JP5636430B2 - ロータリソレノイドの回動範囲規制装置 - Google Patents

ロータリソレノイドの回動範囲規制装置 Download PDF

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Description

本発明は、マグネットロータのシャフトと一体に回動する係合部の回動範囲を規制する一対の規制部を備えるロータリソレノイドの回動範囲規制装置に関する。
従来、マグネットロータのシャフトと一体に回動する係合部の回動範囲を規制する一対の規制部を備えるロータリソレノイドの回動範囲規制装置としては、既に本出願人が提案した特許文献1に開示されるロータリソレノイドに付設した回動範囲規制装置が知られている。
同文献1に開示される回動範囲規制装置は、ロータリソレノイド本体の外面に、マグネットロータのシャフトに設けた係合部の回動変位範囲を規制するストッパ部(規制部)を備えるロータリソレノイドに付設する回動範囲規制装置であって、特に、ロータリソレノイド本体のケーシングにおける少なくとも一部のケーシング部を合成樹脂により形成するとともに、ストッパ部におけるダンパ部を固定するダンパ保持部を、ケーシング部に一体形成して構成したものであり、特に、ダンパ部は、弾性の異なる別体に形成した第一ダンパ部材と第二ダンパ部材を備え、第一ダンパ部材と第二ダンパ部材を組合わせて構成したものである。
特開2005−108920号公報
しかし、上述した従来におけるロータリソレノイドの回動範囲規制装置は、次のような解決すべき課題が存在した。
第一に、係合部の停止位置が切換わる際には、ロータリソレノイドの特性上、係合部が最大速度に近い速度でストッパ部に衝突して停止する。この場合、ストッパ部は、ゴム等の弾性の大きいダンパ部を用いて衝撃吸収を図っているが、衝突時には、係合部が逆方向にリバウンドするなどの不安定挙動を生じる。このため、図9に示すように、係合部がストッパ部に衝突した後も本来の通電停止時よりも更に一定時間Tr通電を継続して切換方向の力を維持しているが、これらの対策を施しても、現実には、図7及び図8に仮想線で示す回動位置特性Xrのようになり、停止位置Xp,Xqにおける不安定挙動を十分に低減できないとともに、通電の継続により無用な電力消費も避けられない。
第二に、係合部は、ゴム等の弾性の大きいダンパ部に対して最大速度に近い速度で直接衝突し、使用時にはこの衝突が繰り返される。即ち、ダンパ部には係合部の機械的な衝突による衝撃が頻繁に付加されるとともに、加えて、この際には、ダンパ部は衝撃エネルギを吸収して発熱する。結局、ダンパ部は痛みやすく、寿命が短くなりやすいとともに、物理的な劣化及び発熱による変形等により、係合部の停止位置が不正確かつ不安定になりやすい。
本発明は、このような背景技術に存在する課題を解決したロータリソレノイドの回動範囲規制装置の提供を目的とするものである。
本発明は、上述した課題を解決するため、マグネットロータ2のシャフト2sと一体に回動する係合部3の回動範囲Zrを規制する一対の規制部4p,4qを備えるロータリソレノイドMの回動範囲規制装置1を構成するに際して、係合部3が一方の規制部4p(又は4q)に規制される一方の停止位置Xp(又はXq)から他方の規制部4q(又は4p)に規制される他方の停止位置Xq(又はXp)まで回動する際における他方の停止位置Xq(又はXp)よりも所定の回動区間Lsだけ手前となる仮係止位置Xm…から他方の停止位置Xq(又はXp)まで移動する係合部3に、係合部3と各規制部4pと4q間に変位自在に配した所定の重量を有する一対のブロック部6p,6q及びこの一対のブロック部6pと6qを連結する連結部6rを有する可動ブロック6を衝突させて所定の慣性力による静止慣性を付与する静止慣性付与機構5aと、ブロック部6p,6qにブレーキパッド7を圧接して所定の制動力による制動を行うブレーキ機構5bと、を備える移動規制手段5を設けたことを特徴とする。
