF2を画像F1に重畳させて表示させる(画面D2)。ここで、文字入力を行うために、テンキーF2の代わりにQWERTYキーを用いても良いし、後述の通り、表示部11に描かれた軌跡を検出することにより入力される手書き文字により文字入力を行わせても良い。
そして、検出部12により検出される表示部11に表示されたテンキーF2へのタッチペン19の接触に応じて「今帰る」と入力される(画面D3)。次に、検出部12により検出される表示部11に表示されたテンキーF2へのタッチペン19の接触に応じて「Eメール」と入力される(画面D4)。
ここで、入力することにより表示部11に表示された文字列のうち、「今帰る」が第1の文字列であり、「Eメール」が第2の文字列となる。そして、制御部18は、第2の文字列「Eメール」と所定の文字列「Eメール」とが一致すると判断すると、所定の文字列「Eメール」に対応するアプリケーションであるEメールアプリケーションを起動部17により起動させる。
そして、制御部18は、起動部17により起動させたEメールアプリケーションの文字入力領域100である本文入力領域100aに第1の文字列「今帰る」を入力させる(画面D5)。
このように、第1の実施形態によれば、携帯電話機1は表示部11に表示されるテンキーF2を介して入力され、表示されている文字列に基づいて所望のアプリケーションを起動することができる。
なお、「所定の文字列に対応するアプリケーションを起動させ、アプリケーションの文字入力領域に第1の文字列を入力させる」とは、第1の文字列を起動させたアプリケーションに入力させて下書き保存させてもよい。また、画面D5のように、第1の文字列を起動させたアプリケーションに入力させた上で、当該アプリケーションに対応する画面を表示させても良い。
<第2の実施形態>
図4は、第2の実施形態に係る携帯電話機1の動作を説明するための説明図であり、表示部11に表示される画面遷移例を示す図である。
図3の画面E1においては、インターネット閲覧アプリケーションが起動しており、画像G1が表示部11に表示されている。
図4の画面E1が表示された状態において、ユーザが文字入力を行うために、領域指定部181はタッチペン19による表示部11のいずれかの領域への接触が検出された場合、手書き文字認識用アプリケーションを起動させて、タッチペン19によって表示部11に描かれた軌跡を検出部12により検出する。そして、領域指定部182は、検出された軌跡によって囲まれる領域を、手書き文字認識用アプリケーションにより手書き文字を入力可能な領域R1として指定する(画面E2)。
ここで、画面E2に示す通り、タッチペン19による表示部11への接触が検出される基点がピクト領域Pである場合に、領域指定部182による手書き文字を入力可能な領域R1として指定してもよい。また、タッチペン19による表示部11への接触が検出される基点が表示部11の縁である場合に、領域指定部182による手書き文字を入力可能な領域R1として指定してもよい。
これにより、既に画面E1に表示されているインターネット閲覧アプリケーションに対応する接触の検出との競合を回避することが可能である。
手書き文字入力部181は、領域指定部182により指定された領域R1内において、タッチペン19によって描かれた軌跡を検出部12により検出する。
次に、表示部11の手書き文字を入力可能な領域R1内へのタッチペン19による接触に応じて前述の手書き文字認識用アプリケーションは検出された軌跡と手書き文字認識用データベースに記憶される文字とのパターンマッチングを行い、最も認識率の高い文字「今帰る」と入力される(画面E3)。また、表示部11の手書き文字を入力可能な領域R1内へのタッチペン19による接触に応じて検出された軌跡を画像として認識し、そのまま手書き文字として入力させても良い。
次に、表示部11の手書き文字を入力可能な領域R1内へのタッチペン19による接触に応じて手書き文字「Eメール」と入力される(画面E4)。
ここで、入力することにより表示部11に表示された文字列のうち、「今帰る」が第1の文字列であり、「Eメール」が第2の文字列となる。そして、制御部18は、第2の文字列「Eメール」と所定の文字列「Eメール」とが一致すると判断すると、所定の文字列「Eメール」に対応するアプリケーションであるEメールアプリケーションを起動部17により起動させる。
そして、制御部18は、起動部17により起動させたEメールアプリケーションの文字入力領域100である本文入力領域100aに第1の文字列「今帰る」を入力させる(画面E5)。
