JP5632552B1 - 定規 - Google Patents

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Abstract

【課題】コンパスとともに使用することで、簡単な操作で、かつ、紙を汚さずに円を描くことができ、さらには、常に安全に使用可能な定規を提供する。【解決手段】コンパスの針と筆記具芯との間隔を任意に設定する機能を有する定規であって、少なくとも一方の長辺に沿って設けられた目盛部111、目盛部111の原点に対応する位置に設けられたコンパス針挿入用孔115、及び、目盛部111に沿って設けられた案内構造112を有する定規本体110と、案内構造112に沿って移動可能な可動プレートであって、案内構造112に沿って移動したときに目盛部111に沿った自身の位置を読み取るために目盛部111のいずれかの部分を指す指針124、及び、指針124が指す部分に対応する位置に設けられたコンパス筆記具芯挿入用孔123を有する可動プレート120とを備える定規100。【選択図】図1

Description

本発明は、定規に関する。特に、コンパスの針と筆記具芯との間隔を任意に設定する機能を有する定規に関する。
従来、直角定規、三角定規、平行定規、分度器、コンパス、テンプレートとして使用できる定規(多機能定規)が知られている。(例えば、特許文献1参照。)。図9及び図10は、特許文献1に記載された定規30(以下、従来の定規30という。)を説明するために示す図である。図9(a)は定規30を構成する第1の定規Aの平面図であり、図9(b)は第1の定規Aの側面図である。また、図10(a)は定規30を構成する第2の定規Bの平面図であり、図10(b)は第2の定規Bの側面図である。
従来の定規30は、図9及び図10に示すように、第1の定規Aと、その第1の定規Aに対して着脱自在で回動すべく連結する第2の定規Bとよりなる。第1の定規Aは目盛り1を有する第1の直線縁2と、その第1の直線縁2の端部より直角方向に伸びる第2の直線縁3とを有する。第2の定規Bは目盛り13を有する第1の直線縁14を有する。第1の定規Aは、分度目盛り6と、複数個の径の異なる小円の透孔8,8,・・・からなる円のテンプレートを有する。第2の定規Bは、その第1の直線縁14に沿って平行に延びる目盛り15を有するスライドレール16と、このスライドレール16の摺動ミゾに摺動すべく嵌合したスライダCとを有し、コンパス用の中心針ねじ18を螺合し、この中心針ねじ18の位置は上記スライドレール16の中心線上目盛り15の零位置にし、上記スライダCにはスライダCを固定するねじ20と筆記具の芯挿入用の透孔21が設けられている。
従来の定規30によれば、第2の定規B単独で中心針ねじ18とスライダCの筆記具の芯挿入用の透孔21とで任意な径の円を描くことができ、コンパスとして使用できる。このため、従来の定規30によれば、第2の定規Bがコンパスの役割を果たすため、別途コンパスを準備しなくても円を描くことができる。
特開平09‐207496号公報
しかしながら、従来の定規30においては、両手を使って操作する必要があり、また、持ち替え操作なしには360度の円を描くこともできず、また、円を描く際に、コンパス用中心針18を出し入れする操作や筆記用芯を固定する操作が別途必要となり、操作が煩雑であるという問題がある。また、従来の定規30においては、円を描く際に紙と第2の定規Bが擦れ、芯の粉などで紙が汚れてしまうという問題がある。さらにまた、従来の定規30においては、短いとはいえコンパス用中心針18が定規本体から突出する可能性があるため、また、定規の使用者は、円を描くとき以外は針に注意が行かないのが普通でため、危険であるという問題がある。
そこで、本発明は、このような従来の定規30が有する問題を解決するためになされたもので、コンパスとともに使用することで、簡単な操作で、かつ、紙を汚さずに円を描くことができ、さらには、常に安全に使用可能な定規を提供することを目的とする。

[1]本発明の定規は、コンパスの針と筆記具芯との間隔を任意に設定する機能を有する定規であって、少なくとも一方の長辺に沿って設けられた目盛部、当該目盛部の原点に対応する位置に設けられたコンパス針挿入用孔、及び、前記目盛部に沿って設けられた案内構造を有する定規本体と、前記案内構造に沿って移動可能な可動プレートであって、前記案内構造に沿って移動したときに前記目盛部に沿った自身の位置を読み取るために前記目盛部のいずれかの部分を指す指針、及び、前記指針が指す部分に対応する位置に設けられたコンパス筆記具芯挿入用孔を有する可動プレートとを備えることを特徴とする。
