JP5638728B1 - ガス遮断器 - Google Patents

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Abstract

圧力容器2は、主管3と、主管3の側面から分岐した枝管4a,4bとを備える。枝管4a,4bの側面には、補強部材として補強リブ5a〜5gが設けられている。これらの補強部材のうち、補強リブ5aは、枝管4a,4b間で連続して延在する構造を備え、枝管4a,4bの付根に発生する応力の集中を緩和する。

Description

本発明は、ガス遮断器に関する。
従来のガス遮断器は、圧力容器を有するガス遮断器本体と、この圧力容器の上部に取り付けられている碍管と、前記ガス遮断器本体に付設され、前記圧力容器内の可動接触子を駆動することで遮断または投入操作をする操作装置とを備えている。また、操作装置は、可動接触子を駆動させるため駆動力をトーションバーまたはコイルばねの蓄勢力から得るものが一般的である。
従来のガス遮断器に用いられている圧力容器は、主管であるタンクから分枝する複数の枝管を備えており、枝管には補強のため補強リブが設けられることがある。
また、特許文献1では、圧力容器全面に突出片を設け、圧力容器全体の強度を向上させている。
特開2000−37008号公報
ガス遮断器の圧力容器を構成する主管および枝管には、事故電流発生時の電磁力または地震時の共振による加速度応答により、枝管の付根に高い応力が発生するという問題がある。
この対策として、枝管の周辺に枝管を支持するような補強リブを設けることが一般的となっている。
しかしながら、補強リブの形状によっては応力発生時に補強リブが主管を圧迫することで、より応力集中が生ずることが分かっている。応力集中により、補強リブが主管にめり込むなどした場合には、主管の破損につながる可能性がある。
補強リブによる応力集中を緩和するためには、圧力容器全体の板厚を厚くする、もしくは、圧力容器の材質をより強度の高いものに変更する、または、特許文献1のように圧力容器全面に突出片を設け強度を増加させることが考えられるが、いずれも圧力容器の重量の増加を招くので、軽量化の観点から好ましくない。また、特許文献1に記載の技術では、多数の突出片を設けることから、コスト高になる問題もある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、応力集中が緩和され、軽量で、製造コストも低い圧力容器を備えたガス遮断器を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係るガス遮断器は、据付面に対して軸線を平行にして配置された主管および当該主管から斜め上方に分岐し互いに離れるように傾斜した第1および第2の枝管を有する圧力容器と、前記第1の枝管を補強する複数の補強部材と、前記第2の枝管を補強する複数の補強部材と、前記圧力容器内に封入された絶縁ガス中に配置された遮断部と、前記第1および第2の枝管にそれぞれ接続された第1および第2のブッシングと、を備えたガス遮断器であって、前記第2の枝管側で前記第1の枝管の側面に固定され、前記軸線の方向に平行に且つ前記据付面に対して垂直に配置されると共に、前記主管の側面に固定された板状の第1の補強部材と、前記第1の枝管側で前記第2の枝管の側面に固定され、前記軸線の方向に平行に且つ前記据付面に対して垂直に配置されると共に、前記主管の側面に固定された板状の第2の補強部材と、前記主管の側面に固定されて前記第1の補強部材と前記第2の補強部材とを前記軸線の方向に一体に接続し、または、前記第1および第2の補強部材と前記主管の側面との間に介在して双方に固定され、前記第1および第2の補強部材から前記主管の側面上に及ぼされる応力の集中を緩和する応力緩和部材と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、応力集中が緩和され、軽量で、製造コストも低い圧力容器を備えたガス遮断器を得ることができる、という効果を奏する。
図1は、実施の形態1に係るガス遮断器の構成を示す正面図である。 図2は、実施の形態1に係るガス遮断器の圧力容器の構成を示す正面図である。 図3は、図2におけるA−A断面図である。 図4は、枝管の周囲の補強リブの構成を示す側面図である。 図5は、実施の形態1の作用効果を説明するための図である。 図6は、図2におけるA−A断面図である。 図7は、実施の形態3に係るガス遮断器の構成を示す正面図である。 図8は、枝管の周囲の補強リブおよび補強板の構成を示す側面図である。 図9は、従来のガス遮断器において電磁力により応力集中が発生する様子を示した図である。 図10は、従来のガス遮断器において地震時の共振により応力集中が発生する様子を示した図である。