この場合、発明の好適な態様により、ブレーキ機構5bには、制動力の大きさを調整可能な制動力調整手段8を設けることができる。また、ブレーキパッド7は、ブロック部6p,6qにおける相対向する両面を挟み、かつ回動方向への変位が規制される一対のパッド本体部7f,7rを設けて構成できる。他方、一対の規制部4p,4qは、一体形成した規制体部4により構成することにより、規制体部4の一方の側面を第一の規制部4pとし、かつ他方の側面を第二の規制部4qとすることができる。さらに、一対の規制部4p,4qと一対のブロック部6p,6qにおける一対の衝突部位の相対向する衝突面の少なくとも一方の衝突面には、緩衝体9p,9qを付設することができる。そして、この緩衝体9p,9qには、規制体部4の外面を被覆する弾性素材により形成した筒状の緩衝部材9を用いることができる。
このような構成を有する本発明に係るロータリソレノイドMの回動範囲規制装置1によれば、次のような顕著な効果を奏する。
(1) 停止位置Xq(又はXp)よりも所定の回動区間Lsだけ手前となる仮係止位置Xmから当該停止位置Xq(又はXp)まで移動する係合部3に対して、静止慣性付与機構5aにより所定の慣性力による静止慣性を付与し、かつブレーキ機構5bにより所定の制動力による制動を行う移動規制手段5を設けたため、係合部3が仮係止位置Xmから停止位置Xq(又はXp)まで回動する際には、静止慣性付与機構5aに対する衝突により減速され、さらにブレーキ機構5bにより減速されながら停止位置Xq(又はXp)に至る。したがって、係合部3が停止位置Xq(又はXp)に到達したときの衝突も、減速後の小さい速度による衝突となり、この停止位置Xq(又はXp)における衝撃も大きく低減され、もって、停止位置Xp,Xqにおける不安定挙動をほとんど解消できる。また、衝突後に一定時間だけ通電を継続して切換方向の力を維持するなどの対策が不要になるため、無用な電力消費を回避できる。
(2) 衝突時の衝撃が大きく低減され、衝突時の衝撃エネルギも小さくなることから、発熱も大きく低減される。したがって、規制部4q(又は4p)と係合部3における機械的な痛みを防止でき、耐久性向上による規制部4q(又は4p)及び係合部3の長寿命化を図れるとともに、物理的な劣化及び発熱による変形等が低減又は解消され、停止位置Xq(又はXp)の正確性及び安定性を高めることができる。
(3) 静止慣性付与機構5aは、係合部3と各規制部4qと4p間に変位自在に配した所定の重量を有する一対のブロック部6p,6q及びこの一対のブロック部6pと6qを連結する連結部6rを有する可動ブロック6を備えて構成したため、可動ブロック6の大きさや形状等を変更(選定)することにより静止慣性に係わる慣性力の大きさを容易に設定できる。また、一方側への制動時に、直前における他方側の制動をいわば自動でリセットできる。即ち、係合部3が一方側へ回動する際には一方のブロック部6p(又は6q)は係合部3の回動方向と同方向となるが、他方のブロック部6q(又は6p)は係合部3の回動方向に対して逆方向になるため、他方のブロック部6q(又は6p)は、自動で制動開始位置に戻される。
(4) ブレーキ機構5bは、ブロック部6p,6qに圧接して所定の制動力による制動を行うブレーキパッド7を備えて構成したため、ブロック部6p,6qは、静止慣性付与機構5aとブレーキ機構5bの双方に兼用でき、移動規制手段5の全体における構成の簡易化,小型化及び低コスト化に寄与できる。また、一体的に動作するため、動作の円滑化にも寄与できる。
(5) 好適な態様により、ブレーキ機構5bに、制動力の大きさを調整可能な制動力調整手段8を設ければ、制動力の大きさを任意に設定できるため、停止位置Xq(又はXp)の正確性及び安定性を高める観点から、その最適化を容易に行うことができる。
(6) 好適な態様により、ブレーキパッド7に、ブロック部6p,6qにおける相対向する両面を挟み、かつ回動方向への変位が規制される一対のパッド本体部7f,7rを設ければ、ブロック部6p,6qに対して、安定した制動力を確実に付与できるとともに、制動力調整手段8を設ける際にも容易に設けることができる。