ここで、第1の文字列としてタッチペン19による接触に応じて検出された軌跡をそのまま手書き文字として入力されており、手書き文字「今帰る」を画像として認識した場合に、Eメールアプリケーションを起動させ、Eメールアプリケーションの画像挿入領域に画像として手書き文字である第1の文字列「今帰る」を入力させても良い。
かかる場合であっても、所定の文字列「Eメール」は画像として認識せず、手書き文字認識用データベースに記憶される文字とのパターンマッチングを行い、最も認識率の高い文字「Eメール」と入力される。
このように、第2の実施形態によれば、携帯電話機1は手書きにより入力され、表示部11に表示されている文字列に基づいて所望のアプリケーションを起動することができる。
なお、「所定の文字列に対応するアプリケーションを起動させ、アプリケーションの文字入力領域に第1の文字列を入力させる」とは、第1の文字列を起動させたアプリケーションに入力させて下書き保存させてもよい。また、画面E5のように、第1の文字列を起動させたアプリケーションに入力させた上で、当該アプリケーションに対応する画面を表示させても良い。
次に、第2の実施形態において、表示部11に表示されている第1の文字列及び所定の文字列と判断された第2の文字列を利用してアプリケーションを起動させる場合の処理について図5から図9を用いて説明する。
図5から図9は、第2実施形態に係る携帯電話機1の処理動作の一例を示すフローチャートである。
ステップS1において、制御部18は、タッチペン19によるイベントを検出する。
ステップS2において、制御部18は、タッチペン19によるイベントの内容を判定する。具体的には、制御部18は、タッチペン19によるイベントが、タッチペン19の接触が検出された場合、タッチペン19の接触が検出されたままタッチペン19がタッチパネル10上で動かされた(スライドが検出された)場合、又はタッチペン19がタッチパネル10から離れた場合のいずれであるかを判定する。
そして、制御部18は、タッチペン19の接触が検出された場合には、ステップS3に進み、タッチペン19の接触が検出されたままタッチペン19がタッチパネル10上で動かされた(スライドが検出された)場合には、ステップS8に進み、タッチペン19がタッチパネル10から離れた場合には、ステップS14に進む。
図6に示すように、ステップS3において、制御部18は、領域指定部182により領域が指定されていない状態であるか否かを判定する。領域が指定されていない状態である場合(YES)には、ステップS4へ進む。領域が指定されている状態である場合(NO)には、ステップS5へ進む。
ステップS4において、制御部18は、手書き文字認識用アプリケーションを起動させて、領域指定部182により領域を指定可能な状態に設定する。
ステップS5において、制御部18は、タッチペン19による接触が領域指定部182により指定された領域の枠であるか否かを判定する。領域指定部182により指定された領域の枠である場合(YES)には、ステップS6に進む。領域指定部182により指定された領域の枠でない場合(NO)であって、指定された領域内である場合(ステップS5‘(YES))には、ステップS7に進む。
ステップS6において、制御部18は、領域指定部182により指定された領域及び領域内の手書き文字が一体となってタッチペン19のドラッグにより移動可能な状態に設定する。
ステップS7において、制御部18は、領域指定部182により指定された領域を手書き文字入力部181による手書き文字の入力が可能な状態に設定する。
そして、図7に示すように、ステップS8において、制御部18は、タッチペン19によるイベントの内容を判定する。具体的には、制御部18は、領域指定部182により領域を指定可能な状態である場合には、ステップS9に進み、領域及び領域内の手書き文字がタッチペン19のドラッグにより移動可能な状態である場合には、ステップS12へ進み、指定された領域を手書き文字入力部181による手書き文字の入力が可能な状態である場合には、ステップS13へ進む。
ステップS9において、領域指定部182は、手書き文字認識用アプリケーションを起動させて、タッチペン19によって表示部11に描かれた軌跡を検出部12により検出する。そして、領域指定部182は、検出された軌跡によって囲まれる領域を描画処理して、手書き文字を入力可能な領域R1として指定する。
ステップS10において、制御部18は、領域指定部182により指定された領域の範囲が確定されたか否かを判定する。領域の範囲が確定された場合(YES)には、ステップS11に進む。領域の範囲が確定されない場合(NO)には、処理を終了する。
