JP5625985B2 - 情報処理装置、情報処理システム、及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理システム、及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP5625985B2
JP5625985B2 JP2011030150A JP2011030150A JP5625985B2 JP 5625985 B2 JP5625985 B2 JP 5625985B2 JP 2011030150 A JP2011030150 A JP 2011030150A JP 2011030150 A JP2011030150 A JP 2011030150A JP 5625985 B2 JP5625985 B2 JP 5625985B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
transaction
unit
automatic transaction
total
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2011030150A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012168805A (ja
Inventor
正浩 荻野
正浩 荻野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP2011030150A priority Critical patent/JP5625985B2/ja
Publication of JP2012168805A publication Critical patent/JP2012168805A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5625985B2 publication Critical patent/JP5625985B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理システム、及びプログラムに関する。
金融機関(例えば、銀行やクレジット会社等)の営業店やコンビニエンスストア等に設置されるATM(Automated Teller Machine)は、顧客との間で自動取引を行う他、ディスプレイに各種のキャンペーン情報を表示することができる。従来のATMは、顧客情報(例えば口座情報等)とキャンペーン情報の内容とが対応して記録されたテーブルを記憶する。そして、ATMは、顧客からキャッシュカードカードまたは通帳が挿入された際に、キャッシュカードまたは通帳から顧客情報を読み取り、読み取った顧客情報とテーブルとを対比することで、表示するキャンペーン情報を決定する。
特開2001−109234号公報
しかし、上記のATMは、テーブルに顧客情報が登録されていない顧客に対して、キャンペーン情報を表示することができなかった。また、テーブルは、ATMの運用者によって作成されていたので、顧客情報が増えるに従って、運用者の作業負担が大きくなる。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、顧客に対し、キャンペーン情報等の広告情報を従来よりも確実に通知することができ、かつ、運用者の作業負担を低減することができる情報処理装置、情報処理システム、及びプログラムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、自動取引部による自動取引の状況を判定する判定部と、判定部による判定の結果に基づいて、自動取引を行うユーザに通知する広告情報を決定する制御部と、複数の自動取引部の各々から、自動取引部が行った自動取引に関する取引情報を取得する情報取得部と、情報取得部が一の自動取引部から取得した取引情報を集計した個別集計情報と、情報取得部が複数の自動取引部から取得した取引情報を集計した全体集計情報とを生成する集計部と、を備え、判定部は、個別集計情報と、全体集計情報とに基づいて、一の自動取引部での自動取引の状況を判定し、制御部は、判定部による判定の結果に基づいて、一の自動取引部を用いて自動取引を行うユーザに通知する広告情報を決定することを特徴とする、情報処理装置が提供される。
また、集計部は、情報取得部が一の自動取引部から取得した取引情報を複数の区分に分類し、一の自動取引部で行われた自動取引の区分ごとの件数である第1の個別集計値と、一の自動取引部で行われたすべての自動取引の件数である第2の個別集計値と、第1の個別集計値を第2の個別集計値で除算した値である個別取引割合と、を含む個別集計情報を生成し、複数の自動取引部で行われた自動取引の区分ごとの件数である第1の全体集計値と、複数の自動取引部で行われたすべての自動取引の件数である第2の全体集計値と、第1の全体集計値を第2の全体集計値で除算した値である全体取引割合と、を含む全体集計情報を生成し、判定部は、個別取引割合が全体取引割合より大きくなる区分である特定区分を判定し、制御部は、一の自動取引部を用いて自動取引を行うユーザに通知する広告情報を、特定区分に対応する広告情報に決定するようにしてもよい。
本発明の他の観点によれば、自動取引部と、自動取引部が行った自動取引に関する取引情報を集計することで、個別集計情報を生成する個別集計部と、自動取引部と、個別集計部とを有する複数の情報処理装置から個別集計情報を取得し、当該取得された複数の個別集計情報を集計することで全体集計情報を生成する集計装置から、全体集計情報を取得する情報取得部と、自動取引部による自動取引の状況を判定する判定部と、判定部による判定の結果に基づいて、自動取引を行うユーザに通知する広告情報を決定する制御部と、を備え、判定部は、個別集計部が生成した個別集計情報と、情報取得部が取得した全体集計情報とに基づいて、自動取引部が行った自動取引の状況を判定し、制御部は、判定部による判定の結果に基づいて、自動取引部を用いて自動取引を行うユーザに通知する広告情報を決定することを特徴とする、情報処理装置が提供される。
また、個別集計部は、取引情報を複数の区分に分類し、自動取引部で行われた自動取引の区分ごとの件数である第1の個別集計値と、自動取引部で行われたすべての自動取引の件数である第2の個別集計値と、第1の個別集計値を第2の個別集計値で除算した値である個別取引割合と、を含む個別集計情報を生成し、集計装置は、複数の個別集計情報を集計することで、複数の自動取引部が行った自動取引の区分ごとの件数である第1の全体集計値と、複数の自動取引部が行ったすべての自動取引の件数である第2の全体集計値と、第1の全体集計値を第2の全体集計値で除算した値である全体取引割合と、を含む全体集計情報を生成し、判定部は、個別取引割合が全体取引割合より大きくなる区分である特定区分を判定し、制御部は、一の自動取引部を用いて自動取引を行うユーザに通知する広告情報を、特定区分に対応する広告情報に決定するようにしてもよい。