以下に、本発明の実施の形態に係るガス遮断器を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本実施の形態に係るガス遮断器の構成を示す正面図である。なお、図1では、内部構成の一部も模式的に示している。図2は、本実施の形態に係るガス遮断器の圧力容器の構成を示す正面図である。図3は、図2におけるA−A断面図である。なお、図3(b)は、図3(a)におけるB部分を拡大した図である。図4は、枝管の周囲の補強リブの構成を示す側面図であり、(a)枝管4b側から枝管4aを見たときの枝管4aの周囲の補強リブ5b,5d,5fの構成を示す側面図、(b)枝管4a側から枝管4bを見たときの枝管4bの周囲の補強リブ5c,5e,5gの構成を示す側面図である。以下、図1〜図4を参照して、本実施の形態に係るガス遮断器の構成について説明する。
ガス遮断器1は、圧力容器2と、遮断部6と、導体7と、ブッシング8a,8bと、操作装置9と、架台10とを備えている。
圧力容器2は、金属製のタンクであり、主管3と、主管3の側面から分岐した一対の枝管4a,4bとを備えている。主管3は、円筒状で、軸線13を据付面50に平行にして配置されている。主管3の側面からは、主管3から斜め上方に分岐し互いに離れるように傾斜した枝管4a,4b(第1および第2の枝管)が設けられている。また、図2では、枝管4aの軸線を14aで表し、枝管4bの軸線を14bで表している。枝管4a,4bは、主管3よりも小径である。主管3の軸線13方向の両端にはフランジ3a,3bが設けられている。また、枝管4aの先端にはフランジ11aが設けられ、枝管4bの先端にはフランジ11bが設けられている。
圧力容器2内には、例えば六弗化硫黄ガスである絶縁ガスが封入されている。主管3の内部には、可動接触子および固定接触子ならびに消弧室等からなる開閉部である遮断部6が配置されている。遮断部6は、導体7に接続されている。導体7は、電流が通流する通電部である。図1では、ガス遮断器1は例えば投入状態にある。圧力容器2は、据付面50上に置かれた架台10上に搭載されている。
枝管4aには、ブッシング8aが接続され、枝管4bには、ブッシング8bが接続されている。なお、ブッシング8a,8b(第1および第2のブッシング)の先端は図示しない電力ケーブルに接続される。圧力容器2の内部に配設された導体7は、ブッシング8a,8b内に延設されている。
操作装置9は、例えば圧力容器2の軸線13方向の一端面に配置されている。操作装置9は、遮断部6を開閉操作する装置であり、操作箱の内部に連結機構、操作機構、蓄勢機構等が収納されている。
枝管4aの側面には、枝管4aを補強する補強リブ5a,5b,5d,5f(複数の補強部材)が設けられている。また、枝管4bの側面には、枝管4bを補強する補強リブ5a,5c,5e,5g(複数の補強部材)が設けられている。補強リブ5a〜5gはそれぞれ板状の金属部材から成る。
枝管4aの軸線14a方向の中途で主管3側には、フランジ状のベース板12a(第1のベース板)が設けられている。すなわち、ベース板12aは、枝管4aの外周に円環状に設けられている。そして、補強リブ5a,5b,5d,5fは、ベース板12aの主管3側の面と枝管4aの側面と主管3の側面に固定され、枝管4aの周囲に設けられて、枝管4aをリブ状に支持補強している。補強リブ5a,5b,5d,5fは、例えば互いに直交する四方に配置されている。
同様に、枝管4bの軸線14b方向の中途で主管3側には、フランジ状のベース板12b(第2のベース板)が設けられている。すなわち、ベース板12bは、枝管4bの外周に円環状に設けられている。そして、補強リブ5a,5c,5e,5gは、ベース板12bの主管3側の面と枝管4bの側面と主管3の側面に固定され、枝管4bの周囲に設けられて、枝管4bをリブ状に支持補強している。補強リブ5a,5c,5e,5gは、例えば互いに直交する四方に配置されている。
補強リブ5a(枝管間補強部材)は、軸線13の上方に配置され、軸線13に平行に且つ据付面50に対して垂直に配置されている。補強リブ5aは、ベース板12aの主管3側の面に固定され、枝管4aの側面における枝管4b側に固定され、主管3の側面上で軸線13方向に延設されて主管3の側面に固定され、枝管4bの側面における枝管4a側に固定され、さらにベース板12bの主管3側の面に固定されている。このように、補強リブ5aは、枝管4a,4b間で連続して延在する構造を備えている。補強リブ5aは、枝管4a,4b間を接続しており、枝管4a,4bに共通の補強部材として使用される。