ステップS11において、制御部18は、領域指定部182により指定された領域の範囲が確定された状態を維持する。
ステップS12において、制御部18は、領域指定部182により指定された領域及び領域内の手書き文字がタッチペン19のドラッグにより移動する状態を表す画像を、手書き文字認識用アプリケーションにより描画処理させる。
ステップS13において、制御部18は、手書き文字入力部181により入力された手書き文字の画像を手書き文字認識用アプリケーションにより描画処理させる。
そして、図8に示すように、ステップS14において、制御部18は、タッチペン19によるイベントの内容を判定する。具体的には、制御部18は、領域指定部182により領域を指定可能な状態である場合には、ステップS15に進み、領域及び領域内の手書き文字がタッチペン19のドラッグにより移動可能な状態である場合には、ステップS18に進み、指定された領域を手書き文字入力部181による手書き文字の入力が可能である場合には、ステップS23へ進む。
ステップS15において、制御部18は、領域指定部182により指定された領域の範囲が確定されたか否かを判定する。領域の範囲が確定された場合(YES)には、ステップS16へ進む。領域の範囲が確定されない場合(NO)には、ステップS17へ進む。
ステップS16において、制御部18は、領域指定部182により指定された領域を手書き文字入力部181による手書き文字の入力が可能な状態に設定する。
ステップS17において、制御部18は、領域指定部182により領域が指定されていない状態、すなわち、領域指定部182の状態を領域が指定されていない状態に設定する。
ステップS22において、制御部18は、領域指定部182により指定された領域を手書き文字入力部181による手書き文字の入力が可能な状態に設定する。
ステップS18において、制御部18は、領域指定部182により指定された領域をタッチペン19が離れた位置へドラッグにより移動する。
ステップS19において、手書き文字入力部181は、タッチペン19により描かれた軌道の入力を確定する。
そして、領域指定部182により指定された領域内への手書き文字入力部181による文字列の入力がされた場合に、ステップS20へ進む。
そして、図9に示すように、ステップS20において、第1の文字列及び第2の文字列が入力された場合に、制御部18は、第2の文字列と所定の文字列とが一致するか否かを判断する。一致すると判断された場合(YES)に、起動部17により所定の文字列に対応するアプリケーションを起動させ、アプリケーションの文字入力領域100に第1の文字列を入力させる。一致すると判断されない場合(NO)に、ステップS20の処理を繰り返して行う。
ここで、第2の文字列と所定の文字列とが一致すると判断された場合に、所定の文字列に対応するアプリケーションを自動で起動させても良いし、ユーザが所定の操作(例えば、指定された領域への接触)を行なった場合に、所定の文字列に対応するアプリケーションを起動させても良い。
このように、第2の実施形態によれば、携帯電話機1は指定された領域内に手書きにより入力され、表示部11に表示されている文字列に基づいて所望のアプリケーションを起動することができる。
また、制御部18は、第1の文字列における各文字の配列方向と第2の文字列における各文字の配列方向とが異なる場合に、起動部17により所定の文字列に対応するアプリケーションを起動させ、アプリケーションの文字入力領域100に第1の文字列を入力させても良い。
具体的には、第1の文字列「今帰る」が縦書きで入力され、所定の文字列と一致すると判断された第2の文字列「Eメール」が横書きで入力される場合に、所定の文字列に対応するアプリケーションを起動させても良い。また、第1の文字列「今帰る」が上の段に入力され、所定の文字列と一致すると判断された第2の文字列「Eメール」が下の段に入力される場合に、所定の文字列に対応するアプリケーションを起動させても良い。
したがって、携帯電話機1は、第1の文字列における各文字の配列方向と所定の文字列と一致すると判断された第2の文字列における各文字の配列方向とが異なる場合にのみ、所定の文字列に対応するアプリケーションを起動することで、ユーザの意思に沿ったアプリケーションを起動することが可能となる。
また、検出部12により検出される表示部11への接触に応じて変換不能な変換不能記号が入力可能である場合に、制御部18は、入力された文字列が表示された状態において、当該入力された文字列のうち、一方の文字列と他方の文字列との間に変換不能記号が抽出され、一方の文字列と所定の文字列とが一致すると判断された場合に、容易に他方の文字列を第1の文字列であると判断しても良い。