[2]本発明の定規においては、前記案内構造は、前記目盛部に沿って設けられた案内溝からなることが好ましい。
[3]本発明の定規においては、前記案内構造は、前記目盛部に沿って設けられた案内レールからなることが好ましい。
[4]本発明の定規においては、前記コンパス針挿入用孔の中心と、前記コンパス筆記具芯挿入用孔の中心は、前記一方の長辺に平行な1本の直線上に位置することが好ましい。
[5]本発明の定規においては、前記定規本体には、前記コンパス筆記具芯挿入用孔とは別のコンパス筆記具芯挿入用孔であって、前記コンパス針挿入用孔との間隔の異なる複数の第2コンパス筆記具芯挿入用孔が設けられていることが好ましい。
[6]本発明の定規においては、前記定規本体の底面側には、磁石が取り付けられていることが好ましい。
本発明の定規によれば、案内構造に沿って可動プレートを所定の位置まで移動させた後、定規本体に設けられたコンパス針挿入用孔にコンパスの針を挿入するとともに、可動プレートに設けられたコンパス筆記具芯挿入用孔にコンパスの筆記具芯を挿入することにより、コンパスの針とコンパスの筆記具芯との間隔を所定の間隔に正確に設定することができる。また、本発明の定規によれば、定規本体に設けられたコンパス針挿入用孔にコンパスの針を挿入するとともに、可動プレートに設けられたコンパス筆記具芯挿入用孔にコンパスの筆記具芯を挿入した後、案内構造に沿って可動プレートを所定の位置まで移動させることによっても、コンパスの針とコンパスの筆記具芯との間隔を任意かつ正確に設定することができる。その結果、本発明の定規によれば、このようにしてコンパスの針とコンパスの筆記具芯との間隔が任意かつ正確に設定されたコンパスを用いて、任意な径の円を正確に描くことができる。
このように、本発明の定規によれば、円を描く操作自体は、コンパスを用いて行うことができるため、片手で操作するだけで円を描くことができる。また、持ち替え操作なしに360度の円を描くこともできる。また、円を描く際、従来の定規30の場合に必要であった、コンパス用中心針18を出し入れする操作や筆記用芯を固定する操作が必要なくなる。その結果、本発明の定規によれば、簡単な操作で円を描くことができる。
また、本発明の定規によれば、上記したように、円を描く操作自体は、コンパスを用いて行うことができるため、従来の定規30の場合とは違って、紙を汚さずに円を描くことができる。
さらにまた、本発明の定規によれば、定規自体には針が付いていないことから、常に安全に使用することができる。
その結果、本発明の定規は、コンパスとともに使用することで、簡単な操作で、かつ、紙を汚さずに円を描くことができ、さらには、常に安全に使用可能な定規となる。
実施形態1に係る定規100を説明するために示す図である。 定規本体110を説明するために示す図である。 可動プレート120を説明するために示す図である。 実施形態1に係る定規100を使用してコンパスの針と筆記具芯との間隔を設定する手順を説明するために示す図である。 実施形態2に係る定規101を説明するために示す図である。 実施形態3に係る定規102を説明するために示す図である。 変形例1に係る定規103を説明するために示す図である。 変形例2に係る定規104を説明するために示す図である。 従来の定規30を説明するために示す図である。 従来の定規30を説明するために示す図である。
以下、本発明の定規について、図に示す実施形態に基づいて詳細に説明する。
[実施形態1]
1.実施形態1に係る定規100の構成
図1は、実施形態1に係る定規100を説明するために示す図である。図1(a)は定規100の平面図であり、図1(b)は図1(a)のA−A断面図であり、図1(c)は図1(a)のB−B断面図である。
図2は、定規本体110を説明するために示す図である。図2(a)は定規本体110の平面図であり、図2(b)は図2(a)のC−C断面図であり、図2(c)は図2(a)のD−D断面図であり、図2(d)は図2(a)のA−A断面図であり、図2(e)は図2(a)のB−B断面図である。
図3は、可動プレート120を説明するために示す図である。図3(a)は可動プレート120の平面図であり、図3(b)は可動プレート120の正面図であり、図3(c)は可動プレート120の側面図である。
図4は、実施形態1に係る定規100を使用してコンパスの針と筆記具芯との間隔を設定する手順を説明するために示す図である。図4(a)〜図4(c)は各工程図である。
実施形態1に係る定規100は、図4に示すように、コンパスの針と筆記具芯との間隔を任意に設定する機能を有する定規であって、図1に示すように、定規本体110と、可動プレート120とを備える。
