JP5636010B2 - 装着具 - Google Patents
装着具 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5636010B2 JP5636010B2 JP2012039549A JP2012039549A JP5636010B2 JP 5636010 B2 JP5636010 B2 JP 5636010B2 JP 2012039549 A JP2012039549 A JP 2012039549A JP 2012039549 A JP2012039549 A JP 2012039549A JP 5636010 B2 JP5636010 B2 JP 5636010B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wheelchair
- mounting
- arms
- portions
- cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Rehabilitation Tools (AREA)
Description
すなわち、第1の局面によれば、車椅子又は歩行補助具に対して機器又は器具を装着するために前記車椅子又は歩行補助具に対して取り付けられる装着具であって、第1及び第2のアームを有し、前記第1及び第2のアームはそれぞれの一端部同士で互いに連結されることにより相対回転可能とされており、前記第1及び第2のアームは前記機器又は器具を載置するための第1及び第2の載置部を有し、前記第1及び第2のアームの一端部とは反対側のそれぞれの他端部が前記車椅子又は歩行補助具に対して取り付けられる。
図1は、本発明の第1実施形態による装着具100を示す斜視図である。装着具100は、主として金属あるいは強化プラスチックなどの高剛性材料からなる。装着具100は、第1及び第2のアーム101、102と、これらとは別個に設けられた2つの円筒状の固定器具7、8とからなる。第1及び第2のアーム101、102はそれぞれ、長形平板状部材である第1及び第2のコアプレート1、2の両面に対して、2つの載置部3、4と、2つの円筒脚部5、6とをそれぞれ取り付けてなる。アーム101、102はそれぞれのコアプレート1、2の連結側端部1a、2aにおいてヒンジ9により互いに連結されることにより、相対回転可能とされている。ヒンジ9は1本のピン9a及び2枚の平板状部材9bとからなり、2枚の平板状部材9bはコアプレート1の連結側端部1aに対して、その両面から挟み込むようにしてボルト等の固定手段により固定されている。コアプレート2の連結側端部2aはヒンジ9の2枚の平板状部材9bの間に緩く挟まれており、ピン9aが2枚の平板状部材9bとそれらに挟まれたコアプレート2の連結側端部2aとを貫通している。ピン9aは2枚の平板状部材9bに対して固定され、コアプレート2の連結側端部2aはピン9aを中心に回転自在とされている。
なお、ボンベカート40は、酸素ボンベの他、点滴供給装置、インシュリン等の薬剤投与装置、栄養補給装置等の医療機器を収納したカートやバッグ等であっても良い。カートには、酸素供給装置等の医療機器自体に車輪を設けたものなども含まれる。また、車輪を有するものに限らず、装着部3、4のフック部3a、4aに係止可能な形状を有する四点支持杖、松葉杖等の福祉用具等も、当該形状部分をフック部3a、4aに係止することで、装着具100を介した車椅子等への装着が可能である。
次に、本発明の第2実施形態について、図10及び図11を参照しながら説明する。図10は第2実施形態による装着具300を表す斜視図である。図1の装着具100がフック形状の載置部3、4を有していたところ、図10に示す装着具300は、上面が平坦な載置部301、302を有している点で異なる。それ以外は同一である。
図11(A)は、図10の載置部301を図中の矢印XIAに沿って見た状態を表す正面図である。図11(B)は図11(A)の載置部301を矢印XIBの方向に見た側面図である。載置部301は、金属または強化プラスチック等の高剛性材料からなる平坦な板状の載置板部301a、中間部301b、及び基部301cを有する。載置板部301a、中間部301b、及び基部301cは溶接や接着等の方法により一体化されている。基部301cがコアプレート1に対して固定される点については第1実施形態と同様である。装着具300が車椅子又は歩行補助具に取り付けられ使用される状態において、載置板部301aの上面がほぼ水平になるように各部は構成されている。なお、コアプレート2に装着される載置部302の形状は載置部301と左右対称であり、詳細な説明を省略する。
第2実施形態の変形例として、載置部301に対して器具をより安定的に載置するための手段を有する例を、図12及び図13に示す。すなわち、図12に示す載置部301は、その載置板部301aの上面に一体的に設けられ上方向へ突出する雄螺子部301dを有する。図12(A)は載置部301の正面図、図12(B)は図12(A)中の矢印XIIBの方向に見た状態を表す載置部301の側面図である。図13に示す載置部301は、載置板部301aの下面に一体的に設けられ下方向へ突出する雌螺子部301eを有する。図13(A)は載置部301の正面図、図13(B)は図13(A)の載置部301の載置板部301a及び雌螺子部301eの、一点鎖線XIIIBCにおける断面を表す部分断面図である。図13(B)においては載置板部301aと、内周面に雌螺子を有する雌螺子部301eとを別体として設けてこれらを一体化しているが、図13(C)のように、載置板部301aと雌螺子部301eとを予め一体的に設けて、その両方を貫通する雌螺子穴を設けても良い。
本変形例の固定器具107は、2枚の板部材からなる万力の形状を有する万力部107aと、万力部107aの一方の板部材から伸びる棒部107bとを有している。万力部107aを構成する2枚の板部材には円筒状パイプの形状に沿う断面円弧状溝が向かい合うように形成されている。当該溝の部分で車椅子200のバックレストパイプ24を挟み込んで、2枚の板部材同士をボルト等で締め付けることにより、円筒脚部107をバックレストパイプ24に対して固定することができる。
3、4、301、302 載置部
5、6、105 円筒脚部
7、8、107 固定器具
9 ヒンジ
24 バックレストパイプ
40 ボンベカート
100、300 装着具
101、102 アーム
200 車椅子
201 ティッピングバー
Claims (5)
- 車椅子に対して酸素ボンベ用のボンベカートを装着するために前記車椅子に対して取り付けられる装着具であって、
第1及び第2のアームを有し、
前記第1及び第2のアームはそれぞれの一端部同士で互いに連結されることにより相対回転可能とされており、
前記第1及び第2のアームは前記ボンベカートを載置するための第1及び第2の載置部であって、前記ボンベカートを載置する状態における上面がそれぞれ平坦面状に形成される第1及び第2の載置部をそれぞれ有し、
