JP5638711B1 - 昆虫、昆虫を用いた生物的防除資材、昆虫処理方法、及び昆虫処理装置 - Google Patents

昆虫、昆虫を用いた生物的防除資材、昆虫処理方法、及び昆虫処理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】例えばテントウムシのように撥水性がある上翅に対しても飛翔不能とすることができるとともに、再度飛翔させることもできる昆虫を提供し、飛翔不能とした昆虫を用いた生物的防除資材、飛翔不能とする昆虫処理方法、及び飛翔不能とする処理方法に適した昆虫処理装置を提供すること。【解決手段】本発明の昆虫は、コウチュウ目の成虫における上翅会合線13を、ホットメルト接着剤20によって固定したことを特徴とし、本発明の昆虫処理方法は、空気を吸い込む駆動部31と、駆動部31に接続された吸引管32と、吸引管32を底面に接続した容器33とを備え、容器33には、投入する昆虫が通過しない網目の昆虫載置面33cを有し、昆虫載置面33cに載置した昆虫の動きを、駆動部31による吸引によって阻止し、グルーガン40を用いて、昆虫の上翅会合線13にホットメルト接着剤20を載せることを特徴とする。【選択図】 図1

Description

本発明は、飛翔不能とした昆虫、飛翔不能とした昆虫を用いた生物的防除資材、飛翔不能とする昆虫処理方法、及び飛翔不能とする処理方法に適した昆虫処理装置に関する。
農家と地域の方々157名を対象にアンケートを実施した。畑に殺虫剤を使うとテントウムシなどの益虫も死んでしまうが、どのように考えるか聞いてみたところ「できれば殺虫剤の使用は避けたい」と答えた方が80%という結果が出た。その他の意見として、「農薬の最小限利用を」「農薬の代用を研究してほしい」などの意見があった。このアンケートの結果を踏まえ、発明者らは、地元に生息する昆虫を活用し、「環境にやさしい農業を実現、昆虫たちが笑顔を贈る」と題して研究をおこなうことにした。
発明者らが所属する学校の地域生物研究部では、昆虫館を中心とした様々な活動をおこなっており、その中で農業分野に有益な昆虫を導入するための研究を重ねてきている。
特に、外来種や国内移入種の生物的防除資材は、温室から逃げ出した時、生態系に被害が出るリスクが高いと考え、身近にいる在来の昆虫を使った生物防除資材の研究をおこなっている。
野菜の害虫、ヨトウムシの除去を目的とした研究では、飛べなくしたエゾカタビロオサムシを、露地圃場に定着させ、生物防除資材として実用化に成功している。
実際にオサムシを使用してハクサイを栽培した山武市の農家からは「50年以上、農業をやっているが、初めての経験。無農薬でこんなに素晴らしいものを栽培したことがない。」と高い評価を得ている。
日本の農業は、化学農薬に頼ってきている。その結果、耕地面積当たりの農薬の使用量がOECD加盟国の中で、世界2位となっている。
害虫を一網打尽にできる化学農薬は、農業における害虫の防除には欠かすことができないものである。しかしながら、化学農薬(殺虫剤)は、生態系への負担が大きいことや害虫の薬剤抵抗性の発達、及び人体への影響等の問題が生じており、天敵昆虫を利用した生物的防除技術の開発が強く求められている。
その一例として天敵製剤として飛翔不能にしたテントウムシを利用した生物的防除資材が実用化され、アブラムシ類の防除に用いられてきた(例えば、特許文献1、特許文献2)。
ところで、特許文献3には、スズメバチの駆除方法として、接着剤を噴射させてスズメバチの羽に接着剤を付着させ、飛翔できなくすることが開示されている。
特開2010−183902号公報 国際公開第2007/148567号 特開2011−160788号公報
しかし、現在国内で生物的防除資材として使用されている昆虫の多くは、外来種や国内移入種がほとんどである。遺伝的に飛ばないテントウムシは、どこの産地の個体を使用しているか不明瞭であり、温室などの密閉された空間での使用に限られている。
この現状を踏まえ、環境にやさしい農業を実現するため、地元に生息する在来昆虫を活用し、使用する昆虫の産地を明確化することにした。また、温室などの施設栽培の使用に限らず、露地栽培でも使用可能な天敵昆虫を利用した生物的防除資材の開発に取り組むことにした。
発明者らは、アブラムシを防除するため、飛べないテントウムシを開発することにした。
テントウムシの上翅会合線を瞬間接着剤で固定し、早速、露地圃場に放し、定着率の調査を実施した。