定規本体110は、図1及び図2に示すように、少なくとも一方の長辺に沿って設けられた目盛部111、当該目盛部111の原点に対応する位置に設けられたコンパス針挿入用孔115、及び、目盛部111に沿って設けられた案内構造112を有する。
可動プレート120は、図1及び図3に示すように、案内構造112に沿って移動可能な可動プレートである。そして、案内構造112に沿って移動したときに目盛部111に沿った自身の位置を読み取るために目盛部111のいずれかの部分を指す指針124、及び、指針124が指す部分に対応する位置に設けられたコンパス筆記具芯挿入用孔123を有する。
案内構造112は、図1及び図2に示すように、目盛部111に沿って設けられた案内溝113からなる。案内溝113の内部には、貫通孔114が設けられている。
定規本体110には、図1及び図2に示すように、コンパス筆記具芯挿入用孔123とは別のコンパス筆記具芯挿入用孔として、コンパス針挿入用孔115との間隔の異なる複数の第2コンパス筆記具芯挿入用孔116が設けられている。
コンパス針挿入用孔115の直径は、例えば0.05〜0.3mmの範囲内に設定されている。コンパス針挿入用孔115の深さは、例えば0.1〜2mmの範囲内に設定されている。
コンパス筆記具芯挿入用孔123及び第2コンパス筆記具芯挿入用孔116の直径は例えば0.4〜0.8mmに設定する。コンパス筆記具芯挿入用孔123及び第2コンパス筆記具芯挿入用孔116の深さは、例えば0.1〜2mmの範囲内に設定されている。目盛部111の0mmの目盛位置とコンパス針挿入用孔115の中心は、前記一方の長辺に直交する1本の直線上に位置する。
可動プレート120は、図1及び図3に示すように、案内溝113に対応する形状を有するに可動プレート121本体と、貫通孔114に対応する形状を有する可動プレート凸部122とを有する。指針124は、可動プレート121本体の上面に貼り付けられている。指針124の先端部の幅は、例えば0.2〜1mmの範囲内に設定されている。指針124の先端部とコンパス筆記具芯挿入用孔123の中心は、前記一方の長辺に直交する1本の直線上に位置する。
2.実施形態1に係る定規100の使用方法
使用方法の一つ目として、初めに図4(a)に示すように左端にある可動プレート120を、図4(b)に示すように、案内構造112に沿って所定の位置まで移動させた後、定規本体110に設けられたコンパス針挿入用孔115にコンパスの針131を挿入するとともに、可動プレート120に設けられたコンパス筆記具芯挿入用孔123にコンパスの筆記具芯132を挿入する(図4(c)参照。)。その後、コンパス130を定規100から取り外せばコンパスの針131とコンパスの筆記具芯132との間隔を任意かつ正確に設定することができる。
使用方法の二つ目として、図示はしていないが初めに案内構造112の左端にある可動プレート120に設けられたコンパス筆記具芯挿入用孔123にコンパス筆記具芯132を挿入するとともに、定規本体110に設けられたコンパス針挿入用孔115にコンパスの針131を挿入した後、案内構造112に沿って可動プレート120を所定の位置まで移動させる。その後、コンパス130を定規100から取り外せばコンパスの針131とコンパスの筆記具芯132との間隔を任意かつ正確に設定することができる。
使用方法の三つ目として、初めに定規本体110に設けられたコンパス針挿入用孔115にコンパスの針131を挿入し、その上に位置するとともに1mm間隔で並ぶ複数の第2コンパス筆記具芯挿入用孔116のうち所定の第2コンパス筆記具芯挿入用孔116にコンパス筆記具芯132を挿入する。その後、コンパス130を定規本体110から取り外せばコンパスの針131とコンパスの筆記具芯132との間隔を10mmよりも短い間隔に設定することができる。
3.実施形態1に係る定規100の効果
実施形態1に係る定規100によれば、案内構造112に沿って可動プレート120を所定の位置まで移動させた後、定規本体110に設けられたコンパス針挿入用孔115にコンパスの針を挿入するとともに、可動プレート120に設けられたコンパス筆記具芯挿入用孔123にコンパスの筆記具芯を挿入することにより、コンパスの針とコンパスの筆記具芯との間隔を所定の間隔に正確に設定することができる。また、図示はしていないが、定規本体110に設けられたコンパス針挿入用孔115にコンパスの針を挿入するとともに、可動プレート120に設けられたコンパス筆記具芯挿入用孔112にコンパスの筆記具芯を挿入した後、案内構造112に沿って可動プレート120を所定の位置まで移動させることによっても、コンパスの針とコンパスの筆記具芯との間隔を任意かつ正確に設定することができる。その結果、実施形態1に係る定規100によれば、このようにしてコンパスの針とコンパスの筆記具芯との間隔が任意かつ正確に設定されたコンパスを用いて、任意な径の円を正確に描くことができる。
