JP5638729B1 - ロゴスキー計器用変流器の異常診断装置 - Google Patents

ロゴスキー計器用変流器の異常診断装置 Download PDF

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Abstract

単相線路2には、計測用のロゴスキーコイル18と診断用のロゴスキーコイル19が設置されている。ロゴスキーコイル18はケーブル3,3aを介して、ロゴスキーコイル19はケーブル4を介して異常診断装置1に接続される。異常診断装置1は、ロゴスキーコイル18の出力S1とロゴスキーコイル19の出力S3との和S2を算出する加算器23と、S1〜S3を用いて比率S4=|S2/S1|および比率S5=|S2/S3|を算出する比率算出部25と、S4,S5に基づいて、少なくともロゴスキーコイル18、ケーブル3,3aの異常を判定する判定部26とを備える。

Description

本発明は、ロゴスキー計器用変流器の異常診断装置に関する。
ロゴスキーコイル(空芯コイル)を利用して電流を計測するロゴスキー計器用変流器(Current Transformer)は、高精度かつ高信頼性の計測を長期間実施するために、ロゴスキーコイル自体の異常およびロゴスキーコイルと信号処理回路とを結ぶケーブルの断線等の異常を検出する診断機能を必要とする。
ロゴスキー計器用変流器の断線診断には、鉄心形計器用変流器を利用して電流を計測する保護制御装置で実施される方式を適用することもできる。
特許文献1には、三相線路に接続された保護制御装置の断線検出装置が記載されている。この断線検出装置は、計器用変成器を介して三相の電圧を計測する電圧入力回路と、鉄心形計器用変流器を介して三相の電流を計測する電流入力回路と、計測された電圧に基づいて電圧の実効値を算出する電圧実効値算出手段と、計測された電圧および電流に基づいて三相有効電力を算出する有効電力算出手段と、計測された電流に基づいて電流の実効値を算出する電流実効値算出手段と、計測された電圧および電流に基づいて三相無効電力を算出する無効電力算出手段と、三相有効電力、三相無効電力、電圧実効値、および電流実効値に基づいて断線を判定する判定手段とを備える。また、この判定手段は、三相有効電力および三相無効電力がそれぞれ整定値以下で、かつ電流実効値または電圧実効値が整定値以上であれば、断線が存在すると判定する。
特開2005−45969号公報
しかしながら、特許文献1に記載の断線検出装置は、断線の判定に三相の電圧および電流の計測値が必要であり、単相のみ計測する装置には適用が困難であるという問題がある。
また、特許文献1に記載の断線検出装置では、断線の判定に用いられる各整定値を系統電圧値および系統電流値から予め定め、これらの整定値を断線検出装置に初期設定する必要がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、単相の電流の計測値のみから異常を診断でき、かつ、事前の整定値の設定も不要なロゴスキー計器用変流器の異常診断装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係るロゴスキー計器用変流器の異常診断装置は、単相線路の外周を囲む第1のロゴスキーコイルを用いて前記単相線路に流れる電流を計測するロゴスキー計器用変流器の異常診断装置であって、前記単相線路の外周を囲む第2のロゴスキーコイルと前記第1のロゴスキーコイルにそれぞれケーブルを介して接続され、前記第1のロゴスキーコイルの出力である第1の出力と前記第2のロゴスキーコイルの出力である第2の出力との和である出力和を算出する加算部と、前記第1および第2のロゴスキーコイルにそれぞれ前記ケーブルを介して接続されると共に前記加算部に接続され、前記第1の出力と前記出力和との比率の絶対値である第1の比率、および、前記第2の出力と前記出力和との比率の絶対値である第2の比率を算出する比率算出部と、前記比率算出部に接続され、前記第1の比率と前記第2の比率とに基づいて、前記第1のロゴスキーコイルと前記加算部とを接続する前記ケーブルおよび前記第1のロゴスキーコイルの異常を判定する判定部と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、単相の電流の計測値のみから異常を診断でき、かつ、事前の整定値の設定も不要なロゴスキー計器用変流器の異常診断装置を提供することができる。
