JP5639891B2 - モノアルコールを含む流動性化粧料組成物 - Google Patents

モノアルコールを含む流動性化粧料組成物 Download PDF

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Description

本発明は、皮膚をメイクアップする及び/又はケアする分野に関連し、特に化粧料組成物特に流動性化粧料組成物であって、貯蔵しても安定であり、その上施与すると「さっぱりした」効果を付与することができる組成物を目的とする。別の本発明は対応するメイクアップ方法である。
該組成物は特に、顔又は首に施与されるファンデーション、コンシーラー、着色されたクリーム、及び体をメイクアップするための組成物であることができる。
ファンデーション組成物は魅力的な色を皮膚、特に顔に与えるために一般的に使用されるが、皮膚の不完全さ、例えば赤色斑若しくはシミ(blemish)を隠すためにも使用される。特に、流動性構造あるいは固体構造を有するかに従って互いに区別されることができる多くの対応する配合物が今日まで開発されてきた。
本発明はより特に、使用者の指での施与と両立するほど十分に流動性であるテクスチャーxを有する組成物に関する。それらは一般的に油中水エマルジョンであって、不運なことに、特に、粉末相をその中に再分散させるために使用前に撹拌により時々再均一化される必要がある。それらが含む該粉末相は一般的に大量に存在する。実際、これらの組成物は、少なくとも10重量%、実際には20重量%超のフィラー及び/又は顔料を含むことができる。
すなわち、仏国特許出願公開第2686510号は、界面活性剤としてアルキルジメチコーンコポリオール、特にセチルジメチコーンコポリオールを含む油中水エマルジョンをすでに記載している。しかし、これらの流動性エマルジョンが大量の揮発性油、例えばシクロペンタシロキサンを含むとき、それらは時間が経つと安定ではない。即ち、該エマルジョンは、環境温度における4月の貯蔵後、実際には2月でさえ、その組成物の表面に油を放出し、従ってもはや均一ではない。さらに、もしこのタイプの組成物が撹拌されなければ、たとえ撹拌乏しい場合であっても、この組成物の皮膚への施与は脂っぽさ(feeling of greasiness)を残す。実際、明らかな理由から、この感覚は使用者にとって特に不快である。
後者の欠点を補償する一つの選択肢は、これらのエマルジョンの水性相に、特に、対照的に使用者により特に高く評価される、施与するとさっぱり感(feeling of freshness)を与える効果を有する有効量のアルコールを配合することである。さらに、アルコールは、十分な量が使用されるときには、殺菌性が自然に与えられる。その結果、化粧料組成物が長期間無害であり続けることを保証するために、化粧料組成物において、その存在が必要とされる化学保存料、例えばパラベン、をなしにする、それがだめならその量をかなり減少させることを可能にする。
不幸なことに、これらのエマルジョンは、その水性相に過剰に大量のアルコールを含み、安定性に関してやはり問題を提起する。対応する組成物は当然、相分離の現象に付される。さらに、その中では大量のフィラーを安定化させることが困難になる。これらのフィラーは沈殿する傾向にある。
本発明の目的は、具体的には、すべての上記の要求を特に満足する油中水のエマルジョンタイプの組成物を提供することである。
即ち、第一の特徴に従うと、本発明は、脂肪、水性相及び粉体相を含む、皮膚用の油中水エマルジョンの形の流動性ケア及び/又はメイクアップ用化粧料組成物において、
該脂肪相が、
・下記一般式(III)の、少なくとも1のジメチコーンコポリオール
Figure 0005639891

(式中、Aは20〜105の範囲の整数であり、Bは2〜10の範囲の整数であり、y は10〜20の範囲の整数である)、及び
・下記一般式(I)のα,ω−置換オキシアルキレン化シリコーンを含み、
Figure 0005639891

(式中、R=−(CH O−(C O) (C O) であり、R はH、CH 又はCH CH を表し、pは1〜5の整数であり、xは1〜100の範 囲で変動し、yは0〜50で変動する、(C O)及び(C O)単位はラン ダム又はブロックで分布されていることが可能であり、R 基はC 〜C アルキル基 又はフェニル基を表し、5≦m≦300である)
該水性相該組成物合計重量の40〜60%を構成し、かつC 〜C の少なくとも1のモノアルコールを組成物の合計重量に対して少なくとも5重量%含む化粧料組成物である。
もう一つの本発明は、皮膚に上記の組成物を施与することを含む皮膚をメイクアップするための化粧方法である。
さらなる本発明は、安定化されており、かつ皮膚に施与するとさっぱり感を与えることのできる、油中水エマルジョンの形の流動性メイクアップ組成物の製造において2〜8の炭素の低級モノアルコールをジメチコーンコポリオールと組み合わせて使用する方法である。
本発明は、さらに、組成物の合計重量に対して少なくとも40重量%の水相を含み、2〜8の炭素原子の少なくとも1の低級モノアルコールを少なくとも5重量%含む水中油エマルジョンタイプの化粧料組成物を安定化させるために少なくとも1のジメチコーンコポリオールを使用する方法を目的とする。
即ち、驚いたことに本発明者らは、本発明に従う組成物が特に2月間、よりよくは4月間の貯蔵後において、環境温度(25℃)において非常に優れた安定性を示すことを見出した。本発明に従う組成物は容易に皮膚に施与され、皮膚の上に均一に分布され、施与後素早く乾燥し、施与すると使用者にさっぱり感を与える。