しかし、残念ながら3日後には、ほとんどのテントウムシを確認することができなかった。理由は、瞬間接着剤が外れて、飛んで逃げてしまったためである。テントウムシの翅は撥水性があり、接着剤がなかなか固まらず、剥がれやすい構造になっているためである。
従って、特許文献3に開示されているような、単に接着剤を用いただけでは、テントウムシのような撥水性がある上翅に対しては、飛翔不能とすることはできない。
実験を開始してから1年後、失敗を繰り返した結果、ようやくたどり着いたのが本発明である。
本発明は、例えばテントウムシのように撥水性がある上翅に対しても飛翔不能とすることができるとともに、再度飛翔させることもできる昆虫を提供することを目的とする。
そして、本発明は、飛翔不能とした昆虫を用いた生物的防除資材、飛翔不能とする昆虫処理方法、及び飛翔不能とする処理方法に適した昆虫処理装置を提供することを目的とする。
請求項1記載の本発明の昆虫は、ナナホシテントウ又はナミテントウの成虫における上翅会合線を、ホットメルト接着剤によって固定したことを特徴とする。
請求項2記載の本発明は、請求項1に記載の昆虫において、熱で溶かした前記ホットメルト接着剤を、前記上翅会合線を含むように上翅に載せて硬化させたことを特徴とする。
請求項3記載の本発明の生物的防除資材は、請求項1又は請求項2に記載の昆虫を用いたことを特徴とする。
請求項4記載の本発明の昆虫処理方法は、空気を吸い込む駆動部と、前記駆動部に接続された吸引管と、前記吸引管を底面に接続した容器とを備え、前記容器には、投入する昆虫が通過しない網目の昆虫載置面を有し、前記昆虫載置面に載置した前記昆虫の動きを、前記駆動部による吸引によって阻止し、グルーガンを用いて、前記昆虫の上翅会合線にホットメルト接着剤を載せることを特徴とする。
請求項5の本発明は、請求項4に記載の昆虫処理方法において、前記昆虫載置面の外周部に、空気が通過しない閉塞部材を載置し、前記閉塞部材の上面に、微細粒子を塗布したことを特徴とする。
請求項6記載の本発明の昆虫処理装置は、空気を吸い込む駆動部と、前記駆動部に接続された吸引管と、前記吸引管を底面に接続した容器とを備え、前記容器には、投入する昆虫が通過しない網目の昆虫載置面を有し、前記昆虫載置面に載置した前記昆虫の動きを、前記駆動部による吸引によって阻止することを特徴とする。
本発明の昆虫によれば、環境にやさしい農業を実現でき、地元に生息する在来昆虫を活用し、使用する昆虫の産地を明確化することができる。また、温室などの施設栽培での使用に限らず、露地栽培でも使用できる。
本発明の一実施例による昆虫の写真 本発明の一実施例による昆虫処理装置の写真 本発明の一実施例による昆虫処理装置の写真 本発明の一実施例による昆虫処理装置の写真 実験で用いた露地圃場を示す写真 実験で用いた露地圃場を示す写真 上翅会合線をホットメルト接着剤によって固定したナミテントウの捕食状態を示す写真 飛べないテントウムシを放飼したイチゴ施設におけるアブラムシ防除効果を示すグラフ テントウムシの吸盤を示す図
本発明の第1の実施の形態による昆虫は、ナナホシテントウ又はナミテントウの成虫における上翅会合線を、ホットメルト接着剤によって固定したものである。本実施の形態によれば、飛翔不能とすることができ、またホットメルト接着剤を取り外して自然に戻すこともでき、その後の飛翔や繁殖、寿命にも影響を与えることがない。
本発明の第2の実施の形態は、第1の実施の形態による昆虫において、熱で溶かしたホットメルト接着剤を、上翅会合線を含むように上翅に載せて硬化させたものである。本実施の形態によれば、飛翔不能とする以外には、ホットメルト接着剤の熱による影響がなく、撥水性がある上翅に対しても接着効果を得ることができる。
本発明の第3の実施の形態による生物的防除資材は、第1又は第2の実施の形態による昆虫を用いたものである。本実施の形態によれば、アブラムシ類の防除や、野菜の大害虫であるヨトウムシ類などの防除に高い有効性がある生物的防除資材を提供することができる。
本発明の第4の実施の形態による昆虫処理方法は、空気を吸い込む駆動部と、駆動部に接続された吸引管と、吸引管を底面に接続した容器とを備え、容器には、投入する昆虫が通過しない網目の昆虫載置面を有し、昆虫載置面に載置した昆虫の動きを、駆動部による吸引によって阻止し、グルーガンを用いて、昆虫の上翅会合線にホットメルト接着剤を載せるものである。本実施の形態によれば、吸引によって昆虫の動きを阻止できるため、大量処理が可能となる。