ここで、変換不能な変換不能記号とは、例えば、スペース、シャープ(♯)及びアステリスク(*)等の、ひらがな、片仮名、漢字、小文字、大文字等に変換することができないように規定されている記号のことである。
したがって、携帯電話機1は、一方の文字列と他方の文字列との間に変換不能記号が抽出され、一方の文字列と所定の文字列とが一致すると判断された場合に、他方の文字列を第1の文字列であると判断することができる。
なお、第1の文字列と所定の文字列と判断される第2の文字列を先に入力しておき、これらの文字列が入力された後に、第1の文字列と所定の文字列と判断される第2の文字列の間に変換不能記号を入力しても良い。また、第1の文字列と所定の文字列と判断される第2の文字列の位置は逆でも良い。
また、制御部18は、第1の文字列を第1態様で表示部11に表示させると共に、所定の文字列と一致すると判断された第2の文字列を第1態様とは異なる第2態様で表示部11に表示させることとしても良い。
具体的には、第1の文字列と所定の文字列と一致すると判断された第2の文字列の色をそれぞれ異ならせて表示部11に表示させ、又は第1の文字列と所定の文字列と一致すると判断された第2の文字列の書体をそれぞれ異ならせて表示部11に表示させれば良い。
したがって、携帯電話機1は、第1の文字列と所定の文字列と一致すると判断された第2の文字列をそれぞれ異なる態様で表示部11に表示させることをユーザに示すことができる。
また、制御部18は、所定の文字列に対応するアプリケーションとして、文字入力領域100に入力された第1の文字列に基づいて検索を行う検索アプリケーションを起動部17により起動させた場合に、検索アプリケーションに対応する画面に表示される移動可能な操作カーソルを、検索を実行させる操作位置に位置させても良い。
操作カーソルとは、表示部11への接触の移動が検出されることにより表示部11の画面を移動すると共に、その画面内において操作が行なわれる場所を示す印のことである。
検索を実行させる操作位置とは、インターネット閲覧アプリケーションが起動されて所定の語句を検索する場合には検索を行うためのボタン(表示部11に表示されたアイコン)の位置である。この場合において、制御部18は、インターネット閲覧アプリケーションが起動されたときには、検索を行うためのボタンと操作カーソルとを重ねて表示部11に表示させるので、例えば、所定の語句の検索実行を行うために、カーソルへの接触が行なわれるのみで、検索を実行させる。すなわち、ユーザは検索を行うためのボタンにカーソルを移動させて、操作カーソルと検索ボタンを重ねる必要がない。
したがって、携帯電話機1は、表示部11の検索を実行させる操作位置(例えば、検索ボタン)に操作カーソルを合わせる操作をユーザに行なわせる必要がないので、ユーザの操作の手間を省くことができる。
また、第1の文字列は第1入力文字列及び第2入力文字列を含むこととしても良い。第1入力文字列及び第2入力文字列は、第1の文字列及び第2の文字列と同様にそれぞれ単数又は複数の文字を含む文字列からなるものである。
第1の文字列として第1入力文字列及び第2入力文字列が含まれる場合は、例えば、インターネット閲覧アプリケーションを利用して電車の乗換案内を検索するときに利用される。より具体的には、第1入力文字列として「市ヶ尾」が入力され、第2入力文字列として「新宿」が入力され、所定の文字列として「乗換案内」が入力される場合、携帯電話機1は、乗換案内サイトに接続させて、市が尾駅から新宿駅までの乗換案内を表示部11に表示させる。なお、乗換案内を検索させる場合、制御部18は、第1の文字列として最初に入力される第1入力文字列を出発駅と判断し、第1入力文字列の後に入力される第2入力文字列を到着駅と判断すれば良い。
したがって、携帯電話機1は、第1の文字列として2種類の文字列をそれぞれ入力させた状態で所望のアプリケーションを起動することが可能となる。
<第3の実施形態>
図10は、第3の実施形態に係る携帯電話機1の動作を説明するための説明図であり、表示部11に表示される画面遷移例を示す図である。
図3の画面H1においては、待受画面(初期画面)I1が表示部11に表示されている状態において、ユーザが文字入力を行うために、領域指定部181はタッチペン19による表示部11のいずれかの領域への接触が検出された場合、手書き文字認識用アプリケーションを起動させて、タッチペン19によって表示部11に描かれた軌跡を検出部12により検出する。そして、領域指定部182は、検出された軌跡によって囲まれる領域を、手書き文字認識用アプリケーションにより手書き文字を入力可能な領域R1として指定する(画面H2)。