このように、実施形態1に係る定規100によれば、円を描く操作自体は、コンパスを用いて行うことができるため、片手で操作するだけで円を描くことができる。また、持ち替え操作なしに360度の円を描くこともできる。また、円を描く際、従来の定規30の場合に必要であった、コンパス用中心針18を出し入れする操作や筆記用芯を固定する操作が必要なくなる。その結果、実施形態1に係る定規100によれば、簡単な操作で円を描くことができる。
また、実施形態1に係る定規100によれば、上記したように、円を描く操作自体は、コンパスを用いて行うことができるため、従来の定規30の場合とは違って、紙を汚さずに円を描くことができる。
さらにまた、実施形態1に係る定規100によれば、定規自体には針が付いていないことから、常に安全に使用することができる。
その結果、実施形態1に係る定規は、コンパスとともに使用することで、簡単な操作で、かつ、紙を汚さずに円を描くことができ、さらには、常に安全に使用可能な定規となる。
また、実施形態1に係る定規100によれば、案内構造122が、目盛部111に沿って設けられた案内溝113からなることから、単純な構造で、可動プレートを案内構造に沿って移動可能なものとすることができる。
また、実施形態1に係る定規100によれば、コンパス針挿入用孔115の中心と、コンパス筆記具芯挿入用孔123の中心は、一方の長辺に平行な1本の直線上に位置することから、コンパスの針と筆記具芯との間隔を正確に設定することができる。
なお、実施形態1に係る定規100においては、可動プレート120を左端に移動させた場合であっても、コンパス針挿入用孔115とコンパス筆記具芯挿入用孔123との間隔を10mmよりも短い間隔に設定することができない。しかしながら、実施形態1に係る定規100においては、図1及び図2に示すように、コンパス筆記具芯挿入用孔123とは別のコンパス筆記具芯挿入用孔として、コンパス針挿入用孔115との間隔の異なる複数の第2コンパス筆記具芯挿入用孔116が設けられている。これにより、コンパスの針と筆記具芯との間隔を10mmよりも短い間隔に設定することができる。
[実施形態2]
図5は、実施形態2に係る定規101を説明するために示す図である。図5(a)は定規101の平面図であり、図5(b)は図5(a)のA−A断面図であり、図5(c)は図5(a)のB−B断面図である。
実施形態2に係る定規101は、図5に示すように、可動プレート120を移動させる案内構造112として、案内溝113の内部に案内レール117を設けた案内構造を備える。案内レール117は可動プレート120に向けて凸状になっている。
このように、実施形態2に係る定規101は、案内構造112の構成が実施形態1に係る定規100とは異なるが、実施形態1に係る定規100の場合と同様に、円を描く操作自体は、コンパスを用いて行うことができるため、実施形態1に係る定規100が有する効果と同様の効果を有する。
[実施形態3]
図6は、実施形態3に係る定規102を説明するために示す図である。図6(a)は定規102の平面図であり、図6(b)は図6(a)のA−A断面図であり、図6(c)は図6(a)のB−B断面図である。
実施形態3に係る定規102は、図6に示すように、可動プレート120を移動させる案内構造112として、定規本体110の上面に案内レール118を設けた案内構造を備える。
定規本体110の両端の高さを上げ、可動プレート120が横に落ちないようなストッパーの役目をする構造になっている。
このように、実施形態3に係る定規102は、案内構造112の構成が実施形態1に係る定規100とは異なるが、実施形態1に係る定規100の場合と同様に、円を描く操作自体は、コンパスを用いて行うことができるため、実施形態1に係る定規100が有する効果と同様の効果を有する。
以上、本発明を上記の実施形態に基づいて説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではない。その趣旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば、次のような変形も可能である。