また、本発明によれば、異常の診断に比率を用いているので、電流変動の影響が抑制された診断が可能となる。
図1は、実施の形態1に係るロゴスキー計器用変流器の異常診断装置の構成を示す図である。 図2は、実施の形態1における判定部が有する判定情報を示した図である。 図3は、実施の形態1の変形例に係るロゴスキー計器用変流器の異常診断装置の構成を示す図である。 図4は、実施の形態2に係るロゴスキー計器用変流器の異常診断装置の構成を示す図である。 図5は、実施の形態2における判定部が有する判定情報を示した図である。 図6は、実施の形態3に係るロゴスキー計器用変流器の異常診断装置の構成を示す図である。 図7は、実施の形態3における判定部が有する判定情報を示した図である。 図8は、実施の形態3におけるロゴスキーコイルの端子の接続態様を示した図である。
以下に、本発明の実施の形態に係るロゴスキー計器用変流器の異常診断装置を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本実施の形態に係るロゴスキー計器用変流器の異常診断装置の構成を示す図である。図1に示すように、単相線路2には計測用のロゴスキーコイル18(第1のロゴスキーコイル)が設置され、ロゴスキーコイル18にはケーブル3を介して信号処理回路(図示せず)が接続されている。単相線路2は、三相のうちのいずれかの相の線路であり、例えばガス絶縁開閉装置の主回路を構成する。ロゴスキーコイル18は、単相線路2に流れる電流を計測するために、単相線路2と非接触でその外周を囲むようにして設置されている。信号処理回路(図示せず)は、積分回路等を含み、ロゴスキーコイル18の出力から電流計測値を出力する。ロゴスキーコイル18および信号処理回路(図示せず)等によりロゴスキー計器用変流器が構成される。
また、ロゴスキーコイル18には、ケーブル3およびケーブル3から分岐したケーブル3aを介して異常診断装置1が接続されている。ここで、ケーブル3aはケーブル3上の分岐点P1から分岐して異常診断装置1に接続されている。
また、単相線路2には診断用のロゴスキーコイル19(第2のロゴスキーコイル)が設置され、ロゴスキーコイル19はケーブル4を介して異常診断装置1に接続されている。ロゴスキーコイル19は、単相線路2に流れる電流を計測するために、単相線路2と非接触でその外周を囲むようにして設置されている。ロゴスキーコイル19は、計測用のロゴスキーコイル18とは別に、診断用に設置されたものである。本実施の形態では、ロゴスキーコイル18の変流比とロゴスキーコイル19の変流比は等しい。
ロゴスキーコイル18は、電流の時間微分に相当する電圧信号を出力する。すなわち、ロゴスキーコイル18の出力は、
V=H×I´
となる。ここで、Iは単相線路2を流れる電流、I´はIの時間微分、Hは相互インダクタンスを表す。なお、ロゴスキーコイル19についても同様である。
異常診断装置1は、加算器23、比率算出部25、および判定部26を備えている。加算器23は、ケーブル3,3aを介してロゴスキーコイル18に接続されると共にケーブル4を介してロゴスキーコイル19に接続されている。また、加算器23は比率算出部25に接続されている。
比率算出部25は、ケーブル3,3aを介してロゴスキーコイル18に接続されている。詳細には、比率算出部25は、ケーブル3aの端部と加算器23とを接続する信号経路から分岐した別の信号経路に接続されている。なお、この場合の分岐点をP2で示している。
また、比率算出部25は、ケーブル4を介してロゴスキーコイル19に接続されている。詳細には、比率算出部25は、ケーブル4の端部と加算器23とを接続する信号経路から分岐した別の信号経路に接続されている。なお、この場合の分岐点をP3で示している。