さらに、本発明に従う組成物は、大量のフィラー及び/又は顔料の均一な分散物と相容性である。即ち、本発明に従う組成物は、10重量%まで、実際には少なくとも15重量%、特に少なくとも20重量%の粉末相を含むことができる。
有利には、本発明に従う組成物はさらに油及び/又は水のためのゲル化剤を含まない又は非常に少量のみ、例えば2重量%未満、含むことができる。
本発明の意味内において、用語「流動性のある」は、組成物がその自重下で流れることができる能力、特に平らな表面に堆積されたとき広がることのできる能力を特徴づけると理解される。
有利には、本発明に従う組成物は、25℃、200分−1の剪断速度(毎分200回転、即ち50Hz)で測定されて0.2〜2Pa.s(2〜20ポイズ)、特に0.3〜1Pa.s(3〜10ポイズ)、好ましくは0.4〜0.8Pa.s(4〜8ポイズ)の範囲の粘度を有することができる。そのような粘度は容易にエマルジョンを容易に施与し、均一であり、一定であり、かつ跡のない(mark-free)メイクアップを得ることを可能にする。粘度は、No.2のスピンドルを備えられたContravesタイプのTV粘度計で200分−1の剪断速度において25℃において測定され、測定は該スピンドルを10分間(その時間の最後に、粘度及びスピンドルの回転速度が安定であることが観察される)回転させた後に行われる。
ジメチコーンコポリオール
本発明に従って使用されるジメチコーンコポリオールは、オキシプロピレン化及び/又はオキシエチレン化されたポリジメチル(メチル)シロキサンである。
ジメチコーンコポリオールとして以下の式(II)に該当するものが使用され得る。
Figure 0005639891
ここでR,R及びRは、互いに独立して、C〜Cアルキル基又は−(CH−(OCHCH−(OCHCHCH−OR基を表し、少なくとも1のR,R又はR基はアルキル基ではない;Rは水素、C〜Cアルキル基又はC〜Cアシル基である;
Aは0〜200の範囲の整数である;
Bは0〜50の範囲の整数である、ただしA及びBは同時にゼロではない;
xは1〜6の整数である;
yは1〜30の整数である;
zは0〜5の整数である。
本発明の好ましい態様に従うと、式(II)の化合物においてR=R=メチル基、xは2〜6の整数であり、yは4〜30の整数である。Rは特に水素である。
式(II)の化合物として式(III)の化合物で挙げられ得る。
Figure 0005639891
ここでAは20〜105の範囲の整数であり、Bは2〜10の範囲の整数であり、yは10〜20の範囲の整数である。
式(II)のシリコーン化合物の例として、式(IV)の化合物もまた挙げられ得る。
Figure 0005639891
ここでA’及びyは10〜20の範囲の整数である。
ジメチコーンコポリオールとしてダウコーニングによりDC5329,DC7439−146,DC2−5695及びQ4−3667の名前で販売されているもの;及び信越によりKF−6013,KF−6015,KF−6016,KF−6017及びKF−6028の名前で販売されているものが使用され得る。
化合物DC5329,DC7439−146及びDC2−5695は、式(III)の化合物である。式中それぞれ、Aは22であり、Bは2であり、yは12である;Aは103であり、Bは10であり、yは12である;そしてAは27であり、Bは3であり、yは12である。
ジメチコーンコポリオールは、本発明に従うエマルジョン中に、エマルジョンの合計重量に対して1〜6重量%、好ましくは1.5〜4重量%、優先的には2〜3重量%の範囲の含有量で存在することができる。
本発明に従う特定の実施態様に従うと、組成物は0.1〜0.1の範囲のジメチコーンコポリオール/水性相の重量比を含み得る。
好ましくは、本発明の組成物は0.02〜0.05の範囲のジメチコーンコポリオール/水性相の重量比を含み得る。
本発明の好ましい別の実施態様に従うと、上記のジメチコーンコポリオールは少なくとも1のα,ω−置換オキシアルキレン化シリコーンと混合されることができる。
α,ω−置換オキシアルキレン化シリコーン
以下又は以上のすべてにおいて、用語「シリコーン」は、一般に受け入れられていることに適合して、適切に官能化されたシランの重合及び/又は重縮合により得られ、ケイ素原子が酸素原子を介して互いに結合されている主単位(シロキサン結合≡Si−O−Si≡)の繰り返しから基本的に構成されているところの、変動する分子量を有し、分岐状若しくは架橋され、直鎖又は環状構造を有する任意のオルガノシリコーンポリマー若しくはオリゴマーであって、任意的に、置換された炭化水素基は炭素原子を介して直接該ケイ素原子に結合されていてもよいものを意味すると理解される。最も一般的な炭化水素基はアルキル基、特にC〜C10アルキル基であり、特にメチル基、フルオロアルキル基、及びアリール基、特にフェニル基である。それらは例えばC〜C40のエステル若しくはエーテル基又はC〜C60のアラルキル基で置換されていることができる。
即ち、本発明に従って使用されることのできるα,ω−置換オキシアルキレンシリコーンは、炭化水素基を介してSi原子に結合されたオキシアルキレン基により主鎖の2つの末端において置換されている直鎖構造を有する、上で定義されたオルガノシリコーンポリマーである。
好ましくは、α,ω−置換オキシアルキレン化シリコーンは、以下の一般式(I)に該当する:
Figure 0005639891
ここで、R=−(CHO−(CO)(CO)
ここでRはH,CH又はCHCHを表し、
pは1〜5の整数であり、xは1〜100の範囲で変動し、yは0〜50で変動する、