(7) 好適な態様により、一対の規制部4p,4qを、一体形成した規制体部4により構成することにより、規制体部4の一方の側面を第一の規制部4pとし、かつ他方の側面を第二の規制部4qとすれば、一対の規制部4p,4qを単一の規制体部4により構成できるため、部品点数を半減できる。しかも、各ブロック部6p,6qの大きさ(摺接面積)をより大きくできるため、より安定した制動力を付与できる。
(8) 好適な態様により、一対の規制部4p,4qと一対のブロック部6p,6qにおける一対の衝突部位の相対向する衝突面の少なくとも一方の衝突面に、緩衝体9p,9qを付設すれば、緩衝体9p,9qは、減速された小さい速度で衝突する際の衝撃を吸収すれば足りるため、衝突時の衝撃を確実に吸収できるとともに、緩衝体9p,9qの緩衝性能も低くて足りる。
(9) 好適な態様により、緩衝体9p,9qに、規制体部4の外面を被覆する弾性素材により形成した筒状の緩衝部材9を用いれば、単一の緩衝部材9を双方の緩衝体9p,9qに利用できるため、部品点数の削減,小型化,低コスト化、更には組付の容易化を図ることができる。
本発明の最良実施形態に係る回動範囲規制装置を備えるロータリソレノイドの内部構造を示す断面正面構成図、 同回動範囲規制装置の内部構造を示す断面平面構成図、 同回動範囲規制装置に備えるブレーキパッドと可動ブロックを抽出して示す断面側面構成図、 同回動範囲規制装置に備える可動ブロックの斜視図、 同回動範囲規制装置に備えるブレーキパッドを構成する一方のパッド本体部の平面図、 同回動範囲規制装置の作用説明図、 同回動範囲規制装置を備えるロータリソレノイドにおける時間対回動位置特性図、 図7中の円Zの範囲における詳細特性図、 同回動範囲規制装置を備えるロータリソレノイドにおける時間対印加電圧特性図、 本発明の変更実施形態に係る回動範囲規制装置の内部構造を示す断面平面構成図、 本発明の他の変更実施形態に係る回動範囲規制装置の内部構造を示す断面正面構成図、
1:回動範囲規制装置,2:マグネットロータ,2s:シャフト,3:係合部,4:規制体部,4p:規制部,4q:規制部,5:移動規制手段,5a:静止慣性付与機構,5b:ブレーキ機構,6:可動ブロック,6p:ブロック部,6q:ブロック部,6r:連結部,7:ブレーキパッド,7f:パッド本体部,7r:パッド本体部,8:制動力調整手段,9:緩衝部材,9p:緩衝体,9q:緩衝体,Zr:回動範囲,M:ロータリソレノイド,Xp:停止位置,Xq:停止位置,Xm:仮係止位置,Ls:所定距離
次に、本発明に係る最良実施形態を挙げ、図面に基づき詳細に説明する。
まず、本実施形態に係る回動範囲規制装置1を備えるロータリソレノイドMの概略構成について、図1を参照して説明する。
ロータリソレノイドMは、大別して、ロータリソレノイド本体11と、このロータリソレノイド本体11のリア側(図1中の上端側)に一体に配設した回動範囲規制装置1を備える。
ロータリソレノイド本体11は、ケーシング12を備え、このケーシング12は、フロントケーシング12fとリアケーシング12rからなる。フロントケーシング12fは筒体部12fcとこの筒体部12fcの一側に一体形成した端体部12fsを有し、端体部12fsの中央には軸受部13fを取付ける。また、リアケーシング12rは、筒体部12rcとこの筒体部12rcの一側に一体形成した端体部12rsを有し、端体部12rsの中央には軸受部13rを取付ける。この軸受部13f,13rによりマグネットロータ2のシャフト2sを回動自在に支持するとともに、シャフト2sの両端は各端体部12fs,12rsから外方に突出させる。マグネットロータ2は、シャフト2sの中間部周面に接着剤等により固定した筒形に焼成したマグネット14を備える。なお、マグネット14は180゜の位置関係で着磁したN極とS極を有する二極マグネットである。
また、フロントケーシング12fとリアケーシング12r間にはステータ15を配する。ステータ15は、リング形のヨーク部16と、このヨーク部16の内周面に180゜の位置関係で配し、かつ中心方向に突出した一対のコア部17a,17bを備える。そして、各コア部17a,17bにはマグネットワイヤを巻回したコイル部18a,18bを装着する。なお、コイル部18aとコア部17a間、及びコイル部18bとコア部17b間には、それぞれ図示を省略した絶縁用のコイルボビンが介在する。これにより、各コア部17a,17bの中心側先端面はマグネット14の周面に対向するステータ磁極部となる。なお、ロータリソレノイド本体11の種類や原理は特に限定されるものではなく、公知の各種ロータリソレノイドを利用できる。
