JP2008295144A - 地絡距離継電器 - Google Patents

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Abstract

【課題】
抵抗接地系統の送電線地絡故障時に送電線の片端子の電圧,電流情報のみで、故障点抵抗や負荷電流に影響を受けずに故障点までの距離を測定する。
【解決手段】
故障点に流入する電流の位相を他の電気量で近似し、継電器設置点の電圧,電流および送電線全長のインピーダンスから成り立つ電圧方程式を解くことにより、故障点までの距離を算出する地絡距離継電器を提供する。故障点に流入する電流の位相は、交差電流や零相電流により近似する。
【選択図】図1

Description

本発明は、地絡距離継電器に係り、特に電力系統用の保護継電器に好適な地絡距離継電器に関する。
電力系統用の送電線保護継電器としては、設置点の電圧および電流情報によりインピーダンス演算し、故障点までの距離を算出することで、故障を検出する距離継電器が広く使われている。距離継電器は、伝送装置を使用せず、自端の電圧・電流入力のみにより故障検出できることから構成がシンプルで信頼性が高く、系統保護における主保護または、後備保護として広く使用されている。
また、距離継電器は、故障区間の選択が比較的確実で、保護区間に応じた各段距離継電器の限時遮断により時間協調がとりやすいことから、送電線や変圧器,発電機などの電力機器の後備保護として、或いは系統分離保護として幅広く使用されており、例えば、特開平4−140016号公報等が知られている。
特開平4−140016号公報
上述した従来技術においては、抵抗接地系統の地絡故障に対して、故障電流がNGR(中性点接地抵抗)により制限され、地絡故障電流が小さいことから、負荷電流の影響や故障点抵抗の影響を受けやすく、十分な測定精度を得られず、正動作が期待できないことから、地絡距離継電器は、抵抗接地系統へは一般には適用されていない。
現状、抵抗接地系の送電線の地絡保護には、地絡方向継電器が適用されているが、距離継電器と異なり、測距性がないことから、時限遮断により故障区間を選択する必要があり、電源端に近いほど、故障除去時間が遅くなるという問題を持っている。
本発明は、抵抗接地系統へも適用できる地絡距離継電器を実現することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明は、電力用送電線の1線地絡故障を検出する地絡距離継電器において、事故点に流れる電流と同位相の電気量
Figure 2008295144
を近似し、事故相の電圧
Figure 2008295144
,事故相の電流
Figure 2008295144
,送電線のインピーダンス
Figure 2008295144
を用いて、式
Figure 2008295144
を満足する正の実数kを算出することにより1線地絡事故点までの距離を演算することを特徴とする。
本発明による地絡距離継電器によれば、高抵抗接地系統の送電線地絡故障点までの距離を正確に検出できることから、従来の地絡方向継電器による保護に比べて、大幅に故障除去時間を短縮できる。
また、地絡方向継電器では、時限により協調をとる必要があり、電源に近い側になるほど、故障除去時間を延ばす必要があったが、地絡距離継電器の適用により、時限協調が不要となり、整定も容易になり、電力システムの故障除去時間を短縮できる。
さらに、送電線用の故障点標定装置への応用が可能であり、故障点標定装置の演算性能を大幅に改善できる。
本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。
図2に本発明の地絡距離継電器の全体システムブロック図を示す。
ここで、202および203は電力用送電線を示している。本対象は、高圧系統を考慮しており、送電線は、交流の3相とする。
201は変電所の電力母線である。通常、送電線202,203は電力用遮断器や開閉器を介して母線に接続されるが、本ブロック図では省略している。
200は本発明の地絡距離継電器である。
地絡距離継電器は、送電線を流れる電流および送電線あるいは母線の電圧を取り込みする必要がある。ここでは、計器用変流器204,205,206を介して、送電線202の3相電流を、計器用変圧器210,211,212を用いて、送電線202の各相の電圧を取り込む例を示す。
本発明では、隣回線となる203の零相電流を計器用変流器207,208,209の残留回路から、零相電流を取り込む例を示す。
これは、各相取り込みして、継電器内部にてベクトル合成する方式であっても良い。221は入力変換器を示す。これは、計器用変流器および計器用変圧器の出力を継電器内部で取り扱いしやすい大きさの電圧情報に変換する機能を持つ。
