JP5629179B2 - 自立型電源装置及びこれを用いた光関連機器 - Google Patents

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Description

本発明は、自立型電源装置及びこれを用いた光関連機器に関するものである。
なお、本明細書中において、「光関連機器」とは、動作時に光を受ける機器(UVセンサ、照度センサ、及び、カラーセンサなど)、動作時に光を発する機器(蛍光灯、LED照明、有機EL照明、有機ELディスプレイ、LCDバックライト、及び、カメラフラッシュなど)、若しくは、動作時に光を反射する機器(反射型LCDなど)を指す。また、街灯や室内照明の光が当たる場所に設置されて使用される機器についても、広義の光関連機器に含めることができる。
携帯型の電子機器は、自己給電のシステムを持たないため、一般消費者にとって実に煩わしい機器となっている。具体的には、機器毎に違うACアダプタを持ち歩いたり、充電し忘れによる電池切れで肝心なときに使えなくなったり、電池切れを避けようとこまめに充電すると充電池が劣化したりと、消費者に対して常に「充電しなければ」という不断の緊張を強いている状況である。
なお、上記課題を解決するための従来技術の一例としては、特許文献1や特許文献2を挙げることができる。これらの文献には、ICに発電素子を組み込むことで、ICを自立的に動作させる技術が開示・提案されている。
特開2005−340479号公報 特開2004−24551号公報
しかし、ICと発電素子を一体化するというアイデアは素晴らしくはあるが、あまり最適な解とは言えない。ICには、単位面積当たりの機能を増大させるために、回路規模を常に「小さく」しようというダイナミクスが働くが、エネルギは「量」が重要なので、発電素子には、規模を常に「大きく」しようとするダイナミクスが働く。すなわち、ICと発電素子とは、お互いの方向性が全くマッチしない。
ICに外部から給電を行う場合には、給電端子さえあればよいので問題にならないが、ICの基本的な方向性(回路規模のシュリンクを目指す方向性)を維持しながら、新規電力源を一体化という形態で組み合わせてしまうと、どんどん小さいエネルギしか発生できなくなるという矛盾が生じる。この矛盾は、発電方式(光電変換方式、熱電変換方式、振動発電方式など)に依ることなく同様に発生する。
従って、新規電力源の搭載に際しては、既存電力源(電池やAC給電端子)と同じく、新規電力源をICの外部に配置することが正しい方向性である。しかしながら、特許文献1、2では、いずれもICやモジュール本体に新規電力源を組み込むことに主眼が置かれており、新規電力源が抱えるエネルギ「量」の確保の問題や、ICへの組み込みによって生じるコストアップの問題が全く考慮されていなかった。また、新規電力源についても、光電変換方式、熱電変換方式、振動発電方式、或いは、超音波発電方式など、現時点で想定され得る方式を全て挙げているだけであって、実機への搭載を見据えた具体的な考察は何らされていなかった。
本発明は、本願の発明者らによって見い出された上記の問題点に鑑み、光関連機器への搭載に適した自立型電源装置及びこれを用いた光関連機器を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係る自立型電源装置は、光エネルギを電気エネルギに変換する光電変換部と、前記光電変換部の出力を用いて充電される蓄電部と、を有し、光関連機器を形成する半導体装置やモジュールとは別に、独立したユニットとして前記光関連機器に内蔵または着脱され、前記光関連機器の各部に電力を供給する構成(第1の構成)とされている。
なお、上記第1の構成から成る自立型電源装置において、前記蓄電部は、電気二重層キャパシタである構成(第2の構成)にするとよい。
また、上記第1または第2の構成から成る自立型電源装置において、前記蓄電部は、可撓性を有する構成(第3の構成)にするとよい。
また、上記第1〜第3いずれかの構成から成る自立型電源装置において、前記光電変換部は、可視領域で透光性を有する構成(第4の構成)にするとよい。
また、本発明に係る表示機器は、映像を表示するディスプレイと、上記第4の構成から成る自立型電源装置と、を有し、前記光電変換部が前記ディスプレイの表示面側に設置されており、前記蓄電部が前記ディスプレイの裏面側に設置されている構成(第5の構成)とされている。
また、本発明に係る照明機器は、発光部と、前記発光部を支持すると共にその出力光を反射する支持部と、上記第1〜第4いずれかの構成から成る自立型電源装置と、を有し、前記光電変換部と前記蓄電部がいずれも前記支持部の反射面側に設置されている構成(第6の構成)とされている。
また、本発明に係る光関連機器は、機器各部への電力供給を行う主電源装置と、上記第1〜第4いずれかの構成から成る自立型電源装置と、を有し、前記主電源装置の動作時には、前記自立型電源装置で発電と蓄電のみを行い、前記主電源装置の非動作時には、前記自立型電源装置から機器各部への電力供給を行う構成(第7の構成)とされている。
また、本発明に係るUVセンサは、紫外線強度を測定するUVセンサ回路と、上記第1〜第4いずれかの構成から成る自立型電源装置と、を有する構成(第8の構成)とされている。
なお、上記第8の構成から成るUVセンサは、測定モードと省電力モードを切り替えるマイコンを有する構成(第9の構成)にするとよい。
また、上記第9の構成から成るUVセンサは、照度を測定する照度センサ回路を有し、前記マイコンは、前記照度センサ回路の出力に応じて前記測定モードと前記省電力モードを切り替える構成(第10の構成)にするとよい。
また、上記第9または第10の構成から成るUVセンサは、現在時刻を計時するタイマ回路を有し、前記マイコンは、前記タイマ回路の出力に応じて前記測定モードと前記省電力モードを切り替える構成(第11の構成)にするとよい。
また、上記第8〜第11いずれかの構成から成るUVセンサは、前記UVセンサ回路の測定値を無線で外部送信する無線通信回路を有する構成(第12の構成)にするとよい。
また、上記第8〜第12いずれかの構成から成るUVセンサにおいて、前記自立型電源装置は、前記蓄電部の充電電圧を所定の上限値に制限するリミッタ部を含む構成(第13の構成)にするとよい。
また、上記第8〜第13いずれかの構成から成るUVセンサにおいて、前記自立型電源装置は、前記蓄電部の充電電圧から一定電圧を生成して前記UVセンサの各部に供給するDC/DCコンバータを含む構成(第14の構成)にするとよい。
また、上記第14の構成から成るUVセンサにおいて、前記自立型電源装置は、前記蓄電部の充電電圧が所定値に達するまで前記DC/DCコンバータの起動を待機させる起動待機部を含む構成(第15の構成)にするとよい。
また、上記第8〜第15いずれかの構成から成るUVセンサにおいて、前記自立型電源装置は、前記光電変換部の発電電圧が所定の閾値よりも低いときには、前記光電変換部の発電電圧を前記蓄電部に直接入力し、前記光電変換部の発電電圧が前記閾値よりも高いときには、前記光電変換部の発電電圧を昇圧してから前記蓄電部に入力する電源管理部を含む構成(第16の構成)にするとよい。