加算器23には、ロゴスキーコイル18の出力S1(第1の出力)とロゴスキーコイル19の出力S3(第2の出力)が入力される。加算器23は、S1とS3の和であるS2=S1+S3を算出し、S2(出力和)を比率算出部25に出力する。加算器23は、アナログ回路で構成することができる。
比率算出部25には、S1〜S3が入力される。比率算出部25は、S1〜S3を用いて、二種類の比率、すなわち、S1とS2との比率の絶対値(第1の比率の絶対値)と、S3とS2との比率の絶対値(第2の比率の絶対値)を算出する。具体的には、比率算出部25は、比率S4=|S2/S1|と比率S5=|S2/S3|を算出する。比率算出部25は、S4,S5を判定部26に出力する。比率算出部25は例えばアナログ回路で構成することができる。この場合、比率算出部25は、アナログ割り算器等を備える。判定部26も、例えばアナログ回路で構成することができる。
図2は、本実施の形態における判定部が有する判定情報を示した図である。判定部26は、比率S4,S5および図2の判定情報を用いて、異常診断を実施する。すなわち、判定部26は、比率S4,S5が入力されると、予め付与された判定情報を参照して、比率S4,S5に応じた判定結果を得る。
具体的には、S4=2、S5=2の場合は、判定部26は、計測用のロゴスキーコイル18および診断用のロゴスキーコイル19のいずれも正常であると判定する。上記したように、本実施の形態では、ロゴスキーコイル18の変流比とロゴスキーコイル19の変流比が等しいので、ロゴスキーコイル18,19等に異常がない場合には、S1=S3、S4=|S2/S1|=2,S5=|S2/S3|=2となるはずである。したがって、図2のように、判定情報として、S4=S5=2の場合には「計測用のロゴスキーコイル18、診断用のロゴスキーコイル19ともに正常」と対応させておくことで、比率算出部25の出力S4,S5が誤差の範囲内でそれぞれ2となる場合には、ロゴスキーコイル18,19のいずれも正常であると判定することができる。この場合、ロゴスキーコイル18,19自体が正常であることに加えて、ケーブル3,3a,4も正常であると判定することができる。また、この場合以外の場合は、何らかの異常が発生していると判断することができる。
また、S4=∞、S5=1の場合は、判定部26は、計測用のロゴスキーコイル18が異常またはケーブル3もしくは3aに断線があると判定する。ここで、「∞」は、2よりも大きい予め設定された値であるA以上の値を表す。例えばロゴスキーコイル18が異常である場合には、S1はほぼ0になり(S1には、ノイズまたは自己のオフセット等の微小な信号が含まれる。従って、ロゴスキーコイル18からの出力が0であっても、S1は0にはならない)、この場合、比率算出部25によるS4の実際の算出値は2よりも大きな値になることが想定される。また、比率算出部25によるS5の実際の算出値はほぼ1となることが想定される。したがって、図2のように、判定情報として、「S4=∞、S5=1」に対しては「計測用のロゴスキーコイル18異常(断線含む)」としておくことで、比率算出部25の出力S4がA以上となり、かつ、比率算出部25の出力S5が誤差の範囲内で1となる場合には、断線も含めてロゴスキーコイル18に異常が生じていると判定することができる。なお、比率算出部25がアナログ回路で構成される場合には、Aは当該アナログ回路の最大信号に基づいて設定することができ、例えば最大信号の大きさ自体、あるいは、最大信号よりも小でかつ誤差も含めて2と区別可能な値に設定することができる。
また、S4=1、S5=∞の場合は、判定部26は、診断用のロゴスキーコイル19が異常またはケーブル4に断線があると判定する。ここで、「∞」は上記の通りである。例えばロゴスキーコイル19が異常である場合には、上記と同様に、S3はほぼ0になり、この場合、比率算出部25によるS5の実際の算出値は2よりも大きな値になることが想定される。また、比率算出部25によるS4の実際の算出値はほぼ1となることが想定される。したがって、図2のように、判定情報として、「S4=1、S5=∞」に対しては「診断用のロゴスキーコイル19異常(断線含む)」としておくことで、比率算出部25の出力S5がA以上となり、かつ、比率算出部25の出力S4が誤差の範囲内で1となる場合には、断線も含めてロゴスキーコイル19に異常が生じていると判定することができる。