また、図3では、補強リブ5aの主管3の側面上における軸線13に直交する断面形状が示されている。補強リブ5aは、高さT、幅t(<T)の板状である共に、主管3との接続部に角が形成されないように主管3側の端部(下端部)におけるその両側面が滑らかな曲線状(例えば弧状)に形成されている。図示例では、補強リブ5aの下端部におけるその両側面は、曲率がRの弧状に形成されている。このように構成することで、補強リブ5aから主管3に及ぼされる応力の集中を緩和することができる。
補強リブ5b(第3の補強部材)は、軸線13の上方に配置され、補強リブ5aに平行に配置されている。補強リブ5bは、ベース板12aの主管3側の面に固定され、枝管4aの側面における枝管4b側と反対側に固定されると共に、軸線13の上方における主管3の側面に固定されている。補強リブ5bは、軸線13方向において、枝管4aを挟んで、補強リブ5aと対向して配置されている。なお、補強リブ5aと同様に、補強リブ5bは、主管3との接続部に角が形成されないように主管3側の端部(下端部)におけるその両側面を滑らかな曲線状(例えば弧状)に形成することができる(図4(a))。
補強リブ5d(第4の補強部材)は、補強リブ5aと直交するように配置されている。補強リブ5dは、ベース板12aの主管3側の面に固定され、枝管4aの側面に固定されると共に、主管3の側面に固定されている。補強リブ5dは、補強リブ5a,5bと直交する方向で枝管4aを支持補強している。
補強リブ5f(第5の補強部材)は、補強リブ5aと直交するように配置されている。補強リブ5fは、ベース板12aの主管3側の面に固定され、枝管4aの側面に固定されると共に、主管3の側面に固定されている。補強リブ5fは、補強リブ5a,5bと直交する方向において、補強リブ5dと対向して配置されている。
補強リブ5c(第6の補強部材)は、軸線13の上方に配置され、補強リブ5aに平行に配置されている。補強リブ5cは、ベース板12bの主管3側の面に固定され、枝管4bの側面における枝管4a側と反対側に固定されると共に、軸線13の上方における主管3の側面に固定されている。補強リブ5cは、軸線13方向において、枝管4bを挟んで、補強リブ5aと対向して配置されている。なお、補強リブ5aと同様に、補強リブ5cは、主管3との接続部に角が形成されないように主管3側の端部(下端部)におけるその両側面を滑らかな曲線状(例えば弧状)に形成することができる(図4(b))。
補強リブ5e(第7の補強部材)は、補強リブ5aと直交するように配置されている。補強リブ5eは、ベース板12bの主管3側の面に固定され、枝管4bの側面に固定されると共に、主管3の側面に固定されている。補強リブ5eは、補強リブ5a,5cと直交する方向で枝管4bを支持補強している。
補強リブ5g(第8の補強部材)は、補強リブ5aと直交するように配置されている。補強リブ5gは、ベース板12bの主管3側の面に固定され、枝管4bの側面に固定されると共に、主管3の側面に固定されている。補強リブ5gは、補強リブ5a,5cと直交する方向において、補強リブ5eと対向して配置され、枝管4bを支持補強している。
なお、補強リブ5a〜5gは、例えば溶接により圧力容器2に固定することができる。また、圧力容器2の大きさが比較的小さい場合には、圧力容器2を鋳物として形成することができる。この場合には、圧力容器2を形成するときの型に補強リブ5a〜5gを形成する部分も設けておくことで、補強リブ5a〜5gを圧力容器2と一体に形成することができる。
次に、図9および図10を参照して従来のガス遮断器における問題点について説明する。図9は、従来のガス遮断器において電磁力により応力集中が発生する様子を示した図、図10は、従来のガス遮断器において地震時の共振により応力集中が発生する様子を示した図である。なお、図9および図10では、図1と同一の構成要素には同一の符号を付している。
図9では、ガス遮断器は投入状態にあり、導体7には電流が流れている。電流の流れる向きは図中Eの矢印で示している。導体7に電流が流れると、導体7の周囲に磁界が発生し、この磁界により導体7には電磁力が作用する。枝管4a,4bに接続されるブッシング8a,8bには、図中Fで示したように電磁力が作用する。ブッシング8a,8bは長尺であることから、電磁力も大きい。従って、図中Dで示した枝管4a,4bの付根には電磁力による応力が集中することとなる。特に、短絡または地絡事故発生時には、導体7に過大な電流が流れ、電磁力もより一層大きくなり、枝管4a,4bの付根にはより一層応力が集中する。