(CO)及び(CO)単位はランダム又はブロックで分布されていることが可能である、
基はC〜Cアルキル基又はフェニル基を表し、
5≦m≦300である。
好ましくは、本発明に従って使用されるα,ω−置換されたオキシアルキレン化されたシリコーンは、R基のみがメチル基である一般式(I)に該当し:
pは2〜4の範囲であり、
xは3〜100の範囲であり、
mは50〜200の範囲である。
再び好ましくは、Rの平均分子量は、800〜2600の範囲である。
好ましくは、CO単位:CO単位の重量比は100:10〜20:80の範囲である。有利には、この比は約42/58である。
再び好ましくはRはメチル基である。
より好ましくは、本発明に従うエマルジョンは以下の式のα,ω−オキシアルキレン化シリコーンを含む。
Figure 0005639891
ここで、
m=100
R=(CH−O−(CO)−(CO)−CH
ここでxは3〜100の範囲であり、yは1〜50の範囲であり、COの数:COの数の重量比は約42/58であり、Rの数平均分子量は800〜1000の範囲である。
上で定義されたα,ω−置換オキシアルキレン化シリコーンは、組成物の合計重量に対して0.5〜5重量%、特に1〜4重量%、より特に2〜3重量%の範囲の割合で本発明に従って使用されることができる。
乳化剤として本発明に従って使用されることのできるα,ω−置換オキシアルキレン化シリコーンのすべて又は一部を含み得る市販製品の中で、ゴールドシュミットにより「Abil EM 97」の名前で販売されているもの、又は信越により「KF 6009」、「X22−4350」,「X22−4349」又は「KF 6008」の名前で販売されているものが特に挙げられ得る。
特に、該製品は、セチルジメチコーンコポリオールであることができる。
ポリオキシアルキレン化シリコーン
本発明の別の実施態様に従うと、本発明に従って要求されるジメチコーンコポリオールは少なくとも1のアルキレン化シリコーンと組み合わせて使用されることができる。
ポリオキシアルキレン化シリコーンエラストマーは、架橋されたオルガノポリシロキサンであり、該オルガノポリシロキサンは、ケイ素に結合された少なくとも1の水素を含むジオルガノポリシロキサンと、エチレン性不飽和を含む少なくとも2の基を有するポリオキシアルキレンとの架橋付加反応により得られることができる。
好ましくは、ポリオキシアルキレン化された架橋オルガノポリシロキサンは、特に白金触媒、例えば米国特許5236986及び米国特許5412004に記載された触媒の存在下での、ケイ素原子に結合された少なくとも2の水素を含むジオルガノポリシロキサン(A1)とエチレン性不飽和を有する少なくとも2の基を含むポリオキシアルキレン(B1)との架橋付加反応により得られる。
特に、オルガノポリシロキサンは、白金触媒の存在下、ジメチルビニルシロキシ末端を有するポリオキシアルキレン(特にポリオキシエチレン及び/又はポリオキシプロピレン)とトリメチルシロキシ末端を有するメチルヒドロポリシロキサンとの反応により得られることができる。
化合物(A1)のケイ素原子に結合した有機基は、1〜18の炭素原子を有するアルキル基、例えばメチル、エチル、プロピル、ブチル、オクチル、デシル、ドデシル(又はラウリル)、ミリスチル、セチル、又はステアリル;置換されたアルキル基、例えばフェニルエチル、2−フェニルプロピル、又は3,3,3−トリフルオロプロピル;アリール基例えばフェニル、トリル、又はキシリル;置換されたアリール基、例えばフェニルエチル;及び置換された1価の炭化水素基、例えばエポキシ基、カルボキシレートエステル基又はメルカプト基であることができる。
従って、化合物(A1)は、トリメチルシロキシ末端を有するメチルヒドロポリシロキサン、トリメチルシロキシ末端を有するジメチルシロキサン/メチルヒドロシロキサンコポリマー、環状ジメチルシロキサン/メチルヒドロシロキサンコポリマー、又はトリメチルシロキシ末端を有するジメチルシロキサン/メチルヒドロシロキサン/ラウリルメチルシロキサンコポリマーから選択されることができる。
化合物(C1)は、架橋反応の触媒であり、特に塩化白金酸、塩化白金酸/オレフィン錯体、塩化白金酸/アルケニルシロキサン錯体、塩化白金酸/ジケトン錯体、プラチナブラック及び支持体上の白金である。
有利には、ポリアルキレン化シリコーンエラストマーはジビニル化合物、特にポリシロキサンのSi−H結合と反応する少なくとも2のビニル基を有するポリオキシアルキレンから形成されることができる。
本発明に従うポリオキシアルキレン化シリコーンエラストマーは、好ましくは少なくとも1の炭化水素オイル及び/又は少なくとも1のシリコーンオイルと混合されてゲルを形成する。これらのゲルにおいて、ポリオキシアルキレン化エラストマーは非球状粒子の形である。
ポリオキシアルキレン化エラストマーは、特に第米国特許第5,236,986号、米国特許第5,412,004号、米国特許第5,837,793号及び米国特許第5,811,487号に記載されており、これらの公報の内容は参照することにより本明細書に取り込まれる。
ポリオキシアルキレン化シリコーンエラストマーとして、信越により「KSG−21」,「KSG−20」、「KSG−30」、「KSG−31」、「KSG−32」、「KSG−33」、「KSG−210」、「KSG−310」、「KSG−320」、「KSG−330」、「KSG−340」及び「X−226146」の名前で販売されているもの、及びダウコーニングにより「DC9010」及び「DC9011」の名前で販売されているものが使用され得る。
乳化シリコーンエラストマーは、ポリグリセロール化シリコーンエラストマーからもまた選択されることができる。