222はフィルタ回路である。系統情報にはノイズや高調波が存在するので、基本周波数部の取り出しを行う。この機能は、ディジタル変換後のディジタル処理で行ってもよい。223はアナログ/ディジタル変換部を示す。222のアナログ電圧をディジタル化し、計算機演算するためにディジタル変換するものである。
100は演算判定部となり、演算判定により地絡故障を検出した場合は、継電器動作信号111を出力する。この演算判定部100の詳細を図1に示す。
図1では、本発明の距離演算判定部のブロック図を示す。ここでは、送電線3相のうち1相分のみの判定部を代表して示している。
101は送電線電圧信号、102は送電線電流信号、103は残留回路、いわゆる零相回路の電流信号、104は隣回線の残留回路電流信号である。
105は線路インピーダンス整定値を示し、あらかじめ、適用する送電線のインピーダンスを設定しておくものとする。
106は距離判定整定値であり、どの故障点までを継電器動作値とするかを設定する。108は積算回路である。送電線電流信号102と線路インピーダンス整定値から、送電線における電圧降下を算出する。この方式としては、電気量をフェーザ量(直行する2量に分解する方式)としても、ベクトル演算であってもよい。
107は差動回路であり、103および104の2つの回線間の差動演算を行う。本方式では、残留回路の差動量を極性量とする例を示すが、これは後述する他の電気量であっても良い。
109は方程式演算部である。本発明では、極性量と同相となる電圧降下を得る係数109A(以下説明ではk)を算出する。原理式を以下に示す。
Figure 2008295144
ここで、lは任意の正の実数でよい。
つまり、左辺のベクトル位相が、極性量
Figure 2008295144
と同相になるkを算出する。
本発明の演算部の詳細説明を以下述べる。
図3に送電線地絡故障時のモデルを示す。
ここで、VR,IRは、継電器設置点の故障相の電圧,電流、VFは故障点の故障相電圧、RFは故障点の抵抗を示す。
また、継電器設置点から、故障点までの送電線インピーダンスをZとする。
故障点電圧VFは、故障点抵抗RFと故障点へ流れ込む電流IFの積に等しいはずである。よって下記が成りたつ。
Figure 2008295144
送電線のインピーダンスZによる電圧降下Z・IRを継電器設置点の故障相電圧VRより差し引いた電圧は、故障点の残り電圧に等しい。
Figure 2008295144
この関係を図4の電圧電流ベクトル図に示す。
継電器設置点の電圧VR,電流IRは知ることができるが、故障点電圧VR,故障点電流IR,故障点抵抗RFは未知数であり、故障点までの送電線インピーダンスZを求めることができない。
ここで、故障点電流IFと同相の電気量IPOLを定義する。
POLとIFの比率をαと定義すれば、
Figure 2008295144
とあらわすことができる。
また、送電線の全長のインピーダンスZLはあらかじめ知ることができるので、送電線全長に対する故障点までの比率をkとおけば、
Figure 2008295144
とあらわすことができる。
前記の電圧方程式を前記定義により書き換えると下記となる。
Figure 2008295144
この関係を図5の電圧電流ベクトル図に示す。
このベクトル図よりわかるように、継電器設置点の電圧VRから、送電線インピーダンスZの電圧降下分を差し引いた線上に必ず故障点電圧VFが存在する。また、故障点電圧VFは、故障点電流IFの位相角上に存在し、これは極性電流IPOLの延長線上になる。
したがって、この条件を満たすkを求めることにより、故障点までの距離を算出することができる。
事故点抵抗RF・αは、未知数であるが、故障点を判定するにはkを求めればよい。前式の電気量を直交する2量、いわゆるフェーザ量に展開すると、
実部は、
Figure 2008295144
虚部は、
Figure 2008295144
とあらわせる。ここで、Re[ ]およびIm[ ]は各々フェーザ成分に分解した際の実部と虚部を示す。
これより、故障点までの距離の指標となるkを求めると、
Figure 2008295144
を得る。
従い、kを算出する上では、事故点抵抗RF、極性電流と実際の故障電流の比率αは不要であり、極性電流IPOLが故障点電流IFと同相であれば、正確に測距できることがわかる。
次に、極性量の近似手法を述べる。
1回線の送電線における1線地絡故障時の等価回路を図7に示す。
一般には、NGRは1端に設置されることから、電源端側のリレー設置点のみに零相電流が流れることになる。零相電流は、故障点電流とほぼ一致することから、零相電流を極性量とすれば、測距可能である。
2回線の送電線における1線地絡故障時の等価回路を図8に示す。
本回路は、正相,逆相,零相回路をさらに、第1回路,第2回路に分解している。
ここで、
回線1の正相電流I1,逆相電流I2,零相電流I0
回線2の正相電流I1′,逆相電流I2′,零相電流I0
第1回路の正相電流I10,逆相電流I20,零相電流I00
第2回路の正相電流I11,逆相電流I21,零相電流I01
定義した場合の関係式は以下となる。
Figure 2008295144
Figure 2008295144
Figure 2008295144
Figure 2008295144
Figure 2008295144
Figure 2008295144
同様に正相電圧,逆相電圧,零相電圧の定義は以下となる。
Figure 2008295144
Figure 2008295144
Figure 2008295144
Figure 2008295144
Figure 2008295144
Figure 2008295144
近似したいのは、故障点に流入する電流と同相の電気量であるが、第2回路に着目する。
ここでは、仮に零相第2回路に着目する。
図6に零相第2回路部分の抜粋を示すが、故障点電流と継電器設置点の零相第2回路電流には下記の関係がある。
Figure 2008295144
これは送電線のインピーダンス特性に影響を受けず、故障点により決定される。
この関係は、正相第2回路においても逆相第2回路においても成り立つ。
故障点の比率kは整数値であり、故障点電流と第2回路電流の位相は等しいから、第2回路電流を極性電流に適用すれば、正確な測距が期待できる。
零相第2回路の電流の場合は、回線1と回線2の零相電流同士の差を取ればよい。この場合は、極性電流は、下記で定義される。
Figure 2008295144
また、故障相電流の回線1と回線2の差動、いわゆる交差電流は、正相,逆相,零相各々の第2回路電流の和となるので、回線間の交差電流の位相も故障点電流の位相と等しくなるので、極性電流に回線1と回線2の相電流の交差電流を用いても良い。
以上述べた演算原理により、抵抗接地系の送電線における地絡故障時においても、負荷潮流や故障点抵抗に影響をうけず、正確に測距する地絡距離継電器を実現可能である。
以上、1回線系統におけるIPOLおよび平行2回線系統におけるIPOLの演算例を述べたが、系統条件に応じて最適な電気量に切り替えすることで精度の高い地絡距離継電器を実現可能である。
故障点電流の位相は、隣回線との交差電流を電流の位相を近似的に使用する。これは、故障相電流であっても、零相電流であっても、逆相電流であっても良い。
送電線用の地絡距離継電器および故障点標定装置へ適用可能である。
地絡距離継電器演算判定部のブロック図。 地絡距離継電器ブロック図。 送電線1線地絡故障時のモデル図。 送電線1線地絡故障時の電圧電流ベクトル図。 変数導入後の電圧電流ベクトル図。 零相第2回路図。 1線地絡故障時の等価回路図。 平行2回線の1線地絡故障時の等価回路図。
符号の説明
100 演算判定部
101 送電線電圧信号
102 送電線電流信号
103 残留回路
104 隣回線の残留回路電流信号
105 線路インピーダンス整定値
106 距離判定整定値
107 差動回路
108 積算回路
109 方程式演算部
111 継電器動作信号
200 地絡距離継電器
201 変電所の電力母線
202,203 送電線
204,205,206,207,208,209 計器用変流器
210,211,212 計器用変圧器
221 入力変換器
222 フィルタ回路
223 アナログ/ディジタル変換部

Claims (4)

  1. 電力用送電線の1線地絡故障を検出する地絡距離継電器において、事故点に流れる電流と同位相の電気量
    Figure 2008295144
    ,事故相の電圧
    Figure 2008295144
    ,事故相の電流
    Figure 2008295144
    ,送電線のインピーダンス
    Figure 2008295144
    を用いて、式
    Figure 2008295144
    を満足する正の実数kを算出することにより1線地絡事故点までの距離を演算することを特徴とする地絡距離継電器。
  2. 請求項1に記載の地絡距離継電器において、前記電気量
    Figure 2008295144
    が、平行2回線の回線間の零相電流の差動電流あるいは、逆相電流の差動電流、あるいは、相電流の差動電流のいずれかであることを特徴とする地絡距離継電器。
  3. 請求項1に記載の地絡距離継電器において、前記送電線のインピーダンス
    Figure 2008295144
    を、送電線単位長あるいは送電線全長の抵抗値およびリアクタンス値を各々整定することを特徴とする地絡距離継電器。
  4. 請求項2に記載の地絡距離継電器において、平行2回線の運用条件により、前記電気量
    Figure 2008295144
    に使用する電気量を自動切り替えすることを特徴とする地絡距離継電器。
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