また、上記第16の構成から成るUVセンサは、前記光電変換部の発電電圧をV、前記発電電圧の昇圧に必要な電力をP(V)、前記蓄電部の容量をC、前記閾値電圧をVthとしたときに、下記の数式が成立するように、前記閾値電圧が設定されている構成(第17の構成)にするとよい。
Figure 0005629179
本発明によれば、光関連機器への搭載に適した自立型電源装置及びこれを用いた光関連機器を提供することが可能となる。
本発明の第1実施形態(自立電源装置を搭載した光関連機器)を示す図 光電変換部11の一構成例を示す図 本発明の第2実施形態(表示機器への搭載例)を示す図 本発明の第3実施形態(照明機器への搭載例)を示す図 本発明の第4実施形態(ホワイトボードへの搭載例)を示す図 本発明の第5実施形態(体組成計への搭載例)を示す図 本発明の第6実施形態(独立ユニットとしての利用例)を示す図 本発明の第7実施形態(主電源装置との併用例)を示す図 本発明の第8実施形態(UVセンサへの搭載例)を示す図 UVセンサ回路F2の一構成例を示す図 LED点灯回路F4と外部スイッチF5の一構成例を示す図 自立型電源装置10の第1構成例を示す図 UV測定動作を説明するためのフローチャート 自立型電源装置10の第2構成例を示す図
<第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態(自立型電源装置10を搭載した光関連機器Aの第1構成例)を示す図である。
自立型電源装置10は、光エネルギを電気エネルギに変換する光電変換部11と、光電変換部11の出力を用いて充電される蓄電部12と、を有し、光関連機器Aを形成する半導体装置A1やモジュールA2(プリント基板上に配置されたICやディスクリート部品を一群として含む回路機能部)とは別に、独立したユニットとして光関連機器Aに内蔵または着脱され、光関連機器Aの各部に電力(電源電圧VDD)を供給する。このような構成に至った経緯(理由)は、以下の通りである。
まず、既存機器とのマッチングが普及の大前提となるため、既存電力源(電池やAC給電端子)と同じく、新規電力源である自立型電源装置10についても、半導体装置A1やモジュールA2とは別に、独立したユニットとして光関連機器Aに内蔵または着脱することが正しい方向性であると考えられる。このような構成を採用することにより、(1)これまでと同様のセンスで光関連機器Aを設計することができる、(2)IC自体のプロセス変更という製造上のリスクを冒さずに済む、(3)光関連機器A全体の大きさは制約条件になるものの、IC自体の大きさとは無関係にエネルギ源を設計することができる、という種々のメリットが生じる。従って、コストを押し上げることなく、既存の光関連機器Aに最も即した形態で、既存電力源を新規の自立型電源装置10に変更することが可能となる。また、電源が自立している光関連機器Aであれば、外部からの電力供給を考慮しなくてよいので、自由な機器設計(例えば他の機器への後付けを考慮した機器設計)が可能となる。
また、新規電力源の方式としては、現状の技術状況やその発展状況等に関わりなく、光電変換方式が最適であると考えられる。どんなエネルギも最後は熱エネルギになることから分かるように、熱エネルギは最もエントロピーが大きく、その意味では質の悪いエネルギである。例えば、室温の熱エネルギが26meVであるのに対して、僅か1Vの電位差が与えられた電子の位置エネルギは1eVであり、実に室温の熱エネルギの38倍に相当する。このように、熱電変換方式は原理的に最も変換効率が悪く、新規電力源としての実用性に乏しい。また、熱電変換方式の変換効率を多少高めることができたとしても、電気エネルギの「量」を確保しようとすると、上記と同様の原理により、熱エネルギを大量に集めてくる必要が生じるため、巨大インフラなどはともかく、電子機器のような体積の小さい系では、必要な電力量を賄うことができない。
一方、光エネルギは熱エネルギと違い、大変質の良い(=制御しやすい)エネルギであり、電気エネルギへの変換効率も他方式に比べて非常に高い。従って、自立型電源装置10には、光電変換方式を採用することが妥当であると考えられる。ただし、光電変換方式を採用する場合には、当然のことながら光が当たらないと発電することができないので、自立型電源装置10の搭載対象としては、光関連機器Aが好適である。光関連機器Aであれば、その動作に際して自立型電源装置10に必ず光が当たると考えられるので、光電変換方式を選ぶことに必然性があると言える。
なお、振動エネルギは熱エネルギよりも密度が高いため、振動エネルギを受けやすい電子機器(携帯機器や車載機器など)に搭載される自立型電源装置については、振動発電方式を採用することも可能である。
また、自立型電源装置10は、光電変換部11の発電量が小さいときでも機器各部への電力供給を継続するために蓄電部12を有しているが、この蓄電部12としては、キャパシタ、特に、電気二重層キャパシタ(EDLC[Electric Double Layer Capacitor])を用いることが望ましい。
蓄電部12として、その充放電に化学反応を利用する化学系二次電池(リチウムイオン電池やニッケル水素電池など)を用いた場合、その充電を進めるためには所定値以上の電圧を印加する必要がある。そのため、光電変換部11で僅かながら発電が行われているものの、その出力電圧が非常に小さいときには、化学系二次電池だけの搭載であると充電が進まず、せっかくの発電電力を無駄にしてしまう懸念がある。
これに対して、蓄電部12としてキャパシタを用いた構成であれば、光電変換部11の出力電圧がほぼ0Vであっても、微小な電流が流れてさえいれば、その微小電流によって充電が可能であるため、光電変換部11との組み合わせに好適である。
特に、キャパシタの中でも電気二重層キャパシタが蓄電部12としてより好適である。電解コンデンサやセラミックコンデンサは、その体積を大きくしてもせいぜいmFオーダーの容量しか得ることができないが、電気二重層キャパシタであれば、低コストで10F以上の大容量を容易に実現することができる。もちろん、蓄電性に優れる化学電池と併用しても良い。
光関連機器Aの設置場所や構造によっては、自立型電源装置10を容易に交換することができないことも想定される。このような場合であっても、自立型電源装置10から機器各部への電力供給を滞りなく継続するためには、蓄電部12の容量が大きいことが望ましく、その意味でも、大容量化の容易な電気二重層キャパシタが適していると言える。
また、蓄電部12は、光関連機器Aの設計自由度を高めるために可撓性を有することが望ましい。特に、電気二重層キャパシタは、誘電体として電解液が使用されており、その形態を自由に変形することができるので、蓄電部12として好適である。
また、光電変換部11としては、一般的なシリコン系太陽電池のほか、非シリコン系の色素増感型太陽電池(DSC[Dye-Sensitized Solar Cell])が好適である。