また、本発明の他の観点によれば、自動取引部による自動取引の状況を判定する判定ステップと、判定ステップによる判定の結果に基づいて、自動取引を行うユーザに通知する広告情報を決定する制御ステップと、複数の自動取引部の各々から、自動取引部が行った自動取引に関する取引情報を取得する情報取得ステップと、情報取得ステップで一の自動取引部から取得された取引情報を集計した個別集計情報と、情報取得ステップで複数の自動取引部から取得された取引情報を集計した全体集計情報とを生成する集計ステップと、を含み、判定ステップでは、個別集計情報と、全体集計情報とに基づいて、一の自動取引部での自動取引の状況を判定し、制御ステップでは、判定ステップによる判定の結果に基づいて、一の自動取引部を用いて自動取引を行うユーザに通知する広告情報を決定することを特徴とする、情報処理方法が提供される。また、本発明の他の観点によれば、複数の自動取引装置と、情報処理装置とを備える情報処理システムであって、情報処理装置は、複数の自動取引装置の各々から、自動取引装置が行った自動取引に関する取引情報を取得する情報取得部と、情報取得部が一の自動取引装置から取得した取引情報を集計した個別集計情報、情報取得部が複数の自動取引装置から取得した取引情報を集計した全体集計情報を生成する集計部と、個別集計情報と、全体集計情報とに基づいて、一の自動取引装置での自動取引の状況を判定する判定部と、判定部による判定の結果に基づいて、一の自動取引装置を用いて自動取引を行うユーザに通知する広告情報を決定する制御部と、を備えることを特徴とする、情報処理システムが提供される。
本発明のさらに他の観点によれば、複数の自動取引装置と、集計装置とを備える情報処理システムであって、自動取引装置は、自動取引を行う自動取引部と、自動取引部が行った自動取引に関する取引情報を集計することで、個別集計情報を生成する個別集計部と、複数の自動取引装置の各々から個別集計情報を取得し、当該取得された複数の個別集計情報を集計することで全体集計情報を生成する集計装置から、全体集計情報を取得する情報取得部と、個別集計部が生成した個別集計情報と、情報取得部が取得した全体集計情報とに基づいて、自動取引部が行った自動取引の状況を判定する判定部と、判定部による判定の結果に基づいて、自動取引部を用いて自動取引を行うユーザに通知する広告情報を決定する制御部と、を備えることを特徴とする、情報処理システムが提供される。
本発明のさらに他の観点によれば、コンピュータに、自動取引部による自動取引の状況を判定する判定機能と、判定機能による判定の結果に基づいて、自動取引を行うユーザに通知する情報を決定する制御機能と、複数の自動取引部の各々から、自動取引部が行った自動取引に関する取引情報を取得する情報取得機能と、情報取得機能が一の自動取引部から取得した取引情報を集計した個別集計情報と、情報取得機能が複数の自動取引部から取得した取引情報を集計した全体集計情報とを生成する集計機能と、を実現させ、判定機能は、個別集計情報と、全体集計情報とに基づいて、一の自動取引部での自動取引の状況を判定し、制御機能は、判定機能による判定の結果に基づいて、一の自動取引部を用いて自動取引を行うユーザに通知する広告情報を決定することを特徴とする、プログラムが提供される。
以上説明したように本発明によれば、情報処理装置は、自動取引の状況を判定し、判定の結果に基づいて、自動取引を行うユーザ(例えば顧客)に通知する広告情報を決定する。したがって、情報処理装置は、情報処理装置の運用者が従来の技術のような設定を行わなくても、顧客に対し、広告情報を通知することができるので、顧客に対し、従来よりも確実に広告情報を通知することができ、かつ、運用者の作業負担を低減することができる。
本発明の第1の実施形態に係る情報処理システムの構成を示すブロック図である。 取引情報テーブルの一例を示す説明図である。 取引集計テーブルの一例を示す説明図である。 ATMとCN−Webサーバとの処理を示すシーケンス図である。 CN−DBサーバによる処理を示すフローチャートである。 第2の実施形態に係る情報処理システムの構成を示すブロック図である。 個別取引集計テーブルの一例を示す説明図である。 全体取引集計テーブルの一例を示す説明図である。 ATMと集計サーバとの処理を示すシーケンス図である。 ATMによる処理を示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
<1.第1の実施形態>
[情報処理システムの構成]
まず、図1を参照して、本発明の第1の実施形態に係る情報処理システム10の構成について説明する。
情報処理システム10は、金融機関の営業店や、コンビニエンスストア等に設置される複数のATM(自動取引部、自動取引装置)11と、ネットワーク12と、CN−Webサーバ13と、CN−DBサーバ(情報処理装置)14とを備える。CN−Webサーバ13及びCN−DBサーバ14は、いずれかの銀行のセンタ等に設置され、当該銀行によって管理される。以下、CN−Webサーバ13及びCN−DBサーバ14を管理する銀行を「第1の銀行」または「自行」とも称し、それ以外の銀行を「第2の銀行」または「他行」とも称する。
ATM11は、CPU、ROM、RAM、取引用媒体(例えば、キャッシュカード、クレジットカード、及び通帳等)の入出口、ディスプレイ、入力装置、通信装置等の各種ハードウェア構成を備え、CPUがROMに記憶されたプログラムを読みだして実行することで、各種の処理を行う。
例えば、ATM11は、顧客との間で自動取引を行い、自動取引の内容に関する取引情報をCN−Webサーバ13に送信し、各種のキャンペーン情報を表示する。
ここで、取引情報には、ATM11を一意に特定するためのATM識別情報と、自動取引が行われた日を示す取引日付情報と、取引内容を示す取引内容情報と、取引金額を示す取引金額情報とが含まれる。ここで、取引内容としては、例えば、第1の銀行内の口座からの出金(自行出金)、第2の銀行内の口座からの出金(他行出金)、クレジットカードを用いた出金(クレジット出金)等が考えられる。即ち、取引内容情報は、具体的な取引内容の他、取引相手も示す情報である。
また、ATM11は、キャンペーン情報として、第1の銀行用のキャンペーン情報と、第2の銀行用のキャンペーン情報と、クレジット用のキャンペーン情報とのうちのいずれかを表示する。第1の銀行用のキャンペーン情報は、例えば、第1の銀行が行っているキャンペーン(例えば、低金利ローンのキャンペーン、金融商品のキャンペーン等)等を示す。第2の銀行用のキャンペーン情報は、例えば、第2の銀行が行っているキャンペーン(例えば、低金利ローンのキャンペーン、金融商品のキャンペーン等)等を示す。クレジット用のキャンペーン情報は、クレジット会社に関する情報、例えば、クレジット会社が行っているキャンペーン(例えば、入会金無料のキャンペーン、ポイントアップのキャンペーン等)等を示す。
このようなATM11としては、従来公知のものを任意に使用することができる。ネットワーク12は、ATM11とCN−Webサーバ13とを接続する。
CN−Webサーバ13は、CPU、ROM、RAM、ハードディスク、通信装置等の各種ハードウェア構成を備え、CPUがROMに記憶されたプログラムを読みだして実行することで、各種の処理を行う。具体的には、CN−Webサーバ13は、第1の通信部131と、制御部132と、記憶部133と、第2の通信部134とを備える。
第1の通信部131は、ATM11から送信された取引情報を受信し、制御部132に出力する。また、第1の通信部131は、制御部132から与えられた各種情報をATM11に送信する。
制御部132は、CN−Webサーバ13内の各構成要素を制御する。制御部132は、第1の通信部131から与えられた取引情報を記憶部133に記憶し、かつ第2の通信部134に出力する。制御部132は、各種のキャンペーン情報を生成し、第1の通信部131に出力する。
記憶部133は、取引情報の他、CN−Webサーバ13の処理に必要な各種情報を記憶する。このような各種情報としては、例えば、キャンペーンの内容が描かれた画像情報が考えられる。
第2の通信部134は、制御部132から与えられた取引情報をCN−DBサーバ141に送信する。また、第2の通信部134は、CN−DBサーバ14から与えられた各種情報を制御部132に出力する。
CN−DBサーバ14は、CPU、ROM、RAM、ハードディスク、通信装置等の各種ハードウェア構成を備え、CPUがROMに記憶されたプログラムを読みだして実行することで、各種の処理を行う。具体的には、CN−DBサーバ14は、通信部(情報取得部)141と、全体情報管理部142と、記憶部146とを備える。
通信部141は、CN−Webサーバ13から送信された取引情報を全体情報管理部142に出力する。また、通信部141は、全体情報管理部142から与えられた各種情報をCN−Webサーバ13に送信する。
全体情報管理部142は、集計部143と、判定部144と、制御部145とを備える。集計部143は、通信部141から与えられた取引情報を、図2に示す取引情報テーブルに蓄積する。取引情報テーブルの各行は、ATM識別情報、取引日付情報、取引内容情報、及び取引金額情報をそれぞれ格納する欄を有する。集計部143は、取引情報を取得する毎に、取引情報テーブルに新しい行を生成し、その行に取引情報を格納する。取引情報テーブルは、記憶部146に記憶される。
また、集計部143は、取引情報テーブル内の取引情報をATM11毎に集計することで、個別集計情報を生成する。具体的には、集計部143は、取引情報テーブルから最新の日付の取引情報を取得し、取得した取引情報をATM11毎に分類し、分類した取引情報毎に以下の処理を行う。
すなわち、集計部143は、自動取引の取引相手に基づいて、取引情報を「自行取引」、「他行取引」、「クレジット取引」のうち、いずれかの自動取引区分に分類する。例えば、集計部143は、第1の銀行内の口座に対する自動取引を「自行取引」に分類し、第2の銀行内の口座に対する取引を「他行取引」に分類し、クレジットカードを用いた取引を「クレジット取引」に分類する。
そして、集計部143は、自動取引の件数を自動取引区分ごとに算出する。すなわち、集計部143は、ATM11の自行取引件数(第1の個別集計値)、他行取引件数(第1の個別集計値)、及びクレジット取引件数(第1の個別集計値)を算出する。ここで、1つの取引情報は1件分の自動取引を示す。さらに、集計部143は、これらの取引件数を総計することで、ATM11が行ったすべての自動取引の件数である第2の個別集計値を算出する。そして、集計部143は、自行取引件数、他行取引件数、及びクレジット取引件数をそれぞれ第2の個別集計値で除算することで、ATM11の自行取引割合、他行取引割合、及びクレジット取引割合を算出する。
そして、集計部143は、ATM11の自行取引件数、自行取引割合、他行取引件数、他行取引割合、クレジット取引件数、及びクレジット取引割合と、ATM識別情報と、取引日付情報とからなる個別集計情報を生成する。そして、集計部143は、図3に示す取引集計テーブルに個別集計情報を格納する。具体的には、集計部143は、取引集計テーブルに、生成された個別集計情報と同じATM識別情報及び取引日付情報を示す個別集計情報が存在するかを判定する。この結果、集計部143は、このような個別集計情報が存在すると判定した場合には、取引集計テーブルに格納された個別集計情報を、生成された個別集計情報で更新する。一方、集計部143は、取引集計テーブルに、生成された個別集計情報と同じATM識別情報及び取引日付情報を示す個別集計情報が存在しないと判定した場合には、取引集計テーブルに新しい行を生成し、この行に、当該生成された個別集計情報を格納する。
さらに、集計部143は、取引集計テーブル内の個別集計情報のうち、最新の日付情報を有するものを集計することで、全体集計情報を生成する。具体的には、集計部143は、各ATM11の自行取引件数、他行取引件数、及びクレジット取引件数のうち、最新の日付情報を有するものを自動取引区分ごとに総計することで、全ATM11の自行取引件数(第1の全体集計値)、他行取引件数(第1の全体集計値)、及びクレジット取引件数(第1の全体集計値)を算出する。さらに、集計部143は、全ATM11の自行取引件数、他行取引件数、及びクレジット取引件数を総計することで、全ATM11が行ったすべての自動取引の件数である第2の全体集計値を算出する。そして、集計部143は、全ATM11の自行取引件数、他行取引件数、及びクレジット取引件数をそれぞれ第2の全体集計値で除算することで、全ATM11の自行取引割合、他行取引割合、及びクレジット取引割合を算出する。
そして、集計部143は、全ATM11の自行取引件数、自行取引割合、他行取引件数、他行取引割合、クレジット取引件数、及びクレジット取引割合と、全ATM11を示すATM識別情報と、取引日付情報とからなる全体集計情報を生成し、取引集計テーブルに格納する。なお、取引集計テーブルに全ATM11及び同じ取引日付情報の全体集計情報がすでに格納されている場合、すでに格納されている全体集計情報を、新たに算出された全体集計情報で更新する。
取引集計テーブルは、全ATM11用の行と、各ATM11用の行を有し、各行は、ATM識別情報、取引日付情報、自行取引件数、自行取引割合、他行取引件数、他行取引割合、クレジット取引件数、クレジット取引割合、及びキャンペーン区分情報をそれぞれ格納する欄を有する。キャンペーン区分情報は、「自行用キャンペーン」、「他行用キャンペーン」、及び「クレジット用キャンペーン」のいずれかである。
判定144は、取引集計テーブルに格納された情報に基づいて、自動取引の状況をATM11毎に判定する。具体的には、判定部144は、個別取引割合が全体取引割合よりも大きくなる自動取引の区分、即ち特定区分をATM11毎に判定する。
制御部145は、判定144による判定の結果に基づいて、ATM11毎にキャンペーンの区分を決定し、取引集計テーブルに格納する。