次に、本実施形態に係る回動範囲規制装置1の構成について、図1〜図5を参照して具体的に説明する。
回動範囲規制装置1は、図1に示すように、リアケーシング12rの端体部12rsを利用して一体に配設する。回動範囲規制装置1は、端体部12rsの周面側から軸方向外方へ筒状に突出させたハウジング部21を備えるとともに、このハウジング部21に対して着脱可能なカバー部22を備える。カバー部22は、円盤状の端体部22sとこの端体部22sの周縁から突出した筒体部22cからなり、筒体部22cの内周面に形成した雌ネジ部22nをハウジング部21の外周面に形成した雄ネジ部21nに螺着することができる。
一方、前述したシャフト2sのリア端は、ハウジング部21の内部に臨ませ、このシャフト2sのリア端に係合ブロック23を固定する。係合ブロック23は、図2に示すように、シャフト2sに固定するリング形の取付部23c及びこの取付部23cの周面から放射方向に突出したレバー状の係合部3を一体形成してなる。取付部23cはシャフト2sに形成したDカット部に装着し、不図示の固定ネジにより固定する。また、係合部3の回動方向における両面(前後面)には硬質の合成樹脂素材等により形成した係合子24p,24qをそれぞれ付設する。
他方、端体部12rsには規制体部4を一体形成する。この規制体部4は、図2に示すように、横断面が矩形となる角柱状に形成し、シャフト2sを支点に、上述した係合部3sに対して180゜反対側の位置における端体部12rsの面上から直角方向へ突出させる。これにより、規制体部4の一方の側面が第一の規制部4pとなり、かつ他方の側面が第二の規制部4qとなる。したがって、このような規制体部4を採用すれば、一対の規制部4p,4qを単一の規制体部4により構成できるため、部品点数を半減できる。しかも、後述するように、ブレーキ機構5bに兼用するブロック部6p,6qの大きさ(摺接面積)をより大きくできるため、必要な静止慣性における慣性力を確保できるとともに、より安定した制動力を付与できる。
また、規制体部4の外面には、ゴム或いは合成樹脂等の弾性素材により形成した筒状の緩衝部材9を装着する。これにより、規制体部4は緩衝部材9により被覆され、規制体部4の周方向における両側に位置する衝突面に、それぞれ緩衝体9p,9qが設けられることになる。この場合、緩衝体9p,9qは、後述するように、減速された小さい速度で衝突する際の衝撃を吸収すれば足りるため、衝突時の衝撃を確実に吸収できるとともに、緩衝体9p,9qの緩衝性能も低くて足りる。なお、後述するブレーキ機構5bによる制動が最適化されているような場合には、必ずしも緩衝体9p,9qが必須構成要素となるものではない。さらに、筒状の緩衝部材9を用いれば、単一の緩衝部材9を双方の緩衝体9p,9qに利用できるため、部品点数の削減,小型化,低コスト化、更には組付の容易化を図ることができる。
そして、係合部3が一方の規制部4p(又は4q)に規制される一方の停止位置Xp(又はXq)から他方の規制部4q(又は4p)に規制される他方の停止位置Xq(又はXp)まで回動する際に、他方の停止位置Xq(又はXp)よりも所定の回動区間Lsだけ手前となる仮係止位置Xmから他方の停止位置Xq(又はXp)まで移動する係合部3に対して、静止慣性付与機構5aにより所定の慣性力による静止慣性を付与し、かつブレーキ機構5bにより所定の制動力による制動を行う移動規制手段5を配設する。