ポリグリセロール化シリコーンエラストマーは、架橋されたオルガノポリシロキサンエラストマーであり、該エラストマーは、ケイ素に結合された少なくとも1の水素を含むジオルガノポリシロキサンとエチレン性不飽和を有する基を有するポリグリセロール化化合物との、特に白金触媒の存在下での架橋付加反応により得られることができる。
好ましくは、架橋されたオルガノポリシロキサンエラストマーは、特に白金触媒の存在下で、それぞれケイ素に結合された少なくとも2の水素を含むジオルガノポリシロキサン(A)とエチレン性不飽和を有する少なくとも2の基を有するグリセロール化された化合物(B)との架橋付加反応により得られることができる。
特に、オルガノポリシロキサンエラストマーは、白金触媒の存在下で、ジメチルビニルシロキシ末端を有するポリグリセロール化化合物とトリメチルシロキシ末端を有するメチルヒドロポリシロキサンとの反応により得られることができる。
化合物(A)は、オルガノポリシロキサンエラストマーの形成のための基礎となる反応物であり、架橋は触媒(C)の存在下、化合物(A)と化合物(B)との付加反応により起きる。
化合物(A)は、特に、各分子において別のケイ素原子に結合された、少なくとも2の水素原子を有するオルガノポリシロキサンである。
化合物(A)は任意の分子構造、特に直鎖若しくは分岐鎖構造又は環状構造を示すことができる。
化合物(A)は、特に化合物(B)と満足できる程度に混和性であるために、25℃において1〜50000センチストークの範囲の粘度を有することができる。
化合物(A)のケイ素原子に結合した有機基は、1〜18の炭素原子を有するアルキル基、例えばメチル,エチル,プロピル,ブチル,オクチル,デシル,ドデシル(又はラウリル),ミリスチル,セチル又はステアリル;置換されたアルキル基,例えば2−フェニルエチル,2−フェニルプロピル又は3,3,3−トリフルオロプロピル;アリール基、例えばフェニル,トリル又はキシリル;置換されたアリール基、例えばフェニルエチル;及び置換された一価の炭化水素基,例えばエポキシ基,カルボキシエステル基又はメルカプト基であることができる。好ましくは、該有機基は、メチル,フェニル及びラウリル基から選択されることができる。
即ち、化合物(A)は、トリメチルシロキシ末端を有するメチルハイドロポリシロキサン、トリメチルシロキシ末端を有するジメチルシロキサン/メチルヒドロキシシランコポリマー、環状ジメチルシロキサン/メチルヒドロシロキサンコポリマー,又はトリメチルシロキシ末端を有するジメチルシロキサン/メチルハイドロシロキサン/ラウリルメチルシロキサンコポリマーから選択されることができる。
化合物(B)は、以下の式(B’)に該当するポリグリセロール化化合物であることができる。
2m−1−0−[GIy]−C2m−1 (B’)
ここでmは2〜6の範囲の整数であり、nは、2〜200、好ましくは2〜100の範囲,好ましくは2〜50,好ましくは2〜20,好ましくは2〜10そして優先的には2〜5の範囲の整数であり、特に3である;GIyは以下を意味する。
−CH−CH(OH)−CH−O−又は−CH−CH(CHOH)−O−
有利には、化合物(B)1分子当たりのエチレン基の数と化合物(A)1分子当たりのケイ素原子に結合した水素原子の数との合計は少なくとも4である。
化合物(A)は、化合物(A)のケイ素原子に結合した水素原子の合計量:化合物(B)のエチレン性不飽和を有する基すべての合計量のモル比が1/1〜20/1の範囲内であるような量で添加されることが有利である。
化合物(C)は架橋反応の触媒であり、特に塩化白金酸、塩化白金酸/オレフィン錯体、塩化白金酸/アルケニルシロキサン錯体、塩化白金酸/ジケトン錯体、プラチナブラック及び支持体上の白金である。
触媒(C)は、好ましくは、化合物(A)及び(B)の合計量の1000重量部に対してプラチナ金属プロパーとして、0.1〜1000重量部、よりよくは1〜100重量部添加される。
本発明に従うポリグリセロール化シリコーンエラストマーは、一般的に、少なくとも1の炭化水素オイル及び/又は少なくとも1のシリコーンオイルと混合されてゲルを形成する。これらのゲルにおいて、ポリグリセロール化エラストマーはしばしば非球状粒子の形である。
そのようなエラストマーは、特に国際公開第2004/024798号に記載されている。
ポリグリセロール化シリコーンエラストマーとして、信越により「KSG−710」,「KSG−810」,「KSG−820」,「KSG−830」及び「KSG−840」の名前で販売されているものが、使用され得る。
本発明の一つの特徴に従うと、これらのシリコーンエラストマーは、本発明に従う組成物に、組成物の合計重量に対して少なくとも3重量%、特に3〜15重量%,好ましくは3.5重量%以上,特に3.5〜10重量%,より好ましくは4重量%以上,特に4〜7重量%の合計含有量で存在することができる。
低級C 〜C のモノアルコール
本発明のためにより特に適切である低級アルコールは、2〜8の炭素原子、特に2〜6の炭素原子、特に2〜4の炭素原子を含み、例えばエタノール、イソプロパノール、プロパノール、又はブタノールである。
エタノール及びイソプロパノール、好ましくはエタノールもまた本発明に特に適切である。
上で特定したように、このアルコールは、組成物の少なくとも5重量%,特に少なくとも7重量%,とりわけ少なくとも10重量%の割合で、そしてより特に少なくとも15重量%の割合で存在する。
快適さの理由から、本発明の組成物中に、40重量%未満、特に30重量%未満のモノアルコールを有することが有利である。