(1)上記各実施形態に係る定規は、案内構造として、案内溝の内部に貫通孔が設けられた案内構造(実施形態1)、案内溝の内部に案内レールが設けられた案内構造(実施形態2)、及び、定規本体110の上面に案内レールが直接設けられた案内構造(実施形態3)を備えるものであるが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、案内溝の内部に貫通孔も案内レールも設けられていない案内構造を備えるもの(図示せず)であってもよい。
(2)上記各実施形態に係る定規は、指針として、可動プレートの上面に針を貼り付けた指針(実施形態1,2)、又は、可動プレートの下面に針を貼り付けた指針(実施形態3)、を備えるものであるが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、可動プレートの上面や下面に針を埋め込んだ指針を備えるもの(図示せず)であってもよい。
(3)本発明の定規は、定規本体の底面側に磁石が取り付けられているものであってもよい。図7は、変形例1に係る定規103を説明するために示す図である。図7(a)は定規103の底面図であり、図7(b)は図7(a)のA−A断面図である。また、図8は、変形例2に係る定規104を説明するために示す図である。図8(a)は定規104の底面図であり、図8(b)は図8(a)のA−A断面図である。
本発明の、定規は、図7に示すように、定規本体110の底面にシート状磁石140を貼り付けたものであってもよい。また、図8に示すように、定規本体110の底面側に設けた円柱状凹部に円柱状磁石141を嵌め込んだものであってもよい。このように構成することにより、製図板や黒板などといった磁性体にものにくっつき固定され、定規がずれず使いやすく作業しやすい状態をつくることができる。
100,101,102,103,104…定規
110…定規本体
111…目盛部
112…案内構造
113…案内溝
114…第2案内溝(貫通孔)
115…コンパス針挿入用孔
116…第2コンパス筆記具芯挿入用孔
117,118…案内レール
120…可動プレート
121…可動プレート本体
122…可動プレート凸部
123…コンパス筆記具芯挿入用孔
124…指針
130…コンパス
131…コンパス針
132…コンパス筆記具芯
133…コンパス針支持脚
134…コンパス筆記具芯支持脚
135…中心機構
136…手持ち部
140…シート状磁石
141…円柱状磁石


Claims (6)

  1. コンパスの針と筆記具芯との間隔を任意に設定する機能を有する定規であって、
    少なくとも一方の長辺に沿って設けられた目盛部、当該目盛部の原点に対応する位置に設けられたコンパス針挿入用孔、及び、前記目盛部に沿って設けられた案内構造を有する定規本体と、
    前記案内構造に沿って移動可能な可動プレートであって、前記案内構造に沿って移動したときに前記目盛部に沿った自身の位置を読み取るために前記目盛部のいずれかの部分を指す指針、及び、前記指針が指す部分に対応する位置に設けられたコンパス筆記具芯挿入用孔を有する可動プレートとを備え
    前記定規本体には、前記コンパス筆記具芯挿入用孔とは別のコンパス筆記具芯挿入用孔であって、前記コンパス針挿入用孔との間隔の異なる複数の第2コンパス筆記具芯挿入用孔が設けられ、
    前記コンパス針挿入用孔と前記第2コンパス筆記具芯挿入用孔との間隔は、前記コンパス針挿入用孔と前記コンパス筆記具芯挿入用孔との最小間隔よりも狭いことを特徴とする定規。
  2. 前記コンパス針挿入用孔と前記コンパス筆記具芯挿入用孔との最小間隔は、10mmであり、
    前記定規本体には、前記複数の第2コンパス筆記具芯挿入用孔として、1mm間隔で並ぶ複数の第2コンパス筆記具芯挿入用孔が設けられ、
    コンパスの針と筆記具芯との間隔を10mmよりも狭い間隔に設定可能であることを特徴とする請求項1に記載の定規。
  3. 前記案内構造は、前記目盛部に沿って設けられた案内溝からなることを特徴とする請求項1又は2に記載の定規。
  4. 前記案内構造は、前記目盛部に沿って設けられた案内レールからなることを特徴とする請求項1又は2に記載の定規。
  5. 前記コンパス針挿入用孔の中心と、前記コンパス筆記具芯挿入用孔の中心は、前記一方の長辺に平行な1本の直線上に位置することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の定規。
  6. 前記定規本体の底面側には、磁石が取り付けられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の定規。
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