図10では、地震時の共振により応力集中が発生する様子を示している。図9では、電磁力の方向は主に主管3の軸線方向となり、応力集中箇所も枝管4a,4bの同方向における両側となるが、地震の震動は三次元方向に発生し得る。図10では、ブッシング8a,8bの共振が発生する方向を矢印Gで示し、応力が集中する箇所を図中Dで示している。
次に、図1〜図5を参照して本実施の形態の作用効果について説明する。図5は、本実施の形態の作用効果を説明するための図である。なお、図5では、図2と同一の構成要素には同一の符号を付している。
図5では、枝管4aの側面には、枝管4aを補強する補強リブ15a,5b,5d,5fが設けられている。また、枝管4bの側面には、枝管4bを補強する補強リブ15b,5c,5e,5gが設けられている。補強リブ15aと補強リブ15bは分離している。すなわち、補強リブ15aは、補強リブ5bと同様に、枝管4aの付根付近にのみ局在し、補強リブ15bは、補強リブ5cと同様に、枝管4bの付根付近にのみ局在している。なお、補強リブ5fは補強リブ5dの反対側にあり、補強リブ5gは補強リブ5eの反対側にあり、いずれも図中には表れていない。補強リブ15a,5b,5d,5f,15b,5c,5e,5gはそれぞれ板状の金属部材から成る。
図5では、枝管4aは補強リブ15a,5b,5d,5fで補強され、枝管4bは補強リブ15b,5c,5e,5gで補強されているので、電磁力または地震時の共振による応力集中が緩和される。
しかしながら、補強リブ15a,5b,5d,5f,15b,5c,5e,5gは、板状であり、主管3との接続部に応力が集中しやすく、応力発生時に主管3を圧迫し破損させる可能性もある。
そこで、本実施の形態では、図2に示すように、枝管4a,4b間で連続して延在する補強リブ5aを設けることで、補強リブ5aと主管3との接続部における応力の集中をより緩和するようにしている。つまり、図5において、Cで示した点線の箇所に補強リブ15a,15b(第1および第2の補強部材)を一体に接続する応力緩和部材を設ける構造とし、一枚の補強リブ5a(枝管間補強部材)に応力緩和部材としての機能も兼ね備えさせることで、枝管4a,4bの互いに対向する側の応力の集中を緩和している。
このように、補強リブ5aを設けることで、圧力容器2に発生する応力集中を緩和することができ、圧力容器2の肉厚を薄くすることが可能で、圧力容器2を小型化、軽量化することができると共に、コストも低減することができる。
また、本実施の形態では、図3に示すように、補強リブ5aと主管3との接続部に角が形成されないように、補強リブ5aの主管3側の端部におけるその両側面を滑らかな曲線状(例えば弧状)に形成している。このように構成することで、補強リブ5aから主管3に及ぼされる応力の集中をより一層緩和することができる。同様の効果は、補強リブ5b,5c,5d,5e,5f,5gについても、主管3側の端部におけるその両側面を滑らかな曲線状(例えば弧状)にすることで得られる。
また、本実施の形態では、ベース板12a,12bを設けることで補強の強度を高くしている。
なお、枝管4a,4bをそれぞれ補強する補強部材の個数は図示例よりも多くすることもできる。また、電磁力による応力集中を緩和することを目的とする場合には、補強リブ5a,5b,5cのみを設ける構成でもよい。地震時の応力集中を緩和することを目的とする場合には、補強リブ5a,5b,5cに直交する補強部材を設けることになり、強度と製造の容易さから図示例(補強リブ5d,5f,5e,5g)のように設けることが好ましい。
なお、特許文献1では、圧力容器全面に突出片を設けているが、枝管から主管にわたり連続的な突出片を設けるものではなく、枝管と主管でそれぞれ突出片を設けることで圧力容器全体の強度の向上を図るものであり、本実施の形態とは構造が異なる。また、特許文献1に記載の技術では、多数の突出片を設けることから、圧力容器の重量が増大し、コスト高にもなる。
実施の形態2.
実施の形態1では、主管3の側面上における補強リブ5aの断面形状が図3で表されるとしたが、本実施の形態では、補強リブ5aの断面形状は図6で表されるものとする。なお、本実施の形態におけるその他の構成は実施の形態1と同じである。
図6に示すように、補強リブ5aは、高さがTで、上端における幅がt(<T)の板状である。また、補強リブ5aは、その幅が上端から下端に向かうにつれて増大するテーパ状である。同図中では、テーパ角をC°で表している。さらに、実施の形態1と同様に、補強リブ5aは、主管3との接続部に角が形成されないように主管3側の端部(下端部)におけるその両側面を滑らかな曲線状(例えば弧状)に形成している。
このように構成することで、補強リブ5aから主管3に及ぼされる応力の集中を実施の形態1よりもさらに緩和することができる。
実施の形態3.