移動規制手段5は、可動ブロック6とブレーキパッド7を備える。可動ブロック6は、中心を支点に回動変位自在となる静止慣性付与機構5aを構成し、静止時には、所定の慣性力による静止慣性を有する。この可動ブロック6は、図4に示すように、係合部3と各規制部4qと4p間に変位自在に配した所定の重量を有する一対のブロック部6p,6q及びこの一対のブロック部6pと6qを連結する連結部6rからなり、金属等の比重の大きい素材により一体形成する。静止慣性付与機構5aをこのような可動ブロック6により構成すれば、可動ブロック6の大きさや形状等を変更(選定)することにより静止慣性に係わる慣性力の大きさを容易に設定できる。また、一方側への制動時に、直前における他方側の制動をいわば自動でリセットできる。即ち、係合部3が一方側へ回動する際には一方のブロック部6p(又は6q)は係合部3の回動方向と同方向となるが、他方のブロック部6q(又は6p)は係合部3の回動方向に対して逆方向になるため、他方のブロック部6q(又は6p)は、自動で制動開始位置に戻される。この場合、係合部3が一方の停止位置Xp(又はXq)から回動を開始して他方側のブロック部6q(又は6p)に当接するまでの回動角度、即ち、仮係止位置Xmまでの回動角度と、この仮係止位置Xmから他方の停止位置Xq(又はXp)までの回動角度の比は、例示構造の場合、3:1〜20:1程度に設定することが望ましい。なお、6hは、連結部6rの中央に設けたシャフト2sの挿通孔を示す。
一方、ブレーキパッド7は、制動性(摩擦特性)及び耐摩耗性に優れた合成樹脂素材等により一体形成した一対のブレーキパッド半体25f,25rを備える。一方のブレーキパッド半体25fは、図3及び図5に示すように、ブロック部6p,6qにおける一方の面に当接するリング板状のパッド本体部7fと、このパッド本体部7fの周縁から一方に設けた筒状のホルダ部26を有する。また、パッド本体部7fの中心には、シャフト2sが挿通する円孔27を設けるとともに、周縁側には180゜の位置関係で一対の取付孔28p,28qを設ける。さらに、取付孔28pと28q間の中間位置となるパッド本体部7fには、規制体部4が挿通する角形孔29を設けるとともに、パッド本体部7fにおけるブロック部6p,6qに対向する面には、所定の大きさに形成し、かつブロック部6p,6qに対して直接摺接する複数の凸面部31p,32p,31q,32qをそれぞれ設ける。なお、他方のブレーキパッド半体25rはブレーキパッド半体25fと同一に形成できる。したがって、ブレーキパッド半体25fを二つ用意し、一方をブレーキパッド半体25fとし、他方をブレーキパッド半体25rとして用いることができる。
このように、ブロック部6p,6qに圧接して所定の制動力による制動を行うブレーキパッド7は、ブレーキ機構5bを構成する。したがって、ブロック部6p,6qは、静止慣性付与機構5aとブレーキ機構5bの双方に兼用するため、移動規制手段5の全体における構成の簡易化,小型化及び低コスト化に寄与できるとともに、一体的に動作するため、動作の円滑化にも寄与できる。
他方、ブレーキ機構5bには、制動力の大きさを調整可能な制動力調整手段8を付設する。制動力調整手段8は、中心から直角に起立したシャフト部33sを有し、かつブレーキパッド半体25rに当接する円盤形の押圧プレート33を備えるとともに、この押圧プレート33を付勢するスプリング(皿バネ等)34を備える。なお、シャフト部33sは、カバー部22の端体部22sの中心に設けた保持孔22hに挿通させる。
したがって、回動範囲規制装置1の組付けは、次のように行うことができる。まず、図1に示すように、ハウジング21の内部に、ホルダ部26を外側にしたブレーキパッド半体25fを収容するとともに、さらに、可動ブロック6を収容する。そして、係合部3を有する係合ブロック23をシャフト2sに固定する。次いで、ブレーキパッド半体25rを収容する。ブレーキパッド半体25rは、ブレーキパッド半体25fに対して反転させた位置関係、即ち、各ホルダ部26が対向する位置関係に収容する。この状態で、ブレーキパッド半体25rと25fに設けた取付孔28p…,28q…に対して、図3に示すように、規制ネジN…を挿入し、規制ネジN…の先端を端体部12rsに螺着する。これにより、ブロック部6p,6qにおける相対向する両面は、一対のパッド本体部7f,7rにより挟まれるとともに、各パッド本体部7f,7rは、回動方向への変位が規制される。したがって、ブロック部6p,6qには安定した制動力が確実に付与される。