[ATM11とCN−Webサーバ13との処理]
次に、図4に示すシーケンス図に基づいて、ATM11とCN−Webサーバ13との処理について説明する。
ステップS10において、ATM11は、顧客から取引用媒体が投入された際に、当該取引用媒体から各種の情報を読み取り、当該読み取った情報に基づいて、自動取引を開始する。
ステップS20において、ATM11は、取引情報と、キャンペーン情報を要求する旨のコンテンツリクエスト情報とを生成し、CN−Webサーバ13に送信する。
ステップS30において、CN−Webサーバ13の第1の通信部131は、ATM11から取引情報と、キャンペーン情報を要求する旨のコンテンツリクエスト情報とを受信し、制御部132に出力する。
ステップS40において、制御部132は、取引情報及びコンテンツリクエスト情報を記憶部133に記憶する一方、キャンペーン情報の検索を指示する旨の検索指示情報を生成し、取引情報と共に第2の通信部134に出力する。第2の通信部134は、検索指示情報及び取引情報をCN−DBサーバ14に送信する。
次いで、CN−DBサーバ14の通信部141は、CN−DBサーバ13から検索指示情報及び取引情報を受信し、集計部143に出力する。
集計部143は、通信部141から与えられた取引情報を取引情報テーブルに蓄積する。次いで、ステップS40において、集計部143は、取引情報内のATM識別情報と日付情報とに該当する行を取引集計テーブルから検索し、検索した行からキャンペーン区分情報またはキャンペーン未定情報を取得する。集計部143は、取得した情報を取引情報と共に通信部141に出力する。通信部141は、集計部143から与えられた情報をCN−Webサーバ13に送信する。
ステップS50において、CN−Webサーバ13の第2の通信部134は、CN−DBサーバ14から送信された情報を受信し、制御部132に出力する。制御部132は、第2の通信部134からキャンペーン区分情報及び取引情報が与えられた場合には、キャンペーン区分情報に基づいて、キャンペーン情報を生成する。例えば、制御部132は、キャンペーン区分情報が「自行用キャンペーン」を示す場合、自行用キャンペーン情報を生成する。なお、制御部132は、キャンペーン区分情報が「クレジット用キャンペーン」を示す場合、取引情報に基づいて、取引相手のクレジット会社を特定し、特定されたクレジット会社に応じたクレジット用キャンペーン情報を生成する。制御部132は、生成されたキャンペーン情報を、取引情報と共に第1の通信部131に出力する。
一方、制御部132は、第2の通信部134からキャンペーン未定情報及び取引情報が与えられた場合には、これらの情報を第1の通信部131に出力する。
第1の通信部131は、取引情報に基づいて、キャンペーン情報またはキャンペーン未定情報の送信先であるATM11を特定し、当該特定されたATM11にキャンペーン情報またはキャンペーン未定情報を送信する。
ステップS60において、ATM11は、CN−Webサーバ13から送信されたキャンペーン情報またはキャンペーン未定情報を受信する。
ステップS70において、ATM11は、キャンペーン情報を受信した場合には、当該キャンペーン情報をディスプレイに表示し、キャンペーン未定情報を受信した場合には、ディスプレイには自動取引に応じた画面のみ表示する。
[CN−DBサーバ14による処理]
次に、CN−DBサーバ14による処理を、図5に示すフローチャートにそって説明する。CN−DBサーバ14は、図5に示す処理を、図4に示す処理に並行して定期的(例えば、数時間毎)に行う。
ステップS80において、集計部143は、個別集計情報及び全体集計情報を上述した処理によって生成し、取引集計テーブルに格納する。
ステップS90において、判定部144は、取引集計テーブルの各行のうち、後述するステップS100〜ステップS160の処理を行っていない行を選択し、当該選択した行のATM11について、以下のステップS100〜ステップS160の処理を行う。
ステップS100において、判定部144は、ATM11の自行取引割合が全ATM11の自行取引割合よりも大きいかを判定し、ATM11の自行取引割合が全ATM11の自行取引割合よりも大きいと判定した場合には、ステップS110に進み、ATM11の自行取引割合が全ATM11の自行取引割合以下であると判定した場合には、ステップS120に進む。
ステップS110において、判定部144は、自行取引を特定区分とし、その旨の特定区分情報を制御部145に出力する。制御部145は、特定区分情報に基づいて、キャンペーン区分欄(キャンペーン区分情報が格納される欄)に、「自行用キャンペーン」を示すキャンペーン区分情報を格納する。その後、判定部144は、ステップS170に進む。
ステップS120において、ATM11の他行取引割合が全ATM11の他行取引割合よりも大きいかを判定し、ATM11の他行取引割合が全ATM11の他行取引割合よりも大きいと判定した場合には、ステップS130に進み、ATM11の他行取引割合が全ATM11の他行取引割合以下であると判定した場合には、ステップS140に進む。
ステップS130において、判定部144は、他行取引を特定区分とし、その旨の特定区分情報を制御部145に出力する。制御部145は、特定区分情報に基づいて、キャンペーン区分欄に、「他行用キャンペーン」を示すキャンペーン区分情報を格納する。その後、判定部144は、ステップS170に進む。
ステップS140において、ATM11のクレジット取引割合が全ATM11のクレジット取引割合よりも大きいかを判定し、ATM11のクレジット取引割合が全ATM11のクレジット取引割合よりも大きいと判定した場合には、ステップS150に進み、ATM11のクレジット取引割合が全ATM11のクレジット取引割合以下であると判定した場合には、ステップS160に進む。
ステップS150において、判定部144は、クレジット取引を特定区分とし、その旨の特定区分情報を制御部145に出力する。制御部145は、特定区分情報に基づいて、キャンペーン区分欄に、「クレジット用キャンペーン」を示すキャンペーン区分情報を格納する。その後、判定部144は、ステップS170に進む。
ステップS160において、判定部144は、キャンペーン区分欄に、キャンペーン情報が未決定である旨のキャンペーン未定情報を格納する。
ステップS170において、取引集計テーブルに列挙されたすべてのATM11について、ステップS100〜ステップS160の処理を行ったかを判定し、これらの処理を行ったと判定した場合には、処理を終了し、これらの処理を行っていないと判定した場合には、ステップS90にもどる。
以上により、情報処理システム10は、自動取引の状況を判定し、判定の結果に基づいて、自動取引を行うユーザ(例えば顧客)に通知(表示)するキャンペーン情報を決定する。したがって、情報処理システム10は、例えばCN−Webサーバ13やCN−DBサーバ14の運用者が従来の技術のような設定を行わなくても、顧客に対し、キャンペーン情報を通知することができるので、顧客に対し、従来よりも確実にキャンペーン情報を通知することができ、かつ、運用者の作業負担を低減することができる。
さらに、情報処理システム10は、個別集計情報と、全体集計情報とに基づいて、各ATM11の取引状況を判定するので、各ATM11の取引状況を的確に判定することができる。
さらに、情報処理システム10は、個別取引割合と全体取引割合とを用いて、各ATM11の取引状況を判定するので、各ATM11の取引状況を的確に判定することができる。
<2.第2の実施の形態>
[情報処理システムの構成]
まず、図6を参照して、本発明の第2の実施形態に係る情報処理システム20の構成について説明する。第2の実施の形態は、ATM21側で個別集計情報を生成する点が第1の実施の形態と異なる。
情報処理システム20は、金融機関の営業店や、コンビニエンスストア等に設置される複数のATM(情報処理装置、自動取引装置)21と、ネットワーク22と、集計サーバ(集計装置)23とを備える。集計サーバ23は、いずれかの銀行のセンタ等に設置され、当該銀行によって管理される。以下、集計サーバ23を管理する銀行を「第1の銀行」または「自行」とも称し、それ以外の銀行を「第2の銀行」または「他行」とも称する。
ATM21は、CPU、ROM、RAM、取引用媒体の入出口、ディスプレイ、入力装置、通信装置等の各種ハードウェア構成を備え、CPUがROMに記憶されたプログラムを読みだして実行することで、各種の処理を行う。具体的には、ATM21は、入力部211と、個別情報管理部212と、記憶部217と、表示部218と、通信部(情報取得部)219とを備える。
顧客は、入力部211に各種の情報を入力する。入力部211は、入力された情報を個別情報管理部212に出力する。
個別情報管理部212は、自動取引部213と、個別集計部214と、判定部215と、制御部216とを備える。
自動取引部213は、顧客がATM21に挿入した取引用媒体から各種の情報を読み取り、読み取った情報と、入力部211から与えられた情報とに基づいて、顧客との間で自動取引を行う。一方、自動取引部211は、第1の実施の形態と同様の取引情報を生成する。自動取引部211は、取引情報を記憶部217に記憶させる。
個別集計部214は、記憶部217に記憶された取引情報を集計することで、ATM21の自行取引件数、自行取引割合、他行取引件数、他行取引割合、クレジット取引件数、及びクレジット取引割合を算出する。具体的な算出方法は第1の実施の形態と同様である。
すなわち、個別集計部214は、自動取引の取引相手に基づいて、取引情報を「自行取引」、「他行取引」、「クレジット取引」のうち、いずれかの自動取引区分に分類する。
そして、個別集計部214は、自行取引件数、他行取引件数、及びクレジット取引件数を算出する。さらに、個別集計部214は、これらの取引件数を総計することで、ATM21が行ったすべての自動取引の件数である第2の個別集計値を算出する。そして、個別集計部214は、自行取引件数、他行取引件数、及びクレジット取引件数をそれぞれ第2の個別集計値で除算することで、ATM21の自行取引割合、他行取引割合、及びクレジット取引割合を算出する。
そして、個別集計部214は、ATM21の自行取引件数、自行取引割合、他行取引件数、他行取引割合、クレジット取引件数、及びクレジット取引割合と、ATM識別情報と、取引日付情報とからなる個別集計情報を生成する。そして、個別集計部214は、図7に示す個別取引集計テーブルに個別集計情報を格納する。なお、個別取引集計テーブルに個別集計情報がすでに格納されている場合、すでに格納されている個別集計情報を、新たに算出された個別集計情報で更新する。また、個別集計部214は、個別集計情報を通信部219に出力する。
個別取引集計テーブルは、図3に示す取引集計テーブルとほぼ同様であるが、全ATM21に対する行と、1つのATM21に対する行のみを有する点で、図3に示す取引集計テーブルと異なる。個別取引集計テーブルは、記憶部217に記憶される。
判定部215は、個別取引集計テーブルに格納された情報に基づいて、ATM21の自動取引の状況を判定する。具体的には、判定部215は、個別取引割合が全体取引割合よりも大きくなる自動取引の区分、即ち特定区分を判定する。
制御部216は、ATM21の各構成要素を制御する他、判定部215による判定の結果に基づいて、キャンペーンの区分を決定し、個別取引集計テーブルに格納する。
記憶部217は、取引情報、個別取引集計テーブルの他、ATM21の処理に必要な各種情報を記憶する。このような各種情報としては、例えば、自動取引の進捗に応じた画像情報や、キャンペーンの内容が描かれた画像情報が考えられる。表示部218は、自動取引の進捗に応じた画像情報や、キャンペーン情報を表示する。通信部219は、個別情報管理部212から与えられた個別集計情報を集計サーバ23に出力する。また、通信部219は、集計サーバ23から与えられた全体集計情報を個別取引集計テーブルに格納する。なお、個別取引集計テーブルに全体集計情報がすでに格納されている場合、すでに格納されている全体集計情報を、新たに取得された全体集計情報で更新する。
ネットワーク22は、複数のATM21と、集計サーバ23とを接続する。
集計サーバ23は、通信部231と、全体集計部232と、記憶部233とを備える。通信部231は、各ATM21から与えられた個別集計情報を記憶部233に記憶させる。また、通信部231は、全体集計部232から与えられた全体集計情報を各ATM21に出力する。
全体集計部232は、記憶部233に記憶されたすべての個別集計情報のうち、最新の日付情報を有するものを集計することで、全体集計情報を生成する。具体的には、全体集計部232は、各ATM21の自行取引件数、他行取引件数、及びクレジット取引件数のうち、最新の日付情報を有するものを自動取引区分ごとに総計することで、全ATM21の自行取引件数、他行取引件数、及びクレジット取引件数を算出する。さらに、全体集計部232は、全ATM21の自行取引件数、他行取引件数、及びクレジット取引件数を総計することで、全ATM21が行ったすべての自動取引の件数である第2の全体集計値を算出する。そして、全体集計部232は、全ATM21の自行取引件数、他行取引件数、及びクレジット取引件数をそれぞれ第2の全体集計値で除算することで、全ATM21の自行取引割合、他行取引割合、及びクレジット取引割合を算出する。
そして、全体集計部232は、全ATM21の自行取引件数、自行取引割合、他行取引件数、他行取引割合、クレジット取引件数、及びクレジット取引割合と、全ATM11を示すATM識別情報と、取引日付情報とを全体集計情報として、図8に示す全体取引集計テーブルに格納する。また、全体集計部232は、全体集計情報を通信部231に出力する。なお、全体取引集計テーブルに全体集計情報がすでに格納されている場合、すでに格納されている全体集計情報を、新たに算出された全体集計情報で更新する。
全体取引集計テーブルは、図3に示す取引集計テーブルとほぼ同様であるが、全ATM21の行のみ有する点、及びキャンペーン区分欄が無い点で、図3に示す取引集計テーブルと異なる。全体取引集計テーブルは、記憶部233に記憶される。
記憶部233は、全体集計テーブルや、個別集計情報の他、全体集計部232による処理に必要な各種情報を記憶する。
[ATM21と集計サーバ23との処理]
次に、図9に示すシーケンス図に基づいて、ATM21と集計サーバ23との処理について説明する。
ステップS200において、自動取引部213は、顧客から取引用媒体が投入された際に、当該取引用媒体から各種の情報を読み取り、当該読み取った情報に基づいて、自動取引を開始する。一方、自動取引部211は、取引情報を生成し、記憶部217に記憶させる。
ステップS210において、個別集計部214は、記憶部217に蓄積された取引情報を集計することで、上述した個別集計情報を生成し、個別集計テーブルに格納する。
ステップS220において、個別集計部214は、個別集計情報を通信部219に出力し、通信部219は、個別集計情報を集計サーバ23に送信する。
ステップS230において、集計サーバ23の通信部231は、個別集計情報を受信する。通信部231は、受信した個別集計情報を記憶部233に記憶させるとともに、全体集計部232に出力する。
ステップS240において、全体集計部232は、記憶部233に記憶されたすべての個別集計情報のうち、最新の日付情報を有するものを集計することで、全体集計情報を生成する。ついで、全体集計部232は、生成された全体集計情報を全体取引集計テーブルに格納する。
ステップS250において、全体集計部232は、通信部231から与えられた個別集計情報と、生成された全体集計情報とを通信部231に出力し、通信部231は、全体集計情報を、個別集計情報が示すATM21に送信する。
ステップS260において、ATM21の通信部219は、全体集計情報を受信し、個別取引集計テーブルに格納する。
ステップS270において、判定部215は、個別取引集計テーブルに格納された情報に基づいて、特定区分を判定し、制御部216は、特定区分に基づいて、キャンペーンを決定する。すなわち、制御部216は、個別取引集計テーブルのキャンペーン区分欄に、キャンペーン区分情報またはキャンペーン未定情報を格納する。
ステップS280において、制御部216は、キャンペーン区分欄にキャンペーン区分情報が格納されている場合、第1の実施の形態と同様にして、キャンペーン情報を生成し、表示部218に表示する。一方、制御部216は、キャンペーン区分欄にキャンペーン未定情報が格納されている場合、記憶部217に予め記憶されたキャンペーン情報(このようなキャンペーン情報は、例えば、ATM21が設置された営業店に関する情報である)を表示部216に表示する。
[ステップS270の処理]
次に、ステップS270の処理の詳細について、図10に示すフローチャートに沿って説明する。
ステップS300において、判定部216は、ATM21の自行取引割合が全ATM21の自行取引割合よりも大きいかを判定し、ATM21の自行取引割合が全ATM21の自行取引割合よりも大きいと判定した場合には、ステップS310に進み、ATM21の自行取引割合が全ATM21の自行取引割合以下であると判定した場合には、ステップS320に進む。
ステップS310において、判定部216は、自行取引を特定区分とし、その旨の特定区分情報を制御部216に出力する。制御部216は、特定区分情報に基づいて、キャンペーン区分欄に、「自行用キャンペーン」を示すキャンペーン区分情報を格納する。その後、判定部216は、ステップS270の処理を終了する。
ステップS320において、ATM21の他行取引割合が全ATM21の他行取引割合よりも大きいかを判定し、ATM21の他行取引割合が全ATM21の他行取引割合よりも大きいと判定した場合には、ステップS330に進み、ATM21の他行取引割合が全ATM21の他行取引割合以下であると判定した場合には、ステップS340に進む。
ステップS330において、判定部216は、他行取引を特定区分とし、その旨の特定区分情報を制御部216に出力する。制御部216は、特定区分情報に基づいて、キャンペーン区分欄に、「他行用キャンペーン」を示すキャンペーン区分情報を格納する。その後、判定部216は、ステップS270の処理を終了する。
ステップS340において、ATM21のクレジット取引割合が全ATM21のクレジット取引割合よりも大きいかを判定し、ATM21のクレジット取引割合が全ATM21のクレジット取引割合よりも大きいと判定した場合には、ステップS350に進み、ATM21のクレジット取引割合が全ATM21のクレジット取引割合以下であると判定した場合には、ステップS360に進む。
ステップS350において、判定部216は、クレジット取引を特定区分とし、その旨の特定区分情報を制御部216に出力する。制御部216は、特定区分情報に基づいて、キャンペーン区分欄に、「クレジット用キャンペーン」を示すキャンペーン区分情報を格納する。その後、判定部216は、ステップS270の処理を終了する。
ステップS360において、判定部216は、キャンペーン区分欄にキャンペーン未定情報を格納し、ステップS270の処理を終了する。
以上により、第2の実施の形態では、第1の実施の形態と同様の効果が得られる他、ATM21側で個別集計情報を生成するので、集計サーバ23の処理負荷を低減することができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記実施形態では、各ATM11の取引件数に基づいて取引状況を判定したが、他のパラメータ、例えば取引金額に基づいて取引状況を判定してもよい。この場合、情報処理システム10は、例えば、上述した「自行取引件数」に相当するパラメータとして、第1の銀行宛の自動取引が行われた総額を、ATM11毎及び全ATM11について算出する。
また、上記実施形態では、判定部144は、個別取引割合が全体取引割合よりも大きくなる自動取引の区分、即ち特定区分をATM11毎に判定するようにしたが、全体の取引割合とは無関係に、ATM11毎に個別取引割合が一番大きい特定区分を選択するようにしてもよい。これにより、全体の取引割合を管理する構成を省略しても、ATM11単体で特定区分を選択することが可能となる。
また、上述した第2の実施の形態では、ATM21は、自動取引が行われる毎に集計サーバ23から全体集計情報を取得しているが、所定時間毎に全体集計情報を取得するようにしてもよい。
また、全体集計部232は、ATM21から個別集計情報を取得するごとに、全体集計情報を生成しているが、所定時間毎に全体集計情報を生成するようにしてもよい。
また、情報処理システム10、20は、広告情報としてキャンペーン情報を表示するが、他の広告情報、例えば、特定区分に該当する金融機関が行っているサービス、営業店の所在地等を表示してもよい。
10、20 情報処理システム