図7は、本実施の形態に係るガス遮断器の構成を示す正面図である。なお、図7では、内部構成の一部も模式的に示している。図8は、枝管の周囲の補強リブおよび補強板の構成を示す側面図であり、(a)枝管4a側から枝管4bを見たときの枝管4bの周囲の補強リブ26a,26c,26dおよび補強板28a,28c,28dの構成を示す側面図、(b)枝管4b側から枝管4aを見たときの枝管4aの周囲の補強リブ25a,25c,25dおよび補強板27a,27c,27dの構成を示す側面図である。なお、図7および図8では、図1〜図4と同一の構成要素には同一の符号を付している。以下、図7および図8を参照して、本実施の形態の構成について説明する。
図7および図8に示すように、圧力容器2は、主管3と、主管3の側面から分岐した一対の枝管4a,4bとを備え、枝管4aの周囲には補強リブ25a〜25dおよび補強板27a〜27dが設けられ、枝管4bの周囲には補強リブ26a〜26dおよび補強板28a〜28dが設けられている。
枝管4aの側面には、枝管4aを補強する補強リブ25a〜25d(複数の補強部材)が設けられている。さらに、補強リブ25a〜25dと主管3の側面との間には、応力緩和部材としての補強板27a〜27dがそれぞれ設けられている。また、枝管4bの側面には、枝管4bを補強する補強リブ26a〜26d(複数の補強部材)が設けられている。さらに、補強リブ26a〜26dと主管3の側面との間には、応力緩和部材としての補強板28a〜28dがそれぞれ設けられている。補強リブ25a〜25d,26a〜26d、補強板27a〜27d,28a〜28dはそれぞれ板状の金属部材から成る。補強リブ25a〜25dは、例えば互いに直交する四方に配置されている。また、補強リブ26a〜26dは、例えば互いに直交する四方に配置されている。
補強リブ25a(第1の補強部材)は、軸線13の上方に配置され、軸線13に平行に且つ据付面(図示せず)に対して垂直に配置されている。補強リブ25aは、ベース板12aの主管3側の面に固定され、枝管4aの側面における枝管4b側に固定されると共に、主管3の側面に固定された補強板27aに固定されている。すなわち、補強リブ25aの下端は、補強板27a上に載置されて、補強板27aに例えば溶接で固定されている。なお、補強リブ25aは、枝管4aの付根(接続箇所)に接触しないように切欠きを備えている。この構成により、補強リブ25aを圧力容器2に溶接で接続する際の作業が容易になる。
補強板27a(第1の補強板)は、補強リブ25aと主管3の側面との間に介在している。補強板27aは、例えば溶接により主管3の側面に固定されている。補強板27aは、断面形状がアーチ状の座であり、主管3の外径と同じ内径の湾曲した形状を有する。また、補強板27aの主管3との接触面積は、補強リブ25aと補強板27aとの接触面積よりも大きい。また、補強板27aの板厚uは、補強リブ25aの板厚tよりも大きくすることができる。このような補強板27aを設けることにより、補強リブ25aから主管3に及ぼされる応力の集中を緩和することができる。
補強リブ25b(第3の補強部材)は、軸線13の上方に配置され、補強リブ25aに平行に配置されている。補強リブ25bは、ベース板12aの主管3側の面に固定され、枝管4aの側面における枝管4b側と反対側に固定されると共に、主管3の側面に固定された補強板27bに固定されている。すなわち、補強リブ25bの下端は、補強板27b上に載置されて、補強板27bに例えば溶接で固定されている。なお、補強リブ25bは、枝管4aの付根(接続箇所)に接触しないように切欠きを備えている。この構成により、補強リブ25bを圧力容器2に溶接で接続する際の作業が容易になる。補強リブ25bは、軸線13方向において、枝管4aを挟んで、補強リブ25aと対向して配置されている。
補強板27b(第3の補強板)は、補強リブ25bと主管3の側面との間に介在している。補強板27bは、例えば溶接により主管3の側面に固定されている。補強板27bは、断面形状がアーチ状の座であり、主管3の外径と同じ内径の湾曲した形状を有する。また、補強板27bの主管3との接触面積は、補強リブ25bと補強板27bとの接触面積よりも大きい。また、補強板27bの板厚uは、補強リブ25bの板厚tよりも大きくすることができる。このような補強板27bを設けることにより、補強リブ25bから主管3に及ぼされる応力の集中を緩和することができる。
補強リブ25c(第4の補強部材)は、補強リブ25aと直交するように配置されている。補強リブ25cは、ベース板12aの主管3側の面に固定され、枝管4aの側面に固定されると共に、主管3の側面に固定された補強板27cに固定されている。すなわち、補強リブ25cの下端は、補強板27c上に載置されて、補強板27cに例えば溶接で固定されている。なお、補強リブ25cは、枝管4aの付根(接続箇所)に接触しないように切欠きを備えている。この構成により、補強リブ25cを圧力容器2に溶接で接続する際の作業が容易になる。補強リブ25cは、補強リブ25a,25bと直交する方向で枝管4aを支持補強している。