また、S4=∞、S5=∞の場合は、判定部26は、単相線路2を流れる電流が0(主回路電流ゼロ)または加算器23が異常であると判定する。ここで、「∞」は、上記の通りである。まず、単相線路2を流れる電流が0(主回路電流ゼロ)の場合について説明する。この場合は、S1,S3ともに0に近い値となることが想定される。そこで、この場合は、比率算出部25が|S2/S1|,|S2/S3|を算出することなく、S4,S5としてA以上の値を出力するように構成する。例えば、比率算出部25は、|S1|が予め設定された微小値ε(1よりも小さい値)以下でかつ|S3|が微小値ε以下であるか否かを判定し、|S1|≦εかつ|S3|≦εである場合には、S4,S5としてA以上の値を出力するように構成する。微小値εとの比較にはコンパレータ回路を用いることができる。また、A以上の値を出力させるためには、割り算回路の出力上限を利用するようにしてもよいし、割り算回路を用いることなく一定値を出力するよう構成してもよい。つまり、このような例外的なケースには、比率算出部25に強制的にS4=「∞」、S5=「∞」を出力させる。次に、加算器23異常の場合について説明する。この場合、S1またはS3はほぼ0ではなく、かつ、S2がほぼ0となる場合、すなわち、|S1|>εまたは|S3|>εで、かつ、|S2|≦εとなり、加算器23の出力が実質0となる場合がある。この場合も、比率算出部25がS4=「∞」、S5=「∞」を出力するように構成する。例えば、比率算出部25が、|S1|>εまたは|S3|>ε、かつ、|S2|≦εであるか否かの判定をし、|S1|>εまたは|S3|>ε、かつ、|S2|≦εである場合にはS4=「∞」、S5=「∞」を出力するようにすることができる。あるいは、比率算出部25に減算器を設け、この減算器に(S2−S1)を算出させた後、比率算出部25がS2−S1≠S3であるか否かの判定をし、S2−S1≠S3である場合にはS4=「∞」、S5=「∞」を出力するようにしてもよい。図2のように、判定情報として、「S4=∞、S5=∞」に対しては「主回路電流ゼロあるいは加算器23異常」としておくことで、比率算出部25の出力S4がA以上となり、かつ、比率算出部25の出力S5がA以上となる場合には、単相線路2を流れる電流が0または加算器23が異常であると判定することができる。
なお、異常診断装置1は、出力部(図示せず)を介して判定部26の判定結果を出力することができる。出力部は例えば表示部であり、比率S4,S5に応じた判定結果を表示することができる。
本実施の形態の動作について説明する。ロゴスキーコイル18の出力S1およびロゴスキーコイル19の出力S3は、加算器23および比率算出部25にそれぞれ入力される。加算器23はS1とS3との和S2を算出し、S2を比率算出部25に出力する。比率算出部25は、S1〜S3を用いて、比率S4,S5を算出し、比率S4,S5を判定部26に出力する。判定部26は、比率S4,S5が入力されると、予め付与された判定情報を参照して、比率S4,S5に応じた判定結果を得ることで、ロゴスキー計器用変流器の異常診断を含む診断をする。
以上説明したように、本実施の形態によれば、ロゴスキーコイル18,19を用いることにより、単相線路2の電流の計測値に相当するロゴスキーコイル18,19の各出力のみから、計測用のロゴスキーコイル18の異常またはケーブル3,3aの断線を検出することができる。
また、本実施の形態によれば、診断用のロゴスキーコイル19の異常またはケーブル4の断線等の異常も検出することができる。
また、本実施の形態では、特許文献1に記載の保護制御装置で必要とされた事前の整定値の設定も不要である。
また、本実施の形態によれば、信号の比率S4,S5を用いて診断するため、電流変動の影響が抑制され、診断の精度が向上する。すなわち、系統あるいは負荷の状態により、単相線路2を流れる電流の大きさは変動するので、ロゴスキーコイル18,19の出力信号の大きさに基づいて比較判定をすると、誤差の影響が大きくなり、診断の精度が低下する。