前記第1及び第2のアームの一端部とは反対側のそれぞれの他端部が前記車椅子の2本のティッピングバーのそれぞれに対して取り付けられる、装着具。 - 前記車椅子は折り畳み可能な構造を有し、
前記第1及び第2のアームを相対回転させることにより、前記第1及び第2のアームの他端部を前記車椅子の2本のティッピングバーのそれぞれに取り付けたままの状態で前記車椅子を折り畳み可能とする、請求項1に記載の装着具。 - 前記第1及び第2のアームは、ヒンジにより相対回転自在に互いに連結されている、請求項1又は2に記載の装着具。
- 前記第1及び第2のアームの他端部の各々は、前記2本のティッピングバーの各々に対して相対回転可能に取り付けられる円筒パイプ部を有する、請求項1〜3のいずれか一項に記載の装着具。
- 請求項1〜4のいずれか一項に記載の装着具を有する、車椅子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012039549A JP5636010B2 (ja) | 2011-03-03 | 2012-02-27 | 装着具 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011046068 | 2011-03-03 | ||
JP2011046068 | 2011-03-03 | ||
JP2012039549A JP5636010B2 (ja) | 2011-03-03 | 2012-02-27 | 装着具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012192164A JP2012192164A (ja) | 2012-10-11 |
JP5636010B2 true JP5636010B2 (ja) | 2014-12-03 |
Family
ID=47084652
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012039549A Active JP5636010B2 (ja) | 2011-03-03 | 2012-02-27 | 装着具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5636010B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7026940B2 (ja) * | 2018-03-07 | 2022-03-01 | 公立大学法人岡山県立大学 | 車椅子用のティッピングレバー |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4700840B2 (ja) * | 2001-05-23 | 2011-06-15 | 株式会社松永製作所 | 車椅子のフットレスト |
JP2004113722A (ja) * | 2002-09-20 | 2004-04-15 | Toyoyasu:Kk | 車椅子用天蓋 |
-
2012
- 2012-02-27 JP JP2012039549A patent/JP5636010B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012192164A (ja) | 2012-10-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP2090276B1 (en) | Height adjustable rolling walker for transportation seating | |
US7523950B2 (en) | Rolling walker | |
JP2014030692A (ja) | 歩行器兼用車椅子 | |
TWI589287B (zh) | Moving car | |
CA2828666C (en) | Transport chair allowing transport of multiple passengers | |
JP5750704B2 (ja) | 車椅子移動支援具 | |
JP6183793B2 (ja) | 点滴スタンド連結具 | |
JP5636010B2 (ja) | 装着具 | |
US20170095381A1 (en) | Modular wheelchair system | |
JP2015083102A (ja) | 介護移動用カート | |
JP2008079768A (ja) | 補助グリップ | |
JP3161833U (ja) | 車椅子用補助器具 | |
JP5980572B2 (ja) | 車椅子 | |
EP3914217B1 (en) | Transfer assist pull handles and methods of use thereof | |
KR20160049779A (ko) | 래치형 휠체어 전동 바이크 | |
US7627911B1 (en) | Method and apparatus for handling a person | |
JP2017094043A (ja) | 車椅子用の車輪付きスタンドの連結装置 | |
KR102024931B1 (ko) | 환자 이송 및 휴식용 구조물로 변신가능한 가변형 구조체 | |
JP5964154B2 (ja) | 車椅子 | |
JP3226245U (ja) | 車椅子用点滴スタンド | |
JP3163873U (ja) | モジュール型歩行器 | |
US7374195B1 (en) | Separable wheelchair assembly and method | |
TWI309978B (ja) | ||
CN211674968U (zh) | 生活自理能力差患者轮椅转运辅助装置 | |
JP2015119774A (ja) | 車椅子用アタッチメント、医療設備ユニット、車椅子装置及び医療機器装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130918 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140708 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140711 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140903 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140924 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20141017 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5636010 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |