JP5636032B2 - コンプレッサ装置 - Google Patents

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本発明は、コンプレッサ装置が接続される被空気充填物への圧縮空気の供給圧力を、リーフバルブを設けることなく規定圧力以下に規制したコンプレッサ装置に関する。
例えばタイヤである被空気充填物に圧縮空気を充填するコンプレッサ装置として、図7(A)に示すものが提案されている(例えば特許文献1参照)。この装置aは、圧縮空気を発生させるコンプレッサ本体bと、発生する圧縮空気をタイヤ側に送る空気送給手段kとを具えるとともに、前記コンプレッサ本体bには、圧縮空気の供給圧力が規定圧力を超えたときその過圧を逃がすリリーフバルブcが設けられる。タイヤ用のコンプレッサ装置の場合、前記規定圧力は、通常タイヤの許容最高圧に設定されており、この規定圧力を超える圧力が充填されることによるタイヤの損傷を防止する。
他方、前記リリーフバルブcは、図7(B)に示すように、シリンダdのサージ室d1に前端部が取り付く筒状のバルブケースeを具えるとともに、前記バルブケースeには、前端が空気流入口h1をなす中心孔hが形成される(例えば特許文献2参照)。前記中心孔h内には、前記空気流入口h1を開閉させる弁体fと、この弁体fを空気流入口h1側に付勢するコイルバネgとが配されるとともに、前記中心孔hの後端には、排気孔j1を有しかつ前後に螺進退自在に螺着される調整キャップjが取り付けられる。そしてリリーフバルブcを組み立てる際には、前記規定圧力(リリーフ圧)にてリリーフバルブcが作動するように、前記調整キャップjを螺進退させてコイルバネgの付勢力を調節することが行われる。
このようにリリーフバルブcは、その部品数が多く、しかも組み立て時、全数に対して前記調節作業が必要となる。そのため、生産に際して多くの時間と労力が必要となるなど、コンプレッサ装置における生産性の低下やコストアップの原因の一つとなっている。
特開2005−344570号公報書 特開2012−101450号公報
そこで本発明は、リリーフバルブを排除しながらも、被空気充填物への圧縮空気の供給圧力を、規定圧力以下に規制することができ、被空気充填物の過圧による損傷を抑制し安全性を確保しながら、生産性の向上及びコストダウンを図りうるコンプレッサ装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本願請求項1の発明は、リリーフバルブを設けることなく圧縮空気の供給圧力を規定圧力P以下に規制したコンプレッサ装置であって、
モータ、
該モータにクランク機構を介して駆動されるピストン、
前記ピストンを下死点から上死点まで往復移動可能に収容するとともに前記ピストンとの間で空気を圧縮させるポンプ室を形成するシリンダ本体と、前記ポンプ室で圧縮された圧縮空気を排気弁を介して受け取るサージ室を形成するシリンダ副部とを有するシリンダ、
前記ピストンを貫通し外気を前記ポンプ室内に吸気する吸気孔と、この吸気孔をポンプ室側から弾性的に閉じる板バネからなる弁体とを有する吸気弁、
及び前記サージ室からの圧縮空気を外部に送給する空気送給流路を具え、
しかも、前記ピストンが下死点から上死点まで移動する間のシリンダ容積であるストローク容積をV1、前記ピストンが上死点に到達したときのシリンダ容積である圧縮容積をV2、大気圧をPとしたとき、前記圧縮容積V2は次式(1)を充足するとともに、
前記吸気孔の直径Dを3〜15mmとしたことを特徴としている。
0.8×{V1×P/(P−P)}≦V2<1.0×{V1×P/(P−P)} −−−(1)
また請求項2では、前記弁体は、その厚さtを0.05〜0.2mmとしたことを特徴としている。
なお前記圧力P、Pは、絶対圧力である。
本発明は叙上の如く、シリンダの圧縮容積V2を、前記式(1)を充足するように設定されている。
ここでボイルの法則から、下死点においてシリンダ内に空気を吸入した状態におけるシリンダ内の空気の圧力と体積の積{P×(V1+V2)}は、上死点において最高圧力Pmax に圧縮された状態におけるシリンダ内の空気の圧力と体積の積(Pmax ×V2)と一致する。即ち、次式(ア)の関係が得られる。又前記式(ア)から、圧縮容積V2が式(イ)の如く得られる。
Pmax ×V2=P×(V1+V2) −−−(ア)
V2=(P×V1)/(Pmax −P) −−−(イ)