即ち、モノアルコールは水性相の少なくとも15重量%、20重量%さえ、そして40重量%までであることができる。
水性相
上で特定したように、水性相は、本発明に従う組成物の合計重量の少なくとも40重量%、特に少なくとも45重量%、実際には50重量%超さえ、特に60重量%超を構成する。
上記の低級モノアルコールに加えて、この水性相は他のアルコール、特に、6〜80のエチレンオキシド単位を有するポリエチレングリコール;ポリオール、例えば プロピレングリコール, イソプレングリコール、ブチレングリコール, グリセロール,ソルビトール、グリコール例えば プロピレングリコール, ブチレングリコール, ジプロピレングリコール 又はジエチレングリコール,グリコールエーテル、例えば モノ-, ジ-又はトリプロピレングリコール又は モノ-, ジ-又は トリエチレングリコール(C〜C)アルキルエーテル、及びそれらの混合物を含むことができる。
水性相は水を含む。該水はフローラル水、例えばコーンフラワー水、及び/又はミネラルウォーター、例えばビッテルの水、ルーカスの水又はラロシューポッセイの水及び/又は温泉であることができる。
本発明の特定の態様に従うと、水性相中の水の量は、該水性相中のアルコール/ポリオールの合計量より高い。
特に、組成物中のポリオールの量は、組成物の合計重量に対して0〜25重量%、好ましくは1〜15重量%、より好ましくは2〜8重量%であり得る。
水性相は、さらに安定化剤、例えば塩化ナトリウム、塩化マグネシウム及び硫酸マグネシウムを含むことができる。
水性相は、水性相と相容性の任意の水溶性又は水分散性化合物、例えばゲル化剤、フィルム形成ポリマー、増粘剤、界面活性剤及びそれらの混合物をもまた含むことができる。
好ましくは、水性相は、エマルジョンの合計重量に対して45%〜70%、好ましくは505〜60重量%の範囲の含有量で本発明に従うエマルジョンに存在する。
脂肪相
用語「揮発性オイル」は、皮膚に接触すると環境温度及び大気圧において1時間未満内に蒸発できるオイル(又は非水性媒体)を意味すると理解される。揮発性オイルは、環境温度において液状であり、環境温度及び大気圧においてゼロではない蒸気圧、特に0.13Pa〜40000Pa(10−3〜300mmHg),好ましくは1.3Pa〜13000Pa(0.01〜100mmHg),より好ましくは1.3Pa〜1300Pa(0.01〜10mmHg)の範囲の蒸気圧を有する揮発性化粧オイルである。
さらに、揮発性オイルは、大気圧において測定されて150℃〜260℃、好ましくは170〜250℃の範囲の沸点を一般的に有する。
有利に、脂肪相は、組成物の合計重量に対して15%〜40重量%,好ましくは20%〜35重量%、優先的には17%〜26重量%の範囲の揮発性オイルを含む。
用語「炭化水素オイル」は、基本的に炭素及び水素原子、そして任意的に酸素及び窒素原子から構成され、それらから成りさえし、ケイ素又はフッ素原子を含まないオイルを意味すると理解される。炭化水素オイルは、エステル、エーテル、アミン及びアミド基をふくむことができる。
用語「シリコーンオイル」は、少なくとも1のケイ素原子及び特にSi−O基を含むオイルを意味すると理解される。
用語「フッ化オイル」は少なくとも1のフッ素原子を含むオイルを意味すると理解される。
本発明において使用されることのできる揮発性炭化水素オイルは40〜102℃, 好ましくは 40〜55℃, そして 好ましくは 40〜50℃の範囲のフラッシュ点を有する炭化水素オイルから選択されることができる。
揮発性オイルとして8〜16の炭素原子を有する揮発性炭化水素オイル及びそれらの混合物、特に分岐状のC〜C16のアルカン、例えばC〜C16のイソアルカン(イソパラフィンとしても公知である)、イソドデカン、イソデカン、イソヘキサデカン、及び例えばイソパール又はパーメチルの商品名で販売されているオイル、分岐状C〜C16エステル、例えばイソヘキシルネオペンタノエート、及びそれらの混合物が挙げられ得る。好ましくは、揮発性炭化水素オイルは8〜16の炭素原子を有する揮発性炭化水素及びそれらの混合物、特にイソドデカン、イソデカン、又はイソヘキサデカンから選択され、特にイソドデカンである。
揮発性炭化水素オイルは、エマルジョンの合計重量に対して6% 〜 25重量%、好ましくは10〜20重量%、そして優先的には10〜15重量%の範囲の含有量で存在することができる。特に、組成物はエマルジョンの合計重量に対して少なくとも10重量%の揮発性炭化水素オイルを含むことができる。
本発明において使用されることのできる揮発性シリコーンオイルは、40〜102℃の範囲のフラッシュ点, 好ましくは 55℃ 超かつ95℃以下のフラッシュ点,そして優先的には65℃ 〜 95℃の任意のフラッシュ点を有するシリコーンオイルから選択される。
揮発性シリコーンオイルとして、2〜7のケイ素原子を有する直鎖又は環状のシリコーンオイルが挙げられ得る。これらのシリコーンは、1〜10の炭素原子を有するアルキル又はアルコキシ基を任意的に含んでいてもよい。揮発性シリコーンオイルの例として特に、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサシロキサン、ヘプタメチルヘキシルトリシロキサン、ヘプタメチルオクチルトリシロキサン、ヘキサメチルジシロキサン、オクタメチルトリシロキサン、デカメチルテトラシロキサン、ドデカメチルペンタシロキサン及びそれらの混合物が挙げられ得る。
揮発性フッ素化オイルとして、ノナフルオロエトキシブタン、ノナフルオロメトキシブタン、デカフルオロペンタン、テトラデカフルオロヘキサン及びドデカフルオロペンタン、及びそれらの混合物が挙げられ得る。
揮発性シリコーンオイル、揮発性フッ素化オイル及びそれらの混合物から選択される揮発性オイルは、該エマルジョンの合計重量に対して20〜32重量%、組成物の合計重量に対して好ましくは20〜30重量%、そして優先的には22〜26重量%の含有量で存在することができる。
本発明に従うエマルジョンの脂肪相は、追加的に少なくとも1の非揮発性オイルを含むことができる。
このオイル又はその混合物の1はエマルジョンの合計重量に対して0.1% 〜 12重量%、好ましくは1% 〜 5重量%の範囲の含有量で存在することができる。
有利には、該エマルジョンはエマルジョンの合計重量に対して15%〜40重量%、好ましくは20〜35重量%のオイルを含む。
本発明の特定の実施態様に従うと、本組成物は1〜5の範囲の水性相/油相の重量比を含み得る。
好ましくは、組成物は1.5〜4の範囲の水性相/油相の重量比を含み得る。
より好ましくは、組成物は1.8〜3の範囲の水性相/油相の重量比を含み得る。
非揮発性オイルは、想定される使用と両立する限り、鉱物、動物、植物又は合成起源の炭素含有オイル、炭化水素含有オイル及び/又はシリコーンオイル及びそれらの混合物から選択されることができる。
非揮発性の炭化水素オイル、例えば液状パラフィン又は液状石油、イソエイコセイン、ミンク油、タートル油又は大豆油、ペルヒドロスクワレン、スイートアーモンド油、カロフィラム、パーム油、グレープシード油、胡麻油、コーン油、アララ油、菜種油、ヒマワリ油、綿実油、アプリコット油、ひまし油、アボガド油、ホホバ油、オリーブ油、又は、穀物胚芽油;ラノリン酸、オレイン酸、ラウリン酸、又はステアリン酸のエステル;脂肪エステル、例えばミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、ステアリン酸ブチル、ラウリン酸ヘキシル、アジピン酸ジイソプロピル、イソノナン酸イソノニル、パルミチン酸2−エチルヘキシル、ラウリン酸2−ヘキシルデシル、パルミチン酸2−オクチルデシル、ミリスチン酸又は乳酸の2−オクチルドデシルエステル、琥珀酸ジ(2−エチルヘキシル)、リンゴ酸ジイソステアリル、トリイソステアリン酸グリセリル又はトリイソステアリン酸ジグリセリル;高級脂肪酸例えばミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸又はイソステアリン酸;高級脂肪アルコール例えばセタノール、ステアリルアルコール、又はオレイルアルコール、リノレイルアルコール、リノレニルアルコール、イソステアリルアルコール又はオクチルドデカノールが挙げられ得る。
非揮発性シリコーンオイルとして、任意的にフェニル化されていてもよいポリジメチルシロキサン(PDMS)、例えばフェニルトリメチコーン、又は任意的に脂肪族及び/又は芳香族基又は官能基例えばヒドロキシル、チオール及び/又はアミン基で置換されていてもよいポリジメチルシロキサン;脂肪酸、脂肪族アルコル又はポリオキシアルキレンで変性されたポリシロキサン及びそれらの混合物が挙げられ得る。
脂肪相は植物、動物、鉱物、又は合成起源、実際にはシリコーン起源でさえの少なくとも1のワックス、少なくとも1のガム及び/又は少なくとも1のペースト状脂肪性物質及びそれらの混合物をもまた含むことができる。
環境温度において固体であり、本発明に従う組成物に存在することのできるワックスの中で炭化水素ワックス、例えばビーズワックス、カルナウバ、キャンデリラ、オウリキュリー、又は木蝋(Japan wax)、コルクファイバー、又はサトウキビワックス、パラフィン若しくはリグナイトワックス、マイクロクリスタリン、ラノリンワックス、モンタンワックス、オゾケライト、ポリエチレンワックス、フィッシャー−トロプシュ合成により得られたワックス、水素化オイル、25℃において固体であるところの脂肪族エステル及びグリセリドが挙げられ得る。シリコーンワックス、その中でもアルキルポリメチルシロキサン、アルコキシポリメチルシロキサン及び/又はポリメチルシロキサンエステルもまた使用され得る。ワックスは公知の方法、例えば「マイクロエマルジョンの理論と実際」L.M.プリンス編集、アカデミックプレス(1977年)、21〜32ページの方法、で製造されることのできるコロイド状ワックス粒子の安定な分散物の形で提供されることができる。環境温度において液状であるワックスとしてホホバオイルが挙げられ得る。
ワックスはエマルジョンの合計重量に対して0.1~10重量%、好ましくは0.1〜5重量%の割合で存在することができる。
ペースト状脂肪族化合物は、以下の物理化学的性質の少なくとも1のを使用して定義されることができる。
60Hzの周波数においてMS−r3又はMS−r4のスピンドルを備えられたContraves TV回転粘度計を使用して40℃において測定されて0.1〜40Pa.s(1〜400ポイズ)、好ましくは0.5〜25Pa.sの粘度
25〜70℃、好ましくは25〜55℃の融点
本発明の組成物は、少なくとも1のアルキル、アルコキシ又はフェニルジメチコーン、例えばゴールドシュミットにより「Abil Wax 2440」の名前で販売されている製品をもまた含むことができる。
本発明に従うエマルジョンは、脂肪相のための増然剤を追加的に含むことができる。該増然剤は、以下から選択されることができる:
有機変性粘土、該粘土は特に4級アミン又は3級アミンから選択された化合物で処理された粘土である。有機変性粘土として、有機変性ベントナイト、例えばRhoex社により“Bentone34”の名前の下に販売されているもの、又は有機変性ヘクトライト例えばRheox社により“Bentone 27”又は“Bentone 38”の名前の下に販売されているものを含む;
疎水性発熱性シリカ(hydrophobic pyrogenic silica)、該シリカは例えばデグッサにより「Aerosil R812(商標)」”及びCabotにより「Cab−O−Sil TS−530(商標)」の参照名で、デグッサにより「Aerosil R972(商標)」 及び「Aerosil R974(商標)」及びCabotにより「Cab−O−Sil TS−610(商標)」 及び「Cab−O−Sil TS−720(商標)」の参照名で販売されている。
脂肪相のための増然剤はエマルジョンの合計重量に対して0.1〜5重量%、よりよくは0.4〜3重量%の含有量で存在することができる。
脂肪相は、エマルジョンの合計重量に対して30〜45重量%、好ましくは35〜45重量%であることができる。
公知の方法で、本発明のすべての組成物は化粧料及び皮膚科学の分野で一般的である助剤、親水性又は親油性ゲル化剤及び/又は増粘剤;フィラー;湿潤化剤;エモリエント;親水性又は親油性活性剤;遊離基と闘う剤;封止剤;抗酸化剤;保存剤;塩基性化剤又は酸性化剤;香料;フィルム形成剤;着色物質;およびそれらの混合物の1以上を含むことができる。これらの種々の助剤の量はファンデーションにおいて慣用的に使用される量である。
上で特定されたように、本発明に従う組成物は有利には、すべての期待とは対照的に、10重量%超、特に15重量%超、実際には20重量%超の粉体相を含むことができる。後者は該組成物に均一かつ安定化された形で分散される。本発明の意味において、用語「粉体相」は、以下に定義する顔料及び/又はフィラータイプのすべての粒子を包含する。
フィラーは、エマルジョン中に、該エマルジョンの合計重量に対して0.1〜10重量%、特に0.1〜7重量%の範囲の含有量において存在し得る。特にタルク、マイカ、シリカ、カオリン、澱粉、窒化ホウ素、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、塩基性炭酸マグネシウム、マクロクリスタリンセルロース、合成ポリマーからなる粉末、例えばポリエチレン、ポリエステル、ポリアミド、例えば「ナイロン」の商標名で販売されているもの、又はテトラフルオロエチレン(「Teflon(商標)」)及びシリコーン粉末が挙げられ得る。
着色物質については、それらは植物、鉱物、又は合成起源の水溶性着色物質、顔料、及び真珠光沢剤であることができる。
有利に、顔料は、本発明に従うエマルジョンにおいて疎水性の被覆された形で存在することができる。それらはより特に、エマルジョンの脂肪相と相溶性であるようにするために、特に、それらが脂肪相のオイルとの良好な湿潤性を有するために、表面において疎水性剤で処理された顔料であることができる。即ち、これらの処理された原料は脂肪相によく分散される。
被覆されることを意図された顔料は、無機又は有機の顔料であることができる。顔料として金属酸化物、例えば酸化鉄、特に色が黄、赤、茶、又は黒のもの、二酸化チタン、酸化セリウム、酸化ジルコニウム又は酸化クロム;マンガン紫、群青色、プルシアンブルー、第二鉄青、オキシ塩化ビスマス、真珠層、酸化チタン又はオキシ塩化ビスマスで被覆されたマイカ、着色された真珠光沢顔料例えば酸化鉄を有する酸化チタン被覆マイカ、特に第2鉄青又は酸化クロムを有する酸化チタン被覆マイカ、又は上記のタイプの有機顔料を有する酸化チタン被覆マイカ、及びオキシ塩化ビスマスに基づく真珠光沢顔料、及びそれらの混合物が使用され得る。
好ましくは、酸化鉄又は酸化チタンから形成された顔料が使用される。
疎水性の処理剤はシリコーン、例えばメチコーン、ジメチコーン、又はパーフルオロアルキルシラン;脂肪酸、例えばステアリン酸;金属石鹸、例えばジミリスチン酸アルミニウム又は水素化された獣脂グルタメートのアルミニウム塩、パーフルオロアルキルホスフェート、パーフルオロアルキルシラン、パーフルオロアルキルシラザン、ポリヘキサフルオロプロピレンオキサイド、パーフルオロアルキル又はパーフルオロポリエーテル基を含むポリオルガノシロキサン、及びアミノ酸;N−アシルアミノ酸又はそれらの塩:レシチン、イソプロピルトリイソステアリルチタネート、及びそれらの混合物から選択され得る。
N−アシル化アミノ酸は8〜22の炭素原子を有するアシル基、例えば2−エチルヘキサノイル、カプロイル、ラウロイル、ミリストイル、パルミトイル、ステアロイル又はココイル基、を含むことができる。これらの化合物の塩はアルミニウム、マグネシウム、カルシウム、ジルコニウム、亜鉛、ナトリウム、又はカリウム塩であり得る。該アミノ酸は例えばリシン、グルタミン酸、又はアラニンであり得る。
上述された化合物において述べられた用語“アルキル”は1〜30の炭素原子、好ましくは5〜16の炭素原子を有するアルキル基を特に意味する。
疎水性処理された顔料は特に欧州特許出願公開第1086683号において記載される。
該疎水性被覆された顔料は、組成物の合計重量に対して、0.5〜20重量%、好ましくは5重量%以上、特に5〜20重量%(特に8〜20重量%)の範囲、そして優先的には8〜15重量%の範囲の含有量で存在することができる。
同様に、本発明に従う組成物は活性剤を含むことができる。