図2は、光電変換部11として用いられる色素増感型太陽電池の一構成例を示す模式的な縦断面図である。色素増感型太陽電池を用いた光電変換部11は、透明基板111及び112と、負極電極113と、正極電極114と、色素吸着粒子115と、電解質溶液116と、封止材117と、を含む。
透明基板111及び112は、いずれもガラスやプラスチックなどの透光性素材で形成されている。透明基板111の表面には、負極電極113(ITO[Indium Tin Oxide]やFTO[Fluorine doped Tin Oxide]など)が形成されており、透明基板112の表面には、正極電極114(ITO、FTO、白金(Pt)、カーボン(C)など)が形成されている。負極電極113の表面には、色素吸着粒子115(ルテニウム系などの有機色素が吸着された二酸化チタン粉末)が固定されている。、明基板111と透明基板112との間には、封止材117によって囲まれた空間に電解質溶液116(ヨウ素溶液などの酸化還元体)が充填されている。
上記構成から成る光電変換部11に光が照射されると、色素吸着粒子115に吸着している色素は、光励起作用により電子を放出して酸化される。色素から放出された電子は、色素吸着粒子115を介して負極電極113に移動し、さらには負荷(不図示)を介して正極電極114に移動する。一方、電子を放出した色素は、電解質溶液116中に存在する1価のヨウ化物イオン(I)から電子を受け取って還元される。電子を放出した3価のヨウ化物イオン(I3−)は、正極電極114から電子を受け取って1価のヨウ化物イオン(I)に戻る。
色素増感型太陽電池は、シリコン系の太陽電池に比べて、(1)低コストかつ低エネルギで生産することができる、(2)色や形状を自由に選択することができるといった特徴があり、光電変換部11として好適である。
特に、色素増感型太陽電池は、(3)他方式の太陽電池よりも室内光の光電変換効率が高い、(4)光電変換効率の光入射角依存性が小さい、(5)光電変換効率の照度依存性が小さいといった特徴があるため、室外で使えないわけではないが専ら室内で使用される光関連機器Aへの搭載に適していると言える。
上記で説明したように、本発明に係る自立型電源装置10及びこれを搭載した光関連機器Aであれば、機器の周りに存在している自然エネルギ(光エネルギ)を電気エネルギに変換して自己給電を行うことができるので、電池やAC給電端子を必要としない非常に有用で使い勝手のよい光関連機器Aを提供することが可能となる。
また、光電変換部11や蓄電部12として、色素増感型太陽電池や電気二重層キャパシタを用いれば、自立型電源装置10をかなり薄く形成することが可能となる。そこで、以下の第2〜第5実施形態では、その薄さを活かしたアプリケーションの一例を紹介する。
<第2実施形態>
図3は、本発明の第2実施形態(表示機器への搭載例)を示す図である。本実施形態の表示機器Bは、映像を表示するディスプレイB1(例えば反射型LCD)と、先述の自立型電源装置10(光電変換部11+蓄電部12)と、を有している。なお、表示機器Bとしては、時計や電子ブックなどを想定することができる。光電変換部11は、可視領域で透光性を有する構成(例えば、透明DSCを採用した構成)とされており、ディスプレイB1の表示面側に設置されている。蓄電部12は、ディスプレイB1の裏面側に設置されており、ケーブルを介して光電変換部11と電気的に接続されている。このような構成とすることにより、電池やAC給電端子を必要としない非常に有用で使い勝手のよい表示機器Bを提供することが可能となる。また、光電変換部11として透明DSCを採用し、これをディスプレイB1の表示面側に設置する構成であれば、表示機器Bの大型化を招くことなく、光電変換部11の設置面積を稼ぐことが可能となり、延いては、表示機器Bの駆動に必要な電力を自立的に賄うことが可能となる。
<第3実施形態>
図4は、本発明の第3実施形態(照明機器への搭載例)を示す図である。本実施形態の照明機器Cは、発光部C1(蛍光灯やLED照明など)と、発光部C1を支持すると共にその出力光を反射する支持部C2と、先述の自立型電源装置10(光電変換部11+蓄電部12)と、を有している。光電変換部11は、例えば白色DSCを採用した構成とされており、蓄電部12と共に支持部C2の反射面側に設置されている。このような構成とすることにより、例えば、通常時には外部からの電力供給を受けて室内の照明を行う一方、外部からの電力供給が途絶えた異常時には、自立型電源装置10からの電力供給を受けて室内の照明を継続することが可能な照明機器Cを提供することが可能となる。また、発光部C1から放射される照明光の一部を電力として積極的に回収することも可能となる。
<第4実施形態>
図5は、本発明の第4実施形態(電子掲示板への搭載例)を示す図である。本実施形態の電子掲示板Dは、ホワイトボードを支持する筐体部D1と、ホワイトボードの描写内容をデータ化するスキャナ部D2と、スキャナ部D2で取得された電子データを用いてホワイトボードの描写内容を印刷するプリンタ部D3と、を有するほか、上記のホワイトボードとして、先述の自立型電源装置10(光電変換部11(白色DSC)+蓄電部12)を有している。このような構成とすることにより、例えば、ホワイトボードの未使用時には室内光を受けて専ら蓄電を行い、ホワイトボードの使用時には自立型電源装置10からの電力供給を受けてスキャンや印刷を行うことが可能な電子掲示板Dを提供することが可能となる。また、ホワイトボードのスキャンに際して、ホワイトボード上に照射されるレーザ光の一部を電力として積極的に回収することも可能となる。また、光電変換部11として白色DSCを採用し、これを電子掲示板Dのホワイトボードとして活用する構成であれば、電子掲示板Dの大型化を招くことなく、光電変換部11の設置面積を稼ぐことが可能となり、延いては、電子掲示板Dの駆動に必要な電力を自立的に賄うことが可能となる。
なお、光電変換部11として白色DSCを用いた自立型電源装置10の搭載対象としては、電子掲示板以外にも種々の用途が考えられる。例えば、自動販売機の商品陳列棚は、商品の視認性を高めるために、その背面ボードが一般に白色とされている。そこで、この背面ボードを光電変換部11(白色DSC)に置き換えることにより、自動販売機に搭載された防犯設備(防犯カメラなど)の非常用電源として、自立型電源装置10を活用することが可能となる。
<第5実施形態>
図6は、本発明の第5実施形態(体組成計への搭載例)を示す図である。本実施形態の体組成計Eでは、表示部E2(反射型LCD)と電極部E3とを備えた筐体部E1の表面に、自立型電源装置10の光電変換部11(透明DSCまたは有色DSC)が形成されている。このような構成とすることにより、電池やAC給電端子を必要としない非常に有用で使い勝手のよい体組成計Eを提供することが可能となる。また、光電変換部11として透明DSCや有色DSCを採用し、これを筐体部E1の表面に設置する構成であれば、体組成計Eの大型化を招くことなく、光電変換部11の設置面積を稼ぐことが可能となり、延いては、体組成計Eの駆動に必要な電力を自立的に賄うことが可能となる。