他方、サージ室側の空気圧がしだいに上昇して前記最高圧力Pmax と等しくなった時には、排気弁の内外における圧力が均衡する。そのため、シリンダ内の圧縮空気はサージ室側に排出されなくなり、シリンダ内にとどまる。即ち、ピストンが作動するにもかかわらず、シリンダ内への吸気も排気も行われなくなり、コンプレッサ装置からの供給圧力は、前記シリンダ内の最高圧力Pmax よりも上昇することがなくなる。
従って、前記最高圧力Pmax としてコンプレッサ装置の規定圧力Pを設定することで、リリーフバルブを用いることなく、コンプレッサ装置からの供給圧力を前記規定圧力P以下に規制でき、そのための圧縮容積V2を、次式(ウ)として求めることができる。
V2=(P×V1)/(P −P) −−−(ウ)
しかし実際には、吸気弁による影響により、下死点における空気の吸入量に不足が生じる傾向があり、従って、実際の圧縮容積V2は、(P×V1)/(P−P)よりも小さく設定する必要がある。しかし圧縮容積V2が小さすぎると、吸気弁の開閉に時間的遅れが生じて排気効率が低下するという新たな問題が発生する。そのため、本発明では、吸気孔の直径を規制して、吸気弁における吸気抵抗をできるだけ少なくすることで、前記圧縮容積V2を(P×V1)/(P−P)の0.8倍以上に確保するとともに、これにより排気効率の低下を抑制している。
本発明のコンプレッサ装置の使用状態の一例を示す斜視図である。 コンプレッサ装置の一実施例を示す斜視図である。 コンプレッサー本体の主要部を示す斜視図である。 コンプレッサー本体の主要部を示す断面図である。 吸気弁を示す分解斜視図である。 ストローク容積V1、及び圧縮容積V2を説明する略断面図である。 (A)は従来のコンプレッサ装置を示す斜視図、(B)はそのリリーフバルブを示す断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
本実施形態のコンプレッサ装置1は、リリーフバルブを設けることなく圧縮空気の供給圧力を規定圧力P以下に規制したコンプレッサ装置であって、図1に示すように、本例では、タイヤのパンク修理用、或いはタイヤのポンプアップ用のコンプレッサ装置である場合が示される。
なお図1中の符号40は、パンク修理液を収容したボトル容器41の口部にキャップ42を取り付けたボトルユニットである。前記キャップ42には、前記コンプレッサ装置1から供給される圧縮空気をボトル容器41内へ送り込む空気取入れ口部42a、及びこの圧縮空気の送り込みにより前記ボトル容器41からパンク修理液と圧縮空気とを順次取り出す取出し口部42bが設けられる。本例では、前記コンプレッサ装置1と空気取入れ口部42aとの間、及び取出し口部42bとタイヤTとの間がそれぞれホース43a、43bにて接続される場合が例示される。しかし、前記コンプレッサ装置1と空気取入れ口部42aとの間をホース43aを介することなく直接接続可能に構成することもできる。
又前記コンプレッサ装置1は、図2に示すように、収納ケース2内に、圧縮空気を発生させるコンプレッサ本体3を一体可搬に収納している。前記コンプレッサ本体3は、モータMと、該モータMにクランク機構11を介して連結されるピストン5と、このピストン5を往復移動可能に収容するシリンダ7と、前記ピストン5に取り付く吸気弁12と、発生する圧縮空気を外部に送給する空気送給流路8とを少なくとも具える。
前記収納ケース2は、小高さの偏平略直方体状の箱体をなし、上下のケース部2U、2Lに分解可能に形成されている。前記モータMとしては、自動車の12V直流電源で作動する市販の種々のDCモータが採用できる。このモータMには、自動車のシガーライターソケットに接続可能な電源プラグ10を先端に設けた電源コードが、前記収納ケース2の上板部に取り付く電源スイッチSWを介して接続される。又前記クランク機構11としては周知の種々の構造のものが採用しうる。
又前記シリンダ7は、図3、4に示すように、シリンダ本体7Aとシリンダ副部7Bとを具える。前記シリンダ本体7Aは、前記ピストン5を下死点PL(図6に示す。)から上死点PUまで往復移動可能に収容するとともに、前記ピストン5との間で空気を圧縮させるポンプ室6Aを形成する。又シリンダ副部7Bは、前記シリンダ本体7Aに連設され、前記ポンプ室6Aで圧縮された圧縮空気を、排気弁13を介して受け取るサージ室6Bを形成する。このサージ室6Bは、ポンプ室6Aからの圧縮空気の脈動を抑え圧力を安定させる。そして前記シリンダ副部7Bには、例えばニップル状の連結部15、16が形成され、一方の連結部15には、前記サージ室6B内の圧力を測定する圧力計17が連結される。又他方の連結部16は、前記空気送給流路8をなし、本例では前記ホース43aが接続される。