なお、本実施の形態では、ロゴスキーコイル18の変流比とロゴスキーコイル19の変流比は等しいとしたが、これらは異なっていてもよい。例えば、ロゴスキーコイル18の変流比がロゴスキーコイル19の変流比のα倍である場合は、図2の判定情報において、「S4=(1+α)/α、S5=(1+α)」に対しては「計測用のロゴスキーコイル18、診断用のロゴスキーコイル19ともに正常」と対応させればよい。
また、判定に用いる比率S4,S5は、それぞれ、S1とS2との比率の絶対値、S3とS2との比率の絶対値であればよく、S4=|S2/S1|,S5=|S2/S3|に限定されない。例えば、S4=|S1/S2|,S5=|S3/S2|とし、これに応じて、図2の判定情報における比率1、比率2の内容を変更すればよい。
なお、本実施の形態では、比率算出部25および判定部26はアナログ回路から構成できるとしたが、S1〜S3をアナログ値からデジタル値に変換した上で、CPUおよびメモリ等のハードウェアを備えたコンピュータで比率算出処理および判定処理を実施してもよい。
図3は、本実施の形態の変形例に係るロゴスキー計器用変流器の異常診断装置の構成を示す図である。図3に示すように、異常診断装置1aは、加算器23、A/D変換器24a〜24c、比率算出部25、および判定部26を備えている。A/D変換器24a〜24cは、比率算出部25の前段に配置されている。A/D変換器24aは、分岐点P2と比率算出部25とを接続する信号経路上に配置され、ロゴスキーコイル18の出力S1をアナログ値からデジタル値に変換して比率算出部25に出力する。A/D変換器24bは、加算器23と比率算出部25とを接続する信号経路上に配置され、加算器23の出力S2をアナログ値からデジタル値に変換して比率算出部25に出力する。A/D変換器24cは、分岐点P3と比率算出部25とを接続する信号経路上に配置され、ロゴスキーコイル19の出力S3をアナログ値からデジタル値に変換して比率算出部25に出力する。なお、図3では、図1と同一の構成要素には同一の符号を付している。
図3では、比率算出部25および判定部26をコンピュータの演算部における機能ブロックとして実現することができる。比率算出部25は、アナログ回路で構成された比率算出部25が行う処理と同様の処理をデジタル処理することとなる。また、「∞」は、2よりも十分に大きな値に設定することができる。本変形例のその他の構成は図1と同様であり、本変形例の動作および効果は図1および図2を用いて説明した通りである。
実施の形態2.
変電所によっては、電流計測の目的で、ロゴスキーコイルを2個使用する場合がある。本実施の形態では、これらの計測用のロゴスキーコイルを利用して、ロゴスキー計器用変流器の異常診断を実施する。
図4は、本実施の形態に係るロゴスキー計器用変流器の異常診断装置の構成を示す図である。図4に示すように、単相線路2には計測用のロゴスキーコイル18が設置され、ロゴスキーコイル18にはケーブル3を介して信号処理回路(図示せず)が接続されている。ロゴスキーコイル18は、単相線路2に流れる電流を計測するために、単相線路2と非接触でその外周を囲むようにして設置されている。信号処理回路(図示せず)は、積分回路等を含み、ロゴスキーコイル18の出力から電流計測値を出力する。ロゴスキーコイル18および信号処理回路(図示せず)等によりロゴスキー計器用変流器が構成される。
また、単相線路2には計測用のロゴスキーコイル20が設置され、ロゴスキーコイル20にはケーブル4を介して別の信号処理回路(図示せず)が接続されている。ロゴスキーコイル20は、単相線路2に流れる電流を計測するために、単相線路2と非接触でその外周を囲むようにして設置されている。別の信号処理回路(図示せず)は、積分回路等を含み、ロゴスキーコイル20の出力から電流計測値を出力する。ロゴスキーコイル20および別の信号処理回路(図示せず)等により別のロゴスキー計器用変流器が構成される。
このように、本実施の形態では、ロゴスキーコイル18,20がいずれも計測用として単相線路2に設置されている。
ロゴスキーコイル18には、ケーブル3およびケーブル3から分岐したケーブル3aを介して異常診断装置1cが接続されている。ここで、ケーブル3aはケーブル3上の分岐点P1から分岐して異常診断装置1cに接続されている。
同様に、ロゴスキーコイル20には、ケーブル4およびケーブル4から分岐したケーブル4aを介して異常診断装置1cが接続されている。ここで、ケーブル4aはケーブル4上の分岐点P4から分岐して異常診断装置1cに接続されている。
また、本実施の形態では、ロゴスキーコイル18の変流比とロゴスキーコイル20の変流比は等しい。ただし、実施の形態1で説明したように、双方の変流比を異ならせることもできる。
異常診断装置1cは、加算器23、比率算出部25、および判定部26を備えている。加算器23は、ケーブル3,3aを介してロゴスキーコイル18に接続されると共にケーブル4,4aを介してロゴスキーコイル20に接続されている。
比率算出部25は、ケーブル3,3aを介してロゴスキーコイル18に接続されている。詳細には、比率算出部25は、ケーブル3aの端部と加算器23とを接続する信号経路から分岐したさらに別の信号経路に接続されている。なお、この場合の分岐点をP2で示している。
また、比率算出部25は、ケーブル4,4aを介してロゴスキーコイル20に接続されている。詳細には、比率算出部25は、ケーブル4aの端部と加算器23とを接続する信号経路から分岐した別の信号経路に接続されている。なお、この場合の分岐点をP3で示している。
加算器23には、ロゴスキーコイル18の出力S1とロゴスキーコイル20の出力S3が入力される。加算器23は、S1とS3の和であるS2=S1+S3を算出し、S2を比率算出部25に出力する。
比率算出部25には、S1〜S3が入力される。比率算出部25は、S1〜S3を用いて、二種類の比率、すなわち、S1とS2との比率の絶対値と、S3とS2との比率の絶対値を算出する。具体的には、比率算出部25は、例えば、比率S4=|S2/S1|と比率S5=|S2/S3|を算出する。比率算出部25は、S4,S5を判定部26に出力する。
図5は、本実施の形態における判定部が有する判定情報を示した図である。判定部26は、比率S4,S5および図5の判定情報を用いて、異常診断を実施する。すなわち、判定部26は、比率S4,S5が入力されると、予め付与された判定情報を参照して、比率S4,S5に応じた判定結果を得る。
具体的には、S4=2、S5=2の場合は、判定部26は、計測用のロゴスキーコイル18および計測用のロゴスキーコイル20のいずれも正常であると判定する。
また、S4=∞、S5=1の場合は、判定部26は、計測用のロゴスキーコイル18が異常またはケーブル3もしくは3aに断線があると判定する。「∞」については、実施の形態1と同様である。
また、S4=1、S5=∞の場合は、判定部26は、計測用のロゴスキーコイル20が異常またはケーブル4もしくは4aに断線があると判定する。
また、S4=∞、S5=∞の場合は、判定部26は、単相線路2を流れる電流が0または加算器23が異常であると判定する。
本実施の形態の動作について説明する。ロゴスキーコイル18の出力S1およびロゴスキーコイル20の出力S3は、加算器23および比率算出部25にそれぞれ入力される。加算器23はS1とS3との和S2を算出し、S2を比率算出部25に出力する。比率算出部25は、S1〜S3を用いて、比率S4,S5を算出し、比率S4,S5を判定部26に出力する。判定部26は、比率S4,S5が入力されると、予め付与された判定情報を参照して、比率S4,S5に応じた判定結果を得ることで、二つのロゴスキー計器用変流器の異常診断を含む診断をする。本実施の形態のその他の構成および動作は、実施の形態1と同様である。
本実施の形態によれば、既存の計測用のロゴスキーコイル18,20を利用してそれぞれを有するロゴスキー計器用変流器の異常診断を実施することができる。したがって、診断用のロゴスキーコイルを設置する必要がなく、コストも低減する。本実施の形態のその他の構成、動作、および効果は、実施の形態1と同様である。
実施の形態3.