補強板27c(第4の補強板)は、補強リブ25cと主管3の側面との間に介在している。補強板27cは、例えば溶接により主管3の側面に固定されている。補強板27cは、断面形状がアーチ状の座であり、主管3の外径と同じ内径の湾曲した形状を有する。また、補強板27cの主管3との接触面積は、補強リブ25cと補強板27cとの接触面積よりも大きい。また、補強板27cの板厚uは、補強リブ25cの板厚tよりも大きくすることができる。このような補強板27cを設けることにより、補強リブ25cから主管3に及ぼされる応力の集中を緩和することができる。
補強リブ25d(第5の補強部材)は補強リブ25aと直交するように配置されている。補強リブ25dは、ベース板12aの主管3側の面に固定され、枝管4aの側面に固定されると共に、主管3の側面に固定された補強板27dに固定されている。すなわち、補強リブ25dの下端は、補強板27d上に載置されて、補強板27dに例えば溶接で固定されている。なお、補強リブ25dは、枝管4aの付根(接続箇所)に接触しないように切欠きを備えている。この構成により、補強リブ25dを圧力容器2に溶接で接続する際の作業が容易になる。補強リブ25dは、補強リブ25a,25bと直交する方向において、補強リブ25cと対向して配置されている。
補強板27d(第5の補強板)は、補強板27dは、例えば溶接により主管3の側面に固定されている。補強板27dは、断面形状がアーチ状の座であり、主管3の外径と同じ内径の湾曲した形状を有する。また、補強板27dの主管3との接触面積は、補強リブ25dと補強板27dとの接触面積よりも大きい。また、補強板27dの板厚uは、補強リブ25dの板厚tよりも大きくすることができる。このような補強板27dを設けることにより、補強リブ25dから主管3に及ぼされる応力の集中を緩和することができる。
補強リブ26a(第2の補強部材)は、軸線13の上方に配置され、軸線13に平行に且つ据付面(図示せず)に対して垂直に配置されている。補強リブ26aは、ベース板12bの主管3側の面に固定され、枝管4bの側面における枝管4a側に固定されると共に、主管3の側面に固定された補強板28aに固定されている。すなわち、補強リブ26aの下端は、補強板28a上に載置されて、補強板28aに例えば溶接で固定されている。なお、補強リブ26aは、枝管4bの付根(接続箇所)に接触しないように切欠きを備えている。この構成により、補強リブ26aを圧力容器2に溶接で接続する際の作業が容易になる。
補強板28a(第2の補強板)は、補強リブ26aと主管3の側面との間に介在している。補強板28aは、例えば溶接により主管3の側面に固定されている。補強板28aは、断面形状がアーチ状の座であり、主管3の外径と同じ内径の湾曲した形状を有する。また、補強板28aの主管3との接触面積は、補強リブ26aと補強板28aとの接触面積よりも大きい。また、補強板28aの板厚uは、補強リブ26aの板厚tよりも大きくすることができる。このような補強板28aを設けることにより、補強リブ26aから主管3に及ぼされる応力の集中を緩和することができる。
補強リブ26b(第6の補強部材)は、軸線13の上方に配置され、補強リブ26aに平行に配置されている。補強リブ26bは、ベース板12bの主管3側の面に固定され、枝管4bの側面における枝管4a側と反対側に固定されると共に、主管3の側面に固定された補強板28bに固定されている。すなわち、補強リブ26bの下端は、補強板28b上に載置されて、補強板28bに例えば溶接で固定されている。なお、補強リブ26bは、枝管4bの付根(接続箇所)に接触しないように切欠きを備えている。この構成により、補強リブ26bを圧力容器2に溶接で接続する際の作業が容易になる。補強リブ26bは、軸線13方向において、枝管4bを挟んで、補強リブ26aと対向して配置されている。
補強板28b(第6の補強板)は、補強リブ26bと主管3の側面との間に介在している。補強板28bは、例えば溶接により主管3の側面に固定されている。補強板28bは、断面形状がアーチ状の座であり、主管3の外径と同じ内径の湾曲した形状を有する。また、補強板28bの主管3との接触面積は、補強リブ26bと補強板28bとの接触面積よりも大きい。また、補強板28bの板厚uは、補強リブ26bの板厚tよりも大きくすることができる。このような補強板28bを設けることにより、補強リブ26bから主管3に及ぼされる応力の集中を緩和することができる。
補強リブ26c(第7の補強部材)は、補強リブ26aと直交するように配置されている。補強リブ26cは、ベース板12bの主管3側の面に固定され、枝管4bの側面に固定されると共に、主管3の側面に固定された補強板28cに固定されている。すなわち、補強リブ26cの下端は、補強板28c上に載置されて、補強板28cに例えば溶接で固定されている。なお、補強リブ26cは、枝管4bの付根(接続箇所)に接触しないように切欠きを備えている。この構成により、補強リブ26cを圧力容器2に溶接で接続する際の作業が容易になる。補強リブ26cは、補強リブ26a,26bと直交する方向で枝管4bを支持補強している。
