JP5632587B2 - 調光用点灯装置 - Google Patents

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Description

本発明は、光源を調光可能な調光用点灯装置に関するものである。
従来、白熱電球からなる光源への供給電力を位相制御することで、光源の調光制御を行う調光用点灯装置があり、位相制御素子としてトライアックを用いて供給電力の位相をON/OFFさせていた。しかしながら、トライアックによって位相制御を行う場合には、トライアックを導通させるタイミングで大きな電流が流れ、光源や電源にストレスがかかり、これらの寿命が短くなるなどの問題があった。
そこで、トライアックの代わりとして、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)やFET(Field effect transistor)を用い、光源に供給する正弦波交流の振幅を制御することで調光制御を行う調光用点灯装置が考えられている(特許文献1を参照)。
特許文献1に開示された調光器においては、正弦波からなる交流電源と光源との接続・非接続を切り替えるスイッチ手段と、スイッチ手段による接続・非接続に基づいて光源に供給される電圧を平滑化する平滑手段を備え、平滑手段によって平滑化された交流電圧を光源に供給している。ここで、スイッチ手段の接続・非接続の周期を制御手段が制御することで、光源に印加される電圧の振幅が0から100%までの範囲で制御され、光源の調光制御が行われる。
特開2007−128669号公報
ところで、IGBTは、トライアックと比較すると耐突入電流値が低いことが知られている。また、白熱電球の温度が低い場合における白熱電球に流れる電流値は、点灯状態における電流値と比べて数倍の電流値となることが知られている。
このため、上記特許文献1のように調光制御用の素子として、IGBTを使用し、白熱電球が冷えた状態で点灯を開始し、交流電圧を白熱電球に印加させると(図5(a)を参照)、IGBTの耐突入電流値Imを超える大きな電流値が流れ(図5(b)を参照)、IGBTに過大なストレスが加わるという問題があった。
本発明は、上記事由に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、白熱電球が冷えた状態で点灯しても、スイッチング用のトランジスタに過電流が流れることなく、安全性の高い調光用点灯装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1の発明では、交流電源と光源とを接続する電源経路に挿入され、交流電源からの正弦波交流をスイッチングするトランジスタと、前記トランジスタをオン/オフ制御するスイッチング制御部と、前記トランジスタによりスイッチングされた電圧を平滑化した交流電圧を前記光源に出力する平滑部と、前記トランジスタの出力電流値を測定する電流値測定部とを備え、前記出力電流値が所定の閾値を超えると、前記スイッチング制御部はスイッチング動作を停止させ、前記スイッチング動作を停止後、前記交流電源からの供給電圧と同じ半周期内で所定の時間が経過すると前記スイッチング制御部によるスイッチング動作を再開させることを特徴とする。
請求項の発明では、請求項に記載の発明において、前記スイッチング制御部は、前記スイッチング動作を停止後、前記交流電源からの供給電圧と同じ半周期内で、前記供給電圧がスイッチング動作を停止させた時点における供給電圧と等しくなった時に、スイッチング動作を再開させることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、スイッチング制御部を流れる電流値が所定の閾値以上の場合には、スイッチング制御部によるスイッチング動作を停止させるので、トランジスタに過大な電流が流れることを防止でき、安全性の高い調光用点灯装置を提供することができる。さらに、スイッチング動作を停止後、所定の時間経過すると再度スイッチング動作を開始させるので、徐々に光源を温めることができる。
請求項の発明によれば、スイッチング制御部を流れる電流値が所定の閾値以上の値になった時点における交流電源の電圧値と同じ電圧値になった時点でスイッチング動作を再開させることで、スイッチング制御部に閾値以上の電流値が流れることなく光源に点灯電力を供給することができ、光源をより早く温めることができる。