<第6実施形態>
図7は、本発明の第6実施形態(独立ユニットとしての利用例)を示す図である。先の第1〜第5実施形態では、自立型電源装置10が何らかの光関連機器に組み込まれた状態とされていたが、自立型電源装置10は、これを独立ユニットとして形成することも可能である。このように、独立ユニットとして形成された自立型電源装置10であれば、既存電池の代替品として利用することが可能である。
<第7実施形態>
図8は、本発明の第7実施形態(自立型電源装置10を搭載した光関連機器Aの第2構成例、すなわち主電源装置A3との併用例)を示す図である。本実施形態の光関連機器Aは、機器各部への電力供給を行う主電源装置A3(電池やAC給電端子)と、先述の自立型電源装置10と、を有し、主電源装置A3の動作時には、自立型電源装置10で発電と蓄電のみを行い、主電源装置A3の非動作時には、自立型電源装置10から機器各部への電力供給を行う電源切換部A4を備えた構成とされている。
すなわち、自立型電源装置10は、主電源装置A3が正常に動作しているときには、機器各部への電力供給を主電源装置A3に任せて自身は発電と蓄電に努め、主電源装置A3に何らかの異常が生じたときにのみ、非常用電源として機器各部への電力供給を行う構成とされている。このような構成とすることにより、主電源装置A3からの機器各部への電力供給が途絶えるような非常事態が生じた場合には、自立型電源装置10からの電力供給を行うことにより、たとえ短時間(数分程度)ではあっても、光関連機器Aの正常動作を継続させることが可能となる。
なお、第7実施形態の光関連機器Aとしては、セキュリティカメラ、非常ブザー、SOS発信器、非常連絡通信網、夜間非常灯などを挙げることができる。例えば、AC給電のみを受けて駆動する従来のセキュリティカメラでは、火災などによってAC給電が途切れると、それ以後の記録を一切行うことができなくなり、火災発生に至る経緯や原因の解明に支障を来すおそれがあるが、非常用電源として自立型電源装置10を備えた構成であれば、AC給電が途切れてからも暫くは正常動作を継続することが可能となる。また、電池を非常用電源とする従来構成と異なり、電池交換などの煩わしいメンテナンス作業を必要としないため、非常に使い勝手が良いと言える。
<第8実施形態>
図9は、本発明の第8実施形態(UVセンサへの搭載例)を示す図である。本実施形態のUVセンサFは、マイコンF1と、UVセンサ回路F2と、照度センサ回路F3と、LED点灯回路F4と、外部スイッチF5と、タイマ回路F6と、プログラム書込回路F7と、無線通信回路F8と、表示部F9と、先述の自立型電源装置10と、を有する。
マイコンF1は、自立型電源装置10からの電力供給を受けて、UVセンサFの全体動作を統括的に制御する。また、マイコンF1には、UVセンサFの消費電力をできるだけ低減するために、測定モード(UV−A波測定モード、UV−B波測定モード)と、省電力モードとを切り替えるモード切替機能が備えられている。このモード切替機能については、後ほど詳細に説明する。
UVセンサ回路F2は、自立型電源装置10からの電力供給を受けて、紫外線(UV−A波、UV−B波)の強度を測定し、その測定結果をマイコンF1に出力する。なお、UVセンサ回路F2の具体的な回路構成については、後ほど詳細に説明する。
照度センサ回路F3は、自立型電源装置10からの電力供給を受けて、周囲の照度(明るさ)を測定し、その測定結果をマイコンF1に出力する。
LED点灯回路F4は、自立型電源装置10からの電力供給を受けて、現在の動作モードを報知するためのインジケータランプ(LED)を点消灯させる。なお、LED点灯回路F4の具体的な回路構成については、後ほど詳細に説明する。
外部スイッチF5は、自立型電源装置10からの電力供給を受けて、ユーザ操作の待ち受けを行い、ユーザ操作の内容をマイコンF1とLED点灯回路F4に各々出力する。なお、外部スイッチF5の具体的な回路構成については、後ほど詳細に説明する。
タイマ回路F6は、自立型電源装置10からの電力供給を受けて、現在時刻(年/月/日/時/分/秒)を計時し、その計時結果をマイコンF1に出力する。なお、タイマ回路F6としては、RTC[Real Time Clock]を好適に用いることができる。
プログラム書込回路F7は、自立型電源装置10からの電力供給を受けて、マイコンF1のメモリ領域にプログラムの書込処理を行う。ここで書き込まれるプログラムは、マイコンF1によって実行され、このプログラムの内容に応じてマイコンF1がUVセンサFの全体動作を統括的に制御する。
無線通信回路F8は、自立型電源装置10からの電力供給を受けて、UVセンサ回路F2や照度センサ回路F3の測定結果、或いは、タイマ回路F6で計時された現在時刻を外部の演算処理装置(パーソナルコンピュータなど)やサーバに無線送信する。
表示部F9は、自立型電源装置10からの電力供給を受けて、UVセンサ回路F2の測定結果を表示する。なお、表示部F9としては、反射型LCD(7セグメントLCD)を好適に用いることができる。
このような構成とすることにより、電池やAC給電端子を必要としない非常に有用で使い勝手のよいUVセンサFを提供することが可能となる。
図10は、UVセンサ回路F2の一構成例を示す図である。本構成例のUVセンサ回路F2は、UV−A波測定部Xと、UV−B波測定部Yと、電源スイッチ部Zと、を含む。
UV−A波測定部Xは、UV−A波(波長:315−380nm)の強度を測定し、その測定結果を信号SXとしてマイコンF1に出力する回路ブロックであり、フォトダイオードX1と、アンプX2と、抵抗X3〜X5と、キャパシタX6及びX7と、を含む。フォトダイオードX1のアノード、アンプX2の第1電源端(正電源端)、及び、キャパシタX7の第1端は、いずれも電源スイッチ部Zを介して電源電圧VDDの印加端に接続されている。フォトダイオードX1のカソードは、抵抗X3の第1端とキャパシタX6の第1端にそれぞれ接続されている。抵抗X3の第2端、キャパシタX6及びX7の第2端、並びに、アンプX2の第2電源端(負電源端)は、いずれも接地端に接続されている。アンプX2の非反転入力端(+)は、フォトダイオードX1のカソードに接続されている。アンプX2の反転入力端(−)は、抵抗X4を介して接地端に接続される一方、抵抗X5を介してアンプX2の出力端にも接続されている。アンプX2の出力端は、信号SXの印加端に接続されている。なお、フォトダイオードX1のピーク感度波長は、UV−A波の波長に合わせて適宜設計されている。