手書き文字入力部181は、領域指定部182により指定された領域R1内において、タッチペン19によって描かれた軌跡を検出部12により検出する。
次に、表示部11の手書き文字を入力可能な領域R1内へのタッチペン19による接触に応じて前述の手書き文字認識用アプリケーションは検出された軌跡と手書き文字認識用データベースに記憶される文字とのパターンマッチングを行い、最も認識率の高い文字「今帰る」と入力される(画面H3)。また、表示部11の手書き文字を入力可能な領域R1内へのタッチペン19による接触に応じて検出された軌跡を画像として認識し、そのまま手書き文字として入力させても良い。
ここで、入力することにより表示部11に表示された文字列のうち、「今帰る」が第1の文字列であり、「Eメール」が第2の文字列となる。そして、制御部18は、第2の文字列「Eメール」と所定の文字列「Eメール」とが一致すると判断すると、所定の文字列「Eメール」に対応するアプリケーションであるEメールアプリケーションを起動部17により起動させる。
次に、表示部11の手書き文字を入力可能な領域R1内へのタッチペン19による接触に応じて手書き文字「Eメール」と入力される(画面H4)。
ここで、入力することにより表示部11に表示された文字列のうち、「今帰る」が第1の文字列であり、「Eメール」が第2の文字列となる。そして、制御部18は、第2の文字列「Eメール」と所定の文字列「Eメール」とが一致すると判断すると、所定の文字列「Eメール」に対応するアプリケーションはEメールアプリケーションを起動部17により起動させる。
そして、制御部18は、起動部17により起動させたEメールアプリケーションの文字入力領域100である本文入力領域100aに第1の文字列「今帰る」を入力させる(画面H5)。
ここで、第1の文字列としてタッチペン19による接触に応じて検出された軌跡をそのまま手書き文字として入力されており、手書き文字「今帰る」を画像として認識した場合に、Eメールアプリケーションを起動させ、Eメールアプリケーションの画像挿入領域に画像として手書き文字である第1の文字列「今帰る」を入力させても良い。
かかる場合であっても、所定の文字列「Eメール」は画像として認識せず、手書き文字認識用データベースに記憶される文字とのパターンマッチングを行い、最も認識率の高い文字「Eメール」と入力される。
このように、第3の実施形態によれば、携帯電話機1は初期画面が表示部11に表示されている場合に、手書きにより入力され、表示部11に表示されている文字列に基づいて所望のアプリケーションを起動することができる。
なお、「所定の文字列に対応するアプリケーションを起動させ、アプリケーションの文字入力領域に第1の文字列を入力させる」とは、第1の文字列を起動させたアプリケーションに入力させて下書き保存させてもよい。また、画面H5のように、第1の文字列を起動させたアプリケーションに入力させた上で、当該アプリケーションに対応する画面を表示させても良い。
また、上述の実施形態において、携帯電話機を例に用いて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、PHS(登録商標:Personal Handy phone System)やPDA(Personal Digital Assistant)の他、パーソナルコンピュータやゲーム機等、様々な携帯電子機器に適用可能である。
また、一実施形態としての携帯電話機等を説明したが、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは言うまでもない。
1 携帯電話機
2 筐体
10 タッチパネル
11 表示部
12 検出部
13 マイク
14 スピーカ
15 通信部
16 記憶部
17 起動部
18 制御部
181 手書き入力部
182 領域指定部
19 タッチペン
100 文字入力領域
100a 件名入力領域
100b 本文入力領域

Claims (7)

  1. 文字入力領域に文字入力が可能なアプリケーションを起動する起動部と、
    前記アプリケーションに対応する画面を表示する表示部と、
    前記表示部の表面に対応して配され、前記表示部への接触を検出する検出部と、
    前記アプリケーションに対応する所定の文字列を記憶する記憶部と、