本発明の組成物において使用され得る活性化剤として、例えば湿潤化剤、例えば蛋白質加水解物及びポリオール例えばグリセロール、グリコール、例えばポリエチレングリコール、及び糖誘導体;天然抽出物;抗炎症剤;プロシアニドールオリゴマー;ビタミン例えばビタミンA(レチノール)、ビタミンE(トコフェロール)、ビタミンC(アスコルビン酸)、ビタミンB5(パンテノール)、ビタミンB3(ニアシナミド)、これらのビタミンの誘導体(特にエステル)、及びそれらの混合物;尿素;カフェイン;サリチル酸及びその誘導体;α-ヒドロキシ酸、例えば乳酸及びグリコール酸及びそれらの誘導体;レチノイド例えばカロチノイド及びビタミンA誘導体;サンスクリーン剤;ヒドロコルチゾン;メラトニン;海藻、茸、植物、酵母またはバクテリアの抽出物;酵素;ステロイド;抗菌性活性剤、例えば2,4,4´―トリクロロ−2´−ヒドロキシジフェニルエーテル(即ちトリクロサン)、3,4,4´−トリクロロカルバニリド(即ちトリクロカルバン)及び上に示された酸、特にサリチル酸及びその誘導体、引き締め剤(tightening agent)、及びそれらの混合物が挙げられ得る。
サンスクリーン(又はUVスクリーン剤)は、有機スクリーニング剤、物理的スクリーニング剤(physical screening agent)及びそれらの混合物から選択されることができる。
本発明の組成物は、本発明の組成物において使用されることのできる化学サンスクリーンとして、化粧料の分野で使用されることのできる任意のUV−A又はUV−Bスクリーニング剤を含むことができる。
もちろん、当業者は、本発明に従う組成物に元来付属された有利な効果が想定される添加により有害に影響されない、又は実質的に影響されないよう、本発明に従う組成物に添加される任意的な助剤を選択するよう注意を払う。
本発明は以下の実施例においてより詳細に説明される。
実施例 1:
以下の組成物から油中水エマルジョンの形のファンデーションが製造される。
Figure 0005639891
エマルジョンは、一方でシクロペンタシロキサンの一部に顔料を混合し、他方で他のオイルを界面活性剤と混合することにより環境温度において製造され、次に顔料の混合物及びナイロンが脂肪の他の混合された成分に添加される。次に、水性相の成分の混合物が製造され、公知の方法で撹拌しながら脂肪の混合物に注がれ、最後にエマルジョンを得る。
このファンデーションは、環境温度(25℃)において4月間貯蔵後に安定である。滑らかさと柔らかさの良好な感覚及び非常によい滑りで皮膚に施与することが容易である。製品の施与後素早く乾燥し、得られるメイクアップは色が非常に均一であり、皮膚の上に跡を残さない。
2つの他のファンデーション配合物が、それぞれ15重量%及び20重量%のアルコールを用い、その結果、水の量を調節することにより先の配合物を基に製造された。
即ち、このようにして得られた3つの配合物が流動性及び安定性に関して期待される性質を有することが分かった。油相と水性相との間の相分離の現象は記録されていない。
さらに、該3つの配合物は施与するとさっぱり感を与える。
実施例2
3つのファンデーションA, B,及びCが実施例1に記載されたプロトコルに従って製造される。これら3つのファンデーションは以下の組成を有する。
Figure 0005639891
すべてのファンデーションは、安定性及びさっぱり感(freshness)に関して期待される性質を提供することが分かった。
実施例 3
実施例1に記載されたプロトコルに従ってファンデーションが製造される。該ファンデーションは、以下の配合を有する。
Figure 0005639891

Claims (8)

  1. 脂肪、水性相及び粉末相を含む、皮膚用の油中水エマルジョンの形の流動性ケア及び/又はメイクアップ用化粧料組成物において、
    該脂肪相が、
    ・下記一般式(III)の、少なくとも1のジメチコーンコポリオール
    Figure 0005639891

    (式中、Aは20〜105の範囲の整数であり、Bは2〜10の範囲の整数であり、y は10〜20の範囲の整数である)、及び
    ・下記一般式(I)のα,ω−置換オキシアルキレン化シリコーンを含み、
    Figure 0005639891

    (式中、R=−(CH O−(C O) (C O) であり、R はH、CH 又はCH CH を表し、pは1〜5の整数であり、xは1〜100の範 囲で変動し、yは0〜50で変動する、(C O)及び(C O)単位はラン ダム又はブロックで分布されていることが可能であり、R 基はC 〜C アルキル基 又はフェニル基を表し、5≦m≦300である)
    該水性相が該組成物合計重量の40〜60%を構成し、かつC〜Cの少なくとも1のモノアルコールを該組成物の合計重量に対して少なくとも5重量%含む化粧料組成物。
  2. 該モノアルコールがエタノールである、請求項1に記載の組成物。
  3. 該ジメチコーンコポリオールが該組成物の合計重量に対して1〜6重量%の範囲の含有量で存在することを特徴とする、請求項1または2に記載の組成物。
  4. ポリオキシアルキレン化シリコーンエラストマーから選択される少なくとも1のシリコーンエラストマーを追加的に含む、請求項1〜のいずれか1項に記載の組成物。
  5. 少なくとも10重量%の前記粉末相を含む、請求項1〜のいずれか1項に記載の組成物。
  6. 疎水性被覆された顔料を追加的に含む、請求項1〜のいずれか1項に記載の組成物。
  7. 該脂肪相が、組成物の合計重量に対して15〜40重量%の揮発性オイルを含む、請求項1〜のいずれか1項に記載の組成物。
  8. 請求項1〜のいずれか1項に記載の化粧料組成物を皮膚に施与することを含む、非治療的に皮膚をメイクアップする化粧方法。
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