UV−B波測定部Yは、UV−B波(波長:280−315nm)の強度を測定し、その測定結果を信号SYとしてマイコンF1に出力する回路ブロックであり、フォトダイオードY1と、アンプY2と、抵抗Y3〜Y5と、キャパシタY6及びY7と、を含む。フォトダイオードY1のアノード、アンプY2の第1電源端(正電源端)、及び、キャパシタY7の第1端は、いずれも電源スイッチ部Zを介して電源電圧VDDの印加端に接続されている。フォトダイオードY1のカソードは、抵抗Y3の第1端とキャパシタY6の第1端にそれぞれ接続されている。抵抗Y3の第2端、キャパシタY6及びY7の第2端、並びに、アンプY2の第2電源端(負電源端)は、いずれも接地端に接続されている。アンプY2の非反転入力端(+)は、フォトダイオードY1のカソードに接続されている。アンプY2の反転入力端(−)は、抵抗Y4を介して接地端に接続される一方、抵抗Y5を介してアンプY2の出力端にも接続されている。アンプY2の出力端は、信号SYの印加端に接続されている。なお、フォトダイオードY1のピーク感度波長は、UV−B波の波長に合わせて適宜設計されている。
上記構成から成るUV−A波測定部X、及び、UV−B波測定部Yでは、フォトダイオードX1及びY1に励起される光電流が抵抗X3及びY3で電圧信号に変換され、この電圧信号がアンプX2及びY2で増幅されて信号SX及びSYが生成される。
電源スイッチ部Zは、マイコンF1からのイネーブル信号ENに応じて、UV−A波測定部X及びUV−B波測定部Yへの電力供給経路を導通/遮断するスイッチ回路であり、Pチャネル型MOS電界効果トランジスタZ1と、抵抗Z2及びZ3と、を含む。トランジスタZ1のソースは、電源電圧VDDの印加端に接続されている。トランジスタZ1のドレインは、UV−A波測定部XとUV−B波測定部Yにそれぞれ接続されている。トランジスタZ1のゲートは、抵抗Z2を介して電源電圧VDDの印加端に接続される一方、抵抗Z3を介してイネーブル信号ENの印加端にも接続されている。
上記構成から成る電源スイッチ部Zにおいて、イネーブル信号ENがローレベル(測定モード時の論理レベル)とされているときにはトランジスタZ1がオンとなり、UV−A波測定部X及びUV−B波測定部Yへの電力供給経路が導通される。逆に、イネーブル信号ENがハイレベル(省電力モード時の論理レベル)とされているときにはトランジスタZ2がオフとなり、UV−A波測定部X及びUV−B波測定部Yへの電力供給経路が遮断される。このような電源スイッチ部Zを有する構成であれば、イネーブル信号ENに応じて、UV−A波測定部X及びUV−B波測定部Yへの電力供給を導通/遮断することができるので、延いては、省電力モード時におけるUVセンサ回路F2の消費電力を低減することが可能となる。
図11は、LED点灯回路F4と外部スイッチF5の一構成例を示す図である。本構成例のLED点灯回路F4は、発光ダイオードF41A及びF41Bと、pnp型バイポーラトランジスタF42A及びF42Bと、抵抗F43A〜F45A及びF43B〜F45Bと、を含んでいる。また、本構成例の外部スイッチF5は、スイッチF51A及びF51Bと、抵抗F52A及びF52Bと、を含んでいる。
発光ダイオードF41Aのアノードは、トランジスタF42Aのコレクタに接続されている。発光ダイオードF41Aのカソードは、抵抗F43Aを介して接地端に接続されている。トランジスタF42Aのエミッタは、電源電圧VDDの印加端に接続されている。トランジスタF42Aのベースは、抵抗F44Aを介して電源電圧VDDの印加端に接続される一方、抵抗F45Aを介して信号SAの印加端に接続されている。スイッチF51Aの第1端は接地端に接続されている。スイッチF51Aの第2端は、抵抗F52Aを介して電源電圧VDDの印加端に接続される一方、信号SAの印加端にも接続されている。
発光ダイオードF41Bのアノードは、トランジスタF42Bのコレクタに接続されている。発光ダイオードF41Bのカソードは、抵抗F43Bを介して接地端に接続されている。トランジスタF42Bのエミッタは、電源電圧VDDの印加端に接続されている。トランジスタF42Bのベースは、抵抗F44Bを介して電源電圧VDDの印加端に接続される一方、抵抗F45Bを介して信号SBの印加端に接続されている。スイッチF51Bの第1端は接地端に接続されている。スイッチF51Bの第2端は、抵抗F52Bを介して電源電圧VDDの印加端に接続される一方、信号SBの印加端にも接続されている。
上記構成から成るLED点灯回路F4及び外部スイッチF5において、UV−A波の強度測定時には、スイッチF51Aがオンされて信号SAがローレベルとされ、スイッチF51Bがオフされて信号SBがハイレベルとされる。その結果、トランジスタF42Aがオンとなり、トランジスタF42Bがオフとなるので、発光ダイオードF41Aが点灯され、発光ダイオードF41Bが消灯される。逆に、UV−B波の強度測定時には、スイッチF51Aがオフされて信号SAがハイレベルとされ、スイッチF51Bがオンされて信号SBがローレベルとされる。その結果、トランジスタF42Aがオフとなり、トランジスタF42Bがオンとなるので、発光ダイオードF41Aが消灯され、発光ダイオードF41Bが点灯される。従って、発光ダイオードF41A及びF41Bの点消灯状態を確認することにより、UV−A波が測定されているのかUV−B波が測定されているのかを把握することが可能となる。
図12は、自立型電源装置10の第1構成例を示す図である。自立型電源装置10は、DSC11と、EDLC12と、リミッタ部13と、ディスチャージ用抵抗14と、DC/DCコンバータ15と、起動待機部16と、セレクタ17a〜17cと、を含む。
DSC11は、光エネルギを電気エネルギ(発電電圧Va)に変換してセレクタ17aの第1選択端に出力する光電変換部である。
EDLC12は、セレクタ17aからリミッタ部13を介して入力される充電電圧Vcを用いて充電される蓄電部である。DSC11は受け取る光が弱いと発電電圧Vaが殆どゼロになってしまうこともあるので、充電を進めるために所定値以上の電圧を必要とするリチウムイオン電池やニッケル水素電池ではなく、EDLC12などのキャパシタを蓄電部として用いることが好ましい。また、常時動作しているわけではないがその動作時には瞬間的に大電力を必要とする負荷(無線通信部F8など)への電力供給を行う必要がある蓄電部には、瞬発的な放電を得意とするキャパシタ(特にEDLC12)が好適である。
リミッタ部13は、EDLC12の充電電圧Vcを所定の上限値に制限する回路ブロックであり、pnp型バイポーラトランジスタ131と、キャパシタ132と、ダイオード133及び134と、抵抗135〜138と、サイリスタ139と、を含む。トランジスタ131のエミッタは、EDLC12の第1端(充電電圧Vcの印加端)に接続されている。トランジスタ131のコレクタは、抵抗138を介して接地端に接続されている。トランジスタ131のベースは、抵抗137を介してEDLCの第1端に接続される一方、サイリスタ139のカソードにも接続されている。サイリスタ139のアノードは、接地端に接続されている。サイリスタ139のゲートは、抵抗135を介してEDLC12の第1端に接続される一方、抵抗136を介して接地端にも接続されている。ダイオード133のアノードは、セレクタ17aの共通端に接続されている。ダイオード133のカソードは、EDLC12の第1端に接続されている。キャパシタ132の第1端は、ダイオード133のアノードに接続されている。キャパシタ132の第2端は、接地端に接続されている。ダイオード134のカソードは、EDLC12の第1端に接続されている。ダイオード134のアノードは、接地端に接続されている。