次いで、押圧プレート33をブレーキパッド半体25rの上に載せるとともに、シャフト部33sにスプリング34を装着する。なお、押圧プレート33とブレーキパッド半体25rは係合する。そして、カバー部22を装着する。この際、カバー部22の雌ネジ部22nをハウジング部21の雄ネジ部21nに螺着するとともに、カバー部22の保持孔22hにシャフト部33sの上端を挿入する。これにより、制動力調整手段8が構成される。このように、制動力調整手段8は容易に設けることができる。
制動力調整手段8による制動力の調整は、次のように行うことができる。カバー部22を回動操作すれば、雄ネジ部21nと雌ネジ部22の螺合によりカバー部22が軸方向に変位する。したがって、ブレーキパッド半体25rに対する押圧力が変化し、制動力の大きさを調整することができる。例示する構造の場合には、シャフト2sを回動支点とした可動ブロック6の慣性モーメントが、マグネットロータ2の全体(マグネットロータ2と一体に回動する他の部品等を含む)の慣性モーメントに対して、0.5〜1倍程度となるように設定することが望ましい。よって、ブレーキ機構5bに、このような制動力調整手段8を設ければ、制動力の大きさを任意に設定できるため、停止位置Xq(又はXp)の正確性及び安定性を高める観点から、その最適化を容易に行うことができる。これにより、回動範囲規制装置1を組付けは終了する。図1は、回動範囲規制装置1が組付けられたロータリソレノイドMを示す。
次に、本実施形態に係る回動範囲規制装置1を備えるロータリソレノイドMの使用方法及び動作について、図1〜図9を参照して説明する。
例示のロータリソレノイドMは、図1に示すように、シャフト2sのフロント側に、振分ブレード50を取付けたものであり、この振分ブレード50を、例えば、商品等の配送路に臨ませれば、搬送される商品等を二方向に選択的に振り分けることができる。したがって、振分ブレード50の切換動作は、配送路における商品等の搬送速度に対応する高速性かつ正確性が要求されるが、本実施形態に係る回動範囲規制装置1を備えるロータリソレノイドMはこのような用途に最適となる。
一方、ロータリソレノイドM及び回動範囲規制装置1の動作は次のように行われる。まず、ロータリソレノイドMのコイル部18a,18bに通電して、コイル部18a,18bを励磁すれば、一対のコア部17a,17bの先端面に、それぞれN極とS極を発生させることができる。したがって、コイル部18a,18bに対する通電極性を制御し、一対のコア部17a,17bの先端面に発生する極性を反転させれば、シャフト2sを一方(正方向)又は他方(逆方向)に回動させることができる。
今、図6(a)に示すように、係合部3が一方の停止位置Xpにあるものとする。したがって、振分ブレード50は実線で示す50sの位置にある。そして、振分ブレード50を仮想線で示す50eの位置、即ち、係合部3を他方の停止位置Xqに切換える切換指令が出力すれば、コイル部18a,18bに対して反対方向の通電が行われ、図9に示す負側の印加電圧Vqが付与される。この結果、マグネットロータ2は加速しながら回動し、係合部3は、図6(a)の停止位置Xpから、図中、時計方向へ回動変位する。そして、図6(b)に示すように、他方の停止位置Xqよりも所定の回動区間Lsだけ手前となる仮係止位置Xmに達すれば、係合部3の係合子24qがブロック部6qに衝突する。
衝突時には、静止慣性付与機構5aにより、係合部3に対して所定の慣性力による静止慣性が付与されるため、係合部3対する減速が行われ、さらにブレーキ機構5bにより減速されながら停止位置Xq(又はXp)に至る。即ち、係合部3は、そのまま可動ブロック6を押して回動するとともに、この際、可動ブロック6はブレーキ機構5bにおけるブレーキパッド7により制動され、所定の回動区間Lsを回動すれば、ブロック部6qが規制部4qに当接して停止する。この状態を図6(c)に示す。この場合、ブロック部6qが規制部4qに当接した時点では、ブレーキ機構5bによる制動により回動時のエネルギが消滅し、この結果、回動時の速度も十分に減速される。したがって、他方の停止位置Xqに到達したときの衝突は、減速された小さい速度(微速)での衝突となり、図7及び図8に実線で示す回動位置特性Xのように、衝突に伴う停止位置Xp,Xqにおける不安定挙動はほとんど解消される。なお、図8中、tcは係合部3と可動ブロック6の衝突時点を示す。