本発明の実施の形態にかかる調光用点灯装置を示す概略回路図である。 同制御システムにおける回路内の電圧値を示すグラフであり、(a)は交流電源の供給電圧、(b)はスイッチング制御部における制御電圧、(c)はトランジスタの出力電圧、(d)は光源に供給される点灯電圧を表している。 同制御システムの要部を示す概略ブロック図である 同制御システムを用いて光源を点灯させる際の電流値及び電圧値を示すグラフであり、(a)は交流電源の供給電圧値、(b)はスイッチング制御部における制御電圧値、(c)はトランジスタを流れる電流値、(d)は他の例によるトランジスタを流れる電流値を示している。 (a)は、従来の調光用点灯装置における交流電圧の電圧値を示すグラフであり、(b)は交流電圧を印加した際に光源及びIGBTを流れる電流値を示すグラフである。
以下に本発明の実施の形態にかかる調光用点灯装置について、図1〜図4に基づいて説明を行う。
図1に示すとおり、本実施の形態の調光用点灯装置Aは、商用電源からなる交流電源5と白熱電球からなる光源6とを接続する電源経路に挿入されたトランジスタ1(1a、1b)と、トランジスタ1をオン/オフ制御するスイッチング制御部2と、コイルL1、L2及びコンデンサCを用いたフィルタ回路からなり、トランジスタ1によりスイッチングされた電圧を平滑化する平滑部3と、例えばカレントトランスなどからなる既知の電流測定回路であり、トランジスタ1aとコイルL1との間に流れる電流値I1を測定する電流値測定部4とを備える。
また、調光用点灯装置Aは、光源6の調光レベルを調整するための既知の技術からなる操作部8及び設定部7を備え、使用者が操作部8を操作することで設定部7に調光レベル値が保持される。
トランジスタ1a、1bはそれぞれ、例えばnチャンネルIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)からなり、コレクタは交流電源5に、エミッタは平滑部3の入力端に接続される。また、トランジスタ1のゲート側の端子は、スイッチング制御部2に接続され、スイッチング制御部2からの制御電圧に基づいて、交流電源5からの正弦波交流をスイッチングして平滑部3に出力する。また、トランジスタ1a、1bのコレクタ・エミッタ間には、それぞれ逆方向の電流を流すフライホイールダイオードDが接続されている。
スイッチング制御部2は、設定部7と接続され、交流電源5からの電力を動作電力として動作し、交流電源5よりも高い周波数に設定された矩形波の制御電圧(図2(b)を参照)を、各トランジスタ1のゲートに印加してトランジスタ1をスイッチングさせている。なお、図2(b)に示す制御電圧のオン期間とオフ期間との比率を示すオンデューティは、点灯を行う光源6の動作電圧、交流電源5の有効電圧、および、設定部7が保持する調光レベル値によって決定され、オンデューティを変化させることで光源6への供給電力が制御される。
ここで、トランジスタ1a、1bは、スイッチング制御部2から出力される矩形波の制御電圧を受けて、交流電源5から出力された正弦波状の交流電圧(図2(a)を参照)をオン/オフして、図2(c)に示す電圧を平滑部3に出力する。また、平滑部3がこの出力電圧を図2(d)に示すような正弦波状の交流電圧に平滑化して、光源6の点灯電力として出力される。
またスイッチング制御部2には、トランジスタ1の耐久電流値よりも低い電流値に設定された閾値Ithが設けられ、閾値Ith及び電流値測定部4からの電流値を示す信号電圧をコンパレータ21を用いて比較し、電流値I1の絶対値が閾値Ith未満であれば、コンパレータ21の出力はLレベル、閾値Ith以上であればコンパレータ21の出力はHレベルとなる。またスイッチング制御部2は、この比較結果を示す電圧に基づいて、トランジスタ1のスイッチング動作を制御する制御部22を有し、制御部22に上述した比較結果の電圧がLレベルになるとトランジスタ1のスイッチング動作が停止される。その後、例えばトランジスタ1にスイッチング動作をさせるための制御電圧の周期時間が経過すると、再度トランジスタ1のスイッチング動作を開始させ、光源6への点灯電力を供給させる。
これにより、電流値I1の絶対値が閾値Ith未満の場合には、トランジスタ1及び平滑部3を介して正弦波交流が光源6に供給されるので、光源6や交流電源5へのストレスを低減することができ、また、電流値I1の絶対値が閾値Ith以上の場合には、トランジスタ1に大きな電流が流れて過大なストレスが加わること抑制することができる。