上記構成から成るリミッタ部13において、充電電圧Vcが所定の上限値に達すると、サイリスタ139がオンとなって、トランジスタ131がオンとなり、セレクタ17aの出力端から接地端に至る電流バイパス経路が形成される。このような動作により、EDLC12には、セレクタ17a側からの電流が流れ込まなくなるので、EDLC12の過充電を防止することが可能となる。なお、ダイオード133は、逆流防止素子として機能する。また、ダイオード134は、充電電圧Vcのクランプ素子として機能する。
ディスチャージ用抵抗14は、EDLC12の放電経路として、セレクタ17bの第2選択端と接地端との間に接続されている。
DC/DCコンバータ15は、EDLC12の充電電圧Vcから所定の電源電圧VDDを生成してUVセンサFの各部に供給する昇圧ブロックであり、スイッチング制御IC151と、インダクタ152と、キャパシタ153及び154と、抵抗155及び156とを含む。スイッチング制御IC151の入力端子(VIN)は、セレクタ17bの第1選択端に接続されている。スイッチング制御IC151の出力端子(VOUT)は、電源電圧VDDの印加端に接続されている。スイッチング制御IC151のシャットダウン端子(SHDN)は、起動待機部16に接続されている。スイッチング制御IC151のスイッチ端子(SW)は、インダクタ152を介してセレクタ17bの第1選択端に接続されている。スイッチング制御IC151のグランド端子(GND)は、接地端に接続されている。スイッチング制御IC151の帰還端子(FB)は、抵抗155を介して電源電圧VDDの印加端に接続される一方、抵抗156を介して接地端にも接続されている。スイッチング制御IC151の入力端子(VIN)と接地端との間、及び、スイッチング制御IC151の出力端子(VOUT)と接地端との間には、それぞれ、キャパシタ153及び154が接続されている。
上記構成から成るDC/DCコンバータ15において、スイッチング制御IC151は帰還端子(FB)に入力される帰還電圧(電源電圧VDDの分圧電圧)が所定の目標値と一致するように、内蔵された出力トランジスタをオン/オフさせることにより、EDLC12の充電電圧Vcを昇圧して電源電圧VDDを生成する。このようなDC/DCコンバータ15を設けることにより、DSC11で生成される発電電圧Vaの変動に依らず、UVセンサFの各部に常時一定の電源電圧VDDを供給することが可能となる。
起動待機部16は、電源電圧VDD(延いてはEDLC12の充電電圧Vc)が所定値に達するまでDC/DCコンバータ15の起動を待機させる回路ブロックであり、Pチャネル型MOS電界効果トランジスタ161と、抵抗162〜164と、を含む。トランジスタ161のソースは、電源電圧VDDの印加端に接続されている。トランジスタ161のドレインは、抵抗162を介して接地端に接続される一方、スイッチング制御IC151のシャットダウン端子(SHDN)にも接続されている。トランジスタ161のゲートは、抵抗163を介して電源電圧VDDの印加端に接続される一方、抵抗164を介して接地端にも接続されている。
上記構成から成る起動待機部16において、DC/DCコンバータ15の起動前において、スイッチング制御IC151を介して印加される電源電圧VDD(=EDLC12の充電電圧Vcよりもスイッチング制御IC151に内蔵される整流ダイオード(または、同期整流ダイオードに付随する寄生ダイオード)の順方向効果電圧だけ低い電圧)が所定値よりも低い間は、トランジスタ161のゲート・ソース間に十分な電圧が発生しない。従って、トランジスタ161がオフとなり、スイッチング制御IC151のシャットダウン端子(SHDN)はローレベルとなるので、DC/DCコンバータ15の起動が待機される。一方、電源電圧VDDが所定値に達して、トランジスタ161のゲート・ソース間に十分な電圧が発生すると、トランジスタ161がオンとなり、スイッチング制御IC151のシャットダウン端子(SHDN)がハイレベルとなる。その結果、DC/DCコンバータ15が起動されて、充電電圧V4の昇圧動作が開始される。このような起動待機部16を設けることにより、EDLC12の充電電圧Vcが十分に高くなってから、DC/DCコンバータ15を確実に起動させることが可能となる。
セレクタ17aは、マイコンF1からの指示に基づいて、第1選択端(発電電圧Vaの印加端)と第2選択端(外部電圧Vbの印加端)のいずれを共通端(リミッタ部13の入力端)に接続するかを選択する。なお、セレクタ17aの初期状態では、第1選択端と共通端が接続される。このようなセレクタ17aを設けることにより、発電電圧Vaが小さい場合には外部電圧Vbを用いてEDLC12を充電することができるので、UVセンサFの各部に安定して電力を供給することが可能となる。
セレクタ17bは、マイコンF1からの指示に基づいて、共通端(充電電圧Vcの印加端)を第1選択端(DC/DCコンバータ15の入力端)と第2選択端(ディスチャージ用抵抗14)のいずれに接続するかを選択する。なお、セレクタ17bの初期状態では、第1選択端と共通端が接続される。このようなセレクタ17bを設けることにより、EDLC12に蓄えられた電荷を必要に応じてディスチャージ(リフレッシュ)することが可能となる。
セレクタ17cは、第1選択端(充電電圧Vcの印加端)と第2選択端(発電電圧Vaの印加端)のいずれを共通端(マイコンF1)に出力するかを選択する。なお、セレクタ17cの初期状態では、第1選択端と共通端が接続される。このようなセレクタ17cを設けることにより、マイコンF1で充電電圧Vcと発電電圧Vaのいずれをモニタするかを任意に切り替えることが可能となる。
図13は、UVセンサFのUV測定動作を説明するためのフローチャートであり、本フローの開始時には、予めUVセンサFが測定モードから省電力モードに移行されているものとする。なお、「測定モード」とは、UVセンサFの各部に電力が供給されており、UV測定を行うことが可能な動作モードを指す。一方、「省電力モード」とは、測定モードへの復帰に必要な回路ブロック(マイコンF1、照度センサ回路F3、タイマ回路F6など)以外への電力供給が遮断された動作モードを指す。
まず、ステップS1では、測定開始条件が満足されているか否かの判定が行われる。ステップS1でイエス判定が下された場合には、フローがステップS2に進められて測定モードへの移行が行われる。一方、ステップS1でノー判定が下された場合には、フローがステップS1に戻されて、測定開始条件が満足されているか否かの判定が繰り返される。
なお、上記の測定開始条件を定める上で重要となるのは、UVセンサFの電力浪費を抑えるために、UV測定が必要であるか否かを判定して適切な電源管理を行うことである。