また、ブロック部6qが他方の規制部4qに当接した後は、図9に示すように、印加電圧Vqの印加は速やかに解除する。即ち、図9に示すte時点において印加電圧Vqの印加を解除し、従来のような衝突後に一定時間だけ通電を継続して切換方向の力を維持する制御は行わない。したがって、無用な電力消費を回避することができる。
しかも、係合部3は、静止慣性付与機構5aにより衝撃が吸収(低減)されるとともに、ブレーキ機構5bにより移動速度が減速された後に、規制部4q(又は4p)に衝突するため、衝突時の衝撃が大きく低減され、衝突時の衝撃エネルギも小さくなることから、発熱も大きく低減される。したがって、規制部4q(又は4p)と係合部3における機械的な痛みを防止でき、耐久性向上による規制部4q(又は4p)及び係合部3の長寿命化を図れるとともに、物理的な劣化及び発熱による変形等が低減又は解消され、停止位置Xq(又はXp)の正確性及び安定性を高めることができる。
以上の説明は、係合部3を、一方の停止位置Xpから他方の停止位置Xqへ回動させる場合であるが、この場合とは反対に、他方の停止位置Xqから一方の停止位置Xpへ回動させる場合も同様に行うことができる。この場合、コイル18a,18bには、図9に示す正側の印加電圧Vpが付与される。また、係合部3が他方の停止位置Xqへ回動する際には、一方のブロック部6pは係合部3の回動方向と同方向になるが、他方のブロック部6qは係合部3の回動方向に対して逆方向になるため、他方のブロック部6qは、自動で制動開始位置に戻される。この結果、反対方向となる他方の停止位置Xqから一方の停止位置Xpへ回動させる際にも移動規制手段5による同様の静止慣性の付与及び制動が行われる。
次に、本発明の変更実施形態に係る回動範囲規制装置1について、図10及び図11を参照して説明する。
図10に示す変更実施形態は、規制部4p,4qと可動ブロック6を変更した例を示す。図1〜図6に示した実施形態(基本実施形態)は、一対の規制部4p,4qを、一体形成した規制体部4により構成した場合を示したが、図10に示す変更実施形態は、規制部4pと4qをそれぞれ別体に構成し、かつ離間させることによりそれぞれを独立した形態により構成したものである。基本実施形態では、規制体部4を用いたため、部品点数を半減できるとともに、各ブロック部6p,6qの大きさ(摺接面積)をより大きくできるため、より安定した制動力を付与できる利点がある。これに対して、図10に示す変更実施形態では、規制部4p,4qの位置を自由に選定できるとともに、規制部4p,4qの位置に応じて各ブロック部6p,6qの大きさを任意に変更できる。例示の場合は、図10に示すように、規制部4p,4qと可動ブロック6を端体部12rsの半円以内に収めることができるため、よりコンパクトに構成できるなど、レイアウト上の自由度を高めることができる。このように、規制部4p,4qと可動ブロック6、更には移動規制手段5は、様々な形態により実施することができる。
図11に示す変更実施形態は、回動範囲規制装置1を、ロータリソレノイド本体11に対して別体の独立した装置として構成した例を示す。基本実施形態は、ロータリソレノイド本体11のリアケーシング12rを利用し、このリアケーシング12rに対して一体に設けた場合を示したが、図11に示す変更実施形態は、回動範囲規制装置1をロータリソレノイド本体11から分離して構成した。このため、回動範囲規制装置1には、ハウジング21の端部に一体の円盤形のベース体部60を設ける。また、このベース体部60の中央には軸受部61を取付け、この軸受部61によりシャフト部62を回動自在に支持するとともに、このシャフト部62の内端は、ハウジング21の内部に臨ませて係合部3(係合ブロック23)を固定する。さらに、シャフト部62の外端は、外部に臨ませて結合部63を設ける。この結合部63には、ロータリソレノイド本体11のシャフト2sを挿入し、不図示の固定ネジにより固定して、シャフト2sとシャフト部62を結合することができる。したがって、図11に示す回動範囲規制装置1は、他のロータリソレノイド製品と任意に組み合わせて使用することができる。このように独立した形態の回動範囲規制装置1も本発明に包含される。