前記排気弁13は、前記ポンプ室6Aとサージ室6Bとを導通する導通孔13A、前記の導通孔13Aをサージ室6B側から閉じる例えばゴム部材などからなる弁体13B、及び前記弁体13Bとシリンダ副部7Bの蓋部7B1との間に配され前記弁体13Bを導通孔13A側に付勢するコイルバネ状のバネ手段13Cとから形成される。この排気弁13は、ポンプ室6Aの加圧によって作動し、導通孔13Aを開口させる。この時の作動力は、弁体13Bへの圧力に換算したとき80kPa以下、さらには50kPa以下とできるだけ小さいのが好ましい。
又前記吸気弁12は、前記ピストン5を貫通して外気を前記ポンプ室6A内に吸気する吸気孔12Aと、この吸気孔12Aをポンプ室6A側から弾性的に閉じる弁体12Bとを具える。具体的には、図5に示すように、前記弁体12Bは、金属製の板バネからなり、本例では、前記ピストン5の上面に例えばネジ金具14などを用いて固定される固定部分12B1と、前記吸気孔12Aを覆う略円板状の被覆部分12B2と、その間に配されるくびれ部分12B3とからなる略瓢箪状に形成される。そして前記くびれ部分12B3によって弾性変形容易とし、上死点PUからの下降に際してはポンプ室6A内の負圧によって吸気孔12Aを開口し、外気を前記ポンプ室6A内に吸気する。又下死点PLからの上昇に際しては、弁体12Bの弾性及びポンプ室6A内の加圧によって吸気孔12Aを閉止しうる。
そして本発明では、リリーフバルブを設けることなくコンプレッサ装置1からの圧縮空気の供給圧力を、規定圧力P以下に規制するために、シリンダ7の圧縮容積V2を、従来よりも大、しかも次式(1)に示す範囲に設定している。
詳しくは、図6に示すように、前記ピストン5が下死点PLから上死点PUまで移動する間のシリンダ容積であるストローク容積をV1、前記ピストン5が上死点PUに到達したときのシリンダ容積である圧縮容積をV2、大気圧をPとしたとき、前記圧縮容積V2を、次式(1)を充足する範囲に設定している。
0.8×{V1×P/(P−P)}≦V2<1.0×{V1×P/(P−P)} −−−(1)
ここでボイルの法則から、下死点PLにおいてシリンダ7内に空気を吸入した状態におけるシリンダ7内の空気の圧力と体積の積{P×(V1+V2)}は、上死点PUにおいて最高圧力Pmax に圧縮された状態におけるシリンダ7内の空気の圧力と体積の積(Pmax ×V2)と一致する。即ち、次式(ア)の関係が得られる。又前記式(ア)から、圧縮容積V2は、式(イ)で得られる。
Pmax ×V2=P×(V1+V2) −−−(ア)
V2=(P×V1)/(Pmax −P) −−−(イ)
他方、サージ室6B側の空気圧がしだいに上昇して前記最高圧力Pmax と等しくなった時には、排気弁13の内外における圧力が均衡する。そのため、シリンダ7内の圧縮空気はサージ室6B側に排出されなくなり、シリンダ7内にとどまる。即ち、ピストン5が作動するにもかかわらず、シリンダ7内への吸気も排気も行われなくなり、コンプレッサ装置1からの供給圧力は、前記最高圧力Pmax よりも上昇することがなくなる。
従って、前記最高圧力Pmax としてコンプレッサ装置1の規定圧力Pを設定することで、リリーフバルブを用いることなく、コンプレッサ装置1からの供給圧力を前記規定圧力P以下に規制でき、そのための圧縮容積V2は、理論上は、次式(ウ)で求められる。
V2=(P×V1)/(P −P) −−−(ウ)
なおタイヤのパンク修理用、或いはタイヤのポンプアップ用のコンプレッサ装置の場合、前記規定圧力Pとして、タイヤの許容最高圧を採用するのが好ましく、例えば乗用車用タイヤの場合、451.3kPa(ゲージ圧に換算すると350kPa)、小型トラック用タイヤの場合、701.3kPa(ゲージ圧に換算すると600kPa)、重荷重用タイヤの場合、901.3kPa(ゲージ圧に換算すると800kPa)とするのが好ましい。
しかし実際には、吸気弁12による影響により、下死点PLにおける空気の吸入量に不足が生じる傾向がある。従って、実際の圧縮容積V2は、前記値(P×V1)/(P−P)よりも小さく設定する必要がある。しかし圧縮容積V2が小さすぎると、吸気弁12の開閉に時間的遅れが生じてコンプレッサの排気効率が著しく低下するという新たな問題が発生する。
そのため本発明では、吸気孔12Aの直径D(図5に示す。)を規制し、吸気弁12における吸気抵抗を抑えることで、前記圧縮容積V2を、前記値(P×V1)/(P−P)の0.8倍以上に確保するとともに、これにより排気効率の低下を抑制している。
詳しくは、前記吸気孔12Aの直径Dを3〜15mmの範囲に規制している。前記直径Dが3mmを下回ると吸気量が不足し、コンプレッサの排気効率の低下を招く。又前記直径Dが15mmを超える場合、前記弁体12Bが薄い板バネからなるため、吸気孔12Aへの密閉性が不十分となり、排気効率を低下させる。そのため前記直径Dの下限は5mm以上が好ましく、又上限は10mm以下が好ましい。
又この時、前記弁体12Bの厚さt(図5に示す。)が0.05〜0.2mmであるのが好ましく、0.2mmを超えると、ピストン作動中の慣性抵抗は大きくなるものの、弁体12Bの曲げ剛性が過大となって吸気孔12Aが充分開かなくなり吸気量不足を招く。また前記厚さtが0.05mmを下回る場合には、弁体12Bの剛性が不足して吸気孔12Aへの密閉性が不十分となり、排気効率の低下を招く。このような観点から、前記厚さtの下限は0.07mm以上がより好ましく、又上限は0.15mm以下がより好ましい。同じ観点から、前記くびれ部分12B3の幅W(図5に示す。)は、吸気量不足を抑制するために10mm以下にするのが好ましい。
なお前記弁体12Bとしては、特に耐食性に優れるステンレス材が好適に採用しうる。
又前記被覆部分12B2は、前記吸気孔12Aの直径Dよりも1〜5mm大きい直径にて形成するのが好ましい。
以上、本発明の特に好ましい実施形態について詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施しうる。
本発明の効果を確認するため、図4に示す構造なしリリーフバルブが装着されていないコンプレッサー装置を表1の仕様で試作した。そして各コンプレッサー装置をタイヤに接続し、コンプレッサー装置を作動状態で放置したときの最大圧力Pを、シリンダ副部7Bに取り付く圧力計17を用いて測定した。又比較のために、リリーフ圧を451.3kPa(ゲージ圧に換算すると350kPa)に設定したリリーフバルブを具える従来のコンプレッサー装置に対しても同様のテストを行い、コンプレッサー装置の最大圧力Pを測定した。
表に記載以外は実質的に同仕様であり、各コンプレッサー装置とも、吸気弁12の弁体12Bとして略瓢箪形状(くびれ部の幅7mm)をなす金属製(ステンレス)の板バネを使用している。又排気弁13の作動力(弁体への圧力に換算)は30kPaである。
排気効率:
電圧12V、タイヤ空気圧を250kPa(ゲージ圧)まで昇圧する場合の従来例の時間をTo、実施例の時間をTとしたときの比To/T×100(%)として、排気効率を比較した。値が大きい程、排気効率に優れる。
Figure 0005636032
表の如く、実施例のコンプレッサ装置は、リーフバルブを設けることなく、しかも排気効率を高く維持しながら、タイヤ(被空気充填物)への圧縮空気の供給圧力をほぼ規定圧力にて規制しうるのが確認できる。
1 コンプレッサ装置
11 クランク機構
5 ピストン
6A ポンプ室
6B サージ室
7 シリンダ
7A シリンダ本体
7B シリンダ副部
8 空気送給流路
12 吸気弁
12A 吸気孔
12B 弁体
13 排気弁
M モータ
PL 下死点
PU 上死点

Claims (2)

  1. リリーフバルブを設けることなく圧縮空気の供給圧力を規定圧力P以下に規制したコンプレッサ装置であって、
    モータ、
    該モータにクランク機構を介して駆動されるピストン、
    前記ピストンを下死点から上死点まで往復移動可能に収容するとともに前記ピストンとの間で空気を圧縮させるポンプ室を形成するシリンダ本体と、前記ポンプ室で圧縮された圧縮空気を排気弁を介して受け取るサージ室を形成するシリンダ副部とを有するシリンダ、
    前記ピストンを貫通し外気を前記ポンプ室内に吸気する吸気孔と、この吸気孔をポンプ室側から弾性的に閉じる板バネからなる弁体とを有する吸気弁、
    及び前記サージ室からの圧縮空気を外部に送給する空気送給流路を具え、
    しかも、前記ピストンが下死点から上死点まで移動する間のシリンダ容積であるストローク容積をV1、前記ピストンが上死点に到達したときのシリンダ容積である圧縮容積をV2、大気圧をPとしたとき、前記圧縮容積V2は次式(1)を充足するとともに、
    前記吸気孔の直径Dを3〜15mmとしたことを特徴とするコンプレッサ装置。
    0.8×{V1×P/(P−P)}≦V2<1.0×{V1×P/(P−P)} −−−(1)
  2. 前記弁体は、その厚さtを0.05〜0.2mmとしたことを特徴とする請求項1記載のコンプレッサ装置。
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