まず、電源管理の基本である電源オン/オフに関しては、光が当たっていなければ電力源として使用できないというDSC11の特性や、光が当たっていなければUV測定を開始する意味がないというUVセンサFの使用目的に鑑み、マイコンF1は、照度センサ回路F3の出力(周囲の明るさ)に応じて測定モードと省電力モードを切り替える構成とすることが考えられる。
具体的には、日の出や日の入りの頃の照度が300ルクス程度、街灯の下が100ルクス程度であるから、周囲の明るさが数百ルクスまで落ちれば、UVセンサFの電源をオンしておく意味は殆どないと考えられる。従って、照度センサ回路F3の出力が所定の閾値(数百ルクス)よりも高いか低いかを上記の測定開始条件として定めれば、UVセンサFの電力浪費を抑えることが可能となる。もちろん、上記の閾値は絶対的なものではなく、個々の状況(周囲の環境や測定すべきUV光の最低量など)に応じて閾値を適宜設定し直すことが可能である。なお、閾値の設定変更については、プログラム書込回路F7からマイコンF1のプログラムを書き換えることによって実施すればよい。
また、マイコンF1は、タイマ回路F6の出力に応じて測定モードと省電力モードを切り替える構成としてもよい。例えば、日本なら5時〜21時は測定モード、21時〜翌5時は省電力モードとすることにより、夜間におけるUVセンサFの電力浪費を抑えることが可能となる。さらに、5時〜21時まで連続測定を行うことが難しい場合には、例えば1時間毎に1回ずつ測定モードに移行してインターバル測定を行い、測定タイミング以外は省電力モードに移行しておくようように、上記の測定開始条件を定めておけばよい(測定時刻設定)。
また、照度センサ回路F3を用いた電源管理と、タイマ回路F6を用いた電源管理を組み合わせることも可能である。例えば、現在時刻が5時〜21時であって、かつ、周囲の明るさが数百ルクス以上(曇りや雨の日を考慮すれば100ルクス程度)であれば、測定モードへの移行を行い、時刻条件と照度条件の少なくとも一方が満たされていなければ、省電力モードへの移行を行う構成(AND判定を行う国政)とすることが考えられる。また、時刻条件と照度条件のいずれか一方でも条件が満たされれば、測定モードへの移行を行い、両方の条件が満たされない場合にのみ、省電力モードへの移行を行う構成(OR判定を行う構成)とすることも可能である。また、時刻条件と照度条件のいずれかに判定の優先度を持たせてもよい。
ステップS2で測定モードへの移行が行われた後、ステップS3では、UVセンサ回路F2によるUV測定が行われ、ステップS4では、UV測定データがマイコンF1のメモリ領域(または図9に不図示のメモリ手段)に蓄積される。そして、ステップS5では、無線通信回路F8を用いてUV測定データが外部送信された後、ステップS6において、省電力モードへの移行が行われ、上記一連のフローが終了される。
なお、UV測定の頻度については、測定の目的や使用者の希望に依存するが、先にも述べたように、例えば1時間毎に1回ずつインターバル測定を行って、各測定値をメモリに蓄積するようにすればよい。その際、メモリには測定時刻や周囲の照度も合わせて記憶しておくことが望ましい。また、周囲が暗い場合には、頻繁にUV測定を行う意味が乏しくなるので、照度センサ回路F3の出力に応じてUV測定の頻度(インターバル間隔)を可変制御することも有意義であると考えられる。具体的には、UV測定のインターバル間隔Tintとして、Tint=1/log(照度)×2.5時間などの設定を行えばよい。
また、データ送信の頻度については、基本的にUV測定毎に行うことが望ましいが、無線通信回路F8は、その動作時に瞬間的ながら非常に大きな電力を消費する。そのため、UV測定データを測定毎に送信する必要がなければ、複数回分(1日分)の測定データをメモリに蓄積しておき、それらの蓄積データをまとめて無線送信することも考えられる。
図14は、自立型電源装置10の第2構成例を示す図である。本構成例の自立型電源装置10は、光電変換部11の発電電圧V1が所定の閾値Vthよりも低いときには、光電変換部11の発電電圧V1を蓄電部12に直接入力し、光電変換部11の発電電圧V1が閾値Vthよりも高いときには、光電変換部11の発電電圧V1から昇圧電圧V2を生成して蓄電部12に入力する電源管理部18を含む。この電源管理部18は、発電電圧V1から所定の昇圧電圧V2を生成するDC/DCコンバータ181と、共通端(発電電圧V1の印加端)を第1選択端(蓄電部12)と第2選択端(DC/DCコンバータ181)のいずれに接続するかを選択するセレクタ182と、を含む。以下では、このような構成に至った経緯(理由)について説明する。
光電変換部11が蓄電部12に常時直結されている場合、蓄電部12の充電電圧は、発電電圧V1までしか上がらないので、発電電圧V1が低いときには蓄電部12の容量Cを十分に活かすことができない、という問題が生じる。一方、光電変換部11からDC/DCコンバータ181を介して蓄電部12を充電する構成であれば、発電電圧V1が低くても、より高い昇圧電圧V2を用いて蓄電部12を充電することができるので、蓄電部12の容量Cを最大限に活用することが可能となる。しかしながら、DC/DCコンバータ181は、当然のことながら発電電圧V1を一部消費しながら昇圧動作を行うため、発電電圧V1があまりに低い場合(DC/DCコンバータ181を正常に動作させることが不可能となる下限入力電圧よりも低い場合)には、せっかく光電変換部11で生成された発電電圧V1が全てDC/DCコンバータ181で消費されてしまい、蓄電部12の充電が進められない、という問題が生じる。
そこで、発電電圧V1の変動に依ることなく、できるだけ蓄電部12に電力を貯めるための電源管理が必要になる。そこで、電源管理部18は、先にも述べたように、光電変換部11の発電電圧V1が所定の閾値Vthよりも低いときには、光電変換部11の発電電圧V1を蓄電部12に直接入力し、光電変換部11の発電電圧V1が閾値Vthよりも高いときには、光電変換部11の発電電圧V1から昇圧電圧V2を生成して蓄電部12に入力する構成とされている。
特に、電源管理部18では、光電変換部11の発電電圧をV1、DC/DCコンバータ181において発電電圧V1から昇圧電圧V2を生成するために必要な消費電力をP(V1)、蓄電部12の容量をC、閾値電圧をVthとしたときに、下記の(1)式が成立するように、閾値電圧Vthが設定されている。
Figure 0005629179
このような構成とすることにより、発電電圧V1に応じて蓄電部12の充電経路を適切に切り替えることができるので、DC/DCコンバータ181での消費電力を考慮しながら、蓄電部12の容量Cを最大限に活用することが可能となる。
なお、セレクタ182は、例えば、そのオンスレッショルド電圧が上記の閾値電圧Vthとなるように設計されたMOSFETを用いて、蓄電部12の充電経路を適宜切り替える構成とすればよい。
また、蓄電部12の充電動作については、測定モードと省電力モードを問わず、常時継続的に行う構成としておくことが望ましいが、光電変換部11での発電量がゼロとなることが確実な状況下(例えば夜間)では、予め蓄電部12の充電動作を停止させておいても構わない。