本発明の第5の実施の形態は、第4の実施の形態による昆虫処理方法において、昆虫載置面の外周部に、空気が通過しない閉塞部材を載置し、閉塞部材の上面に、微細粒子を塗布したものである。本実施の形態によれば、昆虫が容器周辺に這い上がることを微細粒子によって阻止できるため、作業性が向上する。
本発明の第6の実施の形態による昆虫処理装置は、空気を吸い込む駆動部と、駆動部に接続された吸引管と、吸引管を底面に接続した容器とを備え、容器には、投入する昆虫が通過しない網目の昆虫載置面を有し、昆虫載置面に載置した昆虫の動きを、駆動部による吸引によって阻止するものである。本実施の形態によれば、吸引によって昆虫の動きを阻止できるため、大量処理が可能となる。
以下本発明の実施例について図面とともに詳細に説明する。
図1は本発明の一実施例による昆虫の写真である。
コウチュウ目(鞘翅目)の昆虫として、コウチュウ目テントウムシ科の昆虫であるナナホシテントウ11(Coccinella septempunctata)と、ナミテントウ12(Harmonia axyridis)を用いている。
ナナホシテントウ11及びナミテントウ12の成虫における上翅会合線13を、ホットメルト接着剤20によって固定している。ホットメルト接着剤20は、熱で溶かして上翅会合線13を含むように上翅に載せて硬化させている。
上翅会合線13を、ホットメルト接着剤20によって固定することで、ナナホシテントウ11及びナミテントウ12を飛翔不能とすることができる。
なお、ホットメルト接着剤20は、一般には、段ボールの接着、書籍の背表紙、又は電子部品の固定など工業用に用いられているものであり、エチレン酢酸ビニル(EVA)のような熱可塑性プラスチックが用いられ、80℃から100℃の熱をかけて融かして接着させる接着剤であり、溶剤を使っていないためガスは発生しない。
ホットメルト接着剤20は、自然界で分解しやすく、環境にもやさしい。ナナホシテントウ11及びナミテントウ12の上翅で硬化させたホットメルト接着剤20は、生物的防除を目的として使用した後に、人の手によって、例えば爪を軽く引っかけて取り外すことで、簡単にはがすことができる。従って、使用した昆虫を再び、野外に戻すことが可能であり、昆虫にもやさしい。
既に、約500匹のテントウムシを実験で用いたが、死んだ個体は無く、実験後にはホットメルト接着剤20を取り外して自然に戻すことができている。また、ホットメルト接着剤20を取り外したテントウムシは、その後の飛行や繁殖、4〜5ヶ月とされる寿命にも影響は無かった。
ナナホシテントウ11及びナミテントウ12以外では、コウチュウ目オサムシ亜目陸生オサムシ類(Geadephaga)であるオサムシ、オサムシ科(Carabidae)オサムシ亜科(Carabinae)に属するゴミムシを実験で用いたが、テントウムシと同様に飛翔不能とすることができた。
テントウムシを用いた生物的防除資材は、アブラムシ類の防除に高い有効性があり、オサムシやゴミムシを用いた生物的防除資材は、野菜の大害虫であるヨトウムシ類などの防除に有効である。
図2から図4は本発明の一実施例による昆虫処理装置の写真である。
図2に示すように、本実施例による昆虫処理装置は、空気を吸い込む駆動部31と、駆動部31に接続された吸引管32と、吸引管32を底面に接続した容器33とを備えている。本実施例では、空気を吸い込む駆動部31として2台の掃除機を用いている。図2では、1台の掃除機だけを示している。
容器33は、円錐状部33aと筒部33bとから構成される。円錐状部33aには、いわゆるじょうごを用いており、円錐状部33aの小径部を吸引管32に接続している。筒部33bは、円錐状部33aの大径部に接続している。
なお、図2では、空気を通過しない閉塞部材34を示している。閉塞部材34には、リング状のラミネート材を用いている。
図3に示すように、容器33には、昆虫載置面33cを有している。昆虫載置面33cは、投入する昆虫が通過しない大きさの網目を用いる。昆虫載置面33cには、網以外にパンチングメタルなどの多数の孔を有する材料を用いることができる。昆虫載置面33cは、円錐状部33aと筒部33bとの間に配置する。
図3では、昆虫載置面33cの外周部に閉塞部材34を載置した状態を示している。閉塞部材34の上面には、微細粒子を塗布する。ここで、微細粒子には、滑石(タルク)や消石灰などの鉱物の微細粒子や、コーンスターチなど植物のデンプンを用いることができる。実験では、ベビーパウダーを用いた。
図4では、グルーガン40を用いて、ナミテントウ12にホットメルト接着剤20を載せる作業を示している。
図2から図4を用いて本発明の一実施例による昆虫処理方法を説明する。
多数のナミテントウ12を容器33に投入する。
昆虫載置面33cに投入されたナミテントウ12は動き回ることができるが、図3に示すように、ナミテントウ12は、微細粒子によって阻止され、閉塞部材34には這い上がれない。
図9に示すように、テントウムシの足には多数の吸盤がある。テントウムシは、この吸盤によってガラスなどを這い上がることができる。
閉塞部材34の上面に微細粒子を塗布することで、吸盤の吸着作用を阻害することができるため、ナミテントウ12は、閉塞部材34には這い上がれない。
従って、図3に示すように、ナミテントウ12は、閉塞部材34の内周部の昆虫載置面33c内でのみ動き回ることができる。
この状態で、図2に示す駆動部31による吸引を行うと、ナミテントウ12は昆虫載置面33cに張り付き、動きが阻害される。
腹部が上で上翅が昆虫載置面33cとなっているナミテントウ12は、上翅が上で腹部が昆虫載置面33cとなるように操作する。
駆動部31による吸引を継続した状態で、図4に示すように、グルーガン40を用いてナミテントウ12にホットメルト接着剤20を載せる。
ホットメルト接着剤20による上翅会合線13の固定が終了すると、駆動部31による吸引を停止する。
本実施例によれば、駆動部31の吸引によってナミテントウ12の動きを阻止できるため、大量処理が可能となる。
本実施例の昆虫処理方法によるナミテントウ12について、定着率の調査を行った結果、約7割のナミテントウ12を圃場に定着させることに成功した。
図5及び図6は、実験で用いた露地圃場を示している。
図5に示すように、圃場を畦板で囲むことにより、オサムシやゴミムシなどの昆虫は、畦板を登ることができず、圃場に留めることに成功した。
また図6に示すように、畦板に微細粒子として消石灰やベビーパウダーを付けることにより、テントウムシにおいても、畦板を登ることができず、圃場に留めることができた。
図7では、上翅会合線をホットメルト接着剤によって固定したナミテントウの捕食状態を示す写真である。
図7に示すように、ナミテントウ12は、アブラムシ以外にも青虫を補食する。
飛べないテントウムシは、とくに施設栽培で、その効果を発揮できる。
イチゴの栽培において、図6で説明したように、圃場を消石灰がついた畦板で囲み、1mあたり2匹のテントウムシを放した。
テントウムシを放した放飼区と無放飼区を比較し、アブラムシの数を調査した結果を図8に示す。
図8に示すように、飛べないテントウムシは定着性がよく、優れた防除効果を確認することができた。
本発明によれば、生産者の健康面からみた化学農薬使用の負担軽減や、消費者に安心して届けられる農作物の生産に貢献できる。
13 上翅会合線
20 ホットメルト接着剤
31 駆動部
32 吸引管
33 容器
33c 昆虫載置面
34 閉塞部材
40 グルーガン

Claims (6)

  1. ナナホシテントウ又はナミテントウの成虫における上翅会合線を、ホットメルト接着剤によって固定したことを特徴とする昆虫。
  2. 熱で溶かした前記ホットメルト接着剤を、前記上翅会合線を含むように上翅に載せて硬化させたことを特徴とする請求項1に記載の昆虫。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の昆虫を用いたことを特徴とする生物的防除資材
  4. 空気を吸い込む駆動部と、前記駆動部に接続された吸引管と、前記吸引管を底面に接続した容器とを備え、
    前記容器には、投入する昆虫が通過しない網目の昆虫載置面を有し、
    前記昆虫載置面に載置した前記昆虫の動きを、前記駆動部による吸引によって阻止し、
    グルーガンを用いて、前記昆虫の上翅会合線にホットメルト接着剤を載せることを特徴とする昆虫処理方法。
  5. 前記昆虫載置面の外周部に、空気が通過しない閉塞部材を載置し、
    前記閉塞部材の上面に、微細粒子を塗布したことを特徴とする請求項4に記載の昆虫処理方法。
  6. 空気を吸い込む駆動部と、前記駆動部に接続された吸引管と、前記吸引管を底面に接続した容器とを備え、
    前記容器には、投入する昆虫が通過しない網目の昆虫載置面を有し、
    前記昆虫載置面に載置した前記昆虫の動きを、前記駆動部による吸引によって阻止することを特徴とする昆虫処理装置。
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