ここで、光源6が冷えている場合における光源6の点灯開始時の動作について、図4に示すグラフを用いて説明を行う。まず、スイッチング制御部2がトランジスタ1によるスイッチング動作を開始する(図4のt0)。このとき、電流値測定部4で測定されるトランジスタ1の電流値I1は、上述したように急激に増加するが、電流値I1の絶対値が閾値Ithよりも大きな値になると(図4のt1)、スイッチング制御部2がスイッチング動作を停止させるので、トランジスタ1を流れる電流値I1は徐々に減少する。
その後、トランジスタ1にスイッチング動作をさせるための制御電圧の周期時間(図4(b)を参照)が経過すると(図4のt2)、スイッチング制御部2が再度トランジスタ1によるスイッチング動作を開始させる。このとき、光源6がまだ温まっていない場合には、電流値I1が急激に上昇して閾値Ithよりも大きな値になるので(図4のt3)、スイッチング制御部2がトランジスタ1によるスイッチング動作を停止させる。この動作が複数回繰り返すことで(図4のt4、t5)光源6は徐々に温められ、その後t6において、スイッチング制御部2がトランジスタ1によるスイッチング動作を開始させた際には、電流値I1が急激に上昇することなく閾値Ith未満の値となる(図4(c)を参照)。これにより、スイッチング動作2はトランジスタ1によるスイッチング動作を継続させて、光源6は継続して点灯する。
このようにして、冷えた状態の光源6であっても、閾値Ithよりも大きな電流がトランジスタ1を流れることはなく、トランジスタ1に過大なストレスが加わることを防ぐとともに、トライアックによる調光制御に比べて、交流電源5や光源6にかかるストレスを低減した調光用点灯装置を提供することができる。
なお、スイッチング制御部2は、電流値I1が閾値Ith以上となってトランジスタ1によるスイッチング動作を停止させた後、制御電圧の次の周期でスイッチング動作を開始させているが、スイッチング動作を停止させた時点(図4のt1)における交流電源5の電圧値V1として(図4(a)を参照)、交流電源5の電圧値が同半周期内において電圧値V1と同じ値になった時点で(図4のt7)、トランジスタ1によるスイッチング動作を再開させるようにしてもよい(図4(d)を参照)。このようにすると、電流値I1が閾値Ith以上となるのは交流電源5の電源周期の半周期における電圧上昇時であり、再度、電圧が等しくなる際は電圧下降時であるので、スイッチング動作を再開させても、電流値I1が閾値Ith以上となることは無く、交流電源5の電源周期内で光源6に電流が流れる回数が増やすことができ、光源6を早く温めることができる。また、トランジスタ1を流れる電流値が急激に上昇して電流値I1が閾値Ith以上になることを防ぐことができ、トランジスタ1、交流電源5、及び、光源6へのストレスを低減することができる。
なお、本実施の形態では、トランジスタ1としてnチャンネルIGBTを使用しているが、FET(Field effect transistor)を用いてもよい。
A 調光用点灯装置
1a、1b トランジスタ
2 スイッチング制御部
3 平滑部
4 電流値測定部
5 交流電源
6 光源

Claims (2)

  1. 交流電源と光源とを接続する電源経路に挿入され、交流電源からの正弦波交流をスイッチングするトランジスタと、
    前記トランジスタをオン/オフ制御するスイッチング制御部と、
    前記トランジスタによりスイッチングされた電圧を平滑化した交流電圧を前記光源に出力する平滑部と、
    前記トランジスタの出力電流値を測定する電流値測定部とを備え、
    前記出力電流値が所定の閾値を超えると、前記スイッチング制御部はスイッチング動作を停止させ、前記スイッチング動作を停止後、前記交流電源からの供給電圧と同じ半周期内で所定の時間が経過すると前記スイッチング制御部によるスイッチング動作を再開させる
    ことを特徴とする調光用点灯装置。
  2. 前記スイッチング制御部は、前記スイッチング動作を停止後、前記交流電源からの供給電圧と同じ半周期内で、前記供給電圧がスイッチング動作を停止させた時点における供給電圧と等しくなった時に、スイッチング動作を再開させる
    ことを特徴とする請求項1記載の調光用点灯装置。
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