<その他の変形例>
なお、本発明の構成は、上記実施形態のほか、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えることが可能である。すなわち、上記実施形態は、全ての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきであり、本発明の技術的範囲は、上記実施形態の説明ではなく、特許請求の範囲によって示されるものであり、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内に属する全ての変更が含まれると理解されるべきである。
本発明は、外部からの電力供給や電池の交換/充電を要することなく、自立駆動が可能な光関連機器を実現する上で非常に有用な技術である。
10 自立型電源装置
11 光電変換部(DSCなど)
111、112 透明基板
113 負極電極
114 正極電極
115 色素吸着粒子
116 電解質溶液
117 封止材
12 蓄電部(EDLCなど)
13 リミッタ部
131 pnp型バイポーラトランジスタ
132 キャパシタ
133、134 ダイオード
135〜138 抵抗
139 サイリスタ
14 ディスチャージ用抵抗
15 DC/DCコンバータ
151 スイッチング制御IC
152 インダクタ
153、154 キャパシタ
155、156 抵抗
16 起動待機部
161 Pチャネル型MOS電界効果トランジスタ
162〜164 抵抗
17a、17b、17c セレクタ
18 電源管理部
181 DC/DCコンバータ
182 セレクタ
A 光関連機器
A1 半導体装置
A2 モジュール
A3 主電源装置
A4 電源切換部
B 表示機器
B1 ディスプレイ
C 照明機器
C1 発光部
C2 支持部
D 電子掲示板
D1 筐体部
D2 スキャナ部
D3 プリンタ部
E 体組成計
E1 筐体部
E2 表示部
E3 電極部
F UVセンサ
F1 マイコン
F2 UVセンサ回路
F3 照度センサ回路
F4 LED点灯回路
F41A、F41B 発光ダイオード
F42A、F42B pnp型バイポーラトランジスタ
F43A〜F45A、F43B〜F45B 抵抗
F5 外部スイッチ
F51A、F51B スイッチ
F52A、F52B 抵抗
F6 タイマ回路
F7 プログラム書込回路
F8 無線通信回路
F9 表示部(反射型LCD)
X UV−A波測定部
X1 フォトダイオード
X2 アンプ
X3〜X5 抵抗
X6、X7 キャパシタ
Y UV−B波測定部
Y1 フォトダイオード
Y2 アンプ
Y3〜Y5 抵抗
Y6、Y7 キャパシタ
Z 電源スイッチ部
Z1 Pチャネル型MOS電界効果トランジスタ
Z2、Z3 抵抗

Claims (16)

  1. 光エネルギを電気エネルギに変換する光電変換部と、
    前記光電変換部の出力を用いて充電される蓄電部と、
    前記光電変換部の発電電圧が所定の閾値よりも低いときには前記光電変換部の発電電圧を前記蓄電部に直接入力し、前記光電変換部の発電電圧が前記閾値よりも高いときには前記光電変換部の発電電圧を昇圧してから前記蓄電部に入力する電源管理部と、
    を有し、
    光関連機器を形成する半導体装置やモジュールとは別に、独立したユニットとして前記光関連機器に内蔵または着脱され、前記光関連機器の各部に電力を供給することを特徴とする自立型電源装置。
  2. 前記光電変換部の出力電圧をV、前記発電電圧の昇圧に必要な電力をP(V)、前記蓄電部の容量をC、前記閾値電圧をVthとしたときに、下記の数式が成立するように、前記閾値電圧が設定されていることを特徴とする請求項に記載の自立型電源装置
    Figure 0005629179
  3. 前記蓄電部の充電電圧を所定の上限値に制限するリミッタ部を含むことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の自立型電源装置
  4. 前記蓄電部の充電電圧から一定電圧を生成して前記光関連機器の各部に供給するDC/DCコンバータを含むことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の自立型電源装置
  5. 前記蓄電部の充電電圧が所定値に達するまで前記DC/DCコンバータの起動を待機させる起動待機部を含むことを特徴とする請求項4に記載の自立型電源装置
  6. 前記蓄電部は、電気二重層キャパシタであることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の自立型電源装置。
  7. 前記蓄電部は、可撓性を有することを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載の自立型電源装置。
  8. 前記光電変換部は、可視領域で透光性を有することを特徴とする請求項1〜請求項のいずれか一項に記載の自立型電源装置。
  9. 映像を表示するディスプレイと、
    請求項に記載の自立型電源装置と、
    を有し、
    前記光電変換部が前記ディスプレイの表示面側に設置されており、前記蓄電部が前記ディスプレイの裏面側に設置されていることを特徴とする表示機器。
  10. 発光部と、
    前記発光部を支持すると共にその出力光を反射する支持部と、
    請求項1〜請求項のいずれか一項に記載の自立型電源装置と、
    を有し、
    前記光電変換部と前記蓄電部がいずれも前記支持部の反射面側に設置されていることを特徴とする照明機器。
  11. 機器各部への電力供給を行う主電源装置と、
    請求項1〜請求項のいずれか一項に記載の自立型電源装置と、
    を有し、
    前記主電源装置の動作時には、前記自立型電源装置で発電と蓄電のみを行い、前記主電源装置の非動作時には、前記自立型電源装置から機器各部への電力供給を行うことを特徴とする光関連機器。
  12. 紫外線強度を測定するUVセンサ回路と、
    請求項1〜請求項のいずれか一項に記載の自立型電源装置と、
    を有することを特徴とするUVセンサ。
  13. 測定モードと省電力モードを切り替えるマイコンを有することを特徴とする請求項12に記載のUVセンサ。
  14. 照度を測定する照度センサ回路を有し、
    前記マイコンは、前記照度センサ回路の出力に応じて前記測定モードと前記省電力モードを切り替えることを特徴とする請求項13に記載のUVセンサ。
  15. 現在時刻を計時するタイマ回路を有し、
    前記マイコンは、前記タイマ回路の出力に応じて前記測定モードと前記省電力モードを切り替えることを特徴とする請求項13または請求項14に記載のUVセンサ。
  16. 前記UVセンサ回路の測定値を無線で外部に送信する無線通信回路を有することを特徴とする請求項12〜請求項15のいずれか一項に記載のUVセンサ。
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