補強板28c(第7の補強板)は、補強リブ26cと主管3の側面との間に介在している。補強板28cは、例えば溶接により主管3の側面に固定されている。補強板28cは、断面形状がアーチ状の座であり、主管3の外径と同じ内径の湾曲した形状を有する。また、補強板28cの主管3との接触面積は、補強リブ26cと補強板28cとの接触面積よりも大きい。また、補強板28cの板厚uは、補強リブ26cの板厚tよりも大きくすることができる。このような補強板28cを設けることにより、補強リブ26cから主管3に及ぼされる応力の集中を緩和することができる。
補強リブ26d(第8の補強部材)は、補強リブ26aと直交するように配置されている。補強リブ26dは、ベース板12bの主管3側の面に固定され、枝管4bの側面に固定されると共に、主管3の側面に固定された補強板28dに固定されている。すなわち、補強リブ26dの下端は、補強板28d上に載置されて、補強板28dに例えば溶接で固定されている。なお、補強リブ26dは、枝管4bの付根(接続箇所)に接触しないように切欠きを備えている。この構成により、補強リブ26dを圧力容器2に溶接で接続する際の作業が容易になる。補強リブ26dは、補強リブ26a,26bと直交する方向において、補強リブ26cと対向して配置されている。
補強板28d(第8の補強板)は、補強リブ26dと主管3の側面との間に介在している。補強板28dは、例えば溶接により主管3の側面に固定されている。補強板28dは、断面形状がアーチ状の座であり、主管3の外径と同じ内径の湾曲した形状を有する。また、補強板28dの主管3との接触面積は、補強リブ26dと補強板28dとの接触面積よりも大きい。また、補強板28dの板厚uは、補強リブ26dの板厚tよりも大きくすることができる。このような補強板28dを設けることにより、補強リブ26dから主管3に及ぼされる応力の集中を緩和することができる。
なお、本実施の形態のその他の構成は、実施の形態1と同じである。
本実施の形態によれば、主管3と補強リブ25a〜25d,26a〜26dとの間に主管3の外径と同じ内径を有するアーチ状の補強板27a〜27d,28a〜28dを設けるようにしたので、補強リブ25a〜25d,26a〜26dが原因となる主管3上の応力の集中を緩和することができる。
なお、本実施の形態では、主管3と補強リブ25a〜25d,26a〜26dとの間にすべて補強板を設ける構成としたが、その一部、例えば、主管3と補強リブ25aとの間に補強板27aを設けると共に、主管3と補強リブ26aとの間に補強板28aを設ける構成であっても、応力集中を緩和させる効果が得られることは言うまでもない。
以上のように、本発明は、ガス遮断器として有用である。
1 ガス遮断器、2 圧力容器、3 主管、3a,3b,11a,11b フランジ、4a,4b 枝管、5a〜5g,15a,15b,25a〜25d,26a〜26d 補強リブ、6 遮断部、7 導体、8a,8b ブッシング、9 操作装置、10 架台、12a,12b ベース板、13,14a,14b 軸線、27a〜27d,28a〜28d 補強板、50 据付面。

Claims (10)

  1. 据付面に対して軸線を平行にして配置された主管および当該主管から斜め上方に分岐し互いに離れるように傾斜した第1および第2の枝管を有する圧力容器と、前記第1の枝管を補強する複数の補強部材と、前記第2の枝管を補強する複数の補強部材と、前記圧力容器内に封入された絶縁ガス中に配置された遮断部と、前記第1および第2の枝管にそれぞれ接続された第1および第2のブッシングと、を備えたガス遮断器であって、
    前記第2の枝管側で前記第1の枝管の側面に固定され、前記軸線の方向に平行に且つ前記据付面に対して垂直に配置されると共に、前記主管の側面に固定された板状の第1の補強部材と、
    前記第1の枝管側で前記第2の枝管の側面に固定され、前記軸線の方向に平行に且つ前記据付面に対して垂直に配置されると共に、前記主管の側面に固定された板状の第2の補強部材と、
    前記主管の側面に固定されて前記第1の補強部材と前記第2の補強部材とを前記軸線の方向に一体に接続し、または、前記第1および第2の補強部材と前記主管の側面との間に介在して双方に固定され、前記第1および第2の補強部材から前記主管の側面上に及ぼされる応力の集中を緩和する応力緩和部材と、
    を備えることを特徴とするガス遮断器。
  2. 前記第1の補強部材と前記第2の補強部材とが前記応力緩和部材により前記軸線の方向に一体に接続されて一枚の板状の枝管間補強部材を成し、
    前記枝管間補強部材は、前記第2の枝管側で前記第1の枝管の側面に固定され、前記軸線の上方で前記第1の枝管の側面に固定されると共に、前記第1の枝管側で前記第2の枝管の側面に固定されていることを特徴とする請求項1に記載のガス遮断器。
  3. 前記第1の枝管には、フランジ状の第1のベース板が設けられ、
    前記第2の枝管には、フランジ状の第2のベース板が設けられ、
    前記枝管間補強部材は、前記第1のベース板の前記主管側の面と前記第2のベース板の前記主管側の面にも固定されていることを特徴とする請求項2に記載のガス遮断器。
  4. 前記枝管間補強部材の前記主管の側面上における前記軸線に直交する断面では、前記枝管間補強部材は、前記主管との接続部に角が形成されないように下端部におけるその両側面が滑らかな曲線状に形成されていることを特徴とする請求項2に記載のガス遮断器。