    前記検出部により検出される前記表示部への接触に応じて単数又は複数の文字を含む第1の文字列及び単数又は複数の文字を含む第2の文字列が入力され、当該第2の文字列と所定の文字列とが一致すると判断した場合に、前記起動部により前記所定の文字列に対応するアプリケーションを起動させ、前記アプリケーションの前記文字入力領域に前記第1の文字列を入力させる制御部と、を備え
    前記制御部は、前記第1の文字列における各文字の配列方向と前記第2の文字列における各文字の配列方向とが異なる場合に、前記起動部により前記所定の文字列に対応するアプリケーションを起動させ、前記アプリケーションの前記文字入力領域に前記第1の文字列を入力させることを特徴とする電子機器。
  2. 文字入力領域に文字入力が可能なアプリケーションを起動する起動部と、
    前記アプリケーションに対応する画面を表示する表示部と、
    前記表示部の表面に対応して配され、前記表示部への接触を検出する検出部と、
    前記アプリケーションに対応する所定の文字列を記憶する記憶部と、
    前記検出部により検出される前記表示部への接触に応じて単数又は複数の文字を含む第1の文字列及び単数又は複数の文字を含む第2の文字列が入力され、当該第2の文字列と所定の文字列とが一致すると判断した場合に、前記起動部により前記所定の文字列に対応するアプリケーションを起動させ、前記アプリケーションの前記文字入力領域に前記第1の文字列を入力させる制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記第1の文字列を第1態様で前記表示部に表示させると共に、前記所定の文字列と一致すると判断された前記第2の文字列を前記第1態様とは異なる第2態様で前記表示部に表示させることを特徴とする電子機器。
  3. 文字入力領域に文字入力が可能なアプリケーションを起動する起動部と、
    前記アプリケーションに対応する画面を表示する表示部と、
    前記表示部の表面に対応して配され、前記表示部への接触を検出する検出部と、
    前記アプリケーションに対応する所定の文字列を記憶する記憶部と、
    前記検出部により検出される前記表示部への接触に応じて単数又は複数の文字を含む第1の文字列及び単数又は複数の文字を含む第2の文字列が入力され、当該第2の文字列と所定の文字列とが一致すると判断した場合に、前記起動部により前記所定の文字列に対応するアプリケーションを起動させ、前記アプリケーションの前記文字入力領域に前記第1の文字列を入力させる制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記所定の文字列に対応するアプリケーションとして、前記文字入力領域に入力された前記第1の文字列に基づいて検索を行う検索アプリケーションを前記起動部により起動させた場合に、当該検索アプリケーションに対応する画面に表示される移動可能な操作カーソルを、検索を実行させる操作位置に位置させることを特徴とする電子機器。
  4. 前記検出部により検出される前記表示部への接触の軌跡を判定することにより手書き文字を入力させる手書き文字入力部を更に備え、
    前記第1の文字列及び前記所定の文字列と一致すると判断された前記第2の文字列は、前記手書き文字入力部により入力された文字列であることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  5. 前記検出部により検出される前記表示部への接触の軌跡を判定することにより前記表示部に前記手書き文字を入力させる領域を指定する領域指定部を更に備え、
    前記手書き文字入力部は、前記領域指定部により指定された領域内に手書き文字を入力させることを特徴とする請求項4に記載の電子機器。
  6. 前記制御部は、初期画面を前記表示部に表示させている状態において、前記検出部により検出される前記表示部への接触に応じて前記第1の文字列及び前記第2の文字列が入力され、当該第2の文字列と前記所定の文字列とが一致すると判断した場合に、前記起動部により前記所定の文字列に対応するアプリケーションを起動し、前記アプリケーションの前記文字入力領域に前記第1の文字列を入力させることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の電子機器。
  7. 前記第1の文字列は、第1入力文字列及び第2入力文字列を含むことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の電子機器。
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