なお、図10及び図11において、図1〜図6と同一部分には同一符号を付して、その構成を明確にするとともに、その詳細な説明は省略する。特に、図11の変更実施形態に係る主要構成は、図1〜図6の基本実施形態と同じである。
以上、最良実施形態及び変更実施形態について詳細に説明したが、本発明は、このような実施形態に限定されるものではなく、細部の構成,形状,素材,数量,手法等において、本発明の精神を逸脱しない範囲で、任意に変更,追加,削除することができる。
例えば、制動力の大きさを調整可能な制動力調整手段8は、例示の構成に限定されるものではなく、制動力の大きさを調整する機能を有するものであれば、他の構成により置換することができる。また、ブレーキパッド7は、ブロック部6p,6qにおける相対向する両面を挟み、かつ回動方向への変位が規制される一対のパッド本体部7f,7rを有する構成を例示したが、ブロック部6p,6qの周面に圧接するブレーキパッド7を用いるなど、他の構成を排除するものではない。一方、一対の規制部4p,4qと一対のブロック部6p,6qにおける一対の衝突部位の相対向する衝突面の一方の衝突面に、緩衝体9p,9qを付設する場合を示したが、このような緩衝体9p,9qはブロック部6p,6q側に設けてもよいし、必要によりブロック部6p,6q側と規制部4p,4q側の双方に設けてもよい。
本発明に係る回動範囲規制装置は、マグネットロータのシャフトと一体に回動する係合部の回動範囲を規制する一対の規制部を備える各種ロータリソレノイドに利用することができる。この場合、ロータリソレノイドに対して一体であるか別体であるかは問わないとともに、ロータリソレノイドは、例示以外の各種用途及び各種タイプのロータリソレノイドに適用できる。

Claims (6)

  1. マグネットロータのシャフトと一体に回動する係合部の回動範囲を規制する一対の規制部を備えるロータリソレノイドの回動範囲規制装置において、前記係合部が一方の規制部に規制される一方の停止位置から他方の規制部に規制される他方の停止位置まで回動する際における前記他方の停止位置よりも所定の回動区間だけ手前となる仮係止位置から当該他方の停止位置まで移動する前記係合部に、前記係合部と各規制部間に変位自在に配した所定の重量を有する一対のブロック部及びこの一対のブロック部を連結する連結部を有する可動ブロックを衝突させて所定の慣性力による静止慣性を付与する静止慣性付与機構と、前記ブロック部にブレーキパッドを圧接して所定の制動力による制動を行うブレーキ機構と、を備える移動規制手段を設けたことを特徴とするロータリソレノイドの回動範囲規制装置。
  2. 前記ブレーキ機構は、前記制動力の大きさを調整可能な制動力調整手段を備えることを特徴とする請求項1記載のロータリソレノイドの回動範囲規制装置。
  3. 前記ブレーキパッドは、前記ブロック部における相対向する両面を挟み、かつ回動方向への変位が規制される一対のパッド本体部を有することを特徴とする請求項1又は2記載のロータリソレノイドの回動範囲規制装置。
  4. 前記一対の規制部は、一体形成した規制体部により構成することにより、前記規制体部の一方の側面を第一の規制部とし、かつ他方の側面を第二の規制部とすることを特徴とする請求項1,2又は3記載のロータリソレノイドの回動範囲規制装置。
  5. 前記一対の規制部と前記一対のブロック部における一対の衝突部の相対向する衝突面の少なくとも一方の衝突面には、緩衝体を付設することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のロータリソレノイドの回動範囲規制装置。
  6. 前記緩衝体は、前記規制体部の外面を被覆する弾性素材により形成した筒状の緩衝部材を用いることを特徴とする請求項5記載のロータリソレノイドの回動範囲規制装置。
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