  5. 前記断面では、前記枝管間補強部材は、その幅が上端から下端に向かうにつれて増大するテーパ状であることを特徴とする請求項4に記載のガス遮断器。
  6. 前記軸線の上方で前記枝管間補強部材と平行に配置され、前記第2の枝管側と反対側で前記第1の枝管の側面に固定され、前記第1のベース板の前記主管側の面に固定されると共に、前記主管の側面に固定された板状の第3の補強部材と、
    前記枝管間補強部材と直交して配置され、前記第1の枝管の側面に固定され、前記第1のベース板の前記主管側の面に固定されると共に、前記主管の側面に固定された板状の第4の補強部材と、
    前記枝管間補強部材と直交して配置され、前記枝管間補強部材と直交する方向に前記第4の補強部材と対向して配置され、前記第1の枝管の側面に固定され、前記第1のベース板の前記主管側の面に固定されると共に、前記主管の側面に固定された板状の第5の補強部材と、
    前記軸線の上方で前記枝管間補強部材と平行に配置され、前記第1の枝管側と反対側で前記第2の枝管の側面に固定され、前記第2のベース板の前記主管側の面に固定されると共に、前記主管の側面に固定された板状の第6の補強部材と、
    前記枝管間補強部材と直交して配置され、前記第2の枝管の側面に固定され、前記第2のベース板の前記主管側の面に固定されると共に、前記主管の側面に固定された板状の第7の補強部材と、
    前記枝管間補強部材と直交して配置され、前記枝管間補強部材と直交する方向に前記第7の補強部材と対向して配置され、前記第2の枝管の側面に固定され、前記第2のベース板の前記主管側の面に固定されると共に、前記主管の側面に固定された板状の第8の補強部材と、
    を備えることを特徴とする請求項3に記載のガス遮断器。
  7. 前記応力緩和部材は、前記第1の補強部材と前記主管の側面との間に介在して双方に固定される第1の補強板と、前記第2の補強部材と前記主管の側面との間に介在して双方に固定される第2の補強板とを備えることを特徴とする請求項1に記載のガス遮断器。
  8. 前記第1の補強板は、前記主管の外径と同じ内径の湾曲した形状を有し、
    前記第2の補強板は、前記主管の外径と同じ内径の湾曲した形状を有することを特徴とする請求項7に記載のガス遮断器。
  9. 前記第1の枝管には、フランジ状の第1のベース板が設けられ、
    前記第2の枝管には、フランジ状の第2のベース板が設けられ、
    前記第1の補強部材は、前記第1のベース板の前記主管側の面に固定され、前記第1の枝管の側面に固定されると共に、前記第1の補強板に固定され、
    前記第2の補強部材は、前記第2のベース板の前記主管側の面に固定され、前記第2の枝管の側面に固定されると共に、前記第2の補強板に固定されることを特徴とする請求項7に記載のガス遮断器。
  10. 前記軸線の上方で前記第1の補強部材と平行に配置され、前記第2の枝管側と反対側で前記第1の枝管の側面に固定され、前記第1のベース板の前記主管側の面に固定されると共に、前記主管の側面に固定された板状の第3の補強部材と、
    前記第1の補強部材と直交して配置され、前記第1の枝管の側面に固定され、前記第1のベース板の前記主管側の面に固定されると共に、前記主管の側面に固定された板状の第4の補強部材と、
    前記第1の補強部材と直交して配置され、前記第1の補強部材と直交する方向に前記第4の補強部材と対向して配置され、前記第1の枝管の側面に固定され、前記第1のベース板の前記主管側の面に固定されると共に、前記主管の側面に固定された板状の第5の補強部材と、
    前記軸線の上方で前記第1の補強部材と平行に配置され、前記第1の枝管側と反対側で前記第2の枝管の側面に固定され、前記第2のベース板の前記主管側の面に固定されると共に、前記主管の側面に固定された板状の第6の補強部材と、
    前記第1の補強部材と直交して配置され、前記第2の枝管の側面に固定され、前記第2のベース板の前記主管側の面に固定されると共に、前記主管の側面に固定された板状の第7の補強部材と、
    前記第1の補強部材と直交して配置され、前記第1の補強部材と直交する方向に前記第7の補強部材と対向して配置され、前記第2の枝管の側面に固定され、前記第2のベース板の前記主管側の面に固定されると共に、前記主管の側面に固定された板状の第8の補強部材とを備え、
    前記応力緩和部材は、前記第3の補強部材と前記主管の側面との間に介在して双方に固定される第3の補強板と、前記第4の補強部材と前記主管の側面との間に介在して双方に固定される第4の補強板と、前記第5の補強部材と前記主管の側面との間に介在して双方に固定される第5の補強板と、前記第6の補強部材と前記主管の側面との間に介在して双方に固定される第6の補強板と、前記第7の補強部材と前記主管の側面との間に介在して双方に固定される第7の補強板と、前記第8の補強部材と前記主管の側面との間に介在して双方に固定される第8の補強板とを備えることを特徴とする請求項9に記載のガス遮断器。
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