11、21 ATM
13 CN−Webサーバ
14 CN−DBサーバ
141 通信部
142 全体情報管理部
143 集計部
144、215 判定部
145、216 制御部
212 個別情報管理部
213 自動取引部
214 個別集計部

Claims (8)

  1. 自動取引部による自動取引の状況を判定する判定部と、
    前記判定部による判定の結果に基づいて、前記自動取引を行うユーザに通知する広告情報を決定する制御部と、
    複数の前記自動取引部の各々から、前記自動取引部が行った自動取引に関する取引情報を取得する情報取得部と、
    前記情報取得部が一の前記自動取引部から取得した取引情報を集計した個別集計情報と、前記情報取得部が複数の前記自動取引部から取得した取引情報を集計した全体集計情報とを生成する集計部と、を備え、
    前記判定部は、前記個別集計情報と、前記全体集計情報とに基づいて、一の前記自動取引部での前記自動取引の状況を判定し、
    前記制御部は、前記判定部による判定の結果に基づいて、一の前記自動取引部を用いて前記自動取引を行うユーザに通知する広告情報を決定することを特徴とする、情報処理装置。
  2. 前記集計部は、前記情報取得部が一の前記自動取引部から取得した取引情報を複数の区分に分類し、一の前記自動取引部で行われた前記自動取引の前記区分ごとの件数である第1の個別集計値と、一の前記自動取引部で行われたすべての前記自動取引の件数である第2の個別集計値と、前記第1の個別集計値を前記第2の個別集計値で除算した値である個別取引割合と、を含む前記個別集計情報を生成し、
    複数の前記自動取引部で行われた前記自動取引の前記区分ごとの件数である第1の全体集計値と、複数の前記自動取引部で行われたすべての前記自動取引の件数である第2の全体集計値と、前記第1の全体集計値を前記第2の全体集計値で除算した値である全体取引割合と、を含む前記全体集計情報を生成し、
    前記判定部は、前記個別取引割合が前記全体取引割合より大きくなる区分である特定区分を判定し、
    前記制御部は、一の前記自動取引部を用いて前記自動取引を行うユーザに通知する広告情報を、前記特定区分に対応する広告情報に決定することを特徴とする、請求項記載の情報処理装置。
  3. 自動取引部と、
    前記自動取引部が行った自動取引に関する取引情報を集計することで、個別集計情報を生成する個別集計部と、
    前記自動取引部と、前記個別集計部とを有する複数の情報処理装置から前記個別集計情報を取得し、当該取得された複数の前記個別集計情報を集計することで全体集計情報を生成する集計装置から、前記全体集計情報を取得する情報取得部と、
    前記自動取引部による自動取引の状況を判定する判定部と、
    前記判定部による判定の結果に基づいて、前記自動取引を行うユーザに通知する広告情報を決定する制御部と、を備え、
    前記判定部は、前記個別集計部が生成した前記個別集計情報と、前記情報取得部が取得した前記全体集計情報とに基づいて、前記自動取引部が行った前記自動取引の状況を判定し、
    前記制御部は、前記判定部による判定の結果に基づいて、前記自動取引部を用いて前記自動取引を行うユーザに通知する広告情報を決定することを特徴とする情報処理装置。
  4. 前記個別集計部は、前記取引情報を複数の区分に分類し、前記自動取引部で行われた前記自動取引の前記区分ごとの件数である第1の個別集計値と、前記自動取引部で行われたすべての前記自動取引の件数である第2の個別集計値と、前記第1の個別集計値を前記第2の個別集計値で除算した値である個別取引割合と、を含む前記個別集計情報を生成し、
    前記集計装置は、複数の前記個別集計情報を集計することで、複数の前記自動取引部が行った前記自動取引の前記区分ごとの件数である第1の全体集計値と、複数の前記自動取引部が行ったすべての前記自動取引の件数である第2の全体集計値と、前記第1の全体集計値を前記第2の全体集計値で除算した値である全体取引割合と、を含む全体集計情報を生成し、
    前記判定部は、前記個別取引割合が前記全体取引割合より大きくなる区分である特定区分を判定し、
    前記制御部は、一の前記自動取引部を用いて前記自動取引を行うユーザに通知する広告情報を、前記特定区分に対応する広告情報に決定することを特徴とする、請求項記載の情報処理装置。
  5. 自動取引部による自動取引の状況を判定する判定ステップと、
    前記判定ステップによる判定の結果に基づいて、前記自動取引を行うユーザに通知する広告情報を決定する制御ステップと、
    複数の前記自動取引部の各々から、前記自動取引部が行った自動取引に関する取引情報を取得する情報取得ステップと、
    前記情報取得ステップで一の前記自動取引部から取得された取引情報を集計した個別集計情報と、前記情報取得ステップで複数の前記自動取引部から取得された取引情報を集計した全体集計情報とを生成する集計ステップと、を含み、
    前記判定ステップでは、前記個別集計情報と、前記全体集計情報とに基づいて、一の前記自動取引部での前記自動取引の状況を判定し、
    前記制御ステップでは、前記判定ステップによる判定の結果に基づいて、一の前記自動取引部を用いて前記自動取引を行うユーザに通知する広告情報を決定することを特徴とする、情報処理方法。
  6. 複数の自動取引装置と、情報処理装置とを備える情報処理システムであって、
    前記情報処理装置は、
    前記複数の自動取引装置の各々から、前記自動取引装置が行った自動取引に関する取引情報を取得する情報取得部と、
    前記情報取得部が一の前記自動取引装置から取得した取引情報を集計した個別集計情報、前記情報取得部が前記複数の自動取引装置から取得した取引情報を集計した全体集計情報を生成する集計部と、
    前記個別集計情報と、前記全体集計情報とに基づいて、一の前記自動取引装置での前記自動取引の状況を判定する判定部と、
    前記判定部による判定の結果に基づいて、一の前記自動取引装置を用いて前記自動取引を行うユーザに通知する広告情報を決定する制御部と、を備えることを特徴とする、情報処理システム。
  7. 複数の自動取引装置と、集計装置とを備える情報処理システムであって、
    前記自動取引装置は、
    自動取引を行う自動取引部と、
    前記自動取引部が行った自動取引に関する取引情報を集計することで、個別集計情報を生成する個別集計部と、
    複数の前記自動取引装置の各々から前記個別集計情報を取得し、当該取得された複数の前記個別集計情報を集計することで全体集計情報を生成する前記集計装置から、前記全体集計情報を取得する情報取得部と、
    前記個別集計部が生成した前記個別集計情報と、前記情報取得部が取得した前記全体集計情報とに基づいて、前記自動取引部が行った前記自動取引の状況を判定する判定部と、
    前記判定部による判定の結果に基づいて、前記自動取引部を用いて前記自動取引を行うユーザに通知する広告情報を決定する制御部と、を備えることを特徴とする、情報処理システム。