実施の形態1,2では、例えば変流比が等しい二つのロゴスキーコイルを利用して異常診断を実施する。この場合、図2の「S4=2、S5=2」等からわかるように、加算器23および比率算出部25の各出力範囲は、信号処理回路の出力範囲の2倍以上とする必要がある。そこで、本実施の形態では、加算器23および比率算出部25の各出力範囲を信号処理回路の出力範囲と同じ範囲となるように構成する。
図6は、本実施の形態に係るロゴスキー計器用変流器の異常診断装置の構成を示す図、図7は、本実施の形態における判定部が有する判定情報を示した図、図8は、ロゴスキーコイルの端子の接続態様を示した図である。
本実施の形態と実施の形態1の相違点は次の点である。図6では、図1の診断用のロゴスキーコイル19が診断用のロゴスキーコイル21に置き換えられ、図1の異常診断装置1が異常診断装置1dに置き換えられている。また、図6の判定部26は図7に示す判定情報を有している。なお、図6におけるその他の構成は、図1における構成と同じであり、図6では、図1と同一の構成要素には同一の符号を付している。
本実施の形態では、診断用のロゴスキーコイル21の変流比が、計測用のロゴスキーコイル18の変流比の1/2としている。変流比は巻数比を調整することで設定できる。さらに、本実施の形態では、ロゴスキーコイル21は、その出力の位相がロゴスキーコイル18の出力の位相に対して反転するように異常診断装置1dに接続されている。具体的には、図8のようにする。すなわち、図8(a)では、計測用のロゴスキーコイル18の端子18a,18bを交差させないで、通常通りケーブル3に接続するのに対し、図8(b)では、診断用のロゴスキーコイル21の端子21a,21bを交差させて、ケーブル4に接続する。このように配線を替えることで、ロゴスキーコイル21の出力の位相を反転させることができる。
この構成では、ロゴスキーコイル18,21がいずれも正常であるときには、ロゴスキーコイル21の出力S3とロゴスキーコイル18の出力S1の関係は、S3=−0.5×S1となる。これから、S2=S1+S3=0.5×S1、S4=|S2/S1|=0.5、S5=|S2/S3|=1となる。これに対応して、図7では、「S4=0.5,S5=1」に対しては「計測用のロゴスキーコイル18、診断用のロゴスキーコイル21ともに正常」とされる。このように、加算器23および比率算出部25の各出力範囲は、信号処理回路の出力範囲と同じ範囲にすることができる。
本実施の形態によれば、加算器23の出力範囲を信号処理回路の出力範囲と同じ範囲となるように構成することで、加算器23の回路の簡素化を図ることができる。また、本実施の形態によれば、比率算出部25がアナログ回路で構成される場合には、比率算出部25の出力範囲を信号処理回路の出力範囲と同じ範囲となるように構成することで、比率算出部25の回路の簡素化を図ることができる。なお、回路設計は、想定される本来の信号の大きさよりも若干大きな範囲を計測可能なように行うので、信号処理回路の出力範囲と同じである比率算出部25の出力範囲は、例えば−1.2〜1.2の範囲とすることができ、この場合は、「∞」を例えば1.2とすることができる。本実施の形態のその他の構成、動作、および効果は、実施の形態1と同様である。
以上のように、本発明は、ロゴスキー計器用変流器の異常診断装置として有用である。
1,1a,1c,1d 異常診断装置、2 単相線路、3,3a,4,4a ケーブル、18,19,20,21 ロゴスキーコイル、18a,18b,21a,21b 端子、23 加算器、24a〜24c A/D変換器、25 比率算出部、26 判定部。

Claims (10)

  1. 単相線路の外周を囲む第1のロゴスキーコイルを用いて前記単相線路に流れる電流を計測するロゴスキー計器用変流器の異常診断装置であって、
    前記単相線路の外周を囲む第2のロゴスキーコイルと前記第1のロゴスキーコイルにそれぞれケーブルを介して接続され、前記第1のロゴスキーコイルの出力である第1の出力と前記第2のロゴスキーコイルの出力である第2の出力との和である出力和を算出する加算部と、