  8. コンピュータに、
    自動取引部による自動取引の状況を判定する判定機能と、
    前記判定機能による判定の結果に基づいて、前記自動取引を行うユーザに通知する情報を決定する制御機能と、
    複数の前記自動取引部の各々から、前記自動取引部が行った自動取引に関する取引情報を取得する情報取得機能と、
    前記情報取得機能が一の前記自動取引部から取得した取引情報を集計した個別集計情報と、前記情報取得機能が複数の前記自動取引部から取得した取引情報を集計した全体集計情報とを生成する集計機能と、を実現させ、
    前記判定機能は、前記個別集計情報と、前記全体集計情報とに基づいて、一の前記自動取引部での前記自動取引の状況を判定し、
    前記制御機能は、前記判定機能による判定の結果に基づいて、一の前記自動取引部を用いて前記自動取引を行うユーザに通知する広告情報を決定することを特徴とする、プログラム。
JP2011030150A 2011-02-15 2011-02-15 情報処理装置、情報処理システム、及びプログラム Active JP5625985B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011030150A JP5625985B2 (ja) 2011-02-15 2011-02-15 情報処理装置、情報処理システム、及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011030150A JP5625985B2 (ja) 2011-02-15 2011-02-15 情報処理装置、情報処理システム、及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012168805A JP2012168805A (ja) 2012-09-06
JP5625985B2 true JP5625985B2 (ja) 2014-11-19

Family

ID=46972887

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011030150A Active JP5625985B2 (ja) 2011-02-15 2011-02-15 情報処理装置、情報処理システム、及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5625985B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016212704A (ja) 2015-05-11 2016-12-15 富士通株式会社 情報提供システムおよび情報提供方法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09102080A (ja) * 1995-10-04 1997-04-15 Hitachi Ltd 自動取引装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012168805A (ja) 2012-09-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN110086666B (zh) 一种告警方法、装置及系统
CN111401777B (zh) 企业风险的评估方法、装置、终端设备及存储介质
KR102125119B1 (ko) 데이터 핸들링 방법 및 장치
US7783694B2 (en) Identification of relevant metrics
CA2827343A1 (en) System and method for presenting big data through a web-based browser enabled user interface
JP6049799B2 (ja) 経営支援プログラム
JP2016099915A (ja) 与信審査用サーバと与信審査用システム及び与信審査用プログラム
CN110675216A (zh) 一种账单数据生成方法及装置
CN102496126A (zh) 一种托管资产交易数据监控设备
CN113610521A (zh) 用于检测行为数据的异常的方法和设备
JP5901094B1 (ja) 投資シミュレーション装置および方法
JP5625985B2 (ja) 情報処理装置、情報処理システム、及びプログラム
WO2015137879A1 (en) Method and apparatus for algorithmic control of the acceptance of orders by an e-commerce enterprise
KR20130085062A (ko) 리스크 관리 장치
JP2020149443A (ja) 推計装置、推計方法およびプログラム
JP6690298B2 (ja) 情報処理装置、情報処理システム、及びプログラム
CN115731026A (zh) 一种客户运营策略生成方法、装置及电子设备
CN113421014A (zh) 一种目标企业确定方法、装置、设备和存储介质
CN111199453A (zh) 一种产品信息的推送方法、电子设备及存储介质
JP6680500B2 (ja) 資金管理支援装置及び資金管理の支援方法
JP6370731B2 (ja) 入出金システム
JP6054835B2 (ja) 特典付与装置、特典付与方法及び特典付与システム
CN116644372B (zh) 一种账户类型的确定方法、装置、电子设备及存储介质
JP5578689B1 (ja) ベリファイ入力におけるデータ入力システム及びデータ入力方法
KR20110055225A (ko) 은행의 온라인 거래정보 관리방법 및 시스템

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130815

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140618

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140624

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140812

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140902

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140915

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5625985

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150