    前記第1および第2のロゴスキーコイルにそれぞれ前記ケーブルを介して接続されると共に前記加算部に接続され、前記第1の出力と前記出力和との比率の絶対値である第1の比率、および、前記第2の出力と前記出力和との比率の絶対値である第2の比率を算出する比率算出部と、
    前記比率算出部に接続され、前記第1の比率と前記第2の比率とに基づいて、前記第1のロゴスキーコイルと前記加算部とを接続する前記ケーブルおよび前記第1のロゴスキーコイルの異常を判定する判定部と、
    を備えることを特徴とするロゴスキー計器用変流器の異常診断装置。
  2. 前記第2のロゴスキーコイルは、当該異常診断装置のみに接続された診断用のロゴスキーコイルであることを特徴とする請求項1に記載のロゴスキー計器用変流器の異常診断装置。
  3. 前記第2のロゴスキーコイルは、前記第1のロゴスキーコイルを用いて前記単相線路に流れる電流を計測するロゴスキー計器用変流器とは別のロゴスキー計器用変流器を構成する計測用のロゴスキーコイルであることを特徴とする請求項1に記載のロゴスキー計器用変流器の異常診断装置。
  4. 前記第1の比率は、前記出力和を前記第1の出力で割ったものの絶対値で与えられ、
    前記第2の比率は、前記出力和を前記第2の出力で割ったものの絶対値で与えられることを特徴とする請求項2または3に記載のロゴスキー計器用変流器の異常診断装置。
  5. 前記第2のロゴスキーコイルの変流比は、前記第1のロゴスキーコイルの変流比に等しいことを特徴とする請求項4に記載のロゴスキー計器用変流器の異常診断装置。
  6. 前記判定部は、前記第1の比率が予め設定された2よりも大きい値以上であり、かつ、前記第2の比率が1である場合には、前記第1のロゴスキーコイルと前記加算部とを接続する前記ケーブルまたは前記第1のロゴスキーコイルが異常であると判定することを特徴とする請求項5に記載のロゴスキー計器用変流器の異常診断装置。
  7. 前記判定部は、前記第2の比率が前記2よりも大きい値以上であり、かつ、前記第1の比率が1である場合には、前記第2のロゴスキーコイルと前記加算部とを接続する前記ケーブルまたは前記第2のロゴスキーコイルが異常であると判定することを特徴とする請求項6に記載のロゴスキー計器用変流器の異常診断装置。
  8. 前記判定部は、前記第1の比率が2であり、かつ、前記第2の比率が2である場合には、前記第1のロゴスキーコイルと前記加算部とを接続する前記ケーブルおよび前記第1のロゴスキーコイルならびに前記第2のロゴスキーコイルと前記加算部とを接続する前記ケーブルおよび前記第2のロゴスキーコイルが正常であると判定することを特徴とする請求項7に記載のロゴスキー計器用変流器の異常診断装置。
  9. 前記比率算出部は、前記第1の出力の絶対値と前記第2の出力の絶対値がいずれも予め設定された1よりも小さい値である場合、または、前記出力和から前記第1の出力を差し引いた値が前記第2の出力に等しくない場合には、前記第1および第2の比率それぞれ前記2よりも大きい値以上の値し、
    前記判定部は、前記第1および第2の比率がそれぞれ前記2よりも大きい値以上の値である場合には、前記単相線路を流れる電流がゼロまたは前記加算が異常であると判定することを特徴とする請求項8に記載のロゴスキー計器用変流器の異常診断装置。
  10. 前記第1の比率は、前記出力和を前記第1の出力で割ったものの絶対値で与えられ、
    前記第2の比率は、前記出力和を前記第2の出力で割ったものの絶対値で与えられ、
    前記第2のロゴスキーコイルの変流比は、前記第1のロゴスキーコイルの変流比の1/2であり、かつ、前記第2のロゴスキーコイルの出力は、前記第1のロゴスキーコイルの出力に対して位相が反転していることを特徴とする請求項2に記載のロゴスキー計器用変流器の異常診断装置。
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